JP2023544964A - 脱毛装置 - Google Patents

Abstract

本発明は脱毛装置を公開する。脱毛装置は、脱毛装置本体、ハウジング、第一空気流入通路および第二空気流入通路を含み、脱毛装置本体はハウジング内に取り付けられる。脱毛装置本体は加熱モジュールと冷却モジュールを含み、第一空気流入通路は冷却モジュールと外部を連通状態に連結させることにより冷却モジュールの熱量を吸収して放熱させ、第二空気流入通路は加熱モジュールと外部を連通状態に連結させることにより加熱モジュールの熱量を吸収して放熱させる。本発明の脱毛装置には２個の空気流入通路がそれぞれ形成されているので、脱毛装置の放熱の性能を向上させ、脱毛装置の耐用性と安全性を向上させることができる。

Description

本発明は、脱毛装置の技術分野に関し、特に、脱毛装置に関するものである。

脱毛装置は、快適性、安全性がよい家庭用脱毛装置である。脱毛装置は先進的な光線脱毛技術を用いることにより、使用者の体の各部位の毛髪の再成長を抑制し、永久的な脱毛を実現することができる。

従来の技術の脱毛装置の内部には通常、放熱装置が取り付けられている。放熱装置の放熱性能は脱毛装置の冷却の効果と脱毛装置の耐用性に影響を与える。従来の技術の脱毛装置の放熱性能がよくないことにより脱毛装置の耐用性が低下するおそれがある。現在、市場において販売されている一部分の脱毛装置内には１個の空気流入通路しか形成されていないので、１個の空気流入通路により脱毛装置の内部構造の熱量を有効に放熱させることができない。また、放熱構造の構造により脱毛装置内の部品が形成した熱量を迅速に放出させることができないので、放熱の効果が低下するおそれがある。

前記技術的問題を解決するため新型の脱毛装置を提供する必要がある。

従来の脱毛装置内には１個の空気流入通路しか形成されておらず、１個の空気流入通路により脱毛装置の内部構造の熱量を有効に放熱させることができないという従来の技術の欠点を解決するため、本発明はつぎのような脱毛装置を提供する。

従来の技術の欠点を解決するため、本発明はつぎのような脱毛装置を提供する。前記脱毛装置は脱毛装置本体、ハウジング、第一空気流入通路および第二空気流入通路を含み、前記脱毛装置本体は前記ハウジング内に取り付けられる。前記脱毛装置本体は加熱モジュールと冷却モジュールを含み、前記第一空気流入通路は前記冷却モジュールと外部を連通状態に連結させることにより前記冷却モジュールの熱量を吸収して放熱させ、前記第二空気流入通路は前記加熱モジュールと外部を連通状態に連結させることにより前記加熱モジュールの熱量を吸収して放熱させる。

従来の技術と比較してみると、本発明の脱毛装置によりつぎの発明の効果を獲得することができる。
本発明の脱毛装置はそれぞれ形成されている２個の空気流入通路を含み、ベローズハウジング上には２個の空気入口で構成される２個の空気流入通路がそれぞれ形成されていることにより、冷却モジュールと加熱モジュール側の空気を吸引することにより放熱をし、複数個の加熱部品が形成した熱量を同時に放熱させることができる。それにより脱毛装置の放熱の性能を向上させ、脱毛装置の耐用性と安全性を向上させることができる。ベローズハウジング内のベローズが回転することにより迅速に流動する気流が形成され、流動する気流は第一空気流入通路と第二空気流入通路から流入することにより単位時間内に脱毛装置の内部構造に送入する風量を大幅に増加させ、迅速に流動する気流により脱毛装置の内部の加熱部品および冷却モジュールが形成した熱量を迅速に放熱させ、脱毛装置の第二ハウジング上に形成されている空気流出孔により外部に排出されるので、脱毛装置の放熱性能を更に向上させることができる。第一空気流入通路と第二空気流入通路がそれぞれ形成されているので、第一空気流入通路により第一空気入口に取り付けられる冷却モジュールの熱量を放熱させ、冷却モジュールを迅速に冷却させることができる。それにより冷却モジュールに連結される導熱シートと冷却シート上の熱量を迅速に放熱させるとともに導出することができる。それにより冷却シートの冷却の効率を向上させ、脱毛装置を使用するときアイス・パッキングの効果を向上させ、使用者の使用の体験を向上させることができる。第二空気流入通路から送入される外部の空気は加熱モジュールを通過することにより加熱モジュールと放熱部品の熱量を放熱させ、加熱モジュールと放熱部品を迅速に冷却させることができる。注意されたいことは、第一空気流入通路と第二空気流入通路がそれぞれ形成されていることにより、脱毛装置の内部の各部位において流動する気流により放熱をし、脱毛装置の内部の各部品の熱量を迅速に放熱させるとともに外部に導出することができる。それにより脱毛装置の放熱性能を更に向上させ、脱毛装置の耐用性を大幅に増加させ、使用の利便性を向上させることができる。脱毛装置の放熱性能が向上することにより、脱毛装置の作動中の温度を低減し、使用者が脱毛装置を使用するとき脱毛装置が高温になることにより使用者の体験に影響を与えることを避けることができる。

本発明の第一実施例に係る脱毛装置全体の構造を示す第一図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の内部構造を示す図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の本体全体の構造を示す図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の本体の一部分の構造を示す図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の本体を示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の空気案内構造全体の構造を示す図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置のベローズおよびベローズハウジングの構造を示す第一図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置のベローズおよびベローズハウジングの構造を示す第二図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の第一ハウジングと環状ハウジングを示す断面図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の内部の空気通路の延伸方向を示す第一図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置の内部の空気通路の延伸方向を示す第二図である。 本発明の第一実施例に係る脱毛装置全体の構造を示す第二図である。 本発明の第二実施例に係る脱毛装置全体の構造を示す図である。 本発明の第三実施例に係る脱毛装置全体の構造を示す図である。 本発明の第四実施例に係るベローズモジュール全体の構造を示す図である。 本発明の第四実施例に係るベローズモジュールを示す断面図である。 本発明の第四実施例に係るベローズモジュールの一部分の構造を示す図である。 本発明の第四実施例に係るベローズモジュールのベローズ全体の構造を示す第一図である。 本発明の第四実施例に係るベローズモジュールのベローズ全体の構造を示す第二図である。

