JP2023525293A - セロデキストリンを含有する化粧用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、セロヘプタオース、セロオクタオース、セロノナオース、セロデカオース、セロウンデカオース、セロドデカオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分と、(i)1つ以上の天然もしくは合成リポイドを含むリポイド成分、及び/もしくは(ii)アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤を含む界面活性剤成分、及び/もしくは(iii)増粘成分、及び/もしくは(iv)顔料成分、またはそれらのいずれの組み合わせとを含む化粧用組成物であって、当該セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で化粧用組成物内に存在する、化粧用組成物に関する。【選択図】なし

Description

本出願は、2020年5月8日に出願された欧州特許出願第20173630.3号についての優先権を主張する。
本発明は、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、セロヘプタオース、セロオクタオース、セロノナオース、セロデカオース、セロウンデカオース、セロドデカオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分と、(i)1つ以上の天然もしくは合成リポイドを含むリポイド成分、及び/もしくは(ii)アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、もしくはこれらのいずれの組み合わせを含む界面活性剤成分、及び/もしくは(iii)増粘成分、及び/もしくは(iv)顔料成分、またはそれらのいずれの組み合わせとを含む化粧用組成物であって、当該セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で化粧用組成物内に存在する、化粧用組成物に関する。
多くの化粧用組成物において、特に石鹸、ウォッシュローション、ピーリングまたはスクラブ製品、及びポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアクリレートなどの歯磨き粉原材料が、通常、角質除去、クレンジング、粘度調整、光学的外観の変更(例えば、白色クリーム状の光学効果)などの機能のために使用される。通常、これらの原材料は、マイクロプラスチックとも呼ばれる小さな粒子の形で存在する。
このようなマイクロプラスチックを含有する化粧用組成物には、2つの大きな欠点があるが、普通、再生不可能な資源に基づいており、特にピーリング、スクラブ、歯磨き粉、またはマスクなどの洗い流し化粧品に使用される場合、環境に有害である。環境に優しい代替品としては、シェルやカーネル、フルーツ、シード、ミネラルなどが知られている。
従来から、セロデキストリン(セロサッカリド)含有組成物が知られており、EP1930012は、食品及び内科の分野における生活習慣病の予防または改善のためのセロオリゴ糖含有組成物に関して開示している。
しかしながら、既知の代替物は、特に消費者の受け入れに関しては、あらゆる点で満足できるものではない。多くの化粧用組成物は、特に、リポイドなどの疎水性成分の含有量が高い場合、簡単かつ迅速に洗い流すことができない。したがって、そのような化粧用製剤の洗浄性を改善することが求められている。強力な界面活性剤を添加することで洗浄性を向上させることができるが、そのような強力な界面活性剤は、あらゆる油性物質、すなわち皮膚に有益でありかつ健康な皮膚には自然に存在するリポイドも溶解するため、皮膚に有害な影響を与える可能性がある。さらに、多くの化粧用組成物は、使用後に、皮膚の不快感を残す。例えば、スキンスクラブクリーム(ピーリング)は、機械的な角質除去、すなわち皮膚の最外面にある最古の死んだ皮膚細胞を摩擦によって除去するために使用される。これらの化粧用組成物のいくつかは、使用後に皮膚に不快感を残すので、消費者受容性が低い。
従来から知られている化粧用組成物に比べ、マイクロプラスチックの含有量が少なく、またはマイクロプラスチックをまったく含まず、消費者受容性が改善された、すなわち、迅速かつ容易な洗浄性及び皮膚への影響に関して改善された化粧用組成物が望まれている。
歯磨き粉は、一般に、ゲルまたはペーストベースに分散された研磨材を含む。研磨剤は汚れや歯垢を除去し、歯を磨く。一般の研磨剤には、リン酸カルシウム、アルミナ、炭酸カルシウム、及びシリカが含まれる。歯磨き粉は、歯垢や汚れを除去するのに十分なほど研磨性がなければないが、歯のエナメル質を損傷するほど研磨性であってはならない。歯磨き粉は、一般に不透明と透明の2種類に分類される。不透明な歯磨き粉は、普通、白いか、または色が付いている。このような歯磨き粉には、普通、カルシウムベースの研磨剤、特にチョークが含まれている。ゲル歯磨き粉には、普通、研磨シリカが含まれる。不透明相や透明相を有する多相歯磨き粉も知られている。特にチョークベースのタイプの歯磨き粉には、増粘シリカも含まれている。シリカは、粘度を高めることに役立つ。しかしながら、シリカベース増粘剤は、特に高レベルで、フレーバー伝達に悪影響を与える可能性がある。これにより、フォーミュレーターは、しばしば、適切な超過量のフレーバーを添加することを余儀なくされる。フレーバーは非常に高価であるため、フレーバーのわずかな減少でさえ経済的に有意であり得る。したがって、増粘シリカの量を減らすか、好ましくは増粘シリカを含まないことが望ましい。歯磨き粉は、普通、フレーバーの伝達のために使用されるいくつかのポリマーを含有する。そのようなポリマーの1つの欠点は、そのようなポリマーのアンバランス量により、ペーストの展延性が影響され得ることである。さらに、ペーストは、高温で約1カ月保管すると不安定になる。このようなポリマーのレベルを任意に低下させることは、フレーバーの伝達に悪影響を及ぼす可能性があるため、実行可能な解決策にはなり得ない。
最適化された光学的外観、研磨能力、展延性、保存安定性、及びフレーバー伝達性を有する歯磨き粉などの化粧用組成物が望まれている。
本発明の目的は、従来技術の化粧用組成物と比較して利点を有する化粧用組成物を提供するものである。化粧用組成物は、環境にやさしく、消費者受容性を改善しているべきである。
本発明の目的は、特許請求項の主題によって達成されている。
本発明は、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、セロヘプタオース、セロオクタオース、セロノナオース、セロデカオース、セロウンデカオース、セロドデカオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分と、
(i)1つ以上の天然もしくは合成リポイドを含むリポイド成分、及び/または
(ii)アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、もしくはそれらのいずれの組み合わせを含む界面活性剤成分、及び/または
(iii)増粘成分、及び/または
(iv)顔料成分と、を含む化粧用組成物に関する。
当該セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で前記化粧用組成物内に存在する。
本発明に係る化粧用組成物は、皮膚に局所塗布して洗浄した後に水で洗い流される、皮膚及び歯の洗浄組成物として有用である。さらに、本発明に係る化粧用組成物は、局所塗布後、皮膚に残るスキンケア組成物として有用であり、例えば、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、液体石鹸、シャワージェル、除毛用組成物、フェイスマスク、及び抗にきび組成物ならびに微粉化生分解性ポリマーから形成されるケラチン物質に好適な組成物及びボディローション及びクレームまたは粉末及び化粧品が挙げられる。本発明に係る組成物は、特に、皮膚(頭皮を含める)、爪及びケラチン繊維などのヒトのケラチン物質、及び/または粘膜への塗布を意図している。
驚くべきことに、セロデキストリン成分を含有する化粧用組成物を調製することができ、上記セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で化粧用組成物内に存在することが見出された。驚くべきことに、このような化粧用組成物は、特に非溶解形態で化粧用組成物内に存在するセロデキストリン成分が機械的な角質除去の際に研磨物質として作用するのに好適なサイズの粒子を形成する場合に、優れたスクラビング特性を有することが見出された。
また、驚くべきことに、本発明に係る化粧用組成物は、セロデキストリン成分を含まない同種の他の化粧用組成物と比較して、優れた消費者受容性を有することが見出された。また、驚くべきことに、本発明に係る化粧用組成物は、容易かつ迅速な洗浄性も提供することが見出された。また、驚くべきことに、本発明に係る化粧用組成物は、優れた美肌効果と肌触りを提供することが見出された
さらに、驚くべきことに、化粧用組成物中に非溶解形態で存在するセロデキストリン成分は、特にこのセロデキストリン成分が微細に分散した形態で存在する場合に、白色クリーム状の光学的外観を有する化粧用組成物が提供可能であることが見出された。セロデキストリンが生分解性を有していることから、本発明は、マイクロプラスチックの形態で環境に入るため環境に有害である合成ポリマーを避けることを可能にする。
発明の詳細な説明
本発明の第1の態様は、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分と、
(i)1つ以上の天然もしくは合成リポイドを含むリポイド成分、及び/または
(ii)アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、もしくはそれらのいずれの組み合わせを含む界面活性剤成分、
(iii)増粘成分、及び/または
(iv)顔料成分と、を含む化粧用組成物に関する。
当該セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で前記化粧用組成物内に存在する。
本発明に係る化粧用組成物は、(i)リポイド成分、及び/または(ii)界面活性剤成分、及び/または(iii)増粘成分、及び/または(iv)顔料成分を含む。化粧用組成物は、成分(i)、(ii)、(iii)、及び(iv)のうちの1つのみ、成分(i)、(ii)、(iii)、及び(iv)のうちの2 つ、成分(i)、(ii)、(iii)、及び(iv)のうちの3 つ、または成分(i)、(ii)、(iii)、及び(iv)の全てを含むとされている。好ましい組み合わせは、(i)+(ii)、(i)+(iii)、(i)+(iv)、(ii)+(iii)、(ii)+(iv)、(iii)+(iv)、(i)+(ii)+(iii)、(i)+(ii)+(iv)、(i)+(iii)+(iv)、(ii)+(iii)+(iv)、及び(i)+(ii)+(iii)+(iv)から選択される。
特に明記しない限り、全てのパーセンテージは、重量パーセントである。本明細書の目的上、特に明記しない限り、「主成分とする」とは、好ましくは少なくとも95重量%の含有量を指し、より好ましくは少なくとも98重量%、さらに好ましくは少なくとも99.0重量%である。特に明記しない限り、本明細書で言及されているEN ISO、DINまたはASTMなどの全ての基準は、2021年1月1日の有効バージョンで参照される。
本明細書の目的上、化粧用組成物は、人体の構造または機能に影響を与えることなく、クレンジング、美容、魅力向上、または外観の変容のために人体に塗布されることを意図した任意の組成物を包含する。
本発明に係る化粧用組成物は、様々な形態及び製品種類を含む。本発明に係る化粧用組成物は、溶液及び分散液を含み、一方、分散液は懸濁液または乳化物であってもよく、乳化物は、油中水型乳化物或いは水中油型乳化物及び粉末状形態であってもよい。本発明によると、いずれの組み合わせも考えられる。
本発明に係る化粧用組成物の非限定的な例としては、溶液(例えば、シャンプー、ボディウォッシュ、泡石鹸及び液体石鹸などのハンドクレンザー、マスカラ、アイライナー、コロン)、クリームまたは乳化物(例えば、ハンドモイスチャライザー、化粧品製品、ヘアコンディショナー、サンスクリーン)、ローション(例えば、フェイシャルモイスチャライザー、リーブインヘアコンディショナー、及び保湿クレンザー)、懸濁液(例えば、サンスクリーン、ハンドウォッシュ、及びシャンプー)、軟膏やペースト、パウダー(例えば、ベビーパウダー、アイパウダー、フットパウダー)、ゲル(ヘア製品、ボディウォッシュ、シェービング製品、歯磨き粉)、スティック、タブレット、ケーキ、カプセル(例えば、コンパクトパウダー、アイシャドウ、チークシャドウケーキ)、角質除去製品(例えば、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、フェイスピール、ハンドピール、フットピールなどのピーリング製品、手洗いペースト、歯磨き粉、除毛用組成物、フェイスマスク、または抗にきび組成物)が挙げられる。
