JP2022149143A - 代配制御システム、代配制御装置、代配制御方法、および、代配制御プログラム - Google Patents

代配制御システム、代配制御装置、代配制御方法、および、代配制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な代配の実施を支援するとともに、代配に掛かる作業負荷を低減することを目的とする。【解決手段】代配制御システムは複数の店舗装置と代配制御装置100を備える。依頼管理部110は、依頼元店舗の店舗装置から代配依頼31を受信し、代配依頼データを代配依頼管理情報51に設定する。受託設定部120は、前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から、代配を受託可能であることを示す受託通知33を受信し、代配を受託可能な店舗の中から依頼先店舗を決定する。そして、受託設定部120は、依頼先店舗IDと受託情報とを代配依頼管理情報51に設定する。完了設定部130は、依頼先店舗の店舗装置から代配完了情報35を受信すると、代配の実績を代配実績管理情報52に設定するとともに、代配依頼管理情報51に代配が完了したことを示す完了情報を設定する。【選択図】図2

Description

本開示は、代配制御システム、代配制御装置、代配制御方法、および、代配制御プログラムに関する。
自社の配達可能エリア外からの商品の注文を受けたとき、商品の配達を他社に依頼することを代理配達(以下、代配と称す)という。代配が完了した時点で、自社で仕入れと売上を計上する。
現状、酒販店間における代配の依頼および報告は、FAXあるいはメールでのやりとりが主流である。そのため、データの入力といった作業に手間がかかっている。また、オンプレミスでは共通したデータ交換の仕組みを取りづらいため、複数の酒販店間での代配の依頼や報告は難しい。
特許文献1には、物品の移送を委託する委託者と受託者を仲介する仲介サーバが開示されている。
特開2001-350949号公報
特許文献1では、移送を委託する物品は委託者の元にあり、代配を委託するものではない。また、適切な委託をするためには委託者と受託者の直接のやり取りが必要であり、クラウド上で全ての手続きを完結させることはできず作業の手間を低減することはできない。
本開示では、適切な代配の実施を支援するとともに、代配に掛かる作業負荷を低減することを目的とする。
本開示に係る代配制御システムは、複数の店舗に用いられる複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムにおいて、
前記代配制御装置は、
代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理部と、
前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定部と、
前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定部と
を備える。
前記依頼管理部は、
前記代配依頼データを前記代配依頼管理情報に設定すると、前記店舗装置に、前記代配の依頼が発生したことを通知する代配依頼発生通知を送信し、
前記店舗装置は、
前記代配依頼発生通知を受信すると前記代配の発生をユーザに提示し、前記代配の受託を前記ユーザから受け付けると、前記受託通知を前記代配制御装置に送信する代配受託部を備える。
前記受託設定部は、
前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から受信した前記受託通知のうち、最も早く受信した受託通知に対応する店舗を前記依頼先店舗として決定する。
前記依頼管理部は、
前記代配依頼データを前記代配依頼管理情報に設定すると、前記複数の店舗の各店舗における代配を受託する条件である代配受託条件が設定された店舗情報に基づいて、前記代配依頼データに含まれる条件を満たす店舗の店舗装置に、前記代配依頼発生通知を送信する。
前記完了設定部は、
前記代配依頼管理情報に前記完了情報を設定すると、前記代配が完了したことを示す代配完了通知を前記依頼元店舗の店舗装置に送信する。
前記依頼管理部は、
前記代配の条件として、前記依頼元店舗を識別する依頼元店舗ID、前記代配の配達先を識別する配達先ID、および前記代配の対象となる商品とその数量を含む前記代配依頼を受信する。
前記完了設定部は、
前記依頼先店舗の店舗装置から、前記代配完了情報を受信すると、前記代配の実績である依頼元店舗ID、配達先ID、配達した商品とその数量を含む前記代配実績データを前記代配実績管理情報に設定する。
前記依頼元店舗の店舗装置は、
前記代配の条件を含む代配依頼を送信する代配依頼部と、
前記代配実績管理情報に基づいて、前記依頼先店舗から商品を仕入れたことを示す仕入れ情報と、前記商品の売上情報とを設定する管理部とを備える。
前記代配制御装置は、クラウド上に構築される。
本開示に係る代配制御装置は、複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置において、
代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理部と、
