JP2024003577A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作像ユニットの下方に廃トナーボトルが配置された場合でも、作像ユニット及び廃トナーボトルを円滑に引き出すことの可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、側面に開口を有する筐体と、前記筐体に下端部を中心として回動可能に支持されて、前記開口を開閉可能なカバー19と、前記筐体内に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な作像ユニット41と、前記筐体内において前記作像ユニット41よりも下方に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な廃トナーボトル29と、を備え、前記カバー19は、前記開口の前方において、水平面Hよりも下方まで回動可能である。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成装置は、側面に開口を有する筐体と、前記筐体に下端部を中心として回動可能に支持されて、前記開口を開閉可能なカバー19と、前記筐体内に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な作像ユニット41と、前記筐体内において前記作像ユニット41よりも下方に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な廃トナーボトル29と、を備え、前記カバー19は、前記開口の前方において、水平面Hよりも下方まで回動可能である。
【選択図】図4
Description
本発明は、引き出し可能な作像ユニット及び廃トナーボトルを備える画像形成装置に関する。
画像形成装置において、作像ユニットは筐体内の所定の位置に装着され、メンテナンス等に対応するために、筐体から引き出し可能に設けられる。
例えば、特許文献1には、筐体に対して、ドラムユニット(作像ユニットに対応)が開口を通って第1方向(水平方向)に引き出し可能に構成された画像形成装置が開示されている。開口は、フロントカバーによって開閉される。
作像ユニットはある程度の重量を有し、引き出し方向に沿った長さが比較的長いため、上記特許文献1に記載されているような画像形成装置では、筐体から引き出された作像ユニットをガイドするガイドがカバーに設けられる場合がある。この場合、カバーは、一般に水平面まで回動するように構成されて、水平方向に沿って引き出された作像ユニットが、回動したカバーのガイドによってガイドされる。
一方で、作像ユニットで発生した廃トナーを収容する廃トナーボトルが、作像ユニットの下方に配置される場合がある。この場合、カバーを開いて廃トナーボトルを水平方向に沿って引き出そうとすると、廃トナーボトルが、カバーやカバーに設けられたガイドと干渉して、廃トナーボトルを水平方向に沿って引き出せなくなってしまう。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、作像ユニットの下方に廃トナーボトルが配置された場合でも、作像ユニット及び廃トナーボトルを円滑に引き出すことの可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、側面に開口を有する筐体と、前記筐体に下端部を中心として回動可能に支持されて、前記開口を開閉可能なカバーと、前記筐体内に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な作像ユニットと、前記筐体内において前記作像ユニットよりも下方に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な廃トナーボトルと、を備え、前記カバーは、前記開口の前方において、水平面よりも下方まで回動可能であることを特徴とする。
本発明において、前記水平面は、前記廃トナーボトルの下端を通る水平面であることを特徴としてもよい。
本発明において、前記筐体から引き出された前記作像ユニットをガイドするガイドを更に備えることを特徴としてもよい。
本発明において、前記ガイドは、前記筐体に設けられた回動支点を中心として、前記筐体に収容される収容姿勢と前記筐体から突き出て前記作像ユニットをガイド可能なガイド姿勢とに回動可能に支持される、長手方向に沿った長孔を有するガイド体と、前記筐体に回動可能に支持される固定側支点と、前記長孔に沿って移動可能に支持される可動側支点と、を有し、前記可動側支点が前記長孔の前記回動支点側の端部に係止されることで、前記ガイド体を前記ガイド姿勢に支持するストッパーと、前記長孔の前記回動支点とは反対側の端部と、前記ストッパーの前記可動側支点との間に配置される引っ張りバネと、を備えることを特徴としてもよい。
本発明において、前記ガイドは、前記作像ユニットが前記開口を通って前記筐体から引き出される際に、前記作像ユニットによって押されて前記収容姿勢から前記ガイド姿勢に回動することを特徴としてもよい。
