JP2023180744A - 手鉤具 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性を向上させた手鉤具を提供すること。【解決手段】手鉤具は、一端側に設けられた把持部と他の一端側に設けられた係合部を有する本体部と、本体部の第一軸線とは異なる第二軸線に突出し、本体部の近接方向に弾発力に抗して移動可能な接点を有する支持部と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、手鉤具に関する。
物流倉庫や工場等の作業現場では、貨物の載せた又は収納した荷役媒体の運搬作業が行われる。荷役媒体を移動させる方法として、例えば、フォークリフトやハンドリフト等の運搬装置により移動させる方法があるが、より簡便な移動方法として棒状の手鉤具を用い牽引する等の方法がある。例として、特許文献1には、シャフト部材、前記シャフト部材の先端に設けられたL字状の掛止部材からなり、荷物を引きずりながら牽引するための手鉤具(牽引具)が開示されている。この手鉤具は、荷役媒体(物品収納容器)の取手に掛止部材を下方から引っ掛け、把持部材を握って引っ張ることにより、荷役媒体を引きずりながら牽引する。
しかし、特許文献1の手鉤具は、荷役媒体の牽引操作を行っている最中は荷役媒体との係合状態から外れ難いが、牽引の力を緩めると荷役媒体の取手との係合状態から脱落しやすく、作業性が悪い。そのため、作業者が牽引作業に集中することが難しい場合があり、より安全に作業可能な手鉤具が求められている。
本開示は、作業性を向上させた手鉤具を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本開示に係る手鉤具は、一端側に設けられた把持部と他の一端側に設けられた係合部を有する本体部と、前記本体部の第一軸線とは異なる第二軸線に突出し、前記本体部の近接方向に弾発力に抗して移動可能な作業面との接点を有する支持部と、を備える。
上記手段を用いる本開示によれば、作業性を向上させた手鉤具を提供することができる。
以下、本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、手鉤具1の斜視図である。また、図2は手鉤具1の正面側から見た支持部5周辺の拡大図であり、図3は手鉤具1の背面側から見た支持部5周辺の拡大図である。本実施形態1の手鉤具1は、貨物の載せた又は収納した荷役媒体6(図4及び図5参照)の運搬作業に使用することができる。荷役媒体6は、例えば、貨物を載置する載置部61を有する樹脂製又は木製等の材質により形成されたパレットである。
手鉤具1は、一端側に設けられた把持部3と他の一端側に設けられた係合部4を有する長尺な円柱棒状の本体部2と、本体部2の第一軸線Aとは異なる方向(又は角度)である第二軸線Bの方向に突出した支持部5と、を備える。なお、本実施形態の第一軸線Aと、第二軸線Bとは、鋭角に配置される。
把持部3は、長尺な円柱棒状に形成され、本体部2の第一軸線Aに対して中央部において略直角に接続される。したがって、把持部3はT字状に本体部2と接続される。把持部3は、把持部3の略中央において接続された本体部2を挟んだ一端部及び他端部を両手で把持して、手鉤具1の引張操作に使用される。
係合部4は、図2に示すように屈曲又は湾曲した円柱棒状に形成された側面視J字状(図4も参照)のフック部である。係合部4は、基部41と、基部41に対して90度よりもやや鈍角に屈曲して形成された底部42と、底部42の先端から基部41側へ略直角に折り返されるよう形成された爪部43とを有する。基部41は、本体部2に対して接続される。
支持部5は、複数の接続部材21,22,533,534及び複数の支持杆51,52を介して、本体部2に対して接続された弾発機構53及び走行体支持部54を有する。接続部材21,22,533,534は、それぞれ、一端側に柱状の本体部2又はシリンダ本体部531の外周面を覆うように接続される筒状の第一接続部21a,22a,533a,534aと、他の一端側に第一接続部21a,22a,533a,534aから延設された矩形平板状に形成されていずれかの支持杆51,52と接続される第二接続部21b,22b,533b,534bとを有する。
第一支持杆51及び第二支持杆52は長矩形平板状に形成される。まず第二支持杆52は、第二接続部材22と螺子部材により螺子締結されて本体部2と接続される。また、第二支持杆52は、図2に示す一方の面側に固定された円筒状のガイド部521,522を有する。
