JP2024000201A - 液晶表示装置 - Google Patents

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博友 伊藤
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Abstract

【課題】精度良く温度を測定することが可能な液晶表示装置を提供すること。【解決手段】液晶表示装置1は、2次元マトリクス状に配置された複数の画素を有する画像表示部と、複数の画素の列数分の複数の映像信号を順次取り込む水平シフトレジスタと、水平シフトレジスタによって取り込まれた複数の映像信号を一斉に出力するラッチ回路と、ラッチ回路から出力された複数の映像信号のそれぞれを複数のアナログ信号に変換する信号処理回路と、複数の画素のうちの何れかの行に配置された複数の画素への、信号処理回路による複数のアナログ信号のアクセス、が可能になるように制御する垂直シフトレジスタと、温度測定回路と、を備えた、液晶表示装置であって、温度測定回路は、温度センサを有し、液晶表示装置の消費電力が所定電力以下となる期間における温度センサによる検出結果に基づいて、液晶表示装置の温度を測定する。【選択図】図1

Description

本開示は、液晶表示装置に関し、精度良く温度を測定するのに適した液晶表示装置に関する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置では、強力な光が照射されて高温になると、半導体集積回路が誤動作したり、液晶が劣化したりする可能性があるため、温度センサを用いて液晶表示装置の温度を測定し、その測定結果に基づいて冷却装置等を用いて液晶表示装置の温度を適切な温度に調整する必要がある。
特許文献1には、第1の基板と第2の基板との間に液晶材料を挟んだ構成の液晶表示パネルを備えた液晶表示装置であって、第1の基板に形成される液晶画素駆動用の第1の半導体素子の製造プロセスを用いて、液晶材料の温度を検出する第2の半導体素子(温度検出素子)を液晶表示パネル内に形成することを特徴とする液晶表示装置、が開示されている。それにより、この液晶表示装置は、外気等の影響を受けることなく液晶材料の温度を検出することができる。
特開2000-338518号公報
しかしながら、特許文献1では、温度検出素子による温度の検出タイミングと、液晶表示装置の駆動タイミングと、の関係については開示されていない。即ち、特許文献1では、温度検出素子が、液晶表示装置の駆動タイミングと無関係に温度の検出を行っているため、液晶表示装置の駆動時において発生する電源変動や信号変化に起因するノイズの影響を受けてしまい、その結果、精度良く温度の検出を行うことができない、という課題があった。
本開示は以上の点に鑑みなされたもので、精度良く温度を測定するのに適した液晶表示装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様にかかる液晶表示装置は、2次元マトリクス状に配置された複数の画素を有する画像表示部と、前記複数の画素の列数分の複数の映像信号を順次取り込む水平シフトレジスタと、前記水平シフトレジスタによって取り込まれた前記複数の映像信号を一斉に出力するラッチ回路と、前記ラッチ回路から出力された前記複数の映像信号のそれぞれを複数のアナログ信号に変換する信号処理回路と、前記複数の画素のうちの何れかの行に配置された複数の画素への、前記信号処理回路による前記複数のアナログ信号のアクセス、が可能になるように制御する垂直シフトレジスタと、温度測定回路と、を備えた、液晶表示装置であって、前記温度測定回路は、温度センサを有し、前記液晶表示装置の消費電力が所定電力以下となる期間における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する。
本開示によれば、精度良く温度を測定することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる液晶表示装置の構成例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置に設けられた水平ドライバ及びアナログスイッチ部をより詳細に示す図である。 図1に示す液晶表示装置に設けられた画素の具体的な構成例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置による画素の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。 画素に書き込まれる正極性映像信号及び負極性映像信号のそれぞれの黒から白までの電圧レベルを説明するための図である。 図1に示す液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 図6に示す液晶表示装置の動作の一部を拡大したタイミングチャートである。 