JP2023152435A - 補給場所指示装置、補給場所指示システム及び補給場所指示方法 - Google Patents

補給場所指示装置、補給場所指示システム及び補給場所指示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両のエネルギ残量で到達できる範囲内のエネルギ補給場所が混雑している場合でも、車両のエネルギ補給が完了するまでの時間を短くできる補給場所指示装置、補給場所指示システム及び補給場所指示方法を提供することである。【解決手段】第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、エネルギ残量で到達できる範囲で第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定し、第1補給場所が混雑しているか否かを判定し、第1補給場所が混雑していると判定した場合に、第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定し、第1補給場所でエネルギ補給中の車両のうち、第1補給場所から移動可能な第2車両を特定し、第1補給場所まで走行させる第1制御指示を第1車両に送信し、第2補給場所まで走行させる第2制御指示を第2車両に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、補給場所指示装置、補給場所指示システム及び補給場所指示方法に関するものである。
車両から目的地の情報を取得すると、目的地に併設された充電ステーションの混雑状況を示す情報と、目的地周辺の充電ステーションでの充電を促すためのインセンティブ情報とを取得してユーザに表示する技術が知られている(特許文献1)。
特開2019-87142号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、車両のエネルギ残量で到達できる範囲内のエネルギ補給場所が混雑している場合には、いずれのエネルギ補給場所においても、車両が到着してから待ち時間が発生して、車両のエネルギ補給が完了するまで時間がかかってしまう可能性があるという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、車両のエネルギ残量で到達できる範囲内のエネルギ補給場所が混雑している場合であっても、車両のエネルギ補給が完了するまでの時間を短くできる補給場所指示装置、補給場所指示システム及び補給場所指示方法を提供することである。
本発明は、車両のエネルギ残量を示すエネルギ残量情報を取得し、第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、エネルギ残量で到達できる範囲で、第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定し、第1補給場所が混雑しているか否かを判定し、第1補給場所が混雑していると判定した場合に、第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定し、第1補給場所でエネルギ補給中の車両のうち、第1補給場所から移動可能な第2車両を特定し、第1補給場所まで走行させる第1制御指示を第1車両に送信し、第2補給場所まで走行させる第2制御指示を第2車両に送信することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、車両のエネルギ残量で到達できる範囲内のエネルギ補給場所が混雑している場合であっても、車両のエネルギ補給が完了するまでの時間を短くできる。
図1は、本実施形態に係る補給場所指示装置の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態における補給場所指示方法を実行する場面の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る補給場所指示方法に係るフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態に係る補給場所指示装置を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る補給場所指示装置は、エネルギ補給が必要となった車両に対して、エネルギ補給を行うためのエネルギ補給場所まで走行させる制御指示を送信する装置である。車両は、制御指示を受信すると、制御指示に基づいて、指示されたエネルギ補給場所まで走行してエネルギ補給を行う。
図1を用いて本実施形態に係る補給場所指示装置を含む補給場所指示システムの構成を説明する。図1は、本実施形態における補給場所指示システムの一例を示すブロック図である。本実施形態における補給場所指示システム1は、補給場所指示装置10と、車両20とを備える。補給場所指示装置10は、電気通信回線網を構成するネットワークを介して複数の車両20と接続されている。また、補給場所指示装置10は、ネットワークを介して複数のエネルギ補給場所と接続されている。
車両20は、例えば、ユーザに配車される配車車両である。また、エネルギ補給場所は、車両20がエネルギ補給を行う場所である。例えば、エネルギ補給場所は、エネルギ補給を行うエネルギ補給装置を備えたエネルギ補給施設である。補給場所指示装置10は、車両20の位置情報と、車両20のエネルギ情報と、エネルギ補給施設の情報とに基づいて、車両20に対して、エネルギ補給場所を設定し、設定したエネルギ補給場所まで走行させる制御指示を送信する。以下、車両20をユーザに配車する配車システムに本発明の補給場所指示装置が適用される例を挙げて説明する。
補給場所指示装置10は、図1に示されるように、少なくともコントローラ100と、地図データベース110と、補給場所データベース120と、通信装置130とを備える。なお、本実施形態では、車両20として、バッテリから供給される電力で駆動されるモータを駆動源とする電気自動車を例に説明するが、電気自動車以外の自動車、例えば、ガソリンエンジンを駆動源とする自動車や、エンジンとモータの両方を駆動源とするハイブリッド自動車であってもよい。
