JP2017510215A - データ伝送レートを調整するための方法および装置 - Google Patents

データ伝送レートを調整するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、データ伝送レートを調整するための方法および装置を開示し、本方法は、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するステップであって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、ステップと、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するステップと、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するステップと、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するステップと、を含み、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い。データ伝送レートを調整するための方法および装置によれば、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファすることにより、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを破棄することにより、サービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、通信分野においてデータ伝送レートを調整するための方法および装置に関する。
第3世代(3rd Generation、略して3G)移動通信以降の移動通信技術の新世代として、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)は、より高いスペクトル効率、より高いエア・インターフェース・レート、およびより良好なカバレージ性能を有しているので、徐々に広範囲に展開されている。多くのLTE技術では、物理層データを処理するための技術は、鍵となるLTE技術の1つである。LTE物理層のフレーム構造は、10msの無線フレームによって構成することができ、各無線フレームは10個のサブフレーム(Sub−fame)を含むことができ、各サブフレームは2個のタイムスロット(Slot)を含むことができ、各タイムスロットの持続時間は0.5msである。
LTEでは、物理層データの最小ベアラユニットはリソースエレメント(Resource Element、略してRE)とすることができ、1つのREは周波数領域における1つのサブキャリアおよび時間領域における1つのシンボル(Symbol)で構成することができる。物理層データのベアラユニットは、たとえば、リソースブロック(Resource Block、RB)をさらに含むことができる。周波数領域では、1つのRBは12個の連続したサブキャリアを含むことができ、各サブキャリアは15KHzの帯域幅を占有することができる、すなわち、1つのRBは180KHzの帯域幅を占有することができる。時間領域では、1つのRBは連続する7つのシンボルを含むことができる。
LTEでは、物理層データが処理されている場合には、1つの機能ユニットから別の機能ユニットにデータを送信することが通常必要であり、このタイプの伝送は長距離伝送となる場合がある。たとえば、分散基地局では、物理層データを、遠隔無線ユニット(Remote Radio Unit、略してRRU)とベースバンドユニット(Base Band Unit、略してBBU)との間で伝送する必要があり、伝送距離が数10kmとなる場合がある。しかし、物理層データを伝送するための伝送帯域幅は、一般に制限されており、特に物理層データが長距離にわたって伝送される場合にはそうである。制限されたデータ伝送帯域幅リソースは、データ伝送の品質を劣化させ、データ伝送障害を招くおそれがある。したがって、データ伝送条件が制限され、またはデータ伝送条件が変化する場合には、データを適切に送信するためにデータ伝送レートを調整する必要がある。
しかし、LTEでは、一旦システムのスペクトル帯域幅が設定されると、データを伝送するためのRBの量も決定される。RBの量とデータ伝送レートとの間には対応関係があるので、RBの量が決定された後では、物理層データの伝送レートは変化しないように維持される。たとえば、システムのスペクトル帯域幅が20Mに設定されている場合には、データを送信するためのRBの量は、プロトコルに従って100であり、この場合には物理層データを一定のレートで送信することしかできない。データ伝送レートを変更する必要がある場合には、システムのスペクトル帯域幅の設定を変更する必要があり、したがってセルを削除するか、または設定する必要があるが、これはシステムのサービス中断を引き起こす可能性がある。
したがって、データ伝送条件が制限されるか、またはデータ伝送条件が変化する場合には、サービスの実行を維持したままデータ伝送レートを調整することができず、システムのデータ伝送性能に深刻な影響を及ぼす。
これに鑑みて、本発明の実施形態は、サービスの実行を維持したままデータ伝送レートを調整することができる、データ伝送レートを調整するための方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、データ伝送レートを調整するための方法が提供され、本方法は、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するステップであって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、ステップと、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するステップと、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、リソーススケジューリングのための情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するステップと、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するステップであって、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い、ステップとを含む。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実施態様では、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するステップの前に、本方法は、データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得するステップと、データ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定するステップと、リソース量に関する情報を基地局に送信するステップであって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、ステップとを含む。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第1の態様の第2の可能な実施態様では、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、リソーススケジューリングのための情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するステップは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップであって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、ステップと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファするように第1のバッファを制御するステップと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように第1のバッファを制御するステップと、を含む。
第1の態様の第2の可能な実施態様を参照して、第1の態様の第3の可能な実施態様では、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定するステップと、RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップと、を含む。
第1の態様、または第1の態様の第1から第3の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第1の態様の第4の可能な実施態様では、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するステップの前に、本方法は、第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するステップと、基準信号データをバッファするステップと、を含む方法。
第1の態様、または第1の態様の第1から第4の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第1の態様の第5の可能な実施態様では、本方法は、第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データを第2のバッファにおいてバッファするステップと、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで第2のバッファから、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを送信し、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで送信するステップと、をさらに含む。
第1の態様の第5の可能な実施態様を参照して、第1の態様の第6の可能な実施態様では、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで第2のバッファから、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを送信し、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで送信するステップと、は、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップであって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、ステップと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを、第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで読み出して送信するように第2のバッファを制御するステップと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信するように第2のバッファを制御するステップと、を含む。
第1の態様、または第1の態様の第1から第6の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第1の態様の第7の可能な実施態様では、データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである。
第1の態様、または第1の態様の第1から第7の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第1の態様の第8の可能な実施態様では、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するステップは、第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと、第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと、を含む。
