JP2023144887A - 液体紙容器 - Google Patents

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Tomohiko Manabe
康司 大塚
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Abstract

【課題】デラミネーションを防止できる液体紙容器を提供する。【解決手段】外面側から順に、熱可塑性を有する外面接着層52、紙製の紙基材層54、バリア基材層64上に蒸着した蒸着膜から成る第1バリア層62、熱可塑性のシーラント層81を積層したブランク板10により形成される液体用紙容器1において、熱可塑性の熱可塑性樹脂層71、73により両面を挟まれるエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂から成る第2バリア層72を有し、内面側の熱可塑性樹脂層73とシーラント層81とが隣接する。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を収納する液体紙容器に関する。
飲料、洗浄剤等の包装に使用される従来の液体紙容器は特許文献1に開示されている。この液体紙容器は紙層の外面にポリエチレン層を積層し、内面にバリア層、耐内容物層及びシーラント層を順に積層したブランク板を折曲して形成される。バリア層はアルミニウム箔から成り、酸素及び水蒸気を遮蔽する。耐内容物層はナイロンを含み、シーラント層に亀裂が生じた際に耐内容物層によりアルカリ性の内容物がバリア層に侵入することを妨げる。これにより、アルカリ性の内容物によるアルミニウム箔の腐食等を防止する。
特開平08-11860号公報(第2頁-第7頁、第1図)
しかしながら、上記従来の液体紙容器によると、ナイロンを含む耐内容物層とシーラント層とがドライラミネート接着剤または押出樹脂により接着される。この時、アルカリ性または酸性の内容物によってドライラミネート接着剤または押出樹脂の下地のアンカーコート剤が劣化してデラミネーションが発生する問題があった。
本発明は、デラミネーションを防止できる液体紙容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、外面側から順に、熱可塑性を有する外面接着層、紙製の紙基材層、バリア基材層上に蒸着した蒸着膜から成る第1バリア層、熱可塑性のシーラント層を積層したブランク板により形成される液体用紙容器において、熱可塑性の熱可塑性樹脂層により両面を挟まれたエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂から成る第2バリア層を有し、内面側の前記熱可塑性樹脂層と前記シーラント層とが隣接することを特徴としている。
また本発明は上記構成の液体紙容器において、前記バリア基材層の外面側に前記第1バリア層が配され、アンカーコート剤を設けた前記バリア基材層上に外面側の前記熱可塑性樹脂層が配されることを特徴としている。
また本発明は上記構成の液体紙容器において、前記バリア基材層の外面側に前記第1バリア層が配され、前記バリア基材層と外面側の前記熱可塑性樹脂層との間にドライラミネート接着剤が配されることを特徴としている。
また本発明は上記構成の液体紙容器において、前記バリア基材層の内面側に前記第1バリア層が配され、前記第1バリア層と外面側の前記熱可塑性樹脂層とが隣接することを特徴としている。
本発明によると、蒸着膜から成る第1バリア層の内面側に、熱可塑性の熱可塑性樹脂層により両面を挟まれるエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂から成る第2バリア層が配され、内面側の熱可塑性樹脂層とシーラント層とが隣接する。これにより、アルカリ性または酸性の強い内容物の場合であっても第2バリア層によって外面側への内容物の浸透が防止される。従って、内容物による液体紙容器のデラミネーションを防止することができる。
本発明の第1実施形態の液体紙容の斜視図 本発明の第1実施形態の液体紙容器のブランク板を示す平面図 本発明の第1実施形態の液体紙容器のブランク板の層構成を示す断面図 本発明の第2実施形態の液体紙容器のブランク板の層構成を示す断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の液体紙容器の斜視図である。液体紙容器1はゲーベルトップ型に構成され、酒類(日本酒、ワイン、焼酎等)、飲料類(コーヒー、乳飲料、ジュース、お茶等)、調味料(ドレッシング等)、衛生用品(シャンプー、リンス等)、洗浄剤(洗剤、漂白剤等)等の液状の内容物が充填される。特に液体紙容器1はPHの大きい内容物またはPHの小さい内容物の充填に適している。
液体紙容器1は本体部2と注出部材3とを備えている。本体部2は紙基材層54(図3参照)を有するブランク板10(図2参照)を箱形状に折曲して形成される。本体部2は筒状の胴部5の底面が底面部6により塞がれ、胴部5の天面が傾斜屋根部7により塞がれる。注出部材3は樹脂成形品から成り、内容物の注出口を形成してキャップ3aにより開閉される。
