JP2023523641A - 時間領域リソース構成方法及び端末 - Google Patents

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Abstract

本開示は、時間領域リソース構成方法及び端末を提供し、前記方法は、PRACHの構成情報を取得することと、構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を含み、前記構成情報は第1構成値を含み、第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2020年5月11日に中国で提出された出願番号が202010393400.9である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、その全ての内容が参照として本願に組み込まれる。
本開示は、通信技術分野に関し、特に時間領域リソース構成方法及び端末に関する。
関連技術におけるランダムアクセス時間領域リソース構成方法では、各対応する持続時間に1つ又は2つの物理ランダムアクセスチャンネル(PRACH:Physical Random Access Channel)タイムスロット(slot)しか構成できず、新無線(NR:New Radio)52.6GHz~71GHzスペクトルに対し、関連技術における高周波数帯域FR2(Frequency range 2:24.25GHz~52.6GHz)に比べると、追加のサブキャリア間隔(SCS:Subcarrier Spacing)等の新たなパラメータを導入する可能性があり、構成可能なPRACH slotの数が1又は2に限定されなくなる一方、関連技術におけるメカニズムがより多くのPRACH slot構成をサポートできず、このように、同じ数のPRACHオケージョン(occasion)を伝送する場合により長い時間を必要とし、PRACHリソースの伝送時間遅延の増加を引き起こし、PRACHリソーススケジューリングの柔軟性を低下させることになる。
本開示は、より高いSCSを導入するPRACHの場合、関連技術におけるランダムアクセス時間領域リソース構成のメカニズムによるPRACHオケージョンの伝送時間遅延の問題を解決するために、時間領域リソース構成方法及び端末を提供する。
本開示の実施例は、時間領域リソース構成方法を提供し、当該方法は、
物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得することと、
前記構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、
前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を含み、
前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各前記ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
Figure 2023523641000002
により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることを含み、N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することと、
各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、を含む。
選択的に、プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断した後、前記方法は、さらに、
各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを含む。
選択的に、プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することは、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を含み、
ここで、前記第1値は、
Figure 2023523641000003
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
選択的に、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を含む。
選択的に、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとすること、を含む。
選択的に、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することと、
前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定することと、を含み、
ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することは、
公式
Figure 2023523641000004
により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けること、を含み、
ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することは、
通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を含み、
gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
本開示の実施例は、さらに端末を提供し、当該端末は、送受信機、メモリ、プロセッサ、及びメモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得することと、
前記構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、
前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を実現し、
前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各前記ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
Figure 2023523641000005
により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすること、を実現し、
N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することと、
各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を実現し、
ここで、前記第1値は
Figure 2023523641000006
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとすること、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することと、
前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現し、
ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
公式
Figure 2023523641000007
により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けることを実現し、
ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を実現し、
gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
本開示の実施例は、端末を提供し、当該端末は、
物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得するように構成される取得モジュールであって、前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる、取得モジュールと、
前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定するように構成される第1決定モジュールと、
前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定するように構成される第2決定モジュールと、を含む。
本開示の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記時間領域リソース構成方法を実現させる。
本開示の上記技術的手段は、NR52.6GHz以上の周波数帯域に対し、より高いサブキャリア間隔等のパラメータを導入する可能性がある状況について、構成情報において第1構成値により各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示し、構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定し、そしてPRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することにより、より大きいSCSを導入する可能性があるPRACHに対し、より確実なPRACHリソースの選択メカニズムを提供することができる、という有益な効果を有する。
本開示の実施例の時間領域リソース構成方法を示すフロー模式図である。 本開示の実施例のPRACH構成インデックスを示す模式図その一である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その一である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その二である。 本開示の実施例のPRACH構成インデックス模式図その二である。 本開示の実施例のslot number模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その三である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その四である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その五である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その六である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図である。 ターゲット時間領域粒度内のPRACH slotの分布を示す模式図その七である。 本開示の実施例の端末のモジュールの模式図である。 本開示の実施例の端末の実施構成の模式図である。
