JP2023174234A - オゾナイザ及びオゾン発生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を少なくして、生産性の向上やコスト削減を図る。【解決手段】オゾナイザ10Aは、一方の電極(18)と、前記一方の電極と対向する他方の電極(22)と、一方の電極(18)と他方の電極(22)の間に設けられた誘電体(20)であり、当該他方の電極(22)と対向する面に凹部(24A)が設けられ、当該一方の電極(18)に電圧が印加されることで、当該凹部(24A)及び当該他方の電極の間に形成された放電空間(24B)に放電を発生させる誘電体(20)と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、無声放電を発生させてオゾンを生成するオゾナイザ及びオゾン発生システムに関する。
従来から、高圧電極と接地電極の間に誘電体を設置し、誘電体と接地電極に微小な隙間(放電空間)を設けて無声放電を発生させるオゾナイザが知られている。このようなオゾナイザでは、この微小な隙間に酸素や空気を通すことで、酸素分子をオゾン分子にすることでオゾンを生成する。
これに関し、特許文献1には、金属材料あるいは樹脂材料を折り曲げ加工して作製したスペーサ(ギャップスペーサ)を用いて、微小な隙間(放電空間)を均一に保持する技術が開示されている。
特開2005-179102号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、微小な隙間を設けるためにスペーサを配置する必要があるため、オゾナイザの部品点数が多くなり、生産性の向上やコスト削減を図ることができないという問題が生じていた。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を少なくして、生産性の向上やコスト削減を図ることができるオゾナイザ及びオゾン発生システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るオゾナイザは、一方の電極と、前記一方の電極と対向する他方の電極と、前記一方の電極と前記他方の電極の間に設けられた誘電体であり、当該他方の電極と対向する面に凹部が設けられ、当該一方の電極に電圧が印加されることで、当該凹部及び当該他方の電極の間に形成された放電空間に放電を発生させる誘電体と、を備える。
また、本発明の第二態様に係るオゾナイザは、一方の電極と、前記一方の電極と接触する誘電体と、前記誘電体を挟んで前記一方の電極とは異なる側に設けられた他方の電極であり、当該誘電体と対向する面に凹部が設けられ、当該一方の電極に電圧が印加されることで、当該凹部及び当該誘電体の間に形成された放電空間に放電を発生させる他方の電極と、を備える。
また、本発明の第三態様では、前記誘電体は、前記凹部以外の箇所において前記他方の電極と接触している。
また、本発明の第四態様では、前記凹部は、略水平に設けられている。
また、本発明の第五態様では、前記凹部の深さは、0.2mm以上0.6mm以下である。
また、本発明の第六態様に係るオゾンガス発生システムは、前記オゾナイザを複数備え、各オゾナイザが直列に接続されている。
本発明によれば、部品点数を少なくすることができ、生産性の向上やコスト削減を図ることができる。
オゾン発生システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るオゾナイザの外観の一例を示す図である。(A)は、本実施形態に係るオゾナイザの平面図である。また、(B)は、本実施形態に係るオゾナイザの底面図である。 図2(B)に示した本実施形態に係るオゾナイザのA-A断面図である。 図3に示した本実施形態に係るオゾナイザのB-B断面図である。 図3に示した放電空間等の断面の拡大概略図である。特に、(A)は、誘電体の平面領域に設けられた凹部の一部を放電空間とした一例(具体例1)を示す拡大概略図である。また、(B)は、接地電極の平面領域に設けられた凹部の一部を放電空間とした一例(具体例2)を示す拡大概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態(以下、「本実施形態」という。)について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<全体構成>
図1は、オゾン発生システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、オゾン発生システム1は、筐体内にオゾナイザ集合体10を複数、例えば4つ備えている。なお、図1では、オゾン発生システム1の筐体上面を取り外して内部構造を示している。
オゾナイザ集合体10は、無声放電を発生させてオゾンを生成するオゾン生成装置であり、そのケーシングの中に図2に示すオゾナイザ10Aを1~3個、例えば3個内包している。
