JP2023551341A - ハンドドライヤーおよびハンドドライヤーの操作方法 - Google Patents

ハンドドライヤーおよびハンドドライヤーの操作方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ハンドドライヤー(10)に関する。ハンドドライヤー(10)は、潜在的な健康リスクを特に効果的に回避することを目的とする。この目的のために、ハンドドライヤー(10)は、身体の一部を乾燥させるための開口部(16)を有する内部空間(14)を有するポット状のハウジング(12)、吸い込んだ空気をろ過するための、第1のフィルター要素(22)、濾過された空気をハウジング(12)の内部空間(14)に排出するための少なくとも1つのノズル(24)、ノズル(24)によってハウジング(12)の内部空間(14)に供給される空気を濾過するための第2のフィルター要素(34)、及び、第2のフィルター要素(34)によって濾過された空気をハウジング(12)から排出するための排出口(32)を備える。本発明はまた、ハンドドライヤー(10)の操作方法に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1に記載のハンドドライヤーおよび請求項11に記載のハンドドライヤーの操作方法に関する。
手に向けられた空気流で手を乾燥させるハンドドライヤーは、従来からよく知られている。既知のハンドドライヤーでは、手はハウジングに挿入され、そこで空気流によって乾燥される。一般的に、ハウジングは側面が開いている。したがって、空気の流れによって吹き飛ばされた水滴や、手から離れた空気は、開いた側面のハウジングの外に出ることができる。周囲の空間に排出される排気も水滴も、汚染物質、特に細菌やウイルスを含んでいる可能性がある。そして、何不自由なく環境に入り込む。
したがって、従来から知られているこのようなハンドドライヤーは、あまり衛生的ではなく、細菌やウイルスが周囲の空間に飛散する可能性があるため、健康上のリスクさえある可能性がある。
本発明の基本的な目的は、潜在的な健康リスクを特に効果的に回避できるハンドドライヤーおよびハンドドライヤーの操作方法を提供することである。
本発明によれば、その目的は独立請求項の特徴によって達成される。その他の実用的な実施形態および利点については、従属請求項に関連して説明する。
本発明によるハンドドライヤーは、乾燥されるべき身体部分、好ましくは手のための少なくとも1つの開口部を有する内部空間を有するポット状のハウジングからなる。換言すれば、これは、身体部分(手)を挿入するための少なくとも1つの開口部を除いて、内部空間を全周にわたって囲むハウジングである。特に、開口部はハウジングの上側に配置され、手を上方から下方向にハウジングに挿入できるようになっている。また、それぞれの手に別の開口部を設けることもできる。この場合、1つの開口部または2つの開口部は、開口部の縁に手を触れることなく開口部に手を挿入できるような大きさに設計されている。特に、内部空間が長方形またはスリット状の形状を有しているため、平らに伸ばした両手を内部空間に楽に挿入することができる。特に、ハンドドライヤーは壁に取り付けるように構成され、対応する取り付け部分と適切な取り付け手段を有する。
ハンドドライヤーは、吸い込まれた空気を濾過するための第1のフィルター要素をさらに備える。この目的のために、空気は、吸入口を介してハウジングの環境から吸入され、フィルターを通って導かれる。続いて、濾過された空気をハウジングの内部空間に排出するための少なくとも1つのノズルがある。少なくとも1つのノズルを介して、濾過された空気が手を乾燥させるために手に当てられる。ノズルから吐出された空気はハウジングの内部に向かって流れるため、可能であれば周囲の空間に空気が流れ込むことはない。特に、濾過された空気を排出するために、内部空間に分散配置された複数のノズルが設けられている。好ましくは、周囲の空間への空気の逆流を避けるか減らすために、手をハウジングの中にむしろ深く押し込む必要がある。
