JP2023152365A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023152365000001
【課題】プラズマ処理装置における排気機能の劣化を抑えるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理チャンバ10内において基板支持部11を囲むように配置されるバッフル構造体を備えるプラズマ処理装置1において、バッフル構造体は、上側バッフルプレート120及び下側バッフルプレート152を含む。上側バッフルプレートは、複数の第1の開口130を有する。複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有する。下側バッフルプレートは、導電性を有し、接地電位に結合し、複数の第2の開口170を有する。複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有する。上側開口部分は、第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、下側開口部分は、第1の幅よりも小さい第3の幅を有する。
【選択図】図5

Description

本開示の例示的実施形態は、プラズマ処理装置に関する。
基板のプラズマ処理中にプラズマ処理チャンバ内でプラズマを閉じ込めつつ圧力を少なくとも部分的に調整する技術として、特許文献1に記載された技術がある。
特表2012-513094号公報
本開示は、プラズマ処理装置における排気機能の劣化を抑える技術を提供する。
本開示の一つの例示的実施形態において、プラズマ処理チャンバと、プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部を囲むように配置されるバッフル構造体であり、バッフル構造体は、上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを含み、上側バッフルプレートは、複数の第1の開口を有し、複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、下側バッフルプレートは、導電性を有し、接地電位に結合され、下側バッフルプレートは、複数の第2の開口を有し、複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有し、上側開口部分は、第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、下側開口部分は、第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、バッフル構造体と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部の上方のプラズマ処理空間を囲むように配置されるライナ構造体であり、ライナ構造体は、内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを含み、内側円筒状ライナは、複数の第3の開口を有し、複数の第3の開口の各々は、第4の幅を有し、外側円筒状ライナは、導電性を有し、接地電位に結合され、外側円筒状ライナは、複数の第4の開口を有し、複数の第4の開口の各々は、内側開口部分及び外側開口部分を有し、内側開口部分は、第4の幅よりも大きい第5の幅を有し、外側開口部分は、第4の幅よりも小さい第6の幅を有する、ライナ構造体と、を備える、プラズマ処理装置が提供される。
本開示の一つの例示的実施形態によれば、プラズマ処理装置における排気機能の劣化を抑える技術を提供することができる。
例示的実施形態1におけるプラズマ処理装置の構成例の概略を示す図である。 プラズマ閉じ込め構造体の一例を示す斜視図である。 上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを周方向に沿って切断したときの第1の開口と第2の開口の幅の例を示す縦断面図である。 上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを径方向に沿って切断したときの第1の開口と第2の開口の長さの例を示す縦断面図である。 例示的実施形態2におけるプラズマ処理装置の構成例の概略を示す図である。 内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを周方向に沿って切断したときの第3の開口と第4の開口の幅の例を示す横断面図である。 内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを上下方向に沿って切断したときの第3の開口と第4の開口の長さの例を示す縦断面図である。 例示的実施形態3におけるプラズマ処理装置の構成例の概略を示す図である。 例示的実施形態4における上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを周方向に沿って切断したときの第1の開口と第2の開口の幅の例を示す縦断面図である。 例示的実施形態4における内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを周方向に沿って切断したときの第3の開口と第4の開口の幅の例を示す横断面図である。
以下、本開示の各実施形態について説明する。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理チャンバと、プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部を囲むように配置されるバッフル構造体であり、バッフル構造体は、上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを含み、上側バッフルプレートは、複数の第1の開口を有し、複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、下側バッフルプレートは、導電性を有し、接地電位に結合され、下側バッフルプレートは、複数の第2の開口を有し、複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有し、上側開口部分は、第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、下側開口部分は、第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、バッフル構造体と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部の上方のプラズマ処理空間を囲むように配置されるライナ構造体であり、ライナ構造体は、内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを含み、内側円筒状ライナは、複数の第3の開口を有し、複数の第3の開口の各々は、第4の幅を有し、外側円筒状ライナは、導電性を有し、接地電位に結合され、外側円筒状ライナは、複数の第4の開口を有し、複数の第4の開口の各々は、内側開口部分及び外側開口部分を有し、内側開口部分は、第4の幅よりも大きい第5の幅を有し、外側開口部分は、第4の幅よりも小さい第6の幅を有する、ライナ構造体と、を備える、プラズマ処理装置が提供される。