液晶表示装置1の消費電力の算出方法を説明するためのブロック図である。 液晶表示装置1の動作のシミュレーションによって推定された消費電力のタイミングチャートである。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかるアクティブマトリクス型の液晶表示装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、液晶表示装置1は、画像表示部11と、タイミング発生器13と、極性切り替え制御回路14と、垂直シフトレジスタ15と、水平ドライバ16と、アナログスイッチ部(信号処理回路)17と、温度測定回路20と、を備える。水平ドライバ16は、アナログスイッチ部17とともにデータ線駆動回路を構成しており、シフトレジスタ回路(水平シフトレジスタ)161と、1ラインラッチ回路162と、コンパレータ部163と、階調カウンタ164と、を有する。なお、図1には、通常動作時に液晶表示装置1に接続されるランプ信号発生器40も示されている。
図2は、液晶表示装置1に設けられた水平ドライバ16及びアナログスイッチ部17をより詳細に示す図である。コンパレータ部163は、m(mは2以上の整数)列の画素12に対応するm個のコンパレータ163_1~163_mを備える。アナログスイッチ部17は、m列の画素12に対応するm組のスイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-を備える。
画像表示部11の画素配置領域には、水平方向(X軸方向)に延びるn行(nは2以上の整数)の行走査線G1~Gnと、垂直方向(Y軸方向)に延びるm列のデータ線D1+,D1-~Dm+,Dm-の組と、が配線されている。また、画像表示部11の画素配置領域には、ゲート制御信号線S+,S-、及び、ゲート制御信号線Bが配線されている。
画像表示部11は、規則的に配置されたn行×m列分の複数の画素12を有する。これらの複数の画素12は、水平方向(X軸方向)に延びるn行の行走査線G1~Gnと、垂直方向(Y軸方向)に延びるm組のデータ線D1+,D1-~Dm+,Dm-と、が交差する合計n×m個の交差部に、二次元マトリクス状に配置されている。
n行の行走査線G1~Gnのうち任意の行走査線である行走査線Gj(jは1~nの任意の整数)は、j行目に配置されたm個の画素12のそれぞれに共通に接続されている。また、m組のデータ線D1+,D1-~Dm+,Dm-のうちの任意の組のデータ線であるデータ線Di+,Di-(iは1~mの任意の整数)は、i列目に配置されたn個の画素12のそれぞれに共通に接続されている。さらに、ゲート制御信号線S+,S-、及び、ゲート制御信号線Bは、何れも、全ての画素12に共通に接続されている。ただし、ゲート制御信号線S+,S-、及び、ゲート制御信号線Bは、何れも、行毎に個別に設けられてもよい。
極性切り替え制御回路14は、タイミング発生器13によって生成されたタイミング信号に基づいて、ゲート制御信号線S+に対して正極性用のゲート制御信号(以下、ゲート制御信号S+と称す)を出力し、ゲート制御信号線S-に対して負極性用ゲート制御信号(以下、ゲート制御信号S-と称す)を出力し、さらに、ゲート制御信号線Bに対してゲート制御信号(以下、ゲート制御信号Bと称す)を出力する。
垂直シフトレジスタ15は、n行の走査パルスを、1行目からn行目にかけて1行ずつ順番に、1水平走査期間の周期(水平同期信号HSTのパルス周期;1行分のm個の画素12へのアクセス周期)で、行走査線G1~Gnに出力する。
温度測定回路20は、液晶表示装置1の温度を測定する回路であって、例えば、温度センサ201と、演算回路202と、を有する。温度センサ201は、例えば、液晶表示装置1の動作中において常に、又は、温度の測定が行われる期間中にのみ、アノードからカソードにかけて一定の電流が流れるPN接合ダイオードである。なお、温度センサ201は、一つのPN接合ダイオードに限られず、液晶表示装置1に点在する複数のPN接合ダイオードによって構成されていてもよい。
(画素12の具体的な構成例)
図3は、画素12の具体的な構成例を示す図である。以下では、代表して、n行×m列の画素12のうちj行目かつi列目に設けられた画素12の具体的な構成例を説明する。
図3に示すように、画素12は、NチャネルMOSトランジスタ(以下、単にトランジスタと称す)Tr1,Tr2,Tr5,Tr6と、PチャネルMOSトランジスタ(以下、単にトランジスタと称す)Tr3,Tr4,Tr7,Tr8と、を有する。
トランジスタTr1及び保持容量Cs1は、データ線Di+を介して供給される正極性の映像信号をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路を構成している。具体的には、トランジスタTr1では、ソースがデータ線対の一方のデータ線Di+に接続され、ドレインがトランジスタTr3のゲートに接続され、ゲートが行走査線Gjに接続されている。保持容量Cs1は、トランジスタTr3のゲートと接地電圧端子Vssとの間に設けられている。
