JP2023527899A - 車両構造体 - Google Patents

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Abstract

長手方向(106)に延びる部分(102;402;502;702;802)を含む車両構造体(100;400;500;700;800)であって、この部分(102;402;502;702;802)が、長手方向(106)に延びる第1部材(122)と、長手方向(106)に延びる第2部材(124)とを含む、車両構造体。第1部材(122)は、車両の内側(126)を向くように構成され、第2部材(124)は、車両の外側(128)を向くように構成される。第1部材(122)と第2部材(124)とは、間に閉じた空間(138)を形成するように互いに取付けられる。部分(102;402;502;702;802)は、閉じた空間(138)内に設置される、波の形状である第1管状補強部材(104;604;304;702;802)を含む。【選択図】図7

Description

本発明の態様は、長手方向に延びる部分を包含する車両構造体であって、この部分が、長手方向に延びる第1部材と、長手方向に延びる第2部材とを含む、車両構造体に関する。第1部材は、車両の内側を向くように構成され、第2部材は、車両の外側を向くように構成される。第1部材と第2部材とは、閉じた空間を形成するように互いに取付けられる。
自動車の台枠部分の設計において、重量と強度との間には妥協点がある。良好な妥協点を獲得する有利なやり方として、要求された形状へ、例えば帽子形プロファイルへと形成される1つ以上の金属板又は金属合金板から台枠部分を製造することがある。
一般に、自動車の台枠部分は、外側から様々な衝撃を受けることがあることから、或る剛性を有するように形成される。同時に、台枠部分には、例えば外的物体、例えば別の車両との、又は静止した物体、例えば木との衝突等に起因して過負荷を受ける時の衝撃を吸収するために変形できるようにすべきであるものもある。剛性でありながら衝撃を吸収するために変形できるようにすべきである車両台枠部分の一例として、車両側ばり構造体、或いは、バンパ又はバンパ梁がある。
例えば、上で検討したような、車両構造体等の台枠部分を更に改良できることを本発明者らは発見した。
従って、本発明の実施形態の目的は、台枠部分又は車両構造体を改良することである。
上述の目的及び更なる目的は、長手方向に延びる部分を含む車両構造体であって、この部分が、
長手方向に延びる第1部材と、
長手方向に延びる第2部材と
を含み、
第1部材が、車両の内側を向くように構成され、
第2部材が、車両の外側を向くように構成され、
第1部材と第2部材とは、第1部材及び第2部材が、閉じた空間を形成するように互いに取付けられ、
この部分が、閉じた空間内に設置される1つ以上の第1管状補強部材を含み、第1管状補強部材が、長手方向に延びる長手方向延在部を有し、
第1管状補強部材が波形であるとともに波形を含み、
第1管状補強部材の波形が環状突条及び環状溝を含む、車両構造体を提供することにより達成される。
車両構造体の革新的な第1管状補強部材の利点は、衝突、例えば側面衝突又は側部衝突の際の貫通を防止するために、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。革新的な第1管状補強部材によって、車両構造体の剛性及び補強をやはり維持又は改良さえしつつ車両構造体の重量及び費用を低減することができる。革新的な第1管状補強部材によって、衝突時の車両構造体の性能が改良される。というのも、例えば車両構造体を、より制御された、及び、より予測されたやり方で変形させることができるからである。革新的な第1管状補強部材を包含する車両構造体の利点とは、改良された車両構造体が提供されることである。
車両構造体とは、燃焼機関を備えた自動車用、1つ以上の電池を有する電気車両用、或いはハイブリッド車両用の車両構造体であってもよい。車両とは例えば車又はトラックであってもよい。前述の「閉じた空間」というのは、実質的に又は基本的に閉じている空間をも包含する。例えば、閉じた空間を形成する壁内に、及び/又は、車両構造体の部分の両端部に、1つ以上の小開口があってもよい。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、環状突条の各々が長手方向に対して交差方向に延び、環状溝の各々が長手方向に対して交差方向に延びる。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、環状突条及び環状溝は第1管状補強部材を形成又は構築する。この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。代わりの実施形態において、第1管状補強部材は、環状突条及び環状溝のない1つ以上の区域を有してもよい。
本発明による車両構造体の、別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材の断面は楕円リングを形成する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。楕円リングは、楕円リングにより規定又は限定される楕円形の中心と楕円形の最短部とを通っている(小軸と呼んでもよい)小径を有してもよい。楕円リングは、楕円リングにより規定又は限定される楕円形又は長円形の中心と楕円形の最長部とを通っている(大軸と呼んでもよい)大径を有してもよい。幾つかの実施形態において、大径は第1部材及び第2部材の方を指してもよい。これらの実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。代わりの実施形態において、第1管状補強部材の断面は円形リングを形成してもよい。第1管状補強部材の楕円リング断面は、例えば衝突しそうな方向において増加された延在部を提供し、円形リング断面と比較して、少ない材料で改良された剛性及び補強を提供する。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、環状突条の各々の断面は楕円リングを形成し、環状溝の各々の断面は楕円リングを形成する。
本発明による車両構造体の更に別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材の断面は長円リングを形成する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。長円リングは、長円リングにより規定又は限定される長円形の中心と長円形の最短部とを通っている(小軸と呼んでもよい)小径を有してもよく、長円リングは、長円リングにより規定又は限定される長円形の最長部を通っている(大軸と呼んでもよい)大径を有してもよい。幾つかの実施形態において、大径は第1及び第2部材の方を指してもよい。これらの実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、環状突条の各々の断面は長円リングを形成し、環状溝の各々の断面は長円リングを形成する。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、第1管状補強部材は内面及び外面を有し、環状突条の各々は外面にて第1の場所に凹部を有する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の、別の有利な実施形態によれば、第1の場所にある凹部は、長手方向において互いに整列している。この実施形態の利点は、例えば車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、改良されたやり方で変形を設計及び予測できるため、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の更に別の有利な実施形態によれば、環状突条の各々は、外面にて第2の場所に凹部を有する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、第2の場所は、第1の場所とは反対側にある。この実施形態の利点は、例えば車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、改良されたやり方で変形を設計及び予測できるため、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、第2の場所にある凹部は、長手方向において互いに整列している。この実施形態の利点は、例えば車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、改良されたやり方で変形を設計及び予測できるため、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、環状突条及び環状溝は、第1管状補強部材の長手方向延在部に沿って長手方向に延びる滑らかな波の形状を形成する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。
本発明による車両構造体の、別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材は、シームレスであり、例えば1つ以上の溶接シームが無い。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。更に、シームレスであること、例えば1つ以上の溶接シームが無いことにより、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良さえしつつ、第1管状補強部材の重量を低減することができ、従って、車両構造体の重量を低減することができる。従って、更に改良された車両構造体が提供される。一方、この実施形態の第1管状補強部材は、やはり、第1又は第2部材に、溶接部により又は溶接することにより取付けられてもよい。代わりの実施形態において、第1管状補強部材は、例えば溶接により、例えば溶接シームにより、或いはその他の任意の取付け手段により互いに取付けられる2つ以上の湾曲部材から形成されてもよい。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、環状突条の各々は、第1部材に向かって及び第2部材に向かって、第1部材と第2部材との間で延びる環状突条の区域と比較して、より隆起している。この実施形態の利点は、例えば車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、改良されたやり方で変形を調整及び設計及び予測できるため、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。例えば、環状突条は、衝突時に力が最大になる場所に向かって、より隆起している。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。第1及び第2部材の各々が、長手方向に延びる区画を有し、各区画が底面を有する場合、環状突条の各々は、第1部材の底面に向かって及び第2部材の底面に向かって、第1部材の底面と第2部材の底面との間で延びる環状突条の区域と比較して、より隆起していることがある。