前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定部と、
前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定部とを備える。
本開示に係る代配制御方法は、複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムに用いられる代配制御方法において、
前記代配制御装置は、
代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定し、
前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定し、
前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する。
本開示に係る代配制御プログラムは、複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムに用いられる代配制御プログラムにおいて、
代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理処理、
前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定処理と、
前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定処理と
をコンピュータに実行させる。
本開示に係る代配制御システムでは、代配の依頼と実績がクラウド上でデータ化されている。代配制御装置は、代配元店舗から代配依頼を受信すると代配依頼管理情報に設定し、他の店舗装置に代配の依頼の発生を通知する。代配制御装置は、代配を受託可能な店舗から受託通知を受信すると、依頼先店舗を決定し、依頼先店舗に代配を依頼する。そして、代配制御装置は、依頼先店舗から代配完了情報を受信すると、代配の実績を代配実績管理情報に設定するとともに、代配依頼管理情報に代配が完了したことを示す完了情報を設定する。よって、本開示に係る代配制御システムによれば、適切な代配の実施を支援するとともに、代配に掛かる作業負荷を低減することができる。
実施の形態1に係る代配制御システムの全体構成例を示す図。 実施の形態1に係る代配制御装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る店舗装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る代配制御システムにおける代配依頼処理の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る代配依頼管理情報の構成例を示す図。 実施の形態1に係る店舗情報の構成例を示す図。 実施の形態1に係る顧客情報の構成例を示す図。 実施の形態1に係る代配制御システムにおける受託設定処理の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る代配制御システムにおける完了設定処理の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る代配実績管理情報の構成例を示す図。 実施の形態1に係る代配制御システムにおける依頼元処理の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る仕入れ情報の構成例を示す図。 実施の形態1に係る売上情報の構成例を示す図。 実施の形態1の変形例に係る代配制御装置の構成例を示す図。
以下、本開示の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る代配制御システム500の全体構成例を示す図である。
代配制御システム500は、複数の店舗に用いられる複数の店舗装置200と、複数の店舗装置200とネットワーク300を介して通信する代配制御装置100とを備える。
代配制御装置100は、例えば、クラウド上に構築されたクラウドサーバである。
店舗装置200は、例えば、酒販店といった物品を販売する販売店の店舗により利用されるコンピュータである。
代配とは、自社の配達可能エリア外からの商品の注文を受けたとき、商品の配達を他社に依頼することである。例えば、店舗Aが自社の配達可能エリア外に配達する酒aの注文を受けた場合、店舗Aは酒aの配達先に配達が可能な別の店舗に酒aの代配を依頼する。
そして、代配が完了すると、店舗Aは、代配を行った店舗から酒aを仕入れたことを示す仕入れ情報と、酒aの売上情報とを計上する。
代配制御システム500が備える店舗装置200を利用する店舗は、代配の依頼元である依頼元店舗にもなるし、代配の依頼先である依頼先店舗にもなることが可能である。
図2は、本実施の形態に係る代配制御装置100の構成例を示す図である。
代配制御装置100は、コンピュータである。代配制御装置100は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、補助記憶装置922、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