車両20が電気自動車である場合、エネルギを電力、エネルギ補給場所を充電場所、エネルギ消費効率を電費として説明する。車両20がエンジンを駆動源として有する自動車であれば、エネルギをガソリン燃料、エネルギ補給場所を給油場所、エネルギ消費効率を燃費としてもよい。また、本実施形態では、補給場所指示装置10は、車両の外部に位置するサーバを想定しているが、これに限らず、補給場所指示装置10は、車両20に搭載された車載装置であってもよい。
コントローラ100は、ハードウェア及びソフトウェアを有するコンピュータを備えており、このコンピュータはプログラムを格納したROMと、ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、アクセス可能な記憶装置として機能するRAMを含むものである。なお、動作回路としては、CPUに代えて又はこれとともに、MPU、DSP、ASIC、FPGAなどを用いることができる。コントローラ100は、機能ブロックとして、情報取得部101と、エネルギ残量判定部102と、第1補給場所特定部103と、混雑判定部104と、第2補給場所特定部105と、第2車両特定部106と、制御指示部107と、を含んで構成され、上記各機能を実現する又は各処理を実行するためのソフトウェアと、ハードウェアとの協働により各機能を実行する。なお、本実施形態では、コントローラ100が有する機能を7つのブロックとして分けた上で、各機能ブロックの機能を説明するが、コントローラ100の機能は必ずしも7つのブロックに分ける必要はない。
ここで、本実施形態における補給場所指示を実行する場面の一例を、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態における補給場所指示を実行する場面の一例を示す図である。図2では、第1車両V1が走行しているときに、第1車両V1のバッテリ残量が不足し、充電場所での充電が必要になる場面が示されている。このような場面で、コントローラ100は、第1車両V1のバッテリ残量で移動可能な範囲A1で第1充電場所P1を特定する。第1充電場所P1には、充電器が備えられた待機スペースがある。第1充電場所P1では、第2車両V2が充電中である。
本実施形態では、このような場面で、コントローラ100は、第1充電場所P1よりも混雑していない第2充電場所P2を特定し、第1充電場所P1で充電中の車両であって、第2充電場所まで移動可能な第2車両V2を特定する。そして、コントローラ100は、第2充電場所P2まで第2車両V2を移動させる。これにより、第1車両V1は、移動可能な範囲に位置する第1充電場所で充電をすることができ、第1車両のエネルギ補給が完了するまでの時間を短くできる。
情報取得部101は、車両20から、車両20の車両情報を取得する。車両情報は、少なくとも車両20の位置情報と、車両20のバッテリ情報と、を含む。車両20の位置情報は、車両20の現在地を示す情報である。バッテリ情報は、車両20のバッテリ残量を示すバッテリ残量情報と、車両20のバッテリ容量を示すバッテリ容量情報とを含む。バッテリ残量とは、電気自動車のバッテリに蓄積されている電力の残存容量である。バッテリ容量とは、電気自動車のバッテリに蓄積可能な電力の最大量である。
本実施形態では、情報取得部101は、一定の周期で、走行中の車両20から、バッテリ残量情報を含む車両情報を取得する。また、情報取得部101は、充電場所で充電中の車両20から、バッテリ残量情報を含む車両情報を取得する。本実施形態では、情報取得部101は、車両の現在のバッテリ残量情報を取得することに限定されず、例えば、車両20が配車サービス中の車両である場合には、配車サービス終了時のバッテリ残量情報を取得することとしてもよい。
エネルギ残量判定部102は、車両20のバッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満であるか否かを判定する。例えば、エネルギ残量判定部102は、情報取得部101によって取得した車両20のバッテリ残量情報に基づいて、車両20のバッテリ残量と第1バッテリ残量閾値とを比較し、バッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満であるか否かを判定する。
第1補給場所特定部103は、バッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満であると判定された車両を第1車両として、第1車両が充電を行う充電場所を第1充電場所として特定する。第1補給場所特定部103は、まず、第1車両の位置情報と第1車両のバッテリ残量情報と地図情報とに基づいて、第1車両の現在位置から第1車両のバッテリ残量で第1車両が到達できる走行可能範囲を算出する。次に、第1補給場所特定部103は、補給場所データベース120を参照して、第1車両の走行可能範囲内に位置する充電場所を第1充電場所として抽出する。また、第1補給場所特定部103は、各充電場所から充電場所の位置情報を取得し、第1車両の走行可能範囲内に位置する充電場所を第1充電場所として抽出することとしてもよい。
また、第1補給場所特定部103は、第1車両の走行可能範囲内に位置する充電場所が複数ある場合には、当該複数の充電場所を第1充電場所候補として抽出した後、第1充電場所候補ごとに、充電場所で充電するために必要な充電所要時間を算出し、充電所要時間に基づいて、第1充電場所を特定する。第1補給場所特定部103は、補給場所データベース120又は各第1充電場所候補から、第1充電場所候補における車両20の充電にかかる充電時間と、第1充電場所候補における待ち時間とを含む充電場所情報を取得する。また、第1補給場所特定部103は、各第1充電場所候補に対して、充電場所の位置情報と第1車両の位置情報とに基づいて、第1車両の現在位置から充電場所まで移動するのにかかる移動時間を算出する。
