JP2023170175A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023170175000001
【課題】初期設置時におけるキャリブレーションの時間を短くできる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、第1キャリブレーションを実行する場合、第1画像形成モードで記録材に第1テストパターンを形成し、第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、第2キャリブレーションを実行する場合、ユーザにより指定された画像形成モードで記録材に第1テストパターンを形成し、指定された画像形成モードに関連付けられた補正情報を生成する制御手段と、を備え、制御手段は、第1キャリブレーションを未実施の場合には、第1キャリブレーションを実行するユーザ入力のみを受け付ける様に受付手段を構成する。
【選択図】図9

Description

本開示は、画像形成装置におけるキャリブレーション技術に関する。
画像形成装置が形成する画像の濃度(階調)は、環境変化や、経時変化等に起因して変化し得る。形成する画像の濃度をターゲット濃度に近づけるため、画像形成装置は、濃度のキャリブレーション(以下、単に、キャリブレーションと表記する。)を実行する。特許文献1は、記録材に形成した階調パターンを読み取ることで、濃度に関する画像形成条件を補正するための補正情報を生成する構成を開示している。特許文献2は、ジョブに基づく画像形成を行っている間に規則的な間隔でカラーパッチを形成し、カラーパッチの検出結果に基づき補正情報を決定する構成を開示している。
特開2000-238341号公報 特開平10-224653号公報
キャリブレーションは、画像形成の種別毎に行う必要がある。具体的には、画像形成装置は、記録材の種別に応じたプロセス速度で画像形成を行う。ここで、第1プロセス速度で行ったキャリブレーションで求めた補正情報は、第1プロセス速度での画像形成に使用できるが、第1プロセス速度とは異なる第2プロセス速度での画像形成に使用できない場合がある。同様に、第1種別のハーフトーン処理を使用してのキャリブレーションで求めた補正情報は、第1種別のハーフトーン処理を使用する画像形成に使用できるが、第1種別とは異なる第2種別のハーフトーン処理を使用する画像形成に使用できない場合がある。さらに、第1の解像度で行ったキャリブレーションで求めた補正情報は、第1の解像度での画像形成に使用できるが、第1の解像度とは異なる第2の解像度での画像形成に使用できない場合がある。
この様に、画像形成種別は、例えば、画像形成のプロセス速度、解像度、ハーフトーン処理等により区別され、以下では、"画像形成モード"としても参照される。画像形成装置が、複数の画像形成モードを有する場合、画像形成装置は、画像形成モード毎の補正情報を必要とする。例えば、画像形成装置の初期設置時等においては、複数の画像形成モードそれぞれの補正情報を生成することが一般的である。このために、複数の画像形成モードそれぞれでのキャリブレーションを行うと、キャリブレーションに要する時間が長くなる。
本開示は、初期設置時におけるキャリブレーションの時間を短くできる技術を提供するものである。
本開示の一態様によると、画像形成装置は、画像データに基づき画像形成モードに関連付けられた補正情報を使用して記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段が前記記録材に形成した画像の濃度を検出する第1検出手段と、キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、前記第1キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、第1画像形成モードで前記記録材に第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、前記第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、前記第2キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、ユーザにより指定された前記画像形成モードで前記記録材に前記第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記指定された前記画像形成モードに関連付けられた前記補正情報を生成する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1キャリブレーションを未実施の場合には、前記第1キャリブレーションを実行する前記ユーザ入力のみを受け付ける様に前記受付手段を構成する。
本開示によると、初期設置時におけるキャリブレーションの時間を短くすることができる。