本発明に係る化粧用組成物は、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、セロヘプタオース、セロオクタオース、セロノナオース、セロデカオース、セロウンデカオース、セロドデカオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分を含む。セロデキストリン(「セロサッカリド」と呼ばれることもある)は、当業者によく知られている。セロデキストリンは、含まれる結合されたグルコースモノマーの数を示す重合度(DP)によって分類され、各グルコースモノマーは、β-1,4グリコシド結合、セロビオース(DP=2)、セロトリオース(DP=3)、セロテトラオース(DP=4)、セロペンタオース(DP=5)、セロヘキサオース(DP=6)、セロヘプタオース(DP=7)、セロオクタオース(DP=8)、セロノナオース(DP=9)、セロデカオース(DP=10)、セロウンデカオース(DP=11)、セロドデカオース(DP=12)を介して結合される。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデキストリン成分の総含有量が、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも1.0重量%、好ましくは少なくとも5.0重量%、より好ましくは少なくとも10重量%、さらに好ましくは少なくとも15重量%、またさらに好ましくは少なくとも20重量%、よりさらに好ましくは少なくとも25重量%、なおさらに好ましくは少なくとも30重量%、最も好ましくは少なくとも35重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデキストリン成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、最大25重量%、または最大22.5重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロビオース(D=2)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロビオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロビオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロビオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロビオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロトリオース(DP=3)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロトリオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロトリオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロトリオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロトリオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロテトラオース(DP=4)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロテトラオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロテトラオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロテトラオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロテトラオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロペンタオース(DP=5)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロペンタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロペンタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロペンタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロペンタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロヘキサオース(DP=6)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘキサオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘキサオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘキサオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘキサオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロヘプタオース(DP=7)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘプタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘプタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘプタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロヘプタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロオクタオース(DP=8)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロオクタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロオクタオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロオクタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロオクタオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロノナオース(DP=9)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロノナオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロノナオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロノナオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロノナオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロデカオース(DP=10)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロウンデカオース(DP=11)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロウンデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロウンデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロウンデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロウンデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、セロデキストリン成分は、セロドデカオース(DP=12)を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロドデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロドデカオースの重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、または最大25重量%、または最大22.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロドデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、セロドデカオースの重量含有量は、セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、主成分としてセロトリオースも、セロテトラオースも、セロペンタオースも、セロヘキサオースも、セロヘプタオースも、セロオクタオースも、セロノナオースも、セロデカオースも、セロウンデカオースも、セロドデカオースも含まない。
本発明に係る化粧用組成物中に存在するセロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で存在する。
液体組成物中の未溶解成分を決定するための適切な方法は、当業者によく知られている。例えば、本発明に係る化粧用組成物中のセロデキストリン成分の未溶解部分が存在することは、肉眼を通して、またはネフェロメーター、分光光度計もしくは近赤外(NIR)分光計、例えばハミルトン社製のDencytee(登録商標)センサー(例えば、長さ120mmのDencytee(登録商標)Unit DN12-120)を用いた濁度測定または吸光度ベースの光学濃度測定手段によって検出され得る。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、非溶解形態で存在するセロデキストリン成分の一部は、化粧用組成物に含まれるセロデキストリン成分の全量に対して、それぞれ少なくとも5.0重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%、または少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、溶解形態で存在するセロデキストリン成分の一部は、化粧用組成物に含まれるセロデキストリン成分の全量に対して、それぞれ少なくとも5.0重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%、または少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
非溶解形態で存在するセロデキストリン成分の量を定量する方法も当業者に知られており、例えば、屈折率検出器と結合された高圧液体クロマトグラフィー(HPLC-RID)、ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)または定量的プロトン(H)核磁気共鳴分光法が挙げられる。
好ましくは、化粧用組成物は、複数の固体粒子を含み、複数の固体粒子の少なくとも一部は、セロデキストリン成分の少なくとも一部を含む(以下では、当該の固体粒子の少なくとも一部を「セロデキストリン含有粒子」ともいう)。
好ましくは、セロデキストリン成分の少なくとも一部を含む固体粒子(すなわち、セロデキストリン含有粒子)は、本質的にセロデキストリン成分からなる。
好ましくは、複数の固体粒子の実質的に全ての粒子がセロデキストリン成分の少なくとも一部を含み、すなわち本発明に係る化粧用組成物に含まれる全ての粒子がセロデキストリン含有粒子であることが好ましい。
好ましくは、化粧用組成物に含まれるセロデキストリン成分の実質的な総含有量は、複数の固体粒子中(すなわち、セロデキストリン含有粒子中)に含まれる。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、少なくとも0.001μm、または少なくとも0.005μm、または少なくとも0.01μm、または少なくとも0.05μm、または少なくとも0.1μm、または少なくとも0.5μm、または少なくとも1.0μm、または少なくとも5.0μm、または少なくとも10μm、または少なくとも50μm、または少なくとも100μmの、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、最大100μm、または最大50μm、または最大10μm、または最大5.0μm、または最大1.0μm、または最大0.5μm、または最大0.1μm、または最大0.05μm、または最大0.01μm、または最大0.005μm、または最大0.001μmの、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、上記の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、
0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD10(v)値、及び/または
0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD50(v)値、及び/または
0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD90(v)値を有する。
このとき、これらの値は、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定される。
