JP2023172285A - 接続構造体 - Google Patents

接続構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2023172285A
JP2023172285A JP2022083976A JP2022083976A JP2023172285A JP 2023172285 A JP2023172285 A JP 2023172285A JP 2022083976 A JP2022083976 A JP 2022083976A JP 2022083976 A JP2022083976 A JP 2022083976A JP 2023172285 A JP2023172285 A JP 2023172285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
superconducting
silver
superconductor
oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022083976A
Other languages
English (en)
Inventor
康裕 飯島
Yasuhiro Iijima
正樹 大杉
Masaki Osugi
一臣 柿本
Kazutomi Kakimoto
良行 吉田
Yoshiyuki Yoshida
充穂 古瀬
Mitsuo Furuse
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Fujikura Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2022083976A priority Critical patent/JP2023172285A/ja
Publication of JP2023172285A publication Critical patent/JP2023172285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Landscapes

  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

Figure 2023172285000001
【課題】電気抵抗を低減することが可能な接続構造体を提供する。
【解決手段】接続構造体は、2つ以上の酸化物超電導線材を備える接続構造体であって、前記酸化物超電導線材は、基板と、前記基板上に積層された中間層と、前記中間層上に積層された超電導体層と、前記超電導体層上に積層され、銀により形成された保護層と、を備え、前記超電導体層は、前記中間層に接して酸化物超電導体により形成された超電導層と、前記保護層に接するバッファ層と、を有し、前記バッファ層は、銀および前記超電導層と同種の酸化物超電導体を含み、前記バッファ層の前記超電導体層に対する厚さの比率は、6.7~40.0%の範囲内であり、前記バッファ層に含まれる銀の前記酸化物超電導体に対する体積比率は、5~50vol%の範囲内である、接続構造体。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続構造体に関する。
特許文献1には、基板と、中間層と、酸化物超電導体により形成された超電導体層と、銀により形成された保護層と、を備えた酸化物超電導線材が開示されている。保護層は超電導体層上に形成されている。保護層は、事故時に発生する過電流をバイパスしたり、超電導体層と保護層の上に設けられる層との間で起こる化学反応を抑制したりする等の機能を有する。
特開2017-10833号公報
特許文献1の構成では、超電導体層と保護層との間の界面では、互いに異なる種類の材質である酸化物超電導体と銀とが接合されることになる。このように、異種材同士の接合(ヘテロ接合)では、超電導体層と保護層との間の電気抵抗が大きいため、超電導体層から保護層へバイパス電流が流れにくいという問題があった。また、酸化物超電導線材同士を接続して接続構造体を製造する場合、超電導体層と保護層との間の電気抵抗が、接続構造体の電気抵抗および損失の大小に大きく寄与する。
本発明は、このような事情を考慮してなされ、電気抵抗を低減することが可能な接続構造体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る接続構造体は、2つ以上の酸化物超電導線材を備える接続構造体であって、前記酸化物超電導線材は、基板と、前記基板上に積層された中間層と、前記中間層上に積層された超電導体層と、前記超電導体層上に積層され、銀により形成された保護層と、を備え、前記超電導体層は、前記中間層に接して酸化物超電導体により形成された超電導層と、前記保護層に接するバッファ層と、を有し、前記バッファ層は、銀および前記超電導層と同種の酸化物超電導体を含み、前記バッファ層の前記超電導体層に対する厚さの比率は、6.7~40.0%の範囲内であり、前記バッファ層に含まれる銀の前記酸化物超電導体に対する体積比率は、5~50vol%の範囲内である。
