JP2019032622A - 変更装置、変更方法、および変更プログラム - Google Patents

変更装置、変更方法、および変更プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の配送を効率化させる変更装置、変更方法および変更プログラムを提供する。【解決手段】本変更装置(情報提供装置)は、複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者により購入された商品を出品した店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先と、を取得する取得部と、前記発送元と前記発送先とが所定の条件を満たす場合は、前記商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する変更部とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、変更装置、変更方法、および変更プログラムに関する。
従来、電子商店街やオークションサイト等、ネットワークを介して商品を販売する電子商取引が知られている。このような電子商取引では、商品の購入または落札が行われた場合には、商品を出品した出品者からの依頼を受けた配送業者が、商品を購入又は落札した利用者に対して商品を配送する。このような商品の配送において、配送スケジュールによる配送コストと維持コストとに基づいて、最も安価の輸送スケジュールを最適輸送スケジュールとして選択する技術が知られている。
特開2004−220234号公報
しかしながら、上述した技術では、必ずしも効率的な商品の配送を実現しているとは言えない場合がある。
例えば、電子商店街において、第1の地域に所在する第1の店舗と、第2の地域に所在する第2の店舗が同じ商品を販売しているものとする。このような場合、第1の地域に所在する利用者が第2の店舗から商品を購入した場合、第1の地域に同じ商品が存在するにもかかわらず第2の店舗から第1の地域へと商品の配送が行われるため、効率的な配送を行っているとは言えない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、商品の配送を効率化することを目的する。
本願に係る変更装置は、複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者により購入された商品を出品した店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先とを取得する取得部と、前記発送元と前記発送先とが所定の条件を満たす場合は、前記商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する変更部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、商品の配送を効率化することができる。
図1は、実施形態に係る情報提供装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報提供装置の他の例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る商品データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る注文履歴データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る変更装置、変更方法、および変更プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る変更装置、変更方法、および変更プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報提供装置の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る変更装置である情報提供装置10の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報提供装置の一例を示す図である。図1では、配信装置の一例である情報提供装置10によって実行される変更処理の一例として、利用者が購入した商品の発送元と発送先とが所定の条件を満たす場合に、商品を発送する店舗を変更する処理の一例について説明する。
図1に示す情報提供装置10は、変更処理を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報提供装置10は、電子商店街に関するサービスを各店舗S1、S2や利用者U1、U2に対して提供する機能を有し、電子商店街に関するサービスの一環として、変更処理の実行を行う。
利用者端末100、200(以下、単に「利用者端末」と総称する場合がある。)は、利用者U1、U2により利用されるPC(Personal Computer)やスマートフォン等の情報処理端末である。例えば、利用者端末100、200は、インターネット等のネットワークN(例えば、図3参照)を介して、情報提供装置10と通信可能である。なお、図1での図示は省略しているが、情報提供装置10は、さらに任意の数の利用者端末と通信可能であってもよい。
店舗S1、S2(以下、「店舗S」と総称する場合がある。)は、情報提供装置10が提供する電子商店街のサービスを介して、商品を利用者U1、U2(以下、「利用者U」と総称する場合がある。)に対して販売する店舗である。より具体的には、店舗S1は、地域A1に所在する拠点から商品を発送する店舗であり、店舗S2は、地域A2に所在する拠点から商品を発送する店舗である。
なお、店舗Sが商品を発送する拠点とは、店舗Sそのものであってもよく、店舗Sが商品を管理する倉庫等、店舗Sそのものとは異なる拠点であってもよい。例えば、店舗S1は、商品の保管や発送を行う倉庫が地域A1に所在し、商品の注文を受け付ける営業所が、地域A1以外の地域に所在する店舗であってもよい。すなわち、店舗Sの所在地とは、店舗Sそのものが所在する位置のみならず、店舗Sの倉庫等、店舗Sが商品を発送する拠点をも含む概念である。
例えば、情報提供装置10は、店舗S1や店舗S2から電子商店街で販売する商品の情報(例えば、画像、価格、送料、在庫数等)の登録を受付ける。そして、情報提供装置10は、利用者Uから商品の検索クエリを受付けた場合は、出品された商品のうち、検索クエリと対応する商品を抽出し、抽出した商品の画像や価格等を示すコンテンツや、店舗Sが出品した店舗を購入するためのコンテンツである商品コンテンツを利用者Uに対して配信する。
また、情報提供装置10は、商品コンテンツを介して利用者Uが店舗S1の商品を購入した場合は、商品の発送先となる住所や受取人の氏名、商品の配送方法(例えば、航空便であるか陸路の配送であるか等)、希望の配達日時等の登録を受付ける。このような場合、情報提供装置10は、利用者Uが商品を購入した店舗S1に対し、商品が購入された旨と、商品の発送先を示す発送先情報を通知する。
