JP2023551817A - 円盤型上体運動器具 - Google Patents

Abstract

本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、(1)円盤型胴体と、(2)前記円盤型胴体の上部に前記円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現される抗力提供部溝と、(3)前記円盤型胴体の内部または外部に設置される少なくとも一つのセンサと、(4)前記円盤型胴体の内部に設置され、前記少なくとも一つのセンサで測定した測定情報に基づいて、使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて、前記使用者に提供される上体運動情報を生成するプロセッサと、(5)前記円盤型胴体の側面部に設置され、前記プロセッサの制御により、前記上体運動情報を前記使用者に提供するディスプレイと、(6)前記円盤型胴体の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されるグリップ部とを含む。

Description

本発明は、使用者の手の上に載せてから身体の前後（特に、頭）に移動させることで上体運動が可能なように提供される上体運動器具に関するものである。

皿回しは、人間の身体の６大関節を回転させる関節運動であり、特に、皿回し運動をする人の指、手首、ヒジ、肩の関節を回転させて、関節周辺の筋肉と靭帯の体温を高め、関節可動域(Range of Motion)を広げて血液循環を促進させるという効果を提供する。

また、皿回しは、手首、ヒジ、肩、骨盤、膝、足首などに刺激を与えるため、一般の徒手体操とは異なり全身を使う全身運動であり、関節を回転することで関節の柔軟性がよくなり、全身ストレッチによって、凝っていた筋肉もほぐすという効果を提供する。

また、皿回しは、運動直後に体温が１～２度ほど上昇して、運動する人の免疫力を強化させるという効果を提供する。

但し、皿回し運動に使われる皿は、運動時に床に落ちると破損の危険が大きく、運動する人が皿を逃した場合、他人に怪我をさせうるという問題点がある。

したがって、皿回し運動の効果は提供しながらも運動時の危険性は低くすることができる運動器具への必要性が台頭している。

上記問題点を解決するために、本発明では、皿回し運動の効果を提供しつつ運動時の危険性を低くすることができる円盤型上体運動器具を提供する。

本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、(1)円盤型胴体と、(2)前記円盤型胴体の上部に前記円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現される抗力提供部溝と、(3)前記円盤型胴体の内部または外部に設置される少なくとも一つのセンサと、(4)前記円盤型胴体の内部に設置され、前記少なくとも一つのセンサで測定した測定情報に基づいて、使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうち少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて前記使用者に提供される上体運動情報を生成するプロセッサと、(5)前記円盤型胴体の側面部に設置され、前記プロセッサの制御により前記上体運動情報を前記使用者に提供するディスプレイと、(6)前記円盤型胴体の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されるグリップ部とを含む。

実施例によって、前記円盤型上体運動器具は、前記抗力提供部溝に結着され、前記円盤型上体運動器具に抗力を提供する抗力提供部をさらに含むことができる。

実施例によって、前記少なくとも一つのセンサは、超音波センサ、加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、フォトセンサ、ピッキングセンサ、投受光型センサ、防水超音波センサのうちの少なくとも一つを含むことができる。

実施例によって、前記円盤型上体運動器具は、前記円盤型胴体の下部に設置され、前記プロセッサの制御により、前記上体運動情報および予め設定された音響情報のうちの少なくとも一つを前記使用者に提供するスピーカーをさらに含むことができる。

実施例によって、前記プロセッサは、使用者入力に応答して、前記円盤型上体運動器具にて提供する複数の運動プログラムのうちの一つの運動プログラムを選択し、選択された運動プログラムと前記測定情報に基づいて、前記使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つが変更されるべきであることを知らせるメッセージを生成し、前記ディスプレイおよび前記スピーカーのうちの少なくとも一つを利用して、前記メッセージが前記使用者に提供されるように制御することができる。

