JP2023183025A - 情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成に係る適切な記録媒体をより容易に選択して利用可能とすることのできる情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、所定の情報を表示する表示部と、少なくとも表示部を制御する制御部と、を有する。制御部は、所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは記録媒体の製造者情報、又は画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは記録媒体の製造者情報を表示部に表示させるよう、表示部を制御する。【選択図】図6

Description

この発明は、情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
記録媒体に画像を形成して出力する画像形成装置では、画像が形成される記録媒体の特性に応じて画像形成動作や記録媒体の搬送動作に係る各種条件(画像形成条件)を適切に調整することで、安定して記録媒体を搬送して高精度な画像を形成している。このような画像形成条件は、画像の内容や画像形成時の環境などに応じて変更されることもある。
特許文献1には、記録媒体の属性情報と画像形成パラメーターとの対応付けを示す設定条件を記憶して、ある記録媒体に対して複数の画像形成パラメーターに係る設定条件が記憶されている場合に、当該画像形成パラメーターによる画像形成時のジャム発生や色材の定着などの評価に基づいて各々推奨度を付すことで、ユーザーが設定条件を選択しやすく技術が開示されている。
特開2020-154268号公報
しかしながら、市場には膨大な数の記録媒体が存在しており、その中には、画像形成条件の調整では対応できず、所望の画質での画像形成には適さないものも含まれている。従来ユーザーは、使用している記録媒体自体の良し悪しが分からず、画像形成動作で生じる異常が記録媒体によるものか否かの判断ができないという課題がある。
この発明の目的は、画像形成に係る適切な記録媒体をより容易に選択して利用可能とすることのできる情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
所定の情報を表示する表示部と、
少なくとも前記表示部を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を前記表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
ことを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、
前記制御部は、複数の前記銘柄情報又は複数の前記製造者情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の情報処理装置において、
前記制御部は、推奨又は非推奨の度合に応じた優先度の順に前記銘柄情報又は前記製造者情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記銘柄情報又は前記製造者情報とともに、当該銘柄情報又は前記製造者情報に係る記録媒体に対応する坪量、媒体種別、推奨率、ジャム率の少なくともいずれかを前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
過去における画像形成時のトラブルの情報と、当該トラブルが発生した際に画像形成の対象であった記録媒体の銘柄情報又は当該記録媒体の製造者情報とを記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記記憶部において記憶されている情報に基づき、前記表示部に表示させる前記銘柄情報又は前記製造者情報を判定することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
外部から前記銘柄情報又は前記製造者情報を受け付ける受付部を有し、
前記制御部は、前記受付部により受け付けた前記銘柄情報又は前記製造者情報を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
記録媒体の物性を検出する検出部を有し、
前記制御部は、前記検出部により検出した記録媒体の物性に基づき、前記銘柄情報又は前記製造者情報を判定することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
請求項1~3のいずれか一項の情報処理装置を有し、
前記制御部は、当該画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を前記表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
ことを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、
所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
ことを特徴とする情報処理方法である。
また、請求項10記載の発明は、
コンピューターを、
所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する制御手段
として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明に従うと、画像形成に係る適切な記録媒体をより容易に選択して画像形成に利用可能とすることができるという効果がある。
本実施形態の画像形成装置を含む情報システムの機能構成を示すブロック図である。 媒体情報取得制御処理の制御部による制御手順を示すフローチャートである。 推奨情報取得制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 推奨媒体情報の表示内容の例を示す図である。 詳細表示画面の例を示す図である。 推奨情報表示制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 自機での推奨媒体情報の生成及び外部画像形成装置で生成された推奨媒体情報の取得に係る処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1を含む情報システム100の機能構成を示すブロック図である。
情報システム100は、ネットワークを介して通信接続された画像形成装置1(所定の画像形成装置、自機)と、外部サーバーシステムSと、外部画像形成装置P(例えば、画像形成装置1と同一のLAN内(無線LANを含む)やVPN(Virtual Private Network)内に位置するものなど)などを含み得る。外部画像形成装置Pは、該当するものがない場合には情報システム100に含まれなくてもよい。
