JP2023174120A - 地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体 - Google Patents

地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体 Download PDF

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【課題】コンクリート函体推進工法もしくはコンクリート函体けん引工法における、既設構造部の沈下抑制と沈下防止を行うことができる地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体を提供する。【解決手段】左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面が開口として開放されているコンクリート函体を発進坑側から到達坑側に地中に推進させて地下構造物を構築する地下構造物の構築法において、コンクリート函体の上床板上に高さ調整鋼板を敷設し、コンクリート函体内部に設置する押し上げ装置の押上ロッドをコンクリート函体の上床板を貫通させてその先端ヘッドを前記高さ調整鋼板の下面に当接させ、押し上げ装置で高さ調整鋼板を介して地盤を押し上げる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート函体を発進坑側から到達坑側に地中に推進させて地下構造物を構築する地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体に関するものである。
鉄道や地上に既存建物が存在する市街地などで、地下構造物の構築工法は、当初は開削工法が主流であったが、非開削工法が開発され、これは推進工法と称せられるもので、図16に示すように、大幅員の鉄筋コンクリート製の地下構造物としてコンクリート函体9(ボックスカルバート)を推し進める。
この推進はコンクリート函体9(ボックスカルバート)の先端に鋼製フードによる刃口11を取り付け、刃口11の内部で掘削を行い前方に空隙を設けるとともに、発進坑3に設置した元押しジャッキ10でこのコンクリート函体9を推し進めることにより行われる。
発進坑3と到達坑4は、線路等の上部交通1の下方の横断箇所を挟んで、土留鋼矢板2で土留めをして構築する。図中8は発進坑3に設ける反力壁、12はストラット、13は基礎コンクリートである。
このようにして、線路等の上部交通1の下などを、コンクリート函体9を推し進め、到達坑4に刃口11が出たならばこれを撤去し、埋設したコンクリート函体9を隧道その他の地下構造物として利用する。
なお、防護工として鋼管等を水平に並列させるパイプルーフ14を設けることもあり、支保工により鋼管ごとに線路を仮受した後に、パイプルーフ14下の土砂を掘削してコンクリート函体9を推進させる。
パイプルーフ14は、図17に示すように、矩形断面であるコンクリート函体9の上方および側方を門型の枠として囲うように、連続的に配列して構築されており、コンクリート函体9はパイプルーフ14によって形成された枠の中を、数十センチの間をあけて掘進されていく。
前記先行技術は当業者間で一般的に行なわれているものであり、文献公知発明にかかるものではない。
市街地などで建物等既設構造物の直下や線路等の上部交通の直下を掘削して函体推進を行う場合、函体周辺の地盤のゆるみ発生により、直上の既設構造物などの沈下のおそれがある。
従来このような状況では、空隙充填を目的とした裏込注入や地盤注入などが行われていたが、定量的に沈下量を管理することは困難であった。
なお、パイプルーフなどの防護工を施すことにより前記沈下をある程度防ぐことができるが、函体周辺の地盤のゆるみはパイプルーフの沈下も招き防護工としての機能を損なわせるおそれもある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、コンクリート函体推進工法もしくはコンクリート函体けん引工法における、既設構造部の沈下抑制と沈下防止を行うことができる地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は地下構造物の構築法としては、左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面が開口として開放されているコンクリート函体を地中に推進または牽引させて地下構造物を構築する地下構造物の構築法において、コンクリート函体の上床板上に高さ調整鋼板を敷設し、コンクリート函体内部に設置する押し上げ装置の押上ロッドをコンクリート函体の上床板を貫通させてその先端ヘッド部を前記高さ調整鋼板の下面に当接させ、押し上げ装置で高さ調整鋼板を介して地盤を押し上げるようにしたことを要旨とするものである。
