JP2023152161A - 粘着シート及びこれを用いた調光装置 - Google Patents

粘着シート及びこれを用いた調光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023152161A
JP2023152161A JP2022062134A JP2022062134A JP2023152161A JP 2023152161 A JP2023152161 A JP 2023152161A JP 2022062134 A JP2022062134 A JP 2022062134A JP 2022062134 A JP2022062134 A JP 2022062134A JP 2023152161 A JP2023152161 A JP 2023152161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive sheet
ultraviolet absorber
meth
weight
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022062134A
Other languages
English (en)
Inventor
修亮 塚本
Nobuaki Tsukamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Corp filed Critical Daicel Corp
Priority to JP2022062134A priority Critical patent/JP2023152161A/ja
Priority to PCT/JP2023/011754 priority patent/WO2023190124A1/ja
Publication of JP2023152161A publication Critical patent/JP2023152161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】十分な紫外線吸収性能を有するとともに、外観性状が低下するのを抑制することができる、粘着シート、及びこれを用いた調光装置を提供する。【解決手段】光学機能部材用の粘着シートであって、主成分として、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、架橋剤と、紫外線吸収剤と、を備え、前記紫外線吸収剤として、特定構造のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤A及びBの少なくとも一方を含有し、前記紫外線吸収剤Aが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し9重量部以下であり、前記紫外線吸収剤Bが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し3重量部以下である粘着シート。【選択図】図1

Description

本発明は、光学機能部材用の粘着シート、及び調光装置に関する。
近年、スマートフォンなどに用いられるタッチパネルディスプレイを構成するカバーフィルム、電極フィルム等を貼り合わせたり、調光装置で用いる調光シートをガラス板に貼るための種々の粘着シートが開発されている。例えば、特許文献1には、調光シートを貼付けるための紫外線吸収性能を有する粘着シートが開示されている。
特開2016-180985号公報
ところで、上記のような粘着シートは、紫外線吸収剤の影響で白濁が生じるなど、外観性状が低下するおそれがある。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、十分な紫外線吸収性能を有するとともに、外観性状が低下するのを抑制することができる、粘着シート、及びこれを用いた調光装置を提供することを目的とする。
項1.光学機能部材用の粘着シートであって、
主成分として、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、
架橋剤と、
紫外線吸収剤と、
を備え、
前記紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤A及び紫外線吸収剤Bの少なくとも一方を含有し、
前記紫外線吸収剤Aが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し9重量部以下であり、
前記紫外線吸収剤Bが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し3重量部以下であり、
前記紫外線吸収剤Aは、式(1)により表される化合物を含有し、前記紫外線吸収剤Bは、式(2)により表される化合物を含有する、粘着シート。
(式中、R1,R4,R5は炭素数1~6の低級アルキル基、R2は炭素数1~6の低級アルキレン基、R3は炭素数5~15のアルキル基を示す)
項2.前記紫外線吸収剤として、前記紫外線吸収剤A、及び前記紫外線吸収剤B、の両方が含有されている、項1に記載の粘着シート。
項3.前記紫外線吸収剤Aの含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し6重量部以下であり、