好ましくは、複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、粒度分布の一定のスパンを示し、上記スパンは、典型的には、(スパン)=(D90-D10)/D50として定義される。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、少なくとも0.5、または少なくとも1.0、または少なくとも1.5、または少なくとも2.0、または少なくとも2.5、または少なくとも3.0、または少なくとも3.5、または少なくとも4.0、または少なくとも4.5、または少なくとも5.0、または少なくとも5.5、または少なくとも6.0、または少なくとも6.5、または少なくとも7.0、または少なくとも7.5、または少なくとも8.0、または少なくとも8.5、または少なくとも9.0、または少なくとも9.5、または少なくとも10の、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるスパンを示す。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、最大10、または最大9.5、または最大9.0、または最大8.5、または最大8.0、または最大7.5、または最大7.0、または最大6.5、または最大6.0、または最大5.5、または最大5.0、または最大4.5、または最大4.0、または最大3.5、または最大3.0、または最大2.5、または最大2.0、または最大1.5、または最大1.0の、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるスパンを示す。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、0.1μm~2500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、0.1μm~2500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、1000μm~2000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、1000μm~2000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、500μm~1000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、500μm~1000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、200μm~500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、200μm~500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、75μm~200μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、75μm~200μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、(i)0.1μm~4.0μm、または(ii)0.2μm~2.0μm、または(iii)0.3μm~1.0μm、または(iv)0.3μm~0.8μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の複数の固体粒子のうちの粒子、すなわち、セロデキストリン含有粒子は、(i)0.1μm~4.0μm、または(ii)0.2μm~2.0μm、または(iii)0.3μm~1.0μm、または(iv)0.3μm~0.8μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する。
また、本発明に係る化粧用組成物は、好ましくは、1つ以上の天然または合成リポイドを含むリポイド成分を含む。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、リポイド成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、リポイド成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大95重量%、または最大90重量%、または最大85重量%、または最大80重量%、または最大75重量%、または最大70重量%である。
好ましくは、リポイド成分は、天然リポイドを含むかまたは主成分とする。天然リポイドは、植物由来または動物由来の脂質から選択することができる。
好ましい植物由来の天然リポイドは、アマランス油、アプリコット核油、アルガン油、アボカド油、アサイー油、ババス油、バオバブ油、ヤマモモワックス、ブラッククミン油、ブラックカラント種子油、ルリジサ種子油、ブラジルナッツ油、ブロッコリー種子油、カカオバター、カレンデュラ油、カメリナ油、ツバキ種子油、ニンジン種子油、ヒマシ油、シダーウッド種子油、カモミール油、チア油、ココナット油、コーン油、綿実油、クプアスバター、クランベリー種子油、ユーカリ油、月見草油、乳香油、ゼラニウム油、ブドウ種子油、落花生油、ヘーゼルナッツ油、麻油、イリッペ脂、モクロウ、ジャスミン油、ホホバ油、コクム脂、ククイナッツ油、ローレル油、ラベンダー油、レモングラス油、アマニ油、マカデミアナッツ油、マンゴーバター、マンケッティ油、マルラ油、メドウフォーム種子油、ミルクバター、ミルクシスル油、モリンガ油、マスタードシード油、オリーブ油、オーラス油、パーム油、パーム核油、パパイヤ種子油、パッションフルーツ種子油、ピーチ核油、ピーナツ油、ピーカンナッツ油、ペパーミント油、エゴマ油、ピスタチオナッツ油、プラム核油、ザクロ油、ケシ実油、カボチャ種子油、菜種油、ラズベリー種子油、米ぬか油、ローズオイル、ローズヒップ油、ローズマリー油、サシャインチ油、サフラワー油、シーバックソーンパルプ油、ゴマ油、シアバター、大豆油、セントジョンズワート油、ヒマワリ種子油、スクワラン油、スイートアーモンド油、トール油、タマヌ油、ティーツリー油、タイガーナッツ油、タイム油、キリ油、クルミ油、小麦胚芽油、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される。天然由来の炭化水素油は、例えばスクアレン及びスクワランなどのテルペン炭化水素である。
好ましい動物由来の天然リポイドは、魚油、クジラ油、魚肝油、アザラシ油からなる群より選択される。
好ましくは、リポイド成分は、合成リポイドを含むかまたは主成分とする。合成リポイドの例としては、以下ものに限定されないが、
(i)白色鉱油、パラフィン油、ワセリン油、ワセリンなどの鉱油、イソパラフィン(例えば、イソドデカン、イソヘキサデカン、ポリデセン水素化物)及びシクロパラフィンを含む流動パラフィン及びその誘導体を含む燃料ベースの合成油、
(ii)パラフィンなどの燃料ベースの合成脂肪、
(iii)合成シリコーン油、例えば、アルキル基、アルコキシル基、またはフェニル基、ジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、シリコーン-グリコール共重合体などを含むポリシロキサン及びそれらの誘導体など(シリコーン油の例としては、ポリジメチルシロキサン(ジメチコン)、アモジメチコン、シクロペンタシロキサン及びシクロヘキサシロキサンなどのシクロメチコン、アミノビスプロピルジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ヒドロキシステアリン酸アモジメチコン、ベヘノキシジメチコン、C30-45アルキルジメチコン、C24-28アルキルジメチコン、C30-45アルキルメチコン、セテアリルメチコン、セチルジメチコン、ジメトキシシリルエチレンジアミノプロピルジメチコン、ヘキシルメチコン、ヒドロキシプロピルジメチコン、ステアラミドプロピルジメチコン、ステアロキシジメチコン、ステアリルメチコン、ステアリルジメチコン、及びビニルジメチコンが挙げられる)、
(iv)合成シリコーン脂肪、
(v)生化学的に合成された油、または
(vi)生化学的に合成された脂肪が挙げられる。
好ましくは、リポイド成分は、上記の天然及び/または合成リポイドの少なくとも2つ、または少なくとも3つ、または少なくとも4つ、または少なくとも5つ、または少なくとも6つの組み合わせを含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物は、ワックスを含有してもよい。適切なワックスは、典型的に化粧用組成物に使用されるワックスであり、天然及び/または合成由来のものであってもよい。天然ワックスとしは、例えば、ミツロウまたはセラアルバ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、モクロウ、ライスワックス、ホホバ油またはヒマワリもしくはココナット油などの硬化油から由来のワックス、パルミチン酸セチル、ステアリン酸セチル、パルミチン酸トリグリセリド、及びステアリン酸トリグリセリドなどの長鎖飽和脂肪酸と長鎖モノアルコールまたはそれらのグリセリドとのエステルが挙げられる。鉱物ワックスまたは合成ワックスとしては、例えば、亜炭ワックス、微晶質ワックス、パラフィン、オゾケライト、セレシン、合成蜜蝋、ラノリン、及びそれらとポリエチレングリコール、ポリエチレンワックス、融点が25℃を超える脂肪酸エステル、セチルエステル、ポリアミドとのエステルが挙げられる。また、シリコーンワックスを用いても良い。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、本質的に水を含まない。
他の好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、さらに水を含む。
含水量を決定するための適切な方法は、例えば、当業者に知られているカールフィッシャー滴定法である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、含水量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、含水量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大85重量%、または最大80重量%、または最大75重量%、または最大70重量%、または最大65重量%、または最大60重量%、または最大55重量%、または最大50重量%、または最大45重量%、または最大40重量%、または最大35重量%、または最大30重量%、または最大25重量%、または最大20重量%、または最大15重量%、または最大10重量%、または最大5.0重量%、または最大1.0重量%、または最大0.5重量%である。
本発明に係る化粧用組成物は、分散液、乳化物、懸濁液、またはこれらの任意の混合物であり得る。
IUPACによると、本明細書の目的上、「分散液」または「コロイド分散液」という用語は、任意の性質のコロイドサイズの粒子(例えば、固体、液体、または気体)が異なる組成(または状態)の連続相に分散している構造として定義される(https://doi.org/10.1351/goldbook.C01174)。
IUPACによると、本明細書の目的上、「乳化物」という用語は、液体の液滴及び/または 液晶が液体中に分散する流体コロイド構造として定義される。乳化物は、連続相が水溶液である場合、記号O/Wで示し、連続相が有機液体(「油」)である場合、記号W/Oで示す(https://doi.org/10.1351/goldbook.E02065)。
IUPACによると、本明細書の目的上、「懸濁液」という用語は、固体粒子が分散している液体で定義される(https://doi.org/10.1351/goldbook.S06198)。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、油中水型乳化物である。
他の好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、水中油型乳化物である。
本発明に係る化粧用組成物は、好ましくは、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、またはそれらのいずれの組み合わせを含む界面活性剤成分を含む。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、界面活性剤成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.1重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも6.0重量%、または少なくとも8.0重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%、または少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、界面活性剤成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大1.0重量%、または最大2.0重量%、最大4.0重量%、または最大6.0重量%、または最大8.0重量%、または最大10重量%、または最大15重量%、または最大20重量%、または最大25重量%、または最大30重量%、または最大35重量%、または最大40重量%、または最大45重量%、または最大50重量%、または最大55重量%、または最大60重量%、または最大65重量%、または最大70重量%、または最大75重量%、または最大80重量%、または最大85重量%、または最大90重量%、または最大95重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、界面活性剤成分は、
好ましくは、ラウレス硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、スルホコハク酸塩(例えば、スルホコハク酸ジオクチル、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、PEG-5スルホコハク酸ラウリルクエン酸二ナトリウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、リシノールアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム)、アシルメチルタウリン(例えば、N-メチルラウロイルタウリンナトリウム)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸塩)、アシルサルコシン酸塩(例えば、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、脂肪族グリセロールエーテルスルホン酸塩(例えば、(3-ラウリルオキシ)-2-ヒドロキシプロパンスルホン酸ナトリウム)、アシルイセチオン酸塩(例えば、ラウリルイセチオン酸ナトリウム)、硫酸モノグリセリド(例えば、(3-ラウロイルオキシ)-2-ヒドロキシプロピル硫酸ナトリウム)、プロピルペプチド縮合物から選択されるアニオン性界面活性剤、