本発明によれば、作像ユニットの下方に廃トナーボトルが配置された場合であっても、廃トナーボトルをカバーと干渉することなく、筐体から円滑に引き出すことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1及び図2を参照して、画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構成を模式的に示す側面図、図2は画像形成装置1の内部構成を模式的に示す正面図である。各図に示す、Fr、Rr、L、Rは、画像形成装置1の前側、後側、左側、右側をそれぞれ示す。
画像形成装置1は、略直方体状の中空部を有する筐体3を備える。中空部は、仕切り板5(図2参照)によって上部と下部とに区切られている。図2に示されるように、筐体3の左右の側板3aには、仕切り板5よりも上方に、左右のレール7が水平方向に沿って形成されている。図1に示されるように、筐体3の天板3bには、排出トレイ11が形成されている。さらに、天板3bには、排出トレイ11の後方に、シートの排出口13が設けられている。また、筐体3の前側板3cには、開口15が形成されている。開口15は、フロントカバー17によって開閉可能である。フロントカバー17は、本発明における開口15を開閉可能なカバーの一例である。フロントカバー17については後述する。さらに、前側板3cには、後述する作像ユニット41が引き出される際に、引き出された作像ユニット41をガイドするガイド19が設けられている。ガイド19についても後述する。
図1に示されるように、筐体3の中空部には、シート給紙部21と、電子写真方式の画像形成部23と、定着装置25と、排出装置27と、廃トナーボトル29と、が備えられている。また、中空部の後部には、シートの主搬送路31と反転経路33とが、上部と下部とに亘って設けられている。
シート給紙部21は、中空部の下部に配置されて、シートが収容される給紙カセット35と、給紙カセット35から主搬送路31にシートを給送する給紙装置37と、を備えている。給紙カセット35は、前側板3cの開口15を通して前後方向に沿って着脱可能である。給紙装置37は、下部の後部に配置されている。
画像形成部23は、中空部の上部に配置されて、作像ユニット41と、中間転写装置43と、露光装置45と、を備えている。
作像ユニット41は、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーに対応する4個の個別ユニット51と、4個の個別ユニット51を支持する左右のユニットフレーム53(図2参照)と、を備える。個別ユニット51は、静電潜像が形成される感光体ドラムを含むドラムユニット55と、一成分現像方式で静電潜像をトナー像に現像する現像ユニット57と、を備える。現像ユニット57はトナーカートリッジを含んでいる。4個の個別ユニット51は、前後方向に並んで配置されて、左右のユニットフレーム53に取り外し可能に支持されている。
作像ユニット41は、筐体3の左右の側板3aに水平に形成されたレール7に支持されて、前側板3cの開口15を通して、前方に向かう引き出し方向に沿って引き出し可能である。トナーが消費されて現像ユニット57を交換する際や作像ユニット41のメンテナンス時には、作像ユニット41は筐体3から引き出されて筐体3から取り外される。
中間転写装置43は、無端状の中間転写ベルト61と、4個の個別ユニット51に対応する4個の一次転写ローラー63と、二次転写ローラー65と、を含んでいる。中間転写ベルト61は、前後方向に離れて配置された駆動ローラー及び従動ローラーとテンションローラーとに巻き掛けられている。4個の一次転写ローラー63は、中間転写ベルト61の中空部に、前後方向に並んで配置されている。二次転写ローラー65は、中間転写ベルト61の後方に配置されている。中間転写ベルト61と二次転写ローラー65との間には、二次転写ニップが形成されている。
中間転写装置43は、作像ユニット41の下方に配置されて、仕切り板5に固定されている。詳細には、図2に示されるように、作像ユニット41の左右のユニットフレーム53の高さは、個別ユニット51の高さよりも高く、個別ユニット51よりも下方のユニットフレーム53間に、所定の空間が形成されるようになっている。中間転写装置43は、この空間内に配置される。図1に示されるように、中間転写装置43の4個の一次転写ローラー63は、作像ユニットの4個の個別ユニット51のドラムユニット55の感光体ドラムと、中間転写ベルト61を挟んで対向して、中間転写ベルト61と感光体ドラムとの間に一次転写ニップを形成している。露光装置45は、作像ユニット41の上方に配置されている。
廃トナーボトル29は、全ての個別ユニット51に対応するように、作像ユニット41の前後方向に沿った長さと同等の長さを有している。廃トナーボトル29には、個別ユニット51から発生した廃トナーが、中間転写装置43に形成された廃トナー搬送路を通って回収される。図2に示されるように、廃トナーボトル29は、筐体3の中空部の下部において、作像ユニット41の右ユニットフレーム53の下方かつ給紙カセット35の右側に配置されている。廃トナーボトル29を作像ユニット41の下方に配置することで、筐体3の左右方向の幅を短くできる。廃トナーボトル29は、前方に向かう水平な引き出し方向に沿って前側板3cの開口15を通して引き出される。回収されたトナーを廃棄する際などには、廃トナーボトル29は筐体3から引き出されて筐体3から取り外される。
