JP2023541178A - カメラ装置及び光学機器 - Google Patents

Abstract

本実施例は、ハウジング；前記ハウジング内に配置されるムーバー；前記ムーバーを第１軸を基準にチルトさせる第１マグネットと第１コイル；前記ムーバーを前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトさせる第２マグネットと第２コイル；及び前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動するレンズモジュールを含み、光は、前記第１軸に入射されて、前記第２マグネットと前記ムーバーとの間には第１ヨークが配置されるカメラ装置に関する。【選択図】図１０

Description

本実施例は、カメラ装置及び光学機器に関する。

カメラ装置は、被写体を写真や動画で撮影する装置であり、スマートフォンのような光学機器、ドローン、車両などに取り付けられている。カメラ装置は、映像の品質を高めるために使用者の動きによるイメージの揺れを補正する光学式映像安定化（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｉｍａｇｅ Ｓｔａｂｉｌｉｚａｔｉｏｎ，ＯＩＳ）機能、イメージセンサーとレンズとの間の間隔を自動調節してレンズの焦点距離を整列するオートフォーカス（Ａｕｔｏ Ｆｏｃｕｓ，ＡＦ）機能、ズームレンズ（ｚｏｏｍ ｌｅｎｓ）を介して遠距離の被写体の倍率を増加または減少させて撮影するズーム（ｚｏｏｍ）機能を有することができる。

一方、近年携帯電話の機能強化で画素数増加及びズーム機能が強化されて、携帯電話のマルチカメラ装置採用が増加している。

ところで、ズームカメラ装置の電磁気力上昇でズームカメラ装置のマルチカメラ装置適用時、ズームカメラ装置と他のカメラ装置との間の電磁界シールド設計に対する技術が求めあれている。

本実施例は、ズームカメラ装置が隣接する別のカメラ装置に影響を及ぼす電磁界をシールドして電磁気力上昇のための構造を含むカメラ装置を提供する。

本実施例に係るカメラ装置は、ハウジング；前記ハウジング内に配置されるムーバー；前記ムーバーを第１軸を基準にチルトさせる第１マグネットと第１コイル；前記ムーバーを前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトさせる第２マグネットと第２コイル；及び前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動するレンズモジュールを含み、光は、前記第１軸に入射されて、前記第２マグネットと前記ムーバーとの間には第１ヨークが配置されることができる。

本実施例に係るカメラ装置は、ハウジング；前記ハウジング内に配置されるムーバー；前記ムーバーと離隔してレンズを含むレンズモジュール；及び前記ムーバーと前記ハウジングとの間に配置される第１ヨークを含み、前記ムーバーは、第１軸を基準にチルトされ、前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトされ、前記レンズモジュールは、前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動して、光は、前記第１軸に入射されて、前記第１ヨークは、前記第１軸とオーバーラップされるように配置されることができる。

本実施例に係るカメラ装置は、第１ハウジング、前記第１ハウジング内に配置される第１ムーバー及び前記第１ムーバーと前記第１ハウジングとの間に配置されるヨークを含む第１ユニット；及び第２ハウジング、前記第２ハウジング内に配置される第２ムーバーを含む第２ユニットを含み、前記第１ユニットは、手振れ補正機能を行い、前記第２ユニットは、フォーカシング機能を行い、前記第１ムーバーは、第１面と、前記第１面と垂直な方向に配置される第２面を含み、前記第１ユニットの前記ヨークは、前記第１ムーバーの前記第１面と前記第１ハウジングとの間に配置される第１ヨークと、前記第１ムーバーの前記第２面と前記第１ハウジングとの間に配置される第２ヨークを含むことができる。

前記第１ヨークと前記第２ヨークは、前記第２ムーバーが移動する方向と平行に配置されることができる。

前記カメラ装置は、前記第１ムーバーを第１軸を基準にチルトさせる第１マグネットと第１コイル；及び前記第１ムーバーを前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトさせる第２マグネットと第２コイルを含み、光は、前記第１軸に入射されて、前記第１軸に沿って前記第１ムーバー、前記第１ヨーク、前記第２マグネット及び前記第２コイルが順に配置されることができる。

前記第１ヨークは、前記第１軸と垂直な上面または下面を有することができる。

前記カメラ装置は、前記第１ハウジングと前記第１ムーバーとの間に配置される駆動プレートを含むことができる。

前記第２ムーバーは、前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動して、前記駆動プレートは、前記第３軸の方向に前記第１ハウジングと前記第１ムーバーとの間に配置されることができる。

前記第１ヨークの少なくとも一部は、前記第１マグネットと前記第３軸の方向にオーバーラップされることができる。

前記第２軸の方向に前記第１ヨークの長さは、前記第２マグネットの長さの１．２倍～１．６倍であり得る。

前記第２軸の方向に前記第１ヨークの長さは、前記第２マグネットの長さの１．３倍～１．５倍であり得る。

前記カメラ装置は、前記第１ムーバーは反射部材を含むことができる。

前記光は、前記第１軸に沿って前記反射部材に入射されることができる。

前記反射部材は、前記光を前記第２ムーバーに結合されるレンズモジュールに反射させることができる。

前記第２ヨークは、前記第１マグネットと前記第１ムーバーとの間に配置されることができる。

前記第２軸の方向に、前記第１ヨークは、前記第２マグネットの長さより長くてよい。

前記第１ヨークの面積は、前記第２マグネットの面積より大きくてよい。

前記第１ヨークの長軸の長さが、前記第２マグネットの長軸の長さより大きくてよい。

前記第１ヨークの一面の面積は、前記第１ヨークの前記一面と向かい合う前記第２マグネットの一面の面積より大きくてよい。

前記第２ヨークは、前記第１ムーバーを基準に互いに反対側に配置される二つの第２ヨークを含み、前記第１ヨーク及び前記二つの第２ヨークは「コ」の字状に形成され得る。

前記第１マグネットは、二つの第１マグネットを含み、前記第２ヨークは、前記二つの第１マグネットと前記第１ムーバーとの間に配置される二つの第２ヨークを含み、前記第１ヨークは、前記二つの第２ヨークを連結することができる。

前記第１ヨークは、前記第１軸の方向に前記第１ムーバー及び前記第２マグネットとオーバーラップされることができる。

前記第１ムーバーは、両側面と、前記両側面の間に傾斜面を含み、前記第１マグネットは、前記第１ムーバーの前記両側面に配置されて、前記反射部材は、前記第１ムーバーの前記傾斜面に配置されることができる。

前記第１マグネットは、前記第１ムーバーの前記両側面のうち一側面に配置される第１側方マグネットと、前記第１ムーバーの前記両側面のうち他方面に配置される第２側方マグネットを含み、前記第２軸の方向に、前記第１ヨークの長さは、前記第１側方マグネットと前記第２側方マグネットとの間の距離と同じであってよい。

前記第２軸の方向に、前記第１マグネットと前記第２マグネットとの間の距離は、前記第２マグネットの対応する方向への長さの１／４より小さくてよい。

前記第１ムーバーは、前記第１面に形成される第１溝を含み、前記第１ヨークと前記第２マグネットは、前記第１溝内に配置されることができる。

前記第１ムーバーは、前記第１ムーバーの前記第２面に形成される第２溝を含み、前記第１マグネットは、前記第１ムーバーの前記第２溝に配置されて、前記第１マグネットの少なくとも一部は、前記第１ムーバーの前記第１溝にオープンされることができる。

前記第１ムーバーは、前記第１ムーバーの前記第１溝に形成される第３溝を含み、前記第１ムーバーの前記第３溝には、前記第１ヨークを前記第１ムーバーに固定する接着剤が配置されることができる。

前記第１マグネットは、２極着磁マグネットの二つを接着剤で接着して一つに形成したマグネットを含むことができる。

前記カメラ装置は、前記第１ムーバーに配置される第３マグネット；及び前記第３マグネットと引力が作用するように前記第１ハウジングに配置される第４マグネットを含み、前記駆動プレートは、前記第３マグネットと前記第４マグネットとの間に配置されることができる。

前記駆動プレートは、べースと、前記べースの第１面から突出する半球状の第１突出部と、前記べースの前記第１面の反対側の第２面から突出する半球状の第２突出部を含み、前記第１ハウジングは、前記第１突出部の少なくとも一部が配置される溝を含み、前記第１ムーバーは、前記第２突出部の少なくとも一部が配置される溝を含むことができる。

前記第１突出部は、二つの第１突出部を含み、前記二つの第１突出部は、第１方向に離隔して、前記第２突出部は、二つの第２突出部を含み、前記二つの第２突出部は、前記第１方向に垂直である第２方向に離隔して、前記第１突出部と前記第２突出部は、前記べースと一体で形成されることができる。

前記第２ムーバーを前記第３軸の方向に移動させるアクチュエータを含むことができる。

本実施例に係る光学機器は、前記カメラ装置；及び前記カメラ装置と離隔する追加カメラ装置を含み、前記追加カメラ装置は、前記ハウジングと隣接するように配置されるレンズ駆動装置；及び前記レンズ駆動装置に結合されて前記第１軸の方向を望むレンズを含み、前記レンズ駆動装置は、前記レンズを前記第１軸の方向に移動させるマグネットと第１コイルを含むことができる。

前記レンズ駆動装置は、前記レンズを前記第１軸に垂直である方向に移動させるように前記マグネットと対応する位置に配置される第２コイルを含むことができる。

本実施例に係る光学機器は、本体；前記本体に配置される前記カメラ装置；及び前記本体に配置されて前記カメラ装置で撮影されたイメージが出力されるディスプレイを含むことができる。

本実施例によって、ズームカメラ装置から発生する漏洩磁束が最小化されることができる。

これにより、ズームカメラ装置と別のカメラ装置との間の間隔を最小化できるため、スマートフォン内にカメラ装置配置時デザイン的自由度が高くなり得る。これにより、スマートフォンのバッテリーは増加させるなどスマートフォンの他の部品の配置が容易になり得る。

本実施例に係るカメラ装置を図示する斜視図。 図１のＡ-Ａから見た断面図。 図１のＢ-Ｂから見た断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置の分解斜視図。 図４と異なる方向から見た第１カメラ装置の分解斜視図。 本実施例に係る第１カメラ装置でカバー部材を省略した状態の平面図。 図６の第１カメラ装置でムーバーと回転プレートを省略した状態の斜視図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーと回転プレート及び関連構成の組み立て関係を図示する図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーと回転プレート及び関連構成の組み立て関係を図示する図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバー及び関連構成を垂直方向に切断して前方から見た断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバー及び関連構成を水平方向に切断して下側から見た断面図。 図１１の第１カメラ装置で第２マグネットと第１ヨークを省略した状態の図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｙ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｙ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｙ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｘ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｘ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｘ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図。 本実施例に係る第１カメラ装置でオートフォーカス（ＡＦ）とズーム（ｚｏｏｍ）のために備えられるレンズアクチュエータの分解斜視図。 本実施例に係る第２カメラ装置でカバー部材が省略された状態の平面図。 本実施例に係る第２カメラ装置の分解斜視図。 図４と異なる方向から見た第２カメラ装置の分解斜視図。 本実施例に係るカメラ装置の平面図。 図１９のＡ-Ａから見た断面図。 図１９のＢ-Ｂから見た断面図。 本実施例に係る光学機器の斜視図。

