JP2015085533A - 画像形成装置及び異常画像サンプルの出力方法 - Google Patents

画像形成装置及び異常画像サンプルの出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機密保持性を損なうことなく異常画像を忠実に再現でき、異常画像の修復に迅速に対処できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像入力部210に入力された印刷画像データは、通常の画像形成と並行して画像改竄部220で文字領域の文字データが改竄され、改竄された印刷画像データは、データ蓄積部230に蓄積される。異常画像の発生時、顧客の操作部240による操作により改竄画像データ(異常画像サンプル)が印刷され、読取りにかけられる。改竄画像データや読取りデータ等がファイル化されて通信部270よりインターネットを介してコールセンターの保守管理サーバーに配信される。コールセンターで解析がなされ、可能な場合には遠隔制御により画像形成装置100の修復がなされる。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置及び異常画像サンプルの出力方法に関する。
画像形成装置における異常画像の発生時、対応を迅速かつ正確に実施するため、インターネットを介して異常画像サンプルをスキャナ等で読取ったものを不良サンプルとして保守区であるコールセンターに転送している。
コールセンターでは、転送された異常画像サンプルを見ながら要因を解析し、遠隔制御で修復可能な場合は遠隔制御で修復し、遠隔制御で修復できない場合は担当のカスタマエンジニア(以下「CE」と略す)に的確な修復方法を連絡する技術が考えられ既に実施されている。
特許文献1には、画像不良(異常画像)が発生してユーザーから通報が入ると、コントロールセンターがユーザーの画像形成装置にテストパターンを出力する指令を送信し、テストパターンを出力させるリモートメンテナンスシステムが開示されている。
ユーザーは出力されたテストパターンを読取り装置にかけ、読取られたデータがコントロールセンターに送信され、送信結果に基づいて画像不良の解析がなされて画像不良を解消するためのデータが画像形成装置へ送られる。
テストパターンは、顧客からの通報の内容に応じてコントロールセンターが階調パターン、ハーフトーン画像、横縞パターン等を選択できるようになっている。
このような異常画像の解析・修復では、印刷物に機密保持を要する場合、異常画像が発生したサンプルをそのまま解析対象としたり、データ化して送信したりすると、第三者にその内容が開示されることになる。
すなわち、顧客データの漏洩につながる虞がある。
この問題に対処すべく、従来においては、オリジナル原稿の代わりに「診断チャート」とか「テストチャート」を使用した印刷サンプルの出力で代用していた。
特許文献1では機密保持の目的は有していないが、テストパターンとして出力することにより、結果的に顧客情報の漏洩が防止されている。
しかしながら、印刷原稿自体が異常画像の要因となるケースも存在する。
すなわち、印刷原稿におけるレイアウトやフォント等の印刷条件が要因となって異常画像が発生するケースもある。
このような場合、「診断チャート」とか「テストチャート」を使用すると、顧客の指摘する異常画像が正確に再現できず、原因特定に時間がかかって修復が大幅に遅れる等の問題があった。
本発明は、このような現状に鑑みて創案されたもので、機密保持性を損なうことなく異常画像を忠実に再現でき、異常画像の修復に迅速に対処できる画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、異常画像が発生したときに、異常画像の発生原因を解析するための異常画像サンプルを出力する画像形成装置において、少なくとも機密性を要する部分を改竄して原稿画像データを処理する画像データ改竄手段と、前記画像データ改竄手段により処理された前記原稿画像データを印刷ジョブ毎に蓄積する画像データ蓄積手段と、印刷ジョブ毎に印刷条件設定値を蓄積する条件データ蓄積手段と、を備え、異常画像が発生した場合、所定の操作により、前記画像データ蓄積手段から異常画像の発生元となった原稿画像データを呼び出すとともに、前記条件データ蓄積手段から、呼び出した原稿画像データに対応した印刷条件設定値を呼び出し、呼び出した原稿画像データと印刷条件設定値とにより異常画像サンプルを出力することを特徴とする。
また、本発明は、異常画像サンプルの出力方法において、画像形成装置にて、少なくとも機密性を要する部分を改竄して原稿画像データを印刷ジョブ毎に蓄積するとともに、印刷ジョブ毎に印刷条件設定値を蓄積し、異常画像が発生した場合、蓄積された原稿画像データの中から異常画像の発生元となった原稿画像データを呼び出すとともに、呼び出した原稿画像データに対応した印刷条件設定値を呼び出し、呼び出した原稿画像データと印刷条件設定値とにより異常画像サンプルを出力することを特徴とする。
