JP2023158910A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリキャプチャ機能を有する撮像装置において、本撮像としての連続撮像により得られる本撮像画像データを保存するバッファメモリの容量を確保する。【解決手段】撮像装置100は、撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段105と、記録メディアへの記録前の撮像画像データを保存するバッファメモリ111と、バッファメモリに保存された撮像画像データの記録メディアへの記録を行う記録手段107と、制御手段101とを有する。制御手段は、撮像が指示される前に撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データをバッファメモリに保存し、撮像が指示されることに応じて撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データをバッファメモリに保存する。本撮像として連続撮像が行われる場合に、バッファメモリから、記録メディアへの記録前の複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去する。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関する。
撮像装置には、プリキャプチャ機能を搭載したものがある。プリキャプチャ機能は、レリーズボタンが半押し操作されている間にプリ撮像を繰り返し行い、得られた複数のプリ撮像画像データをバッファメモリに一旦保存した後に記録メディアに記録する機能である。プリ撮像が行われた後にレリーズボタンが全押し操作されて本撮像が指示されると、本撮像によって得られた本撮像画像データがバッファメモリに一旦保存された後に記録メディアに保存される。このようなプリキャプチャ機能により、ユーザが本撮像を指示する時点よりも前のプリ撮像画像データを保存しておくことができ、ユーザ所望の撮像画像を容易に得ることができる。
ただし、本撮像として連続撮像が行われると、既に複数のプリ撮像画像を保存しているバッファメモリの容量が複数の本撮像画像データの保存のために不足するおそれがある。この結果、ユーザが本来記録したいシーンの本撮像画像データをバッファメモリを介して記録メディアに記録することができなくなる。
特許文献1には、ブラケット撮像のように一度の撮像で複数回の撮像を行う第1撮影モードと、該第1撮像モードよりも少ない回数の撮像を行う第2撮像モードの設定が可能な撮像装置が開示されている。この撮像装置では、第1撮像モードにおいてバッファメモリの容量が不足した場合は第2撮像モードに切り替える。
また特許文献2には、プリキャプチャ機能を有し、プリ撮像画像データと本撮像画像データをコマ送りで表示して、ユーザが選択した撮像画像データのみを記録メディアに記録する撮像装置が開示されている。
特開2021-044705号公報 特開2006-270868号公報
しかしながら、特許文献1のようにバッファメモリの容量が不足した場合に撮像回数を減らす方法では、連続撮像速度を下げる等、本撮像に制限がかかる。また特許文献2の撮像装置では、記録メディアの容量不足を解消できても、その前段のバッファメモリの容量不足を解消する方法が開示されていない。しかも、プリキャプチャ機能と本撮像としての連続撮像により得られた撮像画像データの数が多いと、その中から記録メディアに記録する撮像画像データを選択するユーザの負担が大きくなる。
本発明は、プリキャプチャ機能を有しつつ、本撮像としての連続撮像により得られる本撮像画像データを保存するバッファメモリの容量を確保できるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段と、記録メディアへの記録前の撮像画像データを保存するバッファメモリと、バッファメモリに保存された撮像画像データの記録メディアへの記録を行う記録手段と、撮像から記録までの処理を実行する制御手段とを有する。制御手段は、撮像が指示される前に撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データをバッファメモリに保存し、撮像が指示されることに応じて撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データをバッファメモリに保存する。そして、本撮像として連続撮像が行われる場合に、バッファメモリから、記録メディアへの記録前の複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去することを特徴とする。
また本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段と、記録メディアへの記録前の撮像画像データを保存するバッファメモリと、バッファメモリに保存された撮像画像データの記録メディアへの記録を行う記録手段とを有する撮像装置に適用される。該制御方法は、撮像が指示される前に撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データをバッファメモリに保存するステップと、撮像が指示されることに応じて撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データをバッファメモリに保存するステップとを有する。制御方法は、本撮像として連続撮像が行われる場合に、バッファメモリから、記録メディアへの記録前の複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去することを特徴とする。なお、コンピュータに上記制御方法に従う処理を実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、プリキャプチャ機能を有する撮像装置において、本撮像としての連続撮像により得られる本撮像画像データを保存するバッファメモリの容量を確保することができる。
