JP2023526122A - 荷積みおよび/または荷下ろし可能なコンテナ取り扱い車両 - Google Patents

荷積みおよび/または荷下ろし可能なコンテナ取り扱い車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2023526122A
JP2023526122A JP2022571791A JP2022571791A JP2023526122A JP 2023526122 A JP2023526122 A JP 2023526122A JP 2022571791 A JP2022571791 A JP 2022571791A JP 2022571791 A JP2022571791 A JP 2022571791A JP 2023526122 A JP2023526122 A JP 2023526122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handling vehicle
container handling
container
storage
support surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022571791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021239515A5 (ja
Inventor
ヘゲベ, イェルゲン ジュヴェ
Original Assignee
オートストアー テクノロジー アーエス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from NO20200612A external-priority patent/NO346266B1/en
Application filed by オートストアー テクノロジー アーエス filed Critical オートストアー テクノロジー アーエス
Publication of JP2023526122A publication Critical patent/JP2023526122A/ja
Publication of JPWO2021239515A5 publication Critical patent/JPWO2021239515A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0464Storage devices mechanical with access from above
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0478Storage devices mechanical for matrix-arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/06Storage devices mechanical with means for presenting articles for removal at predetermined position or level
    • B65G1/065Storage devices mechanical with means for presenting articles for removal at predetermined position or level with self propelled cars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B19/00Wheels not otherwise provided for or having characteristics specified in one of the subgroups of this group
    • B60B19/003Multidirectional wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0235Containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

2次元レールシステム上での動作のためのコンテナ取り扱い車両が、説明され、2次元レールシステムは、フレーム構造の上部を横断して第1の方向(X)にコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組と、レールの第1の組に対して直角に配置された平行レールの第2の組とを備え、コンテナ取り扱い車両は、基部と、支持構造と、コンテナ昇降デバイスと、支持表面とを備え、コンテナ取り扱い車両は、基部に対して吊り下げ点の組または支持表面を水平に並進させるための移動機構を備えている。

Description

本発明は、コンテナの保管および回収のための自動保管および回収システムに関し、特に、そのようなシステムにおける使用のためのコンテナ取り扱い車両、および保管位置からコンテナ取り扱い車両上の支持表面への保管コンテナの移送の方法に関する。
図1Aは、骨格構造100を伴う典型的な従来技術自動保管および回収システム1を開示し、図2および3は、そのようなシステム1上で動作するために好適な2つの異なる従来技術コンテナ取り扱い車両201、301を開示する。
骨格構造100は、直立部材102と、水平部材103と、直立部材102および水平部材103間に行に配置された保管カラム105を備えている保管容積とを備えている。これらの保管カラム105では、ビンとしても公知である保管コンテナ106が、互いの上にスタックされ、スタック107を形成する。部材102、103は、典型的に、金属、例えば、押し出しアルミニウムプロファイルから作られ得る。
自動保管および回収システム1の骨格構造100は、骨格構造100の上部を横断して配置される、レールシステム108を備え、そのレールシステム108上で、複数のコンテナ取り扱い車両201、301が、保管コンテナ106を保管カラム105から持ち上げ、保管コンテナ106をその中に降下させ、保管コンテナ106を保管カラム105の上方にも輸送するように動作させられる。レールシステム108は、フレーム構造物100の上部を横断した第1の方向Xにおけるコンテナ取り扱い車両201、301の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組110と、第1の方向Xに対して直角である第2の方向Yにおけるコンテナ取り扱い車両201、301の移動を誘導するためのレールの第1の組110に対して直角に配置された平行レールの第2の組111とを備えている。カラム105内に保管されるコンテナ106が、コンテナ取り扱い車両によって、レールシステム108におけるアクセス開口部115を通してアクセスされる。コンテナ取り扱い車両201、301は、保管カラム105の上方で横に移動すること、すなわち、水平なX-Y平面に対して平行である平面内で移動することができる。
グリッドパターンを構成するグリッドセル122のうちの1つの水平範囲が、図1Aにおいて、太線によってマーキングされている。
各グリッドセル122は、典型的に、30~150cmの間隔内にある幅と、典型的に、50~200cmの間隔内にある長さとを有する。各アクセス開口部115は、幅と長さとを有し、該幅と長さとは、レール110、111の水平範囲に起因して、それぞれ、典型的に、グリッドセル122の幅および長さより2~10cm小さい。
レールシステム108は、図1Bに示されるように、単一レールシステムであり得る。代替として、レールシステム108は、図1Cに示されるように、二重レールシステムであり、したがって、保管カラム105によって画定される横エリアに概して対応する占有領域を有するコンテナ取り扱い車両201がグリッドカラムの行に沿って、別のコンテナ取り扱い車両201がその行に隣接したグリッドカラムの上方に位置付けられる場合でも、進行することを可能にし得る。単一レールシステムおよび二重レールシステムの両方、または単一レールシステム108内に単一および二重レール配置を備えている組み合わせは、複数の長方形の均一なグリッド場所またはグリッドセル122を備えている水平面P内のグリッドパターンを形成し、各グリッドセル122は、第1のレール110のレール110a、110bの対とレールの第2の組111のレール111a、111bの対とによって範囲を定められているグリッド開口部115を備えている。図2Bでは、グリッドセル122は、破線が付けられたボックスによって示される。
その結果、レール110aおよび110bが、X方向に伸びるグリッドセルの平行な行を画定するレールの対を形成し、レール111aおよび111bが、Y方向に伸びるグリッドセルの平行な行を画定するレールの対を形成する。
図1Dに示されるように、各グリッドセル122は、典型的に、30~150cmの間隔内にある幅Wと、典型的に、50~200cmの間隔内にある長さLとを有する。各グリッド開口部115は、典型的に、グリッドセル122の幅Wおよび長さLより2~10cm小さい幅Wと長さLとを有する。
X方向およびY方向において、隣接したグリッドセルが、互いに接触して配置され、それによって、それらの間にいかなる空間も存在しない。
骨格構造100の直立部材102は、カラム105から外へのコンテナの持ち上げおよびその中へのコンテナの降下中、保管コンテナを誘導するために使用され得る。コンテナ106のスタック107は、典型的に、自立型である。
各従来技術コンテナ取り扱い車両201、301は、車体201a、301aと、車輪の第1および第2の組201b、301b、201c、301cとを備え、車輪の第1および第2の組は、それぞれ、X方向およびY方向におけるコンテナ取り扱い車両201、301の横移動を可能にする。図2および3では、各組における2つの車輪が、完全に見えている。車輪の第1の組201b、301bは、レールの第1の組110の2つの隣接するレールと係合するように配置され、車輪の第2の組201c、301cは、レールの第2の組111の2つの隣接するレールと係合するように配置される。組車輪201b、301b、201c、301cのうちの少なくとも1つが、車輪の第1の組201b、301bおよび/または車輪の第2の組201c、301cが、どの時点においても、レールのそれぞれの組110、111と係合され得るように上昇させられ、降下させられることができる。
各従来技術コンテナ取り扱い車両201、301は、保管コンテナ106の垂直輸送(例えば、保管コンテナ106を保管カラム105から持ち上げること、それを保管カラム105の中に降下させること)のための昇降デバイス(図示せず)も備えている。昇降デバイスは、1つ以上の把持/係合デバイスを備え、1つ以上の把持/係合デバイスは、保管コンテナ106に係合するように適合され、その把持/係合デバイスは、車両201、301から降下させられることができ、それによって、車両201、301に対する把持/係合デバイスの位置は、第1の方向Xおよび第2の方向Yに直交する第3の方向Zにおいて調節されることができる。コンテナ取り扱い車両301の把持デバイスの一部が、図3に示され、参照番号304とともに示される。コンテナ取り扱いデバイス201の把持デバイスが、図2の車体201a内に位置する。
従来のように、本願の目的のためにも、Z=1は、保管コンテナの最上層、すなわち、レールシステム108の直下にある層を識別し、Z=2は、レールシステム108の下方の第2の層を識別し、Z=3は、第3の層等。図1に開示される例示的従来技術では、Z=8は、保管コンテナの最下底部層を識別する。同様に、X=1・・・nおよびY=1・・・nは、水平面における各保管カラム105の位置を識別する。その結果、例として、かつ図1に示されるデカルト座標系X、Y、Zを使用すると、図1において106’として識別される保管コンテナは、保管位置X=10、Y=2、Z=3を占有すると言え得る。コンテナ取り扱い車両201、301は、層Z=0において進行すると言え得、各保管カラム105は、そのXおよびY座標によって識別されることができる。
骨格構造100の保管容積は、多くの場合、グリッド104と称されており、このグリッド内の可能な保管位置は、保管セルと称される。各保管カラムは、XおよびY方向における位置によって識別され得る一方、各保管セルは、X、Y、およびZ方向におけるコンテナ番号によって識別され得る。
各従来技術コンテナ取り扱い車両201、301は、レールシステム108を横断して保管コンテナ106を輸送するとき、保管コンテナ106を受け取り、収容するための保管コンパートメントまたは空間を備えている。保管空間は、図2に示されるように、かつ例えば、第WO2015/193278A1号(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるように、車体201a内の中心に配置される空洞を備え得る。
図3は、片持ち梁構造物を伴うコンテナ取り扱い車両301の代替構成を示す。そのような車両は、例えば、第NO317366号(その内容も、参照することによって本明細書に組み込まれる)に詳細に説明される。
図2に示される中心空洞コンテナ取り扱い車両201は、例えば、第WO2015/193278A1号(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるように、XおよびY方向における寸法(概して、保管カラム105の横範囲に等しい)を伴うエリアを覆う占有領域を有し得る。本明細書で使用される用語「横」は、「水平」を意味し得る。
代替として、中心空洞コンテナ取り扱い車両101は、例えば、第WO2014/090684A1号に開示されるように、保管カラム105によって画定される横エリアより大きい占有領域を有し得る。
レールシステム108は、典型的に、車両の車輪が走行する溝を伴うレールを備えている。代替として、レールは、上向きに突出する要素を備え得、車両の車輪は、脱線を防止するためのフランジを備えている。これらの溝および上向きに突出する要素は、集合的に、軌道として公知である。各レールは、1つの軌道を備え得るか、または、各レールは、2つの平行な軌道を備え得る。
第WO2018/146304号(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)は、レールと、X方向およびY方向の両方における平行軌道とを備えているレールシステム108の典型的構成を図示する。
骨格構造100では、カラム105の大部分は、保管カラム105、すなわち、保管コンテナ106がスタック107で保管されるカラム105である。しかしながら、いくつかのカラム105は、他の目的を有し得る。図1では、カラム119および120は、保管コンテナ106を下ろすことおよび/または積み込むことを行うためのコンテナ取り扱い車両201、301によって使用されるそのような特殊目的カラムであり、それによって、保管コンテナ106は、アクセスステーション(図示せず)に輸送され得、アクセスステーションにおいて、保管コンテナ106は、骨格構造100の外側からアクセスされること、または骨格構造100の外またはその中に移送されることができる。当技術分野内では、そのような場所は、通常、「ポート」と称され、ポートが位置するカラムは、「ポートカラム」119、120と称され得る。アクセスステーションへの輸送は、水平、斜め、および/または垂直である任意の方向におけるものあり得る。例えば、保管コンテナ106は、骨格構造100内のランダムまたは専用カラム105内に設置され、次いで、任意のコンテナ取り扱い車両によって積み込まれ、アクセスステーションへのさらなる輸送のために、ポートカラム119、120に輸送され得る。用語「斜め」が、ある水平と垂直との間の一般的な輸送向きを有する保管コンテナ106の輸送を意味することに留意されたい。
図1Aでは、第1のポートカラム119は、例えば、コンテナ取り扱い車両201、301が、アクセスまたは移送ステーションに輸送されるべき保管コンテナ106を下ろし得る専用の下ろしポートカラムであり得、第2のポートカラム120は、コンテナ取り扱い車両201、301が、アクセスまたは移送ステーションから輸送されている保管コンテナ106を積み込み得る専用の積み込みポートカラムであり得る。
アクセスステーションは、典型的に、ピッキングステーションまたは備蓄ステーションであり得、アクセスステーションにおいて、製品アイテムが、保管コンテナ106から除去されるか、または、保管コンテナ106の中に位置付けられる。ピッキングステーションまたは備蓄ステーションでは、保管コンテナ106は、通常、自動保管および回収システム1から除去されないが、アクセスされると、再度骨格構造100の中に戻される。保管コンテナを別の保管設備に(例えば、別の骨格構造に、または別の自動保管および回収システムに)、輸送車両(例えば、電車または大型トラック)に、または生産設備に移送するために、ポートも、使用されることができる。
コンベヤを備えているコンベヤシステムが、通常、ポートカラム119、120とアクセスステーションとの間で保管コンテナを輸送するために採用される。
ポートカラム119、120およびアクセスステーションが、異なるレベルに位置する場合、コンベヤシステムは、保管コンテナ106をポートカラム119、120とアクセスステーションとの間で垂直に輸送するための垂直構成要素を伴う昇降デバイスを備え得る。
コンベヤシステムは、例えば、第WO2014/075937A1号(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるような、異なる骨格構造間で保管コンテナ106を移送するように配置され得る。
図1Aに開示されるカラム105のうちの1つの中に保管される保管コンテナ106がアクセスされるべきであるとき、コンテナ取り扱い車両201、301のうちの一方が、標的保管コンテナ106をその位置から回収し、それを下ろしポートカラム119に輸送するように命令される。この動作は、標的保管コンテナ106が位置付けられる保管カラム105の上方の場所にコンテナ取り扱い車両201、301を移動させ、コンテナ取り扱い車両201、301の昇降デバイス(図示せず)を使用して、保管コンテナ106を保管カラム105から回収し、保管コンテナ106を下ろしポートカラム119に輸送することを伴う。標的保管コンテナ106が、スタック107内の深くに位置する、すなわち、1つまたは複数の他の保管コンテナ106が、標的保管コンテナ106の上方に位置付けられた状態である場合、動作はまた、標的保管コンテナ106を保管カラム105から上昇させることに先立って、上方に位置付けられる保管コンテナを一時的に移動させることを伴う。時として、当技術分野内では「掘出」と称されるこのステップは、続いて、標的保管コンテナ106を下ろしポートカラム119に輸送するために使用される同じコンテナ取り扱い車両201、301を用いて、または1つまたは複数の他の協働するコンテナ取り扱い車両201、301を用いて、実施され得る。代替として、または加えて、自動保管および回収システム1は、保管コンテナ106を保管カラム105から一時的に除去するタスクに特に専用のコンテナ取り扱い車両201、301を有し得る。標的保管コンテナ106が、保管カラム105から除去されると、一時的に除去された保管コンテナ106は、元の保管カラム105の中に再度位置付けられることができる。しかしながら、除去された保管コンテナ106は、代替として、他の保管カラム105に移転させられ得る。