第1補給場所特定部103は、各充電場所候補に対して、充電時間と待ち時間と移動時間とを合計して充電所要時間を算出する。第1補給場所特定部103は、各第1充電場所候補の充電所要時間を比較して、第1充電場所候補のうち、充電所要時間が最も短い第1充電場所候補を第1充電場所として特定する。なお、本実施形態では、充電所要時間は、充電時間と待ち時間と移動時間とを合計した時間に限定されず、充電時間、待ち時間及び移動時間の少なくともいずれかひとつを用いて算出される時間であってもよい。
混雑判定部104は、第1充電場所が混雑しているか否かを判定する。例えば、混雑判定部104は、第1充電場所の混雑度と混雑度閾値とを比較し、第1充電場所の混雑度が混雑度閾値より大きいか否かを判定する。混雑判定部104は、補給場所データベース120から取得した第1充電場所の混雑情報に基づいて、混雑度を取得する。混雑度は、例えば、充電場所における充電器の占有率、又は、充電場所における待ち時間である。混雑情報は、第1充電場所の過去の利用状況を示す情報、第1充電場所の現在の利用状況を示す情報、第1充電場所の利用予定を示す情報のうちの少なくともいずれかひとつを含む。例えば、混雑判定部104は、第1充電場所で充電するよう充電指示を受けている車両が存在する場合、第1車両が第1充電場所に到着する到着時刻において利用予定がある車両を含めた利用状況に基づいて、混雑度を推定してもよい。
第2補給場所特定部105は、混雑判定部104によって第1充電場所が混雑していると判定した場合には、第2充電場所を特定する。第2充電場所は、第1充電場所とは異なる充電場所であって、第1充電場所で充電中の第2車両が第1充電場所から移動するための充電場所である。第2車両については後述する。例えば、第2充電場所は、第1車両の走行可能範囲外に位置する充電場所であって、第1充電場所よりも混雑していない充電場所である。
第2補給場所特定部105は、各充電場所から、各充電場所の混雑情報を取得し、各充電場所の混雑度と第1充電場所の混雑度とを比較する。例えば、第2補給場所特定部105は、第1車両の走行可能範囲外に位置する各充電場所を抽出し、各充電場所から、各充電場所の混雑情報を取得する。第2補給場所特定部105は、第1充電場所の混雑度よりも混雑度が低い充電場所を第2充電場所として特定する。また、第2補給場所特定部105は、第1充電場所の混雑度よりも混雑度が低い充電場所が複数ある場合には、当該複数の充電場所を第2充電場所候補として抽出する。第2補給場所特定部105は、抽出した第2充電場所候補の充電所要時間を算出し、充電所要時間に基づいて、第2充電場所を特定する。充電所要時間に基づく第2充電場所の具体的な特定方法は、第1充電場所の特定方法と同様である。
また、第2補給場所特定部105は、第2車両特定部106によって第2車両を特定した後、第2充電場所を特定することとしてもよい。すなわち、本実施形態では、第2車両を特定した後に、第2車両の車両情報に基づいて、第2充電場所を特定してもよい。
例えば、第2補給場所特定部105は、まず、第1車両の走行可能範囲外に位置する各充電場所のうち、第1充電場所よりも混雑していない第2充電場所を第2充電場所候補として抽出する。次に、第2補給場所特定部105は、特定した第2車両のバッテリ残量が第2バッテリ残量閾値以上であるか否かを判定する。第2車両のバッテリ残量が第2バッテリ残量閾値以上であると判定した場合、第2補給場所特定部105は、低出力の充電器を備える第2補給場所候補を第2充電場所として特定する。また、第2車両のバッテリ残量が第2バッテリ残量閾値以上ではないと判定した場合には、第2補給場所特定部105は、第2車両のバッテリ残量で第2車両が到達できる走行可能範囲内の第2充電場所候補を第2充電場所として特定してもよい。
第2車両特定部106は、第2車両を特定する。第2車両は、第1充電場所で充電中の車両20であって、第1車両の充電のために第1充電場所から移動可能な車両である。例えば、第2補給場所特定部105によって第2充電場所を特定した後、第2車両特定部106は、第1充電場所で充電中の車両のうち、各車両のバッテリ残量情報に基づいて、バッテリ残量で第1充電場所から第2充電場所まで移動可能な車両20を第2車両候補として抽出する。また、本実施形態では、第2車両特定部106は、充電が完了していない充電中の車両であっても、第2充電場所まで移動可能な車両であれば、第2車両として特定してもよい。
第2車両特定部106は、抽出した第2車両候補のバッテリ残量を比較し、抽出した第2車両候補のうち、バッテリ残量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定する。バッテリ残量は、現在のバッテリ残量であってもよいし、第1車両が第1充電場所に到着するタイミングにおけるバッテリ残量であってもよい。また、第2車両特定部106は、抽出した第2車両候補のバッテリ容量を比較し、バッテリ容量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定してもよい。
なお、本実施形態では、第2充電場所を特定した後に、第1充電場所から第2充電場所までの距離を算出し、第2充電場所まで移動可能な第2車両を特定してもよいし、第2車両を特定した後に、第2車両の車両情報に基づいて、第2充電場所を特定してもよい。本実施形態では、第1車両の移動できる範囲の充電場所で充電中の第2車両を特定して他の充電場所まで移動させることで、第1車両のために充電場所を空ける。これにより、車両管理全体で効率的に車両の充電を行うことができる。
