JPH0979978A - 菜果の非破壊式成分計測装置 - Google Patents

菜果の非破壊式成分計測装置

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JPH0979978A
JPH0979978A JP23271495A JP23271495A JPH0979978A JP H0979978 A JPH0979978 A JP H0979978A JP 23271495 A JP23271495 A JP 23271495A JP 23271495 A JP23271495 A JP 23271495A JP H0979978 A JPH0979978 A JP H0979978A
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light
vegetable
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vegetables
fruit
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JP23271495A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kenmochi
庸一 剣持
Kaori Yoshimura
香里 吉村
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/02Food
    • G01N33/025Fruits or vegetables

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光透過方式による実用性の高い菜果の
非破壊式成分計測装置を提供する。 【解決手段】 任意波長のレーザ光を選択的に生成し得
る光源21と、そのレーザ光が菜果Mを透過した後の光
量から上記菜果Mの成分含有量を計算する計算機22と
を備えた菜果Mを非破壊で成分計測する装置において、
外部との遮光性を有する試料室1を設け、この試料室1
内に上記菜果Mを横向きにして載置するための試料台2
を設け、この試料台2の上方に上記光源21からのレー
ザ光を下方に向けて照射する照射手段3を配置すると共
に試料台2の下方には上記菜果Mを透過したレーザ光の
透過光量を検知して上記計算機22に伝える光量検知手
段4を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菜果の食味を非破
壊で調べるための成分計測装置に係り、特に、レーザ光
透過方式による実用性の高い菜果の非破壊式成分計測装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜や果物(菜果)の食味を非官能的に
かつ非破壊で調べるために、その食味を形成する諸成分
の含有量を光学的に計測する方法がある。この種の分光
分析による菜果の検査装置は、一般に、菜果から反射し
た光を測定するようになっている。このため、菜果表面
部の成分計測に有利である。ところが菜果にはメロン類
のように主として中心部を食するものがあり、菜果中心
部の成分を計測できることが望まれている。しかし、メ
ロン類は皮が厚く、光が中心部まで届かない。従って、
メロン類の中心部の成分を計測することは困難である。
【0003】本出願人は、菜果にレーザ光を透過させて
成分を計測する方法を既に提案している。これによると
光パラメトリック発振レーザ(OPOレーザ)などを用
いるため、光の透過率の低い厚皮の菜果であっても計測
に十分な透過光量を得ることができる。しかも、OPO
レーザの場合は菜果の食味の主要成分の吸収バンドが存
在する可視域や近赤外領域で波長が連続的に可変であ
る。従って、OPOレーザからなる光源により任意波長
のレーザ光を選択的に生成し、そのレーザ光を菜果に透
過させると、その透過光量から菜果の中心部を含む全体
の成分含有量を知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記OPO