前記紫外線吸収剤Bの含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し2重量部以下である、項2に記載の粘着シート。
項4.波長400nmの光に対する分光透過率が、25%以下である、項1から3のいずれかに記載の粘着シート。
項5.厚みが、50~200μmである、項1から4のいずれかに記載の粘着シート。
項6.ガラス板と、
調光シートと、
前記調光シートを前記ガラス板に固定するための、項1から5のいずれかに記載の粘着シートと、
を備えている、調光装置。
本発明に係る粘着シートによれば、十分な紫外線吸収性能を有するとともに、外観性状が低下するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る粘着シート積層体の断面図である。
以下、本発明に係る粘着シートの一実施形態について説明する。この粘着シートは、調光シート、カバーシート、電極フィルムなどの光学機能部材を取り付けるための粘着シートである。例えば、この粘着シートにより調光シートをガラス板に固定することができる。あるいは、静電容量式のタッチパネルディスプレイに用いることができ、タッチパネルを構成する透明の電極フィルムの一方の面に、この粘着シートを貼り付け、粘着シートを介して、電極フィルムを液晶等のディスプレイ上に貼り付けることができる。但し、上記の用途は一例であり、種々の用途の光学機能部材に用いることができる。
この粘着シートは、主成分としての(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、架橋剤と、紫外線吸収剤と、を含有している。以下、これらについて詳細に説明する。
<1.(メタ)アクリル酸エステル共重合体>
(メタ)アクリル酸エステル重合体は、粘着シートを形成する粘着剤組成物の主剤を構成する。粘着シート中のアクリル酸エステル共重合体の割合は、特に制限されないが、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、さらに好ましくは99質量%以上である。
粘着シートを被着体と密着した状態で高温環境に晒された場合にも、被着体からのアウトガスに起因する気泡の発生や被着体からの剥がれを抑制する観点から、アクリル酸エステル共重合体は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、反応性官能基を有するモノマーとの共重合体であることが好ましい。なお、粘着剤組成物中のアクリル酸エステル共重合体は、1種でもよいし、複数種類でもよい。また、アクリル酸エステル共重合体と他のポリマーとを組み合わせて用いてもよい。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、好ましくは、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸n-ペンチル、(メタ)アクリル酸n-ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸n-デシル、(メタ)アクリル酸n-ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が挙げられる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル酸」とは、「アクリル酸」又は「メタクリル酸」を意味する。
また、反応性官能基を有するモノマーとしては、水酸基含有モノマー、アミノ基含有モノマーなどが挙げられる。透明導電膜などの金属を腐食しにくく、さらに、粘着シートを被着体と密着した状態で高温環境に晒された場合にも、被着体からのアウトガスに起因する気泡の発生や被着体からの剥がれを抑制する観点から、水酸基含有モノマーが好ましい。水酸基含有モノマーとしては、好ましくは、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸3-ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸3-ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸4-ヒドロキシブチルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル等が挙げられる。水酸基含有モノマーは、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
アクリル酸エステル共重合体の水酸基価としては、特に制限されないが、粘着シートを被着体と密着した状態で高温環境に晒された場合にも、被着体からのアウトガスに起因する気泡の発生や被着体からの剥がれを抑制する観点から、下限については、好ましくは5mgKOH/g以上、より好ましくは10mgKOH/g以上が挙げられ、上限については、好ましくは100mgKOH/g以下、より好ましくは90mgKOH/g以下が挙げられる。
