JP2023173645A - 取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の胴体部分のセンシングを行う身体情報取得装置の適切な装着を容易にするための取付具を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決する本願発明は、使用者の身体情報を測定する身体情報取得装置2を取り付ける取付具1であって、取付具本体11と、使用者の腰部分に装着可能な装着部Pと、前記身体情報取得装置を取り付け可能な取付部12と、を備え、取付部12は、身体情報取得装置2の有する被取付部23と摺動して取り付ける取付具1である。好ましくは、取付部12は、身体情報取得装置2が放出する測定波を透過する透過部13を有し、使用者は身体情報取得装置2の測定波を放出する部分と透過部13を重ねて用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、身体情報、特に使用者の呼吸の情報について取得するための装置を取り付けるための器具に関する。
身体情報取得装置とは、装着することによって使用者の脈拍や体表面温度、血中酸素濃度等を自動測定するとともに記録し、使用者の健康管理やビッグデータの形成を行う。
身体情報取得装置の例として、特許文献1に記載のような使用者の腕に巻かれる腕時計型のデバイスであって、背面にフォトプレチスモグラフィや光学センサを有することで使用者の血中酸素濃度等を計測する方式のものや、特許文献2に記載のように使用者の頭部に装着されて脳波や視線等を計測するものが多い。
ところで、身体情報のうち、臓器に関するデータは呼吸器系や循環器系の疾患の把握等に非常に役に立つ。
例えば呼吸のデータを取得するための装置として、特許文献3にはシートベルトの2か所にセンサが取り付けられ、各センサから発出された電波によって両センサ間の距離を測り、ここから体動を測定することで使用者の呼吸等を検出するセンサが記載されている。
特表2016―533846号公報 実登3217017号公報 特開2018―201581号公報
ところで、測定対象に定在波レーダ等の測定波を照射し、反射波を各種センサで計測することによれば、測定対象とセンサとの距離を直接観測することができる。
そして、当該測定波による測定対象を使用者の肺や腸管などの臓器や体表面とすることによれば、その体動を計測することで、呼吸や摂食等に関するデータを取得することができる。
一方、引用文献に記載の発明では、いずれも測定対象となる臓器等の位置がセンサの位置との関係で大きく変動するため、精確なデータを取得することはできなかった。
本発明は、上記の課題に鑑み、使用者の胴体部分のセンシングを行う身体情報取得装置の適切な着脱を容易にするための取付具の提供を目的とする。
上記課題を解決する本願発明は、使用者の身体情報を測定する身体情報取得装置を取り付ける取付具であって、前記取付具は、取付具本体と、使用者の腰部分に装着可能な装着部と、前記身体情報取得装置を取り付け可能な取付部と、を備え、前記取付部は、身体情報取得装置の有する被取付部と摺動して取り付ける取付具である。
このような構成によって、測定波を用いた体内のセンシングにあたって適切な位置において身体情報取得装置2を取り付けることができる。腰部分への取り付けによれば、使用者の動きによらず、使用者の胴体に対する身体情報装置の位置が固定され、測定波を用いた体動測定が適切にできる。
本発明の好ましい形態では、前記取付部は、前記身体情報取得装置が放出する測定波を透過する透過部を有する。
このような構成によって、。身体情報取得装置から発せられる測定波と他の部品との干渉を生じにくくし、呼吸についての適切なデータを得ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記取付部は、前記取付具本体から突出する突出部を有する。このような構成によって、使用者の取付部の位置の確認が容易になるため摺動操作を行いやすくなり、さらに身体情報取得装置の保持力を向上できる。
本発明の好ましい形態では、前記取付部は、前記身体情報取得装置を水平方向に摺動させて取り付ける。
このような構成によって、使用者の簡便な操作によって身体情報取得装置の取り外しを容易にすることができる。また、水平であることによって、重力による離脱が起こりにくくなる。