本発明の上記態様によれば、超電導層と保護層との間にバッファ層が介在し、バッファ層には超電導層と同種の酸化物超電導体および保護層と同種の銀が含まれている。このため、超電導層とバッファ層との間では酸化物超電導体同士の同種接合(ホモ接合)となり、バッファ層と保護層との間では銀同士のホモ接合となる。これにより、超電導層と保護層との間の電気抵抗を低減することができる。さらに、バッファ層の超電導体層に対する厚さの比率が6.7~40.0%の範囲内であり、バッファ層に含まれる銀の前記酸化物超電導体に対する体積比率が5~50vol%の範囲内であることで、超電導層と保護層との間の電気抵抗および臨界電流密度の両方で良好な性能が得られる。したがって、接続構造体の電気抵抗を低減することができる。
ここで、前記バッファ層の厚さが、0.2~1.2μmの範囲内であってもよい。
この場合、酸化物超電導線材の全体の厚みを従来と同等にしながら、上記の通り、超電
導層と保護層との間の電気抵抗および臨界電流密度の両方でより良好な性能を得ることができる。したがって、接続構造体の電気抵抗をより低減することができる。
また、臨界電流密度が、2.0MA/cm以上であってもよい。
この場合、接続構造体において良好な臨界電流密度を得ることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2態様に係る接続構造体は、2つ以上の酸化物超電導線材を備える接続構造体であって、前記酸化物超電導線材は、基板と、前記基板の上方に積層された超電導層と、前記超電導層上に積層され、銀により形成された保護層と、を備え、前記超電導層は、酸化物超電導体により形成されており、かつ、前記保護層に接しており、前記超電導層は、銀および酸化物超電導体を含み、前記銀の前記超電導層の全体に対する体積比率は、4.0~27.2vol%の範囲内である。
本発明の上記態様によれば、超電導層には、超電導層の全体に対して4.0~27.2vol%の範囲内の体積比率の銀が含まれている。これにより、超電導層に含まれる銀と、保護層の銀とが結合する。換言すると、超電導層と保護層との間では銀同士のホモ接合となる。これにより、超電導層と保護層との間の電気抵抗を低減することができる。したがって、接続構造体の電気抵抗を低減することができる。
ここで、前記超電導層においては、前記銀が凝集した銀粒子が分散していてもよい。
この場合、銀が凝集した銀粒子が分散するように超電導層が形成されていることによって、超電導層と保護層との間の電気抵抗をより低減することができる。したがって、接続構造体の電気抵抗をより低減することができる。
また、前記銀粒子の径が、0.3~1.0μmの範囲内であってもよい。
この場合、超電導層と保護層との間の電気抵抗をより確実に低減することができる。したがって、接続構造体の電気抵抗をより確実に低減することができる。
本発明の上記態様によれば、電気抵抗を低減することが可能な接続構造体を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る接続構造体を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る接続構造体を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る接続構造体について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る接続構造体1Aは、2つの酸化物超電導線材10Aを備える。図2に示すように、各酸化物超電導線材10Aは、基板11と、中間層12と、超電導層13Aと、バッファ層14Lと、保護層15と、がこの順に積層された積層体16を有している。超電導層13Aおよびバッファ層14Lは、超電導体層Sを構成している。本実施形態に係る接続構造体1Aにおいては、各酸化物超電導線材10Aが有する保護層15同士が半田層20を介して電気的に接続されている。
基板11は、テープ状の金属基板である。金属基板を構成する金属の具体例として、ハステロイ(登録商標)に代表されるニッケル合金、ステンレス鋼、ニッケル合金に集合組織を導入した配向Ni-W合金などが挙げられる。基板11の寸法は、例えば幅10mm、厚さ0.1mm、長さ1000mmである。
中間層12は、多層構成でもよく、例えば基板11側から超電導層13A側に向かう順で、拡散防止層、ベッド層、配向層、キャップ層等を有してもよい。これらの層は必ずしも1層ずつ設けられるとは限らず、一部の層を省略する場合や、同種の層を2以上繰り返し積層する場合もある。中間層12は、金属酸化物であってもよい。配向性に優れた中間層12の上に超電導層13Aを成膜することにより、配向性に優れた超電導層13Aを得ることが容易になる。