また、アクリル酸エステル共重合体の重量平均分子量としては、特に制限されないが、粘着シートを被着体と密着した状態で高温環境に晒された場合にも、被着体からのアウトガスに起因する気泡の発生や被着体からの剥がれを抑制する観点から、下限については、好ましくは30万以上、より好ましくは50万以上、さらに好ましくは70万以上、特に好ましくは75万以上が挙げられ、上限については、好ましくは120万以下、より好ましくは100万以下、さらに好ましくは90万以下、特に好ましくは85万以下が挙げられ、特に75万~90万、75万~85万が好ましい。なお、アクリル酸エステル共重合体(a)の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定したポリスチレン換算の値である。アクリル酸エステル共重合体としては、市販のものを用いてもよく、公知の方法により合成したものを用いてもよい。
<2.架橋剤>
架橋剤は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体を架橋させる機能を発揮すれば特に制限されず、例えば、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合物、金属キレート化合物、ブチル化メラミン化合物などの公知の架橋剤のなかから、(メタ)アクリル酸エステル共重合体が有する架橋性官能基との反応性を考慮して適宜選択できる。例えば、(メタ)アクリル酸エステル共重合体が、架橋性官能基として水酸基を有する場合であれば、水酸基との架橋反応性が良好であることから、イソシアネート化合物、金属キレート化合物を用いることが好ましい。架橋剤は、1種類のみを用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。例えば、イソシアネート化合物と金属キレート化合物を混合することができる。
架橋剤としては、(メタ)アクリル酸エステル共重合体を好適に架橋できることから、イソシアネート化合物、金属キレート化合物が好ましい。イソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
金属キレート化合物としては、例えば、アルミニウム、鉄、亜鉛、スズ、チタン、アンチモン、マグネシウム、バナジウム等の多価金属が、アセチルアセトンまたはアセト酢酸エチルに配位した化合物等が挙げられ、これらは単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
架橋剤の含有量は、特に制限されないが、剥がれを抑制する観点から、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し、下限については、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.01重量部以上が挙げられ、上限については、好ましくは5.0重量部以下、より好ましくは3.0重量部以下が挙げられる。
架橋剤として、イソシアネート化合物を用いる場合、含有量が多すぎると、粘着シートが硬くなり粘着力が低下するおそれがあることから、1.0重量部以下であることが好ましい。また、金属キレート化合物を用いる場合、含有量が多すぎると、b*値が高くなるおそれがあることから、0.5重量部以下であることが好ましく、0.3重量部以下であることがさらに好ましく、0.1重量部以下であることが特に好ましい。
<3.紫外線吸収剤>
本実施形態に係る粘着シートは、紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤A及び紫外線吸収剤Bの少なくとも一方を含有している。
紫外線吸収剤Aは、ハロゲン基を含有し、20℃で液状である。このような紫外線吸収剤Aとしては、例えば、下記の式(1)で表される化合物を含有することができる(式(1)中、R1は炭素数1~6の低級アルキル基、R2は炭素数1~6の低級アルキレン基、R3は炭素数5~15のアルキル基を示す)。具体的には、紫外線吸収剤Aとして、例えば、塩素原子を官能基として有する液状のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を用いることができる。
紫外線吸収剤Bは、ハロゲン基を含有し、常温(20℃)で粉体状である。このような紫外線吸収剤Aとしては、例えば、下記の式(2)で表される化合物が含有されている(式(2)中、R4,R5は炭素数1~6の低級アルキル基を示す)。具体的には、紫外線吸収剤Bとして、例えば、塩素原子を官能基として有する粉体状のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を用いることができる。
紫外線吸収効果は、紫外線吸収剤Bの方が高いが、紫外線吸収剤Bの含有量が多いと、粘着シートの表面に析出するおそれがある。一方、紫外線吸収剤Aを含有しすぎると、粘着シートのヘイズ率が高くなるおそれがある。また、いずれの紫外線吸収剤も含有量が少ないと紫外線吸収効果が低下する。
これらの観点から、紫外線吸収剤Aの含有量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し9重量部以下であり、7重量部以下であることが好ましく、5重量部以下であることがさらに好ましい。一方、下限値は、1重量部以上であることが好ましく、3重量部以上であることがさらに好ましい。
一方、紫外線吸収剤Bの含有量は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し3重量部以下であり、2重量部以下であることが好ましく、1.5重量部以下であることがさらに好ましい。一方、下限値は、0.5重量部以上であることが好ましく、1重量部以上であることがさらに好ましい。