<オゾナイザ10の構成>
図2は、本実施形態に係るオゾナイザ10Aの外観の一例を示す図である。図2(A)は、本実施形態に係るオゾナイザ10Aの平面図である。また、図2(B)は、本実施形態に係るオゾナイザ10Aの底面図である。図3は、図2(B)に示した本実施形態に係るオゾナイザ10AのA-A断面図である。図4は、図3に示した本実施形態に係るオゾナイザ10AのB-B断面図である。
図2乃至図4に示すように、本実施形態に係るオゾナイザ10Aは、例えば、高圧電源線12と、放熱シート14と、放熱フィン16と、一方の電極としての高圧電極18と、誘電体20と、他方の電極としての接地電極22と、放電空間24Bと、Oリング26と、オリフィス28と、を備える。
高圧電源線12は、不図示の電源と高圧電極18とに電気的に接続されており、高圧電極18に高電圧を印加して、放電空間24Bにおいて無声放電を発生させる機能を有する。また、例えば、高圧電源線12と放熱フィン16の間は、ポリ塩化ビニル製やフッ素樹脂系のチューブ等により絶縁されることにより、放熱フィン16等への外部放電が抑えられる。
放熱シート14は、無声放電により発生した熱を放熱フィン16に伝熱(熱伝導)する機能を有する。例えば、放熱シート14の素材は、熱伝導率が高く、多少の柔軟性のあるシリコンが適している。本実施形態では、放熱シート14は、熱伝導ギャップパッドが用いられている。
放熱フィン16は、無声放電により発生した熱を、放熱シート14を介して、外気放熱する機能を有する。例えば、放熱フィン16は、アルミニウムによって構成されているヒートシンクが挙げられる。このヒートシンクには、例えば、外気に触れる部分に複数のフィンが設けられている。オゾナイザ10Aは、放熱シート14及び放熱フィン16による放熱によって、安定した量のオゾンガスを生成することができる。
高圧電極18は、当該誘電体20と放熱シート14とに接触して挟まれている。この高圧電極18の材料としては、例えば、伝導率の高い銅やアルミ、鉄等が挙げられる。本実施形態では、高圧電極18は略円柱状の銅箔である。
誘電体20は、高圧電極18と接地電極22との間に設けられている。この誘電体20は、接地電極22と対向する平面領域を有し、対向する接地電極22との隙間である放電空間24Bにおいて無声放電を発生させる。誘電体20の材料としては、例えば、セラミックやガラス、雲母等が挙げられる。本実施形態では、誘電体20は、平板であって、平面領域が高圧電極18(銅箔)の幅よりも広い略正方形状である。また、本実施形態では、放熱シート14と放熱フィン16によって誘電体20が固定されることにより、乾燥空気やオゾンガスに所定の圧力がかけられている場合でも、誘電体20は変形することなく、安定したオゾンガスの生成に貢献される。
接地電極22は、高圧電極18及び誘電体20と対向して設けられている。この接地電極22は、誘電体20と対向する平面領域を有し、対向する誘電体20との隙間である放電空間24Bにおいて無声放電を発生させる。接地電極22の材料としては、オゾンによる腐食が起こりにくい、チタンやステンレスが挙げられる。本実施形態では、接地電極22は、平板であって、平面領域が誘電体20の幅よりも広い略正方形状である。
放電空間24Bは、誘電体20と接地電極22との間に形成された空間(隙間)である。また、放電空間24Bは、入口から流入する乾燥空気や酸素をオゾンガスに変換して、当該オゾンガスを出口に吐出する一対の流通孔の一部(中心部)である。放電空間24Bでは、高圧電極18に高電圧が印加されることにより無声放電が発生し、オゾンガスが生成される。例えば、放電空間24Bは、入口から所定の圧力(例えば、10Kpa以上200Kpa以下)がかけられた乾燥空気や酸素が流入し、無声放電によって酸素分子の一部がオゾン分子に変換されることで、オゾンガスが出口から吐出される。
Oリング26は、所定の圧力がかけられた乾燥空気やオゾンガスの漏出を防止するシール機能を有する。本実施形態では、Oリング26は、接地電極22に設けられた円形の凹部に配置されているため、耐オゾン性の高い(コストが高い)シール剤を塗布する手間が不要であり、当該塗布による固着するまでの時間コストも不要になる。
オリフィス28は、放電空間24Bにおいて発生したオゾンガスの流量や圧力を制御する機能を有する。このオリフィス28は、放電空間24Bで生成されたオゾンガスが吐出される出口に設けられている。このオリフィス28によって、オゾナイザ10は、一定のオゾン発生量を確保することができる。オリフィス28には、不図示の配管を介して、オゾン発生システム1における他のオゾナイザ10Aの入口に接続されている。すなわち、複数のオゾナイザ10Aがオゾナイザ集合体10内で直列に連結されている。
<放電空間24Bの構成>