好ましくは、塩化ステアラルコニウム(塩化ベンジルジメチルオクタデシルアンモニウム)、塩化ジセチルジモニウム、塩化ドコシルトリメチルアンモニウムから選択されるカチオン性界面活性剤、
好ましくは、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム、ココアンホプロピオン酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン(例えば、ラウラミドプロピルベタイン)、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウムから選択される両性界面活性剤、
好ましくは、ラウラミド、ラウラミドジエタノールアミン、ラウラミドオキシド、ステアラミンオキシド、ポロクサマー(例えば、ポロクサマー101、ポロクサマー124)、PEG-7グリセリルココエート、グリセリルラウレート、コカミドジエタノールアミン、コカミドモノエタノールアミンから選択される非イオン性界面活性剤、
好ましくは、(i)ラムノリピド、マンノシルエリスリトールリピド、ソホロリピド、セロビオスリピドなどのような糖脂質(炭水化物脂質)、(ii)リン脂質、(iii)ポリオール脂質、(iv)リポタンパク質、(v)リポペプチド、(vi)オルニチン脂質、(vii)中性脂質、(viii)アミノ酸脂質、(ix)エキソ脂質、(x)リポサン、(xi)シデロ脂質、(xii)タンパク質ポリアミンジグリコシルジグリセリド、(xiii)フィムブリア類から選択される生物界面活性剤、
及びそれらの組み合わせからなる群より選択される界面活性剤を含むかまたは主成分とする。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、さらに抗酸化剤を含む。
好ましくは、抗酸化剤は、トコフェロール類から選択される。本発明に係る化粧用組成物に用いることができる他の抗酸化剤としては、これらに限定するものではないが、クエン酸、没食子酸、没食子酸のエステル、ノルジヒドログアイアレチン酸、チオクト酸(リポ酸)、ジヒドロリポ酸、グリコール酸、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ビタミン(例えば、トコフェロール、レチノール、β-カロチン、アスコルビン酸)、ビタミン誘導体(例えば、酢酸レチニル、パルミチン酸レチニル、パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、酢酸トコホリル)、フラボノイド類、ポリフェノール化合物などが挙げられる。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、酸、芳香剤、精油、染料、顔料(例えば、顔料成分)、溶剤、充填剤、増粘剤(例えば、増粘成分)、金属イオン封鎖剤、キレート剤、紫外線吸収剤、防腐剤、乳化剤、皮膚軟化剤、及び保湿剤からなる群より選択される互いに独立した1つ以上の添加剤をさらに含む。
好ましい実施形態において、増粘剤は、
(i)好ましくは、アルギン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、セルロースガム、グアーガム、キサンタンガム、カラヤガム、ゼラチン、トラガントガム、キトサン、アカシアガム、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択される天然もしくは合成ガム、
(ii)好ましくは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択されるセルロースエーテル、
(iii)カルボマー(例えば、ポリアクリル酸架橋共重合体または単独重合体、及びポリアルケニルポリエーテルで架橋されたアクリル酸の共重合体)、
(iv)好ましくは、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドンから選択されるアクリルアミドポリマー、アクリル酸ポリマー、もしくはビニルポリマー、
(v)ポリアミンもしくはポリ四級化合物、
(vi)エチレンオキシドポリマー、
またはそれらのいずれの混合物を含むか、または主成分とする。
本発明に係る化粧用組成物の特に好ましい実施形態において、
複数の固体粒子、すなわち、好ましくは本質的にセロデキストリン成分、より好ましくはセロビオースからなるセロデキストリン含有粒子のうちの少なくとも50重量%、好ましくは全ての粒子は、好ましくは0.1μm~4.0μm、または0.2μm~2.0μm、または0.3μm~1.0μm、または0.3μm~0.8μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、かつ/或いは
界面活性剤成分の重量含有量が、化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも5.0重量%、好ましくは少なくとも10重量%であり、かつ/或いは
化粧用組成物は、さらに水を含み、含水量は、化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも80重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の特に好ましい実施形態において、
セロデキストリン成分は、セロビオースを含むか、または主成分とし、かつ/或いは
化粧用組成物は、非溶解形態のセロデキストリン成分を含むか、または主成分とする固体粒子を含み、かつ/或いは
上記粒子は、最大100μm、または最大50μm、または最大10μm、または最大5.0μm、または最大1.0μm、または最大0.5μm、または最大0.1μm、または最大0.05μm、または最大0.01μm、または最大0.005μm、または最大0.001μmの、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、かつ/或いは
界面活性剤成分の重量含有量が、化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1.0重量%、より好ましくは少なくとも5.0重量%、さらに好ましくは少なくとも10重量%であり、かつ/或いは
化粧用組成物は、さらに水を含み、含水量は、化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも40重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらに好ましくは少なくとも80重量%であり、かつ/或いは
化粧用組成物は、液体石鹸、泡石鹸、シャワージェル、及びヘアシャンプーから選択される。
本明細書の目的上、不透明とは、透明または半透明ではないことを意味する。
本発明に係る化粧用組成物の特に好ましい実施形態において、
複数の固体粒子、すなわち、好ましくは本質的にセロデキストリン成分、より好ましくはセロビオースからなるセロデキストリン含有粒子のうちの少なくとも50重量%、好ましくは全ての粒子は、好ましくは1000μm~2000μm、または500μm~1000μm、または200μm~500μm、または75μm~200μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、かつ/或いは
リポイド成分の重量含有量は少なくとも50重量%、好ましくは60重量%であり、かつ/或いは
セロデキストリン成分の総含有量は少なくとも20重量%であり、かつ/或いは
非溶解形態で存在するセロデキストリン成分の一部が、化粧用組成物に含まれるセロデキストリン成分の全量に対して、少なくとも95重量%に相当し、かつ/或いは
化粧用組成物は、本質的に水を含まない。
本発明に係る化粧用組成物の特に好ましい実施形態において、
セロデキストリン成分は、セロビオースを含むか、または主成分とし、かつ/或いは
化粧用組成物は、非溶解形態のセロデキストリン成分を含むか、または主成分とする固体粒子を含み、かつ/或いは
上記粒子は、少なくとも0.001μm、または少なくとも0.005μm、または少なくとも0.01μm、または少なくとも0.05μm、または少なくとも0.1μm、または少なくとも0.5μm、または少なくとも1.0μm、または少なくとも5.0μm、または少なくとも10μm、または少なくとも50μm、または少なくとも100μmの、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、かつ/或いは
リポイド成分の重量含有量が、化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1.0重量%、より好ましくは少なくとも5.0重量%、さらに好ましくは少なくとも10重量%、さらに好ましくは少なくとも20重量%、さらに好ましくは少なくとも30重量%、最も好ましくは少なくとも40重量%、特には少なくとも50重量%であり、かつ/或いは
化粧用組成物が、本質的に水を含まないか、または、含水量が、化粧用組成物の全重量に対して、最大20重量%、好ましくは最大15重量%、より好ましくは最大10重量%、さらに好ましくは最大5.0重量%であり、かつ/或いは
化粧用組成物が、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、液体石鹸、シャワージェル、除毛用組成物、フェイスマスク、及び抗にきび組成物からなる群より選択される。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、少なくとも25%、または少なくとも30%、または少なくとも35%、または少なくとも40%、または少なくとも45%、または少なくとも50%、または少なくとも55%、または少なくとも60%、または少なくとも65%、または少なくとも70%、または少なくとも75%、または少なくとも80%、または少なくとも85%、または少なくとも90%、または少なくとも95%、または少なくとも100%の、比色計測定によって決定される不透明度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、最大95%、または最大90%、または最大85%、または最大80%、または最大75%、または最大70%、または最大65%、または最大60%、または最大55%、または最大50%、または最大45%、または最大40%、または最大35%、または最大30%、または最大25%の、比色計測定によって決定される不透明度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、少なくとも5NTU、または少なくとも10NTU、または少なくとも20NTU、または少なくとも40NTU、または少なくとも60NTU、または少なくとも80NTU、または少なくとも100NTU、または少なくとも200NTU、または少なくとも400NTU、または少なくとも600NTU、または少なくとも800NTU、または少なくとも1000NTUの、比濁分析によって決定される濁度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、最大900NTU、または最大800NTU、または最大600NTU、または最大400NTU、または最大200NTU、または最大100NTU、または最大80NTU、または最大60NTU、または最大40NTU、または最大20NTU、または最大10NTUの、比濁分析によって決定される濁度を有する。
好ましくは、非溶解形態で化粧用組成物内に存在するセロデキストリン成分は、本発明に係る化粧用組成物の混濁を引き起こす。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、0~10スケール、少なくとも1スケール、または少なくとも2スケール、または少なくとも3スケール、または少なくとも4スケール、または少なくとも5スケール、または少なくとも6スケール、または少なくとも7スケール、または少なくとも8スケール、または少なくとも9スケールの、ISO13299に従う官能試験で決定される真珠光沢の強度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、0~10スケール、最大9スケール、または最大8スケール、または最大7スケール、または最大6スケール、または最大5スケール、または最大4スケール、または最大3スケール、または最大2スケール、または最大1スケールの、ISO13299に従う官能試験で決定される真珠光沢の強度を有する。