したがって、紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤A,Bのいずれか一方のみを用いることもできるが、両方をバランスよく含有させることが好ましい。
<4.添加剤>
粘着性組成物中には、必要に応じて、アクリル系粘着剤に通常使用されている各種添加剤、例えば、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、粘着付与剤、酸化防止剤、光安定剤、軟化剤、充填剤、屈折率調整剤などを添加することができる。なお、後述の重合溶媒や希釈溶媒は、粘着性組成物を構成する添加剤に含まれないものとする。
<5.粘着シートの厚み>
粘着シートの厚みは、10~300μmであることが好ましく、12~280μmであることがさらに好ましく、15~250μmであることが特に好ましい。これは、厚みが小さいと、調光シート等の被取付部材が剥がれやすい可能性があることによる。一方、厚みが大きくなると、生産性や粘着シートの切断性が低下するおそれがある。また、全光線透過率、b*値が高くなるおそれもある。
<6.粘着シートの光学特性>
本実施形態に係る粘着シートの光学特性は以下であることが好ましい。なお、以下の光学特性のうち、全光線透過率、ヘイズ率、及び色度は、厚みが0.7mmの素ガラス板、粘着シート、及び厚みが50μmのPETシート(東洋紡績社製A4300 50)をこの順で積層した積層体に対して測定した。また、紫外線の照射前後の色差ΔEは、厚みが0.7mmの素ガラス板、粘着シート、及び調光シートをこの順で積層した積層体に対して測定した。
JIS K7136-1に基づく全光線透過率は、80%以上が好ましく、85%以上がさらに好ましく、90%以上が特に好ましい。
JIS K 7136に基づくヘイズ率は、5%以下が好ましく、2%以下がさらに好ましく、1%以下が特に好ましい。
L*,a*,b*表色系(CIE規格)において、色度b*が、5以下が好ましく、4以下がさらに好ましく、3以上が特に好ましい。
紫外線吸収性能について、400nmの波長の光に対する分光透過率は25%以下であることが好ましく、20%以下であることがさらに好ましく、15%以下であることが特に好ましい。また、420nmの波長の光に対する分光透過率は70%以上であることが好ましい。
また、紫外線の照射前後の色差ΔEが1.0以下であることが好ましく、0.5以下であることがさらに好ましい。色差ΔEは、次のように算出することができる。すなわち、紫外線の照射前後の色度L*,色度a*,色度b*の差を、それぞれΔL*、Δa*、Δb*として算出し、以下の式を用いて色差ΔEを算出することができる。
上記ΔL*、Δa*、Δb*を算出する際の紫外線の積算光量は、例えば10000mJ/cm2、あるいは80000mJ/cm2とすることができる。ΔEが1.0を超えると、色の変化を目視で視認できる可能性があるため、好ましくない。
<7.粘着シートの粘着性能>
本実施形態に係る粘着シートの粘着性能としては、10N/25mm以上であることが好ましく、15N/25mm以上であることがさらに好ましい。測定方法は、後述する。
<8.粘着シートの製造方法>
本実施形態に係る粘着シートの製造方法は、特には限定されないが、例えば、次のように行うことができる。
まず、(メタ)アクリル酸エステル重合体、架橋剤、紫外線吸収剤、希釈溶剤または硬化遅延剤、及び必要に応じて、上述した添加剤を準備する。
(メタ)アクリル酸エステル重合体は、重合体を構成するモノマーの混合物を通常のラジカル重合法で重合することにより製造することができる。(メタ)アクリル酸エステル重合体の重合は、必要に応じて重合開始剤を使用し、溶液重合法により行うことが好ましい。重合溶媒としては、例えば、酢酸エチル、酢酸n-ブチル、酢酸イソブチル、トルエン、アセトン、ヘキサン、メチルエチルケトン等が挙げられ、2種類以上を併用してもよい。
重合開始剤としては、アゾ系化合物、有機過酸化物等を挙げることができ、2種類以上を併用してもよい。アゾ系化合物としては、例えば、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル、2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、1,1'-アゾビス(シクロヘキサン1-カルボニトリル)、2,2'-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)、2,2'-アゾビス(2,4-ジメチル-4-メトキシバレロニトリル)、ジメチル2,2'-アゾビス(2-メチルプロピオネート)、4,4'-アゾビス(4-シアノバレリック酸)、2,2'-アゾビス(2-ヒドロキシメチルプロピオニトリル)、2,2'-アゾビス[2-(2-イミダゾリン-2-イル)プロパン]等が挙げられる。
有機過酸化物としては、例えば、過酸化ベンゾイル、t-ブチルパーベンゾエイト、クメンヒドロパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ-n-プロピルパーオキシジカーボネート、ジ(2-エトキシエチル)パーオキシジカーボネート、t-ブチルパーオキシネオデカノエート、t-ブチルパーオキシビバレート、(3,5,5-トリメチルヘキサノイル)パーオキシド、ジプロピオニルパーオキシド、ジアセチルパーオキシド等が挙げられる。
