JP2023167362A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的に応じてクーポンを適切に運用することのできる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、取得ステップと、分類ステップと、評価ステップと、付与ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、特典を提供する複数の提供者から該特典の内容を示す特典情報を取得する。分類ステップでは、特典情報に基づいて、特典を複数の区分のいずれかに分類する。評価ステップでは、付与対象者の行動履歴と属性との少なくとも一方に基づいて、該付与対象者を評価する。付与ステップでは、付与対象者に評価に応じた区分に分類された特典に対応するクーポンを付与する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
販売促進等を目的として、クーポンが発行されることがある。また、企業間を横断して、クーポンの発行、取得、利用ができるようにした技術も存在する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009-163533号公報
ところで、クーポンの発行を、販売促進を目的として行うだけではなく、従業員のモチベーションを向上させることを目的とすることも考えられる。しかしながら、単に、クーポンを配布するのみでは、その目的を達成することができないことが考えられる。
本発明では上記事情を鑑み、目的に応じてクーポンを適切に運用することのできる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することとした。
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、取得ステップと、分類ステップと、評価ステップと、付与ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、特典を提供する複数の提供者から該特典の内容を示す特典情報を取得する。分類ステップでは、特典情報に基づいて、特典を複数の区分のいずれかに分類する。評価ステップでは、付与対象者の行動履歴と属性との少なくとも一方に基づいて、該付与対象者を評価する。付与ステップでは、付与対象者に評価に応じた区分に分類された特典に対応するクーポンを付与する。
本発明の一態様によれば、クーポンの発行目的に応じた効果的な運用を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置1を用いたシステムの構成例を示した図である。 図1に示したシステムの概要を説明するための図である。 情報処理装置1の構成を示した図である。 情報処理装置1の機能的な構成を示すブロック図である。 情報処理装置1の動作の流れの概略を示すアクティビティ図である。 情報処理装置1の動作の具体的な流れを示すアクティビティ図である。 特典の分類結果の例を示した図である。 行動履歴の例を示した図である。 動作例2における情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。 動作例3における特典の分類結果の例を示した図である。 動作例4における行動履歴の例を示した図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1を用いたシステムの構成例を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、特典管理装置2と、従業員管理装置3と、複数の利用者端末(利用者端末4-1~利用者端末4-n)とネットワーク5を介して通信可能に接続されている。なお、特典管理装置2及び従業員管理装置3は、それぞれ、複数台で構成されてもよい。
ここで、図1に示したシステムの概要について説明する。図2は、図1に示したシステムの概要を説明するための図である。図1に示したシステムは、運営者10が、提供者20から提供された特典を、管理者30が管理する行動履歴に基づいて、付与対象者40に、クーポンとして付与するものである。
運営者10は、図1に示したシステムを運用する者であり、情報処理装置1を利用する。情報処理装置1は、サーバとして動作するコンピュータであり、後述する各ステップを備える情報処理方法うを実行する。
提供者20は、特典の提供を行う者であり、特典管理装置2を利用する。特典管理装置2は、サーバ又は端末として動作するコンピュータであり、情報処理装置1に、提供する特典に関する特典情報を通知することができるものであればよい。この提供者20は、複数の店舗や企業等で構成される。これらの店舗は、例えば、ショッピングモールに入居する店舗であり、企業は、当該ショッピングモールの運営や協賛を行う企業である。なお、提供者20の構成に制限はなく、例えば、店舗のみで提供者20を構成することもできる。