図5は、図3に示した放電空間24B等の断面の拡大概略図である。特に、図5(A)は、誘電体20の平面領域に設けられた凹部24Aの一部を放電空間24Bとした一例(具体例1)を示す拡大概略図である。また、図5(B)は、接地電極22の平面領域に設けられた凹部24Aの一部を放電空間24Bとした一例(具体例2)を示す拡大概略図である。
(具体例1)
具体例1に係るオゾナイザ10Aでは、図5(A)に示すように、誘電体20の底面、すなわち接地電極22と対向する平面に略水平な凹部24Aが設けられている。この凹部24Aと接地電極22との間に形成される空間が放電空間24Bとされ、高圧電極18に電圧が印加されることで当該放電空間24Bに放電を発生させる。なお、誘電体20は、凹部24A以外の箇所において接地電極22と接触(密着)している。
(具体例2)
具体例2に係るオゾナイザ10Aでは、図5(B)に示すように、誘電体20を挟んで高圧電極18とは異なる側に設けられた接地電極22の上面、すなわち誘電体20と対向する接地電極22の平面に略水平な凹部24Aが設けられている。この凹部24Aと誘電体20との間に形成される空間が放電空間24Bとされ、高圧電極18に電圧が印加されることで当該放電空間24Bに放電を発生させる。なお、誘電体20は、凹部24A以外の箇所において接地電極22と接触(密着)している。
具体例1及び具体例2において、凹部24Aは、例えば、掘り込み加工が施されることによって設けられる。凹部24Aの正面視の形状は、略正方形状、略菱形、又は、略円形等が挙げられる。例えば、凹部24Aの形状が略正方形状であれば、乾燥空気やオゾンガスが流れる一対の流通孔を複雑な形状にする必要がないため、容易に形成することができる。また、誘電体20や接地電極22の平面を略正方形状とした場合は、90度ずらしても組み立てることができるため、生産性の向上を図ることができる。また、無放電領域(凹部24Aにおいて高圧電極18と対向する領域以外の領域)を最小限にできるため、オゾナイザ10Aをコンパクトにすることができる。
ここで、誘電体20の高さD1は、誘電体20の強度を確保するという観点から0.1mm以上が好ましく、高圧電極18に印加する電圧が高くなりすぎることを抑制するという観点から2.0mm以下が好ましい。また、誘電体20の高さD1は、誘電体20の強度を高めるという観点から、0.2mm以上であることがより好ましく、0.8mm以上であることが更に好ましい。また、誘電体20の高さD1は、高圧電極18に印加する電圧を適正値にするという観点から、1.0mm以下であることがより好ましく、0.5mm以下であることが更に好ましい。
放電空間24Bの高さD2(凹部24Aの深さ)は、誘電体20又は接地電極22が組立時の力や温度による変形や公差により微小変化しても対向する面に引っ付くことを抑制するという観点から0.2mm以上が好ましく、また、放電空間が広くなりすぎると放電電圧を高くする必要がある為、0.6mm以下が好ましい。
接地電極22の高さD3は、Oリングを抑えても変形しない様に3.0mm以上であることが好ましく、強度とコストのバランスを考慮して5.0mm以下が好ましい。
<効果>
以上、本実施形態では、オゾナイザ10Aは、高圧電極18と、高圧電極18と対向する接地電極22と、高圧電極18と接地電極22の間に設けられた誘電体20であり、当該接地電極22と対向する面に凹部24Aが設けられ、当該高圧電極18に電圧が印加されることで、当該凹部24A及び当該接地電極22の間に形成された放電空間24Bに放電を発生させる誘電体20と、を備える。
この構成によれば、誘電体20に凹部24Aを設けることで放電空間24Bを形成するため、オゾナイザ10Aの部品点数が少なくすることができる。従って、従来、放電空間確保のために設けていたスペーサは常時オゾンに暴露されるので耐オゾン性のテフロン(登録商標)、ガラス、塩ビ等の材質を選択する必要があるところ、本実施形態では誘電体20で放電空間24を形成するので、オゾンによる悪影響を受けることなく適切な距離を保つこと、異材間のシールを多重に行わなくても良いことから、信頼性が高く生産性の向上とコスト削減を図ることができる。また、放電空間24Bにスペーサが存在しないため、放電空間24Bの全体でオゾンを発生することができ、オゾナイザ10Aの性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、オゾナイザ10Aは、高圧電極18と、高圧電極18と接触する誘電体20と、誘電体20を挟んで高圧電極18とは異なる側に設けられた接地電極22であり、当該誘電体20と対向する面に凹部24Aが設けられ、当該高圧電極18に電圧が印加されることで、当該凹部24A及び当該誘電体20の間に形成された放電空間24Bに放電を発生させる接地電極22と、を備える。