一つの例示的実施形態において、第1の開口は、第1の開口の入口から出口まで第1の幅を有する。
一つの例示的実施形態において、第3の開口は、第3の開口の入口から出口まで第4の幅を有する。
一つの例示的実施形態において、第2の開口の上側開口部分は、上側開口部分の入口から出口まで前記第2の幅を有する。
一つの例示的実施形態において、第2の開口の上側開口部分は、上側開口部分の入口に第2の幅を有し、上側開口部分の出口に第3の幅を有し、上側開口部分の入口から出口にかけて幅が狭くなる形状を有する。
一つの例示的実施形態において、第4の開口の内側開口部分は、内側開口部分の入口から出口まで第5の幅を有する。
一つの例示的実施形態において、第4の開口の内側開口部分は、内側開口部分の入口に第5の幅を有し、内側開口部分の出口に第6の幅を有し、内側開口部分の入口から出口にかけて幅が狭くなる形状を有する。
一つの例示的実施形態において、内側円筒状ライナ及び上側バッフルプレートは、導電性材料又は絶縁材料を含む。
一つの例示的実施形態において、内側円筒状ライナ及び上側バッフルプレートは、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む。
一つの例示的実施形態において、外側円筒状ライナ及び下側バッフルプレートは、導電性材料を含む。
一つの例示的実施形態において、外側円筒状ライナ及び下側バッフルプレートは、導電性材料と前記導電性材料上の耐プラズマコーティングとを含む。
一つの例示的実施形態において、外側円筒状ライナ及び下側バッフルプレートの前記導電性材料は、アルミニウムで形成される。
一つの例示的実施形態において、第1の幅と第2の幅の比は、1:10乃至9:10であり、第3の幅と第1の幅の比は、1:10乃至9:1である。
一つの例示的実施形態において、第4の幅と第5の幅の比は、1:10乃至9:10であり、第6の幅と第4の幅の比は、1:10乃至9:10である。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理チャンバと、プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部の上方のプラズマ処理空間を囲むように配置されるライナ構造体であり、ライナ構造体は、内側ライナ及び外側ライナを含み、内側ライナは、複数の第1の開口を有し、複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、外側ライナは、導電性を有し、接地電位に結合され、外側ライナは、複数の第2の開口を有し、複数の第2の開口の各々は、内側開口部分及び外側開口部分を有し、内側開口部分は、第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、外側開口部分は、第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、ライナ構造体と、を備える、プラズマ処理装置が提供される。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理チャンバと、プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、プラズマ処理チャンバ内において基板支持部を囲むように配置されるバッフル構造体であり、バッフル構造体は、上側バッフル及び下側バッフルを含み、上側バッフルは、複数の第1の開口を有し、複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、下側バッフルは、導電性を有し、接地電位に結合され、下側バッフルは、複数の第2の開口を有し、複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有し、上側開口部分は、第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、下側開口部分は、第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、バッフル構造体と、を備える、プラズマ処理装置が提供される。
以下、図面を参照して、本開示の各実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一または同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づいて上下左右等の位置関係を説明する。図面の寸法比率は実際の比率を示すものではなく、また、実際の比率は図示の比率に限られるものではない。
<プラズマ処理装置1の例示的実施形態1>
以下に、プラズマ処理システムの構成例について説明する。図1は、容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。一つの例示的実施形態に係る基板処理装置としてのプラズマ処理装置1は、基板をプラズマ処理するプラズマ処理方法を実行する。
プラズマ処理システムは、容量結合型のプラズマ処理装置1及び制御部2を含む。容量結合型のプラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ(単に「チャンバ」ともいう)10、ガス供給部20、電源30及び排気システム40を含む。また、プラズマ処理装置1は、基板支持部11及びガス導入部を含む。ガス導入部は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理チャンバ10内に導入するように構成される。ガス導入部は、シャワーヘッド13を含む。基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10内に配置される。シャワーヘッド13は、基板支持部11の上方に配置される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、プラズマ処理チャンバ10の天部(ceiling)の少なくとも一部を構成する。プラズマ処理チャンバ10は、シャワーヘッド13、プラズマ処理チャンバ10の側壁10a及び基板支持部11により規定されたプラズマ処理空間(基板処理空間)10sを有する。プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10sに供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。プラズマ処理チャンバ10は接地される。シャワーヘッド13及び基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10とは電気的に絶縁される。
