JP2024000933A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込み特性を向上させることができる半導体装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】本実施形態による半導体装置は、積層体と、半導体層と、第1絶縁膜と、第1電荷蓄積膜と、第2電荷蓄積膜と、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層される。半導体層は、積層体内に第1方向に沿って配置される。第1絶縁膜は、積層体と半導体層との間に配置される。第1電荷蓄積膜は、積層体と第1絶縁膜との間に配置される。第2電荷蓄積膜は、第1電荷蓄積膜から電極層に向けて、第1方向に交差する第2方向に突出するように配置される。第1電荷蓄積膜および第2電荷蓄積膜の第2方向の厚さの和は、第1電荷蓄積膜の第2方向の厚さよりも大きい。第2絶縁膜は、電極層と第2電荷蓄積膜との間に配置され。第2電荷蓄積膜の第1方向の幅は、電極層の第1方向の幅よりも大きい。【選択図】図8

Description

本実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置としてメモリセルを3次元に配置したNANDフラッシュメモリが知られている。このNANDフラッシュメモリでは、複数の電極層と絶縁層が交互に積層された積層体にこの積層体を貫通するメモリホールが設けられている。このメモリホール内に電荷蓄積層と半導体層を設けることで、複数のメモリセルが直列に接続されたメモリストリングが形成される。電荷蓄積層に保持される電荷の量を制御することでメモリセルにデータが記憶される。
特開2021-150525号公報
書き込み特性を向上させることができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
本実施形態による半導体装置は、積層体と、半導体層と、第1絶縁膜と、第1電荷蓄積膜と、第2電荷蓄積膜と、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層される。半導体層は、積層体内に第1方向に沿って配置される。第1絶縁膜は、積層体と半導体層との間に配置される。第1電荷蓄積膜は、積層体と第1絶縁膜との間に配置される。第2電荷蓄積膜は、第1電荷蓄積膜から電極層に向けて、第1方向に交差する第2方向に突出するように配置される。第1電荷蓄積膜および第2電荷蓄積膜の第2方向の厚さの和は、第1電荷蓄積膜の第2方向の厚さよりも大きい。第2絶縁膜は、電極層と第2電荷蓄積膜との間に配置され。第2電荷蓄積膜の第1方向の幅は、電極層の第1方向の幅よりも大きい。
第1実施形態の半導体装置のメモリセルの模式断面図。 第1実施形態の半導体装置のメモリセルの模式断面図。 第1実施形態による半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 比較例による半導体装置の製造工程を示す断面図。 比較例の半導体装置の製造工程を示す断面図。 比較例の半導体装置の製造工程を示す断面図。 比較例の半導体装置の製造工程を示す断面図。 比較例による成膜中のシリコン窒化膜およびその周辺の構成の例を示す拡大断面図。 書き込み性能の例を示す模式図。 変形例による半導体装置の製造工程を示す断面図。 変形例の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2実施形態による半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。 第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態の半導体装置は、3次元NANDフラッシュメモリである。
図1Aおよび図1Bは、第1実施形態の半導体装置のメモリセルアレイ100の模式断面図である。図1Aおよび図1Bは、メモリセルアレイ100の中の、1本のメモリストリングの中の複数のメモリセルMCの断面を示す。