制御指示部107は、車両20を充電場所まで走行させる制御指示を車両20に送信する。制御指示は、例えば、車両20の現在位置から充電場所までの走行計画を含む。制御指示部107は、第2充電場所と第2車両とを特定した場合には、第1車両待ち時間と、第2車両待ち時間と、第2車両移動時間とを取得する。第1車両待ち時間は、第1車両が第1充電場所に到着してから第1充電場所での充電を開始するまでの時間である。第2車両待ち時間は、第2車両が第2充電場所に到着してから第2充電場所での充電を開始するまでの時間である。第2車両移動時間は、第2車両が第1充電場所から第2充電場所まで移動するのにかかる時間である。
制御指示部107は、第1車両が第1充電場所に到着する到着時刻と、第1充電場所で充電器が利用可能となる利用可能時刻とを推定し、到着時刻と利用可能時刻との間の時間差を第1車両待ち時間として推定する。また、制御指示部107は、第1充電場所の位置情報と第2充電場所の位置情報とに基づいて、第1充電場所から第2充電場所までの移動距離を算出し、移動距離を第2車両が移動するのにかかる時間を第2車両移動時間として算出する。また、制御指示部107は、第2車両が第2充電場所に到着する到着時刻と、第2充電場所で充電器が利用可能となる利用可能時刻とを推定し、推定した到着時刻と利用可能時刻との間の時間差を第2車両待ち時間として推定する。例えば、第2車両が第2充電場所に到着する到着時刻は、第1車両が第1充電場所に到着する到着時刻に第2車両が第1充電場所を出発した場合の到着時刻である。
制御指示部107は、第1車両待ち時間と第2車両移動時間と第2車両待ち時間とに基づいて、第1車両待ち時間が、第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいか否かを判定する。第1車両待ち時間が、第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいと判定した場合には、制御指示部107は、第1充電場所を第1車両の充電場所として設定し、第2充電場所を第2車両の充電場所として設定する。制御指示部107は、第1充電場所まで移動させる第1制御指示と、第2充電場所まで移動させる第2制御指示とを生成する。制御指示部107は、第1制御指示と第2制御指示とを生成した後、第1制御指示を第1車両に送信し、第2制御指示を第2車両に送信する。
また、制御指示部107は、第2車両を第1充電場所から第2充電場所に向けて移動を開始させる制御開始タイミングを設定してもよい。例えば、制御開始タイミングは、第1車両が第1充電場所に到着する到着時刻である。また、制御開始タイミングは、第2車両の第2充電場所での待ち時間が最も短くなる時刻であってもよい。例えば、制御指示部107は、第2充電場所で充電器が空くタイミングに第2車両が第2充電場所に到着するように制御開始タイミングを設定する。制御指示部107は、制御開始タイミングを設定した場合には、所定の周期で、制御開始タイミングになったか否かを判定する。制御開始タイミングになったと判定した場合に、制御指示部107は、第2制御指示を第2車両に送信する。
また、制御指示部107は、混雑判定部104によって第1充電場所が混雑していないと判定した場合には、第1充電場所まで走行させる第1制御指示を生成する。制御指示部107は、第1制御指示を生成した後、第1制御指示を第1車両に送信する。また、制御指示部107は、第1車両待ち時間が、第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きくないと判定した場合には、第1充電場所まで走行させる第1制御指示を生成し、第1車両に送信する。
また、制御指示部107は、第2車両のバッテリ残量が第3バッテリ残量閾値よりも大きい場合には、第2車両に第1充電場所における充電を終了させる制御指示を送信することとしてもよい。制御指示部107は、まず、一定の周期で、第2車両のバッテリ残量情報を取得し、第2車両のバッテリ残量が第3バッテリ残量閾値よりも大きいか否かを判定する。第2車両のバッテリ残量が第3バッテリ残量閾値よりも大きいと判定した場合には、制御指示部107は、第2車両に第1充電場所における充電を終了させる制御指示を送信する。例えば、第3バッテリ残量閾値は、第2充電場所まで移動するのに必要なバッテリ残量である。
地図データベース110は、地図情報を記憶する。地図情報は、例えば、交差点や分岐点をノードとして、ノードとノードの間の道路区間をリンクとして、道路情報を含む。また、道路情報は、道路の種別、例えば、高速道路を含む自動車専用道路及び一般道路の情報を含む。
補給場所データベース120は、充電場所に関する充電場所情報を記憶する。充電場所情報は、少なくとも、充電場所の識別情報と、経度緯度で示される充電場所の位置情報と、充電場所の混雑情報とを含む。混雑情報は、充電場所の過去の利用状況を示す情報、充電場所の現在の利用状況を示す情報、充電場所の利用予定を示す情報を含む。また、充電場所情報は、充電場所における車両20の充電にかかる充電時間の情報と、充電場所における待ち時間の情報とを含むこととしてもよい。充電時間は、例えば、充電場所に設置された充電器の出力情報に基づいて算出される時間である。また、待ち時間は、過去の履歴から算出される時間であってもよいし、現在の利用状況から算出される時間であってもよい。補給場所データベース120は、充電場所ごとに充電場所情報を記憶している。
通信装置130は、ネットワークを介して、車両20の車載通信装置260との間で情報の送受信を行う。通信装置130は、コントローラ100で生成された制御指示を車両20の車載通信装置260に送信する。また、通信装置130は、車載通信装置260から車両情報を受信する。
次に、車両20について説明する。車両20は、少なくとも、車載コントローラ200と、自車位置検出装置210と、状態取得装置220と、駆動装置230と、出力装置240と、入力装置250と、車載通信装置260とを備える。本実施形態では、車両20は、自律走行が可能な車両を前提としているが、これに限らず、運転者が操縦する車両であってもよい。