なお、上記重合工程において、2-メルカプトエタノール等の連鎖移動剤を配合することにより、得られる重合体の重量平均分子量を調節することができる。
(メタ)アクリル酸エステル重合体が得られたら、(メタ)アクリル酸エステル重合体の溶液に、架橋剤、紫外線吸収剤、及び希釈溶剤(または硬化遅延剤)を添加し、必要に応じて、上述した添加剤を混合することにより、溶剤で希釈された粘着性組成物(塗工液)を得る。
なお、上記各成分のいずれかにおいて、固体状のものを用いる場合、あるいは、希釈されていない状態で他の成分と混合した際に析出を生じる場合には、その成分を単独で予め希釈溶媒に溶解もしくは希釈してから、その他の成分と混合してもよい。
上記希釈溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、1-メトキシ-2-プロパノール等のアルコール、アセチルアセトン、メチルエチルケトン、2-ペンタノン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル、エチルセロソルブ等のセロソルブ系溶剤などが用いられる。
このようにして調製された塗工液の濃度・粘度としては、コーティング可能な範囲であればよく、状況に応じて適宜選定することができる。例えば、粘着性組成物の濃度が10~60質量%となるように希釈することができる。なお、塗工液を得るに際して、希釈溶剤等の添加は必要条件ではなく、粘着性組成物がコーティング可能な粘度等であれば、希釈溶剤を添加しなくてもよい。この場合、塗工液は、(メタ)アクリル酸エステル重合体の重合溶媒をそのまま希釈溶剤とする塗布溶液となる。
続いて、上記のように調製された塗工液を、例えば剥離用基材シートなどの上に塗布し、塗工液を架橋させることによって、粘着層(粘着シート)を形成して製造することができる。架橋手段としては、加熱、乾燥が挙げられる。粘着剤組成物を加熱することにより、架橋剤が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体同士を架橋し、粘着層を硬化、半硬化の状態とすることができる。なお、塗工液の塗布方法としては、ナイフコータ、マイクロバーコータ、エアナイフコータ、リバースロールコータ、リバースグラビアコータ、バリオグラビアコータ、ダイコータ、カーテンコータ等の公知の塗布方法から適宜選択することができる。
架橋における加熱処理の加熱温度は、50~150℃であることが好ましく、80~120℃であることがさらに好ましい。また、加熱時間は、例えば、10秒~10分であることが好ましく、50秒~2分であることがさらに好ましい。なお、加熱温度が低いと、紫外線吸収剤が析出したり、粘着力が低下するおそれがあるため、加熱温度は、高いことが好ましい。
加熱処理後、必要に応じて、常温(例えば、23℃、50%RH)で1~2週間程度の養生期間を設けることもできる。この養生期間が必要な場合は、養生期間経過後、粘着シートが形成される。一方、養生期間が不要な場合には、加熱処理終了後、粘着シートが形成される。
上記の加熱処理(及び養生)により、架橋剤を介して(メタ)アクリル酸エステル重合体が十分に架橋されて架橋構造が形成され、粘着シートが得られる。
<9.粘着シート積層体>
次に、本実施形態に係る粘着シート積層体について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る粘着シート積層体は、第1剥離シート1と、この第1剥離シート1上に積層された粘着層2と、この粘着層2上に配置された第2剥離シート3と、を備えている。第1及び第2剥離シート1,3は、公知の剥離シートであり、少なくとも一方に剥離面を有している。
この粘着シート積層体は、例えば、次のように製造することができる。まず、第1剥離シート1を巻き取った繰り出しロールから第1剥離シート1を繰り出す。そして、第1剥離シート1の剥離面に、上述した粘着剤組成物の塗布液を塗布し、加熱処理を行って粘着剤組成物を熱架橋することで、粘着層2を形成する。この粘着層2が、本発明の粘着シートに相当する。その後、この粘着層2を覆うように、第2剥離シート3を貼り付ける。このとき、第2剥離シート3の剥離面が粘着層2に接するようにする。こうして、図1に示すような粘着シート積層体が形成される。
<10.特徴>
本発明に係る粘着シートは、紫外線吸収剤として、上述したハロゲン基含有の紫外線吸収剤A及び紫外線吸収剤Bの少なくとも一方を含有しているため、高い紫外線吸収性能を得ることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されない。
<1.実施例及び比較例の作製>
後述する製造方法に基づき、実施例1~5及び比較例1~5に係る粘着シートを作製した。
実施例1~5及び比較例1~5に係る粘着シート用の各材料の組成は、表1及び表2に示す通りである。表中に示した各材料の詳細は、以下の通りであり、必要に応じて酢酸エチル等の溶剤に希釈して使用する。
・アクリル酸エステル重合体:重量平均分子量80~90万、水酸基価27mgKOH/g
・イソシアネート化合物:東洋インキ社製BXX4773
・金属キレート化合物:東洋インキ社製EXK18-223