第2の態様によれば、データ伝送レートを調整するための装置が提供され、本装置は、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成された第1の取得モジュールであって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、第1の取得モジュールと、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成された受信モジュールと、第1の取得モジュールにより取得されたリソーススケジューリングのための情報に基づいて、受信モジュールにより受信され、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、受信モジュールにより受信され、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成された第1の処理モジュールと、第1の処理モジュールによりバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成された第1の送信モジュールであって、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い、第1の送信モジュールとを含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実施態様では、本装置は、データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得するように構成された第2の取得モジュールと、第2の取得モジュールにより取得されたデータ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定するように構成された第1の決定モジュールと、第1の決定モジュールにより決定されたリソース量に関する情報を基地局に送信するように構成された第2の送信モジュールであって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、第2の送信モジュールとをさらに含む。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の態様の第2の可能な実施態様では、第1の処理モジュールは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第1の決定部であって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第1の決定部と、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第1の処理部と、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように構成された第1のバッファと、を含む。
第2の態様の第2の可能な実施態様を参照して、第2の態様の第3の可能な実施態様では、第1の決定部が、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成されることは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定することと、RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することと、を含む。
第2の態様、または第2の態様の第1から第3の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第2の態様の第4の可能な実施態様では、本装置は、第1の送信モジュールがバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信する前に、第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するように構成された第2の決定モジュールをさらに含み、第1の処理モジュールは、第2の決定モジュールにより決定された基準信号データをバッファするようにさらに構成される。
第2の態様、または第2の態様の第1から第4の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第2の態様の第5の可能な実施態様では、本装置は、第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするように構成された第2のバッファと、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1の伝送レートで読み出して送信するように第2のバッファを制御し、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第1の伝送レートで送信するように第2のバッファを制御するように構成された第2の処理モジュールと、をさらに含む。
第2の態様の第5の可能な実施態様を参照して、第2の態様の第6の可能な実施態様では、第2の処理モジュールは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第2の決定部であって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第2の決定部と、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第2の処理部と、を含み、第2のバッファは、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信するようにさらに構成される。
第2の態様、または第2の態様の第1から第6の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第2の態様の第7の可能な実施態様では、データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである。
第2の態様、または第2の態様の第1から第7の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第2の態様の第8の可能な実施態様では、受信モジュールが第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成されることは、第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信することと、第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信することと、を含む。
第3の態様によれば、データ伝送レートを調整するための装置が提供され、本装置は、プロセッサ、メモリ、バッファ、バスシステム、受信器、および送信器を含み、プロセッサ、メモリ、バッファ、受信器、および送信器は、バスシステムを用いて相互に接続され、メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサは、信号を受信するように受信器を制御し、信号を送信するように送信器を制御し、データをバッファするようにバッファを制御するために、メモリに記憶された命令を実行するように構成され、プロセッサは、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成され、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示し、受信器は、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成され、バッファは、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成され、送信器は、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成され、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実施態様では、プロセッサは、データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得し、データ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定するようにさらに構成され、送信器は、リソース量に関する情報を基地局に送信するようにさらに構成され、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の態様の第2の可能な実施態様では、プロセッサは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含み、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファするようにバッファを制御し、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするようにバッファを制御するように具体的に構成される。
第3の態様の第2の可能な実施態様を参照して、第3の態様の第3の可能な実施態様では、プロセッサが、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定することと、RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することと、を含む。
第3の態様、または第3の態様の第1から第3の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第3の態様の第4の可能な実施態様では、送信器がバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信する前に、プロセッサは、第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するようにさらに構成され、バッファは、基準信号データをバッファするようにさらに構成される。
第3の態様、または第3の態様の第1から第4の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第3の態様の第5の可能な実施態様では、バッファは、第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするようにさらに構成され、プロセッサは、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1の伝送レートで読み出して送信するようにバッファを制御し、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第1の伝送レートで送信するようにバッファを制御するようにさらに構成される。
第3の態様の第5の可能な実施態様を参照して、第3の態様の第6の可能な実施態様では、プロセッサは、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含み、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように具体的に構成され、バッファは、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信するようにさらに構成される。
第3の態様、または第3の態様の第1から第6の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第3の態様の第7の可能な実施態様では、データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである。
第3の態様、または第3の態様の第1から第7の可能な実施態様のうちのいずれかの可能な実施態様を参照して、第3の態様の第8の可能な実施態様では、受信器は、第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信し、かつ、第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信するように具体的に構成される。
上記の技術的解決策に基づいて、本発明の実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための方法および装置によれば、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信され、これによって、セルの削除およびセルの設定などのシステムのスペクトル帯域幅の設定を変更する方法を用いてデータ伝送レートを変更することによって生じるシステムサービスの中断を回避することができる。このようにして、システムサービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明白に説明するために、以下では本発明の実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に導入する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態だけを示すものであり、当業者であれば、創造的努力なしに、これらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の一実施形態の適用シナリオの概略図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法の別の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを減少させるための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法のさらに別の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを増加させるための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置の概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置の別の概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態による第1の処理モジュールの概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置のさらに別の概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置のまたさらに別の概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態による第2の処理モジュールの概略的なブロック図である。 本発明の別の実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置の概略的なブロック図である。