本発明の実施例による使用者に上体運動情報を提供する運動システムは、(i)円盤型上体運動器具と、(ii)前記円盤型上体運動器具から上体運動情報を受信し、前記上体運動情報を記録および分析するアプリケーションが設置される電子装置とを含む。ここで、前記円盤型上体運動器具は、(1)円盤型胴体と、(2)前記円盤型胴体の上部に、前記円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現される抗力提供部溝と、(3)前記円盤型胴体の内部または外部に設置される少なくとも一つのセンサと、(4)前記円盤型胴体の内部に設置され、前記少なくとも一つのセンサで測定した測定情報に基づいて、使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうち少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて前記使用者に提供される上体運動情報を生成するプロセッサと、(5)前記円盤型胴体の側面部に設置され、前記プロセッサの制御により、前記上体運動情報を前記使用者に提供するディスプレイと、(6)前記円盤型胴体の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されるグリップ部とを含む。

本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、使用者の手の上に載せて身体前後（特に、頭）に移動させて上体運動可能に具現され、使用者の関節周辺の筋肉と靭帯の体温を高め、関節稼動範囲を広げて血液循環を促進させるという効果を提供する。

また、本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、使用者の手の上に載せて身体前後（特に、頭）に移動させて上体運動可能に具現され、使用者の関節柔軟性がよくなり、全身ストレッチによって凝っていた筋肉もほぐすという効果を提供する。

また、本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、抗力を提供する装置を具備することができるのであって、抗力が提供可能な装置は、円盤型上体運動器具を利用して円盤投げ（フリスビー）運動をする時、円盤型上体運動器具を空気中に浮かべて飛ばせるという効果を提供する。

また、本発明の実施例による円盤型上体運動器具は、抗力を提供する装置を具備することができるのであって、抗力が提供可能な装置は、円盤型上体運動器具を利用して皿回し運動をする時に空気抵抗によって運動効果を高めるという効果を提供する。

本発明の実施例による円盤型上体運動器具を上部から見た様子を示す図面である。 本発明の実施例による円盤型上体運動器具に具備される抗力提供部を示す図面である。 本発明の実施例による円盤型上体運動器具を側面から見た様子を示す図面である。 本発明の実施例による円盤型上体運動器具を下部から見た様子を示す図面である。 本発明の実施例による円盤型上体運動器具を含む運動システムを示す図面である。

以下、添付の図面を参照して本開示（ｐｒｅｓｅｎｔ ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ）について説明する。本開示は、多様な変更を加えることができ、様々な実施例を有することができるところ、特定の実施例が図面に例示され、関連の詳細な説明が記載されている。しかし、これは、本開示を特定の実施形態について限定するものではなく、本開示の思想および技術範囲に含まれる全ての変更および／または均等物または代替物を含むと理解されるべきである。図面の説明と関連して、類似の構成要素については類似の参照符号が使用された。

本開示中に使用されうる「含む」または「含むことができる」などの表現は、開示された当該機能、動作または構成要素などの存在を示し、追加的な一つ以上の機能、動作または構成要素などを制限しない。また、本開示において「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加の可能性を予め排除しないと理解されるべきである。

本開示において「または」などの表現は、共に並べられた単語のいかなる、そして全ての組み合わせを含む。例えば、「ＡまたはＢ」は、Ａを含んでも、Ｂを含んでも、またはＡとＢの両方を含んでもよい。

本開示において「第１」、「第２」、「一番目」または「二番目」などの表現が本開示の多様な構成要素を修飾することができるが、当該構成要素を限定しない。例えば、上記表現は、当該構成要素の順序および／または重要度などを限定しない。上記表現は、一構成要素を他の構成要素と区分づけるために使用されうる。例えば、第１使用者機器と第２使用者機器は、いずれも使用者機器であり、互いに異なる使用者機器を示す。例えば、本開示の権利範囲を逸脱せず第１構成要素は第２構成要素と命名されることができ、同様に第２構成要素も第１構成要素と命名されることができる。

ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか「接続されて」いると言及された時は、その他の構成要素に直接的に連結されているかまたは接続されていることもありうるが、中間に他の構成要素が存在することもありうると理解すべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか「直接接続されて」いると言及されたときは、中間に他の構成要素が存在しないと理解されるべきである。

本開示で使用した用語は、単に特定の実施例を説明するために使用されたもので、本開示を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明らかに異なって意味しない限り、複数の表現を含む。