超電導体層Sは、中間層12上に積層されている。超電導体層Sは、中間層12に接する超電導層13Aと、保護層15に接するバッファ層14Lと、を有する。超電導層13Aは、酸化物超電導体から構成される。酸化物超電導体としては、例えば一般式REBaCu(RE123)等で表されるRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体が挙げられる。希土類元素REとしては、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの1種又は2種以上が挙げられる。RE123の一般式において、yは7-x(酸素欠損量)である。超電導層13Aの厚さは、例えば約2μmである。超電導層13Aは、電流異方性が発現するように結晶配向性を整えて形成するとよい。具体的には、結晶のc軸を基板11の表面(成膜面)対して垂直に配向させ、電流が流れ易いa軸またはb軸を基板11の長さ方向に配向するように成膜するとよい。これにより良好な臨界電流特性を得ることができる。
バッファ層14Lは、超電導層13Aと同種の酸化物超電導体および銀により形成されている。本明細書において、バッファ層14Lおよび超電導層13Aにおける酸化物超電導体が「同種」であるとは、双方とも銅系の酸化物超電導体(RE-Ba-Cu-O)であることを意味する。バッファ層14Lに超電導層13Aと同種の酸化物超電導体が含まれることで、バッファ層14Lと超電導層13Aとが同種の物質同士で接合(ホモ接合)されることになり、超電導層13Aとバッファ層14Lとの間の電気抵抗を低減することができる。さらに、バッファ層14Lに、後述する保護層15の構成物質と同種である銀が含まれることで、バッファ層14Lと保護層15との間の電気抵抗を低減することができる。このように、超電導層13A上に直接保護層15を形成するのではなく、バッファ層14Lを介在させることで、超電導層13Aと保護層15との間の電気抵抗を低減できる。
なお、これ以降、超電導層13Aと保護層15との間の電気抵抗を、単に「層間抵抗R」と言う。
バッファ層14Lおよび超電導層13Aにおける酸化物超電導体は、希土類元素REが互いに同じであることが好ましい。この場合、層間抵抗Rをより低減することができる。また、バッファ層14Lおよび超電導層13Aにおける酸化物超電導体は、希土類元素REが互いに同じであり、かつ、REとBaとCuの含有比率も互いに同じであることがより好ましい。このように、バッファ層14Lおよび超電導層13Aにおける酸化物超電導体の組成を同一にすることで、層間抵抗Rをより確実に低減することが可能になる。
また、磁場中における酸化物超電導線材10Aの臨界電流密度を向上させるために、バッファ層14Lおよび超電導層13Aの酸化物超電導体に磁束線の動きを抑制する人工ピンが導入されてもよい。例えば、バッファ層14Lおよび超電導層13Aに人工ピンが導入されてもよい。または、バッファ層14Lおよび超電導層13Aのうちいずれか一方のみに人工ピンが導入されていてもよい。人工ピン材料としては、例えばBaZrO3(BZO)、BaSnO3(BSO)、BaHfO3(BHO)を挙げることができる。
保護層15は、事故時に発生する過電流をバイパスしたり、超電導層13Aと保護層15の上に設けられる層との間で起こる化学反応を抑制したりする等の機能を有する。保護層15は、銀(Ag)により形成されている。保護層15はスパッタ法等により形成することができる。保護層15の厚さは、例えば1~30μmである。
バッファ層14Lを介在させることで層間抵抗Rを低減できる理由について、さらに詳しく説明する。バッファ層14Lに含まれる超電導層13Aと同種の酸化物超電導体は、超電導層13Aを構成する酸化物超電導体と同じ結晶配向性を有している。つまり、バッファ層14Lに含まれる酸化物超電導体は、結晶のc軸が基板11の表面に対して垂直に配向し、a軸またはb軸が基板11の長さ方向に配向している。これにより、バッファ層14Lと超電導層13Aとのホモ結合が強化され、層間抵抗Rをさらに低減することができる。
バッファ層14Lに含まれる銀は、粒子状であり、バッファ層14Lに含まれる酸化物超電導体の結晶粒の表面に沿うように偏在している。バッファ層14Lに含まれる酸化物超電導体はc軸配向しているため、酸化物超電導体の表面に偏在する銀粒子も基板11の表面に対して垂直方向に並んでいる。したがって、酸化物超電導体のa軸またはb軸に対して銀粒子が垂直に並ぶ関係となり、酸化物超電導体と銀粒子との電気的結合が容易となる。さらに、銀粒子は基板11の表面に対して垂直方向に並んでいるため、銀粒子と保護層15との電気的結合も強化され、バッファ層14Lと保護層15との間の電気抵抗が低減される。