管理者30は、従業員の行動履歴を管理する者であり、従業員管理装置3を利用する。従業員管理装置3は、サーバ又は端末として動作するコンピュータであり、情報処理装置1に、従業員の行動履歴を通知することができるものであればよい。この管理者30は、従業員を雇用する雇用主や、施設管理者で構成される。雇用主は、例えば、提供者20を構成する店舗であり、施設管理者は、提供者20を構成する企業である。なお、管理者30は、雇用主と施設管理者のいずれか一方のみで構成することもできる。また、従業員の行動履歴は、勤務の状態や研修の受講の有無等である。
付与対象者40は、提供者20を構成する店舗や企業等に従事する従業員であり、それぞれ、利用者端末4-1~利用者端末4-nを利用する。利用者端末4-1等は、例えば、スマートフォン等の情報処理端末であり、少なくとも、情報処理装置1と通信可能なものである。また、利用者端末4-1~利用者端末4-nは、施設への入退館、勤怠管理、業務連絡等にも利用することができる。付与対象者40は、自身の勤務や研修の受講等の行動履歴に応じたクーポンが運営者10から付与され、付与されたクーポンを提供者20の店舗等で利用することができる。
2.情報処理装置の構成
次に、情報処理装置1の構成について説明する。図3は、情報処理装置1の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、処理部11と、記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを有しており、これらの構成要素が情報処理装置1の内部において通信バス16を介して電気的に接続されている。
処理部11は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)により実現されるもので、記憶部12に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
記憶部12は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。これは、例えばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)やソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスにより実現される。なお、記憶部12は、情報処理装置1と通信可能な別の装置に配するようにすることも可能である。
一時記憶部13は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリにより実現され、処理部11が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
外部装置接続部14は、例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)や高精細度マルチメディアインターフェース(High-Definition Multimedia Interface:HDMI(登録商標))といった規格に準じた接続部であり、キーボード等の入力装置やモニタ等の表示装置を接続可能としている。
通信部15は、例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワーク5との間の通信を実現する。
なお、情報処理装置1には、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能であり、複数のコンピュータを用いて情報処理装置1を構成することも可能である。
3.情報処理装置1の機能
次に、情報処理装置1の機能について説明する。情報処理装置1は、サービスの利用を管理するもので、プログラムにしたがって動作することで、後述する各機能部を実現する。このプログラムは、コンピュータを情報処理装置として動作又は機能させるプログラムである。具体的には、記憶部12に記憶されているプログラム、つまり、ソフトウェアに基づいて、ハードウェアである処理部11が動作することで、後述する各機能部を実現する。このとき、処理部11は、必要に応じて、記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを動作させる。
図4は、情報処理装置1の機能的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報処理装置1は、制御部100を備える。また、制御部100は、取得部101と、分類部102と、評価部103と、付与部104とを備える。
取得部101は、特典を提供する複数の提供者20から該特典の内容を示す特典情報を取得する取得ステップを実行する。具体的には、取得部101は、特典管理装置2からネットワーク5を介して、特典情報を取得する。特典情報は、提供者20のそれぞれが提供する特典の内容を示す情報であり、必要に応じてシリアルナンバー等の識別情報を含む情報である。なお、特典管理装置2がサーバとして動作している場合には、取得部101は、例えば、API(Application Programming Interface)を利用して特典情報を取得し、特典管理装置2が端末として動作している場合には、取得部101は、例えば、特典情報を入力するためのGUI(Graphical User Interface)を特典管理装置2に提供して、特典情報を入力させる。