なお、情報提供装置10は、購入された商品の料金を利用者Uに対して課金し、店舗S1に対して商品の料金を提供してもよい。また、情報提供装置10は、商品価格から広告費用や所定の手数料を減算した額の料金を、店舗S1に対して提供してもよい。
〔1−1.変更処理の概要について〕
ここで、従来技術においては、店舗S1と店舗S2とが同じ商品を出品し、地域A1に居住する利用者U1が店舗S2から商品を購入した場合には、利用者U1が居住する地域に同じ商品が存在するにも関わらず、店舗S2から利用者U1へと商品が発送されており、必ずしも効率的な商品の配送を実現しているとは言えなかった。
そこで、情報提供装置10は、以下の変更処理を実行する。まず、情報提供装置10は、複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者Uにより購入された商品を出品した店舗が商品を発送する発送元と、その商品の発送先とを取得する。そして、情報提供装置10は、取得した発送元と取得した発送先とが所定の条件を満たす場合は、商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する。例えば、情報提供装置10は、利用者により購入された商品の発送元と発送先とが所定の範囲内に含まれない場合は、商品を出品する店舗のうち、発送元が利用者により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗を特定し、商品を発送する店舗を特定した店舗に変更する。
〔1−2.変更処理の一例について〕
以下、情報提供装置10が実行する変更処理の一例について、図1を用いて説明する。なお、以下の説明では、図1中(A)に示すように、地域A1に居住する利用者U1が地域A2に所在する店舗S2から商品を購入し、発送先として、地域A1に所在する利用者U1の自宅を選択するものとする。また、以下の説明では、図1中(B)に示すように、地域A2に居住する利用者U2が地域A1に所在する店舗S1から商品を購入し、発送先として、地域A2に所在する利用者U2の自宅を選択するものとする。
例えば、利用者U1は、情報提供装置10が提供する電子商店街のサービスにおいて、商品の検索を行い、店舗S2の商品を注文する(ステップS1)。また、利用者U2は、情報提供装置10が提供する電子商店街のサービスにおいて、商品の検索を行い、店舗S1の商品であって、利用者U1が購入した商品と同一の商品を注文する(ステップS2)。
このような場合、情報提供装置10は、各利用者Uと各店舗Sとの位置が所定の効率化条件を満たすか否かを判定する(ステップS3)。例えば、情報提供装置10は、電子商店街に対する利用者Uからの注文のうち、商品の発送がまだ行われていない注文のうち、商品の発送元と発送先とが同一の地域に含まれていない注文を特定する。より具体的には、情報提供装置10は、商品の発送がまだ行われていない注文のうち、発送元と発送先との距離が所定の閾値を超える注文を特定する。図1に示す例では、情報提供装置10は、利用者U1による店舗S2への注文と、利用者U2による店舗S1への注文とを特定する。
そして、情報提供装置10は、特定した注文に、所定の効率化条件を満たす複数の注文が含まれるか否かを判定する。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が購入した商品と、利用者U2が購入した商品とが同一の商品であり、利用者U1が購入した商品の発送元と利用者U2が購入した商品に関する発送先とが所定の領域内に含まれ、かつ、利用者U1が購入した商品の発送先と利用者U2が購入した商品に関する発送元とが所定の領域内に含まれるか否かを判定する。より具体的には、情報提供装置10は、利用者U1の住所と利用者U2が商品を購入した店舗S1の所在地とが同一の地域A1に含まれ、かつ、利用者U2の住所と利用者U1が商品を購入した店舗S2の所在地とが同一の地域A2に含まれているか否かを判定する。
ここで、図1に示す例では、利用者U1の住所と店舗S1の所在地とが同一の地域A1に含まれ、かつ、利用者U2の住所と店舗S2の所在地とが同一の地域A2に含まれている。このため、情報提供装置10は、利用者U1による店舗S2への注文と、利用者U2による店舗S1への注文とが所定の効率化条件を満たすと判定し、各利用者Uに対して商品を発送する店舗の入替を行う。
例えば、情報提供装置10は、店舗S1に対して利用者U1の自宅の住所を通知するとともに、商品を利用者U1に発送するよう指示し(ステップS4)、店舗S2に対して利用者U2の自宅の住所を通知するとともに、商品を利用者U2に発送するよう指示する(ステップS5)。すなわち、情報提供装置10は、利用者U1が商品を購入した店舗S2に対し、利用者U2が購入した商品に関する発送先の情報(すなわち、利用者U2への発送先の情報)を通知し、利用者U2が商品を購入した店舗S1に対し、利用者U1が購入した商品に関する発送先の情報(すなわち、利用者U1への発送先の情報)を通知する。
この結果、店舗S1は、地域A1において配送を行う配送業者DC1を介して、利用者U1に商品を発送する(ステップS6)。この結果、配送業者DC1は、地域A1に所在する店舗S1から、同一の地域A1に所在する利用者U1へと、利用者U1が店舗S2に注文した商品と同一の商品を配送することとなる(ステップS7)。
また、店舗S2は、地域A2において配送を行う配送業者DC2を介して、利用者U2に商品を発送する(ステップS8)。この結果、配送業者DC2は、地域A2に所在する店舗S2から、同一の地域A2に所在する利用者U2へと、利用者U2が店舗S1に注文した商品と同一の商品を配送することとなる(ステップS9)。
このように、情報提供装置10は、それぞれ異なる店舗Sに対する同一商品の注文であって、一方の注文の発送先と他方の注文の発送元とが同じ地域内に所在し、かつ、一方の注文の発送元と他方の注文の発送先とが同じ地域内に所在する場合は、発送元となる店舗を変更する。この結果、情報提供装置10は、各商品の配送距離を短縮する結果、配送における燃料代や電気代等の原価、人件費、配送に要する時間等といった配送コストを短縮するので、配送を効率化することができる。
〔1−3.変更処理の他の例について〕
上述した例では、図1を用いて、所定の効率化条件を満たす複数の注文が存在する場合に、商品の発送を行う店舗を入替える処理について説明した。しかしながら、実施形態に係る変更処理は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が店舗S2に対して注文を行った場合は、同一の商品を店舗S1から発送させ、店舗S2には、店舗S1へと商品を発送するように指示してもよい。
以下、図2を用いて、情報提供装置10が実行する変更処理の他の例について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供装置の他の例を示す図である。なお、以下の説明では、図2中(A)に示すように、地域A1に居住する利用者U1が地域A2に所在する店舗S2から商品を購入し、発送先として、地域A1に所在する利用者U1の自宅を選択するものとする。