外部サーバーシステムSは、世界で流通しており、画像形成装置1で用いられ得る多様な記録媒体の情報を収集して記録媒体データベースDとして保持、管理する。記録媒体の情報には、各記録媒体の銘柄、製造者(発売元や販売元を含み得る。以下に同じ)、及び各種特性(物性)に係る情報(外部サーバーシステムSの管理担当部門が把握しているもの及び外部の画像形成装置により計測されたもの)が含まれる。外部サーバーシステムSは、単一のサーバー装置であってもよいし、制御動作(画像形成装置との通信制御を含む)を行うサーバー装置に、記録媒体データベースDを保持するデータベース装置などが接続されているものであってもよい。外部サーバーシステムSは、オープンアクセスが可能であってもよいし、特定の画像形成装置1(又はそのユーザー)にアクセス権限が与えられるものであってもよい。なお、本出願において、「又は」、「若しくは」、との記載は、排他的選択を意味せず、いずれか1つ及び2つ以上の組み合わせの全てのパターンを許容する。
また、外部サーバーシステムSは、単一でなくてもよく、同一のデータを同期して(更新頻度に比して小さいタイムラグは許容され得る)保持するミラーサーバーなどが世界に複数箇所存在してもよい。この場合、画像形成装置1は、その設置地域(例えば、IPアドレスなどから判断してもよいし、ユーザーの操作受付部142への入力操作により受付、設定された情報であってもよい)などに応じて自動的に最適なアクセス先を決定してもよいし、ユーザーが操作受付部142への入力操作などにより手動で好ましいアクセス先を設定してもよい。また、設定されるアクセス先は1箇所に限られなくてもよい。複数箇所が優先順とともに設定されてもよく、アクセス対象へのアクセスに規定時間以上続けて失敗した場合には、自動的に優先順が下位のアクセス先へアクセス対象を変更してアクセスを行ってもよい。
画像形成装置1は、記録媒体にトナーやインクといった色材を付与して画像を形成するものであって、制御部11と、通信部12(受付部)と、記憶部13と、操作パネル14と、収容部21と、搬送部22と、物性検出部23(検出部)と、画像形成動作部24などを有する。
制御部11は、画像形成装置1の動作(操作パネル14の表示部141を含む)を制御するハードウェアプロセッサーを含む。制御部11は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)を有する。CPUは、単一であってもよいし、複数が並列に又は用途などに応じて独立に動作するのであってもよい。また、ハードウェアプロセッサーには、CPU以外のマイコンや各種専用論理回路などが含まれていてもよい。
通信部12は、外部機器との通信を制御する。通信は、所定の通信規格に従って行われるものであって、例えば、LAN(Local Area Network)やWiFiに係る規格に応じたデータの送受信が可能である。通信部12は、ネットワークカードなどを有し、外部機器へ要求などを送信し、当該要求に応じたデータ(例えば、後述の推奨媒体情報に係る銘柄や製造者情報など)などを受信する(受け付ける)ことができる。通信先となる外部機器には、上記の外部サーバーシステムSのサーバー装置などと、外部画像形成装置Pなどが含まれる。
記憶部13は、揮発性メモリー(RAM)と不揮発性メモリーとを含む。RAMは、制御部11のCPUなどに作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。不揮発性メモリーには、例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリーなどが含まれる。不揮発性メモリーには、動作制御のためのプログラム134や各種設定データなどが記憶される。プログラム134には、後述の推奨情報表示制御処理に係る制御プログラムが含まれる。
設定データには、推奨媒体情報131、更新情報132及びトラブル情報133(トラブルの情報)が含まれる。推奨媒体情報131及び更新情報132は、後述の推奨媒体の情報及びその更新情報である。トラブル情報133は、自機で発生した動作異常の履歴を記憶保持する。動作異常には、少なくとも媒体の詰まり(ジャム)が含まれるが、媒体とは関係のない例えば駆動系、電力供給系や画像形成動作部24などの動作異常は含まれなくてもよい。トラブル情報133には、当該トラブルの内容や発生日時に加えて、当該トラブルの発生時に画像形成を行っていた(画像形成の対象であった)記録媒体の銘柄若しくは製造者情報、又はこれらを特定可能な情報を含む。また、トラブル情報133には、トラブルの統計解析データなどが逐次更新されて含まれていてもよい。
記憶部13には、形成対象の画像データや当該画像データから変換された画像形成動作部24の駆動用の駆動データなども記憶される。これらのデータは、取得後に処理が行われている間はRAMに記憶されればよく、画像形成後に引き続き保持される場合や、取得後画像形成まで一時処理が保留される場合などには、適宜必要に応じて不揮発性メモリーへコピーされて記憶保持される。
操作パネル14は、表示画面を有する表示部141と、表示画面に重なって位置するタッチパネルなどを有する操作受付部142とを有する。表示画面は、特には限られないが液晶表示画面であり、制御部11の制御によりフルカラー又は限定色で所定の情報の表示を行うことができる。ここでいう所定の情報は、予め制御プログラムなどで定められた内容という意味であるが、具体的に初期設定された内容しか表示ができないというような限定的な意味を含まない。また、表示部141は、必要に応じてLEDランプなどを有していてもよく、当該LEDランプは、ステータスの報知などに用いられたり、複数個が並んで度合など(例えば、起動時の初期設定の進展状況など)を示すインディケーターなどに用いられたりしてもよい。
タッチパネルは、タッチ動作及びそのタッチ位置の信号を生成して制御部11へ出力する。タッチ動作の検出方法は、周知の技術のいずれかであってもよく、特には限られない。また、操作受付部142は、その他のスイッチ、例えば、押しボタンスイッチ、ロッカースイッチや回転スイッチなどを有していてもよい。例えば、電力供給(主電源や待機状態の切り替えなど)に係る入力操作が特定の押しボタンスイッチやロッカースイッチにより受け付けられてもよい。
上記のうち、少なくとも制御部11及び表示部141が本実施形態の情報処理装置を構成し、情報処理装置には、さらに通信部12、記憶部13や操作受付部142などが含まれていてもよい。
収容部21、搬送部22、物性検出部23及び画像形成動作部24は、実際の画像形成動作に対応する構成である。収容部21は、画像が形成される記録媒体を収容するトレイ(カセット)を含む。収容部21は、記録媒体の収容有無を判別したり記録媒体のサイズを検出したりするセンサーを含んでいてもよい。収容部のトレイは複数あってもよく、設定に応じていずれかが選択されて当該選択されたトレイから新たな記録媒体が送出、供給される。