好ましくは、非溶解形態で化粧用組成物内に存在するセロデキストリン成分は、本発明に係る化粧用組成物の真珠光沢を引き起こす。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、少なくとも10mPa・s、または少なくとも20mPa・s、または少なくとも40mPa・s、または少なくとも80mPa・s、または少なくとも100mPa・s、または少なくとも200mPa・s、または少なくとも400mPa・s、または少なくとも600mPa・s、または少なくとも800mPa・s、または少なくとも1000mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、最大1000mPa・s、または最大800mPa・s、または最大600mPa・s、または最大400mPa・s、または最大200mPa・s、または最大100mPa・s、または最大80mPa・s、または最大40mPa・s、または最大20mPa・s、または少なくとも10mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、少なくとも2000mPa・s、または少なくとも4000mPa・s、または少なくとも6000mPa・s、または少なくとも8000mPa・s、または少なくとも10000mPa・s、または少なくとも11000mPa・s、または少なくとも12000mPa・s、または少なくとも13000mPa・s、または少なくとも14000mPa・s、または少なくとも15000mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、最大100000000mPa・s、または最大10000000mPa・s、または最大5000000mPa・s、または最大1000000mPa・s、または最大500000mPa・s、または最大250000mPa・s、または最大100000mPa・s、または最大50000mPa・s、または最大25000mPa・s、または最大15000mPa・s、または最大14000mPa・s、または最大13000mPa・s、または最大12000 mPa・s、または最大11000mPa・sであり、または最大10000 mPa・s、または最大8000mPa・s、または最大4000mPa・s、または最大2000mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、増粘成分を含む。増粘成分は、一般に、化粧用組成物の粘度を制御または改質するために使用される。この実施形態は、本発明に係る化粧用組成物が例えば歯磨き粉である場合に特に関連している。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、増粘成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.025重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.075重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.25重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも0.75重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも1.25重量%、または少なくとも1.5重量%、または少なくとも1.75重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも2.25重量%、または少なくとも2.5重量%、または少なくとも2.75重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも3.25重量%、または少なくとも3.5重量%、または少なくとも3.75重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも4.25重量%、または少なくとも4.5重量%、または少なくとも4.75重量%、または少なくとも5.0重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、増粘成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大2.5重量%、または最大3.0重量%、または最大3.5重量%、または最大4.0重量%、または最大4.5重量%、または最大5.0重量%、または最大6.5重量%、または最大7.0重量%、または最大7.5重量%、または最大8.0重量%、または最大9.0重量%、または最大10重量%、または最大12.5重量%、または最大15重量%、または最大17.5重量%、または最大20重量%、または最大22.5重量%、または最大25重量%である。
好ましくは、増粘成分は、
(i)好ましくは、アルギン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、セルロースガム、グアーガム、キサンタンガム、カラヤガム、ゼラチン、トラガントガム、キトサン、アカシアガム、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択される天然または合成ガム、
(ii)好ましくは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択されるセルロースエーテル、
(iii)カルボマー(例えば、ポリアクリル酸架橋共重合体または単独重合体、及びポリアルケニルポリエーテルで架橋されたアクリル酸の共重合体)、
(iv)好ましくは、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドンから選択されるアクリルアミドポリマー、アクリル酸ポリマー、またはビニルポリマー、
(v)ポリアミンまたはポリ四級化合物、
(vi)エチレンオキシドポリマー、
ならびにそれらのいずれの混合物を含むか、または主成分とする。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、顔料成分を含む。顔料成分は、一般に、化粧用組成物に、例えば化粧品に色調の変化を与えるために使用される。この実施形態は、本発明に係る化粧用組成物が化粧品、特にルースパウダーやコンパクトパウダー、フェイスパウダー、ファンデーション、チーク、アイシャドウから選択される粉末状の化粧品である場合に特に関連している。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、顔料成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.025重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.075重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.25重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも0.75重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも1.25重量%、または少なくとも1.5重量%、または少なくとも1.75重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも2.25重量%、または少なくとも2.5重量%、または少なくとも2.75重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも3.25重量%、または少なくとも3.5重量%、または少なくとも3.75重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも4.25重量%、または少なくとも4.5重量%、または少なくとも4.75重量%、または少なくとも5.0重量%である。
本発明に係る化粧用組成物の好ましい実施形態において、顔料成分の重量含有量は、化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大2.5重量%、または最大3.0重量%、または最大3.5重量%、または最大4.0重量%、または最大4.5重量%、または最大5.0重量%、または最大6.5重量%、または最大7.0重量%、または最大7.5重量%、または最大8.0重量%、または最大9.0重量%、または最大10重量%、または最大12.5重量%、または最大15重量%、または最大17.5重量%、または最大20重量%、または最大22.5重量%、または最大25重量%である。
好ましくは、顔料成分は、有機顔料、鉱物顔料、真珠層顔料、またはそれらのいずれの組み合わせを含むか、または主成分とする。
好ましい有機顔料は、基材、例えば水酸化アルミニウムまたは水酸化カルシウム上に沈殿して不溶性塩を形成する。
好ましい実施例または鉱物顔料としては、これらに限定されないが、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化クロム、及び酸化鉄(例えば、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄)が挙げられる。
好ましい真珠層顔料の例としては、これらに限定するものではないが、グアニン(2-アミノ-6-ヒドロキシプリン)、オキシ塩化ビスマス、二酸化チタン/マイカまたはいくつかの異なる層(シリカ、酸化鉄、二酸化チタンなど)によって被覆されるマイカが挙げられる。
本発明に係る化粧用組成物に含有され得るさらなる粉末成分としては、これらに限定するものではないが、タルク、ガム、チョーク、フラーズアース、セリサイト、白雲母、金雲母、合成雲母、レピドライト、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、ケイ酸アルミニウム、アルキル及び/またはトリアルキルアリールアンモニウムスメクタイト、化学修飾ケイ酸アルミニウムマグネシウム、有機修飾モンモリロナイト粘土、水和ケイ酸アルミニウム、ヒュームドアルミニウムデンプン、オクテニルコハク酸塩、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、金属タングステン酸塩、マグネシウム、シリカアルミナ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼成石膏)、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ハイドロキシアパタイト、セラミック粉末、コロイダルシリコーン二酸化塩、及び窒化ホウ素などの無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、シクロデキストリン、メチルポリメタクリレート粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ(四フッ化エチレン)粉末、及びカルボキシビニルポリマーなどの有機粉末、ヒドロキシエチルセルロース、及びカルボキシメチルセルロースナトリウムなどのセルロース粉末、エチレングリコールモノステアレートが挙げられる。
本発明に係る化粧用組成物は、異なる製品タイプの形態で入手可能であり得る。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、皮膚または歯への局所塗布及び洗浄後に水で洗い流される、皮膚または歯の洗浄組成物である。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、液体石鹸、シャワージェル、除毛用組成物、フェイスマスク、及び抗にきび組成物からなる群より選択される。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、局所塗布後に皮膚上に残るスキンケア組成物である。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、ハンドケア組成物、ボディケア組成物、インティメートケア組成物、フットケア組成物、サンスクリーン組成物、ネイルケア組成物、化粧品、及び防虫剤から選択される。
本発明の別の態様は、皮膚に局所塗布して洗浄した後に水で洗い流される皮膚洗浄用組成物としての本発明に係る化粧用組成物の使用に関する。
好ましくは、皮膚洗浄用組成物は、液体石鹸、泡石鹸、シャワージェル、及びヘアシャンプーから選択される。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、リップピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、歯磨き粉、除毛用組成物、フェイスマスク、または抗にきび組成物並びにローション、粉末もしくは化粧品として使用される。
本発明に係る化粧用組成物は、従来使用されている好適な容器、例えばボトル、箱、パッケージ、ディスペンサーなどで提供されてもよい。容器は、化粧用組成物を所定量で分配することができる。特定の態様において、化粧用組成物は、スプレー、小滴、または液体で分配される。
本発明の別の態様は、局所塗布後に皮膚上に残るスキンケア組成物としての本発明に係る化粧用組成物の使用に関する。
好ましい実施形態において、本発明に係る化粧用組成物は、ハンドケア組成物、ボディケア組成物、インティメートケア組成物、フットケア組成物、歯磨き粉、サンスクリーン組成物、ネイルケア組成物、化粧品、または防虫剤として使用される。
以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、その範囲を制限すると解釈されるべきではない。
ボディピーリングオイルゲルスクラブ及びリップスクラブ(実施例1及び実施例2)
一般的な調製手順:実施例1及び実施例2で例示した全ての化粧用組成物は、異なる成分を有する3相(A、B、及びC)から調製されている。相Aの成分を順次混合し、透明な溶液が得られるまで連続攪拌しながら80℃の温度に加熱した。続いて、濁った(濁る)溶液が得られるまで、上記の溶液を連続的に攪拌しながら冷却した。相Bを添加し、ホモジナイザーを用いて2分間均質化した。最後に、相Cを添加し、成分を完全に混合してそのまま静置した。全てのパーセンテージは、相A+相B+相Cの成分の総含有量である。
実施例1:
7つの比較ボディピーリングオイルジェルスクラブ(C1~C7)及び本発明の1つのボディピーリングオイルジェルスクラブ(I1)を、以下の成分から調製した:
Figure 2023525293000001
実施例2:
7つの比較リップスクラブ(C8~C14)及び本発明の1つのリップスクラブ(I2)を以下の成分で調製した:
Figure 2023525293000002
化粧用組成物を、12人のパネラー(ボランティア)とのパネルテストで試験及び評価した。2種の異なる無水性化粧用組成物(実施例1のボディピーリングオイルゲルスクラブ及び実施例2のリップスクラブ)を、ヒト皮膚に官能試験する際にセロビオース粉末の研磨作用及び塗布性能に対して試験した。評価はアンケートによって行われた。
試験基準は、アナリストによって設定され、これを次に示す:
(A)水で洗い流すとき:塗布後、製品を完全に洗い流すのはどれほど簡単で速いですか?
(B)洗い流して軽く乾燥した後:皮膚及び皮膚触りに影響を与える点でどの製品が好ましいですか?