以上の理由により、バッファ層14Lを介在させることで、層間抵抗Rを低減することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る接続構造体1Aは、2つ以上の酸化物超電導線材10Aを備える接続構造体1Aであって、酸化物超電導線材10Aは、基板11と、基板11上に積層された中間層12と、中間層12上に積層された超電導体層Sと、超電導体層S上に積層され、銀により形成された保護層15と、を備えている。そして、超電導体層Sは、中間層12に接して酸化物超電導体により形成された超電導層13Aと、保護層15に接するバッファ層14Lと、を有し、バッファ層14Lは、銀および超電導層13Aと同種の酸化物超電導体を含んでいる。このため、超電導層13Aとバッファ層14Lとの間では酸化物超電導体同士の同種接合(ホモ接合)となり、バッファ層14Lと保護層15との間では銀同士のホモ接合となる。これにより、層間抵抗Rを低減することができる。したがって、接続構造体1Aの電気抵抗を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る接続構造体1Bは、2つの酸化物超電導線材10Bを備える。ここで、図4に示すように、本実施形態に係る酸化物超電導線材10Bは、バッファ層14Lを有さない。より具体的に、本実施形態に係る酸化物超電導線材10Bは、基板11と、中間層12と、超電導層13Bと、保護層15と、がこの順に積層された積層体16を有している。
なお、本実施形態に係る酸化物超電導線材10B(接続構造体1B)において、中間層12は必須の構成ではない。基板11自体が配向性を備えている場合は、中間層12が基板11上に形成されずに、基板11上に超電導層13Bが積層されてもよい。
本実施形態に係る超電導層13Bの構成は、第1実施形態に係る超電導層13Aの構成と異なる。より具体的に、本実施形態に係る超電導層13Bは、銀および酸化物超電導体を含む。
酸化物超電導体としては、例えば、一般式REBaCu(RE123)等で表されるRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体が挙げられる。希土類元素REとしては、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの1種又は2種以上が挙げられる。RE123の一般式において、yは7-x(酸素欠損量)である。超電導層13Bの厚さは、例えば、約2μmである。超電導層13Bは、電流異方性が発現するように結晶配向性を整えて形成するとよい。具体的には、結晶のc軸を基板11の表面(成膜面)対して垂直に配向させ、電流が流れ易いa軸またはb軸を基板11の長さ方向に配向するように成膜するとよい。これにより良好な臨界電流特性を得ることができる。
また、磁場中における酸化物超電導線材10Bの臨界電流密度を向上させるために、超電導層13Bに磁束線の動きを抑制する人工ピンが導入されてもよい。例えば、超電導層13B内にBaZrO(BZO)、BaSnO(BSO)、BaHfO(BHO)の人工ピンのナノロッドが導入されてもよい。
図4に示すように、酸化物超電導線材10Bは、超電導層13Bと保護層15との間に位置する界面14Sを有する。界面14Sにおいては、保護層15の銀と超電導層13Bに含まれる銀とが結合している。
超電導層13Bに含まれる銀の含有量は、超電導層13Bの全体に対して4.0~27.2vol%の範囲内である。このように、後述する保護層15の構成物質と同種である銀が超電導層13Bに含まれることで、超電導層13Bと保護層15との間の電気抵抗を低減することができる。超電導層13Bに含まれる銀の含有量は、例えば、ICP発光分光分析法により特定することができる。
超電導層13Bに含まれる銀は、銀が凝集した粒子状の状態で、超電導層13B内に分散している。銀原子の凝集体である銀粒子の径は、例えば、0.3~1.0μmの範囲内である。超電導層13Bには、複数の銀粒子が凝集している。これにより、超電導層13Bと保護層15との間において、複数の銀粒子が存在している。
超電導層13B内に分散している複数の銀粒子の一部は、保護層15と一体化している。また、超電導層13Bに含まれる複数の銀粒子は、中間層12と超電導層13Bとの界面付近には存在されていない。銀粒子は、中間層12の表面から保護層15の方向へ0.2~1.0μmほど離れた位置に存在している。
超電導層13Bにおいて、保護層15と接する超電導層13Bの面の表面粗さ(算術平均粗さRa)は、例えば、39.8~103.4nmの範囲内である。
酸化物超電導線材10Bの長手方向に流れる臨界電流Icから求められる超電導層13Bの臨界電流密度は、例えば、0.2~1.8MA/cmの範囲内である。
以上説明したように、本実施形態に係る接続構造体1Bは、2つ以上の酸化物超電導線材10Bを備える接続構造体1Bであって、酸化物超電導線材10Bは、基板11と、基板11の上方に積層された超電導層13Bと、超電導層13B上に積層され、銀により形成された保護層15と、を備える。そして、超電導層13Bは、酸化物超電導体により形成されており、かつ、保護層15に接している。また、超電導層13Bは、銀および酸化物超電導体を含んでいる。さらに、超電導層13Bに含まれる銀の超電導層13Bの全体に対する体積比率は、4.0~27.2vol%の範囲内である。この構成によれば、超電導層13Bの銀と、保護層15の銀とが結合する。換言すると、超電導層13Bと保護層15との間では銀同士のホモ接合となる。これにより、超電導層13Bと保護層15との間の電気抵抗(層間抵抗R)を低減することができる。したがって、接続構造体1Bの電気抵抗を低減することができる。