本発明による車両構造体の更に別の有利な実施形態によれば、環状突条の各々は、第1部材と第2部材との間で延びる環状突条の区域から、第1部材及び第2部材に向かって、寸法が次第に増加する。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。従って、更に改良された車両構造体が提供される。第1及び第2部材の各々が、長手方向に延びる区画を有し、各区画が底面を有する場合、環状突条の各々は、第1部材と第2部材との間で延びる環状突条の区域から、第1部材の底面に向かって及び第2部材の底面に向かって、寸法が次第に増加する。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々は、長手方向に延びる区画を有し、各区画が底面を有し、区画ならびに第1部材及び第2部材が、閉じた空間を形成するように、第1部材と第2部材とが互いに取付けられる。幾つかの実施形態において、上述の大径は第1部材及び第2部材の底面の方を指してもよい。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々は第1側壁及び第2側壁を有し、第1側壁は底面の、一方の側に設置され、第2側壁は底面の、反対側に設置され、第1部材の第1壁及び第2壁と第1部材の底面とは第1部材の区画を規定し、第2部材の第1壁及び第2壁と第2部材の底面とは第2部材の区画を規定し、第1部材の第1側壁は第2部材の第1側壁に取付けられ、第1部材の第2側壁は第2部材の第2側壁に取付けられる。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々は第1側壁及び第2側壁を有し、第1側壁は底面の、一方の側に設置され、第2側壁は底面の、反対側に設置され、第1部材の第1壁及び第2壁と第1部材の底面とは第1部材の区画を規定し、第2部材の第1壁及び第2壁と第2部材の底面とは第2部材の区画を規定し、第1部材及び第2部材の各々は、第1側壁に取付けられる第1フランジを有し、第1部材及び第2部材の各々は、第2側壁に取付けられる第2フランジを有し、第1部材の第1フランジは第2部材の第1フランジに取付けられ、第1部材の第2フランジは第2部材の第2フランジに取付けられる。
本発明による車両構造体の、別の有利な実施形態によれば、前記部分は、閉じた空間内に設置される1つ以上の第2管状補強部材を含み、
第2管状補強部材が、長手方向に延びる長手方向延在部を有し、
第2管状補強部材が波形であるとともに波形を含み、
第2管状補強部材が内部空間を形成し、
第1管状補強部材が、第2管状補強部材により形成される内部空間内に設置される。
この実施形態の利点は、例えば車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、改良されたやり方で変形を調整及び設計及び予測できるため、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、第2管状補強部材の長手方向延在部は、第1管状補強部材の長手方向延在部に沿って延びる。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。
本発明による車両構造体の更に別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材は第2管状補強部材に封入されている。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、第2管状補強部材の波形は突条及び溝を含み、
第2管状補強部材の各突条が、第1管状補強部材の環状突条のうちの1つと整列している。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。一方、代わりの実施形態では、第2管状補強部材の突条及び第1管状補強部材の環状突条が、別の態様で配置されてもよい。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、第2管状補強部材の各溝は、第1管状補強部材の環状溝のうちの1つと整列している。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体の有利な変形が提供されることである。従って、この実施形態の利点は、衝突時の車両構造体の性能が更に改良されることである。一方、代わりの実施形態では、第2管状補強部材の溝及び第1管状補強部材の環状溝が、別の態様で配置されてもよい。
本発明による車両構造体の更に別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材及び第2管状補強部材のうちの1つ以上は、1つ以上の板、例えば金属合金板の金属板から形成される。これは、第1管状補強部材を製造する効率的な仕方である。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、第1管状補強部材及び第2管状補強部材のうちの1つ以上は、金属又は金属合金を含む、或いは金属又は金属合金から成る。これは、強力な第1管状補強部材を製造する効率的な仕方である。
本発明による車両構造体の有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々は、板、例えば金属板又は金属合金板から形成される。これは、第1部材及び第2部材を製造する効率的な仕方である。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々は、金属又は金属合金を含む、或いは金属又は金属合金から成る。これは、強力な第1部材及び第2部材を製造する効率的な仕方である。
本発明による車両構造体の、別の有利な実施形態によれば、第1部材及び第2部材の各々のプロファイルは、帽子形プロファイル及びU字形プロファイルのうちの一方である。これは、第1及び第2部材を製造し、閉じた空間を提供する効率的な仕方である。
本発明による車両構造体の、やはり別の有利な実施形態によれば、車両構造体は車両側部構造体であり、前記部分は側部部分である。車両構造体は、車両の車両側部構造体として適用することに適しており、これによって、側面衝突時又は側部衝突時の車両側部構造体の性能が改良される。従って、改良された車両側部構造体が提供される。一方、代わりの実施形態において、車両構造体は車両の他の場所に、例えば車両の前部に適用及び装着されてもよく、車両の後部で又は車両内の他の場所でバンパの一部であってもよい。車両構造体は、例えば電気車両内又はハイブリッド車両内で使用されてもよいが、当然ながら、燃焼機関のみを備えた普通車両内でも使用されてもよい。車両構造体は、電気車両又はハイブリッド車両の電池を保護するように構成されてもよい。従って、車両構造体は、車両内に設置された電池の、1つ以上の側に設置されてもよい。
本発明による車両構造体の、更に別の有利な実施形態によれば、前記部分は側ばり部分であり、側ばり部分は、車体の長手方向に延びるとともに、車体の側部に設けられる。この実施形態の利点は、車両構造体の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための側ばり部分を有する車両構造体の有利な変形が提供されることである。特定の衝突時には衝撃が吸収されるべきである車両構造体の側ばり部分にとって、この革新的な第1管状補強部材は特に有利である。一方、代わりの実施形態において、前記部分又は側部部分は、側ばり部分でなく、側部梁部分、バンパ部分、或いは、車両内の他の場所に設置されるように構成される梁部分であってもよい。
本発明による車両構造体の、やはり有利な実施形態によれば、側ばり部分は、車体の、1つ以上の横梁に取付けられる。これによって、車両構造体の剛性が更に改良されることがある。
上述の車両構造体の特徴及び実施形態は、更なる有利な実施形態を提供する、可能である様々な仕方で組み合わせてもよい。
本発明による車両構造体の更なる有利な実施形態、及び本発明の実施形態による更なる利点が、従属請求項及び実施形態の詳細な説明から明らかになる。
次に、本発明を、例示の目的で、実施形態を通じて、及び添付の図面を参照して、より詳細に説明することにする。そこでは、同様の部品については同様の符号を使用する。
本発明による車両構造体の第1実施形態の第1管状補強部材の略斜視図である。 本発明による車両構造体の第2実施形態の第1管状補強部材の略斜視図である。 本発明による車両構造体の第3実施形態の第1管状補強部材の略斜視図である。 図3に示す第1管状補強部材の断面図である。 図1の第1管状補強部材を包含する、本発明による車両構造体の第1実施形態の部分略斜視図である。 車両構造体の第1管状補強部材の位置を図説する、図5の車両構造体の或る区域の拡大図である。 第1実施形態である図8の車両構造体の略分解斜視図である。 図1の第1管状補強部材を包含する、第1実施形態である図7の車両構造体の組立部分の断面図である。 2つの第1管状補強部材を包含する、第4実施形態である車両構造体の組立部分の略断面図である。 図9の2つの第1管状補強部材の位置に対して別様に配置された2つの第1管状補強部材を包含する、第5実施形態である車両構造体の組立部分の略断面図である。 本発明による車両構造体の第6実施形態の2つの管状補強部材の略斜視図である。 図11の実施形態の略断面図である。 図11及び図12の第2管状補強部材の実施形態の略斜視図である。 図13の第2管状補強部材の、異なる視点からの略斜視図である。 図13及び図14の第2管状補強部材を包含する車両構造体の部分略斜視図である。 図15の車両構造体の或る部分の拡大図である。 図16の車両構造体の分解斜視図である。 図17の車両構造体の組立部分の断面図である。 本発明による車両構造体の、別の実施形態の第1管状補強部材の略斜視図である。 図19の実施形態の略断面図である。 本発明による車両構造体の代わりの変型の第1管状補強部材の略斜視図である。 図21の変型の略断面図である。