本発明の目的、技術的事項および発明の効果をより詳細に理解してもらうため、以下、図面と実施例により本発明をより詳細に説明する。注意されたいことは、下記具体的な実施例は本発明を説明するものであり、本発明を限定するものでない。

図１～図９を参照すると、本発明の第一実施例において脱毛装置１０を提供する。その脱毛装置１０は脱毛装置本体１１を含み、脱毛装置本体１１は、ベローズ（bellows）１２、ベローズケース１３、透明クリスタル、冷却モジュール１００および加熱モジュール１８を含む。ベローズケース１３はベローズハウジング１３０を含み、ベローズハウジング１３０の一側には第一空気入口１３１が形成され、第一空気入口１３１の反対側には少なくとも１つの第二空気入口１３２が形成され、ベローズハウジング１３０の外周には空気出口１３３が形成されている。冷却モジュール１００は透明クリスタルに連結されるとともに第一空気入口１３１側に取り付けられ、空気は加熱モジュール１８と第二空気入口１３２で流動する。ベローズ１２はベローズハウジング１３０内に取り付けられ、ベローズ１２が回転することにより空気を吸入することができる。外部の空気は第一空気入口１３１と第二空気入口１３２によりベローズハウジング１３０内に吸入され、空気出口１３３により排出されることができる。ベローズケース１３は空気案内構造１３４を更に含み、空気案内構造１３４の両端は連通状態に連結され、空気案内構造１３４は中央の幅が狭くかつ両端の幅が広い構造を有している。脱毛装置本体１１は放熱ケース１４を更に含み、空気案内構造１３４の一端と第二空気入口１３２は連通状態に連結され、空気案内構造１３４の他端と放熱ケース１４が連結されることにより空気通過部１９が形成され、加熱モジュール１８は空気通過部１９内に取り付けられる。

外部の空気が空気進入孔１５２２と冷却モジュール１００を順に通過した後ベローズケース１３内に吸入されるように案内する第一空気流入通路が形成され、その構造により冷却モジュール１００の温度を下げることができる。放熱ケース１４上には空気流入孔１４１が形成され、放熱ケース１４とベローズケース１３が連結されることにより空気通過部１９が形成され、加熱モジュール１８は空気通過部１９内に取り付けられる。外部の空気は空気流入孔１４１と加熱モジュール１８を順に通過した後ベローズケース１３内に吸入されるように案内する第二空気流入通路が形成され、その構造により加熱モジュール１８の温度を下げることができる。ベローズハウジング１３０上に形成されている第一空気入口１３１と第二空気入口１３２が連通状態に連結されることにより、空気が第一空気流入通路に流入することを順調にし、第一空気入口１３１に取り付けられる冷却モジュール１００の放熱を担当することができる。放熱ケース１４上には少なくとも１つの空気流入孔１４１が形成され、放熱ケース１４上に形成されている空気流入孔１４１、空気案内構造１３４とベローズハウジング１３０上に形成されている第二空気入口１３２が連通状態に連結されることにより、空気が第二空気流入通路に流入することを順調にし、空気通過部１９に取り付けられる加熱モジュール１８の放熱を担当することができる。ベローズハウジング１３０上には２個の空気入口で構成される２個の空気流入通路がそれぞれ形成されている。それにより冷却モジュール１００と加熱モジュール１８側の空気を吸引することにより放熱をし、複数個の加熱部品が形成した熱量を同時に放熱させることができる。それにより脱毛装置１０の放熱の性能を向上させ、脱毛装置１０の耐用性と安全性を向上させることができる。ベローズハウジング１３０内のベローズ１２が回転することにより迅速に流動する気流が形成され、流動する気流は第一空気流入通路と第二空気流入通路から流入することにより単位時間内に脱毛装置１０の内部構造に送入する風量を大幅に増加させ、迅速に流動する気流により脱毛装置１０の内部の加熱部品および冷却モジュール１００が形成した熱量を迅速に放熱させ、脱毛装置１０の放熱性能を更に向上させることができる。

本発明の脱毛装置１０は空気を吸引することにより加熱モジュール１８および冷却モジュール１００が形成した熱量を放熱させる。ベローズ１２が回転することにより外部の空気を吸引し、外部の常温の空気が加熱モジュール１８および冷却モジュール１００を通過することにより、加熱モジュール１８および冷却モジュール１００が形成した熱量を放熱させることができる。つぎに、熱量を吸収した空気はベローズハウジング１３０内に送入されるとともにベローズ１２により脱毛装置１０のハウジング１５の外部に排出される。従来の送風方式の放熱方法において、ベローズ１２が回転することにより迅速に流動する気流を形成し、迅速に流動する気流を大量熱量形成部品に流すことにより放熱の目的を実現することができる。しかしながら、迅速に流動する気流で大量熱量形成部品に流すとき高温気流が形成され、高温気流が脱毛装置１０の１つの局部に長く流れるとき、その区域の温度が迅速に増加し、その区域の部品が高温により破損されるおそれがある。本発明の放熱方法において、ベローズ１２により大量熱量形成部品（加熱モジュール１８および冷却モジュール１００）を通過した高温気流はベローズケース１３内に直接に吸入され、高温気流は脱毛装置１０の内部構造において止まらず、ベローズケース１３の構造により第二空気流入通路を通過する高温気流は空気案内構造１３４に集まる（空気案内構造１３４が高温気流を制限する役割をする）。空気案内構造１３４付近には重要な部品が取り付けられていないので、空気案内構造１３４の温度が上昇してもその付近の部品が破損されるおそれがない。従来の送風方式の放熱方法と比較してみると、本発明はベローズ１２で空気を吸引する放熱方法を用いるので、従来の送風方式の放熱方法を用いるとき、熱量が脱毛装置１０の局部に集まることにより脱毛装置１０中の部品が高温により破損されることを避けることができ、脱毛装置１０の耐用性と安全性を更に向上させることができる。

