JP2023539974A - 量子状態準備回路の生成方法、超伝導量子チップ - Google Patents

量子状態準備回路の生成方法、超伝導量子チップ Download PDF

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Abstract

量子状態準備回路の生成方法、装置、超伝導量子チップ、及び記憶媒体であって、方法は、入力レジスタを配置するステップであって、入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、ステップと、m個の補助量子ビットを取得し、且つ複製レジスタと位相レジスタをそれぞれ配置するステップであって、複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成される、ステップと、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得るステップと、異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るステップと、を含む。

Description

本願は、量子設計技術に関し、特に量子状態準備回路の生成方法、装置、超伝導量子チップ、及び記憶媒体に関する。
本願は、出願番号が第202110893354.3号、出願日が2021年8月4日である中国特許出願に基づいて提出されており、且つ該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全内容は、ここに参考として本願に組み込まれている。
超伝導チップ上の量子ビット(Qubit、Quantum Bit)は、量子状態のキャリアであり、量子情報を運び、量子アルゴリズムを実行する。超伝導量子コンピューティングは、動作速度が速いという利点を有し、人々に広く応用されており、量子コンピューティングは、単一ビット論理ゲートコンピューティング、及び2ビット論理ゲートコンピューティングに分けられ、2ビット論理ゲートは、量子状態交換操作、制御されたNOTゲート操作(CNOT、Controlled-NOT gate operation)、及び制御された位相ゲート操作(CP、Controlled Phase gate operation)などを含む。この過程において、量子状態準備は、量子アルゴリズムの設計における1つの基礎的且つ重要なステップであるが、関連技術において、量子状態準備回路は、単に補助量子ビットが指数関数的である状況のみを考慮するが、量子状態を準備するときに、指数関数的な補助量子ビットがないことが多く、補助量子ビットの個数が指数関数的である量子状態の準備のみを考慮することは実際の応用シナリオに適合せず、同時に、既存の量子状態準備回路はいずれも標準的な量子状態準備を完了しておらず、実際の使用ニーズに適合することができない。
本願の実施例は量子状態準備回路の生成方法を提供し、前記方法は、
入力レジスタを配置するステップであって、前記入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、ステップと、
m個の補助量子ビットを取得し、且つ複製レジスタと位相レジスタをそれぞれ配置するステップであって、前記複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、前記位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成される、ステップと、
前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
前記対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得るステップと、
異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るステップと、を含む。
本願の実施例は量子状態準備回路の生成装置をさらに提供し、前記装置は、
入力レジスタを配置するように配置される量子準備モジュールであって、前記入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、量子準備モジュールと、
m個の補助量子ビットを取得するように配置される量子伝送モジュールと、を含み、
前記量子準備モジュールはさらに、
複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置され、前記複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、前記位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、
前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得て、
前記対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得て、
異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るように配置される。
本願の実施例は超伝導量子チップをさらに提供し、前記超伝導量子チップは量子状態準備回路を含み、前記量子状態準備回路は、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法により実現される。
本願の実施例は電子機器をさらに提供し、前記電子機器は、
実行可能命令を記憶することに用いられるメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能命令を動作させるときに、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実現することに用いられるプロセッサと、を含む。
本願の実施例はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、実行可能命令が記憶され、前記実行可能命令がプロセッサによって実行されるときに、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実現する。
本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法の使用シナリオの模式図である。 本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置の構成構造の模式図である。 本願の実施例における量子状態準備回路を配置する1つの過程の模式図である。 本願の実施例における量子状態準備回路のユニタリ行列量子回路フレームワークの模式図である。 本願の実施例における量子状態準備回路を配置する1つの過程の模式図である。 本願の実施例における均一制御行列回路の構造模式図である。 本願の実施例における量子状態準備回路の構造模式図である。 本願の実施例における量子状態準備回路のユニタリ行列量子回路フレームワークの1つの模式図である。
本願の目的、技術的手段、及び利点をより明確にするために、以下、図面と併せて本願をさらに詳細に記述する。記述される実施例は、本願に対する制限とみなされるべきではなく、当業者が創造的な労働を必要としない前提下で取得した全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
以下の記述において、「いくつかの実施例」が言及されており、それらは全ての可能な実施例のサブセットを記述するが、理解できるように、「いくつかの実施例」は、全ての可能な実施例の同じサブセット、又は異なるサブセットであってもよく、且つ矛盾がない場合に相互に組み合わせることができる。
本願の実施例をさらに詳細に説明する前に、本願の実施例に言及される名詞、及び用語を説明する。本願の実施例に言及される名詞、及び用語は以下の解釈に適用される。
1)超伝導量子ビット:ジョセフソン接合を利用して形成された超伝導量子回路である。
2)基づく:実行される操作が依存する条件、又は状態を表すことに用いられ、依存する条件、又は状態を満たすときに、実行される1つ、又は複数の操作はリアルタイムであってもよく、設定された遅延を有してもよく、特に説明がない場合には、実行される複数の操作には実行の前後順序の制限が存在しない。
3)超伝導量子チップ(Superconducting Quantum Chip):超伝導量子コンピュータの中央プロセッサである。量子コンピュータは、量子力学原理を利用してコンピューティングを行う機械の一種である。量子力学の重ね合わせ原理、及び量子もつれに基づき、量子コンピュータは、比較的高い並行処理能力を有し、古典的なコンピュータでコンピューティングが困難ないくつかの問題を解決することができる。超伝導量子ビットのゼロ抵抗特性と集積回路に近い製造プロセスとによって、超伝導量子ビットを利用して構築された量子コンピューティング体系は、現在、実用的な量子コンピューティングを実現する最も有望な体系の1つである
4)量子回路:一種の量子コンピューティングモデルであり、一連の量子ゲートシーケンスで構成され、且つ量子ゲートによってコンピューティングを完了する。