保管コンテナ106が、カラム105のうちの1つの中に保管されるべきであるとき、コンテナ取り扱い車両201、301のうちの1つが、保管コンテナ106を積み込みポートカラム120から積み込み、それをそれが保管されるべき保管カラム105の上方の場所に輸送するように命令される。スタック107内の標的位置またはその上方に位置付けられる任意の保管コンテナ106が除去された後、コンテナ取り扱い車両201、301は、保管コンテナ106を所望の位置に位置付ける。除去された保管コンテナ106は、次いで、保管カラム105の中に戻るように降下させられるか、または他の保管カラム105に移転させられ得る。
自動保管および回収システム1を監視および制御するために、例えば、骨格構造100内のそれぞれの保管コンテナ106の場所、各保管コンテナ106の内容物、および、所望の保管コンテナ106がコンテナ取り扱い車両201、301が互いに衝突することなしに所望の時間に所望の場所に送達され得るように、コンテナ取り扱い車両201、301の移動を監視および制御するために、自動保管および回収システム1は、典型的に、コンピュータ化され、典型的に、保管コンテナ106を追跡するためのデータベースを備えている制御システム500を備えている。
国際公開第2015/193278号 国際公開第2014/090684号 国際公開第2018/146304号
本発明の目的は、複数の保管コンテナを搬送し得るコンテナ取り扱い車両を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、それ自体の上に保管コンテナを荷積みすること、およびそれ自体から保管コンテナを荷下ろしすることが可能なコンテナ取り扱い車両を提供することである。
本発明は、独立請求項において記載され、特徴付けられる一方、従属請求項は、本発明の他の特性を説明する。
本発明によると、それ自体に荷積みすること、それ自体から荷下ろしすることが可能なコンテナ取り扱い車両が、提供される。コンテナ取り扱い車両は、車輪付き基部またはベルト付き基部等の基部と、昇降フレームと、支持表面とを備えている。昇降フレームが保管コンテナをフレーム構造内の保管位置(すなわち、レールシステムの下方の保管位置)から支持表面上に、および逆もまた同様に移動させることが可能であるように、昇降フレームおよび支持表面のうちの少なくとも1つが、基部に対して移動可能である。したがって、スタックと支持表面との間での保管コンテナの移動は、
1)レールシステムの下方の保管位置にアクセスし得る位置と、その支持表面から昇降フレームが保管コンテナを荷積みすること、荷下ろしすることが可能なコンテナ取り扱い車両上の少なくとも1つの支持表面との間で移動可能な昇降フレーム、または
2)それが昇降フレームの真下に置かれた少なくとも1つの位置と、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置にアクセスし得るように、昇降フレームを越えて配置される位置との間で基部に対して移動可能である少なくとも1つの支持表面
のうちのいずれかによって達成されることができる。
2次元レールシステム上での動作のためのコンテナ取り扱い車両であって、2次元レールシステムは、フレーム構造の上部を横断して第1の方向Xにコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組と、第1の方向に対して直角である第2の方向Yにコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するためのレールの第1の組に対して直角に配置された平行レールの第2の組とを備え、平行レールの第1および第2の組は、レールシステムを複数のグリッドセルに分割するグリッドを形成し、コンテナ取り扱い車両は、
-レールシステムに沿って、それぞれ、第1の方向Xおよび第2の方向Yにコンテナ取り扱い車両を誘導するための移動手段を備えている基部と、
-基部上に提供された支持構造であって、基部における下側区分から上側区分まで延びている、支持構造と、
-保管コンテナをレールシステムの下方の保管位置から上方に上昇させるための昇降フレームを備えているコンテナ昇降デバイスであって、昇降フレームは、支持構造の上側区分の吊り下げ点の組から吊り下げられているコンテナ昇降デバイスと、
-保管コンテナを支持するための支持表面であって、昇降フレームが支持構造の上側区分に隣接してドッキングされた状態にあるとき、昇降フレームより低い高さに配置された第1の保持位置を提供する支持表面と
-を備え、コンテナ取り扱い車両は、上昇させられた保管コンテナが支持表面およびそれから切り離された昇降フレーム上に設置され得るように、基部に対して吊り下げ点の組または支持表面を水平に並進させるための移動機構を備えているコンテナ取り扱い車両が、説明される。
基部は、好ましくは、それぞれ、第1の方向Xおよび第2の方向においてレールシステムに沿ってコンテナ取り扱い車両を誘導するための車輪の第1の組と、車輪の第2の組とを備えている、車輪付き基部である。
代替として、基部は、それぞれ、第1の方向Xおよび第2の方向においてレールシステムに沿ってコンテナ取り扱い車両を誘導するための第1のベルトと、第2のベルトとを備えている、ベルト基部であることができる。
用語、基部に対して吊り下げ点の組または支持表面を「水平に並進させる」は、水平成分のみを伴う(すなわち、水平方向のみにおける)移動であり得るか、または、それは、水平成分と、垂直成分とを伴う(すなわち、水平方向および垂直方向における)移動であり得る。後者は、垂直平面内の回転移動でもあり得る。
コンテナ取り扱い車両は、昇降フレームを吊り下げるための吊り下げ点の組を備えている。吊り下げ点の組は、プーリまたは巻き取り機であることができる。吊り下げ点の組は、移動することができ、例えば、それらは、固定された片持ち梁または他の水平な表面のガイドに沿って伸びるフレームの一部であり得るか、または、それは、横断してスライドする片持ち梁の全体であり得る。
支持表面は、プレート等の棚部、フォークリフトを形成する2つのアーム、キャリア等の機能を提供する任意のデバイスまたは表面によって提供されることができる。
以降、車輪付き基部と称される基部は、吊り下げ点の組(したがって、昇降フレーム)の移動および支持表面のための基準として使用される。支持表面は、通常、車輪付き基部の上側部分の上方にあるか、または、それと同一平面である位置であろう。
移動機構は、(XおよびY方向等に沿った)線形または回転による水平並進移動のためにも構成される。
昇降フレームおよび吊り下げ点に加えて、コンテナ昇降デバイスは、1つ以上の昇降シャフト、昇降バンド、昇降バンドのための誘導滑車等をさらに備え得る。
コンテナ取り扱い車両は、フレーム構造の上部を横断して第1の方向Xにコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組と、第1の方向Xに対して直角である第2の方向Yにコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するためのレールの第1の組に対して直角に配置された平行レールの第2の組とを備えている2次元レールシステム上で動作可能である。
ある側面では、昇降フレームおよび支持表面のうちの少なくとも1つが、水平方向における線形並進移動のために構成され得る。水平方向は、レールの一方の組に対して平行である、方向にあり得る。
吊り下げ点は、第1の位置において、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置から保管コンテナを回収するように配置され、第2の位置において、昇降フレームが第1の保持位置の上方に配置されるように、線形に移動可能であり得る。
第1の位置において、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両が動作するレールシステムの下方の保管位置から保管コンテナを回収するように配置され得、第2の位置において、昇降フレームは、支持表面の上方に配置され得る。
昇降フレームおよび第1の保持位置は、
-第1の位置において、昇降フレームの垂直投影が第1の保持位置の上を覆って配置され、
-第2の位置において、昇降フレームの垂直投影が第1の保持位置をさける
ように配置され得る。
支持表面は、第1の位置において、支持表面が車輪付き基部の垂直投影内に配置され、第2の位置において、支持表面が車輪付き基部の垂直投影の外側に配置されるように、移動機構の作動によって車輪付き基部に対して線形に移動可能であり得る。したがって、第1の位置において、昇降デバイスは、コンテナ取り扱い車両の下方の保管位置から保管コンテナを回収するように配置され得る。支持表面は、昇降デバイスの下方の第1の位置、例えば、コンテナ受容位置内で保管コンテナを受け取り、次いで、保管コンテナを第1の保持位置である、第2の位置まで移送し得る。
支持表面の第1および第2の位置は、昇降デバイスがグリッド空間に対応する第1の位置内のコンテナを車輪付き基部の側面まで上昇させ、コンテナを支持表面上に降下させ、次いで、支持表面が車輪付き基部の下のグリッド空間に対応する第2の位置まで移動することによって、保管コンテナを第1の保持位置まで移送するように、レールの第1および第2の組のグリッドレイアウトに対応し得る。
移動機構は、支持表面が車輪付き基部に対して水平に並進可能であるように、車輪付き基部内に配置され得る。
移動機構は、昇降フレーム表面が車輪付き基部に対して水平に並進可能であるように、上側区分内に配置され得る。
コンテナ取り扱い車両は、吊り下げ点の組または支持表面のうちの他方を車輪付き基部に対して水平に並進させるための第2の移動機構を備え得る。したがって、本実施形態では、吊り下げ点の組および支持表面の両方は、車輪付き基部に対して移動することができる。
コンテナ取り扱い車両は、第1の保持位置の隣または上方に配置された第2の保持位置を提供する第2の支持表面を備え得る。
移動機構は、吊り下げ点の組または支持表面を支持する線形ガイドシステムを備え得る。
線形ガイドシステムは、水平に拡張可能であり得る。
線形ガイドシステムは、
-車輪付き基部の垂直投影によって画定されたエリア内での昇降フレームまたは支持表面の水平並進移動のための第1の移動機構と、
-車輪付き基部の垂直投影によって画定されたエリアの外側における昇降フレームまたは支持表面の水平並進移動のための第2の移動機構と
を含む少なくとも2つの移動機構を備え得る。
第1の移動機構は、線形軸受け、ラックアンドピニオン、線形アクチュエータ、および/またはボールねじを備え得る。
第2の移動機構は、線形軸受け、ラックアンドピニオン、線形アクチュエータ、および/またはボールねじを備え得る。
ある側面では、少なくとも1つの昇降デバイスモータおよび昇降フレームを水平に移動させるための移動機構が、昇降フレームの垂直および/または水平移動のために必要な動作エリア内に存在しないように、昇降フレームまたはその上方、好ましくは、昇降フレームの隣または上方に配置され得る。加えて、可能性として、1つ以上のバッテリも、昇降フレームまたはその上方に配置され得るが、しかしながら、バッテリ/複数のバッテリは、車輪付き基部内に配置されることができ、ケーブルが、昇降デバイスモータまで延び得る。
保管コンテナが、第1の保持位置に位置付けられているとき、保管コンテナの最上部分が、第1の高さを表し得、
昇降フレームが、ドッキングされた状態にあるとき、第2の高さにおける、最下部分を有し得、
第2の高さは、ドッキングされた昇降フレームの最下部分が、第1の保持位置に位置付けられる保管コンテナの最上部分の上を通過し得るように、第1の高さを上回る。
コンテナ取り扱い車両は、
-車輪の第1および第2の組が、車輪基部ユニットの占有領域の外周を形成する車輪基部ユニットの形態にある車輪付き基部と、
車輪基部ユニット上に提供された下側区分であって、車輪基部ユニットの占有領域以下の水平範囲を伴う占有領域を有し、上側表面を有し、上側表面は、支持表面を提供する、下側区分と、
支持構造を形成し、下側区分から垂直に延びている支持区分であって、下側区分の占有領域より小さい水平範囲を伴う占有領域を有する支持区分と、
上側区分を形成し、支持区分から下側区分の占有領域を越えて水平に延びている片持ち梁区分と
を備え得、支持区分は、それを通して支持表面または昇降フレームを移動させるための貫通開口部を備えている。
貫通開口部は、保管コンテナが通過するためにサイズを決定され得る。したがって、それは、保管コンテナの幅寸法より大きい幅寸法(随意に、保管コンテナの幅寸法のうちのより大きい方)と、保管コンテナの高さ寸法より高い高さ寸法とを有し得る。貫通開口部は、昇降デバイスおよび/または支持構造を格納するために十分に大きくあり得る。貫通開口部は、実質的に長方形の開口部を備え得る。
車輪基部ユニットの占有領域は、サイズが、レールの2つの組によって提供される下にあるグリッドの単一のグリッドセルに対応(すなわち、グリッド内の開口部のエリアおよびレールの軌道の幅に対応する開口部の周囲の領域に対応)し得る。他の実施形態では、車輪基部ユニットは、整数数のグリッドセルに対応し得、整数は、1を上回る。
コンテナ取り扱い車両は、第1の保持位置を形成する支持表面の上方に配置された第2の保持位置を提供する第2の支持表面を備え、貫通開口部の断面積は、支持表面のうちのいずれかが保管コンテナを保持しているとき、および保管コンテナを保持していないときの両方における支持表面の通過のために構成され得る。第2の支持表面は、支持表面が車輪基部ユニットの真上に配置されるとき、(第1の)支持表面の垂直投影内に配置され得る。
コンテナ取り扱い車両は、2つの昇降フレームと、少なくとも2つの支持表面とを備え得、2つの昇降フレームは、車輪付き基部の両側、および車輪付き基部の垂直投影の外側に配置され得、少なくとも2つの支持表面は、車輪付き基部の垂直投影内に配置され得、支持表面の各々は、車輪付き基部に対して、それぞれ、車輪付き基部の外側の位置まで、および昇降フレームのうちの1つの下方に移動可能であり得る。
コンテナ取り扱い車両は、2つの車輪付き基部と、少なくとも2つの支持表面とを備え得、車輪付き基部は、支持構造の両側に提供され得、1つの昇降フレームが、支持構造の上側区分から吊り下げられ得、支持表面の各々は、車輪付き基部に対して昇降フレームの下方の位置まで移動可能であり得る。支持表面が、昇降フレームの下方に提供されないとき、昇降フレームは、レールシステムの下方の保管位置から保管コンテナを回収するように配置され得る。
コンテナ取り扱い車両は、昇降フレームがXおよびY方向に移動し得るように、吊り下げ点の組を車輪付き基部に対して第1または第2の方向(X、Y)のうちの他方に水平に並進させるための第2の移動機構を備え得る。第2の移動機構は、(第1の)移動機構と別個の移動機構であるか、または、(第1の)移動機構の一部を形成することができる。
コンテナ取り扱い車両は、
車輪の第1および第2の組が、車輪基部ユニットの占有領域の外周を形成する車輪基部ユニットの形態にある車輪付き基部と、
車輪基部ユニット上に提供され得る下側区分であって、車輪基部ユニットの占有領域に等しい、またはそれ未満であり得る水平範囲を伴う占有領域を有し、上側表面を有し、上側表面は、支持表面を提供する、下側区分と、
支持構造を形成し、下側区分から垂直に延びている支持区分であって、下側区分の占有領域より小さい水平範囲を伴う占有領域を有する支持区分と、
上側区分を形成し、支持区分から下側区分の占有領域を越えて水平に延びている片持ち梁区分と、
をさらに備え、移動機構は、第1の状態において、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置から上方にコンテナを上昇させ得、第2の状態において、昇降フレームが支持表面上に保管コンテナを設置し得るように、支持区分を、したがって、片持ち梁区分を車輪付き基部に対して回転させるように適合された回転デバイスを備え得る。
第2の状態にあるとき、支持区分および片持ち梁区分は、車輪基部ユニットの占有領域内にあり得る。第1の状態において、コンテナ取り扱い車両は、2つのグリッドセルを占有し得る一方、第2の状態において、コンテナ取り扱い車両は、1つのみのグリッドセルを占有することができる。
支持表面の重心が、車輪付き基部の上に位置付けられ得る。
コンテナ取り扱い車両は、可動負荷と、コンテナ取り扱い車両によって搬送されている1つ以上の保管コンテナの負荷に応じて、コンテナ取り扱い車両の重心を変化させるための負荷移動デバイスとを備えている重量分配システムをさらに備え得る。負荷移動デバイスは、アクチュエータ、ボールねじ等であることができる。可動負荷は、コンテナ取り扱い車両内で比較的に高く、または比較的に低く配置されることができる。1つの側面では、それは、昇降デバイスの上方に配置されることができる。別の側面では、それは、車輪付き基部内に配置されることができる。
重量分配システムは、
-支持表面によって、および昇降フレームによって支持される任意の保管コンテナの重量を測定するためのセンサの組と、
-センサの組および負荷移動デバイスの両方に接続された制御システムであって、センサの組からの測定データに基づいて、コンテナ取り扱い車両の少なくとも2つの反対側における質量の変化を感知し、質量の変化に対応する可動負荷のための進行距離を計算し、負荷移動デバイスに、可動負荷を計算された進行距離だけコンテナ取り扱い車両の比較的により重い側の反対方向に移動させるように命令する制御システムとを備え得る。制御システムは、ライブ、すなわち、リアルタイムで、加速度および減速度等、移動中のコンテナ取り扱い車両の動的重心の計算を実施し、負荷移動デバイスに、重心が、例えば、コンテナ取り扱い車両を傾転させるリスクの低減を伴うより有利な点まで押し進められるような方向に、可動負荷を移動させるように命令し得る。
上で説明されるような、自動保管および回収システム内のスタック位置とコンテナ取り扱い車両上の保管位置との間に保管コンテナを荷積みする方法であって、
-昇降デバイスの昇降フレームを使用して、レールシステムの下方に位置しているスタック位置から保管コンテナを積み込むステップと、
-コンテナ取り扱い車両の支持表面上に保管コンテナを設置し、保管コンテナから昇降フレームを切り離すステップと
を含む方法が、さらに説明される。
方法は、
-移動機構を使用することによって、積み込まれた保管コンテナを移動させ、車輪付き基部に対して吊り下げ点の組または支持表面を水平に並進させるステップをさらに含み得る。
2次元レールシステムを備えている自動保管および回収システムさらに説明され、2次元レールシステムは、フレーム構造の上部を横断して第1の方向Xにコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組と、第1の方向に対して直角である第2の方向にコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するためのレールの第1の組に対して直角に配置された平行レールの第2の組とを備え、平行レールの第1および第2の組は、レールシステムを複数のグリッドセルに分割するグリッドを形成し、自動保管および回収システムは、上で説明されるような少なくとも1つのコンテナ取り扱い車両をさらに備えている。
システムは、グリッドセルの下方に保管コンテナの複数のスタックをさらに備え得る。
システムは、コンテナ取り扱い車両の占有領域に関する情報を受信し、システムを制御するために該情報を使用するように構成された制御システムをさらに備え得る。
本発明は、保管コンテナシステムに関する概念において、および垂直農法および電子食料品用途において使用されることができる。
相対用語「上側」、「下側」、「下方」、「上方」、「より高い」等は、それらの通常の意味において、かつデカルト座標系において見られるように理解されるものとする。ウェルとの関連で述べられるとき、(別の構成要素に対して)ウェルの表面からさらに離れる位置として理解されるべきである、用語「下側」または「下方」と対照的に、「上側」または「上方」は、(別の構成要素に対して)ウェルの表面により近接する位置として理解されるものとする。