超電導層13Bが銀を含むことで、保護層15と接する超電導層13Bの面の表面粗さ(算術表面粗さRa)が増大する。超電導層13Bの表面粗さ(算術表面粗さRa)は、39.8~103.4nmの範囲内である。これにより、超電導層13Bと保護層15との間の接触面積が増大し、超電導層13Bと保護層15との間の電気抵抗が低減する。すなわち、接続構造体1Bに電気抵抗が低減する。
また、超電導層13Bの臨界電流密度は、0.2~1.8MA/cmの範囲内である。これにより、層間抵抗Rを大幅に低減することができるだけでなく、高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材10Bおよび接続構造体1Bを実現することができる。
なお、以上のように構成された酸化物超電導線材10A、10Bは、例えばPLD(Pulsed Laser Deposition)法によって製造することが可能である。ただし、PLD法以外の方法によって酸化物超電導線材10A、10Bを製造してもよい。
以下、具体的な実施例を用いて、上記実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
まず、表1に示すように、比較例1および実施例1~14の酸化物超電導線材を作製し、臨界電流密度Jc[MA/cm]を求めた。比較例1および実施例1~14の超電導体層Sの厚さは、3.0μmで一定とした。また、比較例1および実施例1~14の酸化物超電導線材を用いて接続構造体を作製して接続抵抗を測定し、後述する接続抵抗比を求めた。実施例1~14の酸化物超電導線材の構造は、第1実施形態で説明した酸化物超電導線材10Aの通りである。
表1において、「臨界電流密度Jc」とは、超電導層13Aの単位断面積あたりの臨界電流値Icである。
表1において、「接続抵抗比」とは、バッファ層14Lなし(比較例1)の酸化物超電導線材を用いて作製した接続構造体の接続抵抗をRC0[nΩ・cm]とし、バッファ層14Lあり(実施例1~14)の酸化物超電導線材10Aを用いて作製した接続構造体の電気抵抗をRC1[nΩ・cm]としたとき、RC0に対するRC1の比(RC1/RC0)である。
詳述すると、まず、バッファ層14Lなし(比較例1)の酸化物超電導線材を2本準備し、保護層15同士を向き合わせて接続長さ2cmで半田接続した接続構造体を作製した。次に、一方の酸化物超電導線材の超電導層13Aと他方の酸化物超電導線材の超電導層13Aとの間の電気抵抗を測定し、その電気抵抗をRC0とした。測定は、測定対象物を超電導状態にしたうえで4端子抵抗測定法により行った。同様に、バッファ層14Lあり(実施例1~14)の酸化物超電導線材10Aで接続構造体を作製して各接続構造体の接続抵抗を測定し、その電気抵抗をRC1[nΩ・cm]とした。そして、実施例1~14の接続構造体ごとに接続抵抗比(RC1/RC0)の値を求めた。比較例1の接続抵抗比は1.000とした。
上述した接続構造体の電気抵抗(RC0及びRC1)は、超電導層13Aと保護層15との間の電気抵抗(層間抵抗R)と、保護層15と接続用半田(半田層20)との間の電気抵抗との合計と考えることができる。このうち、保護層15と接続用半田(半田層20)との間の電気抵抗は比較例1および実施例1~14によらず同じと考えられるため、接続構造体の接続抵抗の差異は各サンプルの層間抵抗Rの差異に起因すると考えられる。したがって、各サンプルで作製した接続構造体の接続抵抗を比較することで、各サンプルの層間抵抗Rの大小関係を知ることができる。
接続抵抗比(RC1/RC0)は、比較例1(バッファ層14Lなし)の層間抵抗Rを基準にしたときに、実施例1~14(バッファ層14Lあり)の層間抵抗Rがどの程度低下したのかを知る指標となりうる。例えば、表1において、実施例1の接続抵抗比が0.188であり、実施例2の接続抵抗比が0.159であることから、バッファ層14Lを設けたことによる層間抵抗Rの低減効果は、実施例1よりも実施例2の方が大きいことが分かる。
Figure 2023172285000002
表1における「超電導体層に対する厚さ比率」は、バッファ層14Lの、超電導体層Sの厚さ全体に占める比率(以下、単に比率Pという)を示している。例えば実施例1では、超電導体層Sの厚さ(3.0μm)に対して、バッファ層14Lの厚さが0.2μmであるため、比率P=0.2÷3.0×100=6.7%となる。
表1における「銀の体積比率」は、バッファ層14Lにおける銀の体積比率(100×(銀の体積/(酸化物超電導体の体積+銀の体積)))を示している。なお、比較例1については、バッファ層14Lを形成せずに、超電導層13A上に直接保護層15を形成した。
銀の体積比率は、0~50%の範囲で変化させた。銀の体積比率は、バッファ層14LをPLD法で形成する際におけるターゲットの組成を変更することで調整できる。すなわち、ターゲットの銀の体積比率が、バッファ層14Lの銀の体積比率と実質的に一致する。また、バッファ層14Lの厚さは、0~1.4μmの範囲で変化させた。