レーザなどの透過光による計測方法には実用上の問題点
がいくつか残されている。例えば、菜果にはメロン類だ
けをとっても多くの品種があり、品種毎に大きさも食味
も表面の粗さ(光沢)も異なる。表面の粗さにより光の
反射の違いが起きる。食味の違いにより計測対象とする
成分の違いがあるので、レーザ光の波長選択の対応性が
要求される。また、菜果は同一品種でも大きさが様々で
ある。大きさの違いは次のような問題を生じる。
【0005】即ち、この計測方法ではレーザ光透過経路
に沿った全体の成分計測結果が得られるので、主として
中心部の成分を知るためには、できるだけ大径部に光を
通すのがよい。従って、食用に供する部分の成分を調べ
るには赤道面に沿った大径部に光を通すのがよい。しか
し、菜果の大きさが様々であるため赤道面を狙ってレー
ザ光を照射できるよう位置合わせするのが難しい。
【0006】また、OPOレーザ独自の問題もある。即
ち、OPOレーザなど強力なレーザ光を発生するレーザ
はパルス状にレーザ光を発生するが、そのパルス毎に光
量がばらつくことが避けられない。さらに、周囲温度変
動時や連続運転時の光量変動も有り得る。従って、これ
らOPOレーザなどの光量変動による計測結果の不安定
性を解消する必要がある。
【0007】OPOレーザは強力であるため計測系外へ
の漏光を防止することが重要となる。また、OPOレー
ザは計測系内で複雑に反射してもなおエネルギがあるの
で、例えば菜果表面で反射した光が菜果を透過せずに検
知されることが考えられ、これを防止する必要がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、レーザ光透過方式による実用性の高い菜果の非破壊
式成分計測装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、任意波長のレーザ光を選択的に生成し得る
光源と、そのレーザ光が菜果を透過した後の光量から上
記菜果の成分含有量を計算する計算機とを備えた菜果を
非破壊で成分計測する装置において、外部との遮光性を
有する試料室を設け、この試料室内に上記菜果を横向き
にして載置するための試料台を設け、この試料台の上方
に上記光源からのレーザ光を下方に向けて照射する照射
手段を配置すると共に試料台の下方には上記菜果を透過
したレーザ光の透過光量を検知して上記計算機に伝える
光量検知手段を配置したものである。
【0010】上記計算機は、上記光源の発振波長を菜果
の種類に応じて予め決められた複数の波長に制御し、こ
れら波長毎の上記透過光量を総合的に判断して成分含有
量を計算してもよい。
【0011】上記光源及び計算機と上記試料室との間に
光ファイバ及び通信ケーブルを設け、この光ファイバで
レーザ光を供給し、通信ケーブルで透過光量を伝えても
よい。
【0012】上記光源からのレーザ光の一部を参照光と
して分岐しその光量を直接検知する光源参照部を設け、
この参照光光量と上記透過光量との対比により成分含有
量を求めてもよい。
【0013】上記試料台は、レーザ光を透過する窓とそ
の窓の周囲を囲む円環状のクッション部材とを有し、こ
のクッション部材上に上記菜果を載置してもよい。
【0014】上記照射手段は、上記試料室内の光ファイ
バの端面からレーザ光を照射するものであり、この光フ
ァイバの端面を上記菜果に対し昇降させる昇降機構を有
すると共に、この光ファイバの端面と上記菜果の表面と
の間を覆う集光器を有してもよい。
【0015】上記試料台上の菜果の赤道径を測定する径
測定手段を設けてもよい。
【0016】上記計算機は、予め上記照射手段と上記光
量検知手段との間に上記菜果の代わりに光透過特性の安
定した基準試料を置いて波長毎の基準光量を求め、この
基準光量を成分計測の較正に用いてもよい。
【0017】上記試料台は、上記菜果と上記基準試料と
を並べ置き、これらを水平移動して上記照射手段直下に
置き換える交換機構を有してもよい。
【0018】上記試料室に上記菜果を入出するための扉
を設け、この扉の開閉に応じてレーザ光を遮断する遮光
器を設けてもよい。
【0019】上記菜果の有無を検出する試料検出器を設
