JP2023148411A - ケーブル用ドラム - Google Patents

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【課題】ケーブル用ドラムごとに個別にストッパ部材を準備する必要がなく、狭いスペースにおいてもケーブル用ドラムを容易に固定することができる。【解決手段】筒状の胴部2と、胴部2の両端に設けられた円盤部3と、を有するケーブル用ドラム1である。2つの円盤部3のうち少なくとも何れか一方の円盤部3は、ケーブル用ドラム1と該ケーブル用ドラム1が載置される載置面との間に差し込んでケーブル用ドラム1を固定可能なドラムストッパ4が嵌め込まれる切欠き部3dを備えており、ドラムストッパ4は、切欠き部3dに取り外し可能に嵌め込まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル用ドラムに関し、特に狭いスペースにおけるケーブル用ドラムの固定作業を可能にするケーブル用ドラムに関する。
ケーブル用ドラムの一例として、ケーブルが巻かれる胴部と、前記胴部の両側に設けられた鍔部と、を備えたケーブル用ドラムが知られている。上記のようなケーブル用ドラムのうち、波付加工が施された鍔部の谷の部分にケーブル用ドラム固定用のストッパ部材が内蔵されたケーブル用ドラムが特許文献1に記載されている。
特開平11-292400号公報
上記特許文献1に記載されたケーブル用ドラムでは、該ケーブル用ドラムを地面等の載置面に固定する際に、ケーブル用ドラムと載置面との間にストッパ部材を差し込んで固定する。ケーブル用ドラムのストッパ部材としては、ケーブル用ドラムとは別ピースのゴム製等のストッパ部材をケーブル用ドラムごとに個別に用意し、このストッパ部材を用いてケーブル用ドラムを固定している。すなわち、納入先で、使用されるケーブル用ドラムの数に応じて必要個数のストッパ部材を個別に用意しておく必要がある。その際、ストッパ部材の準備が納入先任せとなってしまい、必要個数用意できなかった場合、ケーブル用ドラムの固定が困難になるという課題が発生する。
また、ストッパ部材は、大きさが比較的大きいため、狭いスペースでケーブル用ドラムの固定作業を行う場合には、作業がしづらいという課題もある。
本発明の目的は、ケーブル用ドラムごとに個別にストッパ部材を準備する必要がなく、狭いスペースにおいても容易に固定することが可能なケーブル用ドラムを提供することである。
本発明のケーブル用ドラムは、筒状の胴部と、前記胴部の両端に設けられた円盤部と、を有するケーブル用ドラムであって、前記円盤部のうち少なくとも何れか一方の円盤部は、前記ケーブル用ドラムと該ケーブル用ドラムが載置される載置面との間に差し込んで前記ケーブル用ドラムを固定可能なストッパ部材が嵌め込まれる収容部を備え、前記ストッパ部材は、前記収容部に取り外し可能に嵌め込まれる。
本発明の一態様では、前記円盤部は、前記胴部の径方向外側に配置される鍔面と、前記胴部の径方向内側に配置される胴部側面と、を含み、前記ストッパ部材は、前記鍔面と併設される第1露出面を有する。
本発明の他の一態様では、前記ストッパ部材は、前記鍔面の外周縁と連なる円弧状の縁部を有する。
本発明の他の一態様では、前記円盤部は、前記胴部の径方向外側に配置される鍔面と、前記胴部の径方向内側に配置される胴部側面と、を含み、前記ストッパ部材は、前記胴部側面と併設される第2露出面を有する。
本発明の他の一態様では、前記収容部は、凹部または凸部を有し、前記ストッパ部材は、前記凹部または前記凸部に嵌合する凸部または凹部を有する。
本発明によれば、ケーブル用ドラムごとに個別にストッパ部材を準備する必要がなく、狭いスペースにおいてもケーブル用ドラムを容易に固定することができる。