本発明の好ましい形態では、前記取付部は、前記身体情報取得装置を垂直方向に摺動させて取り付ける。
このような構成によって、使用者の簡便な操作によって身体情報取得装置の取り外しを容易にすることができる。垂直であることによって、使用時に取付部の位置を視認しやすくなる。
本発明の好ましい形態では、前記装着部には、ベルトを挿通する挿通部と、前記ベルトの長さを調整する調整部と、を有する。
このような構成によって、腰部分に巻き付けるベルトに取付具を装着することができるようになり、身体情報取得装置の取り付けをより快適に行うことができるようになる。
本発明の好ましい形態では、前記装着部は、部材を挟み込んで取り付け可能なクリップ部を有する。
このような構成によって、使用者の腰部分により簡単に身体情報取得装置を取り付けることができるようになる。
本発明は、使用者の腰部分に装着可能な装着部と、身体情報取得装置を取り付け可能な取付部を備え、前記装着部には、ベルトを挿通する挿通部と、前記ベルトの長さを調整する調整部と、を有する取付具を備える腰巻ベルトである。
このような構成によって、身体情報取得装置を適切に取り付けることができるベルトを提供することができる。
上記課題を解決する本発明は、使用者の胴体部分のセンシングを行う身体情報取得装置の適切な着脱を容易にするための取付具を提供できる。
本発明の第一の実施形態に係る、取付具の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る、取付具の使用の説明図である。 本発明の第一の実施形態に係る、取付具の使用の説明図である。 本発明の第一の実施形態に係る、取付具を様々な面から見た図である。 本発明の第二の実施形態に係る、取付具の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る、取付具の使用の説明図である。 本発明の第二の実施形態に係る、取付具を様々な面から見た図である。 本発明の第三の実施形態に係る、取付具の斜視図及び説明図である。
以下、図面を用いて、本発明の各実施形態について説明する。説明は、実施形態の構成、実施の方法、他の実施例の順に行う。なお、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。また、以下に示す実施形態の各部分を組み合わせて実施しても良い。
≪第一の実施形態≫
以下、図1~図4を用いて、本発明の第一の実施形態に係る取付具1について詳述する。
本実施形態の取付具1は、その表面において水平方向に摺動させて身体情報取得装置2を取り付け、その裏面において使用者の腰部分において巻かれるベルト3を取り付ける。なおここでいう水平方向は、完全に水平な方向に限られず、使用者の取り付け位置によって5°程度変動してよい。
ここにおいて、図1(a)は正面を向く斜視図、図1(b)は背面方向を向く斜視図である。図4は取付具1を様々な面から見た図を表しており、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図、図4(c)は背面図、図4(d)は底面図を表している。
取付具1は、取付具1の基部となる取付具本体11と、身体情報取得装置2を取り付ける取付部12と、身体情報取得装置2から放出される測定波を透過する透過部13と、使用者の腰部分に取り付ける装着部Pとしての機能を有する、ベルト3を挿通して取り付けられる挿通部14と、ベルト3の長さを調整できる調整部15と、によって構成されている。
取付具本体11は、全体として角に隅丸加工が施された略長方形状の平板となるように設けられている部材であって、ステンレスやスチールなどの金属部材またはポリエチレン等のプラスチック部材によって構成されている。
また、取付具本体11の幅は少なくともベルト3の幅よりも大きくなるように設けられており、その水平長さは身体情報取得装置2の長さよりも長くなるように設けられている。これにより適切な取付けが可能となる。
なお、使用者の腰部分に装着されることを考えて、裏面に向けて湾曲して設けられていてもよい。
取付部12は、取付具本体11と一体形成されて設けられる部材であって、ここにおいて身体情報取得装置2が取付られる。取付部12は、取付具本体11から突出して設けられる突出部121と、突出部121の先端部分において身体情報取得装置2を嵌め込んで取り付ける篏合体122と、によって構成されている。