地下構造物の構築法に使用するコンクリート函体としては、側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面が開口として開放されているコンクリート函体であり、支柱台座にジャッキまたはクサビで昇降する支柱を設け、その支柱先端に押上ロッドを設け、押上ロッド先端に高さ調整鋼板の下面に当接するヘッド部を設けた押し上げ装置をコンクリート函体の内部に設置し、上床板上に高さ調整鋼板を敷設し、押上ロッドは上床板を貫通させ、先端ヘッド部を前記高さ調整鋼板の下面に当接させること、および、ヘッド部は押上ロッドと分離可能で、予めコンクリート函体の上床板に形成する凹部に収めることを要旨とするものある。
本発明によれば、押し上げ装置で高さ調整鋼板を介して地盤を押し上げるようにしたので、沈下が予測される既設構造物および地盤を押上げることで、既設構造物の沈下抑制と沈下した構造物の原状復帰を定量的にコントロールが可能となる。
また、押し上げ装置で高さ調整鋼板を介して地盤を押し上げるようにしたので、その装置は、状況に応じて取付けと撤去ができる。
さらに、押上げは、局所的に対象物を直接行うのではなく、幅広い所定の板厚を有する鋼板を介在させ、その鋼板を下側からジャッキまたはクサビで押し上げることにより、鋼板はジャッキの接点を中心に緩やかな凸状に持ち上がることにより、極端な隆起現象を起こさず、沈下の抑制を行うことができる。
以上述べたように本発明の地下構造物の構築法およびそれに使用するコンクリート函体は、コンクリート函体推進工法もしくはコンクリート函体けん引工法における、既設構造部の沈下抑制と沈下防止を行うことができ、近接構造物への安全な施工が可能で、状況に応じ、設備を設置できることで初期投資が少なく、撤去回収も再利用もが可能なものである。
本発明の地下構造物の構築法の第1実施形態を示す側面図である。 図1のA-A線矢視図である。 図1の“B”部分で、押し上げ装置設置前を示す拡大側面図である。 図1の“B”部分で、押し上げ装置設置後、押し上げ前を示す拡大側面図である。 図1の“B”部分で、押し上げ装置設置後、押し上げ後を示す拡大側面図である。 本発明の地下構造物の構築法の第2実施形態を示す側面図である。 図6のD-D線、E―E線矢視図である。 図6の“C”部分で、押し上げ装置設置前を示す拡大側面図である。 図6の“C”部分で、押し上げ装置設置後、押し上げ前を示す拡大側面図である。 図6の“C”部分で、押し上げ装置設置後、押し上げ後を示す拡大側面図である。 押し上げ装置がフラットジャッキの場合の側面図である。 図11のa部の詳細を示す揚力発生時の側面図である。 図11のa部の詳細を示す設置時の縦断側面図である。 本発明の地下構造物の構築法の押し上げ装置がクサビによる側面図である。 図14のb部の詳細を示す側面図である。 推進工法を示す側面図である。 推進工法でのパイプルーフ防護工を示す正面図である
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の地下構造物の構築法の第1実施形態を示す側面図、図2は図1のA-A線矢視図で、図中9は左側板9a、右側板9bと上床板9cと下床板9dとからなる矩形断面の前後面が開口として開放されているコンクリート函体(ボックスカルバート)である。
コンクリート函体9は先端に鋼製フードによる刃口11を取り付け、刃口11の内部で掘削を行い前方に空隙を設けるとともにこのコンクリート函体9を推し進め、もしくはけん引することにより隧道その他の地下構造物を構築する。
先に本発明のコンクリート函体9について説明すると、上床板9cの面上に高さ調整鋼板22を敷設し、内部に押し上げ装置15を設置した。
高さ調整鋼板22は、事前に敷設してコンクリート函体9の前方側で固定する。その後方は固定しないで載置しただけの状態である。
高さ調整鋼板22は、計画時において、必要箇所や大きさを限定して使用も可能で、荷重に応じ板厚を調整できる。また、帯状のものを横並びで並べたものでもよい。
