JP2019159069A - 故障診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】故障診断を効率よく行うことが可能な故障診断システムを提供する。【解決手段】不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類に対応する診断手順に従って画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行う故障診断部(制御部11)と、故障診断部による診断内容と、自装置の状態を示す機械情報と、をコンピューターCOMに送信する第1送信部(制御部11)と、を備える。また、コンピューターCOMは、複数の画像形成装置Gの第1送信部により送信された診断内容及び機械情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて不具合の種類ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断手順を修正する修正部(制御部1)と、修正部により修正された診断手順を画像形成装置Gに送信する第2送信部(制御部1)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、故障診断システムに関する。
従来、画像形成装置は、多数の部品及び消耗品によって構成されている。したがって、画像形成装置を正常に動作させるために、必要に応じて故障部品が交換されたり、消耗品が補充されたりしている。
画像形成装置において、何かしらの異常が発生した際には、予め用意された診断フローチャート(以下、診断フロー)に基づいて故障診断が行われる。
例えば、複数の機能からなる電子機器の工程検査装置において、各機能のテストプログラムを逐次実行することにより不良を検出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術は、具体的には、各機能のテストの結果をエラーログファイルに記録し、エラーログファイルの結果からエラーを多く検出した検査項目を早い順序に検査するように検査の順序を入れ替えるものである。
また、予めユニットごとの消耗度カウンターの値からその時点での各ユニットの消耗具合を個別に診断し、その結果から交換が必要な部品情報や各部品の調整情報など必要な記載のみがある「再構成のために必要なマニュアル」を動的に構成する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−315715号公報 特開2007−86333号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術は、エラーログファイル等のデータベースを工程検査装置が保有する構成であるため、異なる装置間のデータを収集することができず、データ量を増やして解析することができないという課題がある。
また、上記特許文献2記載の技術も同様に、複数の機器から情報を収集することができず、データ量を増やして作業フロー(診断フロー)の見直しを行うことができないため、作業フローの改善ができないという課題がある。
本発明は、故障診断を効率よく行うことが可能な故障診断システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置とデータ通信可能に接続されたコンピューターと、からなる故障診断システムであって、
前記画像形成装置は、
不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行う故障診断部と、
前記故障診断部による診断内容と、自装置の状態を示す機械情報と、を前記コンピューターに送信する第1送信部と、
を備え、
前記コンピューターは、
前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容及び機械情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて前記不具合の種類ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正する修正部と、
前記修正部により修正された診断手順を前記画像形成装置に送信する第2送信部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の故障診断システムにおいて、
前記画像形成部を構成する各ユニットには、それぞれ各ユニットの使用頻度を示すカウンター情報を取得する第1取得部が設けられ、
前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記カウンター情報に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
前記第1送信部は、前記診断内容と、前記機械情報と、前記カウンター情報と、を前記コンピューターに送信し、
前記修正部は、前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容、機械情報及びカウンター情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及びカウンター情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の故障診断システムにおいて、
前記第2送信部は、所定の期間ごとに前記修正部により修正された診断手順を前記画像形成装置に送信し、
前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類と自装置の状態とに基づいて前記診断手順を選択し、当該選択した診断手順に従って前記各ユニットの故障診断を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の故障診断システムにおいて、
前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記画像形成装置の機種に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
