JP2023145962A - プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】近年、ドローンなどの無人航空機などの機器、装置(以下、装置)を使用する際に、使用者が適切な免許、ライセンスなどの資格を保有することが要求される場合がある。使用するにあたり資格または許可が必要な装置において、使用者が適切に装置を使用するプログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、プログラムは、ユーザから、装置の使用に関するリクエストを受け付ける受付ステップと、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報及び装置を特定する装置情報に基づき、ユーザによる装置の使用条件に関する使用条件情報を取得する条件取得ステップと、条件取得ステップにおいて取得した使用条件情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する判定ステップと、を実行させる。【選択図】図15

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法に関する。
ユーザの資格、権限に関する有効性と正当性を認証可能な技術が知られている。
特許文献1には、場所を選ばず、かつ、被認証者の資格の有効性と正当性を認証できる認証システムが開示されている。
特許文献2には、セキュリティ保護とユーザの利便性確保の両方を実現するセキュリティ機能付き装置が開示されている。
特許文献3には、取得した資格、免許、証明書等をデータベースで一元管理し、いつでも必要に応じて各種資格取得履歴が参照可能であると同時に、資格、経歴等の改ざん、詐称を防止することができる資格認証管理システムが開示されている。
特開2017-182326号公報 特開2015-226294号公報 特開2007-226637号公報
近年、ドローンなどの無人航空機などの機器、装置(以下、装置)を使用する際に、使用者が適切な免許、ライセンスなどの資格を保有することが要求される場合がある。また、使用者は、免許、ライセンスなどの資格を有する必要があるとともに、事前に装置を使用する日時、場所などのエリア(以下、エリア)を指定して所定の承認機関へ届出を行い許可を得る必要がある場合がある。使用者は、承認機関が許可した日時、エリアにおいてのみ装置を使用することができる。
一方、使用者は装置を使用する際には、承認機関が許可した日時、エリアの範囲内で装置を使用しなければならず、煩雑であった。また、使用者は承認機関が許可した日時、エリアを失念してしまい、承認期間が許可した範囲での使用に違反してしまう場合があった。
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、使用するにあたり資格または許可が必要な装置において、使用者が適切に装置を使用することができる技術を提供するものである。
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、装置の使用に関するリクエストを受け付ける受付ステップと、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報および装置を特定する装置情報に基づき、ユーザによる装置の使用条件に関する使用条件情報を取得する条件取得ステップと、条件取得ステップにおいて取得した使用条件情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する判定ステップと、を実行させるプログラム。
本開示によれば、ユーザは適切に装置を使用することができる。
情報処理システム1の機能構成を示すブロック図である。 サーバ10の機能構成を示すブロック図である。 機関サーバ20の機能構成を示すブロック図である。 ユーザ端末30の機能構成を示すブロック図である。 装置端末40の機能構成を示すブロック図である。 ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。 グループテーブル1013のデータ構造を示す図である。 装置テーブル1014のデータ構造を示す図である。 認証テーブル1015のデータ構造を示す図である。 ログテーブル1016のデータ構造を示す図である。 資格テーブル2012のデータ構造を示す図である。 届出テーブル2013のデータ構造を示す図である。 許可テーブル2014のデータ構造を示す図である。 届出処理の動作を示すフローチャートである。 認証処理の動作を示すフローチャートである。 認証処理の動作を示す画面例である。 コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
<情報処理システム1の構成>
本開示における情報処理システム1は、ユーザに対して装置の使用を認証するサービスを提供する情報処理システムである。
情報処理システム1は、ネットワークNを介して接続された、サーバ10、機関サーバ20、ユーザ端末30、装置端末40の情報処理装置を備える。
図1は、情報処理システム1の機能構成を示すブロック図である。
図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図3は、機関サーバ20の機能構成を示すブロック図である。
図4は、ユーザ端末30の機能構成を示すブロック図である。
図5は、装置端末40の機能構成を示すブロック図である。
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。サーバ10、機関サーバ20、ユーザ端末30、装置端末40のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
<サーバ10の構成>
サーバ10は、ユーザに対して装置の使用を認証するサービスを提供する情報処理装置である。
サーバ10は、記憶部101、制御部104を備える。
<サーバ10の記憶部101の構成>
サーバ10の記憶部101は、アプリケーションプログラム1011、ユーザテーブル1012、グループテーブル1013、装置テーブル1014、認証テーブル1015、ログテーブル1016を備える。
アプリケーションプログラム1011は、サーバ10の制御部104を各機能ユニットとして機能させるためのプログラムである。
アプリケーションプログラム1011は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
ユーザテーブル1012は、サービスを利用する会員ユーザ(以下、ユーザ)の情報を記憶し管理するテーブルである。ユーザは、サービスの利用登録を行うことで、当該ユーザの情報がユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶される。これにより、ユーザは本開示にかかるサービスを利用できるようになる。
ユーザテーブル1012は、ユーザIDを主キーとして、ユーザID、ユーザ名、グループIDのカラムを有するテーブルである。
図6は、ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。ユーザ識別情報は、ユーザごとにユニークな値が設定されている項目である。
ユーザ名は、ユーザの氏名を記憶する項目である。ユーザ名は、氏名ではなく、ニックネームなど任意の文字列を設定しても良い。
グループIDは、ユーザが所属するグループを識別するためのグループ識別情報を記憶する項目である。
グループテーブル1013は、グループに関する情報(グループ情報)を記憶し管理するためのテーブルである。グループは、ユーザが所属する会社、組織、法人、団体のほか、会社内の部署、組織など任意の組織単位でグループを規定することができる。
グループテーブル1013は、グループIDを主キーとして、グループID、グループ名、管理者IDのカラムを有するテーブルである。
図7は、グループテーブル1013のデータ構造を示す図である。
グループIDは、グループを識別するためのグループ識別情報を記憶する項目である。グループ識別情報は、グループ情報ごとにユニークな値が設定されている項目である。
グループ名は、グループの名称を記憶する項目である。グループ名は任意の文字列を設定することができる。
管理者IDは、グループに割り当てられた管理者のユーザ識別情報を記憶する項目である。
装置テーブル1014は、装置に関する情報(装置情報)を記憶し管理するためのテーブルである。
装置テーブル1014は、装置IDを主キーとして、装置ID、装置種別のカラムを有するテーブルである。
図8は、装置テーブル1014のデータ構造を示す図である。
