JP2023159667A - ロボット連携施設管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の入退室ゲートの内で、ロボットの通過に適した入退室ゲートを割り当て、割り当てられた入退室ゲートをロボットが利用することで間の通行を妨害しないロボット連携施設管理システムを提供する。【解決手段】ロボットサーバ、施設ロボ連携サーバ、セキュリティサーバ、施設ロボ連携システム及びセキュリティシステムを備えるロボット連携施設管理システム14であって、ロボットサーバは、ロボットの行動指針を決定するロボット制御装置から入退室ゲートやエレベーターの動作指令を受ける。施設ロボ連携サーバは、ロボットサーバからの動作指令を受けた場合セキュリティサーバに動作指令を送受信し、セキュリティサーバからの動作指令に基づいてエレベーターを制御する。セキュリティサーバは、施設ロボ連携サーバからの動作指令を受けた場合エレベーターの割り当て制御及びエレベーターのセキュリティの解除、入退室ゲートの割り当て制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、自律移動するロボットに対する施設の管理を行うロボット連携施設管理システムに関する。
近年、ビルやマンションの建築物内を人間の通行の妨げにならないように、自律して移動するロボットが数多く開発されている。。例えば、施設内を巡回して警備を行う警備ロボット、施設の空調温度などの環境を計測する環境計測ロボット、施設内を清掃する清掃ロボット、来訪者を案内する案内ロボット等が開発されている。
これらのロボットは自律型のロボットであるため、移動する際には周囲の人間以外にも、ロボットが移動の際に様々な障害となる障害物が存在する。建築物内であれば、入退室ドア、オフィスビルやマンション等のエレベーター、入退室ゲートなど多くの障害物が存在する。そして、これらの障害物にはセキュリティ対策が施されており、セキュリティの解除なしでは通行が出来ない仕組みとなっている。
そこで、このような入退室ドア、エレベーター、入退室ゲートを利用したり、回避したりする技術が開発されている。例えば、特許文献1には、エレベーターを利用するために、ロボットが近傍のドアを撮影した画像からドアを特定して利用する技術が開示されている。
ここで以下の説明では、入退室ドア、エレベーター、入退室ゲート等の障害物をまとめて、「入退室ゲート」として説明する。したがって、入退室ドアやエレベーターを対象とする場合は、これを読み替えれば良いものである。尚、入退室ドアやエレベーターを特別に説明する場合は、そのままの呼称を使用する。
特開2019-130616号公報
自律型のロボットにおいては、入退室ゲートといったセキュリティ対策が施されている狭い通路を通行する場合、移動時間が多くかかってしまい、人間の通行の妨害をしてしまうことが往々にして発生する。また、セキュリティ対策が施してある入退室ゲートに関しては、ロボットに認証媒体を所持させて通行させることはできるが、通過するのに時間を要するため、人間の通行の妨げになる可能性がある。更に、ロボットは、入退室ゲートでの人間の混雑状況を把握しておらず、複数ある何れの入退室ゲートを利用するのが最適か判断を行うのは難しい。
このような状況から、ロボットが通過するのに適切な入退室ゲートを割り当て、ロボットが円滑に入退室ゲートを通過することができる支援システムが望まれている。
本発明の目的は、複数の入退室ゲートの内で、ロボットが通過するのに適した入退室ゲートを割り当て、割り当てられた入退室ゲートをロボットが利用することによって、人間の通行を妨害しないようにできるロボット連携施設管理システムを提供することにある。
本発明においては、少なくとも、ロボットサーバ、施設ロボ連携サーバ、及びセキュリティサーバを備え、入退室ゲート、及びエレベーターの動作を制御するロボット連携施設管理システムであって、ロボットサーバは、ロボットの行動指針を決定するロボット制御装置からの情報に基づく入退室ゲートやエレベーターの動作に関連する動作指令を施設ロボ連携サーバに送信する制御を実行する機能を備え、施設ロボ連携サーバは、ロボットサーバからの動作指令を受信した場合に、セキュリティサーバに動作指令を送信する制御を実行する機能を備え、セキュリティサーバは、施設ロボ連携サーバからの動作指令を受信した場合に、少なくとも、入退室ゲートの割り当て指示、及び動作指令を入退室ゲートに与える制御を実行する機能と、エレベーターの割り当て指示をエレベーターに与える制御を実行する機能を備え、更に、施設ロボ連携サーバは、セキュリティサーバからのエレベーターに与える動作指令に基づいてエレベーターの制御を実行する機能を備えている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ロボットの移動に適した入退室ゲート、及びエレベーターの割り当てを行うことで、人間の通行を妨げることなく入退室ゲートを円滑に通過させて、ロボットをエレベーターに乗車させることができる。
