JP2023144370A - 電気光学装置、および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量素子の微細化や大容量化が可能な電気光学装置を提供すること。【解決手段】液晶装置100は、基板10aと、画素電極11と、基板10aと画素電極11との間に設けられたデータ線16と、基板10aとデータ線16との間に設けられた第1容量素子50と、基板10aと第1容量素子50との間に設けられ、画素電極11に電気的に接続されたTFT30と、基板10aとTFT30との間に設けられた第2容量素子60と備え、第1容量素子50は、データ線16とTFT30との間に配置された第1容量電極51と、第1容量電極51とTFT30との間に配置された第2容量電極52と、を有し、第2容量素子60は、第1容量電極51に電気的に接続された第3容量電極と、第2容量電極52に電気的に接続された第4容量電極62と、を有し、第2容量電極52と第4容量電極62とは、画素電極11に電気的に接続されている。【選択図】図5A

Description

本発明は、電気光学装置、および当該電気光学装置を備えた電子機器に関する。
従来、特許文献1に示すように、液晶装置において、画素電位を保持する容量素子として、トレンチ型の容量素子を備えた液晶装置が知られている。
特許文献1に記載のトレンチ型の容量素子は、層間絶縁膜に形成された溝状凹部と、当該溝状凹部内に積層された容量絶縁膜と容量電極とから構成されている。
特開2020-204690号公報
しかしながら、特許文献1に記載のトレンチ型の容量素子では、溝状凹部内に容量絶縁膜と容量電極とを成膜するため、構造的にカバレッジ不良が発生しやすい、という問題がある。
そして、この問題は、容量素子を微細化するために溝状凹部の溝の幅をより狭くしたり、容量素子の静電容量を増やすために溝状凹部の溝の深さをより深くしたりすると、より深刻化するため、容量素子の微細化や大容量化が難しい、という課題があった。
本願の一態様に係る電気光学装置は、第1基板と、画素電極と、前記第1基板と前記画素電極との間の層間 に設けられたデータ線と、前記第1基板と前記データ線との間に設けられ、前記画素電極に電気的に接続されたトランジスターと、前記データ線と前記トランジスターとの間に設けられた第1容量電極と、前記第1容量電極と前記トランジスターとの間に設けられた第2容量電極と、を有する前記第1基板と前記データ線との間の層間に設けられた第1容量素子と、前記第1基板と前記第1容量素子との間の層間に設けられ、前記画素電極に電気的に接続されたトランジスターと、前記第1基板と前記トランジスターとの間の層間に設けられ、前記第1容量電極に電気的に接続された第3容量電極と、前記第2容量電極に電気的に接続された第4容量電極と、を有するた第2容量素子と、を備え、前記第1容量素子は、前記データ線と前記トランジスターとの間に配置された第1容量電極と、前記第1容量電極と前記トランジスターとの間に配置された第2容量電極と、を有し、前記第2容量素子は、前記第1容量電極に電気的に接続された第3容量電極と、前記第2容量電極に電気的に接続された第4容量電極と、を有し、前記第2容量電極と前記第4容量電極とは、前記画素電極に電気的に接続されている。
本願の一態様に係る電子機器は、上記に記載の電気光学装置を備える。
実施形態1に係る液晶装置の概略構成図。 図1のA-A線に沿った断面図。 液晶装置の電気的な構成を示す等価回路図。 画素の平面図。 図4のY-Y線における断面図。 図4のX-X線における断面図。 図4のZ-Z線における断面図。 素子基板の製造工程のフローチャート図。 素子基板の製造工程のフローチャート図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図7のY-Y線における断面図。 図7のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図9のY-Y線における断面図。 図9のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図11のY-Y線における断面図。 図11のX-X線における断面図。 図11のZ-Z線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図13のY-Y線における断面図。 図13のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図15のY-Y線における断面図。 図15のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図17のY-Y線における断面図。 図17のX-X線における断面図。 図17のZ-Z線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図19のY-Y線における断面図。 図19のX-X線における断面図。 図19のZ-Z線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図21のY-Y線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図23のY-Y線における断面図。 図23のX-X線における断面図。 図23のZ-Z線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図25のY-Y線における断面図。 図25のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図27のY-Y線における断面図。 図27のX-X線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 図29のY-Y線における断面図。 図29のX-X線における断面図。 図29のZ-Z線における断面図。 素子基板の一工程における画素態様を示す平面図。 実施形態2に係る投射型表示装置の概略構成図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
ここで、以下の各図においては、各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
また、各図には、必要に応じて、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸が図示されている。また、X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向とは反対の方向をX2方向と表記する。同様に、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向とは反対の方向をY2方向と表記する。Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向とは反対の方向をZ2方向と表記する。また、X軸とY軸とを含む面を「XY面」とも言いい、XY面をZ1方向またはZ2方向に見ることを「平面視」あるいは「平面的」とし、Z軸を含む断面に対して垂直方向から見ることを「断面視」あるいは「断面的」とする。
さらに、以下の説明において、例えば基板に対して、「基板上に」との記載は、基板の上に接して配置される場合、基板の上に他の構造物等の要素を介して配置される場合、または基板の上に一部が接して配置され、一部が他の要素を介して配置される場合のいずれかを表すものとする。