図４～図５を参照すると、脱毛装置本体１１は、透明クリスタル２０、フィルタレンズ２２、遮光シート２３および放熱部品１０４を含む。透明クリスタル２０、フィルタレンズ２２、遮光シート２３、加熱モジュール１８および放熱部品１０４は順に積層されるとともに放熱ケース１４内に取り付けられる。透明クリスタル２０とフィルタレンズ２２との間にシリカゲルシールリング２１が取り付けられることにより密閉キャビティ２４が形成される。透明クリスタル２０、フィルタレンズ２２、遮光シート２３、加熱モジュール１８および放熱部品１０４が順に積層されるとともに放熱ケース１４内に取り付けられることにより、脱毛装置１０の内部に取り付けられる部品の安定性が向上し、脱毛装置１０を使用するとき脱毛装置１０の内部の部品が移動することにより脱毛装置１０が故障することを防止し、脱毛装置１０の安全性を向上させることができる。透明クリスタル２０とフィルタレンズ２２との間にシリカゲルシールリング２１を取り付ける場合、透明クリスタル２０、シリカゲルシールリング２１およびフィルタレンズ２２により密閉キャビティ２４が形成される。所定の部品を密閉キャビティ２４内に取り付けるとき密閉キャビティ２４内の空気が送出されることにより透明クリスタル２０とフィルタレンズ２２との間には真空が形成されるので、透明クリスタル２０とフィルタレンズ２２との間の空気（中の水分）が凝縮により水になることを防止し、かつその水により人体に感電することを防止することができる。それにより脱毛装置１０の安全性を更に向上させることができる。

本実施例において、透明クリスタル２０はサファイアで製造され、サファイアの主な成分は酸化アルミニウムであることができる。周知のように、サファイアは、伝熱係数（Heat transfer coefficient）が高く、透光率が高いという利点を有している。サファイアは伝熱係数が高いという利点を有しているので、サファイアで製造される透明クリスタル２０は冷伝導特性がよく、蓄冷特性（Cold storage characteristics）がよいという利点を有している。冷却シート１０６で透明クリスタル２０を冷却させ、かつサファイアで製造される透明クリスタル２０は冷伝導特性と蓄冷特性がよいという利点を有しているので、使用者の皮膚に対してアイス・パッキング（Ice packing）をし、脱毛をするとき使用者の皮膚に痛感とバーニングセンセーション（Burning Sensation）を与えることを低減することができる。すなわち使用者が脱毛装置１０で脱毛をする快適性を向上させることができる。

図４～図５を参照すると、加熱モジュール１８はランプ１８１とＵ型反射部１８２を含み、ランプ１８１はＵ型反射部１８２内に取り付けられ、放熱部品１０４はＵ型反射部１８２に連結される。冷却モジュール１００はヒートパイプ（heat pipe）１０１と放熱モジュールを含み、放熱モジュールは間隔を空けて形成される少なくとも２個の放熱シート１０２を含み、放熱シートモジュールはヒートパイプ１０１上に取り付けられる。冷却モジュール１００は冷却シート１０６と導熱シート１０７を更に含み、導熱シート１０７は放熱ケース１４上に形成され、ヒートパイプ１０１は導熱シート１０７に連結される。冷却シート１０６は冷却面１０６１と加熱面１０６２を含み、加熱面１０６２は導熱シート１０７に当接し、冷却面１０６１は透明クリスタルに連結される。冷却シート１０６は放熱ケース１４上に結合される。

脱毛装置本体１１は回路基板モジュール１１１を更に含み、回路基板モジュール１１１はベローズケース１３に連結される。回路基板モジュール１１１には位置決め孔１１１１が形成され、冷却モジュール１００から離れているベローズケース１３の一端は位置決め孔１１１１に設けられる。その構造により脱毛装置１０の内部構造の最適化を獲得し、脱毛装置１０の内部の空間を節約し、脱毛装置１０の体積を低減することができる。

具体的に、第一空気流入通路と第二空気流入通路がそれぞれ形成されているので、第一空気流入通路により第一空気入口１３１に取り付けられる冷却モジュール１００の熱量を放熱させ、冷却モジュール１００を迅速に冷却させることができる。それにより冷却モジュール１００に連結される導熱シート１０７と冷却シート１０６上の熱量を迅速に放熱させるとともに導出することができる。それにより冷却シート１０６の冷却の効率を向上させ、脱毛装置１０を使用するときアイス・パッキングの効果を向上させ、使用者の使用の体験を向上させることができる。第二空気流入通路から送入される外部の空気は加熱モジュール１８を通過することにより加熱モジュール１８と放熱部品１０４の熱量を放熱させ、加熱モジュール１８と放熱部品１０４を迅速に冷却させることができる。注意されたいことは、第一空気流入通路と第二空気流入通路がそれぞれ形成されていることにより、脱毛装置１０の内部の各部位において流動する気流により放熱をし、脱毛装置１０の内部の各部品の熱量を迅速に放熱させるとともに外部に導出することができる。それにより脱毛装置１０の放熱性能を更に向上させ、脱毛装置１０の耐用性を大幅に増加させ、使用の利便性を向上させることができる。脱毛装置１０の放熱性能が向上することにより、脱毛装置１０の作動中の温度を低減し、使用者が脱毛装置１０を使用するとき脱毛装置１０が高温になることにより使用者の体験に影響を与えることを避けることができる。

図４を参照すると、ヒートパイプ１０１は導熱シート１０７により冷却シート１０６に連結され、導熱シート１０７は導熱材料で製造されるので、導熱シート１０７は冷却シート１０６の加熱面１０６２が形成した熱量を接触導熱方法によりヒートパイプ１０１に伝導することができる。ヒートパイプ１０１は冷却シート１０６の加熱面１０６２が形成した熱量を吸収することにより冷却シート１０６の加熱面１０６２の冷却効率を向上させることができる。冷却モジュール１００は第一空気入口１３１に取り付けられることにより、ヒートパイプ１０１と放熱シート１０２中の熱量は空気に吸収され、ベローズ１２はその空気を吸引して脱毛装置１０の外部に排出させることができる。それにより冷却モジュール１００の放熱効率を向上させ、加熱モジュール１８の温度が増加することにより脱毛装置１０の作動に影響を与えることを防止し、脱毛装置１０の安定性を更に向上させることができる。