基板支持部11は、本体部50及びリングアセンブリ51を含む。本体部50は、基板Wを支持するための中央領域50aと、リングアセンブリ51を支持するための環状領域50bとを有する。ウェハは基板Wの一例である。本体部50の環状領域50bは、平面視で本体部50の中央領域50aを囲んでいる。基板Wは、本体部50の中央領域50a上に配置され、リングアセンブリ51は、本体部50の中央領域50a上の基板Wを囲むように本体部50の環状領域50b上に配置される。従って、中央領域50aは、基板Wを支持するための基板支持面とも呼ばれ、環状領域50bは、リングアセンブリ51を支持するためのリング支持面とも呼ばれる。
一実施形態において、本体部50は、基台60及び静電チャック61を含む。基台60は、導電性部材を含む。基台60の導電性部材は下部電極として機能し得る。静電チャック61は、基台60の上に配置される。静電チャック61は、セラミック部材61aとセラミック部材61a内に配置される静電電極61bとを含む。セラミック部材61aは、中央領域50aを有する。一実施形態において、セラミック部材61aは、環状領域50bも有する。なお、環状静電チャックや環状絶縁部材のような、静電チャック61を囲む他の部材が環状領域50bを有してもよい。この場合、リングアセンブリ51は、環状静電チャック又は環状絶縁部材の上に配置されてもよく、静電チャック61と環状絶縁部材の両方の上に配置されてもよい。また、RF又はDC電極がセラミック部材61a内に配置されてもよく、この場合、RF又はDC電極が下部電極として機能する。後述するバイアスRF信号又はDC信号がRF又はDC電極に接続される場合、RF又はDC電極はバイアス電極とも呼ばれる。なお、基台60の導電性部材とRF又はDC電極との両方が2つの下部電極として機能してもよい。
リングアセンブリ51は、1又は複数の環状部材を含む。一実施形態において、1又は複数の環状部材は、1又は複数のエッジリングと少なくとも1つのカバーリングとを含む。エッジリングは、導電性材料又は絶縁材料で形成され、カバーリングは、絶縁材料で形成される。
また、基板支持部11は、静電チャック61、リングアセンブリ51及び基板のうち少なくとも1つをターゲット温度に調節するように構成される温調モジュールを含んでもよい。温調モジュールは、ヒータ、伝熱媒体、流路60a、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。流路60aには、ブラインやガスのような伝熱流体が流れる。一実施形態において、流路60aが基台60内に形成され、1又は複数のヒータが静電チャック61のセラミック部材61a内に配置される。また、基板支持部11は、基板Wの裏面と中央領域50aとの間に伝熱ガスを供給するように構成された伝熱ガス供給部を含んでもよい。
基板支持部11には、図示しないリフター(リフトピン)が設けられている。一実施形態において、リフターは、基板支持部11を上下方向に貫通する複数の貫通孔に配置され、図示しない駆動装置により貫通孔内を上下方向に移動する。一実施形態において、基板Wは、図示しない搬送アームによってチャンバ10内に搬入出される。リフターは、基板支持部11上で基板Wを支持し昇降させ、搬送アームとの間で基板Wをやり取りし、基板Wを基板支持部11上に載置することができる。
シャワーヘッド13は、ガス供給部20からの少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10s内に導入するように構成される。シャワーヘッド13は、少なくとも1つのガス供給口13a、少なくとも1つのガス拡散室13b、及び複数のガス導入口13cを有する。ガス供給口13aに供給された処理ガスは、ガス拡散室13bを通過して複数のガス導入口13cからプラズマ処理空間10s内に導入される。また、シャワーヘッド13は、上部電極を含む。なお、ガス導入部は、シャワーヘッド13に加えて、側壁10aに形成された1又は複数の開口部に取り付けられる1又は複数のサイドガス注入部(SGI:Side Gas Injector)を含んでもよい。
ガス供給部20は、少なくとも1つのガスソース21及び少なくとも1つの流量制御器22を含んでもよい。一実施形態において、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスを、それぞれに対応のガスソース21からそれぞれに対応の流量制御器22を介してシャワーヘッド13に供給するように構成される。各流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。さらに、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
電源30は、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介してプラズマ処理チャンバ10に結合されるRF電源31を含む。RF電源31は、ソースRF信号及びバイアスRF信号のような少なくとも1つのRF信号(RF電力)を、少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給するように構成される。これにより、プラズマ処理空間10sに供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマが形成される。従って、RF電源31は、プラズマ処理チャンバ10において1又はそれ以上の処理ガスからプラズマを生成するように構成されるプラズマ生成部の少なくとも一部として機能し得る。また、バイアスRF信号を少なくとも1つの下部電極に供給することにより、基板Wにバイアス電位が発生し、形成されたプラズマ中のイオン成分を基板Wに引き込むことができる。
一実施形態において、RF電源31は、第1のRF生成部31a及び第2のRF生成部31bを含む。第1のRF生成部31aは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に結合され、プラズマ生成用のソースRF信号(ソースRF電力)を生成するように構成される。一実施形態において、ソースRF信号は、10MHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第1のRF生成部31aは、異なる周波数を有する複数のソースRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のソースRF信号は、少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給される。
第2のRF生成部31bは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極に結合され、バイアスRF信号(バイアスRF電力)を生成するように構成される。バイアスRF信号の周波数は、ソースRF信号の周波数と同じであっても異なっていてもよい。一実施形態において、バイアスRF信号は、ソースRF信号の周波数よりも低い周波数を有する。一実施形態において、バイアスRF信号は、100kHz~60MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第2のRF生成部31bは、異なる周波数を有する複数のバイアスRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のバイアスRF信号は、少なくとも1つの下部電極に供給される。また、種々の実施形態において、ソースRF信号及びバイアスRF信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。