本発明のケーブル用ドラムの一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1のケーブル用ドラムのドラムストッパを用いた固定状態を示す側面図である。 図1のケーブル用ドラムの詳細構造を示す図であり、(a)は収容部の部分拡大図、(b)はドラムストッパの側面図である。 本発明の第1変形例のケーブル用ドラムを示す図であり、(a)は側面図、(b)はドラムストッパの側面図である。 本発明の第2変形例のケーブル用ドラムを示す図であり、(a)は側面図、(b)はドラムストッパの側面図である。 図5のケーブル用ドラムのドラムストッパを用いた固定状態を示す側面図である。 本発明の第3変形例のケーブル用ドラムを示す図であり、(a)は側面図、(b)は胴部内の構造を示す概念図である。
以下、本発明のケーブル用ドラムの実施形態の一例について説明する。なお、以下の説明では、同一または実質的に同一の構成や要素等については、原則として同一の符号を用いる。
図1に示される本実施形態のケーブル用ドラム1は、例えば、ケーブルを巻回して保持可能なように構成されたドラム状の構造体である。ここでは、ケーブル用ドラム1の一例として木製のケーブル用ドラム1の場合について説明する。
ケーブル用ドラム1の構造は、上記ケーブルが巻き付けられる筒状の胴部2と、胴部2の両端に設けられた円盤部3と、を有している。本実施形態では、筒状の胴部2が円筒形の場合について説明する。胴部2は、筒状であるため、内部に空洞部を有している。
以下において、胴部2の「軸方向」とは、胴部2の中心軸C1に沿う方向のことをいい、胴部2の「径方向P1」とは、胴部2の円筒の中心軸C1から外側に向かう方向のことをいう。
また、円盤部3は、胴部2の両端に設けられ、胴部2の径方向P1に沿って胴部2の外側に拡張するように構成された円盤状の部材である。つまり、円盤部3の外周形状は、胴部2の外周面2aに沿った円形である。そして、円盤部3は、図1に示されるように、胴部2の外側に拡張して配置される鍔部3aを備えている。また、円盤部3は、ケーブル用ドラム1の外側側面として、胴部2の径方向P1の外側に配置される鍔面3bと、胴部2の径方向P1の内側に配置される胴部側面3cと、を含んでいる。
なお、胴部2の両端に設けられた円盤部3のうち少なくとも何れか一方の円盤部3は、図2に示されるような、ケーブル用ドラム1と該ケーブル用ドラム1が載置される地面(載置面)5との間に差し込んでケーブル用ドラム1を固定可能なドラムストッパ(ストッパ部材)4が嵌め込まれる切欠き部(収容部)3dを備えている。切欠き部3dは、両端の円盤部3のうちの片方のみの円盤部3に設けられていてもよく、または両方の円盤部3に設けられていてもよい。
ドラムストッパ4は、ケーブル用ドラム1が転がらないように固定する部材である。ドラムストッパ4は、円盤部3に設けられた切欠き部3dに取り外し可能に嵌め込まれ、ケーブル用ドラム1を固定する際に、ケーブル用ドラム1から取り外して使用される。すなわち、ドラムストッパ4は、ストッパとして使用時以外は、ケーブル用ドラム1の円盤部3に嵌め込まれ、円盤部3の一部分として使用可能となっている。本実施形態では、ドラムストッパ4も木製であり、円盤部3と同一の木材によって形成されていることが好ましい。
図1に示されるケーブル用ドラム1では、円盤部3の鍔部3aに3つの切欠き部3dが設けられ、それぞれの切欠き部3dにドラムストッパ4が嵌め込まれている。切欠き部3dは、図3(a)に示されるように、円盤部3の外周部から図1に示される胴部2の径方向P1に略沿って円盤部3の内方に向かって形成されている。そして、図3(b)に示されるように、ドラムストッパ4は、図3(a)に示される切欠き部3dと側面視が同じ形状に形成されている。言い換えれば、切欠き部3dは、ドラムストッパ4と側面視が同じ形状に形成されている。これにより、ドラムストッパ4を切欠き部3dに嵌め込むことができる。
円盤部3に嵌め込まれるドラムストッパ4の数は、3つ以上で、かつ、円盤部3の円周方向において均等な間隔で嵌め込まれることが好ましい。円盤部3に該円盤部3の円周方向において3つ以上のドラムストッパ4が均等な間隔で嵌め込まれることにより、ケーブル用ドラム1が何れの位置で停止されてもドラムストッパ4を取り外し、かつ、使用することができる。