実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1の撮像装置において実行される処理を示すフローチャート。 実施例1におけるプリ撮像画像データ処理を示す図。 実施例2の撮像装置において実行される処理を示すフローチャート。 実施例3の撮像装置において実行される処理を示すフローチャート。 実施例4におけるプリ撮像画像データ処理を示す図。 実施例5の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例6の撮像装置において実行される処理を示すフローチャート。 実施例6におけるプリ撮像サブルーチンを示すフローチャート。 実施例6における別のプリ撮像制御サブルーチンを示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、実施例1の撮像装置100の構成を示している。撮像装置100は、動画撮像が可能なデジタルスチルカメラやビデオカメラ等である。
制御手段としての制御部101は、少なくとも1つのプロセッサにより構成されるコンピュータであり、後述するメモリ部106から読み出したプログラムに従って撮像装置100全体の動作を制御する処理を実行する。
電源制御部102は、電池検出回路、保護回路、DCDCコンバータおよびLDOレギュレータ等により構成され、電源部103から供給される電源を所定の電圧に変換して撮像装置100内の各デバイスに供給する。また電源制御部102は、撮像装置100への電池装着の有無、装着された電池の種類、電池残量を検出したり、過電流を検出した際には電源を遮断して回路を保護したりする。電源部103は、一次電池、二次電池またはACアダプタにより構成される。
操作部104は、ユーザが各種動作指示を入力するために操作するスイッチ、ダイヤル、タッチセンサおよび音声認識デバイス等を有する。操作部104には、ユーザ操作としてのレリーズボタンの半押し操作(第1操作)によりオンになる第1レリーズスイッチと、レリーズボタンの全押し操作(第2操作)によりオンになる第2レリーズスイッチを含む。
撮像手段としての撮像部105は、CMOSセンサやCCDセンサ等の光電変換素子である撮像素子と画像処理回路を含む。撮像部105は、制御部101の指示に応じて撮像動作を行い、撮像素子から読み出した信号を用いて画像処理回路により撮像画像データを生成する。撮像部105は、撮像画像データを制御部101に送信する。
メモリ部106は、ROM等により構成され、制御部101の動作用の定数やプログラム等を記憶する。
記録手段としての外部記録部107は、撮像部105から受信した撮像画像データに対して所定の画像処理(現像処理や圧縮処理等)を行い、該所定の画像処理後の撮像画像データを半導体メモリやハードディスク等の記録メディアに記録する(書き込む)。このように、撮像画像データの記録メディアへの記録には、記録準備としての所定の画像処理と実際の記録メディアへの書き込みが含まれる。記録メディアは、撮像装置100に対して着脱可能なものであってもよい。また、外部記録部107は、撮像装置100と無線または有線での通信が可能な外部機器に撮像画像データを送信して該外部機器に設けられた記録メディアに撮像画像データを保存させることもできる。
表示部108は、文字、画像または音声によって撮像装置の動作状態やメッセージ等を出力するLCD等の表示デバイスやスピーカを有する。
システムメモリ部109は、RAM等により構成される。システムメモリ部109のうちプログラム制御用領域110には、メモリ部106から読み出されたプログラムや制御部101の動作用の定数、変数等が展開される。撮像バッファメモリ(以下、単に撮像バッファという)111は、プリキャプチャ機能でのプリ撮像により得られるプリ撮像画像データを一時的に保持するプリ撮像画像バッファ113と本撮像により得られる本撮像画像データを一時的に保持する本撮像画像バッファ112とを有する。プリ撮像を行わない通常撮像時には、撮像バッファ111には本撮像画像データのみが一時的に保存される。
図2のフローチャートは、本実施例において制御部101がプログラムに従って実行する処理を示している。制御部101は、撮像部105が起動してライブビュー撮像が開始された時点から本処理を開始する。Sはステップを意味する。
S101では、制御部101は、プリキャプチャ機能を使用するプリキャプチャモードが設定されているか否かを判定する。プリキャプチャモードが設定されていればS102に進み、プリキャプチャモードが設定されていなければ通常撮像を行うモードに移行する。
S102では、制御部101は、撮像バッファ111をプリ撮像画像バッファ113と本撮像画像バッファ112に分ける。
S103では、制御部101は、第1レリーズスイッチがオン(ユーザにより撮像準備動作が指示された)か否かを判定し、オンであればS104に進み、オンでなければオンになるまで待機する。
S104では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を行わせ、順次生成されるプリ撮像画像データをプリ撮像画像バッファ113に一時的に保存する。
次にS105では、制御部101は、第2レリーズスイッチがオン(ユーザにより撮像が指示された)か否かを判定する。第2レリーズスイッチがオンであればS106に進み、オンでなければS104に戻って再度、撮像部105にプリ撮像を行わせ、プリ撮像画像データをプリ撮像画像バッファ113に一時的に保存する。プリ撮像とプリ撮像画像データのプリ撮像画像バッファ113への保存は第2レリーズスイッチがオンになるまで繰り返される。この際、プリ撮像画像バッファ113の容量が新たなプリ撮像画像データの保存に不足した(バッファフルになった)場合は、最も古いプリ撮像画像データを消去して新たなプリ撮像画像データを保存する。
S106では、制御部101は、本撮像画像バッファ112の残容量が所定量以上あるか否かを判定し、所定量以上ある場合はS109に、所定量より少ない場合はS107にそれぞれ進む。