車載コントローラ200は、車両20の各部を制御するものであり、プログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、アクセス可能な記憶装置として機能するRAMとから構成されるコンピュータである。車載コントローラ200は、例えば、自車位置検出装置210及び状態取得装置220から各種情報を取得し、車載通信装置260を介して、各種情報を補給場所指示装置10に送信する。また、車載コントローラ200は、車載通信装置260を介して、制御指示を取得し、制御指示に基づいて、車両20の走行を制御する。車載コントローラ200は、車両20の走行を制御するための目標制御量の信号を駆動装置230に出力する。
自車位置検出装置210は、車両20の現在位置を検出するものであり、例えばGPS機器を用いることができる。自車位置検出装置210は、複数の通信衛星から送信される電波を受信機で受信することで、車両20の位置情報を取得する。また、自車位置検出装置210は、周期的に複数の通信衛星から送信される電波を受信することで、車両20の位置情報の変化を検出できる。取得された車両20の位置情報は、補給場所指示装置10に送信される。本実施形態では、車両20が走行経路に沿って走行する際に現在位置情報が用いられる。
状態取得装置220は、車両20に搭載されたバッテリのバッテリ残量を示すバッテリ情報を取得する。取得されたバッテリ情報は、車載通信装置260を介して補給場所指示装置10に送信される。
駆動装置230は、補給場所指示装置10から取得された制御指示に従って走行するために、車両20の加減速や操舵を含む走行制御を実行する。駆動装置230は、例えば、走行駆動源である電動モータおよび/または内燃機関、これら走行駆動源からの出力を駆動輪に伝達するドライブシャフトや自動変速機を含む動力伝達装置、および車輪を制動する制動装置などの駆動機構を備える。また、駆動装置230には、ヘッドライト、方向指示器、ハザードランプ、ワイパー等、車両20の走行に必要なその他の機器が含まれていてもよい。
出力装置240は、車両20に乗車するユーザに情報を出力する装置である。出力装置240は、例えば、ディスプレイである。出力装置240は、例えば、充電場所までの走行経路を含む地図情報を表示する。また、出力装置240は、ユーザに可否情報を入力させるための選択画面を出力する。
入力装置250は、ユーザによる入力情報を受け付ける。入力装置250は、車両20を充電してもよいか否かの可否情報を受け付ける。
車載通信装置260は、ネットワークを介して、補給場所指示装置10の通信装置130との間で情報の送受信を行う。車載通信装置260は、通信装置130から、車両20の制御指示を受信する。また、車載通信装置260は、通信装置130に、車両情報やユーザによって入力された可否情報を送信する。車両情報は、車両20のバッテリ残量情報及び/又はバッテリ容量情報を含む。
続いて、図3を用いて、本実施形態に係る補給場所指示装置によって実行される補給場所指示方法のフローチャートの一例を説明する。なお、本実施形態では、車両20が走行している間に、ステップS1から制御フローが実行される。
ステップS1では、コントローラ100は、第1車両のバッテリ残量情報を取得する。ステップS2では、コントローラ100は、第1車両のバッテリ残量情報に基づいて、第1車両のバッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満であるか否かを判定する。第1車両のバッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満であると判定した場合、コントローラ100は、ステップS3に進む。第1車両のバッテリ残量が第1バッテリ残量閾値未満ではないと判定した場合、コントローラ100は、ステップS1に戻り、以下フローを繰り返す。
ステップS3では、コントローラ100は、第1車両が充電を行う第1充電場所の候補を第1充電場所候補として抽出する。例えば、コントローラ100は、第1車両がバッテリ残量で到達可能な範囲内に位置する充電場所を第1充電場所候補として抽出する。ステップS4では、コントローラ100は、第1充電場所候補ごとに、第1充電場所候補における充電所要時間を取得する。充電所要時間は、例えば、充電にかかる充電時間と、充電場所まで移動するのにかかる移動時間と、充電場所における充電開始までの待ち時間とを合計した時間である。
ステップS5では、コントローラ100は、第1充電場所候補から、第1充電場所を特定する。例えば、コントローラ100は、第1充電場所候補ごとの充電所要時間に基づいて、充電所要時間が最も短い第1充電場所候補を第1充電場所として特定する。ステップS6では、コントローラ100は、第1充電場所が混雑しているか否かを判定する。例えば、コントローラ100は、第1充電場所の混雑度が混雑度閾値以上であるか否かを判定する。第1充電場所が混雑していると判定した場合には、コントローラ100は、ステップS7に進む。第1充電場所が混雑していないと判定した場合には、コントローラ100は、ステップS19に進む。
ステップS7では、コントローラ100は、第1車両待ち時間を取得する。ステップS8では、コントローラ100は、各充電場所の混雑度を取得する。ステップS9では、コントローラ100は、各充電場所のうち、第1充電場所よりも混雑していない充電場所を第2充電場所候補として抽出する。例えば、コントローラ100は、各充電場所の混雑度と第1充電場所の混雑度とを比較して、第1充電場所の混雑度よりも混雑度が小さい充電場所を第2充電場所候補として抽出する。