図1Aは、メモリセルアレイ100のyz断面図である。図1Aは、図1BのBB’断面である。図1Bは、メモリセルアレイ100のxy断面図である。図1Bは、図1AのAA’断面である。図1A中、破線で囲まれた領域が、1個のメモリセルMCである。
メモリセルアレイ100は、図1Aおよび図1Bに示すように、複数のワード線40、半導体層32、複数の絶縁層21、トンネル絶縁膜30、第1電荷蓄積膜28、複数の第2電荷蓄積膜29、複数のブロック膜37、コア絶縁膜33、カバー膜26を備える。複数のワード線40と複数の絶縁層21が積層体30を構成する。
メモリセルアレイ100は、例えば、図示しない半導体基板の上に設けられる。半導体基板は、x方向及びy方向に平行な表面を有する。
ワード線40と絶縁層21は、半導体基板の上に、z方向(第1の方向)に交互に積層される。ワード線40は、z方向に離間して配置される。ワード線40は、互いに離間してz方向に繰り返し配置される。複数のワード線40と複数の絶縁層21が積層体30を構成する。ワード線40は、メモリセルトランジスタの制御電極として機能する。
ワード線40は、板状の導電体である。ワード線40は、例えば、金属、金属窒化物、金属炭化物、又は、半導体である。ワード線40は、例えば、タングステン(W)である。ワード線40のz方向の厚さは、例えば、5nm以上20nm以下である。
絶縁層21は、ワード線40とワード線40を分離する。絶縁層21は、ワード線40とワード線40を電気的に分離する。
絶縁層21、例えば、酸化物、酸窒化物、又は、窒化物である。絶縁層21は、例えば、酸化シリコンである。絶縁層21のz方向の厚さは、例えば、5nm以上20nm以下である。
半導体層32は、積層体30の中に設けられる。半導体層32は、z方向に延びる。半導体層32は、半導体基板の表面に垂直な方向に延びる。
半導体層32は、積層体30を貫通して設けられる。半導体層32は、複数のワード線40に囲まれる。半導体層32は、例えば、円筒状である。半導体層32は、メモリセルトランジスタのチャネルとして機能する。
半導体層32は、例えば、多結晶の半導体である。半導体層32は、例えば、多結晶シリコンである。
トンネル絶縁膜30は、半導体層32とワード線40との間に設けられる。トンネル絶縁膜30は、半導体層32と複数のワード線40との間に設けられる。トンネル絶縁膜30は、半導体層32と第2電荷蓄積膜29との間に設けられる。トンネル絶縁膜30は、半導体層32と第1電荷蓄積膜28との間に設けられる。
トンネル絶縁膜30は、ワード線40と半導体層32との間に印加される電圧に応じて電荷を通過させる機能を有する。
トンネル絶縁膜30は、例えば、シリコン(Si)、及び、酸素(O)を含む。トンネル絶縁膜30は、例えば、シリコン(Si)、酸素(O)、及び、窒素(N)を含む。
トンネル絶縁膜30は、例えば、酸化シリコン又は酸窒化シリコンを含む。トンネル絶縁膜30は、例えば、酸化シリコン膜、酸窒化シリコン膜、及び、酸化シリコン膜の積層膜である。
トンネル絶縁膜30のy方向の厚さは、例えば、3nm以上8nm以下である。
第1電荷蓄積膜28は、トンネル絶縁膜30と第2電荷蓄積膜29との間に設けられる。第1電荷蓄積膜28は、トンネル絶縁膜30と絶縁層21との間に設けられる。第1電荷蓄積膜28は、第2電荷蓄積膜29に接する。
第1電荷蓄積膜28は、第2電荷蓄積膜29を気相成長で形成する際のシード膜として機能する。
第1電荷蓄積膜28は、シリコン(Si)及び窒素(N)を含む。第1電荷蓄積膜28は、例えば、窒化シリコンを含む。第1電荷蓄積膜28は、例えば、窒化シリコン膜である。
第1電荷蓄積膜28は、例えば、シリコン(Si)、窒素(N)、及び、酸素(O)を含む。第1電荷蓄積膜28は、例えば、酸窒化シリコンを含む。
第1電荷蓄積膜28のy方向の厚さは、例えば、1nm以上5nm以下である。
第2電荷蓄積膜29は、トンネル絶縁膜30とワード線40との間に設けられる。第2電荷蓄積膜29は、トンネル絶縁膜30とブロック膜37との間に設けられる。複数の第2電荷蓄積膜29は、それぞれ分離される。z方向に隣り合う2つの第2電荷蓄積膜29の間に、絶縁層21またはカバー膜26が挟まれる。