第一支持杆51は、前述の第二軸線Bと略平行に配置されて、第一接続部材21と上方において螺子部材により螺子締結されて本体部2と接続される。また、第一支持杆51は、第二支持杆52と下方において螺子部材により螺子締結されて第二支持杆52及び第二接続部材22を介して本体部2と接続される。したがって、第一支持杆51は、上方部及び下方部の二箇所により本体部2に対して安定支持される。
また、第一支持杆51は、第一接続部材21と第二支持杆52との各接続部の間において、第三接続部材533と接続される。また、第一支持杆51は、図3に示すように第二支持杆52との接続部において、第四接続部材534とも接続される。本実施形態では、第一支持杆51、第二支持杆52及び第四接続部材534は、螺子部材によって共締めにより螺子締結される。
弾発機構53は、シリンダ本体部531と、ロッド532とを有したエアーサスペンションである。弾発機構53は、ロッド532がシリンダ本体部531に対して離間方向へ弾発力により押圧されている。ロッド532のシリンダ本体部531に対する離間動作は、図示しない規制部によって(例えば、シリンダ本体部531の内周壁に設けられた又は図3に示される下端部として設けられた内径縮幅部と、シリンダ本体部531の内部においてロッド532に形成されるフランジ部(外径拡幅部)とにより形成され、該縮幅部及びフランジ部の当接により移動を規制可能に構成された規制部によって)予め定めた位置で規制される。また、ロッド532は、シリンダ本体部531の内部方向に、弾発力に抗して移動させることができる。
支持部5は、弾発機構53の下方に、走行体支持部54を有する。走行体支持部54は、略平板状の基部541と、基部541の下面側に立設する一対の軸支持部542と、軸支持部542の間において軸支持部542に対して自由回転可能に支持された車輪である走行体543と、を有する。また、基部541は、走行体543とは反対側の面から立設された複数(本実施形態では二本)の円柱棒状の被ガイド部544,545を有する。走行体支持部54は、被ガイド部544,545が設けられた面側の略中央部において、弾発機構53におけるロッド532の先端部と接続される。また、被ガイド部544,545は、筒状のガイド部521,522の開口部に挿通されて摺動又は滑動可能にガイドされる。シリンダ本体部531、ロッド532、及び走行体543は、第二軸線Bの同軸上に配置される。走行体支持部54は、弾発機構53によって、弾発機構53に対して離間方向(すなわち、本体部2に対して第二軸線Bに沿った離間方向)に弾発されながら、遠近方向に移動可能に形成される。
走行体543は、手鉤具1を使用する際に作業環境の作業面7(地面)と接する接点543aを形成する。走行体543の接点543aは、走行体支持部54が、弾発機構53によって、弾発機構53に対して離間方向に弾発されながら、本体部2の近接方向に弾発力に抗して移動可能に形成される。なお、弾発機構53の弾発力は手鉤具1の自重では圧縮されない程度の強さで設定される。また、図4に示すように、支持部5の接点543aは、弾発機構53の自由状態(ロッド532が外出端に移動した状態)では、係合部4の端点44を含み第一軸線Aと直交する仮想平面Cよりも第一軸線Aの方向において手鉤具1の係合部4側に位置している。すなわち、接点543aは、図4の状態S1では、第一軸線Aの方向において係合部4の端点44よりも突出している。
荷役媒体6の構成について説明する。本実施形態の荷役媒体6は、貨物の載置部61を有するパレットである。荷役媒体6は、全体が略正方形厚板状に形成されており、図4及び図5の断面図に示すように、フォークリフト又はハンドリフトのフォーク部を挿抜可能な差込口62を有する。荷役媒体6は、例えば、上下面両用可能であり、上面及び下面に載置部61が設けられる。載置部61には複数の開口部611が形成される。また荷役媒体6の差込口62の載置部61側には、荷役媒体6の側面の長尺方向に亘って形成される梁状の被係合部63が設けられる。被係合部63は、手鉤具1の係合部4を係脱可能に構成される。
なお、荷役媒体6の差込口62は、4側面のうちの一方向に貫通して設けられていてもよいし、直交する二方向に貫通して設けられてもよい。
接点543aの第一軸線Aの方向の突出量は、荷役媒体6において係合部4と係脱可能な被係合部63の高さに応じて設定することができる。したがって、爪部43の高さは、接点543aの突出量に応じて設定される。本実施形態の爪部43は、接点543aが本体部2から離間している状態(自由状態)において、被係合部63と同高さに位置するように構成される。