また、電源30は、プラズマ処理チャンバ10に結合されるDC電源32を含んでもよい。DC電源32は、第1のDC生成部32a及び第2のDC生成部32bを含む。一実施形態において、第1のDC生成部32aは、少なくとも1つの下部電極に接続され、第1のDC信号を生成するように構成される。生成された第1のバイアスDC信号は、少なくとも1つの下部電極に印加される。一実施形態において、第2のDC生成部32bは、少なくとも1つの上部電極に接続され、第2のDC信号を生成するように構成される。生成された第2のDC信号は、少なくとも1つの上部電極に印加される。
種々の実施形態において、第1及び第2のDC信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。この場合、DCに基づく電圧パルスのシーケンスが少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に印加される。電圧パルスは、矩形、台形、三角形又はこれらの組み合わせのパルス波形を有してもよい。一実施形態において、DC信号から電圧パルスのシーケンスを生成するための波形生成部が第1のDC生成部32aと少なくとも1つの下部電極との間に接続される。従って、第1のDC生成部32a及び波形生成部は、電圧パルス生成部を構成する。第2のDC生成部32b及び波形生成部が電圧パルス生成部を構成する場合、電圧パルス生成部は、少なくとも1つの上部電極に接続される。電圧パルスは、正の極性を有してもよく、負の極性を有してもよい。また、電圧パルスのシーケンスは、1周期内に1又は複数の正極性電圧パルスと1又は複数の負極性電圧パルスとを含んでもよい。なお、第1及び第2のDC生成部32a,32bは、RF電源31に加えて設けられてもよく、第1のDC生成部32aが第2のRF生成部31bに代えて設けられてもよい。
排気システム40は、例えばプラズマ処理チャンバ10の底部に設けられたガス排出口10eに接続され得る。排気システム40は、圧力調整弁及び真空ポンプを含んでもよい。圧力調整弁によって、プラズマ処理空間10s内の圧力が調整される。真空ポンプは、ターボ分子ポンプ、ドライポンプ又はこれらの組み合わせを含んでもよい。
制御部2は、本開示において述べられる種々の工程をプラズマ処理装置1に実行させるコンピュータ実行可能な命令を処理する。制御部2は、ここで述べられる種々の工程(プラズマ処理)を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部2の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。制御部2は、例えばコンピュータ2aを含んでもよい。コンピュータ2aは、例えば、処理部(CPU:Central Processing Unit)2a1、記憶部2a2、及び通信インターフェース2a3を含んでもよい。処理部2a1は、記憶部2a2からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部2a2に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部2a2に格納され、処理部2a1によって記憶部2a2から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータ2aに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェース2a3に接続されている通信回線であってもよい。記憶部2a2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース2a3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
本例示的実施形態におけるプラズマ処理装置1は、プラズマ処理空間10sを規定するプラズマ閉じ込め構造体100を含む。プラズマ閉じ込め構造体100は、バッフル構造体及びライナ構造体を含む。バッフル構造体は、プラズマ処理空間10s内の雰囲気(ガス)を排気するように構成されている。一実施形態において、バッフル構造体は、チャンバ10内において基板支持部11を囲むように配置されている。バッフル構造体は、プラズマ処理空間10sに面する上側バッフルプレート120と、上側バッフルプレート120よりも下に位置する下側バッフルプレート152を含む。上側バッフルプレート120及び下側バッフルプレート152は、水平方向に延在している。下側バッフルプレート152の上面は、上側バッフルプレート120の下面に接触している。
ライナ構造体は、内側円筒状ライナ153及び外側円筒状ライナ151を含む。一実施形態において、内側円筒状ライナ153は、円筒形状を有している。内側円筒状ライナ153は、基板支持部11や上側バッフルプレート120と同心円状に配置されている。内側円筒状ライナ153は、上側バッフルプレート120の外側端部上に配置されている。内側円筒状ライナ153は、プラズマ処理空間10sの水平方向の側方に位置し、プラズマ処理空間10sに露出している。一実施形態において、内側円筒状ライナ153は、絶縁材料を含み、絶縁性を有している。一実施形態において、内側円筒状ライナ153は、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む。なお、内側円筒状ライナ153は、導電性材料を含み、導電性を有するものであってよい。
外側円筒状ライナ151は、円筒形状を有している。外側円筒状ライナ151は、基板支持部11や下側バッフルプレート152と同心円状に配置されている。外側円筒状ライナ151は、下側バッフルプレート152の外側端部上に配置されている。外側円筒状ライナ151は、内側円筒状ライナ153の外側に径方向Aに重ねられている。外側円筒状ライナ151は、アルミニウム(Al)などの導電性材料を含み、導電性を有している。一実施形態において、外側円筒状ライナ151は、表面に部分的あるいは全体的に耐プラズマコーティングを有している。図2の例では、内側円筒状ライナ153は、上側バッフルプレート120とは別部材である。この場合、内側円筒状ライナ153は、上側バッフルプレート120と接触していてもよく、離れていてもよい。なお、内側円筒状ライナ153は、上側バッフルプレート120と一体化されてもよい。また、図2の例では、外側円筒状ライナ151は、下側バッフルプレート152と一体化されているが、下側バッフルプレート152とは別部材であってもよい。この場合、外側円筒状ライナ151は、下側バッフルプレート152と接触していてもよく、離れていてもよい。図2は、一実施形態におけるプラズマ閉じ込め構造体100の例を示す斜視図である。