以下では、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策について明白かつ完全に説明する。明らかに、記載された実施形態は、本発明の実施形態の一部であって、その全てではない。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られた全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決策は、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、略して「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略して「FDD」)システム、またはLTE時分割複信(Time Division Duplex、略して「TDD」)通信システムなどの種々の通信システムに適用することができることを理解されたい。LTEシステムは、本発明の実施形態を説明するための例として用いているにすぎないことを理解されたい。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の実施形態では、ユーザ機器(User Equipment、略して「UE」)は、端末(Terminal)、移動局(Mobile Station、略して「MS」)、および移動端末(Mobile Terminal)などと呼ぶこともあることを理解されたい。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略して「RAN」)を用いて、1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。たとえば、ユーザ機器は、携帯電話(「セルラー」電話とも呼ばれる)または移動端末を有するコンピュータであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、さらに携帯型か、ポケットサイズか、ハンドヘルドか、コンピュータ内蔵か、または車載の移動装置であって、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータをやりとりするものであってもよい。
本発明の実施形態では、基地局は、LTEシステムの発展型NodeB(evolved NodeB、略してeNB)、または別の通信システムの類似するデバイスであってもよい。
図1は、本発明の一実施形態の適用シナリオを示す。図1に示すように、本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための第1のレート調整装置は、第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信することができる。ダウンリンク物理層の周波数領域データのデータ伝送レートを第1のレート調整装置により調整した後に、ダウンリンク物理層の周波数領域データを第2の伝送レートでデータ伝送チャネルに送信することができ、ここで第2の伝送レートは第1の伝送レートよりも低い。第2の伝送レートでデータ伝送チャネルを通して送信した後に、ダウンリンク物理層の周波数領域データを第2のレート調整装置に入力し、第2のレート調整装置によりデータ伝送レートを調整した後に、第1の伝送レートで出力することができる。ダウンリンク物理層の出力された周波数領域データは、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transformation、略してIFFT)を用いて時間領域データに変換することができ、それから時間領域データを無線周波数トランシーバを用いてユーザ機器に送信することができる。
同様に、図1に示すように、本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための第1のレート調整装置は、第1の伝送レートで無線周波数トランシーバによって送信され、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transformation略してFFT)を用いて変換されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信することができる。第1のレート調整装置によりアップリンク物理層の周波数領域データのデータ転送レートを調整した後に、アップリンク物理層の周波数領域データを第2の伝送レートでデータ伝送チャネルに送信することができる。第2の伝送レートでデータ伝送チャネルを通して送信した後に、アップリンク物理層の周波数領域データを再び第2のレート調整装置に入力して、データ伝送レートを第2のレート調整装置により調整した後に、第1の伝送レートで基地局のベースバンド処理部に出力することができる。
図1に示すデータ伝送チャネルは、デバイス間の光ファイバ伝送チャネルであってもよいし、あるいはデバイス間のマイクロ波伝送チャネルであってもよく、本発明ではこれに限定されるものではないことを理解されたい。
さらに、図1に示した適用シナリオは、本発明の本実施形態を説明するための一例として用いているにすぎないことを理解されたい。しかし、本発明の適用シナリオはこれに限定されるものではない。たとえば、第2の伝送レートでデータ伝送チャネルを通して送信した後に、アップリンク物理層の周波数領域データを、第2のレート調整装置を用いて伝送レートを調整することなく、ベースバンド処理部に直接入力してもよい。別の例では、第2の伝送レートでデータ伝送チャネルを通して送信した後に、ダウンリンク物理層の周波数領域データを、第2のレート調整装置を用いて伝送レートを調整することなく、無線周波数トランシーバなどに直接入力してもよい。
図2は、本発明の実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法100の概略的なフローチャートを示し、方法100は、データ伝送レートを調整するための装置によって実行することができる。装置は、独立したデバイスとすることができ、データ伝送経路に配置される。あるいは、装置は、基地局に統合してもよく、データ伝送経路に配置される。図2に示すように、方法100は以下のステップを含む。
S110.リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得し、リソース量に関する情報は基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
S120.第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信する。
S130.リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、リソーススケジューリングのための情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄する。
S140.バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信し、第2の伝送レートは第1の伝送レートより低い。
通信システムのサービスを中断せずにデータ伝送レートを調整するために、アップリンク物理層の第1の周波数領域データまたはダウンリンク物理層の第1の周波数領域データを受信した後に、データ伝送レートを調整するための装置は、リソース量に関する情報に基づいて基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットが占有データ・ベアラ・ユニットであるか、アイドル・データ・ベアラ・ユニットであるかを決定することができる。このようにして、装置は、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄することができるので、送信された周波数領域データを低減して、データ伝送レートを減少させることができる。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための方法によれば、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信され、これによって、セルの削除およびセルの設定などのシステムのスペクトル帯域幅の設定を変更する方法を用いてデータ伝送レートを変更することによって生じるシステムサービスの中断を回避することができる。このようにして、システムサービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
具体的には、ステップS110では、データ伝送レートを調整するための装置は、最初に、基地局により決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得することができ、リソーススケジューリングのための情報は、スケジューリングされデータ・ベアラ・ユニットを示すことができて、スケジューリングされたデータ・ベアラ・ユニットの状態情報をさらに示すことができ、この状態情報は占有状態およびアイドル状態を含むことができる。
本発明の本実施形態では、装置は、基地局により決定されたリソーススケジューリングのための情報を複数の方法で取得することができ、たとえば、装置は、基地局により送信されたリソーススケジューリングのための情報を直接受信することができるし、あるいは装置は、基地局により決定されたリソーススケジューリングのための情報を到着した物理層データを構文解析することにより取得することもできるが、本発明ではこれに限定されるものではないことを理解されたい。
また、本発明の本実施形態では、データ・ベアラ・ユニットは、データを運ぶためのリソースであり、たとえば、データ・ベアラ・ユニットはRBであり、別の例では、データ・ベアラ・ユニットは複数のRBにより構成されたユーザ・データ・ユニットであるが、本発明ではこれに限定されるものではないことをさらに理解されたい。
本発明の本実施形態では、リソーススケジューリングのための情報は、リソース量に関する情報に従って基地局により決定され、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量、たとえば、1つのタイムスロット内で基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
たとえば、LTE伝送プロトコルに基づいて、20Mのスペクトル帯域幅に対応するRBの量は100であり、すなわち、基地局によりスケジューリングされた利用可能なRBの量は100であり、基地局は1つのタイムスロット内に100RBのデータを送信する必要がある。しかし、データ伝送レートの制限などの理由により、1つのタイムスロット内に50RBのデータしか送信することができないと仮定すると、基地局によりスケジューリングされた利用可能なRBの量は、100から50に減少する。
リソース量に関する情報は、別のネットワークデバイスにより基地局に提供されてもよく、たとえば、ネットワーク管理デバイスにより基地局に提供されてもよく、あるいは、リソース量に関する情報は、データ伝送レートを調整するための装置により、データ伝送レートに関する情報に従って決定されてもよい。具体的には、図3に示すように、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するステップの前に、方法100は以下のステップをさらに含む。
S150.データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得する。
S160.データ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定する。