本実施形態において取付部12は、身体情報取得装置2を側面方向に摺動させて取付可能な横摺動取付部12Aとして設けられている。詳述すると、取付部12は、取付具本体11の上辺及び下辺のそれぞれの端部に沿って、該辺の隅丸部分を除いた略全域に渡って形成されている。なお、取付部12は、辺に沿って分割して設けられていてもよい。
突出部121は、取付具本体11の表面から突出して設けられる略平板状の部材である。その突出長さは、少なくとも後述する出入面22から被取付部23までの距離よりも長くすることで身体情報取得装置2を取付具本体11と干渉させないようにしてある。好ましくは、当該距離と略同一になるように設けられており、これにより出入面22と使用者の身体との距離をなるべく近づけられるようにしてある。
篏合体122は、突出部121の先端において設けられる部品である。その形状は、被取付部23と篏合できるように、被取付部23の形状と略同一の形状となるように設けられており、少なくとも突出部121の幅よりも幅広な部分を有するように設けられている。
本実施形態において篏合体122は、その外径を被取付部23の幅よりも大きくした円柱状部材としているが、形状はこれに限定されず、例えば角部分を突出部121の先端に取り付けた角柱状に形成していても良い。
透過部13は、取付具本体11の中心部に形成される領域であり、出入面22から放出される音波や電波等の測定波、または反射されて出入面22に返る音波や電波等の測定波を透過する。
本実施形態において透過部13は、取付具本体11に孔として設けられることによって、中空の領域となっており、これにより取付具本体11は枠体となる。なお、測定波を透過することができればどのような構成であってもよく、例えば測定波がドップラー波などの音波の場合はメッシュ状の繊維部材としてもよく、また、測定波がミリ波やマイクロ波などの電波の場合は金属や液体などの電波を遮蔽する部材を用いなければ、プラスチックや木材等どのような部材で構成されていてもよい。
挿通部14は、図3に示すように、ベルト3の取り付けに用いられる部分であって、その内側においてベルト3を挿通できるように構成されている。
本実施形態においては、枠体として設けられている取付具本体11の上辺と下辺をかけ渡す部材として形成されることで強度を維持できるようにしており、裏側方向に突出してU字状になるように設けられることによって、ベルト3を容易に挿入できるように構成されている。突出する高さは、ベルト3の厚みの2倍と略同一か少し大きくすることが好ましい。
調整部15は、ベルト3の長さを調整可能な部材であり、後述するベルト3の取付孔32に取り付けるための穴入れ部151と、穴入れ部151を所定の位置に保持するための調整板体152と、によって構成されている。
穴入れ部151は、調整板体152の略中央に設けられ、取付具本体11の裏面に向かって突出している。
また、穴入れ部151は、調整板体152に取り付けられる基部と、基部から突き出る首部と、首部の端部に設けられる頭部によって構成されている。首部が突き出る長さは少なくともベルト3の厚みの2倍よりも長くなるように設けられている。また、頭部の径は首部の径よりも大きく構成されており、好ましくはその形状は球体又は楕円球体である。
調整板体152は、枠体である取付具本体11の上辺と下辺を架設するように設けられる平板上の部材であって、その厚みは取付具本体11の厚みと略同一になるように設けられている。
また、中心部には穴入れ部151の基部が形成されており、裏面と表面で挟み込まれることによって支持されている。
なお、挿通部14及び調整部15は、枠体の中心たる透過部13の領域から外れるように設けられており、透過部13は少なくとも取付具本体11の一面の1/2を占めるようにしてある。
身体情報取得装置2は、身体情報を取得するための装置であって、略直方体形状の取得装置本体21と、所定の測定波を放出するとともに受信を行う出入面22と、取付部12の取り付けられる被取付部23と、によって構成されており、その内部には少なくとも測定波の放出及び受信の制御並びに処理を行う制御部と、データの記録を行う記録部と、記録したデータのやり取りを外部と行う伝達部と、を含んでいる。