前記修正部は、前記データベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて前記画像形成装置の機種ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記機種ごとに作成された診断手順を修正することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の故障診断システムにおいて、
前記画像形成装置には、画像形成に係るパラメーターの累積を示す累積情報を取得する第2取得部が設けられ、
前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記累積情報に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
前記第1送信部は、前記診断内容と、前記機械情報と、前記累積情報と、を前記コンピューターに送信し、
前記修正部は、前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容、機械情報及び累積情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及び累積情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正することを特徴とする。
本発明によれば、故障診断を効率よく行うことができる。
本実施形態に係る故障診断システムの構成を機能ごとに示すブロック図である。 画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本実施形態に係る故障診断システムの動作の一例を示すフローチャートである。 画像にFDスジが発生した場合の故障診断処理の一例を示すフローチャート(診断フロー)である。 画像にFDスジが発生した場合の故障診断処理の他の例を示すフローチャート(修正後の診断フロー)である。 不具合の種類及びカウンター情報と選択されるフローとの対応関係を示す表の一例を示す図である。 不具合の種類及びカウンター情報と選択されるフローとの対応関係を示す表の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る故障診断システムSYSは、図1に示すように、コンピューターCOMと、複数の画像形成装置Gと、を備えて構成されている。故障診断システムSYSを構成する各装置は、通信ネットワークNに接続される。通信ネットワークNは、具体的には、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網や携帯電話通信網等である。
コンピューターCOMは、クラウド上の情報機器(例えば、PC、WS等)であり、通信ネットワークNでデータ通信可能に接続された複数の画像形成装置Gの安定的な運用を実現するためのクラウドサービスを提供する。
コンピューターCOMは、制御部1と、操作部2と、表示部3と、記憶部4と、通信部5と、を備えて構成されている。
制御部1は、コンピューターCOMの動作を中央制御する。具体的には、制御部1は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部4に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、コンピューターCOMの各部を統括制御する。
操作部2は、例えば、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザーからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部1へと出力する。
表示部3は、例えば、LCDなどのディスプレイを備え、制御部1から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
記憶部4は、例えば、HDD、半導体メモリーなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部1から読み書き可能に記憶する。
例えば、記憶部4は、データ通信可能に接続された複数の画像形成装置Gの各々から取得した診断結果を蓄積した診断結果データベースを記憶する。
通信部5は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部1の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
画像形成装置Gは、図1及び図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、スキャナー部14と、スキャナー画像処理部15と、メモリー制御部16と、画像メモリー17と、プリンター画像処理部18と、用紙上に画像を形成する画像形成部20と、当該用紙上の画像の検査を行う画像検査部30と、操作部40と、表示部50と、を備えて構成されている。
制御部11は、図1に示すように、CPU、RAM等を備えて構成されている。CPUは、記憶部12から各種プログラムを読み出してRAMに展開し、実行することにより、画像形成装置Gの各部を制御する。
記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
例えば、記憶部12は、画像形成装置Gの不具合箇所を特定するための故障診断処理を行うための診断フローを記憶する。
通信部13は、NIC(Network Interface Card)等、通信ネットワークNに接続するための通信インターフェイスである。例えば、通信部13は、外部装置(図示省略)からプリントデータやプリント設定データを受信する。受信されたプリントデータやプリント設定データは、制御部11に出力される。
また、通信部13は、通信ネットワークNを介してコンピューターCOMの通信部5とデータ通信を行う。
スキャナー部14は、自動原稿送り装置、スキャナー等からなり、原稿台上にセットされた原稿面を読み取って、ビットマップ形式の画像データを生成する。スキャナー部14により生成された画像データは、各画素がR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の画素値を有し、C、M、Y及びKの4色の画素値を有する画像データに色変換される。