S107では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113にプリ撮像画像データが保存されているか否かを判定し、プリ撮像画像データが保存されている場合はS108に、プリ撮像画像データが保存されていない場合はS110にそれぞれ進む。S110に進む場合は撮像バッファ111のほぼ全体に本撮像画像データが保存されていることを意味し、この場合は本撮像が一時的に停止する。
S108では、制御部101は、撮像バッファ111のうちプリ撮像画像バッファ113に保存されている記録メディアへの記録前のプリ撮像画像データを消去し、消去した領域を本撮像画像バッファ112に割り当てる。プリ撮像画像データの消去方法については後述する。
S109では、制御部101は、撮像部105に本撮像を行わせる。制御部101は、撮像部105で生成された本撮像画像データを本撮像画像バッファ112に一時的に保存する。その後、S110にて、所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む処理を開始する。
S111では、制御部101は、第2レリーズスイッチのオンが終了した(オフになった)か否かを判定し、オンが継続している(すなわち連続撮像が指示されている)場合はS106に戻って再度、本撮像と本撮像画像データの本撮像画像バッファ112への保存を行わせる。第2レリーズスイッチのオンが終了した場合はS112に進む。
S112では、制御部101は、本撮像画像バッファ112にまだ記録メディアに書き込まれていない本撮像画像データが残っているか否かを判定する。未書き込みの本撮像画像データが残っている場合はS113に進む。未書き込みの本撮像画像データが残っていない場合、すなわち本撮像画像データの記録メディアへの書き込みがすべて完了している場合はS114に進む。
S113では、制御部101は、本撮像画像バッファ112に保存されている本撮像画像データを所定の画像処理を経て記録メディアに書き込む。そしてS112に戻る。
S114では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データを所定の画像処理を経て記録メディアに書き込む。そして本処理を終了する。
図3(a)~(c)は、図2のS106~S111において行われる本撮像画像データのバッファリング処理を示している。
図3(a)は、複数回のプリ撮像を経て破線で示すタイミングから本撮像としての連続撮像が開始され、本撮像画像バッファ112が一点鎖線で示すタイミングでバッファフルに達する前に連続撮像が完了した場合の撮像画像データのバッファリングを示している。この場合は、本撮像画像バッファ112の容量は不足していないため、すべてのプリ撮像画像データは消去されることなく、本撮像画像データの外部記録部107を通じた記録メディアへの書き込み後に同記録メディアに書き込まれる。
図3(b)は、複数回のプリ撮像を経て本撮像としての連続撮像が開始され、連続撮像が完了する前に本撮像画像バッファ112がバッファフルに達した場合のプリ撮像画像データと本撮像画像データのバッファリングを示している。この場合、本撮像画像バッファ112がバッファフルに達する前に本撮像画像データ用のバッファ領域を確保しなければ連続撮像が停止する。このため、本撮像画像バッファ112がバッファフルに達する直前からプリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データを古いデータから順次消去し、空いたバッファ領域を本撮像画像バッファ112に割り当てていく。これにより、本撮像画像バッファ112の残容量を確保することができる。図中のプリ撮像画像データのうち灰色のものが消去されたプリ撮像画像データであり、白色のものが後に記録メディアに書き込まれるプリ撮像画像データである。
図3(c)は、複数回のプリ撮像を経て本撮像としての連続撮像が開始され、連続撮像が完了する前に本撮像画像バッファ112がバッファフルに達した場合の図3(b)とは別のプリ撮像画像データと撮像画像データのバッファリングを示している。図3(b)では、本撮像画像バッファ112がバッファフルに達する直前に古い順にプリ撮像画像データを消去する。これに対して、図3(c)では、本撮像画像バッファ112がバッファフルに達する直前に所定数のプリ撮像画像データ以外のプリ撮像画像データをまとめて消去する。これにより、一度の消去処理で本撮像画像バッファ112を拡張して残容量を確保することができる。このとき、少なくとも本撮像の開始直前(本撮像の開始に最も近い時間でのプリ撮像)により得られたプリ撮像画像データを消去せずに残すことが望ましい。これにより、プリキャプチャ機能によって保存しておきたい本撮像直前のプリ撮像画像データを記録メディアに書き込むことができる。
本実施例によれば、プリキャプチャモードにおいて本撮像として連続撮像が行われても、プリ撮像画像データを可能な限り保存しつつ本撮像画像データのためのバッファ容量を確保することができる。なお、図3(c)においてプリ撮像画像バッファ113に残すプリ撮像画像データの数(所定数)は固定であってもよいし、連続撮像が継続されている時間または連続撮像により得られる本撮像画像データの数に応じて設定するようにしてもよい。
次に実施例2について説明する。本実施例における撮像装置の構成は実施例1の撮像装置100と同じである。
図4のフローチャートは、本実施例において制御部101が実行する処理を示している。制御部101は、撮像部105が起動してライブビュー撮像が開始された時点から本処理を開始する。S201~S205は、図2のS101~S105と同じである。
S205で制御部101は、第2レリーズスイッチのオンを判定する。第2レリーズスイッチがオンの場合、S206に進む。S206では、制御部101は、撮像部105に本撮像を行わせる。撮像部105で生成された本撮像画像データは、本撮像画像バッファ112に一時的に保存される。
S207では、制御部101は、撮像モードが連写(連続撮像)モードか単写モードかを判定し、連写モードである場合はS208に、単写モードである場合はS214にそれぞれ進む。