ステップS10では、コントローラ100は、第2充電場所候補から、第2充電場所を特定する。例えば、コントローラ100は、各第2充電場所候補の充電所要時間を取得し、各第2充電場所候補の充電所要時間に基づいて、充電所要時間が最も短い第2充電場所候補を第2充電場所として特定する。ステップS11では、コントローラ100は、第2車両候補を抽出する。例えば、コントローラ100は、第1充電場所で充電中の各車両のバッテリ残量に基づいて、第1充電場所から第2充電場所まで移動可能な車両を第2車両候補として抽出する。ステップS12では、コントローラ100は、抽出した第2車両候補から、第2車両を特定する。例えば、コントローラ100は、第2車両候補のうち、バッテリ残量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定する。ステップS13では、コントローラ100は、第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを取得する。
ステップS14では、コントローラ100は、第1車両待ち時間が第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいか否かを判定する。第1車両待ち時間が第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいと判定した場合、コントローラ100は、ステップS15に進む。第1車両待ち時間が第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きくないと判定した場合、コントローラ100は、ステップS19に進む。
ステップS15では、コントローラ100は、第1充電場所まで移動させる制御指示と、第2充電場所まで移動させる制御指示とを生成する。ステップS16では、コントローラ100は、制御指示を送信する制御開始タイミングを設定する。例えば、制御開始タイミングは、第1車両が第1充電場所に到着したタイミングである。ステップS17では、コントローラ100は、制御開始タイミングになったか否かを判定する。例えば、第1車両が第1充電場所に到着した場合に、コントローラ100は、制御開始タイミングになったと判定する。制御開始タイミングになったと判定した場合には、コントローラ100は、ステップS18に進む。制御開始タイミングになっていないと判定した場合には、コントローラ100は、ステップS17に戻り、以下、制御開始タイミングになるまでフローを繰り返す。
ステップS18では、コントローラ100は、第1制御指示を第1車両に送信し、第2制御指示を第2車両に送信する。また、ステップS19では、コントローラ100は、第1充電場所に移動させる第1制御指示を生成する。ステップS20では、コントローラ100は、第1制御指示を第1車両に送信する。
以上のように、本実施形態では、車両のエネルギを補給する補給場所まで走行させる制御指示を車両に送信するコントローラを備える補給場所指示装置であって、コントローラは、車両のエネルギ残量を示すエネルギ残量情報を取得し、第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、エネルギ残量で到達できる範囲で、第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定し、第1補給場所が混雑しているか否かを判定し、第1補給場所が混雑していると判定した場合に、第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定し、第1補給場所でエネルギ補給中の車両のうち、第1補給場所から移動可能な第2車両を特定し、第1補給場所まで走行させる第1制御指示を第1車両に送信し、第2補給場所まで走行させる第2制御指示を第2車両に送信する。これにより、車両のエネルギ残量で到達できる範囲内のエネルギ補給場所が混雑している場合であっても、車両のエネルギ補給が完了するまでの時間を短くできる。
また、本実施形態では、第1補給場所でエネルギ補給中の車両のうち、第1補給場所から第2補給場所まで移動可能な車両を第2車両候補として抽出し、抽出した第2車両候補のうち、エネルギ残量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定する。これにより、第2車両が他のエネルギ補給場所に到着する前にエネルギ残量が不足してしまう可能性を低減できる。
また、本実施形態では、第1車両が第1補給場所に到着するタイミングにおけるエネルギ残量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定する。これにより、第2車両が第1補給場所から移動開始する時のエネルギ残量で、他のエネルギ補給場所に移動するのに適した車両を特定できる。
また、本実施形態では、第1補給場所でエネルギ補給中の車両のうち、第1補給場所から第2補給場所まで移動可能な車両を第2車両候補として抽出し、抽出した第2車両候補のうち、エネルギ容量が最も大きい第2車両候補を第2車両として特定する。これにより、バッテリ容量が大きいと充放電に伴うバッテリ温度上昇値が低く、充放電におけるバッテリの劣化を小さくできる。
また、本実施形態では、第1補給場所の過去の利用状況を示す情報、第1補給場所の現在の利用状況を示す情報、及び、第1補給場所の利用予定を示す情報のうちの少なくともいずれかひとつに基づいて、第1補給場所が混雑しているか否かを判定する。これにより、第1補給場所の混雑状況に基づいて、第1補給場所が混雑しているかを判定できる。
また、本実施形態では、第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲に位置する第1補給場所候補を抽出し、第1補給場所候補における車両のエネルギ補給にかかるエネルギ補給時間と、第1車両が第1補給場所まで移動するのにかかる移動時間と、第1補給場所候補における待ち時間とに基づいて、第1補給場所候補ごとのエネルギ補給所要時間を算出し、第1補給場所候補のうち、エネルギ補給所要時間が最も短い第1補給場所候補を第1補給場所として特定する。これにより、第1車両のエネルギ補給をするためにかかる総時間を短くすることができる。
