JP2023521302A - アジテータボールミル - Google Patents

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Abstract

本開示は、円筒状の外側ステータ(2)と、共通の中心軸(5)の周りに回転可能に装着されており、かつ、円筒状のロータを有する、アジテータと、を有する、流動性の粉砕材料を処理するためのアジテータミルを含む。ロータ(1)は、外側ステータ(2)内に配置され、ロータ(1)と外側ステータ(2)との間に粉砕チャンバ(4)が形成される。粉砕チャンバ(4)内に、供給チャネル(7)から排出チャネル(6)まで延びる通過流方向が画定される。外側ステータ(2)とロータ(1)との間の粉砕チャンバ(4)は一定の幅を有する。粉砕チャンバ(4)は、粉砕要素で少なくとも部分的に充填されている。外側ステータ(2)の方向に延びるいくつかのロータ粉砕ツール(11)がロータ(1)に取り付けられており、粉砕チャンバ(4)内へとある長さだけ半径方向に突出するいくつかの外側ステータ粉砕ツール(21、211)が、外側ステータ(2)に取り付けられている。外側ステータ粉砕ツール(21、211)は、隣接して円周方向に互いからある距離に配置され、列を形成する。これらの列は、中心軸に沿って外側ステータ(2)上で互いに平行に配置されている。粉砕チャンバの供給チャネル(7)から離れる方向を向いた側において、外側ステータ粉砕ツール(211)のうちの、少なくとも1つの列、好ましくは3列の外側ステータ粉砕ツール(211)は、他の外側ステータ粉砕ツール(21)よりも大きい半径方向長さを有する。円周方向の各列の外側ステータ粉砕ツール(21、211)は各々、同じ長さを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、アジテータボールミル、特に、アジテータボールミル内の粉砕要素の改善された流動化及び分布が保証されるアジテータボールミルに関する。
アジテータボールミル(Ruhrwerkskugelmuhle、又はRWKM)の基本構造は、例えば、EP1992412B1から知られている。従来のアジテータボールミルの場合、粉砕要素は、流れやすい生成物のすすぎ中及び製造中に、重力によって粉砕チャンバの下方領域に凝集し、圧縮する可能性がある。これは、アジテータボールミル内の粉砕要素の好ましくない分布に起因する生成物の品質の低減又は処理時間の延長につながる可能性がある。
アジテータボールミルはまた、例えば、文献DE4008472A1、DE19638354A1、及びWO2006/116338A2から知られている。
したがって、本開示の目的は、粘度が低く、かつ/又は粘着性がより低い流れやすい生成物の場合に、特にアジテータボールミル内の粉砕要素のより良好な分布によって、より低い電力消費を達成することである。本発明は、独立請求項1の特徴によって定義される。従属請求項は、好ましい実施形態を説明している。
本開示は、円筒状の外側ステータと、共通の中心軸の周りに回転可能に装着されており、かつ、円筒状のロータを有する、アジテータと、を有する、流動性の粉砕材料を処理するためのアジテータミルを含む。ロータは、外側ステータ内に配置され、ロータと外側ステータとの間に粉砕チャンバが形成される。粉砕チャンバは、外側ステータとロータとの間に一定の幅を有する。粉砕材料を粉砕チャンバ内に誘導することができる供給チャネルは、粉砕チャンバの上流にある。更に、粉砕材料が粉砕チャンバから出ることができる排出チャネルが提供される。したがって、供給チャネル及び排出チャネルは、供給チャネルから排出チャネルまで延びる、粉砕チャンバを通る通過流方向を画定する。
粉砕チャンバは、粉砕要素で少なくとも部分的に充填されている。更に、外側ステータの方向に半径方向に延びるロータ粉砕ツールがロータに取り付けられている。更に、粉砕チャンバ内へとある長さだけ半径方向に突出する複数の外側ステータ粉砕ツールが、外側ステータに取り付けられている。外側ステータ粉砕ツールは、隣接して円周方向に互いからある距離に配置され、列を形成する。これらの列は、中心軸に沿って外側ステータ上で互いに平行に配置されている。外側ステータ粉砕ツールはまた、長手方向列に、すなわち、円周方向に対して垂直に、かつ中心軸に沿って配置されている。
したがって、外側ステータ粉砕ツールは、中心軸の方向に、すなわち、通過流方向に沿って長手方向列を形成し、また、それに対して垂直な列、すなわち、外側ステータの円周の周りに円形構成の列を形成する。
