JP2024004471A - 円形横断面を伴う計時器の針の製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光による、一体成形の計時器の針の製造法に従って製造された針を提供する。【解決手段】一体成形の円形横断面を伴う本体を備える計時器の針20の製造法であって、所定の材料から造られた一体成形部品を得る第1のステップと、一体成形部品を回転させる第2のステップと、出力、幾何形状、および時間でのレーザ光の第1の変調を放出する第3のステップと、長さL1および平均直径D1の円形横断面を伴う少なくとも第1の体積を形成するように、レーザ光の第1の変調に少なくとも1つの一体成形部品の第1の一部分を暴露する第4のステップと、出力、幾何形状、および時間でのレーザ光の第2の変調を放出する第5のステップと、少なくとも第2の体積を形成するように、レーザ光の第2の変調に少なくとも1つの一体成形部品の第2の一部分を暴露する第6のステップとを備える。【選択図】図6

Description

本発明の分野は、計時器のための製造法の分野に、詳細には円形横断面を伴う計時器の針の分野に関する。
針は、一般に2つの次元を有し平坦であり、通常は金属シートを切断することからなる針製造法により得られる。
ムーブメント上に針を組み立てるために、次いで文字板を通過するロッドに嵌合させるために、針の中に孔を形成する。現在、シートを切り取るためにレーザ法を使用できる。
この製造法は実装しやすいが、2次元の針を作り出すことに限定される。審美的理由で円形横断面を伴う針の形を得ることが望ましい場合、この方法は使用できない。円形横断面は、詳細には回転幾何形状を伴う針を意味する。
計時器ムーブメントの軸または枢軸を形成するために、一体成形の本体を回転させて機械加工して、レーザビームを用いて切り取ることからなるレーザ回転法が存在する。本体は機械により保持され、機械は所定の速度で本体を回転させ、一方、本体の周縁部にレーザビームを照射して本体を削る。このようにして、円形横断面を伴う、たとえば円柱状または円錐状の部品を得る。
しかしながら、そのような方法は、幾何学的欠陥が針の上に出現するので、円形横断面を伴う針を形成する傾向があるためにそのままでは使用できない。これは、針が薄く長いので、回転させる動作が本体を振動させる、またはずらすことがあり、その結果、レーザ機械加工は、円形横断面を伴う針を得るために精度を損なうからである。
本発明は、レーザ光による、一体成形の計時器の針の製造法に従って製造された針によって、これらの欠点のすべてまたは一部を解決しようとする。
前記方法は、
-長手方向の軸に添って伸展する、所定の材料から作られた一体成形部品を得ることからなる第1のステップと、
-前記一体成形部品を回転させることからなる第2のステップと、
-たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光の第1の変調を放出することからなる第3のステップと、
-長さLおよび平均半径Dの円形横断面を伴う、たとえば円柱状または円錐状の少なくとも第1の体積を形成するように、前記レーザ光の前記第1の変調に前記少なくとも1つの一体成形部品の第1の一部分を暴露することからなる第4のステップであって、比L/Dが10以下、またはさらには5以下であるステップと、
-たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光の第2の変調を放出することからなる第5のステップと、
-長さLおよび平均半径Dの円形横断面を伴う、たとえば円柱状または円錐状の少なくとも第2の体積を形成するように、前記レーザ光の前記第2の変調に前記少なくとも1つの一体成形部品の第2の一部分を暴露することからなる第6のステップであって、比L/Dが10以下、またはさらには5以下であるステップと
を備えるという点で注目に値する。
この方法を用いて、詳細には円筒状または円錐状である円形横断面を伴う3次元の針を製造可能である。これは、最初に回転機械加工を用いて、円形横断面を伴う針の形が得られるからである。しかしながら、比L/Dが10以下、またはさらには5以下である長さLおよび平均半径Dの一部分により針を作り出すことにより、一体成形部品の振動のリスク、およびしたがって幾何形状の欠陥のリスクが回避される。
本発明の特定の実施形態によれば、製造法の第6のステップの間に、第1の一部分に隣接する第2の一部分を選択する。