装置IDは、装置を識別するための装置識別情報を記憶する項目である。装置識別情報は、装置情報ごとにユニークな値が設定されている項目である。
装置種別は、装置識別情報により特定される装置の種類を示す情報(装置種別情報)を記憶する項目である。装置種別は、装置の種類を示す名称、装置の種類を示す装置種別コードなどを含む。
具体的に、装置種別は、ドア、金庫、空調機器、POSシステム(販売時点情報管理システム)、自動車、トラック、バス、列車、船舶、飛行機、ドローン、工場などに設置される昇降リフト、クレーン、工作機械、ベルトコンベア、シャッター、製品製造ライン、印鑑(実印)などの任意の装置、機器、デバイスを含む。
認証テーブル1015は、ユーザによる装置使用の認証に関する情報(認証情報)を記憶し管理するためのテーブルである。
認証テーブル1015は、ユーザID、装置ID、許可期間、許可エリアのカラムを有するテーブルである。
図9は、認証テーブル1015のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。
装置IDは、装置を識別するための装置識別情報を記憶する項目である。
許可期間は、ユーザが装置を使用できる期間を記憶する項目である。具体的に、許可期間は、ユーザIDで特定されるユーザが装置IDで特定される装置を使用可能な期間を規定する開始日時および終了日時を含む。
許可エリアは、ユーザが装置を使用できるエリア(エリア情報)を記憶する項目である。具体的に、許可エリアは、ユーザIDで特定されるユーザが装置IDで特定される装置を使用可能なエリアを規定する情報を含む。
エリア情報は、所定の緯度経度で区切られたメッシュ形状の地理領域ごとに付与された任意のエリア識別コード等を含んでも良い。エリア情報は、市区町村などの自治体などの行政区画ごとに付与された全国地方公共団体コードなどの任意のエリア識別コード等を含んでも良い。また、エリア情報はユーザが装置を使用することができる高度に関する情報を含んでも良い。
なお、本開示において、ユーザによる装置使用の使用条件として、許可期間、許可エリア、以外に、高度、天気、天候、気圧、気温などの他の環境条件などを記憶する構成としても構わない。使用条件は、許可期間、許可エリアに限定されず、ユーザは、使用条件の範囲内において装置を使用することができる。
ログテーブル1016は、装置使用に関する情報(ログ情報)を記憶し管理するためのテーブルである。ユーザが装置を使用すると、装置に関する情報がログテーブル1016のログデータの項目に記憶される。
ログテーブル1016は、ユーザID、装置ID、ログデータのカラムを有するテーブルである。
図10は、ログテーブル1016のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。
装置IDは、装置を識別するための装置識別情報を記憶する項目である。
ログデータは、ユーザIDで特定されるユーザが装置IDで特定される装置を使用したログ情報を記憶する項目である。具体的に、ログ情報は、時刻ごとの装置端末40によるセンシングデータを含む。例えば、ログ情報は、時刻ごとの装置の緯度、経度などの位置情報を含む。ログ情報は、装置の温度、気圧、高度などの情報を含んでも良い。
<サーバ10の制御部104の構成>
サーバ10の制御部104は、ユーザ登録制御部1041、認証部1042を備える。制御部104は、記憶部101に記憶されたアプリケーションプログラム1011を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
ユーザ登録制御部1041は、本開示に係るサービスの利用を希望するユーザの情報をユーザテーブル1012に記憶する処理を行う。
ユーザテーブル1012に記憶される情報は、ユーザが任意の情報処理端末からサービス提供者が運営するウェブページなどを開き、所定の入力フォームに情報を入力しサーバ10へ送信する。ユーザ登録制御部1041は、受信した情報をユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶し、ユーザ登録が完了する。これにより、ユーザテーブル1012に記憶されたユーザはサービスを利用することができるようになる。
ユーザ登録制御部1041によるユーザ情報のユーザテーブル1012への登録に先立ち、サービス提供者は所定の審査を行いユーザによるサービス利用許否を制限しても良い。
ユーザIDは、ユーザを識別できる任意の文字列または数字で良く、ユーザが希望する任意の文字列または数字、もしくはユーザ登録制御部1041が自動的に任意の文字列または数字を設定しても良い。
<機関サーバ20の構成>
機関サーバ20は、ユーザが保有する資格に関する情報、ユーザ、資格情報ごとに装置の使用に関する許可情報を記憶、管理するサービスを提供する情報処理装置である。機関サーバ20は、承認機関が運営し、管理する情報処理装置である。
本開示においては、機関サーバ20は、資格テーブル2012、届出テーブル2013、許可テーブル2014を記憶する構成としたが、資格テーブル2012、届出テーブル2013、許可テーブル2014はそれぞれ異なる複数のサーバにより実現されても構わない。具体的には、ユーザが保有する資格に関する情報を記憶、管理するサービスを提供する第1機関サーバ、および、ユーザ、資格情報ごとに装置の使用に関する認証情報を記憶、管理するサービスを提供する第2機関サーバなどの複数の機関サーバにより実現しても構わない。
機関サーバ20は、記憶部201、制御部204を備える。
<機関サーバ20の記憶部201の構成>
機関サーバ20の記憶部201は、アプリケーションプログラム2011、資格テーブル2012、届出テーブル2013、許可テーブル2014を備える。
アプリケーションプログラム2011は、記憶部201に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。
アプリケーションプログラム2011は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
アプリケーションプログラム2011は、機関サーバ20に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
資格テーブル2012は、資格に関する情報(資格情報)を記憶し管理するためのテーブルである。資格は、ユーザが装置を使用するための公的資格、民間資格、国家資格のほか、装置を使用するための権限などの情報を含む。
資格テーブル2012は、ユーザID、資格コード、資格名のカラムを有するテーブルである。
図11は、資格テーブル2012のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。
資格コードは、資格を識別するための資格識別情報を記憶する項目である。
資格名は、資格の名称を記憶する項目である。資格名は任意の文字列を設定することができる。
届出テーブル2013は、ユーザから受け付けた装置を使用するための届出に関する情報(届出情報)を記憶し管理するためのテーブルである。
届出テーブル2013は、ユーザID、装置ID、届出データのカラムを有するテーブルである。
図12は、届出テーブル2013のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。ユーザ識別情報に代えてユーザ名、ユーザの氏名などを記憶する構成としても良い。
装置IDは、ユーザが使用を希望する装置の装置識別情報を記憶する項目である。
届出データは、ユーザによる装置を使用するための届出情報を記憶する項目である。届出情報は、装置の使用開始日時および使用終了日時、使用エリアを特定するエリア識別情報などを含む。
許可テーブル2014は、承認機関が許可した装置の使用条件に関する情報(許可情報)を記憶し管理するためのテーブルである。
許可テーブル2014は、ユーザID、装置ID、許可期間、許可エリアのカラムを有するテーブルである。
図13は、許可テーブル2014のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、承認機関が許可したユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。ユーザ識別情報に代えてユーザ名、ユーザの氏名などを記憶する構成としても良い。
装置IDは、承認機関が許可した装置の装置識別情報を記憶する項目である。
許可期間は、承認機関が許可した装置の使用可能な期間を記憶する項目である。認証テーブル1015の許可期間の項目と同様であるため説明を省略する。
許可エリアは、承認期間が許可した装置の使用可能なエリアを記憶する項目である。認証テーブル1015の許可エリアの項目と同様であるため説明を省略する。