なお、爪部43の高さ(換言すると、接点543aの突出量)は、荷役媒体6における被係合部63の位置及び手鉤具1の操作性を考慮して設定することができる。例えば、爪部43は、接点543aが本体部2から離間している状態において、被係合部63の下方に位置するように構成されていてもよい(不図示)。
次に、手鉤具1の使用例について図4及び図5の状態S1~S4を参照して説明する。まず、図4の状態S1に示すように、手鉤具1を荷役媒体6側へ接近させる。手鉤具1の操作は、作業者が把持部3(図1参照)を把持して行われる。
続いて、状態S2に示すように、手鉤具1を荷役媒体6側へやや起こしながらさらに近接させる。このとき、爪部43が被係合部63よりも下方となるように手鉤具1を傾けることで、係合部4の爪部43が差込口62内に挿入される。なお、手鉤具1は、移動の際に走行体543が回転可能であるため、作業者は係合部4を少ない負荷で容易に差込口62に挿入する操作を行うことができる。
その後、爪部43を被係合部63の奥側に位置させた状態で、手鉤具1を把持部3側に傾倒させると、図5の状態S3に示すように、爪部43が被係合部63の奥側に掛かり、係合部4が被係合部63と係合する。なお、本実施形態の手鉤具1の重心は、支持部5に対して係合部4側よりも把持部3側に位置している。そのため、手鉤具1は、状態S3において作業者が把持部3から手を離しても、把持部3側が下方に負荷される力点部、及び支持部5が支点部として機能して、係合部4側が上方に負荷される作用点部として機能する。したがって、手鉤具1は、係合部4及び被係合部63の係合状態において把持部3から手を離しても係合状態を容易に維持することができる。
係合部4及び被係合部63が係合した状態S3において、作業者が把持部3を引っ張ると、状態S4に示すように、手鉤具1が把持部3側に傾倒する。このとき、本体部2の把持部3側の作業面7への接近に伴って、支持部5のシリンダ本体部531を走行体支持部54側へ弾発機構53の弾発力に抗して押圧する。これによって、走行体支持部54の接点543aを作業面7に接地させながら、本体部2を傾倒させることができる。作業者は、係合部4及び被係合部63の係合状態が解除されないように本体部2を上方に負荷させるなどの操作を行わなくても、係合状態を維持させたまま、引っ張り操作を行うだけで荷役媒体6を容易に移動させることができる。このように爪部43が外れ難い手鉤具1を構成することで、作業者は手鉤具1を用いて荷役媒体6の引っ張り操作に集中することができる。また、手鉤具1が倒れる心配がないため、手鉤が外れることによる作業者の転倒又は負傷等の事故を防止することができ、作業者は安心して荷役媒体6を引くことができる。
以上のように、本実施形態では、一端側に設けられた把持部3と他の一端側に設けられた係合部4を有する本体部2と、本体部2の第一軸線Aとは異なる第二軸線Bに突出し、本体部2の近接方向に弾発力に抗して移動可能な接点543aを有する支持部5と、を備える手鉤具1について説明した。手鉤具1は、把持部3側を力点部、支持部5の接点543aを支点部、係合部4側を作用点部として機能させることができ、支点部と把持部3との間に重心を有するため、作業者が把持部3を操作している状態又は操作を解除した場合のいずれの状態であっても、係合部4及び被係合部63の係合状態を維持させることができる。したがって、手鉤具1は、作業者による作業性及び安全性を向上させることができる。
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
本実施形態では、手鉤具1が係合部4及び支持部5(走行体543)を各一つずつ有して、第一軸線A、第二軸線B及び引張方向D1を同一平面上である作用平面に位置させた例について説明したが、係合部4及び支持部5(走行体543)の数及び位置は、その他の構成としてもよい。例えば、手鉤具1は、係合部4を一つ有し、支持部5(又は走行体543)を係合部4の左右(図4の奥側と手前側)にそれぞれオフセットさせた位置に二つ有していてもよい。この場合、走行体543の弾発機構53による移動軸である複数の第二軸線Bは、本体部2の第一軸線Aと引張方向D1とを含む作用平面と平行に位置している。このような構成とすることで、作業者から見た手鉤具1の左右のブレを抑制して手鉤具1を安定して操作することができる。