・ハロゲン基含有の液状の紫外線吸収剤A:Everlight Chemical Industrial Corporation製EVERSORB 109(最大吸収波長:353nm)
・ハロゲン基含有の粉体状の紫外線吸収剤B:BASFジャパン社製Tinuvin326(最大吸収波長:353nm)
・ハロゲン基非含有の紫外線吸収剤C:BASFジャパン社製Tinuvin384-2
・ベンゾフェノン系紫外線吸収剤:BASFジャパン社製Tinuvin477
上記のように調製された実施例1~5及び比較例1~5用の塗工液は、A4サイズの第1剥離シート(藤森工業株式会社製、型番:50E0010-DG2)上に、アプリケーターを用いて塗工し、第1剥離シート上に粘着剤層を形成した。次に、この基材シートを、乾燥炉(アドバンテック社製 型番:DRD620DA)において105℃で7分間加熱・乾燥し、粘着剤層を硬化した。こうして、第1剥離シート上に実施例1~5及び比較例1~5に係る粘着シートを生成した。その後、第2剥離シート(藤森工業株式会社製、型番:50E0010-BD)を各粘着シート上に貼り合せ、図1に示すような粘着シート積層体シートを作製した。なお、実施例1,3~5、比較例1~5に係る粘着シートの厚みは硬化状態で100μmとし、実施例2に係る粘着シートの厚みは硬化状態で120μmとした。
次に、実施例1~5及び比較例1~5に係る粘着シートについて、以下の測定を行った。結果は、表3及び表4に示すとおりである。
A.全光線透過率、ヘイズ率
各粘着シートについて、層構成が、ガラス(厚みが0.7mm)/粘着シート/50μmPETフィルム(東洋紡株式会社製)の積層体において全光線透過率及びヘイズを測定した。全光線透過率は、JIS K7136-1、ヘイズは、JIS K7136にしたがって測定した。
B.色度b*、分光透過率特性
色度b*および分光透過率特性は、分光光度計(株式会社 日立ハイテク製:U4100)により測定した。
C.粘着試験
各粘着シート積層体から第1剥離シートを剥離し、露出した粘着層を、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚さ:25μm)に貼合し、層構成が、第2剥離シート/粘着層/PETフィルムの積層体を得た。得られた積層体を25mm幅、120mm長に裁断し、これをサンプルとした。
次に、温度23℃、相対湿度50%RHの環境にて、上記サンプルから第2剥離シートを剥離し、露出した粘着層をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東洋紡社製 品番:A4300 厚さ:100μm)に2kgのローラで一往復して貼り付けたのち、温度23℃、相対湿度50%RHの条件下で30分放置した。次に、引張試験機を用い、PETフィルムと粘着層との界面を、剥離速度300mm/min、剥離角度180°の条件で剥離させ、粘着力(N/25mm)を測定することで、粘着シートの粘着力を評価した。なお、その他の条件は、JIS Z0237:2009に準拠して、測定を行った。
D.外観
製造後の粘着シートの外観を目視し、白濁、材料の析出等を確認した。
E.色差
紫外線の照射前後の色差ΔEは、厚みが0.7mmの素ガラス板、粘着シート、及び調光シートをこの順で積層した積層体に対して測定した。調光シート(Greentask Co.Ltd製HCLC-12)は、液晶層を、厚みが188μmの一対のITOフィルム(グンゼ株式会社製GSA-A8A5)で挟んだものである。この積層体に対し、UV照射装置(アイグラフィックス株式会社製高圧水銀UVランプ)を用いて、1000mJ/cm2の積算光量で紫外線を10回及び80回照射した。これは、積算光量が10,000mJ/cm2及び80,000mJ/cm2の条件と等価である。そして、紫外線の照射の前後でCIE規格の色度L*,a*,及びb*を測定した。測定には、分光光度計(日立ハイテクノロジー社製U4100)を用い、透過色相測定モードにて行った。その後、上述したとおり、色差ΔEを算出した。
F.紫外線照射後の外観
上記の積算光量が80,000mJ/cm2となった後の粘着シートの外観を目視した。
表3及び表4により、以下の知見が得られた。実施例1~5に示すように、紫外線吸収剤として、ハロゲン基含有の紫外線吸収剤を用いることで、波長が400nmの光の透過率が25%以下となり、調光シートなどの光学機能シートが紫外線によって劣化するのを抑制できることが分かった。また、波長が420nmの光の透過率が80%以上となり、十分な可視光透過率を得ることができることが分かった。また、ヘイズ率が低いため、光学機能シートの視認性が低下するのを抑制することができることも分かった。これら実施例1~5では、ΔEが1.0未満になっているため、紫外線の照射前後の色の変化を視認できなかった。
実施例4では、実施例1~3,5と比べ、ヘイズ率がやや高く、外観がやや白濁しているが、本発明者の知見では、用途によっては実用的に問題ないと考えられる。ヘイズ率がやや高い原因として、実施例4では、紫外線吸収剤Aのみを用い、その含有率が実施例1~3と比べ、多いことが考えられる。一方、実施例5では、紫外線吸収剤Bのみを用いており、外観性状は悪くないものの、波長が400nmの光の透過率がやや高くなっており、紫外線吸収性能がやや低下している。したがって、外観の低下を抑え、紫外線吸収性能を向上するには、実施例1~3のように、紫外線吸収剤A、Bをバランスよく含有することが好ましいと考えられる。
