JP2023179208A - 光測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受光器を保護可能な光測定装置を提供する。【解決手段】光源装置200は、波長掃引光L1を発生する。照射光学系310は、波長掃引光L1を測定位置4に照射する。搬送装置330は、測定位置4を通過するように試料2を搬送する。受光装置320は、試料2を透過した波長掃引光である物体光L2を測定する。光路切替素子340は、波長掃引光L1の光路に設けられ、波長掃引光の光路を切り替える。コントローラ350は、測定対象2の有無に応じて、光路切替素子340を制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、光測定装置に関する。
光学特性の測定手法のひとつとして、波長掃引型の分光法が知られている。波長掃引型の分光器は、波長が経時的に変化する波長掃引光を生成し、検査対象に照射する。波長掃引光は、時間と波長が1対1の関係にあるパルスあるいはパルス列である。そして波長掃引光を検査対象に照射して得られる光の時間波形を受光器によって検出する。受光器の出力波形は、時間軸が波長に対応するスペクトルを表す。
分光解析は、対象物の透過光を物体光とする透過型と、反射光を物体光とする反射型に分類される。反射型は、反射率が高い対象物の測定に適しているが、得られる光学的情報が、対象物の表面付近のものに限定される。したがって、精密な工業製品、動植物から採取した検体、人が体内に摂取する物、生産プラントで製造される液体や気体などを対象物とする測定では、十分な精度を有するとはいえない。
透過型は、対象物の表面のみでなく深い部分を含めた光学的特性を得ることができるため、食品や飲料(以下、飲食品と総称する)などを対象物とする場合に適している。特許文献1には、透過型の製品検査装置が開示される。この製品検査装置は、製品(検査対象)の表面にパルス光を照射する照射光学系と、製品の裏面側に設けられ、製品を透過した光を受光する受光器(フォトディテクタ)を備える。
図1は、波長掃引型の分光装置10を示す図である。分光装置10は、光源装置20、分光ヘッド30、演算処理装置40を備える。
光源装置20は、波長掃引光L1を生成する。波長掃引光L1は、分光ヘッド30に導かれる。分光ヘッド30の照射光学系31は、波長掃引光L1を試料2に照射する。第1受光器32は、波長掃引光L1を試料2に照射した結果得られる透過光(物体光)L2を検出する。
照射光学系31において、波長掃引光L1の一部が参照光L3として分岐される。第2受光器33は、参照光L3を測定する。
第1受光器32が生成する第1検出信号S1と、第2受光器33が生成する第2検出信号S2は、演算処理装置40に供給される。物体光L2および参照光L3は、波長掃引光L1の時間-波長の1対1の対応関係を引き継いでいる。したがって、第1検出信号S1の時間波形は、時間軸を波長に換算することにより、物体光L2のスペクトルに変換できる。同様に、第2検出信号S2の時間波形は、時間軸を波長に換算することにより、参照光L3のスペクトルに変換できる。演算処理装置40は、参照光L3に対する物体光L2の対応する波長ごとの割合を計算し、試料2の分光特性(反射率)を測定する。
特開2020-159973号公報
本発明者は、透過型の分光装置について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
測定対象製品(以下製品ともいう)が、光の透過性が低くかつ拡散性の高い場合、受光器は、低パワーの入射光を想定して設計、選定されている。一方、光源装置としては、透過光のパワーを高めるため、高ピークパワーのパルスレーザを用いる。
工業的に大量生産される製品を検査する場合、製品は搬送装置によって高速に自動運搬されるため、製品が搬送機から脱落したり、位置ズレを起こす可能性がある。その結果、製品が存在すべき測定位置に、製品が存在しない状況が生じうる。この状況では、測定位置に照射されたパルスレーザビームである波長掃引光L1は、製品を介さずに受光器を直射する。
上述したように、受光器は低パワーの入射光を想定して設計、選定されるため、高ピークパワーのレーザビームが直接入射すると、受光器の許容パワーを超えて、信頼性低下の原因となるおそれがある。
また、製品の搬送機によっては、製品と製品の間に隙間が生じているものもある。そのような場合は、その隙間からレーザビームが受光器に入射するおそれがある。
特に、特にアバランシェフォトダイオードのような素子内に増幅機構を持つ素子は、損傷閾値が低いことが知られている。たとえば、米国THORLABS社のInGaAsアバランシェフォトディテクタAPD430Cの損傷閾値は1mWであり、本分光方式で用いるレーザーのパワーはこれより十分大きい。