また、手鉤具1は、支持部5(又は走行体543)を一つ有し、係合部4を本体部2及び支持部5の左右(図4の奥側と手前側)にそれぞれオフセットさせた位置に二つ有していてもよい。この場合、本体部2の複数の第一軸線Aは、走行体543の弾発機構53による移動軸である第二軸線Bと引張方向D1とを含む作用平面と平行に位置している。このような構成とすることで、作業者から見て荷役媒体6の引張操作において左右バランス良く引っ張ることが容易となり、荷役媒体6を安定して移動させることができる。このように、第一軸線A及び第二軸線Bの一方並びに把持部3の引張方向を含む作用平面は、第一軸線A及び第二軸線Bの他方と平行に位置しているように構成することで、手鉤具1を用いた荷役媒体6の移動作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、走行体支持部54の軸支持部542が、基部541に対して固定されており走行体543の回転軸の向きが本体部2に対して固定された構成について説明したが、走行体543の回転軸が本体部2に対して回動可能に構成されていてもよい。例えば、走行体支持部54の基部541は、上面側の第一基部と下面側の第二基部が互いに第二軸線Bと同一の軸に又は第二軸線Bと平行な軸に対して回転又は所定の角度範囲で回動可能に形成されていてもよい。これにより、手鉤具1によって重量物をけん引する際に、直線距離(例えば、図5の引張方向D1)を牽引するだけではなく、牽引中等において左右の任意の方向に牽引方向を容易に転換することができる。このように、回転軸を第二軸線Bと同一の軸又は第二軸線Bと平行な軸に対して回転可能に構成した走行体543を取付けることで(すなわち、走行体支持部54を所謂キャスターとして構成することで)、方向転換時においても、手鉤具1が重量物を運搬する荷役媒体6から外れることなく牽引することができる。
また、本実施形態では、接点を形成する支持部が走行体543を支持する走行体支持部54である構成について説明したが、走行体543を有さない構成(例えば、弾発機構53から離間方向に弾発しながら接続された柱状体を有する構成)としてもよい。
また、本実施形態では、荷役媒体6がパレットである例について説明したが、荷役媒体6は、貨物を収納可能な箱状に形成された樹脂製、木製又は金属製などの材料により形成されたコンテナボックス等、貨物を載置又は収納可能なその他の荷役媒体であってもよい。
また、弾発機構53は、コイルばね、板ばね等の弾性部材を用いて構成してもよい。
また、手鉤具1は、弾発機構53及び走行体支持部54を、接続部材21,22,533,534及び支持杆51,52とは異なる他の構造体によって支持される構成であってもよい。
また、被係合部63及び係合部4の形状は、本実施形態で説明した形状に限らず、互いに係脱可能な形状又は位置であれば任意の形状とすることができる。係合部4の形状は、側面視においてL字状、J字状又はU字状等としてもよい。また、本実施形態の係合部4は、円柱棒状体を屈曲又は湾曲させて形成したが、一部を平板状に設けたり爪部43の端部に複数の先鋭部を設けたフォーク状に形成してもよい。
本開示は、例えば以下の態様を含む。
[1]
一端側に設けられた把持部と他の一端側に設けられた係合部を有する本体部と、
前記本体部の第一軸線とは異なる第二軸線に突出し、前記本体部の近接方向に弾発力に抗して移動可能な接点を有する支持部と、
を備える手鉤具。
[2]
前記支持部は、前記接点を形成する走行体を支持する走行体支持部と、前記走行体支持部を離間方向に弾発させる弾発機構とを有する[1]に記載の手鉤具。
[3]
前記第一軸線と、前記第二軸線とは、鋭角に配置される[1]又は[2]に記載の手鉤具。
[4]
前記支持部の前記接点は、前記第一軸線の方向において前記係合部の端点よりも突出している[1]から[3]のいずれかに記載の手鉤具。
[5]
前記係合部は、先端に爪部が形成されて側面視J字状のフック部である[1]から[4]のいずれかに記載の手鉤具。
[6]
前記接点の前記第一軸線の方向の突出量は、荷役媒体において前記係合部と係脱可能な被係合部の高さに応じて設定され、
前記接点が前記本体部から離間している状態において、前記爪部は、前記被係合部と同高さに位置する又は前記被係合部の下方に位置する、
[5]に記載の手鉤具。
[7]
前記第一軸線及び前記第二軸線の一方並びに前記把持部の引張方向を含む作用平面は、前記第一軸線及び前記第二軸線の他方と平行に位置している[1]から[6]のいずれかに記載の手鉤具。
[1]
一端側に設けられた把持部と他の一端側に設けられた係合部を有する本体部と、