第2電荷蓄積膜29は、電荷をトラップして蓄積する機能を有する。電荷は、例えば、電子である。第2電荷蓄積膜29に蓄積される電荷の量に応じて、メモリセルトランジスタの閾値電圧が変化する。この閾値電圧の変化を利用することで、1個のメモリセルMCがデータを記憶することが可能となる。
例えば、メモリセルトランジスタの閾値電圧が変化することで、メモリセルトランジスタがオンする電圧が変化する。例えば、閾値電圧が高い状態をデータ“0”、閾値電圧が低い状態をデータ“1”と定義すると、メモリセルMCは“0”と“1”の1ビットデータを記憶することが可能となる。
第2電荷蓄積膜29は、シリコン(Si)及び窒素(N)を含む。第2電荷蓄積膜29は、例えば、窒化シリコンを含む。第2電荷蓄積膜29は、例えば、窒化シリコン層である。
第2電荷蓄積膜29は、例えば、シリコン(Si)、窒素(N)、及び、酸素(O)を含む。第2電荷蓄積膜29は、例えば、酸窒化シリコンを含む。
第2電荷蓄積膜29のy方向の厚さは、例えば、第1電荷蓄積膜28のy方向の厚さよりも厚い。第2電荷蓄積膜29のy方向の厚さは、例えば、3nm以上10nm以下である。
ブロック膜37は、第2電荷蓄積膜29とワード線40との間に設けられる。ブロック膜37は、ブロック膜37は、z方向で、絶縁層21に接する。
ブロック膜37は、第2電荷蓄積膜29とワード線40との間に流れる電流を阻止する機能を有する。
ブロック膜37は、例えば、酸化アルミニウムを含む。ブロック膜37は、例えば、酸化アルミニウム層である。
コア絶縁膜33は、積層体30の中に設けられる。コア絶縁膜33は、z方向に延びる。コア絶縁膜33は、積層体30を貫通して設けられる。コア絶縁膜33は、半導体層32に囲まれる。コア絶縁膜33は、複数のワード線40に囲まれる。コア絶縁膜33は、柱状である。コア絶縁膜33は、例えば、円柱状である。
コア絶縁膜33は、例えば、酸化物、酸窒化物、又は、窒化物である。コア絶縁膜33は、例えば、酸化シリコンを含む。コア絶縁膜33は、例えば、酸化シリコン層である。
カバー膜26は、第1電荷蓄積膜28と絶縁層21との間に設けられる。カバー膜26は、第1電荷蓄積膜28及び絶縁層21に接する。
カバー膜26のy方向の厚さは、例えば、3nm以上8nm以下である。
尚、第2電荷蓄積膜29の詳細な構成については、図9を参照して、後で説明する。
第1実施形態による半導体装置について図2乃至図9を参照して説明する。この実施形態の半導体装置は、例えば以下に示す方法によって製造される。まず、図2に示すように、半導体基板10の上に絶縁層21と犠牲層22とを交互に積層する。これにより、z方向(図の上下方向)に積層された積層体20が形成される。絶縁層21は、例えばシリコン酸化層である。犠牲層22は、例えばシリコン窒化層である。
絶縁層21と犠牲層22は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される。絶縁層21の一部は層間絶縁層となる。
より詳細には、絶縁層21の少なくとも犠牲層22に対向する面に不純物21aを導入しながら絶縁層21を形成する。不純物21aは、図7を参照して後で説明する工程におけるエッチングレートの調整に用いられる。不純物21aは、例えば、カーボン(C)である。絶縁層21は、少なくとも犠牲層22に対向する面に、不純物含有層21bを有する。不純物含有層21bは、第1所定値以上の濃度の不純物21aを含む。第1所定値は、例えば、約1×1020cm-3である。不純物含有層21bの厚さは、例えば、5nm以下である。不純物21aの導入は、例えば、CVD法によって不純物含有層21bに対応する絶縁層21の形成中に、カーボンを含むガスを流すことにより行われる。カーボンを含むガスは、例えば、炭化水素系のガスまたは炭素と酸素を含むガスであり、メタン(CH)、エチレン(C)、プロピレン(C)、アセチレン(C)、一酸化炭素(CO)および二酸化炭素(CO)の少なくともいずれかを含む。
次に、図3に示すように積層体20に、z方向に沿ったメモリホール24を形成する。図3以下の図面では、半導体基板10を省略している。このメモリホール24は絶縁層21と犠牲層22を構成する積層体20を貫通する。このメモリホール24は例えばリソグラフィ法とRIE(Reactive Ion Etching)法を用いて形成する。