他に定義されない限り、技術的であるか科学的な用語を含み、ここで使用される全ての用語は、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本開示で明らかに定義しない限り、理想的であるか過度に形式的な意味で解釈されない。

本発明では、使用者の手の上に載せて身体の前後（特に、頭）へと（楕円形に）移動させて上体運動を行うことが可能な皿型円盤の形態の上体運動器具を提案する。

また、本発明では、使用者が他の使用者と送り・受けし合う運動が可能な皿型円盤の形態の上体運動器具を提案する。

本発明で提案する上体運動器具は、プラスチック材質で構成され、必要部分には高弾力性の材質が使用されることで、墜落時にも破損が防止されうる。

図１は、本発明の実施例による円盤型上体運動器具を上方から見た様子を示す図面であり、図２は、本発明の実施例による円盤型上体運動器具に具備される抗力提供部を示す図面である。

図１および図２を参照すると、円盤型上体運動器具１００は、円盤型胴体１０５および抗力提供部溝１１０を具備することができる。円盤型上体運動器具１００内に抗力提供部溝１１０が具備され、抗力提供部１２０が円盤型上体運動器具１００に結合されることができる。

抗力提供部溝１１０は、円盤型胴体１０５の上部に円盤型胴体１０５より小さい直径を有する円形ループの形態で具現されうる。

円盤型胴体１０５の直径は「ａ」（例えば、約２０ｃｍ）で具現され、抗力提供部溝１１０の幅は「ｂ」（例えば、２～３ｍｍ）で具現され、抗力提供部溝１１０から円盤型胴体１０５の縁までの幅は「ｃ」（例えば、１～２ｍｍ）で具現されうる。

抗力提供部１２０において、抗力提供部溝１１０と結合する部分の幅は「ｂ１」（例えば、２～３ｍｍ）で具現され、抗力提供部１２０の高さは「ｄ」（例えば、２～３ｃｍ）で具現され、抗力提供部１２０の抗力を提供する部分の最大幅は「ａ１」（例えば、約２０ｃｍ）で具現されうる。

抗力提供部溝１１０に抗力提供部１２０が結合すると、抗力提供部１２０は、円盤型上体運動器具１００を利用したフリスビー運動（野外で送り・受けし合う円盤投げ運動）の際に、円盤型上体運動器具１００に抗力を提供することで、上体運動器具１００が空気中に浮かんで飛ぶようにすることができる。

また、抗力提供部溝１１０に抗力提供部１２０が結合すると、抗力提供部１２０は、円盤型上体運動器具１００を利用した皿回し運動の際に、運動効果を上昇させる役割をすることができる。

実施例によって、使用者が一人で円盤型上体運動器具１００を使用して上体運動をする場合、円盤型上体運動器具１００には抗力提供部１２０が結合しなくてよい。

実施例によって、円盤型上体運動器具１００には、抗力提供部１２０が結合しない場合、円盤型上体運動器具１００の周縁部は櫛目模様で具現されうる。

図３は、本発明の実施例による円盤型上体運動器具を側面から見た様子を示す図面である。

図３を参照すると、円盤型上体運動器具１００は、プロセッサ１３０、バッテリー１３５、ディスプレイ１４０、およびＬＥＤ灯１４５を含むことができる。

プロセッサ１３０は、円盤型上体運動器具１００の全般的な動作を制御することができ、バッテリー１３５は、円盤型上体運動器具１００に電力を提供することができる。

プロセッサ１３０は、円盤型上体運動器具１００に具備される少なくとも一つのセンサを利用して使用者の上体運動についての動き・運動回数・運動時間などを確認し、確認結果に基づいて、使用者に必要な情報が発生した際に、ディスプレイ１４０、ＬＥＤ灯１４５、およびスピーカー１８０のうちの少なくとも一つを利用して情報を提供することができる。

実施例によっては、プロセッサ１３０は、円盤型上体運動器具１００に具備される光センサを利用して、円盤型上体運動器具１００を利用した上体運動の際に、回転数・運動量・傾きの程度を測定することができる。

他の実施例によっては、プロセッサ１３０は、円盤型上体運動器具１００に具備される加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサなどの多様なセンサの組み合わせを利用して、円盤型上体運動器具１００を利用した上体運動の際に回転数・運動量・傾きの程度を測定することができる。