一実施形態による、画像形成装置の概略的な断面図。 濃度センサ出力と濃度との関係例を示す図。 一実施形態による、第1タイプのキャリブレーションのフローチャート。 検出濃度と、第1ターゲット濃度と、階調補正テーブルと、の関係例を示す図。 一実施形態による、第2ターゲット濃度の判定方法の説明図。 第2キャリブレーションを実行する際に表示される画面例を示す図。 第2キャリブレーションを実行する際に表示される画面例を示す図。 第1キャリブレーションを実行する際に表示される画面例を示す図。 一実施形態による、第1キャリブレーションのフローチャート。 一実施形態による、第1キャリブレーションのフローチャート。 一実施形態による、第2ターゲット濃度の判定に使用する係数情報を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、以下では、電子写真方式の画像形成装置に基づき各実施形態の説明を行う。しかしながら、本開示の内容は、インクジェット方式や、昇華型等の他の方式の画像形成装置に対しても適用可能である。
<第一実施形態>
図1は、画像形成装置100の概略的な断面図である。画像形成装置100は、プリンタ部Bと、画像読取部Aと、を有する。画像読取部Aは、原稿の画像を読み取り、原稿の画像を示す画像データをプリンタ部Bのプリンタ制御部109に出力する。プリンタ部Bは、画像読取部Aからの画像データ、又は、図示しないネットワークを介して外部装置から受信する画像データに基づき記録材Pに画像を形成する。以下、プリンタ部Bの構成について説明する。
画像形成部PY、PM、PC及びPKは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像を形成して中間転写ベルト6に転写する。画像形成部PY、PM、PC及びPKが画像形成に使用するトナーの色は異なるが、それらの構成は同様である。図1では画像形成部PY、PM、PC及びPKを構成する部材を示す参照符号の末尾には、それぞれ、文字"Y"、"M"、"C"及び"K"を付与している。ただし、以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、参照符号の末尾の文字"Y"、"M"、"C"及び"K"を省略した参照符号を使用する。
感光体1は、像担持体であり、画像形成時、図の反時計回り方向に回転駆動される。帯電装置2は、感光体1の表面を一様な電位に帯電させる。露光装置3は、プリンタ制御部109からの画像信号に基づき感光体1を露光し、感光体1に静電潜像を形成する。現像装置4は、現像電圧を出力することにより感光体1の静電潜像にトナーを付着させ、感光体1にトナー像を形成する。一次転写ローラ7は、一次転写電圧を出力することにより感光体1のトナー像を中間転写ベルト6に転写する。各感光体1のトナー像を重ねて中間転写ベルト6に転写することで様々な色を再現することができる。
中間転写ベルト6は、像担持体であり、画像形成時、図の時計回り方向に回転駆動される。これにより、中間転写ベルト6のトナー像は、二次転写ローラ64の対向位置に搬送される。一方、カセット65に格納されている記録材(シート)Pは、ローラ66及びローラ67によって二次転写ローラ64の対向位置に搬送される。二次転写ローラ64は、二次転写電圧を出力することで中間転写ベルト6のトナー像を記録材Pに転写する。トナー像が転写された記録材Pは、定着装置11に搬送される。定着装置11は、記録材Pを加熱・加圧することでトナー像を記録材Pに定着させる。トナー像の定着後、記録材Pは、画像形成装置100の外部に排出される。
制御部110は、画像形成装置100の画像形成動作を統括的に制御する。制御部110は、CPU111、RAM112及びROM113を有する。ROM113は、不揮発性メモリであり、例えば、制御プログラムや、画像形成で使用する各種のデータを格納している。なお、ROM113は、書き換え可能な不揮発性メモリであっても良い。CPU111は、ROM113に格納されている制御プログラムを実行することで画像形成動作を制御する。なお、その際、CPU111は、ROM113に格納されている各種のデータを使用し、かつ、RAM112をワークエリアとして使用する。制御部110は、後述するキャリブレーションを実行することで補正情報である階調補正テーブル(LUT)を生成・更新する。そして、プリンタ制御部109は、LUTを使用して、画像読取部A又は外部装置から受信した画像データの階調補正を行い、階調補正後の画像データに基づく画像信号を露光装置3に出力することで画像形成を行う。
操作部20は、タッチディスプレイ218を備え、ユーザインタフェースを提供する。ユーザは、タッチディスプレイ218を介して画像形成装置100にユーザ入力を入力することで、画像形成装置100を操作することができる。つまり、操作部20は、ユーザによるユーザ入力の受付部として機能する。また、ユーザは、タッチディスプレイ218に表示される画面に基づき画像形成装置100の状態を判定できる。
