JP2023163357A - コード決済方法及びコード決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定サービス時間に対応する料金を入店時に前払いする支払いシステムを採用する店舗や、サービス時間に応じて決済するシステムを採用する店舗における決済に好適な、コード決済方法及びコード決済システムを提供することを課題とする。【解決手段】コード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバ1と、公衆ネットワーク4を介して事業者サーバ1に接続される一般ユーザが使用する一般ユーザ端末2、及び、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末3とで構成されるシステムを利用したコード決済方法で、店舗入店時に、事業者サーバ1を介して一般ユーザ端末2と店舗ユーザ端末3との間で、店舗利用希望時間の設定と当該設定時間に対する利用料金の確認操作を行い、利用料金の支払いをコード決済により処理する。【選択図】図2

Description

本発明は、コード決済方法及びコード決済システムに関するものであり、より詳細には、時間課金制を採用する店舗において、その支払いをコード決済を利用して行うためのコード決済方法及びコード決済システムに関するものである。
居酒屋等の飲食店で喫煙制限が強化される今日、「喫煙は店外に設置の灰皿にて」とする店舗が増えている。その場合、飲食後に一旦店舗外に出て喫煙する訳であるが、喫煙後そのまま戻らずに無銭飲食するケースや、携帯電話がかかってきて店外で話をし、そのまま逃走してしまうケースが少なからず起きている。特に、ファミレス等の比較的大きな店舗や、大勢の客でごった返す繁盛店ほど無銭飲食され易く、店側も忙しい状況で監視している訳にもいかず、逃げられても泣き寝入りせざるを得ない場合が少なくない。
また、マッサージ店においては、凝りがひどく、制限時間内で終了するのが心情的に難しいような場合、スタッフが時間オーバーして施術を継続し、他の予約客や他のスタッフに迷惑をかけることが起こる。更に、所謂キャバクラ等の時間課金制の店舗においても、支払い時に料金が不満で、客が支払いを拒否する場合や、逆に悪質店舗の所謂ボッタクリの問題も起こり得る。
ところで近時、スマートフォンの普及に伴い、従来のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等によるカード決済の他に、バーコードやQRコード(登録商標)を用いたコード決済という新しいキャッシュレス決済手段が登場し、広く普及しつつある。このコード決済の実行のために、コード決済事業者が独自の仕様によるサービスを提供していたが、2019年に、その技術的な統一仕様の確立のための各種ガイドラインが策定されて公表されるに伴い、その統一仕様のコード決済システムを利用する店舗が増加の一途をたどっている。
このコード決済は、店舗側の情報やユーザ(支払者)側の支払い情報等に紐付けられているコードを介して行われる支払方法であり、決済の支払い方法には、店舗側がコードをスキャンするストアスキャン方式と、ユーザ側がコードをスキャンするユーザスキャン方式とがあるが、いずれの場合も、店舗側及びユーザ側において、コード決済事業者の提供する専用アプリケーション(以下単に「アプリ」とする)を事前にダウンロードしておく必要がある。また、店舗での支払い手続き後の最終的決済には、アプリのチャージ分から支払われる場合と、紐付けられたクレジットカードやデビットカードで支払われる場合とがある。このコード決済を利用して料金前払いシステムにすれば、上記無銭飲食の問題は解決できると考えられる。
コード決済は上記のようにして行われるが、ストアスキャン方式とユーザスキャン方式のいずれの場合も、スーパーやコンビニ等のレジにおける商品の購入決済(事後決済)には好適であるが、所謂キャバクラ等の時間課金制を採用する店舗のように、入店時に所定時間に対応する料金を前払いする支払いシステムを採用する店舗や、サービス時間に応じて決済する店舗における決済には対応していない。
特開2021-60637号公報 特開2021-135651号公報 特開2021-197076号公報 特開2021-149866号公報 特許第6924876号公報
上述したように、ストアスキャン方式とユーザスキャン方式のいずれのコード決済の場合も、スーパーやコンビニ等のレジにおける商品の購入決済には好適であるが、時間課金制の店舗における決済には対応していない。そこで本発明は、所定サービス時間に対応する料金を入店時に前払いする支払いシステムを採用する店舗や、サービス時間に応じて決済するシステムを採用する店舗における決済に好適な、コード決済方法及びコード決済システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、コード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバと、公衆ネットワークを介して前記事業者サーバに接続される一般ユーザが使用する一般ユーザ端末、及び、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末とで構成されるコード決済システムを利用した、時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法であって、