ディスプレイ１４０は、使用者の上体運動に関する情報、数値などを数字、文字などで表示することができ、ＬＥＤ灯１４５は、野外で円盤型上体運動器具１００を容易に識別することが可能である視覚的効果を提供することができる。

円盤型上体運動器具１００の高さは「ｅ」（例えば、２ｃｍ）で具現されるのであって、使用者が円盤型上体運動器具１００を手で容易に掴むことができるよう楕円形の形態となるように偏差「ｆ」（例えば、１～２ｃｍ）が具現されうる。

図４は、本発明の実施例による円盤型上体運動器具を下方から見た様子を示す図面である。

図４を参照すると、円盤型上体運動器具１００は、超音波センサ１５０、音響効果選択ボタン１６０、自動ボタン１６５、手動式ボタン１７０, １７５、スピーカー１８０、および突起部１９０を含むことができる。

超音波センサ１５０は、使用者が円盤型上体運動器具１００を手の上に載せて身体の前後（特に、頭）に移動させて上体運動を行う場合、円盤型上体運動器具１００の動きをセンシングすることができる。

超音波センサ１５０は、使用者が、部屋の中で円盤型上体運動器具１００を右手や左手に載せて身体の前後に移動させる際に、その移動距離を測定（通常、約３ｍ）し、予め設定された運動プログラムと、使用者の動き・運動回数・運動時間などとが一致するか否かについて確認することができる。

予め設定された運動プログラムと、使用者の動き・運動回数・運動時間などとが一致しない場合、プロセッサ１３０は、ディスプレイ１４０、ＬＥＤ灯１４５、およびスピーカー１８０のうちの少なくとも一つを利用して、使用者の動き・運動回数・運動時間などが変更・追加されるべきであることを知らせる情報を、使用者に提供することができる。

予め設定された運動プログラムと使用者の動きとが一致する場合、プロセッサ１３０は、ディスプレイ１４０、ＬＥＤ灯１４５、およびスピーカー１８０のうちの少なくとも一つを利用して、使用者の動き・運動回数・運動時間などが良好に行われていることを知らせる情報を、使用者に提供することができる。

例えば、超音波センサ１５０は、地上１．５ｍ～２ｍの高さで、特定地点を中心として上体運動器具１００が前後約３ｍ程度（前１．５ｍおよび後１．５ｍ）移動する際に、円盤型上体運動器具１００の運動を把握することができる。

図４では、円盤型上体運動器具１００が超音波センサ１５０のみを具備しているが、円盤型上体運動器具１００は、具現によって多様なセンサを含むことができる。

円盤型上体運動器具１００は、フォトセンサ、ピッキングセンサ、投受光型センサ、防水超音波センサなどをさらに含むことができる。

音響効果選択ボタン１６０は、使用者が予め設定された時間（例えば１～２秒）の間に押せばオン（ｏｎ）となり、各種の音響効果を提供することができる。

音響効果選択ボタン１６０は、各種の自然音（例えば、水滴音、自然の風の音、せせらぎの音、鳥の鳴き声など）、各種の楽器の音（例えば、ピアノ鍵盤の音、バイオリンの音など）、その他の音（例えば、りんりん、自転車の音、呼び笛の音、宇宙の音など）など、使用者の嗜好に応じた多様な音響を提供することができる。

使用者が自動ボタン１６５を押すと、使用者が、室内で円盤型上体運動器具１００を右手や左手に載せて身体の前後に移動運動を行う際に、予め設定された行動パターンに基づいて使用者の移動運動が適切であるか否かについて、プロセッサ１３０によって判断されうる。

ここで、予め設定された行動パターンは、使用者が、約３ｍを前後に移動する運動、前に１．５ｍ移動する運動、後ろに１．５ｍ移動する運動などを含むことができる。

プロセッサ１３０によって、使用者の移動運動が適切であると判断されれば、運動回数に応じてディスプレイ１４０、ＬＥＤ灯１４５、スピーカー１８０のうちの少なくとも一つを利用して使用者にこれを知らせることができる。