S208では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113にプリ撮像画像データが保存されているか否かを判定し、プリ撮像画像データが保存されている場合はS209に、保存されていない場合はS211にそれぞれ進む。
S209では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データのうち所定数n(例えば5つ)のプリ撮像画像データを所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む。この処理は、S206における本撮像画像データの本撮像画像バッファ112への書き込みと並列で行われる。また、実施例1とは異なり、本撮像画像データよりも先に所定数のプリ撮像画像データを記録メディアに書き込む。
S210では、制御部101は、上記所定数以外のすべてのプリ撮像画像データをプリ撮像画像バッファ113から消去して、プリ撮像画像バッファ113の容量のすべてを本撮像画像バッファ112に割り当てる。これにより、プリキャプチャモードにおいても、通常撮像モードと同様に、本撮像の開始後すぐに撮像バッファ111のすべての容量を本撮像画像データ用のバッファとして使用することができる。
S211では、制御部101は、撮像部105に本撮像を行わせる。制御部101は、撮像部105で生成された本撮像画像データを本撮像画像バッファ112に一時的に保存した後、所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む処理を開始する。
S212では、制御部101は、本撮像画像バッファ112の残容量が所定量以上あるか否かを判定し、所定量以上ある場合はS213に進む。所定量より少ない場合は本撮像画像データの記録メディアへの書き込みが進んで本撮像画像バッファ112の残容量が所定量以上になるのを待つ(S212に戻る)。
S213では、制御部101は、第2レリーズスイッチのオンが終了した(オフになった)か否かを判定し、オンが継続している(すなわち連続撮像が継続されている)場合はS206に戻って再度、本撮像と本撮像画像データの本撮像画像バッファ112への保存とを行わせる。第2レリーズスイッチのオンが終了した場合はS215に進む。
S214に進んだ場合は、本撮像が連続撮像ではないので、本撮像画像バッファ112の残容量は十分にある。このため、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているすべてのプリ撮像画像データを所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む。そしてS215に進む。
S215では、制御部101は、本撮像画像バッファ112にまだ記録メディアに書き込まれていない本撮像画像データが残っているか否かを判定する。未書き込みの本撮像画像データが残っている場合はS216に進む。未書き込みの本撮像画像データが残っていない場合、すなわち本撮像画像データの記録メディアへの書き込みがすべて完了している場合は本処理を終了する。S216では、制御部101は、本撮像画像バッファ112に保存されている本撮像画像データを所定の画像処理を経て記録メディアに書き込む。そしてS215に戻る。
本実施例によれば、プリキャプチャモードにおいて本撮像として連続撮像が行われても、プリ撮像画像データを所定数保存しつつ本撮像画像データのためのバッファ容量を確保することができる。
次に実施例3について説明する。本実施例における撮像装置の構成は実施例1の撮像装置100と同じである。
図5のフローチャートは、本実施例において制御部101が実行する処理を示している。制御部101は、撮像部105が起動してライブビュー撮像が開始された時点から本処理を開始する。S301~S305は、図2のS101~S105と同じである。
S305で制御部101は、第2レリーズスイッチのオンを判定する。した第2レリーズスイッチがオンの場合、S306に進む。S306では、制御部101は、プリキャプチャモードにおいてプリ撮像画像を優先して残すモード(プリ撮像画像優先モード)と本撮像としての連続撮像を優先するモード(本撮像画像優先モード)のうちいずれが選択されているかを判定する。このモード選択は、例えば表示部108に表示されたメニュー画面上でユーザが選択できる。プリ撮像画像優先モードが選択されている場合はS307に進む。本撮像優先モードが選択されている場合は丸囲みAで示すように図2中のS106または図4中のS206に進む。
S307では、制御部101は、撮像部105に本撮像を行わせる。制御部101は、撮像部105で生成された本撮像画像データを本撮像画像バッファ112に一時的に保存する。
S308では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データを所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む。ここではプリ撮像画像優先モードを選択されているため、制御部101は、順次生成されるすべてのプリ撮像画像データを記録メディアに書き込む。
S309では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像を消去し、プリ撮像画像バッファ113の容量のすべてを本撮像画像バッファ112に割り当てる。これにより、プリキャプチャモードにおいても、通常撮像モードと同様に、本撮像の開始後すぐに撮像バッファ111のすべての容量を本撮像画像用のバッファとして使用することができる。
S310では、制御部101は、撮像部105に本撮像を行わせる。制御部101は、撮像部105で生成された本撮像画像データを本撮像画像バッファ112に一時的に保存した後、所定の画像処理を経て外部記録部107を通じて記録メディアに書き込む処理を開始する。