なお、本開示において、承認期間が許可した装置の使用条件として、許可期間、許可エリア、以外に、高度、天気、天候、気圧、気温などの他の環境条件などを記憶する構成としても構わない。使用条件は、許可期間、許可エリアに限定されない。
<機関サーバ20の制御部204の構成>
機関サーバ20の制御部204は、届出部2041を備える。制御部204は、記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2011を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<ユーザ端末30の構成>
ユーザ端末30は、サービスを管理する管理者が操作する情報処理装置である。ユーザ端末30は、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよいし、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
ユーザ端末30は、記憶部301、制御部304、入力装置306、出力装置308を備える。
<ユーザ端末30の記憶部301の構成>
ユーザ端末30の記憶部301は、ユーザID3011、アプリケーションプログラム3012を備える。
ユーザID3011はユーザのアカウントIDである。ユーザは、ユーザ端末30からユーザID3011を、サーバ10へ送信する。サーバ10は、ユーザID3011に基づきユーザを識別し、本開示にかかるサービスをユーザに対して提供する。なお、ユーザID3011には、ユーザ端末30を利用しているユーザを識別するにあたりサーバ10から一時的に付与されるセッションIDなどの情報を含む。
アプリケーションプログラム3012は、記憶部301に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。アプリケーションプログラム3012は、ユーザ端末30に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
<ユーザ端末30の制御部304の構成>
ユーザ端末30の制御部304は、入力制御部3041、出力制御部3042を備える。制御部304は、記憶部301に記憶されたアプリケーションプログラム3012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<ユーザ端末30の入力装置306の構成>
ユーザ端末30の入力装置306は、カメラ3061、マイク3062、位置情報センサ3063、モーションセンサ3064、タッチデバイス3065を備える。
<ユーザ端末30の出力装置308の構成>
ユーザ端末30の出力装置308は、ディスプレイ3081、スピーカ3082を備える。
<装置端末40の構成>
装置端末40は、装置を制御するための情報処理装置である。装置端末40は、装置を制御するための専用の情報処理装置でも良い。例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよいし、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
装置端末40は、装置と一体として構成されていても良いし別体として構成されていても良い。装置端末40は、入力装置からの入力情報をセンシングするとともに、出力装置であるアクチュエータ4083などを用いて装置を制御することができる。
装置端末40が制御する装置の種類は、装置テーブル1014の装置種別と同様であるため説明を省略する。
装置端末40は、記憶部401、制御部404、入力装置406、出力装置408を備える。
<装置端末40の記憶部401の構成>
装置端末40の記憶部401は、装置ID4011、アプリケーションプログラム4012を備える。
装置ID4011は装置端末40を識別するための装置端末識別情報である。サーバ10は、装置ID4011に基づき装置端末40を識別し、本開示にかかるサービスを提供する。なお、装置ID4011には、サーバ10から一時的に付与されるセッションIDなどの情報を含む。
装置ID4011は装置端末40または、装置端末40が制御対象となる装置の外装等に文字列、QRコード(登録商標)などの二次元コードとして貼付されていても良い。装置ID4011は、装置の製造番号などの数字または文字列でも良い。
アプリケーションプログラム4012は、記憶部401に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。アプリケーションプログラム4012は、管理者端末40に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
<装置端末40の制御部404の構成>
装置端末40の制御部404は、入力制御部4041、出力制御部4042を備える。制御部404は、記憶部401に記憶されたアプリケーションプログラム4012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<装置端末40の入力装置406の構成>
装置端末40の入力装置406は、カメラ4061、マイク4062、位置情報センサ4063、加速度センサ4064を備える。
<装置端末40の出力装置408の構成>
装置端末40の出力装置408は、ディスプレイ4081、スピーカ4082、アクチュエータ4083を備える。
アクチュエータ4083は、装置端末40の制御対象となる装置を駆動制御するアクチュエータである。アクチュエータは、モータ、エンジン、圧電素子、電磁アクチュエータ、ピエゾアクチュエータなどの任意の駆動素子が含まれる。装置端末40は、アクチュエータを駆動制御することにより、装置を機能させることができる。
<情報処理システム1の動作>
以下、情報処理システム1の各処理について説明する。
図14は、届出処理の動作を示すフローチャートである。
図15は、認証処理の動作を示すフローチャートである。
図16は、認証処理の動作を示す画面例である。
<届出処理>
届出処理は、ユーザが、予め装置を使用する日時、エリアなどの使用条件を指定して承認機関へ届出を行う処理である。承認機関は、届出内容に基づき、ユーザによる装置使用の許否を判定し、許可する場合は使用条件を決定する処理である。
<届出処理の概要>
届出処理は、ユーザによる所定の装置に対する使用申請の届出、ユーザによる使用申請の届出に対する使用許否判定、所定の装置の使用条件の決定、ユーザに対して行われる届出結果通知の一連の処理である。
<届出処理の詳細>
以下に、届出処理の詳細を説明する。
ステップS101において、ユーザは装置を使用するための申請を承認機関へ届け出る。
具体的に、ユーザは機関サーバ20が提供する装置の使用申請届出サービス(届出サービス)へログインする。具体的に、ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、ブラウザアプリケーションなどを実行し、機関サーバ20が提供する届出サービスを提供するURL(Uniform Resource Locator)を入力することにより、届出サービスのウェブページ(予約ページ)を開く。届出ページには、ユーザID、パスワードなどの入力欄が設けられている。
ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、届出ページに設けられたユーザID、装置ID、届出内容などの入力欄に自身のユーザID3011、使用を希望する装置の装置端末40の装置ID4011、届出内容として装置の使用期間、装置の使用エリアなどの使用条件に関する情報を入力し送信する。機関サーバ20の届出部2041は、受信したユーザID3011、装置ID4011、使用条件を、それぞれ、届出テーブル2013の新たなレコードのユーザID、装置ID、届出データの項目に記憶する。
なお、届出ページはユーザIDに替えてユーザ名を入力する構成としても良い。この場合、機関サーバ20は、不図示のユーザIDとユーザ名とが関連づけられたデータベースなどを照会しユーザIDを特定する構成としても良い。
ステップS102において、機関サーバ20の届出部2041は、受信した届出情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する。
具体的に、機関サーバ20の届出部2041は、受信したユーザIDに基づき資格テーブル2012のユーザIDの項目を検索し、資格コード、資格名の項目を取得する。機関サーバ20の届出部2041は、受信した資格コード、資格名と、届出情報に含まれる装置IDにより特定される装置を比較することにより、ユーザが装置を使用するための適切な資格または権限などを有しているか否かに基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する。例えば、機関サーバ20の届出部2041は、不図示の資格コードと装置IDまたは、装置テーブル1014を参照して装置IDにより特定される装置種別などとを関連づけたデータベースなどを参照することにより、使用許否を判定しても良い。