要約されると、本発明は、それ自体に荷積みすることおよびそれ自体から荷下ろしすることが可能なコンテナ取り扱い車両を提供する。
以下の図面は、本発明の理解を促進するために添付される。図面は、ここで例のみとして説明されるであろう、本発明の実施形態を示す。
図1A-1Dは、従来技術の倉庫システムの側面を図示する。図1Aは、従来技術自動保管および回収システムの骨格構造の斜視図である。図1Bは、単一軌道レールの2つの組の平面図である。図1Cは、二重軌道レールの2つの組の平面図である。図1Dは、単一のグリッドセルの寸法を示す平面図である。 図1A-1Dは、従来技術の倉庫システムの側面を図示する。図1Aは、従来技術自動保管および回収システムの骨格構造の斜視図である。図1Bは、単一軌道レールの2つの組の平面図である。図1Cは、二重軌道レールの2つの組の平面図である。図1Dは、単一のグリッドセルの寸法を示す平面図である。 図2は、保管コンテナを搬送するための中心に配置された空洞を有する従来技術コンテナ取り扱い車両の斜視図である。 図3は、保管コンテナを真下で搬送するための片持ち梁を有する従来技術コンテナ取り扱い車両の斜視図である。 図4Aおよび4Bは、コンテナ取り扱い車両のための車輪基部ユニットの形態にある例示的な車輪付き基部を示す。 図5A-5Hは、支持区分内に貫通開口部を伴い、支持表面が、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の異なる例を示す。図5Aは、昇降フレームの真下に位置付けられる支持表面上に配置された保管コンテナの正面斜視図である。図5Bは、図5Aの背面斜視図である。図5Cでは、保管コンテナが、支持表面上に配置され、その上に配置される保管コンテナを伴う支持表面は、昇降フレームの真下の位置と車輪付き基部の真上の位置との間での移行の中ごろである。図5Dは、図5Cの背面斜視図である。図5Eは、車輪付き基部の真上の支持表面上に配置された保管コンテナの正面斜視図である。図5Fは、図5Eの背面側面図である。図5Gは、一方の保管コンテナが昇降フレームによって上昇させられる一方、他方の保管コンテナが車輪付き基部の真上に位置付けられる、支持表面上に配置された2つの保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両の正面斜視図である。図5Hは、図5Gの背面斜視図である。 図5A-5Hは、支持区分内に貫通開口部を伴い、支持表面が、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の異なる例を示す。図5Aは、昇降フレームの真下に位置付けられる支持表面上に配置された保管コンテナの正面斜視図である。図5Bは、図5Aの背面斜視図である。図5Cでは、保管コンテナが、支持表面上に配置され、その上に配置される保管コンテナを伴う支持表面は、昇降フレームの真下の位置と車輪付き基部の真上の位置との間での移行の中ごろである。図5Dは、図5Cの背面斜視図である。図5Eは、車輪付き基部の真上の支持表面上に配置された保管コンテナの正面斜視図である。図5Fは、図5Eの背面側面図である。図5Gは、一方の保管コンテナが昇降フレームによって上昇させられる一方、他方の保管コンテナが車輪付き基部の真上に位置付けられる、支持表面上に配置された2つの保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両の正面斜視図である。図5Hは、図5Gの背面斜視図である。 図6A-6Fは、支持区分内に貫通開口部を伴い、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能である2つの支持表面が配置されたコンテナ取り扱い車両の例である。図6Aは、昇降フレームによって1つの保管コンテナを保持する一方、支持表面が空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図6Bは、昇降フレームによって1つの保管コンテナを保持する一方、上側支持表面が保管コンテナを保持する一方、下側支持表面が空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図6Cは、それぞれ、上側支持表面および下側支持表面上で1つの保管コンテナを保持する一方、昇降フレームが保管コンテナを保持していないコンテナ取り扱い車両の背面側面図である。図6Dは、昇降フレームによって1つの保管コンテナを保持する一方、上側支持表面が保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両の側面図である。図6Eは、1つの保管コンテナが、車輪付き基部の真上に配置される上側支持表面によって搬送され、1つの保管コンテナが昇降フレームの真下に配置される下側支持表面によって搬送されるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図6Fは、図6Eの背面側面図である。 図7A-7Eは、車輪付き基部の両側に配置される2つの昇降フレームを伴い、開口部が支持区分内に提供され、2つが横並びに、かつ2つが高さ方向に配置される、合計で4つの支持表面が配置され、支持表面の全てが車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の例である。図7Aは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、支持表面の全てが車輪付き基部の真上の位置にあり、それらの全てが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Bは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、2つの上側支持表面が昇降フレームのそれぞれの真下のそれぞれの位置に移動させられる一方、2つの下側支持表面が車輪付き基部の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Cは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、2つの上側支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナを保持する一方、2つの下側支持表面が、保管コンテナを保持していないところが示される昇降フレームの真下に配置されたコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Dは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、2つの上側支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナを保持する一方、2つの下側支持表面が、保管コンテナを保持する昇降フレームの真下に配置されたコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Eは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらの全ては、保管コンテナを保持しているコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図7A-7Eは、車輪付き基部の両側に配置される2つの昇降フレームを伴い、開口部が支持区分内に提供され、2つが横並びに、かつ2つが高さ方向に配置される、合計で4つの支持表面が配置され、支持表面の全てが車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の例である。図7Aは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、支持表面の全てが車輪付き基部の真上の位置にあり、それらの全てが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Bは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、2つの上側支持表面が昇降フレームのそれぞれの真下のそれぞれの位置に移動させられる一方、2つの下側支持表面が車輪付き基部の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Cは、保管コンテナが昇降フレームの両方によって搬送され、2つの上側支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナを保持する一方、2つの下側支持表面が、保管コンテナを保持していないところが示される昇降フレームの真下に配置されたコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Dは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、2つの上側支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナを保持する一方、2つの下側支持表面が、保管コンテナを保持する昇降フレームの真下に配置されたコンテナ取り扱い車両の側面図である。図7Eは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらの全ては、保管コンテナを保持しているコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図8A-8Gは、2つの車輪付き基部の間の中心に配置される1つの昇降フレームを伴い、開口部が支持区分内に提供され、昇降フレームの両側に2つずつ配置された合計で4つの支持表面が配置され、支持表面が、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間でそれぞれの車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の例である図8Aは、昇降フレームが保管コンテナを保持していない一方、残りの3つの支持表面がそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらは全て空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Bは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面のうちの3つがそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが昇降フレームの真下に位置付けられ、保管コンテナを保持している一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Cは、昇降フレームが保管コンテナを保持せず、支持表面の全てがそのそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナを保持しない一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Dは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、1つの支持表面が昇降フレームの真下に配置される一方、残りの3つの支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナを保持する一方、残りの2つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Eは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナを保持する一方、2つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Fは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、1つの支持表面が昇降フレームの真下に配置される一方、残りの3つの支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナを保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Gは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの3つが保管コンテナを保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図8A-8Gは、2つの車輪付き基部の間の中心に配置される1つの昇降フレームを伴い、開口部が支持区分内に提供され、昇降フレームの両側に2つずつ配置された合計で4つの支持表面が配置され、支持表面が、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間でそれぞれの車輪付き基部に対して線形に移動可能であるコンテナ取り扱い車両の例である図8Aは、昇降フレームが保管コンテナを保持していない一方、残りの3つの支持表面がそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらは全て空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Bは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面のうちの3つがそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが昇降フレームの真下に位置付けられ、保管コンテナを保持している一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Cは、昇降フレームが保管コンテナを保持せず、支持表面の全てがそのそれぞれの車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナを保持しない一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Dは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、1つの支持表面が昇降フレームの真下に配置される一方、残りの3つの支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナを保持する一方、残りの2つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Eは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナを保持する一方、2つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Fは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、1つの支持表面が昇降フレームの真下に配置される一方、残りの3つの支持表面が車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナを保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図8Gは、昇降フレームが保管コンテナを保持しておらず、支持表面の全てが車輪付き基部の真上に配置され、それらのうちの3つが保管コンテナを保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図9A-9Eは、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを伴うコンテナ取り扱い車両の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部上に配置される固定された支持表面の真上の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の位置からの並進移動のために構成され、図は、レールシステムの下方のそれらのそれぞれの保管位置からコンテナ取り扱い車両における支持表面の上への保管コンテナの順次的移動を示す。図9Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Bは、昇降フレームが図9Aのその位置に対して1つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、支持表面のうちの1つの真上の位置にあり、支持表面上に保管コンテナを下ろしている、コンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Cは、昇降フレームがレールシステムの下方まで下に降下させられ、レールシステムの下方の保管位置から保管コンテナを積み込んでいるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Dは、昇降フレームが図9Cのその位置に対して2つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、図9Bと比較して支持表面のうちの他方の真上の位置にあり、支持表面上に保管コンテナを下ろしている、コンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Eは、各スタック内に2つの保管コンテナを伴う2つのスタックの保管コンテナである、合計で4つの保管コンテナが支持表面上に位置付けられた後のコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図9A-9Eは、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを伴うコンテナ取り扱い車両の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部上に配置される固定された支持表面の真上の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の位置からの並進移動のために構成され、図は、レールシステムの下方のそれらのそれぞれの保管位置からコンテナ取り扱い車両における支持表面の上への保管コンテナの順次的移動を示す。図9Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Bは、昇降フレームが図9Aのその位置に対して1つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、支持表面のうちの1つの真上の位置にあり、支持表面上に保管コンテナを下ろしている、コンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Cは、昇降フレームがレールシステムの下方まで下に降下させられ、レールシステムの下方の保管位置から保管コンテナを積み込んでいる、コンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Dは、昇降フレームが図9Cのその位置に対して2つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、図9Bと比較して支持表面のうちの他方の真上の位置にあり、支持表面上に保管コンテナを下ろしている、コンテナ取り扱い車両の側面図である。