図４～図５を参照すると、本発明の第一実施例において、加熱モジュール１８に連結される放熱部品１０４には複数個のシート構造１０４１が形成されており、加熱モジュール１８が形成した熱量は放熱部品１０４に伝導される。放熱部品１０４の各シート構造１０４１の間には放熱隙間１０４２が形成されており、放熱隙間１０４２により放熱部品１０４と空気が接触する面積を増加させることができる。それにより放熱部品１０４の熱量が空気に有効に吸収されることを確保し、放熱部品１０４の放熱性能を向上させることができる。同様に、ヒートパイプ１０１上には間隔を空けて配置される少なくとも２個の放熱シート１０２（すなわち放熱シートモジュール）が形成され、隣接している２個の放熱シート１０２の間には空気通過隙間１０２１が形成されている。放熱シート１０２の間の空気通過隙間１０２１により放熱シート１０２と空気が接触する面積を増加させることができる。その場合、ヒートパイプ１０１により放熱シート１０２に伝導される熱量は空気に吸収されるので、ヒートパイプ１０１の放熱性能を向上させるので、ヒートパイプ１０１の放熱性能を向上させることができる。したがって、冷却シート１０６の加熱面１０６２が形成した熱量を伝導する効率を向上させ、冷却シート１０６の冷却効果を向上させ、脱毛装置１０の実用性を更に向上させることができる。

図５～図６を参照すると、空気案内構造１３４の一端には空気案内凹部１３４１が形成され、空気案内構造１３４の他端にはブリオレット型ケース１３４２が形成されている。空気案内構造１３４は中央が狭くかつ両端が広い構造を有している。空気案内凹部１３４１は長い凹部と頸部型気体案内管（すなわち中央が収縮している構造）を含み、頸部型気体案内管の両端は空気案内凹部１３４１およびブリオレット型ケース１３４２と連通状態に連結されている。長い凹部と頸部型気体案内管が連結される個所には通気口１３４３が形成されている。ベローズ１２が回転することにより空気を吸引するとき、空気は空気流入孔１４１から吸引される。その空気は加熱モジュール１８と放熱部品１０４を通過することによりそれらの熱量を吸収して放熱させることができる。加熱モジュール１８と放熱部品１０４を通過する空気が長い凹部に流入するとき、その空気はまず長い凹部の底部に流入する。通風口から送出される気流はベローズ１２が回転するとき形成される吸力によりその方向が変化する。それにより長い凹部の底部に沿って流入しかつ通風口側に集まる高速気流が形成される。最後に、高速気流は通気口１３４３に集まるとともに頸部型気体案内管によりブリオレット型ケース１３４２に流入する。高速気流が空気通過部１９内の加熱モジュール１８の熱量を吸収することによりその熱量を放熱させることができる。長い凹部の底部に沿って流入する高速気流により空気と加熱モジュール１８および放熱部品１０４が接触する時間を有効に延長させることができる。空気と加熱モジュール１８および放熱部品１０４が接触する時間を延長させることにより加熱モジュール１８と放熱部品１０４の熱量を有効に吸収することができる。気流が空気案内凹部１３４１の底部に沿って流入することにより空気の流動の距離を延長させる本発明の技術と、空気管の長さを延長させることにより空気の流動の距離を延長させる従来の技術とを比較してみると、本発明の事項により、脱毛装置１０の内部の空間を節約し、脱毛装置１０の体積を減少させることによりその内部の空間の最適化を実現することができる。また、気流と加熱部品が接触する時間を延長させることにより脱毛装置１０の放熱性能を更に向上させることができる。

図４～図７ａを参照すると、冷却モジュール１００側の熱量は通常、加熱モジュール１８の熱量より多いので、冷却モジュール１００側の熱量を適当に放熱させる必要がある。ベローズハウジング１３０上に形成されている第一空気入口１３１の横方向の断面面積は第二空気入口１３２の横方向の断面面積より大きいので、ベローズ１２が第一空気入口１３１から空気を吸引する効率は第二空気入口１３２から空気を吸引する効率より高い。それにより第一空気入口１３１に取り付けられている冷却モジュール１００の放熱効率は高くなり、冷却モジュール１００の空気を吸引することにより放熱をすることができる。注意されたいことは、空気を第一空気入口１３１から第一空気流入通路に吸入する空気吸引効率は空気を第二空気入口１３２から第二空気流入通路に吸入する空気吸引効率より高い。すなわち第一空気流入通路は、メイン空気流入通路であり、熱量が多い冷却モジュール１００の放熱を担当する。第二空気流入通路は、サブ空気流入通路であり、加熱モジュール１８の放熱を担当する。第一空気流入通路と第二空気流入通路は異なっており、それらは放熱をそれぞれ実施する。

ベローズハウジング１３０は装着板１３５を更に含み、装着板１３５上に少なくとも１個の小型孔（図示せず）が形成されることにより第二空気入口１３２が定義される。すなわち第二空気入口１３２は複数個の小型孔により定義される空気流入口であることができる。

本発明の変形例において、ベローズハウジング１３０上に形成されている第一空気入口１３１の横方向の断面面積は第二空気入口１３２の横方向の断面面積より大きい。すなわちベローズ１２が第一空気入口１３１により空気を吸引する効率は第二空気入口１３２により空気を吸引する効率より高いので、冷却モジュール１００と加熱モジュール１８の空気を吸引することにより放熱を同時にすることができる。