代配制御装置100は、機能要素として、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130と記憶部150を備える。記憶部150には、代配依頼管理情報51と代配実績管理情報52と店舗情報53と顧客情報54が記憶される。
依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の機能は、ソフトウェアにより実現される。
記憶部150は、メモリ921に備えられる。なお、記憶部150は、補助記憶装置922に備えられていてもよいし、メモリ921と補助記憶装置922に分散して備えられていてもよい。
プロセッサ910は、代配制御プログラムを実行する装置である。代配制御プログラムは、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の機能を実現するプログラムである。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ921は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ921の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置922は、データを保管する記憶装置である。補助記憶装置922の具体例は、HDDである。また、補助記憶装置922は、SD(登録商標)メモリカード、CF、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬の記憶媒体であってもよい。なお、HDDは、Hard Disk Driveの略語である。SD(登録商標)は、Secure Digitalの略語である。CFは、CompactFlash(登録商標)の略語である。DVDは、Digital Versatile Diskの略語である。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、あるいはタッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器941のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子またはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid Crystal Display)である。
通信装置950は、ネットワークを介して他の装置と通信する。通信装置950は、レシーバとトランスミッタを有する。通信装置950は、有線または無線で、LAN、インターネット、あるいは電話回線といった通信網に接続している。通信装置950は、具体的には、通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
代配制御プログラムは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。メモリ921には、代配制御プログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ910は、OSを実行しながら、代配制御プログラムを実行する。代配制御プログラムおよびOSは、補助記憶装置922に記憶されていてもよい。補助記憶装置922に記憶されている代配制御プログラムおよびOSは、メモリ921にロードされ、プロセッサ910によって実行される。なお、代配制御プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
代配制御装置100は、プロセッサ910を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、代配制御プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ910と同じように、代配制御プログラムを実行する装置である。
代配制御プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ921、補助記憶装置922、または、プロセッサ910内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えてもよい。代配制御プログラムは、依頼管理処理と受託設定処理と完了設定処理を、コンピュータに実行させる。また、代配制御方法は、代配制御装置100が代配制御プログラムを実行することにより行われる方法である。
代配制御プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されてもよい。また、代配制御プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
図3は、本実施の形態に係る店舗装置200の構成例を示す図である。
店舗装置200は、コンピュータである。
店舗装置200は、機能要素として、代配依頼部210と代配受託部220と管理部230と記憶部240を備える。記憶部240には、仕入れ情報41と売上情報42が記憶される。
