JP2023526965A

JP2023526965A - 包装による物品のパッケージングのための機械及び方法

Info

Publication number: JP2023526965A
Application number: JP2022571266A
Authority: JP
Inventors: ジュゼッペポンティ
Original assignee: シー．エム．シー．エス．ピー．エー．
Priority date: 2020-05-28
Filing date: 2021-05-24
Publication date: 2023-06-26
Also published as: BR112022022340A2; US20230166878A1; AU2021278403A1; EP4157726A1; CN115697849A; WO2021240342A1

Abstract

袋（Ｂ）を形成するように物品（Ａ）の周りにシート（Ｐ）、特に衝撃吸収紙を巻き付けるためのパッキング機械（Ｍ）及び方法であって、物品の周りに上記シートを折り畳むための手段（４，５）と、物品（Ａ）の周りにシートチューブ（ＴＢ）を形成するように上記シートをそれ自体に接着するための手段（６）と、第２の接着剤塗布手段（１０）と協働して、シート折り畳み及び接着手段の上流に位置する切断領域においてシートに作用する、物品の上流及び下流の端部をシール及び分離することによってチューブの部分をシール及び分離するための圧縮・切断手段（７）とを有する、パッキング機械（Ｍ）及び方法。【選択図】図１

Description

本発明は、巻き付けによって物品をパッケージングするための機械に関する。特に、本発明は、紙材料のシート、特に多重シートであり、且つ、特に包装紙の少なくとも１つの層及びエンボス紙の１つの層から形成され、上記層が、衝撃を吸収することができるシートを形成するために前の層に接着されており、個々の物品を収容する閉じた袋を形成するように物品の周りに巻き付けられる、シートを巻き付けるのに適した機械に関する。

ヒートシール性プラスチック材料から作られた閉じた袋を形成するように物品の周りにフィルムを巻き付ける機械が一般的に知られている。パッケージングに使用されるフィルムは通常セロハンであるため、これらは一般に「セロハン包装機」と呼ばれる。セロハン包装機は、個々の物品のパッケージングのために一般的に知られているが、特に包装される物品のサイズが異なるためにタイプ変更を実行することが所望される場合には、それらを停止して再組み立てしなければならない。イタリア特許出願第１０２０１８００００１１１４８号明細書（本出願の出願時点ではまだ公開されていない）は、同じラインに沿って連続的に供給される異なるサイズの物品の袋詰めを可能にすることによってこの問題を克服するように設計された袋詰め機を記載している。材料は、衝撃吸収フィルム、例えば「気泡緩衝材」として一般的に知られている包装材料を中に含む、任意のヒートシール性フィルムとすることができる。

しかしながら、様々な理由から、特に環境上及び経済上の理由から、前述の機械が使用したプラスチック材料ではなく、異なる種類の材料を使用することが望ましい。実際、パッケージング及び袋詰めのために厚紙及び紙などの紙材料を好む傾向が（特に特定の法的規定の導入後に）高まっている。これらはまた、衝撃吸収材料とすることもでき、環境への影響がより低いだけでなく、より軽量で、着色可能であり、直接印刷可能である。

イタリア特許出願第１０２０１８００００１１１４８号明細書

したがって、異なる種類の物品を含む物品を、異なる物品に適合させるために機械を停止する必要なく、むしろ異なる種類及びサイズにもかかわらずこれらの物品を機械に給送しながら、同じ機械及び同じ動作サイクルで袋詰めするために紙材料を使用することが望ましい。