図1及び図5~図8を参照すると、第1埋め込みによる車両構造体100の部分102は第1管状補強部材104を包含する。第1管状補強部材104は長手方向延在部を有する。長手方向延在部は長手方向106に延びる。第1管状補強部材104は、アルミニウム等の金属又は金属合金、或いはその他の任意の適切な材料を含んでいてもよく、又はこれらから成っていてもよい。第1管状補強部材104は、1つ以上の板、例えばアルミニウム板等の金属板又は金属合金板、或いはその他の任意の適切な材料から形成されてもよい。この板はホットスタンピングにより処理されてもよい。代わりの製造方法を後述する。図示する実施形態の第1管状補強部材104は、長手方向106において滑らかな波の形状である。
第1管状補強部材104は波形であるとともに波形118、120を含み、第1管状補強部材104の波形118、120は環状突条118及び環状溝120を包含する。環状突条118の各々はリングを形成する。環状溝120の各々はリングを形成する。第1管状補強部材104は、実質、その長手方向延在部全体又は長さ部分に沿って波形であってもよい。従って、環状突条118及び環状溝120が第1管状補強部材104を形成又は構築してもよい。代わりの実施形態において、第1管状補強部材104は、環状突条118及び環状溝120の無い1つ以上の区域を有してもよい。第1管状補強部材104は、複数の環状突条118、例えば5つの又は10の又はそれ以上の環状突条118と、複数の環状溝120、例えば5つの又は10の又はそれ以上の環状溝120とを含む。これらの革新的な波形によって、車両構造体100、400、500(図8~図10参照)の剛性及び補強を維持又は改良しつつ、衝撃を吸収するための車両構造体100、400、500(図8~図10参照)の有利な変形が達成される。
図1を参照すると、環状突条118の各々は、長手方向106に対して交差方向に延びる。環状溝120の各々は、長手方向106に対して交差方向に延びる。図1及び図8を参照すると、第1管状補強部材104の断面は楕円リングを形成する。環状突条118の各々の断面は楕円リングを形成し、環状溝120の各々の断面は楕円リングを形成する。図1及び図8を参照すると、第1管状補強部材104の断面は長円リングを形成してもよい。環状突条118の各々の断面は長円リングを形成してもよく、環状溝120の各々の断面は長円リングを形成してもよい。長円形リングは、完璧な長円とは幾分相違し得る形状を包含する。代わりの実施形態において、第1管状補強部材の断面は円形リングを形成してもよい。円形リングは、完璧な円形とは幾分相違し得る形状を包含する。
図1を参照すると、環状突条118及び環状溝120は、第1管状補強部材104の長手方向延在部に沿って長手方向106に延びる滑らかな波の形状を形成する。
図1及び図8を参照すると、第1管状補強部材104は、シームレスであり、例えば1つ以上の溶接シームが無い。代わりの実施形態において、第1管状補強部材104は、例えば溶接により、例えば溶接シーム又は溶接スポットにより、或いはその他の任意の取付け手段により互いに取付けられる2つ以上の湾曲部材から形成されてもよい。
図1を参照すると、第1管状補強部材104は内面119及び外面121を有する。内面119は凹面と呼んでもよい。外面121は凸面と呼んでもよい。「凹面」は、完璧な凹面から偏位し得る表面をも包含する。「凸面」は、完璧な凸面から偏位し得る表面をも包含する。本開示において、環状突条118及び環状溝120に言及する際、環状突条及び環状溝は第1管状補強部材104の外面121を指す。即ち、環状突条118及び環状溝120は第1管状補強部材104の外面121上に形成される。一方、対応する環状突条及び環状溝が第1管状補強部材104の内面119上に形成されてもよいことが理解されるべきである。
図1及び図8を参照すると、第1管状補強部材104は、第1部材122又は第2部材124への取付け用の1つ以上の取付けタブ166、168を有してもよい。このことを、以下で更に詳細に説明する。一方、第1管状補強部材104は、取付けタブを一切無しで提供されてもよく、或いは、この第1管状補強部材に、例えば図2に概略的に図説する第1管状補強部材604の実施形態において示すように、異なる設計の1つ以上の取付けタブ666、668が提供されてもよい。その他の点では、図2に示す第1管状補強部材604の特徴は、図1に示す第1管状補強部材104の特徴に対応してもよいため、これらの特徴を更に詳細に再び開示はしないが、これらの特徴は例えば環状突条618、環状溝620、内面619及び外面621を包含する。
図3及び図4を参照して、本発明による車両構造体の第3実施形態の第1管状補強部材304を概略的に図説する。図1と合わせて前述したように、第1管状補強部材304は環状突条318及び環状溝320を有し、第1管状補強部材304は内面319及び外面321を有する。環状突条318の各々は、外面321にて第1の場所325に凹部323を有する。第1の場所325にある凹部323は、長手方向106において互いに整列していてもよい。環状突条318の各々は、外面321にて第2の場所329に凹部327を有してもよい。第2の場所329は第1の場所325とは反対側にあってもよく、これによって、第1管状補強部材304のピーナッツ形の断面が提供されてもよい。第2の場所329にある凹部327は、長手方向106において互いに整列していてもよい。更に、環状溝320の各々は、外面321にて第3の場所333に凹部331を有してもよく、第3の場所333にある凹部331は、長手方向106において互いに整列していてもよい。更に、環状溝320の各々は、外面321にて第4の場所337に凹部335を有してもよく、第4の場所337にある凹部335は、長手方向106において互いに整列していてもよい。第3の場所333は第4の場所337とは反対側にあってもよい。第1の場所325にある環状突条318の凹部323は、実質、長手方向106において、第3の場所333にある環状溝320の凹部331と整列していてもよい。第2の場所329にある環状突条318の凹部327は、実質的に、長手方向106において、第4の場所337にある環状溝320の凹部335と整列していてもよい。例えば、各凹部323、327、331、335は窪み、切欠、又は陥凹であってもよい。その他の点では、図3及び図4に示す第1管状補強部材304の特徴は、図1に示す第1管状補強部材104の特徴に対応してもよいため、ここでは反復しない。代わりの実施形態において、図3及び図4の第1管状補強部材304は、取付けタブ366、368無しで設けられてもよい。代わりの実施形態において、第1管状補強部材304には、外面321にて以下の場所、つまり第1の場所325、第2の場所329、第3の場所333、及び第4の場所337のうち1つのみ、2つ、又は3つに凹部323、327、331、335が設けられてもよい。
第1管状補強部材104、604、304は様々な種類の方法により製造されてもよい。前述したように、第1管状補強部材104、604、304は例えば板から形成、例えばプレス成形されてもよい。前述したように、第1管状補強部材104、604、304は、1つ以上の板からプレス成形されてその後互いに取付けられる2つ以上の湾曲部材から形成されてもよい。別法として、第1管状補強部材104、604、304は例えば管から、ハイドロフォーミング、ガスフォーミング(フォームブロー)、例えばホットメタルガスフォーミング(HMGF)を通じて形成されてもよい。第1管状補強部材104、604、304を製造するためのその他の方法が可能である。上に開示する第1管状補強部材104、604、304の各々は、管104、604、304として説明されてもよい。管104、604、304又は第1管状補強部材104、604、304は壁117、617、317を有し、この壁に環状突条118、618、318及び環状溝120、620、320が設けられる。或いはこの壁がこれらの環状突条及び環状溝を包含する。
図1の第1管状補強部材104を包含する、本発明による車両構造体100の第1実施形態を概略的に図説する図5~図8を参照すると、車両構造体100は、自動車用、例えば車又はトラック用の車両構造体100であってもよい。図5~図8を参照すると、車両構造体100は、長手方向106に延びる部分102を包含する。部分102は、長手方向106に延びる第1部材122を有する。部分102は、長手方向106に延びる第2部材124を有する。第1部材122は、車両の、例えば車等の自動車の内側126を向くように構成される。第2部材124は、同じ車両の外側128を向くように構成される。従って、車両構造体100が据付けられている時、第1部材122は車両の内側126を向いてもよく、第2部材124は同じ車両の外側128を向いてもよい。第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、長手方向106に延びる区画130、132を有してもよい。各区画130、132は底面134、136を有してもよい。
図8を参照すると、第1部材122と第2部材124とは、第1部材122及び第2部材124が、閉じた空間138を形成するように互いに取付けられる。本開示における「閉じた空間」138というのは、実質的に、又は基本的に閉じた空間をも包含する。例えば、閉じた空間138を形成する壁内に、及び/又は、車両構造体100の部分102の両端部に、1つ以上の小開口があってもよいが、やはり空間138は閉じていると見なされるべきである。より具体的には、図示する実施形態において、第1部材122と第2部材124とは、区画130、132、ならびに第1部材122及び第2部材124が、閉じた空間138を形成又は規定するように互いに取付けられる。第1部材122と第2部材124とは、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって互いに取付けられてもよい。第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、アルミニウム等の金属又は金属合金、或いはその他の任意の適切な材料を含んでもよい又はこれらから成ってもよい。第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、板、例えばアルミニウム板等の金属板又は金属合金板から形成されてもよい。この板はホットスタンピングにより処理されてもよい。
