JP2024006103A - 光源装置及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024006103000001
【課題】組み立ての際に防塵性を保つことが可能な光源装置及び表示装置を提供する。
【解決手段】所定の波長の励起光を照射する光源と、前記光源から照射された前記励起光の前記所定の波長を異なる波長に変換する発熱体と、前記発熱体が取り付けられた基板と、前記基板を回転可能にするモーターと、前記モーターを保持するブラケットと、前記光源と、前記発熱体と、前記基板と、前記モーターと、前記ブラケットと、を収容するとともに、開口部が設けられた筐体と、前記発熱体を冷却する冷却部材と、を備え、前記冷却部材は、前記筐体の内部と外部を繋ぐ前記開口部を塞ぎ、前記ブラケットは、前記冷却部材に接続される。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源装置及び表示装置に関する。
従来、密閉された筐体の内部に励起光を照射する光源装置と、励起光の照射によって蛍光を発する蛍光体と、を備える表示装置が広く知られている。このような表示装置の筐体内部の温度は、密閉されているため下がり難い。
光源装置から照射される光の照度は、蛍光体から発せられる蛍光の光量に依存する。蛍光体は、光源装置から照射される光によって発熱する。蛍光体が発熱すると、当該蛍光体の発熱効率は低下する。そのため、密閉された筐体の内部に収容されている蛍光体の発熱を抑制する必要がある。
特許文献1には、筐体内部に収容されたファン及び熱交換器と、筐体外部に設けられ、熱交換器と接続している冷却部、ファン及びヒートシンクによって蛍光体の発熱を抑制する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術を用いる場合では、表示装置の筐体の内部と外部とを繋ぐ開口部から塵が混入する恐れがある。そのため、従来の表示装置では、開口部が設けられた筐体の防塵性を保ちながら組み立てることは困難という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組み立ての際に防塵性を保つことが可能な光源装置及び表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定の波長の励起光を照射する光源と、前記光源から照射された前記励起光の前記所定の波長を異なる波長に変換する発熱体と、前記発熱体が取り付けられた基板と、前記基板を回転可能にするモーターと、前記モーターを保持するブラケットと、前記光源と、前記発熱体と、前記基板と、前記モーターと、前記ブラケットと、を収容するとともに、開口部が設けられた筐体と、前記発熱体を冷却する冷却部材と、を備え、前記冷却部材は、前記筐体の内部と外部を繋ぐ前記開口部を塞ぎ、前記ブラケットは、前記冷却部材に接続される。
本発明によれば、組み立ての際に防塵性を保つことができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る表示装置の内部構成図である。 図2は、本実施形態に係る表示装置のA-A断面図である。 図3は、第1実施形態に係る光源装置の一部の拡大図である。 図4は、第2実施形態に係る光源装置の一部の拡大図である。 図5は、第3実施形態に係る光源装置の一部の拡大図である。 図6は、第1実施形態に係る光源装置の変形例1の一部の拡大図である。 図7は、第1実施形態に係る光源装置の変形例2の一部の拡大図である。
以下、実施形態に係る光源装置及び表示装置を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
また、以下に開示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態に係る表示装置100の内部構造図である。図2は、本実施形態に係る表示装置100のA-A断面図である。図1、2に示すように、本実施形態に係る表示装置100は、第1発光体141aと、第2発光体141bと、第1受光体142aと、第2受光体142bと、第1放熱部103と、第2放熱部104と、第3放熱部105と、吸排気口106と、外装120と、を備える。なお、以下において、第1発光体141a及び第2発光体141bを区別せずに表現する場合には、発光体141と表記する。また、以下において、第1受光体142a及び第2受光体142bを区別せずに表現する場には、受光体142と表現する。