本発明によれば、機密保持性を損なうことなく異常画像を忠実に再現でき、異常画像の修復に迅速に対処でき、ユーザー側のダウンタイムの抑制に寄与することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部を示す制御ブロック図である。 画像改竄装置の構成図である。 原稿画像データとしての異常画像サンプルの一例を示す図である。 文字変換テーブルの一例を示す図である。 文字領域改竄後の画像データを示す図である。 文字領域改竄後の異常画像サンプルを示す図である。 データ蓄積装置の構成図である。 印刷ジョブ毎のログデータの蓄積処理を示すフローチャートである。 異常画像発生時、顧客が画像サンプルを送信する手順を示すフローチャートである。 画像形成装置としてのカラー複写機の概要構成図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
まず、図10に基づいて、本実施形態に係る画像形成装置としてのカラー複写機100の構成の概要を説明する。
カラー複写機100は、装置本体101と、装置本体101の上面に設けられた読取り手段としてのスキャナー102と、該スキャナー102の上部に設けられた原稿自動搬送装置(ADF)103を有している。
装置本体101の下部には、複数の給紙カセット104a、104b、104c、104dを備えた給紙部104が設けられている。
装置本体101の略中央部には、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト105が配置されている。
中間転写ベルト105は、複数の支持ローラ106、107、108等に掛け回されて支持されており、図示しない駆動源により図中時計回りに方向に回転駆動される。
支持ローラ108の近傍には、2次転写後に中間転写ベルト105上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置109が設けられている。
支持ローラ106と支持ローラ107間に張り渡された中間転写ベルト105上には、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成手段としてのプロセスカートリッジ12Y、12M、12C、12Kが横に並べられて配置され、タンデム型の画像形成部10が構成されている。
但し、これら4つの色順は一例であり、これに限定される趣旨ではない。
各プロセスカートリッジ12Y、12M、12C、12Kは、それぞれ像担持体としての感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kを有している。
画像形成部10の上方には、露光装置8が配置されている。
中間転写ベルト105を挟んで支持ローラ108と反対の側には、2次転写手段としての二次転写ローラ110が配置されている。
二次転写ローラ110により中間転写ベルト105上の画像が、給紙部104から給紙され記録媒体としての用紙に最終的に転写される。
二次転写ローラ110の左側には、用紙上の転写画像を定着する定着装置111が設けられている。定着装置111は、無端ベルト状の定着ベルト111aに加圧ローラ111bを押し当てる構成を有している。
定着装置111の下方には、上述した画像形成部10と略平行に、用紙の両面に画像を記録する場合に用紙を反転する用紙反転装置112が備えられている。
感光体ドラム1上に形成された各色のトナー像は、転写ローラ6にて中間転写ベルト105上に重ねて転写される。
給紙部104から給紙され、あるいは手差しトレイ113から給紙された用紙上に二次転写ローラ110により重ねトナー像(カラー画像)が一括転写される。
感光体ドラム1上に残存するトナー粒子は、クリーニング装置4によって清掃され、回収される。
画像転写後の用紙は、定着装置111へと送り込まれ、ここで熱と圧力を加えられて転写画像を定着された後、排紙ローラ対115により排紙トレイ116上にスタックされる。
あるいは、図示しない切換爪で搬送路を切り換えられて用紙反転装置112に入れられ、そこで反転されて再び転写位置へと導かれ、裏面にも画像を記録された後、排紙ローラ対115により排紙トレイ116上に排出される。
画像転写後の中間転写ベルト105は、中間転写体クリーニング装置109により残留トナーを除去され、画像形成部10による再度の画像形成に備える。
画像形成装置としては、上述の型中間転写方式のものに限定される趣旨ではなく、複数のトナー像を順次用紙上に重ねて転写した後定着する直接転写方式等であってもよい。
図1は、画像形成装置100における制御系統の中で、本発明の特徴部分に係る機能を表したブロック図である。