5)グレイコードパス(Gray code path):{0,1}におけるビット列のシーケンスの一種であり、隣接する2つのビット列はちょうど1ビットだけが異なる。
6)漸近上界ο(・):g(n)=O(f(n))は、定数cとnが存在することを表し、全ての整数n≧nに対しては、任意の0≦g(n)≦cf(n)である。
7)漸近下界Ω(・):g(n)=Ω(f(n))は、定数cとnが存在することを表し、全ての整数n≧nに対しては、任意のg(n)≧cf(n)≧0である。
8)ユニタリ変換(Unitary Transformation):ユニタリ空間Vの等距離変換を指す。∀α、β∈Vに対して、条件(σ(α),σ(β))=(α,β)を満たす線形変換σはユニタリ変換と呼ばれる。n次元ユニタリ空間Vの各ユニタリ変換σに対して、いずれもVの標準的な正規直交基底が存在し、σのこの基底に関する行列は対角形であり、且つ対角線上の要素のモジュラスは1である。
以下、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を説明する。ここで、図1は本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法の使用シナリオの模式図であり、図1に参照されるように、超伝導量子コンピュータは、量子論理を使用して汎用コンピューティングを行う一種の機器である。従来のコンピュータと比較して、超伝導量子コンピュータは、いくつかの特定の問題を解決するときに演算効率を大幅に向上させることができるため、広く注目されている。超伝導量子チップは、関連する半導体プロセス技術を利用して大規模な集積を実現することができ、同時に、超伝導量子ビットは、相互作用制御、選択的操作、及び誤り訂正などの量子コンピューティングを行うのに必要な重要な指標の点で他の物理体系よりも優れた性能を示し、超伝導量子コンピュータを実現する最も有望なプラットフォームの1つである。超伝導量子コンピュータは、主に、超伝導量子チップと、チップの制御、測定に用いられるハードウェアシステムとを含み、ハードウェアシステムは、主に、各種のマイクロ波周波数帯の信号発生器と、各種のマイクロ波周波数帯のデバイスとを含み、フィルター、増幅器、及びアイソレーターなどを含むがこれらに限定されない。ハードウェアシステムは、マイクロ波伝送線が設けられた希釈冷凍機をさらに含む。超伝導量子チップの使用において、異なる量子アルゴリズムを実行できる。量子状態準備は、量子アルゴリズムの設計における1つの基礎的且つ重要なステップであり、関連技術において、量子状態準備回路は、単に補助量子ビットが指数関数的である状況のみを考慮するが、量子状態を準備するときには、指数関数的な補助量子ビットがないことが多く、補助量子ビットの個数が指数関数的である量子状態の準備のみを考慮することは実際の応用シナリオに適合しない。同時に、既存の量子状態準備回路はいずれも標準的な量子状態準備を完了しておらず、実際の使用ニーズに適合することができない。従って、本願の実施例は量子状態準備回路の生成方法を提供し、量子状態準備回路を得ることに用いられ、得られた量子状態準備回路は、量子機械学習、又は物理システムの模擬に応用できる。
以下、本願の実施例の量子状態準備回路の生成装置の構造を詳細に説明する。量子状態準備回路の生成装置は、各種の形態で実施されてもよく、例えば量子状態準備回路の生成装置の処理機能付きの超伝導量子チップであり、量子状態準備回路の生成装置の処理機能が設定されたICチップであってもよく、たとえば図1における超伝導量子チップである。図2は本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置の構成構造の模式図であり、理解できるように、図2には、全部の構造ではなく、量子状態準備回路の生成装置の例示的な構造のみが図示されているため、必要に応じて図2に図示されている一部の構造、又は全部の構造を実施することができる。
本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、少なくとも1つのプロセッサ201と、メモリ202と、ユーザーインタフェース203と、少なくとも1つのネットワークインタフェース204とを含む。量子状態準備回路の生成装置におけるそれぞれのコンポーネントはバスシステム205を介して共に結合される。理解できるように、バスシステム205はこれらのコンポーネント間の接続通信を実現することに用いられる。バスシステム205は、データバスを含むことに加えて、電源バス、制御バス、及び状態信号バスをさらに含む。しかし、説明を明確にするために、図2において各種のバスがいずれもバスシステム205として表記される。
ここで、ユーザーインタフェース203は、ディスプレイ、キーボード、マウス、トラックボール、クリックホイール、キー、ボタン、タッチパッド、又はタッチスクリーンなどを含んでもよい。
理解できるように、メモリ202は、揮発性メモリ、又は不揮発性メモリであってもよく、揮発性メモリ、及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。本願の実施例におけるメモリ202は、データを記憶して電子機器(例えば端末機器)における超伝導量子チップにおける操作をサポートすることが可能である。これらのデータの例は、例えばオペレーティングシステム、及びアプリケーションプログラムなどの、電子機器の超伝導量子チップ上で操作することに用いられるいかなるコンピュータプログラムをも含む。ここで、オペレーティングシステムは、各種のシステムプログラム、たとえばフレームワーク層、コアライブラリ層、駆動層などを含み、各種の基礎サービスを実現し、及びハードウェアに基づくタスクを処理することに用いられる。アプリケーションプログラムは各種のアプリケーションプログラムを含んでもよい。本願の実施例が提供する電子機器は、各種のタイプの端末機器として実施されてもよく、サーバとして実施されてもよい。
いくつかの実施例において、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、ソフトウェアとハードウェアとの組合せ方式を採用して実現されてもよく、一例として、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、ハードウェアデコードプロセッサ形態を採用するプロセッサであってもよく、それは、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実行するようにプログラミングされる。たとえば、ハードウェアデコードプロセッサ形態のプロセッサは、1つ、又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、プログラマブル論理デバイス(PLD、Programmable Logic Device)、コンプレックスプログラマブル論理デバイス(CPLD、Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field-Programmable Gate Array)、又は他の電子部品を採用してもよい。
本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置がソフトウェアとハードウェアとの組合せを採用して実施される例として、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、プロセッサ201によって実行されるソフトウェアモジュールの組み合わせとして直接具現化されてもよく、ソフトウェアモジュールは記憶媒体において位置してもよく、記憶媒体はメモリ202に位置し、プロセッサ201はメモリ202におけるソフトウェアモジュールに含まれる実行可能命令を読み取り、必要なハードウェア(たとえば、プロセッサ201、及びバス205に接続された他のコンポーネントを含む)と組み合わせて本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を完了する。
一例として、プロセッサ201は一種の超伝導量子チップであってもよく、信号の処理能力を有し、たとえば汎用プロセッサ、DSP、又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート、又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであり、ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、又はいかなる通常のプロセッサなどであってもよい。
本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置がハードウェアを採用して実施される例として、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、ハードウェアデコードプロセッサ形態のプロセッサ201を直接採用して実現してもよく、たとえば、1つ、又は複数のASIC、DSP、PLD、CPLD、FPGA、又は他の電子部品によって実行されて、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実現する。