け、菜果が無いとき少なくとも上記光量検知手段に対し
レーザ光を遮断する遮光器を設けてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の成分計測装置は、試料室
を有する計測部(図1)と、光源及び計算機を備える制
御部(図2)とに分離構成される。計測部の外観は図3
に示される。制御部と計測部との間は、光ファイバ24
及び通信ケーブル25で接続されている。光ファイバ2
4は、光源と試料室との間を結びレーザ光を供給するも
のである。通信ケーブル25は計測部内の各部と計算機
との間を結び計測値や制御信号をやり取りすることに使
用される。計測部と制御部とは並べて設置してもよい
し、それぞれ別の部屋に設置してもよい。
【0021】図1に示されるように、計測部は、レーザ
光照射のための試料室1を有し、その試料室1内には、
試料台2、照射手段3、光量検知手段4、径測定手段
5、遮光器6、交換機構7、試料検出器8が設けられて
いる。9は基準試料、10はクッション部材、Mは菜果
である。また、試料室1外には、電源11、測定器1
2、光源参照部13、光源参照用増幅器14、光量検知
用増幅器15が設けられている。計測部の筐体外部には
レーザ光照射中を表示する回転式警告灯など(図示せ
ず)が取り付けられている。
【0022】また、図2に示されるように、制御部は、
光源21を構成するOPOレーザ21aと、計算機22
を構成するパソコン22aとレーザ用電源23とからな
る。この計算機22は、菜果成分含有量計算、光源の発
振波長制御などを行うものである。
【0023】図1の計測部を詳述する。試料室1は外部
との遮光性を有するべく光学的に密閉構造であると共に
反射を少なくするために内面には黒の艶消し塗装等の無
反射処理が施されている。試料台2は、菜果を載置する
ための領域と基準試料を載置するための領域とが隣接し
てなる長方形の水平な台である。試料台2は、交換機構
7によりその長手方向に上記の領域一つ分だけ水平移動
可能に構成されている。試料台2の上方には光源21か
らのレーザ光を下方に向けて照射する照射手段3が配置
され、試料台2の下方には菜果を透過したレーザ光の透
過光量を検知し測定器12を介してパソコン22に伝え
る光量検知手段4が配置されている。図1の状態は、基
準試料9が照射手段3の直下の計測位置Pにあり、菜果
Mはその側方の待機位置Wにある。交換機構7により試
料台2を水平移動させ、菜果Mを計測位置Pに置き換え
ることができる。試料台2には、基準試料9を載置する
位置と菜果Mを載置する位置とにレーザ光を透過する窓
(図示せず)が設けられている。また、菜果Mを載置す
る位置の窓の周囲にはこれを囲む円環状のクッション部
材10が設けられている。このクッション部材10は適
宜な弾性(柔軟性)を有し、このクッション部材10上
に菜果Mを載置するとその重さで弾性変形するようにな
っている。また、クッション部材10は光を通さない材
料からなる。基準試料9は、分光吸収特性に波長依存性
があまりなく、経時変化や温度変化のない材料からな
る。好適な材料は例えばテフロン、アルミナである。基
準試料9は、所定の高さの円盤状又は円柱状に形成され
ている。
【0024】照射手段3は、光ファイバ31と昇降機構
32と集光器33とからなる。この光ファイバ31は上
記光源21・試料室1間を結ぶ光ファイバに接続されて
いる。この光ファイバ31の端面は下方に向けられてお
り、試料室1内へレーザ光を照射することができる。昇
降機構32は、この光ファイバ31および集光器33を
基準試料9又は菜果Mに対し昇降させるものであり、ラ
ック・ピニオン等の直線運動可能な機構から構成されて
いる。その昇降される光ファイバ31の下端に集光器3
3が併設されている。集光器33は、放物面の一部又は
球面の一部を形成して開口するいわゆるお椀型の殻部3
4を有し、その内面には光全反射膜(図示せず)が設け
られ、開口部の周囲には集光器用クッション部材35が
設けられている。殻部34はプラスチックなど、光反射
膜はアルミ蒸着膜、集光器用クッション部材35はウレ