本発明の実施形態になるロボット連携施設管理システムの全体構成を示す構成図である。 図1に示すロボットサーバの構成を示すブロック図である。 入退室ゲート識別子管理テーブルの構成を説明する説明図である。 エレベーター識別子管理テーブルの構成を説明する説明図である。 図1に示す施設ロボ連携サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示すセキュリティサーバの構成を示すブロック図である。 入退室ゲートの利用履歴データの構成を説明する説明図である。 エレベーターの運行履歴データの構成を説明する説明図である。 ロボットのロボットデータの構成を説明する説明図である。 図1に示すロボットの構成を示すブロック図である。 図1に示すロボット制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すエレ制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す入退室制御装置の構成を示すブロック図である。 ロボットが入退室ゲートを通過する際のシーケンスを説明する説明図である。 ロボットがエレベーターに乗車する際のシーケンスを説明する説明図である。
本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1は、ロボット連携施設管理システムの全体の構成を示したものである。本実施形態では、入退室ゲートとエレベーターを有する建築物(例えば、オフィスビル等)で、自律型のロボットが入退室ゲートとエレベーターを通行する場合を例に挙げて説明する。
ここで、以下の説明で「エレ」という表現は、「エレベーター」を意味する略語であり、また以下の説明で「ロボ」という表現は、「ロボット」を意味する略語である。
図1において、本実施形態になるロボット連携施設管理システム14は、施設ロボ連携システム15とセキュリティシステム16を備えている。
施設ロボ連携システム15は、ロボットサーバ1と、施設ロボ連携サーバ2と、ロボット4と、ロボット制御装置5と、群管理エレベーター6と、監視装置7と、エレ制御装置8と、通信装置13とを含んでいる。ここで、ロボット4にロボット制御装置5を組み込んで一体化すること、監視装置7にエレ制御装置8を組み込んで一体化することも可能である。
また、セキュリティシステム16は、セキュリティサーバ3と、入退室ゲート9と、入退室制御装置10と、ビーコン11と、表示部12とを含んでいる。セキュリティサーバ3は、入退室ゲート9の管理機能やエレベーター6の管理機能を備えている。このため、入退室制御装置10やエレ制御装置8は、セキュリティサーバ3の指示に基づいて制御動作を行うことになる。
入退室制御装置10は、セキュリティサーバ3からの指示で、入退室ゲート9のゲートを開閉したり、入退室ゲート9の作動状態等をセキュリティサーバ3に送信したりする機能を備えている。
ビーコン11は、ロボット4が所定範囲まで接近するとロボット4と通信を確立して、入退室制御雄地10と相互に通信を行うものである。また、表示部12は、ロボット4が入退室ゲート(割り当てられた専用ゲート)9を通行していることを、視覚的、場合によっては聴覚的に報知するものである。
ロボット制御装置5の通信装置13とロボットサーバ1とは、LAN(Local Area Network)や、ブルートゥース(Bluetooth/登録商標)といった通信網17によって接続されている。また、エレ制御装置8の通信装置13と施設ロボ連携サーバ2とは、インターネットといった通信網17によって接続されている。更に、ロボットサーバ1と施設ロボ連携サーバ2とは、インターネットといった通信網17によって接続されている。
入退室制御制御装置10の通信装置13とセキュリティサーバ3とは、インターネットといった通信網17によって接続されている。また、施設ロボ連携サーバ2とセキュリティサーバ3とは、LAN(Local Area Network)といった通信網17によって接続されている。セキュリティサーバ3は、インターネットを介してエレ制御装置8の通信装置13とも接続されている。尚、これらの通信網は一例であって、適切な通信網を採用すれば良いものである
次に、施設ロボ連携システム15とセキュリティシステム16を構成する主要な構成要素の説明を行う。
図2は、施設ロボ連携システム15を形成するロボットサーバ1の構成を示している。ロボットサーバ1は、CPU101の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、クラウド上で管理される。CPU101は主記憶装置102と通信インターフェース103に接続されている。
主記憶装置102は、CPU101の指令に基づいて動作する入出力部102a、建築情報部102b、ロボット状態監視部102c、エレ乗車指令部102d、入退室ゲート開閉指令部102e、エレ開閉指令部102fを備えている。
入出力部102aは、通信インターフェース103を介してロボット制御装置5と施設ロボ連携サーバ2と各種データの送受信処理の機能を実行する。