ハンドドライヤーは、ノズルによってハウジングの内部空間に供給される空気を濾過するための第2のフィルター要素をさらに備える。すでに手に触れている排気は、第2のフィルター要素でろ過される。特に、ハウジングの内部空間の下部領域には、手から出る空気が内部空間から逃げることができる1つまたは複数の開口部が設けられている。さらに、ハウジングには、第2のフィルター要素によって濾過された空気をハウジングから排出するための排出口が設けられている。特に、内部空間から流出する空気をフィルターおよび流出口に向けて目標通りに案内する少なくとも1つの接続パイプが、内部空間に接続されている。特に、排気を取り出すために内部空間に配置された少なくとも1つの開口部は、そこから水が取り出されないように配置されている。このため、少なくとも1つの開口部は、水の回収領域よりも高い位置に配置される。
本発明によるハンドドライヤーでは、吸引され乾燥に使用された環境からの空気だけでなく、手を乾燥させるために手に接触していた排気も濾過される。従って、環境中に放出される空気も、細菌やウイルスをできる限り含まない濾過された空気となる。鍋のように密閉されたハウジングのため、特に排気はハウジングの外に直接出ることができない。本発明によるハンドドライヤーの環境は細菌やウイルスで汚染されないため、ハンドドライヤーの環境にいる人は潜在的な感染から保護される。
特に、第1のフィルター要素および/または第2のフィルター要素はHEPAフィルターであり、HEPAは「High-Efficiency Particulate Air」の略である。HEPAフィルターは、空気中の浮遊物質を分離するのに適したフィルターである。特に、フィルタークラス13または14のHEPAフィルターは、本発明による使用に適している。さらに、HEPAフィルタの負担を軽減するために、HEPAフィルタの上流に1つ以上のプレフィルタを配置することもできる。
本発明によるハンドドライヤーの1つの実際的な実施形態において、濾過された空気を内部空間に吐出するための少なくとも1つのノズルは、内部空間の開口部の領域に配置され、内部空間に向けられている。特に、複数のノズルが開口部の周囲に配置されている。このノズルの配置により、開口部から濾過されずに環境中に放出される空気をできるだけ少なくすることができる。
特に、吸気と排気の空気流は互いに独立して搬送される。したがって、ハンドドライヤーは、環境から空気を吸い込むための第1の搬送要素、特にモーターに接続されたポンプ、ファンまたは換気扇を有する。さらに、ハンドドライヤーは、内部空間に位置する空気を抽出してハウジングから排出するための第2の搬送要素を有する。また、ポンプ、ファン、換気扇を同じモーターに接続することもできる。手と接触した排気の特に効率的な抽出は、第二の搬送要素によって実現され、その結果、濾過されていない排気が、その中に存在する可能性のあるバクテリアやウイルスとともに環境に入ることが回避される。
特に、第1の搬送要素と第2の搬送要素は、互いに独立して動作させることができる。したがって、本発明によるハンドドライヤーは、異なる動作モードの利点を提供する。例えば、第2の搬送要素のみを作動させて、ハンドドライヤーの環境からの空気を、主にハウジングの開口部を介して取り込み、洗浄することができる。従って、ハンドドライヤーは、手を乾燥させるために使用されていない時間に、周囲の空気を濾過する役割を果たすことができる。
特に、ハンドドライヤーは、ハウジングの内部空間への手、または一般に物体の挿入および/または除去を検出するセンサーを有する。センサーは、好ましくは、第1の搬送要素及び/又は第2の搬送要素を制御することができる制御システムに接続される。
特に、ハンドドライヤーは、タッチスクリーンのような操作ユニットを有する。特に、操作ユニットは、ハウジング内に配置され、ドアを介してアクセス可能である。特に、第1の搬送要素及び/又は第2の搬送要素の動作パラメータは、操作ユニットによって調整することができる。特に、操作ユニットは、この目的のために制御システムに接続されている。
第1のフィルター要素及び/又は第2のフィルター要素が交換可能である場合、ハンドドライヤーは特に長時間運転することができる。この場合、フィルターは、設定された間隔後又はハンドドライヤーの設定された使用回数後に交換することができる。
さらに、手のための開口部の領域にはエアカーテンを配置することができ、これにはさらに、濾過されていない空気が内部空間から環境に出ないという効果もある。