図9Eは、各スタック内に2つの保管コンテナを伴う2つのスタックの保管コンテナである、合計で4つの保管コンテナが支持表面上に位置付けられた後のコンテナ取り扱い車両の側面図である。 図10Aは、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを伴うコンテナ取り扱い車両を示し、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部上に配置された固定された支持表面の真上の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の2つの位置からの並進移動のために構成され、該2つの位置は、車輪付き基部の両側にあり、図10Aのコンテナ取り扱い車両は、昇降フレームが固定された支持表面のうちの1つの真上にあるので、2つのグリッドセルを占有する。 図10Bは、昇降フレーム415がレールシステム108の下方の保管位置の上方の位置まで移動させられている、図10Aのコンテナ取り扱い車両901を示す。 図11A-11Cは、レールシステム上に配置されたコンテナ取り扱い車両であり、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを備えているコンテナ取り扱い車両の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部上に配置される固定された支持表面の真上の位置の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の2つの位置からの並進移動のために構成され、該2つの位置は、車輪付き基部の両側にある。図11Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両であり、この構成において3つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。図11Bは、昇降フレームが、図11Aと比較して車輪付き基部の反対側に配置され、レールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両であり、この構成において3つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。図11Cは、昇降フレームが支持表面のうちの1つの真上に配置されたコンテナ取り扱い車両であり、この構成において2つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。 図11A-11Cは、レールシステム上に配置されたコンテナ取り扱い車両であり、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを備えているコンテナ取り扱い車両の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部上に配置される固定された支持表面の真上の位置の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の2つの位置からの並進移動のために構成され、該2つの位置は、車輪付き基部の両側にある。図11Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両であり、この構成において3つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。図11Bは、昇降フレームが、図11Aと比較して車輪付き基部の反対側に配置され、レールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両であり、この構成において3つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。図11Cは、昇降フレームが支持表面のうちの1つの真上に配置されたコンテナ取り扱い車両であり、この構成において2つのグリッドセルを占有するコンテナ取り扱い車両を示す。 図12A-12Dは、吊り下げ点の組から吊り下げられる1つの昇降フレームを伴うコンテナ取り扱い車両の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレームは、コンテナ取り扱い車両の車輪付き基部の真上の位置、およびレールシステムの下方の保管位置の真上の位置からの並進移動のために構成され、図は、昇降フレームおよび移動可能な支持表面の異なる相対的位置を示す。図12Aは、昇降フレームが車輪付き基部の真上の位置にあり、空の支持表面が車輪付き基部の外側の(それを越えた)位置にあるコンテナ取り扱い車両を示す。図12Bは、昇降フレームが車輪付き基部の真上の位置にあり、保管コンテナを保持する支持表面が、車輪付き基部の外側の(それを越えた)位置にあるコンテナ取り扱い車両を示す。図12Cは、昇降フレームが車輪付き基部の外側の(それを越えた)位置にあり、保管コンテナを保持する支持表面が、昇降フレームの真下の車輪付き基部の外側の(それを越えた)位置にあるコンテナ取り扱い車両を示す。図12Dは、昇降フレームが車輪付き基部の外側の(それを越えた)位置にあり、保管コンテナを保持し、支持表面が車輪付き基部の真上に配置されたコンテナ取り扱い車両を示す。 図13Aは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームのための2つの線形移動機構を伴い、移動機構が、拡張可能である線形ガイドシステムを備えているコンテナ取り扱い車両の上面図であり、第1の移動機構は、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリア内での昇降フレームまたは支持表面の水平並進移動のためのものであり、第2の移動機構は、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の(それを越えた)昇降フレームまたは支持表面の水平並進移動のためのものである。 図13Bは、図13Aの区分Aの拡大図である。 図13Cは、吊り下げ点または移動可能な支持表面を移動させるためのボールねじの形態にある線形移動機構の詳細を示す。 図13Dは、図13Cの区分Bの拡大図である。 図13Eでは、横方向支持要素が、ねじ山付きシャフト部分と、ねじ山付きシャフト部分との相互作用のために横方向支持要素に係合する球軸受けを備えているナットとをより明瞭に図示するために除去されている。 図14A-14Dは、車輪付き基部と、支持区分と、片持ち梁区分とを伴うコンテナ取り扱い車両の例であり、昇降フレームは、片持ち梁区分内の吊り下げ点の組から吊り下げられ、移動機構は、第1の状態において、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置からコンテナを上方に上昇させ得、第2の状態において、昇降フレームが支持表面上に保管コンテナを設置し得るように、支持区分、したがって、片持ち梁区分を車輪付き基部に対して回転させるように適合された回転デバイスを備えている。図14Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、支持表面が空であるコンテナ取り扱い車両を示す。図14Bは、図14Aの背面図である。図14Cは、昇降フレームが、図14Aおよび14Bと比較して180度回転させられており、昇降フレームおよび支持表面が両方とも空であり、すなわち、保管コンテナを保持していないコンテナ取り扱い車両を示す。図14Dは、昇降フレームが、レールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、昇降フレームおよび支持表面が両方とも、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両である。 図14A-14Dは、車輪付き基部と、支持区分と、片持ち梁区分とを伴うコンテナ取り扱い車両の例であり、昇降フレームは、片持ち梁区分内の吊り下げ点の組から吊り下げられ、移動機構は、第1の状態において、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置からコンテナを上方に上昇させ得、第2の状態において、昇降フレームが支持表面上に保管コンテナを設置し得るように、支持区分、したがって、片持ち梁区分を車輪付き基部に対して回転させるように適合された回転デバイスを備えている。図14Aは、昇降フレームがレールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、支持表面が空であるコンテナ取り扱い車両を示す。図14Bは、図14Aの背面図である。図14Cは、昇降フレームが、図14Aおよび14Bと比較して180度回転させられており、昇降フレームおよび支持表面が両方とも空であり、すなわち、保管コンテナを保持していないコンテナ取り扱い車両を示す。図14Dは、昇降フレームが、レールシステムの下方の保管位置の真上に配置され、昇降フレームおよび支持表面が両方とも、保管コンテナを保持するコンテナ取り扱い車両である。 図15は、昇降デバイス内に配置され得るコンテナ取り扱い車両の構成要素のある例の上面図である。 図16A-16Bは、コンテナ取り扱い車両によって搬送されている1つ以上の保管コンテナの負荷に応じてコンテナ取り扱い車両の重心を変化させるための可動負荷と、負荷移動デバイスとを備えている重量分配システムを伴うコンテナ取り扱い車両の異なる例を示す。図16Aは、片持ち梁設計と、移動可能な支持表面とを伴うコンテナ取り扱い車両のある例を示す。図16Bは、重量分配システムを伴う図5A-5Hのコンテナ取り扱い車両のある例である。 図17A-17Cは、支持区分内に貫通開口部を伴うコンテナ取り扱い車両の異なる例を示し、支持表面は、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であり、コンテナ取り扱い車両はさらに、重量分配システムを備えている。図17Aは、車輪付き基部の真上に位置付けられる支持表面上に配置された保管コンテナの正面斜視図である。図17Bは、図17Aの上面斜視図である。図17Cは、図17Bの点線が付けられたエリアの詳細図である。 図18A-18Eは、図17A-17Cのコンテナ取り扱い車両の詳細を示し、コンテナ取り扱い車両は、車輪付き基部と、支持区分と、片持ち梁区分とを有し、昇降フレームは、片持ち梁区分内の吊り下げ点の組から吊り下げられ、支持表面は、垂直平面内の回転移動を通して、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して移動可能である。図18Aは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、空の支持表面が車輪付き基部の真上にある、コンテナ取り扱い車両の側面斜視図である。図18Bでは、昇降フレームは、依然として、保管コンテナを保持し、支持表面は、車輪付き基部の真上のその初期の位置から昇降フレームの真下の位置まで移動するところである。図18Cでは、支持表面は、昇降フレームの真下の位置まで移動しており、昇降フレームは、支持表面上に下ろされているので、保管コンテナを保持しない。図18Dでは、昇降フレームは、保管コンテナを保持せず、支持表面およびその上に提供される保管コンテナは、昇降フレームの真下の位置から車輪付き基部の真上の位置まで移動するところである。図18Eでは、昇降フレームは、保管コンテナを保持せず、支持表面およびその上に提供される保管コンテナは、車輪付き基部の真上の位置まで移動している。 図18A-18Eは、図17A-17Cのコンテナ取り扱い車両の詳細を示し、コンテナ取り扱い車両は、車輪付き基部と、支持区分と、片持ち梁区分とを有し、昇降フレームは、片持ち梁区分内の吊り下げ点の組から吊り下げられ、支持表面は、垂直平面内の回転移動を通して、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して移動可能である。図18Aは、昇降フレームが保管コンテナを保持し、空の支持表面が車輪付き基部の真上にある、コンテナ取り扱い車両の側面斜視図である。図18Bでは、昇降フレームは、依然として、保管コンテナを保持し、支持表面は、車輪付き基部の真上のその初期の位置から昇降フレームの真下の位置まで移動するところである。図18Cでは、支持表面は、昇降フレームの真下の位置まで移動しており、昇降フレームは、支持表面上に下ろされているので、保管コンテナを保持しない。図18Dでは、昇降フレームは、保管コンテナを保持せず、支持表面およびその上に提供される保管コンテナは、昇降フレームの真下の位置から車輪付き基部の真上の位置まで移動するところである。図18Eでは、昇降フレームは、保管コンテナを保持せず、支持表面およびその上に提供される保管コンテナは、車輪付き基部の真上の位置まで移動している。 図19Aおよび19Bは、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で支持表面を移動させるための垂直平面移動機構の詳細を示す。 図20A-20Bは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームのための3つの線形移動機構を伴い、移動機構が、拡張可能である線形ガイドシステムを備えているコンテナ取り扱い車両のある例を示し、第1の移動機構は、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリア内での第1の方向における昇降フレームの水平並進移動のためのものであり、第2の移動機構は、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の(それを越えた)昇降フレームの水平並進移動のためのものであり、第3の移動機構は、第1の方向に対して直角の方向における移動のためのものである。図20Aでは、昇降フレームが、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリア内に配置される。図20Bでは、昇降フレームが、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の位置まで移動させられている。 図21A-21Cは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームのための3つの線形移動機構と、吊り下げ点、したがって、昇降フレームを回転させるための回転機構とを伴うコンテナ取り扱い車両のある例を示す。図21Aでは、昇降フレームは、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の位置にある。図21Bでは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームを回転させるための回転機構のある例が、示される。図21Cでは、昇降フレームは、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリア内の位置にあり、昇降フレームは、図21Aの昇降デバイスと比較して90度回転させられている。 図21A-21Cは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームのための3つの線形移動機構と、吊り下げ点、したがって、昇降フレームを回転させるための回転機構とを伴うコンテナ取り扱い車両のある例を示す。図21Aでは、昇降フレームは、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の位置にある。図21Bでは、吊り下げ点、したがって、昇降フレームを回転させるための回転機構のある例が、示される。図21Cでは、昇降フレームは、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリア内の位置にあり、昇降フレームは、図21Aの昇降デバイスと比較して90度回転させられている。
以下において、本発明の実施形態が、添付の図面を参照して、より詳細に議論されるであろう。しかしながら、図面が、本発明を図面に描写される主題に限定することを意図していないことを理解されたい。
自動保管および回収システム1の骨格構造100は、図1-3に関連して上で説明された従来技術骨格構造100、すなわち、いくつかの直立部材102、および直立部材102によって支持されるいくつかの水平部材103に従って構築され、さらに、骨格構造100は、X方向およびY方向における第1の上側レールシステム108を備えている。
骨格構造100は、部材102、103間に提供される保管カラム105の形態にある保管コンパートメントをさらに備え、保管コンテナ106は、保管カラム105内のスタック107内にスタック可能である。
骨格構造100は、任意のサイズであることができる。特に、骨格構造が、図1Aに開示されるものより大幅に広い、および/または長い、および/または深くあり得ることを理解されたい。例えば、骨格構造100は、700×700個より多いカラムの水平範囲と、12個より多いコンテナの保管深度とを有し得る。
本発明による遠隔動作車両のための車輪基部ユニットの形態にある例示的車輪付き基部が、図4Aおよび4Bに示される。車輪基部ユニット2は、レールシステム上での第1の方向における移動のための車輪の第1の組32aと、第1の方向に対して直角の第2の方向における移動のための車輪の第2の組32bとを有する車輪配置32a、32bを特徴とする。車輪の各組は、車輪基部ユニット2の反対側に配置された車輪の2つの対を備えている。車輪基部ユニットがレールシステム上で進行し得る方向を変化させるために、車輪の組32bのうちの一方が、車輪変位アセンブリ7に接続される。車輪変位アセンブリは、所望の方向において進行する車輪の組のみがレールシステムと接触するように、車輪の接続された組32bを車輪の他方の組32aに対して上昇させること、および降下させることが可能である。車輪変位アセンブリ7は、電動モータ8によって駆動される。さらに、再充電可能バッテリ6によって給電される2つの電動モータ4、4’が、車輪の組32a、32bに接続され、車輪基部ユニットを所望の方向に移動させる。
さらに図4Aおよび4Bを参照すると、車輪基部ユニット2の水平周囲が、2つの車輪基部ユニット2がレールシステム108、308の任意の隣接するグリッドセル上ですれ違い得るように、グリッドセルによって画定される水平エリア内に収まるようにサイズを決定される。言い換えると、車輪基部ユニット2は、例えば、第WO2015/193278A1号(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるように、占有領域、すなわち、XおよびY方向における範囲を有し得、それは、概して、グリッドセルの水平エリア(すなわち、XおよびY方向におけるグリッドセルの範囲)に等しい。
図4Bを参照すると、車輪基部ユニット2は、上部パネル/フランジ9(すなわち、上側表面)を有し、それは、コンテナキャリアのための接続界面として構成されている。上部パネル9は、中心開口部20を有し、複数の貫通孔10(すなわち、接続要素)を特徴とし、複数の貫通孔10は、コンテナキャリアの下側区分内の対応する貫通孔を介したボルト接続のために好適である。他の実施形態では、上部パネル9の接続要素は、例えば、下側区分の貫通孔との相互作用のためのねじ山付きピンであり得る。中心開口部20の存在は、それが車輪基部ユニット2の内部構成要素(再充電可能バッテリ6および電子制御システム21等)へのアクセスを提供するので、有利である