本開示が解決しようとする技術問題、技術的手段及び利点をより明確にするために、以下、図面及び具体的な実施例を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、具体的な構成や構成要素等の詳細は、本開示の実施例を全面的に理解することを容易にするために記載されたものだけである。従って、当業者であれば、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、ここで説明した実施例に対して様々な変更及び修正を行えることが明らかである。また、明確及び簡潔にするために、既知の機能及び構造の説明を省略する。
なお、明細書の全文にわたって言及されている「1つの実施例」や「一実施例」とは、実施例に関連する特定の特徴、構成又は特性が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、明細書の各箇所に記載されている「1つの実施例において」や「一実施例において」とは、必ずしも同一の実施例を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構成又は特性は、任意かつ適切な方式で1つ又は複数の実施例に組み入れ得る。
本開示の各実施例において、上記各プロセスの番号の大きさは、実行順の前後を意味するのではなく、各プロセスの実行順は、その機能及び内在的な論理によって確定されるものであり、本開示の実施例の実施プロセスに対しいっさい限定を構成しないと理解すべきである。
また、本文において、「システム」と「ネットワーク」は、常に互換して使用することができる。
本願に提供される実施例において、「Aに対応するB」とは、BとAが関連付けられることを示し、Aに基づいてBを確定することができる。なお、Aに基づいてBを確定することは、Aのみに基づいてBを確定するという意味ではなく、A及び/又は他の情報に基づいてBを確定してもよい。
本開示の実施例では、アクセスネットワークの形式は限定されず、マクロ基地局(Macro Base Station)、マイクロ基地局(Pico Base Station)、Node B(第三世代(3rd Generation、3G)移動基地局の呼び方)、拡張型基地局(enhanced Node Base station、eNB)、ホーム拡張型基地局(Femto eNB又はHome eNode B又はHome eNB又はHeNB)、中継局、アクセスポイント、リモートラジオユニット(RRU:Remote Radio Unit)、リモートラジオヘッド(RRH:Remote Radio Head)等のアクセスネットワークであってもよい。ユーザ端末は、モバイル電話(又は携帯電話)、又は他の無線信号を送信又は受信できる機器であってよく、ユーザ機器、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、ハンドヘルド装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカル回路(WLL:Wireless Local Loop)局、移動信号を無線フィデリティー(WiFi:Wireless Fidelity)信号に変換できるクライアント端末(CPE:Customer Premise Equipment)又は移動スマートホットスポット、スマート家電、又は他の人の操作を介さずに自発的に移動通信ネットワークと通信することができる機器等を含む。
図1に示すように、本開示の実施例は、時間領域リソース構成方法を提供し、ここで、52.6GHz以上の周波数帯域に対するPRACH時間領域リソース構成であってもよく、前記方法は、ステップ11~13を含む。
ステップ11では、物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得し、前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。
前記構成情報は、セル構成のテーブル形式のPRACH構成インデックス(PRACH-ConfigurationIndex)であってもよく、図2に示すように、前記構成情報は、プリアンブルフォーマット(Preamble format)、PRACHリソースが位置する無線フレーム、タイムスロット番号(Slot number)、ランダムアクセスチャンネル(RACH:Random Access Channel)slotにおけるPRACHリソースの開始シンボル(Starting symbol)、1つのPRACH slotにおける時間領域PRACHオケージョンの数(number of time-domain PRACHオケージョン within a PRACH slot)、 PRACHオケージョン の時間領域シンボル長さ(PRACH duration)及び1つの時間領域粒度におけるPRACH slotの数(Number of PRACH slots within a 60 kHz slot)を含むことができる。
ここで、当該実施例での前記構成情報は前記第1構成値を含み、前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。前記ターゲット時間領域粒度は、第1時間領域粒度であってもよいし、第2時間領域粒度であってもよい。前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さであり、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するとき、直接前記第1構成値で前記構成数を表してもよく、事前構成されたルール又は上位層パラメータによって定義されたルールにしたがって前記構成数を指示してもよい。なお、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、2により大きくてもよく、例えば、各ターゲット時間領域粒度において構成されたPRACHタイムスロットの数は3、4である。
ステップ12では、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定する。
前記ターゲット時間領域粒度に複数のslotが含まれ、前記構成情報に基づいて複数のslotにおけるPRACH slotの位置を決定することができる。高周波数帯域FR2を例とし、FR2では、PRACHは、60KHz又は120KHzをサポートし、1つの時間領域粒度(即ち0.25ms)において、SCS=120KHzである場合、1つの時間領域粒度に1つ又は2つのPRACH slotが含まれてもよい。図3aに示すように、2つのslotを許容する1つのターゲット時間領域粒度において、前記第1構成値が、当該ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数が1であると指示する場合、前記ターゲット時間領域粒度における2番目のslotを選択してPRACH slotとすることができる。図3bに示すように、前記第1構成値が指示する、当該ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数が2である場合、当該ターゲット時間領域粒度における2つのslotはいずれもPRACH slotである。
なお、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定するとき、時系列での前N’個のslotを選択して前記PRACH slotとしてもよく、時系列での後N’個のslotを選択して前記PRACH slotとしてもよく、さらに他の形態に基づいて選択してもよく、具体的な決定ルールはニーズに応じて設定する。
ステップ13では、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定し、対応するPRACHリソース構成を取得した後、さらに、構成されたPRACHオケージョンが有効であるか否かは、具体的なフレーム構成に基づいて判断される必要がある。つまり、実際のプロセスで構成されたリソースは、さらに、実際のフレーム構成の変化に基づいて取捨選択する必要があり、それにより、最終的に有効なPRACHオケージョンを取得する。
本開示の実施例では、NR52.6GHz以上の周波数帯域に対し、より高いサブキャリア間隔等のパラメータを導入する可能性がある状況について、構成情報において第1構成値により各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示し、構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定し、そしてPRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することにより、より大きいSCSを導入する可能性があるPRACHに対し、より確実なPRACHリソースの選択メカニズムを提供することができる。
具体的に、端末は、セルの構成情報PRACH-ConfigurationIndexを受信した後、現在の時間領域粒度内に構成する必要があるPRACH slotを決定する。前記第1構成値により各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するとき、前記第1構成値で前記構成数を表してもよく、事前構成されたルール又は上位層パラメータによって定義されたルールにしたがって前記構成数を指示してもよい。以下、具体的な実施例により、前記第1構成値が各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示する方式を説明する。
方式一
前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