吸い込まれた空気と排出された空気の濾過の他に、手から吹き飛ばされた水の処理も重要な役割を果たす。別の実際的な実施形態では、ハンドドライヤーは、ハウジングの内部空間、特に内部空間の底部に液体の回収装置を有する。特に、回収装置は漏斗状の構成を有し、排水口と共にハウジングの最下部を形成する。したがって、内部空間にある液体は、できるだけ効率的に回収される。
水滴の回収装置への輸送は、内部空間の下部領域に配置された少なくとも1つのノズルおよび/または空気抽出手段によって生成される下向きの空気流によって支持することができる。
特に、廃水からウイルスやバクテリアも除去するために、回収された液体を洗浄するフィルターが追加で設けられている。これにより、ハンドドライヤーはさらに安全に保護される。
回収装置を回収容器に接続することにより、ハンドドライヤーを排水管から独立して設置・運転することができる。回収装置の排水管から、液体は好ましくはフィルターを通って回収容器に流れる。
本発明によるハンドドライヤーの別の実用的な実施形態では、回収容器は充填レベル表示器を有する。従って、回収容器を空にしなければならないかどうかをできるだけ早く認識することができる。回収容器は、バルブを介して空にすることができる。代替的または付加的に、回収容器は引き出しのように構成され、ハウジングから引き出すことができる。
ハンドドライヤーを使用者にとっても特に安全なものとするために、ハウジングは、少なくとも部分的に、特に内部空間の領域において、抗菌及び/又は抗ウイルスコーティングが施されている。この場合、特に、乾燥のために手が接触する可能性のあるハンドドライヤーの領域には、抗菌コーティングと抗ウイルスコーティングの両方が施される。このような領域は、主に開口部の周囲およびハウジングの内部空間に配置される。
また、内部空間に殺菌に適したUV源を配置することも考えられる。このUV源は交換可能であってもよい。特に、UV源は、流れる空気および/または対応するフィルター要素を清浄化するために、第1のフィルター要素および/または第2のフィルター要素のすぐ上流にも配置される。
別の実際的な実施形態では、ハウジングは、ハウジングの内部にアクセス可能なドアを有する。特に、フィルター要素および/または回収容器および/またはUV源は、ドアが開いている場合に交換することができる。さらに、ドアが開いている場合にのみ、操作ユニットにアクセスすることができる。特に、ドアをロックし、ハウジングの内部にはキーを使用してのみアクセスできるようにすることができる。
さらに、ハンドドライヤーは、手を消毒するための装置を有することができる。この目的のために、ハンドドライヤーは、ハウジングの内部空間の少なくとも1つの開口部に接続された消毒剤を配置するための容器を有する。消毒剤は、ポンプによって容器から少なくとも1つの開口部まで搬送することができる。その後、消毒液は内部空間で手に噴霧される。特に、開口部はノズルの形態にも構成される。手から落下した、または手を逃した消毒剤も、好ましくは回収装置を介して、水も回収されるハンドドライヤーの回収容器に到達する。特に、消毒液のための容器は、消毒液を補充できるようにアクセス可能である。
特に、消毒液の手への噴霧は、ハウジングの外側にあるキーまたはボタン、またはハウジングの内側にある上述の操作ユニットによって、使用者が作動させることができる。この機能の作動は、手指の乾燥工程の前、後、中のいずれでも可能である。
本発明によるハンドドライヤーの別の実用的な実施形態では、後者はディスプレイを有する。特に、ディスプレイは、ハンドドライヤーの上側又は上方に配置される。ディスプレイは、動画又は画像を表示するのに適している。動画又は画像は、例えば、広告又は告知であってもよい。ディスプレイに表示されるコンテンツは、特に、無線で、特にWLAN又はブルートゥースを介して、デバイスに送信されてもよい。ディスプレイへのコンテンツの送信は、パスワードで保護されていてもよい。
また、本発明は、上記のようなハンドドライヤーの操作方法であって、ハンドドライヤーが、互いに独立して操作可能な第1の搬送要素および第2の搬送要素を有し、第1の搬送要素および第2の搬送要素が、内部空間における手の検出の場合にスイッチオンされ、第1の搬送要素および/または第2の搬送要素が、内部空間に手が配置されていない期間の間、定められた時間間隔にわたってスイッチオンされる、方法に関する。