図2は液体紙容器1の本体部2を展開したブランク板10の平面図を示している。ブランク板10は所定位置に折り線9が設けられ、矩形の背面板11、側面板12、前面板13、側面板14、糊代片15が一方向に順に連設される。
背面板11の上端には天井背面板31が連設され、下端には底面板21が連設される。側面板12の上端には天井側面板32が連設され、下端には底面板22が連設される。前面板13の上端には天井前面板33が連設され、下端には底面板23が連設される。側面板14の上端には天井側面板34が連設され、下端には底面板24が連設される。糊代片15の上端には糊代片35が連設され、下端には糊代片25が連設される。天井前面板33には注出部材3(図1参照)を取り付ける挿通孔33aが設けられる。
天井前面板33及び天井背面板31の上端面は水平に形成される。天井側面板32、34の上端面32d、34dは両側端から中央に向かって傾斜した凸面に形成される。
ブランク板10は折り線9で折曲して糊代片15、糊代片25及び糊代片35で熱接着することにより、筒状に形成される。即ち、一端の側面板14に連設される糊代片15が他端の背面板11に熱接着されることによって、周方向に閉じた状態の筒状の胴部5(図1参照)が形成される。
一端の底面板24に連設される糊代片25が他端の底面板21に熱接着されることによって、底面部6(図1参照)が下端を開放して周方向に閉じた状態に形成される。一端の天井側面板34に連設される糊代片35が他端の天井背面板31に熱接着されることによって、傾斜屋根部7(図1参照)が上端を開放して周方向に閉じた状態に形成される。
底面部6は各底面板21~24を折り線9で折り畳み、熱接着により胴部5の底面を塞いだ状態で固着される。
傾斜屋根部7の天井前面板33には挿通孔33aに挿入された注出部材3が挿通孔33aの周囲に熱接着される。そして、天井前面板33、天井背面板31、天井側面板32及び天井側面板34を折り線9で折曲し、所定箇所を熱接着される。これにより、傾斜屋根部7は胴部5の天面を塞いだ状態で固着される。
図3はブランク板10の層構成を示す断面図である。ブランク板10は外面側から順に外面接着層52、紙基材層54、層間接着層61、第1バリア層62、バリア基材層64、熱可塑性樹脂層71、第2バリア層72、熱可塑性樹脂層73、シーラント層81を積層して形成される。
紙基材層54の外面及び内面にはそれぞれ、イミン系、ウレタン系、アクリル系等のアンカーコート剤53、55が印刷により形成される。バリア基材層64の内面側にも同様のアンカーコート剤66が印刷により形成される。
紙基材層54は例えば坪量が130~450g/m2の板紙により形成される。外面接着層52は熱可塑性樹脂により形成され、ブランク板10の外面を熱接着する熱接着層を構成する。外面接着層52は例えば厚みが15~35μmのポリエチレン(PE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等により形成される。EC(Extrusion Coating)法により、紙基材層54に設けたアンカーコート剤53上に外面接着層52が押し出して積層される。これにより、紙基材層54の表面を樹脂で覆うコート紙50が形成される。
外面接着層52の外面はコロナ処理され、グラビア印刷またはオフセット印刷により所定位置に印刷層51が形成される。
尚、アンカーコート剤53、55を省き、紙基材層54の表面にコロナ処理を施してもよい。
層間接着層61は熱可塑性樹脂から成り、例えば厚みが15~35μmのエチレン・アクリル酸樹脂(EAA)、エチレン・メタクリル酸共重合樹脂(EMAA)等により形成される。層間接着層61により後述するバリアフィルム60が紙基材層54上に接着される。
第1バリア層62はバリア基材層64上に蒸着された蒸着膜により形成される。バリア基材層64は、例えば厚みが9~25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ナイロンフィルム等により形成される。バリア基材層64の一面に第1バリア層62を蒸着してバリアフィルム60が形成される。
第1バリア層62は金属蒸着膜(アルミニウム蒸着膜等)または無機酸化物蒸着膜(シリカ蒸着膜、アルミナ蒸着膜等)により形成される。第1バリア層62はガスバリア性を有し、液体紙容器1内への酸素、水蒸気等の侵入を防止する。
第1バリア層62はバリア基材層64の外面側に配され、層間接着層61に隣接する。エチレン・アクリル酸樹脂及びエチレン・メタクリル酸共重合樹脂は金属及び酸化物との接着性が優れる。このため、層間接着層61によりコート紙50とバリアフィルム60とを確実に接着することができる。
熱可塑性樹脂層71、73は熱可塑性樹脂により形成され、例えば厚みが15~80μmの低密度ポリエチレン(LDPE)が用いられる。第2バリア層72はエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)により例えば2~12μmの厚みに形成される。エチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂は液体の浸透を防止し、特にPHの高いアルカリ及びPHの低い酸に対しても浸透を防止することができる。
