JP2023148058A - 農作業車の安全走行制御装置 - Google Patents

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智志 山下
Tomoshi Yamashita
隆照 本間
Takateru Homma
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Iseki and Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、農道を走行する農作業車が農道を踏み外して転倒することが無いようにすることを課題とする。【解決手段】機体前方の走行路Rを監視する路面監視装置40と左右走行装置2,14のトレッド幅を変更するトレッド幅変更装置2T,14Tを設け、路面監視装置40で監視する走行路Rの道幅と左右走行装置2,14の走行可能トレッド幅を制御装置21で比較し、走行可能トレッド幅が走行路Rの道幅より狭いと判断される場合には、トレッド幅変更装置2T,14Tを駆動してトレッド幅を狭く変更制御する農作業車の安全走行制御装置とする。【選択図】図2

Description

本発明は、圃場の周囲に設ける農道を安全に走行できるようにする農作業車の走行制御装置に関する。
特許文献1に、測位衛星で機体位置を認識して自動操縦で圃場内の耕耘等の農作業を行う自立走行作業車の制御システムが記載されて、トラクタ等の農作業車を自動制御で操縦して農作業を行うアイデアがある。
WO2016/129671号再公表特許
前記の自立走行作業車は、複数の圃場で農作業を行うために道幅の狭い農道を通って圃場間を移動することがあるが、農道は道幅の狭い箇所や崩れた箇所があるために自立走行作業車の走行装置が農道を踏み外さないようにしなければならない。
本発明は、農道を走行する農作業車が農道を踏み外して転倒することが無いようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、機体前方の走行路Rを監視する路面監視装置40と左右走行装置2,14のトレッド幅を変更するトレッド幅変更装置2T,14Tを設け、路面監視装置40で監視する走行路Rの道幅と左右走行装置2,14の走行可能トレッド幅を制御装置21で比較し、走行可能トレッド幅が走行路Rの道幅より狭いと判断される場合には、トレッド幅変更装置2T,14Tを駆動してトレッド幅を狭く変更制御することを特徴とする農作業車の安全走行制御装置とする。
請求項2の発明は、トレッド幅変更装置2T,14Tで走行トレッド幅を狭く制御すると共に前輪14,14の操舵角を小さく規制し、かつ走行速度を遅く規制することを特徴とする請求項1に記載の農作業車の安全走行制御装置とする。
請求項3の発明は、路面監視装置40で検出した走行路Rの道幅が走行可能トレッド幅より広くなるとトレッド幅変更装置2T,14Tを駆動して正規の左右走行装置2,14のトレッド幅に戻すことを特徴とする請求項1に記載の農作業車の安全走行制御装置とする。
請求項1の発明で、制御装置21で路面監視装置40が監視する機体前面の走行路Rの道幅が左右走行装置2,14の走行可能トレッド幅より狭いと判断するとトレッド幅変更装置2T,14Tを駆動して左右走行装置2,14のトレッド幅を適宜に狭く変更制御することで、左右走行装置2,14が走行路Rの狭い部分を踏破することが可能になって、踏み外して機体が転倒することが無く、安全に走行することが可能になる。
請求項2の発明で、制御装置21がトレッド幅変更装置2T,14Tを駆動してトレッド幅を狭くした際には走行速度を遅く操舵角を小さくすることで、左右走行装置2,14が狭い走行路Rから外れることを防ぎ、低速で慎重に走行するので安全である。
請求項3の発明で、路面監視装置40が監視する走行路Rの道幅が走行可能トレッド幅より充分広くなると左右走行装置2,14の走行トレッド幅が正規に戻って安定した走行を行える。
本発明における実施の形態の農作業車の農道走行状態の平面図である。 本発明における実施の形態の農作業車の走行トレッド幅の制御状態を示す平面図である。 本発明における実施の形態の農作業車の機体前方を写した映像である。 本発明における実施の形態の農作業車の自動制御のブロック図である。 本発明における実施の形態の農作業車としてのトラクタの右側面図である。 本発明における実施の形態の農作業車としてのトラクタの背面図である。 本発明における実施の形態の農作業車のリアアクスルケースの一部背断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例で説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
本発明は、図1に示すように、複数の圃場A,Bの側に設ける走行路Rである農道を走行して移動するトラクタ9等の農作業車に関するもので、狭い箇所R1を通過することもある。
図2に示すように、トラクタ9は操向用の前輪14,14と走行駆動用の車輪である後輪2,2からなる左右走行装置で機体を支持し、路面監視装置40で走行路Rを監視し、左右前輪14,14を前輪トレッド幅変更装置14Tで走行トレッド幅を変更し、左右後輪2,2を後輪トレッド幅変更装置2Tで走行トレッド幅を変更して道幅の狭い箇所R1を通過する際に走行トレッド幅を狭くするが、前輪14,14は走行トレッド幅を狭く設定して走行トレッド幅を固定し、後輪2,2の走行トレッド幅のみを変更する構成にすることもある。
図3は、機体の前下方に向けたカメラ等の路面監視装置40で写す映像で、その映像を制御部(コントローラ)である制御装置21に取り込み、画像解析により走行路Rの道幅を認識し、その道幅が左右前後輪の正規の走行可能道幅よりも狭いと、前輪トレッド幅変更装置14Tと後輪トレッド幅変更装置2Tを駆動して走行トレッド幅を狭く変更して走行するようにする。