建物情報部102bは、建築物内にある入退室ゲート9やエレベーター6の各種情報であり、少なくとも入退室ゲート識別子管理テーブル(図3参照)と、エレベーター識別子管理テーブル(図4参照)とを含んでいる。更には、建築物の地図情報(二次元/三次元地図等)も含んでいる。また、これ以外にも多くの建築物情報を含んでいても良い。
図3は入退室ゲート識別子管理テーブルのデータ構造の一例を示している。入退室ゲート識別子管理テーブルは、複数の入退室ゲート9の何れかをロボ専用入退室ゲートに割り当てる識別子として利用され、建物名称情報801、ゲートドア名称情報802、ゲートドア種類情報803、ロボ専用運転可否情報804を含む複数の欄を備えて構成されている。
建物名称情報801の項目は、ゲートが設置されている建築物の名称を示している。ドア名称情報802の項目は、各ゲートに一意に命名される名称を示している。ドア種類情報803の項目は、対象のゲートドアの種類を示している。ロボ専用運転可否情報804の項目は、対応するゲートドアのロボ専用運転の可否を示している。例えば通常より幅の広いフラッパー式の入退室ゲートであれば、ロボット4が通行可能(○)であり、通常の幅であれば、ロボット4が通行不可能(×)とされる。
図4はエレベーター識別子管理テーブルのデータ構造の一例を示している。エレベーター識別子管理テーブルは、エレベーター6をロボ専用運転にする識別子として利用され、建物名称情報901、エレベーター名称情報902、エレベーター種別情報903、ロボ専用運転可否情報904を含む複数の欄を備えて構成されている。
建物名称情報901の項目は、エレベーター6が設置されている建築物の名称を示している。エレベーター名称情報902の項目は、各エレベーター6に一意に命名される名称を示している。エレベーター種別情報903の項目は、対象のエレベーター6の種類を示している。ロボ専用運転可否情報904の項目は、対応するエレベーター6が、ロボ専用運転が可能(○)か、或いは不可能(×)かを示している。
図2に戻って、ロボット状態監視部102cは、ロボット4の稼働状態を監視する機能を実行する。ロボット4の稼働状態とは、ロボット4の現在位置(GPS情報、画像情報等から判断される)や、ロボット4の駆動領域の動作状況、バッテリーの残量等を示すものである。
エレ乗車指令部102dは、ロボット4がエレベーター6へ乗車を伴う移動を行うとき、入出力部102aを介して施設ロボ連携サーバ2に対してエレベーター6への乗車指令を出力する機能を実行する。この時、ロボット4が入退室ゲート9を通過する場合と、エレベーター6に乗車する場合があり、入退室ゲート9、或いはエレベーター6により切り替わる。
ゲート開閉指令部102eは、ロボット4が入退室ゲートの通過を伴う移動を行うとき、入出力部102aを介して施設ロボ連携サーバ2に対して、入退室ゲート9の戸開指令、及び戸閉指令を出力する機能を実行する。「戸開」とはゲートドアを開くことを意味し、「戸閉」とはゲートドアが閉まることを意味している。
エレ開閉指令部102fは、ロボット4がエレベーター6へ乗車を伴う移動を行うとき、入出力部102aを介して施設ロボ連携サーバ2に対して、エレベーター6へ戸開指令、及び戸閉指令を出力する機能を実行する。
次に施設ロボ連携システム15を構成する施設ロボ連携サーバ2について説明する。図5は、施設ロボ連携システム15を形成する施設ロボ連携サーバ2の構成を示している。施設ロボ連携サーバ2は、CPU201の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、クラウド上で管理される。CPU201は主記憶装置202と通信インターフェース203に接続されている。
主記憶装置202は、CPU201の指令に基づいて動作する入出力部202a、建物情報部202b、ロボ専用運転指令部202c、ロボ専用エレ割当部202d、ゲート開閉指令部202e、エレ制御部202f、エレ呼び制御部202g、エレ開閉指令部202hを備えている。
入出力部202aは、通信インターフェース203を介してロボットサーバ1、セキュリティサーバ3、及びエレ制御装置8とデータの送受信処理の機能を実行する。
建物情報部202bは、建築物内にある入退室ゲート9やエレベーター6の各種情報であり、ロボットサーバ1に格納されている建物情報部102bと同じ情報が記憶されている。
ロボ専用運転指令部202cは、ロボットサーバ1からエレ乗車指令を受けたとき、セキュリティサーバ2に対してロボ専用運転指令を出力する機能を実行する。
ロボ専用エレ割当部202dは、セキュリティサーバ3からロボ専用エレ割当を受けたとき、エレベーター6に対してロボ専用エレ割当を行う。また、割り当てられたエレベーター6と建物情報部202bに含まれるエレベーター識別子管理テーブルのエレベーター情報の照合を行い、割り当てるエレベーター6を特定する機能を実行する。
ゲート開閉指令部202eは、ロボットサーバ1から入退室ゲート9の戸開司令、及び戸閉指令を受けたとき、セキュリティサーバ3に対して入退室ゲートの戸開司令及び戸閉指令を出力する機能を実行する。