トランジスタTr2及び保持容量Cs2は、データ線Di-を介して供給される負極性の映像信号をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路を構成している。具体的には、トランジスタTr2では、ソースがデータ線対の他方のデータ線Di-に接続され、ドレインがトランジスタTr4のゲートに接続され、ゲートが行走査線Gjに接続されている。保持容量Cs2は、トランジスタTr3のゲートと接地電圧端子Vssとの間に設けられている。なお、保持容量Cs1,Cs2は、互いに独立して設けられ、それぞれ正極性及び負極性の映像信号を並列的に保持する。
トランジスタTr3,Tr7は、保持容量Cs1に保持された電圧を出力するソースフォロワバッファ(インピーダンス変換用バッファ)を構成している。具体的には、ソースフォロワのトランジスタTr3では、ドレインが接地電圧ラインVssに接続され、ソースがノードNaに接続されている。バイアス制御可能な定電流負荷として用いられるトランジスタTr7では、ソースが電源電圧ラインVddに接続され、ドレインがノードNaに接続され、ゲートがゲート制御信号線Bに接続されている。
トランジスタTr4,Tr8は、保持容量Cs2に保持された電圧を出力するソースフォロワバッファを構成している。具体的には、ソースフォロワのトランジスタTr4では、ドレインが接地電圧ラインVssに接続され、ソースがノードNbに接続されている。バイアス制御可能な定電流負荷として用いられるトランジスタTr8では、ソースが電源電圧ラインVddに接続され、ドレインがノードNbに接続され、ゲートがゲート制御信号線Bに接続されている。
トランジスタTr5,Tr6は、極性切り替えスイッチを構成している。具体的には、トランジスタTr5では、ソースがノードNaに接続され、ドレインが画素駆動電極PEに接続され、ゲートがゲート制御信号線対の一方のゲート制御信号線S+に接続されている。トランジスタTr6では、ソースがノードNbに接続され、ドレインが画素駆動電極PEに接続され、ゲートがゲート制御信号線対の他方のゲート制御信号線S-に接続されている。
液晶表示素子LCは、光反射特性を有する画素駆動電極(反射電極)PEと、画素駆動電極PEと離間対向配置され、且つ、光透過性を有する共通電極CEと、これらの間の空間領域に充填封入された液晶LCMと、によって構成される。共通電極CEには、共通電圧Vcomが印加されている。
データ線対Di+,Di-には、アナログスイッチ部17によってサンプリングされた互いに極性の異なる映像信号が供給される。ここで、垂直シフトレジスタ15から出力された走査パルスが行走査線Gjに供給されると、トランジスタTr1,Tr2は同時にオン状態となる。それにより、保持容量Cs1,Cs2にはそれぞれ正極性及び負極性の映像信号の電圧が蓄積、保持される。
なお、正極側及び負極側のそれぞれのソースフォロワバッファの入力抵抗はほぼ無限大である。したがって、保持容量Cs1,Cs2のそれぞれに蓄積された電荷は、リークすることなく、1垂直走査期間(垂直同期信号VSTのパルス周期;1行目からn行目までの全ての画素12へのアクセス周期)が経過して新たな映像信号が書き込まれるまで保持される。
極性切り替えスイッチを構成するトランジスタTr5,Tr6は、ゲート制御信号S+,S-に応じてオンオフを切り替えることにより、正極側のソースフォロワバッファの出力電圧(正極性の映像信号の電圧)と、負極側のソースフォロワバッファの出力電圧(負極性の映像信号の電圧)と、を交互に選択して画素駆動電極PEに対して出力する。これにより、画素駆動電極PEには、周期的に極性反転する映像信号の電圧が印加される。このように、各画素12が極性反転機能を有しているため、液晶表示装置1は、各画素12において、画素駆動電極PEに供給される映像信号の電圧の極性を高速に切り替えることにより、垂直走査周波数に依らず、高い周波数での交流駆動が可能となる。
(画素12の交流駆動方法の説明)
図4は、液晶表示装置1による画素12の交流駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。以下では、代表して、n行×m列の画素12のうちj行目かつi列目に設けられた画素12の交流駆動方法を説明する。
なお、図4において、VSTは、映像信号の垂直走査の基準となる垂直同期信号を表している。Bは、2種類のソースフォロワバッファの定電流負荷として用いられるトランジスタTr7,Tr8のそれぞれのゲートに供給されるゲート制御信号を表している。S+は、極性切り替えスイッチに設けられた正極側のトランジスタTr5のゲートに供給されるゲート制御信号を表している。S-は、極性切り替えスイッチに設けられた負極側のトランジスタTr6のゲートに供給されるゲート制御信号を表している。VPEは、画素駆動電極PEに印加される電圧を表している。Vcomは、共通電極CEに印加される電圧を表している。VLCは、液晶LCMに印加される交流電圧を表している。