これらの欠点は、ここで、本明細書に添付の請求項１に記載のパッケージング機械及び本明細書に添付の請求項１５に記載の方法によって克服されている。

本発明によるパッケージング機械のさらに好ましい特徴は、従属請求項に記載されている。

ここで、添付の図面を用いて、本発明の１つの好ましい実施形態を例として説明する。

本発明による機械の概略斜視図である。図１の機械によって実行されるものとしての、個々の物品を収容する袋を形成するように物品の周りに紙シートを巻き付けることに含まれるステップの概略図である。図１のボックスＫに示されている詳細の概略拡大図である。図１の機械の特定の重要な構成要素の概略斜視図である。移動している物品の周りにシートを巻き付けることからなる初期ステップが行われる領域における機械の詳細の概略斜視図である。側部フラップに沿って接着剤を塗布するための第１の手段の概略図である。機械の他の特定の構成要素の部分概略斜視図である。機械のさらなる部分の部分概略斜視図である。接着剤をシートに塗布するための第２の手段の部分概略斜視図である。袋を形成するように物品の周りにチューブ状に巻き付けられたシートを閉じて切断するための圧縮・切断手段の部分概略斜視図である。

添付の図面、特に図１を参照すると、Ｍは、全体として、本発明による、個々の物品を収容する袋Ｂを形成するように物品Ａの周りにシートＰを巻き付けるのに適したパッケージング機械を示す。

機械Ｍは、物品Ａ（パッケージングされなければならない）を受け入れて矢印Ｄによって示される搬送方向に搬送するのに適した搬送手段１と、搬送手段１に対して連続して配置された真空コンベヤベルト２と、シートＰ給送ステーション３であって、例えば、上記シートＰがウェブの形態で巻き付けられるリール３０と、搬送手段１とコンベヤベルト２との間で物品Ａの搬送方向Ｄに対して横方向にシートＰを給送し、中央部分ＰＣ（図２に示すものとしての）がコンベヤベルト２上に載置された状態で、且つ、側方部分ＰＬ１及びＰＬ２が、コンベヤベルト２から側方に突出するように中央部分ＰＣの２つの対向する側部に配置された状態でシートＰを搬送するための給送・戻し手段３１とを備え、その結果、搬送手段１によって搬送された物品Ａがコンベヤベルト２上に載置されたシートＰの中央部分の上方に配置されることになり、物品Ａが中央部分ＰＣ上に配置されたシートＰを、真空コンベヤベルト２による吸引によって保持することができ、好ましくは図１の矢印Ｄによって示されるのと同じ方向であってもよい図２の矢印Ｅによって示される進行方向に給送することができる、シートＰ給送ステーション３と、コンベヤベルト２から側方に突出するシートＰの側方部分ＰＬ１、ＰＬ２に接して折り畳むことができるように、コンベヤベルト２に対して配置及び構成された折り畳み手段４（図３によりよく示されている）とを含む。

本発明の好ましい態様によれば、また特に図３及び図５を参照すると、機械Ｍは、コンベヤベルト２に関連付けられ、コンベヤベルト２によって搬送される物品ＡがシートＰの中央部分ＰＣの上方を通過するためのトンネルＴを画定するように成形された構造体５を備え、折り畳み手段４は、シートの給送中にコンベヤベルト２から側方に突出するシートＰの側方部分ＰＬ１、ＰＬ２に接するように成形及び構成され、シートＰの２つの側部フラップＬ１、Ｌ２が重なり合い、トンネルＴのように成形された構造体５の周りに巻き付けられるシートチューブＴＢを形成するように、トンネルＴのように成形された構造体５の周りにシートＰの側方部分ＰＬ１、ＰＬ２を折り畳む。

特に、トンネルＴのように成形された構造体５は、トンネルＴが物品Ａのための通路を画定するように作成され、コンベヤベルト２に対する構造体の高さは、異なるサイズ及び高さを有する物品Ａ、例えば、個々の雑誌、ともに積み重ねられた雑誌、製品を収容する箱などを上記トンネル内で搬送することができるようなものである。

さらに、折り畳み手段４は、コンベヤベルト２に対して、及びトンネルＴのように成形された構造体５に対して、コンベヤベルト２の側部から突出しているシートの側方部分ＰＬ１、ＰＬ２に接し、トンネルＴの壁の周りで側方部分を折り畳んで、異なるサイズ及び高さを有する物品を収容するシートチューブＴＢを形成するように構成される。このようにして、単一の構造及び単一の機械Ｍ構成により、コンベヤベルトに沿って移動している異なるサイズ及び高さを有する物品の周りにシートを巻き付けることが可能である。