本開示は係る状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、受光器を保護可能な光測定装置の提供にある。
本開示のある態様の光測定装置は、波長掃引光を発生する光源装置と、波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、測定対象を透過した波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、波長掃引光の光路に設けられ、波長掃引光の光路を切り替える光路切替素子と、測定対象の有無に応じて、光路切替素子を制御するコントローラと、を備える。
本開示の別の態様もまた、光測定装置である。この光測定装置は、波長掃引光を発生する光源装置と、波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、測定対象を透過した波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、波長掃引光の光路に設けられ、波長掃引光の透過、不透過を切り換え可能な遮光素子と、測定対象の有無に応じて、遮光素子を制御するコントローラと、を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
本開示のある態様によれば、受光器を保護できる。
波長掃引型の分光装置を示す図である。 実施形態1に係る光測定装置を示す図である。 波長掃引光を示す図である。 図2の光測定装置による分光を説明する図である。 変形例1.1に係る光測定装置を示す図である。 変形例1.2に係る光測定装置を示す図である。 変形例1.3に係る光測定装置を示す図である。 変形例1.4に係る光測定装置を示す図である。 実施形態2に係る光測定装置を示す図である。 変形例2.1に係る光測定装置を示す図である。
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。またこの概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、実施形態の欠くべからざる構成要素を限定するものではない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
一実施形態に係る光測定装置は、波長掃引光を発生する光源装置と、波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、測定対象を透過した波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、波長掃引光の光路に設けられ、波長掃引光の光路を切り替える光路切替素子と、測定対象の有無に応じて、光路切替素子を制御するコントローラと、を備える。
一実施形態に係る光測定装置は、波長掃引光を発生する光源装置と、波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、測定対象を透過した波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、波長掃引光の光路に設けられ、波長掃引光の透過、不透過を切り換え可能な遮光素子と、測定対象の有無に応じて、遮光素子を制御するコントローラと、を備える。
これらの装置では、測定対象の有無を監視することにより、光源装置から受光装置の受光器へ向かう波長掃引光の光路上に存在しない状態、言い換えると、波長掃引光が直接、受光器に入射しうる状態を検出することができる。そして、この状態を検出すると、波長掃引光の光路を、受光器に向かう正規の光路から逸らし、または遮光素子を有効化することで、受光器に、波長掃引光が直接入射するのを防止できる。
一実施形態において、光路切替素子は、ガルバノミラー、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、ピエゾ駆動ミラー、ポリゴンミラー、ファイバ切替器のいずれかを含んでもよい。
一実施形態において、光測定装置は、光路切替素子の出射端側に設けられるアパーチャをさらに備えてもよい。これにより、正規の光路から逸らされた光が、アパーチャによって遮られるため、光測定装置内で迷光となるのを防止できる。
一実施形態において、アパーチャは、ピンホールであってもよいし、スリットまたはナイフエッジであってもよい。
一実施形態において、遮光素子は、可動式シャッタ、可変式アテネータのいずれかを含んでもよい。一実施形態において、可変式アテネータは、液晶シャッタ、音響光学変調器、電気光学変調器のいずれかを含んでもよい。遮光素子は波長掃引光を完全に遮光する必要はなく、受光器の損傷閾値以下の光量まで減光できればよい。
(実施形態)
以下、本開示を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、開示を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも開示の本質的なものであるとは限らない。