また、図5は、画素12に書き込まれる正極性映像信号及び負極性映像信号のそれぞれの黒から白までの電圧レベルを説明するための図である。図5の例では、正極性映像信号は、電圧レベルが最小のときに黒レベルを表し、電圧レベルが最大のときに白レベルを表している。それに対し、負極性映像信号は、電圧レベルが最小のときに白レベルを表し、電圧レベルが最大のときに黒レベルを表している。ただし、正極性映像信号は、電圧レベルが最小のときに白レベルを表し、電圧レベルが最大のときに黒レベルを表すようにし、且つ、負極性映像信号は、電圧レベルが最小のときに黒レベルを表し、電圧レベルが最大のときに白レベルを表すようにしてもよい。なお、図中の一点鎖線は、正極性映像信号及び負極性映像信号の反転中心を示している。
画素12において、トランジスタTr1,Tr2は、行走査線Gjに走査パルスが供給された場合に一時的にオンする(図4において不図示)。トランジスタTr1,Tr2がオンした場合、保持容量Cs1,Cs2にはそれぞれ正極性及び負極性の映像信号の電圧が蓄積、保持される。
図4に示すように、ゲート制御信号S+がHレベルを示す期間、正極側のトランジスタTr5がオンする。このとき、ゲート制御信号BをLレベルにすることにより、トランジスタTr7がオンするため、正極性側のソースフォロワバッファがアクティブになる。それにより、画素駆動電極PEは、正極性の映像信号の電圧レベルに充電される。なお、ゲート制御信号BをLレベルにすることにより、トランジスタTr8がオンするため、負極性側のソースフォロワバッファもアクティブになる。しかしながら、負極性側のトランジスタTr6がオフしているため、画素駆動電極PEは、負極性の映像信号の電圧レベルに充電されることはない。画素駆動電極PEに完全に電荷が充電された時点で、ゲート制御信号BをLレベルからHレベルに切り替えるとともに、ゲート制御信号S+をHレベルからLレベルに切り替える。それにより、画素駆動電極PEがフローティング状態となるため、液晶容量には正極性の駆動電圧が保持される。
一方、ゲート制御信号S-がHレベルを示す期間、負極側のトランジスタTr6がオンする。このとき、ゲート制御信号BをLレベルにすることにより、負極側のトランジスタTr8がオンするため、負極側のソースフォロワバッファがアクティブになる。それにより、画素駆動電極PEは、負極性の映像信号の電圧レベルに充電される。なお、ゲート制御信号BをLレベルにすることにより、トランジスタTr7がオンするため、正極性側のソースフォロワバッファもアクティブになる。しかしながら、正極性側のトランジスタTr5がオフしているため、画素駆動電極PEは、正極性の映像信号の電圧レベルに充電されることはない。画素駆動電極PEに完全に電荷が充電された時点で、ゲート制御信号BをLレベルからHレベルに切り替えるとともに、ゲート制御信号S-をHレベルからLレベルに切り替える。それにより、画素駆動電極PEがフローティング状態となるため、液晶容量には負極性の駆動電圧が保持される。
上述の正極側及び負極側のそれぞれの動作を交互に繰り返すことにより、画素駆動電極PEには、正極性及び負極性のそれぞれの映像信号の電圧を用いて交流化された駆動電圧VPEが印加されることになる。
なお、保持容量Cs1,Cs2に保持された電荷を直接に画素駆動電極PEに転送するのではなく、ソースフォロワバッファを介して転送しているため、画素駆動電極PEにおいて正極性及び負極性の映像信号の電圧の充放電を繰り返し行った場合でも、電荷を中和させることなく、電圧レベルの減衰しない画素駆動を実現することができる。
また、図4に示すように、画素駆動電極PEへの印加電圧VPEの極性の切り替わりに同期して、共通電極CEへの印加電圧Vcomの極性を、印加電圧VPEとは逆の極性に切り替えている。なお、共通電極CEへの印加電圧Vcomは、画素駆動電極PEへの印加電圧VPEの反転基準電圧(図中のVPEにおける一点鎖線)とほぼ等しい電圧を反転基準電圧(図中のVcomにおける一点鎖線)にしている。
ここで、液晶LCMに印加される実質的な交流電圧VLCは、画素駆動電極PEへの印加電圧VPEと、共通電極CEへの印加電圧Vcomと、の差電圧であるから、液晶LCMには、直流成分を含まない交流電圧VLCが印加されることとなる。このように、共通電極CEへの印加電圧Vcomを画素駆動電極PEへの印加電圧VPEと逆相で切り替えることにより、画素駆動電極PEに印加すべき電圧の振幅を小さくすることができるため、画素の回路部分を構成するトランジスタの耐圧及び消費電力を低減することができる。