試験の結果は、次の表にまとめる。
Figure 2023525293000003
Figure 2023525293000004
上記表の結果が示すように、ボランティアの大多数は、皮膚への影響に関して自分の好きな製品を尋ねられたとき、セロビオースを含む剥離製品に対して明確な好みを持っていた。ボディピーリングオイルジェルスクラブ製品の場合、本発明の製剤(I1対C1~C7)の7つのケースのうちの4つ(57%)が好まれた。リップスクラブ製品の場合、本発明の製剤(I2対C8~C14)の7つのケースのうちの5つ(71%)が好まれた。
天然PEビーズ(C1/C8)、シェル及びカーネル(C2/C9)、フルーツ(C3/C10)、ハーブ及びスパイス(C5/C12)から構成される4つの比較スクラブを、皮膚上で塗布マッサージする際に、それぞれ2つの本発明のスクラブI1及びI2と比較した。これらの結果は、次の表にまとめる(同様であるということは、より良いという意味ではない)。
Figure 2023525293000005
上記のパネル試験の結果により、本発明に係る化粧用組成物が、従来から知られている化粧用組成物よりも利点があることが示された。
セロビオース粉末は、簡単かつ迅速に洗い流され、ボランティアの反応に基づくと、市場で入手可能な他のスクラビング剤と比較して、使用後に良好な皮膚感触を残す。
カーネルまたはミネラルなどの他のスクラブと比較して、セロビオースを含む製品の透明で白いかつ明るい色は、マーケティング上の利点があると考えられる。
液体手洗い石鹸(実施例3及び実施例4)
一般的な調製手順:例示した全ての液体手洗い石鹸組成物は、明確な外観を有する3種の異なる液体手洗い石鹸A、B、及びCから調製した。参考のために、白色クリーム状の外観を有する液体手洗い石鹸Dを使用した。液体手洗い石鹸タイプA~Dは市販品であり、例えば、タイプAは、Palmolive(登録商標)「Aquarium」、タイプBは、Frosch(登録商標)「Sensitiv Seife」、タイプCは、Balea(登録商標)「Milde Seife Pflege&Hygiene」、タイプDは、Sagrotan(登録商標)「Sanft zur Haut Stark gegen Bakterien」として入手可能である。
Figure 2023525293000006
実施例3:
それぞれ20gの液体手洗い石鹸A、B、及びCに、2gのセロビオースを添加した。続いて、磁気撹拌器を用いて混合物を室温で2.5時間撹拌した。白色クリーム状の外観を有する液体手洗い石鹸の参考例として、液体手洗い石鹸Dを使用した。図1は、2.0gのセロビオースと混合された液体手洗い石鹸A、B、及びCが、参考例の液体手洗い石鹸Dよりも明るく均一に見える白色クリーム状の外観を有することを示している。
実施例4:
一般的な調製手順:総10個の試料として、5個の試料は、市販液体手洗い石鹸Aを用意し、5個の試料は、市販液体手洗い石鹸Bを用意した。したがって、それぞれの液体手洗い石鹸A及びBを用いた一連の試験のそれぞれに対して、20gの液体手洗い石鹸の5倍の量を、スクリューキャップを備えたプラスチックビーカーに充填した。続いて、別の量のセロビオース(1g、1.5g、2.0g、2.5g、及び3.0g)をそれぞれに加え、ビーカーを密閉し、磁気撹拌器を用いて混合物を室温で2.5時間撹拌した。その後、全ての試料を室温で1日~3日間密閉したビーカーに保管した。さらに、それぞれ1日後及び3日後に、各混合物から1mLの試料を採取し、遠心管に移し、14.000×gで30分間遠心分離した。
Figure 2023525293000007
図2及び図3は、攪拌2.5時間後(図2)及び3日後(図3)の試料A1~A5の写真を示す。
図4及び図5は、攪拌2.5時間後(図4)及び3日後(図5)の試料B1~B5の写真を示す。
図6は、試料A1~A5及び基準液体手洗い石鹸Dを遠心分離した写真を示す。
図7は、試料B1~B5及び基準液体手洗い石鹸Dを遠心分離した写真を示す。
上記の実施例3及び実施例4の結果によって、本発明に係る化粧用組成物は、例えば、セロビオースを用いた液体手洗い石鹸が従来から知られている同等の液体手洗い石鹸よりも明るく、より均質に見える白色クリーム状の外観を有するなど従来から知られている化粧用組成物よりも利点があることが示された。
本特許出願に関するプロジェクトは、欧州委員会間で締結する協定書第761030号に基づき、欧州連合のHorizon2020研究及びイノベーションプログラムから資金提供を受けている。
図1は、2.0gのセロビオースと混合された液体手洗い石鹸A、B、及びCが、参考例の液体手洗い石鹸Dよりも明るく均一に見える白色クリーム状の外観を有することを示している。 攪拌2.5時間後の試料A1~A5の写真を示す。 攪拌3日後の試料A1~A5の写真を示す。 攪拌2.5時間後の試料B1~B5の写真を示す。 攪拌3日後の試料B1~B5の写真を示す。 試料A1~A5及び基準液体手洗い石鹸Dを遠心分離した写真を示す。 試料B1~B5及び基準液体手洗い石鹸Dを遠心分離した写真を示す。

Claims (66)

  1. セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオース、セロヘキサオース、セロヘプタオース、セロオクタオース、セロノナオース、セロデカオース、セロウンデカオース、セロドデカオース、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるセロサッカリドを含むセロデキストリン成分と、
    (i)1つ以上の天然もしくは合成リポイドを含むリポイド成分、及び/または
    (ii)アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、もしくはそれらのいずれの組み合わせを含む界面活性剤成分、及び/または
    (iii)増粘成分、及び/または
    (iv)顔料成分と、
    を含む化粧用組成物であって、
    前記セロデキストリン成分の少なくとも一部は、非溶解形態で前記化粧用組成物内に存在する、前記化粧用組成物。
  2. 前記セロデキストリン成分の総含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも1.0重量%、好ましくは少なくとも5.0重量%、より好ましくは少なくとも10重量%、さらに好ましくは少なくとも15重量%、またさらに好ましくは少なくとも20重量%、よりさらに好ましくは少なくとも25重量%、なおさらに好ましくは少なくとも30重量%、最も好ましくは少なくとも35重量%である、請求項1に記載の化粧用組成物。
  3. 前記セロデキストリン成分の重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、最大25重量%、または最大22.5重量%である、請求項1または請求項2に記載の化粧用組成物。
  4. 非溶解形態で存在する前記セロデキストリン成分の前記一部は、前記化粧用組成物に含まれる前記セロデキストリン成分の全量に対して、それぞれ少なくとも5.0重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%、または少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である、請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  5. 前記化粧用組成物は、複数の固体粒子を含み、前記複数の固体粒子の少なくとも一部は、前記セロデキストリン成分の少なくとも一部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  6. 前記セロデキストリン成分の少なくとも一部を含む前記固体粒子は、本質的に前記セロデキストリン成分からなる、請求項5に記載の化粧用組成物。
  7. 前記複数の固体粒子の実質的に全ての粒子が、前記セロデキストリン成分の少なくとも一部を含む、請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  8. 前記化粧用組成物に含まれる前記セロデキストリン成分の実質的な総含有量は、前記複数の固体粒子中に含まれる、請求項5~7のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  9. 前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、少なくとも0.001μm、または少なくとも0.005μm、または少なくとも0.01μm、または少なくとも0.05μm、または少なくとも0.1μm、または少なくとも0.5μm、または少なくとも1.0μm、または少なくとも5.0μm、または少なくとも10μm、または少なくとも50μm、または少なくとも100μmの、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値を有する、請求項5~8のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  10. 前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、最大100μm、または最大50μm、または最大10μm、または最大5.0μm、または最大1.0μm、または最大0.5μm、または最大0.1μm、または最大0.05μm、または最大0.01μm、または最大0.005μm、または最大0.001μmの、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値を有する、請求項5~9のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  11. 前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、
    0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD10(v)値、及び/または
    0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD50(v)値、及び/または
    0.1μm~2500μm、好ましくは1000μm~2000μm、もしくは500μm~1000μm、もしくは200μm~500μm、もしくは75μm~200μm、もしくは0.1μm~4μm、もしくは0.3μm~1.0μm、もしくは0.3μm~0.8μmの範囲内のD90(v)値を有し、
    前記値は、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定される、請求項5~10のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  12. 前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、少なくとも0.5、または少なくとも1.0、または少なくとも1.5、または少なくとも2.0、または少なくとも2.5、または少なくとも3.0、または少なくとも3.5、または少なくとも4.0、または少なくとも4.5、または少なくとも5.0、または少なくとも5.5、または少なくとも6.0、または少なくとも6.5、または少なくとも7.0、または少なくとも7.5、または少なくとも8.0、または少なくとも8.5、または少なくとも9.0、または少なくとも9.5、または少なくとも10の、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるスパンを示す、請求項11に記載の化粧用組成物。
  13. 前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、最大10、または最大9.5、または最大9.0、または最大8.5、または最大8.0、または最大7.5、または最大7.0、または最大6.5、または最大6.0、または最大5.5、または最大5.0、または最大4.5、または最大4.0、または最大3.5、または最大3.0、または最大2.5、または最大2.0、または最大1.5、または最大1.0の、ISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるスパンを示す、請求項11または請求項12に記載の化粧用組成物。
  14. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、0.1μm~2500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~13のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  15. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、1000μm~2000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~14のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  16. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、500μm~1000μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~15のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  17. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、200μm~500μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~16のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  18. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、75μm~200μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~17のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  19. 少なくとも10重量%、もしくは少なくとも20重量%、もしくは少なくとも30重量%、もしくは少なくとも40重量%、もしくは少なくとも50重量%、もしくは少なくとも60重量%、もしくは少なくとも70重量%、もしくは少なくとも80重量%、もしくは少なくとも90重量%、及び/または
    最大90重量%、もしくは最大80重量%、もしくは最大70重量%、もしくは最大60重量%、もしくは最大50重量%、もしくは最大40重量%、もしくは最大30重量%、もしくは最大20重量%、もしくは最大10重量%の
    前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、0.1μm~75μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~18のいずれか1項記載の化粧用組成物。
