JP2023170453A - シフト装置 - Google Patents

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英昭 伊藤
Hideaki Ito
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Abstract

【課題】収容体の強度を増加させる。【解決手段】シフト装置10では、プレート12内にレバー34が収容されている。ここで、ロア24内にプレート12が嵌合されて、ロア24がプレート12を支持している。このため、ロア24によってプレート12の強度を増加できる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、走行レバーが、本体ケースに収容されると共に、本体ケースに回動可能に支持されている。
ここで、このシフト装置では、本体ケースに車両固定部が一体形成されており、本体ケースが車両固定部において車体に固定されている。
特開2013-203286号公報
本発明は、上記事実を考慮し、収容体の強度を増加できるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体が収容され、前記シフト体が移動可能に支持される収容体と、車体側に取付けられ、前記収容体が支持される取付体と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記収容体に前記取付体が嵌合される。
本発明の第3態様のシフト装置は、本発明の第2態様のシフト装置において、前記収容体の全周に前記取付体が嵌合される。
本発明の第4態様のシフト装置は、本発明の第1態様~第3態様の何れか1つのシフト装置において、前記シフト体は、前記収容体に支持される被支持部と、前記被支持部との間の位置において前記収容体が前記取付体に支持され、乗員によって操作される操作部と、前記被支持部と前記操作部との間の位置において前記収容体に当接される当接部と、を有する。
本発明の第5態様のシフト装置は、本発明の第4態様のシフト装置において、前記当接部が前記被支持部との距離に比し前記収容体の前記取付体による支持位置との距離を小さくされる。
本発明の第6態様のシフト装置は、本発明の第5態様のシフト装置において、前記当接部が前記収容体の前記取付体による支持位置に当接される。
本発明の第1態様のシフト装置では、シフト体が移動されて、シフト位置が変更される。また、シフト体が収容体に収容されており、収容体にシフト体が移動可能に支持される。
ここで、車体側に取付体が取付けられており、取付体に収容体が支持される。このため、取付体によって収容体の強度を増加できる。
本発明の第2態様のシフト装置では、収容体に取付体が嵌合される。このため、取付体によって収容体の強度を効果的に増加できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、収容体の全周に取付体が嵌合される。このため、取付体によって収容体の強度を一層効果的に増加できる。
発明の第4態様のシフト装置では、シフト体の被支持部が収容体に支持されると共に、シフト体の操作部が乗員によって操作される。
ここで、被支持部と操作部との間の位置において、収容体が取付体に支持されると共に、シフト体の当接部が収容体に当接される。このため、シフト体の当接部から収容体への荷重を取付体が受けることができ、収容体の強度を効率的に増加できる。
本発明の第5態様のシフト装置では、シフト体の当接部が、シフト体の被支持部との距離に比し、収容体の取付体による支持位置との距離を小さくされる。このため、シフト体の当接部から収容体への荷重を取付体が効果的に受けることができ、収容体の強度を効率的に増加できる。
本発明の第6態様のシフト装置では、シフト体の当接部が収容体の取付体による支持位置に当接される。このため、シフト体の当接部から収容体への荷重を取付体が一層効果的に受けることができ、収容体の強度を一層効率的に増加できる。
(A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す図であり、(A)は、右斜め後方から見た斜視図であり、(B)は、上方から見た上面図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す右斜め後方から見た分解斜視図である。 (A)~(C)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置の下プレートを示す斜視図であり、(A)は、右斜め後方から見た図であり、(B)は、前斜め上方から見た図であり、(C)は、後斜め下方から見た図である。