以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。

但し、本発明の技術思想は、説明される一部実施例に限定されず互いに異なる様々な形態で具現されることができて、本発明の技術思想範囲内でなら、実施例間その構成要素中一つ以上を選択的に結合または置き換えて使うことができる。

また、本発明の実施例で使われる用語（技術及び科学的用語を含む）は、明白に特別に定義されて記述されない限り、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に一般的に理解できる意味と解釈され、予め定義された用語のように一般的に使われる用語は、関連技術の文脈上の意味を考慮して、その意味を解釈することができるはずである。

また、本発明の実施例で使われた用語は、実施例を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。

本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も含むことができ、「Ａ及び（と）Ｂ、Ｃの少なくとも一つ（または一つ以上）」と記載される場合、Ａ、Ｂ、Ｃで組み合わせることができるすべての組み合わせ中一つ以上を含むことができる。

また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第１、第２、Ａ、Ｂ、（ａ）、（ｂ）等の用語を使うことができる。このような用語は、その構成要素を別の構成要素と区別するためのものだけであって、その用語によって該当構成要素の本質や順番または順序などに限定されない。

尚、ある構成要素が別の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載された場合、その構成要素はその別の構成要素に直接的に「連結」、「結合」、または「接続」される場合だけでなく、その構成要素とその別の構成要素との間にあるさらに別の構成要素によって「連結」、「結合」、または「接続」される場合も含むことができる。

また、各構成要素の「上（の上）」または「下（の下）」に形成または配置されると記載される場合、「上（の上）」または「下（の下）」は、二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上のさらに別の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上（の上）」または「下（の下）」と表現される場合、一つの構成要素を基準に上側方向だけでなく下側方向の意味も含むことができる。

以下で使われる「光軸方向」とは、レンズ駆動装置に結合されたレンズの光軸の方向と定義する。従って、「光軸方向」は、カメラ装置のイメージセンサーの光軸の方向と一致することができる。

以下で使われる「オートフォーカス機能」とは、イメージセンサーに被写体の鮮明な映像が得られるように被写体との距離に応じてレンズを光軸方向に移動させて、イメージセンサーとの距離を調節することによって、被写体に対する焦点を自動で合わせる機能と定義する。一方、「オートフォーカス」とは「ＡＦ（Ａｕｔｏ Ｆｏｃｕｓ）」と混用されてもよい。

以下で使われる「手振れ補正機能」とは、外力によってイメージセンサーに発生する振動（動き）を相殺するようにレンズを光軸方向と垂直な方向に移動させるかチルトさせる機能と定義する。一方、「手振れ補正」とは、「ＯＩＳ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｉｍａｇｅ Ｓｔａｂｉｌｉｚａｔｉｏｎ）」または「光学式映像安定化」と混用されてもよい。

以下で使われる「ズーム機能」とは、カメラと被写体を同時に固定させて撮影しても被写体の大きさを任意に調節する機能と定義する。カメラが被写体に向けてズームすることをズームイン（ｚｏｏｍ-ｉｎ）、逆に被写体から抜けるようにズームすることをズームアウト（ｚｏｏｍ-ｏｕｔ）という。ズームインは、被写体を拡大すると同時に視野深度は減るようにするもので、ズームアウトは、被写体は小さくなり視野深度は増加する。「ズーム」とは、「Ｚｏｏｍ」と混用されてもよい。

カメラは、カメラ装置を含むことができる。カメラ装置は、カメラモジュールを含むことができる。

カメラ装置は、第１カメラ装置１０００を含むことができる。カメラ装置は、第２カメラ装置２０００を含むことができる。カメラ装置は、複数のカメラ装置を含むことができる。カメラ装置は、二つのカメラ装置を含むことができる。カメラ装置は、デュアルカメラ装置を含むことができる。または、カメラ装置は、トリプルまたはそれ以上のカメラ装置を含むことができる。

以下では、本実施例に係る第１カメラ装置を図面を参照して説明する。

図１は、本実施例に係るカメラ装置を図示する斜視図で、図２は、図１のＡ-Ａから見た断面図で、図３は、図１のＢ-Ｂから見た断面図で、図４は、本実施例に係る第１カメラ装置の分解斜視図で、図５は、図４と異なる方向から見た第１カメラ装置の分解斜視図で、図６は、本実施例に係る第１カメラ装置でカバー部材を省略した状態の平面図で、図７は、図６の第１カメラ装置でムーバーと回転プレートを省略した状態の斜視図で、図８と図９は、本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーと回転プレート及び関連構成の組み立て関係を図示する図面で、図１０は、本実施例に係る第１カメラ装置のムーバー及び関連構成を垂直方向に切断した前方から見た断面図で、図１１は、本実施例に係る第１カメラ装置のムーバー及び関連構成を水平方向に切断して下側から見た断面図で、図１２は、図１１の第１カメラ装置で第２マグネットと第１ヨークを省略した状態の図面で、図１３Ａ～図１３Ｃは、本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｙ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図で、図１４Ａ～図１４Ｃは、本実施例に係る第１カメラ装置のムーバーがｘ軸を中心にチルトされる様子を図示する断面図で、図１５は、本実施例に係る第１カメラ装置でオートフォーカス（ＡＦ）とズーム（ｚｏｏｍ）のために備えられるレンズアクチュエータの分解斜視図である。

第１カメラ装置１０００は、レンズ１７１０を含むことができる。レンズ１７１０は、プリズム１２２０とイメージセンサー１７３０との間に配置されることができる。レンズ１７１０は、イメージセンサー１７３０と並ぶことができる。レンズ１７１０は、イメージセンサー１７３０と対応する位置に配置されることができる。レンズ１７１０は、バレル内に配置されることができる。レンズ１７１０は、レンズアクチュエータと結合されることができる。レンズ１７１０は、複数のレンズを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、フィルター１７２０を含むことができる。フィルター１７２０は、レンズ１７１０を通過する光から特定周波数帯域の光がイメージセンサー１７３０に入射するのを遮断する役割をすることができる。フィルター１７２０は、レンズ１７１０とイメージセンサー１７３０との間に配置されることができる。フィルター１７２０は、センサーべース１７５０に配置されることができる。変形例で、フィルター１７２０は、べース１８６０に配置されることができる。フィルター１７２０は、赤外線フィルターを含むことができる。赤外線フィルターは、イメージセンサー１７３０に赤外線領域の光が入射されるのを遮断することができる。

第１カメラ装置１０００は、イメージセンサー１７３０を含むことができる。イメージセンサー１７３０では、レンズ１７１０とフィルター１７２０を通過した光が入射して、イメージが結像されることができる。イメージセンサー１７３０は、プリント回路基板１７４０に配置されることができる。イメージセンサー１７３０は、プリント回路基板１７４０に電気的に連結されることができる。一例として、イメージセンサー１７３０は、プリント回路基板１７４０に表面実装技術（ＳＭＴ，Ｓｕｒｆａｃｅ Ｍｏｕｎｔｉｎｇ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）によって結合されることができる。他の例で、イメージセンサー１７３０は、プリント回路基板１７４０にフリップチップ（ｆｌｉｐ ｃｈｉｐ）技術によって結合されることができる。イメージセンサー１７３０は、レンズ１７１０と光軸が一致するように配置されることができる。即ち、イメージセンサー１７３０の光軸とレンズ１７１０の光軸はアラインメント（ａｌｉｇｎｍｅｎｔ）され得る。イメージセンサー１７３０は、イメージセンサー１７３０の有効画像領域に照射される光を電気的信号に変換することができる。イメージセンサー１７３０は、ＣＣＤ（ｃｈａｒｇｅ ｃｏｕｐｌｅｄ ｄｅｖｉｃｅ、電荷結合素子）、ＭＯＳ（ｍｅｔａｌ ｏｘｉｄｅ ｓｅｍｉ-ｃｏｎｄｕｃｔｏｒ、金属酸化物半導体）、ＣＰＤ及びＣＩＤのいずれかであり得る。

第１カメラ装置１０００は、プリント回路基板１７４０（ＰＣＢ，Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｂｏａｒｄ）を含むことができる。プリント回路基板１７４０は、基板または回路基板であり得る。プリント回路基板１７４０にはセンサーべース１７５０が配置されることができる。プリント回路基板１７４０は、第１駆動部１４００、第２駆動部１５００、コイル１８４０と電気的に連結されることができる。プリント回路基板１７４０にはイメージセンサー１７３０に結像されるイメージを電気的信号に変換して外部装置に伝送するために、各種回路、素子、制御部などが備えられてもよい。

第１カメラ装置１０００は、センサーべース１７５０を含むことができる。センサーべース１７５０は、プリント回路基板１７４０に配置されることができる。センサーべース１７５０は、フィルター１７２０が配置される突出部を含むことができる。フィルター１７２０が配置されるセンサーべース１７５０の部分には、フィルター１７２０を通過する光がイメージセンサー１７３０に入射することができるように開口が形成されることができる。接着部材は、べース２３１０をセンサーべース１７５０に結合または接着させることができる。接着部材は、エポキシ、熱硬化性接着剤、紫外線硬化性接着剤のいずれか以上を含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、支持部１７６０を含むことができる。支持部１７６０は、連結基板１７７０とカバー部材１８５０との間に配置されることができる。支持部１７６０は、カバー部材１８５０に結合されて連結基板１７７０を固定することができる。

第１カメラ装置１０００は、連結基板１７７０を含むことができる。連結基板１７７０は、第１カメラ装置１０００を外部構成と連結するための構成であり得る。例えば、連結基板１７７０は、電源供給部及び／または制御部と連結されることができる。

第１カメラ装置１０００は、プリズムアクチュエータを含むことができる。プリズムアクチュエータは、プリズムを移動させることができる。プリズムアクチュエータは、プリズムをチルト（ｔｉｌｔ）させることができる。プリズムアクチュエータは、２軸を中心にプリズムをチルトさせることができる。プリズムアクチュエータは、手振れ補正機能を行うことができる。プリズムアクチュエータは、２軸に対する手振れ補正機能を行うことができる。

第１カメラ装置１０００は、ハウジング１１００を含むことができる。ハウジング１１００は、ムーバー１２００の少なくとも一部を包むように形成されることができる。ハウジング１１００は、ムーバー１２００の外側に配置されることができる。ハウジング１１００は、第１カバー部材１６６０と第２カバー部材１６７０内に配置されることができる。ハウジング１１００は、射出物で形成されることができる。ハウジング１１００は、ムーバー１２００と回転プレート１３００が移動する場合にも固定される部分であり得る。