搬送部22は、収容部21から記録媒体を順番に取り出して(創出し)、画像形成位置及び定着位置を経て排出する搬送経路に沿って移動、搬送する搬送動作を行う。搬送部22は、例えば、記録媒体を挟持して、その回転に応じた速度や向きで移動させるローラー、無端ベルトや及び搬送方向を規定するガイド部材などを含んでいてもよい。また、ガイド部材が適宜移動されて搬送経路を異ならせることで、両面印刷を可能としたり、画像形成後の記録媒体の排出先(トレイや後処理装置)を切り替えたりすることが可能であってもよい。
物性検出部23は、搬送部22の搬送経路上であって、例えば、収容部21の下流側かつ画像形成動作部24による画像形成が行われる位置よりも上流側で搬送される記録媒体の物性に係る物理量を計測することで当該記録媒体の物性を検出するセンサーを有する。センサーは、例えば、光の出射部と受光部とを含み、出射した光の記録媒体の透過光強度や反射光強度を計測する。すなわち、出射部と透過光の受光部との間を記録媒体が搬送されて通過するように、物性検出部23が搬送経路に対して設置されている。反射光強度は、更に正反射光の強度と拡散反射光の強度とがそれぞれ区別して計測可能であってもよい。出射部は、赤外(IR)、青色(B)、緑色(G)などの各波長の光を出射可能であり、受光部は、これらの波長ごとに入射強度を計測可能である。物性検出部23は、その他、記録媒体の重量や厚さ(すなわち坪量)、曲げ強度などを計測可能であってもよい。
搬送部22は、物性検出部23による計測位置で搬送を一時停止させることが可能であってもよいし、搬送移動させながら計測を行うのであってもよい。
あるいは、物性検出部23の位置は、上記の例示位置に限られなくてもよいが、画像形成動作や定着動作により媒体面などの状態が変化する影響を受けないように計測が可能であることが好ましい。
画像形成動作部24は、記録媒体上に色材を付与して定着させる動作を行う。画像形成動作部24は、特には限られないが、電子写真方式により、記録対象の画像データに基づいてCMYK4色などのトナー像を感光体上に形成(現像)し、これを転写体を介して記録媒体に転写させて画像を形成するエンジンを含む。また、画像形成動作部24は、転写されたトナーをローラーなどにより加熱押圧して記録媒体上に定着させる定着部を有する。
次に、本実施形態の画像形成装置1における画像形成に用いられる記録媒体の推奨動作について説明する。
画像形成装置1では、画像形成動作時に搬送部22による記録媒体の搬送及び画像形成動作部24による画像形成に関し、当該記録媒体の特性に応じて例えば圧力、温度、電圧などのパラメーター(画像形成条件)を調整して、安定した記録媒体の搬送、色材の付与及び定着を行う。しかしながら、記録媒体によっては、最善の条件を設定してもなお高画質が得られなかったり、搬送時に詰まり(ジャム)などを発生させたりするものがある。
画像形成装置1では、情報システム100の外部装置、例えば、外部サーバーシステムSから好ましい記録媒体の情報を取得することで、画像形成装置1での画像形成に適した(画像形成装置1に用いることを推奨する)記録媒体(推奨媒体)を表示部141により表示させることができる。これと同じ手順で、画像形成装置1に用いることを推奨しない非推奨媒体も表示部141に表示させることが可能であってもよい。
外部サーバーシステムSでは、その管理部門などにより世界中の記録媒体の物性に係る理想的な値(公称値や管理部門が選択した好適な記録媒体の計測値などであって、画像形成装置での画像形成動作時における各種設定条件(画像形成条件)が最適化される対象であってもよい)のデータベースを保持する。一方で、外部サーバーシステムSでは、世界中で動作している多数の画像形成装置から、当該画像記録装置で用いられている記録媒体の物性計測値及びジャムの発生頻度を取得する。ジャムの発生頻度は、画像形成装置の機種やブランドごとの相性などを考慮して、各々別個に取得されてもよい。これらの取得された情報に基づいて、物性値の理想的な値との適合率や、ジャムの発生率(ジャム率)などを算出して、推奨度合として利用する。例えば、適合率がそのまま推奨率とされてもよい。算出された推奨度合は、記録媒体の識別情報、例えば、銘柄、製造者名、紙種などの情報と対応付けられて記憶保持される。画像形成装置1から外部サーバーシステムSへの情報提供は、例えば、予め情報提供の同意が得られた場合に定期的に自動で行われてもよい。
なお、外部サーバーシステムSでは、画像形成装置において正確な画像形成に係る動作設定がなされてないと推測される場合、例えば、他の画像形成装置と比較して顕著にジャム発生率が高い場合、又は物性検出部による計測値に明確な偏り(オフセット値)が見られたりその他のトラブルが多かったりするなど、整備状況に疑念がある場合などには、当該画像形成装置からの上記物性計測値やジャム発生率の情報取得対象から除外されてもよい。
また、世界の画像形成装置で利用され、物性検出部により物性値が検出された記録媒体の銘柄は、当該画像形成装置内では特定されていなくてもよい。銘柄情報の含まれない取得情報(物性値)を外部サーバーシステムSが取得後に、当該外部サーバーシステムSが保持する公式情報や銘柄を特定済の管理データとの比較照合により、銘柄を特定してもよい。
このようにして得られた推奨度合(少なくともいずれか)がある基準を満たすものが、推奨媒体や非推奨媒体として抽出される。なお、推奨媒体と非推奨媒体のいずれにも属さない記録媒体があってもよく、外部サーバーシステムSでは、これらを含めて全ての記録媒体の情報が記録媒体データベースDに管理され得る。
図2は、外部サーバーシステムSの解析装置(サーバー装置と同一であってもよいし、システム内の他の装置であってもよい)により実行される媒体情報取得制御処理の制御部による制御手順を示すフローチャートである。
この媒体情報取得制御処理は、例えば、定期的に適宜な間隔で自動的に実行される。
制御部は、情報収集先とされる世界の画像形成装置のリストからいずれかを選択する(ステップS401)。制御部は、選択した画像形成装置へアクセスする(ステップS402)。なお、リストアップされる画像形成装置は、毎回異なっていてもよい。同一の画像形成装置に複数回アクセスする場合には、前回のアクセス以降に得られたデータのみが得られるように定められる。
制御部は、アクセスした画像形成装置から、当該画像形成装置における全体ジャム発生率を取得する(ステップS403)。制御部は、全体ジャム発生率が基準値以下であるか否かを判別する(ステップS404)。全体ジャム発生率が基準以下であると判別された場合には(ステップS404で“YES”)、制御部は、画像形成時に検出された物性のデータと、各画像形成におけるジャム発生率(発生頻度及び画像形成動作回数)を取得する(ステップS405)。複数種類の物性データの画像形成が行われている場合には、各々について別個に検出データとジャム発生に係るデータとの組み合わせが取得される。