なお、ドラムストッパ4は、図2に示されるように、ケーブル用ドラム1と地面5等との間に差し込んでケーブル用ドラム1を固定する部材であるため、先細りの細長い形状であるが、細い先端部はカットされており、側面視が細長い台形(台柱形状)となっている。これにより、ドラムストッパ4の先端部が破損して欠けることを抑制できる。例えば、ドラムストッパ4の地面5と接触する底辺部の長さは、10cm程度が好ましい。
また、本実施形態のケーブル用ドラム1では、ドラムストッパ4は、円盤部3の鍔部3aに嵌め込まれるため、鍔面3bと併設される第1露出面4aを有する。すなわち、円盤部3にドラムストッパ4が嵌め込まれた状態では、ケーブル用ドラム1の側面として、ドラムストッパ4の第1露出面4aと円盤部3の鍔面3bとが略同じ高さの面となり、ドラムストッパ4の第1露出面4aが円盤部3の鍔面3bに連なった状態となる。
また、ドラムストッパ4は、円盤部3の鍔部3aの外周部に嵌め込まれるため、鍔面3bの外周縁3fと連なる円弧状の縁部4bを有する。これにより、円盤部3にドラムストッパ4が嵌め込まれた状態では、ケーブル用ドラム1の側面の外周部として、鍔面3bの外周縁3fとドラムストッパ4の縁部4bとが円弧状の外周部として連なった状態となる。
また、図3(a)に示されるように、切欠き部3dには、該切欠き部3dの嵌合面3gに突起部(凸部)3hが形成されている。一方、切欠き部3dの嵌合面3gと嵌合する図3(b)に示されるドラムストッパ4の嵌合面4dには、切欠き部3dの突起部(凸部)3hと嵌合する凹部4eが形成されている。すなわち、ドラムストッパ4を円盤部3の鍔部3aに嵌め込む際には、切欠き部3dの突起部3hをドラムストッパ4の凹部4eに嵌め込む。
このように切欠き部3dの突起部3hがドラムストッパ4の凹部4eに嵌め込まれることで、ケーブル用ドラム1を運んだり、ケーブルを巻いたりしている際のドラムストッパ4のケーブル用ドラム1からの脱落を抑制することができる。なお、ドラムストッパ4に設けられる凹部4eは、周囲が壁によって囲まれた孔であることが好ましい。凹部4eが孔であることにより、ドラムストッパ4の破損を抑制することができるとともに、突起部3hが凹部4eから抜けにくくすることができ、ドラムストッパ4の脱落をさらに抑制することができる。
なお、切欠き部3dの嵌合面3gに凹部が設けられ、ドラムストッパ4の嵌合面4dに凸部が設けられていて、切欠き部3dの凹部にドラムストッパ4の凸部を嵌合させるようにしてもよい。
本実施形態のケーブル用ドラム1によれば、該ケーブル用ドラム1の円盤部3が備える切欠き部(収容部)3dにドラムストッパ4が取り外し可能に嵌め込まれることで、ケーブル用ドラム1にドラムストッパ4を付属させることができる。言い換えると、ケーブル用ドラム1とドラムストッパ4との一体化を可能にすることができる。これにより、納入先で固定用としてケーブル用ドラム1ごとに個別にドラムストッパ4を準備する必要がなく、納入先任せにならない確実なドラム固定用のドラムストッパ4の準備を実施することができる。
また、ケーブル用ドラム1の円盤部3の切欠き部3dにドラムストッパ4が嵌め込まれ、このドラムストッパ4を取り外して使用するため、ドラムストッパ4の大きさを一般的なストッパ部材より小型化することが可能になる。これにより、一般的なストッパ部材の使用が困難な狭いスペースにおいても容易にケーブル用ドラム1を固定することができ、納入先でのケーブル用ドラム1の固定作業を向上させることができるとともに、納入先において良好な利便性を得ることが可能になる。
また、ケーブル用ドラム1とドラムストッパ4とが一体化されるため、ケーブル用ドラム1において部品点数を減らしてコストの低減化を図ることができるとともに、ドラムストッパ4の有無の確認を容易に行えるため、ドラムストッパ4の紛失を少なくすることができる。
また、ドラムストッパ4が木製であり、円盤部3と同一の木材によって形成されることにより、ドラムストッパ4を円盤部3から切り出して形成することができる。これにより、ケーブル用ドラム1のコストの低減化をさらに図ることができる。
また、特許文献1(特開平11-292400号公報)に記載されたケーブル用ドラムの場合、ストッパ部材をねじによってケーブル用ドラムに固定するため、部品点数が増えることに加えてコストも高くなる。さらに、ストッパ部材未使用時のストッパ部材の有無が確認しづらい構造であるため、ストッパ部材を紛失し易いことが課題である。

