JP2024004970A - 通気マットレス - Google Patents

通気マットレス Download PDF

Info

Publication number
JP2024004970A
JP2024004970A JP2022104899A JP2022104899A JP2024004970A JP 2024004970 A JP2024004970 A JP 2024004970A JP 2022104899 A JP2022104899 A JP 2022104899A JP 2022104899 A JP2022104899 A JP 2022104899A JP 2024004970 A JP2024004970 A JP 2024004970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air supply
groove
section
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022104899A
Other languages
English (en)
Inventor
敏久 吉田
Toshihisa Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd filed Critical Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Priority to JP2022104899A priority Critical patent/JP2024004970A/ja
Priority to CN202320240900.8U priority patent/CN219699483U/zh
Publication of JP2024004970A publication Critical patent/JP2024004970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】快適な寝心地を被施療者に提供する。【解決手段】通気マットレスは、マット部と、給気装置と、を備える。マット部には、被施療者が横たわる。給気装置は、冷風を給気する冷風給気部と、温風を給気する温風給気部と、を有する。マット部は、支持プレートと、溜気部と、を有する。支持プレートは、クッション材により覆われる。溜気部は、支持プレートに配置されて、空気を溜めることが可能である。支持プレートは、下層部と、上層部と、を有する。下層部は、上面に溝部が配置される。上層部は、下層部の上面に固着され、溜気部が配置される。溝部の一端は給気装置に接続され、他端は溜気部に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、通気マットレスに関する。
従来、エアバッグに温風又は冷風を給排気し、膨縮による押圧マッサージと、温熱又は冷熱刺激とを併用するマッサージ機が知られている。たとえば、特許文献1では、椅子型マッサージ機上において、その長手方向に複数のエアバッグが載置される。各々のエアバッグには、加熱装置,冷却装置を介して、空気ポンプが接続される。
ところで、特許文献1のようにエアバッグなどに温風又は冷風を給排気する場合、クッション材内には、温風又は冷風が通るホースのような通路が必要となる。
特開2001-120618号公報
しかしながら、ホースの材料はクッション材よりも硬質である。そのため、クッション材の内側にホースが配置されると、クッション材上に横たわる被施療者は、ホースの感触を覚え易い。そのため、被施療者の寝心地が低下する虞がある。
本発明は、上記の状況を鑑みて、快適な寝心地を維持しつつ、マットレス内部に温風又は冷風を供給可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一の態様による通気マットレスは、マット部と、給気装置と、を備える。前記マット部には、被施療者が横たわる。前記給気装置は、冷風を給気する冷風給気部と、温風を給気する温風給気部と、を有する。前記マット部は、支持プレートと、溜気部と、を有する。前記支持プレートは、クッション材により覆われる。前記溜気部は、前記支持プレートに配置されて、前記空気を溜めることが可能である。前記支持プレートは、下層部と、上層部と、を有する。前記下層部は、上面に溝部が配置される。前記上層部は、前記下層部の上面に固着され、前記溜気部が配置される。前記溝部の一端は前記給気装置に接続され、他端は前記溜気部に接続される。
本発明の更なる特徴や利点は、以下に示す実施形態によって一層明らかにされる。
本発明によると、快適な寝心地を維持しつつ、マットレス内部に温風又は冷風を供給可能にすることができる。
本発明の第1実施形態の通気マットレスを示す上面図 図1のA-A断面図 図1のB-B断面図 給気装置の第1構成例を示す概略図 給気装置の第2構成例を示す概略図 給気装置の第3構成例を示す概略図 本発明の第2実施形態の通気マットレスを示す上面図 図5のC-C断面図 本発明の第3実施形態の通気マットレスを示す上面図 図7のD-D断面図 本発明の第4実施形態の通気マットレスを示す上面図 図9のE-E断面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の通気マットレス1の上面図を示している。図2、図3はそれぞれ図1のA-A断面図及びB-B断面図を示している。通気マットレス1は、マット部10を備えている。マット部10には、被施療者Hが横たわる。マット部10には、施療子として複数のエアバッグ40が設けられ、マット部10上に横たわる被施療者Hの施療がエアバッグ40により行われる。尚、エアバッグ40は、後述するエアバッグ41~46の総称である。
通気マットレス1は、給気装置2をさらに備えている。給気装置2は、冷風及び温風の少なくともどちらかを給気可能である。たとえば、給気装置2は、外気温よりも冷たい冷風、外気温よりも暖かい温風などを給気可能である。そのほか、給気装置2は、外気よりも湿度の低い空気を送出できる。なお、この例示は、給気装置2が外気温と同程度の温度の空気を給気可能な構成を排除しない。