定着装置25は、加圧ローラーと加熱ローラーとを有し、両ローラー間に定着ニップを形成している。図1に示されるように、定着装置25は、二次転写ニップの上方に配置されている。排出装置27は、定着装置25の上方で、排出口13の内側に配置されている。
主搬送路31は、シート給紙部21の給紙装置37から、二次転写ニップと定着ニップとを通って排出装置27へ向けて形成されている。主搬送路31には、給紙装置37と二次転写ニップとの間にレジストローラー対69が配置されている。反転経路33はシートの搬送方向において、定着装置25の下流側で主搬送路31から分岐して、レジストローラー対69の上流側で主搬送路31に合流している。
次に画像形成動作について簡単に説明する。画像形成部23において、露光装置45によって露光された画像データに基づいて、作像ユニット41の個別ユニット51にトナー像を形成する。トナー像は、一次転写ニップにおいて、個別ユニット51から中間転写ベルト61に転写される。これにより、中間転写ベルト61にフルカラーのトナー像が形成される。
一方で、シート給紙部21においては、給紙カセット35から給紙装置37によって主搬送路31にシートが搬送される。シートは、レジストローラー対69によって適宜なタイミングで二次転写ニップに搬送される。二次転写ニップにおいて、中間転写ベルト61に形成されたトナー像がシートの一方の面に転写される。シートは主搬送路31に沿って定着装置25に搬送され、定着ニップにおいてトナー像がシートに定着される。シートはさらに排出装置27に搬送され、排出装置27によって排出口13を通って排出トレイ11に排出される。
両面印刷の場合は、一方の面にトナー像が定着されたシートは、主搬送路31から反転経路33に搬送され、二次転写ニップにおいて、シートの他方の面にトナー像が転写される。その後、定着装置25でトナー像がシートの他方の面に定着された後、排出装置27に搬送され、排出装置27によって排出口13を通って排出トレイ11に排出される。
次に、図3~図6を参照して、フロントカバー17とガイド19とについて説明する。図3は、フロントカバー17及びガイド19を示す斜視図、図4~図6は、フロントカバー17及びガイド19を示す側面図である。
図3に示されるように、フロントカバー17は、筐体3の前側板3cの開口15よりも広い幅と、廃トナーボトル29よりも上方の開口15を閉止可能な高さと、を有している。フロントカバー17の左右側縁部17a及び上縁部17bは、内側に湾曲している。また、フロントカバー17には、下縁17cの中央部に矩形状の切り欠き17dが形成されている。さらに、フロントカバー17には、切り欠き17dと左右側縁部17aとの間に、左右方向から見て半円板状の支持部17eが形成されている。
フロントカバー17の内側の面の左右端部には、フロントカバー17の高さ方向に沿って規制部材73が設けられている。規制部材73には、長手方向に沿った長孔73aが形成されている。また、フロントカバー17の内側の面には、右側の規制部材73に隣接して、内側の面からリブ75が立設している。
前述のように、フロントカバー17は、筐体3の前側板3cに回動可能に支持されている。開口15の両側の前側板3cには、仕切り板5よりも下方に、カバー回動支点71が設けられている。フロントカバー17の左右の支持部17eは、カバー回動支点71に回動可能に支持されている。左右の支持部17eは、本発明における、筐体3に回動可能に支持される、フロントカバー17の下端部の一例である。フロントカバー17は、カバー回動支点71から直立して、廃トナーボトル29よりも上方の開口15を閉止する閉止姿勢(図1参照)と、カバー回動支点71から水平面Hよりも下方に傾斜して開口15を開放する開放姿勢(図3~図6参照)とに回動する。詳細には、水平面Hは、廃トナーボトル29の下端を通る水平面である。
フロントカバー17が閉止姿勢に回動すると、廃トナーボトル29よりも上方の開口15が閉止されるので、開口15の前方において、フロントカバー17の下縁17cは、廃トナーボトル29、詳細には、廃トナーボトル29の下端を通る水平面Hよりも下方に位置する。また、内側に湾曲した左右側縁部17a及び上縁部17bは、開口15の外側で前側板3cに当接する。さらに、切り欠き17dが、筐体3の中空部の下部に対向する。給紙カセット35(図1、図2参照)は、切り欠き17dを通って引き出される。一方で、フロントカバー17が開放姿勢に回動すると、フロントカバー17の下縁17cは、廃トナーボトル29、詳細には、水平面Hよりも下方に位置する。言い換えると、開口15の前方に、すなわち、作像ユニット41及び廃トナーボトル29の前方に、フロントカバー17が存在しなくなる。
フロントカバー17は、ストッパー77によって開放姿勢に維持される。ストッパー77の一端は、カバー回動支点71よりも上方において、開口15の両側の前側板3cに回動可能に支持され、ストッパー77の他端は、規制部材73の長孔73aに移動可能に支持されている。ストッパー77の他端が、長孔73aのカバー回動支点71側の端部に係止されることで、フロントカバー17が開放姿勢に維持される。