粉砕チャンバの供給チャネルから離れる方向を向いた側において、外側ステータ粉砕ツールのうちの、少なくとも1つの列の、好ましくは3列の外側粉砕ツールは、残りの外側ステータ粉砕ツールよりも大きい半径方向長さを有する。言い換えれば、円周方向における(通過流方向で)少なくとも最後方の列(単数又は複数)の外側ステータ粉砕ツール、すなわち、供給チャネルから最も離れている外側ステータの周囲の円上にあるすべてのそれらの外側ステータ粉砕ツールは、したがって、他の外側ステータ粉砕ツールよりも大きい半径方向長さを有する。
外側ステータは、好ましくは、円周方向に外側ステータ粉砕ツールの6~12個の列を有し、かつ/又は外側ステータ粉砕ツールの8~20個の長手方向列を有する。
中心軸が垂直に配向され、粉砕チャンバ内の通過流方向が上部から底部まで延びるように動作中のアジテータミルが配置される一実施形態では、円周方向における下方の列、又は好ましくは3つの下方の列は、外側ステータ粉砕ツールを備えた列によりも大きい長さのものである。
円周方向の各列の外側ステータ粉砕ツールは各々、同じ長さのものであり得る。より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツールの長さは、他の外側ステータ粉砕ツールの長さの1.5~2.5倍、好ましくは1.75~2.25倍、特に好ましくは2.0倍の長さであり得る。他の外側ステータ粉砕ツールの長さは、5~20mm、好ましくは7~15mmであり得る。
好ましくは、ロータ粉砕ツールは各々、同じ長さ、例えば、20mm~40mmのものである。
外側ステータ粉砕ツール及び/又はロータ粉砕ツールは、好ましくは、ピンの形態で設計されている。ピンは、好ましくは、円筒形状を有し、長さは、少なくともピンの直径程度の大きさである。
ロータ内に分離装置を提供することができる。通過流方向において、流動性の粉砕材料を排出するための排出チャネルは、分離装置の下流に配置され得る。
図1を参照して、本発明を更に説明する。
本発明の一例による、アジテータボールミルを通る断面を示す。
以下で、図1による垂直アジテータボールミル(RWKM)、すなわち、動作中に、中心軸5が垂直に配向され、通過流方向が上部から底部に延びる好ましい実施形態によるアジテータボールミルに言及する。中心軸5に平行な方向は、軸方向と呼ばれる。しかしながら、本発明は、水平に又は斜めに配置されたアジテータボールミルにおいても使用され得る。
図1に示したアジテータボールミルは、本質的に円筒形のロータ1を有するアジテータを有し、ロータ1は、外径D1及び内径d1を有する。ロータ1は、中心軸5の周りに回転可能に装着されている。図示の実施形態によれば、これは垂直に配向されている。更に、アジテータボールミルは、外側ステータ直径D2を有する外側ステータ2を有し、外側ステータ2は、ロータ1を取り囲んでいる。特に、ロータ1に面している外側ステータ2の内壁は円筒状である。ロータ1及び外側ステータ2は、中心軸5と同軸である。更に、ロータ1は円筒状の外壁を有する。したがって、外側ステータ2とロータ1との間に、全高にわたって円周方向に同じ半径方向厚さを有する粉砕チャンバ4が形成される。したがって、粉砕チャンバ4は一定の環状寸法を有する。処理される粉砕材料は、供給チャネル7を介して粉砕チャンバ4に導入される。
また、中心軸5と同軸で、アジテータボールミルは、内側ステータ外径d22を有する内側ステータ22を有し、内側ステータ22は、ロータ1の半径方向内側と共に、排出空間23を形成する。排出空間23は、図1ではロータ1の下に形成されている、チャネルを介して粉砕チャンバ4に接続されている。したがって、分散された生成物は、粉砕チャンバ4から流出して、チャネルを介して排出空間23に入り、内側ステータ22の上方に配置されている分離装置3に至る。分離装置3は、同伴され得る任意の粉砕要素を抑止するように設計されている。最終生成物を機械から排出する排出チャネル6は、分離装置3内で中央に位置する。
粉砕チャンバ4内へと半径方向に突出するロータ粉砕ツール11が、ロータ1の外壁に取り付けられている。粉砕チャンバ4内へと半径方向に突出する外側ステータ粉砕ツール21、211が、外側ステータ2の内壁に取り付けられている。ツール11、21、211は、ロータ1が回転するときに、それらの間に適切な距離が生成されるようにオフセットして取り付けられている。