当該実施例では、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さ、即ち各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であって、60KHz slotにおけるPRACH slotの数(Number of PRACH slots within a 60 KHz slot)である。ここで、前記第1構成値N=3,……2μ×15/60であり、μは上位層パラメータであり、μ≧4である。上記公式から分かるように、当該実施例での前記第1構成値は2より大きいものであり、つまり、各前記第1時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数は2より大きいものであり、このように、PRACH slotの構成可能な個数を拡張させ、より高いSCSを導入するPRACHである場合、PRACHリソースの伝送時間遅延を回避することを確保できる。前記第1構成値以外の他の構成パラメータについては、関連技術におけるランダムアクセス構成テーブルにおけるパラメータを参照することができる。
方式二
前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式、
Figure 2023523641000008
により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さ、即ち各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であって、60KHz slotにおけるPRACH slotの数である。当該方式二では、事前構成の方式により、前記第1構成値に代表される実際の意味を定義し、当該方式二の公式に基づいて、各前記第1時間領域粒度における実際に構成されたPRACHタイムスロットの構成数を取得することができ、前記第1構成値以外の他の構成パラメータについては、関連技術におけるランダムアクセス構成テーブルにおけるパラメータを参照することができる。
本願におけるPRACHの構成情報は主に52.6GHz以上の周波数帯域についてのものであるため、ここでのμは2以上であるべきである。μ=4と仮定する場合、その際のSCS=240KHzであり、現在の構成情報における第1構成値がN=1であると、実際に構成されたPRACH slotの数は、
Figure 2023523641000009
であり、現在の構成情報における第1構成値がN=2であると、同様に、実際に構成されたPRACH slotの数はN’=4であることを得ることができる。
μ≧4からわかるように、実際に構成されたPRACHタイムスロットの数N’≧2であり、このように、PRACH slotの構成可能な個数を拡張させ、より高いSCSを導入するPRACHである場合、PRACHリソースの伝送時間遅延を回避することを確保できる。
方式三
前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)によって構成され又は事前構成によって指示され、
ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
当該実施例では、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さ、即ち各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であって、60KHz slotにおけるPRACH slotの数である。RRC構成又は事前構成により前記第1構成値に代表される実際の意味を定義し、例えば、前記第1構成値N=1であるとき、実際に構成されたPRACH slotの数N’はaであり、前記第1構成値N=2であるとき、実際に構成されたPRACH slotの数N’はbであり、ここで、a、bの値は、RRC構成又は事前構成に依存するものである。
実際状況に上位層にa=3、b=4が構成されていると仮定する場合、その際に、前記構成情報におけるN=1であることは、実際に構成されたPRACH slotの数がa=3であると代表し、構成情報におけるN=2であることは、実際に構成されたPRACH slotの数がb=4であると代表する、ことを意味する。
前記PRACH slotの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μ≧4であり、それにより、前記PRACH slotの構成数の値の範囲は1~4であり、このように、PRACH slotの構成可能な個数を拡張させ、より高いSCSを導入するPRACHである場合、PRACHリソースの伝送時間遅延を回避することを確保できる。前記第1構成値以外の他の構成パラメータについては、関連技術におけるランダムアクセス構成テーブルにおけるパラメータを参照することができる。
方式四
前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
当該実施例では、前記構成情報における時間領域粒度を60KHzとしての基準を240KHzとしての基準に修正し、つまり、各前記第2時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数は、240KHz slotにおけるPRACH slotの数である。このため、それに伴い、1つのフレーム周期内の時間領域粒度のインデックス集合も、元の4倍に拡張すべきであり、つまり、1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。図4に示すように、図4における第六列は、図2の「1つの60KHz slotにおけるPRACH slotの数」を「1つの240KHz slotにおけるPRACH slotの数」に修正し、対応する「Slot number」に対応する数値も元の4倍に拡張する。
その際に、元の60KHzとしての基準から、240KHzとしての基準に変化するため、同じ10ms周期内にも、それに伴い、元の40個のslotsを4倍、即ち160個のslotsに拡張すべきであり、新たな[slot number]集合を[slot number]+40*iに修正し、ここで、i=0、1、2、3であり、構成情報における他のパラメータは変化せず、図5に示すように、PRACH slotの構成可能な個数を拡張させ、より高いSCSを導入するPRACHである場合、PRACHリソースの伝送時間遅延を回避することを確保できる。
具体的に、PRACHの構成情報を取得しており、且つ前記構成情報における第1構成値が上記方式のうちのいずれにより各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示した後、前記構成情報に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定する。前記ステップ12は、ステップ121を含む。
ステップ121では、前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
当該実施例は、ステップ11での具体的なPRACHの構成情報に基づいてPRACH slotの具体的な位置を決定し、具体的な決定ルールは、構成された各時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のslotsを選択してPRACH slotとすることであってもよい。各時間領域粒度における後N’個のslotsを選択してPRACH slotとすることは、PRACHオケージョン及びPRACH slotの有効性を向上させることができる。なお、ニーズに応じて、他のルールで前記PRACH slot選択して、例えば、時系列での前N’個のslotsを選択してPRACH slotとしてもよい。
選択的に、対応するPRACH slotのリソース位置を取得した後、ここで構成されたPRACHオケージョンが有効であるか否かは、さらに、具体的なフレーム構成に基づいて判断される必要がある。つまり、実際のプロセスで構成されたリソースは、さらに、実際のフレーム構成の変化に基づいて取捨選択する必要があり、対応する判断条件は以下のA~Cである。
A:通信モードが周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)モードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であり、即ち、当該モードでの全てのPRACHオケージョンはいずれも有効である。
B:通信モードが時分割複信(TDD:Time division duplex)モード、且つ端末がTDD上りと下りの比率(TDD UL-DL-ConfigurationCommon)を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロック(SSB:Synchronization Signal Block)がなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができ、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。
C:通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上り(UL:Uplink)シンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下り(DL:Downlink)シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができ、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。
なお、当該実施例における「前」は時系列での前、「後」は時系列での後を意味する。
以下、具体的な実施例により、前記時間領域リソース構成方法の具体的な実現プロセスを説明する。
1)例えば、FDDモードを例とし、その際に、PRACHが採用するSCSが240KHzであると仮定、即ちμ=2であり、第1構成値はN=2である。
Step1では、上記ステップ11における方式一を採用し、前記第1構成値に基づいてその際に実際に構成されたPRACH slotの数N’が2であると決定することができる。
step2に入り、その際に、各ターゲット時間領域粒度には(SCS=60KHzのslotの長さ)、合計4つのslotが含まれ、この4つのslotから、後2つのslotsを選択してPRACH slotとする。
上記ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