例えば、使用者が自動ボタン１６５を押し、プロセッサ１３０が使用者の移動運動が適切であると判断すると、プロセッサ１３０は、使用者が１０回の運動を成功した際にＬＥＤ灯１４５をオン（ｏｎ）させ、ディスプレイ１４０に運動回数を表記するとともに、スピーカー１８０を通じて１０回の運動の成功に対する音声情報を出力するように制御することができる。以後、プロセッサ１３０は、使用者が２０回の運動を成功した際にＬＥＤ灯１４５をオン（ｏｎ）させ、ディスプレイ１４０に運動回数を表記しながら、スピーカー１８０を通じて２０回の運動の成功に対する音声情報を出力するように制御することができる。

手動式ボタン１７０、１７５は、使用者が左手のひらまたは右手のひらを使用して円盤型上体運動器具１００を掴むことができるように、円盤型上体運動器具１００の下部に左側と右側に、２個で具現されうる。

手動式ボタン１７０、１７５は、使用者が円盤型上体運動器具１００を手で掴むことができるように、陰刻状に窪んだ形態を有し、円盤型上体運動器具１００に設置されるグリップ部と呼ばれることもありうる。

使用者が手動式ボタン１７０、１７５を長く（例えば１～２秒ほど）押すと、円盤型上体運動器具１００はオン（ｏｎ）となり、使用者が手動式ボタン１７０、１７５をさらに長く（例えば、１～２秒ほど）押すと、円盤型上体運動器具１００はオフ（ｏｆｆ）となりうる。

使用者が上体運動の際に、手動式ボタン１７０、１７５を一回ずつ押すと、ディスプレイ１４０に数字が表示されるか、ＬＥＤ灯１４５に明かりが入るか、スピーカー１８０から回数の音声（例えば、一度、二度、三度など）が出力されうる。

手動式ボタン１７０、１７５は、窪んだ形態で構成され、使用者の手が手動式ボタン１７０、１７５に位置するように誘導することができる。

スピーカー１８０は、プロセッサ１３０の制御により、音響効果選択ボタン１６０によって選択される音響、または予め設定された設定音を提供することができる。

突起部１９０は、使用者が円盤型上体運動器具１００を手で掴む際のグリップ感が高められるように、突起の形態で提供される部分を意味する。

図５は、本発明の実施例による円盤型上体運動器具を含む運動システムを示す図面である。

図５を参照すると、運動システムは、円盤型上体運動器具２００、および、円盤型上体運動器具２００と通信し、円盤型上体運動器具２００による使用者の上体運動情報を記録および分析する電子装置２１０を含む。

円盤型上体運動器具２００は、円盤型胴体２０１、抗力提供部溝２０２、抗力提供部２０３、プロセッサ２０４、少なくとも一つのセンサ２０５、ディスプレイ２０６、グリップ部２０７、スピーカー２０８、および通信部２０９を含むことができる。

抗力提供部溝２０２は、円盤型胴体２０１の上部に円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現され、抗力提供部２０３は、抗力提供部溝２０２に結着され、円盤型上体運動器具２００に抗力を提供することができる。

プロセッサ２０４は、円盤型胴体２０１の内部に設置され、少なくとも一つのセンサ２０５で測定した測定情報に基づいて使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて、前記使用者に提供される上体運動情報を生成することができる。

実施例によって、プロセッサ２０４は、使用者の入力に応答して、円盤型上体運動器具２００で提供する複数の運動プログラムのうちの一つの運動プログラムを選択し、選択された運動プログラムと前記測定情報に基づいて、前記使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つが変更されるべきであることを知らせるメッセージを生成し、ディスプレイ２０６およびスピーカー２０８のうちの少なくとも一つを利用して、前記メッセージが前記使用者に提供されるように制御することができる。

少なくとも一つのセンサ２０５は、円盤型胴体２０１の内部または外部に設置される。実施例によって、少なくとも一つのセンサ２０５は、超音波センサ、加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、フォトセンサ、ピッキングセンサ、投受光型センサ、防水超音波センサのうち少なくとも一つを含むことができる。