店舗入店時に、前記事業者サーバを介して前記一般ユーザ端末と前記店舗ユーザ端末との間で、入店後の店舗利用希望時間の設定と、当該設定時間に対する利用料金の確認操作を行う利用時間設定及び料金確認ステップと、前記利用料金の支払いを、コード決済により処理する操作を行うコード決済ステップと、店舗利用開始後設定時間終了まで時間の経過をカウントするカウントダウンステップと、前記店舗ユーザ端末において、決済決定操作をすることによりシステム上の支払いを完了させる決済決定ステップとから成ることを特徴とする時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法である。
一実施形態においては、前記設定時間に対する利用料金のコード決済による支払いを、前記店舗利用開始前に完結させ、店舗利用中途におけるキャンセルに伴う返金を認めない。
一実施形態においては、前記設定時間に対する利用料金のコード決済による支払いを、前記店舗利用中途において前記一般ユーザからのキャンセル希望がない場合には、前記設定時間の経過時に完結し、前記店舗利用中途において前記一般ユーザからのキャンセル希望があった場合には、前記キャンセル承認時点までの店舗利用料金の算出を含むキャンセル確定処理時に完結する。
一実施形態においては、前記設定時間経過後に前記店舗ユーザ端末において、前記決済決定操作がなされない場合に、所定時間経過後に、自動的にシステム上の支払いを完了させる処理が実行される。
上記課題を解決するための請求項5に記載の発明は、コード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバと、公衆ネットワークを介して前記事業者サーバに接続される一般ユーザが使用する一般ユーザ端末、及び、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末とで構成される、時間課金制店舗用コード決済システムであって、
前記事業者サーバは、前記事業者及び一般ユーザの登録を行うユーザ登録処理部と、前記一般ユーザの入店時間、前記一般ユーザの店舗利用希望時間、前記店舗利用希望時間の終了時刻を記憶し、前記終了時刻までの時間を管理する時間管理部と、前記店舗利用希望時間に対応する料金を算出する処理、及び、前記店舗利用開始前又は前記店舗利用希望時間の終了時にコード決済を完結させる決済処理を行う決済処理部とを有することを特徴とする時間課金制店舗用コード決済システムである。
本発明に係る時間課金制店舗用コード決済方法及び決済システムは上記のとおりであって、店舗入店時に、店舗利用時間の設定及びその設定時間に対応する料金の支払いをコード決済により行うための設定操作が行われ、店舗利用開始前、店舗利用中途、あるいは、設定時間経過時にコード決済が完了するため、料金の決済をスムーズに明瞭に行うことができ、無銭飲食その他の金銭トラブルの発生を回避することができるので、時間課金制の店舗における決済に好適なる効果がある。
本発明に係るコード決済システムの構成を示す簡略図である。 本発明に係るコード決済方法の一実施形態における処理の流れを示すフロー図である。 本発明に係るコード決済方法の他の実施形態における処理の流れを示すフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しつつ、詳細に説明する。本発明に係るコード決済システムは、図1に示されるように、バーコードやQRコード(登録商標)を用いたコード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバ1と、インターネット等のネットワーク4を介して事業者サーバ1に接続される、一般ユーザが使用する一般ユーザ端末2と、同じくネットワーク4を介して事業者サーバ1に接続される、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末3とで構成される。なお、一般ユーザ端末2と店舗ユーザ端末3は、複数となる。
事業者サーバ1は、機能ブロック部として、少なくとも、ユーザ端末通信部11と、ユーザ登録処理部12と、決済処理部13と、時間管理部14と、通知処理部15とを含み、更に、これら各部の動作を制御する制御部10を含む。
