JP2023160564A - 直流電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化可能で、且つ、より小さな直流電流リプルが得られる直流電源装置の提供。【解決手段】直流を多相の高周波交流に変換する多相インバータと、多相の前記高周波交流を多相の低圧交流に降圧する多相変圧器と、多相の前記低圧交流を整流して直流を出力する多相整流器と、を備える、直流電源装置。【選択図】図2

Description

本開示は、直流電源装置に関する。
図1は、従来のインバータスイッチング式直流電源装置の回路図である。図1に示す直流電源装置200は、50Hz又は60Hzの商用周波の三相電源101から得られる三相交流電力を整流器102で整流し、平滑コンデンサ104によって整流器102の出力電圧に含まれる脈流成分を低減した直流電力を得る。直流電源装置200は、この直流電力を単相インバータ103で数kHzの高周波単相交流に変換し、交流側が並列接続された変圧器105で所定の低電圧に降圧する。整流器106は、変圧器105で降圧された電圧を整流して直流電力を出力する。整流器106から出力される直流電力は、直流リアクトル107を介して、負荷108に供給される。
特開平6-327252号公報
インバータ式直流電源装置の直流出力電流のリプル周波数は、インバータから出力される高周波交流の周波数(1kHz~10kHz)の2倍、すなわち、2kHz~20kHzである。負荷が小さな直流電流リプルを要求するケースでは、直流リアクトルの値を大きくすることで、直流電流リプルを要求値以下にできる。この場合、直流出力電流のリプル周波数が高いほど、直流リアクトルのインダクタンスを小さくできるので、直流リアクトルの小型軽量化が有利となる。
直流出力電流のリプル周波数を高くするには、インバータから出力される高周波交流の周波数を高くすることが効果的である。しかし、インバータから出力される高周波交流の周波数を高くすると、インバータのスイッチングによる損失が増大する。インバータのスイッチングによる損失の増大は、インバータに使用する電力用半導体の大容量化又は並列数の増加を招く。さらに、整流器に流れる転流電流により発生する電圧降下は、インバータから出力される高周波交流の周波数に比例して大きくなるため、インバータと変圧器に要求される容量が増大し、直流電源装置の大型化を招くおそれがある。
本開示は、小型化可能で、且つ、より小さな直流電流リプルが得られる直流電源装置を提供する。
本開示の一態様では、
交流電圧を整流して直流電圧に変換する整流器と、
前記直流電圧を多相の高周波交流電圧に変換する多相インバータと、
多相の前記高周波交流電圧を多相の低電圧に降圧する多相変圧器と、
多相の前記低電圧を整流して直流を出力する多相整流器と、を備える、直流電源装置が提供される。
本開示の一態様によれば、小型化可能で、且つ、より小さな直流電流リプルが得られる直流電源装置を提供できる。
従来のインバータスイッチング式直流電源装置の回路図である。 本開示に係る第1実施形態の直流電源装置の回路図である。 第1実施形態の直流電源装置を第1制御方法によって導通120°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の直流電源装置を第1制御方法によって導通90°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。 第1実施形態の直流電源装置を第1制御方法によって導通60°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。 本開示に係る第2実施形態の直流電源装置の回路図である。 第2実施形態の直流電源装置を第2制御方法によって導通120°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の直流電源装置を第2制御方法によって導通90°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の直流電源装置を第2制御方法によって導通60°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。