一実施形態において、上側バッフルプレート120は、円環状の薄い板形状を有している。上側バッフルプレート120は、板面を上方に向けた状態で、後述の下側バッフルプレート152の上に重ねられている。上側バッフルプレート120は、基板支持部11の外周であってプラズマ処理空間10sの下側に位置する。上側バッフルプレート120は、プラズマ処理空間10sに露出している。一実施形態において、上側バッフルプレート120は、絶縁材料を含み、絶縁性を有している。一実施形態において、上側バッフルプレート120は、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む。なお、上側バッフルプレート120は、導電性材料を含み、導電性を有するものであってよい。
上側バッフルプレート120は、複数の第1の開口130を有している。一実施形態において、各第1の開口130は、基板支持部11の径方向(中心から外周に向かう方向)Aに延設する細長の長孔であり、上側バッフルプレート120の上面から下面まで上下方向Zに貫通している。第1の開口130は、基板支持部11の外周の周方向Rに全周にわたり等間隔に設けられている。一実施形態において、第1の開口130は、周方向Rに1°乃至5°間隔で設けられていてよい。
下側バッフルプレート152は、アルミニウム(Al)などの導電性材料を含み、導電性を有している。下側バッフルプレート152は、表面に部分的あるいは全体的に耐プラズマコーティングを有している。下側バッフルプレート152は、基板支持部11と電気的に絶縁されている。図1に示すように、一実施形態において、下側バッフルプレート152は、1又は複数の環状絶縁部材155により基板支持部11と絶縁されている。下側バッフルプレート152は、接地電位に接続されている。一実施形態において、下側バッフルプレート152は、チャンバ10を介して接地電位に接続されている。一実施形態において、下側バッフルプレート152は、シャワーヘッド13を介して接地電位に接続されている。なお、下側バッフルプレート152は、上部電極とは電気的に絶縁されている。
一実施形態において、プラズマ閉じ込め構造体100は、内周円筒部150を更に含む。内周円筒部150は、アルミニウム(Al)などの導電性材料を含み、導電性を有している。内周円筒部150は、下側バッフルプレート152と電気的に接続されている一方で、基板支持部11とは電気的に絶縁されている。一実施形態において、内周円筒部150は、1又は複数の環状絶縁部材155により基板支持部11と絶縁されている。一実施形態において、下側バッフルプレート152は、内周円筒部150を介して接地電位に接続されている。
一実施形態において、内周円筒部150は、円筒形状を有し、基板支持部11の外周に位置している。
チャンバ10の側壁と内周円筒部150との間には、上下に延びる排気通路160が形成されている。排気通路160は、チャンバ10の底部のガス排出口10eに通じている。
図2に示すように、一実施形態において、下側バッフルプレート152は、円環状の薄い板形状を有している。上側バッフルプレート120は、この下側バッフルプレート152の上に重ねられる。下側バッフルプレート152は、基板支持部11の外周であってプラズマ処理空間10sの下側に位置する。
下側バッフルプレート152は、複数の第2の開口170を有している。各第2の開口170は、基板支持部11の径方向Aに延設する細長の長孔であり、下側バッフルプレート152の上面から下面まで上下方向Zに貫通している。第2の開口170は、第1の開口130と同じ数、同じ間隔になるように、基板支持部11の外周の周方向Rに全周にわたり等間隔に設けられている。一実施形態において、第2の開口170は、周方向に1°乃至5°間隔で設けられている。各第2の開口170は、それぞれ対応する第1の開口130に通じている。
図3は、一実施形態における上側バッフルプレート120及び下側バッフルプレート152を周方向Rに沿って切断したときの第1の開口130と第2の開口170の幅の例を示す縦断面図である。一実施形態において、第1の開口130は、第1の開口130の周方向(第1の開口130の短手方向)Rにおいて、第1の開口130の入口から出口まで一定となる第1の幅D1を有している。
一実施形態において、第2の開口170は、第2の開口170の上流側に位置する上側開口部分200と、第2の開口170の下流側に位置する下側開口部分201を有している。上側開口部分200は、第2の開口170の周方向R(第2の開口170の短手方向)において、上側開口部分200の入口から出口まで一定となる第2の幅D2を有している。第2の幅D2は、第1の幅D1よりも大きい。
下側開口部分201は、第2の開口170の周方向Rにおいて、下側開口部分201の入口から出口まで一定となる第3の幅D3を有している。第3の幅D3は、第1の幅D1及び第2の幅D2よりも小さい。
一実施形態において、第1の幅D1と第2の幅D2の比は、1:10乃至9:10である。
一実施形態において、第3の幅D3と第1の幅D1の比は、1:10乃至9:10である。
下側開口部分201の長さK2は、上側開口部分200の長さK1と同じであるか又はそれよりも小さい。一実施形態において、上側開口部分200の長さK1と下側開口部分201の長さK2の比は、1:1乃至10:1である。
図4は、一実施形態における上側バッフルプレート120及び下側バッフルプレート152を径方向Aに沿って切断したときの第1の開口130と第2の開口170の長さの例を示す縦断面図である。一実施形態において、第1の開口130は、第1の開口130の径方向(第1の開口130の長手方向)Aにおいて、第1の開口130の入口から出口まで一定となる第1の長さL1を有している。
一実施形態において、第2の開口170の上側開口部分200は、第2の開口170の径方向(第2の開口170の長手方向)Aにおいて、第2の開口170の入口から出口まで一定となる第2の長さL2を有している。一実施形態において、第2の長さL2は、第1の長さL1よりも大きい。一実施形態において、第2の開口170の下側開口部分201は、第2の開口170の径方向Aにおいて、第2の開口170の入口から出口まで一定となる第3の長さL3を有している。一実施形態において、第3の長さL3は、第1の長さL1及び第2の長さL2よりも小さい。
<プラズマ処理方法の一例>
本プラズマ処理方法は、プラズマを用いて基板W上の膜をエッチングするエッチング処理を含む。
先ず、基板Wが、搬送アームによりチャンバ10内に搬入され、リフターにより基板支持部11に載置され、図1に示すように基板支持部11上に吸着保持される。
次に、処理ガスが、ガス供給部20によりシャワーヘッド13に供給され、シャワーヘッド13からプラズマ処理空間10sに供給される。このとき供給される処理ガスは、基板Wのエッチング処理のために必要な活性種を生成するガスを含む。
1又は複数のRF信号がRF電源31から上部電極及び/又は下部電極に供給される。プラズマ処理空間10s内の雰囲気はガス排出口10eから排気され、プラズマ処理空間10sの内部は減圧されてもよい。これにより、プラズマ処理空間10sにプラズマが生成され、基板Wがエッチング処理される。
エッチング処理時におけるプラズマ処理空間10s内の雰囲気は、排気システム40により排気される。プラズマ処理空間10s内の雰囲気は、基板支持部11の外周にある第1の開口130に流入し、第2の開口170を通過し、排気通路160を通ってガス排出口10eから排出される。
