JP2024000449A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2024000449A
JP2024000449A JP2022099227A JP2022099227A JP2024000449A JP 2024000449 A JP2024000449 A JP 2024000449A JP 2022099227 A JP2022099227 A JP 2022099227A JP 2022099227 A JP2022099227 A JP 2022099227A JP 2024000449 A JP2024000449 A JP 2024000449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
delivery
product
information processing
products
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022099227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7394515B1 (ja
Inventor
▲隆▼顕 加藤
Takaaki Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ly Corp
Original Assignee
Ly Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ly Corp filed Critical Ly Corp
Priority to JP2022099227A priority Critical patent/JP7394515B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7394515B1 publication Critical patent/JP7394515B1/ja
Publication of JP2024000449A publication Critical patent/JP2024000449A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】電子商店街の利用者のユーザビリティを向上させること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、選択部と、配送依頼部とを有する。取得部は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、出品者に代わって電子商店街に商品を出品する配送業者から、商品に関する情報を取得する。選択部は、電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、取得部により取得された商品に関する情報に基づいて、注文手続のあった商品を配送する配送業者を選択する。配送依頼部は、選択部により選択された配送業者に対して、注文手続のあった商品の配送を依頼する。【選択図】図17

Description

本出願は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、インターネットなどの各種ネットワークを介したサービスの一例として、複数の店舗から商品やサービスなどといった取引対象の出品を受付ける電子商店街のサービスが知られており、電子商店街に関する様々な技術が提案されている。このような電子商店街においては、取引対象を出品する各店舗が独自に取引対象の価格や送料の設定などを行う。利用者は、電子商店街を通じて、取引対象の価格や取引対象の配送に要する日数(到着日数)などの希望条件に応じて店舗を選択し、選択した店舗から取引対象を購入できる。
特開2001-357263号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、電子商店街の利用者のユーザビリティをさらに向上する上で改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子商店街の利用者のユーザビリティを向上できる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、選択部と、配送依頼部とを有する。取得部は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、出品者に代わって電子商店街に商品を出品する配送業者から、商品に関する情報を取得する。選択部は、電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、取得部により取得された商品に関する情報に基づいて、注文手続のあった商品を配送する配送業者を選択する。配送依頼部は、選択部により選択された配送業者に対して、注文手続のあった商品の配送を依頼する。
実施形態の態様の1つによれば、電子商店街の利用者のユーザビリティを向上できる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る企業情報の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る登録倉庫情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る商品情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る在庫情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る送料情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るリードタイム情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る在庫情報および配送情報の提供方法の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るサービス利用者に提供する商品情報の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る商品詳細情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る拠点受け取りに関する詳細情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、第1の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。 図15は、第1の変形例に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図16は、第2の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。 図17は、第2の変形例に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図18は、第2の変形例に係る同梱判定に用いる参照情報の一例を示す図である。 図19は、第2の変形例に係る情報処理装置が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図20は、実施形態または各変形例に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.実施形態に係るシステム構成]
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理システムSYS-Aの構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムSYS-Aは、端末装置10と、複数の企業端末20と、情報処理装置100とを有している。端末装置10、企業端末20、及び情報処理装置100は、インターネットなどのネットワーク(たとえば、図12に示すネットワークN)に接続される。端末装置10、及び情報処理装置100は、ネットワークを通じて相互に通信できる。また、企業端末20、及び情報処理装置100は、ネットワークを通じて相互に通信できる。なお、図1に示す情報処理システムSYS-Aの構成は一例であり、図1に示す例よりも多くの端末装置10が含まれていてもよい。
また、以下の説明において、物流サービス提供企業であるa社が管理する「企業端末20a」や、物流サービス提供企業であるb社が管理する「企業端末20b」や、物流サービス提供企業であるc社が管理する「企業端末20c」などを特に区別して説明する必要がない場合、「企業端末20」と総称して説明する。
端末装置10は、情報処理装置100の管理者がプラットフォーマーとして運営に携わるEC(Electronic Commerce)サイトの利用者であるサービス利用者UXにより使用される情報処理端末である。たとえば、端末装置10は、スマートフォンや、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)などにより実現され得る。サービス利用者UXは、ECサイトにアクセスして、ブラウザに表示されるECサイトのウェブページやアプリケーション用のコンテンツなどを閲覧する。
企業端末20は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者(小売業者やメーカなど)から一括して請け負う配送業者である物流サービス提供企業が使用する情報処理端末である。企業端末20は、たとえば、サーバ装置やクラウドシステムなどにより実現され得る。物流サービス提供企業は、EC事業などにおける受注や、決済や、倉庫や、ピッキングや、配送事業などを手掛ける企業を指す。
情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステムなどにより実現され得る。情報処理装置100の管理者UYは、ECサイトのプラットフォーマーとして、ECサイトに商品を出品する出品者に対して販売チャンネルを提供する。一方で、情報処理装置100の管理者は、物流サービス提供企業が有するタイムリーな在庫状況や配送に関する情報(お届け可能日や送料など)を連携する仕組みを通じて、ECサイトを利用するサービス利用者UX(商品購入者)や、ECサイトに商品を出品する出品者に対する新たな価値を創造する。
[2.実施形態に係る契約関係等]
物流サービス提供企業は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から請け負うにあたり、出品者との間で業務委託契約などの所定の契約を締結することが想定される。ECサイトに商品を出品する出品者は、契約を交わした物流サービス提供企業が保有する倉庫に、販売などを委託する商品を入庫する。物流サービス提供企業は、出品者から入庫された商品に関する情報を管理する。