スキャナー画像処理部15は、スキャナー部14から入力されるアナログ画像データに、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、デジタル画像データを生成する。生成された画像データは、メモリー制御部16に出力される。
メモリー制御部16は、制御部11からの指示に従って、画像データの圧縮処理及び圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリー17への画像データの入出力制御を行う。
画像メモリー17は、DRAMから構成される圧縮メモリーと、ページメモリーと、を備えて構成されている。圧縮メモリーは、圧縮画像データを記憶するためのメモリーである。ページメモリーは、プリント出力用の画像データを一時的に記憶するためのメモリーである。
プリンター画像処理部18は、メモリー制御部16から入力された画像データに基づいて、画像形成のための印刷画像データを生成し、画像形成部20に出力する。
画像形成部20は、電子写真方式の画像形成処理を行うものである。画像形成部20は、プリンター画像処理部18により画像処理した画像データの各画素の4色の画素値に応じて、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部20は、図1及び図2に示すように、給紙部21と、搬送部22と、4つの書込部23と、中間転写ベルト24と、転写部25と、定着部26と、を備えて構成されている。なお、本実施形態の画像形成部20では、電子写真方式を適用した例を説明するが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用することとしてもよい。
給紙部21は、複数の給紙トレイ、給紙トレイ毎に設けられた給紙ローラー、分離ローラー、給紙/分離ゴム、送り出しローラー等からなる給紙機構を備える。各給紙トレイには、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)ごとに予め識別された用紙が格納されており、用紙の最上部から一枚ずつ給紙機構により搬送部22に向けて搬送される。
搬送部22は、給紙部21から搬送された用紙を、複数の中間ローラー、レジストローラー等を経る転写部25への用紙搬送経路上に用紙を搬送し、画像形成部20の二次転写位置へと搬送する。
4つの書込部23は、中間転写ベルト24のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込部23は形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図2に示すように、露光部23a、感光体ドラム23b、現像部23c、帯電部23d、クリーニング部23e及び1次転写ローラー23fを備えて構成されている。
画像形成時、各書込部23では、帯電部23dにより感光体ドラム23bを帯電させた後、画像データに基づいて露光部23aにより出射した光束で感光体ドラム23b上を走査し、静電潜像を形成する。次いで、現像部23cによりトナーを供給して現像すると、感光体ドラム23b上に画像が形成される。
次いで、4つの書込部23の感光体ドラム23b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー23fにより、中間転写ベルト24上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト24上には各色からなる画像が形成される。次いで、1次転写後、クリーニング部23eにより感光体ドラム23b上に残留するトナーを除去する。
画像形成部20は、給紙部21から用紙を給紙し、転写部25により中間転写ベルト24から用紙上に画像を転写(2次転写)した後、用紙を定着部26により加熱及び加圧して、定着処理を施す。
用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路27に用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度転写部25へ用紙を搬送する。
画像検査部30は、リニアイメージセンサー(例えばCCDラインセンサー等)、光学系、光源等を備えて構成され、画像形成部20により画像が形成(転写)された用紙を読み取って得られた読取画像に基づいて、異常画像の発生の有無を検査(検知)する。
操作部40及び表示部50は、図2に示すように、画像形成装置Gの上部に設けられるユーザーインターフェイスである。
操作部40は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部40としては、キーパッド、表示部50と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部50は、制御部11の指示に従って操作画面等を表示する。表示部50としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
また、本実施形態では、画像形成装置Gを構成するユニットごとに、その使用回数をカウントするためのカウンターが設けられている。具体的には、図1に示すように、スキャナー部14、メモリー制御部16、搬送部22、書込部23、転写部25及び定着部26に、それぞれカウンターC1〜C6が設けられている。すなわち、カウンターC1〜C6は、各ユニットの使用頻度を示すカウンター情報を取得する本発明の第1取得部として機能する。
次に、本実施形態に係る故障診断システムSYSの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。この処理は、画像形成装置G本体の電源投入を契機として、各種画像形成装置Gの機能と並行して繰り返し実行される。
まず、画像形成装置Gの制御部11は、異常画像やエラーコード等の不具合が発生したか否かを判定する(ステップS101)。例えば、まず、画像検査部30が、画像が転写された用紙を読み取って得られた読取画像と元画像データとを比較して、その差分が予め定められた所定の閾値を超えた場合に、異常画像の発生を検知する。次に、制御部11は、画像検査部30から送られてくる検査結果(異常画像の発生の有無)に基づいて、異常画像が発生したか否かを判定する。また、例えば、制御部11が、取得したエラーコードに基づいて、当該エラーコードに基づく不具合が発生したか否かを判定する。