例えば、装置がドローンである場合に、ユーザがドローンを操縦するための資格を保有している場合に、ユーザによるドローンの使用が許可される。
また、機関サーバ20の届出部2041は、届出情報に含まれる使用条件に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定しても良い。なお、承認機関の職員などがユーザから受信した届出情報の内容を審査し、装置の使用許否を人手により判定する構成としても良い。
ユーザによる装置の使用許否の判定に際して、届出情報に含まれる使用条件を修正してユーザによる装置の使用を許可しても良い。例えば、使用条件に含まれる使用期間および使用エリアなどを、使用期間および使用エリアに含まれる一部期間および一部エリアに限定して、ユーザによる装置の使用を許可しても良い。また、使用条件に含まれる使用期間および使用エリアなどを、他の使用期間および使用エリアに限定して、ユーザによる装置の使用を許可しても良い。
ステップS103において、機関サーバ20の届出部2041は、ユーザによる装置使用条件を決定し、許可情報として許可テーブル2014に記憶する。
具体的に、機関サーバ20の届出部2041は、ユーザからの使用申請を許可する場合には、ユーザから受信したユーザID3011、装置ID4011、および、ユーザによる装置使用を許可する期間、エリアの項目を、それぞれ、許可テーブル2014のユーザID、装置ID、許可期間、許可エリアの項目に記憶する。これにより、ユーザによる装置の使用申請が許可期間、許可エリアで規定される使用条件のもと許可された許可情報が機関サーバ20に記憶される。その後、ステップS104に進む。
一方、機関サーバ20の届出部2041は、ユーザからの使用申請を許可しない場合には許可テーブル2014に許可情報を記憶しない。機関サーバ20の届出部2041は、使用申請を許可しない旨の情報をユーザ端末30に送信し、届出処理を終了する。ユーザ端末30のディスプレイ3081は、受信した使用申請を許可しない旨の情報をユーザに提示する。
ステップS104において、機関サーバ20の届出部2041は、使用申請届出に対する承認結果をユーザに通知する。
具体的に、機関サーバ20の届出部2041は、許可テーブル2014に記憶された許可情報をユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30のディスプレイ3081は、受信した許可情報に含まれる、装置ID、許可期間、許可エリアなどの使用条件に関する情報を表示し、ユーザに対して提示する。ユーザは、提示された装置ID、許可期間、許可エリアなどの使用条件に関する情報を確認し、当該許可期間、許可エリアにおいて装置を使用するための認証処理を実行する。
<変形例>
複数のユーザが届出処理を実行できる構成としても良い。また、ユーザが所属するグループ等の組織が届出処理を実行できる構成としても良い。この場合、機関サーバ20は、複数のユーザ、グループごとに届出処理を実行する。
具体的に、機関サーバ20の届出部2041は、複数のユーザを特定するユーザID、または、グループを特定するグループIDと、装置ID、届出データを、それぞれ、届出テーブル2013のユーザID、装置ID、届出データの項目に記憶する。同様に、機関サーバ20の届出部2041は、複数のユーザを特定するユーザID、または、グループを特定するグループIDと、装置ID、許可期間、許可エリアを、それぞれ、許可テーブル2014のユーザID、装置ID、許可期間、許可エリアの項目に記憶する。
これにより、複数のユーザ、グループに所属するユーザは、許可された使用条件において装置を使用できる構成としても良い。また、この場合、複数のユーザに対して優先順位を設定し、複数のユーザのうち最も優先順位の高い1のユーザのみが装置を使用できる構成としても良い。例えば、許可された使用条件において優先順位が高いユーザが不在である場合には、次に優先順位が高いユーザが装置を使用できるものとしても良い。
<認証処理>
認証処理は、ユーザが、装置を使用する際に、使用時点においてユーザが装置を使用可能な資格を有していることを照会するとともに、承認機関からユーザが装置を使用する使用条件を取得し、ユーザに対して装置の使用許否を判定し、許可する場合はユーザが装置を使用可能とする処理である。
<認証処理の概要>
認証処理は、ユーザから所定の装置の使用に関するリクエストを受け付け、ユーザが所定の装置を使用する資格等を有していることを承認機関へ照会し、ユーザによる所定の装置の使用条件を承認機関から取得し、ユーザによる所定の装置の使用許否を判定し、許可する場合はユーザに対して所定の装置の使用を許可する一連の処理である。
<認証処理の詳細>
以下に、認証処理の詳細を説明する。
ステップS301において、サーバ10の認証部1042は、ユーザから、装置の使用に関するリクエストを受け付ける受付ステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、装置を使用するためのアプリケーションプログラム3012などを実行する。ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示された装置IDの入力欄に、使用する装置の装置IDを入力する。ユーザは、ユーザ端末30のカメラ3061などを操作することにより、使用する装置の外装等に記載された文字列、QRコード(登録商標)などの二次元コードなどを撮影することにより入力しても良い。
ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、ユーザID3011、装置IDを含むリクエストをサーバ10へ送信する。
なお、装置端末40が、ユーザ端末30のユーザID3011を読み取って、装置ID4011を含むリクエストをサーバ10へ送信する構成としても良い。例えば、ユーザが、装置端末40を操作し、ユーザIDを入力し、ユーザID、装置ID4011を含むリクエストをサーバ10へ送信する構成としても良い。
また、ステップS301において、サーバ10の認証部1042は、ユーザに対して、ユーザが使用可能な複数の装置を提示する提示ステップを実行しても良い。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、装置テーブル1014を検索し、装置ID、装置種別を取得しユーザ端末30へ送信する。このとき、不図示のデータベースなどを参照して、提示対象となるユーザが選択可能な装置の装置ID、装置種別のみをユーザ端末30へ送信する構成としても良い。
また、サーバ10の認証部1042は、機関サーバ20の許可テーブル2014などを照会し、ユーザが使用を許可された装置IDを取得し、ユーザが使用可能な装置ID、装置種別のみをユーザ端末30へ送信する構成としても良い。特に、サーバ10の認証部1042は、装置IDが関連づけられた許可情報に含まれる許可期間と現在日時とを比較し、現在日時において使用が許可された装置ID、装置種別のみをユーザ端末30へ送信する構成としても良い。
ユーザ端末30のディスプレイ3081は、受信した装置ID、装置種別を一覧表示し、ユーザに対して提示する。
この場合、受付ステップは、ユーザから、提示ステップにおいてユーザに対して提示した複数の装置のうち所定の装置の使用に関するリクエストを受け付けるステップを実行する。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、一覧表示された装置から、使用を希望する装置を選択し、装置IDを含むリクエストをサーバ10へ送信する。リクエストには、ユーザID3011が含まれる。
サーバ10の認証部1042は、ユーザID3011、装置IDを含むリクエストを受信し受け付ける。
ステップS302において、サーバ10の認証部1042は、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報に基づき、ユーザに関連づけられた資格情報を取得する資格取得ステップを実行する。
資格取得ステップは、ユーザ情報を含むリクエストを外部の機関サーバに送信するステップと、機関サーバからリクエストに対するレスポンスを受信し、レスポンスに含まれる資格情報を取得するステップと、を含む。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、受信したリクエストに含まれるユーザIDを機関サーバ20へ送信する。機関サーバ20の制御部204は、受信したユーザIDに基づき、資格テーブル2012のユーザIDの項目を検索し、資格コード、資格名を取得する。機関サーバ20の制御部204は、取得した資格コード、資格名をサーバ10へ送信する。