給気装置2には、複数のホース6がそれぞれ接続される。複数のホース6から成るホース束5は、給気装置2から延びる。詳細を後述するように、各ホース6を介して給気装置2から各々のエアバッグ40に給気される。
マット部10は、複数の支持プレート11、12、13と、溜気部60と、を有している。支持プレート11、12、13は、クッション材18で覆われる。溜気部60は、支持プレート11、12、13に配置されて、空気を溜めることが可能である。尚、溜気部60は、後述する溜気部61~66の総称である。クッション材18の外側は布製のカバー(不図示)により覆われる。カバーは少なくとも側周面を伸縮可能な生地で形成され、エアバッグ40の膨縮に追随して伸縮可能である。
複数の支持プレート11、12、13は、一方向に並置される。各支持プレート11、12、13間にはクッション材18により形成された連結部18aが設けられる。複数の支持プレート11、12、13は連結部18a上で折曲可能に並設される。また、後述するように、各支持プレート11、12、13はホース6との接続部19を有する。そのため、マット部10を折り畳んで収納することができる。この際、マット部10内にホース6が配置される従来の構成とは異なり、繰り返し折曲されることによるホース6の損傷が生じることがない。このため、マット部10内のホース6の損傷による給排気の不具合を防止することができる。
支持プレート11、12、13上には、エアバッグ40がそれぞれ設置される。たとえば、支持プレート11上には、被施療者Hの首及び肩を施療するエアバッグ41、42が配される。支持プレート12上には、被施療者Hの腰を施療するエアバッグ43、44が配される。支持プレート13上には、被施療者Hの脚を施療するエアバッグ45、46が配される。
また、支持プレート11、12、13はそれぞれ、下層部15と、上層部16と、を有している。下層部15の上面には、溝部20が形成される。上層部16は、下層部15の上面に固着される。また、上層部16には、溜気部60が形成される。たとえば、本実施形態では、上層部16には、貫通孔30が形成される。貫通孔30の直上には、エアバッグ40が配置される。本実施形態では、溜気部60は、貫通孔30及びエアバッグ40から成る。なお、溝部20は、後述する溝部21~25の総称である。また、貫通孔30は、後述する貫通孔31~36の総称である。
溜気部60(つまり、貫通孔30及びエアバッグ40)は、溝部20及びホース6を介して、給気装置2と繋がる。溝部20の一端は、ホース6を介して給気装置2に接続される。溝部20の他端は、溜気部60に接続され、詳細には貫通孔30に接続される。
こうすれば、たとえば溝部20を通じて冷風又は温風を溜気部60に給気することにより、溜気部60(特にエアバッグ40)の直上にある被施療者Hの身体部位を局所的に冷やしたり温めたりすることができる。よって、通気マットレス1は、快適な寝心地を被施療者Hに提供できる。
また、給気装置2から供給される空気が流通する溝部20は、支持プレート11、12、13の下層部15に配置されて、上層部16に配置される溜気部60に接続される。これにより、マット部10内での給気ホースなどの部材の配置を省略できる。従って、マット部10に横たわる被施療者Hの体重によって通気路(つまり溝部20)が塞がれ難いので、溜気部60への給気不良を防止できる。よって、快適な寝心地を維持しつつ、通気マットレス1内部に温風又は冷風を供給可能にすることができる。
また、給気ホースなどの部材の配置を省略できることより、マット部10の厚化などを防止でき、マット部10の形状をより自由に設計できる。たとえば、マット部10を小型化できる。よって、通気マットレス1を小型化することができる。また、給気ホースなどの部材の配置に起因してマット部10が局所的に硬くなることを防止できるので、被施療者Hの寝心地を向上できる。また、通気マットレス1の製造コストなどを低減できるので、その生産性を向上できる。
第1実施形態において、上述のように、溜気部60は、貫通孔30と、エアバッグ40と、を有する。貫通孔30は、溝部20上に配置される。エアバッグ40は、貫通孔30と接続される。このように構成すれば、たとえば冷風又は温風の給気によりエアバッグ40自体を昇降温できるので、被施療者Hの施療部位を冷やしたり温めたりしながら、エアバッグ40で施療できる。よって、通気マットレス1は、快適に被施療者Hを施療できる。
好ましくは、通気マットレス1は、溜気部60、又は、溜気部60に給気される空気の温度を検知するセンサ80をさらに備える。たとえば、センサ80は、貫通孔30内に配置される。その検出結果は、制御部2e(後述する図4A~図4C参照)に出力される。尚、センサ80は、後述するセンサ81~86の総称である。また、この例示に限定されず、センサ80は、溝部20内に配置されてもよいし、エアバッグ40内に配置されてもよい。或いは、エアバッグ40の外表面に貼り付けられてもよい。
次に、支持プレート11、12、13のうちの少なくとも上層部16は、連続気泡を有する多孔質体である。このように構成することで、溝部20及び溜気部60内の冷風又は温風は、連続気泡を通じて、支持プレート11、12、13の少なくとも上層部16の内部に広がる。そのため、少なくとも上層部16全体をじんわりと温めたり冷やしたりすることができる。従って、マット部10の被施療者H側を程よく冷やしたり温めたりできる。さらに、給気装置2から給気される空気が広がることで、マット部10の少なくとも上層部16の内部、及び、マット部10を覆うクッション材18の内部を除湿することもできる。よって、通気マットレス1は、さらに快適な寝心地を被施療者Hに提供できる。
たとえば、本実施形態では、上層部16は、発泡ウレタンで形成される。下層部15はABS、ポリプロピレン等の硬質樹脂により形成され、接着剤、ネジなどの固定具によって上層部16に固着される。下層部15を硬質樹脂で形成することで、被施療者Hによって溝部20が変形して塞がれることを防止できる。但し、この例示に限定されず、下層部15は、上層部16と同様に、発泡ウレタンなどの連続気泡を有する多孔体で形成されてもよい。