次に、図4に示すように、メモリホール24の内壁に、ストッパ膜(カバー膜)26として、例えば厚さが2nmのシリコン酸化膜を形成する。このカバー膜26上に、電荷蓄積膜の一部となる第1電荷蓄積膜28として、例えば厚さが2nmのシリコン窒化膜を形成する。この第1電荷蓄積膜28上に、トンネル絶縁膜30として、例えば厚さが5nmのシリコン酸窒化膜を形成する。このトンネル絶縁膜30上に例えば厚さが7nmの半導体層32を形成する。カバー膜26、第1電荷蓄積膜28、およびトンネル絶縁膜30は、例えばCVD法によって形成される。半導体層32の材料として典型的にはポリシリコンが用いられる。しかし、表面ラフネスの観点から、アモルファスシリコンを低温(例えば500℃程度)で形成した後に例えば800℃以上での熱処理を施すによって結晶化する方法が用いられる。なお、カバー膜26、第1電荷蓄積膜28、トンネル絶縁膜30の材料は一例であり、図1A、図1B、および、後の図9に説明する実施形態の半導体装置の構造を実現可能な材料であれば特に限定されない。
次に、図5に示すように、メモリホール24をコア絶縁膜33で埋め込む。コア絶縁膜33は、例えば、シリコン酸化膜である。以下の説明では、図5に示す中心線C-Cに対して対称の断面となるので、中心線c-cより左側の断面について説明する。なお、以下の図面においては、コア絶縁膜33は表示しない。
その後、メモリホール14の周囲に積層体20を貫通する溝を開口して、この溝から犠牲層22を除去する。犠牲層22の除去により、カバー膜26が露出する。犠牲層22の除去には、通常加熱したリン酸薬液が使用される。この薬液処理により、除去されたシリコン窒化層の跡には空隙22aが生ずる。もとの犠牲層22の形状をトレースするような空隙22aが生ずる(図6参照)。
次に、図7に示すように、0.5%程度に希釈したフッ化水素酸(HF)薬液により、カバー膜26を部分的に除去する。これにより、空隙22aには第1電荷蓄積膜28の一部が露出する。しかし、絶縁層21と第1電荷蓄積膜28との間に位置するカバー膜26の一部は残存する。カバー膜26が除去される量は、例えば、ウェットエッチングの処理時間によって調整される。
ここで、絶縁層21の表面は、不純物含有層21bによってエッチングレートが低下している。例えば、不純物含有層21bのエッチングレートは、カバー膜26のエッチングレートよりも低い。これにより、図7に示すように、絶縁層21と第1電荷蓄積膜28との間に配置されるカバー膜26のz方向の幅は、絶縁層21のz方向の幅よりも小さくなっている。すなわち、不純物の比較的少ないカバー膜26は、絶縁層21の上端または下端を越えて後退している。この結果、絶縁層21に対応する領域の一部における第1電荷蓄積膜28も露出している。すなわち、カバー膜26のエッチングレートが絶縁層21のエッチングレートよりも高くなるようにカバー膜26の一部を除去することにより、犠牲層22が除去された領域における第1電荷蓄積膜28、および、絶縁層21に対応する領域の一部における第1電荷蓄積膜28を露出させる。
次に、図8に示すように、露出した第1電荷蓄積膜28の表面を基点として、第2電荷蓄積膜29としてのシリコン窒化膜の選択成長を行う。このときの成長温度は例えば450℃程度である。実施形態の電荷蓄積膜は、第1電荷蓄積膜28と第2電荷蓄積膜29とを含む。この処理により電荷蓄積層の一部となる第2電荷蓄積膜29をy方向の厚さが約3nm程度形成される。これにより、空隙22aのy方向において、電荷蓄積膜のy方向の厚さは、第1電荷蓄積膜28の厚さ(約1nm~約3nm)と第2電荷蓄積膜29の厚さ(約3nm)との和(約4nm~約6nm)となる。しかし、第2電荷蓄積膜29が設けられない領域の電荷蓄積膜は第1電荷蓄積膜28となり、その厚さが約1nm~約3nmとなる。すなわち、電荷蓄積膜を構成する第1電荷蓄積膜28は半導体層32の延在する方向(z方向)に連続しているが、第2電荷蓄積膜29は、カバー膜26によってz方向において分断されている。したがって、電荷蓄積膜の疑似分断構造が形成される。