サーバ10の認証部1042は、資格コード、資格名を取得し受け付ける。
なお、本開示においては、サーバ10の認証部1042は、機関サーバ20から資格情報を取得する構成としたが、サーバ10が資格情報を記憶する構成としても良いし、機関サーバ20以外の資格認証機関などの資格サーバが資格情報を記憶する構成としても良い。この場合、サーバ10の認証部1042は、サーバ10の記憶部101から資格情報を取得したり、資格サーバに照会し資格情報を取得する構成としても良い。
ステップS303において、サーバ10の認証部1042は、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報および装置を特定する装置情報に基づき、ユーザによる装置の使用条件に関する使用条件情報を取得する条件取得ステップを実行する。
条件取得ステップは、ユーザ情報および装置情報を含むリクエストを外部の機関サーバに送信するステップと、機関サーバからリクエストに対するレスポンスを受信し、レスポンスに含まれる使用条件情報を取得するステップと、を含む。
条件取得ステップは、使用条件情報として、ユーザによる装置の使用エリアに関するエリア情報を取得するステップを含む。条件取得ステップは、使用条件情報として、ユーザによる装置の使用期間に関する期間情報を取得するステップを含む。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、受信したリクエストに含まれるユーザID、装置IDを機関サーバ20へ送信する。機関サーバ20の制御部204は、受信したユーザID、装置IDに基づき、許可テーブル2014のユーザID、装置IDの項目を検索し、許可期間、許可エリアなどの使用条件を取得する。機関サーバ20の制御部204は、取得した許可期間、許可エリアなどの使用条件を含む許可情報をサーバ10へ送信する。
サーバ10の認証部1042は、許可期間、許可エリアなどの使用条件を取得し受け付ける。本開示において、使用条件は許可期間、許可エリアの場合について説明したが、使用条件は高度、天気、天候、気圧、気温などの他の環境条件などを含んでも構わない。
なお、本開示においては、サーバ10の認証部1042は、機関サーバ20から使用条件を含む許可情報を取得する構成としたが、サーバ10が許可情報を記憶する構成としても良い。この場合、サーバ10の認証部1042は、サーバ10の記憶部101から許可情報を取得し、使用条件を特定しても良い。
ステップS304において、サーバ10の認証部1042は、資格取得ステップにおいて取得した資格情報およびユーザ情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する判定ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、受け付けた資格コード、資格名と、ステップS101において受け付けた装置IDにより特定される装置を比較することにより、ユーザが装置を使用するための適切な資格または権限などを有しているか否かに基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する。例えば、サーバ10の認証部1042は、不図示の資格コードと装置IDまたは、装置テーブル1014を参照して装置IDにより特定される装置種別などとを関連づけたデータベースなどを参照することにより、使用許否を判定しても良い。
例えば、装置がドローンである場合に、ユーザがドローンを操縦するための資格を保有している場合に、ユーザによるドローンの使用が許可される。本開示においては、届出処理の時点においてユーザは装置使用に関する適切な資格を有していたものの、その後、認証処理の間に資格を喪失した場合には、ユーザによる装置使用は許可されない。つまり、認証処理のおいて、ユーザが保有する最新の資格情報に基づき使用許否が判定される。
ステップS304において、判定ステップは、条件取得ステップにおいて取得した使用条件情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを実行する。
判定ステップは、条件取得ステップにおいて取得したエリア情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む。判定ステップは、装置の位置が、条件取得ステップにおいて取得したエリア情報に含まれる場合に、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む。
判定ステップは、条件取得ステップにおいて取得した期間情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、受け付けた使用条件と、ステップS101において受け付けた装置IDにより特定される装置の環境条件などを比較することにより、ユーザが装置を使用するための使用条件を満たしているか否かに基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する。
例えば、現在の日時が、ステップS303において受け付けた許可期間に含まれる場合には、使用条件を満たしていると判定される。一方、現在の日時が、許可期間に含まれない場合には、使用条件を満たしていないと判定される。
例えば、装置の現在位置が、ステップS303において受け付けた許可エリアに含まれる場合には、使用条件を満たしていると判定される。一方、装置の現在位置が、許可エリアに含まれない場合には、使用条件を満たしていないと判定される。
ステップS104において、ユーザが装置を使用するための資格を有しており、かつ、装置の環境条件が許可情報に含まれる使用条件を満たしている場合は、ユーザによる装置の使用が許可され、ステップS305に進む。
一方、それ以外の場合は、ユーザによる装置の使用は許可されない。サーバ10の認証部1042は、ユーザによる装置の使用を許可しない場合は、使用を許可しない旨の情報をユーザ端末30に送信し、認証処理を終了する。ユーザ端末30のディスプレイ3081は、装置の使用を許可しない旨の情報をユーザに提示する。
ステップS305において、サーバ10の認証部1042は、条件取得ステップにおいて、外部サーバから取得した使用条件情報を、認証情報として記憶する記憶ステップを実行する。
具体的に、ステップS104において、ユーザが装置を使用するための資格を有しており、かつ、装置の環境条件が許可情報に含まれる使用条件を満たしている場合は、サーバ10の認証部1042は、ステップS303において機関サーバ20から取得した許可情報を認証テーブル1015に認証情報として記憶する。具体的に、サーバ10の認証部1042は、取得したユーザID、装置ID、許可情報に含まれる許可期間、許可エリアを、それぞれ、認証テーブル1015の新たなレコードのユーザID、装置ID、許可期間、許可エリアの項目に記憶する。なお、認証テーブル1015は、許可期間、許可エリア以外の許可情報に含まれる使用条件情報を記憶する構成としても良い。
サーバ10の認証部1042は、判定ステップにおいて装置の使用を許可されたユーザから、定期的に装置の使用許否に関する問い合わせを受け付ける定期受付ステップを実行する。
サーバ10の認証部1042は、定期受付ステップにおいて受け付けた装置の使用許否に関する問い合わせに対し、ユーザ情報および装置情報に基づき、記憶ステップにおいて記憶された認証情報を照会し、外部サーバへ問い合わせずに、ユーザによる装置の使用許否を判定する定期判定ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、ユーザ端末30からの装置使用許否の問い合わせに対して、認証テーブル1015に記憶された使用条件に関する認証情報に基づき装置の使用許否を判定し応答する構成としても良い。
例えば、認証処理において装置の使用が許可された後において、ユーザ端末30は定期的にサーバ10へ装置の使用許可が認証されているか問い合わせる処理を実行する。この場合、サーバ10の認証部1042は、機関サーバ20へ問い合わせることなしに認証テーブル1015に記憶された認証情報に基づきユーザによる装置使用許否を判定し、判定結果をユーザ端末30へ送信する。ユーザは、受信した判定結果により装置の使用を許可された場合は装置の使用を継続することができる。一方、受信した判定結果により装置の使用を許可されなかった場合は装置の使用を継続することができない。
このように、サーバ10が認証情報を保持することにより機関サーバ20への問い合わせを減らすことができ機関サーバ20の処理負荷を低減させることができるとともに、機関サーバ20との通信状況が悪い場合にもユーザに対して適切な認証サービスを提供することができる。