図面に記載される各部材の寸法(厚み、長さ、幅など)は、理解の容易化のために適宜、拡大縮小されている場合がある。さらには複数の部材の寸法は、必ずしもそれらの大小関係を表しているとは限らず、図面上で、ある部材Aが、別の部材Bよりも厚く描かれていても、部材Aが部材Bよりも薄いこともあり得る。
(実施形態1)
図2は、実施形態1に係る光測定装置100Aを示す図である。光測定装置100Aは、光源装置200、分光ヘッド300および演算処理装置400を備える。光測定装置100Aは、工業的に大量生産される製品(試料2)を検査対象とする。
光源装置200は、波長が経時的に変化する波長掃引光L1を発生する。波長掃引光L1は、時間と波長が一対一の関係で対応付けられる。これを波長掃引光L1は「波長の一意性を有する」という。
光源装置200は、パルス光源202およびストレッチャ210を含む。パルス光源202は、広帯域な連続スペクトルを有する広帯域パルス光L1aを出射する。広帯域パルス光L1aのスペクトルは、たとえば900nm~1300nmの範囲において、少なくとも10nm、好ましくは50nm、より好ましくは100nmの波長域にわたって連続している。広帯域パルス光L1aの波長域の幅は、分光に必要な波長域をカバーしていればよい。
ストレッチャ210は、パルス光源202が出射する広帯域パルス光L1aを時間軸上で伸長し、波長掃引光L1を生成する。
図3は、波長掃引光L1を示す図である。図3の上段は、波長掃引光L1の強度(時間波形)IWS(t)を、下段は波長掃引光L1の波長λの時間変化を示す。この例において、波長掃引光L1は1個のパルス光であり、その前縁部において主波長がλ、後縁部において主波長がλであり、1パルス内で波長がλからλの間で経時的に変化する。この例では、波長掃引光L1は、時間とともに振動数が増加する、言い換えると時間とともに波長が短くなる正のチャープパルス(λ>λ)である。なお、波長掃引光L1は、時間とともに波長が長くなる負のチャープパルスであってもよい(λ<λ)。後述するように、波長掃引光L1は、波長ごとに、時間的に孤立したパルス(波束)からなるパルス列であってもよい。
図2に戻る。分光ヘッド300は、照射光学系310、受光装置320、搬送装置330、光路切替素子340、アパーチャ342、コントローラ350を備える。
照射光学系310は、光源装置200から波長掃引光L1を受け、測定対象である試料2が通過すべき測定位置に照射する。本実施形態において、光路切替素子340は、照射光学系310の一部分として構成されており、照射光学系310は、ビームスプリッタ314、ミラー316,318および光路切替素子340を含む。なお照射光学系310は、図示しないミラーやレンズなどを含んでいてもよい。
ビームスプリッタ314は、波長掃引光L1を、2つの光束に分岐する。一方の光束は、試料2に照射される測定光であり、他方の光束は、参照光L3である。ミラー318は、測定光を、光路切替素子340に向ける。
光路切替素子340は、第1状態φ1と第2状態φ2が切替可能であり、第1状態φ1において、波長掃引光L1を、測定位置4を通過する第1光路OP1に向け、第2状態φ2において、第1光路OP1からずれた第2光路OP2に向ける。その限りでないが、光路切替素子340としては、ガルバノミラー、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、ポリゴンミラー、ピエゾ駆動ミラーなどを用いることができる。
光路切替素子340と測定位置4の間には、アパーチャ342が設けられる。アパーチャ342は、アイリス、ピンホール、スリット、ナイフエッジ(片エッジのスリット))などであり、第1光路OP1が開口され、第2光路OP2の光を遮蔽する。アパーチャ342を設けることで、第2状態φ2において、波長掃引光L1が迷光となるのを防止できる。
照射光学系310は、ビームスプリッタ314の前段において、光源装置200から出射される波長掃引光L1をコリメートするコリメータをさらに備えてもよい。
搬送装置330は、測定対象である試料2を測定位置4を通過するように搬送する。搬送装置330の構成や形状は特に限定されるものではない。本実施形態では、搬送装置330は、円盤回転式であり、円盤の周囲に配置される複数のサンプルホルダ332を有する。図示しないマウンタは、検査前の試料2を順次、サンプルホルダ332にマウントし、また検査済みの試料2を順次、取り出す。搬送装置330およびマウンタが正常に動作している場合、すべてのサンプルホルダ332に、試料2がマウントされる。