本例示的実施形態によれば、プラズマ処理装置1が、チャンバ10内において基板支持部11を囲むように配置されるバッフル構造体を有する。バッフル構造体は、上側バッフルプレート120及び下側バッフルプレート152を有している。上側バッフルプレート120は、複数の第1の開口130を有している。複数の第1の開口130の各々は、第1の幅D1を有している。下側バッフルプレート152は、導電性を有し、接地電位に接続されている。また、下側バッフルプレート152は、複数の第1の開口130とそれぞれ連通する複数の第2の開口170を有している。複数の第2の開口170の各々は、上側開口部分200及び下側開口部分201を有している。上側開口部分200は、第1の幅D1よりも大きい第2の幅D2を有している。下側開口部分201は、第1の幅D1よりも小さい第3の幅D3を有している。従来のプラズマ処理装置は、プラズマ処理の間にプラズマによりバッフルプレートのような排気部が削れたり、排気部にデポが生じたりして、これらによってプラズマ処理装置の排気機能が変動する。プラズマ処理装置の排気機能が変動すると、基板のプラズマ処理にも影響する。本例示的実施形態によれば、図3に示すように、第2の開口170が、第1の幅D1よりも大きい第2の幅D2を有する上側開口部分200と、第1の幅D1よりも小さい第3の幅D3を有する下側開口部分201を有することで、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気性を確保しつつ、プラズマ処理空間10sの排気を律速することができる。これにより、プラズマ処理装置1における排気機能の経時的な変動を抑えることができる。加えて、導電性を有する下側バッフルプレート152が接地電位に接続されているので、基板支持部11に供給されたRF電力が下側バッフルプレート152を介してグランドに流れるRFリターン回路を形成することができる。
本例示的実施形態において、第1の開口130は、第1の開口130の入口から出口まで第1の幅D1を有しているので、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気性を適切に確保することができる。
本例示的実施形態において、第2の開口170の上側開口部分200は、上側開口部分200の入口から出口まで第2の幅D2を有する。これにより、上側開口部分200に十分な空間が確保され、下側開口部分201において第2の幅D2よりも狭い流路となるため、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気を律速することができる。
本例示的実施形態において、上側バッフルプレート120は、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む。これにより、上側バッフルプレート120のプラズマ耐性が向上し、チャンバ10内におけるパーティクルの発生を低減することができる。
本例示的実施形態において、下側バッフルプレート152は導電性材料を含む。これにより、より確実にRFリターン回路を確保することができる。
本例示的実施形態において、下側バッフルプレート152は導電性材料とこの導電性材料の表面を覆う耐プラズマコーティングを含む。これにより、下側バッフルプレート152のプラズマ耐性が向上し、長期間にわたり、ププラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気性を確保しつつ、プラズマ処理空間10sの排気を律速することができる。
本例示的実施形態において、下側バッフルプレート152の導電性材料はアルミニウム(Al)で形成されるので、RFリターン回路を好適に確保することができる。
<プラズマ処理装置1の例示的実施形態2>
一実施形態において、プラズマ処理装置1は、例示的実施形態1のライナ構造体に代えて、ライナ構造体240を備える。ライナ構造体240は、プラズマ処理空間10s内のガスを側方から排気するように構成されている。図5は、バッフル構造体とライナ構造体240とを含むプラズマ閉じ込め構造体100を有するプラズマ処理装置1の構成例を示す図である。
一実施形態において、ライナ構造体240は、チャンバ10内において基板支持部11の上方のプラズマ処理空間10sを囲むように配置されている。ライナ構造体240は、内側円筒状ライナ250と外側円筒状ライナ270とを含む。一実施形態において、内側円筒状ライナ250は、円筒形状を有している。内側円筒状ライナ250は、基板支持部11や上側バッフルプレート120と同心円状に配置されている。内側円筒状ライナ250は、上側バッフルプレート120の外側端部上に配置されている。内側円筒状ライナ250は、プラズマ処理空間10sの水平方向の側方に位置し、プラズマ処理空間10sに露出している。一実施形態において、内側円筒状ライナ250は、上側バッフルプレート120と同様に、絶縁材料を含み、絶縁性を有している。一実施形態において、内側円筒状ライナ250は、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む。なお、内側円筒状ライナ250は、導電性材料を含み、導電性を有するものであってよい。図5の例では、内側円筒状ライナ250は、上側バッフルプレート120とは別部材である。この場合、内側円筒状ライナ250は、上側バッフルプレート120と接触していてもよく、離れていてもよい。なお、内側円筒状ライナ250は、上側バッフルプレート120と一体化されてもよい。また、図5の例では、外側円筒状ライナ270は、下側バッフルプレート152と一体化されているが、下側バッフルプレート152とは別部材であってもよい。この場合、外側円筒状ライナ270は、下側バッフルプレート152と接触していてもよく、離れていてもよい。
内側円筒状ライナ250は、複数の第3の開口260を有している。一実施形態において、各第3の開口260は、上下方向Zに延設する細長の長孔であり、内側円筒状ライナ250の内面から外面まで径方向Aに貫通している。第3の開口260は、基板支持部11の外周の周方向Rに全周にわたり等間隔に設けられている。第3の開口260は、周方向に1°乃至5°間隔で設けられていてよい。
一実施形態において、外側円筒状ライナ270は、円筒形状を有している。外側円筒状ライナ270は、基板支持部11や下側バッフルプレート152と同心円状に配置されている。外側円筒状ライナ270は、下側バッフルプレート152の外側端部上に配置されている。外側円筒状ライナ270は、内側円筒状ライナ250の外側に径方向Aに重ねて配置されている。外側円筒状ライナ270は、アルミニウム(Al)などの導電性材料を含み、導電性を有している。外側円筒状ライナ270は、表面に部分的あるいは全体的に耐プラズマコーティングを有している。
外側円筒状ライナ270は、複数の第4の開口280を有している。一実施形態において、各第4の開口280は、上下方向Zに延設する細長の長孔であり、外側円筒状ライナ270の内面から外面まで径方向Aに貫通している。第4の開口280は、第3の開口260と同じ数、同じ間隔になるように基板支持部11の外周の周方向Rに全周にわたり等間隔に設けられている。第4の開口280は、周方向に1°乃至5°間隔で設けられていてよい。各第4の開口280は、それぞれ対応する第3の開口260に通じている。第4の開口280の外側空間は、排気通路160に通じている。