S311では、制御部101は、本撮像画像バッファ112の残容量が所定量以上あるか否かを判定し、所定量以上ある場合はS312に進む。所定量より少ない場合は本撮像画像データの記録メディアへの書き込みが進んで本撮像画像バッファ112の残容量が所定量以上になるのを待つ(S311に戻る)。
S312では、制御部101は、第2レリーズスイッチのオンが終了した(オフになった)か否かを判定する。第2レリーズスイッチのオンが継続している(すなわち連続撮像が継続されている)場合はS307に戻って再度、本撮像と本撮像画像データの本撮像画像バッファ112への保存とを行わせる。第2レリーズスイッチのオンが終了した場合はS313に進む。
S313では、制御部101は、本撮像画像バッファ112にまだ記録メディアに書き込まれていない本撮像画像データが残っているか否かを判定する。未書き込みの本撮像画像データが残っている場合はS314に進む。未書き込みの本撮像画像データが残っていない場合、すなわち本撮像画像データの記録メディアへの書き込みがすべて完了している場合は本処理を終了する。
S314では、制御部101は、本撮像画像バッファ112に保存されている本撮像画像データを所定の画像処理を経て記録メディアに書き込む。そしてS313に戻る。
本実施例によれば、プリキャプチャモードにおいて本撮像として連続撮像が行われても、プリ撮像画像データを全数保存しつつ本撮像画像データのためのバッファ容量を確保することができる。また、プリ撮像画像優先モードを選択可能とすることで、プリ撮像画像を優先して記録したいというユーザのニーズに応えた撮像を行うことができる。
実施例1における図2中のS108では、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データを本撮像画像バッファ112の容量確保のために消去する処理を行う。図6(a)~(c)は、この処理における表示部108での表示例を示している。実施例2における図4中のS210での処理時にも同様の表示を行う。
図6(a)の左図は、図3(a)と同じであり、プリキャプチャモードでの本撮像として連続撮像を行ったときに本撮像画像バッファ112がバッファフルに達する前に連続撮像が完了した場合のプリ撮像画像データと本撮像画像データのバッファリングを示している。図6(a)の右図は、このときの表示部108での表示例を示している。制御部101は、本撮像画像バッファ112がバッファフルに近づいているので、表示部108にプリ撮像画像データをどれだけ保存しておけるか(残せるのか)をユーザに通知するためのインジゲータ601を表示する。同図は、まだすべてのプリ撮像画像データを残すことができることを示すために、インジゲータ601を全て白色で表示している。
図6(b)の左図は、図3(b)と同じであり、プリキャプチャモードでの本撮像としての連続撮像が完了する前に本撮像画像バッファ112がバッファフルに達した場合のプリ撮像画像データと撮像画像データのバッファリングを示している。図6(b)の右図は、このときの表示部108での表示例を示している。制御部101は、プリ撮像画像データを古い順に消去し始めたことをユーザに通知するために、インジゲータ601の一部(最も左側の部分)を灰色で表示している。
図6(c)の左図は、図3(c)と同じであり、プリキャプチャモードでの本撮像としての連続撮像が完了する前に本撮像画像バッファ112がバッファフルに達した場合の図6(b)とは別のプリ撮像画像データと撮像画像データのバッファリングを示している。図6(c)の右図は、このときの表示部108での表示例を示している。制御部101は、すべてのプリ撮像画像データのうち残す所定数のプリ撮像画像データ以外のプリ撮像画像データをまとめて削除したことをユーザに通知するために、インジゲータ601の大部分を灰色で表示している。
本実施例によれば、本撮像として連続撮像が行われた場合にプリ撮像画像データをどれだけ残すことができるのかをインジケータで表示してユーザに知らせることができる。ユーザは、残せるプリ撮像画像データ数をインジケータで確認しながら連続撮像をどれだけ続けることができるのかを把握することができるので、プリキャプチャモードの使い勝手を向上させることができる。
図7は、実施例5の撮像装置100’のア構成を示している。図7において、図1に示した構成要素と共通する構成要素には図1と同符号を付して説明に代える。
接眼検出部114は、赤外センサ等の近接センサにより構成され、ユーザが撮像装置100’に設けられた不図示のファインダを覗いている(接眼している)か否かを検出する。
カメラ姿勢検出部115は、加速度センサ等の姿勢センサにより構成され、撮像装置100’の姿勢を検出する。制御部101は、検出された姿勢に基づいて、ユーザが撮像装置100’を正位置で保持しているか縦位置で保持しているかを検出する。
図8のフローチャートは、本実施例において制御部101が実行する処理を示している。制御部101は、撮像部105が起動してライブビュー撮像が開始された時点から本処理を開始する。S401およびS402は、図2のS101およびS102と同じである。
S402の次のS403では、制御部101は、接眼検出部114を通じてユーザのファインダへの接眼の有無を判定する。接眼有りの場合はS404に、接眼無しの場合はS405にそれぞれ進む。
S404では、制御部101は、ユーザがファインダを覗きながら見ながらプリキャプチャ機能を使用したときの処理(接眼時プリ撮像処理)を行う。この接眼時プリ撮像処理については後述する。
S405では、制御部101は、第1レリーズスイッチがオンか否かを判定し、オンであればS406に進み、オンでなければオンになるまで待機する。
S406では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を行わせ、順次生成されるプリ撮像画像データをプリ撮像画像バッファ113に一時的に保存する。
S407では、制御部101は、操作部104、接眼検出部114およびカメラ姿勢検出部115を通じて、撮像装置100’の状態(操作、接眼および姿勢)の変化を検出したときの処理(カメラ状態変化時処理)を行う。カメラ状態変化時処理については、後述する。