取得装置本体21は、長さ4cm~9cm、幅3cm~6cm、幅0.5cm~3cm程度の手のひらに収まる程度のサイズの略直方体形の装置であって、取付具1の幅よりも少し大きくなるように設けられる。
また、電源を入れるためのボタンや、バッテリー残量等の身体情報取得装置2に係る情報を表示することができる表示部が、被取付部23が設けられていない面や、被取付部23が設けられる面に隣接する面に設けてある。
出入面22は、測定波(音波や電波(特にミリ波、マイクロ波)の定在波)を所定の角度に向けて放出する機能と、使用者の身体において反射された測定波を受信するセンサとしての機能を有しており、実際に測定波のやりとりをする部分を入出位置とする。これによって、測定対象と出入面22との間の距離を把握する。
本発明においては、特に使用者の腰部に取り付けられた状態において胴体部分(特に肺、腸管等)をセンシングするために、30°~70°程度上向きに向けて測定波を放出できるようにしてある。
測定波を受信する機能は、出入面22の少なくとも2か所において設けられていることが好ましく、これによって肺の動きを立体的に把握することができる。
なお、測定波を出力する面と放出する面はそれぞれ異なっていてもよく、体温なども測定対象としてもよい。
被取付部23は、取付具本体11の上下端部付近に設けられ、側面方向の一端部から他端部に向かって貫通する孔部分である。取付具本体11から突出する取付部12に取付可能となるように、その形状は取付部12の形状と対応して設けられる。
ここにおいて、篏合体122が設けられていることによって、前後方向への移動を制限して固定することができるようにしてある。
また、被取付部23は2つの取付部12に対応して間隔を開けて設けられており、このような構成によって上下を逆向きにしても取得装置本体21を取り付けることができるようになる。
ベルト3は、使用者の腰部分に装着するための帯状部材であり、ベルトの本体部分であるベルト本体31と、調整部15に貫入するための孔部分である取付孔32と、によって構成されている。
ベルト本体31は、革や合成樹脂によって設けられる帯状部材であって、使用者の腰に巻き付け可能な長さである。以下、ベルト本体31の端部を一端部31Aと他端部31Bとして説明を行う。一端部31Aは隅丸加工が施されている。
取付孔32は、調整部15に取り付けるために設けられる孔部であり、ベルト本体31の一端部31A側に一つ設けられる第一取付孔32Aと、他端部31Bの付近に所定の間隔を開けて3~5つ設けられる第二取付孔32Bと、によって構成されている。
また、取付孔32の大きさは、穴入れ部151の首部の径よりも大きく、また、頭部の径よりも小さくなるように設けられている。
以下、図1~図4を用いて、本発明の実施の方法について詳述する。本発明は、自らの腰部分に身体情報取得装置2を取り付ける目的を有する使用者によって実施される。また、以下に示す実施の方法は一例であり、実施の方法はこれに限られず、順番は前後してもよい。
まず、使用者は、自らの腰に取付具1とベルト3を取り付ける。
使用者は、図3(a)に示すように、ベルト本体31の一端部31Aを挿通部14に通し、その後、一端部31Aに設けられている第一取付孔32Aを穴入れ部151に押し入れる。その後、使用者は他端側を持った状態で自らの腰部分に巻き付けて一周させ、他端部31Bを挿通部14に挿入する。次に、図3(b)に示すように、使用者は自身の腰回りのサイズに適した位置にある第二取付孔32Bに穴入れ部151を挿入し、ベルト3周りの長さの調整を行う。
次に、使用者は、身体情報取得装置2を取付具1に取り付ける。
即ち、使用者は、図2(a)に示すように、取付部12と被取付部23の位置を合わせた状態で横方向に摺動させることによって、図2(b)に示すように身体情報取得装置2を取り付ける。
上記によって出入面22の出入位置が透過部13の位置と重なり、当該部分が腰部分で固定できるようになるため、使用者は胴体のセンシングを行う身体情報取得装置2を適切に装着することができる。
また、身体情報取得装置2に、取付部12のような突出部分を設け、取付具1に被取付部のような凹部を設ける構成でもよい。また、身体情報取得装置2の一面に挿通部14のようなU字状の部材を設け、その内側に取付具やベルトを貫入して固定するようにしてもよく、好ましくはU字状の部材は互いに平行となるように2つ設けられており、各部分において同時に取付具1等を貫入することによって容易に取り付けることを可能とする。