本願の実施例におけるメモリ202は、各種のタイプのデータを記憶して量子状態準備回路の生成装置の操作をサポートすることに用いられる。これらのデータの例は、量子状態準備回路の生成装置上で操作することに用いられるいかなる実行可能命令を含み、本願の実施例の量子状態準備回路の生成方法を実現するプログラムは、実行可能命令に含まれてもよい。
いくつかの実施例において、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置は、ソフトウェア方式を採用して実現されてもよく、図2にはメモリ202において記憶された量子状態準備回路の生成装置が図示されており、それは、プログラム、及びプラグインなどの形態のソフトウェアであってもよく、且つ一連のモジュールを含み、メモリ202において記憶されたプログラムの例としては、量子状態準備回路の生成装置を含んでもよく、量子状態準備回路の生成装置において、量子準備モジュール2021と、量子伝送モジュール2022とのソフトウェアモジュールが含まれる。量子状態準備回路の生成装置におけるソフトウェアモジュールがプロセッサ201によってランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)に読み取られ且つ実行されるときに、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実現する。ここで、量子状態準備回路の生成装置におけるそれぞれのソフトウェアモジュールの機能については以下が含まれる。量子準備モジュール2021は、入力レジスタを配置するように配置される。ここで、入力レジスタはn個の量子ビットにより構成され、量子伝送モジュール2022は、m個の補助量子ビットを取得するように配置され、量子準備モジュール2021はさらに、複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置される。ここで、複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得て、対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得て、異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るように配置される。
図3に参照されるように、図3は本願の実施例における量子状態準備回路を配置する1つの過程の模式図であり、具体的に以下のステップを含む。
ステップ301:入力レジスタを配置し、ここで、入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される。
ここでは、量子状態準備回路に入力レジスタを配置する。
ステップ302:m個の補助量子ビットを取得し、且つ複製レジスタと位相レジスタをそれぞれ配置する。
ここでは、量子状態準備回路に複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置されるが、ここで、複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成される。
ステップ303:入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットを処理して、量子状態準備回路に対応する対角ユニタリ行列量子回路を得る。
図4に参照されるように、図4は本願の実施例における量子状態準備回路のユニタリ行列量子回路フレームワークの模式図である。ここで、m個の補助量子ビットは初期で|0〉である。最初のn個の量子ビットは入力レジスタにより構成され、次のm/2個の補助量子ビットは複製レジスタにより構成され、最後のm/2個の補助量子ビットは位相レジスタにより構成される。該フレームワークは、プレフィックス複製段階、Gray初期化処理段階、サフィックス複製段階、Grayパス処理段階、及び反転処理段階の5つの段階に分けられる。5つの段階の回路深度は、それぞれO(logm)、O(logm)、O(logm)、O(2/m)、及びO(logm+2/m)であり、以下、異なる段階の対角ユニタリ行列量子回路をそれぞれ説明する。
図5に参照されるように、図5は本願の実施例における量子状態準備回路を配置する1つの過程の模式図であり、具体的に以下のステップを含む。
ステップ501:入力レジスタと複製レジスタにより量子ビットに対してプレフィックス複製処理を行って、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の決定過程は、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける各量子ビットを1回複製して、第1複製結果を得て、入力レジスタにおける各量子ビットを複製レジスタの異なる量子ビット上に複製する(すなわち、入力レジスタにおける各量子ビットを複製レジスタにおいて1回複製する)ことを実現するステップと、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における2つの制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける各量子ビットと複製レジスタにおける第1複製結果とを複製レジスタにおいて2回複製して、第2複製結果を得るステップと、第2複製結果に基づいて、入力レジスタにおける各量子ビットを反復複製し、入力レジスタにおける各々の量子ビットがm/2t個複製されたときに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するステップであって、ここで、tは入力レジスタにおける複製する必要がある量子ビットの数量である、ステップと、を含む。例を挙げると、プレフィックス複製段階では、入力レジスタにおける最初のt(整数t=[数1]とする)個のビットx,x…xをm/2t個のコピーとして複製する。
Figure 2023539974000002
従って、入力レジスタと複製レジスタ上に作用することを実現するユニタリ行列Ucopy,1は、式1([数2])として表されてもよく、
Figure 2023539974000003
ここで、2つの符号|・〉は、それぞれ入力レジスタと複製レジスタを表し、且つ等式[数3]
Figure 2023539974000004
のため、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するときに、CNOTゲートを利用して各xをいずれも1回複製する。各xがいずれも複製レジスタの異なる量子ビット上に複製されるため、全てのCNOTゲートは、深度が1の回路において並行して実現できる。その後、2つのCNOTゲートを利用して入力レジスタにおけるx、及び前のステップにおいて得られた複製レジスタにおけるxを複製レジスタにおいて2回複製する。この2t個のCNOTゲートは深度が1の回路において並行して実現できる。複製レジスタにおいてx,x…xのm/2t個のコピーを得るまで、この1つの過程を続ける。従って、複製段階の回路深度は[数4]であり、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路は、深度が多くともlogmのCNOT回路Ucopy,1により実現される必要がある。
Figure 2023539974000005
ステップ502:入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行って、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行って、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップは、以下の方式により実現できる。すなわち、位相レジスタとマッチングする第1目標線形関数、及び第1目標線形関数の数量を決定し、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける量子ビットと複製レジスタにおける量子ビットとを位相レジスタへ複製し、位相レジスタの目標位置で第1目標線形関数を実行する。第1目標線形関数を実行することにより位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定し、位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行い、目標回転ゲートを位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定する。Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定する。例を挙げると、Gray初期化処理段階では、回路の実現は2つのステップに分けられる。ステップUではm/2個の線形関数fj1(x)=〈s(j,1),1〉を実現し、ここでs(j,1)はnビット列であり、下付き文字jは該線形関数が位相レジスタのj番目のビットで実現されることを表す。ステップ2では、位相レジスタにおいて位相回転を実現し、任意のnビット列を2つの部分に分割し、最初のtビットはプレフィックスであり、次のn-tはサフィックスであり、セット{s(j,1):j∈[l]}のプレフィックスに全てのl種のプレフィックスをカバーさせ、且つ各固定されたj∈[l]に対しては、セット{s(j,k):k∈[2/l]}のサフィックスが全ての可能なサフィックスをカバーする。従って、{s(j,k):k∈[2/l]}は、「セット{s(j,1):j∈[l]}におけるビット列の最後の(n-t)ビットが全て0であり、且つセットの各行{s(j,k):k∈[2/l]}におけるビット列の最初のt個のビットが同じである」という条件を満たす。