S170.リソース量に関する情報を基地局に送信し、リソース量に関する情報は基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
ステップS150では、データ伝送レートを調整するための装置が、データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得することができる。データ伝送レートに関する情報は、たとえば、各伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を含むことができ、たとえば、各伝送チャネルの最大データ伝送レートを含むことができる。別の例では、データ伝送レートに関する情報は、最大伝送レートが相対的に最小のものである伝送チャネルのデータ伝送レートなどを含むことができる。
ステップS160では、データ伝送レートを調整するための装置は、たとえば、伝送チャネルのデータ伝送レートとリソースの量との対応関係に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定することができる。
具体的には、物理層のREのデータビット幅は、16ビットの実部ビット幅および16ビットの虚部ビット幅を有する複素数であると仮定する。1つのRBのデータ量は、84REのデータであり、1つのタイムスロットは0.5msである。スペクトル帯域幅が20MであるLTEシステムでは、100RBのデータの伝送が0.5ms以内に完了する必要がある、すなわち、8400REのデータの伝送が完了する必要がある。データは、共通公衆無線インターフェース(Common Public Radio Interface、略してCPRI)プロトコルに基づいて送信されると仮定する。基地局によりスケジューリング可能なリソースの量は、データ伝送レートとリソースの量との対応関係に従って決定することができ、この対応関係は、たとえば、以下の式1である。
N=(V*T)/(12*7*2*P*W)(1)
Nは、1つのタイムスロット内でスケジューリング可能なRBの量であり、Vは、CPRIプロトコルに基づくデータ伝送レート(単位はビット/秒)であり、Tは、1タイムスロットの期間(単位は秒)であり、Pは、CPRI伝送プロトコルのオーバーヘッドであり(8b/10b符号化を用いる場合には、オーバーヘッド値は10/8×16/15である)、Wは、データビット幅(たとえば16ビット)であり、さらに、REのデータは複素数であって、2つの部分の16ビットデータ、すなわち実部および虚部を有しているので、上記の式1の分母はさらに係数2を乗算する必要がある。
ステップS170では、データ伝送レートを調整するための装置は、リソース量に関する情報を基地局に送信することができ、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための装置は、データサンプリング方法、アンテナの量、または別の要因に基づいて、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量をさらに決定することができるが、本発明の本実施形態ではこれに限定されるものではないことを理解されたい。
ステップS120では、データ伝送レートを調整するための装置は、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信し、第1の周波数領域データは、無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを含むことができ、あるいはベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを含むことができる。
具体的には、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するステップは、
第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと、
第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと
を含む。
ステップS130では、任意選択的に、図4に示すように、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、リソーススケジューリングのための情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するステップは、以下のステップを含む。
S131.リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は占有状態およびアイドル状態を含む。
S132.複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファするように第1のバッファを制御する。
S133.複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように第1のバッファを制御する。
具体的には、本発明の本実施形態では、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データがバッファされ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態の場合には、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データはバッファされない、すなわち、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データは破棄される。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための装置による第1の周波数領域データを処理するための粒状性は、データ・ベアラ・ユニットとすることができ、データ・ベアラ・ユニットはリソースブロックRBとすることができ、あるいは、データ・ベアラ・ユニットは、RBより小さいリソースであってもよく、たとえば、データ・ベアラ・ユニットは、RBの1/2であってもよいし、またはRBの1/4であってもよく、最小のデータ・ベアラ・ユニットはリソースエレメントREであり、あるいは、データ・ベアラ・ユニットは、さらにRBよりも大きなリソースであってもよく、たとえば、データ・ベアラ・ユニットは複数のRBで構成されたリソースユニットであってもよいことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための装置は、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされたデータ・ベアラ・ユニットと、各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することができる。任意選択的に、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップは、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定するステップと、
RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップと
を含む。
たとえば、データ・ベアラ・ユニットが複数のRBで構成されたユーザ・データ・ユニットである場合には、データ伝送レートを調整するための装置は、RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされたRBリソースに対応するデータ・ベアラ・ユニットを決定することができ、かつ、RBリソースの状態情報に従ってデータ・ベアラ・ユニットの状態情報を決定することができる、すなわち、データ・ベアラ・ユニットが占有状態にあるか、アイドル状態にあるかを決定することができる。
本発明の本実施形態では、第1のイネーブル情報は、データ・ベアラ・ユニットが占有状態にあることを示すために使用され、第2のイネーブル情報は、データ・ベアラ・ユニットがアイドル状態にあることを示すために使用される。第1のイネーブル情報および第2のイネーブル情報は、信号の高電位および低電位で表すことができ、たとえば、高電位信号が第1のイネーブル情報を表現することができ、低電位信号が第2のイネーブル情報を表すことができる。あるいは、第1のイネーブル情報は低電位信号を用いて表してもよいし、第2のイネーブル情報は高電位信号を用いて表してもよく、本発明ではこれに限定されるものではない。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための装置により受信された第1の周波数領域データがダウンリンク物理層の周波数領域データである場合には、ダウンリンク物理層の周波数領域データは、基準信号(Reference Signal、略してRS)データ、たとえば、チャネル品質の検出のために用いられるRSデータをさらに含むことができる。現在のプロトコルでは、RSデータを運ぶデータ・ベアラ・ユニットがアイドル状態にある場合であっても、RSデータを破棄することができない。したがって、受信した第1の周波数領域データが処理されている時に、RSデータをバッファする必要があり、第2の伝送レートで送信する必要がある。
具体的には、本発明の本実施形態では、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するステップの前に、方法100は、
第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するステップと、
基準信号データをバッファするステップと
をさらに含む。
基準信号データをバッファした後に、同様に、データ伝送レートを調整するための装置は、バッファされた基準信号データ、および占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信することを理解されたい。
ステップS140では、データ伝送レートを調整するための装置は、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信し、第2の伝送レートは第1の伝送レートより低い。
具体的には、データ伝送レートを調整するための装置は、ダウンリンク物理層のバッファされた周波数領域データをデータ伝送チャネルまたは無線周波数トランシーバに第2の伝送レートで送信することができ、データ伝送レートを調整するための装置はまた、バッファされたアップリンク物理層の周波数領域データをデータ伝送チャネルまたはベースバンド処理部に第2の伝送レートで送信することもできるが、本発明の本実施形態ではこれに限定されるものではない。
本発明の様々な実施形態では、上記の処理のシリアル番号は、実行順序を意味するものではないことを理解されたい。処理の実行順序は、その機能および内部ロジックに従って決定するべきであって、本発明の実施形態の実行処理上のいかなる限定としても解釈するべきではない。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための方法によれば、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信され、これによって、セルの削除およびセルの設定などのシステムのスペクトル帯域幅の設定を変更する方法を用いてデータ伝送レートを変更することによって生じるシステムサービスの中断を回避することができる。このようにして、システムサービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための方法によれば、周波数領域データの伝送レートを第1の伝送レートから第2の伝送レートに調整することができ、したがって、本方法では、周波数領域データの伝送レートを第2の伝送レートから第1の伝送レートに調整することができる。
具体的には、本発明の本実施形態では、図5に示すように、方法100は以下のステップをさらに含む。
S180.第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データを第2のバッファにおいてバッファする。
S190.リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで第2のバッファから、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを送信し、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで送信する。
本発明の本実施形態では、第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データは、アップリンク物理層の周波数領域データであってもよいし、あるいはダウンリンク物理層の周波数領域データであってもよく、本発明の本実施形態ではこれに限定されるものではないことを理解されたい。