また、以下の説明において、電気光学装置に用いる要素の材料や膜厚を記載する場合があるが、これらは、例示であって、特に断る場合の除き、材料や膜厚を限定するものではない。
1.実施形態1
本実施形態では、電気光学装置として、画素ごとにスイッチング素子としての薄膜トランジスター(Thin Film Transistor)を備えたアクティブ駆動型の液晶装置を例に挙げて説明する。なお、以降、薄膜トランジスターをTFTと略していう。この液晶装置は、例えば、後述する電子機器としての投射型表示装置において、光変調装置として好適に用いることができるものである。
1.1.液晶装置の構造の概要
本実施形態に係る電気光学装置としての液晶装置の構造について、図1と図2とを参照して説明する。図1は、実施形態1に係る電気光学装置としての透過型の液晶装置の構成を示す概略平面図である。図2は、図1のA-A線に沿った液晶装置の構造を示す模式断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の液晶装置100は、素子基板10と、素子基板10と対向配置された対向基板20と、素子基板10、および対向基板20の間に挟持された電気光学層としての液晶を含む液晶層5と、を有している。
素子基板10の第1基板としての基板10aには、例えば、ガラス基板、石英基板などの基板が用いられる。対向基板20の第2基板としての基板20aには、例えば、ガラス基板、石英基板などの透明基板が用いられる。
素子基板10は、平面視における形状が対向基板20よりも大きい。素子基板10と対向基板20とは、対向基板20の外縁に沿って配置されたシール材6を介して接合されている。素子基板10と対向基板20との隙間に、正または負の誘電異方性を有する液晶が封入されて、液晶層5が設けられている。
シール材6の内側には、マトリクス状に配列した複数の画素Pを含む表示領域Eが設けられている。表示領域Eの外側が周辺領域Fである。周辺領域Fにおいて、シール材6と表示領域Eとの間には、表示領域Eを取り囲んで見切り部23が設けられている。周辺領域Fの最も表示領域E側には、表示に寄与しない、図示しないダミー画素領域が設けられている。
素子基板10の周辺領域Fには、複数の外部接続端子43が配列した端子部が設けられている。周辺領域Fにおいて、該端子部に沿った第1辺部とシール材6との間にデータ線駆動回路47が設けられている。また、周辺領域Fにおいて、第1辺部に対向する第2辺部に沿ったシール材6と表示領域Eとの間に検査回路41が設けられている。
周辺領域Fにおいて、第1辺部と直交し、互いに対向する第3辺部および第4辺部に沿ったシール材6と表示領域Eとの間には、走査線駆動回路45が設けられている。また、第2辺部のシール材6と検査回路41との間には、2つの走査線駆動回路45を繋ぐ複数の配線49が設けられている。
これらデータ線駆動回路47、走査線駆動回路45に繋がる配線49は、第1辺部に沿って配列した複数の外部接続端子43に接続されている。なお、検査回路41の配置は上記に限定されない。
ここで、本明細書では、第1辺部に沿った方向、すなわち、X軸に沿った方向が、第1方向としてのX1方向となり、第1辺部と直交し、互いに対向する第3辺部および第4辺部に沿った方向、すなわち、Y軸に沿った方向が、第2方向としてのY1方向となる。また、X1方向およびY1方向と直交し、素子基板10および対向基板20の法線方向がZ1方向となる。
図2に示すように、基板10aの液晶層5側の表面には、画素Pごとに設けられた透光性の画素電極11およびスイッチング素子であるTFT30と、配線49と、これらを被覆する配向膜12とが設けられている。TFT30および画素電極11は、画素Pの構成要素である。素子基板10は、基板10a、基板10a上に設けられた画素電極11、TFT30、配線49、および配向膜12を含む。
基板20aの液晶層5側の表面には、見切り部23と、これを被覆して成膜された絶縁層25と、絶縁層25を被覆して設けられた共通電極としての対向電極21と、対向電極21を被覆する配向膜22とが設けられている。本実施形態における対向基板20は、少なくとも見切り部23、対向電極21、および配向膜22を含む。なお、本実施形態では、共通電極を対向電極21として対向基板20側に配置した例を示したが、これに限定されない。
図1に示すように、走査線駆動回路45、および検査回路41は、平面視で、見切り部23に重なる。見切り部23は、遮光部として機能し、対向基板20側から入射する、図示しないレーザー光源からの光Lを、走査線駆動回路45等の周辺回路に入射しないように遮光して、周辺回路が誤動作することを防止する役目を果たしている。また、見切り部23は、不必要な迷光が表示領域Eに入射しないように遮光して、コントラストの低下を抑制している。
絶縁層25は、例えば、光透過性を有する酸化シリコン(SiO2)などの無機材料から成る。絶縁層25は、見切り部23を被覆すると共に、液晶層5側の表面が平坦となるように設けられている。
対向電極21は、絶縁層25を被覆すると共に、対向基板20の四隅に設けられた上下導通部7に電気的に接続されている。上下導通部7は、素子基板10側の後述する共通配線18に電気的に接続されている。
画素電極11および対向電極21は、例えばITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)などの透明導電膜から成る。配向膜12および配向膜22は、液晶装置100の光学設計に基づいて選定される。配向膜12,22の形成材料としては、酸化シリコンなどの無機配向膜、ポリイミドなどの有機配向膜が挙げられる。
このような液晶装置100は、電圧が印加されない時の画素Pの透過率が、電圧印加時の透過率よりも大きいノーマリーホワイトモードや、電圧が印加されない時の画素Pの透過率が、電圧印加時の透過率よりも小さいノーマリーブラックモードの光学設計が採用される。液晶装置100において、光の入射側と出射側とにそれぞれ偏光素子が光学設計に応じて配置されている。
本実施形態では、以降、配向膜12,22として前述した無機配向膜と、負の誘電異方性を有する液晶とを用い、ノーマリーブラックモードの光学設計が適用された例について説明する。
1.2.液晶装置の電気的な構成の概要
次に、図3を参照して、液晶装置100の電気的な構成について説明する。図3は、液晶装置の電気的な構成を示す等価回路図である。
図3に示すように、液晶装置100は、素子基板10の基板10a上に、走査線13、データ線16、共通配線18を有している。走査線13は、X1方向に延在している。データ線16と共通配線18とは、Y1方向に延在している。なお、図3では、共通配線18をY1方向に沿って延在するように示したが、これに限定されない。
X軸に沿って延在する走査線13と、Y軸に沿って延在するデータ線16とで区画された領域が画素Pとなる。画素Pには、画素電極11、TFT30、第1容量素子50、および第2容量素子60が設けられている。
走査線13はTFT30のゲートに電気的に接続され、データ線16はTFT30のソースに電気的に接続されている。走査線13は、同一行に設けられたTFT30のオン、オフを一斉に制御する機能を有している。画素電極11は、TFT30のドレインに電気的に接続されている。
データ線16は、データ線駆動回路47に電気的に接続されており、データ線駆動回路47から供給される画像信号D1,D2,…,Dnを画素Pに供給する。走査線13は、走査線駆動回路45に電気的に接続されており、走査線駆動回路45から供給される走査信号SC1,SC2,…,SCmを各画素Pに供給する。