内部空間への手または物体の挿入が検出されると、上述したように、第1および第2の搬送要素が始動され、空気が吸入口を介して環境から吸入され、乾燥される手の上に内部空間に搬送され、内部空間の開口部を介して再び抽出され、排出口に搬送される。内部空間に対象物がない時間帯に、第1の搬送要素および/または第2の搬送要素のスイッチが定められた時間間隔だけオンにされる。その後、2つの搬送要素が入口および/または開口部を介して周囲の空気を吸い込み、周囲の空気が濾過される。特に、第1搬送要素のみ、または第2搬送要素のみをオンにすることも可能である。特に、第2の搬送要素のみがオンにされる。そして、第2の搬送要素は、ハウジングの内部空間の開口部を介して周囲の空気を吸引し、濾過する。
このように、ハンドドライヤーは、全体として、周囲の空気を濾過するためにも使用することができる。この場合、第1の搬送要素及び/又は第2の搬送要素の作動は、手を乾燥させた直後に定められた時間間隔だけ継続させてもよいし、それとは独立して作動させてもよいし、常時オンにしてもよい。この場合、第1の搬送要素および/または搬送要素の作動頻度、遮断遅延時間および/または作動時間は、特に操作ユニットによって調整することができる。例えば、以下のパラメータを調整することができる。
-第一の搬送要素および/または第二の搬送要素が、手乾燥工程の後、どれだけの時間、運転を継続するかどうか(例えば、第二の搬送要素は、5回の乾燥工程の後、20秒間運転を継続する)。
-検知された手の有無にかかわらず、いつ、どれだけの時間、第一の搬送要素および/または第二の搬送要素のスイッチを入れるか(例えば、5分ごとに30秒間)。
特に、第2の搬送要素だけを数秒から数分間作動させることもできる。第1の搬送要素は、特にセンサーによって手の存在が検出されると、追加的にオンになる。
内部空間における手または物体の存在を検出するために、ハンドドライヤーは、特に、少なくとも1つのセンサーを有する。センサーは、例えば、人感センサーまたは光バリアであってもよい。特に、センサーはまた、手または物体が内部空間から再び取り除かれたかどうかを検出し、その後(場合によっては、規定された動作継続時間の後)、第1の搬送要素および第2の搬送要素のスイッチを再びオフにする。こうして、ハンドドライヤーの特に省エネ運転が実現される。
さらなる実施形態および利点については、図に関連して後述する。図面について:
図1は、ハンドドライヤーの第1実施形態を示す概略断面図である。
図2は、ハンドドライヤーの第2実施形態を斜め上方から見た概略透視図で示す。
図3は、図2のハンドドライヤーを背面図で示す。
第1の実施形態によるハンドドライヤー10を図1に概略的に示す。ハンドドライヤー10は、ポット状のハウジング12からなり、内部空間14は、乾燥されるべき身体部分のための開口部16を介してアクセス可能である。ハンドドライヤー10は壁18上に配置される。
ハンドドライヤー10はさらに、環境から空気を吸い込むための吸込口20を有する。ここで、吸込口20は、ハンドドライヤー10の側面上で、高さの大部分にわたって延びている。吸い込まれた空気を濾過するための第1のフィルター要素22が、吸込口20に続いて配置されている。フィルター要素22は、フィルタークラス13のHEPAフィルターである。濾過された空気は、第1の搬送要素(図示せず)を介して、開口部16の周囲に配置されたノズル24に向かって導かれる。図1では、それぞれの流れ方向が異なる矢印で示されている。ノズル24は、濾過された空気をハウジング12の内部空間14に排出する役割を果たす。この場合、ノズル24は、内部空間14内に空気を放出し、内部空間14内に位置する手に向けられ、手に付着した水分が内部空間14の底部26に向かって搬送されるような向きに配置される。
空気、特に手から来る空気を内部空間14から排出するために、ハンドドライヤー10は、内部空間14の下部領域に配置された開口部30を通して排出口32に空気を搬送する第2の搬送要素28を有する。排出口32は、高さの大部分にわたってハンドドライヤー10の側面に延びている。