ハウジング１１００は、本体部１１１０を含むことができる。本体部１１１０は、ムーバー１２００の少なくとも一部を包む部分を含むことができる。本体部１１１０には第１コイル１４２０と第２コイル１５２０が配置されることができる。本体部１１１０は、ムーバー１２００と離隔することができる。

ハウジング１１００は、側壁部１１２０を含むことができる。側壁部１１２０は、本体部１１１０と結合されることができる。側壁部１１２０は、本体部１１１０にスライディング方式で結合されることができる。側壁部１１２０は、本体部１１１０の溝に挿入されて結合されることができる。側壁部１１２０は、回転プレート１３００の前方に配置されることができる。側壁部１１２０は、回転プレート１３００と接触することができる。

ハウジング１１００の側壁部１１２０は、溝１１２１を含むことができる。溝１１２１は、回転プレート１３００の第１突出部１３２０の少なくとも一部を受け入れることができる。ハウジング１１００は、第１突出部１３２０の少なくとも一部が配置される溝１１２１を含むことができる。溝１１２１は、第１突出部１３２０の少なくとも一部と対応する形状を含むことができる。溝１１２１は、第１突出部１３２０と異なる形状で形成されることができる。図９、図１４Ｂ、図１４Ｃに図示されたようにハウジング１１００の溝１１２１に配置される第１突出部１３２０は、ｘ軸（第１軸）を中心にチルトできる。

第１カメラ装置１０００は、ムーバー１２００を含むことができる。ムーバー１２００は、ハウジング１１００内に配置されることができる。ムーバー１２００は、ハウジング１１００内で移動することができる。ムーバー１２００は、少なくとも二つの軸を中心にチルトできる。ムーバー１２００は、ピボット（ｐｉｖｏｔ）駆動することができる。ムーバー１２００は、第１軸を基準にチルトできる。ムーバー１２００は、第１軸を基準に回転することができる。ムーバー１２００は、第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトできる。ムーバー１２００は、第２軸を基準に回転することができる。

ムーバー１２００は、ホルダー１２１０を含むことができる。ムーバー１２００のホルダー１２１０は、両側面と、両側面を連結する第１面と第２面を含むことができる。この時、第１マグネット１４１０は、ムーバー１２００の両側面に配置されることができる。第２マグネット１５１０は、ムーバー１２００の第１面に配置されることができる。回転プレート１３００は、ムーバー１２００の第２面に配置されることができる。

ムーバー１２００のホルダー１２１０は、第１溝１２１１を含むことができる。第１溝１２１１は、ホルダー１２１０の第１面に形成されることができる。この時、第１ヨーク１６１０と第２マグネット１５１０は、第１溝１２１１内に配置されることができる。一方、第１マグネット１４１０の少なくとも一部は、ムーバー１２００の第１溝１２１１にオープンされることができる。即ち、第１マグネット１４１０の少なくとも一部は、ムーバー１２００を下方から見た時見えることができる。

ムーバー１２００のホルダー１２１０は、第２溝１２１２を含むことができる。第２溝１２１２は、ムーバー１２００の両側面に形成されることができる。この時、第１マグネット１４１０は、ムーバー１２００の第２溝１２１２に配置されることができる。第２ヨーク１６２０は、ムーバー１２００の第２溝１２１２に配置されることができる。溝１２１２は、第２ヨーク１６２０及び第１マグネット１４１０と対応する形状で形成されることができる。溝１２１２は、第１マグネット１４１０が突出しない深さで形成されることができる。または、溝１２１２に配置された第１マグネット１４１０の一部は、突出することができる。

ムーバー１２００のホルダー１２１０は、第３溝１２１３を含むことができる。第３溝１２１３は、ムーバー１２００の第１溝１２１１に形成されることができる。ムーバー１２００の第３溝１２１３には、第１ヨーク１６１０をムーバー１２００に固定する接着剤が配置されることができる。第３溝１２１３は、「接着剤受け入れ溝」であり得る。第３溝１２１３は、ムーバー１２００の第１溝１２１１の底面に陥没形成されることができる。

ムーバー１２００のホルダー１２１０は、溝１２１４を含むことができる。溝１２１４は、「回転プレート受け入れ溝」であり得る。溝１２１４には、転プレート１３００の第２突出部１３３０の少なくとも一部が配置されることができる。溝１２１４は、回転プレート１３００の第２突出部１３３０の少なくとも一部を受け入れることができる。溝１２１４は、第２突出部１３３０の少なくとも一部と対応する形状を含むことができる。溝１２１４は、第２突出部１３３０と異なる形状で形成されることができる。図８、図１３Ｂ、図１３Ｃに図示されたようにムーバー１２００の溝１２１４に配置される第２突出部１３３０は、ｙ軸（第２軸）を中心にチルトできる。

ムーバー１２００のホルダー１２１０は、溝１２１５を含むことができる。溝１２１５は、「第３マグネット受け入れ溝」であり得る。溝１２１５には第３マグネット１６３０が配置されることができる。溝１２１５はｍ第３マグネット１６３０と対応する形状で形成されることができる。溝１２１５はｍムーバー１２００の第２面に形成されることができる。

ムーバー１２００は、反射部材を含むことができる。反射部材はプリズム１２２０を含むことができる。プリズム１２２０は、ホルダー１２１０に配置されることができる。プリズム１２２０は、プリズム１２２０に入射される光を反射する反射面を含むことができる。プリズム１２２０は、ホルダー１２１０にプリズム１２２０の反射面が傾斜するように配置されることができる。プリズム１２２０は、プリズム１２２０に入射される光の光経路を変更することができる。プリズム１２２０は、第１軸の方向に入射される光を第３軸の方向に反射することができる。プリズム１２２０は、ｘ軸方向に入射される光をｚ軸向に反射することができる。プリズム１２２０はミラーを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、ガイド部材を含むことができる。ガイド部材は、ムーバー１２００の移動をハウジング１１００に対してガイドすることができる。ガイド部材は、回転プレート１３００を含むことができる。回転プレート１３００は、「駆動プレート」であり得る。回転プレート１３００は、ハウジング１１００とムーバー１２００との間に配置されることができる。回転プレート１３００は、第１軸及び第２軸と垂直である第３軸の方向にハウジング１１００とムーバー１２００との間に配置されることができる。回転プレート１３００は、第３マグネット１６３０と第４マグネット１６４０との間に配置されることができる。回転プレート１３００は、ムーバー１２００がハウジング１１００に対して２軸を中心にチルトされるようにガイドすることができる。

回転プレート１３００は、べース１３１０を含むことができる。べース１３１０は、プレート形状であり得る。べース１３１０は、ムーバー１２００とハウジング１１００との間に配置されることができる。べース１３１０は、ハウジング１１００を望む第１面と、ムーバー１２００を望む第２面を含むことができる。

回転プレート１３００は、第１突出部１３２０を含むことができる。第１突出部１３２０は、べース１３１０の第１面から突出することができる。第１突出部１３２０は、半球状であり得る。第１突出部１３２０は、複数の第１突出部を含むことができる。第１突出部１３２０は、第１-１突出部１３２１と第１-２突出部１３２２を含むことができる。第１突出部１３２０は、二つの第１突出部１３２１、１３２２を含むことができる。二つの第１突出部１３２１、１３２２は、第１方向に離隔することができる。第１突出部１３２０は、べース１３１０と一体で形成されることができる。第１突出部１３２０は、ハウジング１１００の溝１１２１に配置されることができる。図９、図１４Ｂ、図１４Ｃ図示されたように第１突出部１３２０は、ハウジング１１００の溝１１２１に挿入された状態でｘ軸（第１軸）を中心にチルトできる。

回転プレート１３００は、第２突出部１３３０を含むことができる。第２突出部１３３０は、べース１３１０の第１面の反対側の第２面から突出することができる。第２突出部１３３０は、半球状であり得る。第２突出部１３３０は、回転プレート１３００の一部が折り曲げられて形成されることができる。この時、第２突出部１３３０の反対側には、第２突出部１３３０と対応する溝が形成されることができる。

第２突出部１３３０は、複数の第２突出部を含むことができる。第２突出部１３３０は、第２-１突出部１３３１と第２-２突出部１３３２を含むことができる。第２突出部１３３０は、二つの第２突出部１３３１、１３３２を含むことができる。二つの第２突出部１３３１、１３３２は、第１方向に垂直である第２方向に離隔することができる。第２突出部１３３０は、べース１３１０と一体で形成されることができる。第２突出部１３３０は、ムーバー１２００の溝１２１４に配置されることができる。図８、図１３Ｂ、図１３Ｃ図示されたように第２突出部１３３０は、ムーバー１２００の溝１２１４に挿入された状態でｙ軸（第２軸）を中心にチルトできる。

変形例で、回転プレート１３００は、第１突出部１３２０と第２突出部１３３０のいずれか一つ以上に代わる溝を含むことができる。この場合、第１カメラ装置１０００は、回転プレート１３００とは別に形成されて、回転プレート１３００の溝に配置されるボールを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、第１駆動部１４００を含むことができる。第１駆動部１４００は、ムーバー１２００を第１軸を中心に回転させることができる。第１マグネット１４１０と第１コイル１４２０は、ムーバー１２００を第１軸を中心に回転させることができる。第１マグネット１４１０と第１コイル１４２０は、ムーバー１２００を第１軸を中心にチルトさせることができる。この時、光は第１軸に入射されることができる。

第１駆動部１４００は、第１マグネット１４１０を含むことができる。第１マグネット１４１０は、ムーバー１２００の両側面に配置されることができる。第１マグネット１４１０は、２極着磁マグネットの二つを接着剤で接着して一つで形成したマグネットを含むことができる。これにより、第１マグネット１４１０は、四つの極性を含むにもかかわらず中立の極性を有する部分が最小化されることができる。これにより、第１マグネット１４１０が第２カメラ装置２０００に及ぼす磁気力影響が最小化されることができる。

第１マグネット１４１０は、複数のマグネットを含むことができる。第１マグネット１４１０は、二つの第１マグネットを含むことができる。第１マグネット１４１０は、ムーバー１２００の両側面のうち一側面に配置される第１側方マグネット１４１１と、ムーバー１２００の両側面のうち他方面に配置される第２側方マグネット１４１２を含むことができる。但し、第１側方マグネット１４１１、第２側方マグネット１４１２及び第２マグネット１５１０のいずれかを第１マグネットといい、他の一つを第２マグネットといい、残りの一つを第３マグネットということができる。第１～第３マグネットは、「駆動マグネット」であり得る。

第２軸の方向に、第１マグネット１４１０と第２マグネット１５１０との間の距離（図１０のＤ参照）は、第２マグネット１５１０の対応する方向への長さ（図１０のＬ１参照）の１／４より小さくてよい。または、第２軸の方向に、第１マグネット１４１０と第２マグネット１５１０との間の距離（図１０のＤ参照）は、第２マグネット１５１０の対応する方向への長さ（図１０のＬ１参照）の１／８より小さくてよい。

