JP2023156587A - 屋根構造 - Google Patents
屋根構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023156587A JP2023156587A JP2022066028A JP2022066028A JP2023156587A JP 2023156587 A JP2023156587 A JP 2023156587A JP 2022066028 A JP2022066028 A JP 2022066028A JP 2022066028 A JP2022066028 A JP 2022066028A JP 2023156587 A JP2023156587 A JP 2023156587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- roof
- board
- corrugated
- roof structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 121
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 32
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 32
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000004775 Tyvek Substances 0.000 description 1
- 229920000690 Tyvek Polymers 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
【課題】簡易な構成で、金属屋根板下部の通気性を確保して野地板を保護する屋根構造を提供する。【解決手段】屋根構造は、野地板50と金属屋根板60との間に設置する通気手段40を備える。通気手段40は、野地板50の上面に設置された防水透湿シート10と、防水透湿シート10の上面に設置された波板部材20と、波板部材20と野地板50及び金属屋根板60によって形成される波板通気路と通流して外部と通気する通気部材30と、を備え、波板部材20の長手方向は、屋根の勾配方向と直交することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、簡易な構成で、金属屋根板下部の通気性を確保して野地板を保護する屋根構造に関する。
従来、図6に示すように、屋根を構成する野地板50を保護するために金属屋根板60(61、62、63)と野地板50の間に防水シート80を設置して野地板50を保護する工法が用いられている。
しかしながら、防水シート80を設置することで、野地板50が防水シート80により密閉されて、かえって湿気を帯び、野地板の腐食に繋がる場合がある。
しかしながら、防水シート80を設置することで、野地板50が防水シート80により密閉されて、かえって湿気を帯び、野地板の腐食に繋がる場合がある。
ここで、屋根裏の湿気を屋外へ排出し、野地板等の腐蝕を防ぐ屋根の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の屋根の構造は、野地板と金属屋根板の間にルーフィングを備えることで通気路を形成し、軒先の吸気部から棟部に備えた換気排出部へと外気を流通させて、野地板に吸収された屋根裏の湿気を屋外へと排出する。
特許文献1に記載の屋根の構造は、野地板と金属屋根板の間にルーフィングを備えることで通気路を形成し、軒先の吸気部から棟部に備えた換気排出部へと外気を流通させて、野地板に吸収された屋根裏の湿気を屋外へと排出する。
しかし、上記特許文献1に記載された屋根の構造は、湿気を屋外へと排出するために、棟部に換気排出部を備える必要があり、構造が複雑となる。また、棟部に外気との通気路を備えたことで、外部からこの通気路を通して雨水が侵入してくるおそれがある。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、金属屋根板下部の通気性を確保して野地板を保護する屋根構造を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段は、以下の通りである。
1.野地板と金属屋根板との間に設置する通気手段を備えた屋根構造において、
前記通気手段は、
前記野地板の上面に設置された防水透湿シートと、
前記防水透湿シートの上面に設置された波板部材と、
前記波板部材と前記野地板及び前記金属屋根板によって形成される波板通気路と通流して外部と通気する通気部材と、を備え、