  20. 少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも90重量%の前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、
    (i)0.1μm~4.0μmの範囲、または
    (ii)0.2μm~2.0μmの範囲、または
    (iii)0.3μm~1.0μmの範囲、または
    (iv)0.3μm~0.8μmの範囲内の、
    好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~19のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  21. 最大90重量%、または最大80重量%、または最大70重量%、または最大60重量%、または最大50重量%、または最大40重量%、または最大30重量%、または最大20重量%、または最大10重量%の前記複数の固体粒子のうちの前記粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)は、
    (i)0.1μm~4.0μmの範囲、または
    (ii)0.2μm~2.0μmの範囲、または
    (iii)0.3μm~1.0μmの範囲、または
    (iv)0.3μm~0.8μmの範囲内の、
    好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有する、請求項5~20のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  22. 前記リポイド成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%である、請求項1~21のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  23. 前記リポイド成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大95重量%、または最大90重量%、または最大85重量%、または最大80重量%、または最大75重量%、または最大70重量%である、請求項1~22のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  24. 前記リポイド成分は、
    (i)好ましくは、アマランス油、アプリコット核油、アルガン油、アボカド油、アサイー油、ババス油、バオバブ油、ヤマモモワックス、ブラッククミン油、ブラックカラント種子油、ルリジサ種子油、ブラジルナッツ油、ブロッコリー種子油、カカオバター、カレンデュラ油、カメリナ油、ツバキ種子油、ニンジン種子油、ヒマシ油、シダーウッド種子油、カモミール油、チア油、ココナット油、コーン油、綿実油、クプアスバター、クランベリー種子油、ユーカリ油、月見草油、乳香油、ゼラニウム油、ブドウ種子油、落花生油、ヘーゼルナッツ油、麻油、イリッペ脂、モクロウ、ジャスミン油、ホホバ油、コクム脂、ククイナッツ油、ローレル油、ラベンダー油、レモングラス油、アマニ油、マカデミアナッツ油、マンゴーバター、マンケッティ油、マルラ油、メドウフォーム種子油、ミルクバター、ミルクシスル油、モリンガ油、マスタードシード油、オリーブ油、オーラス油、パーム油、パーム核油、パパイヤ種子油、パッションフルーツ種子油、ピーチ核油、ピーナツ油、ピーカンナッツ油、ペパーミント油、エゴマ油、ピスタチオナッツ油、プラム核油、ザクロ油、ケシ実油、カボチャ種子油、菜種油、ラズベリー種子油、米ぬか油、ローズオイル、ローズヒップ油、ローズマリー油、サシャインチ油、サフラワー油、シーバックソーンパルプ油、ゴマ油、シアバター、大豆油、セントジョンズワート油、ヒマワリ種子油、スクワラン油、スイートアーモンド油、トール油、タマヌ油、ティーツリー油、タイガーナッツ油、タイム油、キリ油、クルミ油、小麦胚芽油、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される植物由来の天然リポイド、または
    (ii)動物由来の、好ましくは魚油、鯨油、魚肝油、シール油、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される天然リポイド、または
    (iii)燃料ベースの、好ましくは白色鉱油、パラフィン油、ワセリン油、ワセリン、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される合成油、または
    (iv)燃料ベースの、好ましくはパラフィンである合成脂肪、
    (v)好ましくはジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、シリコーン-グリコール共重合体、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される合成シリコーン油、
    (vi)合成シリコーン脂肪、
    (vii)生化学的に合成された油、
    (viii)生化学的に合成された脂肪、または(i)~(viii)のいずれの組み合わせを含むか、または主成分とする、請求項1~23のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  25. 前記リポイド成分は、前記天然リポイドの、好ましくは植物由来の少なくとも2つ、または少なくとも3つ、または少なくとも4つ、または少なくとも5つ、または少なくとも6つの組み合わせを含むか、または主成分とする、請求項24に記載の化粧用組成物。
  26. 本質的に水を含まない、請求項1~25のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  27. 水をさらに含む、請求項1~25のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  28. 前記水の含水量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%である、請求項27に記載の化粧用組成物。
  29. 前記水の含水量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大85重量%、または最大80重量%、または最大75重量%、または最大70重量%、または最大65重量%、または最大60重量%、または最大55重量%、または最大50重量%、または最大45重量%、または最大40重量%、または最大35重量%、または最大30重量%、または最大25重量%、または最大20重量%、または最大15重量%、または最大10重量%、または最大5.0重量%、または最大1.0重量%、または最大0.5重量%である、請求項27または請求項28に記載の化粧用組成物。
  30. 油中水型乳化物である、請求項27~29のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  31. 水中油型乳化物である、請求項27~29のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  32. 前記界面活性剤成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.1重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも6.0重量%、または少なくとも8.0重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも20重量%、または少なくとも25重量%、または少なくとも30重量%、または少なくとも35重量%、または少なくとも40重量%、または少なくとも45重量%、または少なくとも50重量%、または少なくとも55重量%、または少なくとも60重量%、または少なくとも65重量%、または少なくとも70重量%、または少なくとも75重量%、または少なくとも80重量%、または少なくとも85重量%、または少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である、請求項1~31のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  33. 前記界面活性剤成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大1.0重量%、または最大2.0重量%、最大4.0重量%、または最大6.0重量%、または最大8.0重量%、または最大10重量%、または最大15重量%、または最大20重量%、または最大25重量%、または最大30重量%、または最大35重量%、または最大40重量%、または最大45重量%、または最大50重量%、または最大55重量%、または最大60重量%、または最大65重量%、または最大70重量%、または最大75重量%、または最大80重量%、または最大85重量%、または最大90重量%、または最大95重量%である、請求項1~32のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  34. 前記界面活性剤成分は、
    好ましくは、ラウレス硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、スルホコハク酸塩(例えば、スルホコハク酸ジオクチル、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、PEG-5スルホコハク酸ラウリルクエン酸二ナトリウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、リシノールアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム)、アシルメチルタウリン(例えば、N-メチルラウロイルタウリンナトリウム)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸塩)、アシルサルコシン酸塩(例えば、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、脂肪族グリセロールエーテルスルホン酸塩(例えば、(3-ラウリルオキシ)-2-ヒドロキシプロパンスルホン酸ナトリウム)、アシルイセチオン酸塩(例えば、ラウリルイセチオン酸ナトリウム)、硫酸モノグリセリド(例えば、(3-ラウロイルオキシ)-2-ヒドロキシプロピル硫酸ナトリウム)、プロピルペプチド縮合物から選択されるアニオン性界面活性剤、
    好ましくは、塩化ステアラルコニウム(塩化ベンジルジメチルオクタデシルアンモニウム)、塩化ジセチルジモニウム、塩化ドコシルトリメチルアンモニウムから選択されるカチオン性界面活性剤、
    好ましくは、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム、ココアンホプロピオン酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン(例えば、ラウラミドプロピルベタイン)、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウムから選択される両性界面活性剤、
    好ましくは、ラウラミド、ラウラミドジエタノールアミン、ラウラミドオキシド、ステアラミンオキシド、ポロクサマー(例えば、ポロクサマー101、ポロクサマー124)、PEG-7グリセリルココエート、グリセリルラウレート、コカミドジエタノールアミン、コカミドモノエタノールアミンから選択される非イオン性界面活性剤、
    好ましくは、(i)ラムノリピド、マンノシルエリスリトールリピド、ソホロリピド、セロビオスリピドなどのような糖脂質(炭水化物脂質)、(ii)リン脂質、(iii)ポリオール脂質、(iv)リポタンパク質、(v)リポペプチド、(vi)オルニチン脂質、(vii)中性脂質、(viii)アミノ酸脂質、(ix)エキソ脂質、(x)リポサン、(xi)シデロ脂質、(xii)タンパク質ポリアミンジグリコシルジグリセリド、(xiii)フィムブリア類、及びそれらの組み合わせから選択される生物界面活性剤、からなる群より選択される界面活性剤を含むか、または主成分とする、請求項1~33のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  35. 前記複数の固体粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)のうちの少なくとも50重量%、好ましくは全ての粒子は、0.1μm~4.0μm、または0.2μm~2.0μm、または0.3μm~1.0μm、または0.3μm~0.8μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、かつ/或いは
    前記界面活性剤成分の重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも5.0重量%、好ましくは少なくとも10重量%であり、かつ/或いは
    -前記化粧用組成物は、さらに水を含み、前記水の含水量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも80重量%である、請求項5~34のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  36. 前記セロデキストリン成分は、セロビオースを含むか、または主成分とし、
    前記化粧用組成物は、非溶解形態のセロデキストリン成分を含むか、または主成分とする固体粒子を含み、
    前記粒子は、最大100μm、または最大50μm、または最大10μm、または最大5.0μm、または最大1.0μm、または最大0.5μm、または最大0.1μm、または最大0.05μm、または最大0.01μm、または最大0.005μm、または最大0.001μmの、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、
    前記界面活性剤成分の重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1.0重量%、より好ましくは少なくとも5.0重量%、さらに好ましくは少なくとも10重量%であり、
    前記化粧用組成物は、さらに水を含み、前記水の含水量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも40重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらに好ましくは少なくとも80重量%であり、
    化粧用組成物が、液体石鹸、泡石鹸、シャワージェル、及びヘアシャンプーから選択される、請求項1~35のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  37. 前記複数の固体粒子(すなわち、前記セロデキストリン含有粒子)のうちの少なくとも50重量%、好ましくは全ての粒子は、1000μm~2000μm、または500μm~1000μm、または200μm~500μm、または75μm~200μmの範囲内の、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、及び/または