エレ制御部202fは、エレ制御装置8に対して動作指令を行い、エレベーター6の制御処理の機能を実行する。ここで、施設ロボ連携サーバ2は、セキュリティサーバ3からセキュリティの解除指令がないとエレベーター6の制御は行えない構成とされている。
エレ呼び制御部202gは、ロボットサーバ1からエレ乗車指令があったとき、セキュリティサーバ3に対してエレ呼び指令を出力する機能を実行する。
エレ開閉指令部202hは、ロボットサーバ1からエレベーター開閉指令を受けたとき、セキュリティサーバ3に対して入退室ゲート開閉指令を出力する機能を実行する。
次に施設ロボ連携システム15と連携されるセキュリティシステム16を形成するセキュリティサーバ3について説明する。
図6は、セキュリティサーバ3の構成を示している。セキュリティサーバ3は、CPU301の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、クラウド上で管理される。CPU301は主記憶装置302と通信インターフェース303に接続されている。
主記憶装置302は、CPUの指令に基づいて動作する入出力部302a、建物情報部302b、運行データ記憶部302c、ロボットデータ記憶部302d、ゲート割当部302e、エレベーター割当部302f、セキュリティ制御部302g、エレ制御部302h、ゲート制御部302iを備えている。
入出力部302aは、通信インターフェース303を介して施設ロボ連携サーバ2と入退管理装置10、エレ制御装置8とのデータの送受信処理の機能を実行する。
建物情報部302bは、建築物内にある入退室ゲート9やエレベーター6の各種情報であり、ロボットサーバ1に格納されている建物情報部102bと同じ情報が記憶されている。
運行データ記憶部302cは、入退室ゲート9から取得した入退室ゲート9の利用履歴を保存し、また、エレベーター6の監視装置7で取得したエレベーターの運行履歴を保存する機能を有している。
図7は、入退室ゲート9の利用履歴のデータ構造の一例を示している。夫々の入退室ゲート9の利用履歴を管理するために利用され、利用情報に含まれる各種情報に対応させて、利用時刻1001、及び利用者ID1002を含む複数の欄を備えて構成されている。入退室ゲート9利用履歴では、1つのレコード(行)が、いずれか1つの入退室ゲート9が、どの利用者に利用されたかの利用履歴情報に対応している。
また、図8は、エレベーター6の運行履歴のデータ構造の一例を示している。夫々のエレベーターの運行履歴を管理するために利用され、運行情報に含まれる各種情報に対応させて、運行時刻1101、出発階層1102、到着階層1103、及び乗車人数1104を含む複数の欄を備えて構成されている。
エレベーター6の運行履歴では、1つのレコード(行)が、いずれか1つのエレベーターの乗りかごが、いずれかの階層を出発してからいずれかの階層に到着するまでの1回の運行の運行履歴情報に対応している。
図6に戻り、ロボットデータ記憶部302dは、ロボット4の基礎的なデータを保存している。基礎的なデータとはロボットの種類、サイズ、移動速度、センサの種類などが含まれる。
図9は、ロボットデータのデータ構造の一例を示している。ロボットデータは、ロボットがいずれかの入退室ゲート9を通過できるか否かの判定に利用される。データは、ロボット名称1201、ロボット種類1202、サイズ1203、移動速度1204、最高速度1205を含む複数の欄を備えて構成されている。ロボットデータでは、1つのレコード(行)が、ロボットがいずれかの種類でサイズや移動速度などロボット個体識別情報に対応している。
ゲート割当部302eは、施設ロボ連携サーバ2からロボ専用運転指令を受けたとき、建物情報部302b、運行データ記憶部302302c、及びロボットデータ記憶部302dから、ロボット4が通過するのに最適な入退室ゲート9を割り当てる機能を実行する。
エレベーター割当部302fは、施設ロボ連携サーバからロボ専用運転指令を受けたとき、建物情報部302b、運行データ記憶部302302c、及びロボットデータ記憶部302dから、ロボット4が乗車するのに最適なエレベーター6を割り当てる機能を実行する。
セキュリティ制御部302gは、施設ロボ連携サーバ2がエレベーター6の制御が行えるように一時的にセキュリティの解除を行う機能を実行する。
エレ制御部302hは、エレ制御装置8に対して動作指令を行い、エレベーター6の制御処理の機能を実行する。また、ゲート制御部302iは、入退室ゲート9の制御処理の機能を実行する。
次に施設ロボ連携システム15を形成するロボット4について説明する。
図10は、施設ロボ連携システム15を構成するロボット4の構成を示している。ロボット4は、CPU401の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、建物内で管理される。CPU401は主記憶装置402、入出力装置403、及び通信インターフェース404に接続されている。
主記憶装置402は、CPUの指令に基づいて動作する入出力部402a、駆動制御部402bを備えている。
入出力部402aは、通信インターフェースを介してロボット制御装置5とデータの送受信処理の機能を実行する。また、駆動制御部402bは、ロボット4の駆動機構の制御処理の機能を実行する。