なお、仮に1画素当たりのソースフォロワバッファに定常的に流れる電流が1μAの微少電流である場合でも、液晶表示装置の全画素に定常的に流れる電流は無視できないほどに大きな電流になる可能性がある。例えば、フルハイビジョン200万画素の液晶表示装置では、消費電流が2Aに達してしまう可能性がある。そこで、画素12では、定電流負荷として用いられるトランジスタTr7,Tr8を、常時オンにはせず、それぞれ正極側及び負極側のトランジスタTr5,Tr6がオンしている期間のうちの限られた期間のみオンしている。それにより、一方のソースフォロワバッファを動作させている場合には、他方のソースフォロワバッファの動作を停止させることができるため、消費電流の増大を抑制することができる。
液晶表示素子LCの交流駆動周波数は、垂直走査周波数に依らず、画素自身の反転制御周期を調整することで自由に調整することができる。例えば、垂直走査周波数が一般的なテレビ映像信号で用いられる60Hzであって、フルハイビジョンの垂直周期走査線数nが1125ラインであるとする。また、各画素における極性切り替えを15ライン期間程度の周期で行うものとする。換言すると、各画素における極性切り替え1周期当たりのライン数rを30ラインとする。この場合、液晶の交流駆動周波数は、60Hz×1125/(15×2)=2.25Hzとなる。つまり、液晶表示装置1は、液晶の交流駆動周波数を飛躍的に高めることができる。それにより、液晶の交流駆動周波数が低い場合に問題となっていた液晶画面に表示される映像の信頼性、安定性、表示品質を大幅に向上させることができる。
(液晶表示装置1の動作)
続いて、図1及び図2に加えて、図6及び図7を用いて、液晶表示装置1の動作を説明する。図6は、液晶表示装置1の動作を示すタイミングチャートである。図7は、図6に示す液晶表示装置1の動作の一部を拡大したタイミングチャートである。
図6及び図7に示すように、水平同期信号HSTのパルス信号が供給されると、シフトレジスタ回路161は、クロック信号HCKに同期して、s(sは2以上の整数)ビット幅の映像信号をm列分、逐次取り込む。1ラインラッチ回路162は、シフトレジスタ回路161によって取り込まれたm列分の映像信号を、トリガ信号REG_Sが一時的にアクティブになったタイミングで一斉に出力する。
階調カウンタ164は、クロック信号CNT_CKの立ち上がり回数をカウントし、そのカウント値に応じた階調レベルの階調信号Coutを出力する。ここで、階調カウンタ164は、1水平走査期間の開始時(水平同期信号HSTの立ち上がり時)には最小レベルの階調信号Coutを出力し、カウント値の上昇に伴って階調信号Coutの階調レベルを増加させ、1水平走査期間の終了時(水平同期信号HSTの次の立ち上がり直前)には最大レベルの階調信号Coutを出力する。なお、階調カウンタ164によるカウント値は、例えば水平同期信号HSTの立ち上がりに応じてリセット信号CNT_Rがアクティブになることによって“0”に初期化される。
コンパレータ部163に設けられたm列のコンパレータ163_1~163_mは、クロック信号CMP_CKに同期して動作し、階調カウンタ164から出力された階調信号Coutが1ラインラッチ回路162から一斉に出力されたm列の映像信号(ラインデータ)のそれぞれと一致したタイミングで、一致信号P1~Pmをアクティブ(例えばLレベル)にする。
アナログスイッチ部17に設けられたm組のスイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-のうち、正極性側のスイッチ素子SW1+~SWm+は、それぞれ、データ線D1+~Dm+と、共通配線Dcom+と、の間に設けられている。また、負極性側のスイッチ素子SW1-~SWm-は、それぞれ、データ線D1-~Dm-と、共通配線Dcom-と、の間に設けられている。m組のスイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-は、それぞれ、コンパレータ163_1~163_mからの一致信号P1~Pmによってオンオフを切り替える。
なお、共通配線Dcom+には、液晶表示装置1の外部に設けられたランプ信号発生器40から出力された正極性用のランプ信号である基準ランプ電圧Ref_R+が供給されている。また、共通配線Dcom-には、液晶表示装置1の外部に設けられたランプ信号発生器40から出力された負極性用のランプ信号である基準ランプ電圧Ref_R-が供給されている。
基準ランプ電圧Ref_R+は、各水平走査期間の開始から終了にかけて映像のレベルが黒レベルから白レベルに変化する掃引信号である。基準ランプ電圧Ref_R-は、各水平走査期間の開始から終了にかけて映像のレベルが白レベルから黒レベルに変化する掃引信号である。したがって、共通電圧Vcomに対する基準ランプ電圧Ref_R+と、共通電圧Vcomに対する基準ランプ電圧Ref_R-とは、互いに反転関係となっている。
スイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-は、水平走査期間の開始時にスタート信号SW_Startがアクティブ(例えばHレベル)になることによって一斉にオンする。その後、スイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-は、それぞれ、コンパレータ163_1~163_mから出力された一致信号P1~Pmがアクティブ(例えばLレベル)になることによってオンからオフに切り替わる。なお、水平走査期間の終了時にはスタート信号SW_Startはインアクティブ(例えばLレベル)になる。