例えば、利用者U1は、情報提供装置10が提供する電子商店街のサービスにおいて、商品の検索を行い、店舗S2の商品を注文する(ステップS1)。このような場合、情報提供装置10は、利用者U1の位置と、各店舗Sの位置と、各店舗Sの在庫とが所定の効率化条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。例えば、情報提供装置10は、各店舗Sが商品を発送する発送元、すなわち、各店舗Sの所在地と、各店舗Sが出品する商品の情報や在庫の数をあらかじめ取得する。
そして、情報提供装置10は、効率化条件として、利用者U1により購入された商品を出品した店舗S2の所在地と、その商品の発送先とが異なる地域に含まれており、かつ、その発送先と同じ地域を所在地とする店舗S1に、利用者U1が購入した商品と同一の商品が在庫として存在するか否かを判定する。そして、情報提供装置10は、利用者U1による注文が効率化条件を満たす場合は、商品を発送する店舗を店舗S2から店舗S1に変更する。
例えば、情報提供装置10は、利用者U1により購入された商品を出品した店舗S2の所在地が地域A2に含まれ、その商品の発送先、すなわち、利用者U1の自宅が地域A1に含まれる場合は、所在地が地域A1に含まれる店舗S1を検索する。そして、情報提供装置10は、店舗S1の在庫に、利用者U1が店舗S2から購入した商品が含まれるか否かを判定し、含まれると判定された場合は、利用者U1に商品を発送する店舗を店舗S2から店舗S1に変更する。すなわち、情報提供装置10は、利用者U1により購入された商品を出品した店舗S2が商品を発送する発送元と、商品の発送先とが所定の領域内に含まれない場合は、その発送先と所定の範囲内から商品を発送する店舗であって、利用者U1により購入された商品と同じ商品を出品する他の店舗S1を特定し、商品を発送する店舗を店舗S2から店舗S1に変更する。
例えば、情報提供装置10は、店舗S1に対して利用者U1の自宅の住所を通知するとともに、商品を利用者U1に発送するよう指示する(ステップS3)。このような場合、店舗S1は、地域A1において配送を行う配送業者DC1を介して、利用者U1に商品を発送する(ステップS4)。この結果、配送業者DC1は、地域A1に所在する店舗S1から、同一の地域A1に所在する利用者U1へと、利用者U1が店舗S2に注文した商品と同一の商品を配送することとなる(ステップS5)。
また、情報提供装置10は、発送元となる店舗を変更したことによる各店舗間の在庫変動を吸収するため、商品を発送する店舗を店舗S2から店舗S1に変更した場合は、店舗S2から店舗S1に商品を発送させる。例えば、情報提供装置10は、店舗S2に対して店舗S1の所在地を通知するとともに、商品を店舗S1に発送するよう指示する(ステップS6)。このような場合、店舗S2は、地域A2において配送を行う配送業者DC2を介して、店舗S1に商品を発送する(ステップS7)。この結果、配送業者DC2は、地域A2に所在する店舗S2から、地域A1に所在する店舗S1へと、店舗S1が利用者U1に発送した商品と同一の商品を配送することとなる(ステップS8)。上述した変更処理を実行した場合、利用者U1が商品を店舗S2に注文したにも関わらず、店舗S1から商品が発送されるので、利用者U1の注文における配送コストを短縮するので、配送を効率化することができる。
また、店舗S1へは、発送した商品と同一の商品が店舗S2から発送されるので、商品を店舗S1から発送したとしても、利用者U1による注文内容と、各店舗Sにおける在庫数の変動とを一致させることができる。この結果、例えば、店舗S1が商品を販売する価格と、店舗S2が商品を販売する価格とが異なっていたとしても、利用者U1による実際の注文内容に応じた会計処理を実現できる。また、利用者Uに対して商品を発送する場合とは異なり、店舗S間において在庫の数を揃えるための配送においては、配送に要する時間の制約が利用者Uに対して配送する場合と比較して緩いと予測される。この結果、例えば、店舗S2は、利用者Uに対して商品を発送する場合よりも、料金が安いが時間を要する配送手段を採用する、他の商品とまとめてパックして後日配送する等といった配送を採用することができる。このため、情報提供装置10は、店舗S間における配送をも効率化することができる。
例えば、店舗S1が商品を7000円で販売し、店舗S2が商品を5000円で販売している際に、利用者U1が店舗S2に商品を注文し、店舗S1が商品を利用者U1に発送したとしても、店舗S1には、店舗S2から商品が補充される。このため、店舗S1においては、商品の売買における損失は生じず、店舗S2においては、販売した商品を利用者U1に代えて店舗S1に発送すればよく、利用者U1においては、店舗S2に5000円を支払えばよい。このため、発送元の変更に伴う複雑な会計処理を実行せずとも、情報提供装置10は、配送を効率化することができる。
〔1−4.複数の注文の組み合わせについて〕
上述した情報提供装置10は、同一の商品について、利用者U1が店舗S2に注文し、利用者U2が店舗S1に注文した場合に、発送元の店舗を入替えた。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が複数の商品を購入している場合は、発送元が利用者U1により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗であって、利用者U1が購入した複数の商品を販売する複数の店舗を特定し、複数の商品を発送する店舗を特定した複数の店舗に変更してもよい。
例えば、情報提供装置10は、利用者U1が第1商品と第2商品とを店舗S2から購入し、利用者U2が店舗S1から第1商品を購入し、地域A3に居住する利用者U3が店舗S1から第2商品を購入しているといった場合が考えられる。このような場合、情報提供装置10は、店舗S1に対して、第1商品および第2商品を利用者U1に発送するよう指示し、店舗S2に対して、第1商品を利用者U2に発送し、第2商品を利用者U3に発送するよう指示してもよい。
また、例えば、情報提供装置10は、利用者U1が第1商品と第2商品とを店舗S2から購入し、利用者U2が店舗S1から第1商品を購入し、地域A3に居住する利用者U3が地域A1に所在する店舗S3から第2商品を購入しているといった場合が考えられる。このような場合、情報提供装置10は、店舗S1に対して、第1商品を利用者U1に発送するよう指示し、店舗S2に対して、第1商品を利用者U2に発送し、第2商品を利用者U3に発送するよう指示し、店舗S3に対して、第2商品を利用者U1に発送するよう指示してもよい。
また、情報提供装置10は、利用者U1が第1商品と第2商品とを店舗S2から購入した際に、店舗S1が第1商品の在庫を有し、店舗S3が第2商品の在庫を有する場合は、店舗S1に対して、第1商品を利用者U1に発送するよう指示し、店舗S3に対して、第2商品を利用者U1に発送するよう指示し、店舗S2に対して、第1商品を店舗S1に発送し、第2商品を店舗S3に発送するよう指示してもよい。