制御部11は、不具合が発生したと判定した場合(ステップS101:YES)、次のステップS102へと移行する。
一方、制御部11は、不具合が発生していないと判定した場合(ステップS101:NO)、そのまま処理を終了する。
次に、制御部11は、故障診断モードをONにする(ステップS102)。ここで、故障診断モードとは、不具合の発生の原因となっているユニット(不具合箇所)を特定するためのモードのことである。
次に、制御部11は、不具合の種類(内容)に基づいて、診断フロー(診断手順)を選択する(ステップS103)。具体的には、制御部11は、画像検査部30から送られてくる検査結果やエラーコード等を参照して不具合の種類を抽出し、その不具合の種類に対応する診断フローを、予め記憶部12に記憶された診断フローの中から選択する。
次に、制御部11は、ステップS103で選択した診断フローに基づいて、不具合箇所を特定するための故障診断処理を行う(ステップS104)。具体的には、制御部11は、ステップS103で選択した診断フローに従って、画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行い、不具合箇所を特定する。すなわち、制御部11は、本発明の故障診断部として機能する。
図4に、画像にFDスジが発生した場合(不具合の種類がFDスジの発生である場合)の診断フローの一例を示す。以下、図4のフローチャートを参照して、画像にFDスジが発生した場合に行われる故障診断処理を説明する。
まず、制御部11は、帯電部23dに不具合(異常)が発生しているか否かを判定する(ステップS201)。
制御部11は、帯電部23dに不具合が発生していると判定した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202へと移行する。
一方、制御部11は、帯電部23dに不具合が発生していないと判定した場合(ステップS201:NO)、ステップS206へと移行する。
次に、制御部11は、クリーニング部23eに不具合が発生しているか否かを判定する(ステップS202)。例えば、制御部11は、クリーニング部23eにおけるブラシ(感光体ドラム23b上に残留するトナーを除去するためのブラシ)のリフレッシュ機能に不具合が発生しているか否かを判定する。
制御部11は、クリーニング部23eに不具合が発生していると判定した場合(ステップS202:YES)、次のステップS203へと移行する。
一方、制御部11は、クリーニング部23eに不具合が発生していないと判定した場合(ステップS202:NO)、ステップS206へと移行する。
次に、制御部11は、中間転写ベルト24に不具合が発生しているか否かを判定する(ステップS203)。
制御部11は、中間転写ベルト24に不具合が発生していると判定した場合(ステップS203:YES)、次のステップS204へと移行する。
一方、制御部11は、中間転写ベルト24に不具合が発生していないと判定した場合(ステップS203:NO)、ステップS206へと移行する。
次に、制御部11は、感光体ドラム23bに不具合が発生しているか否かを判定する(ステップS204)。
制御部11は、感光体ドラム23bに不具合が発生していると判定した場合(ステップS204:YES)、次のステップS205へと移行する。
一方、制御部11は、感光体ドラム23bに不具合が発生していないと判定した場合(ステップS204:NO)、ステップS206へと移行する。
次に、制御部11は、不具合発生の原因が他の原因である(すなわち、上記の各ユニットの不具合ではない)と特定し、その旨を表示部50に表示させる(ステップS205)。この場合は、サービスマンにより原因の分析が行われる。
ステップS206において、制御部11は、不具合が発生していると判定したユニット(対象ユニット)を交換する必要がある旨を表示部50に表示させる。この場合は、サービスマン又はユーザーにより対象ユニットの交換処理が行われる。
以上の処理により、不具合(例えば、FDスジ)の発生の原因となっているユニット(不具合箇所)を特定することができる。
図3に戻り、ステップS105において、制御部11は、ステップS104で行った故障診断処理の診断結果を、通信部13を介してコンピューターCOMに送信する。ここで。故障診断処理の診断結果には、不具合箇所(診断内容)の他、使用した診断フローや診断時の機械状況(機械情報)、対処方法(例えば、ユニット交換)等、故障診断を実施した際に使用した情報が含まれる。すなわち、制御部11は、本発明の第1送信部として機能する。
次いで、コンピューターCOMの制御部1は、ステップS105で画像形成装置Gから送信された診断結果を取得する(ステップS106)。ここで、制御部1は、データ通信可能に接続された複数の画像形成装置Gの各々から診断結果を取得することとなり、データ量を増やすことが可能となる。
次に、制御部1は、ステップS106で取得した診断結果を、コンピューターCOMの記憶部4に記憶された診断結果データベースに蓄積する(ステップS107)。
次に、制御部1は、記憶部4に記憶された診断結果データベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて、不具合の種類ごとに故障しやすいユニットを判別する(ステップS108)。
次に、制御部1は、ステップS108の判別結果に基づいて、診断フローを修正する(ステップS109)。すなわち、制御部1は、本発明の修正部として機能する。
図5に、画像にFDスジが発生した場合の診断フローの他の例(修正後の診断フロー)を示す。図5では、ステップS108で故障しやすいユニットを判別した結果、感光体ドラム23bが故障しやすいと判別された場合の診断フローが示されている。
図5に示す例では、図4と比べ、感光体ドラム23bに不具合が発生しているか否かを判定する処理(ステップS301)が最初に行われる点で異なっている。これにより、画像にFDスジが発生した場合に故障しやすい感光体ドラム23bを最初に診断することができるので、画像を出したりトナーを使ったりといった時間、資源、資材のムダを抑制することができる。
なお、図5のステップS302〜ステップS304の処理は、図4のステップS201〜ステップS203と、図5のステップS305及びステップS306の処理は、図4のステップS205及びステップS206と同様の処理であるので、説明を省略する。