図5A-5Hは、支持区分402における貫通開口部422を伴うコンテナ取り扱い車両401の異なる例を示し、支持表面425が、貫通開口部422を通して、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間で、車輪付き基部2に対して線形に移動可能である。車輪の第1および第2の組32a、32bを備えている車輪付き基部2を伴うコンテナ取り扱い車両401が、開示され、車輪の第1および第2の組32a、32bは、それぞれ、第1および第2の直角方向X、Yにレールシステム108に沿ってコンテナ取り扱い車両401を誘導する。コンテナ取り扱い車両は、車輪付き基部2上に提供された支持構造402をさらに備え、支持構造402は、車輪付き基部2における下側区分から、片持ち梁区分413が接続される上側区分まで延びている。コンテナ取り扱い車両401は、昇降フレーム415を備えているコンテナ昇降デバイス414をさらに備え、コンテナ昇降デバイス414は、下にあるレールシステム(レールシステムは、図5A-5Hに示されず)の下方の保管位置から上方に保管コンテナ106を上昇させる。昇降フレーム415は、昇降バンド(また、図5A-5Hに示されず)を介して片持ち梁区分413の吊り下げ点の組(図5A-5Hに図示せず)から吊り下げられ、各角におけるビンガイド424を備え、ビンガイド424は、上方から保管コンテナ106に接近するとき、保管コンテナ106に対して昇降フレーム415を誘導することを補助する。昇降フレーム415は、保管コンテナ内の対応する孔との接続のための解放可能な接続部または把持器421をさらに備えている。コンテナ取り扱い車両401は、保管コンテナ106を支持するための支持表面425をさらに備え、支持表面425は、昇降フレーム415が片持ち梁区分413に隣接してドッキングされた状態にあるとき、昇降フレーム415より低い高さに配置される第1の保持位置を提供する。コンテナ取り扱い車両401は、車輪付き基部2に対して支持表面425を水平に並進させるための線形移動機構426を備え、それによって、上昇させられた保管コンテナ106が、支持表面425上に設置され、昇降フレーム415が保管コンテナ106から切り離されることができる。車輪付き基部2の占有領域が1つのグリッドセルである一方、コンテナ取り扱い車両の占有領域は、2つのグリッドセルである。
図5Aは、コンテナ取り扱い車両401の昇降フレーム415の真下に位置付けられた支持表面425上に配置された保管コンテナ106の正面斜視図である。
図5Bは、図5Aの背面斜視図である。
図5Cでは、保管コンテナ106が、支持表面425上に配置され、その上に配置された保管コンテナ106を伴う支持表面425は、昇降フレーム415の真下の位置と車輪付き基部2の真上の位置との間での移行の中ごろである。
図5Dは、図5Cの背面斜視図である。
図5Eは、(図5Aおよび5Bにおけるような)昇降フレームの真下の位置から車輪付き基部2の真上の支持表面上まで移動した支持表面425上に配置された保管コンテナ106の正面斜視図である。
図5Fは、図5Eの背面側面図である。
図5Gは、一方の保管コンテナ106が昇降フレーム106によって上昇させられている一方、他方の保管コンテナ401が車輪付き基部2の真上に位置付けられている移動可能な支持表面425上に配置された2つの保管コンテナ106を保持するコンテナ取り扱い車両401の正面斜視図である。
図5Hは、図5Gの背面斜視図である。
図6A-6Fは、支持区分402における貫通開口部422を伴うコンテナ取り扱い車両501の例であり、2つの支持表面425が配置されており、それらは、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間で車輪付き基部2に対して線形に移動可能である。車輪付き基部2の占有領域が1つのグリッドセルである一方、コンテナ取り扱い車両の占有領域は、2つのグリッドセルである。したがって、図6A-6Fのコンテナ取り扱い車両501は、2つのみのグリッドセルを占有しながら、3つの保管コンテナ106を搬送し得る。コンテナ取り扱い車両501の残りの特徴は、図5A-5Hに関連して説明されるコンテナ取り扱い車両401の特徴に類似し、本明細書では繰り返されないであろう。
図6Aは、昇降フレーム415によって1つの保管コンテナ106を保持する一方、支持表面425が空であるコンテナ取り扱い車両501の側面図である。
図6Bは、昇降フレーム415によって1つの保管コンテナ106を保持する一方、上側支持表面425が保管コンテナ106を保持する一方、下側支持表面425が空であるコンテナ取り扱い車両501の側面図である。下側支持表面425が、昇降フレーム415の真下の位置に示される一方、上側支持表面が、車輪付き基部2の真上に配置されている。
図6Cは、上側支持表面および下側支持表面425の各々の上に1つの保管コンテナ106を保持する一方、そのとき、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持していないコンテナ取り扱い車両501の背面側面図である。支持表面425の両方は、車輪付き基部2の真上に配置されている。
図6Dは、昇降フレーム415によって1つの保管コンテナ106を保持する一方、上側支持表面425が保管コンテナ106を保持するコンテナ取り扱い車両501の側面図である。下側支持表面は、図6Dでは見えていない。
図6Eは、1つの保管コンテナ106が車輪付き基部2の真上に配置される上側支持表面425によって搬送され、1つの保管コンテナ106が昇降フレーム425の真下に配置される下側支持表面425によって搬送されるコンテナ取り扱い車両501の側面図である。下側支持表面426は、図6Eにおいて見えていないが、図6Fに示されるように、さらなる保管コンテナ106を搬送し得る。
図6Fは、図6Eの背面側面図である。
図7A-7Eは、車輪付き基部2の両側に配置される2つの昇降フレーム415を伴うコンテナ取り扱い車両601の例であり、開口部が、支持区分において提供され、2つの高さで2つが横並びに配置された合計で4つの支持表面425が配置されている。図7A-7Eのコンテナ取り扱い車両601は、二重片持ち梁タイプであり、すなわち、それは、2つの片持ち梁413を備えている。支持表面425の全ては、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間で車輪付き基部2に対して線形に移動可能である。車輪付き基部2の占有領域は、2つのグリッドセルである一方、コンテナ取り扱い車両の占有領域は、4つのグリッドセルである。したがって、図7A-7Eのコンテナ取り扱い車両601は、4つのみのグリッドセルを占有しながら、6つの保管コンテナ106を搬送し得る。コンテナ取り扱い車両601の残りの特徴は、図5A-5Hおよび6A-6Fに関連して説明されるコンテナ取り扱い車両401、501の特徴に類似し、本明細書では繰り返されないであろう。
図7Aは、保管コンテナ106が昇降フレーム415の両方によって搬送され、支持表面425の全てが車輪付き基部2の真上の位置にあり、それらの全てが空であるコンテナ取り扱い車両601の側面図である。
図7Bは、保管コンテナ106が昇降フレーム415の両方によって搬送され、2つの上側支持表面425が昇降フレーム425の各々の真下のそれぞれの位置に移動させられる一方、2つの下側支持表面425が車輪付き基部2の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両601の側面図である。
図7Cは、保管コンテナ106が昇降フレーム415の両方によって搬送され、2つの上側支持表面425が車輪付き基部2の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナ106を保持する一方、2つの下側支持表面106が、保管コンテナ106を保持していない昇降フレーム415の真下に配置されたコンテナ取り扱い車両601の側面図である。
図7Dは、昇降フレーム415が保管コンテナ415を保持しておらず、2つの上側支持表面425が車輪付き基部2の真上に配置され、それらの両方は、保管コンテナ106を保持する一方、2つの下側支持表面425が、保管コンテナ106を保持する昇降フレーム415の真下に配置されたコンテナ取り扱い車両601の側面図である。
図7Eは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持しておらず、支持表面425の全てが車輪付き基部2の真上に配置され、それらの全ては、保管コンテナ106を保持しているコンテナ取り扱い車両601の側面図である。
図8A-8Gは、2つの車輪付き基部2の間の中心に配置される1つの昇降フレームを伴うコンテナ取り扱い車両701の例であり、開口部が、支持区分内に提供され、昇降フレーム415の両側に2つずつ配置された合計で4つの支持表面が配置されている。コンテナ取り扱い車両701の本体は、したがって、保管コンテナがコンテナ取り扱い車両701の中心における保管空間の中に上昇させられ得る中心空洞設計である。コンテナ取り扱い車両701の本体は、2つの車輪付き基部2を接続する。本体の両側において、開口部(図示せず)が、それぞれの4つの支持表面425が、車輪付き基部2のうちの1つの上方の位置と昇降フレーム415の真下との間で保管コンテナ106と一緒にそれを通して移動することを可能にするために提供される。支持表面425の全ては、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間でそれぞれの車輪付き基部2に対して線形に移動可能である。2つの車輪付き基部2の占有領域は、2つのグリッドセルである一方、コンテナ取り扱い車両の占有領域は、3つのグリッドセルである。したがって、この配置では、図8A-8Gのコンテナ取り扱い車両701は、3つのみのグリッドセルを占有しながら、5つの保管コンテナ106を搬送し得る。コンテナ取り扱い車両601の残りの特徴は、図5A-5Hおよび6A-Fおよび図7A-7Eに関連して説明されるコンテナ取り扱い車両401、501の特徴に類似し、本明細書では繰り返されないであろう。
図8Aは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持していない一方、残りの3つの支持表面425がそれぞれの車輪付き基部2の真上に配置され、それらは全て空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Bは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持しておらず、支持表面425のうちの3つがそれぞれの車輪付き基部2の真上に配置され、支持表面425のうちの1つが昇降フレーム415の真下に位置付けられ、保管コンテナ106を保持している一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Cは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持しておらず、支持表面425の全てがそのそれぞれの車輪付き基部2の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナ106を保持する一方、残りの3つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Dは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持し、1つの支持表面425が昇降フレーム415の真下に配置される一方、残りの3つの支持表面425が車輪付き基部2の真上に配置され、それらのうちの1つが保管コンテナ106を保持する一方、残りの2つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Eは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持し、支持表面425の全てが車輪付き基部2の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナ106を保持する一方、2つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Fは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持しておらず、1つの支持表面425が昇降フレーム415の真下に配置される一方、残りの3つの支持表面425が車輪付き基部2の真上に配置され、それらのうちの2つが保管コンテナ106を保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図8Gは、昇降フレーム451が保管コンテナ106を保持しておらず、支持表面425の全てが車輪付き基部2の真上に配置され、それらのうちの3つが保管コンテナ106を保持する一方、1つが空であるコンテナ取り扱い車両701の側面図である。
図9A-9Eは、吊り下げ点423(図9A-9Eに詳細に示されない、図10-13参照)の組から吊り下げられる1つの昇降フレーム415を伴うコンテナ取り扱い車両801の例であり、吊り下げ点の組、したがって、昇降フレーム415は、コンテナ取り扱い車両801の車輪付き基部2上に配置された固定された支持表面425の真上の位置、およびレールシステムの下方に位置する保管位置の真上の位置からの並進移動のために構成される。図は、レールシステムの下方に位置するそれらのそれぞれの保管位置からコンテナ取り扱い車両801における支持表面425の上への保管コンテナ106の順次的移動を示す。コンテナ取り扱い車両801は、図9A-9Eに示されるように、2つの支持表面425を有することができる。しかしながら、図示されないが、コンテナ取り扱い車両801が4つまたはさらにそれを上回る支持表面425を有することも、可能である、例えば、一直線に配置される持表面425、または立方体を形成する2×2に配置される持表面425を有することも、可能である。後者では、吊り下げ点の組は、昇降フレーム415をX方向およびY方向の両方に並進させることが可能である必要がある。コンテナ取り扱い車両801は、昇降フレーム415がレールシステム108の下方の保管位置の真上に配置されるか(例えば、図9A参照)、コンテナ取り扱い車両801における支持表面425のうちの1つの真上に配置されるか(例えば、図9B参照)に応じて種々の占有領域を有する。コンテナ取り扱い車両801の車輪付き基部2上に配置される固定された支持表面425の真上の位置とレールシステム108の下方の保管位置の真上の位置との間で吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)を移動させるために、コンテナ取り扱い車両は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内での昇降フレーム415の水平並進移動のための第1の移動機構と、昇降フレーム415または車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側における支持表面の水平並進移動のための第2の移動機構とを備え得る。
図9Aは、昇降フレーム415がレールシステム108の下方の保管位置の真上の位置にあるコンテナ取り扱い車両801の側面図である。コンテナ取り扱い車両801は、図9Aでは、3つのグリッドセル122を占有する。
図9Bは、昇降フレーム415が図9Aのその位置に対して1つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、支持表面425のうちの1つの真上の位置にあり、支持表面425上に保管コンテナ106を下ろしたコンテナ取り扱い車両801の側面図である。コンテナ取り扱い車両801は、図9Bでは、2つのグリッドセル122を占有する。
図9Cは、昇降フレーム415が昇降バンド417a、417bを使用して、レールシステム108の下方に下に吊り下げられ、レールシステム108の下方に位置する保管位置から保管コンテナ108を積み込んだコンテナ取り扱い車両801の側面図である。
図9Dは、昇降フレーム415が図9Cのその位置に対して2つのグリッドセルに等しい距離だけ移動しており、図9Bと比較して支持表面425のうちの他方の真上の位置にあり、支持表面425上に保管コンテナ106を下ろしたコンテナ取り扱い車両801の側面図である。
図9Eは、合計で4つの保管コンテナ106が支持表面425上に位置付けられた後のコンテナ取り扱い車両801の側面図であり、2つのスタックの保管コンテナが、各スタックに2つの保管コンテナ106を有している。
図10Aは、吊り下げ点423の組から吊り下げられる1つの昇降フレーム415を伴うコンテナ取り扱い車両901を示す。吊り下げ点423の組、したがって、昇降フレーム415は、線形移動機構427を使用することによって、コンテナ取り扱い車両901の車輪付き基部2上に配置される固定された支持表面425の真上の位置から、レールシステム108の下方に位置付けられる保管位置425の真上に位置する2つの位置のうちの1つへの並進移動のために構成される。該2つの位置は、車輪付き基部2の両側にある。
図10Aのコンテナ取り扱い車両は、昇降フレーム415が固定された支持表面425のうちの1つの真上にあるので、2つのグリッドセル122を占有する。図10Aの移動機構は、線形ガイドシステムの形態にあり、昇降フレーム415を伴う昇降デバイス414は、コンテナ取り扱い車両901の上側部分の内側に配置され、線形軸受け、ラックアンドピニオン、線形アクチュエータ、および/またはボールねじ等の相補的接続部を介して該ガイドシステムに沿って移動可能である。コンテナ取り扱い車両801の車輪付き基部2上に配置される固定された支持表面425のうちの1つの真上の位置とレールシステム108の下方にある保管位置の真上の位置との間で吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)を移動させるために、コンテナ取り扱い車両901は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内での昇降フレーム415の水平並進移動のための第1の移動機構427’と、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側の(それを越えた)昇降フレーム415の水平並進移動のための第2の移動機構427’’とを備え得る。吊り下げ点423の組(および上記の例示的コンテナ取り扱い車両の移動可能な支持表面425)のための異なる移動機構427、427’、427’’の例およびより詳細な図が、図13に示される。
図10Bは、昇降フレーム415がレールシステム108の下方の保管位置の上方の位置まで移動させられている、図10Aのコンテナ取り扱い車両901を示す。図10Bのコンテナ取り扱い車両は、昇降フレーム415が車輪付き基部2の外側にあり、レールシステム108の下方の保管位置の真上にあるので、3つのグリッドセル122を占有する。
図11A-11Cは、レールシステム1001上に配置されたコンテナ取り扱い車両1001の例である。コンテナ取り扱い車両1001は、吊り下げ点423の組から吊り下げられる1つの昇降フレーム415を備え、吊り下げ点423の組(したがって、昇降フレーム415)が、コンテナ取り扱い車両1001の車輪付き基部2上に配置される固定された支持表面425の真上の位置、およびレールシステム108の下方に位置する保管位置の真上の2つの位置からの並進移動のために構成され、該2つの位置は、車輪付き基部2の両側にある。コンテナ取り扱い車両1001は、図10Aおよび10Bのコンテナ取り扱い車両901との多くの類似特徴を有し、これらの特徴は、本明細書では繰り返されないであろう。図9および10の例示的コンテナ取り扱い車両801、901と同様、図11A-11Cのコンテナ取り扱い車両は、(ラックアンドピニオンシステムとして図示される)第1の移動機構427’と、(ボールねじシステムとして図示される)第2の移動機構427’’とを備え得る。