プリンタ部Bは、定着装置11による定着後のトナー像の濃度を検出するセンサ122を有し得る。CPU111は、センサ122の検出結果に基づき記録材Pに形成されたトナー像の濃度を検出できる。また、画像形成部PY、PM、PC及びPKは、それぞれ、感光体1に形成されたトナー像の濃度を検出する濃度センサ12を有する。濃度センサ12は、LED等の発光素子と、フォトダイオード(PD)等の受光素子を有する。受光素子は、発光素子が射出し、感光体1で正反射した光を受光する様に配置される。濃度センサ12は、受光素子の受光量を示す信号をCPU111に出力する。
図2は、感光体1に形成したトナー像の濃度と濃度センサ12の出力との関係を示している。制御部110には、各色それぞれについて、図2に示す感光体1におけるトナー像の濃度と濃度センサ12の出力との関係を示す情報が格納される。したがって、CPU111は、濃度センサ12の出力に基づき、感光体1に形成されたトナー像の濃度を判定することができる。
上述した様に、画像形成装置100は、形成する画像の濃度がターゲット濃度に近づく様にキャリブレーションを実行する。本実施形態において、キャリブレーションは、第1タイプのキャリブレーションと、第2タイプのキャリブレーションと、に分類される。第1タイプのキャリブレーションは、記録材Pにテストパターンを形成し、センサ122又は画像読取部Aにより、記録材Pに形成されたテストパターンを検出することにより行うキャリブレーションである。第2タイプのキャリブレーションは、感光体1にテストパターンを形成し、濃度センサ12により、感光体1に形成されたテストパターンを検出することにより行うキャリブレーションである。図3は、第1タイプのキャリブレーションのフローチャートである。
ユーザが、例えば、操作部20を介して第1タイプのキャリブレーションの実行を指示すると、制御部110は、S10で、記録材Pに第1テストパターンを形成する。第1テストパターンは、各色について複数の階調のパッチ画像を含む。一例として、第1テストパターンは、各色について64個の異なる階調のパッチ画像を含む。S11において、制御部110は、記録材Pに形成された第1テストパターンの各パッチ画像の濃度を検出する。例えば、第1テストパターンの各パッチ画像の濃度は、画像読取部Aが第1テストパターンの各パッチ画像を読み取ることで検出される。この場合、ユーザは、画像形成装置100が出力する第1テストパターンが形成された記録材Pを画像読取部Aにセットし、操作部20を介して、当該記録材Pの読み取りを画像形成装置100に指示する。また、例えば、第1テストパターンの各パッチ画像の濃度は、センサ122によって検出され得る。この場合、画像形成装置100は、定着装置11の下流側で第1テストパターンの各パッチ画像の濃度を検出する。
S12において、制御部110は、各パッチ画像の階調値及び検出濃度と、各パッチ画像の階調値に対応する第1ターゲット濃度と、に基づき、各色のLUTを生成する。なお、第1ターゲット濃度は、予め、制御部110に格納されている。図4は、検出濃度と、第1ターゲット濃度と、生成されるLUTと、の関係を示している。LUTは、画像形成の際、画像読取部A又は外部装置から受信する画像データが示す階調値(入力階調値)を変換して画像形成に使用する階調値(出力階調値)を求めるために使用される。LUTを使用して画像データが示す階調値を変換することで、記録材Pに形成される画像の濃度を、第1ターゲット濃度に近づけることができる。
続いて、S13~S15において、制御部110は、第2タイプのキャリブレーションにおける第2ターゲット濃度を決定する処理を実行する。まず、制御部110は、S13において、複数の異なる所定の階調値を使用して、第2テストパターンを各感光体1に形成する。本例において、制御部110は、5つの異なる階調値を使用して第2テストパターンを各感光体1に形成するものとする。制御部110は、S13での第2テストパターンの形成においては、S12で生成したLUTを使用する。つまり、制御部110は、5つの所定の階調値をLUTで変換し、変換後の5つの階調値に基づき各感光体1に5つのパッチ画像を含む第2テストパターンを形成する。S14において、制御部110は、各濃度センサ12を用いて、各感光体1に形成された第2テストパターンの各パッチ画像の濃度を検出する。第2テストパターンのパッチ画像を記録材Pに転写して定着することで第1ターゲット濃度のパッチ画像となる。したがって、S14での第2テストパターンの濃度センサ12による検出濃度は、記録材Pでの濃度を第1ターゲット濃度とする感光体1での濃度である。したがって、制御部110は、S15において、S14でのパッチ画像の検出濃度を、当該パッチ画像を形成するのに使用した階調値(LUTによる変換前)の第2ターゲット濃度として、例えば、RAM112に保存する。