タンゴムなどで構成されている。光ファイバ31の端面
は殻部34の頂部内面に位置している。集光器33は、
昇降機構32によって集光器用クッション部材35が基
準試料9又は菜果Mに密着するまで降ろすことにより、
光ファイバ31の端面と基準試料9又は菜果Mの表面と
の間を密に覆うことができる。
【0025】光量検知手段4は、半導体からなるフォト
センサでもよいが、ここでは高感度を得るために光電子
増倍管(ホトマル)を用いている。光量検知手段4の出
力は光量検知用増幅器15を介し測定器12に入力され
ている。光量検知手段4と試料台1の窓との間にはレー
ザ光を遮断・通過させる遮光器(シャッタ)6が設けら
れている。
【0026】試料台1上の菜果Mの赤道径を測定する径
測定手段5は菜果Mの待機位置Wの上部に設けられてい
る。この径測定手段6は水平板61を菜果Mに当たるま
で昇降させると共にその昇降距離を計測するようになっ
ている。なお、この径測定手段6は前記照射手段3の昇
降機構32に組み込み、計測位置Pにて径測定するよう
に構成してもよい。また、このような機械的手段ではな
く光学センサによって径を測定するように構成してもよ
い。
【0027】図3に示されるように、計測部には試料室
1の待機位置Wに相当する位置に、菜果Mを入出するた
めの入出口41及びこれを開閉する扉42が設けられて
いる。この扉42は入出口41に対し試料室1内側に接
し、上下にスライドさせて開閉するようになっており、
43はそのためのツマミである。この扉42は入出口4
1よりもひとまわり大きく形成され、外部との遮光性を
損なわないようになっている。この扉42にはその開閉
を検出する扉開閉スイッチ(図示せず)が設けられてい
る。この扉開閉スイッチに応じてレーザ光を遮断する光
源用遮光器(図示せず)は光源21内に設けられてい
る。この扉開閉スイッチ及び光源用遮光器は扉41が開
いているときにレーザ光が試料室1外に漏れないように
するものである。
【0028】試料室1内には、菜果Mの有無を検出する
試料検出器8が設けられている。この試料検出器8に
は、例えば菜果Mの重量で押されるようにしたリミット
スイッチが用いられるが、前記径測定手段5の計測結果
を利用してもよいし、光学センサを設けて菜果Mの有無
を検出するようにしてもよい。試料検出器8が菜果Mを
検出しないときには光量検知手段4と試料台2の窓との
間のシャッタ6を閉じるようになっている。この試料検
出器8及びシャッタ6は菜果Mが無いときに光量検知手
段4にレーザ光が直射されないようにするものである。
【0029】電源11は、計測部内の各部に電力を供給
するものである。測定器12は、光量検知手段4から得
られる電気信号により透過光量を表す信号を生成するも
のである。
【0030】光源参照部13は、光源21からのレーザ
光の一部を参照光として分岐しその光量を直接検知する
ものである。この例では、参照光は光源21において図
示されないビームスプリッタでレーザ光から微量を分岐
し、光ファイバ24と共に設けられた参照光用の光ファ
イバ24rで供給される。光源参照部13内では光ファ
イバ24rに結合された光ファイバ131の端面に臨ま
せて光電子増倍管(ホトマル)132が設けられてい
る。その出力は光源参照用増幅器14を介して測定器1
2に入力されている。これにより、この参照光光量を透
過光量と対比させることができる。
【0031】次に本発明の成分計測装置を用いた成分計
測について説明する。
【0032】OPOレーザ21aは任意波長の高出力レ
ーザ光を短時間のパルス状に発生することができる。こ
の発振波長を連続的に変化させれば広い周波数領域の連
続吸収バンドが測定可能である。実際には、必要な波長
のみを飛び飛びに選択することにより、計測時間を短縮
し、かつデータ量を必要なだけの少量に止めることがで
きる。計算機22aはそのソフトウェアにより、発振波
長を菜果Mの種類に応じて予め決められた複数の波長に
制御する。従来のようにランプ等による連続スペクトル
をバンドパスフィルタに通して特定波長の測定光を得て
いたものに比べ、本発明の成分計測装置は、フィルタや