なお、これらの構成部品のうち、容器110に取り付けられている構成部品(すなわち、発光体141、受光体142、第1放熱部103、および第2放熱部104)は、光源装置200を構成する。また、容器110は、筐体の一例であり、発光体141は、光源の一例である。
容器110は、外装120の内部に設けられており、発光体141及び受光体142、並びに光学レンズ161、ミラー162等の光学部品を内部に収容する部材である。なお、以下の図において、一部の光学部品の図示を省略し、又は形状を簡略化する場合がある。
容器110は、直方体形状(すなわち、六面体)を有しており、いずれも平面視にて矩形状の、第1面111、第2面112、第3面113、第4面114、第5面115、第6面116を有して構成されている。
第4面114および第5面115は、互いに対向している。第1面111、第2面112、第3面113、および第6面116は、第4面114および第5面115の四辺に沿って設けられており、第4面114および第5面115に対して垂直である。第1面111および第6面116は、互いに対向している。第2面112および第3面113は、互いに対向している。
容器110は、例えば、熱伝導性の高い金属素材が用いられて形成される。これにより、容器110は、発光体141および受光体142の熱を容器110表面からも放熱することが可能となり、容器110の放熱効率を高めることができる。
なお、容器110は、直方体形状に限らず、少なくとも、第1面111と、第1面111に略直交する第2面112と、第1面111に略直交し、かつ第2面112と対向する第3面113と、を有するものであれば、その他の形状を有してもよい。例えば、容器110は、全体的に略直方体形状であるが、直方体形状の一部が改変された形状であってもよい。
例えば、容器110は、直方体の一つの角が取られた状態の五角柱形状、容器110より大きい受光体142を覆うように一部(第4面114、第5面115等)が突出した形状等であっても良い。
発光体141は、容器110の内部に設けられており、光を射出する際に発熱する部材である。発光体141は、所定の波長の励起光を照射する。発光体141としては、例えば、レーザー光源(LD)、LED等の固体光源が挙げられる。一般的に光源には許容温度上限が設定されており、その温度以下に冷却することが必要である。また、温度が高いほど光利用効率(消費電力のうち光出力として使われるエネルギーの割合)が下がる特性を持っている。
受光体142は、容器110の内部に設けられており、光が当たることで発熱する部材である。受光体142としては、例えば、蛍光体、カラーフィルタ等が挙げられる。受光体142は、例えば、ベース部材に、光変換、波長フィルタ等の機能を備えて構成される。この場合、ベース部材は、回転体であってもよく、静止部材であってもよい。また、ベース部材は、光透過部材であってもよく、反射部材であってもよい。
本実施形態では、図1、2に示すように、第1受光体142aは、容器110の第1面111に設けられており、第2受光体142bは、容器110の第3面113に設けられている。
第1放熱部103は、容器110の外側に設けられており、主に第2発光体141bおよび第1受光体142aの熱を放熱する部材である。第1放熱部103は、受熱板103A、熱輸送部品103B、および放熱部103Cを有する。
受熱板103Aは、第2発光体141bおよび第1受光体142aの熱を受熱する。熱輸送部品103Bは、第2発光体141bおよび第1受光体142aの熱を、受熱板103Aから放熱部103Cに伝熱する。
熱輸送部品103Bとしては、例えば、ヒートパイプが用いられる。放熱部103Cは、第2発光体141bおよび第1受光体142aの熱を放熱する。本実施形態では、放熱部103Cとして、伝熱面積拡大のため、フィン形状のヒートシンクを用いているが、これに限らない。
第1放熱部103は、熱輸送部品103Bを有することより、熱伝導のみのヒートシンクを使った場合に比べて熱抵抗を下げることができ、冷却効率を高めることが可能となる。なお、第1放熱部103の各構成部品間は、熱伝導率が空気よりも大きい部材(例えば、熱伝導グリース、熱伝導シート、金属ろう付け等)で接続されていることが好ましい。
本実施形態では、表示装置100は、2つの第1放熱部103(103-1,103-2)を備える。また、本実施形態では、図1に示すように、2つの第1放熱部103の各々の受熱板103Aが、容器110の第1面111に設けられている。
