JP2023168880A - 生体情報検出装置 - Google Patents

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Shunsuke Shibata
洋一朗 鈴木
Yoichiro Suzuki
ユミ 丸山
Yumi Maruyama
和夫 多田
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Abstract

【課題】車室内の乗員の生体情報を適切に検出可能な生体情報検出装置を提供する。【解決手段】生体情報検出装置1は、特定の方向に指向性を有する第1アンテナ部11および所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部12を含むアンテナ機器10と、各アンテナ部11、12が接続される送受信装置20と、情報制御部30と、を備える。情報制御部30は、各アンテナ部11、12の一方から電波が送信された場合に、各アンテナ部11、12の一方が受ける電波に応じた受信信号を取得する入力部31および入力部31で取得された受信信号に基づいて生体情報を検出する処理部35を備える。アンテナ機器10は、車両の走行時に、第1アンテナ部11が送信アンテナおよび受信アンテナのうち少なくとも一方として機能し、車両の停車時に、第2アンテナ部12が送信アンテナおよび受信アンテナとして機能するようになっている。【選択図】図2

Description

本開示は、車室内の乗員の生体情報を検出する生体情報検出装置に関する。
従来、非接触かつ非拘束で対象者の心拍出量等を対象者の生体情報として推定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、対象者の心臓に向けて電波を照射するとともに、対象者の心臓を透過した電波を受信し、当該電波の受信信号の位相または振幅の変化に基づいて対象者の心拍出量等を推定する。
特開2006-202516号公報
ところで、本発明者らは、生体情報検出装置を車両に適用し、生体情報検出装置によって車室内の乗員の生体情報を検出することを検討している。本発明者らの検討によれば、以下のことが判った。
車両の走行時は、乗員の身体がシートベルト等によって拘束され、乗員の移動が制限されるので、乗員の搭乗位置が特定し易くなる。このため、特定の方向に指向性を有するアンテナを用いて、乗員に向けて電波を適切に照射することが可能であり、乗員の生体情報を適切に検出し易い。
しかしながら、例えば、車両の停車時は、シートベルト等による拘束が解かれることで、乗員の移動が制限されず、乗員の搭乗位置が把握し難くなる。このため、特定の方向に指向性を有するアンテナを用いる場合、乗員に向けて電波を適切に照射することが困難となり、乗員の生体情報を適切に検出し難い。このように、生体情報の検出には依然として改善の余地がある。
本開示は、車室内の乗員の生体情報を適切に検出可能な生体情報検出装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
車両に搭載され、車室内の乗員の生体情報を検出する生体情報検出装置であって、
特定の方向に指向性を有する第1アンテナ部(11)および所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部(12)を含むアンテナ機器(10)と、
第1アンテナ部および第2アンテナ部が接続される送受信装置(20)と、
第1アンテナ部および第2アンテナ部のうち電波の送信側となるアンテナ部から電波が送信された場合に、第1アンテナ部および第2アンテナ部のうち電波の受信側となるアンテナ部が受ける電波に応じた受信信号を取得する信号取得部(31)と、
信号取得部で取得された受信信号に基づいて生体情報を検出する情報検出部(35)と、を備え、
アンテナ機器は、
車両の走行時に、第1アンテナ部が電波を送信する送信アンテナおよび電波を受信する受信アンテナのうち少なくとも一方として機能するようになっており、
車両の停車時に、第2アンテナ部が、送信アンテナとして機能しつつ、受信アンテナとしても機能するようになっている。
このように、電波の受信アンテナおよび送信アンテナが車両の走行時および停車時それぞれに適した指向性に切り替わる構成になっていれば、車室内の乗員の生体情報を適切に検出することができる。