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置の上プレートを示す斜視図であり、(A)は、右斜め後方から見た図であり、(B)は、前斜め右方から見た図である。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフト装置のロアを示す斜視図であり、(A)は、後斜め右方から見た図であり、(B)は、右側から見た図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置を示す後側から見た断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置を示す斜視図であり、(A)は、後斜め上方から見た図であり、(B)は、後斜め下方から見た図である。 (A)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置のプレートを示す右斜め後方から見た斜視図であり、(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置のロアを示す後斜め上方から見た斜視図であり、(C)は、当該ロアを示す左斜め下方から見た斜視図である。
[第1実施形態]
図1(A)には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10が右斜め後方から見た斜視図にて示されており、図1(B)には、シフト装置10が上方から見た上面図にて示されている。さらに、図2には、シフト装置10が右斜め後方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の左方を矢印LHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)の車体側としてのコンソール40(図6参照)に取付けられており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。
図1の(A)及び(B)、図2に示す如く、シフト装置10には、収容体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12が設けられている。
プレート12の下側部分には、第2部材としての略直方体形箱状の下プレート12A(図3の(A)~(C)参照)が設けられており、下プレート12A内は、上側に開放されている。
下プレート12Aの左面及び右面の上端部には、それぞれ第2係合部としての横突起14が複数(本実施形態では3個)一体形成されており、複数の横突起14は、前後方向に等間隔に配置されると共に、それぞれプレート12の左右方向外側に突出されている。横突起14の前側部分は、L字形柱状の横突片14Aにされており、横突片14Aは、後部が下プレート12Aと一体にされて、内部が上方、下方及び前方に開放されている。横突起14の後側部分は、矩形柱状の横挿入柱14Bにされており、横挿入柱14Bは、横突片14Aの上部から後方に延出されると共に、下プレート12Aと一体にされている。
下プレート12Aの後面の上端部には、第2係合部としての後突起16が複数(本実施形態では2個)一体形成されており、後突起16は、下プレート12Aの後側に突出されている。後突起16の内側部分(プレート12左右方向内側の部分)は、L字形柱状の後突片16Aにされており、後突片16Aは、外側部(プレート12左右方向外側の部分)が下プレート12Aと一体にされて、内部が上方、下方及びプレート12左右方向内側に開放されている。後突起16の外側部分(プレート12左右方向外側の部分)は、矩形柱状の後挿入柱16Bにされており、後挿入柱16Bは、後突片16Aの上部からプレート12左右方向外側に延出されると共に、下プレート12Aと一体にされている。
下プレート12Aの前面には、第2係合部としてのL字形柱状の前突片(図示省略)が複数(本実施形態では2個)一体形成されており、前突片は、上プレート12Bの前側に突出されている。前突片の外側部(プレート12左右方向外側の部分)は、下プレート12Aと一体にされており、前突片内は、上方、下方及びプレート12左右方向内側に開放されている。
下プレート12A内の左面及び右面には、前後方向中央の下部において、支持部としての円柱状の回転軸12C(図6参照)が固定されており、一対の回転軸12Cは、それぞれ軸方向が左右方向にされると共に、同軸上に配置されている。
プレート12の上側部分には、第1部材としての略直方体形箱状の上プレート12B(図4の(A)及び(B)参照)が設けられており、上プレート12Bは、前端部及び後端部が矩形柱状にされると共に、前端部及び後端部以外の部分が略箱状にされている。上プレート12B内は、下側に開放されており、上プレート12Bの上壁は、上側に凸状に湾曲されている。