2)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信していない際に、PRACHが採用するSCSは240KHzであり、前記第1構成値はN=1である。
Step1では、上記ステップ11における方式二を採用し、事前構成の方式により、N=1であるとき、実際に構成されたPRACH slotの数N’は、N*240/60/2=2であると知ることができる。
step2に入り、その際に、図6に示すように、各ターゲット時間領域粒度には(SCS=60KHzのslotの長さ)、合計4つのslotが含まれ、この4つのslotから、後2つのslotsを選択してPRACH slotsとする。
ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
3)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信した際に、PRACHが採用するSCSは240KHzであり、前記第1構成値はN=2である。
Step1では、ステップ11における方式三を採用し、上位層により、既存のN=1であることを指示すると、実際に構成されたPRACH slotの数N’が1であると表し、N=2であることを指示すると、実際に構成されたPRACH slotの数N’が3であると表す。
step2に入り、その際に、図7に示すように、各ターゲット時間領域粒度には、合計4つのslotが含まれ、後3つのslotを選択してPRACH slotsとする。
ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
4)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信した際に、PRACHが採用するSCSは480KHzであり、前記第1構成値はN=1である。
Step1では、ステップ11における方式四を採用し、240KHzのslotを基準のPRACH構成テーブルとし、その際に、実際に各ターゲット時間領域粒度に構成されたPRACH slotの数はN’=1である。
step2に入り、その際に、各ターゲット時間領域粒度において(SCS=240KHzのslotの長さ)、合計2つのslotが含まれ、この2つのslotから、後1つのslotを選択してPRACH slotとする。
ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
具体的に、PRACHの構成情報を取得しており、且つ前記構成情報における第1構成値が上記方式のうちのいずれにより各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示した後、前記ステップ12は、ステップ121~122を含む。
ステップ121では、プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別する。前記プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することは、以下のa又はbを含む。
a:通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットである。前記第1値は
Figure 2023523641000010
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。
現在がTDDモードであり且つ端末がTDD UL-DL-ConfigurationCommonを受信していない場合、PRACH slotにSSBが含まれ、且つ当該PRACH slotにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が
Figure 2023523641000011
より小さいと、当該PRACH slotは、無効なPRACH slotであり、排除される必要がある。
b:通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであり、前記第1値は、
Figure 2023523641000012
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。
現在がTDDモードであり且つ端末がTDD UL-DL-ConfigurationCommonを受信した場合、PRACH slotにおける連続するULシンボル数が
Figure 2023523641000013
より小さいと、当該PRACH slotは、無効なPRACH slotであり、排除される必要があると判定する。
ここで、Ngapについては、関連技術のプロトコルにおけるPRACH構成フォーマットインデックスに対応するテーブルを参照して決定することができ、例えば、Ngap=0、2であることは、具体的なSCSに関連し、そして、新たなSCSの導入につれて対応するNgapの値も増加する必要がある可能性があり、例えば、SCS=240KHz、480KHzであるとき、Ngap=4である。
当該実施例は、前記ターゲット時間領域粒度における有効なPRACH slotの数を決定することができ、それをM個に設定し、ここで、M=0、1、2……である。PRACHオケージョンの有効性を判断する前、無効なslotを排除したため、PRACHオケージョンが有効になる確率を向上させることができる。
ステップ122では、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定する。
(1):前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、実際に使用可能なPRACH slotが、構成されたPRACH slotの数以上である場合(M>=N)、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、前N’個のslotを選択することは、ある程度にPRACH slotの伝送時間遅延を低下させることができることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、後N’個のslotを選択することは、PRACHオケージョン及びPRACH slotが有効になる可能性を向上させることができることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、くし形でN’個のslotを選択するような処理方式は、基地局によるPRACHを処理する負荷を低下させることができ、また、他のサービスによる残りのリソースを占有する柔軟性を向上させることができることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定する。
(2):前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとする。即ち、実際に使用可能なPRACH slotが構成されたPRACH slotの数より小さい場合(M<N)、このM個のslotしかPRACH slotとすることができない。
選択的に、プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断した後、前記方法は、さらに、各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを含む。
異なる通信モード(TDD/FDD)、及び、端末がTDD上りと下りの比率パラメータを受信したか否かに基づいて、ターゲット時間領域粒度における各PRACH slotが無効であるか否かを一つずつ判断し、端末は、上記(1)と(2)のどの条件に属するかを自ら判断し、そして、残りの最小システム情報(RMSI:Remaining Minimum SI)により基地局に判断結果を通知する。選択的に、あるいは、端末と基地局は、いずれも、それぞれ上記のプリセット条件にしたがって判断して無効なslotを排除し、つまり、ネットワーク側機器も、上記プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断することにより、有効なタイムスロットを選別する。
選択的に、対応するPRACH slotのリソース位置を取得した後、ここで構成されたPRACHオケージョンが有効であるか否かは、さらに、具体的なフレーム構成に基づいて判断される必要がある。つまり、実際のプロセスで構成されたリソースは、さらに、実際のフレーム構成の変化に基づいて取捨選択する必要がある。対応する判断条件は、以下のA~Cである。
A:通信モードがFDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であり、つまり、当該モードでの全てのPRACHオケージョンはいずれも有効である。
B:通信モードがTDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapは、サブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができる。
C:通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンがULシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後のDLシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapは、サブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができ、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。なお、当該実施例における「前」是指時系列での前、「後」は時系列での後を意味する。
以下、具体的な実施例により、前記時間領域リソース構成方法の具体的な実現プロセスを説明する。
1)例えば、FDDモードを例とし、その際に、PRACHが採用するSCSが240KHzであると仮定、即ちμ=2、前記第1構成値はN=2である。
Step1では、上記ステップ11における方式一を採用し、前記第1構成値に基づいて、その際に構成されたPRACH slotの数N’が2であると決定することができる。
step2に入り、その際に、各ターゲット時間領域粒度において(SCS=60KHzのslotの長さ)、合計4つのslotが含まれ、FDDであり、且つ全てのslotがいずれも有効なslotであって排除される必要がないため、合計M=4つの使用可能なslotがある。