本発明の特定の実施形態によれば、前記製造法は、必要とされる針の長さを得るために、比L/Dが10以下、またはさらには5以下である円形横断面を伴う、たとえば円柱状または円錐状の追加の体積を形成するように、前記レーザ光の変調を放出して、好ましくは互いに隣接する追加の一部分を暴露する追加ステップを備える。
本発明の特定の実施形態によれば、一体成形部品の自由端で第1の一部分を選択する。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う少なくとも第1の体積は、円形横断面を伴うその他の体積よりも短い直径を有する。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う体積は、比Lt/Dtが10以上、またはさらには100以上である全長Ltおよび平均半径Dtを伴う針を形成する。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う体積が実質的に同じ長さLを有するように、一部分の大多数を機械加工する。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う体積が円柱状であり、かつ実質的に同じ直径Dを有するように、一部分の大多数を機械加工する。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う体積が円錐状の針を形成する、減少する直径を有するように、一部分の大多数を機械加工する。
本発明の特定の実施形態によれば、本方法は、第6のステップに先行する追加ステップ、および/または一体成形部品を動かして第2の一部分または追加の一部分を暴露する追加暴露ステップを備える。
本発明の特定の実施形態によれば、本方法は、たとえばレーザにより、詳細には計時器ムーブメントのロッドを中に挿入できる孔を一体成形部品の中に開ける、先行するステップを備える。
本発明の特定の実施形態によれば、円形横断面を伴う体積になる予定の一部分を、円形横断面を伴うその他の体積よりも大きな直径を有する孔のために前もって機械加工する。
本発明の特定の実施形態によれば、材料は、好ましくは全体として鋼鉄、チタン、黄銅、アルミニウム、アモルファス金属などの金属、またはこれらの金属の合金、または複合セラミックもしくは金属セラミック、またはガラス、サファイア、ダイヤモンド、もしくはルビーを備える。
本発明の特定の実施形態によれば、本方法は、円形横断面を伴う体積の上に燐光性材料の層を塗布する追加ステップを備え、この円形横断面の体積は、好ましくは円形横断面を伴うその他の体積に対して縮小した直径を有する。
本発明はまた、本発明による方法により得ることができる計時器の針に関するものであり、針は一体成形の、円形横断面を伴う、たとえば円筒状または円錐状の本体を備える。
本発明の特定の実施形態によれば、計時器の針は孔を備える。
本発明の特定の実施形態によれば、計時器の針は、好ましくは全体として鋼鉄、チタン、黄銅、アルミニウム、アモルファス金属などの金属、またはこれらの金属の合金、または複合セラミックもしくは金属セラミック、またはガラス、サファイア、ダイヤモンド、もしくはルビーを備える。
本発明はさらに、そのような針を備える計時器に関する。
本発明の目的、有利な点、および特徴は、添付図面を参照して、単に限定しない例として示すいくつかの実施形態を読むことにより明らかになるであろう。
本発明による、レーザ光による、一体成形の円形横断面を伴う計時器の針の製造法を示す。 図1の方法により得られる、円形横断面を伴う一体成形の計時器の針の機械加工の側面図を概略的に示す。 本発明による生産方法の数ステップ後の針の側面図を概略的に示す。 本発明による生産方法の数ステップ後の針の側面図を概略的に示す。 本発明による生産方法の数ステップ後の針の側面図を概略的に示す。 図1の方法により得られる、円形横断面を伴う一体成形の計時器の針の斜視図を概略的に示す。 本発明による前記製造法により得られる、円形横断面を伴う一体成形の計時器の針の側面図を概略的に示す。
本発明は、円形横断面を伴う一体成形の計時器の針を形成するために、レーザ光源を使用すること関する。以下に記述する実施形態では、針の形状は円筒状である。
本発明によれば、図1~図5に示す前記製造法10は複数のステップを備える。
第1のステップ1では、所定の材料から作られた一体成形部品7を得る。たとえば、所定の材料は、好ましくは全体として鋼鉄、チタン、黄銅、アルミニウム、アモルファス金属などの金属、またはこれらの金属の合金、または複合セラミックもしくは金属セラミック、またはガラス、サファイア、ダイヤモンド、もしくはルビーを備える。