図3に戻り、ステップS110において、制御部1は、ステップS109で修正した診断フローを、通信部5を介して画像形成装置Gに送信する。すなわち、制御部11は、本発明の第2送信部として機能する。
次いで、画像形成装置Gの制御部11は、ステップS110でコンピューターCOMから送信された診断フローを取得する(ステップS111)。
次に、制御部11は、ステップS111で取得した診断フローを記憶部4に記憶(更新)する(ステップS112)。
これにより、診断フローの見直し、改善を行うことができる。従来の方法では、図4に示したように、一定のフローに従って不具合箇所を確認するようにしてきたが、機種や設置環境等により不具合が発生する傾向が様々なケースがある。例えば、最後の感光体ドラム23bの確認が統計的に多くなった場合、図5に示したように、先頭に感光体ドラム23bの確認を持ってくることで、診断時間や資材の消費を減らすことが可能となる。
ステップS109で修正した診断フローは、所定の期間ごとに画像形成装置Gに送信(フィードバック)される。
その後、画像形成装置Gの制御部11は、不具合の発生を検知した場合、不具合の種類と自装置の状態(機械情報)とに基づいて適切な診断フローを選択し、当該選択した診断フローに従って各ユニットの故障診断を行う。
以上のように、本実施形態に係る故障診断システムSYSの画像形成装置Gは、不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類に対応する診断手順に従って画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行う故障診断部(制御部11)と、故障診断部による診断内容と、自装置の状態を示す機械情報と、をコンピューターCOMに送信する第1送信部(制御部11)と、を備える。また、コンピューターCOMは、複数の画像形成装置Gの第1送信部により送信された診断内容及び機械情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて不具合の種類ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断手順を修正する修正部(制御部1)と、修正部により修正された診断手順を画像形成装置Gに送信する第2送信部(制御部1)と、を備える。
したがって、本実施形態に係る故障診断システムSYSによれば、複数の機器から故障診断結果をデータベースに集約してデータ量を増やすことができるので、予め用意されていた診断フローをより効率的なものに改善することが可能となり、故障診断を効率よく行うことができる。
また、本実施形態に係る故障診断システムSYSによれば、第2送信部は、所定の期間ごとに修正部により修正された診断手順を画像形成装置Gに送信し、故障診断部は、不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類と自装置の状態とに基づいて診断手順を選択し、当該選択した診断手順に従って各ユニットの故障診断を行う。
したがって、本実施形態に係る故障診断システムSYSによれば、予め用意されていた診断フローを定期的により効率的なものに改善することができるので、故障診断を安定的に効率よく行うことができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、故障しやすいユニットの傾向は、そのユニットの消耗の度合いによって異なるケースがある。すなわち、初期の段階で故障しやすいユニットや数万プリント後に故障しやすいユニット等、ユニットによって故障傾向が異なるケースがある。したがって、画像形成装置Gを構成するユニットごとに設けたカウンターC1〜C6を利用して各ユニットの消耗の度合いを取得し、診断フローの見直し、改善を実施するようにするとよい。
具体的には、画像形成装置Gの制御部11は、不具合の種類に基づいて診断フローを選択する際(図3のステップS103参照)、更に、各ユニットのカウンターC1〜C6の値(カウンター情報)を参照して各ユニットの消耗の度合い(例えば、各ユニットが何回プリントしているか等)を把握し、診断フローの選択を行う。
図6に、不具合の種類及びカウンター情報と選択されるフローとの対応関係を示す表の一例を示す。
例えば、図6に示す例では、不具合の種類が「異常画像1」である場合、まず、ユニットAのカウンター数がn以上であれば、フローaを選択して実施する。ユニットAのカウンター数がn未満であり、かつ、ユニットBのカウンター数がm以上であれば、フローbを選択して実施する。上記以外であれば、フローcを選択して実施する。
また、不具合の種類が「異常画像2」である場合、印字率カウンターがn以上のチャンネルがあれば、そのチャンネルを優先的に確認する。
また、不具合の種類が「不具合1」である場合、まず、ユニットDのカウンター数がn以上であれば、フローdを選択して実施する。ユニットDのカウンター数がn未満であり、かつ、ユニットEのカウンター数がm以上であれば、フローeを選択して実施する。上記以外であれば、フローfを選択して実施する。
なお、フロー選択における優先順位は、統計的に確率が高いものから優先的に選択されるようにするとよい。
その後、診断内容、機械情報、カウンター情報をコンピューターCOMに送信し、データベースに蓄積された診断内容、機械情報及びカウンター情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断フローを修正するようにするとよい。
以上のように、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、画像形成部Gを構成する各ユニットには、それぞれ各ユニットの使用頻度を示すカウンター情報を取得する第1取得部(カウンターC1〜C6)を設けられ、故障診断部は、不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類及びカウンター情報に対応する診断手順に従って画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行い、第1送信部は、診断内容と、機械情報と、カウンター情報と、をコンピューターCOMに送信し、修正部は、複数の画像形成装置Gの第1送信部により送信された診断内容、機械情報及びカウンター情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及びカウンター情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断手順を修正する。