これに対して本実施形態のケーブル用ドラム1では、ドラムストッパ4の固定にねじ等の部品を使用しないため、部品点数を減らしてケーブル用ドラム1のコストの低減化を図ることができる。また、ドラムストッパ4の未使用時にドラムストッパ4がケーブル用ドラム1に嵌め込まれていることを外観上で容易に確認することが可能なため、ドラムストッパ4の紛失を少なくすることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。図4は、本実施形態の第1変形例のケーブル用ドラムを示す図である。図4(a)に示されるケーブル用ドラム1は、円盤部3が小さい小型のケーブル用ドラム1の構造を示している。例えば、円盤部3の直径D1が40~50cm程度の小型のケーブル用ドラム1である。この小型のケーブル用ドラム1においても、円盤部3の外周部に切欠き部(収容部)3dが設けられ、この切欠き部3dに図4(b)に示されるような小型のドラムストッパ4が取り外し可能に嵌め込まれることで、小型のケーブル用ドラム1であってもドラムストッパ4を付属させることができる。なお、小型のドラムストッパ4では、該ドラムストッパ4の地面5と接触する底辺部の長さは、例えば、5cm以下である。小型のドラムストッパ4にも嵌合面4dに凹部4eが設けられており、切欠き部3dの凸部と嵌合することで、小型のドラムストッパ4の脱落を抑制することができる。
このように小型のケーブル用ドラム1であってもドラムストッパ4を確保することができるとともに、該ドラムストッパ4を用いて小型のケーブル用ドラム1の固定を容易に、かつ確実に行うことができる。
次に、図5に示される第2変形例のケーブル用ドラムについて説明する。図5に示されるケーブル用ドラム1は、図6に示されるようにケーブル用ドラム1が載置される地面5が砂利等の凸凹面である場合に使用されるものである。第2変形例のケーブル用ドラム1では、図5(a)に示されるように、鍔部3aに孔部(収容部)3eが形成され、この孔部3eに図5(b)に示される円柱形のドラムストッパ4が嵌め込まれる。円柱形のドラムストッパ4は、その直径が、例えば5~10cm程度であり、端部には取っ手4fが設けられている。したがって、取っ手4fを把持することにより、ケーブル用ドラム1の孔部3eに対するドラムストッパ4の着脱作業を容易に行うことができる。
図6に示されるように、第2変形例のケーブル用ドラム1を凸凹の地面5に載置する場合には、円柱形のドラムストッパ4をケーブル用ドラム1の円盤部3に対して横向きにして地面5との隙間に挟み込む。これにより、凸凹の地面5であってもケーブル用ドラム1の固定を容易に、かつ確実に行うことができる。また、凸凹の地面5に対応したドラムストッパ4を確保することができる。
なお、図5(b)に示されるように、円柱形のドラムストッパ4にもその嵌合面4dに凹部4eが設けられており、孔部3eの内壁に設けられた凸部と嵌合することで、円柱形のドラムストッパ4の脱落を抑制することができる。
次に、図7に示される第3変形例のケーブル用ドラムについて説明する。第3変形例のケーブル用ドラム1は、鍔面3bが狭く鍔面3bにドラムストッパ4の収容部を形成できない場合に、円盤部3の胴部側面3cに孔部(収容部)3eを設け、この胴部側面3cの孔部3eにドラムストッパ4を嵌め込むものである。すなわち、ケーブル巻き量の関係で、鍔面3bが比較的狭く、鍔面3bの外周部にドラムストッパ4を嵌め込むための収容部を確保できない場合のケーブル用ドラム1を示している。