さらに、機械Ｍは、トンネルＴのように成形された構造体５の上方に位置付けられており、トンネル構造体の上方に重ね合わせる前にシートＰ（側方部分ＰＬ１、ＰＬ２からなる）の２つの縁部Ｌ２のうちの１つに接着剤を塗布するように構成されている第１の接着剤塗布手段６（図６）と、コンベヤベルト２の切れ目においてトンネルＴのように成形された構造体５の下流に位置付けられており、シートチューブＴＢを、シートチューブＴＢの内側の物品Ａの位置に対して最初に前方で、次いで後方（後続の物品の前方）でクランプするように作動されて、シートＰを接着及び切断し、それによって内部に物品を収容する袋Ｂを得ることができる圧縮・切断手段７（図１０）とを備える。本発明の好ましい態様によれば、シートを圧縮及び切断するためのこれらの手段は、圧縮及び切断ステップ中に物品Ａに付随することができ（シート及び物品の連続した給送を可能にする）、シートと係合していない間に初期位置に戻り、次の物品によるサイクルを再開することができるように、シート進行方向Ｅ及び反対方向にも搬送することができる。例えば、それ自体一般的に知られている圧縮・切断手段７は、可動下部キャリッジ７０に取り付けることができる。手段は、図１０に示す適切な形状のクランプであってもよく、形成される袋の端部においてコンベヤベルト２上に下降させることができ、中央ブレードを備えることができる。好ましい態様によれば、圧縮・切断手段７に関連して、形成されている袋から空気を除去するための排出手段７１が想定される。それらの作用は、上記袋が完全にシールされてチューブＴＢから分離される前に袋内の空気含有量を減少させる。一実施形態によれば、上記手段は、圧縮・切断手段７の下流に配置された適切なサイズのプレス７１からなる。袋の第２の端部をシールする切断手段の作用の前に、プレスが下げられ、シートチューブＴＢに向かって空気を還流させるように、形成されている袋（図９のように、第１の端部はすでにシールされている。これは、空気排出手段の作用の直前の状態である）を物品に対して適切な圧力で圧縮して、形成中の袋の空気含有量を減少させる。その直後に、圧縮・切断手段７が作動され、袋が破裂するか又は体積を増加させるリスクがないような空気含有量で袋がシール及び分離される。プレスによって加えられる圧力は、物品又は包装シートを損傷することなく空気を逃がすために、（センサ又は他の手段を使用して）一般的に知られている方法で袋に加えられるストローク又は圧力を事前に決定することによって調整することができる。有利には、排出手段は、圧縮・切断手段７と同じ下部キャリッジ７１に取り付けることができる。他のシステムが提供されてもよい。このようにしてシール前に達成される空気の排出は、プラスチック袋によって一般的に実施される袋の穿孔を伴うシステムなどの一般的に知られているシステムに関して特に有利である。実際、本発明による機械によって使用されるような紙材料の穿孔は、適切であると考えられる場合に採用可能であるが、袋を脆弱にする傾向があり、引き裂きやすくする。しかしながら、このようにして、紙材料などの異なる材料を使用することが可能になる。

袋の端部を圧縮によってシールするために、すでに形成されたチューブＴＢの内側のシートＰにいくらかの接着剤が塗布されている必要がある。特に、切断時に分離される２つの袋の端部をシールするために、接着剤は１つの物品と次の物品との間に配置されなければならない。この目的のために、物品に面し、チューブＴＢの内面を形成するシートＰの表面に接着剤を塗布するのに適した第２の接着剤塗布手段が想定される。好ましくは、上記手段は、チューブが形成される前に、より好ましくはシートをコンベヤベルト２に給送する前に接着剤を塗布する。接着剤は、物品の位置及びサイズに関連して塗布され、これらは適切に測定され、その結果、物品は、コンベヤによって、１つの接着剤塗布点と次の接着剤塗布点との間でシート上に適切に堆積される。