制御部は、取得した物性のデータを自機が保持するデータベースと照合して、記録媒体の銘柄及び製造者を特定する(ステップS406)。それから、制御部の処理は、ステップS407へ移行する。ステップS404の判別処理で、全体ジャム発生率が基準値以下ではない(基準値以上である)と判別された場合には(ステップS404で“NO”)、制御部の処理は、ステップS407へ移行する。
ステップS407の処理へ移行すると、制御部は、リストの全ての画像形成装置にアクセスしたか否かを判別する(ステップS407)。リストの全ての画像形成装置にアクセスしていない(アクセスしていない画像形成装置がある)と判別された場合には(ステップS407で“NO”)、制御部の処理は、ステップS401へ戻る。
リストの全ての画像形成装置にアクセスしたと判別された場合には(ステップS407で“YES”)、制御部は、銘柄ごとに得られた物性データの各検出値の代表値(例えば、平均値。著しく外れている値などがある場合にはこれらが除外処理されて再計算されてもよい)を算出する(ステップS408)。制御部は、データベースに記憶されている理想値との合致度合(適合率)を算出する(ステップS409)。適合率は、例えば、理想値と代表値との差分の絶対値を理想値で除した値(ずれ率)を1から差し引いて100を乗じた(%表示)ものなどであってもよい。
制御部は、銘柄及び製造者情報と対応付けて、この適合率及び機種ごとに算出されたジャム発生率を記録媒体データベースDに記憶させる(ステップS410)。制御部は、適合率又はジャム発生率に基づいて、推奨媒体を設定する(ステップS411)。推奨媒体は、例えば、適合率が所定の基準値より大きい、又はジャム発生率が所定の他の基準値より小さいなどによって判断され得る。制御部は、記録媒体データベースDの更新タイミングなどの更新情報を設定する(ステップS412)。そして、制御部は、媒体情報取得制御処理を終了する。このようにして、推奨媒体情報が生成されて、記録媒体データベースDに記憶される。
なお、全世界でアクセスする画像形成装置の数が非常に多い場合などは、所定数の画像形成装置にアクセスして情報を取得するごとに適合率及びジャム発生率を算出して、逐次記録媒体データベースDを更新していってもよい。
非推奨媒体についても、同様に情報を収集してもよい。この場合には、全体ジャム発生率の基準は不要であるが、一方で、例えば、記録媒体の種別によらない画像形成装置側に起因するジャム発生が生じている画像形成装置などからのデータ収集は省略されてもよい。
画像形成装置1では、例えば、予め外部サーバーシステムSとの通信タイミングなどを設定しておき、定期的に当該外部サーバーシステムSから推奨媒体(非推奨媒体)の情報を取得してもよい。通信タイミングとしては、例えば、その日の最初の起動時、基準時間以上画像形成動作が中断されている場合、12時などの特定の時刻などとされてもよい。また、通信は、毎日行われなくてもよく、複数日に一度であってもよい。画像形成装置1は、直近で外部サーバーシステムSにアクセスしたタイミングの情報など(外部サーバーシステムSから送信した推奨情報のバージョン情報などが取得された場合には、当該バージョン情報であってもよい)を保持し、外部サーバーシステムSは、前回のアクセス時からの差分データのみを画像形成装置1に送信するのであってもよい。
あるいは、画像形成装置1は、ユーザーにより推奨媒体情報の表示要求があった場合に、外部サーバーシステムSに対して情報を要求してもよい。この場合には、最新の情報が取得可能であるが、データの受信に要する時間だけ表示までに時間を要する。また、ネットワーク接続が途切れた場合などには、その時点で保持している古い情報に基づく表示がなされることになる。
なお、同一のLAN内などに同一機種の複数の画像形成装置(外部画像形成装置P)が位置している場合などには、一方の画像形成装置(例えば、外部画像形成装置P)で先に取得された推奨媒体(非推奨媒体)情報は、他方の画像形成装置(例えば、画像形成装置1)により取得可能であってもよい。この場合、画像形成装置1は、まず外部画像形成装置Pにアクセスを試みて、アクセスができなかった場合や、自機よりも新しい推奨媒体情報を保持していなかった場合に、外部サーバーシステムSにアクセスしてもよい。直近の推奨媒体情報を外部画像形成装置Pから取得した場合の直近データ取得タイミングは、当該外部画像形成装置Pが外部サーバーシステムSからこのデータを取得したタイミングとなる。
図3は、画像形成装置1で実行される推奨情報取得制御処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。上記のように、この処理は、例えば、定期的に設定したタイミングに自動で、又はユーザーから推奨媒体の表示要求を受け付けた場合に実行される。
制御部11は、データ要求先である外部サーバーシステムS又は外部画像形成装置Pへアクセスする(ステップS101)。上記のように、例えば、LAN内の同一機種の外部画像形成装置Pへのアクセスを優先し、ない場合やアクセスができない(外部画像形成装置Pがオフされているなど)場合には外部サーバーシステムSへアクセスしてもよい。
制御部11は、自機の機種情報と更新情報132(直近の更新日時に係る情報やバージョン情報など)をデータ取得先に送信して、最新の推奨媒体情報を要求する(ステップS102)。制御部11は、外部サーバーシステムSなどからの返信を待ち受け、推奨媒体情報(更新データ)を受信して、現在保持している推奨媒体情報を更新記憶させる(ステップS103)。制御部11は、更新情報132を更新する(ステップS104)。そして、制御部11は、推奨情報取得制御処理を終了する。
あるいは、外部サーバーシステムSにおいて上記媒体情報取得制御処理により推奨媒体の設定が更新されるごとに、自動的に登録されている各画像記録装置(ここでいう登録は、上記情報収集の同意がなされているか否かとは関係なく、利用登録などがなされている全ての画像形成装置)に対して自動的に推奨媒体情報が配布されてもよい。この場合には、画像形成装置1では、上記推奨情報取得制御処理におけるステップS101、S102の処理は不要である。
画像形成装置1は、ユーザーからの推奨媒体(非推奨媒体)の表示要求が受け付けられた場合に、取得している推奨媒体(多くの場合は複数)の一覧を表示部141に表示させる。
図4は、推奨媒体情報の表示内容の例を示す図である。
図4(a)に示すように、表示内容には、例えば、銘柄又は製造者名(製造者情報)、及び媒体種別、坪量、ジャム発生率(ジャム率と記載)又は適合率が含まれるが、これに限られるものではないし、反対に媒体種別、坪量及びジャム発生率のうち一部又は全部の表示がなされなくてもよい。
ここでいう媒体種別には、例えば、普通紙、コート紙、再生紙、色紙、インデックス紙、葉書などが含まれる。特に条件設定がない場合には、表示部141は、外部サーバーシステムSが管理設定している全ての推奨媒体を一覧表示してもよい。表示画面に全ての表示が入りきらない場合には、スクロール又はページ切り替えなどにより全てを表示可能とすればよい。