トラクタ9の機体に設ける制御装置21は、カメラ等の路面監視装置40からの路面映像が図3の如く入力すると、その映像を画像解析して機体直前の道幅を左右前輪14,14の走行トレッド幅と左右後輪2,2の走行トレッド幅と比較し、走行可能道幅よりも狭いと判断すると前輪トレッド幅変更装置14Tと後輪トレッド幅変更装置2Tを駆動して走行トレッド幅を走行可能幅まで狭くして走行するようにする。
図4は、自動制御のブロック図で、路面監視装置40から機体前下方の映像が制御装置21に入力し、走行路Rの狭くなった箇所R1の道幅が走行可能トレッド幅よりも狭いと判断されると、前輪トレッド幅変更装置14Tと後輪トレッド幅変更装置2Tを駆動して左右前輪14,14と左右後輪2,2のトレッド幅を狭くすると同時に、ミッションケース12内の変速装置22を低速に変更し、エンジン11の出力を低下させて低速で走行する。
以下、農業用トラクタの後輪トレッド幅変更装置2Tの実施例を具体的に説明する。なお、この農業用トラクタは、左右前輪14,14のトレッド幅が左右後輪2,2のトレッド幅を狭くしている。
まず、トラクタ9は、図5と図6に示すように、前部のボンネット10内にエンジン11を搭載し、このエンジン11の後部に主クラッチを内装するクラッチハウジング、ギヤ式変速装置22を内装するミッションケース12を一体に連結して設けている。そして、前記ミッションケース12の左右両側にトレッド調節可能なリアアクスルケース13を設け、左右両側の同ケース、すなわち、リアアクスルケース13の端部に後輪2,2を軸架して設けている。
また、前記エンジン11の下方には、フロントアクスルケースを前後軸心周りにローリング自在に設けると共に、この両側端に前輪14,14を操向自在に設けている。
そして、キャビン16で覆った操縦席15下方に制御装置21を設け、キャビン16の前に前下方に向けた路面監視装置40を設けている。
また、図5において、前記ミッションケース12の後方上部には、作業機昇降用の油圧シリンダを内装したシリンダケース23を設けている。そして、リフトアーム24は、上記シリンダケース23内の油圧シリンダのピストンを伸縮することによって上下に回動し、これに連結している後部のロータリー耕耘装置25を昇降する構成としている。また、前記リフトアーム24の一方には作業機の高さを検出するポテンショメータ式のリフトアーム角センサが設けられ、作業機昇降用レバーのポテンショメータの検出位置と、上記リフトアーム24の回転設定位置とが一致するように、前記した昇降制御用のコントローラによる制御信号で油圧回路内の作業機上昇、又は下降用の切替制御弁が切り替えられる構成となっている。
つぎに、後輪トレッド幅変更装置2Tについて説明する。
まず、図7において、中央に配置した後輪デフ機構27から左右に延長された駆動軸28,28は、ブレーキ装置29,29と、減速装置30,30とを介してそれぞれ左右伝動筒31,31に走行動力が伝動される構成となっている。一方、後輪2,2は、図面に示すように、それぞれホイールシャフト32,32に軸着されており、更に、そのホイールシャフト32,32がホイール支持ケース33,33に軸受け支持された構成となっている。
そして、前記ホイールシャフト32,32は、図7から解るように、機体1側にある前記伝動筒31,31に対して、先端部(外側)の後輪2,2が左右伸縮自在になるようにスプライン嵌合して摺動自由とし、前記後輪デフ機構27から走行動力が後輪2,2まで伝動できる構成としている。そして、トレッド調節用の油圧シリンダ3,3は、シリンダロット35をハウジングケース37(伝動筒31側)に固着し、前記伝動筒31,31とホイール支持ケース33,33との間に設け、シリンダ左室3Lとシリンダ右室3Rからなり、両室であるシリンダ左室3L,シリンダ右室3Rの間における伸縮作動によってトレッド調節ができる構成としている。
この場合、左右の油圧バルブ4,4は、図7に示すように、それぞれオイルタンクT(ポンプP)と油圧シリンダ3,3側のシリンダ左室3L,シリンダ右室3Rとに配管5,5で接続し、シリンダ左室3Lは、左側の配管5から、シリンダ右室3Rは、右側の配管5からそれぞれ給排油が行われ、伸縮する構成となっている。
以上のように構成した後輪トレッド幅変更装置2Tで、通常は最大の走行トレッド幅に設定して走行するが、路面監視装置40で道幅の狭い箇所R1を発見すると走行トレッド幅を狭く変更してその箇所R1を通過し、広い道幅なると走行トレッド幅を最大幅に戻して走行する。
R 走行路
2 走行装置(前輪)
14 走行装置(後輪)
2T 前輪トレッド幅変更装置
14T 後輪トレッド幅変更装置
21 制御装置
40 路面監視装置

Claims (3)

  1. 機体前方の走行路(R)を監視する路面監視装置(40)と左右走行装置(2,14)のトレッド幅を変更するトレッド幅変更装置(2T,14T)を設け、路面監視装置(40)で監視する走行路(R)の道幅と左右走行装置(2,14)の走行可能トレッド幅を制御装置(21)で比較し、走行可能トレッド幅が走行路(R)の道幅より狭いと判断される場合には、トレッド幅変更装置(2T,14T)を駆動してトレッド幅を狭く変更制御することを特徴とする農作業車の安全走行制御装置。
  2. トレッド幅変更装置(2T,14T)で走行トレッド幅を狭く制御すると共に前輪(14,14)の操舵角を小さく規制し、かつ走行速度を遅く規制することを特徴とする請求項1に記載の農作業車の安全走行制御装置。
  3. 路面監視装置(40)で検出した走行路(R)の道幅が走行可能トレッド幅より広くなるとトレッド幅変更装置(2T,14T)を駆動して正規の左右走行装置(2,14)のトレッド幅に戻すことを特徴とする請求項1に記載の農作業車の安全走行制御装置。
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