前記波板部材の長手方向は、屋根の勾配方向と直交することを特徴とする屋根構造。
1.野地板と金属屋根板との間に設置する通気手段を備えた屋根構造において、
前記通気手段は、
前記野地板の上面に設置された防水透湿シートと、
前記防水透湿シートの上面に設置された波板部材と、
前記波板部材と前記野地板及び前記金属屋根板によって形成される波板通気路と通流して外部と通気する通気部材と、を備え、
前記波板部材の長手方向は、屋根の勾配方向と直交することを特徴とする屋根構造。
2.前記波板通気路の開口端と前記通気部材の内部開口端との間に前記屋根の勾配方向への通気を可能とする隙間空間を有する前記1.に記載の屋根構造。
3.前記通気部材は、倒L字形状であり、側方通気路部と該側方通気路部に直交して連結する下方通気路部とを有し、前記側方通気路部及び前記下方通気路部は、通気方向に延びる多数の通気孔を有する1.又は2.に記載の屋根構造。
1.本発明は、野地板と金属屋根板との間に設置する通気手段を備えた屋根構造において、前記通気手段は、前記野地板の上面に設置された防水透湿シートと、前記防水透湿シートの上面に設置された波板部材と、前記波板部材と前記野地板及び前記金属屋根板によって形成される波板通気路と通流して外部と通気する通気部材と、を備え、前記波板部材の長手方向は、屋根の勾配方向と直交することを特徴とするため、簡易な構成で、金属屋根板下部の通気性を確保して野地板を保護することができる。
2.また、前記通気路の開口端と前記通気部材の内部開口端との間に前記屋根の勾配方向への通気を可能とする隙間空間を有する場合には、水平方向のみならず屋根の勾配方向への通気をすることができるため、更に効率的な通気性を確保することができる。
3.前記通気部材が、倒L字形状であり、側方通気路部と該側方通気路部に直交して連結する下方通気路部とを有し、前記側方通気路部及び前記下方通気路部が、通気方向に延びる多数の通気孔を有する場合には、効率的に外部と通気することができることに加え、野地板への施工が容易で確実に固定することができる。
本発明に係る屋根構造を具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、実施形態の屋根構造の模式的な斜視図である。
実施形態の屋根構造は、野地板50と、金属屋根板60の間に設置する通気手段40を備えている。
野地板50は、屋根の基盤をなす板状の部材である。金属屋根板60は、例えばガルバリウム鋼板(登録商標)を好適に用いることができる。
実施形態の屋根構造は、野地板50と、金属屋根板60の間に設置する通気手段40を備えている。
野地板50は、屋根の基盤をなす板状の部材である。金属屋根板60は、例えばガルバリウム鋼板(登録商標)を好適に用いることができる。
通気手段40は、防水透湿シート10と、波板部材20と、通気部材30とからなる。
防水透湿シート10は、野地板50の上面に設置される。防水透湿シート10は、防水特性を有する透湿フィルムであり、湿気は出入りできるが、水分を通過させない防水性を有する。すなわち、防水透湿シート10は、その高い透湿性・防水性を有することから、野地板50に施工することによって、外部からの雨水などの水分の侵入を防ぎつつ、水蒸気を外部に放出することによって野地板の腐食を防ぐのに有効な素材である。
防水透湿シート10は、例えば、デュポンタイベック(米国デュポン社登録商標)ルーフライナーを使用することができる。
防水透湿シート10は、野地板50の上面に設置される。防水透湿シート10は、防水特性を有する透湿フィルムであり、湿気は出入りできるが、水分を通過させない防水性を有する。すなわち、防水透湿シート10は、その高い透湿性・防水性を有することから、野地板50に施工することによって、外部からの雨水などの水分の侵入を防ぎつつ、水蒸気を外部に放出することによって野地板の腐食を防ぐのに有効な素材である。
防水透湿シート10は、例えば、デュポンタイベック(米国デュポン社登録商標)ルーフライナーを使用することができる。
波板部材20は、断面形状が交互に凹凸が連続するように構成された板材であり、曲面のみで形成された湾曲型のみならず、折曲面で形成された角型のものであってもよい。波板部材であることにより強度的にも優れたものとなる。
波板部材20の素材は特に限定されず、ポリカーボネート製、ガルバリウム鋼板(登録商標)製、トタン製、塩化ビニル樹脂製等とすることができる。
図2及び図3に示すように、波板部材20と防水透湿シート10によって波板通気路25が形成され、波板部材20と金属屋根板60によって波板通気路26が形成される。
ここで、波板部材20は、その長手方向は、屋根の勾配方向と直交する。このすることで、通気路25、26と外気との通気は、水平方向に通気する簡易な通気部材を使用することができ、屋根の棟部に換気排出部を設ける必要がない。そのため簡易な構成の屋根構造とすることができる。