したがって、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、各ユニットの使用頻度に基づいて診断フローを適切に改善することができるので、各ユニットの経時的な変化にも対応することが可能となり、故障診断をより安定的に行うことができる。
また、故障しやすいユニットの傾向は、各画像形成装置Gの機種ごとに異なるケースがある。したがって、画像形成装置Gの機種ごとに診断フローを作成するようにし、機種ごとに適切なフローを実行して故障診断を行うようにするとよい。
図7に、図6の機種(機種Aとする)と異なる機種(機種Bとする)において、不具合の種類及びカウンター情報と選択されるフローとの対応関係を示す表の一例を示す。
例えば、図7に示す例では、不具合の種類が「異常画像1」である場合、まず、ユニットBのカウンター数がm以上であれば、フローbを選択して実施する。ユニットBのカウンター数がm未満であり、かつ、ユニットCのカウンター数がn以上であれば、フローgを選択して実施する。上記以外であれば、フローcを選択して実施する。
また、不具合の種類が「異常画像2」である場合、印字率カウンターがn以上のチャンネルがあれば、そのチャンネルを優先的に確認する。
また、不具合の種類が「不具合1」である場合、まず、ユニットDのカウンター数がn以上であれば、フローdを選択して実施する。ユニットDのカウンター数がn未満であり、かつ、ユニットFのカウンター数がm以上であれば、フローhを選択して実施する。上記以外であれば、フローfを選択して実施する。
なお、画像形成装置Gの機種ごとに診断フローを作成した場合であっても、実施形態と同様に、データベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて画像形成装置Gの機種ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断フローを修正するようにするとよい。
以上のように、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、故障診断部は、不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類及び画像形成装置Gの機種に対応する診断手順に従って画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行い、修正部は、データベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて画像形成装置Gの機種ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて機種ごとに作成された診断手順を修正する。
したがって、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、機種ごとに作成された診断フローを適切に改善することができるので、機種ごとの故障傾向の違いにも対応することが可能となり、故障診断をより安定的に行うことができる。
また、故障しやすいユニットの傾向は、画像形成装置Gによる画像形成に係るパラメーターの累積の度合いによって異なるケースがある。ここで、画像形成に係るパラメーターとは、画像形成に関係する各種情報のパラメーターのことであり、例えば、環境(温度、湿度等)、用紙種(厚紙、薄紙等)、カバレッジ等のパラメーターのことである。画像形成に係るパラメーターの累積とは、例えば、各条件(例えば、温度が高いか低いか、厚紙か薄紙か等)下においてそれぞれ何枚通紙したか等の情報のことである。したがって、画像形成に係るパラメーターごとにカウンター(第2取得部)を設けるようにし、それらのカウンターを利用して各パラメーターの累積の度合いを取得し、診断フローの見直し、改善を実施するようにするとよい。この場合、例えば、ユニットのカウンター数、累計印字率のカウンター数、用紙種や用紙サイズのカウンター数、カバレッジ情報、温度などの環境データ、機械の起動時間などで場合分けを行い、それぞれの診断フローが予め用意されることとなる。
具体的には、画像形成装置Gの制御部11は、不具合の種類に基づいて診断フローを選択する際(図3のステップS103参照)、更に、各パラメーターのカウンターの値(累積情報)を参照して各パラメーターの累積の度合いを把握し、診断フローの選択を行う。
その後、診断内容、機械情報、累積情報をコンピューターCOMに送信し、データベースに蓄積された診断内容、機械情報及び累積情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断フローを修正するようにするとよい。
以上のように、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、画像形成装置Gには、画像形成に係るパラメーターの累積を示す累積情報を取得する第2取得部が設けられ、故障診断部は、不具合の発生が検知された場合に、不具合の種類及び累積情報に対応する診断手順に従って画像形成部20を構成する各ユニットの故障診断を行い、第1送信部は、診断内容と、機械情報と、累積情報と、をコンピューターCOMに送信し、修正部は、複数の画像形成装置Gの第1送信部により送信された診断内容、機械情報及び累積情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及び累積情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて診断手順を修正する。
したがって、変形例に係る故障診断システムSYSによれば、画像形成に係るパラメーターの累積の度合いに基づいて診断フローを適切に改善することができるので、各ユニットの経時的な変化にも対応することが可能となり、故障診断をより安定的に行うことができる。