次に、ガイド19について説明する。図2や図3に示されるように、ガイド19は、作像ユニット41の右側のユニットフレーム53の引き出し方向の前方に配置されて、筐体3の前側板3cに回動可能に支持されている。図4や図5にわかりやすく示されるように、開口15の右側の前側板3cには、カバー回動支点71よりも上方には、ガイド回動支点81が形成されている。
図5にわかりやすく示されるように、ガイド19は、ガイド回動支点81に回動可能に支持されるガイド体83と、ガイド体83の回動を規制するストッパー85と、を備えている。ガイド体83は直方体状の部材で、長手方向に沿って長孔83aが形成されている。ガイド体83の先端には、長手方向と直交する方向に沿って外側に屈曲する屈曲片83bが設けられている。ガイド体83は、ガイド回動支点81から直立して筐体3内に収容される収容姿勢(図4参照)と、ガイド回動支点81から水平方向よりもやや斜め下方に沿って筐体3から突き出たガイド姿勢(図6参照)とに回動する。
ストッパー85は、固定側支点85aと可動側支点85bとを有する。固定側支点85aは、ガイド回動支点81よりも上方において、筐体3の前側板3cに回動可能に支持されている。可動側支点85bは、ガイド体83の長孔83aに沿って移動可能に支持される。可動側支点85bが長孔73aのガイド回動支点81側の端部に係止されることで、ストッパー85によってガイド体83がガイド姿勢に支持される。
長孔83aのガイド回動支点81とは反対側の端部と、ストッパー77の可動側支点85bとの間には、引っ張りバネ87が配置されている。引っ張りバネ87は、ストッパー77の可動側支点85bを、ガイド回動支点81とは反対の方向に引き込む。これにより、ストッパー77が固定側支点85aを中心として上方向に回動して、ガイド体83が直立姿勢に回動する。なお、筐体3には、作像ユニット41よりも上方において、収容姿勢に回動したガイド体83に筐体3の内側から当接する当接部が設けられている。
上記構成を有する画像形成装置1において、作像ユニット41と廃トナーボトル29の引き出し動作について、図3~図6を参照して説明する。
作像ユニット41のメンテナンスや、トナーが消費されて現像ユニット57を交換する際には、作像ユニット41は筐体3から引き出される。作像ユニット41を引き出す際には、まず、フロントカバー17を開放姿勢に回動する(図3及び図4参照)。フロントカバー17は、前述のように、水平面よりも下方に傾斜して開口15を開放する。作像ユニット41をレール7に沿って移動させて開口15を通して引き出すと、図5に示されるように、作像ユニット41の右ユニットフレーム53が、ガイド19のガイド体83に当たり、ガイド体83が右ユニットフレーム53で押されて下方に回動する。図6に示されるように、ガイド体83は、引っ張りバネ87の付勢力に抗してガイド姿勢に回動する。この際、ガイド体83の屈曲片83bは、フロントカバー17のリブ75に当接し、ガイド体83をフロントカバー17に対して支持する。
開口15を通って筐体3から引き出された作像ユニット41(右ユニットフレーム53)は、ガイド体83に沿って引き出される。前述のように、ガイド姿勢において、ガイド体83はガイド回動支点81から水平方向よりもやや斜め下方に延びているので、作像ユニット41は、自重によってもガイド体83に沿って移動しやすくなる。なお、ガイド体83の傾斜角度や開口15の寸法は、作像ユニット41が斜め方向に沿って引き出された際に、作像ユニット41が開口15の上縁に引っ掛からないように予め設定されている。
作像ユニット41が完全に筐体3から引き出されて作像ユニット41がガイド体83から離間すると、引っ張りバネ87によってストッパー77が上方に回動して、ガイド体83を上方に回動させる。ガイド体83は当接部に当接して、ガイド姿勢から収容姿勢に回動する。
作像ユニット41を筐体3に装着する際には、フロントカバー17を開いてガイド体83をガイド姿勢に回動させた後、ガイド体83に作像ユニット41を載置し、作像ユニット41を筐体3内に押し込んでいく。作像ユニット41が完全に筐体3内に収容されてガイド体83から離間すると、引っ張りバネ87によってガイド体83がガイド姿勢から収容姿勢に回動する。
廃トナーボトル29に回収された廃トナーを廃棄する場合には、廃トナーボトル29は筐体3から引き出される。廃トナーボトル29を引き出す際には、フロントカバー17を開放姿勢に回動する(図3及び図4参照)。フロントカバー17は、前述のように、水平面Hよりも下方に傾斜して開口15を開放し、フロントカバー17の下縁17cは、水平面Hよりも下方に位置する。言い換えると、開口15の前方に、すなわち、作像ユニット41及び廃トナーボトル29の前方に、フロントカバー17が存在しなくなる。したがって、図4に示されるように、廃トナーボトル29を開口15を通して筐体3から水平方向に引き出しても、廃トナーボトル29をフロントカバー17と干渉することなく完全に引き出すことができる。