第2電荷蓄積膜29の第1電荷蓄積膜28からの成膜は、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)法により行われる。まず、第2電荷蓄積膜29プリカーサ(前駆体)であるシリコン原料を、第1電荷蓄積膜28の表面に吸着させる。シリコン原料は、例えばジクロロシラン(SiHCl)またはヘキサクロロジシラン(SiCl)等のシリコンを含むガスである。次に、窒化剤であるアンモニアを流してシリコン原料を窒化シリコンにする。上記の工程を繰り返し実行することにより、第2電荷蓄積膜29が成膜される。
ここで、図8に示すように、第2電荷蓄積膜29の上端および下端は、中央部と比較して厚く形成されづらい場合がある。これは、例えば、第2電荷蓄積膜29の選択成長を行う際に、絶縁層21およびカバー膜26へのシリコン原料の吸着を阻害するインヒビタINを用いる場合、インヒビタINが、カバー膜26付近の第1電荷蓄積膜28の表面にわずかに付着してしまうためと考えられる。また、インヒビタINを用いない場合であっても、第2電荷蓄積膜29の上端および下端は、中央部と比較してシリコン原料が吸着しにくい場合がある。図8に示す例では、第2電荷蓄積膜29の断面形状は、台形である。
また、第2電荷蓄積膜29は、第1電荷蓄積膜28から積層体20に向けて、y方向に突出するように配置される。従って、第1電荷蓄積膜28は、半導体層32に対向する面に凹凸を有しない。すなわち、第1電荷蓄積膜28の半導体層32に対向する面は平坦である。尚、第1電荷蓄積膜28のy方向の厚さは、z方向に沿ってほぼ一定である。第2電荷蓄積膜29が設けられる領域で、電荷蓄積膜がy方向に厚くなっている。
次に、図9に示すように、空隙22aの底面および側面を覆うように、例えば酸化アルミニウムを含むブロック膜37を形成する。尚、ブロック膜37を覆うように、例えばTiNを含むバリアメタルを形成してもよい。
次に、空隙22aを配線材料、例えばW(タングステン)で埋め込み、ワード線(電極)40を形成し、半導体装置を完成する。
上記の電荷蓄積膜の疑似分断構造について説明したように、第1電荷蓄積膜28および第2電荷蓄積膜29のy方向の厚さの和は、第1電荷蓄積膜28のy方向の厚さよりも大きい。
図9に示すように、電荷蓄積膜がy方向に厚い領域のz方向の幅、すなわち、第2電荷蓄積膜29のz方向の幅W29は、ワード線40のz方向の幅W40よりも大きい。また、第2電荷蓄積膜29の上端部の位置は、絶縁層21の下面より上方にもぐりこんでいる。第2電荷蓄積膜29の下端部の位置は、絶縁層21の上面よりも下方にもぐりこんでいる。
電荷蓄積膜は、電荷eをトラップして蓄積する機能を有する。電荷eは、例えば、電子である。電荷蓄積膜に蓄積される電荷の量に応じて、メモリセルトランジスタの閾値電圧が変化する。この閾値電圧の変化を利用することで、1個のメモリセルがデータを記憶することが可能となる。書き込み動作において、ワード線40から電界が印加される。ワード線40からの電気力線は、チャネルとなる半導体層32に向かって真っ直ぐ進む成分だけでなく、放射状に広がる成分を有する。第2電荷蓄積膜29が比較的広い幅W29で設けられることにより、書き込み特性を向上させることができる。
また、より詳細には、第2電荷蓄積膜29のうちワード線40側の表面が第1電荷蓄積膜28と略平行である部分のz方向の幅W29aは、ワード線40のz方向の幅W40よりも大きい。幅W29aは、第2電荷蓄積膜29の断面形状の台形の裾を除いた部分の幅であり、第2電荷蓄積膜29が厚く形成されている部分の幅である。これにより、書き込み特性をさらに向上させることができる。
また、より詳細には、幅W29aは、対応するワード線40の幅W40に対して、一方の側で2nm以上大きく、他方の側で2nm以上大きい。尚、幅W40は、バリアメタルを含んだ幅であってもよい。
以上のように、第1実施形態では、第1電荷蓄積膜28および第2電荷蓄積膜29のy方向の厚さの和は、第1電荷蓄積膜28のy方向の厚さよりも大きい。また、第2電荷蓄積膜29のz方向の幅W29は、ワード線40のz方向の幅W40よりも大きい。上記のように、第2電荷蓄積膜29が比較的広い幅W29で設けられることにより、書き込み特性を向上させることができる。