データ線駆動回路47からデータ線16に供給される画像信号D1から画像信号Dnは、この順番に線順次にて供給してもよく、互いに隣り合う複数のデータ線16同士に対してグループごとに供給してもよい。走査線駆動回路45は、走査線13に対して、走査信号SC1から走査信号SCmを所定のタイミングでパルス的に線順次にて供給する。
TFT30に走査信号SC1が入力されると、TFT30が、一定期間だけオン状態となる。これにより、データ線16から供給される画像信号D1が、所定のタイミングで画素電極11に書き込まれる。そして、画素電極11を介して液晶層5に書き込まれた所定レベルの画像信号D1は、画素電極11と、液晶層5を介して対向配置された対向電極21との間で一定期間保持される。
保持された画像信号D1がリークするのを防止するため、画素電極11と対向電極21との間に設けられた液晶容量に対して、並列に第1容量素子50と第2容量素子60とが電気的に接続されている。第1容量素子50の一端は、TFT30のドレインと画素電極11とに電気的に接続している。第1容量素子50の他端は、定電位が印加される共通配線18に電気的に接続している。第2容量素子60も、第1容量素子50と同様に接続されている。
ここで、図3では図示を省略しているが、データ線16には、検査回路41が接続されている。そのため、液晶装置100の製造工程において、画像信号D1,D2,…,Dnを検出して、液晶装置100の動作不具合などを確認することが可能である。
1.3.素子基板の構成の概要
次に、素子基板10における画素Pの平面的な構成と断面的な構成とについて、図4、図5A、図5B、および図5Cを参照して説明する。図4は、画素の平面図であり、図1の表示領域Eの一部である領域E1を切り出して示したものである。図5Aは図4のY-Y線における断面図であり、図5Bは図4のX-X線における断面図であり、図5Cは図4のZ-Z線における断面図である。また、図5A,図5B、および図5Cでは、配向膜の図示を省略している。
図5A、図5B、および図5Cに示すように、素子基板10は、ベースとなる基板10a上に、複数の機能層を積層した構成となっている。
詳しくは、基板10a上に、第2容量素子60の第4容量電極62を含む第1導電層、第2容量素子60の第3容量電極61を含む第2導電層、走査線13を含む第3導電層、TFT30の半導体層31、TFT30のゲート電極32を含む第4導電層、第1容量素子50の第2容量電極52を含む第5導電層、第1容量素子50の第1容量電極51を含む第6導電層、データ線16を含む第7導電層、共通配線18を含む第8導電層、および画素電極11が、この順番に積層されている。
第1導電層の第4容量電極62と第2導電層の第3容量電極61との間には、第2誘電膜63が設けられている。第2導電層と第3導電層との間には、第1層間絶縁層71が設けられている。第3導電層と半導体層31との間には、第2層間絶縁層72が設けられている。半導体層31と第4導電層のゲート電極32との間には、ゲート絶縁膜33が設けられている。第4導電層と第5導電層との間には、第2絶縁層としての第3層間絶縁層73が設けられている。第5導電層と第6導電層との間には、第1誘電膜53が設けられている。第6導電層と第7導電層との間には、第1絶縁層としての第4層間絶縁層74が設けられている。第7導電層と第8導電層との間には、第5層間絶縁層75が設けられている。第8導電層と画素電極11との間には、第6層間絶縁層76が設けられている。
図5Aに示すように、第1容量素子50は、データ線16側に配置された第1容量電極51と、TFT30側に配置された第2容量電極52とを有する。第2容量素子60は、走査線13側に配置された第3容量電極61と、基板10a側に配置された第4容量電極62とを有する。
図5Bおよび図5Cに示すように、第1容量素子50の第1容量電極51と第2容量素子60の第3容量電極61とは、第7導電層に配置された第1中継電極81および第4導電層に配置された第2中継電極82を介して、共通配線18に電気的に接続されている。
図5Bに示すように、共通配線18と第1容量素子50の第1容量電極51とは、第7導電層に配置された第1中継電極81を介して電気的に接続されている。第1中継電極81は、さらに、第4導電層に配置された第2中継電極82に電気的に接続されている。第2中継電極82は、図5Cに示すように、第2容量素子60の第3容量電極61の張り出し部61aに電気的に接続されている。張り出し部61aは、後述するように、第3容量電極61の一部である。
第1容量素子50の第2容量電極52と第2容量素子60の第4容量電極62とは、画素電極11およびTFT30のドレイン31dに電気的に接続されている。
図5Cに示すように、画素電極11は、第8導電層に配置された第3中継電極83に電気的に接続されている。図5Bにおいて、第3中継電極83は、第7導電層に配置された第4中継電極84に電気的に接続され、第4中継電極84は、第1容量素子50の第2容量電極52に電気的に接続されている。
図5Aに示すように、第1容量素子50の第2容量電極52は、第4導電層に配置された第5中継電極85に電気的に接続され、第5中継電極85は、第2容量素子60の第4容量電極62に電気的に接続されている。
図4において、これらの機能層を構成する走査線13,共通配線18等の信号配線、TFT30、および第1中継電極81等の電極は、平面的に複数の画素Pを区画する遮光領域SDに設けられている。遮光領域SDは、X軸に沿って延在する走査線13を含む直線状の部分と、Y軸に沿って延在するデータ線16を含む直線状の部分とを含み、破線で示すように格子状になっている。
1.4.液晶装置の製造方法の概要
次に、本実施形態に係る液晶装置100の製造方法について説明する。なお、以下では、図6Aから図31を参照して、液晶装置100の製造方法のうちの本実施形態における特徴部を含む素子基板10の製造工程について説明する。
図6Aおよび図6Bは、素子基板の製造工程のフローチャート図である。図7から図31は、素子基板の製造過程における画素対応を示す平面図または断面図である。なお、これらの図面において、各平面図は、図4の平面図を製造工程毎に示した図面である。また、Y-Y線における各断面図は、図5AのY-Y線における断面図を製造工程毎に示した図面である。X-X線における各断面図は、図5BのX-X線における断面図を製造工程毎に示した図面である。Z-Z線における各断面図は、図5CのZ-Z線における断面図を製造工程毎に示した図面である。X-X線、Y-Y線、およびZ-Z線の位置は、各断面図で同じである。
なお、素子基板10は、基本的に、減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法、常圧CVD法、プラズマCVD法、フォトリソグラフィ法、スパッタリング法、エッチング法、およびCMP(Chemical Mechanical Planarization)法など、公知の半導体プロセスで用いられる方法や、これらを組み合せることにより製造することが可能である。以下、好適な製造方法を主体に説明するが、同等な構造を形成可能で、かつ、当該構成における機能、特性を満たせれば、他の製造方法を用いても良い。
図6Aにおいて、ステップS1では、基板10aに溝としてのトレンチ10cを形成する。