比較例4では、紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤Aのみを用いているが、含有量が多いため、ヘイズ率、色度b*が高く、白濁ムラも生じており、外観性状が低下している。一方、比較例5では、紫外線吸収剤として、系紫外線吸収剤Bのみを用いているが、含有量が多いため、紫外線吸収性能は高いものの、粘着シートの表面に析出している。また、これに起因して、波長が420nmの光の透過率がやや低くなっている。したがって、紫外線吸収剤A,Bの含有量の上限は、それぞれ、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し9重量部以下、及び3重量部以下であることが好ましいことが分かった。
比較例3では、紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤Cを用いているが、ハロゲン基を含有していないため、ヘイズ率、色度b*が高く、白濁ムラも生じている。また、波長が400nmの光の透過率が高くなっており、紫外線吸収性能が低いことが分かった。
比較例1は、紫外線吸収剤を含有していないため、紫外線吸収性能がほとんどなかった。比較例2は、紫外線吸収剤として、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤を用いており、外観が白く、ヘイズ率が高いことが分かった。これに起因して、波長が420nmの光の透過率がやや低くなっている。
2 粘着層(粘着シート)


Claims (6)

  1. 光学機能部材用の粘着シートであって、
    主成分として、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、
    架橋剤と、
    紫外線吸収剤と、
    を備え、
    前記紫外線吸収剤として、紫外線吸収剤A及び紫外線吸収剤Bの少なくとも一方を含有し、
    前記紫外線吸収剤Aが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し9重量部以下であり、
    前記紫外線吸収剤Bが含有される場合の含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し3重量部以下であり、
    前記紫外線吸収剤Aは、式(1)により表される化合物を含有し、前記紫外線吸収剤Bは、式(2)により表される化合物を含有する、粘着シート。
    (式中、R1,R4,R5は炭素数1~6の低級アルキル基、R2は炭素数1~6の低級アルキレン基、R3は炭素数5~15のアルキル基を示す)
  2. 前記紫外線吸収剤として、前記紫外線吸収剤A、及び前記紫外線吸収剤B、の両方が含有されている、請求項1に記載の粘着シート。
  3. 前記紫外線吸収剤Aの含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し6重量部以下であり、
    前記紫外線吸収剤Bの含有量は、前記(メタ)アクリル酸エステル共重合体100重量部に対し2重量部以下である、請求項2に記載の粘着シート。
  4. 波長400nmの光に対する分光透過率が、25%以下である、請求項1また2に記載の粘着シート。
  5. 厚みが、15~300μmである、請求項1または2に記載の粘着シート。
  6. ガラス板と、
    調光シートと、
    前記調光シートを前記ガラス板に固定するための、請求項1または2に記載の粘着シートと、
    を備えている、調光装置。
JP2022062134A 2022-04-01 2022-04-01 粘着シート及びこれを用いた調光装置 Pending JP2023152161A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022062134A JP2023152161A (ja) 2022-04-01 2022-04-01 粘着シート及びこれを用いた調光装置
PCT/JP2023/011754 WO2023190124A1 (ja) 2022-04-01 2023-03-24 粘着シート及びこれを用いた調光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022062134A JP2023152161A (ja) 2022-04-01 2022-04-01 粘着シート及びこれを用いた調光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023152161A true JP2023152161A (ja) 2023-10-16

Family

ID=88201381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022062134A Pending JP2023152161A (ja) 2022-04-01 2022-04-01 粘着シート及びこれを用いた調光装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023152161A (ja)