上プレート12Bの左面及び右面の下端部には、それぞれ第1係合部としての横凸部18が複数(本実施形態では3個)一体形成されており、複数の横凸部18は、前後方向に等間隔に配置されると共に、それぞれプレート12の左右方向外側に突出されている。横凸部18の前側部分は、L字形柱状の横凸片18Aにされており、横凸片18Aは、後部が上プレート12Bと一体にされて、内部が上方、下方及び前方に開放されている。横凸部18の後側部分は、略矩形柱状にされており、横凸部18の後側部分は、横凸片18Aに対し下方に突出されて、上プレート12Bより下方に突出されている。横凸部18の後側部分には、横凸片18Aより下側において、矩形柱状の横挿入孔18Bが形成されており、横挿入孔18Bは、前後方向に延伸されると共に、前方及びプレート12左右方向内側に開放されている。
上プレート12Bの後面には、第1係合部としての後凸部20が複数(本実施形態では2個)一体形成されており、後凸部20は、上プレート12Bの後側に突出されている。後凸部20の内側部分(プレート12左右方向内側の部分)は、L字形柱状の後凸片20Aにされており、後凸片20Aは、外側部(プレート12左右方向外側の部分)が上プレート12Bと一体にされて、内部が上方、下方及びプレート12左右方向内側に開放されている。後凸部20の外側部分(プレート12左右方向外側の部分)は、略矩形柱状にされており、後凸部20の外側部分は、後凸片20Aに対し下方に突出されて、上プレート12Bより下方に突出されている。後凸部20の外側部分には、後凸片20Aより下側において、矩形柱状の後挿入孔20Bが形成されており、後挿入孔20Bは、左右方向に延伸されると共に、前方及びプレート12左右方向内側に開放されている。
上プレート12Bの前面には、第1係合部としてのL字形柱状の前凸片22が複数(本実施形態では2個)一体形成されており、前凸片22は、上プレート12Bの前側に突出されている。前凸片22の外側部(プレート12左右方向外側の部分)は、上プレート12Bと一体にされており、前凸片22内は、上方、下方及びプレート12左右方向内側に開放されている。
上プレート12Bは、下プレート12Aに対し前方にスライドされて、下プレート12Aに係合されている。
下プレート12Aの横突起14の横挿入柱14Bは、上プレート12Bの横凸部18の横挿入孔18Bに前方から挿入されており、横挿入柱14Bと横挿入孔18Bとは、上側、下側、プレート12左右方向外側において嵌合(面接触)されている。下プレート12Aの後突起16の後挿入柱16Bは、上プレート12Bの後凸部20の後挿入孔20Bに前方から挿入されており、後挿入柱16Bと後挿入孔20Bとは、上側、下側及び後側において嵌合(面接触)されている。このため、上プレート12Bの下プレート12Aに対する上下方向、左右方向及び前方への移動が規制されている。
下プレート12Aの横突起14の横突片14Aは、上プレート12Bの横凸部18の横凸片18Aの下側に接触されており、横突片14A及び横凸片18Aは、それぞれの内周面が面一にされて、内側空間が矩形板状にされている。下プレート12Aの後突起16の後突片16Aは、上プレート12Bの後凸部20の後凸片20Aの下側に接触されており、後突片16A及び後凸片20Aは、それぞれの内周面が面一にされて、内側空間が矩形板状にされている。また、下プレート12Aの前突片は、上プレート12Bの前凸片22の真下に配置されている。
プレート12の周囲には、取付体としての樹脂製で略矩形筒状のロア24(図5の(A)及び(B)参照)が設けられており、ロア24は、プレート12に対し上方にスライドされて、内部にプレート12の上プレート12B及び下プレート12Aが嵌合されている。ロア24は、プレート12を前後方向及び左右方向において支持しており、ロア24は、プレート12(上プレート12B及び下プレート12A)に比し、強度及び剛性が高くされている。
ロア24の左壁及び右壁には、それぞれ規制部としての略矩形柱状の横規制孔26が複数(本実施形態では3個)形成されており、複数の横規制孔26は、前後方向に等間隔に配置されている。横規制孔26は、ロア24の左右方向内側及び上側に開放されており、横規制孔26のロア24左右方向外側の部分は、前方に拡大されている。横規制孔26には、上方から下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18が挿入されており、横規制孔26と横突起14及び横凸部18とは、前側、後側、ロア24左右方向外側及び下側において嵌合(面接触)されている。このため、横突起14及び横凸部18の前後方向、左右方向及び下方への移動が規制されて、プレート12の前後方向、左右方向及び下方への移動が規制されている。また、ロア24の左壁及び右壁における前後方向中央の横規制孔26より前側及び後側の部分は、上側に突出されて、高さを高くされている。