図7は、ステップS1の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図8Aは、図7のY-Y線における断面図であり、図8Bは、図7のX-X線における断面図である。
図7に示すように、トレンチ10cは、遮光領域SDにおいて、Y軸に沿って長い形状に形成される。
図6Aにおいて、ステップS2では、トレンチ10cに第2容量素子60の第4容量電極62を形成する。
図9は、ステップS2の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図10Aは、図9のY-Y線における断面図であり、図10Bは、図9のX-X線における断面図である。
ステップS2では、トレンチ10cの内壁を含む基板10a上に、導電性のポリシリコン膜からなる第4容量電極62を形成する。基板10a上に、リンを含んだデポポリシリコンからなる第1導電層を50nmから100nmの膜厚に成膜したのち、ドライエッチングによって、図9、図10A、および図10Bに示した形状にパターニングすることで、第4容量電極62が、形成される。
第4容量電極62を形成した後、第4容量電極62の一部を覆う酸化膜の島71aを形成する。酸化膜の島71aは、TEOS(Tetraethyl Orthosilicate)膜、またはHTO(High Temperature Oxide)膜を100nm程度の膜厚に成膜した後、パターニングして形成する。酸化膜の島71aは、後述する第5中継電極85を設ける位置に配置され、後述する第3容量電極61をパターニングする際に、第4容量電極62を保護するためのエッチングストッパー膜として機能する。
図6Aにおいて、ステップS3では、第2容量素子60の第3容量電極61を形成する。
図11は、ステップS3の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図12Aは、図11のY-Y線における断面図であり、図12Bは、図11のX-X線における断面図であり、図12Cは、図11のZ-Z線における断面図である。
ステップS3では、まず、第4容量電極62上に、第2誘電膜63を形成し、その後、第3容量電極61を形成する。
第4容量電極62上に、第2誘電膜63として、シリコン酸化(SiO2)膜、シリコン窒化(SiN)膜、または金属酸化膜(HfO2、ZrO2)などを20nmの膜厚に成膜する。
その後、第2誘電膜63上に、導電性のポリシリコン膜からなる第3容量電極61を形成する。
第2誘電膜63上に、リンを含んだデポポリシリコンからなる第2導電層を50nmから100nmの膜厚に成膜したのち、ドライエッチングによって、パターニングすることで、第2誘電膜63と第3容量電極61とを形成する。
第3容量電極61は、図11に示すように、後述する第5中継電極85を設けるコンタクトホールCNT3を設ける部分を除いて、第4容量電極62よりも一回り大きな面積を有するように形成される。また、図12Aおよび図12Bに示すように、第2誘電膜63は、第4容量電極62と同様の形状に形成され、その外縁の部分の一部は、第4容量電極62を覆って基板10aに接している。
図12Aに示すように、第3容量電極61において、酸化膜の島71aと重なる部分の一部は、パターニングの際に取り除かれている。
図11に示すように、第3容量電極61は、Y軸方向に沿って張り出した張り出し部61aを有する。張り出し部61aの位置には、後述するコンタクトホールCNT4が配置され、コンタクトホールCNT4を介して、第3容量電極61と第2中継電極82とが、電気的に接続される。
図6Aにおいて、ステップS4では、走査線13を形成する。
図13は、ステップS4の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図14Aは、図13のY-Y線における断面図であり、図14Bは、図13のX-X線における断面図である。
ステップS4では、まず、第3容量電極61上に、第1層間絶縁層71を形成し、その後、走査線13を形成する。
第1層間絶縁層71は、例えば、TEOS膜からなり、膜厚は、400nmから600nmである。
第1層間絶縁層71上に、タングステンシリサイド(WSi)膜からなる第3導電層を100nmから400nmの膜厚に成膜し、その後、図13に示すように、パターニングして、走査線13を形成する。走査線13は、X軸に沿って延在し、トレンチ10cと平面視で、重なる位置において、Y1方向およびY2方向に張り出した張り出し部分13aと、X1方向およびX2方向において、幅広くなった幅広部13bとを有する。幅広部13bの位置には、後述するコンタクトホールCNT1,CNT2が形成される。また、走査線13は、遮光性を有する金属材料で形成され、TFT30の遮光部として機能する。
図6Aにおいて、ステップS5では、TFT30の半導体層31を形成する。
図15は、ステップS5の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図16Aは、図15のY-Y線における断面図であり、図16Bは、図15のX-X線における断面図である。
ステップS5では、まず、走査線13上に、第2層間絶縁層72を形成し、その後、半導体層31を形成する。
第2層間絶縁層72は、例えば、TEOS膜からなり、膜厚は、200nmから600nmである。
第2層間絶縁層72上に、アモルファスシリコンを成膜した後、熱処理してポリシリコンからなる半導体層31を形成する。
図15、図16A、および図16Bに示すように、半導体層31は、その長手方向が、トレンチ10cの長手方向と同じ方向になるように配置され、且つ、平面視で、重なるように配置されている。
図6Aにおいて、ステップS6では、コンタクトホールCNT1,CNT2,CNT3,CNT4を形成する。
図17は、ステップS6の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図18Aは、図17のY-Y線における断面図であり、図18Bは、図17のX-X線における断面図であり、図18Cは、図17のZ-Z線における断面図である。
ステップS6では、まず、半導体層31上に、ゲート絶縁膜33を形成し、その後、コンタクトホールCNT1,CNT2を形成し、その後、コンタクトホールCNT3,CNT4を形成する。
半導体層31上に、HTO膜からなるゲート絶縁膜33を30nmから100nmの膜厚に成膜する。その後、半導体層31のチャネルに選択的にチャネルドープを行う。
コンタクトホールCNT1,CNT2は、図17および図18Bに示すように、平面視で、走査線13の幅広部13bと重なる位置において、半導体層31のチャネルの両脇に配置され、ゲート絶縁膜33と第2層間絶縁層72とを貫通して、コンタクトホールCNT1,CNT2の底に、走査線13を露出する。
コンタクトホールCNT3は、図17および図18Aに示すように、ゲート絶縁膜33、第2層間絶縁層72、第1層間絶縁層71、および酸化膜の島71aを貫通して、コンタクトホールCNT3の底に、第2容量素子60の第4容量電極62を露出する。なお、コンタクトホールCNT3の内壁には、半導体層31のドレイン31dが露出している。また、コンタクトホールCNT3の入り口側において、半導体層31のドレイン31dを覆うゲート絶縁膜33の一部が、剥離されて、半導体層31のドレイン31dの一部が露出した状態になっている。
コンタクトホールCNT4は、図17および図18Cに示すように、ゲート絶縁膜33、第2層間絶縁層72、および第1層間絶縁層71を貫通して、コンタクトホールCNT4の底に、第2容量素子60の第3容量電極61の張り出し部61aを露出する。