本発明の本実施形態では、データ伝送レートを調整するための装置は、リソース量に関する情報に従って基地局により決定されたリソーススケジューリングのための情報を複数の方法で取得することができ、たとえば、装置は、基地局により送信されたリソーススケジューリングのための情報を直接受信することができるし、あるいは装置は、基地局により決定されたリソーススケジューリングのための情報を到着した物理層データを構文解析することにより取得することもできるが、本発明の本実施形態ではこれに限定されるものではないことをさらに理解されたい。
具体的には、図6に示すように、任意選択的に、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで第2のバッファから、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを送信するステップと、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで送信するステップと、は、以下のステップを含む。
S191.リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は占有状態およびアイドル状態を含む。
S192.複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを、第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで読み出して送信するように第2のバッファを制御する。
S193.複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信するように第2のバッファを制御する。
すなわち、本発明の本実施形態では、占有データ・ベアラ・ユニットについては、データ伝送レートを調整するための装置が、データ伝送チャネルの第2の伝送レートよりも高い第1の伝送レートで、リソーススケジューリングのための情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれたバッファされた第2の周波数領域データを読み出して送信する。そして、アイドル・データ・ベアラ・ユニットについては、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれたデータはバッファされないので、リソーススケジューリングのための情報に従って第1の伝送レートで全ゼロデータを出力して、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データを構成し、第1の伝送レートで周波数領域データを送信する。装置が、バッファされた第2の周波数領域データを第2の伝送レートよりも高い第1の伝送レートで送信し、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを挿入することができるので、送信された周波数領域データが増加して、データ伝送レートを向上させることができる。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための方法によれば、一態様では、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信されるが、他の態様では、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データは、より高い伝送レートで送信されてもよい。このようにして、データ伝送レートは、基地局のリソーススケジューリングのための情報に従って適応的に調整され、それによってシステムサービスを実行したままでデータ伝送レートを減少または増加させて、異なるデータ伝送条件に適合させることができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
本発明の様々な実施形態では、上記の処理のシリアル番号は、実行順序を意味するものではないことを理解されたい。処理の実行順序は、その機能および内部ロジックに従って決定するべきであって、本発明の実施形態の実行処理上のいかなる限定としても解釈するべきではない。
以上、図1〜図6を参照して、本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法について詳細に説明したが、以下では、図7〜図13を参照して、本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置について詳細に説明する。
図7に示すように、本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置300は、
リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成された第1の取得モジュール310であって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、第1の取得モジュール310と、
第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成された受信モジュール320と、
第1の取得モジュール310により取得されたリソーススケジューリングのための情報に基づいて、受信モジュール320により受信され、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、受信モジュール320により受信され、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成された第1の処理モジュール330と、
第1の処理モジュール330によりバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成された第1の送信モジュール340であって、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い、第1の送信モジュール340と
を含む。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための装置によれば、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信され、これによって、セルの削除およびセルの設定などのシステムのスペクトル帯域幅の設定を変更する方法を用いてデータ伝送レートを変更することによって生じるシステムサービスの中断を回避することができる。このようにして、システムサービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、任意選択的に、図8に示すように、装置300は、
データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得するように構成された第2の取得モジュール350と、
第2の取得モジュール350により取得されたデータ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定するように構成された第1の決定モジュール360と、
第1の決定モジュール360により決定されたリソース量に関する情報を基地局に送信するように構成された第2の送信モジュール370であって、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、第2の送信モジュール370と
をさらに含むことができる。
任意選択的に、本発明の本実施形態では、図9に示すように、第1の処理モジュール330は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第1の決定部331であって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第1の決定部331と、
複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第1の処理部332と、
第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように構成された第1のバッファ333と
を含む。
任意選択的に、本発明の本実施形態では、第1の決定部331は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定し、
RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定する
ように具体的に構成することができる。
本発明の本実施形態では、任意選択的に、図10に示すように、装置300は、
第1の送信モジュール340がバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信する前に、第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するように構成された第2の決定モジュール380を
さらに含むことができ、
第1の処理モジュール330は、第2の決定モジュール380により決定された基準信号データをバッファするようにさらに構成される。
本発明の本実施形態では、任意選択的に、図11に示すように、装置300は、
第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするように構成された第2のバッファ390と、
リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1の伝送レートで読み出して送信するように第2のバッファ390を制御し、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第1の伝送レートで送信するように第2のバッファ390を制御するように構成された第2の処理モジュール395と
をさらに含むことができる。
任意選択的に、本発明の本実施形態では、図12に示すように、第2の処理モジュール395は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第2の決定部396であって、状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第2の決定部396と、
複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第2の処理部397と
を含み、
第2のバッファ390は、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信するようにさらに構成することができる。
任意選択的に、本発明の本実施形態では、データ・ベアラ・ユニットはリソースブロックRBである。
任意選択的に、本発明の本実施形態では、受信モジュール320は、
第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信し、かつ、
第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信する
ように具体的に構成される。
本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置300は、本発明の実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法の実行本体に対応することができ、装置300の各モジュールの上記および他の動作および/または機能は、図1〜図6の方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ用いられることを理解されたい。簡潔にするために、詳細については再度の説明を省略する。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための装置によれば、一態様では、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信されるが、他の態様では、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データは、より高い伝送レートで送信されてもよい。このようにして、データ伝送レートは、基地局のリソーススケジューリングのための情報に従って適応的に調整され、それによってシステムサービスを実行したままでデータ伝送レートを減少または増加させて、異なるデータ伝送条件に適合させることができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
図13に示すように、本発明の一実施形態は、データ伝送レートを調整するための装置500をさらに提供し、装置500は、プロセッサ510、メモリ520、バッファ530、バスシステム540、受信器550、および送信器560を含む。
プロセッサ510、メモリ520、バッファ530、受信器550、および送信器560は、バスシステム540を用いて相互に接続され、メモリ520は命令を記憶するように構成され、プロセッサ510は、信号を受信するように受信器550を制御し、信号を送信するように送信器560を制御し、データをバッファするようにバッファ530を制御するために、メモリに記憶された命令を実行するように構成される。