好ましくはその軽さを求めてチタン合金が選択される。当然のことながら、レーザ機械加工に適合する他の材料が想定される。
一体成形部品7は好ましくは、長手方向の軸17に添って細長く、長さは必要とされる針の長さに少なくとも等しい。一体成形部品7は、一体成形の形であってよい、またはすでに素材片を機械加工するステップを通過していてよい。一体成形部品7は好ましくは固体である、すなわち空洞がない。
第2のステップ2は、前記一体成形部品7を回転させて、円形横断面を伴う、この場合円筒状の必要とされる形状を得るステップからなる。一体成形部品7は、レーザ機械加工機器により機械加工される。一体成形部品7は、一体成形部品7の周縁部で一体成形部品7を機械加工するために、一体成形部品7の長手方向の軸17を中心に一体成形部品7を回転させる回転式旋削加工機器9上に配列される。
第3のステップ3では、たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光8の第1の変調を放出して、たとえばレーザ機器を用いて必要とされる直径になるよう一部分を削る。
第4のステップ4は、長さLおよび平均直径Dの少なくとも第1の円筒状体積14を形成するように、前記レーザ光8の前記第1の変調に前記少なくとも1つの一体成形部品7の第1の一部分11を暴露するステップからなる。これは、前記一体成形部品7の少なくとも第1の一部分11を暴露するときに、第1の円筒状体積14を形成するように、ある種のパラメータに従って前記レーザ光を変調するからである。
比L/Dが20以下もしくは10以下、またはさらには5以下になるように一部分の長さLを選択する。そのような比を用いると、機械加工の長さが一部分の直径と比較して長すぎるときに発生する製造上の欠陥が回避される。これは、レーザ光8が一部分11に添って動くとき、直径Dと比較して長すぎる一部分11は曲がる傾向があり、その結果、機械加工はもはや正確ではなく、欠陥を生じさせるからである。
一体成形部品7を機械加工するために、一体成形部品7は、レーザ機器に対してさらに並進で移動可能であってよく、レーザ機器は動かない。ある変形形態では、レーザ機器は並進で移動可能であり、一方、一体成形部品7は回転だけで移動可能である。レーザ機器および一体成形部品7はまた、両方とも並進で移動可能であってよい。
次に第5のステップ5では、たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光8の第2の変調を放出する。
第6のステップ6では、前記少なくとも一体成形部品7の少なくとも第2の一部分12は、長さLおよび平均半径Dの少なくとも第2の円筒状体積15を形成するように、前記レーザ光8の前記第2の変調に暴露され、比L/Dは20以下、好ましくは10以下、またはさらには5以下である。
第2の一部分12は第1の一部分11に隣接する。換言すれば、第1の一部分11および第2の一部分12は連続しており、同じ長手方向の軸17の周囲に配向される。その上さらにまた、出力および時間でのレーザ光の第1の変調と同様に前記第2の変調を構成することも可能である。
この実施形態では、等しい長さの円筒状体積を作ることを選び、その結果、L=L=Lである。変形実施形態では、円筒状体積ごとに20以下もしくは10以下、またはさらには5以下の比L/Dを維持するという条件で、互いに異なる長さの円筒状体積を機械加工可能である。
得ることが望ましい針の全長Ltに従って、より長い針20を得るように一体成形部品7の追加の一部分13を暴露する。
レーザ光8の変調を放出しレーザ光8の変調に暴露するステップを数回反復して、複数の連続して隣接する円筒状体積14、15、16を得る。
図2では、長さLの第1の一部分11を機械加工して、図3に示すように、一体成形部品7の端部に直径Dおよび長さLの第1の円筒状体積14を形成する。次に、第1の一部分11に隣接する、長さLの第2の一部分12を選択する。
第2の一部分12をレーザ加工した後、図4に示すように、第1の円筒状体積14と共に、針の端部を形成する第2の円筒状体積15を得る。
次に、第2の円筒状体積15に隣接する、一体成形部品7のうち長さLの第3の一部分13を選択する。第3の一部分13をレーザ機械加工して、図5に示すように、平均直径Dおよび長さLの第3の円筒状体積16を形成する。
針20はたとえば、長さが15mm~20mmであり、平均直径が一方の端部で0.2mm~0.5mmであり、他方の端部で0.3mm~0.6mmである。
針20に必要とされる全長Ltを得るまで、追加の隣接する一部分に対してレーザ機械加工するステップを反復する。その結果、針20は一体成形の円筒状本体を備える。