ディスプレイ２０６は、円盤型胴体２０１の側面部に設置され、プロセッサ２０４の制御により、上体運動情報を使用者に提供することができる。

グリップ部２０７は、円盤型胴体２０１の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されうる。

スピーカー２０８は、円盤型胴体の下部２０１に設置され、プロセッサ２０４の制御により、上体運動情報および予め設定された音響情報のうちの少なくとも一つを使用者に提供することができる。

通信部２０９は、プロセッサ２０４の制御により、少なくとも一つのセンサ２０５で測定した測定情報、およびプロセッサ２０４で生成される上体運動情報のうちの少なくとも一つを電子装置２１０に伝送することができる。

電子装置２１０は、円盤型上体運動器具２００から、測定情報および上体運動情報のうちの少なくとも一つを受信し、電子装置２１０内には前記測定情報および前記上体運動情報のうち少なくとも一つを記録および分析するアプリケーション２１４が設置されることができる。

電子装置２１０は、スマートフォン（Ｓｍａｒｔ ｐｈｏｎｅ）、セルラーホン（Ｃｅｌｌｕｌａｒ ｐｈｏｎｅ）、ピーシーエスフォン（ＰＣＳ ｐｈｏｎｅ：Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｓｅｒｖｉｃｅｓ ｐｈｏｎｅ）、同期式／非同期式のＩＭＴ－２０００（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ－２０００）などの移動端末であってよく、その他にも、タブレットＰＣ、ＰＣ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ノートパソコン（ｎｏｔｅｂｏｏｋ）、個人向けの情報端末（ＰＤＡ：Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）などで具現されうる。

電子装置２１０は、制御部２１１、通信部２１２、データベース２１３、およびアプリケーション２１４を含む。

制御部２１１は、通信部２１２、データベース２１３、およびアプリケーション２１４の動作を制御することができる。通信部２１２は、円盤型上体運動器具２００から情報を受信し、電子装置２１０の命令を円盤型上体運動器具２００に伝達することができる。

実施例によって、電子装置２１０は、使用者の累積した上体運動情報に基づいて、推薦運動プログラムに関する情報を円盤型上体運動器具２００に伝送することができる。

データベース２１３は、円盤型上体運動器具２００から受信した情報を格納することができ、円盤型上体運動器具２００から受信した情報に基づいて加工された情報を格納することができる。

上記実施例による方法は、コンピュータで実行可能なプログラムで作成可能であり、コンピュータで読取可能な記録媒体を利用して上記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現されうる。また、上述した本発明の実施例で使用可能なデータ構造、プログラム命令、あるいはデータファイルは、コンピュータで読取可能な記録媒体に多様な手段を通じて記録されうる。コンピュータで読取可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが格納される全ての種類の格納装置を含むことができる。

コンピュータで読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスクおよび磁気テープといった磁気媒体（ｍａｇｎｅｔｉｃ ｍｅｄｉａ）、ＣＤ－ＲＯＭ、ＤＶＤといった光記録媒体（ｏｐｔｉｃａｌ ｍｅｄｉａ）、フロプティカルディスク（ｆｌｏｐｔｉｃａｌ ｄｉｓｋ）といった磁気－光媒体（ｍａｇｎｅｔｏ－ｏｐｔｉｃａｌ ｍｅｄｉａ）、およびロム（ＲＯＭ）、ラム（ＲＡＭ）、フラッシュメモリーなどといった、プログラム命令を格納し行うように特に構成されたハードウェア装置が含まれうる。また、コンピュータで読取可能な記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを指定する信号を伝送する伝送媒体であってもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラーにより作られるものといった機械語コードだけでなく、インタプリターなどを使用してコンピュータによって実行されうる高級言語コードを含むことができる。

本明細書と図面に開示された実施例は、本開示の内容を容易に説明し、理解のために特定の例を提示しただけであり、本開示の範囲を限定しようとするものではない。従って、本開示の範囲は、ここに開示された実施例以外にも、本開示の技術的思想に基づいて導出される全ての変更または変形された形態が、本開示の範囲に含まれると解釈されるべきである。

本発明は、多様な運動器具および装置技術分野に活用されうる。

Claims (10)