分類部102は、特典情報に基づいて、特典を複数の区分のいずれかに分類する分類ステップを実行する。具体的には、分類部102は、特典を金銭的価値に換算し、その金銭的価値の大きさに基づいて、特典を複数の区分のいずれかに分類する。なお、この分類部102による分類結果は、記憶部12に記憶される。
評価部103は、付与対象者の行動履歴と属性との少なくとも一方に基づいて、その付与対象者を評価する。付与対象者は、提供者20が運営する店舗又はその店舗が入居する施設を就業場所とする従業員である。評価部103による評価は、分類部102が特典を分類する区分に準じたもので、例えば、特典を分類する区分の数が3であれば、評価部103による評価は、3段階となる。また、行動履歴は、従業員管理装置3から取得する情報で、従業員管理装置3がサーバとして動作している場合には、評価部103は、例えば、APIを利用して行動履歴を取得し、従業員管理装置3が端末として動作している場合には、評価部103は、例えば、行動履歴を入力するためのGUIを従業員管理装置3に提供して、行動履歴を入力させる。行動履歴は、例えば、勤務日数と、所持スキルと、勤務態度と、売上成績と、研修の参加数とのうち、少なくとも1つを含む情報である。また、属性は、年齢と性別との少なくとも一方を含む情報である。
付与部104は、付与対象者に対して、その評価に応じた区分に分類された特典に対応するクーポンを付与する。このとき、付与部104は、特典に対応するクーポンを発行する。付与部104が発行するクーポンは、例えば、商品割引券又は商品引換券である。
4.情報処理装置1の動作
次に、情報処理装置1の動作のうち主要な動作について説明する。図5は、情報処理装置1の動作の流れの概略を示すアクティビティ図である。
情報処理装置1は、動作を開始すると、特典の分類を行うとともに(A101)、対象者を評価する(A102)。なお、これらの処理は、必ずしも並列に行う必要は無く、それぞれを、順次行ってもよく、別々の時間帯に行うようにしてもよい。そして、情報処理装置1は、分類した特典と、評価した対象者とのマッチングを行い(A103)、対象者に応じたクーポンを発行し(A104)、処理を終了する。
なお、情報処理装置1の動作は、これに限らないものであり、以下に、具体的な動作例を数例説明する。
5.動作例1
図6は、情報処理装置1の動作の具体的な流れを示すアクティビティ図である。情報処理装置1は、動作を開始すると、その動作が特典の分類を行う場合であれば、まず、取得部101が特典管理装置2から特典情報を取得する(A201)。特典情報の取得は、特典管理装置2がサーバとして動作している場合には、定期的に行われ、特典管理装置2が端末として動作している場合には、特典管理装置2から特典情報が入力される毎に行う。続いて、分類部102が、特典情報に基づいて、当該特典を金銭的価値に変換し(A202)、その変換結果に基づいて、当該特典を、いずれかの区分に分類する(A203)。そして、この分類を、取得した特典情報の全てに対して行い、取得した特典情報のそれぞれに対応する特典を全て分類すると、情報処理装置1は、動作を終了する。
分類部102による特典の分類結果は、例えば、図7に示す態様で、記憶部12に記憶される。図7は、特典の分類結果の例を示した図である。同図に示した例は、各特典を、金銭的価値に換算した結果、A円以上のものをランクAに分類し、B円以上A円未満のものをランクBに分類し、B円未満のものをランクCに分類している。
一方、情報処理装置1が動作を開始し、その動作が特典を付与する場合であれば、まず、評価部103が、従業員管理装置3から行動履歴を取得する(A204)。なお、評価部103が従業員管理装置3から行動履歴を取得するのは、従業員管理装置3がサーバとして動作する場合であり、従業員管理装置3が端末として動作する場合には、予め取得した行動履歴を記憶部12に記憶しておき、評価部103は、記憶部12から行動履歴を取得する。行動履歴は、例えば、図8に示すようなものとなる。図8は、行動履歴の例を示した図である。
続いて、評価部103は、行動履歴に基づいて、対象者の評価を行う(A205)。対象者の評価は、例えば、勤務日数×a+所持スキル×b+勤務態度×c+売上成績×d+研修参加数×eにより算出する。a、b、c、d、eは、それぞれ係数であり、0以上の実数である。係数が0である場合、例えば、cが0である場合には、勤務態度は、評価の対象外となる。これらの係数は、予め定めたものとなる。また、行動履歴に含まれる項目は、ここに示した限りではない。また、評価部103は、算出した値を、特典の区分の数の段階に振り分ける。特典の区分数が3であれば、評価部103による評価は3段階となる。ただし、評価の段階を特典の区分数よりも1だけ多くし、一番下の段階を評価外として、特典付与の対象から除外するようにしてもよい。特典付与の対象からの除外は、行動履歴からの算出結果に応じてもよく、特定の項目が一定値以下である場合、例えば、勤務日数が5日以内の場合に、他の項目に関係なく、特典付与の対象から除外するようにしてもよい。