図6Aにおいて、ステップS7では、ゲート電極32、第2中継電極82、および第5中継電極85を形成する。
図19は、ステップS7の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図20Aは、図19のY-Y線における断面図であり、図20Bは、図19のX-X線における断面図であり、図20Cは、図19のZ-Z線における断面図である。
ステップS7では、ゲート絶縁膜33上およびコンタクトホールCNT1,CNT2,CNT3,CNT4の内部に、導電性のポリシリコン膜と遮光性の導電膜とからなる2層構造の第4導電層を形成する。
コンタクトホールCNT3、CNT4は、小径で且つ深い穴、所謂、高アスペクト比のコンタクトホールであるため、コンタクトホールの内壁への付きまわり性を考慮して、まず、リンを含んだデポポリシリコンを成膜し、その後、遮光性の導電膜であるタングステンシリサイド膜を積層する。これによって、コンタクトホールCNT3、CNT4の内部を、第4導電層によって、良好な状態にカバレッジすることができる。
第4導電層を成膜した後、第4導電層をパターニングすることで、ゲート電極32、第2中継電極82、および第5中継電極85を形成する。
これによって、ゲート電極32は、コンタクトホールCNT1,CNT2を介して、走査線13と電気的に接続される。第2中継電極82は、コンタクトホールCNT4を介して、第2容量素子60の第3容量電極61の張り出し部61aに電気的に接続される。第5中継電極85は、コンタクトホールCNT3を介して、第2容量素子60の第4容量電極62に電気的に接続される。なお、上述したように、ゲート電極32は、半導体層31上、およびコンタクトホールCNT1,CNT2内に成膜されて、半導体層31のZ1方向、X1方向、およびX2方向を囲むように設けられることで、半導体層31の遮光部として機能する。
図6Aにおいて、ステップS8では、コンタクトホールCNT5を形成する。
図21は、ステップS8の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図22は、図21のY-Y線における断面図である。
ステップS8では、ゲート電極32、第2中継電極82、および第5中継電極85上に、TEOS膜からなる第3層間絶縁層73を200nmから400nmの膜厚に形成した後、第3層間絶縁層73に、第5中継電極85を露出するコンタクトホールCNT5を形成する。
図6Aにおいて、ステップS9では、第1容量素子50を形成する。
図23は、ステップS9の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図24Aは、図23のY-Y線における断面図であり、図24Bは、図23のX-X線における断面図であり、図24Cは、図23のZ-Z線における断面図である。
ステップS9では、第2容量電極52を形成した後に第1誘電膜53を形成し、その後、第1容量電極51を形成して、第1容量素子50を形成する。
第2容量電極52は、導電性のポリシリコン膜と遮光性の導電膜の2層構造である。最初に、第3層間絶縁層73上およびコンタクトホールCNT5の内部に、リンを含んだデポポリシリコンを成膜し、その後、遮光性の導電膜であるタングステンシリサイド膜を積層する。その後、図23、図24A、および図24Bに示すようにパターニングして、第2容量素子60の第4容量電極62に電気的に接続された第5中継電極85と電気的に接続された第1容量素子50の第2容量電極52を形成する。なお、第2容量電極52の膜厚は、約100nmである。また、第1容量素子50は、平面視で、第2容量素子60と重なる位置に配置されている。
その後、第2容量電極52を覆う第1誘電膜53を成膜する。第2容量電極52上に、シリコン酸化(SiO2)膜、シリコン窒化(SiN)膜、または金属酸化膜(HfO2、ZrO2)などを20nmから200nmの膜厚に成膜して、第1容量素子50の第1誘電膜53を形成する。
その後、第1容量電極51を形成する。第1誘電膜53上に、タングステンシリサイド等の遮光性の金属膜を100nmから400nmの膜厚に成膜した後、パターニングすることで、第1容量電極51を形成する。
第1誘電膜53の膜厚を20nmから200nmの所望の膜厚とすることで、第1容量素子50の静電容量を調整する。画素電極11に書き込まれる画像信号D1のレベルを保持するのに必要な画素容量は、画素の精細度や、駆動周波数によって異なるため、第1誘電膜53の膜厚を変えることで、画素容量を最適な値にすることができる。また、遮光性を有する第1容量電極51および第2容量電極52の面積は変えない。よって、TFT30の遮光部としての機能は、変わらず維持される。
なお、第1誘電膜53の膜厚を第2誘電膜63と同様の膜厚にした場合は、第2容量電極52上に、酸化膜の島71aと同様の構成の酸化膜の島を形成して、酸化膜の島を、第1容量電極51をパターニングする際に、第2容量電極52を保護するためのエッチングストッパー膜として使用する。
他方、第1誘電膜53の膜厚を100nmから200nmとした場合、すなわち、第2誘電膜63の5倍以上10倍以下とした場合は、第1誘電膜53をエッチングストッパー膜として使用することができるので、酸化膜の島を設ける必要はない。図24Bに示すように、第1誘電膜53をエッチングストッパー膜として使用した場合、第1誘電膜53のうち、第1容量電極51によって覆われていない部分53b、言い換えると、平面視で第2容量電極52と選択的に重なる部分53bの膜厚は、第1容量電極51によって覆われている部分53a、言い換えると、平面視で第1容量電極51と第2容量電極52とに重なる部分53aの膜厚よりも薄くなる。
図6Bにおいて、ステップS10では、コンタクトホールCNT6,CNT7,CNT8を形成する。
図25は、ステップS10の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図26Aは、図25のY-Y線における断面図であり、図26Bは、図25のX-X線における断面図である。
ステップS10では、第1容量素子50上にTEOS膜からなる第4層間絶縁層74を500nmから1000nmの膜厚に形成した後、コンタクトホールCNT6,CNT7,CNT8を形成する。
コンタクトホールCNT6は、図25に示すように、第1容量素子50のY1方向またはY2方向において、平面視で、第1容量素子50と重ならない位置に形成される。また、コンタクトホールCNT6は、図26Aに示すように、第4層間絶縁層74、第1誘電膜53、および第3層間絶縁層73を貫通して、コンタクトホールCNT6の底に、TFT30のソース31sを露出する。
コンタクトホールCNT7は、図25に示すように、第1容量電極51のX2方向において、平面視で、第1容量電極51と一部が重なる位置に形成される。コンタクトホールCNT7は、X軸に沿った方向に長い矩形の形状を有し、X軸に沿った長さは1.1μmで、Y軸に沿った長さは0.5μmである。また、コンタクトホールCNT7は、図26Bに示すように、第4層間絶縁層74を貫通して、第1容量電極51を露出する部分と、第4層間絶縁層74、第1誘電膜53、および第3層間絶縁層73を貫通して、コンタクトホールCNT7の底に、第2中継電極82を露出する。
コンタクトホールCNT8は、図25に示すように、平面視で、第2容量電極52と重なる位置に形成される。また、コンタクトホールCNT8は、図26Bに示すように、第4層間絶縁層74を貫通して、コンタクトホールCNT8の底に、第2容量電極52を露出する。