≪第二の実施形態≫
以下に、図5~図7を用いて、本願発明の第二の実施形態に係る発明について詳述する。第一の実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて説明を省略する。なおここでいう垂直方向は、完全な垂直に限られず、使用者の取り付け位置によって5°程度変動してよい。
本実施形態における取付具1は、その表面において垂直方向に摺動させることによって身体情報取得装置2を取り付け、その裏面において使用者の腰部分において巻かれるベルト3を取り付ける。
ここにおいて、図7は、取付具1を様々な面から見た図を表しており、図7(a)は正面図、図7(b)は側面図、図7(c)は背面図、図7(d)は底面図を表している。
取付具1は、第一の実施形態と同様に、取付具1の基部となる取付具本体11と、身体情報取得装置2を取り付ける取付部12と、と、身体情報取得装置2から放出される測定波を透過する透過部13と、装着部Pとしてベルト3を挿通して取り付けられる挿通部14と、ベルト3の長さを調整できる調整部15と、によって構成されている。
取付部12は、取付具本体11から突出して設けられる突出部121と、突出部121の先端部分において身体情報取得装置2を嵌め込む篏合体122と、突出部121の先端部と篏合体122を接続する平行片123と、によって構成されている。
本実施形態における取付部12は、身体情報取得装置2を上下方向に摺動させて取付可能な縦摺動取付部12Bとして設けられている。詳述すると、取付部12は、取付具本体11の2つの側面辺の端部に沿って、該辺の隅丸部分を除いた略全域に渡って形成されている。なお、取付部12は、辺に沿って分割して設けられていてもよい。
本実施形態における突出部121は、出入面22から被取付部23までの距離よりも、少なくとも調整板体152の厚み分(又はベルト本体31の厚み分)長く突出するように設けられている。また、その厚みは少なくとも2mm以上であり、好ましくは取付具本体11の枠側面部分の外端から内端までの全域に渡って設けられている。
篏合体122は、平行片123の端部に一体形成されており、その形状は被取付部23と篏合できるように、また被取付部23の形状と略同一の形状となるように設けられており、少なくとも突出部121の幅よりも幅広な部分を有するように設けられている。
平行片123は、突出部121の突端と、篏合体122とを接続する部品であって、突出部121から、取付具本体11の中心に向かう方向に延びる片である。好ましくは、取付具本体11の上辺及び下辺と平行となるように設けられている。
挿通部14は、図3に示すように、ベルト3の取り付けに用いられる部分であって、その内側においてベルト3を挿通できるように構成されている。
本実施形態において、挿通部14は取付具本体11と同一平面上において、取付具本体11の上辺と下辺をかけ渡すように設けられており、これによって取付具本体の強度を増加できるようにしてある。好ましくは、挿通部14の長さはベルト本体31の長さと略同一とする。
調整部15は、ベルト3の長さを調整可能な部材であり、後述するベルト3の取付孔32に取り付けるための穴入れ部151と、穴入れ部151を所定の位置に保持するための調整板体152と、によって構成されている。調整部15は、取付具本体11の側面辺から離間するように設けられている。
調整板体152は、枠体である取付具本体11の上辺と下辺を架設するように設けられる平板上の部材であって、その厚みはベルト本体31の厚みと略同一か1mm~2mm程度厚くなるように設けられている。本実施形態においては、調整板体152の長さは取付具本体11の高さと略同一となるように設けられており、取付具本体11の表側に取付けるように保持される。
身体情報取得装置2は、身体情報を取得するための装置であって、略直方体形状の取得装置本体21と、所定の測定波を放出するとともに受信を行う出入面22と、取付部12の取り付けられる被取付部23と、によって構成されている。
好ましくは、その高さは取付部12よりも長くなるように設けられており、さらに好ましくは取付具本体11よりも長くなるように設けられている。
被取付部23は、取付具本体11の両側面端部付近に設けられ、上下方向の下端部から上端部に向かって設けられる孔部分である。被取付部23は篏合体122及び平行片123に挿入されて取り付け可能になるように、これらの部品に対応した形状となるように設けられる。