表示内容は、絞り込みが可能であってもよい。例えば、媒体種別のうち特定のものだけを抽出して一覧表示をさせてもよい。また、例えば、記録媒体の出荷地域(国単位又は国より広い領域、例えば、北米、欧州、東南アジアなど)などにより該当する記録媒体が抽出されてもよい。また、具体的な製造者名が指定されて、抽出されてもよい。これらの絞り込み条件は、推奨情報の表示開始時に予め設定されていてもよいし、表示された情報を見ながら操作受付部142に対する操作(GUI操作など)で絞り込みを行っていってもよい。
表示の順番は、任意のリスト順であってもよいし、特定のパラメーターに従って、例えば、適合率が高いものを優先的に並べて表示させたり、ジャム発生率が低いものから順に(優先的に)並べて表示させたりしてもよい。また、表示の順番は、ユーザー操作に基づいて並べ替え(ソート)が可能であってもよい。
図4(b)に示すように、例えば、「ジャム率[ppm]」の欄が選択操作されることで、ジャム発生率が低い順に並べ替えられて表示が更新される。
また、上記では、推奨度合(非推奨度合)が基準を満たす記録媒体を推奨媒体(非推奨媒体)として全て定めることとしたが、上記基準を満たす記録媒体のうち、更に相対的に推奨度合(非推奨度合)が上位(下位)から所定数のもののみを表示させることとしてもよい。所定数は1であってもよい。
また、自機や外部画像形成装置Pで使用されている記録媒体の履歴情報に基づいて、対応する紙種や出荷地域の記録媒体に自動的に絞り込んで表示を行ってもよい。例えば、トラブル情報133を参照して、又はトラブル情報133を予め統計処理して、これまでに使用された記録媒体の銘柄ごとの使用量及びトラブルの発生頻度などを求めておき、外部サーバーシステムSなどから取得された推奨媒体情報を補正したり、表示の優先順を変更したりしてもよい。この場合、ユーザー操作に応じてこれらの補正や変更を解除することも可能である。
画像形成装置1では、一覧表示の中から選択された銘柄の記録媒体について、単独で詳細表示画面を表示させることが可能であってもよい。
図5は、詳細表示画面の例を示す図である。
表示内容には、一覧表示に示されていなかった項目が含まれていてもよい。また、更に当該詳細表示画面の内容を画像形成動作部24により画像形成出力させたり、PDF(Portable Document Format)などのデータ(ファイル)として自機の記憶部13の所定フォルダーなどに出力されたり、更に通信部12を介して外部の図示略の端末装置などに出力可能とされたりしてもよい。ここでは、「プリント」ボタンB1や「PDF出力」ボタンB2などを選択操作することで、詳細情報がそれぞれ画像形成動作部24により画像形成され、PDFフォーマットのデータに変換されて所定フォルダーなどに出力される。ユーザーやユーザーの所属する法人などは、出力されたこの詳細データに基づいて記録媒体を注文、購入、取得して、画像形成装置1の収容部21にセットし、画像形成対象として利用することができる。
図6は、画像形成装置1で実行される推奨情報表示制御処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。本実施形態の情報処理方法を含むこの処理は、ユーザーなどにより推奨媒体の表示を要求する入力操作が受け付けられた場合に実行される。
推奨情報表示制御処理が開始されると、制御部11は、推奨媒体情報131を読み出して取得する(ステップS121)。制御部11は、表示内容の絞り込み条件が設定されているか否かを判別する(ステップS122)。設定されていると判別された場合には(ステップS122で“YES”)、制御部11は、取得した推奨媒体情報131に含まれる記録媒体のうち条件に合致するものを抽出する(ステップS123)。上記のように自機でのこれまでの使用状況に基づく補正などがなされる場合には、当該補正内容も考慮される。それから、制御部11の処理は、ステップS124へ移行する。絞り込み条件が設定されていないと判別された場合には(ステップS122で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS124へ移行する。
ステップS124の処理へ移行すると、制御部11は、表示順についての設定がなされているか否かを判別する(ステップS124)。この場合の設定には、ユーザーによる設定に限られず、初期設定なども含む。表示順についての設定がなされていると判別された場合には(ステップS124で“YES”)、制御部11は、表示対象とされている記録媒体を設定に従って並び替える(ソートする)(ステップS125)。上記のように、自機などのこれまでの使用状況に基づく優先順の変更がなされる場合には、ここで併せて実行される。それから、制御部11の処理は、ステップS126へ移行する。表示順についての設定がなされていないと判別された場合には(ステップS124で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS126へ移行する。
ステップS126の処理に移行すると、制御部11は、表示部141により推奨媒体の一覧を表示させるよう表示部141を制御する(ステップS126)。表示順が設定されていない場合には、制御部11は、単純に推奨媒体情報における記憶順で表示させればよい。
制御部11は、表示された推奨媒体のいずれかを選択する操作が受け付けられたか否かを判別する(ステップS127)。選択操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS127で“YES”)、制御部11は、選択された記録媒体の詳細情報を取得して、所定の様式で詳細表示させる(ステップS131)。
制御部11は、選択操作のキャンセル操作が受け付けられたか否かを判別する(ステップS132)。キャンセル操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS132で“YES”)、制御部11の処理は、ステップS126へ戻る。
キャンセル操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS132で“NO”)、制御部11は、詳細情報の出力要求(画像形成又はPDFデータなど)が受け付けられたか否かを判別する(ステップS133)。出力要求が受け付けられたと判別された場合には(ステップS133で“YES”)、制御部11は、受け付けられた要求内容に応じて詳細情報を画像形成又はデータ出力する(ステップS134)。それから、制御部11の処理は、ステップS132に戻る。出力要求が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS133で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS132へ戻る。