なお、店舗装置200においても、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、補助記憶装置922、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
これらのハードウェアの構成および機能については、代配制御装置100で説明したものと同様である。
***動作の説明***
以下、本実施の形態に係る代配制御システム500の動作について説明する。
代配制御装置100の動作手順は、代配制御方法および代配制御処理に相当する。また、代配制御装置100の動作を実現するプログラムは、代配制御プログラムに相当する。
<代配依頼処理>
図4は、本実施の形態に係る代配制御システム500における代配依頼処理の動作を示すフロー図である。
ステップS101において、代配制御装置100の依頼管理部110は、代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置200から、代配の条件を含む代配依頼31を受信する。
具体的には、依頼管理部110は、依頼元店舗の店舗装置200から、代配依頼の初期条件設定要求を受け付ける。例えば、依頼管理部110は、Webブラウザ機能を用いて、依頼元店舗の店舗装置200に、代配の条件を設定するための条件受付画面情報を送信する。
依頼元店舗の店舗装置200では、代配依頼部210が、条件受付画面情報に基づいて条件受付画面を表示機器941に表示し、依頼元店舗のユーザに代配の条件を入力させる。代配依頼部210は、条件受付画面を介して入力された代配の条件を含む代配依頼31を代配制御装置100に送信する。
ステップS102において、代配制御装置100の依頼管理部110は、依頼元店舗の店舗装置200から送信された代配依頼31に基づいて、代配依頼データ510を代配依頼管理情報51に設定する。
図5は、本実施の形態に係る代配依頼管理情報51の構成例を示す図である。
図5の代配依頼管理情報51では、1レコードが1つの代配依頼データ510となっている。
代配依頼31には、代配の条件として、少なくとも依頼元店舗を識別する依頼元店舗ID、代配の配達先を識別する配達先ID、代配の配達期限、および代配の対象となる商品とその数量が含まれる。
依頼管理部110は、依頼元店舗の店舗装置200から送信された代配依頼データ510とともに受付番号および受付日といった必要な情報を代配依頼管理情報51に設定する。
図5では、依頼管理部110は、代配依頼データ510として、受付番号511、受付日512、依頼元店舗ID513、配達先ID515、配達期限516、および配達品情報517を設定する。
なお、配達期限516には、配達先への配達日の期限、日にちだけでなく時間指定を受け付けるようにしてもよい。例えば、「午前中、午後1時~3時、午後3時~6時」等の時間枠での指定でもよいし、「午後5時までの配達」といった厳守の時間を指定してもよい。
代配依頼管理情報51には、上記の他に、依頼先店舗ID514と受託情報518と完了情報519の項目があるが、代配依頼31を受け付けた時点では設定されていない。依頼先店舗ID514と受託情報518は、依頼先店舗が決定された際に設定される。また、完了情報519は、依頼先店舗から代配が完了したことを示す代配完了情報を受信した際に設定される。これらの項目の設定については後述する。
依頼管理部110は、代配依頼データ510を代配依頼管理情報51に設定すると、依頼元店舗以外の店舗の店舗装置200に、代配の依頼が発生したことを通知する代配依頼発生通知32を送信する(ステップS103)。
例えば、依頼管理部110は、依頼元店舗以外の全ての店舗の店舗装置200に、代配依頼発生通知32を送信する。あるいは、依頼管理部110は、店舗情報53に基づいて、代配依頼データ510に含まれる条件を満たす店舗を抽出し、抽出した店舗の店舗装置200に代配依頼発生通知32を送信するとしてもよい。
店舗情報53には、複数の店舗の各店舗における代配を受託する条件である条件受託条件が設定されている。
図6は、本実施の形態に係る店舗情報53の構成例を示す図である。
図7は、本実施の形態に係る顧客情報54の構成例を示す図である。
店舗情報53には、代配制御システム500に登録されている店舗の情報が設定されている。例えば、店舗を識別する店舗ID、店舗名、連絡先(メールアドレス)、および代配受託条件が設定されている。
代配受託条件には、例えば、「A地区の当日の代配は、12時まで受け付け可能。B地区、C地区の当日の代配受付は不可。」といった情報が設定されている。
顧客情報54には、代配の配達先となる顧客の情報が設定されている。例えば、店舗ID、店舗名、連絡先(メールアドレス)、地域、および引き継ぎ代配条件といった情報が設定されている。
引き継ぎ代配条件には、顧客から注文を受けた代配の依頼元店舗が、代配の依頼先店舗に引き継ぐべき顧客の固有の条件が設定されている。
上述したように、依頼管理部110は、依頼元店舗以外の全ての店舗の店舗装置200に、代配依頼発生通知32を送信してもよい。または依頼管理部110は、依頼元店舗を含めて全ての店舗の店舗装置200に、一括送信で代配依頼発生通知32を送信してもよい。この依頼元店舗において、代配依頼発生通知32が送信されていることを確認できる。