すなわち、情報提供装置10は、電子商店街の各店舗Sに対する利用者Uの注文内容から、利用者Uが購入した商品、商品の発送元、および商品の発送先といった情報を特定する。そして、情報提供装置10は、特定した情報に基づいて、各利用者Uが注文した商品が各利用者Uが発送先として設定した場所と所定の範囲内にある店舗Sから発送されるように、任意の数の利用者、任意の数の店舗、および任意の数の商品を適宜組み合わせて、配送の効率化を図るよう、任意の効率化条件を採用してよい。
〔1−5.発送先や発送元について〕
ここで、情報提供装置10は、任意の手法を用いて、商品の発送元および発送先を特定して良い。例えば、情報提供装置10は、配送業者DC1、DC2(以下、「配送業者DC」と総称する。)が有するデータベースから、電子商店街における商品の配送に関する配送情報を取得し、取得した配送情報から、発送元や発送先を特定してもよい。また、情報提供装置10は、利用者Uの自宅のみならず、利用者Uの勤務先や実家等、利用者Uが予め特定した住所のうち、利用者Uが発送先として選択した住所を発送先として特定してもよい。情報提供装置10は、このような発送先の情報を、注文を受付けた際に取得してもよく、配送情報から取得してもよい。また情報提供装置10は、発送元として店舗Sが商品ごとに登録した発送元の住所を採用してもよい。
〔1−6.発送先の指示について〕
上述した例では、情報提供装置10は、各店舗に発送先を指示することで、発送元となる店舗の変更を実現した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、発送先の変更を配送業者DCに通知することで、店舗の変更を実現してもよい。また、配送業者に対して発送先の変更を通知する場合は、発送済みの商品であって、配達が完了していない商品に関する注文を、上述した変更処理の対象としてもよい。
〔1−7.店舗について〕
ここで、情報提供装置10は、電子商店街において商品を出品した店舗であって、それぞれ個別に商品を発送する店舗であるならば、任意の店舗間で商品の出品元を変更して良い。このような各店舗は、経済的に独立した店舗であってもよく、同一のグループに属する店舗であってもよい。また、情報提供装置10は、配送業者DCの配送情報から、発送元、発送先および商品を特定することができるのであれば、例えば、それぞれ異なる電子商店街において商品を出品する複数の店舗間において、商品の出品元を変更して良い。
また、情報提供装置10は、電子商店街における評価を考慮して、発送元の変更を行ってもよい。より具体的には、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、その商品を出品する店舗のうち利用者Uによる評価が所定の条件を満たす店舗Sに変更してもよい。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が店舗S2で商品を購入した際に、電子商店街における店舗S1の評価が店舗S2よりも高い場合や、店舗S1の評価が所定の閾値よりも高い場合にのみ、店舗S1を発送元としてもよい。また、このような評価は、電子商店街における各利用者の評価の平均値であってもよく、発送先となる利用者U1による評価であってもよい。
また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、その商品を出品する店舗のうち、その商品の販売価格が、利用者Uが商品を購入した店舗Sの販売価格と所定の範囲内に収まる店舗に変更してもよい。例えば、情報提供装置10は、店舗S1における商品の販売価格と、店舗S2における商品の販売価格が所定の範囲内に収まる場合にのみ、発送元の変更を行ってもよい。
〔1−8.商品の種別について〕
また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、利用者Uが購入した商品と同じ商品であって、利用者Uが購入した商品と同じ状態の商品を販売する店舗に変更してもよい。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が店舗S2から、中古の腕時計を購入した場合、程度が同程度の中古の腕時計を販売する店舗Sを利用者U1と同じ地域Aから検索し、利用者が購入した腕時計と程度が同程度の中古の腕時計を店舗S1が販売している場合は、発送元を店舗S2から店舗S1に変更してもよい。また、情報提供装置10は、例えば、同じ生産年のワインや保存状態が同程度のワイン等、利用者Uが店舗Sから購入した商品と状態が同程度の商品を利用者U1に提供することができるのであれば、店舗Sの切り替えを行ってもよい。
〔1−9.利用者の許諾について〕
なお、情報提供装置10は、利用者Uの許諾が得られている場合にのみ、上述した変更処理を実行してもよい。すなわち、利用者Uによっては、お気に入りの店舗や信用できる店舗から商品を購入したいといったニーズを有すると考えられる。そこで、情報提供装置10は、例えば、注文時や注文後の配送時等に、商品の発送元の変更を通知し、利用者Uからの許諾を得てもよい。例えば、情報提供装置10は、変更先となる店舗の情報を利用者Uに対して通知するとともに、発送元を変更して良いか否かを問合せ、利用者Uが発送元の変更に同意した場合にのみ、発送元の変更を行ってよい。
また、例えば、情報提供装置10は、利用者Uから商品の注文を受け付ける際に、店舗の変更を許諾するか否かを示すチェックボックスを表示し、利用者Uがチェックボックスをチェックしている注文のみを、変更処理の対象としてもよい。
〔1−10.インセンティブについて〕
なお、情報提供装置10は、配送の効率化に対するインセンティブを設定してもよい。例えば、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sが変更された場合は、店舗Sの変更により生じる物流への影響に応じた報酬を設定してもよい。例えば、情報提供装置10は、図1に示すように、発送元となる店舗S1と店舗S2とを入替えた場合は、配送業者DCや店舗S1、S2から、配送コストの削減に対する所定のインセンティブを取得してもよい。
なお、上述した変更処理に対するインセンティブ、すなわち、物流コストが削減されたことによるインセンティブは、情報提供装置10を運営する運営者に対して設定されるだけではなく、例えば、発送先となる利用者に対して設定されてもよく、発送元となる店舗や発送元であった店舗等に対して設定されてもよい。また、運営者に対して設定されたインセンティブを、利用者や各店舗に対して還元してもよい。
ここで、情報提供装置10は、任意の算出手法によりインセンティブの額の算出を行ってよい。例えば、情報提供装置10は、発送元となる店舗Sの変更前における配送にかかる負荷と、変更後における配送にかかる負荷との比較結果に応じて、インセンティブの額の算出を行ってよい。また、ここで、商品の発送元から発送先までの配送にかかる負荷とは、商品の配送を行う配送業者にとっての負荷であってもよく、環境に対する負荷であってもよい。例えば、配送にかかる負荷(以下、「配送負荷」と記載する。)とは、発送元から発送先までの距離、配送を行う手段(例えば、人力であるか車両であるか等)、温暖化ガスの排出量、配送に伴う人件費や燃料代等の配送原価等、任意の負荷が採用可能である。すなわち、情報提供装置10は、発送元となる店舗の変更により生じた配送負荷の削減量等に応じて、インセンティブの算出を行えばよい。