図5は、S13~S15の処理の具体例を示している。図5では、5つの階調値48、96、144、192及び255を使用して5つのパッチ画像を含む第2テストパターンを感光体1に形成している。階調値48、96、144、192及び255で形成されたパッチ画像の濃度センサ12による検出濃度は、それぞれ、D#1、D#2、D#3、D#4及びD5である。この場合、階調値48、96、144、192及び255で感光体1に形成される画像の第2ターゲット濃度は、それぞれ、D#1、D#2、D#3、D#4及びD#5になる。
画像形成装置100は、その後、所定の条件が満たされると、第2タイプのキャリブレーションを実行する。具体的には、各感光体1に第2テストパターンを形成し、第2テストパターンの各パッチ画像の濃度を濃度センサ12により検出する。そして、第2テストパターンの各パッチ画像の濃度が第2ターゲット濃度に近づく様にLUTを補正する。この様に、第1タイプのキャリブレーションにおいてLUTが作成され、かつ、第2タイプのキャリブレーションにおける第2ターゲット濃度が決定される。そして、第2タイプのキャリブレーションにおいてLUTが更新される。これにより、記録材Pに形成される画像の濃度を第1ターゲット濃度に近づけることができる。
しかしながら、上述した様に、LUTは、画像形成モード毎に生成する必要がある。例えば、画像形成装置100は、画像形成対象の記録材Pの種別に応じてプロセス速度(記録材Pの搬送速度や、感光体1の回転速度等)を異ならせる。したがって、画像形成装置100が、記録材Pの種別に応じて複数のプロセス速度を使い分ける場合、プロセス速度それぞれに関連付けられたLUTを作成する必要がある。同様に、画像形成装置100が、複数の異なる解像度を使い分ける場合には、各解像度に関連付けられたLUTを作成する必要がある。さらに、画像形成装置100が、複数の異なる種別のハーフトーン処理を使い分ける場合には、ハーフトーン処理の種別それぞれに関連付けられたLUTを作成する必要がある。
このため、本実施形態では、第1タイプのキャリブレーションに第1モードと第2モードの2つのモードを設ける。第2モードでは、ユーザがLUTを作成する画像形成モードを指定する。一方、第1モードでは、複数の画像形成モードの内の所定の1つの画像形成モードでキャリブレーションを実行し、ユーザが画像形成モードを指定しない。以下では、表記を簡略化するため、第1モードで行う第1タイプのキャリブレーションを"第1キャリブレーション"とも表記し、第2モードで行う第1タイプのキャリブレーションを"第2キャリブレーション"とも表記する。
以下では、発明を限定しない具体例として、画像形成モードがプロセス速度で区別され、画像形成装置100が、標準速度と低速度の2つのプロセス速度を有するものとして実施形態の説明を行う。なお、第1種別の記録材Pでは標準速度が使用され、第2種別の記録材Pでは低速度が使用されるものとする。また、表記を簡略化するため、以下では、第1種別の記録材Pを"普通紙"と表記し、第2種別の記録材Pを"厚紙"と表記する。
<第2キャリブレーション>
例えば、ユーザが、操作部20を介して、第2キャリブレーションの実行を指示すると、制御部110は、操作部20のタッチディスプレイ218に図6に示す様な画面を表示する。ユーザは、図6に示す画面に基づき、第2キャリブレーションで使用する記録材Pとして普通紙又は厚紙を選択する。これは、第2キャリブレーションの画像形成モードを指定することに対応する。例えば、ユーザが普通紙を選択すると、制御部110は、図7(A)に示す画面をタッチディスプレイ218に表示する。図7(A)の画面においてユーザが"開始"ボタンを押下すると、制御部110は、図3のフローチャートに従い標準速度での第2キャリブレーションを実行する。つまり、制御部110は、普通紙に第1テストパターンを形成して標準速度のLUTを生成し、かつ、標準速度での第2ターゲット濃度を決定する。
一方、図6の画面でユーザが厚紙を選択すると、制御部110は、図7(B)に示す画面をタッチディスプレイ218に表示する。図7(B)の画面においてユーザが"開始"ボタンを押下すると、制御部110は、図3のフローチャートに従い低速度での第2キャリブレーションを実行する。つまり、制御部110は、厚紙に第1テストパターンを形成して低速度のLUTを生成し、かつ、低速度での第2ターゲット濃度を決定する。なお、第1ターゲット濃度は、画像形成モード(標準速度、低速度)に拘わらず同じである。
<第1キャリブレーション>
第1キャリブレーションにおいては、所定の画像形成モードで第1タイプのキャリブレーションを実行して、当該画像形成モードに関連付けられたLUTを生成し、かつ、当該画像形成モードでの第2ターゲット濃度を決定する。そして、所定の画像形成モードに関連付けられたLUTに基づき、他の画像形成モードそれぞれに関連付けられたLUT及び第2ターゲット濃度を判定する。以下では、所定の画像形成モードが普通紙に対応する標準速度であるものとして第1キャリブレーションの説明を行う。ユーザが、操作部20を介して、第1キャリブレーションの実行を指示すると、制御部110は、操作部20のタッチディスプレイ218に図8に示す様な画面を表示する。ユーザは、図8に示す画面において、"開始"ボタンを押下すると、制御部110は、図9のフローチャートに従い第1キャリブレーションを実行する。