j番目のセット[数5]に対しては、その(n-t)-ビットサフィックスを(j’,n-t)-グレイコードにし、ここで、j’=((j-1) mod (n-t))+1∈[n-t]である。任意の[数6]、及び任意のt’∈{t+1,…,n}に対しては、以下、s(j,k)、及びs(j,k+1)がt’番目のビットでのみ異なることを満たす整数jの個数を説明する。整数jがセットn-tをトラバースしたときに、s(j,k)、及びs(j,k+1)がt’番目のビットでのみ異なることを満たす整数jはちょうど1つだけがある。
Figure 2023539974000006
Figure 2023539974000007
整数jがセット[数7]をトラバースするときに、s(j,k)、及びs(j,k+1)がt’番目のビットでのみ異なることを満たす整数jもちょうど1つだけがある。この過程を繰り返すことから分かるように、整数jがセット[l]をトラバースしたときに、s(j,k)、及びs(j,k+1)がt’番目のビットでのみ異なることを満たす整数jは最大で[数8]個である。
Figure 2023539974000008
Figure 2023539974000009
jkはs(j,k)とs(j,k+1)が異なるビットの下付き文字を表すと仮定すると、ステップ502の実行が完了した後、位相レジスタの各ビットj上で量子状態|fj1(x)〉を実現し、ここで、fj,1(x)=〈s(j,1),x〉であり、回転ゲート[数9]を位相レジスタのj番目の量子ビット上に作用させ、〈s(j,1),x〉=1であれば、j番目の量子ビットの位相がαs(j,1)回転し、そうでなければ、位相が変化しない。R=R(αs(j,1))を定義する。
Figure 2023539974000010
回路深度を決定するときに、位相レジスタにおける2個の量子ビットの状態は[数10]に転化される。すなわち、該過程では、位相レジスタにおけるj番目の量子ビットを|f(j,1)(x)〉に転化する。ステップ2では、|x〉|xpre〉|0m/2〉に対しては、位相fj,1(x)・αs(j,1)を追加する。従って、式2([数11])を得ることができる。
Figure 2023539974000011
Figure 2023539974000012
以下、本願では、ステップ1であるU1を実現する浅層量子回路を説明する。各量子ビットj上で合計で1つの変数がx,x…xの線形関数を実現するため、線形関数の総個数はl=2である。l≦m/2であるため、全てのl個の関数を実現し、位相レジスタにおけるビットの数は十分である。位相レジスタにおける量子ビットjと対応する線形関数[数12]に対しては、CNOTゲートを利用して入力レジスタと複製レジスタからxi1,xi2…xitを量子ビットjに複製する。これらのCNOTゲートの位置を合理的に分配する必要があるだけで、量子回路の深度が小さくなる。ステップ1を[数13]個の小さなステップに分割することができ、各小さなステップでは[数14]個の量子ビットjを処理し、それを量子状態|〈s(j,1),x〉〉に転化する。合計でl=2個の量子ビットを処理する必要があるので、[数15]個の小さなステップがある。
Figure 2023539974000013
Figure 2023539974000014
Figure 2023539974000015
Figure 2023539974000016
ビット列s(j,1)が1の位置はi∈[t]であり、すなわちs(j,1)=1である。CNOTゲートを利用してxを量子ビットj上に複製する。現在のt個の変数x,x…xはそれぞれ[数16]個のコピーを有する。これらのコピーを並行回路の設計に用いるために、位相レジスタにおけるt[数16]個の量子ビットjをt個のブロックに分割し、各ブロックの大きさは[数16]である。各小さなステップにおいて、t深度の回路を利用し、位相レジスタにおける[数17]個の量子ビットjに必要な全ての変数を該量子ビットにおいてコピーできる。第1層において、[数16]個のxのコピーに対応する量子ビットをCNOTゲートの制御ビットとして用い、xを1番目のブロックにおける量子ビットにおいてコピーし、[数16]個のxのコピーに対応する量子ビットをCNOTゲートの制御ビットとして用い、xを2番目のブロックにおける量子ビットにおいてコピーする。このように類推すると、[数16]個のxのコピーに対応する量子ビットをCNOTゲートの制御ビットとしてコピーし、xをt番目のブロックにおける量子ビットにおいてコピーすることになる。第2層において、ブロックを循環的にシフトし、その後、第1層の過程を繰り返し、xを2番目のブロックにおいてコピーし、xを3番目のブロックにおいてコピーし、…、xt-1をt番目のブロックにおいてコピーし、xを1番目のブロックにコピーする。このように類推すると、t層の量子回路においてUを実現できることによって、位相レジスタにおけるt[数16]個の量子ビットはいずれもそれに必要な変数のコピーを得ることになる。
該ステップは合計で[数18]個の小さなステップを有し、各小さなステップの深度はtであるため、総深度は、[数19]であり、ステップ2に対しては、全ての回転ゲートがいずれも同一の量子ビット上に作用しないため、それらを同一層の回路において置くことができ、すなわち回路深度は1である。以上のように、Gray初期化処理段階の回路深度は2logmを超えない。
Figure 2023539974000017
Figure 2023539974000018
Figure 2023539974000019
Figure 2023539974000020
ステップ503:入力レジスタと複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行って、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、入力レジスタと複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行って、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップは、以下の方式により実現できる。すなわち、プレフィックス複製処理された量子ビットに対して復元処理を行い、入力レジスタにおける各々の量子ビットを複製レジスタへm/(2(n-t))個複製し、m/(2(n-t))個の複製された量子ビットを、復元処理された量子ビットのサフィックスにおいて追加し、復元処理された各量子ビットのサフィックスがm/(2(n-t))個の複製された量子ビットであるときに、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定する。
ここで、先ずプレフィックス複製段階で得られた量子状態を復元し、その後、各量子ビット上で各サフィックス変数xt+1,xt+2,…,xの[数20]個のコピーを実現し、入力レジスタにおける変数xt+1,…xのそれぞれに対して[数21]個のコピーを複製レジスタへ複製し、深度が多くともlogmのCNOT回路Ucopy,2を|x〉0m/2〉に作用させることで実現する必要がある。
Figure 2023539974000021
Figure 2023539974000022
[数22]であれば、Ucopy,2で実現される効果は、[数23]であり、サフィックス複製段階の演算子はUcopy,2 copy,1であり、深度は多くとも2logmである。従って、本段階の演算子Ucopy,2 copy,1の作用効果は式3([数24])である。
Figure 2023539974000023
Figure 2023539974000024
Figure 2023539974000025
ステップ504:入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行って、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行って、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップは、以下の方式により実現できる。すなわち、位相レジスタとマッチングする第2目標線形関数、及び第2目標線形関数の数量を決定し、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける量子ビットと複製レジスタにおける量子ビットとを位相レジスタへ複製し、位相レジスタの目標位置で第2目標線形関数を実行する。第2目標線形関数を実行することにより位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定し、位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行う。目標回転ゲートを位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定し、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定する。