プロセッサ510は、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成され、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
受信器550は、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成される。
バッファ530は、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成される。
送信器560は、バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成され、第2の伝送レートは、第1の伝送レートより低い。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための装置によれば、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信され、これによって、セルの削除およびセルの設定などのシステムのスペクトル帯域幅の設定を変更する方法を用いてデータ伝送レートを変更することによって生じるシステムサービスの中断を回避することができる。このようにして、システムサービスを実行したままでデータ伝送レートを調整して、異なるデータ伝送条件に適合することができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
本発明の本実施形態では、プロセッサ510は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってもよく、あるいはプロセッサ510は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、または別のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア部品などであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、あるいはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
メモリ520は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ510のための命令およびデータを提供する。メモリ520の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含んでもよい。たとえば、メモリ520は、デバイスタイプ情報をさらに記憶することができる。
バスシステム540は、さらに、データバスに加えて、電源バス、制御バス、およびステータス信号バスなどをさらに含むことができる。しかし、説明を明確にするため、図中の様々なタイプのバスは、バスシステム540としてマークしてある。
実行処理の際には、上記の方法のステップは、プロセッサ510のハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形態の命令によって完了することができる。本発明の実施形態を参照して開示した方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより実行し完了してもよいし、あるいはプロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを用いて実行し完了してもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能な読み出し専用メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、またはレジスタなどの当分野で成熟した記憶媒体内に配置することができる。記憶媒体はメモリ520に配置され、プロセッサ510がメモリ520内の情報を読み出し、プロセッサ510のハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップをする。繰り返しを避けるため、詳細については再度の説明を省略する。
任意選択的に、一実施形態では、プロセッサ510は、
データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得し、
データ伝送レートに関する情報に従って、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を決定する
ようにさらに構成することができ、
送信器560は、リソース量に関する情報を基地局に送信するようにさらに構成され、リソース量に関する情報は、基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す。
任意選択的に、一実施形態では、プロセッサ510は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は占有状態およびアイドル状態を含み、
複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファするようにバッファを制御し、
複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、第2のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするようにバッファを制御する
ように具体的に構成することができる。
任意選択的に、一実施形態では、プロセッサ510が、リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することは、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定することと、
RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することと
を含む。
任意選択的に、一実施形態では、送信器560がバッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信する前に、プロセッサ510は、第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するようにさらに構成され、バッファ530は、基準信号データをバッファするようにさらに構成される。
任意選択的に、一実施形態では、バッファ530は、第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするようにさらに構成され、
プロセッサ510は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1の伝送レートで読み出して送信するようにバッファを制御し、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第1の伝送レートで送信するようにバッファを制御する
ようにさらに構成することができる。
任意選択的に、一実施形態では、プロセッサ510は、
リソーススケジューリングのための情報に従って、基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、状態情報は占有状態およびアイドル状態を含み、
複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、データ・ベアラ・ユニットの状態情報が占有状態である場合には、占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、データ・ベアラ・ユニットの状態情報がアイドル状態である場合には、アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように具体的に構成することができ、
バッファ530は、第1のイネーブル情報に従って、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを第1のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信し、かつ、データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを第2のイネーブル情報に従って第1の伝送レートで送信する
ようにさらに構成することができる。
任意選択的に、一実施形態では、データ・ベアラ・ユニットはリソースブロックRBである。
任意選択的に、一実施形態では、受信器550は、
第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信し、かつ、
第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信する
ように具体的に構成することができる。
本発明の本実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置500は、本発明の実施形態によるデータ伝送レートを調整するための方法の実行本体に対応することができ、あるいは本発明の実施形態によるデータ伝送レートを調整するための装置300に対応することができ、装置500の各モジュールの上記および他の動作および/または機能は、図1〜図6の方法の対応する手順を実施するためにそれぞれ用いられることを理解されたい。簡潔にするために、詳細については再度の説明を省略する。
したがって、本発明の本実施形態におけるデータ伝送レートを調整するための装置によれば、一態様では、最初に、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データがバッファされ、そしてアイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データが廃棄され、次に、バッファされた周波数領域データがより低い伝送レートで送信されるが、他の態様では、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた周波数領域データは、より高い伝送レートで送信されてもよい。このようにして、データ伝送レートは、基地局のリソーススケジューリングのための情報に従って適応的に調整され、それによってシステムサービスを実行したままでデータ伝送レートを減少または増加させて、異なるデータ伝送条件に適合させることができるので、システムの伝送性能を向上させることができる。
さらに、「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書において交換可能に用いることができる。本明細書における「および/または」という用語は、関連する対象を説明するための関連関係のみを記述しており、3つの関係が存在し得ることを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合を表すことができる。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する。さらに、本明細書における文字「/」は、関連する対象の間の「または」の関係を一般的に示す。
本発明の実施形態において、「Aに対応するB」は、BがAに対応していることを示し、BはAに従って決定され得ることを理解されたい。しかし、Aに従ってBを決定することは、BがAに従ってのみ決定されることを意味するものではなく、BはAおよび/または他の情報に従って決定されてもよいことをさらに理解されたい。
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態で説明された実施例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実現することができることを認識することができる。ハードウェアとソフトウェアとの互換性を明確に説明するために、機能に従って各実施例の構成およびステップについて上記に一般的に説明した。機能がハードウェアにより実行されるか、ソフトウェアにより実行されるかは、特定の用途および技術的解決策の設計制約条件に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに説明された機能を実施するために種々の方法を用いることができるが、その実施が本発明の範囲を越えてしまうと考えるべきではない。