受光装置320は、第1受光器322および第2受光器324を含む。第1受光器322は、波長掃引光L1を試料2に照射して得られる物体光L2を検出する。本実施形態において、物体光L2は、波長掃引光L1が試料2を透過した光である。第2受光器324は、参照光L3を検出する。第1受光器322および第2受光器324の出力信号は、図示しないA/Dコンバータによって、デジタル信号D1,D2に変換される。
デジタル信号D1が示す物体光L2の時間波形IOBJ(t)およびデジタル信号D2が示す参照光L3の時間波形IREF(t)は、演算処理装置400に取り込まれる。
波長掃引型の分光法では、波長掃引光L1における時刻と波長は1対1の対応関係を有する。この対応関係は、当然ながら参照光L3も有しており、また物体光L2にも引き継がれる。この時間と波長の対応関係を利用して、演算処理装置400は、物体光L2の時間波形IOBJ(t)を、周波数ドメインのスペクトルIOBJ(λ)に変換する。また演算処理装置400は、参照光L3の時間波形IREF(t)を、スペクトルに変換し、適切にスケーリングすることで、参照スペクトルIREF(λ)を計算する。
演算処理装置400の処理は特に限定されないが、一例として演算処理装置400は、参照スペクトルIREF(λ)と物体光L2のスペクトルIOBJ(λ)にもとづいて、対象物OBJの透過率T(λ)を計算することができる。
T(λ)=IOBJ(λ)/IREF(λ)
図4は、図2の光測定装置100Aによる分光を説明する図である。上述のように、波長掃引光L1は、時間tと波長λが1対1で対応しているから、その時間波形IREF(t)は、周波数ドメインのスペクトルIREF(λ)に変換することができる。
物体光L2の時間波形IOBJ(t)も、時間tと波長λが1対1で対応したものとなる。したがって演算処理装置400は、受光装置320の出力が示す物体光L2の波形IOBJ(t)を、物体光L2のスペクトルIOBJ(λ)に変換することができる。
演算処理装置400は、2つのスペクトルIOBJ(λ)とIREF(λ)の比IOBJ(λ)/IREF(λ)にもとづいて、対象物OBJの透過スペクトルT(λ)を計算することができる。
波長掃引光L1における時間tの波長λの関係が、λ=f(t)なる関数で表されるとする。最も簡易には、波長λは、時間tに対して、一次関数にしたがってリニアに変化する。物体光L2の時間波形IOBJ(t)が、ある時刻tにおいて低下するとき、透過スペクトルT(λ)は、波長λ=f(t)に吸収スペクトルを有することを意味する。
なお、演算処理装置400における処理はこれに限定されない。時間の2つの時間波形IOBJ(t)とIREF(t)の比T(t)=IOBJ(t)/IREF(t)を演算した後に、この時間波形T(t)の変数tをλに変換することで、透過スペクトルT(λ)を算出してもよい。
図2に戻る。コントローラ350は、搬送装置330を監視し、各サンプルホルダ332内の試料2の有無を判定する。そして試料2の有無に応じて、光路切替素子340を制御する。
たとえばコントローラ350は、位置センサ352、演算部356を含む。位置センサ352は、たとえばロータリエンコーダであり、搬送装置330の位置(回転角)を検出する。
演算部356には、試料2の無いサンプルホルダ332の位置情報(在荷情報)が、あらかじめ記憶されている。この在荷情報は、たとえばサンプルホルダ332に試料2をマウントするマウンタから、もしくはマウンタを制御する上位のコントローラから取得することができる。あるいは、この在荷情報は、光測定装置100を操作する作業者が手入力してもよい。あるいは、複数の試料2を単位(ロット)として検査を行う試験シーケンスが組まれており、1ロットの試験中は、すべてのサンプルホルダ332が埋まっており、ロットとロットの区切れ目において、サンプルホルダ332が空になるようなケースでは、ロットとロットの区切れ目の期間において、サンプルホルダ332に試料2がないものとしてもよい。演算部356は、位置センサ352の測定値と、試料2の無いサンプルホルダ332の位置を示す在荷情報を比較し、測定位置4における試料の有無を判定する。
演算部356は、測定位置4における試料2の有無の判定結果にもとづいて、光路切替素子340を制御する。
演算部356は、試料2が存在するサンプルホルダ332が、測定位置4を通過する期間、光路切替素子340を第1状態φ1とする。反対に演算部356は、試料2が存在しないサンプルホルダ332が、測定位置4を通過する期間、光路切替素子340を第2状態φ2に切り替える。
サンプルホルダ332とサンプルホルダ332の間の構造体(円板)が、測定位置4を通過する期間は、光路切替素子340は第1状態φ1、第2状態φ2のいずれであってもよい。基本的には、サンプルホルダ332には、試料2がマウントされている確率の方が高く、試料2が存在しないサンプルホルダ332の発生確率はそれほど高くない。また光路切替素子340には寿命があるため、光路切替素子340の切替回数は減らすことが好ましい。そこで、コントローラ350は、サンプルホルダ332とサンプルホルダ332の間の構造体(円板)が、測定位置4を通過する期間は、光路切替素子340を第1状態φ1としておくことが好ましい。