また、a社やb社、c社などの物流サービス提供企業は、ECサイトを通じて、出品者から入庫された商品の販売、在庫管理および配送などの業務を行うにあたり、ECサイトのプラットフォーマーである情報処理装置100の管理者UYとの間でECサイトの利用契約を締結することが想定される。各物流サービス提供企業は、それぞれ、ECサイトのプラットフォーマーである管理者UYと利用契約を交わし、情報処理装置100に対して、自社に関する企業情報の登録を行った後、ECサイトの利用を開始する。
[3.実施形態に係る情報処理の概要]
以下、図1を参照しつつ、実施形態に係る情報処理の概要について説明する。以下の説明において、端末装置10をユーザUXと表記して説明する場合がある。すなわち、ユーザUXを端末装置10と読み替えることができる。
また、以下の説明において、物流サービス提供企業を単に「配送業者」と表記して説明する場合がある。また、以下の説明において、企業端末20を配送業者と表記して説明する場合がある。すなわち、配送業者を企業端末20と読み替えることができる。
図1に示すように、情報処理装置100は、複数の配送業者から企業情報の登録を受け付けて、セラー情報記憶部121に格納する(処理P-A)。図2および図3を用いて、実施形態に係る企業情報の一例について説明する。なお、セラー情報記憶部121には、企業情報と、後述する登録倉庫情報とが格納される。図2は、実施形態に係る企業情報の一例を示す図である。図3は、実施形態に係る登録倉庫情報の一例を示す図である。
図2に示すように、セラー情報記憶部121に格納される企業情報は、「企業ID」の項目や、「企業名」の項目や、「申込日付」の項目や、「ステータス」の項目や、「契約開始日」の項目や、「契約終了日」の項目などといった複数の項目を有している。企業情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「企業名」の項目には、配送業者の名称を示す情報が記憶される。「申込日付」の項目には、ECサイトの利用契約を交わした日付を示す情報が記憶される。「ステータス」の項目には、物流サービス提供企業との契約の状況を示す情報が記憶される。「契約開始日」の項目には、ECサイトの利用開始日を示す情報が記憶される。「契約終了日」の項目には、ECサイトの利用終了日を示す情報が記憶される。
また、図3に示すように、セラー情報記憶部121に格納される登録倉庫情報は、「企業ID」の項目や、「倉庫ID」の項目や、「倉庫名」の項目や、「郵便番号」の項目や、「住所」の項目や、「緯度」の項目や、「経度」の項目などといった複数の項目を有している。登録倉庫情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「倉庫ID」の項目には、配送業者が保有する倉庫を特定するための識別情報が記憶される。「倉庫名」の項目には、倉庫に付されている呼称を示す情報が記憶される。「郵便番号」の項目には、倉庫の所在地に対応する郵便番号を示す情報が記憶される。「住所」の項目には、倉庫の住所を示す情報が記憶される。「緯度」の項目には、倉庫の所在地に対応する緯度を示す情報が記憶される。「経度」の項目には、倉庫の所在地に対応する経度を示す情報が記憶される。
また、配送業者は、ECサイトに対して、取り扱う商品に関する情報を連携する。たとえば、情報処理装置100は、商品の販売、在庫管理および配送を、商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、出品者(商品の売主)に代わって電子商店街に商品を出品する配送業者から、ECサイトに出品する商品に関する情報を取得する。そして、たとえば、情報処理装置100は、商品に関する情報として、商品の詳細を示す商品情報を配送業者から取得した場合、取得した商品情報を商品情報記憶部122に格納する(処理P-B)。図4は、実施形態に係る商品情報の一例を示す図である。
図4に示すように、商品情報記憶部122に格納される商品情報は、「企業ID」の項目や、「商品ID」の項目や、「商品名」の項目や、「バーコード情報」の項目や、「商品情報」の項目や、「該当配送情報」の項目などといった複数の項目を有している。商品情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「商品ID」の項目には、配送業者が取り扱う商品の名称を示す情報が記憶される。「バーコード情報」の項目には、配送業者が取り扱う商品に紐付けられているバーコードの情報が記憶される。「商品情報」の項目には、配送業者が取り扱う商品の詳細を示す情報が記憶される。「該当配送情報」の項目には、配送業者が商品の配送に用いる配送方法を示す情報が記憶される。
また、情報処理装置100は、配送業者が取り扱う商品に関する情報として、商品の在庫に関する在庫情報を取得した場合、取得した在庫情報を在庫情報記憶部123に格納する(処理P-C)。たとえば、配送業者がECサイトに連携する在庫情報は、自社が保有する倉庫に保有する商品の在庫に関する情報に該当する。図5は、実施形態に係る在庫情報の一例を示す図である。
図5に示すように、在庫情報記憶部123に格納される在庫情報は、「企業ID」の項目や、「商品ID」の項目や、「倉庫ID」の項目や、「在庫数」の項目などといった複数の項目を有している。在庫情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「商品ID」の項目には、配送業者が取り扱う商品の名称を示す情報が記憶される。「倉庫ID」の項目には、配送業者が保有する倉庫を特定するための識別情報が記憶される。「在庫数」の項目には、配送業者が保有する倉庫に管理されている商品の在庫数を示す情報が記憶される。
また、情報処理装置100は、配送業者が取り扱う商品に関する情報として、商品の配送に関する配送情報を取得した場合、取得した配送情報を配送情報記憶部124に格納する(処理P-D)。たとえば、配送業者がECサイトに連携する配送情報には、配送方法ごとの送料価格を示す送料情報と、倉庫から配送先までのリードタイムを示すリードタイム情報とが含まれる。図6に、実施形態に係る送料情報の一例を示す。
図6に示すように、配送情報記憶部124に配送情報として記憶される送料情報は、「企業ID」の項目や、「該当配送情報」の項目や、「価格」の項目などといった複数の項目を有している。送料情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「該当配送情報」の項目には、配送業者が商品の配送に用いる配送方法を示す情報が記憶される。「価格」の項目には、配送方法に対応する送料価格を示す情報が記憶される。
図7に、実施形態に係るリードタイム情報の一例を示す。たとえば、配送業者は、ECサイトに対して、商品の配送元となる倉庫から、商品の配送先となる商品購入者の郵便番号までの締め時刻、所要日数、最短指定可能時刻などの情報を連携する。たとえば、配送業者は、保有する倉庫ごとに、締め時刻および締め時刻に対応する最短のお届け可能時刻を見積もり、締め時刻および最短指定可能時刻を含む複数のレコードをECサイトに連携する。なお、配送情報記憶部124に配送情報として記憶されるリードタイム情報は、商品の在庫数や配送状況をリアルタイムに反映した情報ではなく、基本情報として配送業者が予め登録する情報である。
図7に示すように、配送情報記憶部124に配送情報として記憶されるリードタイム情報は、「企業ID」の項目や、「倉庫ID」の項目や、「配送先郵便番号」の項目や、「締め時刻1」の項目や、「所要日数1」の項目や、「最短指定可能時刻1」の項目や、「締め時刻2」の項目や、「所要日数2」の項目や、「最短指定可能時刻2」の項目や、「締め時刻3」の項目や、「所要日数3」の項目や、「最短指定可能時刻3」の項目などといった複数の項目を有している。
「企業ID」の項目には、配送業者を特定するための識別情報が記憶される。「倉庫ID」の項目には、配送業者が保有する倉庫を特定するための識別情報が記憶される。「配送先郵便番号」の項目には、商品の配送先として商品の購入者(たとえば、図1に示すサービス利用者UX)により指定された郵便番号を示す情報が記憶される。「締め時刻1~3」の各項目には、配送の締め切り時刻を示す情報が記憶される。「所要日数1~3」の各項目には、ECサイトで商品の注文が確定してから配送先に到着するまでに要する日数を示す情報が記憶される。「最短指定可能時刻1~3」の各項目には、商品のお届け時刻として指定可能な最短の時刻を示す情報が記憶される。
また、情報処理装置100は、配送業者に対して、ECサイトの利用に際し、配送に関する必要情報を登録するための登録機能を提供する(処理P-E)。
また、情報処理装置100は、サービス利用者UXからECサイトにおいて商品の選択を受け付けた場合、サービス利用者UXにより選択された選択商品を出品している出品者である配送業者に対し、選択商品に対応する最新の在庫状況を示す情報およびサービス利用者UXに紐付く配送先に対応する最新の配送状況を示す情報の提供を要求して、配送業者から現時点で最新の在庫情報および配送情報を再度取得し、選択商品に対応する適時な在庫情報および配送情報をサービス利用者UXに提供してもよい(処理P-F)。図8を用いて、図1に示す処理P-Fについて具体的に説明する。図8は、実施形態に係る在庫情報および配送情報の提供方法の一例を示す図である。
図8に示すように、端末装置10は、サービス利用者UXの操作に従って、商品情報リクエストを情報処理装置100に送信する(ステップS1)。商品情報リクエストには、サービス利用者UXにより入力された検索クエリ(たとえば、「商品名G1」)に応じてECサイト上に表示される検索結果の中から、サービス利用者UXが選択した選択商品を特定するための情報(たとえば、ECサイト上で商品を特定するための識別情報)が含まれている。
情報処理装置100は、商品情報リクエストを受信すると、ECサイトの利用するサービス利用者に関する利用者情報を参照して、サービス利用者UXに紐付く配送先を示す配送先情報を取得する(ステップS2)。配送先情報は、たとえば、配送先に対応する郵便番号であってもよいし、緯度および経度などの位置情報であってもよい。情報処理装置100は、サービス利用者UXに紐付く配送先情報が複数存在する場合、全ての配送先情報を取得してもよい。
サービス利用者UXに紐付く配送先情報を取得した後、情報処理装置100は、選択商品についての最新の在庫状況および配送状況を示すリアルタイム情報の取得要求を、選択商品をECサイトに出品している配送業者の企業端末20に送信する(ステップS3)。情報処理装置100は、選択商品の在庫管理などを請け負う配送業者が複数の存在する場合、各配送業者の企業端末20に対して、リアルタイム情報の取得要求を送信する。リアルタイム情報の取得要求は、サービス利用者UXにより選択された選択商品を特定するための商品特定情報と、サービス利用者UXに紐付く配送先情報とを含む。なお、商品特定情報は、企業端末20と情報処理装置100との間で翻訳可能な情報であればよく、選択商品を特定するためにECサイト上で利用されている識別情報をそのまま利用してもよいし、ECサイト上の識別情報を企業端末20が翻訳可能な情報に置換した情報であってもよい。たとえば、商品特定情報として、企業端末20と情報処理装置100との間でSKU(Stock Keeping Unit)などを利用してもよい。