手から出る空気を濾過する第2のフィルター要素34が、開口部30と排出口32の間に配置されている。第2のフィルター要素34は、フィルタークラス13のHEPAフィルターである。さらに、第2のフィルター要素34の上流側には、プレフィルター36が配置されている。第2フィルター要素34とプレフィルター36は、フィルターハウジング35内に配置されている。フィルターハウジング35は、ハウジング12の開口部37を介して取り外し可能である。
ハウジング12の底部26には、手から吹き飛ばされた水分のための漏斗状の回収装置38が設けられている。液体はハウジング12の底部26に溜まり、そこから排出することができる。この目的のために、回収装置38は、その下部ポスト点において、接続部40を介して回収容器42に接続されている。手から出る水から細菌および/またはウイルスを濾過するフィルター44が、回収装置38と回収容器42との間に配置されている。空にするために、回収容器42は必要に応じて開閉できるバルブ43を備えている。
ハンドドライヤー10の別の実施形態が図2及び図3に関連して示されており、第2の実施形態を説明するために、第1の実施形態の説明と同じ参照数字が、同一の又は少なくとも機能的に同一の構成要素に使用されている。
ハンドドライヤー10の第2の実施形態を図2及び図3に示す。ハンドドライヤー10は、内部空間14と、この場合、手を挿入するための2つの開口部16(図2参照)とを有するポット形状のハウジング12を有する。それぞれの場合、1つの開口部16から1本の手をハウジング12に挿入することができる。
ハンドドライヤー10は、モータで駆動されるファンの形態の第1の搬送要素46を有し、この搬送要素46によって、空気が、吸込口20を介して環境から取り込まれ、ハウジング12内で、内部空間14に搬送される。ここで、内部空間14はスリット状の構成を有し、側面を横切って延びるノズル24が対向する長辺に配置され、流れが2つの側面から手の方へ向けられるようになっている。この目的のために、空気は、第1の搬送要素46からノズル24まで延びるY字形の接続パイプ48を介して案内される(図2および図3の概要から明らかなように)。この場合、接続パイプ48は、できるだけ層流を得るために、第1の搬送要素46とそれぞれのノズル24との間の直接接続を構成する。フィルタークラス13のHEPAフィルターである第1のフィルター要素22が、吸込口20と第1の搬送要素46との間に配置されている。第一フィルター要素22はハウジング50内に配置され、交換可能である。ノズル24は、開口部16の縁に配置され、内部空間14の底部26に向かって、吸い込まれた空気を乾燥すべき手に吹き付ける。
内部空間14の下部領域には、内部空間14の対向する長辺にそれぞれ1つの開口部30(見えない)が形成されており、この開口部30を介して空気が内部空間14から取り出される。この目的のために、ハンドドライヤー10は第2の搬送要素28を有し、この搬送要素28を介して空気がそれぞれの開口部30から排出口32に搬送される。開口部30には、それぞれの場合に接続パイプ52(図2および図3の概要も参照)が続いており、この接続パイプ52は、まず、第2のフィルター要素のハウジング54内の第2のフィルター要素34に通じており、第2のフィルター要素34は、内部空間14から抽出された空気を濾過する役割を果たす。
内部空間14の底部26は漏斗状の構成を有し、手から吹き飛ばされた液体の回収装置38として機能する。液体は、内部空間14の底部26の開口からパイプ40を介して回収容器42に排出される。液体の回収容器42は交換可能である。
さらに、ハンドドライヤー10は制御システム56を備えている。制御システム56は、センサ58(図2参照)に機能的に接続されており、このセンサ58によって、ハウジング12への手の挿入およびそこからの手の取り出しが検出される。手の挿入が検出されると、制御システム56によって第1の搬送要素46と第2の搬送要素28の起動が促される。さらに、第2の搬送要素28の始動、および必要に応じて第1の搬送要素46の始動は、センサ58の信号とは無関係に、制御システム56によって促すことができ、その間に周囲の空気を濾過することができる。
ハンドドライヤー10のハウジング12には扉(図示せず)があり、この扉から第1のフィルター要素22、第2のフィルター要素34及び水容器42を取り出すことができる。