Step3に入り、この4つのslotから、前2つ又は後2つのslotsを選択して前記PRACH slotとすることができる。
上記ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
2)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信していない際に、PRACHが採用するSCSは240KHzであり、前記第1構成値はN=1である。
Step1では、ステップ11における方式二を採用すれば、事前構成の方式により、N=1であるとき、実際に構成されたPRACH slotの数N’=N*240/60/2=2であると知ることができる。
step2に入り、その際に、図8に示すように、各ターゲット時間領域粒度には、合計4つのslotが含まれ、1番目のslotが条件を満たさないことで無効なslotに判定されると仮定すると、M=3つの有効なslotが残ったことになる。
Step3に入り、3つの有効なslotのうちの後2つのslotを選択してPRACH slotsとする。
上記ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
3)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信した際に、PRACHが採用するSCSは240KHzであり、前記第1構成値はN=2である。
Step1では、ステップ11における方式三を採用し、上位層により、既存のN=1であることを指示すると、実際に構成されたPRACH slotの数N’が1であると表し、N=2であることを指示すると、実際に構成されたPRACH slotの数N’が3であると表す。
step2に入り、その際に、図9に示すように、各ターゲット時間領域粒度における、合計4つのslotが含まれ、前3つのslotが条件を満たさないことで無効なslotに判定されると仮定すると、M=1つの有効なslotが残ったことになる。
Step3に入り、その際に、1つの有効なslotのみがあるため、このslotしかPRACH slotとすることができない。
上記ステップ13を実行し、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定する。
4)例えば、TDDモードを例とし、端末がTDD上りと下りの比率を受信した際に、PRACHが採用するSCSは480KHzであり、前記第1構成値はN=2である。
Step1では、ステップ11における方式四を採用し、240KHzのslotを基準のPRACH構成テーブルとし、その際に、実際に構成されたPRACH slotの数N’は2である。
step2に入り、有効なslotの数が0であると決定すれば、直接全てのPRACHオケージョンがいずれも無効であると判定することができる。
5)例えば、SCS=480KHzであるとき、各ターゲット時間領域粒度における構成されたPRACH slotの数が4である一方、実際に有効なslot数が7である場合、図10a~10eに示す様々な方策のように4つの有効なslotを選択することができ、それは、具体的にどの選択方式を採用するかに依存し、例として、当該実施例は、60KHzのslot時間領域の長さを時間領域粒度とする。
具体的に、PRACHの構成情報を取得した後、前記ステップ12は、
前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することを含む。
具体的に、公式、
Figure 2023523641000014
により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けることができ、ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定し、ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
当該実施例では、具体的なPRACH-ConfigurationIndexに基づいてPRACHの構成情報を確認し、実際のPRACHのSCSに基づいて現在構成された各ターゲット時間領域粒度(60KHzのSCSに対応するslot時間領域の長さ)をセグメント化し、均等に
Figure 2023523641000015
セグメントに分け、その際に、各セグメントには、2つの使用可能なPRACH slotsが含まれるべきである。その後、具体的な各ターゲット時間領域粒度におけるPRACH slotの数情報N’に基づいて、対応する各ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してPRACH slotの選択を行い、選択ルールは、時間領域で後ろから前へ連続するN’個のPRACH slotsを選択することであってもよい。
例えば、前記構成情報における第1構成値によって指示される各ターゲット時間領域粒度におけるPRACH slotの構成数がN’=1であり、その際に、PRACHのSCS=240KHzであり、各時間領域粒度は、
Figure 2023523641000016
セグメントに分けられる。その際に、図11に示すように、各セグメントにおいてN’=1つのPRACH slotを選択する必要があり、選択ルールにしたがって、各セグメントにおける2番目のslotを選択してPRACH slotとするべきである。
対応するPRACH slotのリソース位置を取得した後、ここで構成されたPRACHオケージョンが有効であるか否かは、さらに、具体的なフレーム構成に基づいて判断される必要がある。つまり、実際のプロセスで構成されたリソースは、さらに、実際のフレーム構成の変化に基づいて取捨選択する必要がある。対応する判断条件は、以下のA~Cを含む。
A:通信モードがFDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であり、つまり、当該モードでの全てのPRACHオケージョンはいずれも有効である。
B:通信モードがTDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapは、サブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができる。
C:通通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンがULシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後のDLシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であり、Ngapは、サブキャリア間隔SCSに関連する数値であり、関連技術のプロトコルにおける数値を参照することができ、Ngapの値は{0,2,4,8}を含むがそれらに限定されない。なお、当該実施例における「前」是指時系列での前、「後」は時系列での後を意味する。
本開示の実施例では、NR52.6GHz以上の周波数帯域に対し、より高いサブキャリア間隔等のパラメータを導入する可能性がある状況について、構成情報において第1構成値により各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示し、構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定し、そしてPRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することにより、より大きいSCSを導入する可能性があるPRACHに対し、より確実なPRACHリソースの選択メカニズムを提供することができる。
図12に示すように、本開示の実施例は、さらに端末1200を提供し、端末1200は、取得モジュール1210、第1決定モジュール1220及び第2決定モジュール1230を含む。
取得モジュール1210は、物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得するように構成され、前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。
第1決定モジュール1220は、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定するように構成される。
第2決定モジュール1230は、前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定するように構成される。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
Figure 2023523641000017
により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記第1決定モジュール1220は、第1選択ユニットを含む。
前記第1選択ユニットは、前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとするように構成され、N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記第1決定モジュール1220は、判断ユニットと第1決定ユニットを含む。
前記判断ユニットは、プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別するように構成される。
前記第1決定ユニットは、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定するように構成される。
選択的に、前記端末は、さらに送信モジュールを含む。
前記送信モジュールは、各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信するように構成される。
選択的に、前記判断ユニットは、具体的に、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を実行するように構成され、
ここで、前記第1値は
Figure 2023523641000018
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