〔2.情報提供装置の構成〕
以下、上記した情報提供装置10が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。図3に示すように、情報提供装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100、200、各店舗Sが利用する情報処理装置である店舗端末300、および配送業者端末400との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、商品データベース31、店舗データベース32、利用者データベース33、および注文履歴データベース34(以下「各データベース31〜34」と総称する場合がある。)を記憶する。
以下、図4〜図7を用いて、各データベース31〜34に登録される情報の一例について説明する。図4は、実施形態に係る商品データベースの一例を示す図である。図4に示した例では、商品データベース31は、「店舗ID(Identifier)」、「商品ID」、「識別情報」、「在庫情報」、「価格」、「送料」、「状態情報」といった項目を有する。なお、商品データベース31には、図4に示す情報以外にも、商品に関する任意の情報が登録されていてよい。
「店舗ID」とは、各店舗Sを識別する識別子である。また、「商品ID」とは、各店舗Sが出品する商品を商品ごとに識別する識別子である。また、「識別情報」とは、JANコード等、商品を識別する識別子である。また、「在庫情報」、とは、商品の在庫の数を示す情報である。また、「価格」とは、商品の販売価格を示す情報である。また、「送料」、とは、商品の配送に要する料金を示す情報である。また、「状態情報」とは、商品の状態を示す情報であり、新品であるか中古であるかを示す情報である。
例えば、図4に示す例では、商品データベース31には、店舗ID「S1」、商品ID「C1」、識別情報「B1」、在庫情報「15」、価格「2600」、送料「500」、および状態情報「新品」が対応付けて登録されている。このような情報は、店舗ID「S1」が示す店舗Sにより、電子商店街において商品ID「C1」により識別される商品であって、識別情報「B1」が示す商品が出品されている旨を示す。また、このような情報は、商品ID「C1」により識別される商品の在庫の数が、「15」であり、販売価格が「2600」円であり、送料が「500」円であり、状態が「新品」である旨を示す。
図5は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。図5に示した例では、店舗データベース32は、「店舗ID」、「倉庫ID」、「所在位置」、「商品ID」、「在庫数」といった項目を有する。なお、店舗データベース32には、図5に示す情報以外にも、店舗に関する任意の情報が登録されていてよい。
「倉庫ID」とは、対応付けられた「店舗ID」が示す店舗Sが有する倉庫、すなわち、対応付けられた「店舗ID」が示す店舗Sが商品の発送元とする施設の識別子である。また、「所在位置」とは、対応付けられた「倉庫ID」が示す倉庫の所在位置、すなわち、対応付けられた「店舗ID」が示す店舗Sが発送元とする施設が所在する地域を示す。
例えば、図5に示す例では、店舗ID「S1」、倉庫ID「M1」、所在位置「A1」、商品ID「C1」、および在庫数「5」が対応付けて登録されている。このような情報は、店舗ID「S1」が示す店舗Sが、発送元となる施設として倉庫ID「M1」が示す施設が、所在位置「A1」が示す地域に所在している旨を示す。また、このような情報は、倉庫ID「M1」が示す施設に、商品ID「C1」が示す商品が格納されており、その在庫数が「5」個である旨を示す。
図6は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。図6に示した例では、利用者データベース33は、「利用者ID」、「住所」、「年齢」、「性別」といった項目を有する。なお、利用者データベース33には、図6に示す情報以外にも、例えば、利用者が設定した自宅以外の発送先等、利用者に関する任意の情報が登録されていてよい。
「利用者ID」とは、利用者を識別する識別子である。また、「住所」とは、対応付けられた「利用者ID」が示す利用者の住所、すなわち、発送先を示す情報である。また、「年齢」とは、対応付けられた「利用者ID」が示す利用者の年齢を示す。また、「性別」とは、対応付けられた「利用者ID」が示す利用者の性別を示す。
例えば、図6に示す例では、利用者ID「U1」、住所「A1」、年齢「32」、および性別「男性」が対応付けて登録されている。このような情報は、利用者ID「U1」が示す利用者Uが、住所「A1」に居住しており、年齢が「32」歳であり、性別が「男性」である旨を示す。
図7は、実施形態に係る注文履歴データベースの一例を示す図である。図7に示した例では、注文履歴データベース34は、「注文ID」、「商品ID」、「発送元」、「発送先」、および「配送フラグ」といった項目を有する。なお、注文履歴データベース34には、図7に示す情報以外にも、電子商店街における商品の購買の履歴、すなわち、各利用者Uによる注文の内容に関する任意の情報が登録されていてよい。
「注文ID」とは、利用者Uによる注文内容を識別する識別子である。また、「発送元」とは、商品の発送元となる各店舗Sの拠点を示す情報であり、例えば、図5に示す「倉庫ID」である。また、「発送先」とは商品の発送先を示す情報であり、例えば、図6に示す「利用者ID」である。また、「発送フラグ」とは、対応付けられた「商品ID」が示す商品が発送済みであるか否かを示すフラグである。
例えば、図7に示す例では、注文ID「D1」、商品ID「C1」、発送元「M1」、発送先「U2」、および配送フラグ「0」が対応付けて登録されている。このような情報は、注文ID「D1」によって識別される注文の内容が、商品ID「C1」が示す商品を、発送元「M1」が示す拠点から、発送先「U2」が示す利用者の住所まで配送するものであり、配送フラグ「0」が示すように、発送がまだ行われていない旨を示す。
図3に戻って説明を続ける。制御部40は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(通知プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部40は、提供部41、受付部42、取得部43、変更部44、通知部45、および報酬設定部46を有する。なお、制御部40の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
提供部41は、電子商店街に関する各種のサービスを提供する。例えば、提供部41は、利用者端末100、200から検索クエリを受信すると、受信した検索クエリと対応する商品を商品データベース31から抽出し、抽出した商品の商品コンテンツを並べた検索結果を生成する。そして、提供部41は、検索結果を利用者端末100、200へと配信する。