あるいは、依頼管理部110は、店舗情報53に基づいて、代配依頼データ510に含まれる条件を満たす店舗を抽出し、抽出した店舗の店舗装置200のみに代配依頼発生通知32を送信するとしてもよい。例えば、依頼管理部110は、配達先の店舗の位置する地域が店舗情報53の代配受託条件に含まれる店舗を抽出することで、配達可能な店舗を絞り込んでもよい。
<受託設定処理>
図8は、本実施の形態に係る代配制御システム500における受託設定処理の動作を示すフロー図である。
ステップS201において、店舗装置200は、代配制御装置100から代配依頼発生通知32を受信する。代配依頼発生通知32を受信すると、店舗装置200の代配受託部220は、代配の発生をユーザに提示する。
具体的には、代配受託部220は、依頼元店舗ID、配達先ID、配達期限、および商品とその数量を含む代配依頼発生通知32を表示機器941等に表示して、ユーザに提示する。
ステップS202において、代配受託部220は、代配の受託をユーザから受け付けると、受託通知33を代配制御装置100に送信する。
具体的には、店舗の従業員が表示機器941に表示された代配依頼発生通知32を確認し、代配が可能か否かを判断し、代配が可能の場合、あるいは代配することを希望する場合、店舗装置200を介して受託通知33を代配制御装置100に送信する。
上述したように、代配依頼発生通知32に具体的な代配の条件が含まれており、代配受託部220は、表示機器941に代配の条件を含む代配の発生をユーザに提示してもよい。あるいは、代配依頼発生通知32には具体的な代配の条件が含まれておらず、代配受託部220は、代配が発生したことのみを表示機器941に提示してもよい。この場合、店舗の従業員が店舗装置200を介して代配制御装置100にアクセスして代配依頼管理情報51を閲覧し、発生した代配の条件の詳細を参照して受託するか否かを判断する構成としてもよい。
ステップS203において、代配制御装置100は、代配を受託可能な店舗の店舗装置200から代配を受託可能であることを示す受託通知33を受信する。このとき、代配制御装置100は、代配を受託可能な複数の店舗から複数の受託通知33を受信する可能性がある。
ステップS204において、受託設定部120は、受託通知33に基づいて、代配を受託可能な店舗から、代配を依頼する依頼先店舗を決定する。そして、受託設定部120は、依頼先店舗を識別する依頼先店舗IDと、受託したことを示す受託情報とを代配依頼管理情報51に設定する。
図5の代配依頼管理情報51の2レコード目に示すように、受託設定部120は、決定した依頼先店舗の店舗IDを依頼先店舗ID514に設定し、受託情報518に「1」を設定する。
ここで、受託設定部120が依頼先店舗を決定する方法について説明する。
受託設定部120は、代配を受託可能な店舗の店舗装置200から受信した受託通知33のうち、最も早く受信した受託通知33の送信元である店舗を依頼先店舗として決定する。
あるいは、受託設定部120は、受信した全ての受託通知33を、依頼元店舗の表示機器941に表示させ、依頼元店舗に依頼先店舗を選択させる。依頼元店舗の選択により依頼先店舗を決定してもよい。
ステップS205において、受託設定部120は、決定した依頼先店舗の店舗装置200に、代配を依頼する代配情報34を送信する。
代配情報34は、送信先のいずれかの店舗が代配を依頼する依頼先店舗に決定したため、最終的に代配を依頼する情報である。受託設定部120は、代配情報34に代配の具体的な条件を含めてもよい。あるいは、受託設定部120は、代配情報34として、「代配依頼管理情報の受付番号「2」の代配を依頼する」といった内容を送信してもよい。
依頼先店舗の店舗装置200の管理部230が代配情報34を受信すると、依頼先店舗では、代配が実施される。依頼先店舗では、代配制御装置100上の代配依頼管理情報51に設定されている代配の条件および顧客情報54に設定されている引き継ぎ代配条件を参照しながら、適切に代配を実施する。
依頼先店舗において代配が完了すると、依頼先店舗の店舗装置200の管理部230から、具体的な代配の実績を含む代配完了情報35が代配制御装置100に送信される。
<完了設定処理>
図9は、本実施の形態に係る代配制御システム500における完了設定処理の動作を示すフロー図である。
ステップS301において、代配制御装置100は、依頼先店舗の店舗装置200から、代配の完了を示す代配完了情報35を受信する。
代配制御装置100の完了設定部130は、代配完了情報35を受信すると、代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報52に設定する(ステップS302)。また、完了設定部130は、代配依頼管理情報51に代配が完了したことを示す完了情報519を設定する(ステップS302)。
具体的には、図5の1レコード目に示すように、完了設定部130は、完了情報519に「1」を設定する。
図10は、本実施の形態に係る代配実績管理情報52の構成例を示す図である。
図10の代配実績管理情報52では、1レコードが1つの代配実績データ520となっている。
完了設定部130は、代配完了情報35に基づいて、代配実績データ520を設定する。代配実績データ520には、代配依頼データ510に対応する受付番号521、受付日522、依頼元店舗ID523、依頼先店舗ID524、配達先ID525、配達日526、および配達した商品とその数量からなる配達品情報527が含まれる。