第2放熱部104は、容器110の外側に設けられており、主に第1発光体141aおよび第2受光体142bの熱を放熱する部材である。本実施形態では、第2放熱部104として、伝熱面積拡大のため、フィン形状のヒートシンクを用いているが、これに限らない。なお、フィン形状とは、少なくとも凹凸を有するものであればよく、プレートフィン、ピンフィン、コルゲートフィン等を含む。
本実施形態では、図1、2に示すように、1つの第2放熱部104-1が、容器110の第2面112に設けられており、他の1つの第2放熱部104-2が、容器110の第3面113に設けられている。
これにより、本実施形態では、受光発熱部102を、容器110の第2面112および容器110の第3面113を介して、第2放熱部104に熱的に接続することができるため、第1発光体141aおよび第2受光体142bの熱を熱伝導のみの熱経路によって第2放熱部104から効率的に放熱できる。
第3放熱部105は、画像形成パネル165の裏側において、画像形成パネル165と熱的に接続されて設けられており、主に画像形成パネル165の熱を放熱する。第3放熱部105としては、例えば、ヒートシンク、ヒートパイプモジュール、液冷、ペルチェ素子等が挙げられる。
吸排気口106は、表示装置100の外装120の内側に外気を取り込み、その外気に第1放熱部103や第2放熱部104からの熱を伝熱させ、高温になった外気を外装120の外部へ排出することで、外装120内の熱を放熱する役割を担う。吸排気口106は、二か所以上設けられていることが好ましい。
本実施形態では、図1に示すように、外装120の一方の面に吸排気口106-2が設けられており、外装120の一方の面の反対側に位置する他方の面に、吸排気口106-1が設けられている。また、各吸排気口106には、気流発生装置106Aが設けられている。
図3は、第1実施形態に係る光源装置200の一部の拡大図である。図3に示すように、光源装置200は、波長変換素子210と、基板211と、モーター212と、ブラケット213と、受熱板214と、弾性部材215と、複数の熱伝導部材216と、段付きネジ217と、バネ218と、を備える。なお、波長変換素子210は、発熱体の一例であり、受熱板214は、冷却部材の一例である。また、段付きネジ217は、ネジの一例であり、冷却孔219は、開口部の一例である。
光源装置200の容器110は、第1発光体141aと、第2発光体141bと、波長変換素子210と、基板211と、モーター212と、ブラケット213と、を収容している。さらに、容器110には、冷却孔219が設けられている。
波長変換素子210は、発光体141から照射された励起光の所定の波長を異なる波長に変換する部品である。波長変換素子210は、受光体142の一部であり、基板211に塗布又は取り付けられている。言い換えると、受光体142は、波長変換素子210と基板211により構成される。基板211は、例えば、蛍光体ホイールのような円板状である。しかし、基板211の形状は、円板状には限らない。
モーター212は、熱伝導部材216を介してブラケット213に保持されるとともに、基板211を取り付けている。これにより、モーター212は、基板211を回転可能にする。ブラケット213は、容器110にネジ等で固定されるとともに、複数の熱伝導部材216を取り付けている。さらに、ブラケット213は、熱伝導部材216を介してモーター212を保持する。
受熱板214は、例えば、熱伝導性の高い金属素材で形成されている。受熱板214は、容器110の外部から当該容器110に開口している冷却孔219を通し、熱伝導部材216を介してブラケット213に接触している。言い換えると、ブラケット213は、冷却孔219を挿通する受熱板214に接続される。また、受熱板214には第2放熱部104-2が取り付けられている。これにより、受熱板214は、波長変換素子210及び基板211の熱を、ブラケット213を介して冷却できる。
弾性部材215は、例えば、合成樹脂等の弾性変形可能な素材で形成されている。弾性部材215は、容器110と受熱板214との間に位置するとともに、冷却孔219を囲んでいる。
複数の熱伝導部材216は、例えば、熱伝導性の高い金属素材で形成されている。各熱伝導部材216は、モーター212とブラケット213との間及びブラケット213と受熱板214との間に位置している。