また、本実施形態では、下層部15及び上層部16は、別の部材である。但し、この例示に限定されず、支持プレート11、12、13の少なくともいずれかにおいて、下層部15及び上層部16は、一の部材であってもよい。言い換えると、下層部15及び上層部16は、一体であって、単一の部材のそれぞれ下部及び上部であってもよい。この場合、下層部15の溝部20は、支持プレート11、12、13内に設けられる通路部として形成される。溜気部60は、この通気路上に配置されて、この通気路と繋がる。このように構成すれば、支持プレート11、12、13の構成要素の数を低減できるので、通気マットレス1のコストを低減でき、その生産性を向上できる。
支持プレート11の下層部15には溝部21、22が形成される。支持プレート11の上層部16には、溝部21上に配される貫通孔31、及び、溝部22上に配される貫通孔32が形成される。溝部21に連通する貫通孔31及び溝部22に連通する貫通孔32はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ41、42に接続される。また、貫通孔31内には、溜気部61に供給される空気の温度を検知するセンサ81が配置される。貫通孔32内には、溜気部62に供給される空気の温度を検知するセンサ82が配置される。センサ81,82の検出結果は、制御部2eに出力される。
支持プレート12の下層部15には溝部23、24が形成される。支持プレート12の上層部16には溝部23上に配される貫通孔33及び溝部24上に配される貫通孔34が形成される。溝部23に連通する貫通孔33及び溝部24に連通する貫通孔34はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ43、44に接続される。また、貫通孔33内には、溜気部63に供給される空気の温度を検知するセンサ83が配置される。貫通孔34内には、溜気部64に供給される空気の温度を検知するセンサ84が配置される。センサ83,84の検出結果は、制御部2eに出力される。
支持プレート13の下層部15には溝部25が形成される。支持プレート13の上層部16には溝部25上に配される貫通孔35及び貫通孔36が形成される。溝部25に連通する貫通孔35及び貫通孔36はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ45、46に接続される。貫通孔35、36は共通の溝部25と連通するが、貫通孔35、36にそれぞれ独立の溝部を設けてもよい。また、貫通孔35内には、溜気部65に供給される空気の温度を検知するセンサ85が配置される。貫通孔36内には、溜気部66に供給される空気の温度を検知するセンサ86が配置される。センサ85,86の検出結果は、制御部2eに出力される。
溝部20は断面矩形に形成されるが、曲面の内壁面を有する形状(断面半円形等)に形成してもよい。また、溝部20の深さは5~10mm程度が望ましい。これにより、空気の流通を阻害させずに支持プレート11、12、13の強度低下を防止することができる。この時、下層部15の厚みは10~20mm程度が望ましく、支持プレート11、12、13の厚みは15~40mm程度が望ましい。
各支持プレート11、12、13は、接続部19を有する。接続部19は、溝部20に連通して給気装置2が接続される。詳細には、支持プレート11、12、13の一側面にはマット部10から突出する複数の接続部19が取り付けられる。各接続部19はそれぞれ対応する溝部20に連結され、ホース束5から分岐した各ホース6が接続される。つまり、接続部19は、各ホース6及び溝部20間を流通可能に接続する。
即ち、支持プレート11には溝部21、22にそれぞれ連結される2つの接続部19が設けられる。支持プレート12には溝部23、24にそれぞれ連結される2つの接続部19が設けられる。支持プレート13には溝部25に連結される接続部19が設けられる。これにより、各ホース6を介して給気装置2に接続される溝部20と、溝部20上の各エアバッグ40に接続される貫通孔30とが空気の流路を形成し、溝部20及び貫通孔30を介して給気装置2からエアバッグ40に給気される。このため、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化して通気マットレス1を小型化することができる。
各エアバッグ40に対応する電磁弁を開いて給気装置2から給気すると、一点鎖線E(図2、図3参照)に示すようにエアバッグ40が膨張する。対応する電磁弁を閉じるとエアバッグ40は排気により収縮する。エアバッグ41、42の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの首及び肩の施療が行われる。エアバッグ43、44の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの腰の施療が行われる。エアバッグ45、46の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの脚の施療が行われる。
この時、空気の流路が支持プレート11、12、13の下層部15に設けた溝部20及び上層部16に設けた貫通孔30により形成されるため、被施療者Hによって空気の流路が押し潰されて塞がれることを防止できる。また、マット部10の被施療者Hが乗る位置に溝部20を配置できるため、エアバッグ40及びマット部10を小型化できる。
<給気装置2>
次に、図4A~図4Cを挙げて、給気装置2の第1~第3構成例を説明する。図4Aは、給気装置2の第1構成例を示す概略図である。図4Bは、給気装置2の第2構成例を示す概略図である。図4Cは、給気装置2の第3構成例を示す概略図である。なお、図4A~図4Cでは、簡略化のため、支持プレート11、12、13のうちのいずれかの接続部19のみを記載し、支持プレート11、12、13の他の2つの接続部19の記載を省略している。
<第1構成例>