押し上げ装置15はコンクリート函体9内に設置および撤去できるもので、支柱台座17とここから立ち上げ、支柱台座17内に収容するシリンダー式のジャッキ16で昇降する支柱18と、支柱18の先端に係合する押上ロッド19と、押上ロッド19先端に係合し、高さ調整鋼板22の下面に当接するヘッド部20からなる。
支柱18はある程度の太さと強度を有するもの、押上ロッド19はコンクリート函体9を貫通する径のもので、両者は一体のものであってもよい。
支柱台座17は台座であるとともにジャッキ16の収容設置架台でもあり、ジャッキ16で押し上げる可動部に支柱18を立ち上げて、この支柱18がジャッキ16で昇降するようにした。
押上ロッド19は上床板9cに形成する貫通孔21に配置するもので、支柱18の先端に下端が連結もしくは当接して、支柱18の昇降に応じて上下動する。
ヘッド部20は押上ロッド19の先端に連結もしくは分離可能に係合するもので、高さ調整鋼板22の下面に当接する形状であれば、円盤状、球形、矩形ブロック形状等のいずれもでもよい。また、材質も金属製、コンクリート製、木製を問わない。
さらに、ヘッド部20は、高さ調整鋼板22をコンクリート函体9に事前に敷設する際にコンクリート函体9の上床板9cに形成する凹部9eに収めるもので、押上ロッド19とはねじ込みもしくは嵌合、その他で後で係合させる。
図1はコンクリート函体9のけん引として相互けん引を行う場合であり防護工としてのパイプルーフ14を土留鋼矢板2で形成した発進坑3から到達坑4に到達するように配設し、発進坑3と到達坑4にコンクリート函体9,9′を設置する。
コンクリート函体9,9′は先端に鋼製フードによる刃口11を取り付け、相互間にけん引ジャッキ23とけん引部材24と定着具25からなるけん引設備を設ける。けん引ジャッキ23はセンターホールジャッキ、けん引部材24はPC鋼線、定着具25はくさび式コーンである。
刃口11の内部で掘削を行い前方に空隙を設けるとともに、けん引ジャッキ23でけん引することで、コンクリート函体9およびをコンクリート函体9′を互いに一方を反力体して、推し進める。
双方がドッキングしたところで、刃口11を撤去して合体させる。
前記のように高さ調整鋼板22は、事前に敷設してコンクリート函体9の前方側で固定するが、その際、高さ調整鋼板22と刃口11の天端高さを合わせる。
コンクリート函体9およびをコンクリート函体9′の掘進中、図4に示すような地盤の沈下が生じた場合、コンクリート函体9およびをコンクリート函体9′内に押し上げ装置15を設置して、ジャッキ16で支柱18を押し上げて、押上ロッド19およびヘッド部20を押上げる。
ヘッド部20が上がることで高さ調整鋼板22を介して沈下した地盤が押上げられる。
支柱18で、所定量を押し上げたら、支柱台座17で固定する。なお、押上げの必要が無くなった場合は、押し上げ装置15を解体して撤去する。
前記押上ロッド19を差し込む上床板9cに形成する貫通孔21の口径と数は適宜、決定するもので、計測作業(路面、軌道、既設構造物など)とリンクして施工する。計測結果を基に、必要箇所の調整を行う。押し上げ装置15は必要に応じ追加して対応することが可能である。
なお、前記実施形態はコンクリート函体9,9′の相互けん引の場合として説明したが、コンクリート函体の片側のみのけん引、もしくは元押しジャッキによるコンクリート函体の推進の場合でもよい。
図6は発明の第2実施形態を示すもので、防護工として箱形ルーフ26を使用する場合である。
上面にフリクションカッタープレート27を配設した箱形ルーフ26を並列させて発進坑3側から到達坑4側へと地中に圧入し、フリクションカッタープレート27を地中に残置しながら箱形ルーフ26およびコンクリート函体9を順次推進させる。
なお、箱形ルーフ26の推進については、コンクリート函体9の推進で並べた箱形ルーフ26を全体として押し出す。また、図示の実施形態はコンクリート函体9に対して門型に箱形ルーフ26を並べた。
発進坑3内に反力壁8、コンクリート函体9をセットし、反力壁8とコンクリート函体9との間には元押しジャッキ10を設け、元押しジャッキ10を伸長して函体9を掘進させる。図中12は元押しジャッキ10とコンクリート函体9間に介在させるストラットである。
このようにして、箱形ルーフとコンクリート函体9を前進させ、到達坑4に出た箱形ルーフ26は順次撤去する。そして、コンクリート函体9の先端が到達坑4に達したならば、刃口11等を撤去し適宜裏込めグラウトを行って施工を完了する。