S408では、制御部101は、第2レリーズスイッチがオンか否かを判定し、オンであればS409に進み、オンでなければS406に戻って再度、撮像部105にプリ撮像を行わせ、プリ撮像画像データをプリ撮像画像バッファ113に一時的に保存する。プリ撮像とプリ撮像画像データのプリ撮像画像バッファ113への保存は第2レリーズスイッチがオンになるまで繰り返されるが、プリ撮像画像バッファ113がバッファフルになった場合は、最も古いプリ撮像画像データを削除して新たなプリ撮像画像データを保存する。
S409~S417は、図2のS106~S114と同じである。
図9のフローチャートは、図8におけるS404で実行される接眼時プリ撮像処理を示している。
S501では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を行わせる。このとき、制御部101は、第1レリーズスイッチのオンを待たずに、ユーザがファインダを覗いた(接眼した)ときからプリ撮像を行わせる。プリ撮像によって生成されたプリ撮像画像データはプリ撮像画像バッファ113に順次保存される。プリ撮像画像バッファ113がバッファフルになった場合には、プリ撮像画像バッファ113に保存されたプリ撮像画像データを古い順に削除して新たなプリ撮像画像データを保持する。
S502では、制御部101は、内部タイマのカウントを開始させる。
S503では、制御部101は、第1レリーズスイッチがオンになったか否かを判定し、オンであれば図8のS406に進み、オンでなければS504に進む。
S504では、制御部101は、接眼検出部114を通じてユーザのファインダへの接眼が継続しているか否かを判定する。接眼が継続している場合はS505に、継続していない(離眼した)場合はS509にそれぞれ進む。
S505では、制御部101は、内部タイマのカウント値が所定時間(例えば5秒)に到達したか否かを判定する。所定時間に到達した(すなわち接眼が所定時間継続した)場合はS506に進み、到達していない場合はS503に戻る。
S506では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を停止させる。
S507では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているすべてのプリ撮像画像データを消去する。
S508では、制御部101は、接眼検出部114を通じてユーザのファインダへの接眼が継続しているか否かを判定し、継続している場合は図8のS405に、継続していない場合はS403にそれぞれ進む。
S509では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を停止させる。
S510では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているすべてのプリ撮像画像データを消去して、図8のS403に進む。
図10のフローチャートは、図8のS407で実行されるカメラ状態変化時処理を示している。
S601では、制御部101は、接眼検出部114によりユーザのファインダに対する接眼から離眼への変化または離眼から接眼への変化を検出したか否かを判定し、変化を検出した場合はS602に、検出していない場合はS603にそれぞれ進む。
S602では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているプリ撮像画像データを消去し、図8のS406に戻る。このとき、プリ撮像画像バッファ113の残容量に応じて、すべてのプリ撮像画像データを消去してもよいし、一部を残してもよい。
S603では、制御部101は、カメラ姿勢検出部115を通じて撮像装置100’の姿勢の正位置から縦位置への変化または縦位置から正位置への変化を検出したか否かを判定し、変化を検出した場合はS602に、検出していない場合はS604にそれぞれ進む。
S604では、制御部101は、第1レリーズスイッチのオンが継続しているか否かを判定し、継続している場合は図8のS408に進み、継続していない場合にはS605に進む。
S605では、制御部101は、撮像部105にプリ撮像を停止させる。
S606では、制御部101は、プリ撮像画像バッファ113に保存されているすべてのプリ撮像画像データを消去する。
S607では、制御部101は、接眼検出部114を通じてユーザのファインダに対する離眼を検出したか否かを判定し、離眼を検出した場合は図8のS403に進み、離眼を検出していない場合はS405に戻る。
本実施例によれば、撮像装置100’の状態の変化(レリーズボタンの半押し操作の解除、ファインダに対する接眼/離眼の変化および姿勢の変化)化があった場合には、ユーザにプリ撮像の意思がないとみなしてプリ撮像画像バッファ113内のプリ撮像画像データを消去する。これにより、本撮像画像バッファ112の容量を確保することができる。
上記実施の形態には以下の構成が含まれる。
(構成1)
撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段と、
記録メディアへの記録前の前記撮像画像データを保存するバッファメモリと、
前記バッファメモリに保存された前記撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行う記録手段と、
前記撮像から前記記録までの処理を実行する制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記撮像が指示される前に前記撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに保存し、前記撮像が指示されることに応じて前記撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データを前記バッファメモリに保存し、