図4Aでは、給気装置2は、冷風を給気する冷風給気部2aと、温風を給気する温風給気部2bと、電磁弁2cと、を有する。電磁弁2cは、各支持プレート11、12、13に配置され、冷風給気部2a及び温風給気部2bのうちのどちらかを溝部20の一端に接続する。詳細には、ホース束5は、冷風を流すホース6aと、温風を流すホース6bと、を含む。ホース6aの一端は、冷風給気部2aに接続される。ホース6bの一端は、温風給気部2bに接続される。ホース6a,6bの他端は、支持プレート11、12、13に配置された接続部19毎に分岐し、電磁弁2c及び接続部19を介して溝部20にそれぞれ接続される。電磁弁2cは、たとえば三方弁であり、ホース6a,6bのどちからを溝部20に接続する。電磁弁2cの接続切替により、冷風及び温風のどちらかが、溝部20に供給される。
各々の電磁弁2cを独立に動作させることにより、各支持プレート11、12、13を独立に冷やしたり温めたりできる。従って、異なる支持プレート11、12、13の直上に横たわる被施療者Hの異なる身体部位の昇降温をそれぞれ独立に実施できる。たとえば、被施療者Hの首部側の直下の支持プレート11を冷風の給気により冷やし、脚部側の直下の支持プレート13を温風の給気により温めることができる。よって、通気マットレス1は、さらに快適な寝心地を被施療者Hに提供できる。
また、通気マットレス1の給気装置2は、入力部2dと、制御部2eと、をさらに有する。入力部2dは、被施療者Hなどの操作入力を受け付けて、制御部2eに送信する。入力部2dには、たとえば、給気装置2のON及びOFFの切り替え、溜気部60に供給される空気の設定温度などが入力される。制御部2eは、非一過性の記憶媒体(図示省略)に記憶されたプログラム及びデータ、センサ80の検知結果、入力部2dの操作入力などに基づいて、給気装置2の各構成要素を制御する。
たとえば、制御部2eは、各電磁弁2cを独立に制御する。詳細には、制御部2eは、センサ80の検知結果に基づいて、各電磁弁2cを切り替える。たとえば、センサ81の検知温度が第1閾値以上であれば、溝部20にホース6aを接続して冷風を供給する。一方、センサ81の検知温度が(第1閾値未満の)第2閾値以下であれば、溝部20にホース6bを接続して温風を供給する。なお、第1閾値及び第2閾値は、入力部2dの操作入力に基づいて設定されてもよいし、予め設定されたデータであってもよい。
また、制御部2eは、センサ80の検知結果に基づいて、冷風給気部2a及び温風給気部2bが給気する空気の温度をそれぞれ調節する。たとえば、センサ81の検知温度に対する第1閾値の温度差の増減に応じて、冷風給気部2aが給気する空気の温度を調節する。また、センサ81の検知温度に対する第2閾値の温度差の増減に応じて、温風給気部2bが給気する空気の温度を調節する。冷風及び温風の温度をそれぞれ調節することで、溜気部60の温度を自動で適切に調節できる。
或いは、上述の温度制御は、入力部2dでの操作入力に基づいて実施されてもよい。又は、上述の温度制御は、フィードバック制御でなくてもよく、予め定められたプログラムに従って実施されてもよい。
<第2構成例>
次に、上述の例示に限定されず、冷風及び温風が同じ溝部20には同時に供給可能であって、両者の流通量の比率により温度制御が実施されてもよい。図4Bでは、給気装置2は、冷風を給気する冷風給気部2aと、温風を給気する温風給気部2bと、を有する。また、図4Aの電磁弁2cに代えて、給気装置2は、調節部2fをさらに有する。調節部2fは、同じ溝部20に給気する冷風及び温風の風量をそれぞれ調節する。詳細には、調節部2fは、各支持プレート11、12、13の接続部19毎に配置され、制御部2eによりそれぞれ独立に制御される。
また、調節部2fは、第1調節部2faと、第2調節部2fbと、を有する。第1調節部2faは、ホース6aに配置され、冷風の最大流通量に対する流通量を0~100%の範囲で調節する。第2調節部2fbは、ホース6bに配置され、温風の最大流通量に対する流通量を0~100%の範囲で調節する。
たとえば、各支持プレート11、12、13の同じ接続部19には、第1調節部2faを介してホース6aの他端が接続されるとともに、第2調節部2fbを介してホース6bの他端が接続される。そのため、同じ溝部20に、冷風及び温風が給気できる。両者の風量を独立に調節することにより、溝部20内での両者の混合比率が変化する。従って、冷風給気部2aから送出される冷風の温度、及び温風給気部2bから送出される温風の温度を変化させることなく、溝部20に給気する空気の温度を調節できる。よって、溜気部60の温度を調節できるので、通気マットレス1は、さらに快適な寝心地を被施療者Hに提供できる。
また、通気マットレス1の給気装置2は、入力部2dと、制御部2eと、をさらに有する。制御部2eは、たとえば、第1調節部2fa及び第2調節部2fbを独立に制御する。詳細には、制御部2eは、センサ80の検知結果に基づいて、冷風及び温風の比率を調節する。こうすれば、冷風及び温風の混合比率の調節により、溜気部60の温度を精度良く調節できる。たとえば、センサ81の検知温度が第1閾値以上であれば、第1調節部2faでの冷風の流通量の増加と、第2調節部2fbでの温風の流通量の減少との少なくともどちらかを行う。これにより、溜気部60又はその内部の温度を下げる。センサ81の検知温度が(第1閾値未満の)第2閾値以下であれば、第1調節部2faでの冷風の流通量の減少と、第2調節部2fbでの温風の流通量の増加との少なくともどちらかを行う。これにより、溜気部60又はその内部の温度を上げる。
この際、制御部2eは、センサ80の検知結果に基づいて、冷風給気部2a及び温風給気部2bが給気する空気の温度をそれぞれ調節してもよいし、調節しなくてもよい。また、上述の温度制御は、入力部2dでの操作入力に基づいて実施されてもよい。又は、上述の温度制御は、フィードバック制御でなくてもよく、予め定められたプログラムに従って実施されてもよい。尚、センサ80を利用せずに上述の温度制御を行う構成では、センサ80は省略されてもよい。
<第3構成例>
なお、第1構成例及び第2構成例の給気装置2では、各支持プレート11、12、13は、独立に温度制御される。但し、この例示に限定されず、各支持プレート11、12、13には、同様の温度制御がされてもよい。