図5~図8を参照すると、図示する実施形態における第1部材122及び第2部材124の各々122、124のプロファイルは帽子形プロファイルである、又は帽子形プロファイルを含む。一方、他の実施形態において、第1部材122及び第2部材124の各々のプロファイルは、代わりに、U字形プロファイル又はその他の任意の適切なプロファイルを含んでもよい。より具体的には、図示する実施形態では、第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、第1側壁140、142及び第2側壁144、146を有する。第1側壁140、142は底面134、136の、一方の側に設置され、第2側壁144、146は底面134、136の、反対側に設置される。第1部材122の第1壁140及び第2壁144と、第1部材122の底面134とは、第1部材122の区画130を規定又は形成する。対応する仕方において、第2部材124の第1壁142及び第2壁146、ならびに第2部材124の底面136は、第2部材124の区画132を規定又は形成する。図5~図8を参照すると、第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、第1側壁140、142に取付けられる、例えばこの第1側壁と一体に形成される第1フランジ148、150を有する。第1部材122及び第2部材124の各々122、124は、第2側壁144、146に取付けられる、例えばこの第2側壁と一体に形成される第2フランジ152、154を有する。第1部材122の第1フランジ148は、例えば溶接又は接着剤によって第2部材124の第1フランジ150に取付けられる。第1部材122の第2フランジ152は、例えば溶接又は接着剤によって第2部材124の第2フランジ154に取付けられる。一方、例えば上述したようなその他の取付け手段が可能である。
代わりの実施形態において、第1部材122及び第2部材124の各々122、124のプロファイルをU字形プロファイルとすることができよう。その際、第1部材122の第1側壁140は、例えば溶接によって第2部材124の第1側壁142に取付けることができよう。そして、第1部材122の第2側壁144は、例えば溶接によって第2部材124の第2側壁146に取付けることができよう。一方、例えば上述したようなその他の取付け手段が可能である。
部分102は、例えば図1~図4と合わせて開示するように、閉じた空間138内に設置される1つ以上の第1管状補強部材104を包含する。図5~図8に示す実施形態において、部分102は、1つの第1管状補強部材104を包含する。第1管状補強部材104は長手方向106に延びる。特に車両が組み立てられる時、第1部材122と第2部材124との間、及び/又は、第1部材122もしくは第2部材124と車両の内側126もしくは外側128との間に、1つ以上の付加的区域又は1つ以上の付加的部材が位置決めされてもよいことが理解されるべきである。
図8を参照すると、環状突条118の断面又は環状溝120の断面により形成される楕円リング又は長円リングが、楕円リング又は長円リングにより規定又は限定される楕円又は長円形の中心cと楕円又は長円形の最短部とを通っている(小軸と呼んでもよい)小径dを有してもよい。楕円リング又は長円リングは、楕円リング又は長円リングにより規定又は限定される楕円又は長円形の中心cと楕円又は長円形の最長部とを通っている(大軸と呼んでもよい)大径dを有してもよい。幾つかの実施形態において、大径dは第1部材122及び第2部材124の方を指してもよい。第1部材122及び第2部材124の各々が、長手方向106に延びる区画130、132を有し、各区画130、132が底面134、136を有する場合、大径dは第1部材122及び第2部材124の底面134、136の方を指してもよい。大径dは、第1部材122又は第2部材124の底面134、136と共に角度αを形成してもよく、前記角度αは、70~110°の間、例えば80~100°の間、例えば85~95°の間、例えば約90°であってもよい。第1管状補強部材104の楕円又は長円リング断面は、衝突しそうな又は衝撃のありそうな方向において第1管状補強部材104の増加された延在部を提供し、車両構造体100の、改良された、ただし円形リング断面を有する第1管状補強部材と比較して材料の少ない、剛性及び補強を提供する。
図8を参照すると、環状突条118の断面により形成される楕円リング又は長円リングが2つの頂端区域156、158又は尖端区域156、158を有し、これらの頂端区域又は尖端区域が、楕円リング又は長円リングの、2つの頂端区域156、158間に存在するその他の任意の頂端よりも隆起している又は尖っていることが規定されてもよい。楕円リング又は長円リングの頂端区域156、158の各々は、第1部材122又は第2部材124の方を指してもよい。第1部材122及び第2部材124の各々が、長手方向106に延びる区画130、132を有し、各区画130、132が底面134、136を有する場合、楕円リング又は長円リングの頂端区域156、158の各々は、第1部材122又は第2部材124の底面134、136の方を指してもよい。
図6及び図8を参照すると、第1管状補強部材104は第1部材122又は第2部材124に、上述の取付けタブ166、168を介して取付けられてもよい。取付けタブ166、168は、溶接スポット等の溶接、接着剤、又はリベット等の機械的ロック構造体によって、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって、第1部材122及び第2部材124のうちの一方に取付けられてもよい。一方、第1管状補強部材104は第1部材122及び第2部材124のうちの一方に、その他の任意の構造体又は手段を介して取付けられてもよい。例えば、第1管状補強部材104の、1つ以上の環状突条118が、第1部材122及び第2部材124のうちの一方に、例えば第1部材122及び第2部材124のうちの一方の底面134、136に、溶接スポット等の溶接、接着剤、又は機械的ロック構造体によって、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって取付けられてもよい。
図3及び図4に示す第1管状補強部材304、ならびに、図9に示す車両構造体400の第4実施形態の組立部分402を参照すると、環状突条318の断面により形成されるリングが2つの大頂端区域356、358又は大尖端区域356、358を有し、これらの大頂端区域又は大尖端区域が、前記リングの、2つの大頂端区域356、358間に存在するその他の任意の頂端よりも隆起している又は尖っていることが規定されてもよい。大頂端区域356、358の各々は、第1部材122又は第2部材124の方を指してもよい。第1部材122及び第2部材124の各々が、長手方向106に延びる区画130、132を有し、各区画130、132が底面134、136を有する場合、大頂端区域356、358の各々は、第1部材122又は第2部材124の底面134、136の方を指してもよい。図10に示す車両構造体500の第5実施形態を参照すると、前記リングの大頂端区域356、358の各々は、第1部材122又は第2部材124の第1側壁140、142及び第2側壁144、146のうちの一方140、142、144、146の方を指してもよい。
図9及び図10を参照すると、車両構造体400、500の実施形態の部分402、502は、図9及び図10にそれぞれ示すように配置される2つ以上の第1管状補強部材304を含んでもよい。各第1管状補強部材304は、上で開示した第1管状補強部材304の実施形態のうちの任意の1つ、例えば図3及び図4の第1管状補強部材304に対応してもよいため、ここで更に詳細には説明しない。図9を参照すると、車両構造体400が据付けられた際に長手方向106において見たとき、2つの第1管状補強部材304は互いに重なって配置されてもよい。図10を参照すると、車両構造体500が据付けられた際に長手方向106において見たとき、2つの第1管状補強部材304は並べて、即ち側方に配置されてもよい。代わりの実施形態において、部分は、3つの、4つの、又はそれ以上の第1管状補強部材104、604、304を包含してもよい。図9及び図10に示す第1管状補強部材304の各々が、第1管状補強部材104、604、304のその他の任意の変型、例えば図1及び図2に示す第1管状補強部材104、604のうちの任意の一方104、604に置き換えられてもよいことが理解されるべきである。同じ閉じた空間138内で、異なる変型の第1管状補強部材104、604、304を混合することも可能である。
図11及び図12を参照して、本発明による車両構造体700の第6実施形態の2つの管状補強部材704、200を概略的に図説する。2つの管状補強部材704、200のうち第1管状補強部材704は、上で開示した実施形態のうちの任意の1つ、例えば図3及び図4の第1管状補強部材304に対応してもよい。図11及び図12の車両構造体700の部分702は、第1管状補強部材704のほかに、第1部材122及び第2部材124により形成される閉じた空間138内に設置される1つ以上の第2管状補強部材200を包含する。図11及び図12で図説する実施形態では、1つの第2管状補強部材200が提供される。
図11及び図12を参照すると、第2管状補強部材200は、長手方向106に延びる長手方向延在部を有する。第2管状補強部材200は波形であるとともに波形を包含する。第2管状補強部材200は内部空間255を形成する。図11及び図12を参照すると、第1管状補強部材704は、第2管状補強部材200により形成される内部空間255内に設置される。第2管状補強部材200が、図11~図18において図説する以外の仕方で設計されてもよいことが理解されるべきである。
図11及び図12を参照すると、幾つかの実施形態では、第2管状補強部材200の長手方向延在部は、第1管状補強部材704の長手方向延在部に沿って、例えば長手方向延在部全体に沿って延びてもよい。幾つかの実施形態では、第1管状補強部材704は第2管状補強部材200に封入されてもよい。