好ましくは、被取付部23の高さは、取付部12と略同一となるように設けられ、穴部である被取付部23の下端部において篏合体122及び平行片123の上端が接触し、ここにおいて固定して取り付けられる。
以下、図5~図7を用いて、本発明の実施の方法について詳述する。本発明は、自らの腰部分に身体情報取得装置2を取り付ける目的を有する使用者によって実施される。また、以下に示す実施の方法は一例であり、実施の方法はこれに限られず、順番は前後してもよい。
まず、使用者は、自らの腰に取付具1とベルト3を取り付ける。
使用者は、ベルト本体31の一端部31Aを挿通部14に、取付具本体11の正面に向けてベルトが山型となるように挿入する。その後、第一取付孔32Aを穴入れ部151に押し入れる。次に、使用者は他端側を持った状態で自らの腰部分に巻き付けて一周させ、他端部31Bを一端部31Aと挿通部14の間に挿入する。次に、図3(b)に示すように、使用者は自身の腰回りのサイズに適した位置にある第二取付孔32Bに穴入れ部151を挿入し、ベルト3周りの長さの調整を行う。
このとき、使用者の体側に挿通部14や調整部15がほとんど突出しない構成であるため、装着時の不快感を減らすことができる。
次に、使用者は、身体情報取得装置2に取付具1を取り付ける。
即ち、使用者は、図6に示すように、取付部12と被取付部23の位置を合わせた状態で上から下に向けて摺動させることによって身体情報取得装置2を取り付ける。
この際、出入面22の出入位置が透過部13の位置と重なる。
このとき、使用者は取付具1を装着した場合であっても、下を見ることによって取付部12の形状を確認することができるため、身体情報取得装置2を容易に取り付けることができる。また、身体情報取得装置自体の持つ重力によって、取り付けが安定する。
上記によって出入面22の出入位置が透過部13の位置と重なり、当該部分が腰部分で固定できるようになるため、使用者は胴体のセンシングを行う身体情報取得装置2を適切に装着することができる。
なお、被取付部23が出入面22の端部に設けられることで、取付部12は、第一の実施形態と同様に、単純に突出するように構成されていてもよい。また、平行片123がU字状に折れ曲がるように設けられ、これに対応して出入面22に対向する面に被取付部23が設けられるようにしてもよい。
また、変更例として、被取付部23が上下方向に貫通して設けられていてもよい。
この場合、取付部12同士の距離が、被取付部23同士の距離よりも長くなるように設けることが好ましい。
使用者は取付具本体11を表側方向に反らせることによって取付部12同士の距離を調整し、被取付部23同士の距離と同一とし、その状態で身体情報取得装置2を取り付ける。
このような構成によって取付具本体11の弾性力によって取得装置本体21に引張力を働かせ、それによって身体情報取得装置2を保持することができるようになる。また、取付具1を上からでも下からでも取り付けることが可能になるため、取り扱いの性能が向上する。
また、上述と逆に、取付具本体11は、取付部12同士の距離が、被取付部23同士の距離よりも短くなるように設け、裏側方向に反ることができるようにしてもよい。この場合、取付具1の押圧作用によって取付部12の保持性能が向上する。
《第三の実施形態》
以下、図8を用いて本発明の第三の実施形態に係る取付具1について詳述する。前述の実施形態と同様の構成については同様の符号を用いて説明を省略する。
本実施形態の取付具1は、その表面において身体情報取得装置2を取り付ける取付部12と、その裏面において使用者の腰部分において装着できる装着部Pが設けられている。
取付具1は、取付具1の基部となる取付具本体11と、身体情報取得装置2を取り付ける取付部12と、と、身体情報取得装置2から放出される測定波を透過する透過部13と、装着部Pとして、挿通部14及び調整部15が設けられ、さらに使用者の衣服(例えば、ズボンやスカート)を挟み込んで取り付けるクリップ部16と、を有する。
なお、取付部12は、横摺動取付部12Aとしても、縦摺動取付部12Bとしても良い。
クリップ部16は、取付具本体11との間で使用者の衣服を挟み込むクリップ本体161と、衣服と取付具本体11との間の滑り止めとして作用する摩擦部162と、によって構成されている。