ロア24の横規制孔26より左右方向外側には、規制部としての略矩形板状の規制板28が形成されており、規制板28は、ロア24の上側に突出されている。規制板28のロア24左右方向内側の面には、台形柱状の規制爪28Aが一体形成されており、規制爪28Aは、上面が下方へ向かうに従いロア24の左右方向内側へ向かう方向に傾斜されると共に、下面が上下方向に垂直に配置されている。横規制孔26に下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18が挿入される際には、規制爪28Aが横突起14及び横凸部18に当接されて、規制板28がロア24の左右方向外側に弾性変形される。横規制孔26に横突起14及び横凸部18が挿入された際には、規制爪28Aの横突起14及び横凸部18への当接が解除されて、規制板28がロア24の左右方向内側に弾性復元されることで、規制爪28Aの下面が横凸部18の上面に係止される。このため、横突起14及び横凸部18の上側への移動が係止されて、プレート12の上方への移動が規制されている。
ロア24の後壁には、規制部としての略矩形柱状の後規制孔30が複数(本実施形態では2個)形成されており、後規制孔30は、前側及び上側に開放されると共に、後側部分がロア24の左右方向内側に拡大されている。後規制孔30には、上方から下プレート12Aの後突起16及び上プレート12Bの後凸部20が挿入されており、後規制孔30と後突起16及び後凸部20とは、左側、右側、後側及び下側において嵌合(面接触)されている。このため、後突起16及び後凸部20の左右方向、前後方向及び下方への移動が規制されて、プレート12の左右方向、前後方向及び下方への移動が規制されている。
ロア24の前壁には、規制部としての略矩形柱状の前規制孔32が複数(本実施形態では2個)形成されており、前規制孔32は、後側及び上側に開放されると共に、前側部分がロア24の左右方向内側に拡大されている。前規制孔32には、上方から下プレート12Aの前突片及び上プレート12Bの前凸片22が挿入されており、前規制孔32と前突片及び前凸片22とは、左側、右側及び前側において嵌合(面接触)されている。このため、前突片及び前凸片22の左右方向及び前後方向への移動が規制されて、プレート12の左右方向及び前後方向への移動が規制されている。
ロア24の左壁及び右壁における前部及び後部には、取付部としての略矩形板状の取付板24Aが一体形成されており、取付板24Aは、ロア24の左右方向外側に突出されている。取付板24Aは、ネジ42によりコンソール40に下側から締結固定されており、これにより、ロア24がコンソール40に取付けられて、プレート12の上壁がコンソール40から車室内に露出されている。
プレート12内には、シフト体としてのレバー34(図6参照)が収容されており、レバー34の上部以外の部分は、略矩形柱状にされている。レバー34の下端部には、左面及び右面において、被支持部としての円筒状の回転筒34Bが一体形成されており、一対の回転筒34Bは、それぞれ軸方向が左右方向にされると共に、同軸上に配置されている。回転筒34B内には、プレート12(下プレート12A)の回転軸12Cが嵌合されており、レバー34は、回転軸12Cを中心として前後方向に回動(移動)可能に支持されている。レバー34は、プレート12の上壁に前後方向に回動可能に貫通されており、レバー34の上部には、操作部としての略直方体状のノブ34Aが設けられている。レバー34は、ノブ34Aにおいて、車両の乗員(特に運転者)によって回動操作可能にされており、レバー34が回動されて、レバー34のシフト位置が前側から後側へ向けてR位置(リバース位置)、H位置(ホーム位置)及びD位置(ドライブ位置)に変更される。
レバー34の上下方向中間部には、当接部としての矩形枠状の当接枠34Cが一体に設けられており、当接枠34Cは、前後方向及び左右方向に突出されている。当接枠34Cは、プレート12の左壁及び右壁まで延出されており、当接枠34Cは、プレート12の左壁及び右壁に当接されている。さらに、レバー34が前側に回動された際には、当接枠34Cがプレート12の前壁に当接されると共に、レバー34が後側に回動された際には、当接枠34Cがプレート12の後壁に当接される。また、プレート12の当接枠34Cが当接される部分は、プレート12のロア24に支持(当接)される部分にされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ロア24の横規制孔26に下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18が挿入され、ロア24の後規制孔30に下プレート12Aの後突起16及び上プレート12Bの後凸部20が挿入され、ロア24の前規制孔32に下プレート12Aの前突片及び上プレート12Bの前凸片22が挿入されており、ロア24内にプレート12(上プレート12B及び下プレート12A)が嵌合されて、ロア24がプレート12を前後方向及び左右方向において支持している。