選択的に、前記第1決定ユニットは、具体的に、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を実行するように構成される。
選択的に、前記第1決定ユニットは、具体的に、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとするように構成される。
選択的に、前記第1決定モジュール1220は、処理ユニットと第2決定ユニットを含む。
前記処理ユニットは、前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化するように構成される。
前記第2決定ユニットは、前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定するように構成される。
ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記処理ユニットは、具体的に、公式
Figure 2023523641000019
により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けるように構成され、
ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記第2決定モジュール1230は、具体的に、
通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を実行するように構成され、
gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
なお、当該端末は、上記時間領域リソース構成方法に対応する端末であり、上記実施例の全ての実現方式は、いずれも当該端末の実施例に適用することができ、そして、それと同一の技術効果を奏することができる。当該実施例では、NR52.6GHz以上の周波数帯域に対し、より高いサブキャリア間隔等のパラメータを導入する可能性がある状況について、構成情報において第1構成値により各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示し、構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定し、そしてPRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することにより、より大きいSCSを導入する可能性があるPRACHに対し、より確実なPRACHリソースの選択メカニズムを提供することができる。
上記目的をより良好に実現するために、図13に示すように、本開示の実施例はさらに端末を提供し、前記端末は、送受信機134、メモリ133、プロセッサ131及びメモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含む。
メモリ133は、バスインターフェース132を介して前記プロセッサ131に接続され、前記メモリ133は、前記プロセッサ131が操作を実行する際に使用されるプログラムとデータを記憶するために用いられる。プロセッサ131は、前記メモリ133に記憶されたプログラムとデータを呼び出して実行するとき、上記時間領域リソース構成方法のステップを実行する。
ここで、送受信機134は、バスインターフェース132に接続され、プロセッサ131の制御でデータを送受信するように構成される。具体的に、プロセッサ131は、コンピュータプログラムを実行するとき、
物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得することと、
前記構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、
前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を実現し、
前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各前記ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
Figure 2023523641000020
により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすること、を実現し、
N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することと、
各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を実現し、
ここで、前記第1値は
Figure 2023523641000021
は、前記PRACHの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとすること、を実現する。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することと、
前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現し、
ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
公式
Figure 2023523641000022
により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けることを実現し、ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である。
選択的に、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を実現し、
gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である。
なお、図13において、バスアーキテクチャは、任意数の互いに接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的に、プロセッサ131に代表される1つ又は複数のプロセッサ及びメモリ133に代表されるメモリの各種の回路により接続されてなる。バスアーキテクチャは、さらに周辺装置、電圧レギュレータ及び電力管理回路等のような各種の他の回路により接続されてなるものであってもよく、これらはいずれも本分野に周知されるものであるので、本明細書ではそれをさらに説明しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機134は、複数の要素、即ち、送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体において各種の他の装置と通信するユニットを提供する。異なる端末に対して、ユーザインターフェース135は、さらに必要な装置を外部接続、内部接続できるインターフェースであってもよく、接続される装置は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、操縦レバー等を含むが、それらに限られない。プロセッサ131は、バスアーキテクチャの管理及び一般的な処理を担当し、メモリ133は、プロセッサ131が操作を実行するときに使用されるデータを記憶することができる。
当業者であれば理解されるように、上記実施例の全部又は一部のステップを実現することは、ハードウェアによって完成してもよいし、コンピュータプログラムによって関連するハードウェアを指示して完成してもよい。前記コンピュータプログラムには、上記方法の一部又は全部のステップを実行する命令が含まれる。そして、当該コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶することができ、記憶媒体は、いかなる形態の記憶媒体であってもよい。
また、本開示具体的な実施例は、さらにコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、ここで、当該プログラムがプロセッサによって実行されるとき、上記時間領域リソース構成方法におけるステップを実現する。そして、同じ技術的効果を達成することができ、重複を回避するために、ここで説明を省略する。ここで、上記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等である。
なお、本開示の装置と方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再度の組み合わせが可能である。これらの分解及び/又は再度の組み合わせは、本開示の同等効果手段と見なされるべきである。しかも、上記一連の処理を実行するステップは、自然に説明順に時間順で実行されるが、必ず時間順に実行される必要がない。一部のステップは、並行に実行されてもよく、又は、互いに独立に実行されてもよい。当業者にとって、本開示の方法及び装置のすべて又は任意のステップや部品は、任意の計算装置(プロセッサ、記憶媒体などを含む)や計算装置のネットワークでハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせによって実現されうることが理解できる。これは、当業者が本開示の説明を閲読して基本的なプログラミング技能を活用して実現できることである。
従って、本開示の目的は、任意の計算装置で1つ又は一連のプログラムを実行することによっても実現される。前記計算装置は、周知されている汎用装置である。従って、本開示の目的は、前記方法又は装置を実現するプログラムコードを含むプログラムプロダクトの提供のみでも実現される。即ち、このようなプログラムプロダクトも本開示を構成し、しかもこのようなプログラムプロダクトを記憶した記憶媒体も本開示を構成する。明らかに、前記記憶媒体は、任意の周知される記憶媒体又は将来開発される任意の記憶媒体である。なお、本開示の装置と方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再度の組み合わせが可能である。これらの分解及び/又は再度の組み合わせは、本開示の同等効果手段と見なされるべきである。しかも、上記一連の処理を実行するステップは、自然に説明順に時間順で実行されるが、必ず時間順に実行される必要がない。一部のステップは、並行に実行されてもよく、又は、互いに独立に実行されてもよい。
