JP2023175574A - 配管吊具 - Google Patents
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Abstract
Description
配管の外周を囲んで前記配管に固定されるバンド部と、
前記バンド部に対して前記配管の中心軸を通る面内で回転できるように前記バンド部と結合され、前記バンド部に対する回転軸と異なる位置に引掛け部を有し、前記バンド部を吊下げる吊下げ部と、
を備える。
図1~図3は、本発明の実施形態に係る配管吊具1を示す。図1~図3の各々に、互いに垂直なX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。Z軸の方向は、配管吊具1が固定される配管90の中心軸Cの方向である。チェーンブロックのフックなどを引掛け部22又は23に引掛けて配管吊具1を吊下げる場合、典型的にはX軸の方向はほぼ水平方向であり、Y軸の方向は重力方向とほぼ平行であるが、水平方向及び重力方向との関係は配管吊具1の姿勢に依存する。
配管吊具1は、バンド部10と、バンド部10を吊下げる吊下げ部20と、を備える。
バンド部10は、配管90の外周を+X側及び-X側から挟んで固定される一対の板部材10a及び10bを含む。
平板部12a及び12bには第1のボルト31及び32がそれぞれ貫通する貫通孔が形成され、平板部13a及び13bには第1のボルト33及び34がそれぞれ貫通する貫通孔が形成されている。これらの貫通孔をX軸の方向に貫通する第1のボルト31~34に第1のナット35~38が掛けられ、締め付けられることで板部材10a及び10bが互いに固定される。
平板部12a及び12bには第2のボルト41が貫通する貫通孔が形成され、平板部13a及び13bには第2のボルト42が貫通する貫通孔が形成されている。第2のボルト41及び42は、第1のボルト31~34よりも配管90の中心軸Cから遠い位置に配置される。平板部12a及び12bの間には第2のボルト41が貫通する吊下げ部20が配置される。平板部13a及び13bの間には第2のボルト42が貫通するカラー25が配置される。平板部13a及び13bの間に、カラー25の代わりにもう1つの吊下げ部20が配置されてもよい。
第2のボルト41及び42は、これらのボルトにかかるY軸の方向の剪断荷重に耐えるため、第1のボルト31~34よりも太いボルトで構成される。
吊下げ部20は、第2のボルト41が貫通する貫通孔21と、チェーンブロックのフックなどを引掛けるための引掛け部22及び23と、を有する板状の部材である。
第2のボルト41は、平板部12b、吊下げ部20、及び平板部12aをこの順でX軸の方向に貫通する。この第2のボルト41に第2のナット45が掛けられることによってバンド部10と吊下げ部20とが結合される。第2のボルト41は、バンド部10に対する吊下げ部20の回転軸Rを規定し、吊下げ部20は、配管90の中心軸Cを通る面内で回転できるようになっている。
あるいは、吊下げ部20にカラー部24を固定する代わりに、吊下げ部20とは別体の筒状のカラーが、カラー部24を有しない吊下げ部の貫通孔21を貫通し、このカラーを第2のボルト41が貫通していてもよい。そのようなカラーは、カラー25と同様のものでよい。
図4~図6は、配管吊具1p及び1qを用いて配管90を中心軸Cの方向に移動させる手順を示す。配管吊具1p及び1qの各々の構成は配管吊具1と同様である。
(1)本発明の実施形態によれば、配管吊具1は、
配管90の外周を囲んで配管90に固定されるバンド部10と、
バンド部10に対して配管90の中心軸Cを通る面内で回転できるようにバンド部10と結合され、バンド部10に対する回転軸Rと異なる位置に引掛け部22及び23を有し、バンド部10を吊下げる吊下げ部20と、
を備える。
上述のように本実施形態においては吊下げ部20がバンド部10に対して配管90の中心軸Cを通る面内で回転できるようになっていて、チェーンブロックのチェーンがY軸の方向に対して大きく傾くような場合であっても配管吊具1及び配管90に無理な力がかかりにくくなっている。このため、移動元チェーンブロック8p及び8qから移動先チェーンブロック8r及び8sへの吊り替え1回あたりの移動距離を大きくすることができるので、図5及び図6の動作の繰り返しに伴うチェーンブロックのフックの掛け替えの回数を軽減できるし、予め用意すべきチェーンブロックの数を減らすこともできる。
複数の引掛け部22及び23を有することにより、複数のチェーンブロックのフックなどを引掛け部22及び23に引掛けることができる。また複数の引掛け部22及び23はバンド部10に対する吊下げ部20の回転軸Rから等距離に位置しているので、複数のチェーンブロックからの引張り荷重をバランスよく受けることができる。
なお、1つの配管吊具が1つの引掛け部のみを有している場合には、より多くの配管吊具を配管90に取り付けておけば、配管90を中心軸Cの方向に移動させることできる。
バンド部10は第1のボルト31~34及び第1のナット35~38で締め付けられて配管90に固定され、
吊下げ部20は、バンド部10と吊下げ部20とを貫通して回転軸Rを構成する第2のボルト41と、第2のボルト41にかけられる第2のナット45と、によってバンド部10と結合される。
これによれば、バンド部10を配管90に固定したまま、バンド部10に対して吊下げ部20を着脱することができる。バンド部10を配管90に固定したまま、吊下げ部20を一時的に外して第2のボルト41にカラー25を装着することもできる。
Claims (3)
- 配管の外周を囲んで前記配管に固定されるバンド部と、
前記バンド部に対して前記配管の中心軸を通る面内で回転できるように前記バンド部と結合され、前記バンド部に対する回転軸と異なる位置に引掛け部を有し、前記バンド部を吊下げる吊下げ部と、
を備える、配管吊具。 - 請求項1において、
前記吊下げ部は、前記回転軸から等距離の位置に、前記引掛け部を含む複数の引掛け部を有する、
配管吊具。 - 請求項1又は請求項2において、
前記バンド部は第1のボルト及び第1のナットで締め付けられて前記配管に固定され、
前記吊下げ部は、前記バンド部と前記吊下げ部とを貫通して前記回転軸を構成する第2のボルトと、前記第2のボルトにかけられる第2のナットと、によって前記バンド部と結合される、
配管吊具。
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2022
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