また、本実施形態では、第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲外に位置する第2補給場所候補を抽出し、第2補給場所候補における車両のエネルギ補給にかかるエネルギ補給時間と、第1補給場所から第2補給場所まで移動するのにかかる移動時間と、第2補給場所候補における待ち時間とに基づいて、第2補給場所候補ごとのエネルギ補給所要時間を算出し、第2補給場所候補のうち、エネルギ補給所要時間が最も短い第2補給場所候補を第2補給場所として特定する。これにより、第2車両のエネルギ補給をするためにかかる総時間を短くすることができる。
また、本実施形態では、第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲外に位置する第2補給場所候補を抽出し、第2車両のエネルギ残量が第2エネルギ残量閾値以上である場合には、低出力のエネルギ補給装置を備える第2補給場所候補を第2補給場所として特定する。これにより、車両への電流の入力制限のために高出力でエネルギ補給できない場合に、高出力のエネルギ補給装置を空けておくことで、車両管理全体の充電効率を高めることができる。
また、本実施形態では、第1車両が第1補給場所に到着してから第1車両のエネルギ補給を開始するまでの第1車両待ち時間と、第2車両が第1補給場所から第2補給場所まで移動するのにかかる第2車両移動時間と、第2車両が第2補給場所に到着してから第2車両のエネルギ補給を開始するまでの第2車両待ち時間とを取得し、第1車両待ち時間が、第2車両移動時間と第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいか否かを判定し、第1車両待ち時間が、合計時間よりも所定時間以上大きいと判定した場合に、第1制御指示を第1車両に送信し、第2制御指示を第2車両に送信する。これにより、車両管理全体における車両の利用効率を高めることができる。
また、本実施形態では、第1車両が第1補給場所に到着したタイミングで第2制御指示を第2車両に送信する。これにより、第1車両のために場所を空けるタイミングまでエネルギ補給をすることで、第2車両のエネルギ補給を終了させる可能性が高まるため、無駄な移動時間を削減できる。
また、本実施形態では、第2車両が第2補給場所に到着してから第2車両のエネルギ補給を開始するまでの第2車両待ち時間が最も短くなるタイミングで第2制御指示を第2車両に送信する。これにより、第2車両のエネルギ補給をするためにかかる総時間を短くできる。
また、本実施形態では、第2車両のエネルギ残量が第3エネルギ残量閾値よりも大きいか否かを判定し、第2車両のエネルギ残量が第3エネルギ残量閾値よりも大きいと判定した場合には、第2車両に第1補給場所におけるエネルギ補給を終了させる制御指示を送信する。これにより、第2車両のエネルギ補給を終了させることで、無駄な移動時間を削減できる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
10…補給場所指示装置
100…コントローラ
101…情報取得部
102…エネルギ残量判定部
103…第1補給場所特定部
104…混雑判定部
105…第2補給場所特定部
106…第2車両特定部
107…制御指示部

Claims (14)

  1. 車両のエネルギを補給する補給場所まで走行させる制御指示を前記車両に送信するコントローラを備える補給場所指示装置であって、
    前記コントローラは、
    前記車両のエネルギ残量を示すエネルギ残量情報を取得する情報取得部と、
    第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、前記エネルギ残量で到達できる範囲で、前記第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定する第1補給場所特定部と、
    前記第1補給場所が混雑しているか否かを判定する混雑判定部と、
    前記第1補給場所が混雑していると判定した場合に、前記第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定する第2補給場所特定部と、
    前記第1補給場所でエネルギ補給中の前記車両のうち、前記第1補給場所から移動可能な第2車両を特定する第2車両特定部と、
    前記第1補給場所まで走行させる第1制御指示を前記第1車両に送信し、前記第2補給場所まで走行させる第2制御指示を前記第2車両に送信する制御指示部とを備える補給場所指示装置。
  2. 前記第2車両特定部は、前記第1補給場所でエネルギ補給中の前記車両のうち、前記第1補給場所から前記第2補給場所まで移動可能な前記車両を第2車両候補として抽出し、
    抽出した前記第2車両候補のうち、エネルギ残量が最も大きい前記第2車両候補を前記第2車両として特定する請求項1に記載の補給場所指示装置。
  3. 前記第2車両特定部は、前記第1車両が前記第1補給場所に到着するタイミングにおける前記エネルギ残量が最も大きい前記第2車両候補を前記第2車両として特定する請求項2に記載の補給場所指示装置。
  4. 前記第2車両特定部は、前記第1補給場所でエネルギ補給中の前記車両のうち、前記第1補給場所から前記第2補給場所まで移動可能な前記車両を第2車両候補として抽出し、
    抽出した前記第2車両候補のうち、エネルギ容量が最も大きい前記第2車両候補を前記第2車両として特定する請求項1に記載の補給場所指示装置。
  5. 前記混雑判定部は、前記第1補給場所の過去の利用状況を示す情報、前記第1補給場所の現在の利用状況を示す情報、及び、前記第1補給場所の利用予定を示す情報のうちの少なくともいずれかひとつに基づいて、前記第1補給場所が混雑しているか否かを判定する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  6. 前記第1補給場所特定部は、