上述したように、代配完了情報35に具体的な代配の実績が含まれており、完了設定部130は、代配完了情報35に含まれる具体的な代配の実績を代配実績管理情報52に設定してもよい。
あるいは、代配完了情報35には具体的な代配の実績が含まれておらず、完了設定部130は、代配が完了したことのみを示す代配完了情報35を受信してもよい。この場合、代配制御装置100の完了設定部130が代配依頼管理情報51に完了情報519を設定し、依頼先店舗の店舗装置200が具体的な代配の実績を代配実績管理情報52に設定してもよい。
代配依頼管理情報51に完了情報519が設定されると、完了設定部130は、代配が完了したことを示す代配完了通知36を依頼元店舗の店舗装置200に送信する(ステップS303)。
<依頼元処理>
図11は、本実施の形態に係る代配制御システム500における依頼元処理の動作を示すフロー図である。
図12は、本実施の形態に係る仕入れ情報41の構成例を示す図である。
図13は、本実施の形態に係る売上情報42の構成例を示す図である。
ステップS401において、依頼元店舗の店舗装置200は、代配制御装置100から代配完了通知36を受信する。
ステップS402において、依頼元店舗の店舗装置200の管理部230は、代配実績管理情報52に基づいて、依頼先店舗から商品を仕入れたことを示す仕入れ情報41と、商品の売上情報42とを設定する。
例えば、依頼元店舗の店舗装置200は、図10の1および2レコード目の代配実績データ520に対応する代配完了通知36を受信したものとする。
管理部230は、代配実績データ520の配達日を仕入日に設定し、依頼先店舗IDを仕入れ先IDに設定し、対応する配達品情報を仕入管理明細に設定して、代配実績データ520に対応する仕入れ情報41を完成させる。
管理部230は、代配実績データ520の配達日を売上日に設定し、配達先IDを売上先IDに設定し、対応する配達品情報を売上管理明細に設定して、代配実績データ520に対応する売上情報42を完成させる。
なお、仕入れ情報41と商品の売上情報42との設定は、管理部230により自動的に行ってもよいし、依頼元店舗の従業員が代配実績管理情報52を参照しながら手動で行ってもよい。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態では、代配の配達先の顧客情報は、代配制御装置100上の顧客情報54に設定されているものとして説明した。しかし、代配の配達先の顧客情報が代配制御装置100上の顧客情報54に設定されていない場合もある。依頼元店舗の店舗装置200における代配依頼部210は、代配依頼31を送信する際に、配達先が顧客情報54に設定されているか否かを判定する機能を有していてもよい。配達先が顧客情報54に設定されていない場合には、代配依頼部210は、配達先の顧客情報を代配制御装置100上の顧客情報54に設定してから代配依頼31を送信する。
<変形例2>
本実施の形態では、代配制御装置100は、依頼先店舗を決定すると、代配依頼管理情報51に受託情報518を設定して、依頼先店舗に代配情報34を送信する。しかし、この代配情報34を送信する機能は無くてもよい。受託通知33を送信した店舗装置200が、定期的に代配依頼管理情報51の依頼先店舗ID514と受託情報518を確認し、自店舗が依頼先店舗に決定した場合に代配を実施する構成でもよい。
<変形例3>
また、本実施の形態では、代配制御装置100は、依頼先店舗から代配完了情報35を受信すると、代配依頼管理情報51に完了情報519を設定して、依頼元店舗に代配完了通知36を送信する。しかし、この代配完了通知36を送信する機能は無くてもよい。依頼元店舗の店舗装置200が、定期的に代配依頼管理情報51の完了情報519を確認し、完了情報519に「1」が設定されていれば、代配が完了したと認識する構成でもよい。
<変形例4>
本実施の形態では、依頼元店舗は、代配の依頼先店舗を指定することなく代配の手配をすることができる。しかし、依頼元店舗が、代配の依頼先店舗を指定する構成も可能である。
例えば、依頼元店舗が依頼先店舗IDを含む代配依頼31を送信し、代配制御装置100は代配依頼31に含まれる依頼先店舗に代配依頼発生通知32を送信することとしてもよい。依頼先店舗は、代配の受託が可能であれば受託通知33を送信する。
受託が不可能であれば、依頼先店舗は受託が不可能であることを代配制御装置100に通知する。代配制御装置100は、依頼先店舗が受託不可能であれば、依頼元店舗に別の依頼先を決定するように促す通知を送信する。あるいは、受託が不可能であれば、依頼先店舗は、代配依頼管理情報51の受託情報518に受託が不可能であることを意味する「9」を設定する機能を有していてもよい。受託情報518に「9」が設定されると、代配制御装置100は、依頼元店舗に別の依頼先を決定するように促す通知を送信するとしてもよい。
図14は、本実施の形態の変形例1に係る代配制御装置100の構成例である。