図4Cでは、給気装置2は、冷風を給気する冷風給気部2aと、温風を給気する温風給気部2bと、電磁弁2cと、入力部2dと、制御部2eと、を有する。電磁弁2cは、冷風給気部2a及び温風給気部2bとホース束5との間に配置され、冷風給気部2a及び温風給気部2bのうちのどちらかをホース束5に接続する。つまり、電磁弁2cの切り替えに応じて、冷風及び温風のどちらかが、ホース束5に流入して各支持プレート11、12、13の溝部20に供給される。こうすれば、溜気部60及び支持プレート11、12、13を冷やしたり温めたりできる通気マットレス1を簡易な構成で実現できる。
<第2実施形態>
次に、通気マットレス1において、少なくとも1つのエアバッグ40は、省略されてもよい。図5は、本発明の第2実施形態の通気マットレス1を示す上面図である。図6は図5のC-C断面図を示している。図5では、一例として、全てのエアバッグ40が省略されている。また、説明の便宜上、前述の図1~図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
第2実施形態において、溜気部60は、上層部16の内部に形成された空間である。溜気部60は、溝部20の直上に配置され、溝部20と繋がる。こうすれば、溜気部60に冷風又は温風を溜めておくことができるので、被施療者の溜気部60直上の身体部位を特に集中して冷やしたり温めたりできる。
好ましくは、溜気部60は、上層部16に配置された中空容器70である。中空容器70は、上層部16よりも硬質である。中空容器70の底面には、開口70aが形成される。中空容器70は、開口70aを通じて、溝部20と繋がる。尚、中空容器70は、後述する中空容器71~76の総称である。開口70aは、後述する開口71a~76aの総称である。溜気部60は、たとえばポリプロピレンなどの硬質な樹脂で形成される。こうすれば、被施療者Hの体重による溜気部60の変形を抑制又は防止できる。従って、溜気部60の直上における身体部位の沈み込みを抑制又は防止できる。なお、この例示は、溜気部60が中空容器70を有さない構成、中空容器70が上層部16よりも軟質である構成を排除しない。たとえば、溜気部60は、たとえばシリコン樹脂などの可撓性を有する樹脂で形成されてもよい。
また、好ましくは、中空容器70には、開口70a以外の孔70bが単数又は複数で形成されてもよい。孔70bは、中空容器70の壁を貫通し、その内外を連通させる。さらに好ましくは、孔70bは、中空容器70の上板に形成される。尚、孔70bは、支持プレート11の中空容器70に形成される孔(図示省略)、支持プレート12の中空容器70に形成される孔(図示省略)、支持プレート13の中空容器70に形成される孔75b,76b(図6参照)の総称である。こうすれば、中空容器70から孔70bを通じて上層部16の内部に空気が漏れるので、溜気部60付近(たとえばその直上)を特に集中して冷やしたり温めたりすることができる。但し、この例示は、孔70bが中空容器70の上板以外(たとえば側板など)に形成される構成を排除しないし、或いは、開口70a以外の孔70bが中空容器70に形成されない構成を排除しない。
たとえば、支持プレート11には、溜気部61,62が配置される。溜気部61は、支持プレート11内で溝部21上に配置された中空容器71から成り、その底部の開口71aを介して溝部21に連通する。溜気部62は、支持プレート11内で溝部22上に配置された中空容器72から成り、その底部の開口72aを介して溝部22に連通する。好ましくは、中空容器71,72の少なくとも上板には、孔部70bが配置される。溜気部61,62に冷風又は温風が供給されることで、たとえば被施療者Hの首部を集中して冷やしたり温めたりすることができる。
また、支持プレート12には、溜気部63,64が配置される。溜気部63は、支持プレート12内で溝部23上に配置された中空容器73から成り、その底部の開口73aを介して溝部23に連通する。溜気部64は、支持プレート12内で溝部24上に配置された中空容器74から成り、その底部の開口74aを介して溝部24に連通する。好ましくは、中空容器73,74の少なくとも上板には、孔部70bが配置される。溜気部63,64に冷風又は温風が供給されることで、たとえば被施療者Hの胴部を集中して冷やしたり温めたりすることができる。
また、支持プレート13には、溜気部65,66が配置される。溜気部65は、支持プレート13内で溝部25上に配置された中空容器75から成り、その底部の開口75aを介して溝部25に連通する。溜気部66は、支持プレート13内で溝部25上に配置された中空容器76から成り、その底部の開口76aを介して溝部25に連通する。好ましくは、中空容器75,76の少なくとも上板には、孔部70bが配置される。溜気部65,66に冷風又は温風が供給されることで、たとえば被施療者Hの下腿部を集中して冷やしたり温めたりすることができる。
<第3実施形態>
次に、図7及び図8を参照して、第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態の通気マットレス1の上面図を示している。図8は図7のD-D断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1~図6に示す第1及び第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
本実施形態は第1実施形態に対して、接続部19が支持プレート11、13から省かれ、支持プレート12のみに設けられる。また、溝部21、22、25がそれぞれ分割して設けられる。つまり、一の支持プレート12の溝部20に給気装置2が接続される。その他の部分は第1実施形態と同様である。
支持プレート12に設けた接続部19には給気装置2から導出されるホース束5が接続される。接続部19に各溝部20が連結される。
エアバッグ41に連通する溝部21は、支持プレート11に形成された溝部21bと、支持プレート12に形成された溝部21aとに分割される。エアバッグ42に連通する溝部22は、支持プレート11に形成された溝部22bと、支持プレート12に形成された溝部22aとに分割される。エアバッグ45、46に連通する溝部25は、支持プレート12に形成された溝部25aと、支持プレート13に形成された溝部25bとに分割される。エアバッグ43、44に連通する溝部23、24はそれぞれ支持プレート12に形成される。