フィルタの切換機構が無用となる点、選択波長及びその
組合わせが無制限に可能になる点、そして、エネルギの
無駄がない点など利点が多い。なお、波長は、可視域か
ら近赤外領域において庶糖、果糖、ブドウ糖などの各種
糖分の計測に適した波長や各種の酸の計測に適した波長
を組合わせて選択する。
【0033】光源21から2本の光ファイバ24および
24rによってレーザ光が供給される。ひとつは測定光
であり、他は光源21内のビームスプリッタで分岐され
た参照光である。なお、測定光と参照光との分岐の割合
は参照光が極端に少ないのが望ましい。例えば、ビーム
スプリッタに透明なガラス板を用い、そのガラス板から
の僅かな反射光を参照光としてもよい。ビームスプリッ
タの都合により分岐光が少なくできない場合、減衰器を
通して参照光とする。この参照光は光源参照部13の光
ファイバ131よりホトマル132に照射され光量が直
接検知される。これによりOPOレーザ特有のパルス毎
のエネルギのゆらぎを参照することができ、この参照光
光量と透過光量とを対比することによりパルス毎の光量
変動に影響されない計測結果を得ることができる。
【0034】図4に示されるように、測定光を導光する
光ファイバ31の先端には内面が全反射鏡となっている
集光器33が設けられている。これら光ファイバ31及
び集光器33は下降し菜果Mに密着する。なお、菜果M
の形状はきれいな球状とは限らず、また表面に凹凸のあ
るものもある。しかし、集光器用クッション部材35に
よって密着が達成される。光ファイバ31より出射され
たレーザ光は一部が菜果M内に入射され、一部が菜果表
面で乱反射する。集光器33により菜果M表面で乱反射
する測定光が試料室1内に飛び散ることが防止されると
共に、集光器用クッション部材35により菜果Mとの隙
間がなくなり試料室1内への漏光が防止される。このよ
うに漏光を厳重に防止したのは、試料室1内面に無反射
処理が施されているといえども僅かに反射があり、もと
の測定光が高出力であるから僅かの反射による光も無視
できないからである。また、殻部34の内面には光全反
射膜36が形成されているので、集光器33内で反射が
繰り返されることにより、表面に光沢のある菜果でも凹
凸のある菜果でも最終的に全ての測定光が菜果内に入射
されることになる。これにより測定光の無駄がなくな
る。また、品種による表面の粗さの相違にかかわらずど
の品種でも同じ照射手段3を用いることができる。な
お、レーザ光は菜果Mの内部でも散乱し、この反射を繰
り返しながら光量検知手段4に至る。従って、気体や液
体の分光分析のように光路が一定幅一直線になるのでは
なく、図のように広がりを持った範囲51をレーザ光が
透過すると考えられる。
【0035】菜果Mはクッション部材10上に載置され
ている。このクッション部材10は円環状で柔軟性を有
し、菜果Mの重さで変形し菜果Mに密着する。クッショ
ン部材10はレーザ光透過窓の周囲を囲んでいるので試
料台2と菜果Mとの隙間がなくなり試料室1内からの漏
光が防止される。従って、光量検知手段4に入射される
光には菜果Mを透過しなかった光はなく、菜果Mを透過
した光のみとなる。
【0036】図5に示されるように、菜果Mをクッショ
ン部材10上に載置するに際し、かなり無造作に置いて
も菜果Mは球状(楕円球状)かそれに近い形状であるた
め、中心合わせが自然に達成される。即ち、照射手段3
の光ファイバ端面と光量検知手段4とを結ぶ直線52上
に菜果の中心線(最大径部)が揃う。この中心合わせ
は、菜果Mの大小によらず単にクッション部材10上に
載置するだけで同等に達成できる。従って、大小の菜果
Mを区別なく扱うことができる。
【0037】また、このとき菜果Mは頂点Mtを横向き
にして載置する。即ち、図5のように柄付きの菜果M
は、その柄を真横に向けて寝かせる。これにより菜果M
の赤道面を含む大径部が直線52と一致し、この赤道面
大径部を中心にレーザ光を通すことができる。
【0038】径測定手段5により菜果Mの赤道径が測定
される。この赤道径は菜果Mの大小を表す寸法的要素と
して成分濃度の推定の計算に利用される。これにより菜
果Mの大小によらず対等な成分計測ができる。なお、径