特に、車室内における乗員の移動が制限されない車両の停車時に、任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部を受信アンテナおよび送信アンテナとして機能させる構成とすれば、車両の停止時において、車室内の乗員の生体情報を適切に検出することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る生体情報検出装置を適用した車両の模式的な平面図である。 第1実施形態に係る生体情報検出装置の概略構成図である。 第1アンテナ部の指向性を説明するための説明図である。 第2アンテナ部の指向性を説明するための説明図である。 生体情報検出装置の情報制御部が実行する制御処理の流れを示すフローチャートである。 生体情報検出装置の情報制御部が実行する心拍検知処理の流れを示すフローチャートである。 車両の走行時における電波の送受信を説明するための説明図である。 受信信号の処理の流れを説明するための説明図である。 受信信号の周波数特性を説明するための説明図である。 生体情報検出装置の情報制御部が実行する置き去り検知処理の流れを示すフローチャートである。 車両の停車時における電波の送受信を説明するための説明図である。 第2実施形態に係る生体情報検出装置の概略構成図である。 第2実施形態に係る生体情報検出装置のアンテナ部の指向性を説明するための説明図である。 第3実施形態に係る生体情報検出装置を適用した車両の模式的な平面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1~図11を参照して説明する。本実施形態では、本開示の生体情報検出装置1を用いて、車両Cの車室内にいる乗員Pの生体情報を検出する例について説明する。なお、図面に示したx、y、zの各矢印は、xが車両Cの後方を示し、yが車両Cの右方を示し、zが車両Cの上方を示している。
図1に示す車両Cは、例えば、自動運転システムが搭載された自動運転車両である。自動運転システムは、所定の指標レベル以下(例えば、NHTSAの指標レベル3以下)では、運転手の監視下で作動し、運転責任は運転手が負うものとされている。一方、自動運転システムにより運転手を含む乗員Pの心理的負荷が減り、乗員Pの覚醒度が低下することが多くの学会で報告されている。そのため、近年、乗員P(特に、運転手)の覚醒度を検出し、その結果に応じて警告表示等を行うシステムの開発が進められている。乗員Pの覚醒度を検出するために、乗員Pの心拍や呼吸といった生体情報を計測する場合、「運転の妨げとならないこと」および「常時計測が必要であること」といった制約から、乗員Pの身体に対して非接触、且つ、非拘束の手法による計測が望まれている。
また、昨今、車両Cの停車時に車室内に幼児を置き去りにしてしまう事故が発生していることを受け、例えば、Euro-NCAPでは、置き去り検知システムを評価対象とすることを公表している。このようなシステムでは、主に幼児の呼吸検知が必要とされている。毛布等に幼児が覆われた状態でも検知することを要件としており、カメラ単独では難しく、毛布越しでも呼吸を検知可能な電波を用いて呼吸や体動による体表面の変位を計測するシステムが有力となる。なお、NCAPは、New Car Assessment Programmeの略称である。
このように、車室内での生体情報の検出ニーズは高まってきているが、アプリケーション毎にセンサを配置するのではなく、複数機能のセンシングが可能であるセンサが求められている。
これらを踏まえて、生体情報検出装置1は、乗員Pの身体で反射した電波信号に基づいて、乗員Pの生体情報を検出する電波透過式の装置として構成されている。生体情報検出装置1は、車両Cの走行時に座席Sに着座した乗員Pの心拍数を生体情報として算出し、車両Cの停車時に置き去り検知のために車室内の乗員Pの呼吸を生体情報として算出する。なお、生体情報検出装置1は、乗員Pの身体を透過した電波信号に基づいて、乗員Pの生体情報を検出する電波透過式の装置として構成されていてもよい。
ここで、車室内には、運転席DSを含む複数の座席Sが設置されている。座席Sは、図2に示すように、乗員Pの下半身を支持するシートクッションSC、乗員Pの上半身を背後から支持するシートバックSB、乗員Pの頭部を支持するヘッドレストHRを有している。車両Cの走行時等のように乗員Pがシートベルトを装着した状態では、乗員Pの背中がシートバックSBに接する。
生体情報検出装置1は、アンテナ機器10、送受信装置20、情報制御部30を含んでいる。生体情報検出装置1の各種構成は、基本的に車両Cに搭載されるが、一部が車両Cの外部に設置されるようになっていてもよい。
アンテナ機器10は、自身の周囲に電波を送信したり、自身の周囲から電波を受信したりする機器である。アンテナ機器10は、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12を含んでいる。