ツール11、21、211は、好ましくは、ロータ1の円筒状の外壁上、又は外側ステータ2の円筒状の内壁上に、中心軸に平行な長手方向列で、すなわち垂直に、かつ円周方向に装着される。いずれの場合にも、ツール11、21、211は、好ましくは、長手方向及び/又は円周方向において、互いに等間隔に離間している。言い換えれば、ツール11、21、211は均一に分布している。ツール11、21、211の各長手方向列は、好ましくは、1列当たり6~20個のツール11、21、211を有する。更に、1列のツール11、21、211当たり、好ましくは、6~12個のツール11、21、211が円周方向に取り付けられている。しかしながら、本発明は、長手方向及び/又は円周方向におけるツール11、21、211の数に束縛されず、ステータツール及びロータツールを備える任意のアジテータボールミルに適用され得る。
以下において、特に定義されない限り、「長さ」とは、ツール11、21、211の半径方向長さ、すなわち、ツール11、21、211が粉砕チャンバ4内へと半径方向に、すなわち、外側ステータ2の方向に、又はロータ1の方向に突出している長さを示す。ロータツール11は、同じ長さのものである。ロータツール11は、一般に、約20mm~40mmの長さを有する。本発明によれば、外側ステータ粉砕ツール211は、外側ステータ2の、通過流方向における後方領域において、すなわち、図示の実施形態では、外側ステータの下方領域において、より大きい長さを有する(図1を参照)。後方領域は、粉砕チャンバ4と排出空間23とを接続するチャネルに面している。ここで、円周方向の外側ステータ粉砕ツール21、211の列は各々、同じ長さを有する。少なくとも、外側ステータ粉砕ツール211の図1の最も下方の(通過流方向において最も後方の)列、好ましくは最も下方の2列、特に好ましくは最も下方の3列は、残りの外側ステータ粉砕ツール21によりも大きい長さを有する。垂直方向において、外側ステータ粉砕ツール211の2つ以上の列がより大きい長さを有する場合、これらの外側ステータ粉砕ツール211は、好ましくは同じ長さを有する。また、通過流方向において外側ステータ粉砕ツール21、211の長さが徐々に増大することが有用であり得る。
より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211の長さは、他の外側ステータ粉砕ツール21の長さの1.5~2.5倍、好ましくは1.75~2.25倍、特に好ましくは2.0倍の長さであり得る。他の外側ステータ粉砕ツール21の長さは、5~20mm、好ましくは7~15mmであり得る。
本発明の例示的実施形態によれば、外側ステータ内径D2に対するロータ外径D1の比率は、以下のように規定され、いずれの場合にも、直径は粉砕ツール11、21、211を考慮することなく測定される。
0.6≦D1/D2≦0.95
更に、この例によれば、ロータ内径d1に対する内側ステータ外径d22の比率は、以下のように規定され、d22は、図1に示したピンを考慮することなく測定される。
0.8≦d22/d1≦0.95
更に、一実施形態によれば、他の外側ステータ粉砕ツール21の数に対する、より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211の数の比率は、0.1~0.5である。例えば、外側ステータ2は、より大きい長さを有する2つの外側ステータ粉砕ツール211と、8つの他の外側ステータ粉砕ツール21とを有する。
例として、粉砕チャンバ4の全高(外側ステータ2の長さ)に対する、より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が粉砕チャンバ4内へと突出する高さの比率は、0.05~0.3、好ましくは0.1~0.2である。
より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が粉砕チャンバ4内へと突出する高さは、軸方向に、すなわち、その長さにおいて、より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が粉砕チャンバ内に配置されている粉砕チャンバ4の領域において、より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が延びる長さとして理解されるべきである。言い換えれば、垂直アジテータミルの場合、これは、より長い外側ステータ粉砕ツール211によってカバーされている処理ゾーン(粉砕チャンバ4)の高さに対応する。
粉砕チャンバ4内により大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が150mm延びており、粉砕チャンバの長さ又は外側ステータ2の長さ(処理ゾーン高さ)が500mmである例では、比率は0.3となる。