ステップS127の判別処理で、選択操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS127で“NO”)、制御部11は、推奨媒体の一覧表示の終了要求に係る操作(終了操作)が受け付けられたか否かを判別する(ステップS128)。一覧表示の終了操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS128で“YES”)、制御部11は、表示部141による推奨媒体の一覧表示を終了させ、表示のための一時データを消去する(ステップS130)。そして、制御部11は、推奨情報表示制御処理を終了する。
終了操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS128で“NO”)、制御部11は、表示設定(絞り込み条件又は表示順設定)についての入力操作が受け付けられたか否かを判別する(ステップS129)。表示設定についての入力操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS129で“YES”)、制御部11の処理は、ステップS122に戻る。表示設定についての入力操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS129で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS127に戻る。
[変形例]
上記では、外部サーバーシステムSが世界中の多数の画像形成装置から物性検出データやジャム発生情報を取得して統計的に推奨媒体を設定し、当該推奨媒体の情報を画像形成装置1が取得して表示するものとして説明したが、自機や外部画像形成装置P単体又はLAN内程度の範囲で推奨媒体情報が生成されて、利用されることも想定され得る。画像形成装置1(外部画像形成装置P)では、例えば、画像形成ジョブの実行ごとなどで画像が形成された記録媒体の情報(物性値)、画像形成回数及びジャムの発生情報を保持しておき、推奨情報の生成に利用することができる。
図7は、自機での推奨媒体情報の生成及び外部画像形成装置Pで生成された推奨媒体情報の取得に係る処理を説明するフローチャートである。
図7(a)に示す推奨情報生成制御処理は、自機(ここでは画像形成装置1であるが、外部画像形成装置Pでも同一の手順で当該外部画像形成装置P内の記録媒体の使用実績などに基づいて処理が実行可能である)で、ある程度の画像形成が行われて複数種類の記録媒体が利用されたような状況で定期的に、画像形成回数などの条件を満たした場合に不定期に、又はユーザーなどにより操作受付部142への実行命令に係る入力操作がなされた場合などに実行される。
制御部11は、記録媒体の物性値を取得する(ステップS161)。制御部11は、物性値に応じた銘柄及び製造者の情報を特定する(ステップS162)。物性値の理想値や、物性値に対応する銘柄及び製造者の情報は、外部サーバーシステムSなどから取得されてもよい。なお、銘柄及び製造者の特定は、画像形成動作時に同時に行われて、特定情報が保持されていてもよく、その場合には、ステップS162の処理は省略されてよい。
制御部11は、銘柄ごとに、物性値のその理想値との適合率を算出する(ステップS163)。制御部11は、トラブル情報133を参照して、画像形成時の異常(トラブル)発生情報を取得し、必要に応じて銘柄ごとに、画像形成回数に対する発生頻度(発生率)を算出する(ステップS164)。なお、トラブル情報133に発生率などが含まれて逐次更新されている場合には、ステップS164での算出処理は省略されてよい。制御部11は、適合率又はトラブルの発生率などの情報に基づいて、各銘柄が推奨(非推奨)されるか否かを判定する(ステップS165)。そして、制御部11は、推奨情報生成制御処理を終了する。
図7(b)は、外部画像形成装置Pで上記の推奨情報生成制御処理で取得された推奨媒体情報を取得する推奨情報取得制御処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。このように小規模な推奨媒体情報を外部から取得する場合には、特に、外部画像形成装置Pは、画像形成装置1と同一機種又は少なくとも同一の機種系列の製品であることが好ましい。推奨情報取得制御処理は、図3に示した推奨情報取得制御処理におけるステップS101の処理がステップS101aの処理に置き換えられ、ステップS102の処理の代わりにステップS111、S112の処理が追加され、また、ステップS104の処理が削除されている。ステップS103の処理は両者で同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。この推奨情報取得制御処理の起動条件には、図3に示した推奨情報取得制御処理の起動条件と差異はない。
制御部11は、外部画像形成装置Pへアクセスする(ステップS101a)。制御部11は、当該外部画像形成装置Pにおける全体ジャム発生率を取得する(ステップS111)。制御部11は、全体ジャム発生率が基準値以下であるか判別する(ステップS112)。
全体ジャム発生率が基準値以下であると判別された場合には(ステップS112で“YES”)、制御部11の処理は、ステップS103へ移行して、推奨媒体情報を取得する(ステップS103)。そして、制御部11は、推奨情報取得制御処理を終了する。全体ジャム発生率が基準値以下ではない(基準値よりも大きい)と判別された場合には(ステップS112で“NO”)、制御部11は、推奨情報取得制御処理を終了する。
なお、この場合には、ステップS111、S112の処理を省略して、全体ジャム発生率によらずに推奨媒体情報を取得してもよい。
上記では、画像形成装置1において自機で使用が推奨(非推奨)される記録媒体の表示を行うものとして説明したが、このような表示は、画像形成装置1外のコンピューター(PC、情報処理装置)でも行うことが可能に構成、制御されてもよい。この場合、コンピューターでは、画像形成装置1の機種などを特定して、推奨(非推奨)される記録媒体の表示が行われればよく、その動作内容は上記と同一である。また、コンピューターに記録媒体の物性検出部23と同等の物性検出装置を接続して記録媒体の物性を検出して取得し、又は外部の物性検出装置における記録媒体の物性の検出データを取得して、コンピューター自身での推奨媒体の判断などに利用してもよい。
なお、コンピューターを画像形成装置1(所定の画像形成装置)と予め対応付けておいてもよい。この場合、コンピューターで取得、表示可能とされた当該画像形成装置1での推奨媒体(非推奨媒体)の情報は、画像形成装置1でも表示可能に同期がとられるとよい。反対に、画像形成装置1で取得された推奨媒体情報がコンピューターでも表示可能とされてもよい。すなわち、コンピューターと画像形成装置1とが通信可能な状況では、遅滞なく一方で取得された最新の推奨媒体情報がコピーされて他方に送信されてもよい。