図6及び図7の例では、階調レベルkの映像信号が書き込まれる画素列、に対応して設けられたスイッチ素子SWq+,SWq-(qは1~mの何れかの整数)、のオンオフを切り替えるタイミングを表す波形が、波形SPkとして示されている。図6及び図7を参照すると、上記スイッチ素子SWq+,SWq-は、スタート信号SW_Startの立ち上がりでオンした後、一致信号Pqがアクティブになることによってオンからオフに切り替わる。ここで、スイッチ素子SWq+,SWq-は、オンからオフに切り替わるタイミングで基準ランプ電圧Ref_R+,Ref_R-(図6及び図7における電圧P,Q)をサンプリングする。これらのサンプリングされた電圧P,Qは、データ線Dq+,Dq-に供給される。換言すると、階調レベルkの映像信号のDA変換結果であるアナログ電圧P,Qがそれぞれデータ線Dq+,Dq-に供給される。
なお、このとき、垂直シフトレジスタ15は、n行の走査パルスを、1行目からn行目にかけて1行ずつ順番に、行走査線G1~Gnに出力している。したがって、例えばj行目のm個の画素12の各々に設けられたトランジスタTr1,Tr2は、j行目の走査パルスが行走査線Gjに供給されたタイミングで一時的にオンする。それにより、j行目のm個の画素12の各々に設けられた保持容量Cs1,Cs2には、それぞれ対応する正極性及び負極性の映像信号の電圧が蓄積、保持される。その後の各画素12の交流駆動方法については、既に説明した通りである。
上述のように、スイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-は、各水平走査期間の開始時に一斉にオンするが、それぞれ、対応する画素12に表示させる画像の階調レベルに応じた任意のタイミングでオフする。つまり、スイッチ素子SW1+,SW1-~SWm+,SWm-は、全て同時にオフする場合もあれば、異なるタイミングでオフする場合もある。また、オフする順番も固定されていない。
このように、液晶表示装置1は、ランプ信号を用いて映像信号をDA変換したうえで画素12に書き込むことにより、画像の直線性を向上させることができる。
ここで、温度測定回路20は、液晶表示装置1の所定期間当たりの動作が所定動作よりも小さくなるタイミングで、温度センサ201による検出結果を取り込み、取り込んだ検出結果から演算回路202を用いて液晶表示装置1の温度を算出する。つまり、温度測定回路20は、液晶表示装置1の所定期間当たりの動作が所定動作よりも小さくなるタイミングで、液晶表示装置1の温度を測定する。
なお、液晶表示装置1の所定期間当たりの動作が所定動作よりも小さくなるタイミングとは、例えば、液晶表示装置1の消費電力が所定電力よりも小さくなるタイミングのことである。液晶表示装置1の消費電力が所定電力よりも小さくなるタイミングとは、例えば、複数の画素12へのアクセスが一時的に停止する期間、具体的には、垂直ブランキング期間、及び、水平ブランキング期間のことである。
図6を参照すると、垂直ブランキング期間は、アナログスイッチ部17による1行目からn行目までのn行分の画素12へのアクセスが完了してから、再びアナログスイッチ部17による1行目からn行目までのn行分の画素12へのアクセスが開始されるまで、の期間である。換言すると、垂直ブランキング期間は、垂直シフトレジスタ15から行走査線G1~Gnへのn行分の走査パルスの供給が完了してから、再び垂直シフトレジスタ15から行走査線G1~Gnへのn行分の走査パルスの供給が開始されるまで、の期間である。垂直ブランキング期間は、例えば、垂直同期信号VSTの立ち上がりタイミング等に基づいて決定される。
図7を参照すると、水平ブランキング期間は、1行目からn行目までのn行分の画素12のうち、アナログスイッチ部17による、任意のj行目のm個の画素12へのアクセスが完了してから、j+1行目のm個の画素12へのアクセスが開始されるまで、の期間である。換言すると、水平ブランキング期間は、垂直シフトレジスタ15から任意の行走査線Gjへの走査パルスの供給が完了してから、垂直シフトレジスタ15から行走査線Gj+1への走査パルスの供給が開始されるまで、の期間のことである。水平ブランキング期間は、例えば、水平同期信号HSTの立ち上がりタイミング等に基づいて決定される。
このように、本実施の形態にかかる液晶表示装置1では、温度測定回路20が、垂直ブランキング期間又は水平ブランキング期間等の、液晶表示装置1の消費電力が小さくなるタイミングで、液晶表示装置1の温度を測定している。それにより、温度測定回路20は、IRドロップ等の電源電圧の変動に起因するノイズや信号変化に起因するノイズの影響を受けにくくなるため、精度良く液晶表示装置1の温度を測定することができる。その結果、液晶表示装置1は、温度測定回路20による測定結果に基づいて、図示しない冷却装置などを用いて液晶表示装置1の温度を適切な温度に調整することが可能になるため、高品質の画像を表示することができる。