ここで、上述の如く、ロア24がプレート12を支持している。このため、ロア24によってプレート12の強度及び剛性を増加でき、プレート12自体の強度及び剛性を小さくできて、プレート12を小型化できる。
さらに、ロア24にプレート12が嵌合されている。このため、ロア24によってプレート12の強度及び剛性を効果的に増加できる。
しかも、ロア24にプレート12の全周が嵌合されている。このため、ロア24によってプレート12の強度及び剛性を一層効果的に増加できる。
また、レバー34の回転筒34B(中心軸線)とノブ34Aとの間の位置において、プレート12がロア24に支持(嵌合)されると共に、レバー34の当接枠34Cがプレート12に当接される。このため、レバー34に操作力が作用された際に、レバー34の当接枠34Cからプレート12への荷重をロア24が受けることができ、プレート12の強度及び剛性を効率的に増加できる。しかも、レバー34の回転筒34B及びプレート12の回転軸12Cに入力される荷重を小さくできる。
さらに、レバー34の当接枠34Cが、レバー34の回転筒34B(中心軸線)との距離に比し、プレート12のロア24による支持位置(嵌合位置)との距離を小さくされている。このため、レバー34の当接枠34Cからプレート12への荷重をロア24が効果的に受けることができ、プレート12の強度及び剛性を一層効率的に増加できる。しかも、レバー34の回転筒34B及びプレート12の回転軸12Cに入力される荷重を一層小さくできる。
しかも、レバー34の当接枠34Cがプレート12のロア24による支持位置(嵌合位置)に当接される。このため、レバー34の当接枠34Cからプレート12への荷重をロア24が一層効果的に受けることができ、プレート12の強度及び剛性を一層効率的に増加できる。しかも、レバー34の回転筒34B及びプレート12の回転軸12Cに入力される荷重を一層小さくできる。
[第2実施形態]
図7(A)には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置50が後斜め上方から見た斜視図にて示されており、図7(B)には、シフト装置50が後斜め下方から見た斜視図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図7の(A)及び(B)に示す如く、本実施形態に係るシフト装置50では、ロア24(図8の(B)及び(C)参照)が、プレート12(図8(A)参照)に対し下方にスライドされて、内部にプレート12の上プレート12B及び下プレート12Aが嵌合される。
ロア24の横規制孔26は、下側に開放されている。横規制孔26には、下方から下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18が挿入されており、横規制孔26と横突起14及び横凸部18とは、前側、後側、ロア24左右方向外側及び上側において嵌合(面接触)されている。このため、横突起14及び横凸部18の前後方向、左右方向及び上方への移動が規制されて、プレート12の前後方向、左右方向及び上方への移動が規制されている。
ロア24の規制板28は、ロア24の下側に突出されており、規制板28の規制爪28Aは、下面が上方へ向かうに従いロア24の左右方向内側へ向かう方向に傾斜されると共に、上面が上下方向に垂直に配置されている。横規制孔26に下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18が挿入される際には、規制爪28Aが横突起14及び横凸部18に当接されて、規制板28がロア24の左右方向外側に弾性変形される。横規制孔26に横突起14及び横凸部18が挿入された際には、規制爪28Aの横突起14及び横凸部18への当接が解除されて、規制板28がロア24の左右方向内側に弾性復元されることで、規制爪28Aの上面が横突起14及び横凸部18の下面に係止される。このため、横突起14及び横凸部18の下側への移動が係止されて、プレート12の下方への移動が規制されている。
ロア24の後規制孔30は、下側に開放されている。後規制孔30には、下方から下プレート12Aの後突起16及び上プレート12Bの後凸部20が挿入されており、後規制孔30と後突起16及び後凸部20とは、左側、右側、後側及び上側において嵌合(面接触)されている。このため、後突起16及び後凸部20の左右方向、前後方向及び上方への移動が規制されて、プレート12の左右方向、前後方向及び上方への移動が規制されている。