当業者には明確に理解できることであろうが、説明を簡便で簡潔にするために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動処理については、上記の方法の実施形態における対応する処理を参照することができ、詳細については再度の説明を省略する。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方法で実施することができることを理解されたい。たとえば、記載された装置の実施形態は単なる例示にすぎない。たとえば、ユニット分割は単なる論理機能の分割であって、実際の実施では他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わせてもよいし、あるいは別のシステムに統合してもよいし、あるいはいくつかの特徴は無視してもよいし、実行しなくてもよい。さらに、表示または説明された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを用いて実現することができる。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態で実現することができる。
個別の部品として記載されたユニットは物理的に分離されてもよいし、されなくてもよく、ユニットとして表示された部品は物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、物理的なユニットは1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットのいくつかまたは全部は、本発明の実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択することができる。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合してもよいし、あるいはユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、あるいは2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、あるいは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合には、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に格納することができる。このような理解に基づいて、従来技術に本質的に寄与する本発明もしくはその一部の技術的解決策、または技術的解決策の全てもしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法のステップの全てまたは一部を実行するために、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)に命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、本発明の特定の実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明において開示される技術的範囲内で当業者が容易に想到する変更または置換は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
100 方法
300 装置
310 第1の取得モジュール
320 受信モジュール
330 第1の処理モジュール
331 第1の決定部
332 第1の処理部
333 第1のバッファ
340 第1の送信モジュール
350 第2の取得モジュール
360 第1の決定モジュール
370 第2の送信モジュール
380 第2の決定モジュール
390 第2のバッファ
395 第2の処理モジュール
396 第2の決定部
397 第2の処理部
500 装置
510 プロセッサ
520 メモリ
530 バッファ
540 バスシステム
550 受信器
560 送信器

Claims (27)

  1. データ伝送レートを調整するための装置であって、
    リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成された第1の取得モジュールであって、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、第1の取得モジュールと、
    第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成された受信モジュールと、
    前記第1の取得モジュールにより取得されたリソーススケジューリングのための前記情報に基づいて、前記受信モジュールにより受信され、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、前記受信モジュールにより受信され、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成された第1の処理モジュールと、
    前記第1の処理モジュールによりバッファされた前記第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成された第1の送信モジュールであって、前記第2の伝送レートは、前記第1の伝送レートより低い、第1の送信モジュールと
    を含む、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記装置は、
    データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得するように構成された第2の取得モジュールと、
    前記第2の取得モジュールにより取得されたデータ伝送レートに関する前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を決定するように構成された第1の決定モジュールと、
    前記第1の決定モジュールにより決定されたリソース量に関する前記情報を前記基地局に送信するように構成された第2の送信モジュールであって、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を示す、第2の送信モジュールと
    をさらに含む、装置。
  3. 請求項1または2に記載の装置であって、前記第1の処理モジュールは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第1の決定部であって、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第1の決定部と、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第1の処理部と、
    前記第1のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データをバッファし、かつ、前記第2のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように構成された第1のバッファと
    を含む、装置。
  4. 請求項3に記載の装置であって、第1の決定部が、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成されることは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、前記複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定することと、
    RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、前記基地局によりスケジューリングされた前記複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報と、を決定することと
    を含む、装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の装置であって、前記装置は、
    前記第1の送信モジュールが前記バッファされた第1の周波数領域データを前記第2の伝送レートで送信する前に、前記第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するように構成された第2の決定モジュール
    をさらに含み、
    前記第1の処理モジュールは、前記第2の決定モジュールにより決定された前記基準信号データをバッファするようにさらに構成される、
    装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の装置であって、前記装置は、
    前記第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするように構成された第2のバッファと、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを前記第1の伝送レートで読み出して送信するように前記第2のバッファを制御し、かつ、前記アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを前記第1の伝送レートで送信するように前記第2のバッファを制御するように構成された第2の処理モジュールと
    をさらに含む装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、前記第2の処理モジュールは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するように構成された第2の決定部であって、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、第2の決定部と、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力するように構成された第2の処理部と
    を含み、
    前記第2のバッファは、前記第1のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを読み出して、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを前記第1のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで送信し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記全ゼロデータを前記第2のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで送信するようにさらに構成される、装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の装置であって、前記データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである、装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の装置であって、受信モジュールが第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成されることは、
    前記第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信することと、
    前記第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信することと
    を含む、装置。
  10. データ伝送レートを調整するための装置であって、前記装置は、
    プロセッサ、メモリ、バッファ、バスシステム、受信器、および送信器
    を含み、
    前記プロセッサ、前記メモリ、前記バッファ、前記受信器、および前記送信器は、前記バスシステムを用いて相互に接続され、前記メモリは命令を記憶するように構成され、前記プロセッサは、信号を受信するように前記受信器を制御し、信号を送信するように前記送信器を制御し、データをバッファするように前記バッファを制御するために、前記メモリに記憶された前記命令を実行するように構成され、
    前記プロセッサは、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するように構成され、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示し、
    前記受信器は、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するように構成され、
    前記バッファは、リソーススケジューリングのための情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するように構成され、
    前記送信器は、前記バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するように構成され、前記第2の伝送レートは、前記第1の伝送レートより低い、
    装置。
  11. 請求項10に記載の装置であって、前記プロセッサは、
    データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得し、
    データ伝送レートに関する前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を決定する