図９を参照すると、上記第２の接着剤塗布手段１０は、上述のように、形成されている管の内側のシートの表面に接着剤を噴霧するのに適した噴霧装置１１を備える。上記第２の手段は、給送・戻し手段３１の端部に有利に位置付けられ得る。それらは、好ましくは、シート進行方向に対して横方向に、好ましくは上記シートの中央部分ＰＣに、１つ又は好ましくは２つの接着剤ストリップを噴霧するように設計される。例えば、噴霧装置１１は、チューブ１２から接着剤を供給されてもよく、関連するシートＰの全領域に沿って接着剤をすべて一度に噴霧するように、シートＰに向かって適切に配向された一連の噴霧ノズルを特徴とし、接着剤塗布ステップ中にシートＰが移動し続けることができる。

したがって、機械は、機械を停止し、構成要素を取り外してリフィットする必要なく、異なるサイズ及び高さの異なる物品の周りにシートを巻き付け、その中に個々の物品を収容する袋を得ることができる。

図４及び図５を参照すると、好ましい態様によれば、トンネルＴのように成形された構造体５は、コンベヤベルト２の側面に沿って配置された側壁５１、５２と、側壁５１、５２の間の少なくとも１つの上壁５３、５４とを備え、一方、折り畳み手段４は、シートＰの２つの側縁Ｌ１、Ｌ２が重なり合い、トンネルＴのように成形された構造体５の側壁及び上壁の周りに巻き付けられたシートチューブＴＢを形成するように、トンネルＴのように成形された構造体５の側壁５１、５２及び上壁５３、５４の周りでシートＰの側方部分ＰＬ１、ＰＬ２を折り畳むように構成されている。図７及び図８を参照すると、有利には、トンネルＴのように成形された構造体５の側壁５１、５２は、固定下部５１０，５１１と、下部５１０，５１１の上を移動する可能性を有して取り付けられ、上壁５３、５４を支持する可動上部５２０，５２１とを含むように作成されてもよい。

このようにして、下部５１０，５１１に対する側壁５１、５２の上部５２０，５２１の位置を調整及び変更して、上壁５３、５４とコンベヤベルト２との間の距離を変更し、したがって、シートを巻き付けなければならない物品の異なる実際の高さに従ってトンネルＴの高さを変更することができる。

特に図７及び図８を参照すると、本発明による機械Ｍの別の好ましい態様は、シートチューブＴＢとトンネルＴのように成形された構造体５との間にエアクッションを作成するための手段９を備えるという事実に存する。この好都合な手段は、シートＰ（及び特にそれから形成されているチューブＴＢ）とトンネルＴのように成形された構造体５の壁との間の摺動、したがって摩擦を防止する。図に示す特定の実施形態によれば、エアクッションを作成するための手段９は、圧縮空気の供給源に接続され、空気の通過のための一連の穴９２を備えたダクト９１を備えてもよい。ダクト９１は、穴９２から出来する空気のジェットを、トンネルＴのように成形された構造体５に対して折り畳まれたシートＰの部分に向かって導くように配置されている。例えば、これらのダクト９１は、トンネルＴのように成形された構造体５の２つの側壁５１、５２の少なくとも一部に沿って配置することができる。

さらに、エアクッションを作成するための手段９はまた、閉ループに巻かれ、トンネルＴのように成形された構造体５の上方に位置付けられ、トンネルＴのように成形された構造体５の上に折り畳まれたシートＰの部分を吸引によって保持する吸引ベルト９３を備えてもよく、上記ベルトは、コンベヤベルト２の進行と同期してシートＰを案内するために使用される。さらなる有利な態様によれば、機械Ｍは、トンネルＴ内の物品Ａの通過を検出し、物品Ａ間の距離を検出するために構造体Ｔに沿って配置された光検出手段９６を備えることができ、光検出手段９６が２つの連続する物品間の距離が最小プリセット距離未満であることを検出した場合に、ヒートシール・切断手段７が動作不能のままであるように構成することができる。これにより、互いに近すぎる物品の損傷が防止され、圧縮・切断手段７の動作のための空間が不十分になる。