第１駆動部１４００は、第１コイル１４２０を含むことができる。第１コイル１４２０は、基板１６５０に配置されることができる。第１コイル１４２０は、第１マグネット１４１０と向かい合うことができる。第１コイル１４２０は、第１マグネット１４１０と電磁気的相互作用することができる。図１４Ｂ、図１４Ｃに図示されたように、第１コイル１４２０は、ムーバー１２００をｘ軸に対してチルトするため使われることができる。第１コイル１４２０に電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第１突出部１３２０を基準に回転することができる。図１４Ｂに図示されたように第１コイル１４２０に第１方向電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第１突出部１３２０を中心に一側に回転することができる（図１４Ｂのｃ参照）。また、図１４Ｃに図示されたように第１コイル１４２０に第１方向とは逆方向である第２方向電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第１突出部１３２０を中心に他方に回転することができる（図１４Ｃのｄ参照）。

第１コイル１４２０は、複数の第１コイルを含むことができる。第１コイル１４２０は、二つの第１コイル１４２１、１４２２を含むことができる。第１コイル１４２０は、第１-１コイル１４２１と第１-２コイル１４２２を含むことができる。第１-１コイル１４２１は、第１側方マグネット１４１１と向かい合うように配置されることができる。第１-２コイル１４２２は、第２側方マグネット１４１２と向かい合うように配置されることができる。第１-１コイル１４２１と第１-２コイル１４２２は、個別的に制御されるように電気的に分離することができる。または、第１-１コイル１４２１と第１-２コイル１４２２は、電気的に連結されることができる。

但し、変形例で第１コイル１４２０がムーバー１２００に配置されて、第１マグネット１４１０がハウジング１１００に配置されることができる。

第１カメラ装置１０００は、ホールセンサー１４３０を含むことができる。ホールセンサー１４３０は、基板１６５０に配置されることができる。ホールセンサー１４３０は、第１コイル１４２０内に配置されることができる。ホールセンサー１４３０は、第１マグネット１４１０を感知することができる。ホールセンサー１４３０は、第１マグネット１４１０の磁気力を感知することができる。ホールセンサー１４３０は、ムーバー１２００の駆動をフィードバックするために使われることができる。ホールセンサー１４３０は、複数のホールセンサーを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、第２駆動部１５００を含むことができる。第２駆動部１５００は、ムーバー１２００を第１軸に垂直である第２軸を中心に回転させることができる。第２マグネット１５１０と第２コイル１５２０は、ムーバー１２００を第１軸に垂直である第２軸を中心に回転させることができる。

第２駆動部１５００は、第２マグネット１５１０を含むことができる。第２マグネット１５１０は、ヨークに配置されることができる。第２マグネット１５１０は、上面と下面の極性が異なる２極のマグネットを含むことができる。または、第２マグネット１５１０は、四つの極性を有する４極着磁マグネットを含むことができる。第２マグネット１５１０は、ムーバー１２００に配置されることができる。第２マグネット１５１０は、ムーバー１２００に結合されることができる。第２マグネット１５１０は、ムーバー１２００に固定されることができる。第２マグネット１５１０は、ムーバー１２００と共に移動することができる。第２マグネット１５１０と第２コイル１５２０は、ムーバー１２００を第１軸に垂直である第２軸を中心に回転させることができる。第２マグネット１５１０と第２コイル１５２０は、ムーバー１２００を第１軸に垂直である第２軸を中心にチルトさせることができる。この時、光は第１軸に入射されることができる。

第２駆動部１５００は、第２コイル１５２０を含むことができる。第２コイル１５２０は、基板１６５０に配置されることができる。第２コイル１５２０は、第２マグネット１５１０と向かい合うことができる。第２コイル１５２０は、第２マグネット１５１０と電磁気的相互作用することができる。図１３Ｂ、図１３Ｃに図示されたように第２コイル１５２０は、ムーバー１２００をｙ軸に対してチルトするために使われることができる。第２コイル１５２０に電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第２突出部１３３０を基準に回転することができる。図１３Ｂに図示されたように第２コイル１５２０に第１方向電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第２突出部１３３０を中心に一側に回転することができる（図１３Ｂのａ参照）。図１３Ｃに図示されたように第２コイル１５２０に第１方向と逆方向である第２方向電流が印加されると、ムーバー１２００は、回転プレート１３００の第２突出部１３３０を中心に他方に回転することができる（図１３Ｃのｂ参照）。

但し、変形例で第２コイル１５２０がムーバー１２００に配置されて、第２マグネット１５１０がハウジング１１００に配置されることができる。

第１カメラ装置１０００は、ホールセンサー１５３０を含むことができる。ホールセンサー１５３０は、基板１６５０に配置されることができる。ホールセンサー１５３０は、第２コイル１５２０内に配置されることができる。ホールセンサー１５３０は、第２マグネット１５１０を感知することができる。ホールセンサー１５３０は、第２マグネット１５１０の磁気力を感知することができる。ホールセンサー１５３０は、ムーバー１２００の駆動をフィードバックするために使われることができる。ホールセンサー１５３０は、複数のホールセンサーを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、第１ヨーク１６１０を含むことができる。第１ヨーク１６１０は、第２マグネット１５１０の一面に配置されることができる。または、変形例で、第１ヨーク１６１０は、第２コイル１５２０の一面に配置されることができる。第１ヨーク１６１０は、第２マグネット１５１０とムーバー１２００との間に配置されることができる。第１ヨーク１６１０は、ムーバー１２００の両側面の間のムーバー１２００の第１面に配置されることができる。第１ヨーク１６１０は、第１軸の方向にムーバー１２００及び第２マグネット１５１０とオーバーラップされることができる。第２軸の方向に、第１ヨーク１６１０の長さ（図１０のＬ２参照）は、第２マグネット１５１０の長さ（図１０のＬ１参照）より長くてよい。変形例で、第２軸の方向に、第１ヨーク１６１０の長さは、第２マグネット１５１０の長さと同じであってよい。第２軸の方向に、第１ヨーク１６１０の長さ（図１０のＬ２参照）は、第１側方マグネット１４１１と第２側方マグネット１４１２との間の距離と同じであってよい。第１ヨーク１６１０は、二つの第２ヨーク１６２１、１６２２を連結することができる。但し、変形例で第１ヨーク１６１０は、第２ヨーク１６２０と離隔することができる。第１ヨーク１６１０は、第２ヨーク１６２０と別途の部材で形成されることができる。但し、変形例で第１ヨーク１６１０と第２ヨーク１６２０は一体で形成されることができる。第１ヨーク１６１０は、ＳＰＣまたはＳＵＳ４系列の材質で形成されることができる。ＳＰＣで形成される場合、酸化防止のためのメッキが必要で、ＳＵＳ４系列で形成される場合、メッキが不要であり得る。

第２軸の方向に第１ヨーク１６１０の長さは、第２マグネット１５１０の長さの１倍～２倍であり得る。第２軸の方向に第１ヨーク１６１０の長さは、前記第２マグネット１５１０の長さの１．２倍～１．６倍であり得る。第２軸の方向に第１ヨーク１６１０の長さは、第２マグネット１５１０の長さの１．３倍～１．５倍であり得る。第２軸の方向に第１ヨーク１６１０の長さは、第２マグネット１５１０の長さの略１．４倍であり得る。

本実施例では、第１カメラ装置１０００のプリズムアクチュエータで電磁気力を高くして外部への漏洩磁束を減らすために、ヨーク（ｙｏkｅ）を付着することができる。ヨークの付着位置は、マグネットの面またはコイルの面になり得る。本実施例によると、ヨークがない時対比表面での磁気漏洩値が２倍以上減少することができる。マルチカメラ装置適用時、第１カメラ装置１０００の側方に配置される第２カメラ装置には、ＡＦモジュールの場合、二つのマグネット構造を適用して、ＯＩＳモジュールの場合三つのマグネット構造を適用することができる。ヨークのｙ軸の漏洩磁束が最小になるようにヨークはできるだけ大きく形成されることができる。第１ヨーク１６１０は、ムーバー１２００の第１溝１２１１に対応する形状及びの大きさで形成されることができる。

第１カメラ装置１０００は、第２ヨーク１６２０を含むことができる。第２ヨーク１６２０は、第１マグネット１４１０の一面に配置されることができる。または、変形例で第２ヨーク１６２０は、第１コイル１４２０の一面に配置されることができる。第２ヨーク１６２０は、第１マグネット１４１０とムーバー１２００との間に配置されることができる。第２ヨーク１６２０は、第１ヨーク１６１０と離隔することができる。第２ヨーク１６２０は、第１ヨーク１６１０と連結されることができる。第２ヨーク１６２０は、第１マグネット１４１０とホルダー１２１０との間に配置されることができる。第２ヨーク１６２０は、第１マグネット１４１０と対応する形状で形成されることができる。第２ヨーク１６２０は、ＳＰＣまたはＳＵＳ４系列の材質で形成されることができる。ＳＰＣで形成される場合、酸化防止のためのメッキが必要で、ＳＵＳ４系列で形成される場合、めっきが不要になり得る。

第２ヨーク１６２０は、複数の第２ヨークを含むことができる。第２ヨーク１６２０は、二つの第２ヨーク１６２１、１６２２を含むことができる。第２ヨーク１６２０は、第２-１ヨーク１６２１と第２-２ヨーク１６２２を含むことができる。第２ヨーク１６２０は、二つの第１マグネット１４１１、１４１２とムーバー１２００との間に配置される二つの第２ヨーク１６２１、１６２２を含むことができる。二つの第２ヨークは、第２ヨーク１６２１と第３ヨーク１６２２と称することができる。

第１カメラ装置１０００は、第３マグネット１６３０を含むことができる。第３マグネット１６３０は、ムーバー１２００に配置されることができる。第３マグネット１６３０は、ムーバー１２００の第２面に配置されることができる。第３マグネット１６３０は、ムーバー１２００に接着剤によって固定されることができる。第３マグネット１６３０で、「第３」とは、他のマグネットとの区分のためのものであって、第３マグネット１６３０は、「第４マグネット」などと称されることができる。

第１カメラ装置１０００は、第４マグネット１６４０を含むことができる。第４マグネット１６４０は、第３マグネット１６３０と引力が作用するように、ハウジング１１００に配置されることができる。第４マグネット１６４０は、ハウジング１１００の側壁部１１２０に配置されることができる。変形例で、第４マグネット１６４０は、第２カバー部材１６７０に配置されることができる。第４マグネット１６４０は、第３マグネット１６３０の第１面を望む第２面を含むことができる。第４マグネット１６４０の第２面は、第３マグネット１６３０の第１面と異なる極性を有することができる。これにより、第３マグネット１６３０と第４マグネット１６４０との間に引力が作用することができる。第３マグネット１６３０が第４マグネット１６４０方向に引きずられる力によってムーバー１２００が回転プレート１３００をハウジング１１００の側壁部１１２０方向に加圧することができる。これにより、ムーバー１２００が移動する場合でもムーバー１２００、回転プレート１３００及びハウジング１１００の接触状態が維持されることができる。第４マグネット１６４０で「第４」とは、他のマグネットとの区分のためのものであって、第４マグネット１６４０は、「第５マグネット」などと称されることができる。第４マグネットと第５マグネットは、「引力用マグネット」であり得る。