Grayパス処理段階において、k番目の段階で実現される変換は、式4([数25])を参照し、ここで、[数26]且つ[数27]である。Grayパス処理段階の回路深度は最大で[数28]である。
Figure 2023539974000026
Figure 2023539974000027
Figure 2023539974000028
Figure 2023539974000029
パス複製段階が合計で[数29]回実行されたため、s(j,k)、及びs(j,k+1)は1つのビットだけが異なるので、1つのCNOTゲートは、前の段階における|〈s(j,k),x〉〉を|〈s(j,k+1),x〉〉に転化することができ、該CNOTゲートの制御ビットはxtjkであり、目標ビットは位相レジスタのj番目の量子ビットである。各変数xを最大で[数30]個の異なる量子ビットj∈[l]の制御ビットとする。入力レジスタ、及び複製レジスタにおいてxの[数31]個のコピーが含まれるので、上記ステップにおけるCNOTゲートは、多くとも1層の回路深度において実現できる。上記処理において、単に異なる量子ビット上に作用する単一ビットゲートのみが含まれるため、該ステップは、1層の回路において並行して実現できる。従って、Grayパス処理段階は、多くとも(2/l)・(1+1)≦2・2/lの深度の回路において実現できる。
Figure 2023539974000030
Figure 2023539974000031
Figure 2023539974000032
ステップ505:入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行って、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る。
本願のいくつかの実施例においては、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行って、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップは、以下の方式により実現できる。すなわち、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、及びGrayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の組み合わせにより、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定する。ここで、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度はO(logm+2/m)である。
ここでは、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタによりプレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、及びGrayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定するときに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、及びGrayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の組み合わせにより、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定する。ここで、反転処理段階の回路Uinverseの回路深度はO(logm+2/m)であり、且つ以下の変換[数32]を実現し、反転処理段階の回路深度が前の4つの処理段階(プレフィックス複製段階、Gray初期化処理段階、サフィックス複製段階、及びGrayパス処理段階)におけるCNOT回路深度の和、すなわち、[数33]であるため、反転処理段階で実現される変換は以下の[数34]のように示される。
Figure 2023539974000033
Figure 2023539974000034
Figure 2023539974000035
図4に示される量子状態準備回路における各段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定した後、ステップ304の実行を継続する。
ステップ304:対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得る。
ステップ305:異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得るステップは、以下の方式により実現できる。プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、及び単一ビットゲートを組み合わせて、均一制御行列回路を得る。
本願のいくつかの実施例において、さらに設計された量子状態準備回路を検証することができ、たとえば、量子状態準備回路の回路深度を決定するステップと、目標対角ユニタリ行列により量子状態準備回路の回路深度を検出するステップと、量子状態準備回路の回路深度が目標対角ユニタリ行列を実現できることが検出されたときに、量子状態準備回路により任意の量子状態の準備を実現するステップと、を含む。
たとえば、m個の補助量子ビット(2n≦m≦2n+1)を与え、Λは、深度がO(logm+2/m)の量子回路を用いて実現できる。m≧2n+1のときに、2n+1個の補助量子ビットのみを使用し、このとき、回路深度はO(n)である。上記の2つの状況を統合すると、任意の補助量子ビットm(≧2n)に対しては、対角ユニタリ行列の回路深度はO(n+2/m)である。
図6は本願の実施例における均一制御行列回路の構造模式図であり、図6に示すように、nビットの均一制御行列Vの回路フレームワークにおける[数35]はいずれもn量子ビットの対角ユニタリ行列であり、D(n)で補助量子ビットの個数がmであることを表すときに、n量子ビットの対角ユニタリ行列の量子回路深度を実現する(1つのグローバル位相を無視する)。ここで、HとS(S)は、1つの単一ビットゲートに合併することができる。V,V,…,Vのグローバル位相は、1つの単一ビット位相ゲートのみにより実現でき、任意のnビット量子状態準備回路の回路深度は[数36]である。
Figure 2023539974000036
Figure 2023539974000037
対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得るときに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、及び単一ビットゲートを組み合わせて、均一制御行列回路を得る。
図7は本願の実施例における量子状態準備回路の構造模式図であり、図7に示すように、回路の初期状態は[数37]である。任意のk∈[n]に対しては、Vはk量子ビットの均一制御ゲートを表す。ここで、n量子ビットの均一制御ゲート(Uniformly Controlled Gate、UCG)Vは以下の[数38]のように定義される。
ここで、任意のk∈[2n-1]に対しては、U∈C2×2はユニタリ行列である。
Figure 2023539974000038
Figure 2023539974000039
任意のn量子ビットの均一制御ゲートVの対角サブ行列は、以下の[数39]のように分解でき、
従って、均一制御行列Vは、以下の[数40]の形態に分解できる。
ここで、In-1はn-1量子ビットの単位演算子を表す。n量子ビットの対角ユニタリ行列を定義する。
[数41]
Figure 2023539974000040
Figure 2023539974000041
Figure 2023539974000042
これにより、図4と図6の記述を併せて、異なる均一制御行列回路を組み合わせることにより、量子状態準備回路を得ると同時に、m個の補助量子ビット(2n≦m≦2n+1)を与え、Λは、深度がO(logm+2/m)の量子回路を用いて実現できる。m≧2n+1のときに、2n+1個の補助量子ビットのみを使用し、このとき、回路深度はO(n)である。上記の2つの状況を統合すると、任意の補助量子ビットm(≧2n)に対しては、対角ユニタリ行列の回路深度はO(n+2/m)であり、これにより、補助量子ビットの数がm(≧2n)である場合に、量子状態準備の回路深度がO(n+2/m)であることを決定できる。従って、補助量子ビットの数m∈[2n,O(2/n)]であれば、本願が提供する量子状態準備回路の生成方法を利用して生成された量子状態準備回路の回路深度はO(2/m)である。このとき、回路深度の下界はΩ(2/m)であり、回路深度の上界が下界とマッチングする(漸近的な意味では等しい)。従って、本願が提供する量子状態準備回路の生成方法で生成された量子状態準備回路の回路深度は最適であり、生成された量子状態準備回路を使用して量子減衰による影響を効果的に減少させることができる。