企業端末20は、情報処理装置100からリアルタイム情報の取得要求を受信すると、対応する選択商品の最新の在庫状況および配送状況を示すリアルタイム情報を情報処理装置100に送信する(ステップS4)。このとき、企業端末20は、選択商品について、自社倉庫に保有される在庫数に留まらず、配送業者が保有する物流拠点や配送業者と物流において提携する提携店舗で管理されている在庫数を考慮して最新の在庫状況を情報処理装置100にレスポンスしてもよい。また、企業端末20は、自社倉庫のみならず、物流拠点または提携店舗が商品の配送元となる場合に、選択商品の配送先への配送状況を見積もり、リアルタイム情報として情報処理装置100にレスポンスできる。また、配送業者がリアルタイム情報として情報処理装置100にレスポンス可能な情報には、該当商品在庫や、締め時刻や、最短お届け日や、最短お届け可能時刻や、お届け希望時間帯ごとに要する送料や、商品価格や、拠点受け取りが可能かどうかを示す情報や、商品の受取が可能な場所を示す情報などが含まれていてもよい。
情報処理装置100は、選択商品に対応するリアルタイム情報を取得し(ステップS5)、取得したリアルタイム情報が反映された商品情報を端末装置10に送信することにより(ステップS6)、サービス利用者UXに対してタイムリーな情報提供を行う。
図8に示す例により、情報処理装置100は、ECサイトの利用者として、ECサイトに商品を出品する出品者に対しては、配送業者が保有する倉庫だけでなく、配送業者の物流拠点や提携店舗を含む在庫状況を総合的に勘案して、タイムリーで、かつ広範な商品の販売機会を提供できる。これにより、出品者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。
また、図8に示す例により、ECサイトの利用者として、ECサイトを通じて商品を購入するサービス利用者UXに対しては、商品を注文するタイミングや、配送業者の最新の配送状況に応じて、できるだけ迅速な商品受取を可能とする機会や、送料負担をできるだけ軽減するダイナミックプライシングの機会などを提供できる。これにより、購入者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。
図1に戻り、端末装置10は、情報処理装置100から受信した商品情報を表示し、サービス利用者UXによる操作に従って、ECサイト上に表示されている商品をカートに登録する(処理P-G)。図9に、実施形態に係るサービス利用者に提供する商品情報の一例を示す。図9に示す商品情報は、セラー情報記憶部121や、商品情報記憶部122や、在庫情報記憶部123や、配送情報記憶部124に格納されている各種情報に対して、配送業者から逐次取得されたリアルタイム情報を組み合わせて構成され、サービス利用者UXに合わせて最適化される。
図9に示すように、サービス利用者UXに提供される商品情報は、たとえば、「企業名」の項目や、「価格」の項目や、「送料」の項目や、「最短受取可能日時」の項目や、「拠点受け取り」の項目などといった複数の項目で構成されている。
「企業名」の項目には、サービス利用者UXにより選択された選択商品の在庫管理などを請け負う配送業者の名称を示す情報が表示される。「価格」の項目には、選択商品の最新の販売価格を示す情報が表示される。「送料」の項目には、選択商品の送料を示す情報が表示される。「最短受取可能日時」の項目には、選択商品を注文した場合に受取可能な最短の日時を示す情報が表示される。「拠点受け取り」の項目には、選択商品を注文した場合に拠点受け取りが可能か否かを示す情報が表示される。図9に示す例では、「拠点受け取り」の項目に「〇」が表示されている場合は拠点受け取り可能であることを表し、「拠点受け取り」の項目に「×」が表示されている場合は拠点受け取りができないことを表している。
また、情報処理装置100は、図9に示す商品情報に関連付けて、商品詳細情報をサービス利用者UXに提供できる。図10に、実施形態に係る商品詳細情報の一例を示す。図10に示す商品詳細情報には、販売価格を示す情報と、配送情報とが表示される。配送情報には、注文タイミングおよびお届け希望日に対応する送料を示す情報や、拠点受け取りに対応する送料を示す情報が表示される。
また、情報処理装置100は、図9に示す商品情報に関連付けて、拠点受け取りに関する詳細情報をサービス利用者UXに提供できる。図11に、実施形態に係る拠点受け取りに関する詳細情報の一例を示す。図11に示す拠点受け取りに関する詳細情報には、受取場所を示す情報や、受取場所を示す地図情報が表示される。
図1に戻り、情報処理装置100は、ECサイトを通じて、端末装置10から注文情報を受信すると、受信した注文情報を注文情報記憶部125に格納し、受信した注文情報を企業端末20に送信することにより、配送業者に連携する(処理P-H)。
また、情報処理装置100は、配送業者に連携した注文情報に対応する商品の出荷に関する出荷情報を企業端末20から取得する(処理P-I)。また、情報処理装置100は、取得した出荷情報を出荷情報記憶部126に格納し、取得した出荷情報を端末装置10に送信することにより、配送先のサービス利用者UXに提供する。
端末装置10は、情報処理装置100から出荷情報を受信すると、注文履歴として表示することにより、サービス利用者UXに提供する(処理P-J)。
[4.実施形態に係る情報処理装置の構成]
図12を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成例について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図12に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置100は、ネットワークNを介して、端末装置10や企業端末20などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。たとえば、記憶部120は、セラー情報記憶部121と、商品情報記憶部122と、在庫情報記憶部123と、配送情報記憶部124と、注文情報記憶部125と、出荷情報記憶部126と、利用者情報記憶部127とを有する。
(セラー情報記憶部121)
セラー情報記憶部121は、複数の配送業者から登録を受け付けた配送業者情報(図2および図3参照)を記憶する。
(商品情報記憶部122)
商品情報記憶部122は、配送業者が取り扱う商品の詳細を示す商品情報(図4参照)を記憶する。
(在庫情報記憶部123)
在庫情報記憶部123は、配送業者が取り扱う商品の在庫に関する在庫情報(図5参照)を記憶する。
(配送情報記憶部124)
配送情報記憶部124は、配送業者が取り扱う商品の配送に関する配送情報(図6、図7参照)を記憶する。
(注文情報記憶部125)
注文情報記憶部125は、ECサイトに通じてサービス利用者から受け付けられた注文情報を記憶する。注文情報記憶部125に記憶される注文情報は、サービス利用者を特定するための識別情報に対応付けて、受注した注文を特定するための識別情報や注文内容の詳細を示す情報などを記憶する。注文情報記憶部125に記憶される注文情報は、端末装置10から受信される。
(出荷情報記憶部126)
出荷情報記憶部126は、配送業者に連携した注文情報に対応する商品の出荷に関する出荷情報を記憶する。出荷情報記憶部126に記憶される出荷情報は、注文情報ごとに配送業者から取得される。
(利用者情報記憶部127)
利用者情報記憶部127は、ECサイトの利用者であるサービス利用者に関する利用者情報を記憶する。たとえば、利用者情報記憶部127に記憶される利用者情報には、利用者がECサイトで購入した商品の配送先を示す配送先情報が含まれる。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図12に示す制御部130は、取得部131と、提供部132とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する処理単位で複数の分割された内部構成を有していてもよい。また、制御部130は、図12に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、出品者に代わってECサイトに商品を出品する配送業者から、ECサイトに出品する商品に関する情報を取得する。
また、取得部131は、商品に関する情報として、商品の在庫に関する在庫情報および商品の配送に関する配送情報を取得する。取得部131は、取得した在庫情報および配送情報を提供部132に受け渡す。
また、取得部131は、サービス利用者からECサイトにおいて商品の選択を受け付けた場合、サービス利用者により選択された選択商品を出品している配送業者から、選択商品に対応する最新の在庫状況を示す在庫情報およびサービス利用者に紐付く配送先に対応する最新の配送状況を示す配送情報を再度取得する。取得部131は、取得した最新の在庫状況を示す在庫情報および最新の配送状況を示す配送情報を提供部132に受け渡す。
また、取得部131は、配送情報として、サービス利用者から選択が受け付けられた商品を配送する際の送料に関する情報を取得する。取得部131は、取得した送料に関する情報を提供部132に受け渡す。
また、取得部131は、配送情報として、商品の拠点受け取りに関する情報を取得する。取得部131は、取得した商品の拠点受け取りに関する情報を提供部132に受け渡す。
(提供部132)
提供部132は、ECサイトを通じて、取得部131により取得された商品に関する情報をサービス利用者に提供する。たとえば、提供部132は、商品に関する情報の一部として、在庫情報および配送情報をサービス利用者に提供する。
また、たとえば、提供部132は、商品に関する情報の一部として、取得部131により取得された選択商品に対応する最新の在庫情報を示す在庫情報およびサービス利用者に紐付く配送先に対応する最新の配送状況を示す配送情報をサービス利用者に提供する。
また、たとえば、提供部132は、配送情報の一部として、取得部131により取得された送料に関する情報をサービス利用者に提供する。
また、たとえば、提供部132は、配送情報の一部として、取得部131により取得された拠点受け取りに関する情報をサービス利用者に提供する。
[5.実施形態に係る処理手順]
以下、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図13に、実施形態に係る情報処理装置100が実行する処理手順の一例を示す。図13に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図13に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図13に示すように、取得部131は、サービス利用者からECサイトを通じて商品の選択を受け付ける(ステップS101)。