表1に示すように、バッファ層14Lの厚さが0.2μm以上の範囲(実施例1~14)では、接続抵抗比の値を0.188以下とすることができた。このように、バッファ層
14Lを設けることで層間抵抗Rが大幅に低減することが確認できた。
また、表1に示すように、比率Pが6.7%~40.0%の範囲内では、臨界電流密度
Jcを2.0[MA/cm]以上とすることができた。一方、比率Pが46.7%である実施例8については、臨界電流密度Jcが1.5[MA/cm]と相対的に小さくなった。これは、超電導体層Sに占めるバッファ層14Lの厚さが大きすぎることで、超電導層13Aの断面積が不足し、臨界電流密度Jcに悪影響を及ぼしたためである。
また、本実施例では、バッファ層14Lにおける銀の体積比率が5~50vol%の範囲内で確認を行った。銀の体積比率が50vol%を超える場合については、データは無いが、バッファ層14Lに含まれる酸化物超電導体の割合が小さくなりすぎて、層間抵抗Rが増大したり、臨界電流密度Jcが低下したりすることが推測される。
以上を総合すると、バッファ層14Lの超電導体層Sに対する厚さの比率は6.7~40.0%の範囲内であり、かつ、バッファ層14Lに含まれる銀の体積比率が5~50vol%の範囲内であることが好ましい。これにより、2.0MA/cm以上の臨界電流密度Jcを確保しつつ、接続抵抗比を0.188以下に低減することができる。
また、バッファ層14Lの厚みを0.2~1.2μmの範囲内とすることで、酸化物超電導線材10Aの全体の厚みを従来と同等にしながら、層間抵抗Rおよび臨界電流密度Jcの両方で良好な性能を得ることができる。
次に、表2に示すように、比較例2および実施例15~23の酸化物超電導線材を作成した。実施例15~23の酸化物超電導線材の構造は、第2実施形態で説明した酸化物超電導線材10Bの通りである。
表2は、比較例2及び実施例15~23の酸化物超電導線材の各々に関し、以下の項目を示している。
・超電導層の構成材料
・超電導層の膜厚[μm]
・超電導層におけるEu(ユウロピウム)の含有量が1molである場合のAg(銀)の含有量
・超電導層に含まれるAg(銀)の含有量[wt%]
・超電導層に含まれるAg(銀)の含有量[vol%]
・表面粗さRa[nm]
・臨界電流密度Jc[MA/cm
・臨界電流Ic[A]
・接続抵抗比
・評価結果
表2の「超電導層の構成材料」に記載された「EuBCO+BHO」は、EuBaCuの酸化物超電導材料とBaHfOの人工ピン材料との混合材であることを意味する。
「Ag含有量[wt%]」は、超電導層13Bの全体(100wt%)に対する銀の含有量[wt%]を意味する。「Ag含有量[vol%]」は、超電導層13Bの全体(100vol%)に対する銀の含有量[vol%]を意味する。
つまり、比較例2の超電導層13Bは、銀を含有していない。実施例15~23の超電導層13Bは、銀を含有している。実施例15~23において超電導層13Bに含まれる銀の含有量の範囲は、4.0~27.2vol%の範囲内である。
比較例2および実施例15~23において超電導層13Bに含まれる銀の含有量は、超電導層13Bを溶解して得た溶液を対象としてICP発光分光分析法を用いて測定した。
表2において、表面粗さRaは、保護層15と接する超電導層13Bの面の算術平均粗さRaを意味する。表面粗さRaは、超電導層13Bを形成した後であって、超電導層13B上に保護層15を形成する前に測定された値である。表面粗さRaの測定には、触針式表面測定装置(KLA-Tencor社製、D-100)を用いた。
臨界電流密度Jc[MA/cm]及び臨界電流Ic[A]は、77Kの温度条件において測定された結果である。臨界電流密度Jcとは、超電導層13Bの単位断面積あたりの臨界電流値である。
接続抵抗比とは、超電導層13Bに銀が含有されていない比較例の酸化物超電導線材を用いて作製した接続構造体の接続抵抗をRC0[nΩ・cm]とし、超電導層13Bに銀が含有されている実施例1~9の各々の酸化物超電導線材10Bを用いて作製した接続構造体の電気抵抗をRC1[nΩ・cm]としたとき、RC0に対するRC1の比(RC1/RC0)である。接続抵抗RC0および接続抵抗RC1の値は、77Kの温度条件における接続抵抗値である。
詳述すると、まず、比較例2(超電導層13Bが銀を含有しない)の酸化物超電導線材を2本準備し、保護層15同士を向き合わせて接続長さ2cmで半田接続した接続構造体を作製した。
次に、2本の酸化物超電導線材のうち一方の超電導層13Bと、2本の酸化物超電導線材のうち他方の超電導層13Bとの間の電気抵抗を測定し、その電気抵抗をRC0とした。電気抵抗の測定においては、測定対象物を超電導状態にしたうえで4端子抵抗測定法により行った。同様に、実施例15~23(超電導層13Bが銀を含有する)の各々の酸化物超電導線材10Bで接続構造体を作製して各接続構造体の接続抵抗を測定し、その電気抵抗をRC1[nΩ・cm]とした。そして、実施例15~23の接続構造体ごとに接続抵抗比(RC1/RC0)の値を求めた。比較例2の接続抵抗比は1.0とした。