特に図６を参照すると、好ましい実施形態によれば、第１の接着剤塗布手段６は、少なくとも１つの接着剤ディスペンサ６１と、上部で重なり合うシートＰの縁部Ｌ１、Ｌ２に接し、その接着を容易にするために、シートＰの進行方向Ｅに対してディスペンサ６１の下流に配置された固定当接要素６２、６３と、コンベヤベルト２が停止した場合に作動させることができる少なくとも１つの可動当接要素６４とを備え、それにより、コンベヤベルト２は、シートＰの２つの重なり合う縁部Ｌ１、Ｌ２の上に位置付けられ、それらを重なり合わせたままにし、したがってチューブＴＢをシールしたままにする。

したがって、機械Ｍは、コンベヤベルト２の下方に配置された吸引要素を備え、その結果、コンベヤベルト２は、シートＰが進行方向Ｅに移動する間、その上に位置付けられたシートＰの中央部分ＰＣを吸引によって保持する。

図１に見られるように、搬送手段１の最初の部分に位置付けられ、物品Ａに与えられた識別コードを検出及び識別するように構成された識別手段８１を備えた物品装填ステーション８が想定され得る。

最後に、本発明のさらに好ましい態様によれば、機械Ｍは、搬送手段１に沿って配置され、物品Ａの高さを測定するように構成された検出手段８２を備えることができ、検出手段８２がトンネルＴよりも高い高さの物品の通過を検出したときに搬送手段１が停止するように構成することができる。印刷手段が、所望に応じて、特にチューブ及び袋の外部部分となるシートの側部に対して想定され得る。これらの印刷手段は、給送・戻し手段３１に配置されてもよい。圧縮せん断手段の下流には、所望に応じて、識別コードから読み取られたデータに従ってラベルを印刷することができる、例えばラベラなどのさらなる処理構成要素を位置付けることができる。

本発明による機械Ｍでは、トンネル状構造体の存在により、衝撃吸収包装シートを使用することも可能になる。好ましい態様によれば、１つは平滑であり、１つは（凹凸要素を特徴とするように）エンボス加工されており、（衝撃吸収構造を形成するように）第１の層に接着されている、少なくとも２層の紙からシートが形成される。好ましくは、上記のように２つの層しかない場合、エンボス加工層は、パッケージングされる物品と接触して、チューブの内側に面する。他の層も特徴とすることができ、例えば、エンボス加工層を２つの平滑層の間に挟むことができる。エンボスは、０．３～１０ｍｍ、例えば０．５ｍｍの範囲の間隔を間に有する円形ベースを有する凹部を特徴とすることができる。この種の衝撃吸収シートは知られており、異なる種類が一般的に製造され、例えば異なる数の層及び異なるサイズのエンボス加工を特徴とし、振動減衰パッドとして表面を保護するためにパッケージングされる物体を包むために一般的に使用される。当業者は、柔軟性、軽量設計、値ごろ感、及び保護要件などの異なるニーズに最もよく適合するタイプを選択することができる。