好ましくは、得られた円筒状体積14、15、16は、実質的に同じ直径Dを有し、その結果、針20は、その全長Ltにわたり実質的に等しい直径を有する。
連続する円筒状体積14、15、16は全長Ltの針20を形成し、比Lt/Dは、好ましくは10以上、またはさらには100以上である。
本方法は、形状および仕上がりが実質的に連続していることを保証するために、隣接する体積14、15、16に対して表面仕上げする後続ステップをさらに備えてよい。このステップは、粗さが小さい表面を作り出して、処置された2つの連続する体積の間の界面を見えなくする、より穏やかなパラメータを用いてレーザにより実現されてよい。
本方法は、レーザ機械加工するステップの前後に実装可能な、ロッドを挿入できる孔21を開けるステップをさらに備えてよい。
好ましくは前もって、すなわち、孔21を含む円筒状体積24を機械加工する前に、一体成形部品7の一部分を通る孔を作り出す。その結果、図6および図7の針20は、計時器ムーブメントのロッドを中に挿入するための孔21を有する。レーザ機械加工する前に孔21を開けることにより、あまりにも薄い針に孔を開けることが回避される。一体成形部品7の幅がより広ければ、孔21を開けるために一体成形部品7を保持するのがより容易である。
好ましくは、少なくとも、孔21を備える円筒状体積24の一部は、その他の円筒状体積よりも大きな直径を有し、詳細にはその結果、孔21はロッドを収容するのにかなり深く、その結果、円筒状体積24は十分に強固である。孔21は、さまざまな機械加工技法により、詳細にはレーザにより開けることができる。
図6および図7に示す特定の変形実施形態では、針20の端部の少なくとも1つの円筒状体積22は、縮小した直径を有する。直径が縮小することにより、縮小した円筒状体積上に燐光性材料の層23を堆積可能になる。これによりたとえば、その他の円筒状体積22と同じ直径の針20の端部を得ることが可能になる。このために、その後に塗布される燐光性材料の層23の厚さだけ縮小した円筒状体積22の直径を選択する。
この方法の有利な点の1つは、平坦な針よりも剛性があり、さらには特定の審美的効果を針20に提供する、一体成形の円筒状の計時器の針20を製造することである。
それに加えて、一体成形の針20の中に直接形成された孔21を針20がさらに有することで、計時器ムーブメントのロッドで針20を保持できるように針20の上に組み立てなければならない、香箱を具備する付加部を付着させることが回避される。その結果、組み立てる際の困難さだけではなく分解のリスクも低減される。
当然ながら、本発明は、図面を参照して記述する実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく変形形態を想定できる。その結果、本方法は、直径が互いに追従して縮小する円錐状部分を形成することにより円錐形状を伴う針を形成するために使用できる。さらにまた、異なる体積が円形横断面を有するという条件で、異なる体積に伴って直径が変わる針を形成可能である。
1 第1のステップ
2 第2のステップ
3 第3のステップ
4 第4のステップ
5 第5のステップ
6 第6のステップ
7 一体成形部品
8 レーザ光
9 回転式旋削加工機器
10 製造法
11 一体成形部品の第1の一部分
12 一体成形部品の第2の一部分
13 一体成形部品の追加の一部分、一体成形部品の第3の一部分
14 第1の円筒状体積
15 第2の円筒状体積
16 第3の円筒状体積
17 長手方向の軸
20 針
21 孔
22 針の端部の少なくとも1つの円筒状体積
23 燐光性材料の層
24 孔を含む円筒状体積
D、D、D 平均半径
L、L、L 長さ

Claims (18)

  1. レーザ光による一体成形の計時器の針の製造法(10)であって、
    -長手方向の軸に添って伸展する、所定の材料から作られた一体成形部品(7)を得ることからなる第1のステップ(1)と、
    -前記一体成形部品(7)を回転させることからなる第2のステップ(2)と、
    -たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光(8)の第1の変調を放出することからなる第3のステップ(3)と、
    -長さLおよび平均半径Dの円形横断面(14)を伴う、たとえば円柱状または円錐状の少なくとも第1の体積を形成するように、前記レーザ光(8)の前記第1の変調に前記少なくとも1つの一体成形部品(7)の第1の一部分(11)を暴露することからなる第4のステップ(4)であって、比L/Dは20以下、好ましくは10以下、またはさらには5以下であるステップと、