図11Aは、昇降フレーム415がレールシステム108の下方に位置する保管位置425の真上に配置され、保管コンテナ108を保持するコンテナ取り扱い車両1001を示す。図11Aのコンテナ取り扱い車両1001は、この構成では、3つのグリッドセルを占有する。
図11Bは、昇降フレーム415が、図11Aと比較して車輪付き基部2の反対側に配置され、レールシステム108の下方に位置する保管位置の真上に配置され、保管コンテナ108を保持するコンテナ取り扱い車両1001を示す。コンテナ取り扱い車両1001は、この構成では、3つのグリッドセル122を占有する。
図11Cは、昇降フレーム415が支持表面425のうちの1つの真上に配置されたコンテナ取り扱い車両1001を示す。コンテナ取り扱い車両1001は、2つのグリッドセル122を占有する。
図12A-12Dは、吊り下げ点423の組から吊り下げられる1つの昇降フレーム415を伴うコンテナ取り扱い車両1101の例であり、吊り下げ点423の組、したがって、昇降フレーム415が、コンテナ取り扱い車両1101の車輪付き基部2上に配置される移動可能な支持表面425の真上の位置、およびレールシステムの下方に位置する保管位置の真上の位置からの並進移動のために構成される。図は、昇降フレーム415および移動可能な支持表面425の異なる相対的位置を示す。図12A-12Dのコンテナ取り扱い車両1101は、図12A-12Dのコンテナ取り扱い車両1101が図10Aおよび10Bの固定された支持表面425と比較して移動可能な支持表面425を有する点を除いて、図10Aおよび10Bに関連して説明されるものに類似し、本明細書ではより詳細には説明されないであろう。車輪付き基部2の真上の位置と車輪付き基部2の外側の位置との間で支持表面425を移動させるために、コンテナ取り扱い車両901は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内での支持表面425の水平並進移動のための第1の移動機構426’と、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側の(すなわち、それを越えた)支持表面425の水平並進移動のための第2の移動機構426’’とを備え得る。上記の例示的コンテナ取り扱い車両の吊り下げ点423の組および移動可能な支持表面425のための異なる移動機構426、426’、426’’’、427、427’、427’’の例およびより詳細な図が、図13A-Eに示される。
図12Aは、昇降フレーム415が車輪付き基部2の真上の位置にあり、空の支持表面425が車輪付き基部2の外側の位置にあるコンテナ取り扱い車両1101を示す。
図12Bは、昇降フレーム415が車輪付き基部2の真上の位置にあり、保管コンテナ106を保持する移動可能な支持表面415が、車輪付き基部2の外側の位置にあるコンテナ取り扱い車両1101を示す。
図12Cは、昇降フレーム415が車輪付き基部2の外側の位置にあり、保管コンテナ106を保持する支持表面425が、昇降フレーム415の真下の車輪付き基部2の外側の位置にあるコンテナ取り扱い車両1101を示す。
図12Dは、昇降フレーム415が車輪付き基部2の外側の位置にあり、保管コンテナ106を保持し、支持表面425が車輪付き基部2の真上に配置されたコンテナ取り扱い車両1101を示す。
図13Aは、吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)のための2つの線形移動機構427’、427’’を伴うコンテナ取り扱い車両の上面図である。第1の移動機構427’は、拡張可能である線形ガイドシステムを備え、第1の移動機構427’は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内での昇降フレーム(または、支持表面を支持する場合、支持表面425)の水平並進移動のためのラックアンドピニオンシステムの形態にある。第2の移動機構427’’は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側の昇降フレーム415(または、支持表面を支持する場合、支持表面425)の水平並進移動のためのものである。第2の移動機構427’’は、ボールねじの形態にある。ラックアンドピニオンシステムは、コンテナ取り扱い車両の両側に提供される軌道441に沿って移動可能な1つ以上のローラ440を備えている。ボールねじ442機構は、コンテナ取り扱い車両上に配置されるねじ山付きシャフト部分443の回転移動を吊り下げ点423のための横方向支持部445上の球軸受け444の線形移動に変換する。横方向支持部445が、コンテナ取り扱い車両の両側のねじ山付きシャフト部分443間に延びている。ボールねじ442の原理、すなわち、回転運動が線形運動に変換されることは、当業者に公知であり、本明細書ではさらに説明されないであろう。
移動機構426、427の駆動が、当業者に公知の適切な駆動モータまたは作動機構によって提供され得、本明細書ではより詳細には説明されないであろう。
図13Bは、図13Aの区分Aの拡大図である。
図13Cは、吊り下げ点423または移動可能な支持表面425を移動させるためのボールねじ442配置の形態にある線形移動機構426、427の詳細を示す。図13C-13Eに例示されるボールねじ442配置は、移動可能な吊り下げ点423および移動可能な支持表面425の両方のための第1の移動機構426’、427’および第2の移動機構426’’、427’の両方として使用され得る。図13Cの例示される実施形態では、2つの平行なねじ山付きシャフト部分443が、開示される。2つの横方向支持要素445が、平行なねじ山付きシャフト部分443間に延びている。横方向支持要素445は、ねじ山付きシャフト部分443が回転させられるときの線形移動のための球軸受け444を具備する。
図13Dは、図13Cの区分Bの拡大図である。
図13Eでは、横方向支持要素445が、ねじ山付きシャフト部分443とねじ山付きシャフト部分443との相互作用のための横方向支持要素445上の球軸受けとをより明瞭に図示するために、除去されている。
図14A-14Dは、車輪付き基部2と、支持区分402と、片持ち梁区分413とを伴うコンテナ取り扱い車両1201の例である。昇降フレーム415は、片持ち梁区分内413の吊り下げ点423の組から吊り下げられている。移動機構427は、車輪付き基部2に対して支持区分402、したがって、片持ち梁区分413を回転させるように適合された回転デバイス446(図14C参照)を備え、それによって、第1の状態(図14Aおよび14B)において、昇降フレーム413は、レールシステム108の下方の保管位置からコンテナを上方に上昇させ、第2の状態(図14C)において、昇降フレーム415は、支持表面425上に保管コンテナ106を設置し得る。図14A-14Dに図示されるように、第1の状態では、コンテナ取り扱い車両1201は、2つのグリッドセル122を占有する一方、第2の状態では、コンテナ取り扱い車両1201は、1つのみのグリッドセル122を占有する。
図14Aは、昇降フレーム415がレールシステム108の下方に位置する保管位置の真上に配置され、支持表面425が空であるコンテナ取り扱い車両1201を示す。
図14Bは、図14Aの背面図である。
図14Cは、支持区分402、その結果、片持ち梁区分413および昇降フレーム415が、回転デバイス446によって図14Aおよび14Bと比較して180度回転させられている、コンテナ取り扱い車両1201を示す。図では、昇降フレーム415および支持表面425の両方は、空であり、すなわち、保管コンテナ106を保持していない。
図14Dは、昇降フレーム415が、レールシステム108の下方に位置する保管位置の真上に配置されたコンテナ取り扱い車両1201である。昇降フレーム415および支持表面425の両方は、保管コンテナ106を保持しているように示される。
図15は、昇降デバイスに配置され得るコンテナ取り扱い車両の構成要素のある例の上面図である。したがって、昇降デバイス414の可能な設定が、開示され、昇降シャフト418と、共通または別個の昇降シャフト418上に巻き取り可能またはそれから巻き戻し可能である昇降バンド417とに加え、昇降デバイスモータ416も存在する。図15の昇降デバイスモータ416は、図に示されるように、昇降シャフト418のうちの1つを取り囲むブラシレスDCモータであることができる。図15の例では、昇降デバイス制御部419の両側に1つずつ、2つの昇降デバイスモータ416が示される。昇降バンド417を同じ昇降シャフト418上に巻き取ることの代わりに、昇降シャフト418の同期的動作が、第WO 2019/137870 A1号(出願人:Autostore Technology AS)(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)の図5A-5Eおよび6A-6Hに開示されるような力伝達要素等の同期化要素によって取得されることができる。
図16A-16Bは、重量分配システム450を伴う異なるコンテナ取り扱い車両の異なる例を示す。重量分配システム450は、例えば、非均一な負荷が存在する、またはカウンタバランスのさらなるものを提供することが好ましい場合、コンテナ取り扱い車両によって搬送されている1つ以上の保管コンテナ106の負荷に応じてコンテナ取り扱い車両の重心を変化させるための可動負荷452と、負荷移動デバイス451とを備えている。重量分配システム450は、制御システム454をさらに備え得、制御システム454は、
支持表面425または昇降フレーム415によって保持されている保管コンテナ106の重量に逆らう方向に(図において矢印によって示されるように)可動負荷452を移動させるように、負荷移動デバイス451に命令する。
図16Aは、片持ち梁設計と、線形に移動可能な支持表面425とを伴うコンテナ取り扱い車両のある例を示す。図16Aの可動負荷452は、コンテナ取り扱い車両の上側部分に配置され、車輪付き基部2および片持ち梁区分413の全長に対応するコンテナ取り扱い車両の全長に沿って移動可能である。図16Aのコンテナ取り扱い車両は、センサの組456を伴って開示され、センサの組456は、支持表面425および昇降フレーム415によって支持される任意の保管コンテナ106の重量を測定する。制御システム454が、センサの組456および負荷移動デバイス452の両方に接続され得、センサの組456からの測定されたデータに基づいて、コンテナ取り扱い車両の少なくとも2つの反対側の質量の変化を感知し、質量の変化に対応する可動負荷452のための進行距離を計算し、コンテナ取り扱い車両の比較的により重い側の反対方向に計算された進行距離だけ可動負荷452を移動させるように負荷移動デバイス451に命令し得る。
図16Bは、上で図16Aに関連して説明されるような重量分配システム450を伴う図5A-5Hのコンテナ取り扱い車両のある例である。図16Bの可動負荷452は、片持ち梁区分413の上側部分に配置され、片持ち梁区分413の長さに等しい範囲に沿って移動可能である。図16Bのコンテナ取り扱い車両は、Z字形状と、線形に移動可能な支持表面425とを有する。負荷移動デバイス453のためのセンサの組456および制御システム454を伴う重量分配システム450の機能は、図16Aに関連してすでに説明されている機能に類似し、本明細書では繰り返されないであろう。
図17A-17Cは、支持区分内に貫通開口部を伴うコンテナ取り扱い車両1301の異なる例を示し、支持表面は、車輪付き基部の真上の位置と昇降フレームの真下の位置との間で車輪付き基部に対して線形に移動可能であり、コンテナ取り扱い車両は、重量分配システムをさらに備えている。図17A-17Cのコンテナ取り扱い車両は、図17A-17Cのコンテナ取り扱い車両が、支持表面425が車輪付き基部2の真上にあるとき、支持表面425を取り囲む壁と、カバーとを有することを除いて、上で図5A-5Hに関連して示され、説明されるコンテナ取り扱い車両401に類似する特徴を有する。さらに、車輪付き基部2に対して支持表面425を移動させるためのシステムは、異なる。これは、図18A-18E、19A、および19Bを参照してより詳細に説明されるであろう。
図17Aは、車輪付き基部2の真上に位置付けられる支持表面425上に配置された保管コンテナ106の正面斜視図である。片持ち梁区分413では、重量分配システム450が、開示される。図17Aの可動負荷452は、コンテナ取り扱い車両の上側部分に配置され、車輪付き基部2および片持ち梁区分413の全長に対応する、コンテナ取り扱い車両の全長に沿って移動可能である。上で図16Bに関連して説明されるような、負荷移動デバイス454のための制御システムも、開示され、本明細書ではより詳細には説明されないであろう。
図17Bは、図17Aの上面斜視図である。図17Bに開示されるように、負荷移動デバイス451は、負荷ガイド453に沿って片持ち梁区分413内で誘導可能である。負荷移動デバイス451は、ボールねじの形態にあり、ボールねじの回転は、負荷ガイド453に沿った可動負荷452の線形移動へ移される。
図17Cは、図17Bの点線が付けられたエリアの詳細図であり、重量分配システム450のさらなる詳細を示す。図17Aおよび17Cに関連して示される特徴に加えて、バッテリ等(図示せず)によって駆動される負荷移動デバイスモータ457が、負荷移動デバイスモータ457からの回転移動を負荷移動デバイス451に伝達するためのベルトの形態にある回転配置458とともに開示される。ボールねじ451の形態において負荷移動デバイス451に移動を伝達するベルトの形態にある回転配置458が、開示されるが、負荷移動デバイスを移動させるための他の配置も、それらが要求される機能を実施することを前提として可能である。
図18A-18Eは、図17A-17Cのコンテナ取り扱い車両1301の詳細を示し、コンテナ取り扱い車両1301は、車輪付き基部2と、支持区分402と、片持ち梁区分413とを有し、昇降フレーム415は、片持ち梁区分413における吊り下げ点の組から吊り下げられている。支持表面425は、垂直平面移動機構460を通して、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム425の真下の位置との間で車輪付き基部2に対して移動可能である。垂直平面移動機構460は、水平成分と、垂直成分とを有する(すなわち、水平方向および垂直方向にある)。これは、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム425の真下の位置との間での支持表面425の移動が、垂直平面内の回転を通していることを意味する。この移動を可能にすることが可能であるために、支持表面425からレールシステム108に対する垂直距離は、該位置間での移動中、一定ではない。垂直距離は、支持表面425が移動の中間にあるとき、最大であり、支持表面425が2つの端位置(車輪付き基部の真上および昇降フレーム415の真下)にあるとき、最小である。垂直平面移動機構460の機能およびその一部を形成する構成要素は、図19Aおよび19Bを参照して詳細に説明される。
図18Aは、昇降フレーム415が保管コンテナ106を保持し、空の支持表面425が車輪付き基部2の真上にあるコンテナ取り扱い車両1301の側面斜視図である。コンテナ取り扱い車両1301が、重量分配システム450とともに示される。この重量分配システム450は、上で図17A-17Cに関連して説明され、示される重量分配システム450に類似し得、本明細書ではさらに詳細には説明されないであろう。
図18Bでは、昇降フレーム415は、依然として、保管コンテナ106を保持し、支持表面425は、車輪付き基部2の真上のその初期の位置から昇降フレーム425の真下の位置まで移動するところである。
図18Cでは、垂直平面移動機構460は、支持表面425を昇降フレーム415の真下の位置まで移動させた。図から分かり得るように、昇降フレーム415は、保管コンテナ106が支持表面425上に下ろされているので、保管コンテナ106をもはや保持していない。
図18Dでは、昇降フレーム415は、保管コンテナ106を保持していない。支持表面425およびその上に提供される保管コンテナ106は、昇降フレーム425の真下の位置から車輪付き基部2の真上の位置まで移動するところである。
図18Eでは、昇降フレーム415は、保管コンテナ106を保持していない。支持表面425およびその上に提供される保管コンテナ106は、車輪付き基部2の真上の位置まで移動した。昇降フレーム415は、ここで、レールシステム108の下方の保管位置から新しい保管コンテナを積み込み得る。
図19Aおよび19Bは、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間で支持表面425を移動させるための垂直平面移動機構460の詳細を示す。上で説明されるように、垂直平面移動機構460は、水平成分と、垂直成分とを有する(すなわち、水平方向および垂直方向)。これは、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム425の真下の位置との間での支持表面425の移動が、垂直平面内の回転を通していることを意味する。この移動を可能にすることが可能であるために、支持表面425からレールシステム108に対する垂直距離は、該位置間での移動中、一定ではない。垂直距離は、支持表面425が移動の中間にあるとき、最大であり、垂直距離は、支持表面425が2つの端位置(車輪付き基部の真上および昇降フレーム415の真下)にあるとき、最小である。支持表面425は、2つのバー461’、461’’を介して車輪付き基部2に接続される。それぞれのバー461’、461’’が、それらの一端において車輪付き基部2に回転可能に接続され、ブラケット462が、ピン、ボルト等の留め手段463を通してその反対側における支持表面425の下側に接続される。バッテリ等(図示せず)によって駆動される回転移動モータ464が、バー461’、461’’に接続されるベルト配置の回転を提供し、それによって、モータ464が、ベルト465およびシャフト466を介して、車輪付き基部2の真上の位置と昇降フレーム415の真下の位置との間で垂直平面内で、バー461’、461’’(したがって、支持表面425)を回転させ得る。ベルト465およびシャフト466設定が、バー461’、461’’の同期的移動を提供する。
支持表面425が全体的移動中に水平向きを有するために、2つの回転可能なバー461’、461’が、垂直平面内で互いに対してオフセットされている。図19Aおよび19Bに見られるように、それぞれのバー461’、461’’が、車輪付き基部2内のシャフト465に異なる高さにおいて接続される。同様に、図19Bに最良に示されるように、それぞれのシャフト461’、461’’が、支持表面425上の下側のブラケット462に異なる高さにおいて接続されている。しかしながら、バー461’、461’’は、それらが同じ角度を移動すると、同じ弧長(すなわち、同じ半円形移動経路)を有するように、等しい長さである。しかしながら、それらは、異なる高さにおいてシャフトおよびブラケットに接続されているので、半円形移動経路は、互いに対してオフセットされている。