図７～図１１を参照すると、本発明の第一実施例に係る脱毛装置１０はハウジング１５を更に含み、脱毛装置本体１１はハウジング１５内に取り付けられる。ハウジング１５は、第一ハウジング１５１、第二ハウジング１５２および環状ハウジング１５３を含む。第一ハウジング１５１は放熱ケース１４に結合され、環状ハウジング１５３は第二ハウジング１５２に連結され、第一ハウジング１５１と環状ハウジング１５３との間には空気が流入する空気流入隙間１６が形成されている。第一ハウジング１５１と環状ハウジング１５３により空気流入キャビティ１７が形成され、空気流入孔１４１は空気流入キャビティ１７内に形成され、空気流入キャビティ１７は空気流入孔１４１により空気通過部１９と連通状態に連結される。第二ハウジング１５２の空気出口１３３と対応する個所には空気流出孔１５２１が形成され、脱毛装置１０の内部の空気は空気流出孔１５２１により排出されることができる。

具体的に、第一ハウジング１５１と環状ハウジング１５３との間には空気が流入する環状の空気流入隙間１６が形成され、第二ハウジング１５２の第一空気入口１３１と対応する個所には空気進入孔１５２２が形成されている。空気は空気進入孔１５２２と空気流入隙間１６により脱毛装置１０に流入することができるので、空気の流入量を増加させ、放熱性能を向上させることができる。脱毛装置１０の外部の空気は空気流入隙間１６と空気進入孔１５２２により脱毛装置１０の内部に流入し、熱量を吸収した空気はベローズハウジング１３０上の空気出口１３３とハウジング１５上の空気流出孔１５２１により脱毛装置１０の外部に排出される。注意されたいことは、ベローズ１２が回転するとき、外部の空気は空気流入隙間１６と空気進入孔１５２２により脱毛装置１０の内部に吸引され、脱毛装置１０の内部に吸引された空気は脱毛装置１０の内部で流動することにより各構造の熱量を吸収し、その後熱量を吸収した空気は第二ハウジング１５２上の空気流出孔１５２１により外部に排出される。空気が脱毛装置１０の内部で流動することにより脱毛装置１０の内部の熱量を放熱させ、脱毛装置１０中の部品が高温により破損されることを避けることができる。それにより脱毛装置１０の耐用性と安全性を更に向上させることができる。空気流入隙間１６から吸入される外部の空気は第一ハウジング１５１の内壁に沿って流動し、その空気は第一ハウジング１５１と空気流入キャビティ１７内の熱量を吸収した後に外部に排出されるので、第一ハウジング１５１内の温度が高すぎることを防止することができる。したがって、温度が高すぎる第一ハウジング１５１が使用者の皮膚と接触することを避け、脱毛の体験を向上させることができる。

本実施例において、第二ハウジング１５２と環状ハウジング１５３は一体に成型されるか或いは分離可能にそれぞれ成型されることができる。

本発明の変形例において、ハウジング１５は、第一ハウジング１５１、第二ハウジング１５２および環状ハウジング１５３を含み、第一ハウジング１５１、第二ハウジング１５２および環状ハウジング１５３は一体に成型される。第一ハウジング１５１及び／又は第二ハウジング１５２上には空気流入貫通孔が形成されている。空気流入貫通孔は空気流入孔１４１により空気流入キャビティ１７と連通状態に連結されるので、外部の空気は空気流入貫通孔と空気流入孔１４１により空気流入キャビティ１７内に送入されることができる。注意されたいことは、実際の需要により空気流入貫通孔を適合な位置に形成することができ、空気流入貫通孔と空気流入キャビティ１７が連通状態に連結されることを確保することができる位置であればいずれもよい。そのような設計によりフレキシビリティー（flexibility）を向上させることができ、メーカーで空気流入貫通孔の位置と形状を適当に設計することによりいろいろな要求を満たすことができる。

図４と図９を参照すると、放熱シートモジュールの外周には空気吸入カバー１０８が取り付けられ、空気吸入カバー１０８の空気進入孔１５２２と対応する個所には空気制限対流孔１０９が形成されている。空気制限対流孔１０９は空気進入孔１５２２および第一空気入口１３１と連通状態に連結される。空気吸入カバー１０８の外周は放熱シート１０２と脱毛装置１０の内部空間を分割する。空気制限対流孔１０９は空気吸入カバー１０８を貫通しかつ対向している２個の開口を含む。１個の開口は空気進入孔１５２２と対応するように形成され、他の１個の開口は第一空気入口１３１と対応するように形成される。空気吸入カバー１０８の外周により放熱シート１０２と脱毛装置１０の内部空間が分割されているので、ベローズ１２が回転することにより空気を吸引するとき、脱毛装置１０の外部の常温空気のみを吸入し、脱毛装置１０の内部の熱い空気を空気吸入カバー１０８の内部に吸入しない。それにより放熱効率を向上させ、熱い空気により内部の部品の温度が高くなることを避けることができる。外部の空気は空気進入孔１５２２と対応するように形成される空気制限対流孔１０９の開口によって空気吸入カバー１０８の内部に吸入されることにより放熱シート１０２の放熱を担当する。熱量が吸引される空気は第一空気入口１３１と対応するように形成される空気制限対流孔１０９の開口により第一空気入口１３１を通過しかつベローズケース１３内に吸引されることにより熱量を放熱させる。

冷却モジュール１００は空気進入孔１５２２とベローズケース１３との間に取り付けられているので、ベローズ１２が回転することにより空気を吸引するとき、冷却モジュール１００の熱量を迅速に放出することができる。すなわち放熱をより順調にすることができる。