また、第1電荷蓄積膜28はチャネルとなる半導体層32が延びた方向(z方向)に沿って連続しているが、第2電荷蓄積膜29は絶縁層21およびカバー膜26によって、チャネルとなる半導体層32が延びた方向(z方向)で分断されているので、チャネルとなる半導体層32が延びた方向(z方向)に電荷が抜けるのを抑制することができる。これにより、本実施形態によれば、電荷保持特性の劣化を抑制することができる。
(比較例)
第1実施形態による半導体装置について図10乃至図13を参照して説明する。比較例は、不純物21aが設けられない点で、第1実施形態とは異なっている。
まず、第1実施形態の図2~図5とほぼ同様に、積層体20およびメモリホール24を形成し、メモリホール24内にカバー膜26、第1電荷蓄積膜28、トンネル絶縁膜30、半導体層32、および、シリコン酸化膜34を形成する。尚、比較例では、図2の工程における絶縁層21への不純物21aの導入は行われない。
次に、第1実施形態の図6に対応する図10に示すように、犠牲層22を除去する。
次に、図11に示すように、例えば、0.5%程度に希釈したフッ化水素酸(HF)薬液により、カバー膜26を除去する。これにより、空隙22aの底部には電荷蓄積膜の一部となる第1電荷蓄積膜28が露出する。また、絶縁層21は、カバー膜26とともに一部除去されている。図11に示す例では、カバー膜26は、下端および上端のそれぞれの位置が、絶縁層21の下端および上端の位置とほぼ同じになるように除去される。従って、絶縁層21に対応する領域における第1電荷蓄積膜28は露出しない。
次に、図12に示すように、露出した第1電荷蓄積膜28(シード膜)の表面を基点として第2電荷蓄積膜29の選択成長を行う。図12に示す工程は、図8に示す工程と同じである。
次に、図13に示すように、空隙22a内にブロック膜37およびワード線(電極)40を形成し、半導体装置を完成する。尚、ワード線40が形成される前に、例えばTiNを含むバリアメタルが形成されてもよい。図13に示す工程は、図9に示す工程と同じである。
図13に示す例では、電荷蓄積膜がy方向に厚い領域、すなわち、第2電荷蓄積膜29のz方向の幅W29は、ワード線40のz方向の幅W40とほぼ同じである。また、第2電荷蓄積膜29のうちワード線40側の表面が第1電荷蓄積膜28と略平行である部分のz方向の幅W29aは、幅W40よりも小さい。この場合、ワード線40からの電気力線のうち放射状に広がる成分による書き込みが困難になってしまう。すなわち、電荷蓄積膜の疑似分断構造によって、ワード線40から電荷蓄積膜にかかる電界が、ワード線40の上端および下端で弱くなり、書き込み効率が低下してしまう(スロープ劣化、書き込み飽和)。
図14は、比較例による成膜中の第2電荷蓄積膜29およびその周辺の構成の例を示す拡大断面図である。図14の左側は、図12に示す第2電荷蓄積膜29の拡大図である。図14の右側は、カバー膜26のz方向の除去が不十分である場合における第2電荷蓄積膜29の拡大図である。
図8を参照して説明したように、第1電荷蓄積膜28のうちカバー膜26に近い領域では、インヒビタINが僅かに存在し、第2電荷蓄積膜29が成膜されづらくなる。図14の右側に示すように、カバー膜26のz方向の除去が不十分である場合、第2電荷蓄積膜29の上端および下端がさらに薄膜化しやすくなる。この結果、第2電荷蓄積膜29の断面形状が台形から凸レンズ状になる可能性がある。この場合、電荷蓄積膜がy方向に薄くなるとともに、幅W29がさらに小さくなってしまう。また、幅W29aはほぼゼロである。従って、上記の書き込み特性の劣化がさらに悪化してしまう。なお、図14においてインヒビタINを用いた第2電荷蓄積膜29の選択成長について説明したが、シリコン窒化膜上にシリコン窒化膜を選択的に成長可能であれば、インヒビタINを用いずに第2電荷蓄積膜29を形成してもよい。
図15は、書き込み性能の例を示す模式図である。図15のグラフの縦軸は、書き込まれた電圧Vtを示す。図15のグラフの横軸は、書き込み電圧Vpgmを示す。
