JP2024005500A - 外用組成物 - Google Patents

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希 恒松
Nozomi Tsunematsu
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Abstract

【課題】本発明は、一層高い美白効果を有する外用組成物を提供することを目的とする。【解決手段】(A)アスコルビン酸及び/又はその誘導体、並びに(B)セージの抽出物を含む外用組成物は、メラニン生成抑制効果を格段に向上させることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、美白効果が向上した外用組成物に関する。
皮膚のシミ、そばかす、くすみ、黒ずみ、肝斑、老人性色素斑等の色素沈着は、紫外線曝露、ホルモンの異常や物理的な刺激等が原因となってメラニンが過剰に形成され、これが皮膚内に沈着することによって生じることが分かっている。このような皮膚の色素沈着は、特に女性にとって美容上の大きな悩みとなっている。
従来、アスコルビン酸及びその誘導体等の、メラニン生成を抑制及び/又は生成メラニンを希釈化する成分は、いわゆる美白成分として知られており、皮膚の色素沈着抑制効果を得ることを目的として美白用の外用組成物に広く使用されている。
一方、植物由来の素材の香粧学的効果に関する研究の中で、様々な植物由来の素材について美白効果が報告されている。このような素材としては、チンピ抽出物(非特許文献1)、ボタン抽出物(特許文献1)、ホオノキ属の樹皮の有機溶媒による抽出物(特許文献2)、プルーンの酵素分解抽出物(特許文献3)等が挙げられる。
特開平11-228339号公報 特開平04-082814号公報 特開2006-347926号公報
"タチバナ果皮エキス(商品名:チンピエキスK65BTM)",[online],2007年11月28日,日油株式会社,[令和4年6月9日検索],インターネット <URL:https://www.nof.co.jp/upload_public/kobetsu/CHINPI.pdf>
美白に対する消費者の要望は年々高まっており、これまでの美白剤では消費者の要望を満足できなくなるケースも考えられる。今後、益々高まる消費者の要望に追従するためにも、美白効果、つまりメラニン生成を抑制する効果がより一層高い外用組成物の開発が望まれる。
そこで、本発明は、メラニン生成を抑制する効果がより一層高い外用組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、外用組成物において、美白効果が報告されているアスコルビン酸及び/又はその誘導体を、同じく美白効果が報告されている植物由来の素材と組み合わせることで、これらの効果を相乗的に向上させようと試みた。しかしながら、チンピ抽出物、ボタン抽出物、ホオノキ属の樹皮の抽出物、プルーンの酵素分解抽出物をアスコルビン酸及び/又はその誘導体と組み合わせても、そのような組み合わせによるメラニン生成抑制効果は、アスコルビン酸及び/又はその誘導体単独によるメラニン生成抑制効果よりも悪化する結果となった。そのような中で、アスコルビン酸及び/又はその誘導体にセージの抽出物を組み合わせると、メラニン生成抑制効果が顕著に向上することが見出された。本発明は、この知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)アスコルビン酸及び/又はその誘導体、並びに(B)セージの抽出物を含む、外用組成物。
項2. 更に、(C)モクレン科モクレン属植物の抽出物及び(D)プルーンの抽出物を含む、項1に記載の外用組成物。
項3. 前記(A)成分が、アスコルビン酸、アスコルビン酸2-グルコシド、リン酸アスコルビルマグネシウム、及び/又はテトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルである、項1又は2に記載の外用組成物。
項4. 前記(B)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(A)成分100重量部当たり0.000001~50重量部である、項1~3のいずれかに記載の外用組成物。
項5. 前記(C)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(B)成分1重量部当たり0.001~350重量部である、項2~4のいずれかに記載の外用組成物。