図6Bにおいて、ステップS11では、データ線16を形成する。
図27は、ステップS11の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図28Aは、図27のY-Y線における断面図であり、図28Bは、図27のX-X線における断面図である。
ステップS11では、第4層間絶縁層74上およびコンタクトホールCNT6,CNT7,CNT8の内部に、アルミニウム合金膜または窒化チタン膜とアルミニウム膜とが2層から4層に積層された複層膜からなる第7導電層を形成する。
第7導電層を成膜した後、第7導電層を図27に示すようにパターニングすることで、データ線16、第1中継電極81、および第4中継電極84を形成する。
データ線16は、図28Aに示すように、コンタクトホールCNT6の内部に成膜されて、コンタクトホールCNT6の底に露出した半導体層31のソース31sに電気的に接続される。
また、データ線16とTFT30の半導体層31との間には、定電位が印加される第1容量電極51が配置される。これによって、TFT30の半導体層31は、第1容量電極51によって、データ線16からシールドされて、クロストークによる画像品位の低下を抑制することができる。
第1中継電極81は、図28Bに示すように、コンタクトホールCNT7の内部に成膜されて、コンタクトホールCNT7の内部に露出した第1容量素子50の第1容量電極51と第2中継電極82とに、一つのコンタクトホールCNT7を介して、電気的に接続される。
このように、第1中継電極81と第1容量電極51との電気的な接続および第1容量電極51と第2中継電極82との電気的な接続を、1つのコンタクトホールCNT7を介して接続することができるので、画素Pを微細化されたピッチで配置した場合であっても、異なる層に配置された第1中継電極81、第1容量電極51、および第2中継電極82の間を電気的に接続することができる。なお、本実施形態において、画素Pの配置ピッチは7.1μmである。画素PのX軸に沿った方向の配置ピッチを7.6μm以下に微細化する場合は、本実施形態のように、三層の配線層を1つのコンタクトホールで接続する構成とすることが好ましい。さらには、画素PのX軸に沿った方向の配置ピッチを7.6μm以下に微細化する場合において、70%以上の開口率を実現するためには、本実施形態のように、三層の配線層を1つのコンタクトホールで接続する構成とすることが好ましい。
第4中継電極84は、コンタクトホールCNT8の内部に成膜されて、コンタクトホールCNT8の底に露出した第1容量素子50の第2容量電極52に電気的に接続される。
図6Bにおいて、ステップS12では、共通配線18を形成する。
図29は、ステップS12の工程における素子基板の画素態様を示す平面図であり、図30Aは、図29のY-Y線における断面図であり、図30Bは、図29のX-X線における断面図であり、図30Cは、図29のZ-Z線における断面図である。
ステップS12では、まず、データ線16、第1中継電極81、および第4中継電極84上に、TEOS膜からなる第5層間絶縁層75を500nmから1000nmの膜厚に形成する。
次に、コンタクトホールCNT9,CNT10を形成する。
コンタクトホールCNT9は、図29に示すように、共通配線18からX2方向に張り出した張り出し部18aと、平面視で、重なる位置に形成される。また、コンタクトホールCNT9は、図30Bに示すように、第5層間絶縁層75を貫通して、コンタクトホールCNT9の底に第1中継電極81を露出する。
コンタクトホールCNT10は、図29に示すように、共通配線18のX1方向に形成される。また、コンタクトホールCNT10は、図30Bに示すように、第5層間絶縁層75を貫通して、コンタクトホールCNT10の底に第4中継電極84を露出する。
次に、第5層間絶縁層75上およびコンタクトホールCNT9,CNT10の内部に、アルミニウム合金膜または窒化チタン膜とアルミニウム膜とが2層から4層に積層された複層膜からなる第8導電層を形成する。
第8導電層を成膜した後、第8導電層を図29に示すようにパターニングすることで、共通配線18および第3中継電極83を形成する。
共通配線18は、図29および図30Aに示すように、データ線16と平面視で重なる位置に形成される。また、図30Bに示すように、コンタクトホールCNT9の内部に成膜されて、コンタクトホールCNT9の底に露出した第1中継電極81に電気的に接続される。
第3中継電極83は、図29に示すように、共通配線18の間に配置される。また、第3中継電極83は、X軸に沿った部分からY1方向に張り出した張り出し部83aを有する。張り出し部83aは、図30Cに示すように、第2中継電極82および第3容量電極61の張り出し部61aと重なる位置に形成されている。
図30Bに示すように、第3中継電極83は、コンタクトホールCNT10の内部に成膜されて、コンタクトホールCNT10の底に露出した第4中継電極84に電気的に接続される。
図6Bにおいて、ステップS13では、画素電極11を形成する。
図31は、ステップS13の工程における素子基板の画素態様を示す平面図である。
ステップS13では、図5A、図5B、および図5Cに示すように、まず、共通配線18および第3中継電極83上に、TEOS膜からなる第6層間絶縁層76を500nmから1000nmの膜厚に形成する。
次に、コンタクトホールCNT11を形成する。
コンタクトホールCNT11は、図31および図5Cに示すように、第3中継電極83の張り出し部83aと、平面視で、重なる位置に形成される。また、コンタクトホールCNT11は、第6層間絶縁層76を貫通して、コンタクトホールCNT11の底に第3中継電極83を露出する。
次に、第6層間絶縁層76上およびコンタクトホールCNT11の内部にITOを成膜して、パターニングすることで、画素P毎に画素電極11を形成する。
以上、述べたとおり、本実施形態の電気光学装置としての液晶装置100によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の液晶装置100は、第1基板としての素子基板10の基板10aと、画素電極11と、基板10aと画素電極11との間に設けられたデータ線16と、基板10aとデータ線16との間に設けられ、画素電極11に電気的に接続されたトランジスターとしてのTFT30と、データ線16とTFT30との間に設けられた第1容量電極51と、第1容量電極51とTFT30との間に設けられた第2容量電極52と、を有する第1容量素子50と、基板10aとTFT30との間に設けられ、第1容量電極51に電気的に接続された第3容量電極61と、第2容量電極52に電気的に接続された第4容量電極62と、を有する第2容量素子60と、を備え、第2容量電極52と第4容量電極62とは、画素電極11に電気的に接続されている。
このように本実施形態の液晶装置100は、基板10a上に、TFT30を挟んで、第1容量素子50と第2容量素子60とを備えるので、微細化や大容量化を容易に実現できる。
さらには、第1容量素子50において、第2容量電極52とデータ線16との間に、第1容量電極51が配置されるので、第1容量電極51によって、画素電極11に電気的に接続された第2容量電極52を、データ線16からシールドすることができる。これによって、データ線16に供給される画像信号D1,D2,…,Dnによって、画素電極11を介して液晶層5に書き込まれた所定レベルの画像信号D1等が変動するクロストークの発生を抑制することができる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、第2容量素子60とTFT30との間に設けられた走査線13を備え、第2容量素子60の第3容量電極61は、走査線13と第4容量電極62との間に設けられている。