ユーザ端末通信部11は、一般ユーザ端末2及び店舗ユーザ端末3との間の、ネットワーク4を介しての通信を制御する。ユーザ登録処理部12は、一般ユーザ端末2及び店舗ユーザ端末3からユーザ登録情報を取得して一般ユーザ及び店舗ユーザの登録処理を司る。決済処理部13は、一般ユーザ端末2又は店舗ユーザ端末3からコード決済依頼情報を受信すると、そのコード決済依頼情報に基づいて、コード決済を実行する。
時間管理部14は、入店時に一般ユーザによって設定されるサービスを受けるための設定時間(通例、60分又は90分)を記憶すると共に、設定時間をカウントし、設定時間満了の信号を通知処理部15に送信する。通知処理部15は、一般ユーザ端末2並びに店舗ユーザ端末3に、コード決済完了通知、設定時間満了通知等の通知を送信する。その通知には、鳴動音や振動、あるいは、光の点滅等を伴わせることができる。なお、他の一般ユーザに迷惑とならないように、所定時間経過の数分前には光で知らせ、所定時間経過時には鳴動や振動で知らせるようにすることもできる。
なお、決済処理部13におけるコード決済処理手段は、現存の種々のコード決済処理方法に準じて構成することができるので、その詳細な構成及び動作の説明は省略する。
本発明に係るシステムは、利用登録された一般ユーザ及び店舗ユーザに対して、電子マネーを使用したコード決済サービスを提供するものである。一般ユーザは、時間決めサービスを提供する店舗の利用に際して、本コード決済サービスを利用するユーザであり、コード決済サービスに使用する一般ユーザ端末2として、例えば、スマートフォン、タブレット端末などの携帯可能な端末を所有する者である。一般ユーザが使用する一般ユーザ端末2には、本コード決済サービスを利用可能にする一般ユーザ用アプリケーションプログラム( 以下、単に「一般ユーザ用アプリ」という) が実装(インストール) される。
一般ユーザは、本コード決済サービスの利用に先立ち、一般ユーザ端末2で一般ユーザ用アプリを起動し、事業者サーバ1のユーザ登録処理部12の処理により、本コード決済サービスの利用登録を行う。また、一般ユーザは、本決済サービスの利用登録後、一般ユーザ識別子に対応付けられた電子マネーウォレットに電子マネーをチャージする。電子マネーのチャージは、一般ユーザ用アプリにおける出金口座(登録済の銀行口座やクレジットカード)、及び、チャージ金額の指定に応じて事業者サーバ1が実行する。
店舗ユーザは、本コード決済サービスで支払いが可能な店舗を運営するユーザであり、決済に利用する店舗ユーザ端末3として、例えば、タブレット端末やPOS端末を所有する。店舗ユーザ端末3には、本コード決済サービスを利用可能にする店舗ユーザ用アプリケーションプログラム( 以下、単に「店舗ユーザ用アプリ」という)が実装(インストール)される。店舗ユーザは、本コード決済サービスの利用に先立ち、事業者サーバ1のユーザ登録処理部12の処理により、本コード決済サービスの利用登録を行う。
本件発明に係るシステムは、完全前払い制、即ち、サービス開始前の支払い操作で支払いが完結し、途中でキャンセルすることができない時間課金制システムと、途中でキャンセルすることができる時間課金制システムとを含むが、いずれの場合もシステム上は、基本的に、設定時間を消化(カウントダウン終了)した後、店舗ユーザ端末3において、決済決定ボタンが押されることにより、支払い完了となる。以下に、キャンセル不可の完全前払い制の時間課金制システムの場合の処理の流れ、キャンセル可能な時間課金制システムの場合の処理の流れ、並びに、店舗側にサービス提供上瑕疵等があった場合の処理について説明する。
<完全前払い制(キャンセル不可)>
図2は、キャンセル不可の完全前払い制の時間課金制システムによる決済方法の場合の処理の流れを示すフロー図である。本決済方法を利用するに当たっては、事前に、一般ユーザが一般ユーザ端末2に一般ユーザ用アプリをインストールし、店舗ユーザが予め店舗ユーザ端末3に店舗ユーザ用アプリをインストールしておく必要がある。
この場合の決済方法は、店舗入店時に、事業者サーバ1を介して一般ユーザ端末2と店舗ユーザ端末3との間で、店舗利用希望時間の設定と、当該設定時間に対する利用料金の確定操作を行う利用時間設定及び料金確認ステップ(ステップS11)と、利用料金の支払いを、コード決済により前払い処理する入店時における利用料金のコード決済ステップ(ステップS12)と、サービスの利用開始後設定時間終了まで時間の経過をカウントするカウントダウンステップ(ステップS13、S14)と、店舗ユーザ端末3において、決済決定ボタンを押す等の操作によりシステム上の支払いを完了させる決済決定ステップ(ステップS15)とから成る。
一般ユーザが店舗ユーザの店舗でサービスを受けるに当たり、その代金の支払いに本コード決済サービスを利用する場合、当該店舗がストアスキャン方式を採用しているときは、一般ユーザは、一般ユーザ端末2で一般ユーザ用アプリを起動してコード支払画面を表示し、店舗ユーザ側スタッフに提示する。店舗ユーザ側スタッフは、店舗ユーザ端末3に一般ユーザが希望するサービスを受ける時間に対応する金額を入力した後、店舗ユーザ端末3で一般ユーザ端末2に表示されたコード情報、即ち、一般ユーザ識別子を特定するためのバーコードやQRコード(登録商標)を読み取る。店舗ユーザ端末3は、コード情報を読み取ると、コード情報、支払金額、店舗ユーザ識別子などが含まれるコード決済依頼情報を事業者サーバ1に送信する。