また、取得部131は、サービス利用者により選択された選択商品を出品している配送業者から、選択商品に対応する最新の在庫状況を示す在庫情報およびサービス利用者に紐付く配送先に対応する最新の配送状況を示す配送情報を再度取得する(ステップS102)。
また、提供部132は、取得部131により再度取得された選択商品に対応する最新の在庫状況を示す在庫情報および前記ユーザに紐付く配送先に対応する最新の配送状況を示す配送情報を反映した商品情報をサービス利用者に提供して(ステップS103)、図13に示す処理手順を終了する。
[6.変形例]
(6-1.第1の変形例)
本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムは、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。以下では、上記実施形態の第1の変形例として、第1の変形例に係る情報処理装置200の情報処理の一例について説明する。以下に説明する第1の変形例では、ECサイトのプラットフォーマーが、ECサイトに出品される商品の在庫情報や配送情報を配送業者から直接取得し、サービス利用者に提要する場合の情報処理の一例について説明する。図14は、第1の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。
(6-1-1.第1の変形例に係るシステム構成)
図14に示すように、第1の変形例に係る情報処理システムSYS-Bは、基本的には上記実施形態に係る情報処理システムSYS-Aと同様の構成を有しており、端末装置10と、複数の企業端末20と、情報処理装置200とを有している。
(6-1-2.第1の変形例に係る契約関係等)
また、図14に示す配送業者は、上記実施形態と同様に、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から請け負うにあたり、出品者との間で業務委託契約などの所定の契約を締結することが想定される。ECサイトに商品を出品する出品者は、契約を交わした配送業者が保有する倉庫に、販売などを委託する商品を入庫する。配送業者は、出品者から入庫された商品に関する情報を管理する。
また、また、a社やb社、c社などの配送業者は、ECサイトを通じて、出品者から入庫された商品の販売、在庫管理、及び配送などの業務を行うにあたり、ECサイトのプラットフォーマーである情報処理装置200の管理者UYとの間でECサイトの利用契約を締結することが想定される。各配送業者は、それぞれ、ECサイトのプラットフォーマーである管理者UYと利用契約を交わし、情報処理装置200に対して、企業情報の登録を行った後、ECサイトの利用を開始する。
(6-1-3.第1の変形例に係る情報処理の概要)
図14を用いて、第1の変形例に係る情報処理の概要について説明する。図14に示すように、情報処理装置200は、複数の配送業者から、ECサイトに出品する商品に関する情報を取得する(ステップS21)。複数の配送業者は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負い、出品者に代わってECサイトに商品を出品する。たとえば、情報処理装置200は、商品に関する情報として、配送業者に関する情報や、配送業者が保有する倉庫に関する情報や、配送業者が取り扱う商品の出品者を示す情報や、配送業者が取り扱う商品の詳細を示す情報や、配送業者が取り扱う商品の在庫に関する在庫情報などを取得できる。
また、情報処理装置200は、配送業者から取得した商品に関する情報を用いて、商品の売買単位で商品に関する情報をサービス利用者UXに提供するための提供用情報(コンテンツ)を生成する(ステップS22)。そして、情報処理装置200は、生成した提供用情報をサービス利用者UXに提供する(ステップS23)。
たとえば、情報処理装置200は、商品:「ミネラルウォーター#A」を複数の出品者がそれぞれ独自にECサイトに出品している場合、商品:「ミネラルウォーター#A」の名称や容量など、商品自体を示す情報を商品の売買単位で収集し、収集した情報をまとめた提供用情報を生成する。売買単位は、ミネラルウォーターであれば、1本売り、12本売り、48本売りなどの単位が想定される。ここで、提供用情報には、各出品者の情報や、各出品者が独自に設定した価格の情報などが含まれていないものとする。すなわち、情報処理装置200が生成する提供用情報は、商品自体の情報のみで構成されており、商品の出品者に関する情報を含まない。
また、情報処理装置200は、商品に関する情報として取得した、配送業者を示す配送業者情報、商品が保有されている倉庫に関する倉庫情報、商品の出品者を示す出品者情報、商品の詳細を示す商品詳細情報、及び商品の在庫に関する在庫情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成してもよい。そして、情報処理装置200は、たとえば、ECサイトを通じて、提供用情報に含まれる商品の選択をサービス利用者から受け付けた場合、選択を受け付けた商品に関連付けられている関連情報をサービス利用者に提供してもよい。
また、情報処理装置200は、商品に関する情報として、商品の配送先に対応する商品の配送に関する配送情報を取得してもよい。また、情報処理装置200は、サービス利用者に紐付く配送先を示す配送先情報を取得した場合、サービス利用者に紐付く配送先に対応する配送情報に基づく情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成してもよい。そして、情報処理装置200は、提供用情報に含まれる商品の選択をサービス利用者から受け付けた場合、選択を受け付けた商品に関連付けられている配送情報を関連情報としてサービス利用者UXに提供してもよい。
図14に示す場合、たとえば、サービス利用者UXは、ECサイトにおいて、検索クエリ:「ミネラルウォーター,48本」を入力する。端末装置10は、検索クエリ:「ミネラルウォーター、48本」の情報を情報処理装置200に送信し、情報処理装置200から検索クエリ:「ミネラルウォーター、48本」に対応する検索結果を受信して、表示する。
端末装置10には、検索クエリ:「ミネラルウォーター、48本」に対応する検索結果として、商品自体を示す情報で構成された提供用情報CT1が表示される。図14に示す提供用情報CT1には、たとえば、「ミネラルウォーター#A」などの商品名、「〇〇ドリンコ株式会社 ミネラルウォーター#A 500ml×48本」などの商品の詳細を示す情報のみが表示されている。一方、図14に示す例では、出品者の情報や、各出品者が独自に設定した価格の情報などは提供用情報CT1に含まれていない。
また、提供用情報CT1に含まれている商品の選択をサービス利用者UXから受け付けた場合、端末装置10には、選択を受け付けた商品に関連付けられている関連情報CT2が表示される。関連情報CT2には、配送業者情報や、倉庫情報や、出品者情報や、商品詳細情報や、在庫情報や、配送情報などに基づく情報で構成される。
図14には、提供用情報CT1において、サービス利用者UXにより「ミネラルウォーター#A」が選択された場合に端末装置10に表示される関連情報CT2の一例が示されている。図14に示す関連情報CT2には、サービス利用者UXにより選択された「ミネラルウォーター#A」の出品者の情報(たとえば、「出品者Z1」)や、「ミネラルウォーター#A」の配送を行う配送業者の情報(たとえば、「a社」)や、「ミネラルウォーター#A」の販売価格を示す情報(たとえば、「2000円」)や、「ミネラルウォーター#A」の在庫に関する情報(たとえば、「在庫あり」)や、「ミネラルウォーター#A」の配送に関する情報(たとえば、「最短翌日」)などが表示されている。なお、図14に示す関連情報CT2は一例であり、図14に示す例とは異なる構成であってもよい。たとえば、在庫に関する情報として、「在庫あり」や「在庫わずか」などの概念的な情報ではなく、具体的な在庫数が表示されてもよいし、配送に関する情報として、最短のお届け時間帯の情報が表示されていてもよい。
第1の変形例に係る情報処理装置200は、上述してきた情報処理により、ECサイトを利用するサービス利用者について、商品の検索、選択、及び注文の一連の流れを円滑にすることができ、サービス利用者のユーザビリティを向上できる。一方、情報処理装置200は、ECサイトに商品を出品する出品者について、商品の販売、在庫管理、および配送に関する処理を配送業者との間で完結することにより、ECサイトを通じた商品の売買に伴う出品者の手間を軽減でき、出品者のユーザビリティを向上できる。
また、第1の変形例に係る情報処理装置200は、配送業者から商品に関する情報として、拠点受け取りが可能な否かを示す情報を取得し、商品の拠点受け取りが可能などうかを示す情報をさらに含んだ関連情報を生成して、サービス利用者に提供してもよい。
また、第1の変形例に係る情報処理装置200は、配送業者から商品に関する情報を定期的に取得し、商品に関する情報をできるだけ最新の状態で管理してもよい。また、第1の変形例に係る情報処理装置200は、サービス利用者UXに対して関連情報を提供する際に、配送業者から最新の状態の商品に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、関連情報をその都度生成してもよい。
また、第1の変形例に係る情報処理装置200は、サービス利用者UXに対して関連情報を提供する際、サービス利用者の購入履歴に基づいて、関連情報に表示される各情報の表示位置の並び替えを実行してもよい。たとえば、情報処理装置200は、サービス利用者UXの購入履歴を解析した結果、商品が到着するまでの日数を重要視する傾向があると判断した場合(お届け最短の商品を相対的に多く購入している場合)、関連情報に表示される各情報の表示位置を商品が到着するまでの日数が短い順に並び替えてもよい。
(6-1-4.第1の変形例に係る情報処理装置の構成)
図15を用いて、第1の変形例に係る情報処理装置200の構成例について説明する。図15は、第1の変形例に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図15に示すように、情報処理装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
(通信部210について)
通信部210は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部210は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置200は、ネットワークNを介して、端末装置10や企業端末20などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220について)