前記本撮像として連続撮像が行われる場合に、前記バッファメモリから、前記記録メディアへの記録前の前記複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去することを特徴とする撮像装置。
(構成2)
前記制御手段は、前記連続撮像により順次生成される複数の前記本撮像画像データの保存により前記バッファメモリの残容量が所定量より少なくなった場合に、前記記録メディアへの記録前の前記複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(構成3)
前記制御手段は、
前記連続撮像が継続している間は前記複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに保存したまま、前記記録手段に、順次生成される前記複数の本撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせ、
前記複数の本撮像画像データの前記記録メディアへの記録が完了した後に、前記記録手段に前記複数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(構成4)
前記制御手段は、前記複数のプリ撮像画像データのうち古いものから順次、前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
(構成5)
前記制御手段は、前記複数のプリ撮像画像データのうち所定数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに残し、それ以外のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
(構成6)
前記制御手段は、前記連続撮像が継続する時間または該連続撮像により生成された前記本撮像画像データの数に応じて前記所定数を設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
(構成7)
前記制御手段は、少なくとも前記本撮像の開始に最も近い時間での前記プリ撮像により生成された前記プリ撮像画像データを前記バッファメモリに残すことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像装置。
(構成8)
前記制御手段は、前記撮像が指示されることに応じて、前記記録手段に、前記バッファメモリに保存された前記複数のプリ撮像画像データのうち所定数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせて、前記所定数以外のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(構成9)
前記制御手段は、前記所定数のプリ撮像画像データは、少なくとも前記本撮像の開始に最も近い時間での前記プリ撮像により生成された前記プリ撮像画像データを含むことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(構成10)
前記撮像装置は、前記プリ撮像画像データの記録を優先するプリ撮像画像優先モードのユーザによる選択が可能であり、
前記制御手段は、前記プリ撮像画像優先モードが選択された場合は、前記記録手段に前記バッファメモリに保存された前記複数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせて該複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去してから、前記撮像手段に前記連続撮像を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(構成11)
前記制御手段は、前記プリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去したことをユーザに通知することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の撮像装置。
(構成12)
前記制御手段は、前記撮像装置のファインダに対するユーザの接眼を検出することに応じて前記プリ撮像を開始し、前記接眼が所定時間継続されている間に前記撮像装置に対して所定のユーザ操作がなされなかった場合または前記ファインダに対するユーザの離眼が検出された場合に、前記プリ撮像の停止および前記バッファメモリからの前記プリ撮像画像データの消去のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の撮像装置。
(構成13)
前記制御手段は、前記撮像装置に対する所定のユーザ操作に応じて前記プリ撮像を開始し、その後に前記撮像装置のファインダに対するユーザの接眼と離眼の間の変化、前記撮像装置の姿勢の変化および前記ユーザ操作の解除のうちいずれかが検出された場合に、前記プリ撮像の停止および前記バッファメモリからの前記プリ撮像画像データの消去のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の撮像装置。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100,100’ 撮像装置
101 制御部
105 撮像部
107 外部記録部
111 撮像バッファ
111 本撮像画像バッファ
112 プリ撮像画像バッファ

Claims (15)

  1. 撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段と、
    記録メディアへの記録前の前記撮像画像データを保存するバッファメモリと、
    前記バッファメモリに保存された前記撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行う記録手段と、