第１カメラ装置１０００は、基板１６５０を含むことができる。基板１６５０は、ＦＰＣＢ（ｆｌｅｘｉｂｌｅ ｐｒｉｎｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ ｂｏａｒｄ）を含むことができる。基板１６５０は、プリント回路基板１７４０と電気的に連結されることができる。基板１６５０は、第１コイル１４２０、第２コイル１４３０、ホールセンサー１４３０、１５３０に電流を与えることができる。

第１カメラ装置１０００は、第１カバー部材１６６０を含むことができる。第１カバー部材１６６０は、「カバーカン」または「シールドカン」であり得る。第１カバー部材１６６０は、ハウジング１１００の外側に配置されることができる。第１カバー部材１６６０は、ハウジング１１００をカバーすることができる。第１カバー部材１６６０は、ムーバー１２００を受け入れることができる。第１カバー部材１６６０は、金属材で形成されることができる。第１カバー部材１６６０は、電磁障害（ＥＭＩ，ｅｌｅｃｔｒｏ ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ）を遮断することができる。第１カバー部材１６６０は、上板と、上板から下に延びる側板を含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、第２カバー部材１６７０を含むことができる。第２カバー部材１６７０は、「カバーカン」または「シールドカン」であり得る。第２カバー部材１６７０は、第１カバー部材１６６０の側板を包むように配置されることができる。但し、変形例で、第１カバー部材１６６０が第２カバー部材１６７０を覆うことができる。第２カバー部材１６７０は、ハウジング１１００の外側に配置されることができる。第２カバー部材１６７０は、ハウジング１１００を包むことができる。第２カバー部材１６７０は、金属材で形成されることができる。第２カバー部材１６７０は、電磁障害（ＥＭＩ，ｅｌｅｃｔｒｏ ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ）を遮断することができる。第２カバー部材１６７０は、複数の側板を含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、レンズアクチュエータを含むことができる。レンズアクチュエータは、レンズ１７１０を第１軸ｘ軸及び第２軸ｙ軸と垂直である第３軸ｚ軸の方向に移動させることができる。レンズアクチュエータは、レンズ１７１０をイメージセンサー１７３０の光軸方向に移動させることができる。これにより、レンズアクチュエータは、オートフォーカス（ＡＦ）機能及びズーム（ｚｏｏｍ）機能のいずれか一つ以上を行うことができる。レンズアクチュエータは、複数のレンズの一部レンズだけ移動させることができる。または、レンズアクチュエータは、複数のレンズを複数の群に分けて複数の群毎に個別的に移動させることができる。

第１カメラ装置１０００は、可動子１８１０を含むことができる。可動子１８１０は、カバー部材１８５０内に配置されることができる。可動子１８１０は、カバー部材１８５０内に移動可能に配置されることができる。可動子１８１０は、レンズ１７１０と結合されることができる。可動子１８１０は、弾性部材１８７０によって弾性的に支持されることができる。

第１カメラ装置１０００は、マグネット１８２０を含むことができる。マグネット１８２０は、可動子１８１０の外周面に配置されることができる。マグネット１８２０は、コイル１８４０を望む面を含むことができる。マグネット１８２０は、複数のマグネットを含むことができる。マグネット１８２０は、二つのマグネットを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、第２基板１８３０を含むことができる。第２基板１８３０は、カバー部材１８５０内に配置されることができる。第２基板１８３０は、基板１６５０と電気的に連結されることができる。第２基板１８３０は、基板１６５０とプリント回路基板１７４０を電気的に連結することができる。第２基板１８３０は、ＦＰＣＢを含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、コイル１８４０を含むことができる。コイル１８４０は、第２基板１８３０に配置されることができる。コイル１８４０は、マグネット１８２０と向かい合うように配置されることができる。コイル１８４０は、マグネット１８２０と対向することができる。コイル１８４０は、マグネット１８２０と電磁気的相互作用することができる。コイル１８４０に電流が印加されると、コイル１８４０の周辺に電磁場が形成されることができる。これにより、マグネット１８２０は移動することができる。この時、マグネット１８２０は、可動子１８１０と共に移動することができる。コイル１８４０に第１方向電流が印加されると、可動子１８１０は、イメージセンサー１７３０と離れる方向に移動することができる。コイル１８４０に第１方向とは逆方向である第２方向電流が印加されると、可動子１８１０は、イメージセンサー１７３０と近づく方向に移動することができる。

第１カメラ装置１０００は、ホールセンサーを含むことができる。ホールセンサーは、マグネット１８２０と対応する位置に配置されることができる。ホールセンサーは、マグネット１８２０の磁気力を感知して、可動子１８１０の位置を感知することができる。ホールセンサーは、第２基板１８３０に配置されることができる。ホールセンサーは、コイル１８４０内に配置されることができる。ホールセンサーは、オートフォーカス機能及びズーム機能のいずれか一つ以上がフィードバックのために使われることができる。

第１カメラ装置１０００は、カバー部材１８５０を含むことができる。カバー部材１８５０は、「カバーカン」または「シールドカン」であり得る。カバー部材１８５０は、可動子１８１０の外側に配置されることができる。カバー部材１８５０は、金属材で形成されることができる。カバー部材１８５０は、電磁障害（ＥＭＩ，ｅｌｅｃｔｒｏ ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ）を遮断することができる。カバー部材１８５０は、前方に向かう面を含む第１版と、第１版から光軸方向に延びる第２版を含むことができる。

第１カメラ装置１０００は、べース１８６０を含むことができる。べース１８６０は、可動子１８１０からイメージセンサー１７３０に向かう方向に配置されることができる。べース１８６０は、可動子１８１０の一側へのストッパーで機能することができる。べース１８６０は、カバー部材１８５０と結合されることができる。

第１カメラ装置１０００は、弾性部材１８７０を含むことができる。弾性部材１８７０は、可動子１８１０に結合されることができる。弾性部材１８７０は、可動子１８１０の移動を弾性的にガイドすることができる。弾性部材１８７０の少なくとも一部は、弾性を有することができる。コイル１８４０に電流が印加されて、可動子１８１０が移動する場合、弾性部材１８７０の少なくとも一部は変形されることができる。以後、コイル１８４０に印加される電流が中断されると、弾性部材１８７０の弾性力によって弾性部材１８７０が元に戻ることができる。この時、可動子１８１０も初期位置に移動することができる。弾性部材１８７０は、金属で形成されることができる。弾性部材１８７０は、板バネで形成されることができる。

弾性部材１８７０は、第１弾性部材１８７１を含むことができる。第１弾性部材１８７１は、可動子１８１０に結合されることができる。第１弾性部材１８７１は、第２弾性部材１８７２より前方に配置されることができる。第１弾性部材１８７１は、互いに離隔する二つの弾性ユニットを含むことができる。第１弾性部材１８７１は、電気を供給する導電線で利用されることができる。

弾性部材１８７０は、第２弾性部材１８７２を含むことができる。第２弾性部材１８７２は、可動子１８１０とべース１８６０を連結することができる。第２弾性部材１８７２は、第１弾性部材１８７１より後方に配置されることができる。第２弾性部材１８７２は、べース１８６０と結合される外側部と、可動子１８１０と結合される内側部と、外側部と内側部を連結する連結部を含むことができる。

本実施例に係る第１カメラ装置１０００は、第１ハウジング、第１ハウジング内に配置される第１ムーバー及び第１ムーバーと第１ハウジングとの間に配置されるヨークを含む第１ユニットを含むことができる。この時、第１ハウジングは、ハウジング１１００であり、第１ムーバーはムーバー１２００であり得る。第１カメラ装置１０００は、第２ハウジング、第２ハウジング内に配置される第２ムーバーを含む第２ユニットを含むことができる。第１ユニットは、手振れ補正機能を行うことができる。第２ユニットは、フォーカシング機能を行うことができる。第１ムーバーは、第１面と、第１面と垂直な方向に配置される第２面を含むことができる。第１ユニットのヨークは、第１ムーバーの第１面と第１ハウジングとの間に配置される第１ヨーク１６１０と、第１ムーバーの第２面と第１ハウジングとの間に配置される第２ヨーク１６２０を含むことができる。

第１ヨーク１６１０と第２ヨーク１６２０は、第２ムーバーが移動する方向と平行に配置されることができる。第１軸に沿って第１ムーバー、第１ヨーク１６１０、第２マグネット１５１０及び第２コイル１５２０が順に配置されることができる。第１ヨーク１６１０は、第１軸と垂直な上面または下面を有することができる。第１ヨーク１６１０の少なくとも一部は、第１マグネット１４１０と第３軸の方向にオーバーラップされることができる。

駆動プレートは、第１ハウジングと第１ムーバーとの間に配置されることができる。駆動プレートは、第３軸の方向に第１ハウジングと第１ムーバーとの間に配置されることができる。第１ムーバーは、反射部材を含むことができる。反射部材は、プリズム１２２０を含むことができる。光は、第１軸に沿って反射部材に入射されることができる。反射部材は、光を第２ムーバーに結合されるレンズモジュールに反射させることができる。反射部材は、光を第２ムーバーに結合されるレンズモジュールに折曲または屈折させることができる。

第２ヨーク１６２０は、第１マグネット１４１０と第１ムーバーとの間に配置されることができる。第２軸の方向に、第１ヨーク１６１０は、第２マグネット１５１０の長さより長くてよい。第１ヨーク１６１０の面積は、第２マグネット１５１０の面積より大きくてよい。第１ヨーク１６１０の長軸の長さが、第２マグネット１５１０の長軸の長さより大きくてよい。第１ヨーク１６１０の一面の面積は、第１ヨーク１６１０の一面と向かい合う第２マグネット１５１０の一面の面積より大きくてよい。第２ヨーク１６２０は、第１ムーバーを基準に互いに反対側に配置される二つの第２ヨークを含むことができる。この時、第１ヨーク１６１０及び二つの第２ヨークは、「コ」の字形状に形成され得る。

以下では、本実施例に係る第２カメラ装置を図面を参照して説明する。

図１６は、本実施例に係る第２カメラ装置でカバー部材が省略された状態の平面図で、図１７は、本実施例に係る第２カメラ装置の分解斜視図で、図１８は、図４と異なる方向から見た第２カメラ装置の分解斜視図で、図１９は、本実施例に係るカメラ装置の平面図で、図２０は、図１９のＡ-Ａから見た断面図で、図２１は、図１９のＢ-Ｂから見た断面図である。