比較例では、図13参照して説明したように、幅W29または幅W29aが比較的小さいため、書き込み特性が劣化してしまう。この結果、図15に示すように、書き込み電圧Vpgmの上昇に対して、書き込まれた電圧Vtの上昇が鈍くなってしまう可能性がある。
一方、第1実施形態では、図9を参照して説明したように、幅W29または幅W29aが比較的大きいため、書き込み特性の劣化を抑制することができる。この結果、図15に示すように、書き込まれた電圧Vtが書き込み電圧Vpgmの上昇に追従する。
(変形例)
変形例による半導体装置について図16および図17を参照して説明する。変形例は、第1実施形態と比較して、絶縁層21内の不純物21aの配置が異なっている。
まず、図16に示すように、半導体基板10の上に絶縁層21と犠牲層22とを交互に積層する。図16に示す例では、不純物21aが絶縁層21のほぼ全体に設けられるように、絶縁層21が形成される。不純物21aの導入は、例えば、CVD法による絶縁層21の形成中に、カーボンを含むガスを流すことにより行われる。
その後、図3~図9と同様の工程が実行される。第1実施形態の図9に対応する図17に示すように、空隙22a内にブロック膜37およびワード線40を形成し、半導体装置を完成する。尚、ワード線40が形成される前に、例えばTiNを含むバリアメタルを形成してもよい。
変形例のように、不純物21aが絶縁層21のほぼ全体に配置されていてもよい。これにより、第1実施形態の図7と同様に、絶縁層21のエッチングレートを低下させることができる。
変形例による半導体装置は、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による半導体装置について図18乃至図20を参照して説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較して、不純物21aを導入するタイミングが異なっている。
まず、図18に示すように、半導体基板10の上に絶縁層21と犠牲層22とを交互に積層する。図18に示す例では、絶縁層21に不純物21aは導入されない。
その後、図3~図6と同様の工程が実行される。第1実施形態の図6に対応する図19に示すように、犠牲層22を除去する。
次に、図20に示すように、絶縁層21の表面に不純物21aを導入し、不純物含有層21bを形成する。すなわち、犠牲層22の除去により露出した絶縁層21の表面に、カバー膜26に対して選択的に不純物21aを導入する。例えば、絶縁層21上に、不純物21aを含む膜をカバー膜26に対して選択的に成膜し、アニール処理を行う。これにより、不純物含有層21bが形成される。その後、第1実施形態の図7以降と同様の工程が実行される。
第2実施形態のように、犠牲層22の除去後に、絶縁層21内に不純物21aが導入されてもよい。第2実施形態による半導体装置は、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 半導体基板、20 積層体、21 絶縁層、21a 不純物、21b 不純物含有層、22 犠牲層、22a 空隙、24 メモリホール、26 カバー膜、28 第1電荷蓄積膜、29 第2電荷蓄積膜、W29 幅、W29a 幅、W40 幅

Claims (13)

  1. 電極層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体と、
    前記積層体内に前記第1方向に沿って配置された半導体層と、
    前記積層体と前記半導体層との間に配置された第1絶縁膜と、
    前記積層体と前記第1絶縁膜との間に配置された第1電荷蓄積膜と、
    前記第1電荷蓄積膜から前記電極層に向けて、前記第1方向に交差する第2方向に突出するように配置された第2電荷蓄積膜と、
    前記電極層と前記第2電荷蓄積膜との間に配置された第2絶縁膜と、
    を備え、
    前記第1電荷蓄積膜および前記第2電荷蓄積膜の前記第2方向の厚さの和は、前記第1電荷蓄積膜の前記第2方向の厚さよりも大きく、
    前記第2電荷蓄積膜の前記第1方向の幅は、前記電極層の前記第1方向の幅よりも大きい、半導体装置。