図11~図18を参照すると、幾つかの実施形態では、第2管状補強部材200の波形は突条242、244、246、248及び溝250、252、254、256を包含してもよい。図3及び図11~図18を参照すると、第2管状補強部材200の各突条242、244、246、248は、第1管状補強部材304;704の環状突条318のうちの1つ318と整列していてもよい。幾つかの実施形態では、第2管状補強部材200の各溝250、252、254、256は、第1管状補強部材304;704の環状溝320のうちの1つと整列していてもよい。
第1及び第2管状補強部材704、200の、車両構造体202の部分204への装着を図説するために、図13~図18を参照して、図11及び図12の第2管状補強部材200の実施形態を、図11及び図12の第1管状補強部材304;704から切り離して概略的に図説する。ただし、第2管状補強部材200内には、上で開示した実施形態のうちの任意の1つによる第1管状補強部材704、104、604、304が挿入されてもよいことが理解されるべきである。
図13~図18を参照すると、第2管状補強部材200は第3補強部材218及び第4補強部材220を含んでもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれ、同じ長手方向106に延びる。第2管状補強部材200は、アルミニウム等の金属又は金属合金、或いはその他の任意の適切な材料を含んでもよい又はこれらから成ってもよい。第2管状補強部材200は、1つ以上の板、例えばアルミニウム板等の金属板又は金属合金板、或いはその他の任意の適切な材料から形成されてもよい。この板はホットスタンピングにより処理されてもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれ、板、例えばアルミニウム板等の金属板、或いはその他の任意の適切な材料から形成されてもよい。この板はホットスタンピングにより処理されてもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれ、長手方向106において滑らかな波の形状であってもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれ、長手方向106に対して交差する方向に延びる第1脚部222、224を有してもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれ、長手方向106に対して交差する方向に延びる第2脚部226、228を有してもよい。第1脚部222、224及び第2脚部226、228は、それぞれ、長手方向106に延びる足部230、232、234、236を有する。幾つかの実施形態では、第1脚部222の足部230が第1脚部222の端部に設置されること、或いは第1脚部222の足部230が第1脚部222の端部を形成することが規定されてもよい。幾つかの実施形態では、第2脚部226の足部234が第2脚部226の端部に設置されること、或いは第2脚部226の足部234が第2脚部226の端部を形成することが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、各足部230、232、234、236は様々な態様で構成されてもよい。図13~図18を参照すると、各足部230、232、234、236は、それぞれの脚部222、224、226、228の端部の湾曲部分であってもよい。一方、足部はまた、それぞれの脚部222、224、226、228の端部の直線部分であってもよい。図13及び図14を参照すると、足部230、232、234、236は、複数の垂下物を包含する波の形状を形成してもよいが、このことは必須ではない。
図18を参照すると、第3補強部材218の第1脚部222及び第2脚部226の足部230、234は、第3補強部材218の第1脚部222と第2脚部226との間に内部空間258が形成されるように互いから離間していてもよい。第4補強部材220の第1脚部224及び第2脚部228の足部232、236は、第4補強部材220の第1脚部224と第2脚部228との間に内部空間259が形成されるように互いから離間していてもよい。図11及び図18を参照すると、第3補強部材218の第1脚部222と第2脚部226との間に形成される内部空間258、ならびに、第4補強部材220の第1脚部224と第2脚部228との間に形成される内部空間259が、第2管状補強部材200の内部空間255を形成してもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218の第1脚部222と第2脚部226とは、第3ヘッド部分とも呼んでもよい第3ヘッド区域238内で接合される。第4補強部材220の第1脚部224と第2脚部228とは、第4ヘッド部分とも呼んでもよい第4ヘッド区域240内で接合される。幾つかの実施形態では、第3ヘッド区域238は第1ヘッド区域238と称されてもよく、第4ヘッド区域240は第2ヘッド区域240と称されてもよい。各ヘッド区域238、240、ならびに第1脚部222、224及び第2脚部226、228に関して、「接合される」とは、2つの脚部222、224、226、228が、即ち第1脚部222、224と第2脚部228、228とが第3ヘッド区域238又は第4ヘッド区域240内で互いに接続される又は取付けられることを意味する。第3補強部材218及び第4補強部材220のそれぞれのヘッド区域238、240及び脚部222、224、226、228は、U字形状の各端部に足部230、232、234、236を備えたU字形状を形成するものとして説明することができる。従って、第3補強部材218及び第4補強部材220は、それぞれU字形状断面を有してもよい。一方、他の形状、例えばV字形状断面が可能である。幾つかの実施形態では、ヘッド区域238、240が第1脚部222、224及び第2脚部226、228の両端部に設置され、これらの両端部は、第1脚部222、224及び第2脚部226、228の足部230、232、234、236を包含又は形成する第1脚部222、224及び第2脚部226、228の両端部とは異なる又はこれらの両端部に対向するということが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第1脚部222、224及び第2脚部226、228は、それぞれ、長手方向106において波形であり、滑らかな波の形状を形成するとともに、波形242、244、246、248、250、252、254、256を包含する。第1脚部222、224及び第2脚部226、228は、それぞれ、実質、その長手方向延在部全体又は長さ部分に沿って波形であってもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220のそれぞれの第1脚部222、224及び第2脚部226、228の波形242、244、246、248、250、252、254、256は、突条242、244、246、248及び溝250、252、254、256を包含する。第1脚部222、224及び第2脚部226、228は、それぞれ、複数の突条242、244、246、248、例えば5つ以上の突条242、244、246、248、及び複数の溝250、252、254、256、例えば5つ以上の溝250、252、254、256を含んでもよい。第3補強部材218の突条242、244及び溝250、252は、第3ヘッド区域238から、第3補強部材218のそれぞれの足部230、234まで延びる。第4補強部材220の突条246、248及び溝254、256は、第4ヘッド区域240から、第4補強部材220のそれぞれの足部232、236まで延びる。従って、第1脚部222、224及び第2脚部226、228は、それぞれ、滑らかな波の形状を有してもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218は第4補強部材220に取付けられてもよい。第3補強部材218の第1脚部222の足部230は、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって第4補強部材220の第1脚部224の足部232に取付けられてもよい。第3補強部材218の第2脚部226の足部234は、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって第4補強部材220の第2脚部228の足部236に取付けられてもよい。足部230、234が、その長手方向長さ部分全体に沿って又は長手方向106における延在部に沿って、対向する足部232、236に取付けられてもよい。
図18を参照すると、前述したように、第3補強部材218は、第3補強部材218の第1脚部222と第2脚部226との間に内部空間258を規定してもよい。第4ヘッド区域240、及び第4補強部材220の足部232、236は、第3補強部材218により規定される内部空間258の外側に設置されてもよい。より具体的には、図13~図18において、第4補強部材220全体が、第3補強部材218により規定される内部空間258の外側に設置されてもよい。図18を参照すると、前述したように、第4補強部材220は、第4補強部材220の第1脚部224と第2脚部228との間に内部空間259を規定してもよい。第3補強部材218全体が、第4補強部材220により規定される内部空間259の外側に設置されてもよい。これは、図13~図18の実施形態における場合のことである。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218は、より詳細に以下で開示する第1部材208及び/又は第2部材210に取付けられるように構成される複数の取付け舌片257a、257bを有してもよい。第3補強部材218の複数の取付け舌片257a、257bは、第3補強部材218の足部230、234のうちの少なくとも一方に提供されてもよい。第4補強部材220は、より詳細に以下で開示する、第1部材208及び/又は第2部材210に取付けるための第1取付け舌片261aを第1端部に、及び第2取付け舌片261bを第2端部に有してもよい。第4補強部材220の第1取付け舌片261a及び第2取付け舌片261bは、第4補強部材220の第4ヘッド区域240に提供されてもよい。代わりの実施形態において、第4補強部材220に取付け舌片257a、257bが提供されてもよい、及び/又は、第3補強部材218に第1取付け舌片261a及び第2取付け舌片261bが提供されてもよい。取付け舌片257a、257b、261a、261bは、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって、第3補強部材218及び第4補強部材220のそれぞれの1つ218、220(即ち、第3補強部材218及び第4補強部材220のそれぞれの1つ218、220を備えたユニットとして形成されるもの)と一体になってもよい、或いは、第3補強部材218及び第4補強部材220のそれぞれの1つ218、220に取付けられてもよい。