記憶部220は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。たとえば、記憶部220は、セラー情報記憶部221と、商品情報記憶部222と、在庫情報記憶部223と、配送情報記憶部224と、注文情報記憶部225と、出荷情報記憶部226と、利用者情報記憶部227と、生成情報記憶部228とを有する。
(セラー情報記憶部221)
セラー情報記憶部221は、上記実施形態に係るセラー情報記憶部121に対応し、複数の配送業者から登録を受け付けた企業情報(図2および図3参照)を記憶する。
(商品情報記憶部222)
商品情報記憶部222は、上記実施形態に係る商品情報記憶部122に対応し、配送業者が取り扱う商品の詳細を示す商品情報(図4参照)を記憶する。
(在庫情報記憶部223)
在庫情報記憶部223は、上記実施形態に係る在庫情報記憶部123に対応し、配送業者が取り扱う商品の在庫に関する在庫情報(図5参照)を記憶する。
(配送情報記憶部224)
配送情報記憶部224は、上記実施形態に係る配送情報記憶部124に対応し、配送業者が取り扱う商品の配送に関する配送情報(図6、図7参照)を記憶する。
(注文情報記憶部225)
注文情報記憶部225は、上記実施形態に係る注文情報記憶部125に対応し、ECサイトに通じてサービス利用者から受け付けられた注文情報を記憶する。注文情報記憶部225に記憶される注文情報は、サービス利用者を特定するための識別情報に対応付けて、受注した注文を特定するための識別情報や注文内容の詳細を示す情報などを記憶する。注文情報記憶部225に記憶される注文情報は、端末装置10から受信される。
(出荷情報記憶部226)
出荷情報記憶部226は、上記実施形態に係る出荷情報記憶部126に対応し、配送業者に連携した注文情報に対応する商品の出荷に関する出荷情報を記憶する。出荷情報記憶部226に記憶される出荷情報は、注文情報ごとに配送業者から取得される。
(利用者情報記憶部227)
利用者情報記憶部227は、上記実施形態に係る利用者情報127に対応し、ECサイトの利用者であるサービス利用者に関する利用者情報を記憶する。たとえば、利用者情報記憶部227に記憶される利用者情報には、利用者がECサイトで購入した商品の配送先を示す配送先情報が含まれる。
(生成情報記憶部228)
生成情報記憶部228は、商品に関する情報を用いて生成された提供用情報(たとえば、図14に示す提供用情報CT1など)や、関連情報(たとえば、図14に示す関連情報CT2)などを端末装置10に表示させるための情報を記憶する。生成嬢王記憶部228は、たとえば、商品名に対応付けて、提供用情報や関連情報を記憶する。
(制御部230について)
制御部230は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図15に示す制御部230は、取得部231と、生成部232と、提供部233とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する処理単位で複数の分割された内部構成を有していてもよい。また、制御部230は、図15に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部231)
取得部231は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者から商品に関する情報を取得する。たとえば、取得部231は、商品に関する情報として、配送業者を示す配送業者情報、商品が保有されている倉庫に関する倉庫情報、商品の出品者を示す出品者情報、商品の詳細を示す商品詳細情報、及び商品の在庫に関する在庫情報を取得する。また、たとえば、取得部231は、商品に関する情報として、商品の配送先に対応する商品の配送に関する配送情報を取得する。取得部231は、取得した商品に関する情報を生成部232に受け渡す。
(生成部232)
生成部232は、取得部231により取得された商品に関する情報を用いて、商品に関する情報を商品の売買単位でユーザに提供するための提供用情報を生成する。たとえば、生成部232は、商品詳細情報を用いて、商品の詳細を示す情報のみが表示される提供用情報を生成できる。生成部332は、生成した提供用情報を、たとえば、商品名に対応付けて生成情報記憶部228に格納する。
また、生成部232は、配送業者情報、倉庫情報、出品者情報、商品詳細情報、及び在庫情報に基づく情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成する。たとえば、生成部232は、配送業者情報に基づいて、配送業者の情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成できる。また、たとえば、生成部232は、商品詳細情報に基づいて、商品の販売価格の情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成できる。また、たとえば、生成部232は、在庫情報に基づいて、商品の在庫数を示す情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成できる。
また、生成部232は、サービス利用者に紐付く配送先を示す配送先情報を取得した場合、サービス利用者に紐付く配送先に対応する配送情報に基づく情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成する。たとえば、生成部232は、配送情報に基づいて、利用者情報記憶部227に記憶されているサービス利用者に紐付く配送先に対応する締め時刻や、所要日数や、最短指定可能時刻などの特定し、特定した情報を商品ごとに関連付けた関連情報を生成できる。生成部332は、生成した関連情報を、たとえば、商品名に対応付けて生成情報記憶部228に格納する。
(提供部233)
提供部233は、たとえば、ECサイトを通じて、生成部232により生成された提供用情報をサービス利用者に提供する。たとえば、提供部132は、ECサイトを通じて、サービス利用者から検索クエリの情報を受け付けた場合、検索クエリに対応する提供用情報を生成情報記憶部228から取得して、端末装置10に送信することにより、サービス利用者に提供する。
また、たとえば、提供部233は、たとえば、ECサイトを通じて、提供用情報に含まれる商品の選択をサービス利用者から受け付けた場合、選択を受け付けた商品に関連付けられている関連情報を生成情報記憶部228から取得して、端末装置10に送信することにより、サービス利用者に提供する。
(6-2.第2の変形例)
以下では、上記実施形態の第2の変形例として、第2の変形例に係る情報処理装置300の情報処理の一例について説明する。以下に説明する第2の変形例では、ECサイトのプラットフォーマーがサービス利用者から商品の注文を受け付けた場合、商品を配送する配送業者を選択する情報処理の一例について説明する。図16は、第2の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。
(6-2-1.第2の変形例に係るシステム構成)
図16に示すように、第2の変形例に係る情報処理システムSYS-Cは、基本的には上記実施形態に係る情報処理システムSYS-Aと同様の構成を有しており、端末装置10と、複数の企業端末20と、情報処理装置300とを有している。
(6-2-2.第2の変形例に係る契約関係等)
また、図16に示す配送業者は、上記実施形態と同様に、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から請け負うにあたり、出品者との間で業務委託契約などの所定の契約を締結することが想定される。ECサイトに商品を出品する出品者は、契約を交わした配送業者が保有する倉庫に、販売などを委託する商品を入庫する。配送業者は、出品者から入庫された商品に関する情報を管理する。
また、また、a社やb社、c社などの配送業者は、ECサイトを通じて、出品者から入庫された商品の販売、在庫管理、及び配送などの業務を行うにあたり、ECサイトのプラットフォーマーである情報処理装置300の管理者UYとの間でECサイトの利用契約を締結することが想定される。各配送業者は、それぞれ、ECサイトのプラットフォーマーである管理者UYと利用契約を交わし、情報処理装置300に対して、企業情報の登録を行った後、ECサイトの利用を開始する。
(6-2-3.情報処理の概要)
図16を用いて、第1の変形例に係る情報処理の概要について説明する。図16に示す配送業者は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負い、出品者に代わってECサイトに商品を出品している。
また、情報処理装置300は、複数の配送業者から、配送業者が取り扱っている商品に関する商品情報を取得する(ステップS31)。たとえば、情報処理装置300は、配送業者から取得する商品に関する情報のうち、商品の在庫に関する在庫情報や、商品の配送状況に関する配送情報を定期的に取得し、できるだけ最新の状態で管理する。
情報処理装置300は、ECサイトを通じて、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた場合、取得した商品に関する情報に基づいて、注文手続のあった商品を配送する配送業者を選択する選択処理を実行する(ステップS32)。
たとえば、情報処理装置300は、ECサイトにおいて所定期間内に同一のサービス利用者により複数の商品の注文手続きを受け付けた場合、ステップS31で取得した商品に関する情報に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定し、判定結果に基づいて配送業者を選択する。
たとえば、情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品に関する在庫の状況に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。具体的には、情報処理装置300は、所定期間内に同一のサービス利用者により注文手続を受け付けた複数の商品が、同一の配送業者が保有する同一の倉庫または物流拠点において管理されている場合、同梱可能であると判定する。
また、たとえば、情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品が管理されている倉庫又は物流拠点の位置関係に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。具体的には、情報処理装置300は、所定期間内に同一のサービス利用者により注文手続を受け付けた複数の商品が、それぞれ、同一の配送業者が保有する別の倉庫または物流拠点において管理されているとする。このような場合、情報処理装置300は、複数の商品のうち、一方の商品が管理されている倉庫または物流拠点と、もう一方の商品が管理されている倉庫または物流拠点との処理が所定の距離範囲内であることを条件に、同梱可能であると判定してもよい。