上記説明したように、本発明によれば、作像ユニット41の下方に廃トナーボトル29が配置された場合であっても、廃トナーボトル29をフロントカバー17と干渉することなく、筐体3から円滑に引き出すことができる。ただし、フロントカバー17が水平面よりも下方に回動すると、筐体3から引き出された作像ユニット41をフロントカバー17によって支持することが困難になる。しかし、筐体3から引き出された作像ユニット41はガイド19によって支持されるので、引き出し方向に長く、比較的重量の重い作像ユニット41を、安定して引き出すことができる。
ガイド19は、作像ユニット41が開口15を通って筐体3から引き出される際に、作像ユニット41によって押されて収容姿勢からガイド姿勢に自動的に回動し、作像ユニット41が引き出された後、ガイド19は自動的に収容姿勢に回動する。したがって、作像ユニット41の引き出し作業を効率的に実行できる。
上記実施形態では、ガイド19が開口15の右側に設けられる構成について説明したが、ガイド19を開口15の左右に設けてもよい。さらに、フロントカバー17に、筐体3から引き出された廃トナーボトル29をガイドするガイドを設けてもよい。
本発明は特定の実施形態について記載されてきたが、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の範囲及び主旨を逸脱しない限りにおいて、当業者は上記実施形態を改変可能である。
1 画像形成装置
3 筐体
15 開口
17 フロントカバー(カバー)
17e 下端部
19 ガイド
29 廃トナーボトル
41 作像ユニット
83 ガイド体
85 ストッパー
87 引っ張りバネ
3 筐体
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17e 下端部
19 ガイド
29 廃トナーボトル
41 作像ユニット
83 ガイド体
85 ストッパー
87 引っ張りバネ
Claims (5)
- 側面に開口を有する筐体と、
前記筐体に下端部を中心として回動可能に支持されて、前記開口を開閉可能なカバーと、
前記筐体内に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な作像ユニットと、
前記筐体内において前記作像ユニットよりも下方に配置されて、前記開口を通って水平方向に沿って引き出し可能な廃トナーボトルと、
、を備え、
前記カバーは、前記開口の前方において、水平面よりも下方まで回動可能であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記水平面は、前記廃トナーボトルの下端を通る水平面であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記筐体から引き出された前記作像ユニットをガイドするガイドを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記ガイドは、
前記筐体に設けられた回動支点を中心として、前記筐体に収容される収容姿勢と前記筐体から突き出て前記作像ユニットをガイド可能なガイド姿勢とに回動可能に支持される、長手方向に沿った長孔を有するガイド体と、
前記筐体に回動可能に支持される固定側支点と、前記長孔に沿って移動可能に支持される可動側支点と、を有し、前記可動側支点が前記長孔の前記回動支点側の端部に係止されることで、前記ガイド体を前記ガイド姿勢に支持するストッパーと、
前記長孔の前記回動支点とは反対側の端部と、前記ストッパーの前記可動側支点との間に配置される引っ張りバネと、を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記ガイドは、前記作像ユニットが前記開口を通って前記筐体から引き出される際に、前記作像ユニットによって押されて前記収容姿勢から前記ガイド姿勢に回動することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022102806A JP2024003577A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022102806A JP2024003577A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024003577A true JP2024003577A (ja) | 2024-01-15 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022102806A Pending JP2024003577A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 画像形成装置 |
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2022
- 2022-06-27 JP JP2022102806A patent/JP2024003577A/ja active Pending
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