画像形成装置100では、画像入力部210に入力された原稿画像データとしての印刷画像データは、通常の画像形成と並行して画像データ改竄手段としての画像改竄部220で文字領域の文字データが改竄される。
改竄された印刷画像データは、画像データ蓄積手段としてのデータ蓄積部230に蓄積される。
データ蓄積部230には、印刷(出力)時の印刷条件設定値とログデータが印刷ジョブデータとして同時に蓄積される。この場合、データ蓄積部230は条件データ蓄積手段として機能する。
異常画像発生時、顧客はコールセンターに知らせるため、所定の操作として、操作部240から「画像サンプルを添付してコールセンターへ通報」を選択する。
顧客による所定の操作がなされると、図示しない制御部(CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を含む)は、データ蓄積部230から、異常画像の発生元となった改竄画像データと、これに対応する印刷ジョブデータの印刷条件設定値とを呼び出す。
呼び出されたデータ及び設定値は、画像形成部250に送られ、異常画像が発生した時と同じ印刷条件で改竄画像を異常画像サンプル(以下、単に「画像サンプル」ともいう)として印刷する。
画像形成部250からの画像形成開始信号により画像形成部10が動作する。
顧客は、操作部240の表示による指示通り、印刷した異常画像サンプルをADF103の原稿台にセットし、「通報開始」を選択する。
異常画像サンプルはスキャナー102で読取られ、その読取りデータは画像読取り部260に送られる。
異常画像サンプルの読取りデータも異常画像サンプルデータとしてデータ蓄積部230に保存される。この場合、データ蓄積部230はサンプルデータ保存手段として機能する。
同時に同じくデータ蓄積部230に蓄積されている当該改竄画像データ、および印刷時データ(印刷条件設定値とログデータ)と共にファイルとして通信部270からネットワークとしてのインターネットを介してコールセンターの保守管理サーバーに配信される。
すなわち、ネットワークを介して外部に送信可能となっている。
保守管理サーバーに配信されると、コールセンターの担当者に着信通知が届き、担当者は受信した画像サンプルと原稿である改竄画像とを比較することにより、異常画像の現象を確認し、印刷時データを参照することにより迅速で的確な異常画像の発生原因の解析が可能となる。
遠隔制御で修復可能なものは遠隔制御で処理することにより、画像形成装置のダウンタイムを削減すると共にCEの訪問を回避する手段となり得る。
遠隔制御で処理する場合には、コールセンターから修復のためのデータが画像形成装置100の図示しないリモートメンテナンス手段へ送信され、自動的に修復動作が実行される。
遠隔制御で処理できない場合でも、担当CEに的確な対応方法を指示することにより短時間に修復が可能となる。
本実施形態ではスキャナによる読取り機能が必要であるため、スキャナ機能を持たないプリンタでは遠隔制御による運用はできない。
しかしながら、印刷物の内容の機密性を保持しながら顧客の指摘する異常画像を再現して印刷できるので、CE訪問時の対応にも有効である。
図2に基づいて、画像改竄部220(画像改竄装置)の構成・機能について詳細に説明する。
画像入力部210に入力された印刷画像データは、通常の画像形成と並行して画像データを改竄するため画像改竄装置220の画像データ入力部310を経由して文字認識部320に送られる。
文字認識部320では印刷画像データは文字領域分離部により文字領域と背景領域とに分離される。
分離された文字領域は、文字領域改竄部330で改竄される。文字領域改竄部330は文字領域分離部にて解析された文字データ情報に基づいて代用する文字をフォント蓄積部340から選別し、元の文字のポイントサイズとレイアウトに合わせて配列し改竄文字領域を生成する。
改竄された文字領域は、領域合成部350で背景領域と合成され、文字領域が改竄された画像データが生成される。
改竄された画像データは画像サンプル用としてデータ蓄積部230へ送られ蓄積される。
図3〜6に基づいて、画像改竄部220による具体的な文字領域の改竄例について説明する。
図3は、上部のベタ画像部に帯状の濃度ムラが発生した異常画像サンプルである。
印刷内容に社外秘の内容が含まれているので、このままでは第三者(コールセンター担当者やCEを含む)に異常画像サンプルとして見せることができない。
画像改竄部220のフォント蓄積部340に、例えば図4に示す変換テーブルを採用した場合、この変換テーブルに従って文字のみが改竄される。
図5は、文字領域改竄後の画像データを示している。
改竄された画像データはデータ蓄積部230に蓄積される。
図6はデータ蓄積部230に蓄積された改竄画像データ(異常画像サンプル)を出力したものである。
図7に基づいて、データ蓄積部230(データ蓄積装置)の構成・機能について詳細に説明する。