次に、付与部104が、評価部103による評価の結果に応じて、特典を選択し(A206)、選択した特典を利用できるクーポンを発行する(A207)。ただし、該当の対象者を特典付与の対象から除外した場合には、A206とA207の処理は省略する。特典の選択は、対応するランクからランダム又は順次選択するようにしてもよく、利用者端末4-1~利用者端末4-nのうち、該当の対象者が利用する利用者端末にクーポン付与の通知を行い、特典を選択させるようにしてもよい。また、付与部104が発行したクーポンは、電子クーポンとして利用者端末4-1~利用者端末4-nのうち、該当の対象者が利用する利用者端末に送信する。もちろん、クーポンを紙葉類に印刷して付与することも可能である。
これらA204からA207の処理は、全ての対象者に対して行われ、全ての対象者に対して処理を行うと、情報処理装置1は、動作を終了する。なお、対象者が、特典付与の対象者から除外された場合には、A206とA207の処理は省略する。
6.動作例2
図9は、動作例2における情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。情報処理装置1は、動作を開始すると、その動作が特典の分類を行う場合であれば、まず、取得部101が特典管理装置2から特典情報を取得する(A301)。特典情報の取得は、特典管理装置2がサーバとして動作している場合には、定期的に行われ、特典管理装置2が端末として動作している場合には、特典管理装置2から特典情報が入力される毎に行う。続いて、分類部102が、特典情報に基づいて、いずれかの区分に分類する(A302)。特典情報は、配布対象として、年齢や性別等を指定している情報を含むものである。そして、この分類を、取得した特典情報の全てに対して行い、取得した特典情報のそれぞれに対応する特典を全て分類すると、情報処理装置1は、動作を終了する。
一方、情報処理装置1が動作を開始し、その動作が特典を付与する場合であれば、まず、評価部103が、従業員管理装置3から属性を取得する(A303)。なお、評価部103が従業員管理装置3から属性を取得するのは、従業員管理装置3がサーバとして動作する場合であり、従業員管理装置3が端末として動作する場合には、予め取得した属性を記憶部12に記憶しておき、評価部103は、記憶部12から属性を取得する。
続いて、評価部103は、属性に基づいて、対象者の評価を行う(A304)。対象者の評価は、例えば、性別と年齢により複数に分けられた評価結果となる。
次に、付与部104が、評価部103による評価の結果に応じて、特典を選択し(A305)、選択した特典を利用できるクーポンを発行する(A306)。ただし、該当の対象者を特典付与の対象から除外した場合には、A305とA306の処理は省略する。付与部104が発行したクーポンは、電子クーポンとして利用者端末4-1~利用者端末4-nのうち、該当の対象者が利用する利用者端末に送信する。もちろん、クーポンを紙葉類に印刷して付与することも可能である。
これらA303からA306の処理は、全ての対象者に対して行われ、全ての対象者に対して処理を行うと、情報処理装置1は、動作を終了する。なお、対象者が、特典付与の対象者から除外された場合には、A305とA306の処理は省略する。
7.動作例3
次に、動作例3について説明する。図10は、動作例3における特典の分類結果の例を示した図である。この動作例3では、分類部102による特典の分類の際に、分類する特典を、図10に示すように、飲食、アパレル、コスメ、美容・健康等の業種別に分類する。その一方で、特典付与の対象者からは、予め所望する特典の種類を登録しておいてもらう。そして、付与部104によるクーポンの発行の際に、特典付与の対象者が所望する種類の特典を付与するようにする。これにより、特典の付与をランダムに行った場合でも、特典付与の対象者の希望と大きく異なるクーポンが発行されることが無く、また、特典付与の対象者が特典を選択する場合でも、その選択に要する時間が短縮される。
8.動作例4
次に、動作例4について説明する。この動作例4では、特典付与の対象者に、元従業員と、店舗の顧客とを含めるものとなる。この場合、行動履歴は、例えば、図11に示すようなものとなる。図11は、動作例4における行動履歴の例を示した図である。特典付与の対象者に、元従業員と、店舗の顧客とを含めた場合、従業員、元従業員、顧客のそれぞれで評価の基準を異なるようにしてもよい。この基準は、例えば、係数を変更することで行われる。また、図11に示した例では、元従業員と、店舗の顧客の行動履歴は、指定するクレジットカードを所持しているか否かと、店舗での商品購入等により付与されるポイントである。
7.その他
本発明は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