なお、サーバ10は、定期的に機関サーバ20へ問い合わせを行い、機関サーバ20の許可テーブル2014に記憶された許可情報に基づき、認証テーブル1015の認証情報を更新する構成としても良い。これにより、サーバ10の認証テーブル1015の認証情報を最新の状態に維持することができる。例えば、サーバ10の認証部1042は、最初の認証処理の際に許可情報を機関サーバ20から取得し、その後は、ユーザ端末30からの装置使用許否の問い合わせよりも少ない頻度で、許可情報を機関サーバ20から取得し、認証テーブル1015に記憶する構成としても良い。
ステップS306において、サーバ10の認証部1042は、ユーザまたはユーザに関連づけられた管理者に対し、条件取得ステップにおいて取得した、ユーザによる装置の使用エリアに関するエリア情報を提示するエリア提示ステップを実行する。
サーバ10の認証部1042は、ユーザまたはユーザに関連づけられた管理者に対し、条件取得ステップにおいて取得した、ユーザによる装置の使用期間に関する期間情報を提示する期間提示ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、取得した装置ID、許可期間、許可エリアをユーザ端末30へ送信する。ユーザ端末30のディスプレイ3081は、受信した装置ID、許可期間、許可エリアの項目を表示し、ユーザに対して提示する。
また、同様に、サーバ10の認証部1042は、取得した装置ID、許可期間、許可エリアを不図示の管理者端末へ送信しても良い。管理者端末のディスプレイは、受信した装置ID、許可期間、許可エリアの項目を表示し、管理者に対して提示する。
具体的に、サーバ10の認証部1042は、取得したユーザID3011に基づきユーザテーブル1012のユーザIDの項目を検索し、グループIDの項目を取得する。サーバ10の認証部1042は、取得したグループIDに基づき、グループテーブルのグループIDの項目を検索し、管理者IDを取得する。サーバ10の認証部1042は、管理者IDに基づき管理者端末を特定し、取得した装置ID、許可期間、許可エリアを管理者端末へ送信する。
これにより、グループに関連づけられた管理者も、ユーザによる装置の使用実績を確認することができる。なお、管理者は、ログテーブル1016を参照することにより、ユーザによる装置の使用状況を確認できる構成としても良い。
図16に、ユーザまたは管理者に対して提示される認証画面の一例を示す。ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示される画面70は、使用対象の装置を示すオブジェクト701、許可期間を示すオブジェクト711、許可エリアを示すオブジェクト712、装置の使用を開始するための開始ボタン721を含む。
ユーザは、提示された許可期間、許可エリアの項目を確認し、装置を使用する場合は、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、開始ボタン721を押下し、選択する。ユーザ端末30のディスプレイ3081は、装置を使用するためのユーザインタフェース画面などをユーザに対して表示し提示する。ユーザインタフェース画面は、装置ごとに装置を操作するためのボタン、スライダなどの各種ユーザインタフェースを含む。
ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを介して、ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示されたユーザインタフェースを操作することにより、装置を使用することができるようになる。
具体的に、ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、使用が許可された装置の装置IDにより特定される装置端末40に対して、装置を操作するためのリクエストを送信することができる。装置端末40は、受信したリクエストに応じてアクチュエータ4083などを駆動することにより、装置を駆動制御することができる。つまり、ユーザは、ユーザ端末30の入力装置306などを操作することにより、装置を使用することができる。
また、装置端末40は、受信したリクエストに応じてカメラ4061、マイク4062、位置情報センサ4063、加速度センサ4064などの検出値をユーザ端末30へ送信する。ユーザは、ユーザ端末30において受信した検出値を確認することができるとともに、サーバ10へ検出値、ユーザID3011、装置ID4011を送信する。
サーバ10の認証部1042は、ユーザID3011、装置ID4011、検出値を、それぞれ、ログテーブル1016の新たなレコードのユーザID、装置ID、ログデータの項目に記憶する。これにより、ユーザによる装置を使用に関するログ情報がサーバ10に記憶される。ログ情報には、装置端末40の入力装置406などの検出の他、出力装置408などを制御するための信号情報などを含めても良い。具体的に、ログ情報は、アクチュエータ4083を駆動するための駆動信号などの情報を含んでも良い。
ユーザ端末30のディスプレイ3081は、現在日時が許可期間に含まれる終了日時に近づくと、ユーザに対して許可期間が終了することを表示し提示しても良い。これにより、ユーザは許可期間を経過する前に装置の使用を終了する操作を行うことができる。
ユーザ端末30のディスプレイ3081は、装置の位置情報が、許可エリアの外縁に近づくと、ユーザに対して許可エリアを越えないよう警告することを表示し提示しても良い。これにより、ユーザは許可エリアを越えないように装置を操作し使用することができる。
<変形例>
本開示の認証処理において、ユーザ端末30はサーバ10に問い合わせて、サーバ10が機関サーバ20へ問い合わせて資格照会、使用条件取得、使用許否判定、装置使用許可を実行する構成としたが、ユーザ端末30自体がサーバ10を介さずに直接機関サーバ20へ問い合わせて資格照会、使用条件取得、使用許否判定、装置使用許可を実行しても良い。つまり、ユーザ端末30が、サーバ10の認証部1042を有する構成としても良い。
具体的に、ユーザ端末30の制御部304は、機関サーバ20から資格照会、使用条件を取得し、使用許否判定を実行し、装置端末40に対する装置使用許可を実行する構成としても良い。
<コンピュータの基本ハードウェア構成>
図17は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、通信IF991(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス921により相互に電気的に接続される。
プロセッサ901とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ901は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
主記憶装置902とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
補助記憶装置903とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
通信IF991とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ90に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ90を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ90は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
<コンピュータ90の基本機能構成>
コンピュータ90の基本ハードウェア構成(図17)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
なお、コンピュータ90が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ90に分散して設けても実現することができる。コンピュータ90は、単一のコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
制御部は、プロセッサ901が補助記憶装置903に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