第２カメラ装置２０００は、レンズモジュールを含むことができる。レンズモジュールは、少なくとも一つのレンズ２０１０を含むことができる。レンズ２０１０は、レンズ駆動装置に結合されて第１軸の方向を望むことができる。レンズ２０１０は、イメージセンサーと対応する位置に配置されることができる。レンズモジュールは、レンズ２０１０及びバレルを含むことができる。レンズモジュールは、レンズ駆動装置のボビン２１１０に結合されることができる。レンズモジュールは、ボビン２１１０にねじ結合及び／または接着剤によって結合されることができる。レンズモジュールは、ボビン２１１０と一体で移動することができる。

第２カメラ装置２０００は、フィルターを含むことができる。フィルターは、レンズモジュールを通過する光から特定周波数帯域の光がイメージセンサーに入射するのを遮断する役割をすることができる。フィルターは、ｘ-ｙ平面と平行に配置されることができる。フィルターは、レンズモジュールとイメージセンサーとの間に配置されることができる。フィルターは、センサーべースに配置されることができる。変形例で、フィルターは、べース２３１０に配置されることができる。フィルターは、赤外線フィルターを含むことができる。赤外線フィルターは、イメージセンサーに赤外線領域の光が入射されるのを遮断することができる。

第２カメラ装置２０００は、センサーべースを含むことができる。センサーべースは、レンズ駆動装置とプリント回路基板との間に配置されることができる。センサーべースは、フィルターが配置される突出部を含むことができる。フィルターが配置されるセンサーべースの部分には、フィルターを通過する光がイメージセンサーに入射することができるように開口が形成されることができる。接着部材は、レンズ駆動装置のべース２３１０をセンサーべースに結合または接着させることができる。接着部材は、追加でレンズ駆動装置の内部で異物が流入しないようにする役割をすることができる。接着部材は、エポキシ、熱硬化性接着剤、紫外線硬化性接着剤のいずれか一つ以上を含むことができる。

第２カメラ装置２０００は、プリント回路基板（ＰＣＢ，Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｂｏａｒｄ）を含むことができる。プリント回路基板は、基板または回路基板であり得る。プリント回路基板にはレンズ駆動装置が配置されることができる。プリント回路基板とレンズ駆動装置との間には、センサーべースが配置されることができる。プリント回路基板は、レンズ駆動装置と電気的に連結されることができる。プリント回路基板にはイメージセンサーが配置されることができる。プリント回路基板には、イメージセンサーに結像されるイメージを電気的信号に変換して外部装置で伝送するために、各種回路、素子、制御部などが備えられてもよい。

第２カメラ装置２０００は、イメージセンサーを含むことができる。イメージセンサーは、レンズとフィルターを通過した光が入射してイメージが結像される構成であり得る。イメージセンサーは、プリント回路基板に実装されることができる。イメージセンサーは、プリント回路基板に電気的に連結されることができる。一例で、イメージセンサーは、プリント回路基板に表面実装技術（ＳＭＴ，Ｓｕｒｆａｃｅ Ｍｏｕｎｔｉｎｇ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）によって結合されることができる。他の例で、イメージセンサーは、プリント回路基板にフリップチップ（ｆｌｉｐ ｃｈｉｐ）技術によって結合されることができる。イメージセンサーは、レンズと光軸が一致するように配置されることができる。即ち、イメージセンサーの光軸とレンズの光軸は、アラインメント（ａｌｉｇｎｍｅｎｔ）され得る。イメージセンサーは、イメージセンサーの有効画像領域に照射される光を電気的信号に変換することができる。イメージセンサーは、ＣＣＤ（ｃｈａｒｇｅ ｃｏｕｐｌｅｄ ｄｅｖｉｃｅ、電荷結合素子）、ＭＯＳ（ｍｅｔａｌ ｏｘｉｄｅ ｓｅｍｉ-ｃｏｎｄｕｃｔｏｒ、金属酸化物半導体）、ＣＰＤ及びＣＩＤのいずれかであり得る。

第２カメラ装置２０００は、モーションセンサーを含むことができる。モーションセンサーは、プリント回路基板に実装されることができる。モーションセンサーは、プリント回路基板に提供される回路パターンを介して制御部と電気的に連結されることができる。モーションセンサーは、第２カメラ装置２０００の動きによる回転角速度情報を出力することができる。モーションセンサーは、２軸または３軸ジャイロセンサー（Ｇｙｒｏ Ｓｅｎｓｏｒ）、または、角速度センサーを含むことができる。

第２カメラ装置２０００は、制御部を含むことができる。制御部は、プリント回路基板に配置されることができる。制御部は、レンズ駆動装置の第１及び第２コイル２１２０、２３３０と電気的に連結されることができる。制御部は、第１及び第２コイル２１２０、２３３０に供給する電流の方向、強さ及び振幅などを個別的に制御することができる。制御部は、レンズ駆動装置を制御してオートフォーカス機能及び／または手振れ補正機能を行うことができる。さらに、制御部は、レンズ駆動装置に対するオートフォーカスフィードバック制御及び／または手振れ補正フィードバック制御を行うことができる。

第２カメラ装置２０００は、コネクターを含むことができる。コネクターは、プリント回路基板と電気的に連結されることができる。コネクターは、外部装置と電気的に連結されるためのポート（ｐｏｒｔ）を含むことができる。

第２カメラ装置は、レンズ駆動装置を含むことができる。レンズ駆動装置は、ボイスコイルモーター（ＶＣＭ，Ｖｏｉｃｅ Ｃｏｉｌ Ｍｏｔｏｒ）であり得る。レンズ駆動装置は、レンズ駆動モーターであり得る。レンズ駆動装置は、レンズ駆動アクチュエータであり得る。レンズ駆動装置は、ＡＦモジュールを含むことができる。レンズ駆動装置は、ＯＩＳモジュールを含むことができる。レンズ駆動装置は、第１カメラ装置１０００の第１マグネット１４１０と隣接するように配置されることができる。

レンズ駆動装置は、第１可動子２１００を含むことができる。第１可動子２１００は、レンズと結合されることができる。第１可動子２１００は、上部弾性部材２４１０及び／または下部弾性部材２４２０を介して第２可動子２２００と連結されることができる。第１可動子２１００は、第２可動子２２００との相互作用によって移動することができる。この時、第１可動子２１００は、レンズと一体で移動することができる。一方、第１可動子２１００は、ＡＦ駆動時移動することができる。この時、第１可動子２１００は、「ＡＦ可動子」と称されることができる。但し、第１可動子２１００は、ＯＩＳ駆動時にも第２可動子２２００と共に移動することができる。

第１可動子２１００は、ボビン２１１０を含むことができる。ボビン２１１０は、ハウジング２２１０内に配置されることができる。ボビン２１１０は、ハウジング２２１０のホールに配置されることができる。ボビン２１１０は、ハウジング２２１０に移動可能に結合されることができる。ボビン２１１０は、ハウジング２２１０に対して光軸方向に移動することができる。ボビン２１１０にはレンズが結合されることができる。ボビン２１１０とレンズは、ねじ結合及び／または接着剤によって結合されることができる。ボビン２１１０には第１コイル２１２０が結合されることができる。ボビン２１１０の上部または上面には上部弾性部材２４１０が結合されることができる。ボビン２１１０の下部または下面には下部弾性部材２４２０が結合されることができる。ボビン２１１０は、上部弾性部材２４１０及び／または下部弾性部材２４２０と熱融着及び／または接着剤によって結合されることができる。ボビン２１１０とレンズ、及びボビン２１１０と弾性部材２４００を結合する接着剤は、紫外線ＵＶ、熱及びレーザーのいずれか一つ以上によって硬化するエポキシ（ｅｐｏｘｙ）であり得る。

第１可動子２１００は、第１コイル２１２０を含むことができる。第１コイル２１２０は、ＡＦ駆動のために使われる「ＡＦ駆動コイル」であり得る。第１コイル２１２０は、ボビン２１１０に配置されることができる。第１コイル２１２０は、ボビン２１１０とハウジング２２１０との間に配置されることができる。第１コイル２１２０は、ボビン２１１０の外側面（ｏｕｔｅｒ ｌａｔｅｒａｌ ｓｕｒｆａｃｅ）または外周面（ｏｕｔｅｒ ｐｅｒｉｐｈｅｒａｌ ｓｕｒｆａｃｅ）に配置されることができる。第１コイル２１２０は、ボビン２１１０に直巻線できる。または、第１コイル２１２０は、直巻線された状態でボビン２１１０に結合されることができる。第１コイル２１２０は、第１マグネット２２２０と対向することができる。第１コイル２１２０は、第１マグネット２２２０と向かい合うように配置されることができる。第１コイル２１２０は、第１マグネット２２２０と電磁気的相互作用することができる。この場合、第１コイル２１２０に電流が供給されて、第１コイル２１２０の周辺に電磁場が形成されると、第１コイル２１２０と第１マグネット２２２０との間の電磁気的相互作用によって第１コイル２１２０が第１マグネット２２２０に対して移動することができる。第１コイル２１２０は、単一のコイルで形成されることができる。または、第１コイル２１２０は、相互離隔する複数のコイルを含むことができる。第１コイル２１２０は、上部弾性部材２４１０と電気的に連結されることができる。変形例で、第１コイル２１２０は、下部弾性部材２４２０と電気的に連結されることができる。

レンズ駆動装置は、第２可動子２２００を含むことができる。第２可動子２２００は、固定子２３００に支持部材２５００を介して移動可能に結合されることができる。第２可動子２２００は、上部及び下部弾性部材２４１０、２４２０を介して第１可動子２１００を支持することができる。第２可動子２２００は、第１可動子２１００を移動させるか第１可動子２１００と共に移動することができる。第２可動子２２００は、固定子２３００との相互作用によって移動することができる。第２可動子２２００は、ＯＩＳ駆動時移動することができる。この時、第２可動子２２００は、「ＯＩＳ可動子」と称されることができる。第２可動子２２００は、ＯＩＳ駆動時第１可動子２１００と一体で移動することができる。

第２可動子２２００は、ハウジング２２１０を含むことができる。ハウジング２２１０は、べース２３１０と離隔することができる。ハウジング２２１０は、ボビン２１１０の外側に配置されることができる。ハウジング２２１０は、ボビン２１１０の少なくとも一部を受け入れることができる。ハウジング２２１０は、カバー部材２６００内に配置されることができる。ハウジング２２１０は、カバー部材２６００とボビン２１１０との間に配置されることができる。ハウジング２２１０は、カバー部材２６００と異なる材質で形成されることができる。ハウジング２２１０は、絶縁材質で形成されることができる。ハウジング２２１０は、射出物で形成されることができる。ハウジング２２１０の外側の側面は、カバー部材２６００の側板の内面と離隔することができる。ハウジング２２１０とカバー部材２６００との間の離隔空間を介してハウジング２２１０はＯＩＳ駆動のために移動することができる。