項6. 前記(D)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(B)成分1重量部当たり0.005~200重量部である、項2~5のいずれかに記載の外用組成物。
項7. 美白用である、項1~6のいずれかに記載の外用組成物。
本発明によれば、メラニン生成を抑制する効果がより一層高い外用組成物が提供される。
本発明の外用組成物によるメラニン生成抑制効果を示す。
本発明の外用組成物は、(A)アスコルビン酸及び/又はその誘導体(以下において「(A)成分」とも記載する。)、並びに(B)セージの抽出物(以下において「(B)成分」とも記載する。)を含有することを特徴とする。本発明の外用組成物は、さらに、(C)モクレン科モクレン属植物の抽出物(以下において「(C)成分」とも記載する。)、及び(D)プルーンの抽出物(以下において「(D)成分」とも記載する。)を含むことができる。以下、本発明の外用組成物について詳述する。
(A)アスコルビン酸及び/又はその誘導体
本発明の外用組成物は、(A)成分としてアスコルビン酸及び/又はその誘導体を含有する。アスコルビン酸及び/又はその誘導体は、抗酸化作用があり、美白効果が知られている公知の成分である。
本発明で使用されるアスコルビン酸及びその誘導体については、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、アスコルビン酸;アスコルビン酸2-グルコシド;アスコルビン酸モノステアレート、アスコルビン酸モノパルミテート、アスコルビン酸モノオレート等のアスコルビン酸モノアルキルエステル類;アスコルビン酸モノリン酸エステル及びそのマグネシウム塩等のアスコルビン酸モノエステル類;アスコルビン酸ジステアレート、アスコルビン酸ジパルミテート、アスコルビン酸ジオレート等のアスコルビン酸ジアルキルエステル類;アスコルビン酸ジリン酸エステル及びその塩等のアスコルビン酸ジエステル類;アスコルビン酸トリステアレート、アスコルビン酸トリパルミテート、アスコルビン酸トリオレート等のトリアルキルエステル類;アスコルビン酸トリリン酸エステル等のアスコルビン酸トリエステル類;テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、3-O-エチル,6-アセチル-アスコルビン酸、3-O-エチル,6-ブチルアスコルビン酸、3-O-エチル,6-ラウロイルアスコルビン酸、3-O-エチル,6-パルミトイルアスコルビン酸、3-O-エチル,6-オレオイルアスコルビン酸、3-O-エチル,6-ステアロイルアスコルビン酸、3-O-エチル,6-ベヘルミノイル-アスコルビン酸等が挙げられる。これらのアスコルビン酸及びその誘導体は、L体又はD体のいずれであってもよいが、好ましくはL体が挙げられる。
これらのアスコルビン酸及びその誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらのアスコルビン酸及びその誘導体の中でも、安定性や美白効果等の観点から、好ましくはアスコルビン酸の誘導体、更に好ましくはアスコルビン酸2-グルコシド、リン酸アスコルビルマグネシウム、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルが挙げられ、一層好ましくはアスコルビン酸2-グルコシドが挙げられる。
本発明の外用組成物における(A)成分の含有量については、当該外用組成物の製剤形態等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1~10重量%、好ましくは0.3~8重量%、更に好ましくは0.5~7重量%、一層好ましくは0.9~5.5重量%が挙げられる。
(B)セージの抽出物
本発明の外用組成物は、(B)成分としてセージの抽出物を含有する。セージの抽出物は、弱いメラニン生成抑制効果があるが、(A)成分と組み合わされることで、メラニン生成抑制効果を顕著に増強させる。
セージとは、学名Salvia officinalisであり、シソ科アキギリ属の多年草又は常緑低木である。本発明で使用されるセージの抽出物は、セージの全草又は葉(好ましくは葉)を抽出処理することにより得ることができる。