図13~図18を参照すると、第2管状補強部材200及び第1管状補強部材304;704が適用されてもよい車両構造体202は、長手方向106に延びる部分204を包含してもよい。部分104は、長手方向106に延びる第1部材208を有してもよい。部分204は、長手方向106に延びる第2部材210を有してもよい。第1部材208は、車両の、例えば車等の自動車の内側212を向くように構成される。第2部材210は、同じ車両の外側214を向くように構成される。第1部材208と第2部材210とは、間に実質閉じた空間216、例えば閉じた空間216を形成するように互いに取付けられる。第1部材208と第2部材210とは、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって互いに取付けられてもよい。第1部材208及び第2部材210の各々は、板、例えばアルミニウム板等の金属板から形成されてもよい。この板はホットスタンピングにより処理されてもよい。図示する実施形態において、第1部材208及び第2部材210の各々のプロファイルは、帽子形プロファイルであり、又は帽子形プロファイルを含むが、他の実施形態では、そうではなくU字形プロファイルであってもよく、又はU字形プロファイルを含んでもよい、或いはその他の任意の適切なプロファイルを含むことができるであろう。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218の第3ヘッド区域238が第1部材208及び第2部材210のうちの一方208、210を向いてもよく、第3補強部材218の足部230、234が第1部材208及び第2部材210のうちの他方208、210を向いてもよい。図18を参照すると、図示する実施形態において、第3補強部材218の第3ヘッド区域238が第2部材210を向き、第3補強部材218の足部230、234が第1部材208を向く。しかし、その逆の場合もあるであろう。第4補強部材220の第4ヘッド区域240が第1部材208及び第2部材210のうちの一方208、210を向いてもよく、第4補強部材220の足部232、236が第1部材208及び第2部材210のうちの他方208、210を向いてもよい。図18を参照すると、図示する実施形態において、第4補強部材220の第4ヘッド区域240が第1部材208を向き、第4補強部材220の足部232、236が第2部材210を向く。しかし、その逆の場合もあるであろう。第3ヘッド区域238が第1部材208及び第2部材210のうちの一方208、210を向き、第3補強部材218の足部230、234が第1部材208及び第2部材210のうちの他方208、210を向くということが、第3ヘッド区域238又は足部230、234と第1部材208又は第2部材210との間に空き空間があることを必ずしも意味するわけではない。そうではなく、それらの間に他の部材又はユニットがあってもよい。第4ヘッド区域240が第1部材208及び第2部材210の1つ208、210を向き、第4補強部材220の足部232、236が第1部材208及び第2部材210の他の1つ208、210を向くということが、第4ヘッド区域240又は足部232、236と第1部材208又は第2部材210との間に空き空間があることを必ずしも意味するわけではない。そうではなく、それらの間に他の部材又はユニットがあってもよい。
図18を参照すると、第3補強部材218及び第4補強部材220は、第1部材208及び第2部材210のうちの少なくとも一方に取付けられてもよい。第4補強部材220は、第1部材208及び第2部材210のうちの一方に、第3補強部材218を介して間接的に取付けられてもよい。別法として、第3補強部材218は、第1部材208及び第2部材210のうちの一方に、第4補強部材220を介して間接的に取付けられてもよい。図3~図18を参照すると、第3補強部材218は、第1部材208及び第2部材210のうちの一方に、複数の取付け舌片257a、257bによって取付けられてもよく、第4補強部材220は、第1部材208及び第2部材210のうちの一方に、第1取付け舌片261a及び第2取付け舌片261bによって直接取付けられてもよい。
図18を参照すると、第1部材208及び第2部材210の各々は区画260、262を有してもよい。各区画260、262は、底面264、266を有するとともに長手方向106に延びる。第1部材208と第2部材210とは、区画260、262が、実質閉じた空間216を形成するように互いに取付けられてもよい。第3補強部材218の第3ヘッド区域238は区画260、262のうちの一方260、262内に位置してもよく、第4補強部材220の第4ヘッド区域240は区画260、262のうちの他方260、262内に位置してもよい。図示する実施形態では、第3ヘッド区域238は第2部材210の区画262内に設置され、第4ヘッド区域240は第1部材208の区画260内に設置される。
図17及び図18を参照すると、第1部材208及び第2部材210の各々は、第1側壁268、270及び第2側壁272、274を有してもよい。第1部材208及び第2部材210の各々は、第1側壁268、270に取付けられる第1フランジ276、278を有してもよい。第1部材208及び第2部材210の各々は、第2側壁272、274に取付けられる第2フランジ280、282を有してもよい。第1部材208と第2部材210とは、第1フランジ276、278及び第2フランジ280、282の、対向するフランジ276、278、280、282を介して、例えば、溶接、接着剤又はリベット等の機械的ロック構造体、或いはその他の任意の適切な緊締手段等によって互いに取付けられてもよい。第3補強部材218及び第4補強部材220のうちの少なくとも一方、例えば図示する実施形態における第3補強部材218の、第1脚部222、224及び第2脚部226、228のうちの少なくとも一方の足部230、232、234、236は、第1フランジ276、278及び第2フランジ280、282のうちの少なくとも一方276、278、280、282に、複数の取付け舌片257a、257bを介して取付けられる。更に、第3ヘッド区域238及び第4ヘッド区域240のうちの一方、例えば図示する実施形態における第4ヘッド区域240が、区画260、262のうちの一方の底面264、266に取付けられてもよい。より具体的には、第3ヘッド区域238及び第4ヘッド区域240のうちの一方が、第1部材208の区画260の底面264に取付けられてもよい。より具体的には、第4ヘッド区域240は、第1部材208の区画260の底面264に、例えば第1取付け舌片261a及び第2取付け舌片261bによって取付けられてもよい。図13~図18を参照すると、部分204の組立ては、まず第3補強部材218と第4補強部材220とを互いに取付け、その後、それらを第1部材208及び第2部材210のうちの一方に取付け、次に、第1部材208と第2部材210とを互いに取付けることにより進めることができる。また、代わりの実施形態において、第3ヘッド区域238が、第1部材208及び第2部材210のうちの一方、例えば第2部材210に取付けられてもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218の第1脚部222の各突条242が、第3補強部材218の第2脚部226の突条244のうちの1つと整列してもよい。これによって、第1脚部222の突条242と、同じ(第3)補強部材218の第2脚部226の突条244との間に非ジグザグの関係があることが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第4補強部材220の第1脚部224の各突条246が、第4補強部材220の第2脚部228の突条248のうちの1つと整列してもよい。これによって、第1脚部224の突条246と、同じ(第4)補強部材220の第2脚部228の突条248との間に非ジグザグの関係があることが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218の第1脚部222の各溝250が、第3補強部材218の第2脚部226の溝252のうちの1つと整列してもよい。これによって、第1脚部222の溝250と、同じ(第3)補強部材218の第2脚部226の溝252との間に非ジグザグの関係があることが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第4補強部材220の第1脚部224の各溝254が、第4補強部材220の第2脚部228の溝256のうちの1つと整列してもよい。これによって、第1脚部224の溝254と、同じ(第4)補強部材220の第2脚部228の溝256との間に非ジグザグの関係があることが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第3ヘッド区域238は波形であってもよく、第3補強部材218の第1脚部122、126、222及び第2脚部226、ならびに第3ヘッド区域238は第3補強部材218の波形を含んでもよく、波形は、第3補強部材218の突条242、244及び溝250、252を包含する。第3補強部材218の各突条242、244が、第3補強部材218の第1脚部222の足部230から、第3補強部材218の第2脚部226の足部234まで、第3ヘッド区域238を通って延びてもよい。第3補強部材218の各溝250、252が、第3補強部材218の第1脚部222の足部230から、第3補強部材218の第2脚部226の足部234まで、第3ヘッド区域238を通って延びてもよい。第3ヘッド区域238が非平坦であることが規定されてもよい。
図13~図18を参照すると、第4ヘッド区域240は波形であってもよく、第4補強部材220の第1脚部224及び第2脚部228、ならびに第4ヘッド区域240は第4補強部材220の波形を含んでもよく、波形は、第4補強部材220の突条246、248及び溝254、256を包含する。第4補強部材220の各突条246、248が、第4補強部材220の第1脚部224の足部232から、第4補強部材220の第2脚部228の足部236まで、第4ヘッド区域240を通って延びてもよい。第4補強部材220の各溝254、256が、第4補強部材220の第1脚部224の足部232から、第4補強部材220の第2脚部228の足部236まで、第4ヘッド区域240を通って延びてもよい。第4ヘッド区域240が非平坦であることが規定されてもよい。