本願が提供する量子状態準備回路の生成方法をより良好に説明するために、図8に参照すると、図8は本願の実施例における量子状態準備回路のユニタリ行列量子回路フレームワークの1つの模式図である。以下、n=8、m=4を例として、説明を継続すると、ここで、8つの補助量子ビット付きの対角ユニタリ行列Λの量子回路が実現される。後の8つの量子ビットは補助量子ビットであり、且つ初期状態は|0〉である。最初の4つの量子ビットは入力レジスタにより構成され、次の8つの量子ビットは複製レジスタにより構成され、最後の4つの量子ビットは位相レジスタにより構成される。該フレームワークは、プレフィックス複製段階、Gray初期化処理段階、サフィックス複製段階、Grayパス処理段階、及び反転処理段階の5つの段階に分けられる。この5つの段階の回路深度はそれぞれ2、3、4、6、及び11層であり、以下、それぞれ説明する。
プレフィックス複製段階では、回路は、複製レジスタ上でプレフィックスxの2回のコピーを実現する。すなわち、以下の変換|x〉|0〉→|x〉|x〉|0〉.を実現し、従って、プレフィックス複製段階の回路深度は2である。
Gray初期化処理段階では、量子状態準備回路は、先ず複製レジスタにおけるプレフィックスのコピーを利用し、位相レジスタの4つのビット上でサフィックスが00の線形関数をそれぞれ実現する。すなわち関数〈0000,x〉、〈1000,x〉、〈0100,x〉、〈0100,x〉を実現し、その後、各関数に対応する位相を追加する。すなわち、以下の変換[数42]を実現し、これにより、Gray初期化処理段階の回路深度は3である。
Figure 2023539974000043
サフィックス複製段階では、先ず複製レジスタ上で初期状態|0〉に復元し、その後、複製レジスタ上でプレフィックスxの2回のコピーを実現する。すなわち、以下の変換[数43]を実現し、これにより、サフィックス複製段階の回路深度は4である。
Figure 2023539974000044
サフィックス複製段階が完了した後、既に全てのサフィックスが00の関数を実現した。続いで、各異なるプレフィックスに対しては、回路は全てのサフィックスを生成する。該過程をより良好に並行して実現するために、Grayパス処理段階では、サフィックスを生成する順序はグレイコードの順序である。1-グレイコードと2-グレイコードは、それぞれ00、10、11、01と00、01、11、10である。位相レジスタの最初の2つの量子ビットで1-グレイコードを実現し、後の2つの量子ビットで2-グレイコードを実現する。1つのサフィックスを毎回実現した後、回転ゲートを利用して相応な位相を追加する必要がある。従って、Grayパス処理段階では、以下の変換[数44]
を実現し、これにより、Grayパス処理段階の回路深度は6である。
Figure 2023539974000045
最後に、反転処理段階の目標は、複製レジスタにおける量子ビットと位相レジスタの量子ビットとをその初期状態|0〉に復元することである。反転処理段階(ステップ16)は、ステップ14、12、10、9、8、7、6、4、3、2、及び1の逆回路を順番に並べて構成される。これにより、認証でき、反転処理段階では、以下の変換eiθ(x)|x〉|x〉|〈0001,x〉,〈1001,x〉,〈0110,x〉,〈1110,x〉〉→eiθ(x)|x〉|0〉|0〉.を実現し、反転処理段階の回路深度は11である。
図8における回路は、以下の変換|x〉|0〉→eiθ(x)|x〉|0〉=Λ|x〉|0〉を実現したため、図6の回路は対角ユニタリ行列Λの回路の実現である。
以下、本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成装置がソフトウェアモジュールとして実施される例示的な構造について説明を継続する。いくつかの実施例において、図2に示すように、メモリ202において記憶された量子状態準備回路の生成装置におけるソフトウェアモジュールは、入力レジスタを配置するように配置される量子準備モジュール2021である。ここで、入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、量子準備モジュール2021と、m個の補助量子ビットを取得するように配置される量子伝送モジュール2022と、を含んでもよい。量子準備モジュール2021はさらに、複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置される。ここで、複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得て、対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得ることにより、異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、入力レジスタと複製レジスタにより量子ビットに対してプレフィックス複製処理を行い、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行い、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、入力レジスタと複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行い、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行い、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行い、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける各量子ビットを複製レジスタにおいて1回複製し、第1複製結果を得る。プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における2つの制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける各量子ビットと複製レジスタにおける第1複製結果とを複製レジスタにおいて2回複製して、第2複製結果を得る。第2複製結果に基づいて、入力レジスタにおける各量子ビットを反復複製し、入力レジスタにおける各々の量子ビットがm/2t個複製されたときに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するように配置される。ここで、tは入力レジスタにおける複製する必要がある量子ビットの数量である。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、位相レジスタとマッチングする第1目標線形関数、及び第1目標線形関数の数量を決定し、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける量子ビットと複製レジスタにおける量子ビットとを位相レジスタへ複製する。位相レジスタの目標位置で第1目標線形関数を実行し、第1目標線形関数を実行することにより位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定し、位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行う。目標回転ゲートを位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定し、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、プレフィックス複製処理された量子ビットに対して復元処理を行い、入力レジスタにおける各々の量子ビットを複製レジスタへm/(2(n-t))個複製し、m/(2(n-t))個の複製された量子ビットを、復元処理された量子ビットのサフィックスにおいて追加し、復元処理された各量子ビットのサフィックスがm/(2(n-t))個の複製された量子ビットであるときに、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、位相レジスタとマッチングする第2目標線形関数、及び第2目標線形関数の数量を決定し、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、入力レジスタにおける量子ビットと複製レジスタにおける量子ビットとを位相レジスタへ複製し、位相レジスタの目標位置で第2目標線形関数を実行する。第2目標線形関数を実行することにより位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定し、位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行う。目標回転ゲートを位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定し、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、及びGrayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の組み合わせにより、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定するように配置される。ここで、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度はO(logm+2/m)である。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、及び単一ビットゲートを組み合わせて、均一制御行列回路を得るように配置される。