この場合も、高さ調整鋼板22をコンクリート函体9に事前に敷設するが、箱形ルーフ26の天端と高さ調整鋼板22の天端高さを合わせる
コンクリート函体9の掘進中、図9に示すような地盤の沈下が生じた場合、コンクリート函体9内に押し上げ装置15を設置して、ジャッキ16で支柱18を押し上げて、押上ロッド19およびヘッド部20を押上げる。
ヘッド部20が上がることで高さ調整鋼板22およびフリクションカッタープレート27を介して沈下した地盤が押上げられる。
このように本実施形態では高さ調整鋼板22の上にフリクションカッタープレート27が重なるが、高さ調整鋼板22とフリクションカッタープレート27間に滑剤配置して、コンクリート函体9を押し出すようにしてもよい。
図示は省略するが、他の実施形態としてコンクリート函体9に対して函型に箱形ルーフ26を並べ、コンクリート函体9の推進とともに切羽部の土砂を箱型ルーフ26といっしょに到達坑4側に押し出すこともできる。
前記実施形態は押し上げ装置15はシリンダー式のジャッキ16を用いる場合について説明したが、図11~図13に示すようにフラットジャッキ28を複数個積み重ねて用いてもよい。
フラットジャッキ28は周囲に半円形の凹みを有する2枚の薄い軟鋼板を溶接により接合したもので、両面にはメッシュで補強されたモルタル製の支圧板をセットし、その外縁部には注入口と排出口を設けた。
注入口より液圧をかけるとジャッキの両面は互いに引き離されるように鋼板が塑性変形し、揚圧力を発生させ、フラットジャッキの能力を超える変形量の場合、高さの調整量に応じて、フラットジャッキ28を重ね合わせる。
さらに、図14,図15に示すように他の実施形態として押し上げ装置15にジャッキ16やフラットジャッキ28の代わりにクサビ29を使用することもできる。
押し上げ装置15の支柱台座17の下にクサビ29を差し入れることで、支柱台座17を押し上げるようにした。
なお、図11,図14の実施形態では箱形ルーフ26の端部に小ジャッキ30を収めたジャキ収容管31を介在させ、箱形ルーフ26の推進については、コンクリート函体9の推進で直接押し出すのではなく、小ジャッキ30で1本ずつ箱形ルーフ26を押し出してからコンクリート函体9の推進させるものとしている。
1…上部交通 2…土留鋼矢板
3…発進坑 4…到達坑
8…反力壁 9…コンクリート函体
9a…左側板 9b…右側板
9c…上床板 9d…下床板
9e…凹部 10…元押しジャッキ
11…刃口 12…ストラット
13…基礎コンクリート 14…パイプルーフ
15…押し上げ装置 16…ジャッキ
17…支柱台座 18…支柱
19…押上ロッド 20…ヘッド部
21…貫通孔 22…高さ調整鋼板
23…けん引ジャッキ 24…けん引部材
25…定着具 26…箱形ルーフ
27…フリクションカットプレート
28…フラットジャッキ 29…クサビ
30…小ジャッキ 31…ジャキ収容管

Claims (3)

  1. 左側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面が開口として開放されているコンクリート函体を地中に推進または牽引させて地下構造物を構築する地下構造物の構築法において、コンクリート函体の上床板上に高さ調整鋼板を敷設し、コンクリート函体内部に設置する押し上げ装置の押上ロッドをコンクリート函体の上床板を貫通させてその先端ヘッド部を前記高さ調整鋼板の下面に当接させ、押し上げ装置で高さ調整鋼板を介して地盤を押し上げるようにしたことを特徴とする地下構造物の構築法。
  2. 側板、右側板と上床板と下床板とからなり、前後面が開口として開放されているコンクリート函体であり、支柱台座にジャッキまたはクサビで昇降する支柱を設け、その支柱先端に押上ロッドを設け、押上ロッド先端に高さ調整鋼板の下面に当接するヘッド部を設けた押し上げ装置をコンクリート函体の内部に設置し、上床板上に高さ調整鋼板を敷設し、押上ロッドは上床板を貫通させ、先端ヘッド部を前記高さ調整鋼板の下面に当接させることを特徴とした地下構造物の構築法に使用するコンクリート函体。
  3. ヘッド部は押上ロッドと分離可能で、予めコンクリート函体の上床板に形成する凹部に収める請求項2記載の地下構造物の構築法に使用するコンクリート函体。


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