    前記撮像から前記記録までの処理を実行する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記撮像が指示される前に前記撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに保存し、前記撮像が指示されることに応じて前記撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データを前記バッファメモリに保存し、
    前記本撮像として連続撮像が行われる場合に、前記バッファメモリから、前記記録メディアへの記録前の前記複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記連続撮像により順次生成される複数の前記本撮像画像データの保存により前記バッファメモリの残容量が所定量より少なくなった場合に、前記記録メディアへの記録前の前記複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記連続撮像が継続している間は前記複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに保存したまま、前記記録手段に、順次生成される前記複数の本撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせ、
    前記複数の本撮像画像データの前記記録メディアへの記録が完了した後に、前記記録手段に前記複数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数のプリ撮像画像データのうち古いものから順次、前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数のプリ撮像画像データのうち所定数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに残し、それ以外のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記連続撮像が継続する時間または該連続撮像により生成された前記本撮像画像データの数に応じて前記所定数を設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、少なくとも前記本撮像の開始に最も近い時間での前記プリ撮像により生成された前記プリ撮像画像データを前記バッファメモリに残すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記撮像が指示されることに応じて、前記記録手段に、前記バッファメモリに保存された前記複数のプリ撮像画像データのうち所定数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせて、前記所定数以外のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記所定数のプリ撮像画像データは、少なくとも前記本撮像の開始に最も近い時間での前記プリ撮像により生成された前記プリ撮像画像データを含むことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像装置は、前記プリ撮像画像データの記録を優先するプリ撮像画像優先モードのユーザによる選択が可能であり、
    前記制御手段は、前記プリ撮像画像優先モードが選択された場合は、前記記録手段に前記バッファメモリに保存された前記複数のプリ撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行わせて該複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去してから、前記撮像手段に前記連続撮像を行わせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記プリ撮像画像データを前記バッファメモリから消去したことをユーザに通知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、前記撮像装置のファインダに対するユーザの接眼を検出することに応じて前記プリ撮像を開始し、前記接眼が所定時間継続されている間に前記撮像装置に対して所定のユーザ操作がなされなかった場合または前記ファインダに対するユーザの離眼が検出された場合に、前記プリ撮像の停止および前記バッファメモリからの前記プリ撮像画像データの消去のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、前記撮像装置に対する所定のユーザ操作に応じて前記プリ撮像を開始し、その後に前記撮像装置のファインダに対するユーザの接眼と離眼の間の変化、前記撮像装置の姿勢の変化および前記ユーザ操作の解除のうちいずれかが検出された場合に、前記プリ撮像の停止および前記バッファメモリからの前記プリ撮像画像データの消去のうち少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  14. 撮像を行って撮像画像データを生成する撮像手段と、記録メディアへの記録前の撮像画像データを保存するバッファメモリと、前記バッファメモリに保存された撮像画像データの前記記録メディアへの記録を行う記録手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像が指示される前に前記撮像手段にプリ撮像を繰り返し行わせて複数のプリ撮像画像データを前記バッファメモリに保存するステップと、
    前記撮像が指示されることに応じて前記撮像手段に本撮像を行わせて本撮像画像データを前記バッファメモリに保存するステップとを有し、
    前記本撮像として連続撮像が行われる場合に、前記バッファメモリから、前記記録メディアへの記録前の前記複数のプリ撮像画像データのうち少なくとも一部を消去することを特徴とする制御方法。
  15. コンピュータに、請求項14に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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