データ蓄積部230は2つの画像データ蓄積部410、420と、1つの印刷ジョブデータ蓄積部430とで構成されている。
印刷ジョブ毎に画像改竄部220で改竄された画像データは改竄画像データ蓄積部410に印刷ジョブと原稿頁毎にナンバリングされて蓄積される。
なお、改竄画像データ蓄積部410に蓄積される画像データサイズは大きいので、蓄積管理される印刷ジョブ数は極力少ない方が望ましい。
顧客による画像サンプルの読取り操作時、印刷された画像サンプルは画像読取り部260で読取り画像データに変換され、改竄画像データに対応したナンバリングが付加されて画像サンプルデータ蓄積部420に蓄積される。
操作部240から設定された画質、用紙サイズ、印刷部数等の設定値は、印刷条件設定値として印刷ジョブ毎にナンバリングされて印刷ジョブデータ蓄積部430に蓄積される。
ネットワークプリンタでは、PC(パーソナルコンピュータ)から設定された設定値が印刷条件設定値として同様に蓄積される。
また、印刷ジョブ毎の機内の温湿度、電位センサーの測定値、トナー濃度等のログデータが印刷ジョブ毎にナンバリングされて印刷条件設定値と同様に印刷ジョブデータ蓄積部430に蓄積される。
印刷ジョブの印刷枚数が定められた枚数以上の場合は、印刷開始時と終了時のログデータを蓄積するものとし、画像サンプルの印刷時もログデータを蓄積するものとする。
ログデータの蓄積方法の詳細については後述する。
異常画像通報時、顧客は画像サンプル用として印刷したい改竄画像データを操作部240に表示された印刷ジョブと原稿毎のナンバリングから選択する。
選択された改竄画像データが改竄画像データ蓄積部410から呼び出されると同時に印刷ジョブのナンバリングにリンクした印刷条件設置値が印刷ジョブデータ蓄積部430から呼び出される。
呼び出されたデータ及び設定値は画像形成部250に送られ、画像サンプルとして1部印刷される。
画像サンプルデータ蓄積部420に蓄積されている画像サンプルデータを異常画像の画像サンプルとし、改竄画像データ蓄積部410に蓄積されている改竄画像データを画像サンプルと比較するための原稿とする。
また、印刷ジョブデータ蓄積部430に蓄積されている印刷条件設置値とログデータを異常画像発生の要因解析のための参考データとし、これらを通信部270から保守区であるコールセンターの保守管理サーバーに配信する。
図8に基づいて、印刷ジョブ毎に実施されるログデータ蓄積処理について説明する。
異常画像発生時の要因解析の参考データとして使用されるログデータは、印刷過程で変化するものである。
従って、大量の印刷では印刷開始時点と終了時点では画像形成装置のコンディションが変化するため、印刷量に閾値を設けることにより、印刷ジョブ毎のログデータの蓄積回数を決定する。
図8の例では、印刷枚数の閾値を100とし、印刷枚数が100を超える印刷ジョブの場合は、印刷開始時と印刷終了時の2回(S101〜S104)、印刷枚数が100以下の場合は、印刷開始時のみの1回ログデータを印刷ジョブデータ蓄積部430に蓄積する(S101、S103〜S104)。
表1と表2は印刷ジョブ毎の蓄積データのナンバリング例を示している。
Figure 2015085533
Figure 2015085533
表1の印刷ジョブNo.の「Job1P」は1番目の印刷ジョブでPrinterによる印刷を示す。CはCopier、FはFAXとする。
表2の改竄画像データ蓄積部410欄の「Job2P−1,Job2P−2,・・・・・・・・・,Job2P−10」のハイフンの後の数字は原稿頁を示す。
この例では2番目の印刷ジョブで10頁の原稿をプリンタで印刷したことを示している。
同じく表2の印刷ジョブデータ蓄積部430のログデータ欄の「Job1P Start, Job1P End」は、Startが印刷開始時でEndが印刷終了時のログデータを示す。
画像サンプルデータ蓄積部420の「Job3C−2S」は、Job3の2頁目の原稿で異常画像が発生した時の例であり、改竄画像データ蓄積部410のナンバーと区別するため最後にS(S:Sample)を付加した。
また、画像サンプル印刷時のログデータも必要なので、画像サンプルデータと同じナンバーJob3C−2Sで印刷ジョブデータ蓄積部430に蓄積される。
図9は、異常画像発生時に顧客が画像サンプルを送信する手順について説明する図である。
異常画像が発生した時、修理依頼をしたい顧客は先ず操作パネル(操作部240)のマニュアルコール画面から「異常画像通報」を押下する(S201〜S203)。
「異常画像通報」を押下すると、操作パネル上に「画像サンプルを送信しますか?」の表示がなされる(S204)。
「YES」を選択すると、直近の印刷ジョブ毎の頁ナンバーを表示するので異常画像が発生したジョブの頁ナンバーを選択後、「印刷」を押下する(S205)。