また、セージの溶媒抽出処理に使用される抽出溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール等の炭素数1~4の低級アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;及びこれらの混合液等が挙げられる。これらの抽出溶媒の中でも、好ましくは、水、低級アルコール、及びこれらの混合液;より好ましくは水、エタノール、及びこれらの混合液;更に好ましくは水とエタノールの混合液が挙げられる。
抽出溶媒として、水と低級アルコールの混合溶媒を使用する場合、当該混合溶媒における低級アルコールの含有量としては、例えば、10~90重量%、好ましくは20~80重量%、より好ましくは30~70重量%、更に好ましくは40~60重量%が挙げられる。
溶媒抽出処理は、抽出溶媒中に植物原料を浸漬又は還流させて行えばよい。抽出処理後に固液分離により固形物を除去することにより、植物の抽出液が得られる。得られた抽出液は、そのままエキスとして使用してもよいが、必要に応じて、一部又は全ての溶媒を除去して濃縮エキス又は乾燥エキスとして使用してもよい。
また、セージの抽出物として、簡便には商業的に入手できるものを使用することもできる。例えば、セージ葉の抽出物としては、一丸ファルコス株式会社製の「ファルコレックス セージ E」、「エコファーム セージ E」等が挙げられる。
本発明の外用組成物における(A)成分の含有量と(B)成分の含有量(乾燥重量換算量)との比率については、得るべきメラニン生成抑制の増強効果の程度に応じて適宜決定すればよいが、例えば、(A)成分100重量部当たりの(B)成分の含有量として、0.000001~50重量部、0.00001~30重量部、又は0.0001~25重量部、好ましくは0.001~20重量部、より好ましくは0.01~15重量部、さらに好ましくは0.1~10重量部、一層好ましくは0.2~5重量部、より一層好ましくは0.3~1重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物における具体的な(B)成分の含有量(乾燥重量換算量)については、上記(A)成分の含有量、及び(A)成分の含有量と(B)成分の含有量との比率に応じて定まるが、好ましくは0.00000002~1重量%又は0.0000002~0.7重量%、好ましくは0.000002~0.5重量%、より好ましくは0.0002~0.3重量%、さらに好ましくは0.002~0.1重量%、一層好ましくは0.004~0.05重量%、より一層好ましくは0.006~0.01重量%が挙げられる。
(C)モクレン科モクレン属植物の抽出物
本発明の外用組成物は、(C)成分としてモクレン科モクレン属植物の抽出物を含有することができる。本発明の外用組成物は上記(A)成分及び(B)成分に加え、(C)成分を後述の(D)成分と共に含むことで、メラニン生成抑制効果を各段顕著に増強させる。
モクレン科モクレン属植物の抽出物は、抽出原料としてモクレン科モクレン属植物を使用して溶媒抽出処理を行うことにより得ることができる。
抽出原料として使用されるモクレン科モクレン属植物としては、「原色世界植物大図鑑」(昭和61年4月20日初版発行、株式会社北隆館)に掲載されているもの等が挙げられ、具体的には、マグノリア・ビロバ、ボウシュンカ、ハクモクレン、コブシ(ヤマアララギ、コブシハジカミ、イモウエバナ)、モクレン(モクレンゲ、シモクレン)、カラホオ(シナホオノキ)、マグノリア・スプレンゲリ、ホオノキ(ホオガシワ、ホオガシワノキ、ウマノベロ)等が挙げられる。これらの抽出原料植物の中から、1種の植物を単独で使用してもよく、また2種以上の植物を組み合わせて使用してもよい。これらの抽出原料の中でも、より一層優れた美白効果を奏させるという観点から、好ましくはホオノキが挙げられる。
モクレン科モクレン属植物の抽出物は、当該植物の樹皮から抽出されたものであればよいが、抽出対象となる部位は、樹皮以外に、必要に応じて、花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、根茎、根、種子等が含まれてもよく、更には全木であってもよい。
また、モクレン科モクレン属植物の溶媒抽出処理に使用される抽出溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール等の炭素数1~4の低級アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;及びこれらの混合液等が挙げられる。これらの抽出溶媒の中でも、好ましくは、水、炭素数1~4の低級アルコールと水の混合液、多価アルコールと水の混合液、更に好ましくは水、エタノールと水の混合液、1,3-ブチレングリコールと水の混合液、プロピレングリコールと水の混合液が挙げられる。