以上が光測定装置100Aの基本構成および動作である。
この光測定装置100Aによれば、測定位置4に試料2が存在しない場合に、光路切替素子340が、波長掃引光L1の光路を、正規の光路OP1から逸らす。これにより、試料2によって減衰されない高強度の波長掃引光L1が、直接、第1受光器322に入射するのを防止でき、第1受光器322を保護することができる。
この光測定装置100Aの効果を検証するために実験を行った。波長掃引光L1における波長掃引光L1のビーム直径は0.8mm(1/e径)とした。アパーチャ342として、開口幅2mmのスリットを用いた。また、退避距離、すなわちアパーチャ342上における第1光路OP1と第2光路OP2の距離は、3mmとした。
第1状態φ1、第2状態φ2それぞれについて、サンプルホルダ332に試料2が存在しない状態で、第1受光器322に入射する光強度を測定した。第1状態φ1では、第1受光器322の入射強度は58mWであるのに対して、第2状態φ2では、第1受光器322の入射強度は12μWとなり、0.021%まで低下させることができる。これは、第1受光器322の許容入力(損傷閾値)を十分下回る値である。
退避距離については、受光器322の損傷閾値、ビーム直径、搬送頻度、光路切替素子340の性能(速度)を考慮し実験的に決定することができる。
続いて実施形態1に関する変形例を説明する。
(変形例1.1)
図5は、変形例1.1に係る光測定装置100Aaを示す図である。この変形例では、図2のアパーチャ342が省略されている。光路切替素子340が第2状態φ2であるときの第2光路OP2は、搬送装置330の構造体のうち、サンプルホルダ332以外の部分の退避位置に向けられている。その他は図2と同様である。
(変形例1.2)
図6は、変形例1.2に係る光測定装置100Abを示す図である。図2では、光路切替素子340が、照射光学系310の一部分であったが、この変形例1.2では、光路切替素子340の位置が、図2と異なっている。具体的には、光路切替素子340は、測定位置4よりも第1受光器322側に設けられている。それ以外は、図2と同様である。
(変形例1.3)
図7は、変形例1.3に係る光測定装置100Acを示す図である。この変形例1.3では、搬送装置330cの構造が、図2と異なっている。搬送装置330cは、回転円盤を備える点で、図2の搬送装置330と同様であるが、サンプルホルダ332を備えず、真空吸着機構によって、円周の任意の位置において、試料2を支持することが可能となっている。
コントローラ350は、位置センサ352の測定値とあらかじめ演算部356に記憶された試料の無いサンプルホルダの位置情報を比較して、測定位置4に試料2が存在するか否かを推定する。そして、測定位置4に試料2が存在する期間において、光路切替素子340を第1状態φ1とし、測定位置4に試料2が存在しない期間は、光路切替素子340を第2状態φ2に切り替える。
図7においてアパーチャ342を省略してもよい。この場合、第2光路OP2を導波する波長掃引光L1は、アパーチャ342によって遮られずに伝搬するが、第1受光器322には入射しないため、第1受光器322の保護という目的は達せられる。迷光が問題となる場合には、適切な迷光対策を施せばよい。
あるいは図7においてアパーチャ342を省略した場合、第2光路OP2を、図5のように、円盤に向かうように定めてもよい。
(変形例1.4)
図8は、変形例1.4に係る光測定装置100Adを示す図である。この変形例1.4では、光路切替素子340dが、光源装置200と分光ヘッド300の間に設けられる。たとえば、光ファイバ(出射側ファイバ)258でカップリングされており、光路切替素子340dは、出射側ファイバ258に接続されている。光路切替素子340dは、ファイバ切替器であり、ファイバ切替器の一方の出力が第1光路OP1となって分光ヘッド300と接続され、他方の出力が第2光路OP2となっている。
図8には、光源装置200の具体的な構成例が示される。光源装置200は、パルス光源202、波長選択部220およびストレッチャ210を備える。
パルス光源202は、広帯域な連続スペクトルを有する広帯域パルス光L1aを出射する。広帯域パルス光L1aのスペクトルは、たとえば900nm~1300nmの範囲において、少なくとも10nm、好ましくは50nm、より好ましくは100nmの波長域にわたって連続している。広帯域パルス光L1aの波長域の幅は、分光に必要な波長域をカバーしていればよい。
たとえばパルス光源202は、超短パルスレーザと、非線形素子を含みうる。超短パルスレーザとしては、ゲインスイッチレーザ、マイクロチップレーザ、ファイバレーザ等が例示される。