以下、本実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図2は、本開示に係る第1実施形態の直流電源装置の回路図である。図2に示す直流電源装置201は、三相インバータ3、三相高周波変圧器5及び三相高周波整流器6を含む交流中間回路と、三相インバータ3を制御する制御装置9と、を備える。制御装置9は、相数に応じた位相差が各相のスイッチングの位相に生じるように三相インバータ3を制御することによって、直流電源装置201の小型化と、直流電源装置201から出力される直流電流リプルの抑制とを図るものである。
直流電源装置201は、平滑コンデンサ4、三相インバータ3、三相高周波変圧器5及び三相高周波整流器6を備える。直流電源装置201は、ダイオード整流器2又は直流リアクトル7を備えてもよい。
直流電源装置201は、50Hz又は60Hzの商用周波の三相電源1から得られる三相交流電力をダイオード整流器2で整流し、平滑コンデンサ4によってダイオード整流器2の出力電圧に含まれる脈流成分を低減した直流電力を得る。ダイオード整流器2は、交流を整流し直流を多相インバータに供給する整流器の一例である。
直流電源装置201は、この直流電力を三相インバータ3で数kHz(例えば、1kHz~10kHz)の高周波三相交流に変換し、この高周波三相交流を、三相高周波変圧器5の星形結線された交流側配線の各端子に供給する。三相インバータ3は、直流を多相の高周波交流に変換する多相インバータの一例である。
三相インバータ3は、自励電力用の複数の半導体素子(この例では、6つのスイッチ31,32,33,34,35,36)を有する三相ブリッジ回路である。三相インバータ3は、U相のスイッチ31,32を含むU相レグと、V相のスイッチ33,34を含むV相レグと、W相のスイッチ35,36を含むW相レグとを有する。
直流電源装置201は、その高周波三相交流を三相高周波変圧器5によって所定の電圧に降圧された三相の低圧交流に変換する。三相の低圧交流は、三相高周波変圧器5の二重星形結線された直流側配線の各端子から出力される。三相高周波変圧器5は、多相の高周波交流を多相の低圧交流に降圧する多相変圧器の一例である。
三相高周波整流器6は、三相高周波変圧器5の二重星形結線された直流側配線の各端子から出力された三相の低圧交流を整流して、直流電力を出力する。三相高周波整流器6は、多相の低圧交流を整流して直流を出力する多相整流器の一例である。
三相高周波変圧器5の二重星形結線された直流側配線は、星形結線された第1直流側配線と、星形結線された第2直流側配線とを含む。三相高周波整流器6は、第1直流側配線のu相配線にアノードが接続されたu相ダイオード64と、第1直流側配線のv相配線にアノードが接続されたv相ダイオード65と、第1直流側配線のw相配線にアノードが接続されたw相ダイオード66と、を含む。三相高周波整流器6は、第2直流側配線のx相配線にアノードが接続されたx相ダイオード61と、第2直流側配線のy相配線にアノードが接続されたy相ダイオード62と、第2直流側配線のz相配線にアノードが接続されたz相ダイオード63と、を含む。ダイオード61~66は、高速ダイオードとも称される。
複数のダイオード61~66の各々のカソードは、端子Pに共通接続される。端子Pは、直流リアクトル7を介して、負荷8の一端に接続される。負荷8の他端は、端子Nに接続される。端子Nは、星形結線された第1直流側配線の中性点nuと、星形結線された第2直流側配線の中性点nxとに共通接続される。
三相高周波整流器6から出力される直流電力は、直流リアクトル7を介して、負荷8に供給される。負荷8の具体例として、ヒータ、電気分解槽、バッテリなどが挙げられる。
制御装置9は、直流電源装置201を制御するための第1制御方法に従って、三相インバータ3の複数のスイッチ31~36のスイッチングを制御する。制御装置9は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ及びメモリを備える制御部である。制御装置9の機能は、メモリに記憶されたプログラムによって、プロセッサが動作することにより実現される。制御装置9の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって実現されてもよい。