受付部42は、利用者端末100、200から、電子商店街における商品の注文を受け付ける。例えば、受付部42は、利用者端末100を介して商品の購入操作が行われた場合は、利用者端末100を介して利用者U1の認証を行い、認証が行われた場合は、利用者U1による商品の各種購入手続きを実現する。
取得部43は、複数の店舗Sがそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者Uにより購入された商品を出品した店舗Sがその商品を発送する発送元と、その商品の発送先とを取得する。また、取得部43は、各店舗Sが商品を発送する発送元を取得する。
例えば、取得部43は、利用者U1から送付先の入力や、利用者データベース33に登録された住所の指定等を受付ける。また、取得部43は、購入された商品の商品IDをキーとして、店舗データベース32から配送元となる施設の倉庫IDを特定し、特定した倉庫IDが示す所在位置を発送元として、利用者U1が指定した送付先と対応付けて注文履歴データベース34に登録する。
なお、取得部43は、例えば、配送業者端末400から発送元を取得してもよい。例えば、取得部43は、利用者Uが商品を購入した場合は、その商品の購入に関する注文IDと、その商品の発送先とを店舗Sに通知する。このような場合、店舗Sは、発送元と発送先と注文IDとを対応付けて配送業者端末400に登録するとともに、商品の配送を依頼する。そして、取得部43は、店舗Sに通知した注文IDをキーとして、配送業者端末400から利用者Uが購入した商品がどの発送元から発送されるかを取得してもよい。
また、取得部43は、配送業者端末400から、各利用者Uによって購入された各商品の発送状況を確認する。そして、取得部43は、商品が発送された場合は、かかる商品の注文を示す注文IDと対応付けられた発送フラグの値を「1」に変更する。
変更部44は、発送元と発送先とが所定の条件を満たす場合は、商品を発送する店舗Sを異なる店舗に変更する。例えば、変更部44は、所定の時間間隔で、注文履歴データベース34を参照し、注文履歴データベース34に登録された各注文のうち、配送フラグの値が「0」である注文、すなわち、発送前の注文を抽出する。例えば、変更部44は、利用者により購入された商品の発送元と発送先とが所定の範囲内に含まれない場合は、商品を出品する店舗のうち、発送元が利用者により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗を特定し、商品を発送する店舗を特定した店舗に変更する。
例えば、変更部44は、処理対象となる注文を1つ選択し、注文の発送元および発送先とを注文履歴データベース34から特定する。そして、変更部44は、店舗データベース32から発送元となる拠点の所在位置を特定するとともに、利用者データベース33から、発送先となる利用者の住所を特定する。続いて、変更部44は、発送元となる拠点の所在位置と発送先となる利用者の住所とが同一の地域に含まれているか否かを判定する。そして、変更部44は、発送元となる拠点の所在位置と発送先となる利用者の住所とが同一の地域に含まれていない場合は、処理対象となる注文を変更対象として抽出する。
そして、変更部44は、変更対象として抽出した各注文について、発送元と発送先とが同一の地域に含まれ、かつ、各利用者に対して各利用者が注文した商品と同一の商品が発送されるように、商品を発送する店舗の変更を行う。例えば変更部44は、第1利用者(例えば、利用者U1)と第2利用者(例えば、利用者U2)とが同一の商品を購入し、第1利用者が購入した商品の発送元と第2利用者が購入した商品に関する発送先とが所定の領域内に含まれ、かつ、第1利用者が購入した商品の発送先と第2利用者が購入した商品に関する発送元とが所定の領域内に含まれる場合は、第1利用者および第2利用者に対して商品を発送する店舗を入替える。例えば、変更部44は、第1利用者が商品を購入した店舗Sに対し、第2利用者が購入した商品に関する発送先の情報を通知し、第2利用者が商品を購入した店舗に対し、第1利用者が購入した商品に関する発送先の情報を通知する。
また、変更部44は、利用者Uにより購入された商品を出品した第1店舗(例えば、店舗S2)が商品を発送する発送元と、その商品の発送先とが所定の領域内に含まれない場合は、発送先と所定の範囲内から商品を発送する店舗であって、利用者Uにより購入された商品と同じ商品を出品する第2店舗(例えば、店舗S1)を特定し、商品を発送する店舗を第1店舗から第2店舗に変更する。そして、変更部44は、商品を発送する店舗を第1店舗から第2店舗に変更した場合は、第1店舗から第2店舗に商品を配送させる。
なお、変更部44は、各店舗が有する商品の在庫数を考慮して、上述した処理を実行してもよい。例えば、変更部44は、商品の発送元となる店舗を、利用者Uが注文した商品と同一の商品の在庫を有する他の店舗に変更してもよい。また、例えば、変更部44は、利用者U1が複数の商品を購入している場合は、発送元が利用者U1により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗Sであって、利用者U1が購入した複数の商品を販売する複数の店舗Sを特定し、複数の商品を発送する店舗Sを特定した複数の店舗Sに変更してもよい。
また、変更部44は、商品を発送する店舗Sを、商品を出品する店舗Sのうち利用者Uによる評価が所定の条件を満たす店舗Sに変更してもよい。また、変更部44は、商品を発送する店舗Sを、商品を出品する店舗Sのうち、商品の販売価格が利用者Uが商品を購入した店舗Sの販売価格と所定の範囲内に収まる店舗Sに変更してもよい。また、変更部44は、商品を発送する店舗Sを、利用者Uが購入した商品と同じ商品であって、利用者Uが購入した商品と同じ状態の商品を販売する店舗Sに変更してもよい。
通知部45は、配送先の変更を通知する。例えば、通知部45は、利用者U1に商品を発送する店舗Sを店舗S2から店舗S1に変更した場合は、店舗S1に対して、利用者U1が店舗S2から購入した商品と、利用者U1が設定した発送先を通知するとともに、利用者U1に商品を発送するよう指示する。また、通知部45は、店舗S2に対し、利用者U1ではなく、店舗S1に商品を発送するように指示する。
報酬設定部46は、商品を発送する店舗Sが変更された場合は、各種の決済処理を実行する決済サーバ(図示は省略)と連携し、店舗Sの変更により生じる物流への影響に応じた報酬を設定する。例えば、報酬設定部46は、利用者U1に商品を発送する店舗Sを店舗S2から店舗S1に変更した場合は、例えば、店舗S2の拠点から利用者U1が設定した発送先までの距離と、店舗S1の拠点から利用者U1が設定した発送先までの距離との差に基づいて、配送業者DC1や配送業者DC2から電子商店街の運営者に対する報酬を設定してもよい。なお、報酬設定部46は、距離のみならず各種配送コストに応じた報酬を設定してもよい。