波板部材20の素材は特に限定されず、ポリカーボネート製、ガルバリウム鋼板(登録商標)製、トタン製、塩化ビニル樹脂製等とすることができる。
図2及び図3に示すように、波板部材20と防水透湿シート10によって波板通気路25が形成され、波板部材20と金属屋根板60によって波板通気路26が形成される。
ここで、波板部材20は、その長手方向は、屋根の勾配方向と直交する。このすることで、通気路25、26と外気との通気は、水平方向に通気する簡易な通気部材を使用することができ、屋根の棟部に換気排出部を設ける必要がない。そのため簡易な構成の屋根構造とすることができる。
通気部材30は、この通気路25、26と通流して外部と通気する部材である。
通気部材は、この通気路25、26と通流して外部と通気する部材であれば特に限定はないが、図2に示す通気部材30のように、断面倒L字型の通気路部を形成していることが好ましい。この形状であれば、通気しやすいことに加え、野地板への施工が容易で確実に固定することができる。
通気部材30は、より具体的には図4(b)に示すように、側方通気路部31と側方通気路部31に直交して連結する下方通気路部35を有し、通気部材30は、側方通気路部31及び下方通気路部35からなり、同図(a)に示すように、通気方向に延びる多数の通気孔30hを有している。そして、波板通気路25、26と通流する内部開口端30aと外気と通流する外部開口端30bを備えている。
通気部材は、この通気路25、26と通流して外部と通気する部材であれば特に限定はないが、図2に示す通気部材30のように、断面倒L字型の通気路部を形成していることが好ましい。この形状であれば、通気しやすいことに加え、野地板への施工が容易で確実に固定することができる。
通気部材30は、より具体的には図4(b)に示すように、側方通気路部31と側方通気路部31に直交して連結する下方通気路部35を有し、通気部材30は、側方通気路部31及び下方通気路部35からなり、同図(a)に示すように、通気方向に延びる多数の通気孔30hを有している。そして、波板通気路25、26と通流する内部開口端30aと外気と通流する外部開口端30bを備えている。
ここで、波板部材20の波板開口端20aと通気部材30の内部開口端30aとは隙間なく連接していてもよいが、図4(a)、(b)に示すように、波板部材20の開口端20aと通気部材30の内部開口端30aの間に隙間空間Sを有することが好ましい。
図5に示すように、通気路25、26は水平方向に、開口端20aと通気部材30の開口端30aとの間に隙間空間Sを備えることで、水平方向の通気のみならず、垂直方向への通気も可能とすることで更に有効な通気性を確保することができる。
隙間空間Sの水平方向の幅Wは特に限定はないが、10~20mm程度であることが好ましい。この範囲であれば、水平方向の通気と、垂直方向の通気のバランスが良く、全体としての通気性を効果的ものとすることができる。
図5に示すように、通気路25、26は水平方向に、開口端20aと通気部材30の開口端30aとの間に隙間空間Sを備えることで、水平方向の通気のみならず、垂直方向への通気も可能とすることで更に有効な通気性を確保することができる。
隙間空間Sの水平方向の幅Wは特に限定はないが、10~20mm程度であることが好ましい。この範囲であれば、水平方向の通気と、垂直方向の通気のバランスが良く、全体としての通気性を効果的ものとすることができる。
(作用)
以上のように構成した実施形態の屋根構造の通気作用について説明する。図2に示すように、波板部材20と野地板50によって形成される波板通気路25と通気部材30を通じて外気を通流させることができる。矢印は、空気の流れを示す。
野地板50の上面に設置された防水透湿シート10が、野地板50に含まれる湿気を吸収・蒸発させて、波板通気路25に排出することで、波板通気路25から通気部材30を通じて外部へ湿気を排出させることができる。
以上のように構成した実施形態の屋根構造の通気作用について説明する。図2に示すように、波板部材20と野地板50によって形成される波板通気路25と通気部材30を通じて外気を通流させることができる。矢印は、空気の流れを示す。
野地板50の上面に設置された防水透湿シート10が、野地板50に含まれる湿気を吸収・蒸発させて、波板通気路25に排出することで、波板通気路25から通気部材30を通じて外部へ湿気を排出させることができる。
更に、図4、図5に示すように、波板部材20と通気部材30の間の隙間空間Sを備えていることで、屋根の勾配方向への通気もされる。そのため、下方からの空気が上昇することで、上昇した空気に含まれる湿気も上部において通気部材30を通じて外部へ排出できるため、効率的な通気が可能である。