    前記第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲に位置する第1補給場所候補を抽出し、
    前記第1補給場所候補における前記車両のエネルギ補給にかかるエネルギ補給時間と、前記第1車両が前記第1補給場所まで移動するのにかかる移動時間と、前記第1補給場所候補における待ち時間とに基づいて、前記第1補給場所候補ごとのエネルギ補給所要時間を算出し、
    前記第1補給場所候補のうち、前記エネルギ補給所要時間が最も短い前記第1補給場所候補を前記第1補給場所として特定する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  7. 前記第2補給場所特定部は、
    前記第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲外に位置する第2補給場所候補を抽出し、
    前記第2補給場所候補における前記車両のエネルギ補給にかかるエネルギ補給時間と、前記第1補給場所から前記第2補給場所まで移動するのにかかる移動時間と、前記第2補給場所候補における待ち時間とに基づいて、前記第2補給場所候補ごとのエネルギ補給所要時間を算出し、
    前記第2補給場所候補のうち、前記エネルギ補給所要時間が最も短い前記第2補給場所候補を前記第2補給場所として特定する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  8. 前記第2補給場所特定部は、
    前記第1車両のエネルギ残量で到達できる範囲外に位置する第2補給場所候補を抽出し、
    前記第2車両のエネルギ残量が第2エネルギ残量閾値以上である場合には、低出力のエネルギ補給装置を備える前記第2補給場所候補を前記第2補給場所として特定する請求項1に記載の補給場所指示装置。
  9. 前記制御指示部は、
    前記第1車両が前記第1補給場所に到着してから前記第1車両のエネルギ補給を開始するまでの第1車両待ち時間と、前記第2車両が前記第1補給場所から前記第2補給場所まで移動するのにかかる第2車両移動時間と、前記第2車両が前記第2補給場所に到着してから前記第2車両のエネルギ補給を開始するまでの第2車両待ち時間とを取得し、
    前記第1車両待ち時間が、前記第2車両移動時間と前記第2車両待ち時間とを合計した合計時間よりも所定時間以上大きいか否かを判定し、
    前記第1車両待ち時間が、前記合計時間よりも前記所定時間以上大きいと判定した場合に、前記第1制御指示を前記第1車両に送信し、前記第2制御指示を前記第2車両に送信する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  10. 前記制御指示部は、前記第1車両が前記第1補給場所に到着したタイミングで前記第2制御指示を前記第2車両に送信する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  11. 前記制御指示部は、前記第2車両が前記第2補給場所に到着してから前記第2車両のエネルギ補給を開始するまでの第2車両待ち時間が最も短くなるタイミングで前記第2制御指示を前記第2車両に送信する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  12. 前記制御指示部は、
    前記第2車両のエネルギ残量が第3エネルギ残量閾値よりも大きいか否かを判定し、
    前記第2車両のエネルギ残量が前記第3エネルギ残量閾値よりも大きいと判定した場合には、前記第2車両に前記第1補給場所におけるエネルギ補給を終了させる制御指示を送信する請求項1~4のいずれか一項に記載の補給場所指示装置。
  13. 車両のエネルギを補給する補給場所まで走行させる制御指示を前記車両に送信するコントローラを備える補給場所指示システムであって、
    前記コントローラは、
    前記車両から、前記車両のエネルギ残量を示すエネルギ残量情報を取得し、
    第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、前記エネルギ残量で到達できる範囲で、前記第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定し、
    前記第1補給場所が混雑しているか否かを判定し、
    前記第1補給場所が混雑していると判定した場合に、前記第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定し、
    前記第1補給場所でエネルギ補給中の前記車両のうち、前記第1補給場所から移動可能な第2車両を特定し、
    前記第1補給場所まで走行させる第1制御指示を前記第1車両に送信し、前記第2補給場所まで走行させる第2制御指示を前記第2車両に送信する補給場所指示システム。
  14. 車両のエネルギを補給する補給場所まで走行させる制御指示を前記車両に送信するコントローラによって実行される補給場所指示方法であって、
    前記コントローラは、
    前記車両のエネルギ残量を示すエネルギ残量情報を取得し、
    第1車両のエネルギ残量が第1エネルギ残量閾値未満である場合に、前記エネルギ残量で到達できる範囲で、前記第1車両のエネルギを補給する第1補給場所を特定し、
    前記第1補給場所が混雑しているか否かを判定し、
    前記第1補給場所が混雑していると判定した場合に、前記第1補給場所よりも混雑していない第2補給場所を特定し、
    前記第1補給場所でエネルギ補給中の前記車両のうち、前記第1補給場所から移動可能な第2車両を特定し、
    前記第1補給場所まで走行させる第1制御指示を前記第1車両に送信し、前記第2補給場所まで走行させる第2制御指示を前記第2車両に送信する補給場所指示方法。
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