Claims

個々の物品を収容する袋（Ｂ）を形成するように物品（Ａ）の周りに、特に紙のシート（Ｐ）を巻き付けるように設計されているパッケージング機械（Ｍ）であって、
前記シートによって包装される物品（Ａ）を受け入れて搬送方向（Ｄ）に搬送するように構成されている搬送手段（１）と、
前記搬送手段（１）に対して連続して配置された真空コンベヤベルト（２）と、
シート（Ｐ）給送ステーション（３）であって、前記シート（Ｐ）が巻き付けられるリール（３０）又は同様のシート確保手段と、前記搬送手段（１）と前記コンベヤベルト（２）との間で前記物品（Ａ）の前記搬送方向（Ｄ）に対して横方向に前記シート（Ｐ）を給送し、前記シート（Ｐ）の中央部分（ＰＣ）が前記コンベヤベルト（２）上に載置された状態で、且つ、部分（ＰＬ１、ＰＬ２）が、前記コンベヤベルト（２）から側方に突出して前記中央部分（ＰＣ）の側部に配置された状態で前記シート（Ｐ）を配置するための給送・戻し手段（３１）とを備え、その結果、前記搬送手段（１）によって搬送された前記物品（Ａ）が前記コンベヤベルト（２）に載置された前記シート（Ｐ）の前記中央部分（ＰＣ）上方に配置されることになり、前記物品（Ａ）が前記中央部分（ＰＣ）上に配置されたシート（Ｐ）を、前記真空コンベヤベルト（２）による吸引によって保持することができ、進行方向（Ｅ）に給送することができる、シート（Ｐ）給送ステーション（３）と、
前記コンベヤベルト（２）から側方に突出する前記シート（Ｐ）の前記側方部分（ＰＬ１、ＰＬ２）に接して折り畳むことができるように、前記コンベヤベルト（２）に対して配置及び構成された折り畳み手段（４）と、
前記コンベヤベルト（２）に関連付けられ、前記コンベヤベルト（２）によって搬送される前記物品（Ａ）が前記シート（Ｐ）の前記中央部分（ＰＣ）の上方を通過するためのトンネル（Ｔ）を画定するように成形された構造体（５）であって、前記折り畳み手段（４）は、前記シートの給送中に前記コンベヤベルト（２）から側方に突出する前記シート（Ｐ）の前記側方部分（ＰＬ１、ＰＬ２）に接するように成形及び構成され、前記シート（Ｐ）の２つの側部フラップ（Ｌ１、Ｌ２）が重なり合い、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の周りに巻き付けられるシートチューブ（ＴＢ）を形成するように、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の周りに前記シート（Ｐ）の前記側方部分（ＰＬ１、ＰＬ２）を折り畳む、トンネル（Ｔ）を画定するように成形された構造体（５）と、
第１の接着剤塗布手段（６）であって、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の上方に位置付けられ、重ね合わせる前に前記シート（Ｐ）の２つのフラップ（Ｌ１、Ｌ２）のうちの１つに接着剤を塗布するように構成されている、第１の接着剤塗布手段（６）と、
前記コンベヤベルト（２）の切れ目において前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の下流に位置付けられ、前記シートチューブ（ＴＢ）を、前記シートチューブ（ＴＢ）の内側の前記物品（Ａ）の位置に対して最初に前方で、次いで後方でクランプするように作動されて、前記シート（Ｐ）をシール及び切断し、内部に前記物品を収容する袋（８）を得ることができる圧縮・切断手段（７）と、
前記シートチューブ（ＴＢ）の内側に向いた面になる前記シートの側面に接着剤を塗布するように設計されている第２の接着剤塗布手段（１０）と
を備える、パッケージング機械（Ｍ）。
前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）は、前記コンベヤベルト（２）の側面に沿って配置された側壁（５１、５２）と、前記側壁（５１、５２）の間の少なくとも１つの上壁（５３、５４）とを備え、前記折り畳み手段（４）は、前記シート（Ｐ）の２つの側縁（Ｌ１、Ｌ２）が重なり合い、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の周りに巻き付けられた前記シートチューブ（ＴＢ）を形成するように、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の前記側壁（５１、５２）及び前記上壁（５３、５４）の周りで前記シート（Ｐ）の前記側方部分（ＰＬ１、ＰＬ２）を折り畳むように構成されている、請求項１に記載の機械（Ｍ）。
前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の前記側壁（５１、５２）は、固定下部（５１０、５１１）と、可動上部（５２０、５２１）とを備え、前記可動上部（５２０、５２１）は、移動する可能性を伴って前記下部（５１０、５１１）に取り付けられ、前記下部（５１０、５１１）に対する前記上部（５２０、５２１）の位置が、前記コンベヤベルト（２）からの前記上壁（５３、５４）の距離を変更し、前記トンネル（Ｔ）の高さを変更するように調整及び変更され得るように、前記少なくとも１つの上壁（５３，５４）を担持する、請求項２に記載の機械（Ｍ）。