第1アンテナ部11および第2アンテナ部12は、複数の座席Sのうち、運転席DSのシートバックSBに配置されている。図2では、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12が互いに離間して配置されているが、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12は、近接して配置されていてもよい。
第1アンテナ部11は、図3に示すように、特定の方向に指向性を有するアンテナで構成されている。特定の方向は、車両Cの走行時に乗員Pが拘束される位置に向く方向に設定されている。具体的には、第1アンテナ部11は、運転席DSに着座した乗員Pに向く方向(すなわち、運転席DSのシートバックSBから前方に向かう方向)に設定されている。
第2アンテナ部12は、図4に示すように、所定周波数(例えば、900MHz帯の周波数)に対して任意の方向に指向性を有するアンテナで構成されている。第2アンテナ部12は、無指向性アンテナで構成されている。なお、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12は、上記のような指向性に違いがあるのであれば、アンテナ形状、給電方式等が同じもので構成されていてもよいし、異なるもので構成されていてもよい。
送受信装置20は、アンテナ機器10を構成する第1アンテナ部11および第2アンテナ部12がそれぞれ接続されている。送受信装置20は、送信機21および受信機22を含んでいる。
送信機21は、所定周波数(例えば、900MHz帯の周波数)の送信信号を第1アンテナ部11および第2アンテナ部12の一方に出力する。本実施形態の送信機21は、情報制御部30からの制御信号に応じて、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12の一方を送信アンテナに設定する。送信機21がこのように構成されていることで、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12の一方は、電波を送信する送信アンテナとして、送信機21からの送信信号に応じた電波を放射する。
受信機22は、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12のうち電波の送信側となるアンテナ部から電波が送信された場合に、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12のうち電波の受信側となるアンテナ部が受ける電波を増幅して出力する。本実施形態の受信機22は、情報制御部30からの制御信号に応じて、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12の一方を受信アンテナに設定する。受信機22がこのように構成されていることで、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12の一方は、電波を受信する受信アンテナとして電波を受信する。
情報制御部30は、受信機22から取得した受信信号に基づいて、乗員Pの心拍数を算出する。情報制御部30は、入力部31、記憶部32、出力部33、通信部34、処理部35を含んでいる。
入力部31は、送受信装置20に接続されて、受信機22の出力を受信信号として取得する信号取得部である。この入力部31は、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12のうち電波の送信側となるアンテナ部から電波が送信された場合に、第1アンテナ部11および第2アンテナ部12のうち電波の受信側となるアンテナ部が受ける電波に応じた受信信号を取得する。入力部31は、受信機22から入力されたアナログ信号である受信信号をデジタル信号として処理部35に出力する。
記憶部32は、RAM、ROM、書き込み可能な不揮発性記憶媒体等を含む。記憶部32を構成するRAM、ROM、書き込み可能な不揮発性記憶媒体は、いずれも非遷移的実体的記憶媒体である。
出力部33は、処理部35から入力された信号を、通信部34等を介して情報制御部30の外部の装置に出力する。出力先の外部の装置は、例えば、ユーザ等に向けて各種情報を報知する報知装置40、経路案内等を行う車載ナビゲーション装置、車両Cの外部と通信を行う車載データ通信モジュール、車両Cのユーザが携帯する携帯通信端末等が挙げられる。
通信部34は、情報制御部30の外部の機器と通信することによって、外部の機器から情報を取得したり、外部の機器に情報を提供したりする。通信部34は、例えば、シフトノブの操作信号、車速センサの出力信号等を車載機器50から取得可能になっている。