図3、図4及び図5は、直流電源装置201を制御するための第1制御方法と、第1制御方法により制御された直流電源装置201から出力される直流出力電流とを説明するための図である。次に、図3、図4及び図5について、説明する。
図3は、第1実施形態の直流電源装置201を第1制御方法によって導通120°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。図3内に記載の31~36までの各数字は、三相インバータ3内のスイッチ31~36のうちで導通しているスイッチと、その導通している期間とを表す。図3内に記載の61~66までの各数字は、三相高周波整流器6内のダイオード61~66のうちで導通しているダイオードと、その導通している期間とを表す。この点は、後述の図4及び図5も同様である。図4は、直流出力電圧が100%、図4は、直流出力電圧が50%、図5は、直流出力電圧が0%の状態を示す。
図3において、直流出力電圧が100%のケースでは、制御装置9は、三相インバータ3内のスイッチ31~36を120°導通で点弧させる。点弧の順番は、上アームでは、スイッチ31、スイッチ32、スイッチ33である。下アームのスイッチ34~36は、上アームと180°の位相差で点弧する。三相インバータ3の各スイッチがこのように動作すると、二重星形結線の三相高周波整流器6のダイオード61~66は、「整流器の通流期間」欄に示す導通区間で導通する。ダイオード61~66の各々の導通区間の当該アームの直流出力電圧の波形は、矩形波となる。図3では、制御装置9は、三相インバータ3から出力される各相の高周波交流の電圧位相を120°ずらし、三相高周波変圧器5の二相のみを励磁する制御を行っている。
次に、図4において、直流出力電圧が50%のケースでは、制御装置9は、スイッチ31~36を90°導通で点弧させる。三相インバータ3の各スイッチがこのように動作すると、二重星形結線の三相高周波整流器6のダイオード61~66は、「整流器の通流期間」欄に示す断続した導通区間で導通する。直流出力電圧は、ダイオードのペア、63と65、61と65、61と66、62と66、62と64、63と64が導通している期間に出力される。直流出力電圧の波形は、矩形波となる。直流出力が出力されている区間では、直流出力電流が上昇する。それ以外のダイオードが非導通の区間は、直流出力電圧はゼロとなり、直流出力電流は下降する。直流出力電流の上昇と下降は、「出力電流」欄に示すように繰り返される。この場合の直流出力電流のリプル周波数は、高周波交流の周波数の6倍となる。
次に、図5において、直流出力電圧が0%のケースでは、制御装置9は、スイッチ31~36を60°導通で点弧させる。このケースでは、ダイオード61~66は、導通しない。
制御装置9は、スイッチ31~36の導通区間を、図3~5に示すように制御することによって、直流出力電圧を0~100%に制御できる。なお、図3~5は、3つの導通パターンを示しているに過ぎない。制御装置9は、三相インバータ3から出力される各相の高周波交流の電圧位相を60°~120°内の任意の角度にずらすことで、直流出力電圧を0~100%に制御できる。
<第2実施形態>
図6は、本開示に係る第2実施形態の直流電源装置の回路図である。図6に示す直流電源装置202は、三相インバータ310、三相高周波変圧器51及び三相高周波整流器610を含む交流中間回路と、三相インバータ310を制御する制御装置92と、を備える。制御装置92は、相数に応じた位相差が各相のスイッチングの位相に生じるように三相インバータ310を制御することによって、直流電源装置202の小型化と、直流電源装置202から出力される直流電流リプルの抑制とを図るものである。
第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成、作用及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで、省略又は簡略する。三相電源11、ダイオード整流器21、平滑コンデンサ41、三相インバータ310及びスイッチ311~316は、上述の、三相電源1、ダイオード整流器2、平滑コンデンサ4、三相インバータ3,スイッチ31~36に対応する。三相高周波変圧器51、三相高周波整流器610、ダイオード611~614、直流リアクトル71、負荷81及び制御装置92は、上記の、三相高周波変圧器5、三相高周波整流器6、ダイオード61~64、直流リアクトル7、負荷8及び制御装置9に対応する。