段付きネジ217は、容器110の外部から受熱板214の一部と、弾性部材215と、容器110の一部と、を貫通して、容器110の内部に向かって延びている。すなわち、段付きネジ217は、容器110に受熱板214及び弾性部材215を固定している。バネ218は、段付きネジ217に巻き付いている。
冷却孔219は、容器110の側面に開口して容器110の外部と内部とを繋ぐ孔である。冷却孔219が開口する位置は、容器110の外部から受熱板214がブラケット213に接触可能な位置である。また、冷却孔219のサイズは、受熱板214の一部が通過可能な大きさである。なお、本実施形態では、冷却孔219は容器110の側面に開口している。しかし、冷却孔219が開口する位置は、光源装置200の各部品の配置に応じて適宜変更しても良い。
以上のように構成された本実施形態に係る表示装置100における光の経路を説明する。なお、ここでは一例として、発光体141に青色レーザー光源を用いた場合を説明する。
図1に示すように、例えば、第1発光体141aおよび第2発光体141bから出射された青色のレーザー光は、光学レンズ161a、161bによって集光される。光学レンズ161a、161bによって集光された光は、ミラー162に入射する。
ミラー162は、青色の波長を有する光を反射させ、緑色の波長よりも長い波長の光を透過させる。ミラー162によって反射された光は、光学レンズ161c、161dによって集光され、モーター212によって回転している基板211に塗布又は取り付けられている波長変換素子210に照射される。
青色のレーザー光によって励起された波長変換素子210は、黄色の蛍光を放射する。表示装置100は、第1発光体141aと第1受光体142aによる光路と、第2発光体141bと第2受光体142bによる光路と、を有している。この二組の光路によって生成された二つの蛍光は、合成プリズム163で合成され、ライトトンネル164に入射する。
ライトトンネル164に入射した光は、ライトトンネル164の内面で複数回反射することで、ライトトンネル164の出射部における光の照度分布が均一化される。ライトトンネル164から出射された光は、画像形成パネル165に入射する。これにより、画像形成パネル165によって画像が形成され、投射系166から当該画像が投影される。
次に、本実施形態に係る表示装置100における気流流路を説明する。
本実施形態に係る表示装置100において、例えば、吸排気口106-1から吸気し吸排気口106-2で排気する場合、一方の吸排気口106-1から気流発生装置106Aによって吸気された空気は、電子基板107、投射系166、第2放熱部104-1、第1放熱部103-1の順に冷却し、気流発生装置106Aによって一方の吸排気口106-2から排気される。
対して、他方の吸排気口106-1から気流発生装置106Aによって吸気された空気は、電子基板107、第3放熱部105、第2放熱部104-2、第1放熱部103-2の順に冷却し、気流発生装置106Aによって他方の吸排気口106-2から排気される。
なお、表示装置100は、吸排気口106-2から吸気して、吸排気口106-1から排気するように構成されても良い。この場合、表示装置100における気流流路は、上記した気流流路と逆向きになる。
次に、本実施形態に係る表示装置100における波長変換素子210が冷却される動作を説明する。
上記一連の動作のうち、ミラー162によって反射された光が第1受光体142a及び第2受光体142bに照射され発熱することで、光源装置200の容器110内部の温度は、上昇する。
図3に示すように、モーター212とブラケット213との間及びブラケット213と受熱板214との間に位置する熱伝導部材216は、発熱する受光体142の熱を、ブラケット213を介して受熱板214まで伝達させる。受熱板214の一部は、冷却孔219を通して容器110外部に露出するとともに、第2放熱部104-2が取り付けられている。これにより、光源装置200では、容器110内部に収容された各部品の接触熱抵抗が低減され、冷却効率が向上する。
また、冷却孔219の周囲は、弾性部材215により囲まれている。さらに、受熱板214の一部は、段付きネジ217によって冷却孔219を塞ぐとともに容器110に接続している。すなわち、容器110は、受熱板214と、弾性部材215と、段付きネジ217と、によって密閉されている。
例えば、表示装置100及び光源装置200を組み立てる際、作業者は、受熱板214を冷却孔219に通して、容器110に固定されているブラケット213と接触させ、段付きネジ217で固定する。