    前記リポイド成分の重量含有量は、少なくとも50重量%、好ましくは60重量%であり、及び/または
    前記セロデキストリン成分の総含有量は、少なくとも20重量%であり、及び/または
    非溶解形態で存在する前記セロデキストリン成分の一部が、前記化粧用組成物に含まれる前記セロデキストリン成分の全量に対して、少なくとも95重量%に相当し、及び/または
    前記化粧用組成物は、本質的に水を含まない、請求項5~34のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  38. 前記セロデキストリン成分は、セロビオースを含むか、または主成分とし、
    前記化粧用組成物は、非溶解形態のセロデキストリン成分を含むか、または主成分とする固体粒子を含み、
    前記粒子は、少なくとも0.001μm、または少なくとも0.005μm、または少なくとも0.01μm、または少なくとも0.05μm、または少なくとも0.1μm、または少なくとも0.5μm、または少なくとも1.0μm、または少なくとも5.0μm、または少なくとも10μm、または少なくとも50μm、または少なくとも100μmの、好ましくはISO13320に従うレーザー回折分析によって決定されるD50(v)値として表される平均粒径を有し、
    前記リポイド成分の重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1.0重量%、より好ましくは少なくとも5.0重量%、さらに好ましくは少なくとも10重量%、さらに好ましくは少なくとも20重量%、さらに好ましくは少なくとも30重量%、最も好ましくは少なくとも40重量%、特には少なくとも50重量%であり、
    前記化粧用組成物が、本質的に水を含まないか、または、前記水の含水量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、最大20重量%、好ましくは最大15重量%、より好ましくは最大10重量%、さらに好ましくは最大5.0重量%であり、かつ
    前記化粧用組成物が、角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、液体石鹸、シャワージェル、除毛用組成物、フェイスマスク、及び抗にきび組成物からなる群より選択される、請求項1~37のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  39. 前記セロデキストリン成分は、セロビオースを含むか、または主成分とする、請求項1~38のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  40. 前記セロビオースの重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも1.0重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも5.0重量%、または少なくとも7.5重量%、または少なくとも10重量%、または少なくとも12.5重量%、または少なくとも15重量%、または少なくとも17.5重量%、または少なくとも20重量%である、請求項1~39のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  41. 前記セロビオースの重量含有量が、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大45重量%、または最大42.5重量%、または最大40重量%、または最大37.5重量%、または最大35重量%、または最大32.5重量%、または最大30重量%、または最大27.5重量%、最大25重量%、または最大22.5重量%である、請求項1~40のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  42. 前記セロビオースの重量含有量は、前記セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ少なくとも10重量%、または少なくとも20重量%、少なくとも30重量%、または少なくとも40重量%、少なくとも50重量%、または少なくとも60重量%、少なくとも70重量%、または少なくとも80重量%、少なくとも90重量%、または少なくとも95重量%である、請求項1~41のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  43. 前記セロビオースの重量含有量は、前記セロデキストリン成分の全重量に対して、それぞれ最大90重量%、または最大80重量%、最大70重量%、または最大60重量%、最大50重量%、または最大40重量%、最大30重量%、または最大20重量%、最大10重量%、または最大5.0重量%である、請求項1~42のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  44. 本質的に、セロトリオースも、セロテトラオースも、セロペンタオースも、セロヘキサオースも、セロヘプタオースも、セロオクタオースも、セロノナオースも、セロデカオースも、セロウンデカオースも、セロドデカオースも含まない、請求項1~43のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  45. 抗酸化剤をさらに含む、請求項1~45のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  46. 前記抗酸化剤はトコフェロール類から選択される、請求項1~45のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  47. 酸、芳香剤、精油、染料、顔料、溶剤、充填剤、増粘剤、金属イオン封鎖剤、キレート剤、紫外線吸収剤、防腐剤、乳化剤、皮膚軟化剤、及び保湿剤からなる群より選択される互いに独立した1つ以上の添加剤をさらに含む、請求項1~46のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  48. 少なくとも25%、または少なくとも30%、または少なくとも35%、または少なくとも40%、または少なくとも45%、または少なくとも50%、または少なくとも55%、または少なくとも60%、または少なくとも65%、または少なくとも70%、または少なくとも75%、または少なくとも80%、または少なくとも85%、または少なくとも90%、または少なくとも95%、または少なくとも100%の、比色計測定によって決定される不透明度を有する、請求項1~47のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  49. 最大95%、または最大90%、または最大85%、または最大80%、または最大75%、または最大70%、または最大65%、または最大60%、または最大55%、または最大50%、または最大45%、または最大40%、または最大35%、または最大30%、または最大25%の、比色計測定によって決定される不透明度を有する、請求項1~48のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  50. 少なくとも5NTU、または少なくとも10NTU、または少なくとも20NTU、または少なくとも40NTU、または少なくとも60NTU、または少なくとも80NTU、または少なくとも100NTU、または少なくとも200NTU、または少なくとも400NTU、または少なくとも600NTU、または少なくとも800NTU、または少なくとも1000NTUの、比濁分析によって決定される濁度を有する、請求項1~49のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  51. 最大900NTU、または最大800NTU、または最大600NTU、または最大400NTU、または最大200NTU、または最大100NTU、または最大80NTU、または最大60NTU、または最大40NTU、または最大20NTU、または最大10NTUの、比濁分析によって決定される濁度を有する、請求項1~50のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  52. 0~10スケール、少なくとも1スケール、または少なくとも2スケール、または少なくとも3スケール、または少なくとも4スケール、または少なくとも5スケール、または少なくとも6スケール、または少なくとも7スケール、または少なくとも8スケール、または少なくとも9スケールの、ISO13299に従う官能試験で決定される真珠光沢の強度を有する、請求項1~51のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  53. 少なくとも10mPa・s、または少なくとも20mPa・s、または少なくとも40mPa・s、または少なくとも80mPa・s、または少なくとも100mPa・s、または少なくとも200mPa・s、または少なくとも400mPa・s、または少なくとも600mPa・s、または少なくとも800mPa・s、または少なくとも1000mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する、請求項1~52のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  54. 少なくとも2000mPa・s、または少なくとも4000mPa・s、または少なくとも6000mPa・s、または少なくとも8000mPa・s、または少なくとも10000mPa・s、または少なくとも11000mPa・s、または少なくとも12000mPa・s、または少なくとも13000mPa・s、または少なくとも14000mPa・s、または少なくとも15000mPa・sの、ISO3219に従って決定される動的粘度を有する、請求項1~53のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  55. 前記増粘成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ少なくとも0.01重量%、または少なくとも0.025重量%、または少なくとも0.05重量%、または少なくとも0.075重量%、または少なくとも0.1重量%、または少なくとも0.25重量%、または少なくとも0.5重量%、または少なくとも0.75重量%、または少なくとも1.0重量%、または少なくとも1.25重量%、または少なくとも1.5重量%、または少なくとも1.75重量%、または少なくとも2.0重量%、または少なくとも2.25重量%、または少なくとも2.5重量%、または少なくとも2.75重量%、または少なくとも3.0重量%、または少なくとも3.25重量%、または少なくとも3.5重量%、または少なくとも3.75重量%、または少なくとも4.0重量%、または少なくとも4.25重量%、または少なくとも4.5重量%、または少なくとも4.75重量%、または少なくとも5.0重量%である、請求項1~54のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  56. 前記増粘成分の重量含有量は、前記化粧用組成物の全重量に対して、それぞれ最大2.5重量%、または最大3.0重量%、または最大3.5重量%、または最大4.0重量%、または最大4.5重量%、または最大5.0重量%、または最大6.5重量%、または最大7.0重量%、または最大7.5重量%、または最大8.0重量%、または最大9.0重量%、または最大10重量%、または最大12.5重量%、または最大15重量%、または最大17.5重量%、または最大20重量%、または最大22.5重量%、または最大25重量%である、請求項55に記載の化粧用組成物。
  57. 前記増粘剤は、
    (i)好ましくは、アルギン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、セルロースガム、グアーガム、キサンタンガム、カラヤガム、ゼラチン、トラガントガム、キトサン、アカシアガム、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択される天然もしくは合成ガム、
    (ii)好ましくは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びこれらのいずれの組み合わせからなる群より選択されるセルロースエーテル、
    (iii)カルボマー(例えば、ポリアクリル酸架橋共重合体または単独重合体、及びポリアルケニルポリエーテルで架橋されたアクリル酸の共重合体)、
    (iv)好ましくは、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドンから選択されるアクリルアミドポリマー、アクリル酸ポリマー、もしくはビニルポリマー、
    (v)ポリアミンもしくはポリ四級化合物、
    (vi)エチレンオキシドポリマー、
    またはそれらのいずれの混合物を含む、請求項55または請求項56に記載の化粧用組成物。
  58. 皮膚への局所塗布及び洗浄の後に水で洗い流される皮膚洗浄用組成物である、請求項1~57のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  59. 角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、液体石鹸、シャワージェル、除毛用組成物、フェイスマスク、及び抗にきび組成物からなる群より選択される、請求項58に記載の化粧用組成物。
  60. 局所塗布後に前記皮膚に残るスキンケア組成物である、請求項1~59のいずれか1項に記載の化粧用組成物。
  61. ハンドケア組成物、ボディケア組成物、インティメートケア組成物、フットケア組成物、サンスクリーン組成物、ネイルケア組成物、及び防虫剤から選択される、請求項60に記載の化粧用組成物。
  62. 皮膚への局所塗布及び洗浄の後に水で洗い流される皮膚洗浄用組成物としての、請求項1~61のいずれか1項に記載の化粧用組成物の使用。
  63. 前記皮膚洗浄用組成物は、液体石鹸、泡石鹸、シャワージェル、及びヘアシャンプーから選択される、請求項62に記載の使用。
  64. 角質除去スクラブ石鹸、ボディスクラブ、ピール(フェイスピール、ハンドピール、フットピール)、手洗いペースト、除毛用組成物、フェイスマスク、または抗にきび組成物としての、請求項62または請求項63に記載の使用。
  65. 局所塗布後に前記皮膚に残るスキンケア組成物としての、請求項1~60のいずれか1項に記載の化粧用組成物の使用。
  66. ハンドケア組成物、ボディケア組成物、インティメートケア組成物、フットケア組成物、サンスクリーン組成物、ネイルケア組成物、または防虫剤としての、請求項65に記載の使用。
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