測定は成分計測装置とは別途に、例えば大小判別を行う
選果装置に設けた径測定手段にて予め測定し、そのデー
タを計算機22に入力してもよい。
【0039】菜果Mの成分計測に先んじて、基準試料9
にレーザ光を透過させ基準光量を測定する。各波長の基
準光量からベースラインを作成する。このベースライン
は測定光自体の分光特性に基準試料9の分光吸収特性を
重ねたものであり、吸収量の原点を与えるものである。
このベースラインを菜果Mの各波長における透過光量に
よる成分計測の較正に用いる。これにより周囲温度変動
時や長時間連続運転時にOPOレーザ21aの光量変動
や光量検知手段4の周波数特性変動があっても安定に成
分計測ができる。
【0040】菜果Mと基準試料9との切り替えは試料台
2の移動で行う。即ち、菜果Mが待機位置Wにあるとき
には、基準試料9が照射手段3直下の計測位置Pにあ
り、基準光量測定ができる。次に交換機構7により試料
台2を水平移動させ、菜果Mを計測位置に置き測定す
る。この交換及び基準光量測定は、菜果Mの取換え毎あ
るいは指定回数毎に行う。なお、切り替え動作中はシャ
ッタ6を閉じて光量検知手段4を保護する。図6に交換
機構7の運転ロジックを示す。交換機構7には位置セン
サとしてスイッチが設けられており、図中、61は基準
試料9が計測位置Pにある(菜果が待機位置Wにある)
ことを示すスイッチの信号、62は菜果Mが計測位置P
にあることを示すスイッチの信号、63は基準試料9を
計測位置Pに移動させる位置指定命令、64は菜果Mを
計測位置Pに移動させる位置指定命令、65は試料台2
を待機位置W方向に駆動する駆動命令、66は試料台2
を計測位置P方向に駆動する駆動命令、67は試料台2
の停止命令である。この運転ロジックによれば、基準試
料9を計測位置Pに移動させる位置指定命令63が出さ
れた後、基準試料9が計測位置Pに来るまでは駆動命令
65が出力され、菜果Mを計測位置Pに移動させる位置
指定命令64が出された後、菜果Mが待機位置Wにある
間は駆動命令66が出力される。その他の場合、位置指
定命令63が出された後、基準試料9が計測位置Pに来
るか、位置指定命令64が出された後、菜果Mが計測位
置Pに来ると、移動停止命令67が出力される。
【0041】試料室1自体はもとより、その扉42も外
部との遮光性を損なわないように構成されており、レー
ザ光照射中はそのレーザ光が漏れることがない。レーザ
光照射中は回転式警告灯など(図示せず)が点灯する。
また、扉開閉スイッチ(図示せず)により扉の開閉が検
出され、扉が開いていると光源21内で光源用遮光器
(図示せず)によりレーザ光が遮断される。従って、試
料室1に菜果を入出するときは勿論、扉の閉じ忘れなど
のとき、試料室1内にレーザ光が照射されない。一方、
試料検出器8により菜果の有無が検出され、試料室1内
に菜果が無いときシャッタ6が閉じて光量検知手段4を
保護する。図7に扉及びシャッタのインターロック制御
ロジックを示す。図中71は扉閉、72は試料(菜果)
有り、73はパソコン22からの測定開始命令、74は
同じく測定終了命令、75は交換機構7の位置センサに
よる基準試料9が計測位置Pにある(菜果が待機位置W
にある)ことを示すスイッチの信号、76は同じく菜果
Mが計測位置Pにあることを示すスイッチの信号、77
はシャッタ開・光源用遮光器開・回転式警告灯点灯の出
力、78はシャッタ閉・光源用遮光器閉・パトライト消
灯の出力である。このインターロック制御ロジックによ
り、パソコン22からの測定開始が命令されてから測定
終了が命令されるまでの測定中であっても、扉42が閉
じていなかったり、菜果が無かったりするとレーザ光が
遮断される。また、試料台2が所定の位置にないときに
もレーザ光が遮断される。
【0042】試料室1内への菜果Mの入出は自動と手動
とが可能である。手動の場合、図3(b)に示されるよ
うに、ツマミ43により扉42を上にスライドさせて入
出口41を開く。この入出口41より菜果Mを入出す
る。その後、扉42を下にスライドさせて入出口41を
閉じる。図示されない測定開始ボタンを押すことにより