熱可塑性樹脂層71、第2バリア層72及び熱可塑性樹脂層73はEC法により積層され、第2バリア層72の両面を熱可塑性樹脂層71、73で挟む接着フィルム70を形成する。
シーラント層81は熱可塑性樹脂から成り、例えば厚み15~60μmの低密度ポリエチレン(LDPE)フィルム、メタロセン触媒を用いて重合した直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルム等により形成される。
内面側にアンカーコート剤66を配したバリアフィルム60と、シーラント層81のフィルムとは、接着フィルム70を挟んで加熱圧着することにより接着される。
尚、アンカーコート剤66を省き、バリアフィルム60と接着フィルム70とをドライラミネート接着剤により接着してもよい。
上記構成のブランク板10を折曲して所定箇所の対向するシーラント層81同士、対向する外面接着層52同士、対向するシーラント層81と外面接着層52がそれぞれ熱接着され、液体紙容器1が形成される。
液体紙容器1の内面側のシーラント層81に亀裂が生じた際に、第2バリア層72によって内容物の外面側への浸透を防止できる。このため、アルカリ性または酸性の強い内容物の場合であっても、アンカーコート剤66に内容物が到達しないためアンカーコート剤66の劣化が防止される。従って、アンカーコート剤66の劣化によるデラミネーションを防止することができる。
本実施形態によると、蒸着膜から成る第1バリア層62の内面側に熱可塑性樹脂層71、73により両面を挟まれるエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂から成る第2バリア層72が配され、内面側の熱可塑性樹脂層73とシーラント層81とが隣接する。これにより、アルカリ性または酸性の強い内容物の場合であっても第2バリア層72によって外面側への内容物の浸透が防止される。従って、内容物による液体紙容器1のデラミネーションを防止することができる。
また、バリア基材層64の外面側に第1バリア層62が配され、アンカーコート剤66を設けたバリア基材層64上に外面側の熱可塑性樹脂層71が配される。このため、バリア基材層64を含むフィルム(バリアフィルム60)と第2バリア層72を含むフィルム(接着フィルム70)とが熱可塑性樹脂層71により接着される。これにより、第1バリア層62の内面側に第2バリア層72を配した液体紙容器1を容易に実現することができる。
また、バリア基材層64の外面側に第1バリア層62が配され、バリア基材層64と外面側の熱可塑性樹脂層71との間にドライラミネート接着剤を配してもよい。これにより、バリア基材層64を含むフィルム(バリアフィルム60)と第2バリア層72を含むフィルム(接着フィルム70)とがドライラミネート接着剤により接着される。従って、第1バリア層62の内面側に第2バリア層72を配した液体紙容器1を容易に実現することができる。
<第2実施形態>
次に、図4は第2実施形態の液体紙容器1のブランク板10の層構成を示す断面図を示している。説明の便宜上、前述の図3と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対し、バリアフィルム60の配置が異なっている。その他の部分は第2実施形態と同様である。
バリアフィルム60は内面側に第1バリア層62を配し、接着フィルム70を介してシーラント層81のフィルムと接着される。接着フィルム70の熱可塑性樹脂層71、73は例えば厚みが15~50μmのエチレン・アクリル酸樹脂(EAA)、エチレン・メタクリル酸共重合樹脂(EMAA)等により形成される。金属及び酸化物との接着性の高い熱可塑性樹脂層71が第1バリア層62に隣接するため、バリアフィルム60上のアンカーコート剤66(図3参照)を省くことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、第2バリア層72によって外面側への内容物の浸透が防止される。このため、熱可塑性樹脂層71の外面の微小な凹凸に内容物が蓄積されることによる第1バリア層62の内面上のデラミネーションを防止することができる。
また、第1バリア層62の外面側にバリア基材層64が積層され、第1バリア層62と外面側の熱可塑性樹脂層71とが隣接する。このため、第1バリア層62の内面側に第2バリア層72を配した液体紙容器1を容易に実現することができる。
第1、第2実施形態において、液体紙容器1がゲーベルトップ型であるが、直方体形状のフラット型の液体紙容器であってもよい。
以下に各実施形態の液体紙容器1の評価を行うために形成した実施例について説明する。
実施例1は、前述の図3に示した第1実施形態の液体紙容器1のブランク板10と同じ層構成のブランク板を用いて内寸200mm×200mmの三方シールパウチを形成した。実施例1の各層は以下の通りである。
外面接着層52 :厚み20μmのポリエチレン(PE)
紙基材層54 :坪量400g/m2
層間接着層61 :厚み20μmのエチレン・メタクリル酸共重合樹脂(EMAA)