図20A-20Bは、吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)のための3つの線形移動機構を伴うコンテナ取り扱い車両1401のある例を示し、移動機構は、拡張可能である線形ガイドシステムを備え、第1の移動機構は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内での第1の方向における昇降フレーム415の水平並進移動のためのものであり、第2の移動機構は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側の(それを越えた)昇降フレーム415の水平並進移動のためのものであり、第3の移動機構は、第1の方向に対して直角の方向における移動のためのものである。第1の移動機構および第2の移動機構の機能設定は、上で図13A-13Eに関連して説明されるように、吊り下げ点(したがって、昇降フレーム415)のための2つの線形移動機構427’、427’’に類似し、本明細書では詳細に説明されないであろう。しかしながら、上で図13A-13Eを参照して解説される方向に対する第3の方向における移動機構の説明に関して、図21Aを参照されたい。
図20Aでは、昇降フレーム415が、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内に配置される。図20Aおよび20Bの支持表面425は、その上に合計で4つの保管コンテナ106を支持し得る。支持表面425によって支持される保管コンテナ106の各々は、その上に少なくとも1つの保管コンテナ106を支持し得る。図示されないが、コンテナ取り扱い車両1401は、カバーまたは壁を有し、保管コンテナ106が支持表面425上の専用の位置に留まることを確実にし得る。これは、保管コンテナ106がスライドして支持表面425から外れることを防止するために行われ、保管コンテナ106が支持表面425上に位置付けられる間に昇降フレーム415によって回収されるべき場合、昇降フレーム425上のビンガイドが保管コンテナ106の各々の角と整列させられることを確実にするためにも行われ得る。
図20Bでは、昇降フレーム415が、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリアの外側の位置まで移動させられている。
図21A-21Cは、吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)のための3つの線形移動機構と、吊り下げ点(したがって、昇降フレーム415)を回転させるための回転機構470とを伴うコンテナ取り扱い車両1501のある例を示す。
図21Aでは、昇降フレームは、車輪付き基部の垂直投影によって画定されるエリアの外側の位置にある。第1の移動機構および第2の移動機構の機能設定は、上で図13A-13Eに関連して説明されるように、吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)のための2つの線形移動機構427’、427’’に類似する。第1の線形移動機構に対して直角の方向におけるものである第3の線形移動機構は、図13Aに関連して上で説明されるような、ローラ441’との組み合わせにおけるラックアンドピニオン440’によって提供され得、すなわち、ラックアンドピニオンシステムは、コンテナ取り扱い車両1501の両側に提供される軌道441’に沿って移動可能な1つ以上のローラ440’を備えている。
図21Bでは、吊り下げ点423(したがって、昇降フレーム415)を回転させるための回転機構470のある例が、示される。
回転機構470は、バッテリ等(図示せず)によって駆動される回転モータ471を備え、回転モータ471は、昇降フレーム415に接続された歯車473との相互作用ための外部歯472を伴う。この設定は、回転モータ471が回転すると、昇降フレーム415が回転し、それによって、保管コンテナ106がコンテナ取り扱い車両1501の支持表面425(すなわち、図21Cに示されるようなパレット)上で任意の方向に配置されることができることを確実にする。
図21Cでは、昇降フレーム415は、車輪付き基部2の垂直投影によって画定されるエリア内の位置にあり、昇降フレーム415は、図21Bの回転機構470を使用して、図21Aの昇降デバイスと比較して90度回転させられている。支持表面425は、パレットの形態にある。パレットは、EUROパレット(120cm×80cm)等の標準的な産業サイズであることができる。
前述の説明では、本発明による、コンテナ取り扱い車両および自動保管および回収システムの種々の側面が、例証的実施形態を参照して説明されている。解説の目的のために、具体的な数値、システム、および構成が、システムおよびその作用の徹底的な理解を提供するために記載された。しかしながら、本説明は、限定的意味で解釈されることを意図していない。例えば、用語「車輪の第1および第2の組を伴う車輪付き基部」は、本説明の全体を通して例として使用されているが、レールシステムに沿った誘導のための第1および第2のベルトを伴うベルト基部が、代わりに使用され得る。開示される主題が関連する当業者に明白である、例証的実施形態の種々の修正および変形例、およびシステムの他の実施形態が、本発明の範囲内に存在すると見なされる。
(参照番号のリスト)
1 従来技術自動保管および回収システム
2 車輪付き基部/車輪基部ユニット
4、4’ 電動モータ
6 再充電可能バッテリ
7 車輪変位アセンブリ
8 車輪変位アセンブリのための電動モータ
9 上部パネル/フランジ
10 貫通孔
20 中心開口部
21 電子制御システム
29 スイッチモジュール
32a 車輪配置、車輪の第1の組
32a’-32a’’’’ 車輪の第1の組内の第1、第2、第3、第4の車輪
39 ブラケット
41 昇降バンドクランプ
68 ばね負荷されたピン
69 制御モジュール
70 制御把持器モータ
70b 把持器バー
71 ワイヤ
100 骨格構造
102 骨格構造の直立部材
103 骨格構造の水平部材
104 保管グリッド
105 保管カラム
106 保管コンテナ
106’ 保管コンテナの特定の位置
107 スタック
108 レールシステム
110 第1の方向(X)における平行レール
110a 第1の方向(X)における第1のレール
110b 第1の方向(X)における第2のレール
111 第2の方向(Y)における平行レール
111a 第2の方向(Y)における第1のレール
111b 第2の方向(Y)における第2のレール
115 アクセス開口部
119 第1のポートカラム
120 第2のポートカラム
122 グリッドセル
201 従来技術保管コンテナ車両
201a 保管コンテナ車両の車体201
201b 駆動手段/車輪配置、第1の方向(X)
201c 駆動手段/車輪配置、第2の方向(Y)
301 従来技術の片持ち支持型保管コンテナ車両
301a 保管コンテナ車両の車体301
301b 第1の方向(X)における駆動手段
301c 第2の方向(Y)における駆動手段
304 把持デバイスの一部
401 片持ち梁および1つの線形に移動可能な支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
402 支持区分
413 片持ち梁区分
414 コンテナ昇降デバイス
415 昇降フレーム
416 昇降デバイスモータ
417a、b 昇降バンド
418 昇降シャフト
419 昇降デバイス制御部
421 解放可能な接続部、把持器
422 貫通開口部
423 吊り下げ点の組
424 ビンガイド
425 支持表面/保持位置
426、426’、426’’ 支持表面のための線形移動機構
427、427’、427’’ 吊り下げ点のための線形移動機構
440、440’ ラックアンドピニオンシステム内のローラ
441、441’ ラックアンドピニオンシステム内の軌道
442 ボールねじ
443 ねじ山付きシャフト部分
444 横方向支持要素上の球軸受け
445 横方向支持要素
446 回転デバイス
450 重量分配システム
451 負荷移動デバイス
452 可動負荷
453 負荷ガイド
454 負荷移動デバイスのための制御システム
455 ピボット接続支持表面
456 重量を測定するためのセンサの組
457 負荷移動デバイスモータ
458 回転配置/ベルト
460 垂直平面移動機構
461’、461’’ バー
462 ブラケット
463’、463’’ 留め手段
464 回転移動モータ
465 ベルト
470 回転機構
471 回転モータ
472 外部歯
500 制御システム
501 2つの片持ち梁および2つの移動可能な支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
601 片持ち梁および4つの移動可能な支持プラットフォームを伴うコンテナ取り扱い車両
701 2つの車輪基部、中心空洞、および4つの移動可能な支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
801 移動可能な昇降フレームおよび2つの支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
901 移動可能な昇降フレームおよび2つの支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
1001 移動可能な昇降フレームおよび2つの支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
1101 移動可能な昇降フレームおよび移動可能な支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
1201 回転可能な支持区分を伴うコンテナ取り扱い車両
1301 静止した昇降フレームおよび垂直方向および水平方向に移動可能な支持表面を伴うコンテナ取り扱い車両
1401 昇降フレームのための3つの線形移動機構を伴うコンテナ取り扱い車両
1501 昇降フレームのための3つの線形移動機構および昇降フレームを回転させるための回転デバイスを伴うコンテナ取り扱い車両
X 第1の方向
Y 第2の方向
Z 第3の方向

Claims (33)

  1. 2次元レールシステム(108)上での動作のためのコンテナ取り扱い車両(401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201、1301、1401、1501)であって、
    前記2次元レールシステム(108)は、フレーム構造(100)の上部を横断して第1の方向(X)にコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組(110)と、前記第1の方向に対して直角である第2の方向(Y)に前記コンテナ取り扱い車両(401)の移動を誘導するための前記レールの第1の組(110)に対して直角に配置された平行レールの第2の組(111)とを備え、前記平行レールの第1および第2の組(110、111)は、前記レールシステム(108)を複数のグリッドセル(122)に分割するグリッドを形成し、
    前記コンテナ取り扱い車両は、
    -移動手段を備えている基部(2)であって、前記移動手段は、それぞれ、前記第1の方向(X)および前記第2の方向(Y)に前記レールシステム(108)に沿って前記コンテナ取り扱い車両を誘導する、基部(2)と、
    -前記基部(2)上に提供された支持構造(402)であって、前記支持構造(402)は、前記基部(2)における下側区分から上側区分まで延びている、支持構造(402)と、
    -昇降フレーム(415)を備えているコンテナ昇降デバイス(414)であって、前記昇降フレーム(415)は、保管コンテナ(106)を前記レールシステム(108)の下方の保管位置から上方に上昇させ、前記昇降フレーム(415)は、前記支持構造(402)の前記上側区分の吊り下げ点の組から吊り下げられている、コンテナ昇降デバイス(414)と、
    -前記保管コンテナ(106)を支持するための支持表面(425)と
    を備え、
    前記支持表面(425)は、前記昇降フレーム(415)が前記支持構造(402)の前記上側区分に隣接してドッキングされた状態にあるとき、前記昇降フレーム(415)より低い高さに配置された第1の保持位置を提供し、
    前記コンテナ取り扱い車両は、前記基部(2)に対して前記吊り下げ点(423)の組または前記支持表面(425)を水平に並進させるための移動機構(426、426’、426’’、427、427’、427’’、446、460)を備え、それによって、上昇させられた保管コンテナ(106)が、前記支持表面(425)上に設置されることができ、前記昇降フレーム(415)が、前記上昇させられた保管コンテナ(106)から切り離される、コンテナ取り扱い車両。
  2. 前記基部は、車輪付き基部(2)であり、前記移動手段は、車輪の第1の組(32a)および車輪の第2の組(32b)である、請求項1に記載のコンテナ取り扱い車両(401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201、1301、1401、1501)。
  3. 前記昇降フレーム(415)および前記支持表面(425)のうちの少なくとも1つは、水平方向における線形並進移動、好ましくは、前記第1または第2の方向(X、Y)のうちの1つに対して平行な線形並進移動のために構成されている、請求項1または2に記載のコンテナ取り扱い車両。
  4. 保管コンテナ(106)が通過するためにサイズを決定された貫通開口部をさらに備えている、請求項1-3のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  5. 前記吊り下げ点(423)は、線形に移動可能であり、それによって、第1の位置において、前記昇降フレーム(415)は、前記レールシステム(108)の下方の保管位置から保管コンテナ(106)を回収するように配置され、第2の位置において、前記昇降フレーム(415)は、前記第1の保持位置(425)の上方に配置されている、請求項1-4のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  6. 前記昇降フレーム(415)および前記第1の保持位置(425)は、
    -第1の位置において、前記昇降フレーム(415)の垂直投影が前記第1の保持位置(425)の上を覆い、
    -第2の位置において、前記昇降フレーム(415)の前記垂直投影が前記第1の保持位置(425)をさけるように、
    配置されている、請求項1-5のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  7. 前記支持表面(425)は、前記移動機構(426、426’、426’’)の作動によって前記基部(2)に対して線形に移動可能であり、それによって、第1の位置において、前記支持表面(425)は、前記基部(2)の垂直投影内に配置され、第2の位置において、前記支持表面(425)は、前記基部(2)の垂直投影の外側に配置されている、請求項1-6のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  8. 前記移動機構(426)は、前記支持表面(425)が前記基部(2)に対して水平に並進可能であるように、前記基部(2)内に配置されている、請求項7に記載のコンテナ取り扱い車両。
  9. 前記移動機構(427、427’、427’’)は、前記昇降フレーム(415)が前記基部(2)に対して水平に並進可能であるように、前記上側区分内に配置されている、請求項1-6に記載のコンテナ取り扱い車両。
  10. 前記コンテナ取り扱い車両は、前記基部(2)に対して前記吊り下げ点(423)の組または前記支持表面(425)のうちの他方を水平に並進させるための第2の移動機構(427’’)を備えている、請求項1-9のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  11. 前記第1の保持位置(425)の隣または上方に配置された第2の保持位置を提供する第2の支持表面(425)をさらに備えている、請求項1-10のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  12. 前記移動機構(426、426’、426’’、427、427’、427’’)は、前記吊り下げ点(423)の組または前記支持表面(425)を支持する線形ガイドシステムを備えている、請求項1-11のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  13. 前記線形ガイドシステムは、水平に拡張可能である、請求項12に記載のコンテナ取り扱い車両。
  14. 前記線形ガイドシステムは、少なくとも2つの移動機構(426、426’、426’’、427、427’、427’’)を備え、前記少なくとも2つの移動機構は、
    -前記基部(2)の前記垂直投影によって画定されたエリア内での前記昇降フレーム(415)または前記支持表面(425)の水平並進移動のための第1の移動機構(426’、427’)と、
    -前記基部(2)の前記垂直投影によって画定されたエリアの外側における前記昇降フレーム(415)または前記支持表面(425)の水平並進移動のための第2の移動機構(426’’、427’’)と
    を含む、請求項12-13に記載のコンテナ取り扱い車両。
  15. 前記第1の移動機構(426’、427’)は、線形軸受け、ラックアンドピニオン、線形アクチュエータ、および/またはボールねじを備えている、前記請求項13-14のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  16. 前記第2の移動機構(426’’、427’’)は、線形軸受け、ラックアンドピニオン、線形アクチュエータ、および/またはボールねじを備えている、請求項14または請求項15に記載のコンテナ取り扱い車両。
  17. 少なくとも昇降デバイスモータ(416)と前記昇降フレーム(415)を水平に移動させるための移動機構とが、前記昇降フレーム(415)に、またはその上方に配置されている、請求項1-16のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  18. 保管コンテナ(106)が前記第1の保持位置に位置付けられているとき、前記保管コンテナ(106)の最上部分は、第1の高さを表し、
    前記昇降フレーム(415)は、ドッキングされた状態にあるとき、第2の高さを表す最下部分を有し、
    前記第2の高さは、前記第1の高さを上回り、それによって、ドッキングされた昇降フレーム(415)の前記最下部分は、前記第1の支持表面(425)上に位置付けられた前記保管コンテナ(106)の最上部分の上を通過できる、請求項1-17のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  19. 前記コンテナ取り扱い車両は、
    車輪基部ユニット(2)の形態にある前記基部であって、前記車輪の第1および第2の組(32a、32b)は、前記車輪基部ユニット(2)の占有領域の外周を形成している、前記基部と、
    前記車輪基部ユニット(2)上に提供された下側区分であって、前記下側区分は、前記車輪基部ユニット(2)の前記占有領域以下の水平範囲を伴う占有領域を有し、前記下側区分は、上側表面を有し、前記上側表面は、前記支持表面(425)を提供する、下側区分と、
    前記支持構造を形成し、前記下側区分から垂直に延びている支持区分(402)であって、前記支持区分(402)は、前記下側区分の前記占有領域より小さい水平範囲を伴う占有領域を有する、支持区分(402)と、
    前記上側区分を形成し、前記支持区分(402)から前記下側区分の前記占有領域を越えて水平に延びている片持ち梁区分(413)と