処理部35は、記憶部32のROMまたは書き込み可能な不揮発性記憶媒体に記録されたプログラムに従った処理を実行する装置である。本実施形態の処理部35は、記憶部32のRAMを作業領域として使用する。処理部35は、入力部31が取得した受信信号に基づいて生体情報を検出する情報検出部として機能する。
このように構成される生体情報検出装置1は、車両Cの走行時に、乗員Pに向けて電波を送信し、乗員Pの心臓Hの動きによって変化する電波の揺らぎを見ることで乗員Pの心拍数を検出する。但し、このような検出方式では、運転手や同乗者の動きによっても電波が揺らいでしまう。このため、アンテナ機器10の指向性は、心拍数を検出する乗員P(本例では運転手)に向いていることが望ましい。
一方、車両Cの停車時における置き去り検知では、車室内全域が検知対象領域となっていることが望ましいこともあり、車両Cの停車時は、車両Cの走行時には外乱箇所となる箇所に向けても電波を照射する必要があり、車両Cの走行時とは相反することになる。
これらを加味して、生体情報検出装置1のアンテナ機器10は、車両Cの走行時に、第1アンテナ部11が電波を送信する送信アンテナおよび電波を受信する受信アンテナのうち少なくとも一方として機能するようになっている。また、アンテナ機器10は、車両Cの停車時に、第2アンテナ部12が、送信アンテナとして機能しつつ、受信アンテナとしても機能するようになっている。このような機能の切り替えは、情報制御部30が実行する制御処理によって実現される。
以下、情報制御部30が実行する制御処理について図5等を参照しつつ説明する。図5に示す制御処理は、車両Cの走行時や停車時に関わらず、周期的または不定期に情報制御部30によって実行される。
図5に示すように、情報制御部30は、ステップS100にて、車両状態に関する情報を取得する。例えば、情報制御部30は、車載機器50からシフトノブの操作信号、車速センサの出力信号等を車両状態として取得する。
続いて、情報制御部30は、ステップS110にて、車両Cが走行状態であるか否かを判定する。この判定は、例えば、車載機器50から得られるシフトノブの操作信号、車速センサの出力信号の少なくとも1つに基づいて実施することができる。具体的には、情報制御部30は、車速が0km/hよりも大きい場合に車両Cが走行状態であると判定する。なお、情報制御部30は、シフトノブがドライブレンジ(すなわち、Dレンジ)に設定されている場合に車両Cが走行状態であると判定するようになっていてもよい。
車両Cが走行状態である場合、情報制御部30は、ステップS120にて、乗員Pの心拍数を生体情報として検知する心拍検知処理を実行する。具体的には、情報制御部30は、心拍検知処理にて、運転手の心拍数を検知する。心拍検知処理については、図6を参照しつつ説明する。
図6に示すように、情報制御部30は、ステップS200にて、アンテナ機器10の第2アンテナ部12から電波が送信されるように、送受信装置20に対して制御信号を出力する。これにより、送受信装置20は、所定の周波数の送信信号を第2アンテナ部12に出力する。そして、第2アンテナ部12は、図7に示すように、送受信装置20からの送信信号に応じた電波を放射する。第2アンテナ部12から電波の一部は、運転手に到達する。
電波に対して乗員Pの身体は誘電体として機能する。このため、乗員Pの身体を電波が通過する際に、電波の電界強度に誘電体損失が生じる。乗員Pの身体のうち、心臓Hや肺は、拡張、収縮に伴ってその形状が変化する。このため、心臓Hや肺で反射する電波および心臓Hや肺を透過した電波において、電界強度に生じる誘電体損失は、心臓Hの心拍や呼吸に応じて変化する。心臓Hや肺で反射する電波および心臓Hや肺を透過した後に反射する電波は、アンテナ機器10の受信アンテナで受信される。このようにしてアンテナ機器10の受信アンテナで受信する信号の強度は、心臓Hの心拍や呼吸に応じて周期的に変化する成分を含む。したがって、アンテナ機器10の送信アンテナからの電波を受信アンテナが受信した際に受信アンテナから送受信装置20に出力される電気信号のレベルは、心臓Hの心拍や呼吸に応じて変動する成分が含まれる。
図6に戻り、情報制御部30は、ステップS210にて、第2アンテナ部12から電波が送信された際に、第1アンテナ部11を受信アンテナとして電波を受信する。第1アンテナ部11は、運転席DSに着座した乗員Pに向く指向性を有している。このため、車両Cの走行時は、電波の受信方向が運転手側に絞られるので、周囲の外乱の影響が受け難くなる。