図18を参照すると、図示する実施形態において、第4補強部材220の各突条246、248は、第4ヘッド区域240内では、第4補強部材220の足部232、236よりも隆起している。「隆起している」とは、各突条246、248が、ヘッド区域240内では、足部232、236よりも大きく、更に、図18において図説する実施形態において、第4補強部材220の各突条246、248は、第4補強部材220の足部232、236から第4ヘッド区域240へと寸法が次第に増加していることを意味する。第4補強部材220の波の形状は、長手方向106において見たとき、第4補強部材220の部材厚dを形成する。図18において、第4補強部材220の第4ヘッド区域240内の部材厚dは、第4補強部材220の足部232、236での部材厚dよりも大きい。このことは有利である。というのも、第4補強部材220の足部232、236と比較して、第4ヘッド区域240では衝突衝撃時の応力が最大となり得るからである。一方、代わりの実施形態において、第4補強部材220は、図18において図説するような、及び、上で開示し検討したような、ばらつきのある部材厚d無しに提供されてもよい。代わりとなる他の実施形態において、第3補強部材218の各突条242、244は、第3ヘッド区域238内では、第3補強部材218の足部230、234よりも隆起していてもよい。更に、代わりの実施形態において、第3補強部材218の各突条242、244は、第3補強部材218の足部230、234から第3ヘッド区域238へと寸法が次第に増加してもよい。
図13~図18を参照すると、第3補強部材218と第4補強部材220とは、寸法が異なっていてもよい。これによって、衝撃を吸収するための車両構造体の変形挙動、及び車両構造体の剛性及び補強を、特定の用途に合わせて更に調整し適合させることができる。幾つかの実施形態において、小さい方の補強部材220のヘッド区域240は第1部材208を向いてもよい。一方、幾つかの実施形態では、例えば図11及び図12において概略的に図説するように、第3補強部材218と第4補強部材220とは寸法が等しくてもよい。
図19及び図20を参照して、本発明による車両構造体800の、別の実施形態の部分802の第1管状補強部材804を概略的に図説する。図1と合わせて前述したように、第1管状補強部材804は環状突条818及び環状溝820を有する。第1管状補強部材804は内面819及び外面821を有する。環状突条818の各々は、外面821にて第1の場所825に凹部823を有する。第1の場所825にある凹部823は、長手方向106において互いに整列していてもよい。環状突条818の各々は、外面821にて第2の場所829に凹部827を有してもよい。第2の場所829は第1の場所825とは反対側にあってもよく、これによって、第1管状補強部材804のピーナッツ形の又は骨形の断面が提供されてもよい。第2の場所829にある凹部827は、長手方向106において互いに整列していてもよい。
図19及び図20を参照すると、幾つかの実施形態では、環状溝820の各々は、外面821にて第3の場所833に凹部831を有してもよい。第3の場所833にある凹部831は、長手方向106において互いに整列していてもよい。更に、幾つかの実施形態では、環状溝820の各々は、外面821にて第4の場所837に凹部835を有してもよい。第4の場所837にある凹部835は、長手方向106において互いに整列していてもよい。第3の場所833は第4の場所837とは反対側にあってもよい。
図19及び図20を参照すると、幾つかの実施形態では、第1の場所825にある環状突条818の凹部823は、実質、第3の場所833にある環状溝820の凹部831と長手方向106において整列していてもよい。第2の場所829にある環状突条818の凹部827は、実質、第4の場所837にある環状溝820の凹部835と長手方向106において整列していてもよい。
図19及び図20を参照すると、例えば、各凹部823、827、831、835は、窪み、切欠、又は陥凹を含んでもよい、或いは、窪み、切欠、又は陥凹として説明されてもよい。その他の点では、図19及び図20において図説する第1管状補強部材804の特徴は、図1及び図3に示す第1管状補強部材104、304の特徴に対応してもよいため、ここでは反復しない。代わりの実施形態において、第1管状補強部材804には、外面821にて以下の場所、第1の場所825、第2の場所829、第3の場所833、及び第4の場所837のうち1つのみ、2つ、又は3つに凹部823、827、831、835が提供されてもよい。
図19及び図20を参照すると、第1管状補強部材804は、腰部890又は腰部領域を有するように説明されてもよい。
図21及び図22を参照して、車両構造体900の、代わりの変型の部分902の第1管状補強部材904を概略的に図説する。図21及び図22の第1管状補強部材904の特徴は、基本的に、図19及び図20の第1管状補強部材804の特徴に対応してもよい。例えば、図21及び図22の第1管状補強部材904は突条918及び溝920を有し、第1管状補強部材904は内面919及び外面921を有する。図21及び図22の第1管状補強部材904は、図19及び図20において図説する第1管状補強部材804に関して基本的に対応するやり方で、以下の群、第1の場所925;第2の場所929;第3の場所933;及び第4の場所937のうちの1つの、2つの、3つの、及び/又は4つの場所に凹部923、927、931、935を含んでもよい。一方、腰部990に又は腰部領域内に、図21及び図22の第1管状補強部材904は溝920及び突条918が無い又は溝及び突条を持たない、即ち、図21及び図22の第1管状補強部材904の腰部990に又は腰部領域内に溝920又は突条918が無い。第1管状補強部材904の腰部990又は腰部領域は、例えば長手方向106において平坦であるように説明されてもよい。
上で説明した車両構造体100、400、500、700、800、900の各々は、車両側部構造体100、400、500、700、800、900であってもよく、それぞれの部分102、402、502、702、802、902は、側部部分102、402、502、702、802、902であってもよい。一方、車両構造体100、400、500、700、800、900は、車両の他の場所、例えば車両の前部で適用及び装着されてもよく、車両の後部で又は車両内の他の場所でバンパの一部であってもよい。車両構造体100、400、500、700、800、900は、例えば電気車両内又はハイブリッド車両内で使用されてもよいが、当然ながら、燃焼機関のみを備えた普通車両内でも使用されてもよい。車両構造体100、400、500、700、800、900は、例えば衝突時に、電気車両又はハイブリッド車両の、1つ以上の電池を保護するように構成されてもよい。従って、車両構造体100、400、500、700、800、900は、電池の、1つ以上の側に設置されてもよい。車両構造体100、400、500、700、800、900は、衝突時に車両の運転者及び/又は1人以上の乗客を保護することが効率的である。車両構造体100、400、500、700、800、900は、電柱との衝突又はクラッシュに関して保護するものとして効率的である。車両構造体100、400、500、700、800、900は、電柱との衝突時に車内への電柱の侵入を防止することが効率的である。
説明した部分102、402、502、702、802、902の各々は、有利には、側ばり部分102、402、502、702、802、902として使用される。従って、開示した、部分102、402、502、702、802、902の実施形態の各々は、側ばり部分102、402、502、702、802、902であってもよい。側ばり部分102、402、502、702、802、902は、車体の長手方向106に延びるように構成されるとともに、車体の側部に提供されるように構成される。有利には、側ばり部分102、402、502、702、802、902は、車体の、1つ以上の横梁162、164、例えば2つの横梁162、164に取付けられるように構成される。一方、代わりの実施形態において、部分又は側部部分は、側ばり部分でなく、側部梁部分、バンパ部分、或いは、車両内の他の場所に設置されるように構成される梁部分であってもよい。
上で開示した車両構造体の、異なる実施形態の特徴は、更なる有利な実施形態を提供する、可能である様々な仕方で組み合わせてもよい。
本発明は、図説した実施形態に限定されるものと見なされるべきではなく、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、当業者により多くの仕方で修正および変更することができる。

Claims (27)

  1. 長手方向(106)に延びる部分(102;402;502;702;802)を含む車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記部分(102;402;502;702;802)が、
    前記長手方向(106)に延びる第1部材(122)と、
    前記長手方向(106)に延びる第2部材(124)と
    を含み、
    前記第1部材(122)が、車両の内側(126)を向くように構成され、
    前記第2部材(124)が、前記車両の外側(128)を向くように構成され、
    前記第1部材(122)と前記第2部材(124)とは、前記第1部材(122)及び前記第2部材(124)が、閉じた空間(138)を形成するように互いに取付けられ、
    前記部分(102;402;502;702;802)が、前記閉じた空間(138)内に設置される1つ以上の第1管状補強部材(104;604;304;704;804)を含み、前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)が、前記長手方向(106)に延びる長手方向延在部を有し、
    前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)が波形であるとともに波形を含み、