記憶部は、主記憶装置902、補助記憶装置903により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ901は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902または補助記憶装置903に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブル、マスタと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、マスタ、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル、マスタ同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
なお、本開示におけるデータベース、マスタは、情報が構造的に規定された任意のデータ構造体(リスト、辞書、連想配列、オブジェクトなど)を含み得る。データ構造体には、データと、任意のプログラミング言語により記述された関数、クラス、メソッドなどを組み合わせることにより、データ構造体と見なし得るデータも含むものとする。
通信部は、通信IF991により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ90と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ90から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ90へ送信することができる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
による装置使用を制限することができる。
(付記1) プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、装置の使用に関するリクエストを受け付ける受付ステップ(S301)と、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報および装置を特定する装置情報に基づき、ユーザによる装置の使用条件に関する使用条件情報を取得する条件取得ステップ(S303)と、条件取得ステップにおいて取得した使用条件情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定する判定ステップ(S304)と、を実行させるプログラム。
これにより、ユーザおよび装置の使用条件に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、ユーザによる使用条件を満たさない装置使用を制限することができる。
(付記2) 条件取得ステップ(S303)は、ユーザ情報および装置情報を含むリクエストを外部サーバに送信するステップと、外部サーバからリクエストに対するレスポンスを受信し、レスポンスに含まれる使用条件情報を取得するステップと、を含む、付記1記載のプログラム。
これにより、使用条件を管理する外部サーバにおける最新の使用条件に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、ユーザによる使用条件を満たさない装置使用を制限することができる。
(付記3) プログラムは、プロセッサに、受付ステップにおいて受け付けたユーザを特定するユーザ情報に基づき、ユーザに関連づけられた資格情報を取得する資格取得ステップ(S302)と、を実行させ、判定ステップ(S304)は、資格取得ステップにおいて取得した資格情報およびユーザ情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、ユーザの資格情報に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザによる装置使用を制限することができる。
(付記4) 資格取得ステップ(S302)は、ユーザ情報を含むリクエストを外部サーバに送信するステップと、外部サーバからリクエストに対するレスポンスを受信し、レスポンスに含まれる資格情報を取得するステップと、を含む、付記3記載のプログラム。
これにより、資格情報を管理する外部サーバにおけるユーザの最新の資格情報に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザ
(付記5) 条件取得ステップ(S303)は、使用条件情報として、ユーザによる装置の使用エリアに関するエリア情報を取得するステップを含み、判定ステップ(S304)は、条件取得ステップにおいて取得したエリア情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む、付記4記載のプログラム。
これにより、ユーザおよび装置の使用エリアに基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、ユーザによる使用エリア外での装置使用を制限することができる。
(付記6) 判定ステップ(S304)は、装置の位置が、条件取得ステップにおいて取得したエリア情報に含まれる場合に、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む、付記5記載のプログラム。
これにより、ユーザおよび装置の使用エリアに基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、ユーザによる使用エリア外での装置使用を制限することができる。
(付記7) プログラムは、プロセッサに、ユーザまたはユーザに関連づけられた管理者に対し、条件取得ステップにおいて取得した、ユーザによる装置の使用エリアに関するエリア情報を提示するエリア提示ステップ(S306)と、を実行させる付記5記載のプログラム。
これにより、ユーザまたは管理者は許可された使用エリアの情報を確認することにより、適切に装置を使用することができる。
(付記8) 条件取得ステップ(S303)は、使用条件情報として、ユーザによる装置の使用期間に関する期間情報を取得するステップを含み、判定ステップ(S304)は、条件取得ステップにおいて取得した期間情報に基づき、ユーザによる装置の使用許否を判定するステップを含む、付記3記載のプログラム。
これにより、ユーザおよび装置の使用期間に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、ユーザによる使用期間外での装置使用を制限することができる。
(付記9) プログラムは、プロセッサに、ユーザまたはユーザに関連づけられた管理者に対し、条件取得ステップにおいて取得した、ユーザによる装置の使用期間に関する期間情報を提示する期間提示ステップ(S306)と、を実行させる付記8記載のプログラム。
これにより、ユーザまたは管理者は許可された使用期間の情報を確認することにより、適切に装置を使用することができる。
(付記10) プログラムは、プロセッサに、条件取得ステップにおいて、外部サーバから取得した使用条件情報を、認証情報として記憶する記憶ステップ(S305)と、判定ステップにおいて装置の使用を許可されたユーザから、定期的に装置の使用許否に関する問い合わせを受け付ける定期受付ステップ(S305)と、定期受付ステップにおいて受け付けた装置の使用許否に関する問い合わせに対し、ユーザ情報および装置情報に基づき、記憶ステップにおいて記憶された認証情報を照会し、外部サーバへ問い合わせずに、ユーザによる装置の使用許否を判定する定期判定ステップ(S305)と、を実行させる、付記4記載のプログラム。
これにより、機関サーバ20との間の通信状態が不安定な場合において、装置を使用するユーザに対し適切に許可情報を提供することができる。
(付記11) 記憶ステップは、定期受付ステップにおいてユーザから受け付ける装置の使用許否に関する問い合わせよりも少ない頻度で、外部サーバから使用条件情報を取得し、認証情報として記憶するステップである、付記10記載のプログラム。
これにより、機関サーバ20への問い合わせを減らすことができ機関サーバ20の処理負荷を低減させることができるとともに、機関サーバ20との通信状況が悪い場合にもユーザに対して適切な認証サービスを提供することができる。
(付記12) プログラムは、プロセッサに、ユーザに対して、ユーザが使用可能な複数の装置を提示する提示ステップ(S301)と、を実行させ、受付ステップ(S301)は、ユーザから、提示ステップにおいてユーザに対して提示した複数の装置のうち所定の装置の使用に関するリクエストを受け付けるステップである、付記1記載のプログラム。
これにより、ユーザは提示された複数の使用可能な装置から使用する装置を選択することができる。
(付記13) 装置は、ドローンである、付記3記載のプログラム。