測定が開始される。
【0043】自動の場合、試料室1に搬送系が導入され
る。図8にその一例を示す。計測部81はこれまで述べ
たものとほぼ同じであり、扉42の開閉が開閉機構(図
示せず)により自動で行われる。搬送系82はコンベア
82aからなり、このコンベア82aは入出口41に挿
入され試料室1の反対側に抜けている。図8(a)に示
されるように、複数の菜果Mを一列にして搬送すること
により、順次、試料室1内の待機位置Wに菜果Mを搬入
することができる。そして、1個搬入する度に図8
(b)に示されるように、扉42が閉じられる。なお、
試料室1の反対側に同様の入出口があり、同様に扉が開
閉される。
【0044】図9の計測部及び搬送系は、自動搬送系を
使用した場合の一実施例を示している。試料室1内には
基準試料9を載置したトレイ91が収容されている。こ
のトレイ91は図9(a)において照射手段の直下の計
測位置Pにあり、菜果Mは試料室1外にある。この試料
室1の一側に接するように搬送系92が布設されてお
り、搬送系92上の各菜果Mは個別にトレイ91に載置
されている。試料室1と搬送系92との間に扉93が設
けられている。この扉93を開き、搬送系92上のトレ
イ91を試料室1内に取り込み、扉93を閉じる。この
ようにして図9(b)の状態で計測を行う。
【0045】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0046】(1)菜果を横向きに寝かせレーザ光を上
下に透過させたので、赤道面大径部の測定が容易にな
り、主として食用に供する部分の成分を調べるのに有利
である。
【0047】(2)光源の発振波長を菜果の種類に応じ
た複数の波長に制御し、波長毎の透過光量を総合して成
分含有量を計算するので、菜果の種類によらず機械的変
更が必要なくソフトウェアで対応できる。
【0048】(3)光源及び計算機と試料室とを光ファ
イバ及び通信ケーブルで連絡したので、光源及び計算機
と試料室とを別環境に置くことができる。
【0049】(4)光源光の一部を直接検知する光源参
照部を持つので、パルス毎のエネルギのゆらぎの影響を
取り除くことができる。
【0050】(5)クッション部材の上に菜果を置くよ
うにしたので、中心合わせが容易となると共に光量検知
手段に入射する漏光が防止される。
【0051】(6)集光器を設けたので、測定光の漏光
が防止されると共に測定光を効率良く試料に注入できる
ようになる。
【0052】(7)径測定手段により菜果の大小が判る
ので、菜果の大小にかかわらず成分測定が可能となる。
【0053】(8)基準試料を透過する基準光量を求め
較正に用いることにより、光量変動の影響を取り除くこ
とができる。
【0054】(9)基準試料と菜果とを試料台に置き、
交換機構により交換するようにしたので、毎回の較正が
容易となる。
【0055】(10)扉開閉、菜果の有無、試料台の位
置等によりレーザ光を遮断するようにしたので、不必要
なレーザ光照射が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成分計測装置の計測部の内部構成を示
す内部側面図である。
【図2】本発明の成分計測装置の制御部の斜視図であ
る。
【図3】本発明の成分計測装置の計測部の斜視図であ
る。
【図4】本発明の計測部の計測位置における拡大断面図
である。
【図5】本発明による菜果の置き方を示す断面図であ
る。
【図6】本発明による交換機構の動作ロジックを示す論
理回路図である。
【図7】本発明による扉及びシャッタのインターロック
制御ロジックを示す論理回路図である。
【図8】本発明による自動搬送付き計測部の斜視図であ
る。
【図9】本発明による自動搬送付き計測部の平面断面図
である。
【符号の説明】
1 試料室 2 試料台 3 照射手段 4 光量検知手段 5 径測定手段 6 遮光器(シャッタ) 7 交換機構 8 試料検出器 9 基準試料 10 クッション部材 13 光源参照部 21 光源 22 計算機 24 光ファイバ 31 光ファイバ 32 昇降機構 33 集光器 42 扉