入出力装置403は、カメラ403a、各種センサ403b、駆動機構部403c、及び無線通信部403dを備えている。
カメラ403aは、ロボット4が周囲環境を撮影し、画像を得る機能を備えている。各種センサ4-03bは、赤外線センサや音波センサ等のロボット4が周辺環境の情報をより詳細に得るための機能を備えている。また、GPSセンサやジャイロセンサ等のロボットの駆動制御に必要なセンサも含んでいる。
駆動機構部403cは、駆動制御部402bからの制御指令に基づいて、ロボット4を移動させる機能を備えている。駆動機構部403cは、少なくとも車輪を駆動する電動モータを備えている。更には、必要に応じてブレーキ機構備えることもできる。無線通信部403dは、入退室ゲート9に付帯しているビーコン9とデータの送受信を行う機能を備えている。
次に施設ロボ連携システム15を構成するロボット制御装置5について説明する。
図11は、施設ロボ連携システム15を形成するロボット制御装置5の構成を示している。ロボット制御装置5は、CPU501の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、建物内で管理される。CPU501は主記憶装置502と通信インターフェース503に接続されている。
主記憶装置502は、CPUの指令に基づいて動作する入出力部502a、移動指示部502b、ゲート特定部502c、エレベーター特定部502dを備えている。
入出力部502aは、通信インターフェース503を介してロボット4とロボットサーバ1との間のデータの送受信処理を実行する。また、移動指示部502bは、ロボット4の目的地が決定されたときに、目的地まで最適なルートを探索してロボット4に最適なルートを指示する機能を実行する。
ゲート特定部502cは、ロボット4が有するカメラ403aや各種センサ403bから取得した周辺情報を基に、割り当てられた入退室ゲート9を特定する機能を実行する。また、エレベーター特定部502dは、ロボット4が有するカメラ403aや各種センサ403bから取得した周辺情報を基に、割り当てられたエレベーター6を特定する機能を実行する。
次に施設ロボ連携システム15を形成するエレ制御装置8について説明する。図12は、施設ロボ連携システム15を構成するエレ制御装置8の構成を示している。エレ制御装置8は、CPU601の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、建物内で管理される。CPU601は主記憶装置602と通信インターフェース603に接続されている。
主記憶装置602は、CPU601の指令に基づいて動作する入出力部602a、エレ制御部602b、及びセキュリティ監視部602cを備えている。
入出力部602aは、通信インターフェース603を介して施設ロボ連携サーバ2、セキュリティサーバ3とデータの送受信処理の機能を実行する。
エレ制御部602bは、エレベーターの制御を行う機能を実行し、また、セキュリティサーバ3のエレ制御部302hからの動作指令を受けて、エレベーター6の制御を行うことも出来る。また、セキュリティサーバ3の部のセキュリティ制御部302gによるセキュリティが解除されているとき、施設ロボ連携サーバ2からの指示を受けてエレベーター6の制御を実行することが出来る。
セキュリティ監視部602cは、セキュリティサーバ3以外からの指示を受けないように監視を行う機能を実行する。セキュリティサーバ3からセキュリティの解除の指示を受けたとき、一時的にセキュリティを解除して施設ロボ連携サーバ2からの指示を受ける機能を実行する。
次にセキュリティシステム16を形成する入退室制御装置10の構成について説明する。
図13は、施設ロボ連携システム15を構成する入退室制御装置10の構成を示している。入退室制御装置10は、CPU701の制御の下で各種の処理が実行されるコンピュータ装置で構成され、建物内で管理される。CPU701は主記憶装置702と通信インターフェース703に接続されている。
主記憶装置702は、CPU701の指令に基づいて動作する入出力部702a、ゲート制御部702bを備えている。
入出力部702aは、通信インターフェース703を介してセキュリティサーバ3と入退室ゲート9とデータの送受信処理の機能を実行する。また、ゲート制御部702bは、入退室ゲート9の制御を行うもので、セキュリティサーバ3のゲート制御部302iからの動作指令を受け、入退室ゲート9の制御を行う機能を実行する。
以上のような構成を備えたロボット連携施設管理システムにおける、ロボット4と入退室ゲート9、及びエレベーター6の具体的な制御について説明する。尚、この場合は、入退室ゲート9を通過する場合の制御と、エレベーター6に乗車する場合の制御が実行される。
ここで、以下で説明する入退室ゲート、及びエレベーターの割り当て指示、エレベーターの呼び指令、ゲート戸開指示、ゲート戸閉指示、エレ戸開指示、エレ戸閉指示、セキュリティ解除/再開等の制御は、「動作指令」としての範疇である。