また、上記の外部サーバーシステムSから取得される推奨媒体情報と、自機又は外部画像形成装置Pで生成された推奨媒体情報とは、切り替え表示、同時並列的に表示、又は推奨度合を統合した統合表示がなされてもよい。
以上のように、本実施形態の情報処理装置を含む画像形成装置1は、所定の情報を表示する表示部141と、少なくとも表示部141を制御する制御部11と、を有する。制御部11は、所定の画像形成装置1に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は画像形成装置1に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部141に表示させるよう、表示部141を制御する。
このように、画像形成に適切な記録媒体を具体的に識別する情報自体を表示部141に表示させることで、ユーザーが画像形成において高画質の適正な画像を得られる記録媒体を容易に選択して画像形成を行わせることができる。また、これにより、記録媒体に起因する画質不良やジャム(詰まり)などの発生を低減することができるので、無理な調整で時間を取られたり、トラブル対処で手間や時間を要したりするのを抑制することができる。また、実際の記録媒体の使用時に主にジャム(詰まり)に係る異常が生じた場合にも、原因が記録媒体にあるかを容易に判断することが可能となる。
また、制御部11は、複数の推奨媒体に係る銘柄情報又は製造者情報を表示部141に表示させてもよい。複数の媒体種別についてそれぞれ推奨媒体を提示すことができ、また、同一の媒体種別でも複数種類の推奨媒体を提示することを可能とすることで、推奨媒体が手に入りにくいものなどに限られるといった表示内容が役に立ちづらい状況の発生を低減することができる。
また、制御部11は、推奨又は非推奨の度合に応じた優先度の順に推奨媒体の銘柄情報又は製造者情報を表示部141に表示させてもよい。客観的に好ましい順(又は好ましくない順)で表示を行わせることで、より好ましいものを優先的に選択して画像形成に用いることが容易になる。また、優先度と自身の都合などとを比較して記録媒体を選択することが容易になる。
また、制御部11は、推奨媒体の銘柄情報又は製造者情報とともに、当該推奨媒体に対応する坪量、媒体種別、適合率、ジャム発生率の少なくともいずれかを表示部141に表示させてもよい。単に推奨媒体を羅列するだけではなく、多くの場合に選択の条件となる坪量や媒体種別を示し、また、選択の基準となり得る適合率やジャム発生率などを併せて表示させることで、ユーザーが取得(注文、購入や受取)の容易さ、取引先の事情やコストなども考慮しながら容易かつ適切に、総合的な選択に係る判断を行うことができる。
また、画像形成装置1は、過去における画像形成時のトラブルの情報と、当該トラブルが発生した際に画像形成の対象であった記録媒体の銘柄情報又は当該記録媒体の製造者情報とをトラブル情報133として記憶する記憶部13を有する。制御部11は、記憶部13において記憶されている情報に基づき、表示部141に表示させる銘柄情報又は製造者情報に係る推奨媒体を判定する。すなわち、推奨媒体は、自機での画像形成履歴も参照して表示させることが可能である。記録媒体との相性の良し悪しは、機種ごとに異なる場合もあるので、特に、ジャム発生率などの情報が機種ごとなどで区分されずに算出、表示されている場合などでも、実際のトラブル発生情報に基づいて、調整することが可能になる。
また、画像形成装置1は、外部から推奨媒体又は非推奨媒体に係る銘柄情報又は製造者情報を受け付ける通信部12を備える。制御部11は、通信部12により受け付けた推奨媒体又は非推奨媒体の銘柄情報又は製造者情報を表示部141に表示させてもよい。
すなわち、推奨媒体又は非推奨媒体の情報は、外部から取得してもよい。先行して使用されている外部画像形成装置Pから情報を取得することで、例えば、新たな画像形成装置などでの記録媒体の選択が容易になる。また、外部サーバーシステムSなどから、多くの画像形成装置での使用状況に基づく統計的な推奨/非推奨の情報を取得することで、より精度の高いこれらの情報を得て、より確実に所望の画質の画像を安定して形成させることが可能になる。
また、画像形成装置1は、記録媒体の物性を検出する物性検出部23を有し、制御部11は、物性検出部23により検出した記録媒体の物性に基づき、推奨媒体(非推奨媒体)を判定することができてもよい。すなわち、上記と反対に又は上記に加えて、自機での画像形成時における記録媒体の物性検出結果に基づいて、推奨媒体(非推奨媒体)の判断を行うことで、ユーザーが自機に合った記録媒体を容易に知得することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、上記情報処理装置としての機能構成を有し、制御部11は、自機に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は自機に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部141に表示させるよう、表示部141を制御する。
このように、画像形成装置1自体で自機での使用に好適(不適)な記録媒体の情報を表示することができるので、ユーザーは当該画像形成装置1での画像形成に好適な記録媒体を容易に知得することができる。また、画像形成装置1自体で表示させる場合には、当該画像形成装置1の機種情報などをユーザーが設定する必要がないので、より容易かつ確実に画像形成装置1での画像形成に好適な記録媒体の情報を得ることができる。
また、本実施形態の情報処理方法では、制御部11が、所定の画像形成装置1に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置1に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部141に表示させるよう、表示部141を制御する。
このような表示制御に係る情報処理により、ユーザーが画像形成において高画質の適正な画像を得られる記録媒体を容易に選択して画像形成を行わせることができる。また、これにより、記録媒体に起因する画質不良やジャム(詰まり)などの発生を低減することができるので、無理な調整で時間を取られたり、不要なトラブル対処で手間や時間を要したりするのを抑制することができる。
また、上記情報処理方法に係るプログラム134をコンピューターにインストールして実行させることで、汎用構成で容易に推奨媒体の情報を取得してユーザーに示すように表示させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、情報処理システム100に外部サーバーシステムSを含むものとして説明したが、世界の多数の画像形成装置から集約したデータに基づいて統計的に推奨媒体情報を定めないのであれば、外部サーバーシステムSが含まれなくてもよい。また、自機でのみ推奨媒体情報が生成されるのであれば、情報処理システム100は不要であり、画像形成装置1のみの処理で完結し得る。