図7(a)に示されるケーブル用ドラム1では、鍔面3bの面積に関わらずにドラムストッパ4を確保するために、鍔面3bの面積に関わらない位置、具体的には、円盤部3の鍔面3bより内側の部分である胴部側面3cに孔部3eを設けており、この孔部3eにドラムストッパ4が嵌め込まれる。この場合、ドラムストッパ4は、胴部側面3cと併設される第2露出面4cを有する。すなわち、円盤部3にドラムストッパ4が嵌め込まれた状態では、ケーブル用ドラム1の側面として、ドラムストッパ4の第2露出面4cと円盤部3の胴部側面3cとが略同じ高さの面となり、ドラムストッパ4の第2露出面4cが円盤部3の胴部側面3cに連なった状態となる。なお、第3変形例のケーブル用ドラム1では、ドラムストッパ4が円盤部3の外周縁3fでの外側に向けての取り出しができない。そこで、ドラムストッパ4の第2露出面4cに外側に突起する取っ手4gが設けられている。これにより、取っ手4gを把持することで、ケーブル用ドラム1の孔部3eに対するドラムストッパ4の着脱作業を容易に行うことができる。
また、ケーブル用ドラム1の胴部2内の空洞部には、図7(b)に示されるように、胴部2の内周面2bに各々接続する3枚の補強板6が三角形の柱状となるように設けられている。これら補強板6は、例えば金属製である。このように胴部2の内周面2bに接続する補強板6が三角形の柱状となるように設けられていることで、ケーブル用ドラム1の強度を十分に確保することができるとともに、胴部2内へのドラムストッパ4の滑落を防ぐことができる。また、補強板6のそれぞれに目印6aを付けておくことで、図7(a)に示されるドラムストッパ4を収納するための孔部3eを円盤部3に形成する際の指標にすることができる。
このように円盤部3の胴部側面3cに孔部3eが設けられたケーブル用ドラム1であってもドラムストッパ4を確保することができるとともに、該ドラムストッパ4を用いてケーブル用ドラム1の固定を容易に、かつ確実に行うことができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、ドラムストッパ4の形状は、四角柱等であってもよい。すなわち、ドラムストッパ4の形状は、ケーブル用ドラム1を載置面に確実に固定することができ、かつ、ドラムストッパ4の耐久性を確保しつつ良好な作業性が得られるものであれば、特に限定されるものではない。
1 ケーブル用ドラム
2 胴部
2a 外周面
2b 内周面
3 円盤部
3a 鍔部
3b 鍔面
3c 胴部側面
3d 切欠き部(収容部)
3e 孔部(収容部)
3f 外周縁
3g 嵌合面
3h 突起部(凸部)
4 ドラムストッパ(ストッパ部材)
4a 第1露出面
4b 縁部
4c 第2露出面
4d 嵌合面
4e 凹部
4f,4g 取っ手
5 地面(載置面)
6 補強板
6a 目印
C1 中心軸
D1 直径
P1 径方向

Claims (5)

  1. 筒状の胴部と、
    前記胴部の両端に設けられた円盤部と、
    を有するケーブル用ドラムであって、
    前記円盤部のうち少なくとも何れか一方の円盤部は、前記ケーブル用ドラムと該ケーブル用ドラムが載置される載置面との間に差し込んで前記ケーブル用ドラムを固定可能なストッパ部材が嵌め込まれる収容部を備え、
    前記ストッパ部材は、前記収容部に取り外し可能に嵌め込まれる、ケーブル用ドラム。
  2. 請求項1に記載のケーブル用ドラムにおいて、
    前記円盤部は、前記胴部の径方向外側に配置される鍔面と、前記胴部の径方向内側に配置される胴部側面と、を含み、
    前記ストッパ部材は、前記鍔面と併設される第1露出面を有する、ケーブル用ドラム。
  3. 請求項2に記載のケーブル用ドラムにおいて、
    前記ストッパ部材は、前記鍔面の外周縁と連なる円弧状の縁部を有する、ケーブル用ドラム。
  4. 請求項1に記載のケーブル用ドラムにおいて、
    前記円盤部は、前記胴部の径方向外側に配置される鍔面と、前記胴部の径方向内側に配置される胴部側面と、を含み、
    前記ストッパ部材は、前記胴部側面と併設される第2露出面を有する、ケーブル用ドラム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のケーブル用ドラムにおいて、
    前記収容部は、凹部または凸部を有し、
    前記ストッパ部材は、前記凹部または前記凸部に嵌合する凸部または凹部を有する、ケーブル用ドラム。
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