非線形素子は、非線形現象によって、超短パルスレーザが生成する超短パルスのスペクトル幅をさらに広げる。非線形素子としてはファイバが好適であり、たとえば、フォトニッククリスタルファイバやその他の非線形ファイバを用いることができる。ファイバのモードとしてはシングルモードの場合が好適であるが、マルチモードであっても十分な非線形性を示すものであれば、使用することができる。
パルス光源202として、SLD(Superluminescent Diode)光源のような他の広帯域パルス光源を使用してもよい。
非線形素子から出力される広帯域パルス光L1aは、フェムト秒~ナノ秒オーダーのパルス幅を有する。
パルス光源202が生成する広帯域パルス光L1aは、一旦、自由空間に放射される。波長選択部220は、広帯域パルス光L1aの中から、測定に使用する波長帯域を選択し、使用しない波長帯域を除去する。たとえば波長選択部220は、レンズ222、波長選択フィルタ224、集光レンズ226を含む。
レンズ222は、広帯域パルス光L1aをコリメートする。波長選択フィルタ224は、測定に使用する波長帯域を透過し、使用しない波長帯域を反射または吸収によって除去する。集光レンズ226は、波長選択フィルタ224の透過光を、分割器230の入射端に集光する。
ストレッチャ210は、広帯域パルス光L1aを受け、波長掃引光L1に変換する。ストレッチャ210は、分割器230、ディレイライン240、カプラ250を含む。
分割器230は、入射側ファイバ238および第1AWG232を含む。第1AWG232は、入力導波路234と、複数n個(n≧2)の出力導波路236を有する。第1AWG232は、入射側ファイバ238を介して、広帯域パルス光L1aを受ける。入力導波路234を導波する光を、波長に応じて、n個の出力導波路236に分岐する。
ディレイライン240は、複数n本のファイバ242_1~242_nを含む。ファイバ242_1~242_nは、異なる長さを有し、分割器230によって分割された複数のビームに対して、異なる遅延を与える。
分割前の広帯域パルス光L1aが、時間とともに周波数が上昇する(波長が短くなる)正のチャープパルス(アップチャープパルス)であるとする。この場合、パルスの前縁部に最長波長λの成分が含まれ、パルスの後縁部に最短波長λの成分が含まれている。
複数のファイバ242_1~242_nは、異なる長さl~lを有している。λが最長波長、λが最短波長であるとすると、波長掃引光L1を、広帯域パルス光L1aと同じ正のチャープパルスとするためには、1<l<…<lの関係を満たしていればよい。一例として、n=20の場合、20本のファイバ242の長さl~l20は、1m~20mまで、1m刻みで増加してもよい。
ファイバ242_1~242_nは、波長毎に異なる群遅延特性を有する必要はなく、同一のファイバ(同一のコア/クラッド材料のファイバ)を使用することができる。この意味で、ファイバ242は、マルチモードファイバを使用することが可能であり、この場合、意図しない非線形光学効果を防止することができる点において有利である。
カプラ250は、ディレイライン240によって異なる遅延が付与された複数のビームを再結合する。たとえばカプラ250は、第2AWG252および出射側ファイバ258を含む。第2AWG252は、n個の入力導波路254と、出力導波路256を有する。n個の入力導波路254は、n本のファイバ242_1~242_nが接続される。第2AWG252は、n個の入力導波路254を導波するn個のビームを合波し、出力導波路256に出力する。出射側ファイバ258の入射端は、出力導波路256と接続される。
出射側ファイバ258は分光ヘッド300まで伸びており、出射側ファイバ258の出射端は、分光ヘッド300と接続されている。
ファイバ242によって十分に大きな遅延を与えるとき、波長λ~λそれぞれの波束が時間的に分離し、波長掃引光L1は、波長λ~λに対応するn個のパルスを含むパルス列となる。
分光ヘッド300は、コントローラ350を含む。コントローラ350は、位置センサ352の測定値と、あらかじめ演算部356に記憶された試料のないサンプルホルダの位置情報を比較して、試料2の有無を判定し、判定結果にもとづいて光路切替素子340dを制御する。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係る光測定装置100Bを示す図である。光測定装置100Bは、図2の光路切替素子340に代えて、遮光素子360を備える。
遮光素子360は、波長掃引光L1の光路に設けられ、第1状態φ1と第2状態φ2が切替可能に構成される。遮光素子360は、第1状態φ1において、波長掃引光L1を透過し(透過状態)、第2状態φ2において、物体光L2を遮光する。遮光には、減光も含まれる。
遮光素子360としては、可動式シャッタもしくは可変式アテネータのいずれかを利用することができる。可変式アテネータとしては、液晶シャッタ、音響光学変調器(AOM)、電気光学変調器(EOM)などが例示される。