    ようにさらに構成され、
    前記送信器は、
    リソース量に関する前記情報を前記基地局に送信するようにさらに構成され、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を示す、
    装置。
  12. 請求項10または11に記載の装置であって、前記プロセッサは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含み、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記第1のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データをバッファするように前記バッファを制御し、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、前記第2のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように前記バッファを制御する
    ように具体的に構成される、装置。
  13. 請求項12に記載の装置であって、前記プロセッサが、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定することは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、前記複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定することと、
    RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、前記基地局によりスケジューリングされた前記複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報と、を決定することと
    を含む、装置。
  14. 請求項10から13のいずれか一項に記載の装置であって、前記送信器が前記バッファされた第1の周波数領域データを前記第2の伝送レートで送信する前に、前記プロセッサは、前記第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するようにさらに構成され、前記バッファは、前記基準信号データをバッファするようにさらに構成される、装置。
  15. 請求項10から14のいずれか一項に記載の装置であって、前記バッファは、前記第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データをバッファするようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを前記第1の伝送レートで読み出して送信するように前記バッファを制御し、かつ、前記アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを前記第1の伝送レートで送信するように前記バッファを制御する
    ようにさらに構成される、装置。
  16. 請求項15に記載の装置であって、前記プロセッサは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定し、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含み、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力する
    ように具体的に構成され、
    前記バッファは、
    前記第1のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを読み出して、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを前記第1のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで送信し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを前記第2のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで送信する
    ようにさらに構成される、装置。
  17. 請求項10から16のいずれか一項に記載の装置であって、前記データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである、装置。
  18. 請求項10から17のいずれか一項に記載の装置であって、前記受信器は、
    前記第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信し、かつ、
    前記第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信する
    ように具体的に構成される、装置。
  19. データ伝送レートを調整するための方法であって、前記方法は、
    リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得するステップであって、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの量を示す、ステップと、
    第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信するステップと、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄するステップと、
    前記バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信するステップであって、前記第2の伝送レートは、前記第1の伝送レートより低い、ステップと
    を含む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、リソース量に関する情報に従って基地局によって決定されたリソーススケジューリングのための情報を取得する前記ステップの前に、前記方法は、
    データ伝送チャネルのデータ伝送レートに関する情報を取得するステップと、
    データ伝送レートに関する前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を決定するステップと、
    リソース量に関する前記情報を前記基地局に送信するステップであって、リソース量に関する前記情報は、前記基地局によりスケジューリング可能なリソースの前記量を示す、ステップと
    を含む方法。
  21. 請求項19または20に記載の方法であって、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データをバッファし、かつ、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第1の周波数領域データを廃棄する前記ステップは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップであって、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、ステップと、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記第1のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データをバッファするように第1のバッファを制御するステップと、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、前記第2のイネーブル情報に従って、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第1の周波数領域データのバッファリングをスキップするように前記第1のバッファを制御するステップと
    を含む、方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定する前記ステップは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のリソースブロックRBリソースと、前記複数のRBリソースの各RBリソースの状態情報と、を決定するステップと、
    RBリソースとデータ・ベアラ・ユニットとの対応関係に従って、前記基地局によりスケジューリングされた前記複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報と、を決定するステップと
    を含む、方法。
  23. 請求項19から22のいずれか一項に記載の方法であって、前記バッファされた第1の周波数領域データを第2の伝送レートで送信する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記第1の伝送レートで送信されたダウンリンク物理層の受信した周波数領域データに含まれる基準信号データを決定するステップと、
    前記基準信号データをバッファするステップと
    を含む方法。
  24. 請求項19から23のいずれか一項に記載の方法であって、前記方法は、
    前記第2の伝送レートで送信された第2の周波数領域データを第2のバッファにおいてバッファするステップと、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで前記第2のバッファから、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを送信し、前記アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで送信するステップと
    をさらに含む方法。
  25. 請求項24に記載の方法であって、リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで前記第2のバッファから、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた第2の周波数領域データを読み出して、リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで、前記占有データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを送信し、前記アイドル・データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた全ゼロデータを、リソーススケジューリングのための前記情報に従って前記第1の伝送レートで送信する前記ステップは、
    リソーススケジューリングのための前記情報に従って、前記基地局によりスケジューリングされた複数のデータ・ベアラ・ユニットと、前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットの状態情報と、を決定するステップであって、前記状態情報は、占有状態およびアイドル状態を含む、ステップと、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記占有状態である場合には、前記占有状態を示す第1のイネーブル情報を出力し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記第2の周波数領域データを、前記第1のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで読み出して送信するように前記第2のバッファを制御するステップと、
    前記複数のデータ・ベアラ・ユニットの各データ・ベアラ・ユニットについて、前記データ・ベアラ・ユニットの前記状態情報が前記アイドル状態である場合には、前記アイドル状態を示す第2のイネーブル情報を出力し、かつ、前記データ・ベアラ・ユニットにより運ばれた前記全ゼロデータを、前記第2のイネーブル情報に従って前記第1の伝送レートで送信するように前記第2のバッファを制御するステップと
    を含む、方法。
  26. 請求項19から25のいずれか一項に記載の方法であって、前記データ・ベアラ・ユニットは、リソースブロックRBである、方法。
  27. 請求項19から26のいずれか一項に記載の方法であって、第1の伝送レートで送信された第1の周波数領域データを受信する前記ステップは、
    前記第1の伝送レートで無線周波数トランシーバにより送信されたアップリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと、
    前記第1の伝送レートでベースバンド処理部により送信されたダウンリンク物理層の周波数領域データを受信するステップと
    を含む、方法。
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