具体的には、情報制御部30は、第1アンテナ部11で受信される受信信号の時間波形を、送受信装置20を介して取得する。受信信号の時間波形は、受信信号の信号強度の時間変化である。時間波形は、例えば、図8の上段に示すような波形となる。この時間波形には、心拍に相関性を有する成分だけでなく心拍とは無関係な成分が含まれる。
続いて、情報制御部30は、ステップS220にて、受信信号に含まれるノイズ成分を除去するフィルタ処理を行う。例えば、情報制御部30は、心拍に相関性を有する成分の周波数帯を通すフィルタを用いて、受信信号に含まれるノイズ成分を除去する。これにより、例えば、図8の中段に示す時間波形が得られる。
続いて、情報制御部30は、ステップS230にて、ステップS220で得られた時間波形をフーリエ変換して受信信号の周波数特性を算出する。周波数特性は、周波数と強度と関係を示す特性である。これにより、例えば、図8の下段に示す周波数特性が得られる。なお、図8の下段では、横軸が周波数を示し、縦軸が信号の強度を示している。
続いて、情報制御部30は、ステップS240に移行して、周波数特性において、心拍に相関性を有するピーク強度SPを特定する。例えば、図9に示すように、周波数特性において強度が最も大きくなるピーク強度SPを心拍に相関性を有する強度として特定する。そして、情報制御部30は、特定したピーク強度SPおよびピーク強度SPに対応する周波数を、心拍に相関性を有する成分として抽出する。
続いて、情報制御部30は、ステップS250に移行し、ステップS240で抽出した心拍に相関性を有する成分から心拍数を算出する。具体的には、情報制御部30は、受信信号の周波数特性においてピーク強度SPに対応する周波数をHz単位で表した値に60を乗算することで、bmp単位で表した心拍数を得る。bpmは、beat per minuteの略称であり、1分間当たりの心拍数を表す単位である。例えば、ピーク強度SPに対応する周波数が1Hzであった場合、心拍数はそれに60を乗じた60bpmとなる。
続いて、情報制御部30は、ステップS260にて、ステップS250で算出した心拍数を出力部33から生体情報検出装置1の外部の装置に出力する。情報制御部30は、例えば、乗員Pの心拍数に基づいて乗員Pの覚醒度等を検出するドライバステータスモニタDSMに対して心拍数を出力するようになっていてもよい。なお、ドライバステータスモニタDSMは、報知装置40に含まれる。
図5に戻り、車両Cが走行状態ではなく停車状態である場合、情報制御部30は、ステップS130にて、車室内に置き去りにされた乗員Pを検知する置き去り検知処理を実行する。置き去り検知処理については、図10を参照しつつ説明する。
図10に示すように、情報制御部30は、ステップS300にて、アンテナ機器10の第2アンテナ部12から電波が送信されるように、送受信装置20に対して制御信号を出力する。これにより、送受信装置20は、第2アンテナ部12は、所定の周波数の送信信号を第2アンテナ部12に出力する。そして、第2アンテナ部12は、図11に示すように、送受信装置20からの送信信号に応じた電波を、車室内の任意の方向に向けて放射する。第2アンテナ部12から電波の一部は、例えば、運転席DSの後方にいる乗員Pにも到達する。
情報制御部30は、ステップS310にて、第2アンテナ部12から電波が送信された際に、第2アンテナ部12を受信アンテナとして電波を受信する。具体的には、情報制御部30は、第2アンテナ部12から電波が送信された際に、第2アンテナ部12で受信される受信信号の時間波形を、送受信装置20を介して取得する。第2アンテナ部12は、任意の方向に指向性を有している。このため、車両Cの停車時は、電波の受信方向を車室内全域としているので、例えば、運転席DSの後方にいる乗員Pの呼吸に相関性を有する信号成分を受信し易くなる。
続いて、情報制御部30は、ステップS320にて、受信信号に含まれるノイズ成分を除去するフィルタ処理を行う。例えば、情報制御部30は、呼吸に相関性を有する成分の周波数帯を通すフィルタを用いて、受信信号に含まれるノイズ成分を除去する。
続いて、情報制御部30は、ステップS330にて、ステップS320で得られた時間波形をフーリエ変換して受信信号の周波数特性を算出する。そして、情報制御部30は、ステップS340に移行し、ステップS330で算出した周波数特性から呼吸に相関性を有する成分を抽出して呼吸の有無を検知する。
続いて、情報制御部30は、ステップS350にて、乗員Pの置き去りが発生したか否かを判定する。この判定処理では、例えば、ステップS330の処理で呼吸が検知された場合に置き去りが発生したと判定し、呼吸が検知されなかった場合に置き去りが発生していないと判定する。