また、例えば、上記実施の形態では、各記録媒体の情報、特にジャム発生率を画像形成装置の機種ごとに管理、表示するものとして説明したが、必ずしも全ての機種ごとに分けなくてもよい。類似する機種の画像形成装置や更には同一製造者による画像形成装置については、まとめて管理、表示されてもよい。あるいは、特に適合率を中心として推奨度合を評価する場合などに、ジャム発生率を画像形成装置の機種ごとに分類せずに全てまとめて計数されてもよい。
また、外部画像形成装置Pは、画像形成装置1(自機)と同一の機種の場合に限られるものではない。自機と類似の機種などであっても外部画像形成装置Pに含まれてもよいし、記録媒体自身の質(主に適合率)に関しては、機種の差異を考慮しなくてもよい。
また、上記実施の形態では、推奨媒体情報を画像形成装置1で表示部141により表示させるものとして説明したが、これに限られるものではない。画像形成装置1で処理された表示が外部のコンピューターの表示画面に表示されてもよい。
また、上記実施の形態では、推奨媒体の情報を情報システム100の他の装置からネットワーク(通信回線)を経由して取得するものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、USBメモリー、CD-ROMやDVDなどの可搬型記録媒体により提供されたデータが画像形成装置1に読み込まれて又はコピーされて利用されてもよい。あるいは、自機で直接他の外部画像形成装置P(特に複数台)から記録媒体の情報を集めて、推奨媒体情報を生成してもよい。
また、画像形成装置1は、物性検出部23を推奨媒体の表示に係る処理に利用する必要はなく、また、物性検出部23がそもそも推奨媒体の判定に係る物性と同一の計測を行うことができるものではなくてもよい。
また、上記実施の形態では、適合率又はジャム発生率を推奨度合の優先順を定めるのに使用したが、これに限られない。画像形成に対する記録媒体の良し悪しを規定する他の客観的パラメーターやユーザーの主観的パラメーターなどが推奨媒体の認定及び推奨度合の算出に用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、推奨媒体を最初に一覧表示するものとして説明したが、これに限られない。例えば、当初から優先順に従って各々独立したページ表示させるものであってもよいし、表示画面を複数のウィンドウに分割して(複数のウィンドウを生成して)これらの表示を併存させてもよい。
また、以上の説明では、本発明の推奨媒体の表示制御に係るプログラム134を記憶するコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDやフラッシュメモリーなどの不揮発性メモリなどからなる記憶部13を例に挙げて説明したが、これらに限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、MRAMなどの他の不揮発性メモリや、CD-ROM、DVDディスクなどの可搬型記憶媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理動作の内容及び手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載した発明の範囲とその均等の範囲を含む。
1 画像形成装置
11 制御部
12 通信部
13 記憶部
131 推奨媒体情報
132 更新情報
133 トラブル情報
134 プログラム
14 操作パネル
141 表示部
142 操作受付部
21 収容部
22 搬送部
23 物性検出部
24 画像形成動作部
100 情報システム
B1、B2 ボタン
D 記録媒体データベース
P 外部画像形成装置
S 外部サーバーシステム

Claims (10)

  1. 所定の情報を表示する表示部と、
    少なくとも前記表示部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を前記表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、複数の前記銘柄情報又は複数の前記製造者情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、推奨又は非推奨の度合に応じた優先度の順に前記銘柄情報又は前記製造者情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記銘柄情報又は前記製造者情報とともに、当該銘柄情報又は前記製造者情報に係る記録媒体に対応する坪量、媒体種別、推奨率、ジャム率の少なくともいずれかを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 過去における画像形成時のトラブルの情報と、当該トラブルが発生した際に画像形成の対象であった記録媒体の銘柄情報又は当該記録媒体の製造者情報とを記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記記憶部において記憶されている情報に基づき、前記表示部に表示させる前記銘柄情報又は前記製造者情報を判定することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 外部から前記銘柄情報又は前記製造者情報を受け付ける受付部を有し、
    前記制御部は、前記受付部により受け付けた前記銘柄情報又は前記製造者情報を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 記録媒体の物性を検出する検出部を有し、
    前記制御部は、前記検出部により検出した記録媒体の物性に基づき、前記銘柄情報又は前記製造者情報を判定することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1~3のいずれか一項の情報処理装置を有し、
    前記制御部は、当該画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を前記表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピューターを、
    所定の画像形成装置に用いることを推奨する記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報、又は当該画像形成装置に用いることを推奨しない記録媒体の銘柄情報若しくは当該記録媒体の製造者情報を表示部に表示させるよう、前記表示部を制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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