コントローラ350は、遮光素子360の状態を制御する。コントローラ350による制御については、実施形態1と同様である。
実施形態2に係る光測定装置100Bによれば、測定位置4に試料2が存在しない場合に、遮光素子360が、波長掃引光L1の光路を遮断する。これにより、試料2によって減衰されない高強度の波長掃引光L1が、直接、第1受光器322に入射するのを防止でき、第1受光器322を保護することができる。
続いて実施形態2に関連する変形例を説明する。
(変形例2.1)
図10は、変形例2.1に係る光測定装置100Baを示す図である。変形例2.1では、遮光素子360が、波長掃引光L1の経路上であって、測定位置4よりも第1受光器322側に設けられている。
(変形例2.2)
実施形態2に関して、図7の搬送装置330cを用いてもよい。
(変形例2.3)
実施形態2に関して、図8に示したように、遮光素子360を、光源装置200と分光ヘッド300の間に設けてもよい。
最後に、実施形態1,実施形態2の両方に関連する変形例を説明する。
搬送装置330としては、円盤状のものに限定されず、たとえばローラコンベアを用いてもよい。
本開示に係る実施形態について、具体的な用語を用いて説明したが、この説明は、理解を助けるための例示に過ぎず、本開示あるいは請求の範囲を限定するものではない。本発明の範囲は、請求の範囲によって規定されるものであり、したがって、ここでは説明しない実施形態、実施例、変形例も、本発明の範囲に含まれる。
L1 波長掃引光
L1a 広帯域パルス光
L2 物体光
2 試料
4 測定位置
L3 参照光
100 光測定装置
200 光源装置
202 パルス光源
210 ストレッチャ
220 波長選択部
222 レンズ
224 波長選択フィルタ
226 集光レンズ
230 分割器
232 第1AWG
234 入力導波路
236 出力導波路
238 入射側ファイバ
240 ディレイライン
242 ファイバ
250 カプラ
252 第2AWG
254 入力導波路
256 出力導波路
258 出射側ファイバ
300 分光ヘッド
310 照射光学系
312 コリメータ
314 ビームスプリッタ
316 ミラー
320 受光装置
322 第1受光器
324 第2受光器
330 搬送装置
332 サンプルホルダ
340 光路切替素子
342 アパーチャ
350 コントローラ
352 位置センサ
356 演算部
360 遮光素子
400 演算処理装置

Claims (6)

  1. 波長掃引光を発生する光源装置と、
    前記波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、
    前記測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、
    前記測定対象を透過した前記波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、
    前記波長掃引光の光路に設けられ、前記波長掃引光の光路を切り替える光路切替素子と、
    前記測定対象の有無に応じて、前記光路切替素子を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする光測定装置。
  2. 前記光路切替素子は、ガルバノミラー、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、ピエゾ駆動ミラー、ポリゴンミラー、ファイバ切替器のいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の光測定装置。
  3. 前記光路切替素子の出射端側に設けられるアパーチャをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の光測定装置。
  4. 波長掃引光を発生する光源装置と、
    前記波長掃引光を測定位置に照射する照射光学系と、
    前記測定位置を通過するように測定対象を搬送する搬送装置と、
    前記測定対象を透過した前記波長掃引光である物体光を測定する受光装置と、
    前記波長掃引光の光路に設けられ、前記波長掃引光の透過、不透過を切り換え可能な遮光素子と、
    前記測定対象の有無に応じて、前記遮光素子を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする光測定装置。
  5. 前記遮光素子は、可動式シャッタ、可変式アテネータのいずれかを含むことを特徴とする請求項4に記載の光測定装置。
  6. 前記可変式アテネータは、液晶シャッタ、音響光学変調器、電気光学変調器のいずれかを含むことを特徴とする請求項5に記載の光測定装置。
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