本実施の形態では、温度測定回路20による温度の測定タイミングが、垂直ブランキング期間、及び、水平ブランキング期間、の少なくとも何れかである場合を例に説明したが、それに限られない。温度測定回路20による温度の測定タイミングは、液晶表示装置1の消費電力が所定電力以下となるような他の期間であってもよい。
また、液晶表示装置1の消費電力が温度センサ201に与える影響度を任意の手法を用いて重み付けして算出し、それに基づいて測定タイミングを決定してもよい。例えば、液晶表示装置1の消費電力の影響度は、温度センサ201と各機能ブロックとの間の距離と、各機能ブロックの消費電力と、に基づいて算出されてもよい。以下、図8を用いて、液晶表示装置1の消費電力の影響度の算出方法の一例を説明する。
図8は、液晶表示装置1の消費電力の影響度の算出方法を説明するためのブロック図である。図8には、図1に示す液晶表示装置1の一部の機能ブロックが簡易的に示されている。以下では、説明の簡略化のため、図8に示される各機能ブロックの消費電力のみから、液晶表示装置1の消費電力を算出する場合を例に説明する。
図8に示すように、温度センサ201と、垂直シフトレジスタ15、画像表示部11、アナログスイッチ部17、1ラインラッチ回路162、及び、シフトレジスタ回路(水平シフトレジスタ)161のそれぞれと、の間の距離をL1~L5とする。また、垂直シフトレジスタ15、画像表示部11、アナログスイッチ部17、1ラインラッチ回路162、及び、シフトレジスタ回路161のそれぞれの時刻tにおける消費電力をW1~W5とする。この場合、液晶表示装置1の時刻tにおける消費電力の影響度Waは、例えば、以下の式(1)のように表される。
Wa=(W1/L1)+(W2/L2)+(W3/L3)+(W4/L4)+(W5/L5) ・・・(1)
式(1)に示すように、消費電力の影響度Waは、複数の機能ブロックのそれぞれの消費電力を、温度センサ201と複数の機能ブロックのそれぞれとの距離の逆数によって重み付けしたうえで、合計したものである。これは各機能ブロックのノイズが各機能ブロックの電力W1~W5に比例しており、そのノイズの電磁的影響が距離L1~L5の逆数に比例することを踏まえて簡易的な評価を行っているものである。
なお、図8の例では、各距離L1~L5が、温度センサ201と各機能ブロックとの間の最短距離である場合を例に説明したが、これに限られない。各距離L1~L5は、温度センサ201と各機能ブロックの中央部との間の距離であってもよいし、温度センサ201と各機能ブロックの所定領域(例えば高消費電力領域)との間の距離であってもよい。
また、消費電力の影響度Waは、複数の機能ブロックのそれぞれの消費電力を、温度センサ201と複数の機能ブロックのそれぞれとの距離の逆数によって重み付けしたうえで、合計したものである場合に限られない。例えば、消費電力の影響度Waは、複数の機能ブロックのそれぞれの消費電力を、温度センサ201と複数の機能ブロックのそれぞれとの距離の2乗の逆数によって重み付けしたうえで、合計したものであってもよい。
温度測定回路20は、例えば、消費電力の影響度Waが所定値以下となるような任意の期間において、温度の測定を行ってもよい。或いは、温度測定回路20は、液晶表示装置1の動作のシミュレーション結果から推定された、消費電力の影響度Waが所定値以下となる期間、より好ましくは消費電力の影響度Waが最も低くなる期間において、温度の測定を行ってもよい(図9参照)。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本開示は、液晶表示装置1における制御処理の一部又は全部を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することが可能である。
上述したプログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、RAM(Random-Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid-State Drive)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
2次元マトリクス状に配置された複数の画素を有する画像表示部と、
前記複数の画素の列数分の複数の映像信号を順次取り込む水平シフトレジスタと、
前記水平シフトレジスタによって取り込まれた前記複数の映像信号を一斉に出力するラッチ回路と、
前記ラッチ回路から出力された前記複数の映像信号のそれぞれを複数のアナログ信号に変換する信号処理回路と、
前記複数の画素のうちの何れかの行に配置された複数の画素への、前記信号処理回路による前記複数のアナログ信号のアクセス、が可能になるように制御する垂直シフトレジスタと、