いくつかの実施例において、量子準備モジュール2021はさらに、量子状態準備回路の回路深度を決定し、目標対角ユニタリ行列により量子状態準備回路の回路深度を検出し、量子状態準備回路の回路深度が目標対角ユニタリ行列を実現できることが検出されたときに、量子状態準備回路により任意の量子状態の準備を実現するように配置される。
本願の実施例はコンピュータプログラム製品、又はコンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラム製品、又はコンピュータプログラムはコンピュータ命令(すなわち実行可能命令)を含み、該コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体において記憶される。電子機器のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは該コンピュータ命令を実行することによって、該電子機器は本願の実施例の上記量子状態準備回路の生成方法を実行する。
本願の実施例はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、ここで実行可能命令が記憶され、実行可能命令がプロセッサによって実行されるときに、プロセッサに本願の実施例が提供する量子状態準備回路の生成方法を実行させるようになる。
いくつかの実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、FRAM(登録商標)、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気表面メモリ、光ディスク、又はCD-ROMなどのメモリであってもよく、上記メモリの1つ、又は任意の組み合わせを含む各種の機器であってもよい。
いくつかの実施例において、実行可能命令は、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、スクリプト、又はコードの形態を採用してもよく、任意の形態のプログラミング言語(コンパイル、又はインタープリター言語、又は宣言型言語、又は手続き型言語を含む)に応じて編集され、且つそれは、任意の形態に応じて展開されてもよく、独立したプログラムとして展開されるもの、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境中での使用に適する他のユニットとして展開されるものを含む。
一例として、実行可能命令は、必ずしもファイルシステムにおけるファイルに対応するわけではなく、他のプログラム、又はデータを保存するファイルの一部に記憶されてもよく、たとえば、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML、Hyper Text Markup Language)文書における1つ、又は複数のスクリプトにおいて記憶されるか、検討されたプログラム専用の単一のファイルにおいて記憶されるか、又は、複数の連動ファイル(たとえば、1つ、又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル)において記憶される。
一例として、実行可能命令は、1つの電子機器上で実行されるか、又は1つの場所に位置する複数の電子機器上で実行されるか、さらに、又は、複数の場所に分布し且つ通信ネットワークを介して相互に接続された複数の電子機器上で実行されるように展開されてもよい。
[有利な技術的効果]
本願の実施例は、入力レジスタを配置し、m個の補助量子ビットを取得し、且つ複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置される。ここで、複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、入力レジスタ、複製レジスタ、及び位相レジスタにより量子ビットを処理して、量子状態準備回路に対応する対角ユニタリ行列量子回路を得て、対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得る。このように、任意の数量の補助量子ビットにより、設計された量子状態準備回路により量子状態の準備を実現し、量子状態準備回路の深度を効果的に低減させ、量子状態準備回路の深度による量子減衰の欠陥を減少させ、量子プロセッサの性能を高めることが可能である。
以上は、本願の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定することに用いられるものではなく、本願の精神、及び原則内に行ったいかなる修正、等価置換、及び改良などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。
201 プロセッサ
202 メモリ
203 ユーザーインタフェース
204 ネットワークインタフェース
205 バス
2021 量子準備モジュール
2022 量子伝送モジュール

Claims (15)

  1. 電子機器によって実行される、量子状態準備回路の生成方法であって、前記方法は、
    入力レジスタを配置するステップであって、前記入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、ステップと、
    m個の補助量子ビットを取得し、且つ複製レジスタと位相レジスタをそれぞれ配置するステップであって、前記複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、前記位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成される、ステップと、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
    前記対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得るステップと、
    異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るステップと、を含む、量子状態準備回路の生成方法。
  2. 前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してプレフィックス複製処理を行って、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行って、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
    前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行って、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行って、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行って、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 、前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してプレフィックス複製処理を行って、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける各量子ビットを前記複製レジスタにおいて1回複製して、第1複製結果を得るステップと、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における2つの制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける各量子ビットと前記複製レジスタにおける第1複製結果とを前記複製レジスタにおいて2回複製して、第2複製結果を得るステップと、
    前記第2複製結果に基づいて、前記入力レジスタにおける各量子ビットを反復複製し、前記入力レジスタにおける各々の量子ビットがm/2t個複製されたときに、前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するステップであって、tは前記入力レジスタにおける複製する必要がある量子ビットの数量である、ステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行って、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    前記位相レジスタとマッチングする第1目標線形関数、及び前記第1目標線形関数の数量を決定するステップと、
    Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける量子ビットと前記複製レジスタにおける量子ビットとを前記位相レジスタへ複製するステップと、