抽出溶媒として、低級アルコール及び/又は多価アルコールと水の混合液を使用する場合、低級アルコール及び/又は多価アルコールの濃度については、特に制限されないが、例えば、低級アルコール及び/又は多価アルコールの合計で20~90重量%、好ましくは30~85重量%が挙げられる。
モクレン科モクレン属植物の抽出物は、上記抽出対象植物部位をそのまま、或いは必要に応じて、乾燥、細切、破砕、圧搾、酵素処理、煮沸或いは発酵処理したものを、上記抽出溶媒により抽出することによって得られる。溶媒抽出処理としては、通常用いられている植物抽出物の抽出方法を採用することができ、具体的には、冷浸、温浸等の浸漬法;加温下で攪拌する方法;又はパーコレーション法等が挙げられる。
前記溶媒抽出処理によって得られた抽出物は、液状のままで使用してもよいが、また必要に応じて、濃縮、乾燥等の処理に供して濃縮物や乾燥物として使用してもよい。また濃縮又は乾燥後、得られた濃縮物又は乾燥物を非溶解性溶媒で洗浄して精製して用いてもよく、またこれを更に適当な溶剤に溶解若しくは懸濁して用いることもできる。
また、モクレン科モクレン属植物の抽出物として、簡便には商業的に入手できるものを使用することもできる。例えば、ホオノキの樹皮の抽出物としては、一丸ファルコス株式会社製の「ファルコレックス ホオノキB」、「ファルコレックス ホオノキE」等が挙げられる。
本発明の外用組成物における(A)成分の含有量と(C)成分の含有量(乾燥重量換算量)との比率については、得るべきメラニン生成抑制の増強効果の程度に応じて適宜決定すればよいが、例えば、(A)成分100重量部当たり0.01~1重量部、好ましくは0.03~0.5重量部、より好ましくは0.05~0.1重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物における(B)成分の含有量(乾燥重量換算量)と(C)成分の含有量(乾燥重量換算量)との比率については、得るべきメラニン生成抑制の増強効果の程度に応じて適宜決定すればよいが、例えば、(B)成分1重量部当たりの(C)成分の含有量として、0.001~350重量部、0.001~300重量部、0.003~250重量部、0.005~200重量部、又は0.007~150重量部、好ましくは0.01~25重量部、より好ましくは0.03~5重量部、さらに好ましくは0.05~1重量部、一層好ましくは0.07~0.5重量部、より一層好ましくは0.1~0.3重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物における具体的な(C)成分の含有量(乾燥重量換算量)については、上記(A)成分の含有量、(A)成分の含有量と(C)成分の含有量との比率、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量との比率等に応じて定まるが、好ましくは、0.0001~0.01重量%、より好ましくは0.0004~0.005重量%、さらに好ましくは0.0007~0.003重量%が挙げられる。
(D)プルーンの抽出物
本発明の外用組成物には、(D)成分としてプルーンの抽出物を含むことができる。本発明の外用組成物は上記(A)成分及び(B)成分に加え、(C)成分とともに(D)成分を含むことで、メラニン生成抑制効果を各段顕著に増強させる。
プルーンの抽出物は、抽出原料としてプルーンを使用して溶媒抽出処理を行うことにより得ることができる。
抽出原料として使用されるプルーンは、バラ科サクラ属スモモ亜属のプルーン類であり、具体的には「原色世界植物大図鑑」(昭和61年4月20日初版発行、株式会社北隆館)に掲載されているもの等が挙げられ、より具体的には、プルーン(セイヨウスモモ,ヨーロッパスモモ)、アンズ、ウメ(ムメ)、スモモ等が挙げられる。これらの抽出原料植物の中から、1種の植物を単独で使用してもよく、また2種以上の植物を組み合わせて使用してもよい。これらの抽出原料の中でも、美白効果の向上作用をより一層高めるという観点から、好ましくはプルーン(セイヨウスモモ,ヨーロッパスモモ)が挙げられる。