また、たとえば、情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品を配送する際の温度管理の要否に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。具体的には、情報処理装置300は、所定期間内に同一のサービス利用者により注文手続を受け付けた複数の商品の全てについて、配送の際の温度管理が不要である場合、同梱可能であると判定する。また、情報処理装置300は、所定期間内に同一のサービス利用者により注文手続を受け付けた複数の商品の全てについて、配送の際の温度管理の温度管理が必要ある場合、温度管理方法が同一であることを条件に、同梱可能であると判定する。温度管理方法としては、「冷蔵」または「冷凍」が想定される。
また、たとえば、情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品を配送する際のに用いる配送手段に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。具体的には、情報処理装置300は、所定期間内に同一のサービス利用者により注文手続を受け付けた複数の商品の配送手段()が同一である場合、同梱可能であると判定する。配送手段としては、「陸運」、「空運」、又は「海運」などが想定される。
情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品を同梱して配送することが可能であると判定した場合、同梱して配送可能な配送業者を、サービス利用者UXから注文手続を受け付けた複数の商品の配送業者として選択する。図16に示す例を用いて、情報処理装置300による同梱判定について、具体的に説明する。たとえば、情報処理装置300は、サービス利用者UXから注文手続1:「商品名G1(出品者Z1)」を受け付けた後、所定期間内に、注文手続2:「商品名G2(出品者Z1)」を受け付けた場合、注文手続1に対応する商品と、注文手続2に対応する商品とを同梱して配送可能であるか否かを判定する。
たとえば、情報処理装置300は、配送業者から取得した在庫情報を参照して、注文手続1に対応する商品である「商品名G1(出品者Z1)」の在庫と、注文手続2に対応する商品である「商品名G2(出品者Z2)」の在庫とが、同一の配送業者a社が保有する倉庫において管理されていることを特定する。この場合、情報処理装置300は、注文手続1に対応する商品と、注文手続2に対応する商品とを同梱して配送することが可能であるという判定結果を導出し、配送業者a社を注文手続1に対応する商品と、注文手続2に対応する商品とを配送する配送業者として選択する。
そして、情報処理装置300は、選択した配送業者に対して、注文手続のあった商品の配送を依頼する(ステップS33)。
また、情報処理装置300は、注文手続を行ったサービス利用者UXに対して、注文確認情報J-1を提供する。また、情報処理装置300は、サービス利用者UXから、所定期間内に複数の商品の注文手続きを受け付けた場合には、同梱判定を行い、同梱可能であると判定された場合、サービス利用者UXに対して、お届け変更情報J-2を提供する。
第2の変形例に係る情報処理装置300は、上述してきた情報処理により、ECサイトを通じて、サービス利用者UXから複数の商品の注文を受け付けた場合、できるだけ同梱して配送することができる。このため、第2の変形例に係る情報処理装置300は、サービス利用者UXが荷物の受取を行う回数を減らしたり、サービス利用者UXの送料負担を軽減したりするなどのユーザメリットを提供でき、購入者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。
また、第2の変形例に係る情報処理装置300は、上述してきた情報処理により、配送業者とのやり取りのみで商品在庫を効率的に消化できる。このため、第2の変形例に係る情報処理装置300は、出品者に対して、注文を受け付けるたびに商品の在庫を確認して配送業者に対して発送依頼を行うといった手間がないというユーザメリットを提供でき、出品者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。
(6-2-4.第2の変形例に係る情報処理装置の構成)
図17を用いて、第2の変形例に係る情報処理装置300の構成例について説明する。図17は、第2の変形例に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図17に示すように、情報処理装置300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを有する。
(通信部310について)
通信部310は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部310は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置300は、ネットワークNを介して、端末装置10や企業端末20などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部320について)
記憶部320は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。たとえば、記憶部320は、セラー情報記憶部321と、商品情報記憶部322と、在庫情報記憶部323と、配送情報記憶部324と、注文情報記憶部325と、出荷情報記憶部326と、利用者情報記憶部327とを有する。
(セラー情報記憶部321)
セラー情報記憶部321は、上記実施形態に係るセラー情報記憶部121に対応し、複数の配送業者から登録を受け付けた企業情報(図2および図3参照)を記憶する。
(商品情報記憶部322)
商品情報記憶部322は、上記実施形態に係る商品情報記憶部122に対応し、配送業者が取り扱う商品の詳細を示す商品情報(図4参照)を記憶する。
(在庫情報記憶部323)
在庫情報記憶部323は、上記実施形態に係る在庫情報記憶部123に対応し、配送業者が取り扱う商品の在庫に関する在庫情報(図5参照)を記憶する。
(配送情報記憶部324)
配送情報記憶部324は、上記実施形態に係る配送情報記憶部124に対応し、配送業者が取り扱う商品の配送に関する配送情報(図6、図7参照)を記憶する。
(注文情報記憶部325)
注文情報記憶部325は、上記実施形態に係る注文情報記憶部125に対応し、ECサイトに通じてサービス利用者から受け付けられた注文情報を記憶する。注文情報記憶部325に記憶される注文情報は、サービス利用者を特定するための識別情報に対応付けて、受注した注文を特定するための識別情報や、注文を受け付けた受付日時を示す情報や、注文内容の詳細を示す情報などを記憶する。注文情報記憶部225に記憶される注文情報は、端末装置10から受信される。
(出荷情報記憶部326)
出荷情報記憶部326は、上記実施形態に係る出荷情報記憶部126に対応し、配送業者に連携した注文情報に対応する商品の出荷に関する出荷情報を記憶する。出荷情報記憶部326に記憶される出荷情報は、注文情報ごとに配送業者から取得される。
(利用者情報記憶部327)
利用者情報記憶部327は、上記実施形態に係る利用者情報127に対応し、ECサイトの利用者であるサービス利用者に関する利用者情報を記憶する。たとえば、利用者情報記憶部327に記憶される利用者情報には、利用者がECサイトで購入した商品の配送先を示す配送先情報が含まれる。
(制御部330について)
制御部330は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部330は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図17に示す制御部330は、取得部331と、選択部332と、提供部333とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部330は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する処理単位で複数の分割された内部構成を有していてもよい。また、制御部330は、図17に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部331)
取得部331は、複数の配送業者から、配送業者から取り扱って商品に関する商品情報を取得する。たとえば、取得部331は、配送業者から取得する商品に関する情報のうち、在庫情報や配送情報を定期的に取得して、可能な限り最新の状態で管理する。また、取得部331は、配送業者が取り扱っている商品に関する情報についても配送業者から取得できる。各配送業者は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負っている請負業者であり、出品者に代わってECサイトに商品を出品している。
(選択部332)
選択部332は、ECサイトにおいてサービス利用者からの注文手続を受け付けた場合、取得部331により取得された商品に関する情報に基づいて、注文手続のあった商品を配送する配送業者を選択する。
たとえば、選択部332は、ECサイトにおいて所定期間内に同一のサービス利用者により複数の商品の注文手続きを受け付けた場合、取得部331により取得された商品に関する情報に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定し、判定結果に基づいて配送業者を選択する。図18は、第2の変形例に係る同梱判定に用いる参照情報の一例を示す図である。
図18に示すように、選択部332は、配送業者から取得した商品に関する情報から、同梱判定に必要な情報を収集する。図18に示すように、選択部332が収集する情報には、「企業ID」や、「企業名」や、「出品者名」や、「商品ID」や、「商品名」や、「倉庫ID/拠点ID」や、「倉庫/拠点住所」や、「温度管理」や、「配送手段」などといった複数の情報が含まれている。選択部332は、記憶部320から収集したこれらの情報を参照して、後述する同梱判定を実行する。なお、図18に示す情報は、選択部332が収集する情報の一例であり、同梱判定を実現できれば、図18に示す例に限定される必要はない。