WO (1) WO2023190124A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60028755T2 (de) * 1999-05-03 2007-06-14 Ciba Speciality Chemicals Holding Inc. Stabilisierte klebzusammensetzung mit hochlöslichen, rotverschobenen, photostabilen benzotriazolen uv-absorbente und daraus gewonnene laminerte gegenstände
JP2012014043A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Oji Paper Co Ltd 光学用粘着剤、光学用粘着シート及び光学フィルタ
WO2015111562A1 (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 大日本印刷株式会社 調光シートおよび調光板
JP6498991B2 (ja) * 2015-03-31 2019-04-10 リンテック株式会社 粘着シートおよび表示体
JP2017019903A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 日立化成株式会社 画像表示装置用粘着シート、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置
JP7252697B2 (ja) * 2017-03-22 2023-04-05 日東電工株式会社 表面保護フィルム
JP2020164765A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社巴川製紙所 耐光性着色粘着剤と、それを用いた耐光性着色粘着シート及びその製造方法
JPWO2022209476A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023190124A1 (ja) 2023-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7193592B2 (ja) 有機el表示装置用粘着剤組成物、有機el表示装置用粘着剤層、有機el表示装置用粘着剤層付き偏光フィルム、及び有機el表示装置
US10310333B2 (en) Double-sided pressure-sensitive-adhesive-layer-attached polarizing film, and image display device
JP6940927B2 (ja) 両面粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置
JP6670060B2 (ja) 光学部材用粘着剤層、粘着剤層付光学部材、及び画像表示装置
JP6125063B2 (ja) 粘着剤層付偏光フィルム、その製造方法並びに画像表示装置およびその連続製造方法
WO2017111034A1 (ja) 有機el表示装置用粘着剤組成物、有機el表示装置用粘着剤層、有機el表示装置用粘着剤層付き偏光フィルム、及び有機el表示装置
JP2023075141A (ja) 粘着剤層付き偏光フィルム、及び画像表示装置
WO2017216886A1 (ja) 両面粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置
WO2015084960A1 (en) Optically clear adhesives for durable plastic bonding
TWI746487B (zh) 附黏著劑層之偏光薄膜及影像顯示裝置
TWI677736B (zh) 液晶面板及圖像顯示裝置
JP2020139108A (ja) 有機el表示装置用粘着剤組成物、有機el表示装置用粘着剤層、有機el表示装置用粘着剤層付き偏光フィルム、及び有機el表示装置
JP7149975B2 (ja) 両面粘着剤層付偏光フィルムおよび画像表示装置
JP7138511B2 (ja) 粘着剤、粘着シートおよび表示体
JP6570314B2 (ja) 粘着シート
CN110268288B (zh) 带有光学功能层的光学构件
WO2016129632A1 (ja) 粘着剤層付偏光フィルム、その製造方法並びに画像表示装置およびその連続製造方法
WO2023190124A1 (ja) 粘着シート及びこれを用いた調光装置
TW201922990A (zh) 黏著片及顯示體
CN110268292B (zh) 带光学功能层的偏振膜及液晶显示装置
WO2020122148A1 (ja) 粘着剤層付き偏光フィルム
JP7426539B2 (ja) 構成体の製造方法
WO2019235064A1 (ja) 液晶表示装置
JP2020118769A (ja) 粘着剤層付き偏光フィルム
WO2018164049A1 (ja) 偏光フィルム用粘着剤組成物、偏光フィルム用粘着剤層、粘着剤層付偏光フィルム、液晶パネルおよび液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20221027