本実施の形態では、代配制御装置100における、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の機能がソフトウェアで実現される。しかし、変形例として、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の機能がハードウェアで実現されてもよい。
すなわち、図14に示すように、図2におけるプロセッサ910を電子回路909に置き換えてもよい。
電子回路909は、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated
Circuitの略語である。FPGAは、Field-Programmable Gate Arrayの略語である。
別の変形例として、依頼管理部110と受託設定部120と完了設定部130の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910と、メモリ921と、電子回路909とを、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、代配制御装置100の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
なお、店舗装置について図3におけるプロセッサ910を電子回路909に置き換えてもよい。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る代配制御システム500では、代配の依頼と実績がクラウド上(代配制御装置)でデータ化され、店舗装置から閲覧できるので、代配にかかる作業負荷を削減することができる。
また、本実施の形態に係る代配制御システム500では、代配の依頼と実績の入力を、クラウド(代配制御装置)の共有領域を用いたデータ交換に移行することにより、入力ミスを低減することができる。
また、本実施の形態に係る代配制御システム500では、代配の依頼先未指定データの登録ができるので、新たな取引先を開拓することができる。さらに、顧客情報および店舗情報も共有でき、店舗装置間の連携強化が期待でき、店舗全体として配達コストの削減が期待できる。
代配制御装置はクラウド上で代配依頼データ510と代配実績データ520が共に管理されるため、オンプレミスのようにサーバ機材等のハードウェア故障によるデータの消失が無く保全性が高い。
また、代配依頼データ510と代配実績データ520に関するペーパレス化が実現され、データの長期間の保管が可能となり、代配に関連する売上実績等の共有などデータの活用が可能となる。
以上の実施の形態1では、代配制御装置および店舗装置の各部を独立した機能ブロックとして説明した。しかし、代配制御装置および店舗装置の構成は、上述した実施の形態のような構成でなくてもよい。代配制御装置および店舗装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、どのような構成でもよい。また、代配制御装置および店舗装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
すなわち、実施の形態1では、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本開示の範囲、本開示の適用物の範囲、および本開示の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
31 代配依頼、32 代配依頼発生通知、33 受託通知、34 代配情報、35 代配完了情報、36 代配完了通知、100 代配制御装置、110 依頼管理部、120 受託設定部、130 完了設定部、150,240 記憶部、200 店舗装置、210 代配依頼部、220 代配受託部、230 管理部、300 ネットワーク、500 代配制御システム、510 代配依頼データ、520 代配実績データ、41 仕入れ情報、42 売上情報、51 代配依頼管理情報、52 代配実績管理情報、53 店舗情報、54 顧客情報、511,521 受付番号、512,522 受付日、513,523 依頼元店舗ID、514,524 依頼先店舗ID、515,525 配達先ID、516 配達期限、526 配達日、517,527 配達品情報、518 受託情報、519 完了情報、909 電子回路、910 プロセッサ、921 メモリ、922 補助記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、941 表示機器、950 通信装置。

Claims (12)

  1. 複数の店舗に用いられる複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムにおいて、
    前記代配制御装置は、
    代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理部と、
    前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定部と、
    前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定部と
    を備える代配制御システム。
  2. 前記依頼管理部は、