選択された印刷ジョブの頁に該当する改竄画像データと印刷条件設定値が呼び出され、画像サンプルの印刷が開始される(S207)。
印刷終了後「印刷されたサンプルを原稿台にセットして通報スタートを押下して下さい。」の表示がなされる。
「通報スタート」を押下すると、スキャナ機能により画像サンプルの読取りが開始される(S208)。
読取りが終了すると自動的に「改竄画像サンプル」と「改竄画像オリジナル」及び「印刷ジョブデータ」とがファイルとして送信される(S209)。
改竄画像サンプルは異常画像サンプルの読取りデータであり、改竄画像オリジナルは異常画像の発生元である改竄された原稿データである。
送信終了後「通報が完了しました。センターから電話がありますので暫くお待ち下さい。」の表示がなされる(S210)。
上記実施形態では、コールセンターにデータを送信して異常画像の原因を解析し、遠隔制御により修復を行う例を示したが、本発明はこれに限定されない。
スキャナを有しないプリンタの場合には、改竄された異常画像サンプルを印刷し、印刷された異常画像サンプルと印刷条件設定値等をCEが比較して原因を解析することにより、機密情報が漏れることなく修復が可能となる。
印刷された異常画像サンプルをファクシミリでコールセンターに送信して異常画像の原因を解析するようにしてもよい。
スキャナを有する場合には、スキャナは画像形成装置と一体である必要はなく、電気的に接続されたシステム構成であってもよい。
異常画像サンプルの読取りデータや印刷条件設定値等をCEがPCで受信可能な場合には、CEがコールセンターとして機能することになる。
220 画像データ改竄手段としての画像改竄部
230 画像データ蓄積手段、条件データ蓄積手段又はサンプルデータ保存手段としてのデータ蓄積部
102 読取り手段としてのスキャナ
特開2000−132364号公報

Claims (8)

  1. 異常画像が発生したときに、異常画像の発生原因を解析するための異常画像サンプルを出力する画像形成装置において、
    少なくとも機密性を要する部分を改竄して原稿画像データを処理する画像データ改竄手段と、
    前記画像データ改竄手段により処理された前記原稿画像データを印刷ジョブ毎に蓄積する画像データ蓄積手段と、
    印刷ジョブ毎に印刷条件設定値を蓄積する条件データ蓄積手段と、
    を備え、
    異常画像が発生した場合、所定の操作により、前記画像データ蓄積手段から異常画像の発生元となった原稿画像データを呼び出すとともに、前記条件データ蓄積手段から、呼び出した原稿画像データに対応した印刷条件設定値を呼び出し、
    呼び出した原稿画像データと印刷条件設定値とにより異常画像サンプルを出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    出力された前記異常画像サンプルを読取る読取り手段と、
    前記読取り手段によって読取られた前記異常画像サンプルのデータを異常画像サンプルデータとして保存するサンプルデータ保存手段と、
    を有していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記条件データ蓄積手段が前記サンプルデータ保存手段を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    前記条件データ蓄積手段に、前記印刷条件設定値と共にログデータを蓄積することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    前記画像データ改竄手段により、前記原稿画像データの中の文字領域のみを改竄することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    前記各データ及び設定値を、ネットワークを介して外部に送信可能であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記ネットワークを介して外部から異常画像の原因を修復するためのリモートメンテナンス手段を有していることを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置にて、
    少なくとも機密性を要する部分を改竄して原稿画像データを印刷ジョブ毎に蓄積するとともに、印刷ジョブ毎に印刷条件設定値を蓄積し、
    異常画像が発生した場合、蓄積された原稿画像データの中から異常画像の発生元となった原稿画像データを呼び出すとともに、呼び出した原稿画像データに対応した印刷条件設定値を呼び出し、
    呼び出した原稿画像データと印刷条件設定値とにより異常画像サンプルを出力することを特徴とする異常画像サンプルの出力方法。
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