隣設する支持プレート11、12の溝部21b、21aは可撓性の配管17により接続される。支持プレート11、12間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18bが設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート11、12に設けた溝部21b、21a間の距離よりも長い。このため、配管17は空洞18b内に撓んだ状態で配される。
同様に、隣設する支持プレート11、12の溝部22b、22aは可撓性の配管17により接続される。配管17の長さは隣設する支持プレート11、12に設けた溝部22b、22a間の距離よりも長い。このため、配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。
同様に、隣設する支持プレート12、13の溝部25a、25bは可撓性の配管17により接続される。支持プレート12、13間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18bが設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート12、13に設けた溝部25a、25b間の距離よりも長い。このため、配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。尚、一の空洞18bに複数の配管17を配してもよく、各配管17に対してそれぞれ空洞18bを設けてもよい。
これにより、マット部10を連結部18a上で折り畳んだ際に配管17が急な角度で折曲されず、繰り返し折り畳んでも配管17の損傷を防止することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化して通気マットレス1を小型化することができる。
また、複数の支持プレート11、12、13が連結部18aにより折曲可能に並設され、隣設する支持プレート11、12の溝部21b、21aを接続する配管17が撓んだ状態で配される空洞18bを隣設する支持プレート11、12間に設けている。これにより、マット部10を繰り返し折り畳む際に配管17の損傷を防止し、配管17の損傷による給排気の不具合を防止することができる。
<第4実施形態>
次に、図9及び図10を参照して、第4実施形態について説明する。図9は第4実施形態の通気マットレスの上面図を示している。図10は図9のE-E断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1~図8に示す第1~第3実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。
本実施形態は第1実施形態に対して、給気装置2がマット部10の内部に配置され、接続部19が支持プレート11、12から省かれ、支持プレート13のみに設けられる。また、溝部21、22、23、24がそれぞれ分割して設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
マット部10の長手方向の一端部にはクッション材18(図2参照)が設けられずに給気装置2が配置される空洞が形成される。支持プレート13に設けた接続部19には給気装置2から導出されるホース束5が接続される。接続部19に各溝部20が連結される。
エアバッグ41に連通する溝部21は、支持プレート13に形成された溝部21aと、支持プレート12に形成された溝部21bと、支持プレート11に形成された溝部21cとに分割される。エアバッグ42に連通する溝部22は、支持プレート13に形成された溝部22aと、支持プレート12に形成された溝部22bと、支持プレート11に形成された溝部22cとに分割される。
エアバッグ43に連通する溝部23は、支持プレート13に形成された溝部23aと、支持プレート12に形成された溝部23bとに分割される。エアバッグ44に連通する溝部24は、支持プレート13に形成された溝部24aと、支持プレート12に形成された溝部24bとに分割される。エアバッグ45、46に連通する溝部25は支持プレート13に形成される。
隣設する支持プレート12、13の溝部21b、21aは可撓性の配管17により接続される。支持プレート12、13間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18b(図10参照)が設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート12、13に設けた溝部21b、21a間の距離よりも長い。このため、配管17は空洞18b内に撓んだ状態で配される。
同様に、溝部21b、21cを接続する配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部22a、22bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部22b、22cを接続する配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部23a、23bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部24a、24bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。
尚、一の空洞18bに複数の配管17を配してもよく、各配管17に対してそれぞれ空洞18bを設けてもよい。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化して通気マットレス1を小型化することができる。
また、給気装置2がマット部10内に配されるので、被施療者Hによるホースの接続を省くことができ、通気マットレス1の利便性を向上することができる。
第1~第4実施形態において、マット部10を折り畳み不要の場合は一枚の支持プレートによりマット部10を形成してもよい。