  2. 前記第1電荷蓄積膜は、前記半導体層に対向する面が平坦である、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2電荷蓄積膜のうち前記電極層側の表面が前記第1電荷蓄積膜と略平行である部分の前記第1方向の幅は、前記電極層の前記第1方向の幅よりも大きい、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第2電荷蓄積膜のうち前記電極層側の表面が前記第1電荷蓄積膜と略平行である部分の前記第1方向の幅は、対応する前記電極層の前記第1方向の幅に対して、一方の側で2nm以上大きく、他方の側で2nm以上大きい、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁層と前記第1電荷蓄積膜との間に配置された第3絶縁膜をさらに備え、
    前記第3絶縁膜の前記第1方向の幅は、前記絶縁層の前記第1方向の幅よりも小さい、請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記絶縁層は、少なくとも前記電極層に対向する面に、第1所定値以上の濃度の不純物を有する、請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記第1所定値は、1×1020cm-3である、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記絶縁層は、全体に不純物を有する、請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記第1電荷蓄積膜の前記第2方向の厚さは、1nm~3nmであり、
    前記第1電荷蓄積膜および前記第2電荷蓄積膜の前記第2方向の厚さの和は、4nm~6nmである、請求項1に記載の半導体装置。
  10. 犠牲層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体を形成し、
    前記積層体を前記第1方向に貫通するホールを形成し、
    前記ホールの内側面に絶縁体の第1膜を形成し、
    前記第1膜の上に第1電荷蓄積膜を形成し、
    前記第1電荷蓄積膜の上に絶縁体の第2膜を形成し、
    前記第2膜の上に半導体層を形成し、
    前記第1膜が露出するように前記犠牲層を除去し、
    前記第1膜のエッチングレートが前記絶縁層のエッチングレートよりも高くなるように前記第1膜の一部を除去することにより、前記犠牲層が除去された領域における前記第1電荷蓄積膜、および、前記絶縁層に対応する領域の一部における前記第1電荷蓄積膜を露出させ、
    前記露出した第1電荷蓄積膜上に第2電荷蓄積膜を形成し、
    前記第2電荷蓄積膜の上に絶縁体の第3膜を形成する、
    ことを具備する、半導体装置の製造方法。
  11. 前記積層体を形成することは、前記第1膜の除去において前記第1膜のエッチングレートが前記絶縁層のエッチングレートよりも高くなるように、前記絶縁層の少なくとも前記犠牲層に対向する面に不純物を導入しながら前記絶縁層を形成する、ことを具備する、請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記犠牲層を除去した後、
    前記第1膜の除去において前記第1膜のエッチングレートが前記絶縁層のエッチングレートよりも高くなるように、前記犠牲層の除去により露出した前記絶縁層の表面に、前記第1膜に対して選択的に不純物を導入する、
    ことをさらに具備する、請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記不純物は、カーボン(C)であり、
    前記第1膜の一部除去は、フッ化水素酸(HF)薬液を用いて行われる、請求項11または請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
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