前記本体部の第一軸線とは異なる第二軸線に突出し、前記本体部の近接方向に弾発力に抗して移動可能な接点を有する支持部と、
を備える手鉤具。
[2]
前記支持部は、前記接点を形成する走行体を支持する走行体支持部と、前記走行体支持部を離間方向に弾発させる弾発機構とを有する[1]に記載の手鉤具。
[3]
前記第一軸線と、前記第二軸線とは、鋭角に配置される[1]又は[2]に記載の手鉤具。
[4]
前記支持部の前記接点は、前記第一軸線の方向において前記係合部の端点よりも突出している[1]から[3]のいずれかに記載の手鉤具。
[5]
前記係合部は、先端に爪部が形成されて側面視J字状のフック部である[1]から[4]のいずれかに記載の手鉤具。
[6]
前記接点の前記第一軸線の方向の突出量は、荷役媒体において前記係合部と係脱可能な被係合部の高さに応じて設定され、
前記接点が前記本体部から離間している状態において、前記爪部は、前記被係合部と同高さに位置する又は前記被係合部の下方に位置する、
[5]に記載の手鉤具。
[7]
前記第一軸線及び前記第二軸線の一方並びに前記把持部の引張方向を含む作用平面は、前記第一軸線及び前記第二軸線の他方と平行に位置している[1]から[6]のいずれかに記載の手鉤具。
1 手鉤具
2 本体部
3 把持部
4 係合部
5 支持部
6 荷役媒体
7 作業面
21 第一接続部材
22 第二接続部材
21a,22a 第一接続部
21b,22b 第二接続部
41 基部
42 底部
43 爪部
44 端点
51 第一支持杆
52 第二支持杆
53 弾発機構
54 走行体支持部
61 載置部
62 差込口
63 被係合部
521,522 ガイド部
531 シリンダ本体部
532 ロッド
533 第三接続部材
534 第四接続部材
533a,534a 第一接続部
533b,534b 第二接続部
541 基部
542 軸支持部
543 走行体
543a 接点
544 被ガイド部
545 被ガイド部
611 開口部
A 第一軸線
B 第二軸線
C 仮想平面
D1 引張方向
2 本体部
3 把持部
4 係合部
5 支持部
6 荷役媒体
7 作業面
21 第一接続部材
22 第二接続部材
21a,22a 第一接続部
21b,22b 第二接続部
41 基部
42 底部
43 爪部
44 端点
51 第一支持杆
52 第二支持杆
53 弾発機構
54 走行体支持部
61 載置部
62 差込口
63 被係合部
521,522 ガイド部
531 シリンダ本体部
532 ロッド
533 第三接続部材
534 第四接続部材
533a,534a 第一接続部
533b,534b 第二接続部
541 基部
542 軸支持部
543 走行体
543a 接点
544 被ガイド部
545 被ガイド部
611 開口部
A 第一軸線
B 第二軸線
C 仮想平面
D1 引張方向
Claims (7)
- 一端側に設けられた把持部と他の一端側に設けられた係合部を有する本体部と、
前記本体部の第一軸線とは異なる第二軸線に突出し、前記本体部の近接方向に弾発力に抗して移動可能な接点を有する支持部と、
を備える手鉤具。 - 前記支持部は、前記接点を形成する走行体を支持する走行体支持部と、前記走行体支持部を離間方向に弾発させる弾発機構とを有する請求項1に記載の手鉤具。
- 前記第一軸線と、前記第二軸線とは、鋭角に配置される請求項1に記載の手鉤具。
- 前記支持部の前記接点は、前記第一軸線の方向において前記係合部の端点よりも突出している請求項1に記載の手鉤具。
- 前記係合部は、先端に爪部が形成されて側面視J字状のフック部である請求項1に記載の手鉤具。
- 前記接点の前記第一軸線の方向の突出量は、荷役媒体において前記係合部と係脱可能な被係合部の高さに応じて設定され、
前記接点が前記本体部から離間している状態において、前記爪部は、前記被係合部と同高さに位置する又は前記被係合部の下方に位置する、
請求項5に記載の手鉤具。 - 前記第一軸線及び前記第二軸線の一方並びに前記把持部の引張方向を含む作用平面は、前記第一軸線及び前記第二軸線の他方と平行に位置している請求項1に記載の手鉤具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022094291A JP2023180744A (ja) | 2022-06-10 | 2022-06-10 | 手鉤具 |
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