温度センサを有する温度測定回路と、
を備えた、液晶表示装置の温度測定方法であって、
前記温度測定回路を用いて、前記液晶表示装置の消費電力が所定電力以下となる期間における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する、
液晶表示装置の温度測定方法。
(付記2)
2次元マトリクス状に配置された複数の画素を有する画像表示部と、
前記複数の画素の列数分の複数の映像信号を順次取り込む水平シフトレジスタと、
前記水平シフトレジスタによって取り込まれた前記複数の映像信号を一斉に出力するラッチ回路と、
前記ラッチ回路から出力された前記複数の映像信号のそれぞれを複数のアナログ信号に変換する信号処理回路と、
前記複数の画素のうちの何れかの行に配置された複数の画素への、前記信号処理回路による前記複数のアナログ信号のアクセス、が可能になるように制御する垂直シフトレジスタと、
を備えた、液晶表示装置の温度測定プログラムであって、
前記液晶表示装置の消費電力が所定電力以下となる期間における温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する処理、をコンピュータに実行させる温度測定プログラム。
1 液晶表示装置
11 画像表示部
12 画素
13 タイミング発生器
14 極性切り替え制御回路
15 垂直シフトレジスタ
16 水平ドライバ
17 アナログスイッチ部
20 温度測定回路
40 ランプ信号発生器
161 シフトレジスタ回路
162 1ラインラッチ回路
163 コンパレータ部
163_1~163_m コンパレータ
164 階調カウンタ
201 温度センサ
202 演算回路
B ゲート制御信号線
CE 共通電極
Cs1,Cs2 保持容量
D1+,D1-~Dm+,Dm- データ線
Dcom+,Dcom- 共通配線
G1~Gn 行走査線
LC 液晶表示素子
LCM 液晶
Na,Nb ノード
PE 画素駆動電極(反射電極)
S+,S- ゲート制御信号線
SW1+,SW1-~SWm+,SWm- スイッチ素子
Tr1~Tr8 トランジスタ

Claims (5)

  1. 2次元マトリクス状に配置された複数の画素を有する画像表示部と、
    前記複数の画素の列数分の複数の映像信号を順次取り込む水平シフトレジスタと、
    前記水平シフトレジスタによって取り込まれた前記複数の映像信号を一斉に出力するラッチ回路と、
    前記ラッチ回路から出力された前記複数の映像信号のそれぞれを複数のアナログ信号に変換する信号処理回路と、
    前記複数の画素のうちの何れかの行に配置された複数の画素への、前記信号処理回路による前記複数のアナログ信号のアクセス、が可能になるように制御する垂直シフトレジスタと、
    温度測定回路と、
    を備えた、液晶表示装置であって、
    前記温度測定回路は、温度センサを有し、前記液晶表示装置の消費電力が所定電力以下となる期間における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する、
    液晶表示装置。
  2. 前記温度測定回路は、前記複数の画素のうちの何れかの行である第1行に配置された複数の画素へのアクセスが完了してから、前記複数の画素のうち前記第1行に配置された複数の画素の次にアクセスされる第2行に配置された複数の画素へのアクセスが開始されるまで、の期間である水平ブランキング期間における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記温度測定回路は、前記複数の画素の全てへのアクセスが完了してから、再び前記複数の画素の全てへのアクセスが開始されるまで、の期間である垂直ブランキング期間、における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記温度測定回路は、前記画像表示部、前記水平シフトレジスタ、前記ラッチ回路、前記信号処理回路、及び、前記垂直シフトレジスタを少なくとも含む複数の機能ブロックのそれぞれの消費電力を、前記温度センサと前記複数の機能ブロックのそれぞれとの距離の逆数によって重み付けしたうえで合計することにより、前記液晶表示装置の消費電力の影響度を算出し、前記影響度に基づいて前記液晶表示装置の温度を測定する、
    請求項1~3の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記温度測定回路は、前記液晶表示装置の動作のシミュレーション結果から推定された、前記液晶表示装置の消費電力の影響度が最も低くなる期間、における前記温度センサによる検出結果に基づいて、前記液晶表示装置の温度を測定する、
    請求項4に記載の液晶表示装置。
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