〔3.処理手順〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る情報提供装置10による変更処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示すように、情報提供装置10は、各注文の発送元と発送先とを取得し(ステップS101)、利用者Uと店舗Sとの関係が所定の効率化条件を満たす複数の注文が存在するか否かを判定する(ステップS102)。より具体的には、情報提供装置10は、各発送元を入替えることで、各利用者Uに対し、各利用者Uが設定した発送先と同じ地域を発送元とする店舗から、各利用者Uが注文した商品と同一の商品を発送可能な複数の注文が存在するかを判定する。そして、情報提供装置10は、効率化条件を満たす複数の注文が存在する場合は(ステップS102:Yes)、発送元となる店舗の最適化を行う(ステップS103)。例えば、情報提供装置10は、各注文の店舗を入替える。
そして、情報提供装置10は、発送の最適化に伴うインセンティブを設定し(ステップS104)、処理を終了する。一方、情報提供装置10は、効率化条件を満たす複数の注文が存在しない場合は(ステップS102:No)、店舗の在庫が所定の効率化条件を満たす取引が存在するか否かを判定する(ステップS105)。より具体的には、情報提供装置10は、発送先と同一の地域から商品を発送する店舗であって、利用者Uが購入した商品と同一の商品の在庫を有する店舗が存在するか否かを判定する。
そして、情報提供装置10は、効率化条件を満たす取引が存在する場合は(ステップS105:Yes)、発送元店舗の最適化を行い(ステップS106)、商品の転送を設定する(ステップS107)。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が店舗S2に注文した商品と同一の商品の在庫を店舗S1が有する場合は、店舗S1から利用者U1に商品を発送させ、店舗S2から店舗S1に商品を発送させる。その後、情報提供装置10は、ステップS104を実行する。なお、情報提供装置10は、効率化条件を満たす取引が存在しない場合は(ステップS105:No)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述した情報提供装置10は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報提供装置10の他の実施形態について説明する。
〔4−1.情報提供装置について〕
上記実施形態では、電子商店街に関するサービスを提供する情報提供装置10が、発送元となる店舗Sの変更を行った。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、電子商店街に関するサービスを提供するサーバ装置と、上述した変更処理を実行する変更装置とが協調して動作することにより、上述した処理を実現してもよい。このような場合、サーバ装置は、図3に示す提供部41や受付部42を有し、変更装置は、取得部43、変更部44、通知部45および報酬設定部46を有することとなる。
また、上述した変更処理は、任意の形態の電子商店街において採用可能である。例えば、情報提供装置10は、それぞれ個別に商品の管理や発送を行う複数の店舗が集合した電子商店街のサービスにおいて、上述した変更処理を実行してもよい。また、例えば、情報提供装置10は、主となる店舗の商品を主となる店舗から購入するEC(Electronic Commerce)サイトであって、主となる店舗の商品を出品する他の店舗を紹介し、かかる他の店舗に対する注文をも受付けるECサイト等、所謂マーケットプレイスと呼ばれる機能を有するECサイトにおいても、上述した変更処理を実行してもよい。
〔4−2.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔4−3.プログラム〕
また、上述した実施形態に係る情報提供装置10は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。
〔5.効果〕
上述してきたように、情報提供装置10は、複数の店舗Sがそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者Uにより購入された商品を出品した店舗Sがその商品を発送する発送元と、その商品の発送先とを取得する。そして、情報提供装置10は、発送元と発送先とが所定の条件を満たす場合は、商品を発送する店舗Sを異なる店舗Sに変更する。このため、情報提供装置10は、配送コストを短縮するような発送元の店舗Sの変更を実現するので、配送を効率化することができる。
また、情報提供装置10は、利用者Uにより購入された商品の発送元と発送先とが所定の範囲内に含まれない場合は、その商品を出品する店舗Sのうち、発送元が利用者Uにより購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗Sを特定し、商品を発送する店舗Sを特定した店舗Sに変更する。このため、情報提供装置10は、配送コストを短縮し、配送を効率化できる。
また、情報提供装置10は、利用者Uが複数の商品を購入している場合は、発送元が利用者Uにより購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗Sであって、利用者Uが購入した複数の商品を販売する複数の店舗Sを特定し、複数の商品を発送する店舗Sを特定した複数の店舗Sに変更する。このため、情報提供装置10は、利用者Uが複数の商品を購入している場合にも、それらの商品を利用者Uが設定した発送先と同じ地域に所在する複数の店舗Sから発送することができるので、配送コストを短縮し、配送を効率化できる。
また、情報提供装置10は、利用者U1と利用者U2とが同一の商品を購入し、利用者U1が購入した商品の発送元と利用者U2が購入した商品に関する発送先とが所定の領域内に含まれ、かつ、利用者U1が購入した商品の発送先と利用者U2が購入した商品に関する発送元とが所定の領域内に含まれる場合は、利用者U1および利用者U2に対して商品を発送する店舗Sを入替える。例えば、情報提供装置10は、利用者U1が商品を購入した店舗S2に対し、利用者U2が購入した商品に関する発送先の情報を通知し、利用者U2が商品を購入した店舗S1に対し、利用者U1が購入した商品に関する発送先の情報を通知する。このため、情報提供装置10は、利用者U1および利用者U2に商品を配送する際の配送コストをまとめて短縮し、さらに配送を効率化できる。
また、情報提供装置10は、各店舗Sが商品を発送する発送元をさらに取得する。そして、情報提供装置10は、利用者Uにより購入された商品を出品した店舗S2がその商品を発送する発送元と、その商品の発送先とが所定の領域内に含まれない場合は、その発送先と所定の範囲内から商品を発送する店舗Sであって、利用者Uにより購入された商品と同じ商品を出品する店舗S1を特定し、商品を発送する店舗を店舗S2から店舗S1に変更する。そして、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを店舗S2から店舗S1に変更した場合は、店舗S2から店舗S1に商品を配送させる。このため、情報提供装置10は、配送コストを短縮し、配送を効率化できる。