図14は、ロボット4が入退室ゲート9を通過する際のシーケンスを示した図である。本実施形態では入退室ゲート9とエレベーター6が併設された建築物において、ロボット4が特定の階に向かう際に、エレベーター6の手前に入退室ゲートが設置されているものとする。
ロボット4が特定の階に向かう時、ロボットサーバ1は、[S101]で施設ロボ連携サーバ2に対して、エレ乗車指令を出力する。次に、エレ乗車指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S102]でセキュリティサーバ3に対して、入退室ゲート9とエレベーター6のロボ専用運転指令を出力する。
ロボ専用運転指令を受けたセキュリティサーバ3は、[S103]で入退室ゲート9に対して、少なくとも、入退室ゲート識別子管理テーブル(図3参照)、入退室ゲート履歴データ(図7参照)、ロボットデータ(図9参照)を基に、ロボ専用の入退室ゲート9の割り当てを実行する。
また、セキュリティサーバ3は、[S104]でエレベーター6に対して、少なくとも、エレベーター識別子管理テーブル(図4参照)、運行履歴データ(図8参照)、ロボットデータ(図9参照)を基に、ロボ専用のエレベーター6の割り当てを実行する。
尚、ここで、エレベーター6は、エレ制御装置8を含むものであり、エレ制御装置8によって、乗りかごの移動やドアの開閉が行われるものである。図15においても同様である。
次に、ロボット4の移動によってロボット4が入退室ゲート9に近づき、ロボ専用運転になっている入退室ゲート9に付帯しているビーコン11の検知範囲内に入ったとき、[S105]で入退室ゲートに付帯している表示器12にロボ専用運転が実施されている旨の表示が実行される。
この時、セキュリティサーバ3のゲート割当部302eで、入退室ゲート履歴データから入退室ゲート9の混雑状況を判定することで、混雑時間帯はロボット4が入退室ゲート9の通過を実行せず、混雑時間帯を回避してから入退室ゲート9の通過を開始することもできる。
また、所定の移動速度以上で通行が可能なロボット4の場合、人間の通行の妨げとならないため、混雑時にも通行可能とすることもできる。エレベーター割当部302eで、エレベーター6の運行履歴データから適切なエレベーターが割り当てられる。
ロボット4が、ロボ専用になっている入退室ゲート9に付帯しているビーコン11の検知範囲内に入ると同時に、[S106]でロボ専用の割り当てを受けた入退室ゲート9は、ロボ専用運転を開始する。
次に、ロボットサーバ1は、[S107]で施設ロボ連携サーバ2に対して入退室ゲート9のゲート戸開指令を出力する。そして、入退室ゲート9のゲート戸開指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S108]でセキュリティサーバ3に対して入退室9のゲート戸開指令を出力する。
更に、入退室ゲート9のゲート戸開指令を受けたセキュリティサーバ3は、[S109]で割り当てられたロボ専用の入退室ゲート9に対して、ゲート戸開指令を出力する。ゲート戸開指令を受けた入退室ゲート9は、この指示にしたがって入退室ゲート9のゲートを戸開する。
[S109]での指示によって、[S110]で入退室ゲート9のゲートが戸開した後、[S111]でロボットが移動を開始して、入退室ゲートを通過する。この時、ロボット4が入退室ゲート9を通過している間は、[S112]でロボットサーバ1は、一定時間の間隔で施設ロボ連携サーバ2に対して、入退室ゲート9のゲート戸開指令を連続して出力し続ける。
そして、この連続したゲート戸開指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、セキュリティサーバ3に対して[S113]で入退室ゲート9のゲート戸開指令を行い、入退室ゲート戸開指令を受けたセキュリティサーバは、[S114]で割り当てられたロボ専用の入退室ゲート9に対して戸開指令を行い、ロボットが入退室ゲートを通過するまで入退室ゲートを戸開状態とする。
[S115]でロボット4が入退室ゲート9の通過を完了した後、ロボットサーバ1は、施設ロボ連携サーバ2に[S116]で入退室ゲート9のゲートを閉じるゲート戸閉指令を出力する。そして、入退室ゲート9のゲート戸閉指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S117]でセキュリティサーバ3に対してゲート戸閉指令を出力する。
次に、セキュリティサーバ3が施設ロボ連携サーバ2からゲート戸閉指令を受けた時、セキュリティサーバ3は[S118]で入退室ゲート9に対して入退室ゲート戸閉指令を出力し、同時にロボ専用の入退室ゲート9の割り当てを解除する。更に、ゲート戸閉指令を受けた入退室ゲート9は、[S119]で自身のゲートを戸閉し、入退室ゲート9に付帯している表示器に表示されているロボ専用運転が実施されている旨の表示は非表示となり、入退室ゲート9のロボ専用運転は終了となる。
このようなシーケンスを実行することにより、ロボット4は、自身が通過できる入退室ゲートを割り当てられて、円滑に入退室ゲートを通過することができるようになる。