図6は、一実施形態における内側円筒状ライナ250及び外側円筒状ライナ270を周方向Rに沿って切断したときの第3の開口260と第4の開口280の幅の例を示す横断面図である。一実施形態において、第3の開口260は、第3の開口260の周方向(第3の開口260の短手方向)Rにおいて、第3の開口260の入口から出口まで一定となる第4の幅D4を有している。
一実施形態において、第4の開口280は、第4の開口280の上流側に位置する内側開口部分290と、第4の開口280の下流側に位置する外側開口部分291を有している。内側開口部分290は、第4の開口280の周方向(第4の開口280の短手方向)Rにおいて、内側開口部分290の入口から出口まで一定となる第5の幅D5を有している。第5の幅D5は、第4の幅D4よりも大きい。
外側開口部分291は、第4の開口280の周方向Rにおいて、外側開口部分291の入口から出口まで一定となる第6の幅D6を有している。第6の幅D6は、第4の幅D4及び第5の幅D5よりも小さい。
第4の幅D4と第5の幅D5の比は、1:10乃至9:10である。
第6の幅D6と第4の幅D4の比は、1:10乃至9:10である。
外側開口部分291の長さK4は、内側開口部分290の長さK3と同じであるか又はそれよりも小さい。一実施形態において、内側開口部分290の長さK3と外側開口部分291の長さK4の比は、1:1乃至10:1である。
図7は、一実施形態における内側円筒状ライナ250及び外側円筒状ライナ270を上下方向Zに沿って切断したときの第3の開口260と第4の開口280の長さの例を示す縦断面図である。第3の開口260は、第3の開口260の上下方向Zにおいて、第3の開口260の入口から出口まで一定となる第4の長さL4を有している。
第4の開口280の内側開口部分290は、第4の開口280の上下方向Zにおいて、第4の開口280の入口から出口まで一定となる第5の長さL5を有している。一実施形態において、第5の長さL5は、第4の長さL4よりも大きい。第4の開口280の外側開口部分291は、第4の開口280の上下方向Zにおいて、第4の開口280の入口から出口まで一定となる第6の長さL6を有している。一実施形態において、第6の長さL6は、第4の長さL4及び第5の長さL5よりも小さい。
第1の開口130の第1の幅D1と第3の開口260の第4の幅D4は、同じ寸法であってよいし、異なる寸法であってもよい。また第2の開口170の第2の幅D2と第4の開口280の第5の幅D5、第2の開口170の第3の幅D3と第4の開口280の第6の幅D6は、同じ寸法であってもよいし、異なる寸法であってもよい。その他の構成は、上記例示的実施形態1と同様であってよい。
エッチング処理時には、プラズマ処理空間10s内の雰囲気は、第1の開口130に流入し、第2の開口170を通過し、排気通路160を通ってガス排出口10eから排出される。また、プラズマ処理空間10s内の雰囲気は、第3の開口260に流入し、第4の開口280を通過し、排気通路160を通ってガス排出口10eから排出される。
本例示的実施形態によれば、プラズマ処理空間10sの下側にある第2の開口170が、第1の幅D1よりも大きい第2の幅D2を有する上側開口部分200と、第1の幅D1よりも小さい第3の幅D3を有する下側開口部分201を有する。また、プラズマ処理空間10sの側方にある第4の開口280が、第4の幅D4よりも大きい第5の幅D5を有する内側開口部分290と、第4の幅D4よりも小さい第6の幅D6を有する外側開口部分291を有する。これにより、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気性を確保しつつ、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気を律速することができる。よって、プラズマ処理装置1における排気機能の経時的な変動を抑えることができる。
<プラズマ処理装置1の例示的実施形態3>
一実施形態において、プラズマ処理装置1は、例示的実施形態2のバッフル構造体に代えて、無孔のバッフル構造体を備えてもよい。従って、プラズマ処理装置1は、第3の開口260及び第4の開口280を有するライナ構造体240と、無孔のバッフル構造体とを備える。これにより、プラズマ処理空間10s内の雰囲気は側方のみから排気される。図8は、本例示的実施形態におけるプラズマ処理装置1の構成例を示す図である。本例示的実施形態では、内側円筒状ライナ250には第3の開口260があり、外側円筒状ライナ270には第4の開口280がある。一方、上側バッフルプレート120には第1の開口130がなく、下側バッフルプレート152には第2の開口170がない。その他の構成は、上記例示的実施形態2と同様である。
<プラズマ処理装置1の例示的実施形態4>
図9は、下側バッフルプレート152における第2の開口170の他の構成例を示す。一実施形態において、第2の開口170の周方向Rにおいて、第2の開口170の上側開口部分200は、上側開口部分200の入口に第2の幅D2を有し、上側開口部分200の出口に第3の幅D3を有してよい。これにより、第2の開口170は、上側開口部分200の入口から出口にかけて幅が狭くなる形状を有してよい。なお、第2の幅D2は、第1の幅D1よりも大きく、第3の幅D3は、第1の幅D1よりも小さい。かかる場合も、第2の開口170において、プラズマ処理空間10s内の雰囲気の排気を律速することができる。
図10は、外側円筒状ライナ270における第4の開口280の他の構成例を示す。一実施形態において、第4の開口280の周方向Rにおいて、第4の開口280の内側開口部分290は、内側開口部分290の入口に第5の幅D5を有し、内側開口部分290の出口に第6の幅D6を有してよい。これにより、第4の開口280は、内側開口部分290の入口から出口にかけて幅が狭くなる形状を有してよい。なお、第5の幅D5は、第4の幅D4よりも大きく、第6の幅D6は、第4の幅D4よりも小さい。かかる場合も、第4の開口280において、プラズマ処理空間10sの雰囲気の排気を律速することができる。
本プラズマ処理装置は、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく種々の変形をなし得る。例えば、当業者の通常の創作能力の範囲内で、ある実施形態における一部の構成要素を、他の実施形態に追加することができる。また、ある実施形態における一部の構成要素を、他の実施形態の対応する構成要素と置換することができる。
本プラズマ処理装置は、容量結合型のプラズマ処理装置以外にも、誘導結合型プラズマやマイクロ波プラズマ等、任意のプラズマ源を用いたプラズマ処理装置であってもよい。
1……プラズマ処理装置、10……チャンバ、10s……プラズマ処理空間、11……基板支持部、100……プラズマ閉じ込め構造体、120……上側バッフルプレート、130……第1の開口、152……下側バッフルプレート、170……第2の開口、200……上側開口部分、201……下側開口部分、240……ライナ構造体、250……内側円筒状ライナ、260……第3の開口、270……外側円筒状ライナ、280……第4の開口、290……内側開口部分、291……外側開口部分、D1……第1の幅、D2……第2の幅、D3……第3の幅、D4……第4の幅、D5……第5の幅、D6……第6の幅、W…基板