当該店舗がユーザスキャン方式を採用しているときは、一般ユーザが、店舗側が提示するコードをその一般ユーザ端末2の一般ユーザ用アプリで読み取り、そこに埋め込まれている店舗情報に基づいて支払先を指定して、利用希望時間及びその利用希望時間に対応する金額を入力し、その金額を店舗側スタッフに確認してもらった後、そのコード決済依頼情報を一般ユーザ端末2から事業者サーバ1に送信し、決済処理部13による処理により支払いを確定する。
事業者サーバ1の決済処理部13は、コード決済依頼情報を受信すると、その情報に基づいて、コード決済を行う一般ユーザ識別子及び店舗ユーザ識別子と、支払金額とを特定し、一般ユーザ識別子に対応付けられた電子マネーの残高から、支払金額分減らす減算処理を行うコード決済処理を実行する(ステップS12)。完全前払い制の場合は、この入店時における支払い操作(時間と金額の設定操作)によって支払いは完了するが、システム上の「支払い確定」は、中途退店の場合を含むサービス終了後における下記決済決定ステップ(ステップS14)経過後となる。入店時前払い金のコード決済が完了すると、事業者サーバ1の時間管理部14におけるカウントダウンが開始される(ステップS13)。
事業者サーバ1の時間管理部14において設定時間経過が検知されると(ステップS13 YES)、通知処理部15から店舗ユーザ端末3に決済操作画面が送信され、決済操作を行うことが可能となる。店舗ユーザ端末3において、その決済操作画面における決済決定ボタンを押す等による決済操作がなされると、事業者サーバ1を介して一般ユーザ端末2に決済完了通知が送信される(ステップS15)。その決済完了通知と共に「ありがとうございます。またのご来店を心よりお待ち申し上げております。」といった文言を送信するようにすることもできる。
万一、設定時間が経過したにも関わらず、店側が終了確定(決済確定)ボタンを押し忘れるようなことがあっても、数分後、数時間後に、あるいは、日付が翌日に更新された時に、自動的に支払い確定処理が実行されるようにすることもできる。
また、一般ユーザが急用等により、所定時間経過前に退店を希望することも考えられる。そのような場合を想定して、常時、一般ユーザ端末2に退店希望ボタンを表示しておき、一般ユーザが何時でも退店希望ボタンを押すことができるようにしておくことが好ましい。その場合、退店希望ボタンが押されると、事業者サーバ1の時間管理部14の動作が停止し、その退店希望情報が店舗ユーザ端末3に送られる。退店希望情報を受信した店舗ユーザ端末3の店舗ユーザは、確認・同意ボタンを操作した後、決済決定ボタンを操作することで、決済を確定させることができる。この場合、支払いは入店時に既に完了しているので、時間割で戻されることはない。
<キャンセル可能な時間課金制システム>
次いで、キャンセル可能な時間課金制システムの場合の処理の流れについて、図3に示すフロー図を参照して説明する。この場合の処理は、何らかの理由で一般ユーザが設定時間内(設定時間消化途中)にキャンセルを希望する場合における処理である。
この決済方法の場合も、店舗入店時に、事業者サーバ1を介して一般ユーザ端末2と店舗ユーザ端末3との間で、入店後のサービス利用希望時間の設定と、当該設定時間に対する利用料金の確認操作を行い、また、利用料金の支払いをコード決済により行うための処理をする利用時間設定及び料金確認ステップ(ステップS21)を有する。但し、利用料金のコード決済の実行は、後述するキャンセル処理の完了時又は利用設定時間の終了時である。次いで、店舗のサービス利用が開始され、事業者サーバ1の時間管理部14におけるカウントダウンが始まる(ステップS22、S23)。
その後、一般ユーザ端末2においてキャンセル希望操作(キャンセル希望ボタンを押す操作)があると(ステップS24 YES)、事業者サーバ1から店舗ユーザ端末3へ同意を求める通知が送信される(ステップS25)。店舗ユーザ端末3において同意操作(同意ボタンを押す操作)がなされると(ステップS26)、時間管理部14におけるカウントダウン動作が停止され(ステップS27)、消化時間(サービス提供時間)に対する所定金額(例えば、1分毎の金額)でキャンセルされた時間までの料金が算出されて、一般ユーザ端末2に送信され(ステップS28)、一般ユーザ端末2において同意操作がなされると(ステップS29)、コード決済が実行され(ステップS30)、店舗ユーザ端末3において決済決定操作を行うことにより、コード決済支払いが完了する(ステップS31)。
なお、店舗ユーザ端末3において同意操作がなされない限り、キャンセルは成立しないので、トイレに立った際等に、一般ユーザが勝手に自分の一般ユーザ端末2からキャンセル操作をすることはできない。