これにより、ユーザの資格情報に基づき、ドローンの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザによる装置使用を制限することができる。
(付記14) プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、プロセッサに、付記1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、情報処理装置。
これにより、ユーザの資格情報に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザによる装置使用を制限することができる。
(付記15) プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、プロセッサに、付記1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、情報処理システム。
これにより、ユーザの資格情報に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザによる装置使用を制限することができる。
(付記16) プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、プロセッサに、付記1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、情報処理方法。
これにより、ユーザの資格情報に基づき、ユーザの装置の使用許否を判定することができる。例えば、資格を有さない不適切なユーザによる装置使用を制限することができる。
1 情報処理システム、10 サーバ、101 記憶部、104 制御部、106 入力装置、108 出力装置、20 機関サーバ、201 記憶部、204 制御部、206 入力装置、208 出力装置、30 ユーザ端末、301 記憶部、304 制御部、306 入力装置、308 出力装置、40 装置端末、401 記憶部、404 制御部、406 入力装置、408 出力装置

Claims (16)

  1. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    ユーザから、装置の使用に関するリクエストを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けた前記ユーザを特定するユーザ情報および前記装置を特定する装置情報に基づき、前記ユーザによる前記装置の使用条件に関する使用条件情報を取得する条件取得ステップと、
    前記条件取得ステップにおいて取得した前記使用条件情報に基づき、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定する判定ステップと、
    を実行させるプログラム。
  2. 前記条件取得ステップは、
    前記ユーザ情報および前記装置情報を含むリクエストを外部サーバに送信するステップと、
    前記外部サーバから前記リクエストに対するレスポンスを受信し、前記レスポンスに含まれる前記使用条件情報を取得するステップと、を含む、
    請求項1記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記受付ステップにおいて受け付けた前記ユーザを特定するユーザ情報に基づき、前記ユーザに関連づけられた資格情報を取得する資格取得ステップと、
    を実行させ、
    前記判定ステップは、前記資格取得ステップにおいて取得した前記資格情報および前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定するステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  4. 前記資格取得ステップは、
    前記ユーザ情報を含むリクエストを外部サーバに送信するステップと、
    前記外部サーバから前記リクエストに対するレスポンスを受信し、前記レスポンスに含まれる資格情報を取得するステップと、
    を含む、
    請求項3記載のプログラム。
  5. 前記条件取得ステップは、前記使用条件情報として、前記ユーザによる前記装置の使用エリアに関するエリア情報を取得するステップを含み、
    前記判定ステップは、前記条件取得ステップにおいて取得した前記エリア情報に基づき、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定するステップを含む、
    請求項4記載のプログラム。
  6. 前記判定ステップは、前記装置の位置が、前記条件取得ステップにおいて取得した前記エリア情報に含まれる場合に、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定するステップを含む、
    請求項5記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザまたは前記ユーザに関連づけられた管理者に対し、前記条件取得ステップにおいて取得した、前記ユーザによる前記装置の使用エリアに関する前記エリア情報を提示するエリア提示ステップと、
    を実行させる請求項5記載のプログラム。
  8. 前記条件取得ステップは、前記使用条件情報として、前記ユーザによる前記装置の使用期間に関する期間情報を取得するステップを含み、
    前記判定ステップは、前記条件取得ステップにおいて取得した前記期間情報に基づき、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定するステップを含む、
    請求項3記載のプログラム。
  9. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザまたは前記ユーザに関連づけられた管理者に対し、前記条件取得ステップにおいて取得した、前記ユーザによる前記装置の使用期間に関する前記期間情報を提示する期間提示ステップと、
    を実行させる請求項8記載のプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記条件取得ステップにおいて、前記外部サーバから取得した前記使用条件情報を、認証情報として記憶する記憶ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記装置の使用を許可されたユーザから、定期的に前記装置の使用許否に関する問い合わせを受け付ける定期受付ステップと、
    前記定期受付ステップにおいて受け付けた前記装置の使用許否に関する問い合わせに対し、前記ユーザ情報および前記装置情報に基づき、前記記憶ステップにおいて記憶された前記認証情報を照会し、前記外部サーバへ問い合わせずに、前記ユーザによる前記装置の使用許否を判定する定期判定ステップと、
    を実行させる、
    請求項4記載のプログラム。
  11. 前記記憶ステップは、前記定期受付ステップにおいて前記ユーザから受け付ける前記装置の使用許否に関する問い合わせよりも少ない頻度で、前記外部サーバから前記使用条件情報を取得し、前記認証情報として記憶するステップである、
    請求項10記載のプログラム。
  12. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザに対して、前記ユーザが使用可能な複数の装置を提示する提示ステップと、
    を実行させ、
    前記受付ステップは、前記ユーザから、前記提示ステップにおいて前記ユーザに対して提示した複数の装置のうち所定の装置の使用に関するリクエストを受け付けるステップである、
    請求項1記載のプログラム。
  13. 前記装置は、ドローンである、
    請求項3記載のプログラム。
  14. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサに、請求項1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、
    情報処理装置。
  15. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記プロセッサに、請求項1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、
    情報処理システム。
  16. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記プロセッサに、請求項1から13のいずれか記載のプログラムを実行させる、
    情報処理方法。
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