    -たとえば出力および/または幾何形状および/または時間での前記レーザ光(8)の第2の変調を放出することからなる第5のステップ(5)と、
    -長さLおよび平均半径Dの円形横断面(15)を伴う、たとえば円柱状または円錐状の少なくとも第2の体積を形成するように、前記レーザ光(8)の前記第2の変調に前記少なくとも1つの一体成形部品(7)の第2の一部分(12)を暴露することからなる第6のステップ(6)であって、比L/Dは20以下、好ましくは10以下、またはさらには5以下であるステップと
    を備えることを特徴とする製造法(10)。
  2. 前記第6のステップ(6)の間に、前記第1の一部分(11)に隣接する前記第2の一部分(12)を選択する、請求項1に記載の製造法(10)。
  3. 必要とされる針の長さ(20)を得るために、比L/Dが20以下、好ましくは10以下、またはさらには5以下である円形横断面(16)を伴う、たとえば円柱状または円錐状の追加体積を形成するように、前記レーザ光(8)の変調を放出し、好ましくは互いに隣接する追加の一部分(13)を暴露する追加ステップを備える、請求項1に記載の製造法(10)。
  4. 前記一体成形部品(7)の自由端で前記第1の一部分(11)を選択する、請求項1に記載の製造法(10)。
  5. 円形横断面を伴う少なくとも前記第1の体積(14)は、円形横断面を伴う前記その他の体積(15、16)よりも短い直径を有する、請求項1に記載の製造法(10)。
  6. 円形横断面(14、15、16)を伴う前記体積は、全長Ltおよび平均半径Dtの針を形成し、比Lt/Dtは10以上、またはさらには100以上である、請求項1に記載の製造法(10)。
  7. 前記一部分(11、12、13)の大多数は、円形横断面を伴う前記体積(14、15、16)が実質的に同じ長さLを有するように機械加工される、請求項1に記載の製造法(10)。
  8. 前記一部分(11、12、13)の大多数は、円形横断面を伴う前記体積(14、15、16)が実質的に同じ直径Dを有するように機械加工される、請求項1に記載の製造法(10)。
  9. 前記一部分の大部分は、円形横断面を伴う前記体積が円錐状の針を形成する、減少する直径を有するように機械加工される、請求項1に記載の製造法(10)。
  10. 前記第6のステップ(6)に先行する追加ステップ、および/または前記一体成形部品(7)を動かして前記第2の一部分(12)または前記追加の一部分(13)を暴露する追加暴露ステップを備える、請求項1に記載の製造法(10)。
  11. たとえばレーザにより、詳細には計時器ムーブメントのロッドを中に挿入できる孔(21)を前記一体成形部品(7)の中に開ける先行するステップを備える、請求項1に記載の製造法(10)。
  12. 前記一体成形部品(7)の前記一部分は、前記孔(21)が円形横断面を伴うその他の前記体積(11、12、13)よりも大きな直径を有するという条件で機械加工される、請求項11に記載の製造法(10)。
  13. 前記材料は、好ましくは全体として鋼鉄、チタン、黄銅、アルミニウム、アモルファス金属などの金属、またはこれらの前記金属の合金、または複合セラミックもしくは金属セラミック、またはガラス、サファイア、ダイヤモンド、もしくはルビーを備える、請求項1に記載の製造法(10)。
  14. 円形横断面(22)を伴う体積の上に燐光性材料の層(23)を塗布する追加ステップを備え、円形横断面(22)を伴う前記体積は、好ましくは縮小した直径を有する、請求項1に記載の製造法(10)。
  15. 請求項1に記載の方法(10)により得ることができる計時器の針(20)であって、円形横断面を伴う、たとえば円筒状または円錐状の一体成形の本体を備えることを特徴とする計時器の針(20)。
  16. 計時器ムーブメントのロッド用の孔(21)を備える、請求項15に記載の計時器の針(20)。
  17. 好ましくは全体として鋼鉄、チタン、黄銅、アルミニウム、アモルファス金属などの金属、またはこれらの前記金属の合金、または複合セラミックもしくは金属セラミック、またはガラス、サファイア、ダイヤモンド、もしくはルビーを備える、請求項15に記載の計時器の針(20)。
  18. 計時器の部品であって、請求項15に記載の計時器の針(20)を備える計時器の部品。
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