プルーンの抽出物は、当該植物の果肉から抽出されたものであればよいが、抽出対象となる植物部位は、果肉以外に、必要に応じて、果皮、種子等が含まれてもよい。
また、プルーンの抽出処理に使用される抽出溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール等の炭素数1~4の低級アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,5-ペンタンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,3-ペンタンジオール、1,4-ペンタンジオール、1,3,5-ペンタントリオール等の多価アルコール;フェノキシエタノール、パラベン、エチルパラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン;及びこれらの混合液等が挙げられる。これらの抽出溶媒の中でも、好ましくは、水、多価アルコールと水の混合液、低級アルコールと水の混合液、更に好ましくは水、1,3-ブチレングリコールと水の混合液が挙げられる。
抽出溶媒として、低級アルコール及び/又は多価アルコールと水の混合液を使用する場合、低級アルコール及び/又は多価アルコールの濃度については、特に制限されないが、例えば、低級アルコール及び/又は多価アルコールの合計で20~90重量%、好ましくは30~85重量%が挙げられる。
プルーンの抽出物は、上記抽出対象植物部位をそのまま、或いは必要に応じて、乾燥、細切、破砕、圧搾、酵素処理、煮沸或いは発酵処理したものを、上記抽出溶媒により抽出処理することによって得られる。特に、本発明では、抽出処理に供されるバラ科サクラ属植物は、予め酵素処理に供しておくことが望ましい。酵素処理されたプルーンを抽出原料として使用することにより、美白効果を向上させる作用が格段に高い抽出物を得ることが可能になる。
プルーンの酵素処理に使用される酵素については、果肉中の繊維素を分解できる繊維素分解酵素であればよく、具体的には、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ等が挙げられる。これらの酵素は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、酵素処理条件については、特に制限されず、使用する酵素の作用温度及び作用pHの範囲内に設定し、所望の効果が得られるように酵素反応が進行するまで行えばよいが、例えば、20~45℃で3~24時間反応させる条件が挙げられる。プルーンに酵素処理を行った後に、必要に応じて、加熱等により酵素を失活させて、溶媒抽出処理に供すればよい。
溶媒抽出処理としては、通常用いられている植物抽出物の抽出方法を採用することができ、具体的には、冷浸、温浸等の浸漬法;加温下で攪拌する方法;又はパーコレーション法等が挙げられる。
前記溶媒抽出処理によって得られた抽出物は、液状のままで使用してもよいが、また必要に応じて、濃縮、乾燥等の処理に供して濃縮物や乾燥物として使用してもよい。また濃縮又は乾燥後、得られた濃縮物又は乾燥物を非溶解性溶媒で洗浄して精製して用いてもよく、またこれを更に適当な溶剤に溶解若しくは懸濁して用いることもできる。
また、プルーンの抽出物や、酵素処理されたプルーンの抽出物として、簡便には商業的に入手できるものを使用することもできる。例えば、酵素分解したプルーンの抽出物としては、一丸ファルコス株式会社製の「クレアージュ」等が挙げられる。
本発明の外用組成物における(A)成分の含有量と(D)成分の含有量(乾燥重量換算量)との比率については、得るべきメラニン生成抑制の増強効果の程度に応じて適宜決定すればよいが、例えば、(A)成分100重量部当たり0.01~2重量部、好ましくは0.02~1重量部、より好ましくは0.03~0.2重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物における(B)成分の含有量(乾燥重量換算量)と(D)成分の含有量(乾燥重量換算量)との比率については、得るべきメラニン生成抑制の増強効果の程度に応じて適宜決定すればよいが、例えば、(B)成分1重量部当たりの(D)成分の含有量として、0.005~200重量部、好ましくは0.007~150重量部、より好ましくは0.01~120重量部、さらに好ましくは0.03~10重量部、一層好ましくは0.05~1重量部、より一層好ましくは0.07~0.5重量部が挙げられる。