図9のS20~S24の処理は、普通紙を使用して行う図3のS10~S14の処理と同様である。S25において、制御部110は、S24での第2テストパターンの各パッチ画像の検出濃度を、標準速度での第2ターゲット濃度及び低速度での第2ターゲット濃度(ターゲット値)として、例えば、RAM112に保存する。感光体1での濃度が同じであっても、プロセス速度により記録材Pにおける濃度の傾向は異なるが、その差は大きくないため、本実施形態では、S24で検出した濃度を、総ての画像形成モードにおける第2ターゲット濃度として取り扱う。
続いて、制御部110は、S26において、低速度で感光体1に第2テストパターンを形成し、S27において、濃度センサ12により第2テストパターンの各パッチ画像の濃度を検出する。続いて、制御部110は、S28において、低速度での第2ターゲット濃度(S25で判定)と、低速度で感光体1に形成した第2テストパターンの各パッチ画像の検出濃度(S27で検出)と、に基づき低速度のLUTを生成する。
この様に、複数の画像形成モードの内の1つの画像形成モードでのキャリブレーションを実行することで、当該1つの画像形成モードのLUTに加えて、他の1つ以上の画像形成モードのLUTを生成し、かつ、第2ターゲット濃度を判定することができる。したがって、キャリブレーションに要する時間を短くすることができる。
例えば、画像形成装置100の初期設置時には、その後の画像形成のために各画像形成モードのLUTを作成しておく必要がある。ここで、画像形成装置100が、第2モード(第2キャリブレーション)しか実行できないと、複数の画像形成モードそれぞれについて、第1タイプのキャリブレーションを実行しなければならず、設置作業の作業量が増大する。また、上記実施形態の様に、画像形成モードが記録材Pの種別に関連する場合、各画像形成モードに関連する記録材P(上記実施形態では、普通紙及び厚紙)を用意しておかなければならない。一方、本実施形態による画像形成装置100は、第1モード(第1キャリブレーション)を実行可能に構成される。したがって、1つの画像形成モードでのキャリブレーションの実行により、総ての画像形成モードのLUTを生成することができ、初期設置時の作業量を低減できる。また、事前に各画像形成モードに関連する種別の記録材Pの総てを用意しておく必要はない。
ここで、本実施形態において、操作部20は、第1キャリブレーションを実行するユーザ入力と、第2キャリブレーションを実行するユーザ入力をそれぞれ受け付ける用に構成される。しかしながら、初期設置時等の所定の条件が満たされる際には、第1キャリブレーションを実行するユーザ入力のみを受け付ける様に制御部110は、操作部20を構成し得る。つまり、当該所定の条件が満たされる場合には、図8の画面を表示するが、図6の画面を操作部20に表示しない様に画像形成装置100の制御部110は構成され得る。なお、所定の条件は、第1キャリブレーションが未実施である場合に満たされる構成とし得る。また、所定の条件は、制御部110に、各画像形成モードに関連付けられたLUTが保存されていない場合に満たされる構成とし得る。上記実施形態の例で説明すると、制御部110に、標準速度及び低速度に関連付けられたLUTが保存されていない場合に所定の条件が満たされる構成とし得る。
また、第1キャリブレーションと第2キャリブレーションを区別することなく、第1タイプのキャリブレーションを実行するユーザ入力を受け付ける様に操作部20を構成することもできる。この場合、制御部110は、上記所定の条件が満たされている場合、ユーザ入力に応答して第1キャリブレーションを実行する。一方、制御部110は、上記所定の条件が満たされていない場合、ユーザ入力に応答して、画像形成モードを指定するユーザ入力のための画面(図6)を操作部20に表示して、画像形成モードの指定をユーザに促す。
<変形形態>
図9に示すフローチャートにおいては、S24で検出した濃度を、複数の画像形成モードそれぞれの第2ターゲット濃度としていた。しかしながら、S24で検出した濃度については、標準速度での第2ターゲット濃度とし、低速度といった、その他の画像形成モードの第2ターゲット濃度については、S24で検出した濃度に基づき推定・判定する構成とし得る。図10は、図9のフローチャートの変形形態を示している。なお、図9のフローチャートでの処理ステップと同様の処理ステップについては同じステップ番号を付与し、その説明については省略する。