また、図3に示すように、波板部材20と金属屋根板60によって波板通気路26が形成されるため、波板通気路26と通気部材30を通じて外気を通流させることもできる。そのため、隙間空間Sを通じて下方から上昇した湿気を波板通気路26からも通気部材30を通じて外部へ排出できるため、更に効率的な通気が可能である。
ここで、波板通気路26による通気がされることにより、金属屋根板60内部の結露を防ぎ、金属屋根板60も保護される効果も得られる。
更に、本実施形態に係る屋根構造であれば、外部との通気は、通気部材30の下向きに設けた外部開口端30bを通してのみである。通気部材30は、金属屋根板61、63及び唐草70に覆われているため、上部から波板通気路25、26への雨漏りのおそれがない。この点で、棟部に換気排出部を設けた従来技術とは、構成及び作用効果に大きな相違がある。
また、図3に示すように、波板部材20と金属屋根板60によって波板通気路26が形成されるため、波板通気路26と通気部材30を通じて外気を通流させることもできる。そのため、隙間空間Sを通じて下方から上昇した湿気を波板通気路26からも通気部材30を通じて外部へ排出できるため、更に効率的な通気が可能である。
ここで、波板通気路26による通気がされることにより、金属屋根板60内部の結露を防ぎ、金属屋根板60も保護される効果も得られる。
更に、本実施形態に係る屋根構造であれば、外部との通気は、通気部材30の下向きに設けた外部開口端30bを通してのみである。通気部材30は、金属屋根板61、63及び唐草70に覆われているため、上部から波板通気路25、26への雨漏りのおそれがない。この点で、棟部に換気排出部を設けた従来技術とは、構成及び作用効果に大きな相違がある。
[施工例]
本発明の屋根構造の施工例を以下に説明する。ただし、以下の施工例は一例であって、適宜変更することができ、本施工例に限定されるものではない。
図1に示すように、垂木(不図示)上に野地板50をビスなどで固定し、野地板50の上面に、防水透湿シート10を設置する。更に防水透湿シート10の上面に、波板部材20を長手方向が、屋根の勾配方向と直交するように設置する。
そして、図2にも示すように、野地板50の水平方向両端に通気部材30を固定する。固定するには例えば両面テープを使用できる。波板部材20の開口端20aと通気部材30の開口端30aとの隙間Wを10~20mm程度とする。波板部材20は、図2に示すように、ビス90などにより複数個所、防水透湿シート10を貫通して野地板50に固定する。
本発明の屋根構造の施工例を以下に説明する。ただし、以下の施工例は一例であって、適宜変更することができ、本施工例に限定されるものではない。
図1に示すように、垂木(不図示)上に野地板50をビスなどで固定し、野地板50の上面に、防水透湿シート10を設置する。更に防水透湿シート10の上面に、波板部材20を長手方向が、屋根の勾配方向と直交するように設置する。
そして、図2にも示すように、野地板50の水平方向両端に通気部材30を固定する。固定するには例えば両面テープを使用できる。波板部材20の開口端20aと通気部材30の開口端30aとの隙間Wを10~20mm程度とする。波板部材20は、図2に示すように、ビス90などにより複数個所、防水透湿シート10を貫通して野地板50に固定する。
そして、金属屋根板60を取り付けるための唐草70を取り付ける。唐草70は、図1及び図2に示すように、水平方向においては、波板20及び通気部材30に当接して固定する。
次いで、金属屋根板60を設置する。金属屋根板60の水平方向両端部においては、端金属屋根板61、63の端部を唐草70に折り曲げ固定して折り曲げ部61a、63aを形成する。
端金属屋根板61、63と主金属屋根板62は、ハゼ部60cを形成することによって連結される。また、主金属屋根板62同士も同様に、ハゼ部60cを形成することによって連結される。
金属屋根板62はハゼ部60cを構成する重なり合った金属屋根板61、63の内部にビス91などにより、唐草70、波板部材20、防水除湿シート10を貫通して固定することができる。
次いで、金属屋根板60を設置する。金属屋根板60の水平方向両端部においては、端金属屋根板61、63の端部を唐草70に折り曲げ固定して折り曲げ部61a、63aを形成する。
端金属屋根板61、63と主金属屋根板62は、ハゼ部60cを形成することによって連結される。また、主金属屋根板62同士も同様に、ハゼ部60cを形成することによって連結される。
金属屋根板62はハゼ部60cを構成する重なり合った金属屋根板61、63の内部にビス91などにより、唐草70、波板部材20、防水除湿シート10を貫通して固定することができる。