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意波長のレーザ光を選択的に生成し得
    る光源と、そのレーザ光が菜果を透過した後の光量から
    上記菜果の成分含有量を計算する計算機とを備えた菜果
    を非破壊で成分計測する装置において、外部との遮光性
    を有する試料室を設け、この試料室内に上記菜果を横向
    きにして載置するための試料台を設け、この試料台の上
    方に上記光源からのレーザ光を下方に向けて照射する照
    射手段を配置すると共に試料台の下方には上記菜果を透
    過したレーザ光の透過光量を検知して上記計算機に伝え
    る光量検知手段を配置したことを特徴とする菜果の非破
    壊式成分計測装置。
  2. 【請求項2】 上記計算機は、上記光源の発振波長を菜
    果の種類に応じて予め決められた複数の波長に制御し、
    これら波長毎の上記透過光量を総合的に判断して成分含
    有量を計算することを特徴とする請求項1記載の菜果の
    非破壊式成分計測装置。
  3. 【請求項3】 上記光源及び計算機と上記試料室との間
    に光ファイバ及び通信ケーブルを設け、この光ファイバ
    でレーザ光を供給し、通信ケーブルで透過光量を伝える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の菜果の非破壊式
    成分計測装置。
  4. 【請求項4】 上記光源からのレーザ光の一部を参照光
    として分岐しその光量を直接検知する光源参照部を設
    け、この参照光光量と上記透過光量との対比により成分
    含有量を求めることを特徴とする請求項1〜3いずれか
    記載の菜果の非破壊式成分計測装置。
  5. 【請求項5】 上記試料台は、レーザ光を透過する窓と
    その窓の周囲を囲む円環状のクッション部材とを有し、
    このクッション部材上に上記菜果を載置することを特徴
    とする請求項1〜4いずれか記載の菜果の非破壊式成分
    計測装置。
  6. 【請求項6】 上記照射手段は、上記試料室内の光ファ
    イバの端面からレーザ光を照射するものであり、この光
    ファイバの端面を上記菜果に対し昇降させる昇降機構を
    有すると共に、この光ファイバの端面と上記菜果の表面
    との間を覆う集光器を有することを特徴とする請求項1
    〜5いずれか記載の菜果の非破壊式成分計測装置。
  7. 【請求項7】 上記試料台上の菜果の赤道径を測定する
    径測定手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6いず
    れか記載の菜果の非破壊式成分計測装置。
  8. 【請求項8】 上記計算機は、予め上記照射手段と上記
    光量検知手段との間に上記菜果の代わりに光透過特性の
    安定した基準試料を置いて波長毎の基準光量を求め、こ
    の基準光量を成分計測の較正に用いることを特徴とする
    請求項1〜7いずれか記載の菜果の非破壊式成分計測装
    置。
  9. 【請求項9】 上記試料台は、上記菜果と上記基準試料
    とを並べ置き、これらを水平移動して上記照射手段直下
    に置き換える交換機構を有することを特徴とする請求項
    8記載の菜果の非破壊式成分計測装置。
  10. 【請求項10】 上記試料室に上記菜果を入出するため
    の扉を設け、この扉の開閉に応じてレーザ光を遮断する
    遮光器を設けたことを特徴とする請求項1〜9いずれか
    記載の菜果の非破壊式成分計測装置。
  11. 【請求項11】 上記菜果の有無を検出する試料検出器
    を設け、菜果が無いとき少なくとも上記光量検知手段に
    対しレーザ光を遮断する遮光器を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜10いずれか記載の菜果の非破壊式成分計
    測装置。
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