外側ステータ内径D2に対する、外側ステータ粉砕ツール211が粉砕チャンバ4内に突出する長さの比率は、好ましくは0.05~0.4、特に好ましくは0.2~0.3である。粉砕チャンバ4内により大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール211が150mm延びており、外側ステータ内径D2が550mmである例では、比率は0.27となる。
アジテータボールミルにおいて、引き込み力に起因して、特に垂直アジテータボールミルの場合には、重力に起因して、通過流方向における後方領域において、粉砕動作又は分散動作中に粉砕要素の凝集が生じることがある。水平アジテータボールミル又は傾斜アジテータボールミルであっても、粉砕要素は、引き込み力に起因して、粉砕チャンバの一部に、特に通過流方向において下向きに凝集することがある。通過流方向における後方領域において、外側ステータ粉砕ツールが延在する結果、アジテータボールミル全体にわたる粉砕要素の流動化が改善される。機械の一部における粉砕要素の凝集が、効果的に防止され得る。しかしながら、動作中に粉砕要素の凝集が発生する場合、これは、外側ステータの下方領域においてより長いピンを使用することによって、顕著に緩められ、動き出すことができる。それによって、改善された粉砕結果又はより良好な粉砕結果が達成され、生成物の品質が増大する。特に、この構成は、粘度(靭性)が低く、かつ/又は粘着性がより低い流れやすい生成物の場合に、より低い電力消費を可能にする。
更に、粉砕要素の凝集に起因して機械で発生する振動を低減することができる。
本開示の粉砕ツールは、好ましくは接着される。これにより、動作中の加工に関連するミルの操作が防止される。ツールは、冷却面の低減を防止する接着剤結合によってステータに封止される。外側ステータのツールは、好ましくは、2つの異なる規定長さで提供される。したがって、軸方向のツール長さでは、1ステップしかない。これにより、更に、粉砕の期間全体にわたって一定の粉砕条件が保証される。
本発明はまた、既存のアジテータボールミルに、特に、外側ステータ粉砕ツールが交換可能であるように設計されているアジテータボールミルに適用され得る。このようなアジテータボールミルをそれに応じて改造するために、供給チャネルから離れる方向を向いた円周方向における列の外側ステータ粉砕ツールは、対応してより大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツールによって交換される。この場合、本発明によれば、所望の数の列の外側ステータ粉砕ツール、すなわち、少なくとも、通過流方向において最も後方にある列のツール、好ましくは、最も後方の3列のツールが交換される。
本発明は、図面及び関連する説明によって詳細に例示され、説明されているが、この表現及びこの詳細な説明は、例証的かつ例示的なものとして理解されるべきであり、本発明を限定するものではない。以下の特許請求の範囲から逸脱することなく、当業者が変更及び修正を行い得ることが理解される。特に、本発明はまた、様々な態様及び/又は実施形態に関して上記で言及した、又は示した特徴の任意の組み合わせを有する実施形態を含む。
本発明はまた、図面の個々の特徴が他の特徴に関連して示されている場合、かつ/又は上述されていない場合であっても、それらの個々の特徴を含む。
更に、「を備える(comprise)」及びその派生語は、他の要素又はステップを除外するものではない。同様に、不定冠詞、「a」又は「an」並びにそれらの派生語は、複数を除外するものではない。特許請求の範囲に列挙されているいくつかの特徴の機能は、1つのユニットによって満たされ得る。また、「実質的に(substantially)」、「周囲に(around)」、「約(approximately)」などの用語は、特性又は値と連携した、特に、正確に特性を又は正確に値を定義する。特許請求の範囲における参照符号のいずれも、特許請求の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。
1 ロータ
11 ロータ粉砕ツール
2 外側ステータ
21 外側ステータ粉砕ツール
211 より大きい長さを有する外側ステータ粉砕ツール
22 内側固定子
23 排出空間
3 分離装置
4 粉砕チャンバ
5 中心軸
6 排水チャネル
7 供給チャネル
d1 ロータ内径
D1 ロータ外径
D2 外側ステータ内径
d22 内側ステータ外径

Claims (12)

  1. 流動性の粉砕材料を処理するためのアジテータミルであって、
    円筒状の外側ステータ(2)と、
    共通の中心軸(5)の周りに回転可能に装着されており、かつ、円筒状のロータ(1)を有する、アジテータと、を備え、前記ロータ(1)は、前記外側ステータ(2)内に配置され、