本発明の外用組成物における具体的な(D)成分の含有量(乾燥重量換算量)については、上記(A)成分の含有量、(A)成分の含有量と(D)成分の含有量との比率、(B)成分の含有量と(D)成分の含有量との比率等に応じて定まるが、好ましくは、0.0001~0.1重量%、より好ましくは0.0004~0.01重量%、さらに好ましくは0.0007~0.008重量%が挙げられる。
その他の成分
本発明の外用組成物は、前述する成分以外に、必要に応じて、他の薬理成分を含有していてもよい。このような薬理成分としては、例えば、(A)~(D)成分以外のメラニン生成抑制剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、抗炎症剤、殺菌剤、皮膚保護剤、血行促進剤、清涼化剤、ビタミン類、ムコ多糖類等が挙げられる。
また、本発明の外用組成物は、所望の製剤形態にするために、必要に応じて、基剤や添加剤が含まれていてもよい。このような基剤や添加剤については、薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、水;低級1価アルコール、多価アルコール等の水性基剤;油類、鉱物油、ワックス類・ロウ類、エステル油、脂肪酸アルキルエステル、脂肪酸、脂肪酸エステル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、高級アルコール、シリコーンオイル等の油性基剤;非イオン性界面活性剤;グリセリンポリグリセリン脂肪酸類;プロピレングリコール脂肪酸エステル類;硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル、POE-ソルビタン脂肪酸エステル類;POEソルビット脂肪酸エステル類;POE-グリセリン脂肪酸エステル類;POE-脂肪酸エステル類;POE-アルキルエーテル類;プルロニック型類;POE・POP-アルキルエーテル類;テトラPOE・テトラPOP-エチレンジアミン縮合物類;POE-ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;アルカノールアミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等)、アニオン性界面活性剤;高級アルキル硫酸エステル塩;アルキルエーテル硫酸エステル塩;N-アシルサルコシン酸;高級脂肪酸アミドスルホン酸塩;スルホコハク酸塩;アルキルベンゼンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩;N-アシルグルタミン酸塩;POE-アルキルエーテルカルボン酸;POE-アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α-オレフィンスルホン酸塩;等の界面活性剤;水性増粘剤;多孔質粉体;清涼化剤、防腐剤、着香剤、着色剤、カカオ色素、クロロフィル、酸化アルミニウム等)、pH調整剤、湿潤剤、安定化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、粘着剤、緩衝剤、溶解補助剤、可溶化剤、保存剤等の添加剤が挙げられる。
製剤形態
前記外用組成物は、経皮適用できる製剤形態である限り、その製剤形態については、特に制限されず、液状、固形状、半固形状(クリーム状、ゲル状、軟膏状、ペースト状)等のいずれであってもよい。また、本発明の外用組成物は、水性製剤、油性製剤等の非乳化製剤であってもよく、また水中油型乳化製剤、油中水型乳化製剤等の乳化製剤であってもよい。
前記外用組成物の製剤形態として、より一層効果的に美白効果を奏させるという観点から、好ましくは液状、クリーム状が挙げられ、より好ましくはクリーム状が挙げられる。
また、前記外用組成物は、皮膚に適用されるものである限り、皮膚外用医薬品、化粧料、皮膚洗浄料等のいずれの製剤形態であってもよい。好ましくは、皮膚外用医薬品、化粧料が挙げられる。
前記外用組成物の製剤形態として、具体的には、液剤(ローション剤、スプレー剤、エアゾール剤、乳液剤、及びオイル剤を含む)、水溶性軟膏剤、油脂性軟膏剤、クリーム剤、フォーム剤、ジェル剤、貼付剤等の皮膚外用医薬品;軟膏、クリーム、乳液、化粧水、美容オイル、パック、ゲル等の化粧料;ボディーシャンプー、ヘアシャンプー、リンス等の皮膚洗浄料等が挙げられる。これらの製剤形態の中でも、皮膚外用医薬品の場合、更に好ましくは液剤、クリーム剤が挙げられ、より好ましくはローション剤、乳液剤、クリーム剤、オイル剤が挙げられ、特に好ましくはクリーム剤が挙げられる。これらの製剤形態の中でも、化粧料の場合、更に好ましくはクリーム、乳液、化粧水、美容オイルが挙げられ、特に好ましくはクリームが挙げられる。これらの製剤形態への調製は、第十六改正日本薬局方製剤総則等に記載の公知の方法に従って、製剤形態に応じた添加剤を用いて製剤化することにより行うことができる。