この構成によれば、接地電極22に凹部24Aを設けることで放電空間24Bを形成するため、オゾナイザ10Aの部品点数が少なくなること、接地電極22は金属製である為、セラミック製の誘電体よりも加工精度が高く、放電空間24Bを正確に確保したうえでコスト削減を図ることができる。また、放電空間24Bにスペーサが存在しないため、放電空間24Bの全体でオゾンを発生することができ、オゾナイザ10Aの性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、誘電体20は、凹部24A以外の箇所において接地電極22と接触している。
この構成によれば、放電空間24Bを形成するためにスペーサを設ける場合に比べて、放電空間24Bの高さD2の精度を高めることができる。
また、本実施形態では、凹部24Aは、略水平に設けられている。
この構成によれば、乾燥空気やオゾンガスが流れる一対の流通孔を複雑な形状にする必要がないため、容易に形成することができる。
また、本実施形態では、凹部24Aの深さは、0.2mm以上0.6mm以下である。
この構成によれば、誘電体20又は接地電極22が対向する面に引っ付くことを抑制することができるとともに、高さ方向が微小空間の方が効率良くオゾンが発生することができる。
また、本実施形態では、オゾンガス発生システム1は、オゾナイザ10Aを複数備え、各オゾナイザ10Aが直列に接続されている。
この構成によれば、複数のオゾナイザ10Aを備えるオゾンガス発生システム1において、濃度の高いオゾンガスを効率的に生成できる。
<変形例>
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、上記実施形態では、誘電体20や接地電極22の平面領域に、高さD2の凹部24Aを略水平に設ける場合を説明したが、上記平面領域に対する水平投影面積をそのままとし、放電距離(高さD2)を均等にして有効な放電面積が広がるように、略水平以外の形状にしてもよい。例えば、凹部24Aは、加工がしやすい波型や山型、すり鉢型、蛇腹型とし、対抗する接地電極22も同形状(実質放電特性が変わらない略同様形状も含む)してもよい。この場合、高さD2の最小値と最大値は、上述した0.2mm以上0.5mm以下の範囲内であることが好ましく、放電面積の拡大による放電空間への内圧確保の観点から、放電面積の増加に応じて適宜内圧を増加させたり、内圧増加に代えて放電電流値を増加させてもよいし、これらを併用してもよい。これによれば、コンパクトなオゾナイザであっても放電電極の実効面積が拡大し効率の良いオゾン発生が可能となる。
また、上記実施形態では、凹部24Aは、誘電体20又は接地電極22に形成される場合を説明したが、誘電体20及び接地電極22のうち、単価が高い部材に凹部24Aを設けることとしてもよい。これにより、コスト削減を図ることができる。上記の実施形態では、接地電極22(例えばチタン)が誘電体20(例えばセラミック)に比べて単価が高くコストを削減でき、また加工もし易いので、接地電極22に凹部24Aを設ける方が好ましい。一方で、放電の際に誘電体20が接地電極22に比べて酸化され難いので、凹部24Aの高さD2を一定にするという観点からは、誘電体20に凹部24Aを設ける方が好ましい。
また、上記実施形態では、放電空間24Bとして、誘電体20又は接地電極22の平面領域に凹部24Aが設けられる場合を説明したが、誘電体20及び接地電極22の平面領域それぞれに凹部24Aを設けて、双方の凹部24Aによって形成された空間を放電空間24Bとしてもよい。
1…オゾン発生システム、10A…オゾナイザ、18…高圧電極(一方の電極)、20…誘電体、22…接地電極(他方の電極)、24A…凹部、24B…放電空間

Claims (6)

  1. 一方の電極と、
    前記一方の電極と対向する他方の電極と、
    前記一方の電極と前記他方の電極の間に設けられた誘電体であり、当該他方の電極と対向する面に凹部が設けられ、当該一方の電極に電圧が印加されることで、当該凹部及び当該他方の電極の間に形成された放電空間に放電を発生させる誘電体と、
    を備えるオゾナイザ。
  2. 一方の電極と、
    前記一方の電極と接触する誘電体と、
    前記誘電体を挟んで前記一方の電極とは異なる側に設けられた他方の電極であり、当該誘電体と対向する面に凹部が設けられ、当該一方の電極に電圧が印加されることで、当該凹部及び当該誘電体の間に形成された放電空間に放電を発生させる他方の電極と、
    を備えるオゾナイザ。
  3. 前記誘電体は、前記凹部以外の箇所において前記他方の電極と接触している、
    請求項1又は2に記載のオゾナイザ。
  4. 前記凹部は、略水平に設けられている、
    請求項1又は2に記載のオゾナイザ。
  5. 前記凹部の深さは、0.2mm以上0.6mm以下である、
    請求項1又は2に記載のオゾナイザ。
  6. 請求項1又は2に記載された前記オゾナイザを複数備え、各オゾナイザが直列に接続されている、
    オゾン発生システム。
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