10・・・・・防水透湿シート
20・・・・・波板部材
20a・・・・波板通気路の開口端
25、26・・波板通気路
30・・・・・通気部材
30a・・・・通気部材の内部開口端
30b・・・・通気部材の外部開口端
40・・・・・通気手段
50・・・・・野地板
60、61、62、63・・・・金属屋根板
S・・・・・・隙間空間
20・・・・・波板部材
20a・・・・波板通気路の開口端
25、26・・波板通気路
30・・・・・通気部材
30a・・・・通気部材の内部開口端
30b・・・・通気部材の外部開口端
40・・・・・通気手段
50・・・・・野地板
60、61、62、63・・・・金属屋根板
S・・・・・・隙間空間
Claims (3)
- 野地板と金属屋根板との間に設置する通気手段を備えた屋根構造において、
前記通気手段は、
前記野地板の上面に設置された防水透湿シートと、
前記防水透湿シートの上面に設置された波板部材と、
前記波板部材と前記野地板及び前記金属屋根板によって形成される波板通気路と通流して外部と通気する通気部材と、を備え、
前記波板部材の長手方向は、屋根の勾配方向と直交することを特徴とする屋根構造。 - 前記波板通気路の開口端と前記通気部材の内部開口端との間に前記屋根の勾配方向への通気を可能とする隙間空間を有する請求項1に記載の屋根構造。
- 前記通気部材は、倒L字形状であり、側方通気路部と該側方通気路部に直交して連結する下方通気路部とを有し、前記側方通気路部及び前記下方通気路部は、通気方向に延びる多数の通気孔を有する請求項1又は2に記載の屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022066028A JP2023156587A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022066028A JP2023156587A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 屋根構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023156587A true JP2023156587A (ja) | 2023-10-25 |
Family
ID=88468935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022066028A Pending JP2023156587A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023156587A (ja) |
-
2022
- 2022-04-13 JP JP2022066028A patent/JP2023156587A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011127359A (ja) | 片流れ屋根の換気装置及び換気構造 | |
JP2011032856A (ja) | 換気機能付き屋根 | |
JP3159271U (ja) | 換気棟 | |
JP6817002B2 (ja) | 軒天換気材 | |
JP7262158B1 (ja) | 換気装置及びこれを用いた軒天換気構造体 | |
JP2023156587A (ja) | 屋根構造 | |
JP5750260B2 (ja) | 屋根構造 | |
JP2006266002A (ja) | 屋根の構造 | |
JP2010084415A (ja) | 換気棟の取付方法及び取付構造 | |
JP3155946U (ja) | 換気棟 | |
JP2008150904A (ja) | 建築物の小屋裏換気構造 | |
JP5421642B2 (ja) | 片流れ屋根の換気棟取付構造 | |
JP3108289B2 (ja) | 太陽電池屋根 | |
JP2007285048A (ja) | 勾配対応型換気棟 | |
JP3373064B2 (ja) | 太陽電池屋根の支持レール | |
JP4339780B2 (ja) | 屋根の断熱構造 | |
JP2004360299A (ja) | 屋根の換気装置 | |
JP4745431B2 (ja) | 換気棟 | |
JP2010229632A (ja) | 水返しシートを用いた軒裏構造 | |
JP2018184748A (ja) | 笠木構造体 | |
JP2011252361A (ja) | 換気棟 | |
JP2011174305A (ja) | 換気棟 | |
JP2007321466A (ja) | 水切り部材 | |
JPS6345460Y2 (ja) | ||
JPS6120176Y2 (ja) |