このように本実施形態の液晶装置100は、第2容量素子60において、第4容量電極62と走査線13との間に、第3容量電極61が配置されるので、第3容量電極61によって、画素電極11に電気的に接続された第1容量素子50の第2容量電極52と電気的に接続された第4容量電極62と走査線13との間をシールドすることができる。
これによって、走査線13が、第4容量電極62の電位の影響を受けて、TFT30が誤動作することを抑制することができる。また、走査線13に供給される走査信号SC1,SC2,…,SCmによって、画素電極11を介して液晶層5に書き込まれた所定レベルの画像信号D1等が変動することを抑制することができる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、第1容量素子50は、第1容量電極51と第2容量電極52との間に第1誘電膜53を有し、第2容量素子60は、第3容量電極61と第4容量電極62との間に第2誘電膜63を有し、第1誘電膜53の膜厚は、第2誘電膜63の膜厚よりも厚い。
このように本実施形態の液晶装置100は、第1誘電膜53の膜厚は、第2誘電膜63の膜厚よりも厚いため、第1誘電膜53を第1容量素子50の第1容量電極51をパターニングする際のエッチストッパーとして使うことができる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、第1誘電膜53は、平面視で第2容量電極52と選択的に重なる部分53bを有し、第1誘電膜53において、平面視で第1容量電極51と第2容量電極52とに重なる部分53aは、平面視で第2容量電極52と選択的に重なる部分53bより厚い。
本実施形態の液晶装置100は、第1誘電膜53を、第1容量電極51をパターニングする際のエッチストッパーとして使うため、第1容量電極51をパターニングした際のエッチングによって、第2容量電極52と選択的に重なる部分53bの膜厚は、平面視で第1容量電極51と第2容量電極52とに重なる部分53aの膜厚よりも薄くなる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、第1誘電膜53において、平面視で第1容量電極51と第2容量電極52とに重なる部分53aの厚さは、第2誘電膜63の厚さの5倍以上10倍以下である。
このように本実施形態の液晶装置100は、第1誘電膜53をエッチングストッパーとして機能させる場合、好ましくは、平面視で第1容量電極51と第2容量電極52とに重なる部分53aの厚さを、第2誘電膜63の5倍以上10倍以下とすることが好ましい。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、基板10aは、溝としてのトレンチ10cを有し、第2容量素子60は、トレンチ10cの内部に配置される部分を有する。
このように本実施形態の液晶装置100は、第2容量素子60がトレンチ10cの内部に設けられている部分を有するので、大容量化を容易に実現できる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、画素電極11とデータ線16との間の層間に設けられた共通配線18と、データ線16と同層に設けられた第1中継電極81と、TFT30のゲート電極32と同層に設けられた第2中継電極82と、第1中継電極81と第1容量素子50との間に設けられた第1絶縁層としての第4層間絶縁層74と、第1容量素子50と第2中継電極82との間に設けられた第2絶縁層としての第3層間絶縁層73と、を備え、第1中継電極81は、第4層間絶縁層74と第3層間絶縁層73とを貫通するコンタクトホールCNT7の内側で露出した第1容量電極51と第2中継電極82とに電気的に接続される。
このように本実施形態の液晶装置100は、第1中継電極81と第1容量電極51との電気的な接続および第1容量電極51と第2中継電極82との電気的な接続を、1つのコンタクトホールCNT7を介して接続することができるので、画素Pを微細化されたピッチで配置した場合であっても、異なる層に配置された第1中継電極81、第1容量電極51、および第2中継電極82の間を電気的に接続することができる。
本実施形態の液晶装置100は、さらに、第1方向としてのX1方向において、所定のピッチで設けられた複数の画素Pを備え、所定のピッチは、7.6μm以下である。
このように本実施形態の液晶装置100は、画素Pを微細なピッチで配置した場合において、特に有効な構成とすることができる。
2.実施形態2
2.1.電子機器の概要
図32は、本実施形態に係る電子機器としての投射型表示装置の構成を示す概略構成図である。本実施形態では、上述した電気光学装置としての液晶装置100を備えた電子機器について、投射型表示装置1000を例に挙げて説明する。
図32に示すように、本実施形態の電子機器としての投射型表示装置1000は、光源としてのランプユニット1001、色分離光学系としてのダイクロイックミラー1011,1012、青色光に対応する液晶装置100B、緑色光に対応した液晶装置100G、赤色光に対応した液晶装置100R、3個の反射ミラー1111,1112,1113、3個のリレーレンズ1121,1122,1123、色合成光学系としてのダイクロイックプリズム1130、投射光学系としての投射レンズ1140を備えている。
ランプユニット1001では、例えば、放電型の光源を採用している。光源の方式はこれに限定されず、発光ダイオード、レーザーなどの固体光源を採用してもよい。
ランプユニット1001から射出された光は、2個のダイクロイックミラー1011,1012によって、各々異なる波長域の3色の色光に分離する。3色の色光とは、略赤色の光、略緑色の光、略青色の光である。以降の説明において、上記略赤色の光を赤色光Rともいい、上記略緑色の光を緑色光Gともいい、上記略青色の光を青色光Bともいう。
ダイクロイックミラー1011は、赤色光Rを透過させると共に、赤色光Rよりも波長が短い、緑色光Gおよび青色光Bを反射させる。ダイクロイックミラー1011を透過した赤色光Rは、反射ミラー1111で反射され、液晶装置100Rに入射する。ダイクロイックミラー1011で反射された緑色光Gは、ダイクロイックミラー1012によって反射された後、液晶装置100Gに入射する。ダイクロイックミラー1011で反射された青色光Bは、ダイクロイックミラー1012を透過して、リレーレンズ系1120へ射出される。
リレーレンズ系1120は、リレーレンズ1121,1122,1123、反射ミラー1112,1113を有している。青色光Bは、緑色光Gや赤色光Rと比べて光路が長いため、光束が大きくなりやすい。そのため、リレーレンズ1122を用いて光束の拡大を抑えている。リレーレンズ系1120に入射した青色光Bは、反射ミラー1112で反射されると共に、リレーレンズ1121によってリレーレンズ1122の近傍で収束される。そして、青色光Bは、反射ミラー1113およびリレーレンズ1123を経て、液晶装置100Bに入射する。
投射型表示装置1000における、光変調装置である液晶装置100R,100G,100Bには、実施形態1にかかる電気光学装置としての液晶装置100が適用されている。