また、施療子がエア駆動されるエアバッグ40により構成されるが、エア駆動される他の施療子であってもよい。例えば、施療子が給排気により往復移動する指圧球等であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、上述の実施形態は例示であり、その各構成要素及び各処理の組み合わせに色々な変形が可能であり、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
<まとめ>
以上、上述の実施形態の通気マットレスは、
被施療者が横たわるマット部と、
冷風を給気する冷風給気部と温風を給気する温風給気部とを有する給気装置と、
を備え、
前記マット部は、
クッション材により覆われる支持プレートと、
前記支持プレートに配置されて、前記空気を溜めることが可能な溜気部と、
を有し、
前記支持プレートは、
上面に溝部が配置される下層部と、
前記下層部の上面に固着され、前記溜気部が配置される上層部と、
を有し、
前記溝部の一端は前記給気装置に接続され、他端は前記溜気部に接続される構成(第1の構成)とされる。
また、第1の構成の通気マットレスは、
複数の前記支持プレートが並置され、
前記給気装置は、前記冷風給気部及び前記温風給気部のうちのどちらかを前記溝部の一端に接続する電磁弁をさらに有し、
前記電磁弁は、各前記支持プレートに配置される構成(第2の構成)とされてもよい。
また、第1又は第2の構成の通気マットレスは、
前記溜気部又は前記溜気部に給気される空気の温度を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、前記冷風給気部及び前記温風給気部が給気する空気の温度をそれぞれ調節する制御部と、
をさらに備える構成(第3の構成)とされてもよい。
或いは、第1の構成の通気マットレスは、
前記給気装置は、同じ前記溝部に給気する前記冷風及び前記温風の風量をそれぞれ調節する調節部をさらに有する構成(第4の構成)とされてもよい。
また、第4の構成の通気マットレスは、
前記溜気部又は前記溜気部に給気される空気の温度を検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて、前記冷風及び前記温風の比率を調節する制御部と、
をさらに備える構成(第5の構成)とされてもよい。
また、第1から第5のいずれかの構成の通気マットレスは、
前記支持プレートのうちの少なくとも前記上層部は、連続気泡を有する多孔質体である構成(第6の構成)とされてもよい。
また、第1から第6のいずれかの構成の通気マットレスは、
前記上層部及び前記下層部は、一の部材である構成(第7の構成)とされてもよい。
また、第1から第7のいずれかの構成の通気マットレスは、
前記溜気部は、
前記溝部上に配置される貫通孔と、
前記貫通孔と接続されるエアバッグと、
を有する構成(第8の構成)とされてもよい。
或いは、第1から第7のいずれかの構成の通気マットレスは、
前記溜気部は、前記上層部の内部に形成された空間である構成(第9の構成)とされてもよい。
また、第9の構成の通気マットレスは、
前記溜気部は、前記上層部に配置された中空容器であり、
前記中空容器は、前記上層部よりも硬質である構成(第10の構成)とされてもよい。
また、第1から第10のいずれかの構成の通気マットレスは、
複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
各前記支持プレートが、前記溝部に連通して前記給気装置が接続される接続部を有する構成(第11の構成)とされてもよい。
また、第1から第11のいずれかの構成の通気マットレスは、
複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
一の前記支持プレートの前記溝部に前記給気装置が接続されるとともに、
隣設する前記支持プレートの前記溝部が可撓性の配管により接続され、
隣設する前記支持プレート間に前記配管が撓んだ状態で配される空洞を設けた構成(第12の構成)とされてもよい。
1 通気マットレス
2 給気装置
2a 冷風供給部
2b 温風供給部
2c 電磁弁
2d 入力部
2e 制御部
2f、2fa、2fb 調節部
5 ホース束
6、6a、6b ホース
10 マット部
11、12、13 支持プレート
15 下層部
16 上層部
17 配管
18 クッション材
18a 連結部
18b 空洞
19 接続部
20、21、22、23、24、25 溝部
30、31、32、33、34、35、36 貫通孔
40、41、42、43、44、45、46 エアバッグ(施療子)
60、61、62、63、64、65、66 溜気部
70、71、72、73、74、75、76 中空容器
70a、71a、72a、73a、74a、75a、76a 開口
70b、75b、76b 孔
80、81、82、83、84、85、86 センサ
H 被施療者

Claims (12)

  1. 被施療者が横たわるマット部と、
    冷風を給気する冷風給気部と温風を給気する温風給気部とを有する給気装置と、
    を備え、
    前記マット部は、
    クッション材により覆われる支持プレートと、
    前記支持プレートに配置されて、前記空気を溜めることが可能な溜気部と、
    を有し、
    前記支持プレートは、
    上面に溝部が配置される下層部と、
    前記下層部の上面に固着され、前記溜気部が配置される上層部と、
    を有し、
    前記溝部の一端は前記給気装置に接続され、他端は前記溜気部に接続される、通気マットレス。
  2. 複数の前記支持プレートが並置され、
    前記給気装置は、前記冷風給気部及び前記温風給気部のうちのどちらかを前記溝部の一端に接続する電磁弁をさらに有し、
    前記電磁弁は、各前記支持プレートに配置される、請求項1に記載の通気マットレス。
  3. 前記溜気部又は前記溜気部に給気される空気の温度を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果に基づいて、前記冷風給気部及び前記温風給気部が給気する空気の温度をそれぞれ調節する制御部と、
    をさらに備える、請求項1に記載の通気マットレス。
  4. 前記給気装置は、同じ前記溝部に給気する前記冷風及び前記温風の風量をそれぞれ調節する調節部をさらに有する請求項1に記載の通気マットレス。