<店舗側にサービス提供上瑕疵等がある場合の処理>
例えば、店舗のスタッフが飲み物をこぼして一般ユーザの服を汚してしまった場合のように、店舗側にサービス提供上落ち度があり、店舗側がその事実を認めた場合、一般ユーザの支払いを全く無きものにする処理を取り入れることもできる。その場合、店舗ユーザ端末3に完全キャンセル操作用ボタンが用意され、そのボタンを押すことによる完全キャンセル操作がなされると、時間管理部14におけるカウントダウン動作が停止されると共に、以後のステップの実行が止まる。この完全キャンセル操作は取り消すことはできないものとされ、完全キャンセル操作があると、例えば、「本当に完全キャンセルしてよいですか?この操作は取り消せません。」と念を押すための、ダブルチェックボタンを表示させることが望ましい。
本発明に係る時間課金制店舗用コード決済方法及び決済システムは上記のとおりであって、店舗入店時に、店舗利用時間の設定及びその設定時間に対応する料金の支払いをコード決済により行うための設定操作が行われ、店舗利用開始前、店舗利用中途、あるいは、設定時間経過時にコード決済が完了するため、料金の決済をスムーズに明瞭に行うことができ、無銭飲食その他の金銭トラブルの発生を回避することができるので、時間課金制の店舗における決済に好適なる効果があり、その産業上の利用可能性は大である。
1 事業者サーバ
2 一般ユーザ端末
3 店舗ユーザ端末
4 ネットワーク
10 制御部
11 ユーザ端末通信部
12 ユーザ登録処理部
13 決済処理部
14 時間管理部
15 通知処理部

Claims (5)

  1. コード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバと、公衆ネットワークを介して前記事業者サーバに接続される一般ユーザが使用する一般ユーザ端末、及び、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末とで構成されるコード決済システムを利用した、時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法であって、
    店舗入店時に、前記事業者サーバを介して前記一般ユーザ端末と前記店舗ユーザ端末との間で、入店後の店舗利用希望時間の設定と、当該設定時間に対する利用料金の確認操作を行う利用時間設定及び料金確認ステップと、前記利用料金の支払いを、コード決済により処理する操作を行うコード決済ステップと、店舗利用開始後設定時間終了まで時間の経過をカウントするカウントダウンステップと、前記店舗ユーザ端末において、決済決定操作をすることによりシステム上の支払いを完了させる決済決定ステップとから成ることを特徴とする時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法。
  2. 前記設定時間に対する利用料金のコード決済による支払いを、前記店舗利用開始前に完結し、店舗利用中途におけるキャンセルに伴う返金を認めない、請求項1に記載の時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法。
  3. 前記設定時間に対する利用料金のコード決済による支払いを、前記店舗利用中途において前記一般ユーザからのキャンセル希望がない場合には、前記設定時間の経過時に完結し、前記店舗利用中途において前記一般ユーザからのキャンセル希望があった場合には、前記キャンセル承認時点までの店舗利用料金の算出を含むキャンセル確定処理時に完結する、請求項1に記載の時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法。
  4. 前記設定時間経過後に前記店舗ユーザ端末において、前記決済決定操作がなされない場合に、所定時間経過後に、自動的にシステム上の支払いを完了させる処理が実行される、請求項1乃至3のいずれかに記載の時間課金制を採用する店舗におけるコード決済方法。
  5. コード決済サービスを提供する事業者が管理する事業者サーバと、公衆ネットワークを介して前記事業者サーバに接続される一般ユーザが使用する一般ユーザ端末、及び、店舗ユーザが使用する店舗ユーザ端末とで構成される、時間課金制店舗用コード決済システムであって、
    前記事業者サーバは、前記事業者及び一般ユーザの登録を行うユーザ登録処理部と、前記一般ユーザの入店時間、前記一般ユーザの店舗利用希望時間、前記店舗利用希望時間の終了時刻を記憶し、前記終了時刻までの時間を管理する時間管理部と、前記店舗利用希望時間に対応する料金を算出する処理、及び、前記店舗利用開始前又は前記店舗利用希望時間の終了時にコード決済を完結させる決済処理を行う決済処理部とを有することを特徴とする時間課金制店舗用コード決済システム。
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