    を備え、
    前記支持区分(402)は、それを通して前記支持表面(425)または前記昇降フレーム(415)を移動させるための前記貫通開口部(422)を備えている、請求項1-18のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  20. 前記コンテナ取り扱い車両は、前記第1の保持位置を形成する前記支持表面(425)の上方に配置された第2の保持位置を提供する第2の支持表面(425)を備え、前記貫通開口部(422)の断面積は、前記支持表面(425)のうちのいずれかが保管コンテナ(106)を保持しているとき、および保管コンテナ(106)を保持していないときの両方における前記支持表面(425)の通過のために構成されている、請求項19に記載のコンテナ取り扱い車両。
  21. 2つの昇降フレーム(415)と、少なくとも2つの支持表面(425)とを備え、前記2つの昇降フレーム(415)は、前記基部(2)の両側、かつ前記基部(2)の垂直投影の外側に配置され、前記少なくとも2つの支持表面(425)は、前記基部(2)の垂直投影内に配置され、前記支持表面(425)の各々は、前記基部(2)に対して、それぞれ、前記基部(2)の外側の位置まで、かつ前記昇降フレーム(415)のうちの1つの下方に移動可能である、請求項1-17のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  22. 前記コンテナ取り扱い車両は、2つの車輪付き基部(2)と、少なくとも2つの支持表面(425)とを備え、前記車輪付き基部(2)は、前記支持構造(402)の両側に提供され、1つの昇降フレーム(415)が、前記支持構造(402)の前記上側区分から吊り下げられ、前記支持表面(425)の各々は、前記車輪付き基部(2)に対して前記昇降フレーム(415)の下方の位置まで移動可能である、請求項2-17のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  23. 前記コンテナ取り扱い車両は、前記吊り下げ点(423)の組を前記基部(2)に対して前記第1または第2の方向(X、Y)のうちの他方に水平に並進させるための第2の移動機構(426’’、427’’)を備えている、請求項1-22のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  24. 前記コンテナ取り扱い車両は、
    車輪基部ユニット(2)の形態にある前記車輪付き基部であって、前記車輪の前記第1および第2の組(32a、32b)が、前記車輪基部ユニット(2)の占有領域の外周を形成している、前記車輪付き基部と、
    前記車輪基部ユニット(2)に提供された下側区分であって、前記下側区分は、前記車輪基部ユニット(2)の占有領域以下の水平範囲を伴う占有領域を有し、前記下側区分は、上側表面を有し、前記上側表面(425)は、前記支持表面(425)を提供する、下側区分と、
    前記支持構造を形成し、前記下側区分から垂直に延びている支持区分(402)であって、前記支持区分(402)は、前記下側区分の占有領域より小さい水平範囲を伴う占有領域を有する、支持区分(402)と、
    前記上側区分を形成し、前記支持区分(412)から前記下側区分の前記占有領域を越えて水平に延びている片持ち梁区分(413)と
    を備え、
    前記移動機構は、前記基部(2)に対して前記支持区分(402)を回転させるように、したがって、前記片持ち梁区分(413)を回転させるように適合された回転デバイス(446)を備え、それによって、第1の状態において、前記昇降フレーム(415)が前記レールシステム(108)の下方の保管位置から上方に保管コンテナ(106)を上昇させることができ、第2の状態において、前記昇降フレーム(415)が、前記支持表面(425)上に保管コンテナを設置できる、請求項2に記載のコンテナ取り扱い車両。
  25. 前記第2の状態にあるとき、前記支持区分(402)および前記片持ち梁区分(413)は、前記車輪基部ユニット(2)の前記占有領域内にある、請求項24に記載のコンテナ取り扱い車両。
  26. 前記支持表面(425)の重心が、前記基部(2)の上に位置付けられている、請求項1-25のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  27. 重量分配システム(450)をさらに備え、前記重量分配システム(450)は、可動負荷(452)と、負荷移動デバイス(451)とを備え、前記負荷移動デバイス(451)は、前記コンテナ取り扱い車両によって搬送されている1つ以上の保管コンテナ(106)の負荷に応じて、前記コンテナ取り扱い車両の重心を変化させる、請求項1-26のいずれかに記載のコンテナ取り扱い車両。
  28. 前記重量分配システム(450)は、
    -前記支持表面(425)によって、および前記昇降フレーム(415)によって支持された任意の保管コンテナ(106)の重量を測定するためのセンサ(456)の組と、
    -前記センサ(456)の組および前記負荷移動デバイス(453)の両方に接続された制御システム(454)と
    を備え、
    前記制御システム(454)は、前記センサ(456)の組からの測定データに基づいて、前記コンテナ取り扱い車両の少なくとも2つの反対側における質量の変化を感知し、前記質量の変化に対応する前記可動負荷(452)のための進行距離を計算し、前記計算された進行距離だけ前記コンテナ取り扱い車両の比較的により重い側の反対方向に前記可動負荷(452)を移動させるように前記負荷移動デバイス(453)に命令する、請求項27に記載のコンテナ取り扱い車両。
  29. 前記請求項1-28のいずれかに記載の自動保管および回収システムにおけるスタック位置とコンテナ取り扱い車両上の保管位置との間で保管コンテナ(106)を荷積みする方法であって、
    -前記昇降デバイス(414)の前記昇降フレーム(415)を使用して、前記レールシステム(108)の下方に位置している前記スタック位置から保管コンテナを積み込むステップと、
    -前記コンテナ取り扱い車両の前記支持表面(425)上に前記保管コンテナ(106)を設置し、前記保管コンテナ(106)から前記昇降フレーム(415)を切り離すステップと
    を含む、方法。
  30. 前記方法は、
    -移動機構(426、426’、426’’、427、427’、427’’)を使用することによって、前記積み込まれた保管コンテナ(106)を移動させ、前記基部(2)に対して前記吊り下げ点(423)の組または前記支持表面(425)を水平に並進させるステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  31. 2次元レールシステム(108)を備えている自動保管および回収システム(1)であって、前記2次元レールシステム(108)は、前記フレーム構造(100)の上部を横断して第1の方向(X)にコンテナ取り扱い車両の移動を誘導するように配置された平行レールの第1の組(110)と、前記第1の方向に対して直角である第2の方向(Y)に前記コンテナ取り扱い車両の移動を誘導するための前記レールの第1の組(110)に対して直角に配置された平行レールの第2の組(111)とを備え、前記平行レールの第1および第2の組(110、111)は、前記レールシステム(108)を複数のグリッドセル(122)に分割するグリッドを形成し、前記自動保管および回収システムは、前記請求項1-28のいずれかに記載の少なくとも1つのコンテナ取り扱い車両を備えている、自動保管および回収システム(1)。
  32. -前記グリッドセル(122)の下方に保管コンテナの複数のスタックをさらに備えている、請求項31に記載の自動保管および回収システム(1)。
  33. 前記システム(1)は、前記コンテナ取り扱い車両の前記占有領域に関する情報を受信し、前記システムを制御するために前記情報を使用するように構成された制御システム(500)をさらに備えている、請求項31-32のいずれか1項に記載の自動保管および回収システム(1)。
JP2022571791A 2020-05-25 2021-05-18 荷積みおよび/または荷下ろし可能なコンテナ取り扱い車両 Pending JP2023526122A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NO20200612 2020-05-25
NO20200612A NO346266B1 (en) 2020-05-25 2020-05-25 Container handling vehicle for lifting a storage container and method of receiving a target storage container from a storage system
NO20201315 2020-11-30
NO20201315A NO20201315A1 (en) 2020-05-25 2020-11-30 Container handling vehicle which can load and/or unload itself
PCT/EP2021/063150 WO2021239515A1 (en) 2020-05-25 2021-05-18 Container handling vehicle which can load and/or unload itself

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023526122A true JP2023526122A (ja) 2023-06-20
JPWO2021239515A5 JPWO2021239515A5 (ja) 2024-05-13

Family

ID=76098946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022571791A Pending JP2023526122A (ja) 2020-05-25 2021-05-18 荷積みおよび/または荷下ろし可能なコンテナ取り扱い車両

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20230183002A1 (ja)
EP (1) EP4157750A1 (ja)
JP (1) JP2023526122A (ja)
KR (1) KR20230015960A (ja)
CN (1) CN116133964A (ja)
CA (1) CA3177997A1 (ja)
WO (1) WO2021239515A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112019005145T5 (de) * 2018-10-15 2021-07-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Bewegungs-Körper
NO20190089A1 (en) * 2019-01-23 2020-07-24 Autostore Tech As Service vehicle, an automated storage and retrieval system and a method for operating a service vehicle on the system.
CA3193969A1 (en) * 2020-11-30 2022-06-02 Heggebo Jorgen Djuve A remotely operated vehicle for handling a storage container on a rail system of an automated storage and retrieval system
WO2023062228A1 (en) * 2021-10-14 2023-04-20 Ocado Innovation Limited Systems and methods for order processing
NO347372B1 (en) * 2022-03-23 2023-10-02 Autostore Tech As A remotely operated vehicle for an automated storage and retrieval system
NO347558B1 (en) * 2022-06-29 2024-01-15 Autostore Tech As Container handling vehicle
WO2024125908A1 (en) * 2022-12-16 2024-06-20 Autostore Technology AS A container transport vehicle, an automated storage and retrieval system and a method thereof

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO334806B1 (no) 2012-11-13 2014-06-02 Jakob Hatteland Logistics As Lagringssystem
NO335839B1 (no) 2012-12-10 2015-03-02 Jakob Hatteland Logistics As Robot for transport av lagringsbeholdere
NO337544B1 (no) 2014-06-19 2016-05-02 Jakob Hatteland Logistics As Fjernstyrt kjøretøysammenstilling for å plukke opp lagringsbeholdere fra et lagringssystem
ES2942659T3 (es) * 2015-11-11 2023-06-05 Ocado Innovation Ltd Sistemas y métodos de recogida
NO20170216A1 (en) 2017-02-13 2018-08-14 Autostore Tech As Rail arrangement for wheeled vehicles in a storage system
NO347820B1 (en) 2018-01-09 2024-04-08 Autostore Tech As Automated storage and retrieval system, a container handling vehicle which can operate on an automated storage and retrieval system and a method of operating an automated storage and retrieval system
NO20181419A1 (en) * 2018-11-06 2020-05-07 Autostore Tech As Container handling vehicle with an open top, and method of handling product items into storage container carried by the vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
KR20230015960A (ko) 2023-01-31
CA3177997A1 (en) 2021-12-02
WO2021239515A1 (en) 2021-12-02
EP4157750A1 (en) 2023-04-05
CN116133964A (zh) 2023-05-16
US20230183002A1 (en) 2023-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023526122A (ja) 荷積みおよび/または荷下ろし可能なコンテナ取り扱い車両
NO20201315A1 (en) Container handling vehicle which can load and/or unload itself
NO344742B1 (en) A delivery system with an access point and a method of accessing an access point of the delivery system
WO2021165030A1 (en) Conveyor system
CN112272643B (zh) 具有升降装置的容器存取站
US20230145325A1 (en) Automated storage tower with multiple rows
WO2019238664A1 (en) A delivery system with an access point and a method of accessing an access point of the delivery system
US20230142253A1 (en) Container handling vehicle comprising a container carrying position, associated system and methods
CN115123719A (zh) 自动存取系统
JP2023519420A (ja) 自動保管および回収システム
NO346952B1 (en) A storage container handling system and a method thereof
JP2023519895A (ja) カルーセルを伴う自動化された保管塔
JP7407745B2 (ja) 荷下ろし構成体および荷下ろしステーション、ならびに、保管コンテナからアイテムを降ろす方法
EP3807182A1 (en) A delivery system with an access point and a method of accessing an access point of the delivery system
US20240002151A1 (en) A storage container handling system and a method of transferring a storage container
US20230406628A1 (en) A vehicle for transporting storage containers in an automated storage and retrieval system
US20240025642A1 (en) Transporting Device and Storage System
JP2023523552A (ja) 片持ち梁構築物を伴うコンテナ荷役車両および複数のコンテナ荷役車両を備える自動保管および回収システム
NO20200672A1 (en) Container handling vehicle comprising a container carrying position, associated system and methods
TW202413236A (zh) 軌道車輛
NO20220422A1 (en) Container handling vehicle
TW202348518A (zh) 容器處理車
JP2024026404A (ja) 荷下ろし構成体および荷下ろしステーション、ならびに、保管コンテナからアイテムを降ろす方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240425