液晶装置100R,100G,100Bのそれぞれは、投射型表示装置1000の上位回路に電気的に接続される。これによって、赤色光R、緑色光G、青色光Bの階調レベルを指定する画像信号Dxがそれぞれ外部回路から供給され、上位回路で処理される。これによって、液晶装置100R,100G,100Bが駆動されて、それぞれの色光が変調される。
液晶装置100R,100G,100Bによって変調された赤色光R、緑色光G、青色光Bは、ダイクロイックプリズム1130に3方向から入射する。ダイクロイックプリズム1130は、入射した赤色光R、緑色光G、青色光Bを合成する。ダイクロイックプリズム1130において、赤色光Rおよび青色光Bは90度に反射され、緑色光Gは透過する。そのため、赤色光R、緑色光G、青色光Bは、カラー画像を表示する表示光として合成され、投射レンズ1140に向かって射出される。
投射レンズ1140は、投射型表示装置1000の外側を向いて配置されている。表示光は、投射レンズ1140を介して拡大されて射出され、投射対象であるスクリーン1200に投射される。
本実施形態では、電子機器として投射型表示装置1000を例示したが、液晶装置100が適用される電子機器はこれに限定されない。例えば、投射型のHUD(Head-Up Display)、HMD(Head Mounted Display)、パーソナルコンピューター、デジタルカメラ、液晶テレビなどの電子機器に適用されてもよい。
以上述べた通り、本実施形態の投射型表示装置1000によれば、上記各実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
電子機器としての投射型表示装置1000は、上記各実施形態にかかる電気光学装置としての液晶装置100を備えることが好ましい。
この構成によれば、投射型表示装置1000に搭載する液晶装置100の小型化ないし高精細化が実現できるので、当該液晶装置100を搭載する投射型表示装置1000の小型化が実現でき、また、投射型表示装置1000を大型化することなく、高精細な表示を実現できるので、すぐれた電子機器を提供することができる。
また、上記実施形態では、電気光学装置としての液晶装置100として、透過型の液晶装置を例示したが、液晶装置100としては、反射型の液晶装置またはLCOS(Liquid crystal on silicon)型の液晶装置としてもよい。
5…液晶層、10…素子基板、10a…基板、10c…トレンチ、11…画素電極、12…配向膜、13…走査線、16…データ線、18…共通配線、18a…張り出し部、20…対向基板、20a…基板、21…対向電極、22…配向膜、23…見切り部、25…絶縁層、30…TFT、31…半導体層、31d…ドレイン、31s…ソース、32…ゲート電極、33…ゲート絶縁膜、45…走査線駆動回路、47…データ線駆動回路、49…配線、50…第1容量素子、51…第1容量電極、52…第2容量電極、53…第1誘電膜、60…第2容量素子、61…第3容量電極、62…第4容量電極、63…第2誘電膜、71…第1層間絶縁層、71a…酸化膜の島、72…第2層間絶縁層、73…第3層間絶縁層、74…第4層間絶縁層、75…第5層間絶縁層、76…第6層間絶縁層、81…第1中継電極、82…第2中継電極、83…第3中継電極、83a…張り出し部、84…第4中継電極、85…第5中継電極、100…液晶装置、1000…投射型表示装置、1200…スクリーン、CNT1,CNT2,CNT3,CNT4,CNT5,CNT6,CNT7,CNT8,CNT9,CNT10,CNT11…コンタクトホール、E…表示領域、F…周辺領域、P…画素。

Claims (9)

  1. 第1基板と、
    画素電極と、
    前記第1基板と前記画素電極との間に設けられたデータ線と、
    前記第1基板と前記データ線との間に設けられ、前記画素電極に電気的に接続されたトランジスターと、
    前記データ線と前記トランジスターとの間に設けられた第1容量電極と、前記第1容量電極と前記トランジスターとの間に設けられた第2容量電極と、を有する第1容量素子と、
    前記第1基板と前記トランジスターとの間に設けられ、前記第1容量電極に電気的に接続された第3容量電極と、前記第2容量電極に電気的に接続された第4容量電極と、を有する第2容量素子と、を備え、
    前記第2容量電極と前記第4容量電極とは、前記画素電極に電気的に接続されている、
    電気光学装置。
  2. 前記第2容量素子と前記トランジスターとの間に設けられた走査線を備え、
    前記第2容量素子の前記第3容量電極は、前記走査線と前記第4容量電極との間に設けられている、
    請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第1容量素子は、前記第1容量電極と前記第2容量電極との間に第1誘電膜を有し、
    前記第2容量素子は、前記第3容量電極と前記第4容量電極との間に第2誘電膜を有し、
    前記第1誘電膜の膜厚は、前記第2誘電膜の膜厚よりも厚い、
    請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1誘電膜は、平面視で前記第2容量電極と選択的に重なる部分を有し、
    前記第1誘電膜において、平面視で前記第1容量電極と前記第2容量電極とに重なる部分は、平面視で前記第2容量電極と選択的に重なる部分より厚い、
    請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1誘電膜において、前記平面視で前記第1容量電極と前記第2容量電極とに重なる部分の厚さは、前記第2誘電膜の厚さの5倍以上10倍以下である、
    請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 前記第1基板は、溝を有し、
    前記第2容量素子は、前記溝の内部に設けられている部分を有する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の電気光学装置。
  7. 前記画素電極と前記データ線との間の層間に設けられた共通配線と、
    前記データ線と同層に設けられた第1中継電極と、
    前記トランジスターのゲート電極と同層に設けられた第2中継電極と、
    前記第1中継電極と前記第1容量素子との間に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1容量素子と前記第2中継電極との間に設けられた第2絶縁層と、を備え、
    前記第1中継電極は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とを貫通するコンタクトホールの内側で露出した前記第1容量電極と前記第2中継電極とに電気的に接続される、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の電気光学装置。
  8. 第1方向において、所定のピッチで設けられた複数の画素を備え、
    前記所定のピッチは、7.6μm以下である、
    請求項7に記載の電気光学装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の電気光学装置を備える電子機器。
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