(1)情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部は、取得ステップと、分類ステップと、評価ステップと、付与ステップとを実行するように構成され、前記取得ステップでは、特典を提供する複数の提供者から該特典の内容を示す特典情報を取得し、前記分類ステップでは、前記特典情報に基づいて、前記特典を複数の区分のいずれかに分類し、前記評価ステップでは、付与対象者の行動履歴と属性との少なくとも一方に基づいて、該付与対象者を評価し、前記付与ステップでは、前記付与対象者に前記評価に応じた区分に分類された前記特典に対応するクーポンを付与する情報処理装置。
(2)上記(1)に記載の情報処理装置において、前記付与ステップでは、前記特典に対応するクーポンを発行する情報処理装置。
(3)上記(1)又は(2)に記載の情報処理装置において、前記クーポンは、商品割引券又は商品引換券である情報処理装置。
(4)上記(3)に記載の情報処理装置において、前記分類ステップでは、前記特典を金銭的価値に換算し、該金銭的価値の大きさに基づいて、該特典を複数の区分のいずれかに分類する情報処理装置。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記付与対象者は、前記提供者が運営する店舗又は該店舗が入居する施設を就業場所とする従業員である情報処理装置。
(6)上記(5)に記載の情報処理装置において、前記行動履歴は、勤務日数と、所持スキルと、勤務態度と、売上成績と、研修の参加数とのうち、少なくとも1つを含む情報処理装置。
(7)上記(5)又は(6)に記載の情報処理装置において、前記属性は、年齢と性別との少なくとも一方を含む情報処理装置。
(8)情報処理装置が実行する情報処理方法であって、上記(1)乃至(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置における各ステップを備える方法。
(9)プログラムであって、コンピュータに、上記(1)乃至(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置における各ステップを実行させるプログラム。
もちろん、この限りではない。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :情報処理装置
2 :特典管理装置
3 :従業員管理装置
4-1 :利用者端末
4-n :利用者端末
5 :ネットワーク
10 :運営者
11 :処理部
12 :記憶部
13 :一時記憶部
14 :外部装置接続部
15 :通信部
16 :通信バス
20 :提供者
30 :管理者
40 :付与対象者
100 :制御部
101 :取得部
102 :分類部
103 :評価部
104 :付与部

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、取得ステップと、分類ステップと、評価ステップと、付与ステップとを実行するように構成され、
    前記取得ステップでは、特典を提供する複数の提供者から該特典の内容を示す特典情報を取得し、
    前記分類ステップでは、前記特典情報に基づいて、前記特典を複数の区分のいずれかに分類し、
    前記評価ステップでは、付与対象者の行動履歴と属性との少なくとも一方に基づいて、該付与対象者を評価し、
    前記付与ステップでは、前記付与対象者に前記評価に応じた区分に分類された前記特典に対応するクーポンを付与する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記付与ステップでは、前記特典に対応するクーポンを発行する
    情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記クーポンは、商品割引券又は商品引換券である
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記分類ステップでは、前記特典を金銭的価値に換算し、該金銭的価値の大きさに基づいて、該特典を複数の区分のいずれかに分類する
    情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記付与対象者は、前記提供者が運営する店舗又は該店舗が入居する施設を就業場所とする従業員である
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記行動履歴は、勤務日数と、所持スキルと、勤務態度と、売上成績と、研修の参加数とのうち、少なくとも1つを含む
    情報処理装置。
  7. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記属性は、年齢と性別との少なくとも一方を含む
    情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置における各ステップを備える
    方法。
  9. プログラムであって、
    コンピュータに、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置における各ステップを実行させる
    プログラム。
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