Claims (16)

  1. プラズマ処理チャンバと、
    前記プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、
    前記プラズマ処理チャンバ内において前記基板支持部を囲むように配置されるバッフル構造体であり、前記バッフル構造体は、上側バッフルプレート及び下側バッフルプレートを含み、前記上側バッフルプレートは、複数の第1の開口を有し、前記複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、前記下側バッフルプレートは、導電性を有し、接地電位に結合され、前記下側バッフルプレートは、複数の第2の開口を有し、前記複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有し、前記上側開口部分は、前記第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、前記下側開口部分は、前記第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、バッフル構造体と、
    前記プラズマ処理チャンバ内において前記基板支持部の上方のプラズマ処理空間を囲むように配置されるライナ構造体であり、前記ライナ構造体は、内側円筒状ライナ及び外側円筒状ライナを含み、前記内側円筒状ライナは、複数の第3の開口を有し、前記複数の第3の開口の各々は、第4の幅を有し、前記外側円筒状ライナは、導電性を有し、接地電位に結合され、前記外側円筒状ライナは、複数の第4の開口を有し、前記複数の第4の開口の各々は、内側開口部分及び外側開口部分を有し、前記内側開口部分は、前記第4の幅よりも大きい第5の幅を有し、前記外側開口部分は、前記第4の幅よりも小さい第6の幅を有する、ライナ構造体と、
    を備える、プラズマ処理装置。
  2. 前記第1の開口は、前記第1の開口の入口から出口まで前記第1の幅を有する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記第3の開口は、前記第3の開口の入口から出口まで前記第4の幅を有する、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第2の開口の前記上側開口部分は、前記上側開口部分の入口から出口まで前記第2の幅を有する、請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記第2の開口の前記上側開口部分は、前記上側開口部分の入口に前記第2の幅を有し、前記上側開口部分の出口に前記第3の幅を有し、前記上側開口部分の前記入口から前記出口にかけて幅が狭くなる形状を有する、
    請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第4の開口の前記内側開口部分は、前記内側開口部分の入口から出口まで前記第5の幅を有する、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記第4の開口の前記内側開口部分は、前記内側開口部分の入口に前記第5の幅を有し、前記内側開口部分の出口に前記第6の幅を有し、前記内側開口部分の前記入口から前記出口にかけて幅が狭くなる形状を有する、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記内側円筒状ライナ及び前記上側バッフルプレートは、導電性材料又は絶縁材料を含む、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記内側円筒状ライナ及び前記上側バッフルプレートは、石英、Si又はSiCで形成された材料を含む、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記外側円筒状ライナ及び前記下側バッフルプレートは、導電性材料を含む、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記外側円筒状ライナ及び前記下側バッフルプレートは、導電性材料と前記導電性材料上の耐プラズマコーティングとを含む、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記外側円筒状ライナ及び前記下側バッフルプレートの前記導電性材料は、アルミニウムで形成される、請求項11に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記第1の幅と前記第2の幅の比は、1:10乃至9:10であり、
    前記第3の幅と前記第1の幅の比は、1:10乃至9:10である、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記第4の幅と前記第5の幅の比は、1:10乃至9:10であり、
    前記第6の幅と前記第4の幅の比は、1:10乃至9:10である、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  15. プラズマ処理チャンバと、
    前記プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、
    前記プラズマ処理チャンバ内において前記基板支持部の上方のプラズマ処理空間を囲むように配置されるライナ構造体であり、前記ライナ構造体は、内側ライナ及び外側ライナを含み、前記内側ライナは、複数の第1の開口を有し、前記複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、前記外側ライナは、導電性を有し、接地電位に結合され、前記外側ライナは、複数の第2の開口を有し、前記複数の第2の開口の各々は、内側開口部分及び外側開口部分を有し、前記内側開口部分は、前記第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、前記外側開口部分は、前記第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、ライナ構造体と、
    を備える、プラズマ処理装置。
  16. プラズマ処理チャンバと、
    前記プラズマ処理チャンバ内に配置される基板支持部と、
    前記プラズマ処理チャンバ内において前記基板支持部を囲むように配置されるバッフル構造体であり、前記バッフル構造体は、上側バッフル及び下側バッフルを含み、前記上側バッフルは、複数の第1の開口を有し、前記複数の第1の開口の各々は、第1の幅を有し、前記下側バッフルは、導電性を有し、接地電位に結合され、前記下側バッフルは、複数の第2の開口を有し、前記複数の第2の開口の各々は、上側開口部分及び下側開口部分を有し、前記上側開口部分は、前記第1の幅よりも大きい第2の幅を有し、前記下側開口部分は、前記第1の幅よりも小さい第3の幅を有する、バッフル構造体と、
    を備える、プラズマ処理装置。
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