当技術分野の通常の当業者であれば、本明細書に開示された実施例と関連して記載された各実施例のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現することができることを理解する。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術的なソリューションの特定のアプリケーションと設計上の制約に依存する。当業者は、記載された機能を実現するために、各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用してもよいが、そのような実現を、本開示の範囲を超えることと見なすものではない。
当業者が明らかに分かるように、説明の便宜上および簡略化のために、上述のシステム、装置およびユニットの具体的な動作プロセスにいては、前記方法の実施例における対応するプロセスを参照してもよく、ここで贅言しない。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そのような理解に基づいて、本出願の技術的手段は、本質的にソフトウェア製品の形で具体化され得る。又は、本出願の技術的手段は、先行技術に寄与する部分が、ソフトウェア製品の形で具体化され得る。当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置等であってもよい)に本開示の様々なの実施例に記載した方法の全部又は一部のステップを実行するために使用されるいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体には、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスク等の、プログラムコードを記憶できる様々な媒体が含まれる。
当業者であれば、上記実施例の方法における全部又は一部のフローを実現することは、コンピュータプログラムによって関連するハードウェアを制御することにより完了することができる。上記のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができ、当該プログラムは、実行するときに上記各方法の実施例のようなフローを含むことができる。ここで、上記の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)又はランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)等であってもよい。
本開示の実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現されることを理解される。ハードウェアの実現について、モジュール、ユニット、サブユニットは、1つ又は複数の専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuits)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理デバイス(DSPD:DSP Device)、プログラマブル論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、それ以外の本開示に記載の機能を実行するための電子ユニット又はそれらの組み合わせで実現される。
ソフトウェアによる実現について、本開示の実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロセス、関数など)によって本開示の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに記憶されてプロセッサによって実行される。メモリは、プロセッサの内部又はプロセッサの外部で実現することができる。
以上の内容は、本開示の選択可能な実施形態である。なお、以上の内容について、当業者であれば、本開示に記載した原理から逸脱しない場合、さらに、いくつかの改良及び修飾を行うことができ、これらの改良及び修飾も本開示の保護範囲と見なされるべきである。

Claims (34)

  1. 時間領域リソース構成方法であって、
    物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得することと、
    前記構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定することと、
    前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を含み、
    前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる、時間領域リソース構成方法。
  2. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
    ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
    N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
    Figure 2023523641000023
    により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
    ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
    ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項2~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項1に記載の方法。
  7. 1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
    ここで、i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
    前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることを含み、N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
    プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することと、
    各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
  10. プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断した後、前記方法は、さらに、
    各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することは、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を含み、
    ここで、前記第1値は、
    Figure 2023523641000024
    は、前記PRACHタイムスロットの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である、請求項9に記載の方法。
  12. 各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
    前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
    M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
    M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
    M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を含む、請求項9に記載の方法。
  13. 各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
    前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとすること、を含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することは、
    前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することと、
    前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定することと、を含み、
    ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である、請求項1に記載の方法。
  15. 前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することは、
    公式
    Figure 2023523641000025
    により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けること、を含み、
    ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することは、
    通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を含み、
    gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である、請求項1に記載の方法。
  17. 端末であって、
    送受信機、メモリ、プロセッサ、及びメモリに記憶されたプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、
    ここで、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得することと、
    前記構成情報に基づいてターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの分布を決定することと、
    前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定することと、を実現し、
    前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる、端末。