制御部110は、S24において、標準速度で形成した第2テストパターンの各パッチ画像の濃度を検出すると、S30において、S24で検出した濃度を標準速度での第2ターゲット濃度として保存する。続いて、制御部110は、S31において、標準速度での第2ターゲット濃度に基づき、低速度での第2ターゲット濃度を判定して保存する。一例として、制御部110は、標準速度での第2ターゲット濃度それぞれを予め格納されている変換係数に基づき調整することで低速度での第2ターゲット濃度を求める。本形態において、制御部110は、標準速度での第2ターゲット濃度に変換係数を乗ずることで低速度での第2ターゲット濃度を求めるものとする。変換係数は所定値であっても良いが、例えば、図11に示す様に、条件毎に異なる値とすることができる。図11では、画像形成装置100に設けられた不図示の温度計及び湿度計が測定・検出する温度及び湿度の組み合わせに基づき変換係数の値を異ならせている。例えば、図11によると、温度が25度であり、かつ、湿度が10%の場合の変換係数は1.03である。したがって、この場合、標準速度での第2ターゲット濃度を1.03倍した濃度が、低速度での第2ターゲット濃度となる。図11に示す変換係数の情報は予め制御部110に格納される。なお、図11では温度及び湿度の組み合わせに基づき変換係数を判定しているが、温度及び湿度の内のいずれか1つのみに基づき変換係数を判定する構成とすることもできる。さらに、図11では、階調値に拘わらず同じ変換係数を使用しているが、階調値に応じて変換係数を異ならせる構成であっても良い。
感光体1での濃度が同じであってもプロセス速度(又は、記録材Pの種別)が異なると、記録材Pに形成される画像の濃度は異なり得る。上述した様に、記録材Pに形成される画像の濃度差は小さいが、感光体1での濃度と記録材Pでの濃度との関係に規則性がある場合、当該規則性に基づく変換係数を使用することで低速度での第2ターゲット濃度を精度良く判定することができる。したがって、第1キャリブレーションで使用する画像形成モードとは異なる画像形成モードのLUTを精度良く生成することができる。
<その他>
なお、上記各実施形態においては、プロセス速度毎にLUTを生成し、プロセス速度は記録材Pの種別に基づき決定されるものとしていた。例えば、画像形成装置100が、3つの種別の記録材Pには第1プロセス速度を使用し、他の2つの種別の記録材Pには第2プロセス速度を使用する場合、第1プロセス速度でのLUTと、第2プロセス速度でのLUTが生成されていた。しかしながら、プロセス速度に拘わらず、記録材Pの種別毎にLUTを生成する構成であっても良い。つまり、画像形成モードをプロセス速度で区別するのではなく、画像を形成する記録材Pの種別により区別する構成とすることもできる。
また、画像形成モードを、プロセス速度、解像度、ハーフトーン処理、記録材Pの種別の内の2つ以上の組み合わせにより区別する構成とし得る。例えば、低速度及び標準速度の2つのプロセス速度と、低解像度及び高解像度の2つの解像度を使用する場合、画像形成モードの数を4つとし得る。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
画像データに基づき画像形成モードに関連付けられた補正情報を使用して記録材に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段が前記記録材に形成した画像の濃度を検出する第1検出手段と、
キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、
前記第1キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、第1画像形成モードで前記記録材に第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、前記第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、前記第2キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、ユーザにより指定された前記画像形成モードで前記記録材に前記第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記指定された前記画像形成モードに関連付けられた前記補正情報を生成する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1キャリブレーションを未実施の場合には、前記第1キャリブレーションを実行する前記ユーザ入力のみを受け付ける様に前記受付手段を構成する、画像形成装置。
(構成2)
画像データに基づき画像形成モードに関連付けられた補正情報を使用して記録材に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段が前記記録材に形成した画像の濃度を検出する第1検出手段と、
キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、