そして、入退室ゲート9を通過したロボット4は、エレベーター6に向けて移動して、割り当てられたエレベーター6に乗車することになる。図15は、ロボット4がエレベーター6に乗車する際のシーケンスを示した図である。尚、本実施形態ではエレベーター6は、通常時には施設ロボ連携サーバ2から制御はできず、セキュリティサーバ3からエレベーター6の制御が行われているものとする。
図14に示す[S119]でロボット4が入退室ゲート9の通過を完了し、[S201]でロボ専用に割り当てられているエレベーター付近に到着した時、図14の[S104]で割り当てされているエレベーター6は、[S202]でロボ専用運転を開始する。
次に、ロボットサーバ1は、[S203]で施設ロボ連携サーバ2に対してエレ呼び指令を出力する。そして、エレ呼び指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S204]でセキュリティサーバ3に対してエレ呼び指令を出力する。
エレ呼び指令を受けたセキュリティサーバ3は、[S205]でエレベーター6に対してエレ呼び指令を出力する。この呼びに対応して割り当てられたエレベーター6が到着した後、エレベーター6は、ロボ専用として割り当てされているエレベーター6のドアを開く戸開動作を実行する。
エレベーター6のドアが戸開した後、[S207]でロボット4はエレベーター6に乗車を開始する。この時、ロボット4がエレベーター6への乗車が完了するまでは、[S208]でロボットサーバが施設ロボ連携サーバ2に対してエレ戸開指令の出力を継続する。この時のエレ戸開指令とは、ロボット4が乗車中にエレベーター6のドアが戸閉しないために行うものである。
エレ戸開指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S209]でセキュリティサーバ3に対してエレ戸開指令を出力する。エレ戸開指令を受けたセキュリティサーバ3は、[S210]でエレベーター6に対して施設ロボ連携サーバ2からエレベーター6の制御が行えるようにセキュリティの解除を実行する。
更に、セキュリティサーバ3は、[S211]で施設ロボ連携サーバ2に対してエレ戸開指令を出力する。これを受けて、施設ロボ連携サーバ2は、[S212]でエレベーター6に対してエレ戸開指令を出力し、エレベーター6のドアを戸開し続ける。
[S213]でロボット4がエレベーター6への乗車を完了した後、ロボットサーバ1は、[S214]で施設ロボ連携サーバ2に対してドアを閉じるエレ戸閉指令を出力する。そして、エレ戸閉指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S215]でセキュリティサーバ3にエレ戸閉指令を出力する。
エレ戸閉指令を受けたセキュリティサーバ3は、[S216]でエレベーター6に対してセキュリティの解除を行い、同時に[S217]で施設ロボ連携サーバ2に対してエレ戸閉指令を出力する。
エレ戸閉指令を受けた施設ロボ連携サーバ2は、[S218]でエレベーター6に対してエレ戸閉指令を出力する。そして、[S219]でエレベーター6のドアを閉じる戸閉動作を実行する。最後にエレベーター6のドアを戸閉した後、セキュリティサーバ3は、[S220]でエレベーター6に対して施設ロボ連携サーバ2からのエレベーター6の制御が行えないようにセキュリティ制御を再開する。
このようなシーケンスを実行することにより、ロボット4は割り当てされたエレベーター円滑に乗車することができるようになる。
上述した実施形態の他に、図1に示すロボットサーバの機能をロボット制御装置5に保持してロボット4に搭載し、RFモジュールを用いて入退室ゲート9のビーコン11と通信して上述した制御を実行したり、RFIDモジュールを用いてロボット固有情報をビーコン11とやり取りして上述した制御を実行したりすることも可能である。
本発明においては、少なくとも、ロボットサーバ、施設ロボ連携サーバ、及びセキュリティサーバを備え、入退室ゲート、及びエレベーターの動作を制御するロボット連携施設管理システムであって、ロボットサーバは、ロボットの行動指針を決定するロボット制御装置からの情報に基づく入退室ゲートやエレベーターの動作に関連する動作指令を施設ロボ連携サーバに送信する制御を実行する機能を備え、施設ロボ連携サーバは、ロボットサーバからの動作指令を受信した場合に、セキュリティサーバに動作指令を送信する制御を実行する機能を備え、セキュリティサーバは、施設ロボ連携サーバからの動作指令を受信した場合に、少なくとも、入退室ゲートの割り当て指示、及び動作指令を入退室ゲートに与える制御を実行する機能と、エレベーターの割り当て指示をエレベーターに与える制御を実行する機能を備え、更に、施設ロボ連携サーバは、セキュリティサーバからのエレベーターに与える動作指令に基づいてエレベーターの制御を実行する機能を備えている。
これによれば、ロボットの移動に適した入退室ゲート、及びエレベーターの割り当てを行うことで、人間の通行を妨げることなく入退室ゲートを円滑に通過させて、ロボットをエレベーターに乗車させることができる。