    前記ロータ(1)と前記外側ステータ(2)との間に粉砕チャンバ(4)が形成され、前記粉砕チャンバ(4)内に、供給チャネル(7)から排出チャネル(6)まで延びる通過流方向が規定され、
    前記外側ステータ(2)と前記ロータ(1)との間の前記粉砕チャンバ(4)は一定の幅を有し、
    前記粉砕チャンバ(4)は、粉砕要素で少なくとも部分的に充填されており、
    前記外側ステータ(2)の方向に延びる複数のロータ粉砕ツール(11)が前記ロータ(1)に取り付けられており、
    前記粉砕チャンバ(4)内へとある長さだけ半径方向に突出する複数の外側ステータ粉砕ツール(21、211)が、前記外側ステータ(2)に取り付けられ、
    前記外側ステータ粉砕ツール(21、211)は、隣接して円周方向に互いからある距離に配置され、列を形成し、
    これらの列は、前記中心軸に沿って前記外側ステータ(2)上で互いに平行に配置されており、
    外側ステータ粉砕ツール(211)のうちの、少なくとも1つの列の、好ましくは3列の前記外側ステータ粉砕ツール(211)は、前記粉砕チャンバの前記供給チャネル(7)から離れる方向を向いた側において、他の外側ステータ粉砕ツール(21)よりも大きい半径方向長さを有し、
    各列の外側ステータ粉砕ツール(21、211)は、前記円周方向において同じ長さを有する、
    アジテータミル。
  2. 前記外側ステータ(2)は、前記円周方向に外側ステータ粉砕ツール(21、211)の6~12個の列を有し、かつ/又は前記中心軸(5)の方向に前記外側ステータ粉砕ツール(21、211)の8~20個の長手方向列を有する、請求項1に記載のアジテータミル。
  3. 前記他の外側ステータ粉砕ツール(21)の数に対する、より大きい半径方向長さを有する外側ステータ粉砕ツール(211)の数の比率は、0.1~0.5である、請求項1又は2のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  4. 動作中の前記アジテータミルは、前記中心軸(5)が垂直に配向されるように配置され、前記粉砕チャンバ(4)内の前記通過流方向は、前記円周方向における1つ以上の下方の列が、より大きい長さの外側ステータ粉砕ツール(211)を有する列であるように、上部から底部まで延びる、請求項1~3のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  5. より大きい半径方向長さを有する前記外側ステータ粉砕ツール(211)の長さは、前記他の外側ステータ粉砕ツール(21)の長さの1.5~2.5倍、好ましくは1.75~2.25倍、特に好ましくは2.0倍の長さである、請求項1~4のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  6. 前記他の外側ステータ粉砕ツール(21)の長さは、5~20mm、好ましくは7~15mmである、請求項1~5のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  7. 前記ロータ粉砕ツール(11)は各々、同じ長さを有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  8. 前記外側ステータ粉砕ツール(21、211)及び/又は前記ロータ粉砕ツール(11)は、ピンの形態で設計されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  9. 前記ピンは、円筒形状を有し、前記長さは、少なくとも前記ピンの直径程度の大きさである、請求項8に記載のアジテータミル。
  10. 前記ロータ(1)内に分離装置(3)が提供される、請求項1~9のいずれか一項に記載のアジテータミル。
  11. 外側ステータ内径D2に対するロータ外径D1の比率について、以下の式が適用される、請求項1~10のいずれか一項に記載のアジテータミル。
    0.6≦D1/D2≦0.95
  12. ロータ内径d1に対する内側ステータ外径d22の比率について、以下の式が適用される、請求項1~11のいずれか一項に記載のアジテータミル。
    0.8≦d22/d1≦0.95
JP2022557820A 2020-03-27 2021-03-26 アジテータボールミル Active JP7454066B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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