用途
本発明の外用組成物は、メラニン生成の抑制効果に優れているため、皮膚のシミ、そばかす、くすみ、肝斑、老人性色素斑、物理的刺激による黒ずみ等の予防や改善が期待できるため、美白用の外用組成物として好適に使用される。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、以下の試験例及び処方例で使用した主な成分の製造元等は以下の通りである。
L-アスコルビン酸2-グルコシド:商品名「AA2G」(株式会社林原製)
セージ抽出物:商品名「ファルコレックス セージ E」(一丸ファルコス株式会社製)、液状、乾燥固形分濃度0.85重量%、セージ(Savia officinalis Linne (Labiatae)の葉を、エタノールを約53重量%含む水溶液で抽出処理して得られた液状抽出物
ホオノキ抽出物:商品名「ファルコレックス ホオノキB」(一丸ファルコス株式会社製)、液状、乾燥固形分濃度0.176重量%、ホオノキ(Magnolia obovata Thunberg(Magnoliaceae))の樹皮(和厚朴)を、1,3-ブチレングリコール水溶液を用いて溶媒抽出処理して得られた液状抽出物
プルーン抽出物:商品名「クレアージュ」(一丸ファルコス株式会社製)、液状、乾燥固形分濃度7.8重量%、プルーン(セイヨウスモモ(Prunus domestica Lindl.(Rosaceae)))の果肉を繊維素分解酵素で分解して得られるものに、水及び1,3-ブチレングリコールを加えることにより得られた液状抽出物
ボタン抽出物:商品名「ファルコレックス ボタンピB」(一丸ファルコス株式会社社製)、液状、乾燥固形分濃度0.85重量%、ボタン(Paeonia suffruticosa Andrews (Paeonia moutan Sims)(Paeoniaceae))の根皮を、エタノール水溶液を用いて溶媒抽出処理して得られた液状抽出物
試験例:メラニン生成抑制効果の評価(in vitro)
三次元培養皮膚モデル(MEL-300-A、MatTek社製)を用いて、メラニン生成抑制効果については評価した。具体的な試験方法は以下の通りである。
MEL-300皮膚モデルカップを37℃に温めた維持培地(EPI-100LLMM)を0.9ml入れた6ウェルプレートの各ウェルにセットし、インキュベーター(37℃、5%CO2)に入れて1時間静置した。次いで、皮膚モデルカップの内部に、表1に示す組成の外用組成物(pH6.5)それぞれを50μl加えて、インキュベーター(37℃、5%CO2)にて24時間培養を行った。その後、1回当たり0.5mW×12秒間の条件で紫外線(UV-B)照射を行い、更に24時間培養した。なお、紫外線照射は、UVBランプ(東芝ライテック社製、東芝健康線用蛍光ランプ)とUV検出器(TOPCON社製、UV-1)を用いて行った。その後、培地交換を行って、更に24時間培養した。なお、培地交換の都度、所定のサンプル液50μlを皮膚モデルカップに加えた。更に、同様の条件で紫外線照射と培地交換を繰り返し4回行うことにより、紫外線照射を計5回(合計紫外線照射量30mJ/cm2)、培地交換を計5回実施した。その後、以下に示す方法で、細胞生存率とメラニン生成量の測定を行った。また、コントロールとして、1,3-ブチレングリコールを0.5重量%含む水溶液をサンプル液として使用して、前記と同条件で試験を行った。
<細胞活性の測定>
MTT試験により細胞生存率を測定した。具体的には、0.75mlのMTT試験薬と8.25mlの維持培地(EPI-100LLMM)を混合し、1ウェル当たり300μlとなるように添加した。皮膚モデルカップを、前記で調製したMTTの入った培地に移し、正確に3時間インキュベーターにて培養した。その後、組織の底面をPBS洗浄液で軽く洗浄して新しいプレートに移した。0.04N HCl酸性イソプロパノールを1mlずつ皮膚モデルカップの内側に添加し、蒸発しないようにプレートにカバーシールを貼り遮光して一晩インキュベーターにてブルーホルマザンを抽出した。抽出後、イソプロパノールをよく混ぜ合わせ、その内の200μlを96ウェルプレートに移した。マイクロプレートリーダーで570nmと620nmの光学濃度を測定し、それらの差をもって細胞活性とした。