    前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)の前記波形が環状突条(118;618;318;828)及び環状溝(120;620;320;820)を含む、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  2. 請求項1に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記環状突条(118;618;318;818)の各々が前記長手方向(106)に対して交差方向に延び、前記環状溝(120;620;320;820)の各々が前記長手方向(106)に対して交差方向に延びる、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  3. 請求項1又は2に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記環状突条(118;618;318;818)及び前記環状溝(120;620;320;820)が前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)を形成する、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500)であって、前記第1管状補強部材(104;604)の断面が楕円リングを形成する、車両構造体(100;400;500)。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500)であって、前記環状突条(118;618)の各々の断面が楕円リングを形成し、前記環状溝(120;620)の各々の断面が楕円リングを形成する、車両構造体(100;400;500)。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500)であって、前記第1管状補強部材(104;604)の断面が長円リングを形成する、車両構造体(100;400;500)。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500)であって、前記環状突条(118;618)の各々の断面が長円リングを形成し、前記環状溝(120;620)の各々の断面が長円リングを形成する、車両構造体(100;400;500)。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1管状補強部材(304;704;804)が内面(319;819)及び外面(321;821)を有し、前記環状突条(318;818)の各々が前記外面(321;821)にて第1の場所(325;825)に凹部(323;823)を有する、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  9. 請求項8に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1の場所(325;825)にある前記凹部(323;823)が、前記長手方向(106)において互いに整列している、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  10. 請求項8又は9に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記環状突条(318;818)の各々が、前記外面(321;821)にて第2の場所(329;829)に凹部(327;827)を有する、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  11. 請求項10に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第2の場所(329;829)が、前記第1の場所(325;825)とは反対側にある、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  12. 請求項10又は11に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第2の場所(329;829)にある前記凹部(327;827)が、前記長手方向(106)において互いに整列している、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記環状突条(118;618;318;818)及び前記環状溝(120;620;320;820)が、前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)の前記長手方向延在部に沿って前記長手方向(106)に延びる滑らかな波の形状を形成する、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)がシームレスである、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  15. 請求項1~14のいずれか1項に記載の車両構造体(700)であって、前記部分(702)が、前記閉じた空間(138)内に設置される1つ以上の第2管状補強部材(200)を含み、
    前記第2管状補強部材(200)が、前記長手方向(106)に延びる長手方向延在部を有し、
    前記第2管状補強部材(200)が波形であるとともに波形を含み、
    前記第2管状補強部材(200)が内部空間(255)を形成し、
    前記第1管状補強部材(704)が、前記第2管状補強部材(200)により形成される前記内部空間(255)内に設置される、車両構造体(700)。
  16. 請求項15に記載の車両構造体(700)であって、前記第2管状補強部材(200)の前記長手方向延在部が、前記第1管状補強部材(704)の前記長手方向延在部に沿って延びる、車両構造体(700)。
  17. 請求項15又は16に記載の車両構造体(700)であって、前記第1管状補強部材(704)は前記第2管状補強部材(200)に封入されている、車両構造体(700)。
  18. 請求項15~17のいずれか1項に記載の車両構造体(700)であって、前記第2管状補強部材(200)の前記波形が突条(242、244、246、248)及び溝(250、252、254、256)を含み、
    前記第2管状補強部材(200)の各突条(242、244、246、248)が、前記第1管状補強部材(304;704)の前記環状突条(318)のうちの1つ(318)と整列している、車両構造体(700)。
  19. 請求項18に記載の車両構造体(700)であって、前記第2管状補強部材(200)の各溝(250、252、254、256)が、前記第1管状補強部材(304;704)の前記環状溝(320)のうちの1つ(320)と整列している、車両構造体(700)。
  20. 請求項1~19のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)及び前記第2管状補強部材(200)のうちの1つ以上が、1つ以上の板から形成される、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  21. 請求項1~20のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1管状補強部材(104;604;304;704;804)及び前記第2管状補強部材(200)のうちの1つ以上が、金属又は金属合金を含む、或いは金属又は金属合金から成る、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  22. 請求項1~21のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1部材(122)及び前記第2部材(124)は、それぞれ板から形成される、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  23. 請求項1~22のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1部材(122)及び前記第2部材(124)は、それぞれ金属又は金属合金を含む、或いは金属又は金属合金から成る、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  24. 請求項1~23のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記第1部材(122)及び前記第2部材(124)は、それぞれ、プロファイルが、帽子形プロファイル、及びU字形プロファイルのうちの一方である、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  25. 請求項1~24のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記車両構造体(100;400;500;700;800)が車両側部構造体(100;400;500)であり、前記部分(102;402;502;702;802)が側部部分(102;402;502;702;802)である、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  26. 請求項1~25のいずれか1項に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記部分(102;402;502;702;802)が側ばり部分(102;402;502;702;802)であり、
    前記側ばり部分(102;402;502;702;802)が、車体の長手方向(106)に延びるように構成されるとともに、前記車体の側部に設けられるように構成される、車両構造体(100;400;500;700;800)。
  27. 請求項26に記載の車両構造体(100;400;500;700;800)であって、前記側ばり部分(102;402;502;702、802)が、前記車体の、1つ以上の横梁(162、164)に取付けられるように構成される、車両構造体(100;400;500;700;800)。
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