情報制御部30は、乗員Pの置き去りが発生していない場合は本処理を抜ける。情報制御部30は、乗員Pの置き去りが発生している場合はステップS360に移行して、乗員Pの置き去りが発生した旨をユーザ等に報知する報知処理を実行する。この報知処理では、まず、携帯通信端末を通じてユーザに報知する。ユーザに報知後、置き去り状態が所定の期間継続される場合は、ハザードランプの点灯等によって車両Cの外部へ乗員Pの置き去りが発生していることを報知する。このような報知処理によって、乗員Pの置き去りよる事故を未然に防止することができる。
以上説明した生体情報検出装置1は、アンテナ機器10が、特定の方向に指向性を有する第1アンテナ部11および所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部12を含んでいる。アンテナ機器10は、車両Cの走行時に、第1アンテナ部11が電波を送信する送信アンテナおよび電波を受信する受信アンテナのうち少なくとも一方として機能するようになっている。そして、アンテナ機器10は、車両Cの停車時に、第2アンテナ部12が、送信アンテナとして機能しつつ、受信アンテナとしても機能するようになっている。
このように、電波の受信アンテナおよび送信アンテナが車両Cの走行時および停車時それぞれに適した指向性に切り替わる構成になっていれば、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。特に、車両Cの停車時に、任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部12が受信アンテナおよび送信アンテナとして機能するようになっていれば、車両Cの停止時において、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。すなわち、車両Cの停車時は、車室内全域で呼吸を検知するので、乗員Pの置き去りを適切に検知することができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置1は、以下の特徴を備える。
(1)アンテナ機器10は、車両Cの走行時に、第2アンテナ部12が送信アンテナとして機能し、第1アンテナ部11が受信アンテナとして機能するようになっている。このように、車室内における乗員Pの移動が制限される車両Cの走行時に、特定の方向に指向性を有する第1アンテナ部11を受信アンテナとして機能するようになっていれば、車両Cの走行時において、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。すなわち、車両Cの走行時は、アンテナ機器10で電波を受信する方向を運転席DS側に絞っているため周囲の外乱の影響は受けず、運転手の心拍数を高精度に検知することができる。
(2)特定の方向は、車両Cの走行時に乗員Pが拘束される位置に向く方向に設定されている。これによると、車両Cの走行時に、乗員Pに向けて電波を送信したり、乗員Pによって反射された電波を受信したりし易くなるので、車両Cの走行時において、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出し易くなる。
(3)情報制御部30は、車両Cの走行時に、入力部31で取得された受信信号に基づいて車室内に設置された座席Sに着座する乗員Pの心拍数を生体情報として検出する。情報制御部30は、車両Cの停車時に、入力部31で取得された受信信号に基づいて車室内にいる乗員Pの呼吸を生体情報として検出する。このように、車両Cの走行時に、乗員Pの身体に対して非接触、且つ、非拘束の手法により乗員Pの心拍数を検出することができる。加えて、車両Cの停車時に、車室内にいる乗員Pの呼吸を生体情報として検出する構成になっていれば、車両Cの停車時における車室内への乗員Pの置き去りを検知することができる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態では、車両Cの走行時に、第2アンテナ部12が送信アンテナとして機能し、第1アンテナ部11が受信アンテナとして機能するようになっているが、アンテナ機器10は、これに限定されない。アンテナ機器10は、例えば、車両Cの走行時に、第1アンテナ部11が送信アンテナとして機能し、第2アンテナ部12が受信アンテナとして機能するようになっていてもよい。また、アンテナ機器10は、車両Cの走行時に、第1アンテナ部11が送信アンテナとして機能しつつ、受信アンテナとしても機能するようになっていてもよい。