第1バリア層62 :シリカ蒸着膜
バリア基材層64 :厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)
熱可塑性樹脂層71:厚み20μmの低密度ポリエチレン(LDPE)
第2バリア層72 :厚み4μmのエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)、
熱可塑性樹脂層73:厚み20μmの低密度ポリエチレン(LDPE)
シーラント層81 :厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)
実施例2は第2実施形態の液体紙容器1のブランク板10を用いて実施例1と同じ三方シールパウチを形成した。実施例3の各層は以下の通りである。
外面接着層52 :厚み20μmのポリエチレン(PE)
紙基材層54 :坪量400g/m2
層間接着層61 :厚み20μmのエチレン・メタクリル酸共重合樹脂(EMAA)
バリア基材層64 :厚み12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)
第1バリア層62 :シリカ蒸着膜
熱可塑性樹脂層71:厚み20μmのエチレン・アクリル酸樹脂(EAA)
第2バリア層72 :厚み4μmのエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)、
熱可塑性樹脂層73:厚み20μmのエチレン・アクリル酸樹脂(EAA)
シーラント層81 :厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)
[比較例1]
また、比較のために比較例を作成した。比較例1は実施例1の接着フィルム70に替えて厚み20μmのポリエチレン(PE)の押出樹脂を用いた。
[比較例2]
比較例2は実施例2の接着フィルム70に替えてエチレン・アクリル酸樹脂(EAA)の押出樹脂を用いた。
上記の各実施例及び各比較例の液体紙容器1について、デラミネーションの評価を行った。各三方シールパウチにPH3.0またはPH11.0の濃縮洗浄剤の内容物を200mL充填し、40℃で24週間後まで放置して定期的にデラミネーションの発生状態を調べた。各実施例及び各比較例の試験数は10個である。
PH3.0の内容物の場合の評価結果を表1に示し、PH11.0の内容物の場合の評価結果を表2に示す。表1、表2において、すべての三方シールパウチにデラミネーションが発生しなかった場合を「○」で示し、1個以上の三方シールパウチにデラミネーションが発生した場合を「×」で示している。
Figure 2023144887000002
Figure 2023144887000003
表1、表2から明らかなように、第2バリア層72を設けることにより、液体紙容器1のデラミネーションを防止することができる。
本発明によると、液体紙容器に利用することができる。
1 液体紙容器
2 本体部
3 注出部材
3a キャップ
5 胴部
6 底面部
7 傾斜屋根部
9 折り線
10 ブランク板
11 背面板
12、14 側面板
13 前面板
15、25、35 糊代片
21~24 底面板
31 天井背面板
32、34 天井側面板
32d、34d 上端面
33 天井前面板
33a 挿通孔
50 コート紙
51 印刷層
52 外面接着層
53、55、66 アンカーコート剤
54 紙基材層
60 バリアフィルム
61 層間接着層
62 第1バリア層
64 バリア基材層
70 接着フィルム
71、73 熱可塑性樹脂層
72 第2バリア層
81 シーラント層

Claims (4)

  1. 外面側から順に、熱可塑性を有する外面接着層、紙製の紙基材層、バリア基材層上に蒸着した蒸着膜から成る第1バリア層、熱可塑性のシーラント層を積層したブランク板により形成される液体用紙容器において、熱可塑性の熱可塑性樹脂層により両面を挟まれたエチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂から成る第2バリア層を有し、内面側の前記熱可塑性樹脂層と前記シーラント層とが隣接することを特徴とする液体用紙容器。
  2. 前記バリア基材層の外面側に前記第1バリア層が配され、アンカーコート剤を設けた前記バリア基材層上に外面側の前記熱可塑性樹脂層が配されることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  3. 前記バリア基材層の外面側に前記第1バリア層が配され、前記バリア基材層と外面側の前記熱可塑性樹脂層との間にドライラミネート接着剤が配されることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  4. 前記バリア基材層の内面側に前記第1バリア層が配され、前記第1バリア層と外面側の前記熱可塑性樹脂層とが隣接することを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
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