1. 円盤型上体運動器具において、
   円盤型胴体と、
   前記円盤型胴体の上部に、前記円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現される抗力提供部溝と、
   前記円盤型胴体の内部または外部に設置される少なくとも一つのセンサと、
   前記円盤型胴体の内部に設置され、前記少なくとも一つのセンサで測定した測定情報に基づいて、使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて前記使用者に提供される上体運動情報を生成するプロセッサと、
   前記円盤型胴体の側面部に設置され、前記プロセッサの制御により前記上体運動情報を前記使用者に提供するディスプレイと、
   前記円盤型胴体の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されるグリップ部とを含むことを特徴とする、円盤型上体運動器具。
2. 前記抗力提供部溝に結着され、前記円盤型上体運動器具に抗力を提供する抗力提供部をさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の円盤型上体運動器具。
3. 前記少なくとも一つのセンサは、
   超音波センサ、加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、フォトセンサ、ピッキングセンサ、投受光型センサ、防水超音波センサのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項１に記載の円盤型上体運動器具。
4. 前記円盤型胴体の下部に設置され、前記プロセッサの制御により前記上体運動情報および予め設定された音響情報のうちの少なくとも一つを前記使用者に提供するスピーカーをさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の円盤型上体運動器具。
5. 前記プロセッサは、
   使用者の入力に応答して、前記円盤型上体運動器具にて提供する複数の運動プログラムのうちの一つの運動プログラムを選択し、
   選択された運動プログラムと前記測定情報に基づいて、前記使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つが変更されるべきであることを知らせるメッセージを生成し、
   前記ディスプレイおよび前記スピーカーのうちの少なくとも一つを利用して、前記メッセージが前記使用者に提供されるように制御することを特徴とする、請求項４に記載の円盤型上体運動器具。
6. 使用者に上体運動情報を提供する運動システムにおいて、
   円盤型上体運動器具と、
   前記円盤型上体運動器具から上体運動情報を受信し、前記上体運動情報を記録および分析するアプリケーションが設置される電子装置とを含み、
   前記円盤型上体運動器具は、
   円盤型胴体と、
   前記円盤型胴体の上部に、前記円盤型胴体よりも小さい直径を有する円形ループの形態で具現される抗力提供部溝と、
   前記円盤型胴体の内部または外部に設置される少なくとも一つのセンサと、
   前記円盤型胴体の内部に設置され、前記少なくとも一つのセンサで測定した測定情報に基づいて、使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つを確認し、確認結果に基づいて前記使用者に提供される上体運動情報を生成するプロセッサと、
   前記円盤型胴体の側面部に設置され、前記プロセッサの制御により、前記上体運動情報を前記使用者に提供するディスプレイと、
   前記円盤型胴体の下部に提供され、前記使用者が手を利用して前記円盤型上体運動器具を掴むことができるように具現されるグリップ部とを含むことを特徴とする、運動システム。
7. 前記円盤型上体運動器具は、
   前記抗力提供部溝に結着され、前記円盤型上体運動器具に抗力を提供する抗力提供部をさらに含むことを特徴とする、請求項６に記載の運動システム。
8. 前記少なくとも一つのセンサは、
   超音波センサ、加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、フォトセンサ、ピッキングセンサ、投受光型センサ、防水超音波センサのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項６に記載の運動システム。
9. 前記円盤型上体運動器具は、
   前記円盤型胴体の下部に設置され、前記プロセッサの制御により前記上体運動情報および予め設定された音響情報のうちの少なくとも一つを前記使用者に提供するスピーカーをさらに含むことを特徴とする、請求項６に記載の運動システム。
10. 前記プロセッサは、
    使用者入力に応答して、前記円盤型上体運動器具にて提供する複数の運動プログラムのうちの一つの運動プログラムを選択し、
    選択された運動プログラムと前記測定情報に基づいて、前記使用者の上体運動についての動き、運動回数、および運動時間のうちの少なくとも一つが変更されるべきであることを知らせるメッセージを生成し、
    前記ディスプレイおよび前記スピーカーのうちの少なくとも一つを利用して、前記メッセージが前記使用者に提供されるように制御することを特徴とする、請求項９に記載の運動システム。