このような構成によれば、作業者は、冷却孔219を受熱板214で塞ぎながら表示装置100及び光源装置200を組み立てることができる。これにより、受熱板214は、表示装置100及び光源装置200の組み立ての際に冷却孔219から塵が混入することを抑制できる。従って、本実施形態の表示装置100及び光源装置200は、組み立ての際に防塵性を保つことが可能になる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、波長変換素子210が板バネ220によってブラケット213に保持されている点が、第1実施形態と異なるものとなっている。以下、第2実施形態の説明では、第1実施形態と同一部分の説明については省略し、第1実施形態と異なる箇所について説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る光源装置200Aの一部の拡大図である。第1実施形態では、波長変換素子210は、基板211に塗布されており、ブラケット213には基板211を回転させるモーター212が保持されていた。
図4に示すように、第2実施形態に係る光源装置200Aでは、波長変換素子210は、板バネ220によってブラケット213に押し付けられている。言い換えると、ブラケット213は、板バネ220によって波長変換素子210を保持している。さらに、熱伝導部材216は、波長変換素子210とブラケット213との間に位置する。このような構成によれば、例えば、受光体142が回転体ではなく、静止部材の場合であっても上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、ブラケット213の一部に孔部221が設けられている点が、第2実施形態と異なるものとなっている。以下、第3実施形態の説明では、第1及び第2実施形態と同一部分の説明については省略し、第1及び第2実施形態と異なる箇所について説明する。
図5は、第3実施形態に係る光源装置200Bの一部の拡大図である。第2実施形態では、波長変換素子210は、熱伝導部材216を介して板バネ220によってブラケット213に保持されていた。図5に示すように、第3実施形態に係る光源装置200Bでは、ブラケット213に孔部221が設けられている。孔部221のサイズは、受熱板214及び熱伝導部材216の一部が挿通可能であるとともに、波長変換素子210より小さいサイズである。
波長変換素子210は、冷却孔219及び孔部221を挿通する受熱板214に接続される。ブラケット213は、板バネ220と、冷却孔219及び孔部221を挿通する受熱板214と、によって波長変換素子210を保持している。熱伝導部材216は、孔部221内に位置するとともに、波長変換素子210と受熱板214との間に位置する。
このような構成によれば、受熱板214を熱伝導部材216を介してブラケット213に接触させずとも、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに、第3実施形態に係る光源装置200Bは、第1及び第2実施形態に係る光源装置200、200Aに比べ、ブラケット213及び受熱板214の体積が減少するため、重量の軽量化に繋がる。
(第1実施形態の変形例1)
第1実施形態では、段付きネジ217によって受熱板214を容器110に固定したが、受熱板214を容器110に固定する部品は、これに限らない。図6は、第1実施形態に係る光源装置200の変形例1の一部の拡大図である。
図6に示すように、ネジ217Aは、容器110の外部から受熱板214の一部と、弾性部材215と、容器110の一部と、を貫通して、容器110の内部に向かって延びている。すなわち、ネジ217Aは、容器110に受熱板214及び弾性部材215を固定している。これにより、容器110は、ネジ217Aによっても密閉可能になる。なお、ネジ217Aは、ネジの一例である。また、本変形例1の構成は、上記第2及び第3実施形態にも適用可能である。
(第1実施形態の変形例2)
第1実施形態の変形例1では、ネジ217Aを容器110の外部から受熱板214の一部と、弾性部材215と、容器110の一部と、を貫通させることによって受熱板214を容器110に固定したが、ネジ217Aの配置位置は、これに限らない。図7は、第1実施形態に係る光源装置200の変形例2の一部の拡大図である。