たとえば、選択部332は、複数の商品に関する在庫の状況に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。また、たとえば、選択部332は、複数の商品が管理されている倉庫又は物流拠点の位置関係に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。また、たとえば、選択部332は、複数の商品を配送する際の温度管理の要否に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。また、たとえば、選択部332は、複数の商品を配送する際に用いる配送手段に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定してもよい。
選択部332は、複数の商品を同梱して配送することが可能であると判定した場合、複数の商品を同梱して発送可能な配送業者(たとえば、複数の商品を同一の倉庫に管理している配送業者)を、複数の商品を配送する配送業者として選択する。一方、選択部332は、複数の商品を同梱して配送することが可能ではないと判定した場合、後続の注文手続に対応する商品の販売、在庫管理、及び配送を請け負っている配送業者を、後続の注文手続に対応する商品を配送する配送業者として選択する。選択部332は、選択した配送業者の情報を提供部333に受け渡す。
(配送依頼部333)
配送依頼部333は、選択部332により選択された配送業者に対して、注文手続のあった商品の配送を依頼する。また、配送依頼部333は、配送業者が使用する企業端末20に対して、配送依頼を送信する。配送依頼には、商品を特定するための識別情報や、配送先の情報などが含まれている。
また、配送依頼部333は、複数の商品を同梱して配送可能である場合、注文ユーザであるサービス利用者にお届け変更情報を提供する。すなわち、提供部333は、ECサイトを通じて、注文ユーザであるサービス利用者に対し、お届け変更情報を通知する。また、配送依頼部333は、複数の商品を同梱して配送できない場合、注文ユーザであるサービス利用者に通常の注文確認情報を提供する。すなわち、配送依頼部333は、ECサイトを通じて、注文ユーザであるサービス利用者に対し、注文確認情報を通知する。
(6-2-5.第2の変形例に係る処理手順)
以下、第2の変形例に係る情報処理装置300が実行する情報処理の手順について説明する。図19に、第2の変形例に係る情報処理装置300が実行する処理手順の一例を示す。図19に示す処理手順は、情報処理装置300の制御部330により実行される。図19に示す処理手順は、情報処理装置300の稼働中、繰り返し実行される。
図19に示すように、選択部332は、サービス利用者から注文手続を受け付けると(ステップS201)、たとえば、注文情報記憶部225を参照して、所定期間内に同一のサービス利用者により複数の商品の注文手続きを受け付けたかどうかを判定する(ステップS202)。
選択部332は、所定期間内に同一のサービス利用者により複数の商品の注文手続きを受け付けていると判定した場合(ステップS202;Yes)、複数の商品を同梱して発送することが可能であるか否かを判定する(ステップS203)。
選択部332は、複数の商品を同梱して発送することが可能であると判定した場合(ステップS203;Yes)、複数の商品を同梱して発送することが可能な配送業者を、複数の商品を配送する配送業者として選択する(ステップS204)。
配送依頼部333は、ステップS204で選択された配送業者に対して、複数の商品の配送を依頼する(ステップS205)。すなわち、配送依頼部333は、ステップS204で選択された配送業者が使用する企業端末20に対して、配送依頼を送信する。配送依頼には、複数の商品を特定するための識別情報や、配送先の情報などが含まれている。
そして、配送依頼部333は、注文ユーザであるサービス利用者にお届け変更情報を提供して(ステップS206)、図19に示す処理手順を終了する。すなわち、配送依頼部333は、ECサイトを通じて、注文ユーザであるサービス利用者に対し、お届け変更情報を通知する。
上述したステップS203において、選択部332は、複数の商品を同梱して発送することができないと判定した場合(ステップS203;No)、注文があった商品の出品者が提携している配送業者を、商品を配送する配送業者として選択する(ステップS207)。
配送依頼部333は、ステップS207で選択された配送業者に対して、商品の配送を依頼する(ステップS208)。すなわち、配送依頼部333は、ステップS207で選択された配送業者が使用する企業端末20に対して、配送依頼を送信する。配送依頼には、商品を特定するための識別情報や、配送先の情報などが含まれている。
そして、配送依頼部333は、注文ユーザであるサービス利用者に注文確認情報を提供して(ステップS209)、図19に示す処理手順を終了する。すなわち、配送依頼部333は、ECサイトを通じて、注文ユーザであるサービス利用者に対し、注文確認情報を通知する。
上述したステップS202において、選択部332は、所定期間内に同一のサービス利用者により複数の商品の注文手続きを受け付けていないと判定した場合(ステップS202;No)、上述のステップS207の処理手順に移る。
[7.ハードウェア構成]
また、上述してきた実施形態および各変形例に係る情報処理装置は、たとえば、図20に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図20は、実施形態及び各変形例に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラムなどに基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAMなど、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナなどといった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USBなどにより実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどから情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリなどの外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
たとえば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部130と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(例えば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態に係る情報処理装置100による処理を実現する。
また、たとえば、コンピュータ1000が第1の変形例に係る情報処理装置200として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部230と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(例えば、情報処理プログラム)との協働により、第1の変形例に係る情報処理装置200による処理を実現する。
また、たとえば、コンピュータ1000が第2の変形例に係る情報処理装置300として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部330と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(例えば、情報処理プログラム)との協働により、第2の変形例に係る情報処理装置300による処理を実現する。
[8.その他]
上記実施形態などにおいて説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[9.効果]
第2の変形例に係る情報処理装置300は、取得部331と、選択部332と、配送依頼部333とを有する。取得部331は、商品の販売、在庫管理および配送を商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、出品者に代わって電子商店街に商品を出品する配送業者から、商品に関する情報を取得する。選択部332は、電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、取得部331により取得された商品に関する情報に基づいて、注文手続のあった商品を配送する配送業者を選択する。配送依頼部333は、選択部332により選択された配送業者に対して、注文手続のあった商品の配送を依頼する。
また、選択部332は、電子商店街において所定期間内に同一のユーザにより複数の商品の注文手続きを受け付けた場合、商品に関する情報に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定し、判定結果に基づいて配送業者を選択する。
また、選択部332は、複数の商品に関する在庫の状況に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザからオーサーに対して提供された応援メッセージの提供実績に基づいてユーザランクを決定する決定部135をさらに有する。
また、選択部332は、複数の商品が管理されている倉庫又は物流拠点の位置関係に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する。
また、選択部332は、複数の商品を配送する際の温度管理の要否に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する。
また、選択部332は、複数の商品を配送する際に用いる配送手段に基づいて、複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する。
このようなことから、第2の変形例に係る情報処理装置300は、上述した各部により実行される処理、又は各部のうちのいずれかの組合せにより、電子商店街の利用者のユーザビリティを向上できる。たとえば、第2の変形例に係る情報処理装置300は、ECサイトを通じて、サービス利用者UXから複数の商品の注文を受け付けた場合、できるだけ同梱して配送することができる。このため、第2の変形例に係る情報処理装置300は、サービス利用者UXが荷物の受取を行う回数を減らしたり、サービス利用者UXの送料負担を軽減したりするなどのユーザメリットを提供でき、購入者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。また、第2の変形例に係る情報処理装置300は、配送業者とのやり取りのみで商品在庫を効率的に消化できる。このため、第2の変形例に係る情報処理装置300は、出品者に対して、注文を受け付けるたびに商品の在庫を確認して配送業者に対して発送依頼を行うといった手間がないというユーザメリットを提供でき、出品者としてECサイトを利用する利用者のユーザビリティを向上できる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
N ネットワーク
SYS―A、SYS-B、SYS-C 情報処理システム