また、上記実施形態において、図4のステップS205、図5のステップS305では、不具合発生の原因が他の原因である(すなわち、上記の各ユニットの不具合ではない)と特定し、その旨を表示部50に表示させるようにしている。この場合は、サービスマンにより原因の分析が行われる。
その後、サービスマンによる分析結果を故障診断処理の診断結果としてコンピューターCOMに送信することで、そのデータを診断フローの見直し、改善、作成に使用することができる。これにより、それまで原因を特定して対処できなかった不具合に対しても故障診断を実施することができるので、より安定した運用を実施することが可能となる。
また、上記実施形態では、図4のステップS205、ステップS206、図5のステップS305、ステップS306において、情報を表示部50に表示させるようにしているが、これに限定されるものではない。すなわち、ユーザーやサービスマンに情報を報知可能な構成であればよく、例えば、スピーカー等の音声出力部により音声出力させる構成であってもよい。
その他、故障診断システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
SYS 故障診断システム
COM コンピューター
1 制御部(修正部、第2送信部)
2 操作部
3 表示部
4 記憶部
5 通信部
G 画像形成装置
11 制御部(故障診断部、第1送信部)
12 記憶部
13 通信部
14 スキャナー部
15 スキャナー画像処理部
16 メモリー制御部
17 画像メモリー
18 プリンター画像処理部
20 画像形成部
21 給紙部
22 搬送部
23 書込部
23a 露光部
23b 感光体ドラム
23c 現像部
23d 帯電部
23e クリーニング部
23f 1次転写ローラー
24 中間転写ベルト
25 転写部
26 定着部
30 画像検査部
40 操作部
50 表示部
C1〜C6 カウンター(第1取得部)

Claims (5)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置とデータ通信可能に接続されたコンピューターと、からなる故障診断システムであって、
    前記画像形成装置は、
    不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行う故障診断部と、
    前記故障診断部による診断内容と、自装置の状態を示す機械情報と、を前記コンピューターに送信する第1送信部と、
    を備え、
    前記コンピューターは、
    前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容及び機械情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて前記不具合の種類ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正する修正部と、
    前記修正部により修正された診断手順を前記画像形成装置に送信する第2送信部と、
    を備えることを特徴とする故障診断システム。
  2. 前記画像形成部を構成する各ユニットには、それぞれ各ユニットの使用頻度を示すカウンター情報を取得する第1取得部が設けられ、
    前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記カウンター情報に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
    前記第1送信部は、前記診断内容と、前記機械情報と、前記カウンター情報と、を前記コンピューターに送信し、
    前記修正部は、前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容、機械情報及びカウンター情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及びカウンター情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正することを特徴とする請求項1に記載の故障診断システム。
  3. 前記第2送信部は、所定の期間ごとに前記修正部により修正された診断手順を前記画像形成装置に送信し、
    前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類と自装置の状態とに基づいて前記診断手順を選択し、当該選択した診断手順に従って前記各ユニットの故障診断を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の故障診断システム。
  4. 前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記画像形成装置の機種に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
    前記修正部は、前記データベースに蓄積された診断内容及び機械情報に基づいて前記画像形成装置の機種ごとに故障しやすいユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記機種ごとに作成された診断手順を修正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の故障診断システム。
  5. 前記画像形成装置には、画像形成に係るパラメーターの累積を示す累積情報を取得する第2取得部が設けられ、
    前記故障診断部は、前記不具合の発生が検知された場合に、前記不具合の種類及び前記累積情報に対応する診断手順に従って前記画像形成部を構成する各ユニットの故障診断を行い、
    前記第1送信部は、前記診断内容と、前記機械情報と、前記累積情報と、を前記コンピューターに送信し、
    前記修正部は、前記複数の画像形成装置の前記第1送信部により送信された診断内容、機械情報及び累積情報を蓄積するデータベースに蓄積された診断内容、機械情報及び累積情報に基づいて経時的に故障するユニットを判別し、その判別結果に基づいて前記診断手順を修正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の故障診断システム。
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