クリップ本体161は、図8(b)に示すように、取付具本体11の上端の辺を基部として下端の辺まで延びるように設けられる板状の部材であり、空隙を形成するように離間して2つ設けられ、間の部分が透過部13として機能する。透過部13は、取付部12に身体情報取得装置2を適切に取り付けた際に、出入面22が位置するように構成されている。
クリップ本体161は、少なくとも取付具本体11の側辺及び下辺と重なる位置・大きさとなるように設けられており、当該部分との間で使用者の衣服に挟み込む。本実施形態においては、さらに、クリップ本体161が調整板体152と重なるように幅を付けて設けられ、さらに他方のクリップ本体は挿通部14と重なる位置に幅を付けて設けられることによって、これらの部材とクリップ本体161で挟み込むことによって取付けをさらに強固にしてある。
クリップ本体161の厚みは、基部から先端部に向かって徐々に薄くなるように形成されており、これによってクリップ本体161の先端部付近を変形しやすくして衣服への取り付けを容易にする。
また、クリップ本体161は、その基部において外部方向に突出しており、下方に向かうにつれて取付具本体11に近づき、先端部において略接触するように設けられており、これによって部材を挟み込んだ強固な取付を可能とする。
摩擦部162は、本実施形態においては、取付具本体11に接触する面に複数の凹凸を設け、ここにおいて衣服を挟み込むことによって取付具本体11を保持している。
一方、摩擦の発生方法はこれによらず、ゴム板やシリコン板等が貼り付けられる構成であってもよい。
本実施形態に係る取付具1を使用者の衣服に取り付ける方法は、以下の通りである。
使用者は、クリップ本体161の下端と、取付具本体11との間に、自身のズボンやスカート、ベルトなどの衣服の上端から入れ込む。これにより、使用者は腰部分に取付具1を装着することができるようになる。
上記によって出入面22の出入位置が透過部13の位置と重なり、当該部分が腰部分で固定できるようになるため、使用者は胴体のセンシングを行う身体情報取得装置2を適切に装着することができる。
なお、本実施形態においては、クリップ部16の下部にはベルト3を取り付けるための挿通部14や調整部15が設けられているため、ベルト3を通しての装着もできるようになっている。取り扱い性能が向上し、クリップ部16による保持力に加えてとベルト3に取り付けられることによる保持力が発生するためより好ましい。
1 取付具
11 取付具本体
12 取付部
12A 横摺動取付部
12B 縦摺動取付部
121 突出部
122 篏合体
123 平行片
13 透過部
14 挿通部
15 調整部
151 穴入れ部
152 調整板体
153 補助板
16 クリップ部
161 クリップ本体
162 摩擦部
2 身体情報取得装置
21 取得装置本体
211 制御ボタン
212 表示部
22 出入面
23 被取付部
231 横被取付部
232 縦被取付部
3 ベルト
31 ベルト本体
32 取付孔
P 装着部

Claims (8)

  1. 使用者の身体情報を測定する身体情報取得装置を取り付ける取付具であって、
    取付具本体と、使用者の腰部分に装着可能な装着部と、前記身体情報取得装置を取り付け可能な取付部と、を備え、
    前記取付部は、前記身体情報取得装置の有する被取付部を摺動して取り付ける取付具。
  2. 前記取付具本体は、前記身体情報取得装置が放出する測定波を透過する透過部を有する請求項1に記載の取付具。
  3. 前記取付部は、前記取付具本体から突出する突出部を有する請求項1又は2に記載の取付具。
  4. 前記取付部は、前記身体情報取得装置を水平方向に摺動させて取り付ける請求項1又は2に記載の取付具。
  5. 前記取付部は、前記身体情報取得装置を垂直方向に摺動させて取り付ける請求項1又は2に記載の取付具。
  6. 前記装着部には、ベルトを挿通する挿通部と、
    前記ベルトの長さを調整する調整部と、を有する請求項1又は2に記載の取付具。
  7. 請求項6に記載の取付具を有する腰巻ベルト。
  8. 前記装着部は、部材を挟み込んで装着可能なクリップ部を有する請求項1又は2に記載の取付具。

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