図１１ａを参照すると、本発明の第二実施例において脱毛装置１０ａを提供する。その脱毛装置１０ａはハウジング１５ａと脱毛および放熱を担当する脱毛装置本体１１ａを含む。脱毛装置本体１１ａの構造および原理は本発明の第一実施例の脱毛装置本体１１と一致するので、ここで再び説明しない。脱毛装置本体１１ａはハウジング１５ａ内に取り付けられる。ハウジング１５ａは、第一ハウジング１５１ａ、第二ハウジング１５２ａおよび環状ハウジング１５３ａを含み、第一ハウジング１５１ａは環状ハウジング１５３ａに連結され、第二ハウジング１５２ａと環状ハウジング１５３ａは一体に連結されるか或いは一体に成型される。第二ハウジング１５２ａの外周には空気が流入する空気流入グリル１６ａと空気が流出する空気流出孔１５２１ａが形成され、第二ハウジング１５２ａには空気が流入する空気進入孔１５２２ａが更に形成されている。脱毛装置１０ａの空気進入孔１５２２ａと空気流入グリル１６ａにより空気が同時に流入することにより脱毛装置本体１１ａ中の加熱構造が形成した熱量を放熱させることができる。それにより、空気が脱毛装置本体１１ａに流入する効率を向上させ、脱毛装置本体１１ａ内の熱量が空気流出孔１５２１ａによりハウジング１５ａの外部に排出されることを確保し、熱量を迅速に放熱させる目的を実現することができる。また、脱毛装置１０ａのハウジング１５ａはＬ型のクランク形状に形成されることにより体積が小さく、把持の利便性がよいという利点を有している。

図１１ｂを参照すると、本発明の第三実施例において脱毛装置１０ｂを提供する。その脱毛装置１０ｂはハウジング１５ｂと脱毛および放熱を担当する脱毛装置本体１１ｂを含む。脱毛装置本体１１ｂの構造および原理は本発明の第一実施例の脱毛装置本体１１と一致するので、ここで再び説明しない。脱毛装置本体１１ｂはハウジング１５ｂ内に取り付けられる。ハウジング１５ｂは、第一ハウジング１５１ｂ、第二ハウジング１５２ｂおよび第三ハウジング１５３ｂを含み、第一ハウジング１５１ｂは第三ハウジング１５３ｂに連結され、第二ハウジング１５２ｂと第三ハウジング１５３ｂは一体に連結されるか或いは一体に成型される。第二ハウジング１５２ｂの外周には空気が流入する空気進入孔１５２２ｂと空気が流出する空気流出孔１５２１ｂとが形成されている。第一ハウジング１５１ｂの外周には空気が流入する空気流入孔１６ｂが形成されている。脱毛装置１０ｂの空気進入孔１５２２ｂと空気流入孔１６ｂにより空気が同時に流入することにより、脱毛装置本体１１ｂ中の加熱構造が形成した熱量を放熱させることができる。それにより、空気が脱毛装置本体１１ｂに流入する効率を向上させ、脱毛装置本体１１ｂ内の熱量が空気流出孔１５２１ｂによりハウジング１５ｂの外部に排出されることを確保し、熱量を迅速に放熱させる目的を実現することができる。

図１２～図１４ａを参照すると、本発明の第四実施例においてベローズモジュールｃを提供する。前記ベローズモジュールｃはベローズケース１３ｃとベローズ１２ｃを含み、ベローズケース１３ｃはベローズハウジング１３０ｃを含み、ベローズ１２ｃは、第一ファン１２２ｃ、第二ファン１２３ｃおよびモーター１２１ｃを含む。ベローズハウジング１３０ｃの一側には第一空気入口１３１ｃが形成され、第一空気入口１３１ｃの反対側には少なくとも１つの第二空気入口１３２ｃが形成され、ベローズハウジング１３０ｃの外周には第一空気出口１３３ｃと第二空気出口１３４ｃが形成されている。ベローズハウジング１３０ｃには隔離板構造１３５ｃが形成され、第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃはそれぞれ隔離板構造１３５ｃの両側に形成され、モーター１２１ｃの一端は第一ファン１２２ｃに連結され、他端は第二ファン１２３ｃに連結される。第一空気入口１３１ｃと隔離板構造１３５ｃにより第一空気収納部１３６ｃが形成され、第二空気入口１３２ｃと隔離板構造１３５ｃにより第二空気収納部１３７ｃが形成される。第一ファン１２２ｃは第一空気収納部１３６ｃ内に取り付けられ、第二ファン１２３ｃは第二空気収納部１３７ｃ内に取り付けられる。第一空気収納部１３６ｃと第二空気収納部１３７ｃはそれぞれ形成されており、第一空気収納部１３６ｃと第二空気収納部１３７ｃ内に取り付けられる第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃはそれぞれ回転することができるので、送風の効率を向上させることができる。第一空気出口１３３ｃは第一空気収納部１３６ｃと対応するように形成され、第二空気出口１３４ｃは第二空気収納部１３７ｃと対応するように形成されている。隔離板構造１３５ｃにはモーター装着凹部１３５１ｃが形成され、モーター１２１ｃはモーター装着凹部１３５１ｃ内に取り付けられる。その構造により、モーター１２１ｃを取り付ける空間を節約し、ベローズモジュールｃの体積を更に低減し、脱毛装置本体１１が占める空間を低減することができる。モーター１２１ｃは回転軸１２１１ｃを含み、回転軸１２１１ｃの一端は第一ファン１２２ｃに連結され、他端は第二ファン１２３ｃに連結される。第一ファン１２２ｃは複数個の第一ブレード１２２１ｃを含み、複数個の第一ブレード１２２１ｃは回転軸１２１１ｃの外周に螺旋状態に配置される。第二ファン１２３ｃは複数個の第二ブレード１２３１ｃを含み、複数個の第二ブレード１２３１ｃは回転軸１２１１ｃの外周に螺旋状態に配置され、第一ブレード１２２１ｃの方向と第二ブレード１２３１ｃの方向は異なっている。モーター１２１ｃの回転軸１２１１ｃが回転するとき、第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃは同一の方向に回転するが、第一ファン１２２ｃの第一ブレード１２２１ｃの方向と第二ファン１２３ｃの第二ブレード１２３１ｃの方向が異なることにより、第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃが同一の方向に回転しても第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃは空気を同時に吸入することができる。注意されたいことは、第一ファン１２２ｃと第二ファン１２３ｃは対向するように配置され、かつ第一ファン１２２ｃの第一ブレード１２２１ｃの方向と第二ファン１２３ｃの第二ブレード１２３１ｃの方向は異なっているので、ベローズモジュールｃは１個のモーター１２１ｃにより空気を両方向に吸引することができる。従来の技術において、２個のモーターと２個のファンにより空気を両方向に吸引することと比較してみると、本発明は構造が簡単であるという利点を有しており、製造のコストを低減することができる。注意されたいことは、本実施例のベローズモジュールｃを他の実施例に係る脱毛装置本体１１に用いることができる。