上述した接続構造体の電気抵抗(RC0及びRC1)は、超電導層13Bと保護層15との間の電気抵抗(層間抵抗R)と、保護層15と接続用半田(半田層20)との間の電気抵抗との合計と考えることができる。このうち、保護層15と接続用半田(半田層20)との間の電気抵抗は比較例2および実施例15~23によらず同じと考えられる。このため、接続構造体の接続抵抗の差異は、比較例2及および実施例15~23の層間抵抗Rの差異に起因すると考えられる。したがって、比較例2および実施例15~23の各々で作製した接続構造体の接続抵抗を比較することで、比較例2および実施例15~23の各々の層間抵抗Rの大小関係を知ることができる。
接続抵抗比(RC1/RC0)は、比較例2(超電導層13Bが銀を含有しない)の層間抵抗Rを基準にしたときに、実施例15~23(超電導層13Bが銀を含有する)の層間抵抗Rがどの程度低下したのかを知る指標となりうる。例えば、表2において、実施例15の接続抵抗比が0.4であり、実施例16の接続抵抗比が0.5である。このことから、超電導層13Bが銀を含有することによる層間抵抗Rの低減効果に関しては、実施例15よりも実施例16において優れた低減効果が得られることが分かる。
表2における「評価結果」においては、接続抵抗比が1以上であれば「不可」であることを示し、接続抵抗比が1未満であれば「良」であることを示している。
Figure 2023172285000003
表2に示す結果から、以下の点が明らかとなった。
(接続抵抗比について)
接続抵抗比が1である比較例2に対して、実施例15~23における接続抵抗比の範囲は、0.3~0.6であった。実施例15~23では、「良」という評価結果が得られた。つまり、実施例15~23に示すように超電導層13Bが銀を含有することによって、層間抵抗Rが大幅に低減することが明らかとなった。すなわち、接続構造体1Bの電気抵抗が大幅に低減することが明らかとなった。
(臨界電流密度について)
さらに、実施例15~23の中でも、実施例21の臨界電流密度Jcは、0.2MA/cmであり、実施例15の臨界電流密度Jcは、1.8MA/cmであった。実施例16~20、22、23の臨界電流密度Jcは、0.2~1.8MA/cmの範囲であった。この結果、超電導層13Bの臨界電流密度Jcが0.2~1.8MA/cmの範囲内であれば、層間抵抗Rを大幅に低減することができるだけでなく、高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材および接続構造体を実現することができることが明らかとなった。
さらに、実施例15、16、23の臨界電流密度Jcは、その他の実施例の臨界電流密度Jcよりも大きい、1.3~1.8MA/cmの範囲であった。臨界電流密度Jcが1.3~1.8MA/cmの範囲内であれば、より高い臨界電流密度Jcを有する酸化物超電導線材および接続構造体を実現することができる。
(超電導層の表面粗さについて)
実施例15における銀の含有量は4.0vol%である。実施例23における銀の含有量は、27.2vol%である。実施例15から実施例23に向かう順番で、実施例15~23における銀の含有量は順に増加している。表面粗さRaに関し、実施例15から実施例23に向かう順番で、概ね、表面粗さRaが増大している傾向があることが分かった。換言すると、実施例15~23において、銀の含有量が増えるにしたがって、表面粗さRaが増大する傾向があることが明らかとなった。表面粗さRaが増大するほど、超電導層13Bと保護層15との接触面積が増大する。このため、層間抵抗Rを低減する効果が高まると考えられる。
(超電導層に含まれる銀の粒子径について)
実施例15~23の各々について、電子顕微鏡を用いて超電導層13Bの断面を観察し、観察された銀の粒子径(銀粒子の径)を測定した。観察条件として、電子顕微鏡の倍率を10000倍に設定した。基板11に平行な方向において、測定された銀粒子の最大の幅を銀の粒子径と定義した。その結果、銀の粒子径は、0.3~1.0μmの範囲内であった。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、積層体16の周囲に、不図示の安定化層を設けてもよい。安定化層を設けた場
合、事故時に発生する過電流をバイパスしたり、超電導層13A、13B及び保護層15を機械的に補強したりすることができる。安定化層の材質としては、例えば銅を採用可能である。この場合、接続構造体1A、1Bにおいて、2つの酸化物超電導線材10A、10Bの安定化層同士が半田層20によって電気的に接続されていてもよい。
また、接続構造体1A、1Bは、3つ以上の酸化物超電導線材10A、10Bを備えていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1A、1B…接続構造体 10A、10B…酸化物超電導線材 11…基板 12…中間層 13A、13B…超電導層 14L…バッファ層 S…超電導体層 15…保護層

Claims (6)

  1. 2つ以上の酸化物超電導線材を備える接続構造体であって、
    前記酸化物超電導線材は、