10 端末装置
20 企業端末
100、200、300 情報処理装置
110、110、310 通信部
120、220、320 記憶部
121、221、321 セラー情報記憶部
122、222、322 商品情報記憶部
123、223、323 在庫情報記憶部
124、224、324 配送情報記憶部
125、225、325 注文情報記憶部
126、226、326 出荷情報記憶部
127、227、327 利用者情報記憶部
228 生成情報記憶部
130、230、330 制御部
131、231、331 取得部
132 提供部
232 生成部
233 提供部
332 選択部
333 配送依頼部

Claims (8)

  1. 商品の販売、在庫管理および配送を前記商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、前記出品者に代わって電子商店街に前記商品を出品する前記配送業者から、前記商品に関する情報を取得する取得部と、
    前記電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、前記取得部により取得された前記商品に関する情報に基づいて、前記注文手続のあった商品を配送する前記配送業者を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記配送業者に対して、前記注文手続のあった商品の配送を依頼する配送依頼部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択部は、
    前記電子商店街において所定期間内に同一のユーザにより複数の商品の注文手続を受け付けた場合、前記商品に関する情報に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定し、判定結果に基づいて前記配送業者を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記選択部は、
    前記複数の商品に関する在庫の状況に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択部は、
    前記複数の商品が管理されている倉庫又は物流拠点の位置関係に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記選択部は、
    前記複数の商品を配送する際の温度管理の要否に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記選択部は、
    前記複数の商品を配送する際に用いる配送手段に基づいて、前記複数の商品を同梱して配送することが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    商品の販売、在庫管理および配送を前記商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、前記出品者に代わって電子商店街に前記商品を出品する前記配送業者から、前記商品に関する情報を取得する取得工程と、
    前記電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、前記取得工程により取得された前記商品に関する情報に基づいて、前記注文手続のあった商品を配送する前記配送業者を選択する選択工程と、
    前記選択工程により選択された前記配送業者に対して、前記注文手続のあった商品の配送を依頼する配送依頼工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    商品の販売、在庫管理および配送を前記商品の出品者から一括して請け負う複数の配送業者であって、前記出品者に代わって電子商店街に前記商品を出品する前記配送業者から、前記商品に関する情報を取得する取得手順と、
    前記電子商店街においてユーザからの注文手続を受け付けた場合、前記取得手順により取得された前記商品に関する情報に基づいて、前記注文手続のあった商品を配送する前記配送業者を選択する選択手順と、
    前記選択手順により選択された前記配送業者に対して、前記注文手続のあった商品の配送を依頼する配送依頼手順と
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2022099227A 2022-06-20 2022-06-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Active JP7394515B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022099227A JP7394515B1 (ja) 2022-06-20 2022-06-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022099227A JP7394515B1 (ja) 2022-06-20 2022-06-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7394515B1 JP7394515B1 (ja) 2023-12-08
JP2024000449A true JP2024000449A (ja) 2024-01-05

Family

ID=89030178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022099227A Active JP7394515B1 (ja) 2022-06-20 2022-06-20 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7394515B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032622A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 ヤフー株式会社 変更装置、変更方法、および変更プログラム
JP2019200753A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP2021096796A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032622A (ja) * 2017-08-04 2019-02-28 ヤフー株式会社 変更装置、変更方法、および変更プログラム
JP2019200753A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP2021096796A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
""おまかせ出品代行「ラクまるっと」"", [ONLINE], JPN6023030944, 3 December 2021 (2021-12-03), JP, ISSN: 0005119822 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7394515B1 (ja) 2023-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9195959B1 (en) Fulfillment of orders from multiple sources
US20080235147A1 (en) System and method for facilitation of shipping from multiple merchandise vendors
US20070038528A1 (en) Inventory-less distribution
JP2016515081A (ja) 有人集配拠点の能力を管理するシステムおよび方法
KR101779759B1 (ko) 클라우드 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 방법
JP6545321B1 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP2009505238A (ja) 最適化されたデータベース調整および供給チェーン効率
KR101660779B1 (ko) 가격 정보의 검색이 가능한 부품 중개 시스템
KR101676745B1 (ko) 로컬상점 활성화를 위한 온-오프라인을 통한 위치기반 전자상거래 정보 제공방법
JP6479108B2 (ja) 変更装置、変更方法、および変更プログラム
KR20180005714A (ko) 거래 지원 시스템
JP4480388B2 (ja) 物流管理システムおよび方法、並びに、物流情報記録媒体
KR20090000734A (ko) 인터넷 쇼핑몰 주문상품 묶음배송 방법
JP7394515B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7419440B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2004234377A (ja) 代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラム
KR101825710B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 쇼핑 서비스 제공 방법
JP7414454B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2024000446A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6702628B1 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
JP2001261122A (ja) 電子仲介システムにおける販売店業務支援方法
KR20030074346A (ko) 상품 구매와 배송을 결합시킨 전자상거래 시스템 및 방법
JP4411307B2 (ja) 無体財産権を有する商品の販売支援システム、無体財産権を有する商品の販売支援方法、及び無体財産権を有する商品の販売支援プログラム
KR102653234B1 (ko) 글로벌 온라인 쇼핑몰 운영 시스템
JP6604671B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20231026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7394515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150