  5. 前記溜気部又は前記溜気部に給気される空気の温度を検知するセンサと、
    前記センサの検知結果に基づいて、前記冷風及び前記温風の比率を調節する制御部と、
    をさらに備える、請求項4に記載の通気マットレス。
  6. 前記支持プレートのうちの少なくとも前記上層部は、連続気泡を有する多孔質体である、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の通気マットレス。
  7. 前記上層部及び前記下層部は、一の部材である、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の通気マットレス。
  8. 前記溜気部は、
    前記溝部上に配置される貫通孔と、
    前記貫通孔と接続されるエアバッグと、
    を有する、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の通気マットレス。
  9. 前記溜気部は、前記上層部の内部に形成された空間である、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の通気マットレス。
  10. 前記溜気部は、前記上層部に配置された中空容器であり、
    前記中空容器は、前記上層部よりも硬質である、請求項9に記載の通気マットレス。
  11. 複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
    各前記支持プレートが、前記溝部に連通して前記給気装置が接続される接続部を有することを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のエアマッサージ機。
  12. 複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
    一の前記支持プレートの前記溝部に前記給気装置が接続されるとともに、
    隣設する前記支持プレートの前記溝部が可撓性の配管により接続され、
    隣設する前記支持プレート間に前記配管が撓んだ状態で配される空洞を設けたことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のエアマッサージ機。
JP2022104899A 2022-06-29 2022-06-29 通気マットレス Pending JP2024004970A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022104899A JP2024004970A (ja) 2022-06-29 2022-06-29 通気マットレス
CN202320240900.8U CN219699483U (zh) 2022-06-29 2023-02-16 通气床垫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022104899A JP2024004970A (ja) 2022-06-29 2022-06-29 通気マットレス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024004970A true JP2024004970A (ja) 2024-01-17

Family

ID=87976191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022104899A Pending JP2024004970A (ja) 2022-06-29 2022-06-29 通気マットレス

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2024004970A (ja)
CN (1) CN219699483U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CN219699483U (zh) 2023-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102639647B1 (ko) 능동적 안락성 조절 침구 시스템
ES2534286T3 (es) Cama con aire acondicionado
JP5339873B2 (ja) エアマット
JP2009535149A (ja) マットレス
KR102260385B1 (ko) 미세발열체를 이용한 온도제어 매트리스
JP2014018671A (ja) 圧力調整可能な床ずれ防止クッション
JP2010246903A (ja) 複数の空気源マットレス制御システム
JP2024004970A (ja) 通気マットレス
WO2020071525A1 (ja) エアセル部品、エアセルユニット、及びエアマットレス
KR20170084655A (ko) 상·하부 2중 구조를 가진 침대용 에어 매트리스
WO2020148929A1 (ja) エアマットレス
JP2013248234A (ja) 温度調節シートと、当該温度調節シートを内蔵した温度調節マット又は温度調節クッションと、当該温度調節マット又は温度調節クッションを用いた温度調節装置
EP3431066A1 (en) Patient cooling system responsive to head elevation
CN109924756A (zh) 气垫
JP2020010872A (ja) クッション
JP2009297268A (ja) 身体換気用装置
JP7304455B2 (ja) 電動家具
JP7042863B2 (ja) エアマットレス
KR101090304B1 (ko) 환자용 쿠션 및 이를 구비하는 욕창 방지용 매트
JP4413116B2 (ja) エアーマッサージ装置
JP3225598U (ja) エアーベッド
JP5616139B2 (ja) 寝具用マット
TWM518513U (zh) 氣墊床氣體熱交換裝置
KR102647298B1 (ko) 난방 기능이 구비된 에어 매트리스
KR20220138097A (ko) 공기압으로 쿠션력과 높낮이를 조절할 수 있는 베개