本発明の実施例に係る事項により本実施例のベローズモジュールｃを他の実施例に係る脱毛装置本体１１に用いるとき、冷却モジュール１００を第一空気入口１３１ｃに取り付けることができる。それにより空気は加熱モジュール１８と第二空気入口１３２ｃで流動することができる。すなわちベローズモジュールｃは加熱モジュール１８と冷却モジュール１００の空気を吸引することにより熱量を放熱させることができる。冷却モジュール１００を通過した外部の空気は第一空気入口１３１ｃによりベローズハウジング１３０ｃ内に吸入され、かつ第一空気出口１３３ｃにより外部に排出される。加熱モジュール１８を通過した外部の空気は第二空気入口１３２ｃによりベローズハウジング１３０ｃ内に吸入され、かつ第二空気出口１３４ｃにより外部に排出される。それにより熱量を放熱させることができる。第一空気収納部１３６ｃと第二空気収納部１３７ｃはそれぞれ形成されているので、空気が第一空気出口１３３ｃと第二空気出口１３４ｃにより順調に排出されることを確保し、かつ空気が第一空気入口１３１ｃと第二空気入口１３２ｃから同時に流入するとき、乱流が形成されることにより空気の排出に影響を与えることを防止することができる。外部の常温の空気は冷却モジュール１００を通過した後第一空気入口１３１ｃにより第一空気収納部１３６ｃ内に吸入され、第一空気入口１３１ｃに取り付けられる冷却モジュール１００に対して熱量吸収を行うことによりその熱量を放熱させることができる。放熱ケース１４上に形成される空気流入孔１４１と、空気案内構造１３４と、ベローズハウジング１３０ｃ上に形成される第二空気入口１３２ｃとは連通状態に連結されているので、空気は第二空気流入通路に順調に流入することができる。また、外部の常温の空気は加熱モジュール１８を通過した後第二空気入口１３２ｃにより第二空気収納部１３７ｃ内に吸入され、空気通過部１９内の加熱モジュール１８に対して熱量吸収を行うことによりその熱量を放熱させることができる。

本発明の実施例において、モーター１２１ｃは２個のベアリングを具備するブラシレス直流モーター（brushless DC motor）であることができる。モーター１２１ｃの回転軸１２１１上には２個のベアリング（図示せず）が取り付けられ、１個のベアリングは第一ファン１２２ｃに近づいている位置に取り付けられ、他の１個のベアリングは第二ファン１２３ｃに近づいている位置に取り付けられる。

第一実施例の符号
１０ 脱毛装置
１１ 脱毛装置本体
１１１ 回路基板モジュール
１１１１ 位置決め孔
１２ ベローズ
１３ ベローズケース
１４ 放熱ケース
１３０ ベローズハウジング
１３１ 第一空気入口
１３２ 第二空気入口
１３３ 空気出口
１３４ 空気案内構造
１３５ 装着板
１３４１ 空気案内凹部
１３４２ ブリオレット型ケース
１３４３ 通気口
１００ 冷却モジュール
１０１ ヒートパイプ
１０２ 放熱シート
１８１ ランプ
１８２ Ｕ型反射部
１０４ 放熱部品
１０４１ シート構造
１０４２ 放熱隙間
１０６ 冷却シート
１０６１ 冷却面
１０６２ 加熱面
１０７ 導熱シート
１０８ 空気吸入カバー
１０９ 空気制限対流孔
１４１ 空気流入孔
１５ ハウジング
１５１ 第一ハウジング
１５２ 第二ハウジング
１５３ 環状ハウジング
１６ 空気流入隙間
１０２１ 空気通過隙間
１５２１ 空気流出孔
１５２２ 空気進入孔
１７ 空気流入キャビティ
１８ 加熱モジュール
１９ 空気通過部
２０ 透明クリスタル
２１ シリカゲルシールリング
２２ フィルタレンズ
２３ 遮光シート
２４ 密閉キャビティ
第二実施例の符号
１０ａ 脱毛装置
１１ａ 脱毛装置本体
１５ａ ハウジング
１５１ａ 第一ハウジング
１５２ａ 第二ハウジング
１５３ａ 環状ハウジング
１５２１ａ 空気流出孔
１５２２ａ 空気進入孔
１６ａ 空気流入グリル
第三実施例の符号
１０ｂ 脱毛装置
１１ｂ 脱毛装置本体
１５ｂ ハウジング
１５１ｂ 第一ハウジング
１５２ｂ 第二ハウジング
１５３ｂ 第三ハウジング
１５２１ｂ 空気流出孔
１５２２ｂ 空気進入孔
１６ｂ 空気流入孔
第四実施例の符号
ｃ ベローズモジュール
１２ｃ ベローズ
１３ｃ ベローズケース
１２１ｃ モーター
１２１１ｃ 回転軸
１２２ｃ 第一ファン
１２２１ｃ 第一ブレード
１２３ｃ 第二ファン
１２３１ｃ 第二ブレード
１３０ｃ ベローズハウジング
１３１ｃ 第一空気入口
１３２ｃ 第二空気入口
１３３ｃ 第一空気出口
１３４ｃ 第二空気出口
１３５ｃ 隔離板構造
１３５１ｃ モーター装着凹部
１３６ｃ 第一空気収納部
１３７ｃ 第二空気収納部

Claims (15)