第1実施形態では、本開示の生体情報検出装置1を自動運転システムが搭載された自動運転車両に適用した例について説明したが、これに限定されず、例えば、手動運転車両にも適用可能である。このことは、以降の実施形態においても同様である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図12、図13を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
図12、図13に示すように、生体情報検出装置1は、アンテナ機器10Aの指向性を切り替え可能に構成されている。本実施形態のアンテナ機器10Aは、給電点切替アンテナの構成とされる。給電点切替アンテナは、スイッチによってアンテナの給電点に対する接続を切り替えるごとにアンテナ放射指向性が切り替わるアンテナである。具体的には、アンテナ機器10Aは、給電点の切り替えによって、所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第1状態と特定の方向に指向性を有する第2状態とに切替可能に構成されている。このような給電点の切替は、情報制御部30からの制御信号に応じて実現される。
情報制御部30は、車両Cが走行状態である場合に、アンテナ機器10Aが、図13の左側に示すように、特定の方向に指向性を有する第2状態となるように、アンテナ機器10Aの給電点を切り替える。
情報制御部30は、車両Cが停車状態である場合に、アンテナ機器10Aが、図13の右側に示すように、任意の方向に指向性を有する第1状態となるように、アンテナ機器10Aの給電点を切り替える。
その他については、第1実施形態と同様である。本実施形態の生体情報検出装置1は、第1実施形態と共通の構成または均等な構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置1は、以下の特徴を備える。
(1)アンテナ機器10Aは、車両Cの走行時に特定の方向に指向性を有する第2状態とされ、車両Cの停車時に第1状態とされる。このように、電波を送受信するアンテナ機器10Aが車両Cの走行時および停車時それぞれに適した指向性に切り替わる構成になっていれば、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。
具体的には、車室内における乗員Pの移動が制限されない車両Cの停車時に、アンテナ機器10Aが任意の方向に指向性を有する第1状態に切り替わる構成になっていれば、車両Cの停止時において、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。また、車室内における乗員Pの移動が制限される車両Cの走行時に、アンテナ機器10Aが特定の方向に指向性を有する第2状態に切り替わる構成になっていれば、車両Cの走行時において、車室内の乗員Pの生体情報を適切に検出することができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態のアンテナ機器10Aは、給電点切替アンテナで構成されているが、これとは別の方式でアンテナ放射指向性の切り替えを実現可能なアンテナによって構成されていてもよい。また、アンテナ機器10Aは、第1実施形態と同様に、複数のアンテナ部を含んで構成されていてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図14を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
図14に示すように、アンテナ機器10および送受信装置20が、車室内に設置された複数の座席Sそれぞれに配置されている。すなわち、生体情報検出装置1は、各座席Sに配置されたアンテナ機器10および送受信装置20を備える。そして、情報制御部30は、車両Cの停車時に、複数の座席Sそれぞれの送受信装置20で受信した電波に対応する受信信号に基づいて、車室内の乗員Pの生体情報を検出する。
その他については、第1実施形態と同様である。本実施形態の生体情報検出装置1は、第1実施形態と共通の構成または均等な構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置1は、以下の特徴を備える。
(1)高周波の電波を扱う場合、電界強度が局所的に落ち込むヌル点が生ずるが、これは、車室内のようなマルチパス環境でも同様に生ずる。このため、複数の座席Sにアンテナ機器10および送受信装置20を設け、これらアンテナ機器10および送受信装置20での電波の受信結果に基づいて生体情報を検出する構成とすれば、ヌル点の発生による生体情報の検出精度への影響を抑制することができる。このことは、生体情報検出装置1のロバスト性の向上に大きく寄与する。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の実施形態の生体情報検出装置1は、車両Cの走行時に運転手の心拍数を生体情報として検出し、車両Cの停車時に乗員Pの呼吸を生体情報として検出するようになっているが、そのようになっていなくてもよい。例えば、生体情報検出装置1は、車両Cの停車時に、乗員Pの動きを生体情報として検出するようになっていてもよい。