第2実施形態では、三相高周波変圧器51は、デルタ結線された交流側配線と、相間リアクトル91とを備える。相間リアクトル91は、星形結線された第1直流側配線の中性点nuと星形結線された第2直流側配線の中性点nxとの間に接続される。相間リアクトル91の中間点は、端子Nに接続される。
図7、図8及び図9は、直流電源装置202を制御するための第2制御方法と、第2制御方法により制御された直流電源装置202から出力される直流出力電流とを説明するための図である。次に、図7、図8及び図9について、説明する。
図7は、第2実施形態の直流電源装置202を第2制御方法によって導通120°で動作させたときの動作波形を示すタイミングチャートである。図7内に記載の311~316までの各数字は、三相インバータ310内のスイッチ311~316のうちで導通しているスイッチと、その導通している期間とを表す。この点は、後述の図8及び図9も同様である。図7は、直流出力電圧が100%、図8は、直流出力電圧が50%、図9は、直流出力電圧が0%の状態を示す。
図7において、直流出力電圧が100%のケースでは、制御装置92は、三相インバータ310内のスイッチ311~316を120°導通で点弧させる。点弧の順番は、上アームでは、スイッチ311、スイッチ312、スイッチ313である。下アームのスイッチ314~スイッチ316は、上アームと180°の位相差で点弧する。三相インバータ310の各スイッチがこのように動作すると、二重星形結線の三相高周波変圧器51のデルタ結線された交流側巻線(UV巻線、VW巻線及びWV巻線)には、図7に示す凸型波形の交流電圧が印加される。Vdは、三相インバータ310に入力される直流電圧(平滑コンデンサ41により平滑された電圧)の電圧値を表す。二重星形結線の三相高周波整流器610のダイオード611~616が接続されるアームの直流出力電圧は、「整流器」の欄に示す。「整流器」の欄に示す直流出力電圧は、中性点nu又は中性点nxと端子Pとの間の電圧を表す。例えば、「整流器 uダイオード」の欄に示す直流出力電圧は、u相のダイオード614が導通しているときの中性点nuと端子Pとの間の電圧を表す。各々のダイオード611~614の直流出力電圧を合成して得られる直流出力電圧は、「出力電圧」欄に示す。「u系」欄および「x系」欄は、それぞれ二重星形結線の三相高周波変圧器51の2つのY結線(第1直流側配線及び第2次直流側配線)に対応する直流出力電圧である。この2つの直流出力電圧の差は、相間リアクトル91の負担する電圧であり、「IPX」欄に示す。直流出力端子における直流出力電圧(P端子とN端子との間の電圧)は、u系とx系の直流出力電圧の中間値である。
次に、図8において、直流出力電圧が50%のケースでは、制御装置9は、スイッチ311~316を90°導通で点弧させる。三相インバータ310の各スイッチがこのように動作すると、二重星形結線の三相高周波変圧器51のデルタ結線された交流側巻線(UV巻線、VW巻線及びWV巻線)には、図8に示す櫛の歯状でかつ凸型波形の交流電圧が印加される。二重星形結線の三相高周波整流器610の各アームの直流出力電圧を「整流器」欄に、u系とx系の直流出力電圧を「直流出力電圧」欄に、相間リアクトル91の負担する電圧を「IPX」欄にそれぞれ示す。
直流出力電流の上昇と下降は、「出力電流」欄に示すように繰り返される。この場合の直流出力電流のリプル周波数は、高周波交流の周波数の6倍となる。これは、第1実施形態と同じである。
次に、図9において、直流出力電圧が0%のケースでは、制御装置92は、スイッチ311~316を60°導通で点弧させる。このケースでは、ダイオード611~616は、導通しない。
制御装置92は、スイッチ311~316の導通区間を、図7~9に示すように制御することによって、直流出力電圧を0~100%に制御できる。なお、図7~9は、3つの導通パターンを示しているに過ぎない。制御装置92は、三相インバータ310から出力される各相の高周波交流の電圧位相を60°~120°内の任意の角度にずらすことで、直流出力電圧を0~100%に制御できる。
<第1実施形態及び第2実施形態の効果>