前記第1キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、第1画像形成モードで前記記録材に第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、前記第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、前記第2キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、ユーザにより指定された前記画像形成モードで前記記録材に前記第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記指定された前記画像形成モードに関連付けられた前記補正情報を生成する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1キャリブレーションで生成した前記第1補正情報及び前記第2補正情報を保存し、前記第1補正情報及び前記第2補正情報を保存していない場合、前記第1キャリブレーションを実行する前記ユーザ入力のみを受け付ける様に前記受付手段を構成する、画像形成装置。
(構成3)
前記画像形成モードは、前記画像を形成する前記記録材の種別、前記画像の解像度、前記画像を形成する際のプロセス速度、及び、前記画像を形成する際に実行するハーフトーン処理の種別の内の少なくとも1つに基づき区別される、構成1又は2に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記補正情報は、前記画像データが示す階調値を補正する階調補正テーブルである、構成1から構成3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成5)
前記画像形成手段は、像担持体に形成したトナー像を前記記録材に転写し、前記記録材に転写された前記トナー像を前記記録材に定着させることで前記記録材に前記画像を形成し、
前記画像形成装置は、前記像担持体に形成された前記トナー像の濃度を検出する第2検出手段をさらに備え、
前記第1キャリブレーションにおいて、前記制御手段は、前記画像形成手段を制御して、前記第1補正情報を使用して前記第1画像形成モードで前記像担持体に第2テストパターンを形成し、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出結果に基づき前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度のターゲット値を判定し、前記画像形成手段を制御して、前記第2画像形成モードで前記像担持体に前記第2テストパターンを形成し、前記第2画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出結果と、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値と、に基づき前記第2補正情報を生成する、構成1から4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(構成6)
前記制御手段は、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出濃度を、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値と判定する、構成6に記載の画像形成装置。
(構成7)
前記制御手段は、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出濃度を係数に基づき調整することで、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値を判定する、構成5に記載の画像形成装置。
(構成8)
前記係数は、前記画像形成装置が測定する温度及び湿度の内の少なくとも1つに基づき決定される、構成6に記載の画像形成装置。
109:プリンタ制御部、PY、PM、PC、PK:画像形成部、122:センサ、A:画像読取部、110:制御部

Claims (8)

  1. 画像データに基づき画像形成モードに関連付けられた補正情報を使用して記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段が前記記録材に形成した画像の濃度を検出する第1検出手段と、
    キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、