    基板と、
    前記基板上に積層された中間層と、
    前記中間層上に積層された超電導体層と、
    前記超電導体層上に積層され、銀により形成された保護層と、を備え、
    前記超電導体層は、前記中間層に接して酸化物超電導体により形成された超電導層と、前記保護層に接するバッファ層と、を有し、
    前記バッファ層は、銀および前記超電導層と同種の酸化物超電導体を含み、
    前記バッファ層の前記超電導体層に対する厚さの比率は、6.7~40.0%の範囲内であり、
    前記バッファ層に含まれる銀の前記酸化物超電導体に対する体積比率は、5~50vol%の範囲内である、接続構造体。
  2. 前記バッファ層の厚さが、0.2~1.2μmの範囲内である、請求項1に記載の接続構造体。
  3. 臨界電流密度が、2.0MA/cm以上である、請求項1または2に記載の接続構造体。
  4. 2つ以上の酸化物超電導線材を備える接続構造体であって、
    前記酸化物超電導線材は、
    基板と、
    前記基板の上方に積層された超電導層と、
    前記超電導層上に積層され、銀により形成された保護層と、を備え、
    前記超電導層は、酸化物超電導体により形成されており、かつ、前記保護層に接しており、
    前記超電導層は、銀および酸化物超電導体を含み、
    前記超電導層に含まれる銀の前記超電導層の全体に対する体積比率は、4.0~27.2vol%の範囲内である、接続構造体。
  5. 前記超電導層においては、前記銀が凝集した銀粒子が分散している、請求項4に記載の接続構造体。
  6. 前記銀粒子の径が、0.3~1.0μmの範囲内である、請求項5に記載の接続構造体。
JP2022083976A 2022-05-23 2022-05-23 接続構造体 Pending JP2023172285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022083976A JP2023172285A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 接続構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022083976A JP2023172285A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 接続構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023172285A true JP2023172285A (ja) 2023-12-06

Family

ID=89028896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022083976A Pending JP2023172285A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 接続構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023172285A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190318849A1 (en) Oxide superconducting wire and method for manufacturing same
WO2020196035A1 (ja) 酸化物超電導線材
JP2023172285A (ja) 接続構造体
JP2012059468A (ja) 超電導電流リード
WO2021070810A1 (ja) 酸化物超電導線材
JP5417164B2 (ja) 超電導線材の修復方法及び修復構造を有する超電導線材
JP2022168627A (ja) 酸化物超電導線材
JP7402120B2 (ja) 酸化物超電導線材および酸化物超電導線材の製造方法
WO2020137490A1 (ja) 酸化物超電導線材及びその製造方法
JP6420346B2 (ja) 超伝導テープおよびそれを形成する方法
WO2012135297A1 (en) Flux pump
WO2020195996A1 (ja) 酸化物超電導線材
KR101612149B1 (ko) 전구체의 제조 방법, 초전도 선재의 제조 방법, 전구체 및 초전도 선재
JP2023121990A (ja) 酸化物超電導積層体、酸化物超電導線材および接続構造体
JP2016531408A5 (ja)
JP6461776B2 (ja) 超電導線材および超電導線材の製造方法
US20230395285A1 (en) Oxide superconducting wire
CN109891522A (zh) 超导线材
JP2020135988A (ja) 酸化物超電導線材及びその製造方法
CN117882153A (zh) 超导线材和超导线材连接结构
JP2019128989A (ja) 超電導線材および超電導線材の製造方法。