また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、その商品を出品する店舗Sのうち利用者Uによる評価が所定の条件を満たす店舗Sに変更する。また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、その商品を出品する店舗Sのうち、その商品の販売価格が、利用者Uが商品を購入した店舗Sの販売価格と所定の範囲内に収まる店舗Sに変更する。また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sを、利用者Uが購入した商品と同じ商品であって、利用者Uが購入した商品と同じ状態の商品を販売する店舗Sに変更する。このため、情報提供装置10は、利用者Uの印象を悪化させることなく、効率的な配送を実現する店舗の変更を実現できる。
また、情報提供装置10は、商品を発送する店舗Sが変更された場合は、その店舗Sの変更により生じる物流への影響に応じた報酬を設定する。このため、情報提供装置10は、効率的な配送に対するインセンティブを設定できる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報提供装置
20 通信部
30 記憶部
31 商品データベース
32 店舗データベース
33 利用者データベース
34 注文履歴データベース
40 制御部
41 提供部
42 受付部
43 取得部
44 変更部
45 通知部
46 報酬設定部
100、200 利用者端末
300 店舗端末
400 配送業者端末

Claims (13)

  1. 複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者により購入された商品を出品した店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先とを取得する取得部と、
    前記発送元と前記発送先とが所定の条件を満たす場合は、前記商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する変更部と
    を有することを特徴とする変更装置。
  2. 前記変更部は、前記利用者により購入された商品の発送元と発送先とが所定の範囲内に含まれない場合は、当該商品を出品する店舗のうち、発送元が前記利用者により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗を特定し、前記商品を発送する店舗を特定した店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の変更装置。
  3. 前記変更部は、前記利用者が複数の商品を購入している場合は、発送元が前記利用者により購入された商品の発送先と所定の範囲内に含まれる店舗であって、前記利用者が購入した複数の商品を販売する複数の店舗を特定し、前記複数の商品を発送する店舗を特定した複数の店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の変更装置。
  4. 前記変更部は、第1利用者と第2利用者とが同一の商品を購入し、第1利用者が購入した商品の発送元と第2利用者が購入した商品に関する発送先とが所定の領域内に含まれ、かつ、第1利用者が購入した商品の発送先と前記第2利用者が購入した商品に関する発送元とが所定の領域内に含まれる場合は、前記第1利用者および前記第2利用者に対して商品を発送する店舗を入替える
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  5. 前記変更部は、前記第1利用者が商品を購入した店舗に対し、前記第2利用者が購入した商品に関する発送先の情報を通知し、前記第2利用者が商品を購入した店舗に対し、前記第1利用者が購入した商品に関する発送先の情報を通知する
    ことを特徴とする請求項4に記載の変更装置。
  6. 前記取得部は、各店舗が商品を発送する発送元をさらに取得し、
    前記変更部は、前記利用者により購入された商品を出品した第1店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先とが所定の領域内に含まれない場合は、当該発送先と所定の範囲内から商品を発送する店舗であって、前記利用者により購入された商品と同じ商品を出品する第2店舗を特定し、前記商品を発送する店舗を前記第1店舗から前記第2店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  7. 前記変更部は、前記商品を発送する店舗を前記第1店舗から前記第2店舗に変更した場合は、前記第1店舗から前記第2店舗に前記商品を配送させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の変更装置。
  8. 前記変更部は、前記商品を発送する店舗を、当該商品を出品する店舗のうち利用者による評価が所定の条件を満たす店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  9. 前記変更部は、前記商品を発送する店舗を、当該商品を出品する店舗のうち、当該商品の販売価格が、前記利用者が商品を購入した店舗の販売価格と所定の範囲内に収まる店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  10. 前記変更部は、前記商品を発送する店舗を、前記利用者が購入した商品と同じ商品であって、前記利用者が購入した商品と同じ状態の商品を販売する店舗に変更する
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  11. 前記変更部により前記商品を発送する店舗が変更された場合は、当該店舗の変更により生じる物流への影響に応じた報酬を設定する設定部
    を有することを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の変更装置。
  12. 変更装置が実行する変更方法であって、
    複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者により購入された商品を出品した店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先とを取得する取得工程と、
    前記発送元と前記発送先とが所定の条件を満たす場合は、前記商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する変更工程と
    を含むことを特徴とする変更方法。
  13. 複数の店舗がそれぞれ個別に商品を出品する電子商店街において利用者により購入された商品を出品した店舗が当該商品を発送する発送元と、当該商品の発送先とを取得する取得手順と、
    前記発送元と前記発送先とが所定の条件を満たす場合は、前記商品を発送する店舗を異なる店舗に変更する変更手順と
    を実行させるための変更プログラム。
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