ハウジング２２１０には第１マグネット２２２０が配置されることができる。ハウジング２２１０と第１マグネット２２２０は、接着剤によって結合されることができる。ハウジング２２１０には、第２マグネット２２３０が配置されることができる。ハウジング２２１０と第２マグネット２２３０は、接着剤によって結合されることができる。ハウジング２２１０には、ダミー部材２７００が配置されることができる。ハウジング２２１０とダミー部材２７００は、接着剤によって結合されることができる。ハウジング２２１０の上部または上面には、上部弾性部材２４１０が結合されることができる。ハウジング２２１０の下部または下面には、下部弾性部材２４２０が結合されることができる。ハウジング２２１０は、上部及び下部弾性部材５１０、５２０と熱融着及び／または接着剤によって結合されることができる。ハウジング２２１０と第１マグネット２２２０、及びハウジング２２１０と弾性部材２４００を結合する接着剤は、紫外線ＵＶ、熱及びレーザーのいずれか一つ以上によって硬化するエポキシ（ｅｐｏｘｙ）であり得る。

ハウジング２２１０は、四つ側部と、四つの側部との問に配置される四つのコーナー部を含むことができる。ハウジング２２１０の側部は、第１側部と、第１側部の反対側に配置される第２側部と、第１側部と第２側部との問に互いに反対側に配置される第３側部及び第４側部を含むことができる。ハウジング２２１０のコーナー部は、第１側部と第３側部との問に配置される第１コーナー部と、第１側部と第４側部との問に配置される第２コーナー部と、第２側部と第３側部との問に配置される第３コーナー部と、第２側部と第４側部との問に配置される第４コーナー部を含むことができる。ハウジング２２１０の側部は、「側壁（ｌａｔｅｒａｌ ｗａｌｌ）」を含むことができる。

第２可動子２２００は、第１マグネット２２２０を含むことができる。第１マグネット２２２０は、ハウジング２２１０に配置されることができる。第１マグネット２２２０は、ハウジング２２１０に接着剤によって固定されることができる。第１マグネット２２２０は、ボビン２１１０とハウジング２２１０との間に配置されることができる。第１マグネット２２２０は、第１コイル２１２０と対向することができる。第１マグネット２２２０は、第１コイル２１２０と電磁気的相互作用することができる。第１マグネット２２２０は、第２コイル２３３０と対向することができる。第１マグネット２２２０は、第２コイル２３３０と電磁気的相互作用することができる。第１マグネット２２２０は、ＡＦ駆動及びＯＩＳ駆動に共用に使われることができる。第１マグネット２２２０は、ハウジング２２１０の側部に配置されることができる。この時、第１マグネット２２２０は、平板（ｆｌａｔ ｐｌａｔｅ）形状を有す平板マグネットであり得る。変形例で、第１マグネット２２２０は、ハウジング２２１０のコーナー部に配置されることができる。この時、第１マグネット２２２０は、内側の側面が外側の側面より広い六面体形状を有するコーナーマグネットであり得る。第１マグネット２２２０は、複数のマグネットを含むことができる。第１マグネット２２２０は、二つのマグネットを含むことができる。

第２可動子２２００は、第２マグネット２２３０を含むことができる。第２マグネット２２３０は、ハウジング２２１０に配置されることができる。第２マグネット２２３０は、ハウジング２２１０に接着剤によって固定されることができる。第２マグネット２２３０は、ボビン２１１０とハウジング２２１０との間に配置されることができる。第２マグネット２２３０は、第２コイル２３３０と対向することができる。第２マグネット２２３０は、第２コイル２３３０と電磁気的相互作用することができる。第２マグネット２２３０は、ＯＩＳ駆動に使われることができる。第１マグネット２２２０は、ＯＩＳ-ｘ方向（第１軸方向）に第２可動子２２００を移動させるために使われて、第２マグネット２２３０は、ＯＩＳ-ｙ方向（第２軸方向）に第２可動子２２００を移動させるために使われることができる。第２マグネット２２３０は、一つのマグネットで構成されることができる。変形例で、第２マグネット２２３０は、複数のマグネットを含むことができる。

レンズ駆動装置は、固定子２３００を含むことができる。固定子２３００は、第１及び第２可動子２１００、２２００の下に配置されることができる。固定子２３００は、第２可動子２２００を移動可能に支持することができる。固定子２３００は、第２可動子２２００を移動させることができる。この時、第１可動子２１００も第２可動子２２００と共に移動することができる。

固定子２３００は、べース２３１０を含むことができる。べース２３１０は、ハウジング２２１０の下に配置されることができる。べース２３１０は、基板２３２０の下に配置されることができる。べース２３１０の上面には、基板２３２０が配置されることができる。べース２３１０は、カバー部材２６００と結合されることができる。べース２３１０は、プリント回路基板の上に配置されることができる。

固定子２３００は、基板２３２０を含むことができる。基板２３２０は、べース２３１０とハウジング２２１０との間に配置されることができる。基板２３２０は、べース２３１０の上面に配置されることができる。基板２３２０は、第１マグネット２２２０及び第２マグネット２２３０と対向する第２コイル２３３０を含むことができる。基板２３２０は、第２コイル２３３０に電源を供給することができる。基板２３２０には支持部材２５００が結合されることができる。基板２３２０は、べース２３１０の下に配置されるプリント回路基板とはんだによって結合されることができる。基板２３２０は、フレキシブルプリント回路基板（ＦＰＣＢ，Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｂｏａｒｄ）を含むことができる。基板２３２０は一部で折り曲げられることができる。

基板２３２０は、本体部を含むことができる。本体部にはホールが形成されることができる。基板２３２０は、端子部を含むことができる。端子部は、基板２３２０の本体部から下に延びることができる。端子部は、基板２３２０の一部が折り曲げられて形成されることができる。端子部は、少なくとも一部が外に露出することができる。端子部は、べース２３１０の下に配置されるプリント回路基板とはんだ付け（ｓｏｌｄｅｒｉｎｇ）によって結合されることができる。端子部は、べース２３１０の溝に配置されることができる。端子部は、複数の端子を含むことができる。

固定子２３００は、第２コイル２３３０を含むことができる。第２コイル２３３０は、基板２３２０の一構成であってよいが、基板２３２０とは別途の構成であり得る。第２コイル２３３０は、第１マグネット２２２０及び第２マグネット２２３０と電磁気的相互作用することができる。この場合、第２コイル２３３０に電流が供給されて、第２コイル２３３０周辺に磁場が形成されると、第２コイル２３３０と第１マグネット２２２０との間の電磁気的相互作用によって第１マグネット２２２０が第２コイル２３３０に対して第１軸方向に移動することができる。第２コイル２３３０に電流が供給されて、第２コイル２３３０の周辺に磁場が形成されると、第２コイル２３３０と第２マグネット２２３０との間の電磁気的相互作用によって第２マグネット２２３０が第２コイル２３３０に対して第２軸方向に移動することができる。第２コイル２３３０は、第１マグネット２２２０及び第２マグネット２２３０との電磁気的相互作用によってハウジング２２１０とボビン２１１０をべース２３１０に対して光軸と垂直な方向に移動させることができる。第２コイル２３３０は、本体部に一体で形成される微細パターンコイル（ＦＰ ｃｏｉｌ，Ｆｉｎｅ Ｐａｔｔｅｒｎ ｃｏｉｌ）であり得る。

第２コイル２３３０は、ハウジング２２１０とボビン２１１０を光軸方向に垂直である第１方向に移動させる第２-１コイルを含むことができる。第２コイル２３３０は、ハウジング２２１０とボビン２１１０を光軸方向及び第１方向と垂直である第２方向に移動させる第２-２コイル含むことができる。この時、第２-１コイルは、単一のコイルで形成されて、第２-２コイルは、互いに反対側に配置される二つのコイルで形成されることができる。または、逆に第２-１コイルは、互いに反対側に配置される二つのコイルで形成されて、第２-２コイルは、単一のコイルで形成されることができる。

レンズ駆動装置は、弾性部材２４００を含むことができる。弾性部材２４００は、少なくとも一部で弾性を有することができる。弾性部材２４００は、金属で形成されることができる。弾性部材２４００は、通電性材料で形成されることができる。弾性部材２４００は、ボビン２１１０とハウジング２２１０に結合されることができる。弾性部材２４００は、ボビン２１１０を弾性的に支持することができる。弾性部材２４００は、ボビン２１１０を移動可能に支持することができる。弾性部材２４００は、ＡＦ駆動時ボビン２１１０の移動を支持することができる。即ち、弾性部材２４００は、「ＡＦ支持部材」を含むことができる。弾性部材２４００は、ハウジング２２１０を移動可能に支持することができる。即ち、弾性部材２４００は、「ＯＩＳ支持部材」を含むことができる。

弾性部材２４００は、上部弾性部材２４１０を含むことができる。上部弾性部材２４１０は、ハウジング２２１０とボビン２１１０を連結することができる。上部弾性部材２４１０は、ボビン２１１０の上部とハウジング２２１０の上部に結合されることができる。上部弾性部材２４１０は、ボビン２１１０の上面に結合されることができる。上部弾性部材２４１０は、ハウジング２２１０の上面に結合されることができる。上部弾性部材２４１０は、支持部材２５００と結合されることができる。上部弾性部材２４１０は、板バネで形成されることができる。

上部弾性部材２４１０は、複数の上部弾性ユニットを含むことができる。上部弾性部材２４１０は、四つの上部弾性ユニットを含むことができる。上部弾性部材２４１０は、第１～第４上部弾性ユニットを含むことができる。第１～第４上部弾性ユニットは、第２基板６４０の四つの上部端子６４１と四つのワイヤーを連結することができる。四つの上部弾性ユニット各々は、ハウジング２２１０と結合される本体部と、第２基板６４０の端子に連結される連結端子を含むことができる。

上部弾性部材２４１０は、内側部を含むことができる。内側部は、ボビン２１１０と結合されることができる。内側部は、ボビン２１１０の上面に結合されることができる。内側部は、ボビン２１１０の突出部に結合されるホールまたは溝を含むことができる。内側部は、接着剤によってボビン２１１０に固定されることができる。

上部弾性部材２４１０は、外側部を含むことができる。外側部は、ハウジング２２１０と結合されることができる。外側部は、ハウジング２２１０の上面に結合されることができる。外側部は、ハウジング２２１０の突起に結合されるホールまたは溝を含むことができる。外側部は、接着剤によってハウジング２２１０に固定されることができる。

上部弾性部材２４１０は、連結部を含むことができる。連結部は、内側部と外側部を連結することができる。連結部は、弾性を有することができる。この時、連結部は「弾性部」と称されることができる。連結部は２回以上折り曲げられて形成されることができる。

上部弾性部材２４１０は、結合部を含むことができる。結合部は外側部から延びることができる。結合部は、支持部材２５００と結合されることができる。結合部は、支持部材２５００のワイヤーが通過するホールを含むことができる。結合部とワイヤーは、はんだによって結合されることができる。

弾性部材２４００は、下部弾性部材２４２０を含むことができる。下部弾性部材２４２０は、上部弾性部材２４１０の下に配置されることができる。下部弾性部材２４２０は、ボビン２１１０とハウジング２２１０を連結することができる。下部弾性部材２４２０は、ボビン２１１０の下部に配置されることができる。下部弾性部材２４２０は、ボビン２１１０とハウジング２２１０に結合されることができる。下部弾性部材２４２０は、ボビン２１１０の下面に結合されることができる。下部弾性部材２４２０は、ハウジング２２１０の下面に結合されることができる。下部弾性部材２４２０は板バネで形成されることができる。