1. 脱毛装置本体、ハウジング、第一空気流入通路および第二空気流入通路を含み、前記脱毛装置本体は前記ハウジング内に取り付けられ、
   前記脱毛装置本体は加熱モジュールと冷却モジュールを含み、前記第一空気流入通路は前記冷却モジュールと外部を連通状態に連結させることにより前記冷却モジュールの熱量を吸収して放熱させ、前記第二空気流入通路は前記加熱モジュールと外部を連通状態に連結させることにより前記加熱モジュールの熱量を吸収して放熱させることを特徴とする脱毛装置。
2. 前記脱毛装置本体はベローズケースと放熱ケースを更に含み、
   前記ハウジングには空気進入孔が形成され、前記冷却モジュールは前記空気進入孔と前記ベローズケースとの間に取り付けられ、前記空気進入孔と前記ベローズケースを通過した外部の空気が前記ベローズケース内に流入するように案内する前記第一空気流入通路が形成されることにより前記冷却モジュールの温度を下げ、
   前記放熱ケース上には空気流入孔が形成され、前記放熱ケースと前記ベローズケースが連結されることにより空気通過部が形成され、前記加熱モジュールは前記空気通過部内に取り付けられ、前記空気流入孔と前記加熱モジュールを順に通過した外部の空気が前記ベローズケース内に吸入されるように案内する第二空気流入通路が形成されることにより前記加熱モジュールの温度を下げることを特徴とする請求項１に記載の脱毛装置。
3. 前記脱毛装置本体は空気を吸入するベローズを更に含み、前記ベローズは前記ベローズケース内に取り付けられ、
   前記ベローズケースはベローズハウジングを更に含み、前記ベローズハウジングの一側には第一空気入口が形成され、前記第一空気入口の反対側には少なくとも１つの第二空気入口が形成され、前記ベローズハウジングの外周には空気出口が形成されており、
   前記冷却モジュールは前記第一空気入口側に取り付けられ、空気は前記加熱モジュールと前記第二空気入口で流動し、
   前記ベローズケース内に取り付けられる前記ベローズが回転することにより空気を吸入し、外部の空気は前記第一空気入口と前記第二空気入口により前記ベローズハウジング内に吸入され、前記空気出口により外部に排出されることを特徴とする請求項２に記載の脱毛装置。
4. 前記加熱モジュールはランプとＵ型反射部を含み、前記ランプは前記Ｕ型反射部内に取り付けられ、
   前記脱毛装置本体は放熱部品を更に含み、前記放熱部品は前記Ｕ型反射部と対向するように取り付けられることを特徴とする請求項３に記載の脱毛装置。
5. 前記放熱部品は間隔を空けて形成される少なくとも２個のシート構造を含み、隣接している２個の前記シート構造により放熱隙間が形成されることを特徴とする請求項４に記載の脱毛装置。
6. 前記冷却モジュールは、ヒートパイプ、冷却シート、導熱シートおよび放熱シートモジュールを更に含み、前記放熱シートモジュールは少なくとも２個の放熱シートを含み、前記導熱シートは前記放熱ケース上に固定され、前記ヒートパイプは前記導熱シートに連結され、前記放熱シートモジュールは前記ヒートパイプ上に取り付けられ、前記冷却シートは前記放熱ケース上に結合され、
   前記脱毛装置本体はアイス・パッキングに用いられる透明クリスタルを更に含み、前記冷却シートは冷却面と加熱面を含み、前記加熱面は前記導熱シートに当接し、前記冷却面は前記透明クリスタルに連結されることを特徴とする請求項４に記載の脱毛装置。
7. 前記ハウジングは、第一ハウジング、第二ハウジングおよび環状ハウジングを含み、
   前記第一ハウジングと前記環状ハウジングにより空気流入キャビティが形成され、前記放熱ケース上には少なくとも１個の空気流入孔が形成され、前記空気流入孔は空気流入キャビティ内に形成され、
   前記第一ハウジングは前記放熱ケースに結合され、前記環状ハウジングは前記第二ハウジングに連結され、前記第一ハウジングと前記環状ハウジングとの間には空気が流入する空気流入隙間が形成され、前記空気流入隙間は前記空気流入孔により前記空気通過部と連通状態に連結されるか又は、
   前記第一ハウジング、前記第二ハウジングおよび前記環状ハウジングは一体に成型され、前記第一ハウジング及び／又は前記第二ハウジング上には空気流入貫通孔が形成され、前記空気流入貫通孔と前記空気通過部は前記空気流入孔により連通状態に連結され、外部の空気は前記空気流入貫通孔と前記空気流入孔により前記空気通過部内に吸入されることを特徴とする請求項６に記載の脱毛装置。
8. 前記ベローズハウジングは装着板を更に含み、前記装着板上に少なくとも１個の小型孔が形成されることにより前記第二空気入口が定義されることを特徴とする請求項３に記載の脱毛装置。
9. 前記透明クリスタルはサファイアで製造されることを特徴とする請求項６に記載の脱毛装置。
10. 前記空気進入孔は前記第一空気入口と対応する箇所に形成され、
    前記第二ハウジングの前記空気出口と対応する個所には空気流出孔が形成され、前記第一空気入口から脱毛装置の内部に吸入される空気は前記ベローズハウジングに集まるとともに空気流出孔により外部に排出されることを特徴とする請求項７に記載の脱毛装置。
11. 前記第一空気入口の横方向の断面面積は前記第二空気入口の横方向の断面面積より大きいか又は等しいことを特徴とする請求項３に記載の脱毛装置。
12. 前記ベローズケースは空気案内構造を更に含み、前記空気案内構造の両端は連通状態に連結され、前記空気案内構造は中央の幅が狭くかつ両端の幅が広い構造を有していることを特徴とする請求項３に記載の脱毛装置。
13. 前記空気案内構造の一端と前記第二空気入口は連通状態に連結され、前記空気案内構造の他端と前記放熱ケースが連結されることにより前記空気通過部が形成されることを特徴とする請求項１２に記載の脱毛装置。
14. 前記脱毛装置本体はフィルタレンズと遮光シートを更に含み、前記透明クリスタル、前記フィルタレンズ、前記遮光シート、前記加熱モジュールおよび前記放熱部品は前記放熱ケース内に順に取り付けられることを特徴とする請求項６に記載の脱毛装置。
15. 前記透明クリスタルと前記フィルタレンズとの間にシリカゲルシールリングが取り付けられることにより密閉キャビティが形成されることを特徴とする請求項１４に記載の脱毛装置。