尚、本発明は上記したいくつかの実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。各実施例の構成について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
1…ロボットサーバ、2…施設ロボ連携サーバ、3…セキュリティサーバ、4…ロボット、5…ロボット制御装置、6…群管理エレベーター、7…監視装置、8…エレ制御装置、9…入退室ゲート、10…入退室制御装置、11…ビーコン、12…液晶パネル、13…通信装置。

Claims (8)

  1. 少なくとも、ロボットサーバ、施設ロボ連携サーバ、及びセキュリティサーバを備え、入退室ゲートの動作を制御するロボット連携施設管理システムであって、
    前記ロボットサーバは、ロボットの行動指針を決定するロボット制御装置からの情報に基づく前記入退室ゲートの動作に関連する動作指令を前記施設ロボ連携サーバに送信する制御を実行する機能を備え、
    前記施設ロボ連携サーバは、前記ロボットサーバからの前記動作指令を受信した場合に、前記セキュリティサーバに前記動作指令を送信する制御を実行する機能を備え、
    前記セキュリティサーバは、前記施設ロボ連携サーバからの前記動作指令を受信した場合に、少なくとも、前記入退室ゲートの割り当て指示、及び前記動作指令を前記入退室ゲートに与える制御を実行する機能を備えている
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  2. 請求項1に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記ロボットサーバは、更にロボットの行動指針を決定するロボット制御装置からの情報に基づくエレベーターの動作に関連する動作指令を前記施設ロボ連携サーバに送信する制御を実行する機能を備え、
    前記セキュリティサーバは、前記施設ロボ連携サーバからの前記動作指令を受信した場合に、前記エレベーターの割り当て指示を前記エレベーターに与える制御を実行する機能を備え、
    更に、前記施設ロボ連携サーバは、前記セキュリティサーバからの前記エレベーターに与える前記動作指令に基づいて前記エレベーターの制御を実行する機能を備えている
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  3. 請求項2に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記セキュリティサーバは、前記エレベーターに対してセキュリティを解除する前記動作指令を前記エレベーターに送信し、この前記セキュリティの解除に基づいて前記施設ロボ連携サーバは、前記セキュリティサーバからの前記エレベーターの前記動作指令に基づいて前記エレベーターの制御を実行する
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  4. 請求項2に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記エレベーターに与える前記動作指令は、前記エレベーターのドアを開ける戸開指令と、前記ドアを閉める戸閉指示である
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  5. 請求項1に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記入退室ゲートに与える前記動作指令は、前記入退室ゲートのゲートを開ける戸開指令と、前記ゲートを閉める戸閉指示である
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  6. 請求項1に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記入退室ゲートの割り当ては、少なくとも、前記入退室ゲートの入退室ゲート識別子管理テーブル、前記入退室ゲートの利用履歴データ、及び前記ロボットのロボットデータを用いて求められる
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  7. 請求項2に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    前記エレベーターの割り当ては、少なくとも、前記エレベーターのエレベーター識別子管理テーブル、前記エレベーターの運行履歴データ、及び前記ロボットのロボットデータを用いて求められる
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
  8. 請求項1に記載のロボット連携施設管理システムであって、
    割り当てられた前記入退室ゲートはビーコンを備えており、前記ビーコンで前記ロボットの接近を感知した時に、ロボット専用運転であることを前記入退室ゲートに設けられている表示部に表示する
    ことを特徴とするロボット連携施設管理システム。
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