図7に示すように、ネジ217Aは、容器110の外部から受熱板214の一部と、熱伝導部材216と、ブラケット213の一部と、を貫通して、容器110の内部に向かって延びている。すなわち、ネジ217Aは、容器110にブラケット213、受熱板214及び弾性部材215を固定している。これにより、容器110は、ネジ217Aによってブラケット213と受熱板214を固定することでも密閉可能になる。なお、本変形例2の構成は、上記第2実施形態にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
100 表示装置
110 容器(筐体)
141a 第1発光体(光源)
141b 第2発光体(光源)
200、200A、200B 光源装置
210 波長変換素子(発熱体)
211 基板
212 モーター
213 ブラケット
214 受熱板(冷却部材)
215 弾性部材
216 熱伝導部材
217 段付きネジ(ネジ)
217A ネジ
219 冷却孔(開口部)
221 孔部
特開2019-70847号公報

Claims (11)

  1. 所定の波長の励起光を照射する光源と、
    前記光源から照射された前記励起光の前記所定の波長を異なる波長に変換する発熱体と、
    前記発熱体が取り付けられた基板と、
    前記基板を回転可能にするモーターと、
    前記モーターを保持するブラケットと、
    前記光源と、前記発熱体と、前記基板と、前記モーターと、前記ブラケットと、を収容するとともに、開口部が設けられた筐体と、
    前記発熱体を冷却する冷却部材と、
    を備え、
    前記冷却部材は、前記筐体の内部と外部を繋ぐ前記開口部を塞ぎ、
    前記ブラケットは、前記冷却部材に接続される、
    光源装置。
  2. 所定の波長の励起光を照射する光源と、
    前記光源から照射された前記励起光の前記所定の波長を異なる波長に変換する発熱体と、
    前記発熱体を保持するブラケットと、
    前記光源と、前記発熱体と、前記ブラケットと、を収容するとともに、開口部が設けられた筐体と、
    前記発熱体を冷却する冷却部材と、
    を備え、
    前記冷却部材は、前記筐体の内部と外部を繋ぐ前記開口部を塞ぎ、
    前記ブラケットは、前記冷却部材に接続される、
    光源装置。
  3. 所定の波長の励起光を照射する光源と、
    前記光源から照射された前記励起光の前記所定の波長を異なる波長に変換する発熱体と、
    前記発熱体を保持するとともに、孔部が設けられたブラケットと、
    前記光源と、前記発熱体と、前記ブラケットと、を収容するとともに、開口部が設けられた筐体と、
    前記発熱体を冷却する冷却部材と、
    を備え、
    前記冷却部材は、前記筐体の内部と外部を繋ぐ前記開口部を塞ぎ、
    前記発熱体は、前記冷却部材に接続される、
    光源装置。
  4. 前記筐体と前記冷却部材との間に位置する弾性部材をさらに備え、
    前記ブラケットと前記冷却部材とは、ネジで固定されている、
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  5. 前記筐体と前記冷却部材との間に位置する弾性部材をさらに備え、
    前記筐体と前記冷却部材とは、ネジで固定されている、
    請求項1~3のうちいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記ネジは、前記筐体と、前記弾性部材と、前記冷却部材と、を貫通して固定する、
    請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記ブラケットと前記冷却部材との間に位置する熱伝導部材をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  8. 前記モーターと前記ブラケットとの間に位置する熱伝導部材をさらに備える、
    請求項1に記載の光源装置。
  9. 前記発熱体と前記ブラケットとの間に位置する熱伝導部材をさらに備える、
    請求項2に記載の光源装置。
  10. 前記発熱体と前記冷却部材との間に位置する熱伝導部材をさらに備える、
    請求項3に記載の光源装置。
  11. 請求項1~3のうちいずれか1項に記載の光源装置を備える、
    表示装置。
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