符号のリスト:
10 ハンドドライヤー
12 ハウジング
14 内部空間
16 開口部
18 壁
20 吸込口
22 第1のフィルター要素
24 ノズル
26 底部
28 第2の搬送要素
30 開口部
32 出口
34 第2のフィルター要素
35 フィルターハウジング
36 プレフィルター
37 開口部
38 回収装置
40 接続部
42 回収容器
43 バルブ
44 フィルター
46 第1の搬送要素
48 接続パイプ
50 第一フィルター要素のハウジング
52 接続パイプ
54 第2のフィルター要素のハウジング
56 制御システム
58 センサ

Claims (11)

  1. 身体の一部を乾燥させるための開口部(16)を有する内部空間(14)を有するポット状のハウジング(12)、
    吸い込んだ空気をろ過するための、第1のフィルター要素(22)、
    濾過された空気を前記ハウジング(12)の内部空間(14)に排出するための少なくとも1つのノズル(24)、
    前記ノズル(24)によって前記ハウジング(12)の内部空間(14)に供給される空気を濾過するための第2のフィルター要素(34)、及び、
    前記第2のフィルター要素(34)によって濾過された空気をハウジング(12)から排出するための排出口(32)
    を備えた、ハンドドライヤー。
  2. 前記第1のフィルター要素(22)及び/又は前記第2のフィルター要素(34)がHEPAフィルターである、先行請求項に記載のハンドドライヤー。
  3. 濾過された空気を前記内部空間(14)へ排出するための前記少なくとも1つのノズル(24)が、前記開口部(16)の領域に配置され、前記内部空間(14)の方へ向けられた、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  4. 環境から空気を取り込み、前記ハウジング(12)の前記内部空間(14)に空気を搬送するための第1の搬送要素(46)を有し、および/または、前記内部空間(14)に取り込まれた空気を取り出し、前記ハウジング(12)上に排出するための第2の搬送要素(28)を有する、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  5. 前記第1の搬送要素(46)と前記第2の搬送要素(28)は、互いに独立して作動させることができる、請求項4に記載のハンドドライヤー。
  6. 前記第1のフィルター要素(22)および/または前記第2のフィルター要素(34)は交換可能である、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  7. 液体の回収装置(38)が前記ハウジング(12)の前記内部空間(14)に配置または形成されている、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  8. さらに、回収された液体を洗浄するためのフィルター(44)が設けられた、請求項7に記載のハンドドライヤー。
  9. 前記回収装置(38)は回収容器(42)に接続されている、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  10. 前記ハウジング(12)は、少なくとも部分的に、抗菌性および/または抗ウイルス性のコーティングを有する、先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤー。
  11. 先行請求項のいずれかに記載のハンドドライヤーの操作方法であって、
    前記ハンドドライヤー(10)は、互いに独立して作動可能な第1の搬送要素(46)及び第2の搬送要素(28)を有し、前記第1の搬送要素(46)及び前記第2の搬送要素(28)は、前記内部空間(14)における手の検出の場合にスイッチオンされ、前記第1の搬送要素(46)及び/又は前記第2の搬送要素(28)は、前記内部空間(14)に手が配置されていない期間の間、定められた時間間隔だけスイッチオンされる、ハンドドライヤーの操作方法。
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