<メラニン生成量の測定>
MEL-300皮膚モデルカップをPBSで洗浄後、メスで細胞組織を剥離して回収した。得られた細胞組織をPBSに浸し、破砕及び遠心(2,000rpm、10分)を行った。その後、上清を取り除き、更にエタノールとジメチルエーテルの混合液(エタノール:ジメチルエーテル=3:1(容量比))を加えて、撹拌及び遠心(2,000rpm、10分)を行った。次いで、上清を取り除き、乾燥させた。乾燥物に1N水酸化ナトリウム水溶液(10重量%DMSO含有)を添加し、90℃の水浴にて20分間処理し、加熱溶融させた。その後、加熱溶融させた溶液をボルテックスにて軽く撹拌し、室温まで冷却した後に、405nmの吸光度を測定し、メラニン生成量を求めた。
メラニン生成量を細胞生存率で除することにより、1細胞当たりのメラニン生成量を求めた。更に、外用組成物の代わりに精製のみを用いたコントロール(無塗布)の1細胞当たりのメラニン生成量を100として、各サンプル液を添加した場合の1細胞当たりのメラニン生成量の比率(メラニン生成率(%))を算出した。得られた結果を表1に示し、更に図1にグラフ化した。
Figure 2024005500000001
表1及び図1に示されるように、(A)成分(AA2G)の単独によるメラニン生成抑制効果(比較例1)は、(B)成分であるセージ抽出物を組み合わせた場合(実施例1,2)にのみ向上した。美白効果が知られている他の植物素材(チンピ抽出物、プルーン抽出物、ホオノキ抽出物、ボタン抽出物)を(A)成分(AA2G)に組み合わせても、メラニン生成抑制効果は向上しなかった(比較例2~6)ことに鑑みると、(B)成分であるセージ抽出物を組み合わせた場合にのみメラニン生成抑制効果が向上したこと、しかもその向上のレベルが顕著であることは、植物素材としてセージ抽出物を選択したことによる特有の効果として認められる。中でも、(A)成分及び(B)成分に加えて、(C)成分であるホオノキ抽出物と(D)成分であるプルーン抽出物とを組み合わせると、メラニン生成抑制効果はより一層顕著に向上した(実施例2)。(B)成分が不在の場合に、(A)成分に(C)成分及び(D)成分を組み合わせてもメラニン生成抑制効果が向上せずむしろ悪化する(比較例5)ことに鑑みると、(A)~(D)成分を組み合わせることでより一層顕著にメラニン生成抑制効果が向上したことも、植物素材としてセージ抽出物を選択したことによる特有の効果として認められる。
処方例
表2~表5に示す処方のクリーム、乳液、化粧水及び美容オイルを調製した。いずれの処方においても、メラニン生成抑制効果が向上していた。
Figure 2024005500000002
Figure 2024005500000003
Figure 2024005500000004
Figure 2024005500000005

Claims (7)

  1. (A)アスコルビン酸及び/又はその誘導体、並びに(B)セージの抽出物を含む、外用組成物。
  2. 更に、(C)モクレン科モクレン属植物の抽出物及び(D)プルーンの抽出物を含む、請求項1に記載の外用組成物。
  3. 前記(A)成分が、アスコルビン酸、アスコルビン酸2-グルコシド、リン酸アスコルビルマグネシウム、及び/又はテトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビルである、請求項1に記載の外用組成物。
  4. 前記(B)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(A)成分100重量部当たり0.000001~50重量部である、請求項1に記載の外用組成物。
  5. 前記(C)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(B)成分1重量部当たり0.001~350重量部である、請求項2に記載の外用組成物。
  6. 前記(D)成分の含有量が、乾燥重量換算量で、(B)成分1重量部当たり0.005~200重量部である、請求項2に記載の外用組成物。
  7. 美白用である、請求項1に記載の外用組成物。
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