前記シートチューブ（ＴＢ）と前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）との間にエアクッションを作成するための手段（９）を備える、請求項１～３のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記エアクッションを作成するための手段（９）が、圧縮空気の供給源に接続され、空気の通過のための一連の穴（９２）が設けられたダクト（９１）を備え、前記ダクト（９１）が、前記穴（９２）から出来する空気のジェットを、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）に対して折り畳まれた前記シート（Ｐ）の部分に向かって導くように配置されている、請求項４に記載の機械（Ｍ）。
前記エアクッションを作成するための手段（９）は、閉ループに巻かれ、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の上方に位置付けられ、前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）の上に折り畳まれた前記シート（Ｐ）の部分を吸引によって保持する吸引ベルト（９３）を備え、前記ベルトは、前記コンベヤベルト（２）の進行と同期して前記シート（Ｐ）を案内するために使用される、請求項４又は５に記載の機械（Ｍ）。
前記トンネル（Ｔ）のように成形された構造体（５）に沿って配置されており、前記トンネル（Ｔ）内の前記物品（Ａ）の通過を検出し、前記物品（Ａ）間の距離を検出するように構成されている光検出手段（９６）を備え、前記光検出手段（９６）が２つの連続する物品間の距離が最小プリセット距離未満であることを検出した場合に、ヒートシール・切断手段（７）が動作不能のままであるように構成されている、請求項１～６のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記第１の接着剤塗布手段（６）は、少なくとも１つの接着剤ディスペンサ（６１）と、上部で重なり合う前記シート（Ｐ）の前記縁部（Ｌ１、Ｌ２）に接し、前記縁部の接着を容易にするために、前記シート（Ｐ）の前記進行方向（Ｅ）に対して前記ディスペンサ（６１）の下流に配置された固定当接要素（６２、６３）と、前記コンベヤベルト（２）が停止した場合に作動させることができる少なくとも１つの可動当接要素（６４）とを備え、前記コンベヤベルト（２）は、前記シート（Ｐ）の２つの重なり合う前記縁部（Ｌ１、Ｌ２）の上に位置付けられ、前記縁部を重なり合わせたままにし、前記シートチューブ（ＴＢ）をシールしたままにする、請求項１～７のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記真空コンベヤベルト（２）の下方に配置された吸引要素を備え、前記真空コンベヤベルト（２）は、前記シート（Ｐ）が前記進行方向（Ｅ）に移動する間、上に位置付けられた前記シート（Ｐ）の前記中央部分（ＰＣ）を吸引によって保持する、請求項１～８のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記搬送手段（１）の最初の部分に位置付けられ、前記物品（Ａ）に与えられた識別コードを検出し、読み取るように構成された識別手段（８１）を備えた物品装填ステーション（８）を備える、請求項１～９のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記搬送手段（１）に沿って配置され、前記物品（Ａ）の高さを測定するように構成された検出手段（８２）を備え、前記搬送手段（１）は、前記検出手段（８２）が前記トンネル（Ｔ）よりも高い物品の通過を検出したときに停止するように構成されている、請求項１～１０のいずれか一項に記載の機械（Ｍ）。
前記第２の接着剤塗布手段は、前記シートの進行方向に対して横方向であるストリップに接着剤を塗布することができる、請求項１～１１のいずれか一項に記載の機械。
前記第２の接着剤塗布手段は、前記シートの前記コンベヤベルト（２）への給送ポイントの上流、特に前記給送・戻し手段（３１）に位置付けられる、請求項１～１２のいずれか一項に記載の機械。
前記圧縮・切断手段（７）と協働して作用するように設計されており、特に、前記袋を前記チューブからシール及び分離する前に、前記シートチューブ（ＴＢ）を前記物品に対して圧縮するように設計されている、形成されている前記袋から前記空気を排出するための手段（７２）を備える、請求項１～１３のいずれか一項に記載の機械。
パッケージング方法であって、パッケージングされる物品が、請求項１～１４のいずれか一項に記載の機械によって、少なくとも２層の紙を含むシートに包装され、前記紙のうちの１層が平滑であり、１層がエンボス加工されて前記平滑層上に接着される、パッケージング方法。
前記平滑層が、前記シートチューブ及び形成された前記袋の外面である、請求項１５に記載の方法。