  18. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数であり、
    ここで、N’=N=3,……2μ×15/60であり、
    N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項17に記載の端末。
  19. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値は、公式
    Figure 2023523641000026
    により各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、
    ここで、N’は各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を表し、Nは前記第1構成値を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項17に記載の端末。
  20. 前記ターゲット時間領域粒度が第1時間領域粒度である場合、前記第1構成値に対応する、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数は、無線リソース制御RRCによって構成され又は事前構成によって指示され、
    ここで、各前記第1時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’の値の範囲は[1~2μ×15/60]であり、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項17に記載の端末。
  21. 前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項18~20のいずれか1項に記載の端末。
  22. 前記第1構成値は、各第2時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数を指示し、前記第2時間領域粒度は、240KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項17に記載の端末。
  23. 1つのフレーム周期における前記第2時間領域粒度のインデックス集合内の要素は、第1時間領域粒度のインデックス集合内の要素+40*iであり、
    ここで、 i=0、1、2、3であり、前記第1時間領域粒度は、60KHzのサブキャリア間隔SCSに対応するタイムスロットの時間領域の長さである、請求項22に記載の端末。
  24. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    前記ターゲット時間領域粒度において、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすること、を実現し、
    N’は各前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である、請求項17に記載の端末。
  25. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    プリセット条件に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における各タイムスロットの有効性を判断し、有効なタイムスロットを選別することと、
    各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数、及び前記有効なタイムスロットの数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現する、請求項17に記載の端末。
  26. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    各タイムスロットの有効性の判断結果をネットワーク側機器に送信することを実現する
    請求項25に記載の端末。
  27. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記タイムスロットに同期信号ブロックSSBが含まれ、且つ前記タイムスロットにおける最後のSSB終了シンボルの後に残ったシンボル数が第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、又は
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記タイムスロットにおける連続する上りシンボル数が前記第1値より小さいと、前記タイムスロットは無効なタイムスロットであること、を実現し、
    ここで、前記第1値は
    Figure 2023523641000027
    は、前記PRACHタイムスロットの構成情報における、各PRACHオケージョンの時間領域シンボルの数を表し、Ngapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である、請求項25に記載の端末。
  28. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’以上である場合、
    M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での前N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
    M個の前記有効なタイムスロットから、時系列での後N’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、
    M個の前記有効なタイムスロットから、くし形でN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとすることと、のうちの1つにより前記PRACHタイムスロットの分布を決定すること、を実現する、請求項25に記載の端末。
  29. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    前記有効なタイムスロットの数Mが各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数N’より小さい場合、M個の前記有効なタイムスロットを前記PRACHタイムスロットとすること、を実現する、請求項25に記載の端末。
  30. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化することと、
    前記PRACHタイムスロットの構成数に基づいて、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントに対してそれぞれPRACHタイムスロットの分布を決定することと、を実現し、
    ここで、前記ターゲット時間領域粒度における各セグメントにおいて、時系列的に後ろから前へ連続するN’個のタイムスロットを選択して前記PRACHタイムスロットとし、N’は、各ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの構成数である、請求項17に記載の端末。
  31. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    公式
    Figure 2023523641000028
    により前記ターゲット時間領域粒度をLセグメントに均等に分けることを実現し、
    ここで、Lは前記ターゲット時間領域粒度をセグメント化する数を表し、μはサブキャリア間隔SCSを指示するための上位層パラメータであり、μ≧4である、請求項30に記載の端末。
  32. 前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するとき、
    通信モードが周波数分割複信FDDモードである場合、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信していない場合、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後に同期信号ブロックSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、
    通信モードが時分割複信TDDモードであり、且つ端末がTDD上りと下りの比率を受信した場合、前記PRACHオケージョンが上りシンボルにあり、前記PRACHタイムスロットにおいて、前記PRACHオケージョンの後にSSBがなく、且つ前記PRACHオケージョンと前の直近の1つのSSB終了シンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであり、且つ前記PRACHオケージョンと前の最後の下りシンボルとの間隔が少なくともNgap個のシンボルであると、前記PRACHオケージョンは有効であることと、を実現し、
    gapはサブキャリア間隔SCSに関連する数値である、請求項17に記載の端末。
  33. 端末であって、
    物理ランダムアクセスチャンネルPRACHの構成情報を取得するように構成される取得モジュールであって、前記構成情報は第1構成値を含み、前記第1構成値は、各ターゲット時間領域粒度におけるPRACHタイムスロットの構成数を指示するために用いられる、取得モジュールと、
    前記構成情報に基づいて前記ターゲット時間領域粒度における前記PRACHタイムスロットの分布を決定するように構成される第1決定モジュールと、
    前記PRACHタイムスロットにおけるPRACHオケージョンの有効性を決定するように構成される第2決定モジュールと、を含む、端末。
  34. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、
    当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、請求項1~16のいずれか1項に記載の時間領域リソース構成方法を実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。
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