    前記第1キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、第1画像形成モードで前記記録材に第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、前記第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、前記第2キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、ユーザにより指定された前記画像形成モードで前記記録材に前記第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記指定された前記画像形成モードに関連付けられた前記補正情報を生成する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1キャリブレーションを未実施の場合には、前記第1キャリブレーションを実行する前記ユーザ入力のみを受け付ける様に前記受付手段を構成する、画像形成装置。
  2. 画像データに基づき画像形成モードに関連付けられた補正情報を使用して記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段が前記記録材に形成した画像の濃度を検出する第1検出手段と、
    キャリブレーションとして第1キャリブレーション及び第2キャリブレーションのどちらを実行するかのユーザ入力を受け付ける受付手段と、
    前記第1キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、第1画像形成モードで前記記録材に第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記第1画像形成モードに関連付けられた第1補正情報を生成し、前記第1補正情報に基づき第2画像形成モードに関連付けられた第2補正情報を生成し、前記第2キャリブレーションを実行する場合、前記画像形成手段を制御して、ユーザにより指定された前記画像形成モードで前記記録材に前記第1テストパターンを形成し、前記第1テストパターンの前記第1検出手段による検出結果に基づき前記指定された前記画像形成モードに関連付けられた前記補正情報を生成する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1キャリブレーションで生成した前記第1補正情報及び前記第2補正情報を保存し、前記第1補正情報及び前記第2補正情報を保存していない場合、前記第1キャリブレーションを実行する前記ユーザ入力のみを受け付ける様に前記受付手段を構成する、画像形成装置。
  3. 前記画像形成モードは、前記画像を形成する前記記録材の種別、前記画像の解像度、前記画像を形成する際のプロセス速度、及び、前記画像を形成する際に実行するハーフトーン処理の種別の内の少なくとも1つに基づき区別される、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正情報は、前記画像データが示す階調値を補正する階調補正テーブルである、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、像担持体に形成したトナー像を前記記録材に転写し、前記記録材に転写された前記トナー像を前記記録材に定着させることで前記記録材に前記画像を形成し、
    前記画像形成装置は、前記像担持体に形成された前記トナー像の濃度を検出する第2検出手段をさらに備え、
    前記第1キャリブレーションにおいて、前記制御手段は、前記画像形成手段を制御して、前記第1補正情報を使用して前記第1画像形成モードで前記像担持体に第2テストパターンを形成し、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出結果に基づき前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度のターゲット値を判定し、前記画像形成手段を制御して、前記第2画像形成モードで前記像担持体に前記第2テストパターンを形成し、前記第2画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出結果と、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値と、に基づき前記第2補正情報を生成する、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出濃度を、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値と判定する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1画像形成モードで形成した前記第2テストパターンの前記第2検出手段による検出濃度を係数に基づき調整することで、前記第2画像形成モードでの前記第2テストパターンの検出濃度の前記ターゲット値を判定する、請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記係数は、前記画像形成装置が測定する温度及び湿度の内の少なくとも1つに基づき決定される、請求項7に記載の画像形成装置。
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