    前記代配依頼データを前記代配依頼管理情報に設定すると、前記店舗装置に、前記代配の依頼が発生したことを通知する代配依頼発生通知を送信し、
    前記店舗装置は、
    前記代配依頼発生通知を受信すると前記代配の発生をユーザに提示し、前記代配の受託を前記ユーザから受け付けると、前記受託通知を前記代配制御装置に送信する代配受託部を備える請求項1に記載の代配制御システム。
  3. 前記受託設定部は、
    前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から受信した前記受託通知のうち、最も早く受信した受託通知に対応する店舗を前記依頼先店舗として決定する請求項2に記載の代配制御システム。
  4. 前記依頼管理部は、
    前記代配依頼データを前記代配依頼管理情報に設定すると、前記複数の店舗の各店舗における代配を受託する条件である代配受託条件が設定された店舗情報に基づいて、前記代配依頼データに含まれる条件を満たす店舗の店舗装置に、前記代配依頼発生通知を送信する請求項2または請求項3に記載の代配制御システム。
  5. 前記完了設定部は、
    前記代配依頼管理情報に前記完了情報を設定すると、前記代配が完了したことを示す代配完了通知を前記依頼元店舗の店舗装置に送信する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の代配制御システム。
  6. 前記依頼管理部は、
    前記代配の条件として、前記依頼元店舗を識別する依頼元店舗ID、前記代配の配達先を識別する配達先ID、および前記代配の対象となる商品とその数量を含む前記代配依頼を受信する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の代配制御システム。
  7. 前記完了設定部は、
    前記依頼先店舗の店舗装置から、前記代配完了情報を受信すると、前記代配の実績である依頼元店舗ID、配達先ID、配達した商品とその数量を含む前記代配実績データを前記代配実績管理情報に設定する請求項6に記載の代配制御システム。
  8. 前記依頼元店舗の店舗装置は、
    前記代配の条件を含む代配依頼を送信する代配依頼部と、
    前記代配実績管理情報に基づいて、前記依頼先店舗から商品を仕入れたことを示す仕入れ情報と、前記商品の売上情報とを設定する管理部と
    を備える請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の代配制御システム。
  9. 前記代配制御装置は、クラウド上に構築される請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の代配制御システム。
  10. 複数の店舗に用いられる複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置において、
    代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理部と、
    前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定部と、
    前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定部と
    を備える代配制御装置。
  11. 複数の店舗に用いられる複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムに用いられる代配制御方法において、
    前記代配制御装置は、
    代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定し、
    前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定し、
    前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する代配制御方法。
  12. 複数の店舗に用いられる複数の店舗装置と前記複数の店舗装置とネットワークを介して通信する代配制御装置とを備える代配制御システムに用いられる代配制御プログラムにおいて、
    代配を依頼する依頼元店舗の店舗装置から前記代配の条件を含む代配依頼を受信し、前記代配依頼に基づいて代配依頼データを代配依頼管理情報に設定する依頼管理処理、
    前記代配を受託可能な店舗の店舗装置から前記代配を受託可能であることを示す受託通知を受信し、前記受託通知に基づいて、前記代配を受託可能な店舗の中から前記代配を依頼する依頼先店舗を決定し、前記依頼先店舗を識別する依頼先店舗ID(Identifier)と受託したことを示す受託情報とを前記代配依頼管理情報に設定する受託設定処理と、
    前記依頼先店舗の店舗装置から前記代配の完了を示す代配完了情報を受信すると、前記代配の実績を代配実績データとして代配実績管理情報に設定するとともに、前記代配依頼管理情報に前記代配が完了したことを示す完了情報を設定する完了設定処理と
    をコンピュータに実行させる代配制御プログラム。
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