第1実施形態及び第2実施形態のように、直流電源装置の交流中間回路を多相化することによって、直流出力電流のリプル周波数を高くできる。リプル周波数を高くすると、直流出力側に設置される直流リアクトルの小型化及び軽量化が可能となり、小型で安価な直流電源装置を構成できる。例えば、直流電源装置の交流中間回路を三相にすることによって、直流出力電流のリプル周波数は、従来の単相の場合に比べて、3倍となる。したがって、直流出力側に設置される直流リアクトルは、1/3の容量に低減が可能となる。
第1実施形態における第1制御方法では、二重星形結線の三相高周波変圧器5の交流側巻線は、常に2つの巻線のみが励磁される。三相高周波変圧器5の直流側巻線は、励磁される同一相に対応する巻線が4つある。それらの4つの励磁される巻線のうち、ダイオードのアノードとカソード間が順バイアスされる2つの巻線(第1直流側配線(第1Y結線)の一つの巻線と、第2直流側配線(第2Y結線)の一つの巻線)が通流する。そのような通流方法では、それらの二つのY結線には電位差が生じないので、第2実施形態のような相間リアクトルは不要となる。よって、直流電源装置201を簡素な構成で実現できる。
第2実施形態では、相間リアクトル91が必要となる。しかし、三相インバータ310の周波数を適切に高くすれば、直流リアクトル71を非常に小型の直流リアクトル(例えば、ブスバーにカットコアが貫通するリアクトル)で代替が可能となる。よって、直流電源装置202を簡素な構成で実現できる。
また、インバータ式直流電源装置は、高周波変圧器と高周波整流器を組み合わせた小容量のユニットを複数準備し、各ユニットで局部過熱が起こらないように、各ユニットを配置することで製造される。直流電源装置の交流中間回路を多相化することによって、単相の場合に比べて、ユニットの容量を大きくできるため、ユニットの数を減らすことができる。これによって、インバータ式直流電源装置の構造の簡素化、組み立て時間の短縮を図ることができる。
以上、実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が可能である。
例えば、交流を整流し直流を多相インバータに供給する整流器は、ダイオード整流器に限られず、スイッチングコンバータなどの他の整流方式で整流する回路でもよい。
また、多相変圧器に接続される多相整流器は、二重星形結線の整流器に限られず、三相ブリッジ整流器、三相半波整流器などの他の整流形式でもよい。また、相数は、三相に限られず、それ以上の相数でもよい。
例えば、半導体素子は、IGBT、MOSFET等のパワートランジスタに限られず、ダイオード、サイリスタ、ゲートターンオフサイリスタ、トライアックなどでもよい。
1,11 三相電源
2,21 ダイオード整流器
3,310 三相インバータ
4,41 平滑コンデンサ
5,51 三相高周波変圧器
6,610 三相高周波整流器
7,71 直流リアクトル
8,81 負荷
9,92 制御装置
31,32,33,34,35,36 スイッチ
91 相間リアクトル
200,201,202 直流電源装置
311,312,313,314,315,316 スイッチ

Claims (6)

  1. 直流を多相の高周波交流に変換する多相インバータと、
    多相の前記高周波交流を多相の低圧交流に降圧する多相変圧器と、
    多相の前記低圧交流を整流して直流を出力する多相整流器と、を備える、直流電源装置。
  2. 前記多相インバータは、直流を三相の前記高周波交流に変換する三相インバータである、請求項1に記載の直流電源装置。
  3. 前記多相変圧器は、三相の前記高周波交流を、三相の前記低圧交流に降圧する、二重星形結線の三相変圧器である、請求項2に記載の直流電源装置。
  4. 前記三相インバータから出力される各相の前記高周波交流の電圧位相を120°ずらし、前記三相変圧器の二相のみを励磁する制御装置を備える、請求項3に記載の直流電源装置。
  5. 交流を整流し直流を前記多相インバータに供給する整流器を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の直流電源装置。
  6. 前記多相整流器の出力に接続される直流リアクトルを備え、
    前記多相整流器から出力される直流を、前記直流リアクトルを介して負荷に供給する、請求項1から4のいずれか一項に記載の直流電源装置。
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