下部弾性部材２４２０は、内側部を含むことができる。内側部は、ボビン２１１０と結合されることができる。内側部は、ボビン２１１０の下面に結合されることができる。内側部は、ボビン２１１０の突起に結合されるホールまたは溝を含むことができる。内側部は、接着剤によってボビン２１１０に固定されることができる。

下部弾性部材２４２０は、外側部を含むことができる。外側部は、ハウジング２２１０と結合されることができる。外側部は、ハウジング２２１０の下面に結合されることができる。外側部は、ハウジング２２１０の突起に結合されるホールまたは溝を含むことができる。外側部は、接着剤によってハウジング２２１０に固定されることができる。

下部弾性部材２４２０は、連結部を含むことができる。連結部は、内側部と外側部を連結することができる。連結部は、弾性を有することができる。この時、連結部は「弾性部」と称されることができる。連結部は、２回以上折り曲げられて形成されることができる。

弾性部材２４００は、支持部材２５００を含むことができる。支持部材２５００は、基板２３２０と上部弾性部材２４１０を連結することができる。支持部材２５００は、上部弾性部材２４１０と基板２３２０各々にはんだによって結合されることができる。支持部材２５００は、ハウジング２２１０を移動可能に支持することができる。支持部材２５００は、ハウジング２２１０を弾性的に支持することができる。支持部材２５００は、少なくとも一部で弾性を有することができる。支持部材２５００は、ＯＩＳ駆動時ハウジング２２１０及びボビン２１１０の移動を支持することができる。この時、支持部材２５００は、「ＯＩＳ支持部材」と称されることができる。支持部材２５００は、弾性部材を含むことができる。支持部材２５００は、ワイヤーで形成されることができる。変形例で、支持部材２５００は、板バネで形成されることができる。

支持部材２５００は、ワイヤーを含むことができる。支持部材２５００は、ワイヤーバネを含むことができる。支持部材２５００は、複数のワイヤーを含むことができる。支持部材２５００は、四つの上部弾性ユニットとペアになって連結される四つのワイヤーを含むことができる。支持部材２５００は、第１～第４ワイヤーを含むことができる。

レンズ駆動装置は、カバー部材２６００を含むことができる。カバー部材２６００は、「カバーカン」を含むことができる。カバー部材２６００は、ハウジング２２１０の外側に配置されることができる。カバー部材２６００は、べース２３１０と結合されることができる。カバー部材２６００は、ハウジング２２１０を中に受け入れることができる。カバー部材２６００は、レンズ駆動装置の外観を形成することができる。カバー部材２６００は下面が開放された六面体形状であり得る。カバー部材２６００は、非磁性体であり得る。カバー部材２６００は、金属材で形成されることができる。カバー部材２６００は、金属の板材で形成されることができる。カバー部材２６００は、プリント回路基板のグラウンド部と連結されることができる。これにより、カバー部材２６００はグラウンドされることができる。カバー部材２６００は、電磁障害（ＥＭＩ，ｅｌｅｃｔｒｏ ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ）を遮断することができる。この時、カバー部材２６００は「ＥＭＩシールドカン」と称されることができる。

カバー部材２６００は、上板と、側板を含むことができる。カバー部材２６００は、ホールを含む上板と、上板の外周（ｏｕｔｅｒ ｐｅｒｉｐｈｅｒｙ）またはエッジ（ｅｄｇｅ）から下に延びる側板を含むことができる。カバー部材２６００の側板の下段は、べース２３１０の段差部に配置されることができる。カバー部材２６００の側板の内面は、べース２３１０に接着剤によって固定されることができる。

レンズ駆動装置は、ダミー部材２６００（ｄｕｍｍｙ ｍｅｍｂｅｒ）を含むことができる。ダミー部材２６００は、ハウジング２２１０に配置されることができる。ダミー部材２６００は、磁気力を有しないことがある。ダミー部材２６００の磁気力は、第２マグネット２２３０の磁気力より弱くてよい。ダミー部材２６００は、第１カメラ装置１０００と隣接した側に配置されることができる。ダミー部材２６００は、第２マグネット２２３０に同じ重量を有することができる。ダミー部材２６００は、第１カメラ装置１０００との磁気力干渉の最小化のために配置されることができる。ダミー部材２６００によって第１カメラ装置１０００と第２カメラ装置２０００との間の磁気力干渉が最小化されることができる。

レンズ駆動装置は、ＯＩＳセンサーを含むことができる。ＯＩＳセンサーは、ＯＩＳフィードバック制御に使われることができる。この時、ＯＩＳセンサーは、「ＯＩＳフィードバック駆動用センサー」と称されることができる。ＯＩＳセンサーは、べース２３１０と基板２３２０との間に配置されることができる。ＯＩＳセンサーは、第２可動子２２００の移動を感知することができる。ＯＩＳセンサーは、ホールセンサーを含むことができる。この時、ホールセンサーは、第１マグネット２２２０と第２マグネット２２３０のいずれか一つ以上の磁気力を感知して、ハウジング２２１０の移動を感知することができる。ＯＩＳセンサーによって感知された感知値は、ＯＩＳフィードバック制御に使われることができる。

以下では、本実施例に係る光学機器を図面を参照して説明する。

図２２は、本実施例に係る光学機器の斜視図である。

光学機器は、携帯電話、携帯端末、移動端末、スマートフォン（ｓｍａｒｔ ｐｈｏｎｅ）、スマートパッド、携帯用スマート機器、デジタルカメラ、ノートブックコンピュータ（ｌａｐｔｏｐ ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、デジタル放送用端末、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔｓ）、ＰＭＰ（Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｐｌａｙｅｒ）及びナビゲーションのいずれか一つ以上を含むことができる。但し、光学機器は、映像または写真を撮影するためのいれれの装置も含むことができる。

光学機器は、本体を含むことができる。光学機器は、カメラ装置１０００、２０００を含むことができる。カメラ装置１０００、２０００は、本体に配置されることができる。カメラ装置１０００、２０００は、被写体を撮影することができる。光学機器は、ディスプレイを含むことができる。ディスプレイは、本体に配置されることができる。ディスプレイは、カメラ装置１０００、２０００によって撮影された映像を出力することができる。ディスプレイは、本体の第１面に配置されることができる。カメラ装置１０００、２０００は、本体の第１面と、第１面の反対側の第２面のいずれか一つ以上に配置されることができる。

光学機器は、後面に提供されたカメラ装置１０００、２０００、被写体距離測定装置３０００、及びフラッシュモジュール４０００を含むことができる。被写体距離測定装置３０００は、発光部として表面光放出レーザー素子のパッケージ中一つを含むことができる。被写体距離測定装置３０００は、レーザーを利用した自動焦点機能を含むことができる。被写体距離測定装置３０００は、レーザーを利用して被写体とカメラ装置１０００、２０００の間の距離を測定することができる。被写体距離測定装置３０００によって測定された被写体との距離は、カメラ装置１０００、２０００のＡＦ駆動制御に使われることができる。被写体距離測定装置３０００は、カメラ装置１０００、２０００のイメージを利用した自動焦点機能が低下する条件、例えば１０ｍ以下の近接または暗い環境で主に使用されることができる。被写体距離測定装置３０００は、垂直キャビティ表面放出レーザー（ＶＣＳＥＬ）半導体素子を含む発光部と、フォトダイオードのような光エネルギーを電気エネルギーに変換する受光部を含むことができる。被写体距離測定装置３０００は、発光部で出射される光が被写体に反射して受光部に入射される時間を計算して、被写体との距離を測定することができる。フラッシュモジュール４０００は、内部に光を発光する発光素子を含むことができる。フラッシュモジュール４０００は、光学機器のカメラ作動または使用者の制御によって作動することができる。

以上添付された図面を参照して、本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施されることができることが理解できるはずである。従って、以上で記述した実施例はすべての面において例示的なものであって、限定的ではないものと理解しなければならない。

Claims (10)

1. 第１ハウジング、前記第１ハウジング内に配置される第１ムーバー及び前記第１ムーバーと前記第１ハウジングとの間に配置されるヨークを含む第１ユニット；及び
   第２ハウジング、前記第２ハウジング内に配置される第２ムーバーを含む第２ユニット；を含み、
   前記第１ユニットは、手振れ補正機能を行い、前記第２ユニットは、フォーカシング機能を行って、
   前記第１ムーバーは、第１面と、前記第１面と垂直な方向に配置される第２面を含み、
   前記第１ユニットの前記ヨークは、前記第１ムーバーの前記第１面と前記第１ハウジングとの間に配置される第１ヨークと、前記第１ムーバーの前記第２面と前記第１ハウジングとの間に配置される第２ヨークを含む、カメラ装置。
2. 前記第１ヨークと前記第２ヨークは、前記第２ムーバーが移動する方向と平行に配置される請求項１に記載のカメラ装置。
3. 前記第１ムーバーを第１軸を基準にチルトさせる第１マグネットと第１コイル；及び
   前記第１ムーバーを前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトさせる第２マグネットと第２コイル；を含み、
   光は、前記第１軸に入射されて、
   前記第１軸に沿って前記第１ムーバー、前記第１ヨーク、前記第２マグネット及び前記第２コイルが順に配置される請求項１に記載のカメラ装置。
4. 前記第１ヨークは、前記第１軸と垂直な上面または下面を有する請求項３に記載のカメラ装置。
5. 前記第１ハウジングと前記第１ムーバーとの間に配置される駆動プレートを含む請求項３に記載のカメラ装置。
6. 前記第２ムーバーは、前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動され、
   前記駆動プレートは、前記第３軸の方向に前記第１ハウジングと前記第１ムーバーとの間に配置される請求項５に記載のカメラ装置。
7. 前記第１ヨークの少なくとも一部は、前記第１マグネットと前記第３軸の方向にオーバーラップされる請求項６に記載のカメラ装置。
8. 前記第２軸の方向に前記第１ヨークの長さは、前記第２マグネットの長さの１．２倍～１．６倍である請求項３に記載のカメラ装置。
9. 前記第２軸の方向に前記第１ヨークの長さは、前記第２マグネットの長さの１．３倍～１．５倍である請求項３に記載のカメラ装置。
10. ハウジング；
    前記ハウジング内に配置されるムーバー；
    前記ムーバーを第１軸を基準にチルトさせる第１マグネットと第１コイル；
    前記ムーバーを前記第１軸に垂直である第２軸を基準にチルトさせる第２マグネットと第２コイル；及び
    前記第１軸及び前記第２軸と垂直である第３軸に沿って移動するレンズモジュール；を含み、
    光は、前記第１軸に入射されて、
    前記第２マグネットと前記ムーバーとの間には第１ヨークが配置されるカメラ装置。

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