ロア24の前規制孔32は、下側に開放されている。前規制孔32には、下方から下プレート12Aの前突起及び上プレート12Bの前凸片22が挿入されており、前規制孔32と前突起及び前凸片22とは、左側、右側及び前側において嵌合(面接触)されている。このため、前突起及び前凸片22の左右方向及び前後方向への移動が規制されて、上プレート12Bの左右方向及び前後方向への移動が規制されている。
ロア24の取付板24Aは、ネジ42によりコンソール40に上側から締結固定されており、これにより、ロア24がコンソール40に取付けられて、プレート12の上壁がコンソール40から車室内に露出されている。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー34の当接枠34Cがプレート12のロア24による支持位置(嵌合位置)に当接される。しかしながら、レバー34の当接枠34Cがプレート12のロア24による支持位置(嵌合位置)より上側又は下側に当接されてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態において、下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18の前面及び後面の少なくとも一方が上下方向に対する傾斜面にされると共に、ロア24の横規制孔26の前面及び後面の少なくとも一方が上下方向に対する傾斜面にされてもよい。そして、横突起14及び横凸部18の傾斜面と横規制孔26の傾斜面とが嵌合されることで、ロア24と下プレート12A及び上プレート12Bとの間の前後方向におけるガタツキを効果的に抑制できる。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態において、下プレート12Aの横突起14及び上プレート12Bの横凸部18の前面及び後面の少なくとも一方、又は、ロア24の横規制孔26の前面及び後面の少なくとも一方に、潰しリブが突出形成されてもよい。そして、潰しリブが潰された状態で、横突起14及び横凸部18の前面及び後面と横規制孔26の前面及び後面とがそれぞれ嵌合されることで、ロア24と下プレート12A及び上プレート12Bとの間の前後方向におけるガタツキを効果的に抑制できる。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー34が回動される。しかしながら、レバー34がスライド又は中心軸線周りに回転(移動)されてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、シフト装置10、50が車両のコンソールに設置される。しかしながら、シフト装置10、50が車両の他の部分(インストルメントパネル又はステアリングコラム等の車体側)に設置されてもよい。
10・・・シフト装置、12・・・プレート(収容体)、24・・・ロア(取付体)、34・・・レバー(シフト体)、34A・・・ノブ(操作部)、34B・・・回転筒(被支持部)、34C・・・当接枠(当接部)、40・・・コンソール(車体側)、50・・・シフト装置

Claims (6)

  1. 移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体が収容され、前記シフト体が移動可能に支持される収容体と、
    車体側に取付けられ、前記収容体が支持される取付体と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記収容体に前記取付体が嵌合される請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記収容体の全周に前記取付体が嵌合される請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記シフト体は、
    前記収容体に支持される被支持部と、
    前記被支持部との間の位置において前記収容体が前記取付体に支持され、乗員によって操作される操作部と、
    前記被支持部と前記操作部との間の位置において前記収容体に当接される当接部と、
    を有する請求項1記載のシフト装置。
  5. 前記当接部が前記被支持部との距離に比し前記収容体の前記取付体による支持位置との距離を小さくされる請求項4記載のシフト装置。
  6. 前記当接部が前記収容体の前記取付体による支持位置に当接される請求項5記載のシフト装置。
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