上述の実施形態の生体情報検出装置1は、車両Cの停車時に、乗員Pの置き去りを検知する構成になっていることが望ましいが、これに限定されない。生体情報検出装置1は、車両Cの停車時に車室内への不法な人の侵入を検知するように構成されていてもよい。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
1 生体情報検出装置
10、10A アンテナ機器
11 第1アンテナ部
12 第2アンテナ部
20 送受信装置
31 入力部(信号取得部)
35 処理部(情報検出部)

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、車室内の乗員の生体情報を検出する生体情報検出装置であって、
    特定の方向に指向性を有する第1アンテナ部(11)および所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第2アンテナ部(12)を含むアンテナ機器(10)と、
    前記第1アンテナ部および前記第2アンテナ部が接続される送受信装置(20)と、
    前記第1アンテナ部および前記第2アンテナ部のうち電波の送信側となるアンテナ部から電波が送信された場合に、前記第1アンテナ部および前記第2アンテナ部のうち電波の受信側となるアンテナ部が受ける電波に応じた受信信号を取得する信号取得部(31)と、
    前記信号取得部で取得された前記受信信号に基づいて前記生体情報を検出する情報検出部(35)と、を備え、
    前記アンテナ機器は、
    前記車両の走行時に、前記第1アンテナ部が電波を送信する送信アンテナおよび電波を受信する受信アンテナのうち少なくとも一方として機能するようになっており、
    前記車両の停車時に、前記第2アンテナ部が、前記送信アンテナとして機能しつつ、前記受信アンテナとしても機能するようになっている、生体情報検出装置。
  2. 前記アンテナ機器は、前記車両の走行時に、前記第2アンテナ部が前記送信アンテナとして機能し、前記第1アンテナ部が前記受信アンテナとして機能するようになっている、請求項1に記載の生体情報検出装置。
  3. 車両に搭載され、車室内の乗員の生体情報を検出する生体情報検出装置であって、
    所定周波数に対して任意の方向に指向性を有する第1状態と特定の方向に指向性を有する第2状態とに切替可能なアンテナ機器(10A)と、
    前記アンテナ機器が接続される送受信装置(20)と、
    前記アンテナ機器から電波が送信された場合に、前記アンテナ機器が受ける電波に応じた受信信号を取得する信号取得部(31)と、
    前記信号取得部で取得された前記受信信号に基づいて前記生体情報を検出する情報検出部(35)と、を備え、
    前記アンテナ機器は、前記車両の走行時に前記第2状態とされ、前記車両の停車時に前記第1状態とされる、生体情報検出装置。
  4. 前記特定の方向は、前記車両の走行時に前記乗員が拘束される位置に向く方向に設定されている、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
  5. 前記アンテナ機器および前記送受信装置は、前記車室内に設置された複数の座席それぞれに配置され、
    前記情報検出部は、前記車両の停車時に、前記複数の座席それぞれの前記送受信装置で受信された電波に対応する前記受信信号に基づいて前記生体情報を検出する、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
  6. 前記情報検出部は、
    前記車両の走行時に、前記信号取得部で取得された前記受信信号に基づいて前記車室内に設置された座席に着座する前記乗員の心拍数を前記生体情報として検出し、
    前記車両の停車時に、前記信号取得部で取得された前記受信信号に基づいて前記車室内にいる前記乗員の呼吸を前記生体情報として検出する、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の生体情報検出装置。
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