    前記位相レジスタの目標位置で前記第1目標線形関数を実行するステップと、
    前記第1目標線形関数を実行することにより前記位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定するステップと、
    前記位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行うステップと、
    目標回転ゲートを前記位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定するステップと、
    前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行って、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    プレフィックス複製処理された量子ビットに対して復元処理を行うステップと、
    前記入力レジスタにおける各々の量子ビットを複製レジスタへm/(2(n-t))個複製するステップと、
    m/(2(n-t))個の複製された量子ビットを、復元処理された量子ビットのサフィックスにおいて追加するステップと、
    復元処理された各量子ビットのサフィックスがm/(2(n-t))個の複製された量子ビットであるときに、前記サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行って、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    前記位相レジスタとマッチングする第2目標線形関数、及び前記第2目標線形関数の数量を決定するステップと、
    Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける量子ビットと前記複製レジスタにおける量子ビットとを前記位相レジスタへ複製するステップと、
    前記位相レジスタの目標位置で前記第2目標線形関数を実行するステップと、
    前記第2目標線形関数を実行することにより前記位相レジスタの各量子ビット上で目標量子状態を実現するときに、前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度を決定するステップと、
    前記位相レジスタにおいて量子ビットの位相回転処理を行うステップと、
    目標回転ゲートを前記位相レジスタにおける目標量子ビット上に作用させることを実現するときに、前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度を決定するステップと、
    前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第1回路深度と、前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の第2回路深度との総和に基づいて、前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行って、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得る前記ステップは、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、及び前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の組み合わせにより、前記反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を決定するステップを含み、
    前記反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度はO(logm+2/m)である、請求項2に記載の方法。
  8. 、前記対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得る前記ステップは、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、前記反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路、及び単一ビットゲートを組み合わせて、均一制御行列回路を得るステップを含む、請求項2に記載の方法。
  9. 前記方法は、
    前記量子状態準備回路の回路深度を決定するステップと、
    目標対角ユニタリ行列により前記量子状態準備回路の回路深度を検出するステップと、
    前記量子状態準備回路の回路深度が前記目標対角ユニタリ行列を実現できることが検出されたときに、前記量子状態準備回路により任意の量子状態の準備を実現するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 量子状態準備回路の生成装置であって、前記装置は、
    入力レジスタを配置するように配置される量子準備モジュールであって、前記入力レジスタはn個の量子ビットにより構成される、量子準備モジュールと、
    m個の補助量子ビットを取得するように配置される量子伝送モジュールと、を含み、
    前記量子準備モジュールはさらに、
    複製レジスタと位相レジスタとがそれぞれ配置され、前記複製レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、前記位相レジスタはm/2個の補助量子ビットにより構成され、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットを処理して、対角ユニタリ行列量子回路を得て、
    前記対角ユニタリ行列量子回路と単一ビットゲートとを組み合わせて、均一制御行列回路を得て、
    異なる均一制御行列回路を組み合わせて、量子状態準備回路を得るように配置される、量子状態準備回路の生成装置。
  11. 前記量子準備モジュールはさらに、
    前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してプレフィックス複製処理を行って、プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGray初期化処理を行って、Gray初期化処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、
    前記入力レジスタと前記複製レジスタにより量子ビットに対してサフィックス複製処理を行って、サフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより量子ビットに対してGrayパス処理を行って、Grayパス処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得て、
    前記入力レジスタ、前記複製レジスタ、及び前記位相レジスタにより異なる処理段階の対角ユニタリ行列量子回路に対して組み合わせ処理を行って、反転処理段階の対角ユニタリ行列量子回路を得るように配置される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記量子準備モジュールはさらに、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける各量子ビットを前記複製レジスタにおいて1回複製して、第1複製結果を得て、
    前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路における2つの制御されたNOTゲートにより、前記入力レジスタにおける各量子ビットと前記複製レジスタにおける第1複製結果とを前記複製レジスタにおいて2回複製して、第2複製結果を得て、
    前記第2複製結果に基づいて、前記入力レジスタにおける各量子ビットを反復複製し、前記入力レジスタにおける各々の量子ビットがm/2t個複製されたときに、前記プレフィックス複製段階の対角ユニタリ行列量子回路の回路深度を決定するように配置され、tは前記入力レジスタにおける複製する必要がある量子ビットの数量である、請求項11に記載の装置。
  13. 超伝導量子チップであって、前記超伝導量子チップは量子状態準備回路を含み、前記量子状態準備回路は請求項1~9のいずれか一項に記載の量子状態準備回路の生成方法により実現される、超伝導量子チップ。
  14. 電子機器であって、前記電子機器は、
    実行可能命令を記憶することに用いられるメモリと、
    前記メモリに記憶された実行可能命令を動作させるときに、請求項1~9のいずれか一項に記載の量子状態準備回路の生成方法を実現することに用いられるプロセッサと、を含む、電子機器。
  15. コンピュータ可読記憶媒体であって、実行可能命令が記憶され、前記実行可能命令がプロセッサによって実行されるときに、請求項1~9のいずれか一項に記載の量子状態準備回路の生成方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
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